JP2016517402A5

JP2016517402A5 -

Info

Publication number: JP2016517402A5
Application number: JP2015562395A
Authority: JP
Filing date: 2014-03-17
Publication date: 2017-03-23
Anticipated expiration: 2034-03-17

Claims

安定したホモ多量体に組み込まれる単量体配列を含むことを特徴とする組換え合成タンパク質。
各々の単量体配列は、１つ以上のさらなるポリペプチド配列を含むことを特徴とする請求項１に記載の組換え合成タンパク質。
前記ポリペプチド配列は、成長因子、受容体、その一部、及びその組み合わせからなる群より選択されることを特徴とする請求項２に記載の組換え合成タンパク質。
前記追加のポリペプチド配列は、少なくとも１つの免疫原性配列を含むことを特徴とする請求項２に記載の組換え合成タンパク質。
前記成長因子は、形質転換成長因子（ＴＧＦ）を含むことを特徴とする請求項３に記載の組換え合成タンパク質。
前記成長因子の少なくとも一部は、成長因子の中和ドメインを含むことを特徴とする請求項３に記載の組換え合成タンパク質。
前記シグナル伝達の少なくとも一部は、ＩＧＦ−１、ＩＧＦ−２、ＦＧＦ１、ＦＧＦ２、ＴＧＦ−α、ＴＧＦ−β、ＶＥＧＦ−Ａ、ＶＥＧＦ−Ｂ、ＶＥＧＦ−Ｃ、ＶＥＧＦ、Ｄ、ＰＤＧＦ、ＮＧＦ、ＥＧＦ、ＨＧＦ、ＢＭＰ、ＰＤＬ１及びＩＬの１−６からなる群より選択される成長因子のうち１つ以上の全長又はその一部を含むことを特徴とする請求項３に記載の組換え合成タンパク質。
前記さらなるポリペプチド配列は、前記合成タンパク質に存在する少なくとも２つの相違する成長因子の中和ドメインを含むことを特徴とする請求項３に記載の組換え合成タンパク質。
前記成長因子の少なくとも一部は、前記タンパク質における１つ以上の成長因子の全長若しくは中和ドメインを単一ドメインとして含むか、又は２つ以上の多重反復体として含むことを特徴とする請求項３に記載の組換え合成タンパク質。
前記成長因子又はその中和ドメインの少なくとも一部は、スペーサーにより組換えタンパク質から分離されることを特徴とする請求項９に記載の組換え合成タンパク質。
前記スペーサーは、成長因子又はその中和ドメインを部分的に含むことを特徴とする請求項１０に記載の組換え合成タンパク質。
前記スペーサーは、１つ以上の宿主Ｔ−細胞のエピトープを含むことを特徴とする請求項１０に記載の組換え合成タンパク質。
単量体サブユニットから多量体を構築して、１つ以上の成長因子又はその一部を含む合成タンパク質を形成することを含むことを特徴とする多価分子の製造方法。
１つ以上の単一の１価多量体をともに混合して、１つ以上の成長因子又はその一部を含む合成タンパク質を含む多価ワクチンを製造することを含むことを特徴とするワクチン製剤の製造方法。
ポリペプチド配列；及び前記ポリペプチド配列内に腫瘍抗原の少なくとも１部を発現する第１の配列を含むことを特徴とする組換えタンパク質。
前記ポリペプチド配列は、免疫原性配列を含むことを特徴とする請求項１５に記載の組換えタンパク質。
前記ポリペプチド配列は、免疫原性の合成ポリペプチド配列を含むことを特徴とする請求項１５に記載の組換えタンパク質。
前記腫瘍抗原の少なくとも一部は、前記合成タンパク質に存在する１つ以上の相違する腫瘍抗原の全長又は一部を含むことを特徴とする請求項１５に記載の組換えタンパク質。
前記腫瘍抗原の少なくとも一部は、前記合成タンパク質における１つ以上の腫瘍抗原の全長又は一部を単一エピトープ又は多重反復体として含むことを特徴とする請求項１５に記載の組換えタンパク質。
成長因子の少なくとも一部を発現する少なくとも１つのさらなる配列をさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の組換えタンパク質。
前記成長因子の一部は、ＩＧＦ−１、ＩＧＦ−２、ＦＧＦ１、ＦＧＦ２、ＴＧＦ−α、ＴＧＦ−β、ＶＥＧＦ−Ａ、ＶＥＧＦ−Ｂ、ＶＥＧＦ−Ｃ、ＶＥＧＦ、Ｄ、ＰＤＧＦ、ＮＧＦ、ＥＧＦ、ＨＧＦ、ＢＭＰ、及びＩＬの１−６からなる群より選択される成長因子のうち１つ以上の全長又はその一部を含むことを特徴とする請求項２０に記載の組換えタンパク質。
前記成長因子の一部は、前記合成タンパク質に存在する少なくとも２つの相違する成長因子の全長又は中和部分を含むことを特徴とする請求項２１に記載の組換えタンパク質。
前記成長因子の少なくとも一部は、前記合成タンパク質における１つ以上の成長因子の全長若しくは中和部分を単一エピトープとして含むか、又は２つ以上のタンデム反復体として含むことを特徴とする請求項２１に記載の組換えタンパク質。
前記成長因子又はその中和部分の少なくとも一部は、ペプチドスペーサーによって、残存する合成タンパク質から分離されることを特徴とする請求項２１に記載の組換えタンパク質。
配列番号１と実質的に類似するポリペプチド配列をさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の組換えタンパク質。
前記ポリペプチド配列に沿って受容体の少なくとも一部を発現し、前記受容体の少なくとも一部は、前記タンパク質に存在する２つ〜４つの相違する受容体の全長又は一部を含むことを特徴とする請求項２５に記載の組換えタンパク質。
前記ポリペプチド配列に沿って成長因子の少なくとも一部を発現する第２の配列をさらに含み、前記成長因子の少なくとも一部は、ＩＧＦ−１、ＩＧＦ−２、ＦＧＦ１、ＦＧＦ２、ＴＧＦ−α、ＴＧＦ−β、ＶＥＧＦ−Ａ、ＶＥＧＦ−Ｂ、ＶＥＧＦ−Ｃ、ＶＥＧＦ、Ｄ、ＰＤＧＦ、ＮＧＦ、ＥＧＦ、ＨＧＦ、ＢＭＰ、及びＩＬの１−６からなる群より選択される成長因子のうち１つ以上の全長又はその一部を含むことを特徴とする請求項２５に記載の組換えタンパク質。
前記成長因子の少なくとも一部は、前記合成タンパク質における１つ以上の成長因子の全長若しくは中和部分を単独エピトープとして含むか、又は２つ以上のタンデム反復体として含むことを特徴とする請求項２７に記載の組換えタンパク質。