JP2016516255A - 選択的な自己参照読出し - Google Patents

選択的な自己参照読出し Download PDF

Info

Publication number
JP2016516255A
JP2016516255A JP2015561427A JP2015561427A JP2016516255A JP 2016516255 A JP2016516255 A JP 2016516255A JP 2015561427 A JP2015561427 A JP 2015561427A JP 2015561427 A JP2015561427 A JP 2015561427A JP 2016516255 A JP2016516255 A JP 2016516255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
memory cell
data
memory
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015561427A
Other languages
English (en)
Inventor
キニー,ウェイン
エス. サンデュ,ガーテ
エス. サンデュ,ガーテ
Original Assignee
マイクロン テクノロジー, インク.
マイクロン テクノロジー, インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロン テクノロジー, インク., マイクロン テクノロジー, インク. filed Critical マイクロン テクノロジー, インク.
Publication of JP2016516255A publication Critical patent/JP2016516255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0751Error or fault detection not based on redundancy
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • G06F11/0727Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in a storage system, e.g. in a DASD or network based storage system
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/16Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/16Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
    • G11C11/165Auxiliary circuits
    • G11C11/1673Reading or sensing circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/16Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
    • G11C11/165Auxiliary circuits
    • G11C11/1677Verifying circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • G11C29/021Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters in voltage or current generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C2029/0411Online error correction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

本開示は、メモリから自己参照読出しのような高い精度の読出しを選択的に実行することに関する。一態様において、データが、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルなどのメモリセルから読み出される。メモリセルからの読出しに対応付けられた状況を検出すると、自己参照読出しがメモリセルの少なくとも1つから実行される。例えば、状況は、メモリセルから読み出されたデータがエラー修正コード(ECC)の復号を介して修正不能であることを示す。自己参照読出しを選択的に実行することによって、自己参照読出しを常に実行する場合と比べて、メモリからの読出しに関連する電力消費及び/または呼出し時間が減少する。【選択図】図1

Description

本発明は、概略としてエレクトロニクスに関し、特にメモリ装置に関する。
読出しエラーは、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)などの種々のタイプのメモリにおいて起こり得る。MRAMは、メモリセルの磁気トンネル接合(MTJ)における抵抗値を調整することによってデータが記憶される不揮発性メモリの一形態である。例えば、MTJの抵抗値は高抵抗値状態と低抵抗値状態の間で切り換えられる。MRAMでは、電流誘起磁場がMTJの磁化を切り換えて状態間を切り換える。
あるタイプのメモリは、比較的高い読出しエラー率に遭遇し得る。そのようなエラー率は、いくつかの異なる発生源若しくはメカニズムまたはメモリの不均一性によってもたらされる。製造における不均一性に起因して、同じメモリアレイにおける異なるメモリセルが相互に一致しないこともある。例えば、バイナリ状態を記憶するMRAMでは、メモリセルの変動性によって、同じメモリアレイのメモリセルにおける低抵抗値状態及び高抵抗値状態の双方での抵抗値分布に比較的高いばらつきがもたらされてしまうことがある。自己参照読出しなど、MRAMからの読出しの態様によっては、エラーは少なくなるが、電力の消費が高くなり、メモリからのデータにアクセスするための呼出し時間も増加してしまう。
したがって、MRAMなどのメモリから正確かつ効率的に読み出すことへの要求が存在する。
ここでの図面及び関連する説明は、発明の特定の実施形態を説明するのに与えられるものであり、限定を意図しているわけではない。
図1は、一実施形態による、メモリからデータを読み出す例示的方法のフロー図である。 図2は、一実施形態による例示的メモリの模式図である。
説明の反復を避けるため、同一または類似の機能を有する構成部材には同じ参照符号が付される。
特定の実施形態がここに開示されるが、当業者には、ここに説明する利点及び構成の全てを与えるわけではない実施形態を含む他の実施形態が明らかなものとなる。
上述したように、メモリは読出しエラーに遭遇し得る。例えば、MRAMセルでは、高抵抗値状態及び低抵抗値状態といった異なる状態における抵抗値間の差が比較的小さい。MRAM及び他のメモリにおけるばらつきは、比較的高い読出しエラー率に寄与し得る。例えば、同じメモリアレイにおいても磁気トンネル接合スピントルクトランスファ磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MTJ STT−MRAM)セルは、低抵抗値状態及び高抵抗値状態の双方において抵抗値に比較的高い分布を有することがある。ある例では、同じメモリアレイにおいて、他のセルの高抵抗値状態の分布と重なる低抵抗値状態を有するMTJ STT−MRAMセルが存在し得る。その代わりに、またはそれに加えて、信号経路における実効抵抗値のばらつきによっても読出しエラーが生じ得る。メモリセルにおけるアクセストランジスタのばらつき及び/またはディジットライン抵抗値のばらつきによって、信号経路における実効抵抗値にばらつきが生じ得る。信号経路の抵抗値のばらつきに起因する読出しエラーは、同じ状態にあるMTJセルの抵抗値が狭い分布内にある場合にも起こり得る。
説明の便宜上、本開示はMRAMとの関連で実施例を説明するが、ここに記載される原理及び有利な効果は他の適宜のタイプのメモリにも適用されることができる。ここに記載される原理及び有利な効果は、メモリセル及び/または信号経路において読出しエラーを生じさせ得る寄生抵抗値のばらつきがある任意のメモリに適用されることができる。例えば、ここに記載される構成の任意の組合せが、異なる状態において異なる抵抗値を有するメモリ要素を含むあらゆるメモリセルに適用されることができ、それらの状態はそのようなメモリセルから読み出されるデータを特定する際に検出される。異なる状態において異なる抵抗値を持つメモリ要素を有するメモリセルの実施例は、STT−MRAMセル及び直交スピントランスファ磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(ST−MRAM)セルを含むMRAMセル、導電性ブリッジランダムアクセスメモリ(CBRAM)を含む抵抗性ランダムアクセスメモリ(RRAMまたはReRAM)セル、強誘電性ランダムアクセスメモリ(F−RAM)セル、補足法酸化メモリ(CMOx)セル、相変化メモリ(PCMまたはPRAM)セルなどを含む。
MRAMセルの状態は、メモリアレイからの値を基準値と比較することによって特定される。基準値は、高抵抗値状態及び低抵抗値状態といったメモリセルの異なる状態に対応付けられた値間の値を基準セルが返すような状態にプログラムされた基準セルから得られる。選択されたメモリセルに対応付けられた値を基準値と比較することによってMRAMから読み出すことを標準参照読出しという。ある例では、例えば上述したばらつきに起因して、メモリセルの全てから正確に読み出すのに単一の基準値では充分ではないことがある。
MTJ STT−MRAMセルなどのMRAMセルの状態を特定する他の方法は、自己参照読出しである。自己参照読出しは、標準参照読出しと比べてエラーを減少させることができる。自己参照読出しでは、メモリセルがそれ自身と比較される。自己参照読出しは、メモリセルから読み出された値を同じメモリセルから読み出された他の値と比較することを伴う。これにより、メモリセル抵抗値を比較する際に同じセル及び信号経路が使用されるので、メモリアレイにおける異なるセルに対応付けられる、セルからセルまでのMTJ抵抗値の差及び/または信号経路の抵抗値の差から生ずる読出しエラーを減らし、及び/またはなくすことができる。一実施例の自己参照読出しは、(1)メモリセルからの標準参照読出しを実行すること、(2)当該メモリセルを基準状態にプログラムすること、(3)基準状態でプログラムされた当該メモリセルを読み出すこと、及び(4)当該メモリセルからの2つの個別の読出しの値を差動検知増幅器で比較することを含むことができる。本実施例では、メモリセルから読み出された2つの値が略同一である場合には、メモリセルは基準状態にあると判定される。一方、本実施例では、メモリセルから読み出された2つの値が充分に異なっている場合には、メモリセルは非基準状態にあり、その後メモリセルは非基準状態に書き込まれる。
自己参照読出しは、標準参照読出しと比べて、呼出し時間及び電力を増加させ得る。自己参照読出しは2以上の読出し動作及び追加のプログラム動作を伴うので、自己参照読出しによって、データが要求されて返される間の呼出し時間は、単一の読出しと比べて増加する。自己参照読出しに関連する追加のプログラム及び読出しによって、単一の読出しと比べて電力消費が大幅に増加する。
自己参照読出しは、メモリセルから高い電力効率で正確に読み出すために、読出しエラーが発生した及び/または発生しそうであると疑われる1以上の状況で選択的に実行されることができる。このように、標準参照読出し及び自己参照読出しの組合せが、メモリからデータを正確に読み出し、かつメモリからの読出しにおける比較的低い電力消費を維持するように実行されることができる。またさらに、ある例では、メモリからのデータにアクセスする平均呼出し時間は、自己参照読出しのみを実行する場合と比べて低減される。
図1は、一実施形態による、メモリからデータを読み出す例示的方法100のフロー図である。方法100において、データは、MRAMなどのメモリから標準参照読出し及び自己参照読出しの組合せによって読み出される。ブロック110において、データがメモリから読み出される。ブロック110での読出しは標準参照読出しを含む。代替的に、データは、任意の他の適切な、短い呼出し時間、低い電力の方法によって読み出されてもよい。データは、例えば、コードワードまたはデータのバイトを読み出すように単一のメモリセルまたは複数のメモリセルから読み出されてもよい。コードワードは、データ及びそれに対応するエラー修正コード(ECC)の組合せである。データ及び対応のECCは、記憶装置に隣接している必要はない。メモリ装置は、エラー修正コードの符号化及び復号化を実行するECCエンコーダ/デコーダを含む。
より高い電力消費及び/またはより長い呼出し時間を伴う自己参照読出しなど、より強力な読出しは、状況の検出に応じて実行されることができる。説明の便宜上、自己参照読出しが記載されるが、ここに記載される原理及び有利な効果は、標準参照読出しなどの標準的な読出し動作と比べて高精度な任意の読出し動作を選択的に実行することに適用できる。例えば、自己参照読出しを参照してここに記載される構成の任意の組合せは、同じメモリセルからの複数の読出しを伴うあらゆる読出し動作に適用可能である。
自己参照読出しを実行するための状況は、ブロック110での読出しに対応付けられることができる。例えば、ブロック110での読出しにおける全てのエラーがエラー修正コード(ECC)を介して修正可能であるかが判定されてもよい。ECCの例として、ハミングコード、BCH(Bose Chaudhuri Hocquenghem)コードなどがある。ECCビットは、ブロック110で読み出すことができないビット、及び/またはECCを介して修正不能なコードワードを検出するのに使用できる。
一実施形態では、処理は、判断ブロック120において、メモリから読み出されたデータをエラーに関して解析し、ECCを用いてエラーを修正することを試みる。判断ブロック120でエラーが検出されない場合、ブロック128において、ブロック110でメモリから読み出されたデータがプロセッサに供給される。ブロック120でエラーが検出された場合、処理は、ブロック122においてECCを用いてエラーを修正することをまず試みる。読み出されたデータは、メモリと同じダイ及び/またはチップにおいてECCを介して修正される。代替的に、または追加的に、ECC修正が、そのメモリが含まれるダイ及び/またはチップの外部で実行されてもよい。一方、エラー数が、ECCによって修正可能なエラー数よりも多い場合には、コードワードは、ECCを介しては修正不能である。判断ブロック124において、全てのエラーがECCによって修正可能かが判定される。
ブロック124で修正不能なECCエラーを検出することは、自己参照読出しが実行される状況を検出することの一例である。自己参照読出しは、メモリからの読出しに対応付けられた状況を検出したことに応じて実行されることができる。例えば、自己参照読出しは、メモリから読み出されたデータにおける少なくとも1つの疑わしいエラーを示す状況を検出したことに応じて実行されればよい。他の実施例として、自己参照読出しは、メモリから読み出されているデータが少なくとも閾値数のエラーを有することを示す状況を検出したことに応じて実行されてもよい。更に他の実施例として、自己参照読出しは、1以上のメモリセルがメモリセル及び/またはメモリセルからの読出しに対応付けられた信号経路において比較的大きな抵抗値のばらつきを有することを示す状況を検出したことに応じて実行されてもよい。
ある実施形態では、自己参照読出しは、ここに記載される状況の1以上の状況などを検出したことに応じてのみ実行される。例えば、一実施形態によると、自己参照読出しは、メモリから読み出されたデータがECCを介しては修正不能であると判定したことに応じてのみ実行される。
図1を再度参照すると、判断ブロック124において、全てのエラーがECCを介して修正されたと判定された場合、ブロック128において、ECC修正されたデータがプロセッサに供給される。このように、メモリから読み出された、ECCを介して修正可能なデータは、比較的低い電力消費及び/または比較的短い呼出し時間でプロセッサに供給されることができる。不足するデータディジットに対応付けられるメモリセルは、読み出されたデータをプロセッサに供給する際に遅延をもたらすことなく、ブロック110での読出しの後に有効化される。一実施形態では、データ読出しにおいて1より多いコードワードがある。ある実施形態では、ECCは、修正不能なエラーを有する特定のコードワードを識別し、特定のデータディジット及び/または識別されたコードワードのECCディジットのみに自己参照読出しを実行してメモリセルを有効化するのに使用されることができる。他の適切な方法が、メモリセルを有効化するのに使用可能である。
メモリから読み出されたデータにおけるエラーがECCを介しては修正可能でないと判断ブロック124において判定された場合、ブロック126において、自己参照読出しが実行される。同様に、自己参照読出しは、読出しに対応付けられた多数の状況、例えば、ここに記載される状況の1以上を検出したことに応じて、ブロック126において実行されてもよい。このように、ある状況が検出されたときに、あるメモリ読出しは単一の読出し動作を伴い、他のメモリ読出しは複数の読出し動作を伴う。自己参照読出しは、例示の自己参照読出しとの関連で上述した動作を伴う。他の任意の適切な自己参照読出し動作が、代替的にまたは追加的に実行されてもよい。同じメモリセルから以前に読み出されたデータがECCを介するだけでは修正不能なエラーに遭遇した場合に、自己参照読出しを実行することによって、正しいデータをメモリから読み出すことができる。自己参照読出しは、修正不能なECCエラーに対応付けられたコードワードの各ディジットに対応付けられたメモリセルで実行されればよい。ある実施形態では、自己参照読出しから読み出されたデータにおける1以上のエラーが更に検出され、必要に応じてECCを介して修正されることができる。ブロック126での自己参照読出しを介してメモリから読み出されたデータは、ブロック128において、プロセッサに供給される。データは、例えば、ブロック128においてメモリコントローラを介してプロセッサに供給される。
自己参照読出しは、通常は、有効なデータを供給するのに、標準参照読出しなどの単一の読出し動作よりも長い呼出し時間を伴う。メモリから読み出されたデータを受信するメモリコントローラは、そのような遅延を検出して考慮に入れることができる。ある実施形態では、自己参照読出しを選択的に実行することによって、他のメモリアクセスの一部または全部が自己参照読出しよりも短い呼出し時間となるようにすることができる。これによって、メモリアクセスの平均呼出し時間が減少することになる。自己参照読出しを選択的に実行することによって、メモリアクセスの一部または全部が、自己参照読出しよりも低い電力しか消費しないことになる。そのような電力削減による節電には意義がある。自己参照読出しは頻繁に実行されないことから、電力消費及び平均呼出し時間の削減量も増加する。ECCを介したエラー修正ができない場合に自己参照読出しが行われる場合、潜在的なビット失敗率は、自己参照読出しがメモリアクセス毎に実行されるとした場合と同様となる。
ある実施形態では、処理100は、メモリから読み出されたデータに可変の呼出し時間を与えることができる。標準参照読出しによって供給されるデータは、自己参照読出しによって読み出されるデータよりも短い呼出し時間で与えられる。有効な読出しデータが更なる処理のために準備されていることの表示としてデータ準備信号がメモリコントローラに供給される。一実施形態では、データ準備信号を受信するのに専用ピンがメモリコントローラに含まれてもよい。例えば管理されたメモリ手段において、いつ有効な読出しデータが更なる処理のために準備されるのかを判定するのに追加の回路が含まれてもよい。このように、専用ピンはデータ準備信号のために必要でないこともある。ある実施形態では、ダブルデータレートタイプ3(DDR3)メモリコントローラとの関連で、追加の回路が可変の呼出し時間での読出しを実施する。可変の呼出し時間での読出しを用いれば、メモリは、自己参照読出しを実行するだけの場合と比べて、自己参照読出しを選択的に実行することによって有効なデータを低い電力及び短い平均呼出し時間で供給することができる。ある実施形態では、そのような方法におけるほとんどの読出しが、有効な読出しデータを自己参照読出しよりも短い呼出し時間で供給することができる。
ある実施形態によると、メモリから読み出されるデータは、固定の呼出し時間で供給されることができる。そのような実施形態では、標準読出しによって読み出されるデータは、自己参照読出しとほぼ同じ呼出し時間でメモリコントローラに供給されることができる。全ての読出しアクセスに対してほぼ同じ呼出し時間を用いることによって、メモリコントローラの設計を簡素化することができる。メモリからデータを読み出すための呼出し時間が固定であれば、自己参照読出しを選択的に実行することによって、自己参照読出しのみを実行する場合よりも低い電力しか消費しないことになる。
ここで自己参照読出しを選択的に実行する方法は、ハードウェア及び/またはファームウェアにおいて様々な態様で実施され得る。例えば、自己参照読出しを選択的に実行することは、比較的低い振幅の信号で読み出されるメモリセルとの関係で実施されることができる。ここに記載される原理及び有利な効果は、同じメモリアレイにおけるメモリセル間で抵抗値にばらつきがあり、及び/または同じメモリアレイにおけるメモリセル間で信号経路の抵抗値にばらつきがあるメモリに適用可能である。高密度MRAMは、そのようなメモリの一例である。MRAMは、高度にスケーラブル、高密度であり、電力消費が比較的低く、プログラミング及び読出しのための呼出し時間が比較的短く、かつ耐久性が高い。
図2は、一実施形態による例示のメモリ200の模式図である。図2に示すように、メモリ200は、メモリアレイ216、及びメモリアレイ216においてメモリセル220から読み出される値を検知する検知回路225を含む。メモリ200はまた、エラー検出回路290を含み、それはメモリアレイ216から読み出されたデータに対応付けられたエラー及び/またはここに記載される状況のいずれかを検出することができる。エラー検出回路290はECCエンコーダ/デコーダを含む。メモリ200は、図示されるよりも少ない、またはそれよりも多い構成部材を含んでいてもよい。メモリ200は、方法100を参照して記載した構成の任意の組合せを実施することができる。
メモリアレイ216は、複数のメモリセル220を含む。メモリセル220は、データ及び対応するエラー修正コードを含むコードワードのビットなどのデータディジットを記憶することができる。一実施形態では、メモリセル220はバイナリデータディジットを記憶することができる。他の実施形態では、メモリセル220は、特定のメモリセル220の3以上の異なる状態に対応するマルチレベルのデータディジットを記憶することができる。
図示するメモリセル220はMTJ STT−MRAMセルである。図示するメモリセル220は、アクセストランジスタ224に電気的に直列接続されたスピントランスファトルク(STT)MTJメモリ要素222を含む。アクセストランジスタ224は、NMOSトランジスタ、より一般的には絶縁ゲートFETなどの電界効果トランジスタ(FET)であればよい。これらのFETは、多結晶シリコンなど、金属以外の材料からなるゲートを有していてもよく、窒化シリコンまたは高誘電率の誘電体など、酸化シリコン以外の誘電体からなる誘電「酸化」領域を有していてもよいことが分かるはずである。STT MTJメモリ要素222の第1の端子は、トランジスタ224のドレインに電気的に接続される。STT MTJメモリ要素222の第2の端子は、ディジットラインに電気的に接続される。アクセストランジスタ224はまた、ソースラインに電気的に結合されたソース、及びワードラインに電気的に結合されたゲートを有する。STT MTJメモリ要素222は、可変抵抗としてモデル化できる。STT MTJメモリ要素222の磁気層を通過する電流がスピン極性化されてスピントルクをSTT MTJメモリ要素222の自由層に伝達すると、スピントランスファを介したSTT MTJメモリ要素222の状態の変化が起こる。充分なスピントルクが自由層に加えられると、自由層の磁化の向きが、対向する2方向間で切り換えられる。電流の方向に応じて、STT MTJメモリ要素222は、低抵抗値状態と高抵抗値状態の間で切り換えられる。
MRAMは、抵抗値のばらつきに起因して、データを読み出す際に困難に遭遇する。例えば、メモリ200において、異なるメモリセル220のMTJメモリ要素222間の抵抗値のばらつきによって、メモリセル220に記憶されたデータを正確に特定する際の困難がもたらされる。代替的に、または追加的に、異なるメモリセル220のアクセストランジスタ224間の抵抗値のばらつき及び/または異なるメモリセル220に対応付けられるディジットライン間の寄生抵抗値のばらつきによって、メモリセル220に記憶されたデータを正確に特定する際の困難がもたらされる。検知回路225は、これらの抵抗値ばらつきの1以上があっても、メモリアレイ216のメモリセル220から読み出される有効なデータディジットを効率的かつ高い信頼性で特定することができる。
記憶されたデータディジットは、メモリセル220の抵抗値を測定することによってメモリセル220から読み出される。1つのメモリセル220について、例示の信号経路を図2に示す。メモリセル220から読み出された値は検知回路225に供給される。図示するように、検知回路225は、検知出力回路226、自己参照回路230、基準回路240、通過トランジスタ260及び記憶要素270を含む。図2では検知回路225が1つのディジットラインに対して示されるが、検知回路225は、専用の検知出力回路226、自己参照回路230、通過トランジスタ260及び記憶要素270を含んでいてもよい。ある実施形態では、検知出力回路226、自己参照回路230、通過トランジスタ260及び記憶要素270の任意の組合せが、メモリアレイ216における各ディジットラインに関連して設けられてもよい。
検知回路225は、第1のモード及び第2のモードで動作することができる。一実施形態では、コードワードにおけるエラーが修正不能であると判定された場合のみ、第2のモードが作動される。検知出力回路226は、選択信号に基づいて、第1のモードに対して、第1の読出し動作に対応付けられたメモリアレイの選択されたメモリセルから読み出された値を基準信号と比較し、または第2のモードに対して、第2の読出し動作に対応付けられたメモリアレイの選択されたメモリセルから読み出された値を自己参照値と比較する。選択信号は、ここに記載されるメモリからの読出しに対応付けられた状況の任意の組合せを示すものであればよい。例えば、選択信号は、メモリから読み出されたデータにおけるエラーがECCを介しては修正不能であることを示すものであればよい。
図2を参照すると、メモリセル220から読み出された値は、通過トランジスタ260を介してコンデンサなどの記憶要素270に供給される。通過トランジスタ260は、リードイネーブル信号がアサートされると、メモリセル220から読み出された値を記憶要素270に渡す。コンデンサによって記憶される値は、検知増幅器280の入力部に供給される。
メモリセル220から読み出された値は自己参照回路230にも供給される。自己参照回路230は、メモリセル220から読み出される値を、メモリセルから読み出される後続の値との比較のために記憶することができる。自己参照回路230は、メモリセル220からの後続の読出し動作中に、自己参照値を検知出力回路226に供給することができる。自己参照値は、メモリセル220から以前に読み出された値を示す。
基準回路240は、基準値を検知出力回路226に供給する。基準回路240は、メモリセル220の状態を特定するための基準値を与えるように構成された任意の適切な回路であればよい。一実施例として、基準回路240は、メモリセル220と機能的に同様の基準メモリセルを含む。そのような基準セルは、高い状態値、低い状態値、または高い状態と低い状態の間の値を生成するように構成される。一実施形態では、1つの基準回路240がメモリアレイ216とともに実装され、1つの自己参照回路230がメモリアレイ216の各ディジットラインとともに実装される。そして、基準値は、標準参照読出しにおいてメモリセル220に記憶されたデータディジットの値を特定するのに用いることができる。
ある実施形態では、検知出力回路226は、マルチプレクサ250及び検知増幅器280を含む。マルチプレクサ250は、基準信号及び自己参照信号を受信する。マルチプレクサ250は、組み合わせられたロジック及び/またはスイッチなどの任意の適切な回路によって実装される。マルチプレクサ250は、選択信号に基づいて基準値または自己参照値のいずれかを出力する。選択信号は、ここに記載される状況の1以上、例えば、ECCを介しては修正不能なエラーが検出されたかを示すものであればよい。マルチプレクサ250の出力は検知増幅器280に供給される。このように、マルチプレクサ250は、標準参照読出しのための基準値を検知増幅器280に、自己参照読出しのための自己参照値を検知増幅器280に、選択的に供給することができる。
検知増幅器280は、データディジットData_Outを、メモリセル220から読み出された値を基準値または自己参照値のいずれかと比較することに基づいて決定することができる。データディジットData_Outは、メモリ200から出力される。例えば、データディジットData Outは、標準参照読出しとの関連でECCエンジンに供給される。ECCエンジンは、メモリ200と同じダイ及び/またはメモリ200を含むダイの外部に実装される。ECCエンジンは、エラー修正コードを生成し、コードワードにおけるエラーを識別し、コードワードにおけるエラーを修正するように構成されたエラー修正エンコーダ/デコーダを含む。図2に示す実施形態では、ECCエンジンはエラー検出回路290に含まれる。
他の実施形態(不図示)では、検知出力回路226は、標準参照読出し及び自己参照読出しに対して個別の検知増幅器を含んでいてもよい。個別の検知増幅器は、ここに記載される状況の1以上に基づいて個別に作動される。代替的に、または追加的に、個別の増幅器の出力は、どちらの検知増幅器の出力をデータディジットとして出力するのかを決定する追加の回路に供給されてもよい。
エラー検出回路290はデータ準備信号を生成するロジックを含んでいてもよく、データ準備信号は、メモリコントローラに供給されて、メモリから読み出された有効なデータが更なる処理のために準備されているかを示すことができる。ロジックは、任意の適切な回路によって実装される。代替的に、データ準備信号は、検知回路225によって生成されてもよい。データ準備信号は、標準読出しが自己参照読出しよりも短い呼出し時間を有するメモリアレイ216からの可変の呼出し時間での読出しを実施するのに使用できる。
一実施形態では、メモリアレイからデータを読み出す方法は、メモリアレイのメモリセルからデータを読み出すことを含む。方法はまた、メモリセルから読み出されたデータにおけるエラーがエラー修正コードを介しては修正不能であると判定したことに応じて、同じメモリセルから自己参照読出しを実行することを含む。自己参照読出しは、メモリセルから読み出された値を、同じメモリセルから読み出された他の値と比較することを含む。
他の実施形態では、メモリアレイからデータを読み出す方法は、メモリアレイのメモリセルに対応付けられた値を基準値と比較することによってメモリアレイのメモリセルからデータを読み出すことを含む。その方法はまた、メモリアレイからデータを読み出すことに対応付けられる状況を検出したことに応じて、メモリセルの少なくとも1つから自己参照読出しを実行することを含む。自己参照読出しは、メモリセルから読み出された値を、同じメモリセルから読み出された他の値と比較することを含む。
他の実施形態では、装置は、メモリアレイ、エラー修正エンコーダ/デコーダ、及び検知回路を含む。メモリアレイはメモリセルを含み、データ及び対応するエラー修正コードを含むコードワードを記憶するように構成される。エラー修正エンコーダ/デコーダは、エラー修正コードを生成し、コードワードにおけるエラーを識別し、コードワードにおけるエラーを修正するように構成される。検知回路は、第1のモード及び第2のモードを有する。第2のモードは、コートワードにおけるエラーが修正不能であると判定された場合のみ作動される。検知回路は、基準回路、自己参照回路及び検知出力回路を含む。基準回路は、第1のモードに対して基準信号を生成するように構成される。自己参照回路は、第1の読出し動作に対応付けられたメモリアレイの選択されたメモリセルから読み出された値を受信し、第2のモードに対して、受信された値に基づいて自己参照信号を生成するように構成される。検知出力回路は、第1の読出し動作に対応付けられたメモリアレイの選択されたメモリセルから読み出された値と基準信号との第1の比較を実行するように構成される。検知出力回路はまた、第2の読出し動作に対応付けられたメモリアレイの選択されたメモリセルから読み出された値と自己参照値との第2の比較を実行するように構成され、第2の読出し動作は第1の読出し動作の後に続いて発生する。検知回路はまた、選択信号、及び第1の比較または第2の比較の少なくとも一方に基づいてデータディジットを出力するように構成される。データディジットは、選択されたメモリセルに記憶されたデータを表す。
他の実施形態では、メモリアレイからデータを読み出す方法は、メモリアレイの選択されたメモリセルに対応付けられた値を少なくとも1つの基準値と比較することによって、メモリアレイの選択されたメモリセルからデータを読み出すことを含む標準参照読出し動作を実行することを含む。選択されたメモリセルの各々は、第2の状態の抵抗値とは異なる第1の状態の抵抗値を有するように構成されたメモリ要素を含む。方法はまた、標準参照読出し動作を実行することに対応付けられた状況を検出したことに応じて、標準参照読出し動作と比べて高い精度の読出し動作を実行して、選択されたメモリセルの1以上からデータを読み出すことを含む。
自己参照読出しは、ここに記載される原理及び有利な効果に従って様々なメモリによって選択的に実行されることができる。上述した実施形態によるMRAM装置などのメモリ装置は、種々の電子装置に組み込まれることができる。電子装置の例として、以下に限定されないが、家電製品、電子回路、電子回路部材、家電製品の部品、電子試験機器などがある。家電製品の例として、以下に限定されないが、携帯電話、電話機、テレビ、コンピュータモニタ、コンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、電子レンジ、冷蔵庫、ステレオシステム、カセットレコーダまたはプレーヤ、DVDプレーヤ、CDプレーヤ、VCR、MP3プレーヤ、ラジオ、カムコーダ、光学カメラ、デジタルカメラ、洗濯機、乾燥機、洗濯乾燥機、コピー機、ファックス機、スキャナ、マルチ機能周辺装置、腕時計、時計などがある。また、電子装置は、未完成の製品も含む。
上記説明及び特許請求の範囲は、ともに「接続され」または「結合され」ているものとして要素または構成に言及する。ここに使用されるように、明示的に断りがない限り、「接続され」とは、1つの要素/構成が他の要素/構成に直接的または間接的に、必ずしも機械的にではなく、接続されることを意味する。同様に、明示的に断りがない限り、「結合され」とは、1つの要素/構成が他の要素/構成に直接的または間接的に、必ずしも機械的にではなく、結合されることを意味する。したがって、図面は要素及び部材の構成の種々の実施例を示すが、実際の実施形態には、追加の介在要素、装置、構成または部材が存在し得る。
ここに記載される方法の構成の任意の組合せは、非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶されたコードで具現化されることができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、実行されると、ここに記載される方法のいずれかの一部または全部が実行されるようにすることができる。ここに記載される方法のいずれかも、より多い、またはより少ない動作を含み得ること、及び動作は適宜任意の順序で実行され得ることが理解されるはずである。
種々の実施形態が上述された。説明は、これらの特定の実施形態を参照して記載されたが、例示を意図するものであって限定を意図するものではない。当業者であれば種々の変形例及び応用例を想到することができる。

Claims (33)

  1. メモリアレイからデータを読み出す方法であって、
    前記メモリアレイのメモリセルからデータを読み出すこと、及び
    前記メモリセルから読み出された前記データにおけるエラーがエラー修正コードを介しては修正不能であると判定したことに応じて、同じ前記メモリセルからの自己参照読出しを実行することであって、前記自己参照読出しはメモリセルから読み出された値を同じメモリセルから読み出された他の値と比較することを含む、前記自己参照読出しを実行すること
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記メモリセルから読み出された有効なデータを前記読み出すことに対応付けられたプロセッサに供給する際の第1の呼出し時間が、前記自己参照読出しを実行することにおいて前記同じメモリセルから読み出された有効なデータを前記プロセッサに供給する際の第2の呼出し時間よりも短い、前記方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、前記メモリセルから読み出された有効なデータを前記読み出すことに対応付けられたプロセッサに供給する際の第1の呼出し時間が、前記自己参照読出しを実行することにおいて前記同じメモリセルから読み出された有効なデータを前記プロセッサに供給する際の第2の呼出し時間と略等しい、前記方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、前記メモリセルが磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルである、前記方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、1より大きいコードワードが一時に読み出され、前記自己参照読出しを実行することが、修正不能なエラーとともに読み出されたものと識別されたコードワードのディジットのみに自己参照読出しを実行することを更に含む、前記方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、前記メモリセルから読み出された前記値を前記同じメモリセルから読み出された前記他の値と比較することが、比較された前記値が前記メモリセルの異なる状態に対応することを示す場合に、前記自己参照読出しを実行することが、前記メモリセルを再プログラムすることを更に備える、前記方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記メモリセルから読み出された前記データにおける修正可能なエラーを、エラー修正コードの復号化を介して修正することを更に備える、前記方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、前記読み出すことからの前記データを、該データにおける全てのエラーがエラー修正コードを介して修正可能であると判定したことに応じて、プロセッサに提供することを更に備える、前記方法。
  9. メモリアレイからデータを読み出す方法であって、
    前記メモリアレイのメモリセルからデータを、前記メモリアレイの前記メモリセルに対応付けられた値を基準値と比較することによって、読み出すこと、及び
    前記読み出すことに対応付けられた状況を検出したことに応じて、前記メモリセルの少なくとも1つから自己参照読出しを実行することであって、前記自己参照読出しはメモリセルから読み出された値を同じメモリセルから読み出された他の値と比較することを含む、前記自己参照読出しを実行すること
    を備える方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、前記状況が、前記メモリセルから読み出された前記データにおけるエラーがエラー修正コードを介しては修正不能であることを示す、前記方法。
  11. 請求項9に記載の方法において、前記状況が、前記メモリセルから読み出された前記データにおける少なくとも1つの疑わしいエラーを示す、前記方法。
  12. 請求項9に記載の方法において、前記状況が、前記メモリセルから読み出された前記データにおける多数のエラーが少なくとも閾値数のエラーを有することを示し、前記閾値数のエラーが1個より大きい、前記方法。
  13. 請求項9に記載の方法であって、可変の呼出し時間で前記メモリアレイからのデータにプロセッサによってアクセスすることを更に備え、前記読み出すことによってアクセスされるデータが、前記自己参照読出しを実行することによってアクセスされるデータよりも短い呼出し時間を有する、前記方法。
  14. 請求項9に記載の方法において、前記メモリセルの各々が、第2の状態の抵抗値と異なる第1の状態の抵抗値を有するように構成されたメモリ要素を備える、前記方法。
  15. 請求項14に記載の方法において、前記自己参照読出しを実行することが、
    選択されたメモリセルを前記第1の状態にプログラムすること、及び
    前記選択されたメモリセルから読み出された前記値を前記選択されたメモリセルから読み出された前記他の値と比較することが、比較される前記値の一方が前記第1の状態に対応し、かつ比較される前記値の他方が前記第2の状態に対応することを示す場合に、前記選択されたメモリセルを前記第2の状態に再プログラムすること
    を含む、前記方法。
  16. 請求項9に記載の方法において、前記メモリセルが磁気トンネル接合スピントルクトランスファ磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MTJ STT−MRAM)からなる、前記方法。
  17. 請求項9に記載の方法であって、前記状況が検出されない場合に、前記メモリセルから読み出されたデータにおける1以上のエラーをエラー修正コードを介して修正することを更に備える前記方法。
  18. 請求項9に記載の方法であって、前記読み出すことからの前記データにおけるエラーをエラー修正コードを介して修正すること、及び修正された前記データにエラーが検出されない場合に前記修正されたデータをプロセッサに供給することを更に備える前記方法。
  19. 請求項9に記載の方法であって、前記基準値が、抵抗性回路要素を有するメモリセルを備える基準セルによって生成される、前記方法。
  20. 装置であって、
    メモリセルを備えるメモリアレイであって、前記メモリセルが、データ及び対応するエラー修正コードを含むコードワードを記憶するように構成された、前記メモリアレイ、
    エラー修正コードを生成し、コードワードにおけるエラーを識別し、コードワードにおけるエラーを修正するように構成されたエラー修正エンコーダ/デコーダ、及び
    第1のモード及び第2のモードを有する検知回路であって、コードワードにおけるエラーが修正不能であると判定された場合のみ前記第2のモードが作動される、前記検知回路
    を備え、前記検知回路が、
    前記第1のモードに対して、基準信号を生成するように構成された基準回路、
    第1の読出し動作に対応付けられた前記メモリアレイの選択されたメモリセルから読み出された値を受信し、前記第2のモードに対して、受信された前記値に基づいて自己参照信号を生成するように構成された自己参照回路、及び
    検知出力回路であって、
    前記第1の読出し動作に対応付けられた前記メモリアレイの前記選択されたメモリセルから読み出された前記値と前記基準信号との第1の比較を実行し、
    前記第1の読出し動作の後に続いて発生する第2の読出し動作に対応付けられた前記メモリアレイの前記選択されたメモリセルから読み出された値と前記自己参照値との第2の比較を実行し、
    選択信号、及び前記第1の比較または前記第2の比較の少なくとも一方に基づいて、前記選択されたメモリセルに記憶されたデータを表すデータディジットを出力する
    ように構成された前記検知出力回路
    を備える、前記装置。
  21. 請求項20に記載の装置において、前記検知出力回路が、前記選択信号に基づいて前記第1の比較または前記第2の比較のいずれかを実行するように構成された、前記装置。
  22. 請求項20に記載の装置において、前記検知出力回路が、前記データディジットを決定するように構成された検知増幅器を備える、前記装置。
  23. 請求項22に記載の装置において、前記検知出力回路が、前記選択信号に基づいて前記基準信号または前記自己参照信号のいずれかを前記検知増幅器に供給するように構成されたマルチプレクサを更に備える、前記装置。
  24. 請求項20に記載の装置において、前記メモリセルが磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルからなる、前記装置。
  25. 請求項20に記載の装置において、前記エラー修正コードエンコーダ/デコーダが更に、前記検知回路によって読み出された前記データディジットにおける1以上のエラーを修正するように構成された、前記装置。
  26. 請求項25に記載の装置において、前記エラー修正コードエンコーダ/デコーダ及び前記メモリアレイが単一のダイに含まれる、前記装置。
  27. 請求項20に記載の装置において、更に、前記データディジットが有効か否かを示すデータ準備信号を生成するように構成された前記装置。
  28. メモリアレイからデータを読み出す方法であって、
    前記メモリアレイの選択されたメモリセルからデータを、前記メモリアレイの選択された前記メモリセルに対応付けられた値を少なくとも1つの基準値と比較することによって読み出すことを含む標準参照読出し動作を実行することであって、前記選択されたメモリセルの各々が、第2の状態の抵抗値とは異なる第1の状態の抵抗値を有するように構成されたメモリ要素を含む、前記標準参照読出しを実行すること、及び
    前記標準参照読出し動作を実行することに対応付けられた状況を検出したことに応じて、前記標準参照読出し動作と比べて高い精度の読出し動作を実行して前記選択されたメモリセルの1以上からデータを読み出すこと
    を備える方法。
  29. 請求項28に記載の方法において、前記高い精度の読出し動作が、前記選択されたメモリセルの同じ前記メモリセルからの2以上の読出しを含む、前記方法。
  30. 請求項28に記載の方法において、前記高い精度の読出し動作が前記標準参照読出し動作と比べて高い電力消費を伴う、前記方法。
  31. 請求項28に記載の方法において、前記高い精度の読出し動作が自己参照読出しからなり、該自己参照読出しが、メモリセルから読み出された値を同じ前記メモリセルから読み出された他の値と比較することを含む、前記方法。
  32. 請求項28に記載の方法において、前記状況が、前記標準参照読出し動作において前記メモリセルから読み出された前記データにおけるエラーがエラー修正コードを介しては修正不能であることを示す、前記方法。
  33. 請求項28に記載の方法において、前記メモリアレイが磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルからなる、前記方法。
JP2015561427A 2013-03-14 2014-02-27 選択的な自己参照読出し Pending JP2016516255A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/804,598 US9025364B2 (en) 2013-03-14 2013-03-14 Selective self-reference read
US13/804,598 2013-03-14
PCT/US2014/019148 WO2014158657A1 (en) 2013-03-14 2014-02-27 Selective self-reference read

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016516255A true JP2016516255A (ja) 2016-06-02

Family

ID=51526456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015561427A Pending JP2016516255A (ja) 2013-03-14 2014-02-27 選択的な自己参照読出し

Country Status (8)

Country Link
US (5) US9025364B2 (ja)
EP (2) EP3996094A1 (ja)
JP (1) JP2016516255A (ja)
KR (1) KR101810307B1 (ja)
CN (2) CN105027085B (ja)
DK (1) DK2972873T3 (ja)
TW (3) TWI620175B (ja)
WO (1) WO2014158657A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10141038B2 (en) 2017-03-21 2018-11-27 Toshiba Memory Corporation Computer system and memory device

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9111622B2 (en) * 2012-05-09 2015-08-18 Everspin Technologies, Inc. Self referencing sense amplifier for spin torque MRAM
US10146601B2 (en) * 2013-06-12 2018-12-04 Everspin Technologies, Inc. Methods and devices for healing reset errors in a magnetic memory
US9281041B1 (en) 2014-12-16 2016-03-08 Honeywell International Inc. Delay-based read system for a magnetoresistive random access memory (MRAM) bit
US9666259B1 (en) 2016-04-12 2017-05-30 Qualcomm Incorporated Dual mode sensing scheme
US10067827B2 (en) * 2016-06-29 2018-09-04 Micron Technology, Inc. Error correction code event detection
KR20180056977A (ko) * 2016-11-21 2018-05-30 에스케이하이닉스 주식회사 크로스 포인트 어레이 타입 상변화 메모리 장치 및 그 구동방법
US10304514B2 (en) 2017-07-05 2019-05-28 Micron Technology, Inc. Self-reference sensing for memory cells
US10395715B2 (en) * 2017-08-25 2019-08-27 Micron Technology, Inc. Self-referencing memory device
JP2019053794A (ja) 2017-09-13 2019-04-04 東芝メモリ株式会社 半導体記憶装置
US10403336B2 (en) * 2017-12-28 2019-09-03 Micron Technology, Inc. Techniques for precharging a memory cell
CN110033801B (zh) * 2018-01-11 2021-01-12 上海磁宇信息科技有限公司 一种用于磁性随机存储器的冗余参照布局电路
US10403378B1 (en) * 2018-02-09 2019-09-03 Micron Technology, Inc. Performing an operation on a memory cell of a memory system at a frequency based on temperature
US10854289B2 (en) 2018-05-14 2020-12-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Resistive memory device providing reference calibration, and operating method thereof
US10460782B1 (en) 2018-08-06 2019-10-29 Globalfoundaries Inc. Integrated circuits having single state memory reference cells and methods for operating the same
DE102018132503B4 (de) * 2018-12-17 2020-09-17 Infineon Technologies Ag Detektion von Codewörtern
JP2020161201A (ja) 2019-03-27 2020-10-01 キオクシア株式会社 半導体記憶装置
US11842783B2 (en) * 2020-03-03 2023-12-12 Micron Technology, Inc. Counter-based sense amplifier method for memory cells
FR3111439B1 (fr) * 2020-06-12 2023-06-30 St Microelectronics Rousset Procédé de gestion des requêtes d’accès à une mémoire vive et système correspondant
US11972822B2 (en) * 2021-09-24 2024-04-30 Sandisk Technologies Llc Programmable ECC for MRAM mixed-read scheme
US11978491B2 (en) 2021-09-24 2024-05-07 Sandisk Technologies Llc Mixed current-forced read scheme for MRAM array with selector

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004134057A (ja) * 2002-10-07 2004-04-30 Samsung Electronics Co Ltd マグネチックランダムアクセスメモリ及びそのデータセンシング回路とデータセンシング方法
JP2007242118A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Tdk Corp 磁気メモリの読み出し回路
JP2007299522A (ja) * 2001-02-23 2007-11-15 Micron Technology Inc 高速メモリシステムにおいて読出しタイミングを同期させる方法
US20100067281A1 (en) * 2008-09-15 2010-03-18 Seagate Technology Llc Variable write and read methods for resistive random access memory

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050738A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Elpida Memory Inc キャリブレーション方法及びメモリシステム
US6654278B1 (en) * 2002-07-31 2003-11-25 Motorola, Inc. Magnetoresistance random access memory
US6920060B2 (en) * 2002-08-14 2005-07-19 Intel Corporation Memory device, circuits and methods for operating a memory device
US6914808B2 (en) * 2002-12-27 2005-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetoresistive random access memory device
US7370260B2 (en) 2003-12-16 2008-05-06 Freescale Semiconductor, Inc. MRAM having error correction code circuitry and method therefor
US7154798B2 (en) * 2004-04-27 2006-12-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. MRAM arrays and methods for writing and reading magnetic memory devices
US7327868B2 (en) * 2004-06-04 2008-02-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Magnetic stripline scanner
US7624209B1 (en) * 2004-09-15 2009-11-24 Xilinx, Inc. Method of and circuit for enabling variable latency data transfers
TWI261912B (en) * 2004-12-01 2006-09-11 Ind Tech Res Inst Magnetic random access memory with reference magnetic resistance and reading method thereof
US7536304B2 (en) * 2005-05-27 2009-05-19 Porticus, Inc. Method and system for bio-metric voice print authentication
US7272035B1 (en) * 2005-08-31 2007-09-18 Grandis, Inc. Current driven switching of magnetic storage cells utilizing spin transfer and magnetic memories using such cells
US7577018B2 (en) 2006-03-07 2009-08-18 Tdk Corporation Readout circuit of magnetic memory
US7865797B2 (en) * 2006-11-16 2011-01-04 Freescale Semiconductor, Inc. Memory device with adjustable read reference based on ECC and method thereof
US7765426B2 (en) 2007-06-07 2010-07-27 Micron Technology, Inc. Emerging bad block detection
US7660152B2 (en) * 2008-04-30 2010-02-09 International Business Machines Corporation Method and apparatus for implementing self-referencing read operation for PCRAM devices
US8116123B2 (en) 2008-06-27 2012-02-14 Seagate Technology Llc Spin-transfer torque memory non-destructive self-reference read method
US8310866B2 (en) * 2008-07-07 2012-11-13 Qimonda Ag MRAM device structure employing thermally-assisted write operations and thermally-unassisted self-referencing operations
US7898838B2 (en) 2008-10-31 2011-03-01 Seagate Technology Llc Resistive sense memory calibration for self-reference read method
US7830693B2 (en) * 2008-11-12 2010-11-09 Seagate Technology Llc NAND based resistive sense memory cell architecture
US7940592B2 (en) * 2008-12-02 2011-05-10 Seagate Technology Llc Spin-torque bit cell with unpinned reference layer and unidirectional write current
US7936625B2 (en) * 2009-03-24 2011-05-03 Seagate Technology Llc Pipeline sensing using voltage storage elements to read non-volatile memory cells
JP4901899B2 (ja) * 2009-03-30 2012-03-21 株式会社東芝 磁気抵抗効果メモリ
EP2309514B1 (en) * 2009-10-05 2016-01-06 Crocus Technology Circuit for generating adjustable timing signals for sensing a self-referenced MRAM cell
US8312349B2 (en) 2009-10-27 2012-11-13 Micron Technology, Inc. Error detection/correction based memory management
CN102200926B (zh) * 2010-03-24 2014-05-07 北京兆易创新科技股份有限公司 一种存储器读操作功能的仿真验证方法
US9183911B2 (en) * 2011-11-17 2015-11-10 Everspin Technologies, Inc. Hybrid read scheme for spin torque MRAM
US9619318B2 (en) * 2013-02-22 2017-04-11 Intel Deutschland Gmbh Memory circuits, method for accessing a memory and method for repairing a memory

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299522A (ja) * 2001-02-23 2007-11-15 Micron Technology Inc 高速メモリシステムにおいて読出しタイミングを同期させる方法
JP2004134057A (ja) * 2002-10-07 2004-04-30 Samsung Electronics Co Ltd マグネチックランダムアクセスメモリ及びそのデータセンシング回路とデータセンシング方法
JP2007242118A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Tdk Corp 磁気メモリの読み出し回路
US20100067281A1 (en) * 2008-09-15 2010-03-18 Seagate Technology Llc Variable write and read methods for resistive random access memory

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10141038B2 (en) 2017-03-21 2018-11-27 Toshiba Memory Corporation Computer system and memory device

Also Published As

Publication number Publication date
CN108717858B (zh) 2023-04-18
EP3996094A1 (en) 2022-05-11
KR101810307B1 (ko) 2017-12-18
WO2014158657A1 (en) 2014-10-02
US11789796B2 (en) 2023-10-17
TWI620175B (zh) 2018-04-01
CN105027085A (zh) 2015-11-04
TWI555019B (zh) 2016-10-21
TW201802804A (zh) 2018-01-16
US20220318084A1 (en) 2022-10-06
TWI604443B (zh) 2017-11-01
US9715419B2 (en) 2017-07-25
KR20150115901A (ko) 2015-10-14
CN105027085B (zh) 2018-06-22
US11379286B2 (en) 2022-07-05
US20170322840A1 (en) 2017-11-09
DK2972873T3 (da) 2022-04-04
US10585735B2 (en) 2020-03-10
TW201447880A (zh) 2014-12-16
US9025364B2 (en) 2015-05-05
EP2972873A1 (en) 2016-01-20
TW201640500A (zh) 2016-11-16
US20200257584A1 (en) 2020-08-13
CN108717858A (zh) 2018-10-30
EP2972873B1 (en) 2022-01-26
EP2972873A4 (en) 2016-11-23
US20140269029A1 (en) 2014-09-18
US20150212871A1 (en) 2015-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11789796B2 (en) Selective reading of memory with improved accuracy
JP7224689B2 (ja) 誤り訂正及びデータスクラビング回路を備えたメモリシステム
US20160041876A1 (en) Memory module, memory system having the same, and methods of reading therefrom and writing thereto
JP2013045498A (ja) 不揮発性メモリ装置及びそのデータ読み取り方法並びにsttmram装置
US9529660B2 (en) Apparatus and method for detecting single flip-error in a complementary resistive memory
KR20100098969A (ko) 에러 정정 코드들의 신뢰성을 향상시킬 수 반도체 장치, 이를 포함하는 반도체 시스템, 및 에러 정정 코드 처리 방법
US20160378591A1 (en) Adaptive error correction in memory devices
US9666247B2 (en) Semiconductor memory apparatus
TWI581263B (zh) 利用預先資料反相之記憶力優化記憶體
US11966287B2 (en) Multiple bit error detection in scrub operations
US11942966B2 (en) Managing error control information using a register
US20240004756A1 (en) Data correction scheme with reduced device overhead
WO2021124638A1 (ja) 記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170110