JP2016514181A5

JP2016514181A5 -

Info

Publication number: JP2016514181A5
Application number: JP2015560266A
Authority: JP
Filing date: 2014-02-26
Publication date: 2017-02-09

Claims

少なくとも４５％の１種又は複数種の有機溶媒を含む水性混合物中に溶解されたポリビニルアルコール及び／又はエチレンビニルアルコール共重合体を含むバリアコーティング組成物。
前記有機溶媒が、低級アルコールであり、好ましくは前記低級アルコールが、エタノール、工業用変性アルコール、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
前記有機溶媒が、テトラヒドロフラン、１，３−ジオキソラン（Ｄｉｏｘａｌａｎｅ）、アセトニトリル、酢酸エチル、酢酸ｎ−プロピル、酢酸イソプロピル、アセトン、メチルエチルケトン（ＭＥＫ）、シクロヘキサノン、イソホロン、ヘキサン、ヘプタン、トルエン、エチレングリコール、アルキルセロソルブ、及びジグリセロールジメチルエーテル（ＤＧＭＥ）、からなる群から選択され、好ましくは前記有機溶媒がテトラヒドロフランである、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
フィラー及び／又は体質顔料をさらに含み、好ましくは前記フィラー又は体質顔料が、２０を超えるアスペクト比を有する、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
ガス及び／又は有害物質に対するバリアとして機能する、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
ポリビニルアルコール又はエチレンビニルアルコール共重合体が、１６，０００ダルトン未満の分子量分布を有する、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
前記ポリビニルアルコール又はエチレンビニルアルコール共重合体が、４％固形分の場合に、４ｍＰａ．ｓ未満の粘度、好ましくは４％固形分の場合に、３ｍＰａ．ｓ未満の粘度を有する、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
前記ポリビニルアルコール又はエチレンビニルアルコール共重合体が、少なくとも９５％の加水分解度を有する、請求項１に記載のバリアコーティング組成物。
１４日を超える期間安定である、請求項１〜８のいずれか一項に記載のバリアコーティング組成物。
７．５重量％を超える固形分含有量、及び２３℃で３０秒未満（ザーンカップ＃２での流下時間）のコーティング粘度を有する、又は８重量％を超える固形分含有量、及び２３℃で３０秒未満（ザーンカップ＃２での流下時間）のコーティング粘度を有する、又は９重量％を超える固形分含有量、及び２３℃で３０秒未満（ザーンカップ＃２での流下時間）のコーティング粘度を有する、請求項９に記載のバリアコーティング組成物。
未乾燥塗膜としてコーティングした場合、次記のルール：ｗｆｍ÷％ＮＶＣ×η≦１２（式中、ｗｆｍは、前記未乾燥塗膜重量（ｇ／ｍ^２）；％ＮＶＣは、前記バリアコーティング組成物中の乾燥ポリマー含量の重量％；及びηは、２３℃での(＃２ザーンカップ流下時間）秒で表した前記コーティングの粘度である）に従う、請求項１〜１０のいずれか一項に記載のバリアコーティング組成物。
フレキソ印刷機及びグラビア印刷機に適する粘度を有する、請求項１〜１１のいずれか一項に記載のバリアコーティング組成物。
ガス及び／又は有害物質に対するバリアを形成するコーティングの作製方法であって、ポリビニルアルコール及び／又はエチレンビニルアルコール共重合体を、少なくとも４５％の１種又は複数種の有機溶媒を含む水性混合物中に溶解することを含む、方法。
前記有機溶媒が、低級アルコールである、請求項１３に記載の方法。
前記水性混合物に、必要に応じて、２０を超えるアスペクト比を有するフィラー及び／又は体質顔料を添加することをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
ガス及び有害物質に対するバリアで物品をコーティングする方法であって、請求項１〜１２のいずれか一項に記載のバリアコーティング組成物を前記物品に印刷することを含む方法。
前記バリアコーティング組成物が、印刷インキを使ってインライン印刷される、請求項１６に記載の方法。
前記物品が、モノウエブ表面印刷構造又は積層体裏刷り構造を含む、請求項１６に記載の方法。
請求項１〜１２のいずれか一項に記載のバリアコーティング組成物でコーティングされた、物品、好ましくはプラスチック包装物品。
ガス及び／又は有害物質に対するバリアとして機能する、請求項１９に記載の物品。