JP2016512877A - 結露防止制御システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露防止制御システムおよび方法を提供すること。【解決手段】1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数のドア窓に結露が生成するのを防止するために1つまたは複数の加熱器への電力を調節するための電子制御システムおよび方法が提供される。制御システムは、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲温度、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲湿度、1つまたは複数の冷蔵ユニットに関する目標冷蔵温度、1つまたは複数のドア窓の温度、および/または1つまたは複数の加熱器の特性、例えば1つまたは複数の加熱器の最大加熱能力に基づいて、1つまたは複数のドア窓に加えられる熱の量を調節することができる。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する実施形態は、結露を制御するためのシステムおよび方法に関し、より詳細には、例えば、商業用の冷蔵ユニットのドア窓および/またはドアフレームに結露が生成するのを防止するために加熱器への電力を調節するための電子制御システムに関する。
ガラスドアは、スーパーマーケットで一般に使用されているウォークイン型またはリーチイン型の冷蔵ユニットなど多くの商業用の冷蔵庫で使用されている。電気加熱器を使用してガラスドアを加熱し、ガラスドアでの結露の生成を減少または防止することができる。したがって、加熱されたガラスドアを有する商業用の冷蔵庫の内部の製品を顧客がより見やすくなるようにすることができる。冷蔵ユニットは、加熱器を使用して、様々な他の表面または構成要素(例えば空気口および排気ライン)上での結露の生成を減少または防止することができる。
いくつかの加熱システムは、結露を防止するために必要とされるよりも多くの熱をガラスドアに加え、これはエネルギーの浪費をもたらす。また、ガラスドアに加えられた熱のいくらかが冷蔵ユニットの冷蔵空間内に伝達されることがあるので、ガラスドアに必要なよりも多くの熱を加えることが、冷蔵庫内部の冷却温度を保つために冷蔵庫の冷却システムによって使用されるエネルギーの量を増加することもあり、これはさらなるエネルギーの浪費となる。
いくつかの既存の制御装置は、ガラスドアにある(例えばドアのガラス窓の表面またはその付近にある)1つまたは複数のセンサから入力を受信し、ガラスドアの1つまたは複数のセンサからの入力に基づいて加熱器を調節する。ガラスドアでの1つまたは複数のセンサの使用は、高価であり煩雑なシステムをもたらすことがある。
本明細書で開示する様々な実施形態は、第1のドア窓を有する第1の冷蔵ユニットと、第1のドア窓に熱的に結合された第1の加熱器と、第2のドア窓を有する第2の冷蔵ユニットと、第2のドア窓に熱的に結合された第2の加熱器とを含むことができる結露防止制御システムに関することがある。システムは、第1および第2の冷蔵ユニット外部の周囲温度を感知するように構成された周囲温度センサと、第1および第2の冷蔵ユニット外部の周囲湿度を感知するように構成された周囲湿度センサとを含むことができる。システムは、周囲温度センサ、周囲湿度センサ、第1の加熱器、および第2の加熱器と通信する制御装置を含むことができる。制御装置は、周囲温度を示す周囲温度入力を受信し、周囲湿度を示す周囲湿度入力を受信し、第1の冷蔵ユニットおよび第2の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信し、第1のドア窓および第2のドア窓の構造的側面を示すドア窓構造入力を受信し、第1の加熱器および第2の加熱器に関連付けられる最大加熱電力を示す最大加熱電力入力を受信するように構成することができる。制御装置は、周囲温度入力、周囲湿度入力、目標冷蔵温度入力、ドア窓構造入力、および最大加熱電力入力に少なくとも一部基づいて第1の加熱器および第2の加熱器を調節するように構成することができる。
制御装置は、単一の周囲温度センサによって測定される周囲温度を示す周囲温度入力に少なくとも一部基づいて第1の加熱器および第2の加熱器を調節するように構成することができる。制御装置は、単一の周囲湿度センサによって測定される周囲湿度を示す周囲湿度入力に少なくとも一部基づいて第1の加熱器および第2の加熱器を調節するように構成される。
制御装置は、加熱バッファ入力を受信するように構成することができ、制御装置は、加熱バッファ入力に少なくとも一部基づいて第1の加熱器および第2の加熱器を調節するように構成することができる。制御装置は、第1および第2の冷蔵ユニットから受信されるフィードバック情報を用いずに加熱器制御信号を決定するように構成することができる。システムは、ユーザから入力を受信するように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素を含むことができ、制御装置は、目標冷蔵温度入力、ドア窓構造入力、および最大加熱電力入力を1つまたは複数のユーザ入力要素を介して受信するように構成することができる。
システムは、制御装置と通信し、目標冷蔵温度入力、ドア窓構造入力、および最大加熱電力入力を記憶するように構成されたコンピュータ可読メモリを含むことができる。制御装置は、目標冷蔵温度入力、ドア窓構造入力、および最大加熱電力入力をコンピュータ可読メモリから受信するように構成することができる。
本明細書で開示する様々な実施形態は、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲温度を感知するように構成された周囲温度センサと、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲湿度を感知するように構成された周囲湿度センサと、周囲温度センサおよび周囲湿度センサと通信する制御装置とを含むことができる結露防止制御システムに関することがある。制御装置は、周囲温度を示す周囲温度入力を受信し、周囲湿度を示す周囲湿度入力を受信し、1つまたは複数の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信するように構成することができる。制御装置は、周囲温度入力、周囲湿度入力、および目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいて、1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された1つまたは複数の加熱器を調節するための加熱器制御信号を決定するように構成することができる。
制御装置は、1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数のドア窓の構造的側面を示すドア窓構造入力を受信し、ドア窓構造入力に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号を決定するように構成することができる。ドア窓構造入力は、1つまたは複数のドア窓が二重窓であるか三重窓であるかを示すことができる。
制御装置は、1つまたは複数の加熱器に関連付けられる特性を示す加熱器特性入力を受信し、加熱器特性入力に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号を決定するように構成することができる。加熱器特性入力は、1つまたは複数の加熱器に関連付けられる最大加熱電力を示す。制御装置は、加熱バッファ入力を受信し、加熱バッファ入力に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号を決定するように構成することができる。
制御装置は、1つまたは複数の加熱器に加熱器制御信号を直接出力するように構成することができる。制御装置は、1つまたは複数の加熱器に結合された電力分配器に加熱器制御信号を出力するように構成することができる。
周囲湿度センサは相対湿度センサでよく、周囲湿度入力は、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の相対周囲湿度を示すことができる。周囲湿度センサは絶対湿度センサでもよく、周囲湿度入力は、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の絶対周囲湿度を示すことができる。
システムは、ユーザから入力を受信するように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素を含むことができ、制御装置は、目標冷蔵温度入力を1つまたは複数のユーザ入力要素を介して受信するように構成される。システムは、制御装置と通信し、目標冷蔵温度入力を記憶するように構成されたコンピュータ可読メモリを含むことができる。制御装置は、目標冷蔵温度入力をコンピュータ可読メモリから受信するように構成することができる。
制御装置は、1つまたは複数の冷蔵ユニットから受信されるフィードバック情報を用いずに加熱器制御信号を決定するように構成することができる。加熱器制御信号は、1つまたは複数の加熱器の電力レベルを調節するように構成することができる。加熱器制御信号は、1つまたは複数の加熱器の目標温度を調節するように構成することができる。加熱器制御信号は、1つまたは複数の加熱器に関連付けられるデューティサイクルを調節するように構成することができる。加熱器制御信号は、1つまたは複数の加熱器に伝送される電力のパルス幅変調に関連付けることができる。
制御装置は、周囲温度入力、周囲湿度入力、および目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいてルックアップテーブル内の値を識別するように構成することができ、加熱器制御信号は、識別された値に少なくとも一部に基づいていてよい。
制御装置は、推定の露点を決定するように構成することができ、加熱器制御信号は、推定の露点に少なくとも一部基づかせることができる。制御装置は、1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数の被制御表面の推定の表面温度を決定するように構成することができ、加熱器制御信号は、推定の露点および推定の表面温度に少なくとも一部基づかせることができる。1つまたは複数の被制御表面は、1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数のドア窓を含むことができる。制御装置は、単一の式またはルックアップテーブルを利用することによって加熱器制御信号を決定するように構成することができる。システムはさらに、1つまたは複数の冷蔵ユニットを含むことができる。
本明細書で開示する様々な実施形態は、1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数の被制御表面での結露の生成を減少または防止する方法に関することがある。方法は、1つまたは複数の計算デバイスを含むハードウェアを備える制御装置によって、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲温度を示す周囲温度入力を受信するステップと、制御装置によって、1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲湿度を示す周囲湿度入力を受信するステップと、制御装置によって、1つまたは複数の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信するステップとを含むことができる。制御装置は、制御装置によって、周囲温度入力、周囲湿度入力、および目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいて、1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数の被制御表面に結合された1つまたは複数の加熱器を調節するように構成された加熱器制御信号を決定するように構成することができる。
方法は、1つまたは複数の被制御表面の構造的側面を示す被制御表面構造入力を受信するステップを含むことができ、加熱器制御信号は、被制御表面構造入力に少なくとも一部基づかせることができる。方法は、1つまたは複数の加熱器の最大加熱電力を示す最大加熱電力入力を含むことができ、加熱器制御信号は、最大加熱電力入力に少なくとも一部基づかせることができる。方法は、加熱バッファ入力信号を受信するステップを含むことができ、加熱器制御信号は、加熱バッファ入力信号に少なくとも一部基づかせることができる。
方法は、1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された1つまたは複数の加熱器に加熱器制御信号を出力するステップを含むことができる。加熱器制御信号は、1つまたは複数の加熱器の電力レベルを調節するように構成することができる。加熱器制御信号は、1つまたは複数の加熱器に関連付けられるデューティサイクルを調節するように構成することができる。
加熱器制御信号を決定するステップは、周囲温度入力、周囲湿度入力、および目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいてルックアップテーブル内の値を識別するステップを含むことができる。
本明細書で開示する様々な実施形態は、命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、命令が、計算ハードウェアによって実行されるときに、周囲温度入力を受信するステップと、周囲湿度入力を受信するステップと、1つまたは複数の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信するステップと、周囲温度入力、周囲湿度入力、および目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいて、1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された1つまたは複数の加熱器を調節するための加熱器制御信号を決定するステップとを含む操作を計算ハードウェアに行わせる非一時的なコンピュータ可読媒体に関することがある。
操作は、1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された1つまたは複数の加熱器に加熱器制御信号を出力するステップを含むこともできる。
非一時的なコンピュータ可読媒体は、本明細書で論じる(例えば上述した方法または本出願の他の場所で述べる方法に関連して論じる)様々な他の操作を計算ハードウェアに行わせる命令を記憶することができる。
本明細書で開示する様々な実施形態は、周囲湿度を示す周囲湿度信号を受信するように構成された周囲湿度受信機と、周囲温度を示す周囲温度信号を受信するように構成された周囲温度受信機と、被制御表面に関連付けられる目標温度を示す目標表面温度入力を受信するように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素とを含むことができる加熱器制御システムに関することがある。システムは、周囲湿度、周囲温度、および目標表面温度入力に少なくとも一部基づいて、被制御表面に結合された加熱器を調節するための加熱器制御信号を決定するように構成された制御装置を含むことができる。
湿度受信機は、相対周囲湿度を示す周囲相対湿度信号を受信するように構成することができる。湿度受信機は、相対絶対湿度を示す周囲絶対湿度信号を受信するように構成することができる。
システムはさらに、被制御表面を含む冷蔵ユニットを含むことができる。被制御表面は、透明な窓を備えることができる。
システムはさらに、周囲湿度信号を周囲湿度受信機に送信するように構成された周囲湿度センサを含むことができる。システムはさらに、周囲温度信号を周囲温度受信機に送信するように構成された周囲温度センサを含むことができる。
結露防止システムの例示的実施形態を示す図である。 結露防止システムの別の例示的実施形態を示す図である。 加熱器制御システムおよび周囲センサの例示的実施形態を示す図である。 1つまたは複数のユーザ入力要素および1つまたは複数の情報出力要素を含む加熱器制御システムの例示的実施形態を示す図である。
本明細書で開示するいくつかの実施形態は、商業用の冷蔵ユニットでのドア窓またはドアフレームなど被制御表面上での結露の生成を防止または減少することができる結露防止システムを提供する。いくつかの実施形態は、ドア窓または他の被制御表面の温度を直接測定するためのセンサを含まない。いくつかの実施形態は、冷蔵庫外部の周囲環境を感知するためのセンサを含み、それらの周囲読取値を使用して、ドア窓または被制御表面に関連付けられる加熱器を制御することができる。いくつかの実施形態では、冷蔵庫外部の周囲環境の読取値を使用して、ドア窓または他の被制御表面上で結露が生じるのを防止するためにドア窓または他の被制御表面に加えられるべき熱の量を決定することができる。システムは、測定された周囲温度、測定された周囲湿度、冷蔵ユニットが設定された目標温度、ドア窓の構造に関する情報(例えば二重窓または三重窓)、および加熱器に関連付けられる最大加熱電力、またはこれらの入力の様々な組合せに基づいて加熱器を制御することができる。これらの入力のいくつかは、例えばシステムにあるユーザインターフェースを介してユーザが指定することができる。周囲温度および周囲湿度が時間と共に変化するにつれて、システムは、それに従って、(例えば冷蔵ユニットのドア窓上での)結露の生成を防止または減少するように加熱器を自動的に調節することができる。
「冷蔵ユニット」または「冷蔵庫」を参照して様々な例を提供するが、本明細書で開示する実施形態は、商業用のショーケースやディスプレイケースなど様々な他のタイプのユニットでの結露を制御するために使用することもできることを理解されたい。本明細書で使用する際、「冷蔵ユニット」および「冷蔵庫」は、例えば商業用の冷蔵庫および商業用の冷凍庫を含めた、内部チャンバを冷却するように構成された様々なタイプのディスプレイケースおよび筐体を表すものとする。
冷蔵庫ドアに位置されることがある(例えばガラスからなる)透明な窓を参照して様々な例および説明を提供するが、本明細書で開示する実施形態は、冷蔵ユニットのドアフレーム、空気口、排気ライン、または制御構成要素など、様々な他の表面上での結露を制御するために使用することもできることを理解されたい。さらに、様々な実施形態および特徴は、車の窓、ガラステーブル、スーパーマーケットでのディスプレイなど、様々な異なる物体上で結露が生じるのを減少または防止するために使用することができる。
さらに、結露を「制御」、「防止」、「減少」、および「除去」するといった用語は、時として交換可能に使用されることもある。それらの用語の任意の1つが、それらの任意の組合せを表すこともある。したがって、「結露を防止する」は、「結露を除去する」または「結露を減少する」を表すこともある。いくつかの場合には、これらの用語は、必ずしも結露が全く存在しないわけではないにせよ、結露の抑制を表すために使用することができる。
図1は、1つまたは複数の冷蔵ユニット132a〜cにおける結露を制御するための結露防止システム100を示す。図1を参照すると、結露防止システム100は、被制御表面134a〜c(例えば冷蔵庫ドアの窓)に結合された加熱器136a〜cを含むことができる。また、結露防止システム100は、加熱器制御システム102を含むこともでき、加熱器制御システム102は、様々な入力110、114、120、126、122、124を受信することができ、また、加熱器136a〜cおよびドア窓134a〜cの温度を制御するために加熱器136a〜cに信号を出力することができる。ガラスドア窓を参照して例を提供するが、結露防止システム100は、結露を減少することが望まれる様々な他の表面にも有効であることを理解されたい。ドア窓134a〜cは、ガラス材料または他の透明材料を含むことができる。さらに、図1は、3つの冷蔵ユニット132a〜cを示すが、本明細書で開示する実施形態は、単一の冷蔵ユニット132aまたは様々な他の数の冷蔵ユニット(例えば、2、4、5、8、12、20、またはそれよりも多くの冷蔵ユニット)と共に使用することができることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、ドア窓134a〜cは、ドア窓134a〜cを加熱するための薄い透明な導電層で被覆することができる。また、ドア窓134a〜cを加熱するように構成された様々な方法で加熱器136a〜cをドア窓134a〜cに結合させることができる。いくつかの実施形態では、加熱器136a〜cは、(例えば結露を蒸発させることによって)結露を減少させる、またはなくすことができる。また、加熱器136a〜cは、結露がドア窓134a〜c上に生じないように、または加熱器136a〜cがない場合に生じるよりも少ない結露しかドア窓134a〜c上に生じないように、ドア窓134a〜c(およびドア窓134a〜cを直ぐ傍で取り囲む領域)の温度を上昇させることができる。
加熱器制御システム102は、ドア窓134a〜c(または他の被制御表面)に結合された加熱器136a〜cと通信することができる。加熱器制御システム102は、加熱器136a〜cを制御するため(例えば加熱器136a〜cによって生成される熱の量を制御するため)に使用することができる信号を出力することがある。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、冷蔵ユニット132a〜cから信号を受信しない。加熱器制御システム102は、加熱器制御出力信号を決定するように構成することができ、この信号は、(例えば加熱器136a〜cから、または冷蔵ユニット132a〜cにある他のセンサまたは構成要素からの)加熱器制御システム102への入力フィードバックに依存しない。したがって、いくつかの実施形態では、結露防止システム100は、フィードバックシステムではない。
図2を参照すると、いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、加熱器制御信号を電力分配器138(例えば可変変圧器)に提供することができ、電力分配器138は、加熱器制御システム102によって出力された加熱器制御信号に少なくとも一部基づいて、1つまたは複数の加熱器136a〜cに伝送される電力を調節するように構成することができる。例えば、電力分配器138は、加熱器制御システム102から受信された加熱器制御信号に少なくとも一部基づいて、加熱器136a〜cに伝送される電圧を変えるように構成された可変変圧器でよい。電力分配器138は、配電網に結合させることができ、配電網から加熱器136a〜cに電力を送信するように構成することができる。1つの電力分配器138を、加熱器制御信号に基づいて複数の加熱器136a〜cに電力を分配するように構成することができる。いくつかの実施形態では、(例えば加熱器136a〜cの数に応じて)複数の電力分配器138(例えば可変変圧器)を使用することができる。例えば、加熱器制御システム102は、加熱器制御信号を複数の電力分配器138(例えば可変変圧器)に送信することができ、各電力分配器138が、1つまたは複数の加熱器136a〜cに電力を分配することができる。したがって、いくつかの実施形態では、1つの加熱器制御システム102を使用して、多数の冷蔵ユニット132a〜cにある加熱器136a〜cを制御することができる。
再び図1を参照すると、いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、加熱器136a〜cに加熱器制御信号を直接送信するように構成することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、加熱器136a〜cに電力を伝送することができる。したがって、加熱器制御信号は、加熱器136a〜cを駆動させるために使用される調節された量の電力でよい。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、配電網から電力を受信し、調節された電力レベルを1つまたは複数の加熱器136a〜cに出力するように構成することができる。例えば、加熱器制御システム102は、可変変圧器(図1には図示せず)または他の電力分配器を含むことができる。いくつかの実施形態では、加熱器136a〜cは、加熱器制御システム102によって出力された加熱器制御信号に基づいてそれらの電力レベルを調節するように構成することができる。例えば、加熱器136a〜cの1つまたは複数は、配電網に結合させることができ、加熱器制御システム102からの加熱器制御信号に少なくとも一部基づいて加熱器136a〜cが使用する電力を調節するように構成された可変変圧器または他の電力分配器を含むことができる。
加熱器制御システム102は、様々な入力を受信することができ、これらの入力は、(例えば結露を防止するために加熱器136a〜cによって加えられるべき熱の量を示すことができる)加熱器制御信号を決定するために加熱器制御システム102によって使用することができる。図示されるように、例えば図1において、結露防止システム100は、冷蔵庫134a〜c外部の周囲環境(例えば周囲温度および周囲湿度)を感知するために温度センサ110および湿度センサ114を含むことができる。加熱器制御システム102は、それぞれ温度センサ110および湿度センサ114によって感知された周囲温度読取値および周囲湿度読取値を受信することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、周囲温度および周囲湿度の読取値を使用して、加熱器136a〜cを制御する(例えば加熱器制御信号を決定する)ことができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、結露を防止するためにドア窓134a〜cに加えられるべき熱の量を決定することができる。いくつかの実施形態では、結露防止システム100は、ドア窓134a〜cまたはその付近に温度センサまたは湿度センサを含まない。いくつかの実施形態では、結露防止システム100は、フィードバックシステムではない。
加熱器制御システム102は、1つまたは複数の冷蔵ユニット132a〜cの内部に関して設定された目標内部温度120に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号を決定することができる。例えば、食品を冷凍するように設計された冷蔵ユニット132a〜c(例えば冷凍庫)に関する目標内部温度120は、約0°Fでよい。別の例として、食品を冷凍することなく冷やしておくように設計された冷蔵ユニット132a〜cに関する設定温度は、約35°Fでよい。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、冷蔵ユニット132a〜c内部の温度が目標内部温度120で保たれる一定値であると仮定することができる。したがって、実際の内部温度は、短期間だけ(例えばユーザが冷蔵ユニット132a〜cのドアを開いた後に)内部温度目標120から変化することがあるが、加熱器制御システム102は、目標内部温度120が一定であると仮定することができる。目標冷蔵庫内温度120は、ユーザが入力することもできる。その際、加熱器制御システム102は、1つまたは複数のユーザ入力要素を介して目標冷蔵庫内温度120を受信するように構成することができる。
加熱器制御システム102は、1つまたは複数のドア窓134a〜cが二重窓であるか三重窓であるかなど、1つまたは複数の冷蔵ユニット132a〜cの1つまたは複数のドア窓134a〜cの窓構造122に少なくとも一部基づいて、加熱器制御信号を決定するように構成することができる。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザは、ドア窓134a〜cが二重窓であるか三重窓であるかを示す入力を入力することができる。制御システム102は、ドア窓134a〜cの窓構造122に関するユーザ入力を(例えば1つまたは複数のユーザ入力要素を介して)受信するように構成することができる。
加熱器制御システム102は、1つまたは複数の加熱器136a〜cの最大加熱能力など、1つまたは複数の加熱器136a〜cの加熱器特性124に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号を決定するように構成することができる。加熱器特性124は、加熱器タイプ、加熱器名、加熱器製造元、加熱器モデル、加熱器効率などの表示を含むことができる。例えば、1つまたは複数の加熱器136a〜cを動作させるための最大加熱器電力のパーセンテージを示すように加熱器制御信号が構成される場合、および1つまたは複数の加熱器136a〜cが比較的高い最大加熱能力を有する場合、加熱器制御システム102は、1つまたは複数の加熱器136a〜cを動作させるために比較的低いパーセンテージの電力に対応する加熱器制御信号を出力するように構成することができる。制御システム102は、加熱器特性124に関するユーザ入力を(例えば1つまたは複数のユーザ入力要素を介して)受信するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、加熱バッファ126に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号を決定することができ、加熱バッファ126は、結露を防止するために必要な推定の最小加熱量からの偏差を表すことができる。したがって、例えば、加熱器制御システム102が、結露を防止するのに50%の加熱器電力レベルで十分であると判断する場合、加熱バッファ126は、加熱バッファ126に少なくとも一部基づく特定の量だけ50%を超える加熱器電力レベルを加熱器電力信号が表すようにすることができる。例えば、比較的高い加熱バッファ126は、加熱器出力信号が60%の電力レベルを表すようにすることができ、比較的低い加熱バッファ126は、加熱器制御信号が51%の電力レベルを表すようにすることができ、0の加熱バッファは、加熱器制御信号が50%の電力レベルを表すようにすることができる。したがって、高い加熱バッファ126の設定を使用すると、いくらかのエネルギー効率を犠牲にするものの、より確実に結露を減少させる、またはなくすことができる。いくつかの実施形態では、加熱バッファ126を使用して、結露を防止するのに十分な推定の最小加熱器電力レベル未満の加熱器電力レベルに対応する加熱器制御信号を生成することができる。上述した例に続いて、負の加熱バッファ126は、加熱器電力レベルを45%に減少させることができる。したがって、低いまたは負の加熱バッファ126の設定を使用すると、いくらかの結露が生じる可能性が高まるものの、エネルギー効率を高めることができる。制御システム102は、加熱バッファ126に関するユーザ入力を(例えば1つまたは複数のユーザ入力要素を介して)受信するように構成することができる。したがって、加熱バッファ126の設定により、例えばエネルギー効率と結露防止の信頼性とに関するユーザの嗜好に応じてユーザが加熱制御システム102を調節できるようにすることができる。また、ユーザは、(例えば、場合によっては、ドア窓134a〜cでの実際の湿度と、周囲湿度センサ114からの測定された周囲湿度との相違により)現在の加熱バッファ設定126が十分な結露防止を提供していないことに気付いた場合、所望の結露防止を実現するように加熱バッファ126を変更することができる。
いくつかの実施形態では、結露防止制御システム100における2つ以上の冷蔵ユニット132a〜cまたは全ての冷蔵ユニット132a〜cにある加熱器136a〜cを制御するために、入力値のいくつかまたは全て(例えば、周囲温度、周囲湿度、目標冷蔵温度120、ドア窓構造122、加熱器特性124、および加熱バッファ126の任意の組合せ)を使用することができる。例えば、ユーザは、入力の1つ(例えば目標冷蔵温度120)に関する単一の値を入力することができ、加熱器制御システム102は、冷蔵ユニット132a〜cのいくつかまたは全てにある加熱器136a〜cを制御するために単一の値を使用することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、システム100における複数の冷蔵ユニット132a〜cまたは全ての冷蔵ユニット132a〜cにある加熱器136a〜cを制御するために使用される加熱器制御信号を決定することができる。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、(個別に、または区域もしくはグループで)異なる冷蔵ユニット132a〜cに関して異なる加熱器制御信号を決定することができる。加熱器制御システム102は、入力(例えば、周囲温度、周囲湿度、目標冷蔵温度120、ドア窓構造122、加熱器特性124、および加熱バッファ126の任意の組合せ)の1つ、またはいくつか、または全てについて、異なる冷蔵ユニット132a〜cに関して異なる値をユーザが入力することを可能にするように構成することができる。例えば、ユーザは、(個別に、または区域もしくはグループで)異なる冷蔵ユニット132a〜cに関して異なる目標冷蔵温度120を入力することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、(個別に、または区域もしくはグループで)異なる冷蔵ユニット132a〜cに関して異なる加熱バッファ126の値を入力することができる。例えば、ユーザは、システム100における特定の冷蔵ユニット132a〜cが十分な結露防止を受けていないことに気付いた場合、その冷蔵ユニット132a〜cに関する加熱バッファ126を個別に高めることができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、いくつかの冷蔵ユニット132a〜cに関して同じ値を入力し、他の冷蔵ユニット132a〜cに関しては異なる値を入力することができる。したがって、制御システム102は、結露を防止または減少するために加熱器136a〜cが窓134a〜cに望ましい熱量を加えるように、ユーザが様々な方法で様々な入力を入力できるように構成することができる。したがって、1つの加熱器制御システム102を使用して、異なる設定(例えば異なる目標冷蔵温度120)、異なる特性(例えば異なる加熱器タイプ)、異なる周囲環境(例えば異なる周囲温度または異なる周囲湿度)などを有する異なる冷蔵ユニット132a〜cにある加熱器136a〜cを制御することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、異なる区域またはグループに関して異なる入力を受信および/または使用するように構成することができ、各区域またはグループは、同じ入力を使用して制御される1つまたは複数の冷蔵ユニット132a〜cを含むことができる。
複数の周囲温度センサ110を含めることもでき、それらのそれぞれの読取値を組み合わせて(例えば平均して)、加熱器制御信号を決定する際に使用するための単一の値にすることができる。異なる区域またはグループが異なるセンサ110からの異なる周囲温度値を有するように、複数の周囲温度センサ110を異なる区域またはグループに配置することができる。いくつかの実施形態では、異なる冷蔵ユニット132a〜cから異なる周囲温度センサ110までの距離に応じて、異なる冷蔵ユニット132a〜cは、それらに適用される異なる温度値を有することができる。同様に、複数の周囲湿度センサ114を含めることもでき、それらのそれぞれの読取値を組み合わせて(例えば平均して)、加熱器制御信号を決定する際に使用するための単一の値にすることができる。異なる区域またはグループが異なるセンサ114からの異なる周囲湿度値を有するように、複数の周囲湿度センサ114を異なる区域またはグループに配置することができる。いくつかの実施形態では、異なる冷蔵ユニット132a〜cから異なる周囲湿度センサ114までの距離に応じて、異なる冷蔵ユニット132a〜cは、それらに適用される異なる湿度値を有することができる。
入力の様々な組合せを使用して、加熱器制御信号102は、結露を防止するために加熱器136a〜cに加えるべき熱の量に対応することがある加熱器制御信号を決定することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、加熱器制御信号を決定するために式またはルックアップテーブルを利用することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御信号は、加熱器136a〜cに直接伝送されるように構成された電力信号でよい。いくつかの実施形態では、加熱器制御信号は、加熱器136a〜cに適切な電力を加えるための異なる構成要素(例えば可変変圧器138)に伝送されるように構成することができる命令でよい。
図3は、加熱器制御システム102、ならびに周囲温度センサ110および周囲湿度センサ114の例示的実施形態を示す。図3を参照すると、周囲温度センサ110は、周囲温度信号受信機108を介して加熱器制御システム102に接続することができる。周囲温度信号受信機108は、温度センサ100と加熱器制御システム102の接続を可能にするためのポート、プラグ、スロット、ワイヤ、ケーブル、または任意の他のメカニズムを含むことができる。いくつかの実施形態では、周囲温度信号受信機108は、周囲温度センサからの情報をワイヤレスで受信するように構成されたワイヤレス通信システムでよい。いくつかの実施形態では、周囲温度センサ110は、周囲温度信号受信機108に差し込まれるワイヤによって加熱器制御システム102に接続される。同様に、加熱器制御システムは、周囲湿度センサ112からの信号を受信するように構成された周囲湿度信号受信機112を含むことができる。周囲湿度信号受信機112は、湿度センサ114と加熱器制御システム102の間の情報の転送を可能にするためのポート、プラグ、スロット、ワイヤ、ケーブル、ワイヤレス通信システムを含むことができる。いくつかの実施形態では、周囲温度信号受信機108と周囲湿度信号受信機112を、温度センサ110と湿度センサ114の両方のために提供される1つの受信機に組み込むことができる。例えば、1つのケーブルが、周囲温度センサ110と周囲湿度センサ114の両方からデータを送信することができ、単一のワイヤレス通信システムが、周囲温度センサ110と周囲湿度センサ114の両方から情報を受信することができる。
周囲温度センサ110および周囲湿度センサ114は、周囲温度および湿度を感知するのに適した冷蔵ユニット132a〜c外部の任意の位置に配置することができる。例えば、周囲センサ110、114は、1つまたは複数の冷蔵ユニット132a〜cと共に同じ部屋内に、天井に、冷蔵ユニット132a〜cがある部屋のすぐ外側の廊下に、冷蔵ユニット132a〜cがある部屋の中央に、冷蔵ユニット132a〜cに隣接してもしくはその近くに、または加熱器制御システム102に隣接してもしくはその近くに配置されることがある。いくつかの実施形態では、周囲温度センサ110および/または周囲湿度センサ114は、例えば加熱器制御システム102の他の構成要素の1つまたは複数を支持する同じパネルまたはハウジングの内部または上など、加熱器制御システム102内に組み込むことができる。さらに、周囲センサ110、114は、部屋または建造物内に既に設置されているセンサを備えていてもよい。したがって、いくつかの実施形態による結露防止システム100は、追加のセンサを提供する必要はなく、建造物内に既に設置されているセンサを使用してもよい。いくつかの実施形態では、温度センサ110および/または湿度センサ114は、加熱器制御システム102を含むハウジングに取り付けることができ、または加熱器制御システムに組み込む(例えば加熱器制御システムのハウジング内または上に配設する)ことができる。
図3に示されるように、いくつかの実施形態では、単一の周囲温度センサ110および/または単一の周囲湿度センサ114を結露防止システム100によって使用することができる。しかし、任意の適切な数または組合せの周囲センサ110、114を使用することができることを理解されたい。
湿度センサ114は、冷蔵ユニット132a〜c外部の周囲領域の相対湿度を測定するように構成された相対湿度センサ、または冷蔵ユニット132a〜c外部の周囲領域の絶対湿度(例えば体積当たりの水蒸気の量)を測定するように構成された絶対湿度センサでよい。本明細書で使用する際、「周囲センサ」は、周囲温度および/または周囲湿度に関係する値を測定することが可能な適切なセンサタイプの任意の組合せを表すことができる。さらに、これらの周囲センサ110、114の任意の組合せが結露防止システム100と共に使用されることがある。
いくつかの実施形態では、結露防止システム100は、単一の周囲温度センサ110と、単一の周囲湿度センサ114とを利用し、いくつかの場合には、加熱器制御システム102を使用して、複数の冷蔵ユニット132a〜c(例えば、2、4、8、12、20、またはそれよりも多くの冷蔵ユニット)にある加熱器136a〜cを制御することができる。周囲センサ110、114から得られた読取値は、1つの冷蔵ユニット、2つの冷蔵ユニット、または複数の冷蔵ユニット132a〜cに適用されることがある。いくつかの実施形態では、周囲センサ読取値は、同じ部屋内の複数の冷蔵ユニット132a〜cに適用される。いくつかの実施形態では、周囲センサ読取値は、同じ建造物内の複数の冷蔵ユニット132a〜cに適用される。
いくつかの実施形態では、本明細書で論じるように、複数の周囲センサ110、114が使用されることがある。例えば、結露防止システム100は、2つの周囲温度センサ110、2つの周囲湿度センサ114、またはより多くの周囲センサ110、114を含むことがある。
図3を参照すると、使用時、周囲温度センサ110および周囲湿度センサ114は、冷蔵ユニット132a〜c外部の周囲温度および湿度を示すそれぞれの信号を発生することができる。信号は、加熱器制御システム102にある周囲温度センサ受信機108および周囲湿度センサ受信機112によって受信することができる。いくつかの実施形態では、周囲温度センサ110および/または周囲湿度センサ114からの信号を(例えば周囲温度センサ受信機108および/または周囲湿度センサ受信機112を介して)制御装置116またはコンピュータ可読メモリ118に送信することができる。いくつかの実施形態では、周囲温度および/または周囲湿度に関係するデータをコンピュータ可読メモリ118に記憶することができる。周囲温度信号および/または周囲湿度信号をコンピュータ可読メモリ118から制御装置116に送信することができる。周囲温度および/または湿度に関係する信号は、加熱器制御システム102内の電子回路に従った制御装置116への任意の経路を進むことができる。したがって、制御装置116は、いくつかの実施形態によれば、冷蔵庫132a〜c外部の周囲温度および周囲湿度を示す信号を受信するように構成することができる。いくつかの実施形態では、本明細書で論じるように、制御装置116は、1つまたは複数の処理装置や1つまたは複数の集積回路など計算ハードウェア構成要素を含む。
図3を参照すると、加熱器制御システム102は、結露防止システム100に関連付けられる様々な情報(例えば、内部目標温度120、加熱器バッファ値126、窓の構造的側面122、および/または加熱器の特性124)をユーザが入力することを可能にするように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素128も含むことができる。1つまたは複数のユーザ入力要素128は、1つまたは複数のボタン、ノブ、スイッチ、ダイヤル、タッチスクリーンなど、またはそれらの任意の適切な組合せを含むことができ、それによってユーザが情報を入力することができる。いくつかの実施形態では、入力は、ワイヤレス受信機を介して、例えばWiFi、Bluetooth、高周波数(RF)、および他のワイヤレス技術によって入力することができる。したがって、1つまたは複数のユーザ入力要素のいくつかまたは全てを、制御装置から、または加熱器制御システム102の他の構成要素から遠隔に位置させることができる。いくつかの実施形態では、システムは、遠隔制御デバイスを使用してユーザが情報を入力することを可能にするように構成することができる。いくつかの実施形態では、システムは、(例えばスマートフォンまたはタブレットアプリケーションを利用する)モバイルデバイスまたは遠隔コンピュータシステムを介してユーザが情報を入力できるように構成することができる。
図3を参照すると、情報を出力するために1つまたは複数の情報出力要素130を含めることができ、ユーザに情報を提供するように構成することができる。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の情報出力要素130は、例えば現在の設定および/またはユーザによって入力された情報を表示することができ、それにより、情報が入力されたときにユーザが情報を見ることを可能にする。1つまたは複数の情報出力要素130は、1つまたは複数のディスプレイ、インジケータライト、音声出力デバイス、ワイヤレス送信機、タッチスクリーン、または(例えばユーザに、またはデータベースもしくはアーカイブに)情報を出力するための任意の他のメカニズムを含むことができる。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の情報出力要素130は、加熱器136a〜cを駆動させるために使用される電力のパーセンテージまたは量や、推定のエネルギー節約の量など、結露防止システム100に関する情報を出力(例えば表示)することができる。いくつかの実施形態では、例えばタッチスクリーンなど、ユーザ入力要素128と情報出力要素130を一体に組み合わせることができる。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の出力要素130は、コンピュータ可読メモリデバイスに記憶することができるデータベースまたはアーカイブに情報(例えば、現在の設定、加熱器制御信号、加熱器によって使用される電力のパーセンテージまたは量、推定のエネルギー節約、最大出力電力に対する出力電力のパーセンテージ、または特定の期間中の最大出力電力に対する出力電力の平均パーセンテージなど)を出力するように構成することができる。
図4は、加熱器制御システム102の一実施形態を示し、加熱器制御システム102は、ユーザ入力要素128および情報出力要素130を含む。図4を参照すると、加熱器制御システム102は、ハウジング150を含むことができ、ハウジング150は、加熱器制御システム102の様々な構成要素を取り囲む、または支持することができる。加熱器制御システム102のいくつかの機構は、図4における視点からは見えない(例えばハウジング102内部に配設されている)。ハウジング102は、壁に取り付けられるように構成することができる。図4に示される情報出力要素130はインジケータライトおよびディスプレイを含むことができるが、多くの変形形態が可能である。ディスプレイは、英数字ディスプレイでよく、これは、ユーザによって入力される情報に関連付けられる数、加熱器制御信号の決定に影響を及ぼす入力に関連付けられる記憶されている値、加熱器制御信号またはエネルギー節約に関するレポート情報、または本明細書で論じられる任意の他の値を表示するように構成することができる。図4に示されるユーザ入力要素128は複数のプッシュボタンを含むことができるが、多くの変形形態が可能である。
ディスプレイ152は、最大電力レベルに対する現在の電力レベルのパーセンテージを表示するように構成することができる。図示される構成では、加熱器制御システム102は、全電力レベルの35.9%の電力レベルで1つまたは複数の加熱器を駆動している。また、ディスプレイ152は、ある期間にわたる最大電力レベルに対する現在の電力レベルの平均パーセンテージを示すように構成することもできる。ボタン154は、パーセンテージ電力と、ある期間にわたる平均パーセンテージ電力との間でユーザがディスプレイ152を切り替えることを可能にすることができ、インジケータライト156および158は、ディスプレイ152がパーセンテージ電力を示しているか、それともある期間にわたる平均パーセンテージ電力を示しているかの表示を提供することができる。リセットボタン160は、ユーザが(例えば平均に関して使用される期間を再開することによって)平均パーセンテージ電力をリセットすることを可能にすることができる。
ディスプレイ162は、ユーザによって入力された値、または加熱器制御システム102に記憶されている値を表示するように構成することができる。例えば、図4で、ディスプレイ162は、1.0の加熱バッファ値を示す。ボタン164および166は、ディスプレイ162に表示された入力の値をユーザが修正、例えば増加または減少させることを可能にすることができる。ボタン168は、ディスプレイ162上に表示された入力をユーザが変更することを可能にすることができ、インジケータライト170、172、および174は、ディスプレイ162にどの入力が表示されているかを表す。例えば、いくつかの場合には、ボタン168は、3つの異なる冷蔵ユニット132a〜c、または冷蔵ユニット132a〜cの3つの異なる区域またはグループの加熱バッファ値126の間でユーザが切り替えることを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、同様の機構を使用して、目標冷蔵温度120、ドア窓構造情報122、加熱器特性124など、本明細書で論じる他の入力値をユーザが修正することを可能にすることができる。
加熱器制御システム102は、加熱器制御システム102が電力を有するかどうか、またはオンに切り替えられているかどうかなどを示すように構成された電力インジケータライト176を含むことができる。RUN(実行)インジケータライト178は、システム102が動作しているかどうかを示すことができる。インジケータライト180、182、184、および186は、加熱器制御システム102と、例えば周囲温度センサ110、周囲湿度センサ114、加熱器136a〜c、外部入力または出力デバイスなどとの間で情報が送信(Tx)または受信(Rx)されているかどうかを示すことができる。
再び図3を参照すると、いくつかの実施形態では、加熱器出力信号を決定するために使用される情報は、加熱器制御システム102内のコンピュータ可読メモリ118に記憶することができる。例えば、目標内部冷蔵温度120をコンピュータ可読メモリ118に記憶することができる。また、いくつかの実施形態によれば、窓構造情報122、加熱器特性情報124、および加熱バッファ情報126の1つ、もしくは複数、または全てをコンピュータ可読メモリ118に記憶することができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読メモリ118は、少なくとも1つのユーザ入力要素128および/または1つまたは複数の情報出力要素130と電子通信することができ、システム102は、コンピュータ可読メモリ118に記憶される情報をユーザが入力および/または修正できるように構成することができる。さらに、コンピュータ可読メモリ118は、本明細書で述べる様々な動作および機能を実施するために制御装置116によって実行することができる命令を有することができる。
ユーザによって入力された情報は、ユーザ入力要素128からコンピュータ可読メモリに転送することができる。いくつかの実施形態では、制御装置116は、1つまたは複数のユーザ入力要素128から情報を受信することができ、情報をコンピュータ可読メモリに記憶させることができ、または、最初に記憶することなく情報を使用して加熱器制御信号を決定することができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読メモリ118に記憶されているデータを制御装置116に送信することができる。いくつかの実施形態では、制御装置116は、ユーザ入力データ、および/またはコンピュータ可読メモリに記憶されている情報、および/または周囲温度および周囲湿度読取値を使用して、加熱器制御信号106を決定することができる。加熱器制御信号106を(例えば加熱器136a〜cに、または可変変圧器138や他の電力分配器など中間デバイスに)出力するために、加熱器制御システム102に加熱器制御出力104を含めることができる。加熱器制御出力104は、例えばワイヤによって、ケーブルによって、光信号によって、またはワイヤレス信号によって情報を転送することができる。したがって、加熱器制御出力104は、加熱器制御システム102と加熱器136a〜cや可変変圧器138などとの間での情報の転送を可能にするためのポート、プラグ、スロット、ワイヤ、ケーブル、ワイヤレス通信システム、または任意の他のメカニズムを含むことができる。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、冷蔵ユニット132a〜cに結合された加熱器134a〜cを調節し、それにより結露を防止または減少するために、加熱器制御信号106を送信する。加熱器制御信号は、加熱器114を様々な方法で調節することができる。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、加熱器134a〜cの電力レベルが調節されるようにする。例えば、加熱器制御システム102は、加熱器の最大電力に対して電力レベルをあるパーセンテージにする加熱器制御信号を出力することがある。いくつかの実施形態では、加熱器は、より長い期間にわたってオンのままでよく、加熱器によって発生される熱の量は、加熱器がオンである間に加えられる電力の量(例えばパーセンテージ)を変えることによって調節することができる。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、1つまたは複数の加熱器134a〜cのデューティサイクルを調節するように構成された加熱器制御信号を出力することができる。例えば、1つまたは複数の加熱器134a〜cへの電力が(例えば周期的なサイクルで)オンおよびオフに切り替わることがあり、デューティサイクルは、加熱器134a〜cが「オフ」状態ではなく「オン」状態である時間量を(例えばパーセンテージまたは比率として)定義する。したがって、より高いデューティサイクルは、ガラス窓134a〜cに加えられるより多くの熱に相関することがあり、一方、より低いデューティサイクルは、ガラス窓134a〜cに加えられるより少ない熱に相関することができる。例えば、70%のデューティサイクルは、ある期間の70%にわたって加熱器134a〜cがオン状態(または高い電力状態)であり、その期間の30%にわたって加熱器がオフ状態(または低い電力状態)であることを示すことができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、デューティサイクルにパルス幅変調を加えるように構成することができる。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、1つまたは複数の加熱器134a〜cに所望の温度を中継する加熱器制御信号を出力することができる。したがって、例えば、ドア窓134a〜cでの温度を40°Fにすべきであると加熱器制御システム102が判断した場合、「40°F」を示す出力信号が1つまたは複数の加熱器134a〜cに送信されることがあり、1つまたは複数の加熱器134a〜cは、窓を40°Fの温度にすることを試みるようにその熱出力を調節するように構成することができる。
加熱器制御信号106を決定するために、制御装置116は、入力の様々な組合せを考慮に入れることができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、周囲湿度(例えば周囲湿度センサ114によって測定される)、周囲温度(例えば周囲温度センサ110によって測定される)、1つまたは複数の冷蔵ユニット134a〜cの目標内部冷蔵温度120(例えばユーザによって入力される)、窓構造情報122(例えばユーザによって入力される)、および最大加熱能力など加熱器特性に関する情報124(例えばユーザによって入力される)に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号106を決定する。いくつかの実施形態では、追加の入力(例えばユーザが入力することができる加熱器バッファ値126)を使用して、加熱器制御信号106を決定することができる。本明細書で開示する様々な実施形態において、加熱器制御システム102は、最小加熱値および/または最大加熱値を(例えば1つまたは複数のユーザ入力要素128を介して)ユーザが指定できるように構成することができる。最小加熱値および/または最大加熱値は、コンピュータ可読メモリ118(図1には図示せず)に記憶することができ、制御装置116は、最小加熱値および/または最大加熱値に少なくとも一部基づいて加熱器制御信号106を決定することができる。例えば、最小加熱値が下限を設定することができ、それにより加熱器制御システム102は、最小加熱値未満の加熱値に関連付けられる加熱器制御信号を出力しない。同様に、最大加熱値が上限を設定することができ、それにより加熱器制御システム102は、最大加熱値よりも高い加熱値に関連付けられる加熱器制御信号を出力しない。
いくつかの実施形態では、加熱器制御信号106を決定するために、システム102によって出力される現在の加熱器制御信号106および/またはいくつかの以前の加熱器制御信号106を使用することができるが、いくつかの実施形態では、現在または過去の加熱器制御信号106は、新たな加熱器制御信号106の決定を行う際に制御装置116によって考慮されない。いくつかの実施形態では、上に列挙した入力のいくつかは、加熱器制御信号106の決定において省くことができる。例えば、加熱器制御システム102が単一のタイプの加熱器と共に使用されるように構成される場合、または加熱器出力信号106が最大加熱器電力のパーセンテージではなく目標加熱器電力または目標加熱温度を指定するように構成される場合、加熱器特性に関する情報124を決定において省くことができる。加熱器制御システム102が特定の冷蔵温度に設定される、または特定のドア窓構造(例えば二重窓または三重窓)を有する冷蔵ユニット132a〜cのみと共に使用されるように構成される場合、目標冷蔵温度120および/または窓構造情報122の入力を加熱器制御信号106の決定において省くことができる。いくつかの実施形態では、入力が設定されている(例えばユーザまたはセンサによって調節可能でない)場合でさえ、加熱器制御信号106を決定する際に制御装置116によって入力を考慮に入れることができる。例えば、加熱器制御システム102が特定のタイプの加熱器のみと共に使用されるように構成される場合、加熱器特性情報124をコンピュータメモリに記憶することができ、または式に直接組み込むことができ、もしくはルックアップテーブル内の値に直接組み込むことができ、それにより、加熱器特性情報は、加熱器制御信号106の決定に依然として影響を及ぼす。
いくつかの実施形態では、周囲湿度(湿度センサ114によって測定される)(例えば相対湿度および/または絶対湿度)および目標内部冷蔵温度120を使用して、上述した他の入力を使用することなく加熱器制御信号106を決定することができる。いくつかの実施形態では、制御装置116は、周囲湿度(例えば絶対湿度および/または相対湿度)、周囲温度、および目標内部冷蔵温度120を利用して加熱器制御信号106を決定することができる。いくつかの実施形態では、加熱器バッファ値126、窓構造的側面122、加熱器の特性124などの追加のユーザ入力も、加熱器制御信号106を決定するときに制御装置116によって考慮に入れられることがある。いくつかの実施形態は、加熱器制御信号106を決定するために、冷蔵庫132a〜cの窓134a〜cの温度を直接測定するための温度センサ、または冷蔵庫132a〜cの窓134a〜cまたはその付近の湿度を直接測定するための湿度センサ114を利用しない。したがって、いくつかの実施形態では、加熱器制御システムは、フィードバックシステムでない。
いくつかの実施形態によれば、制御装置116は、1つまたは複数のルックアップテーブルを利用することによって加熱器制御信号116を決定することができる。1つまたは複数のルックアップテーブルは、入力(例えば、周囲温度、周囲湿度、目標内部温度120、窓構造的側面122、加熱器の特性124(例えばガラス窓の最大加熱電力)、および/または加熱器バッファ126)と出力(例えば加熱器電力レベルなどの加熱器制御信号106)の様々な組合せに関連付けられる値のアレイを備えることがある。例えば、ルックアップテーブルは、35℃の周囲温度、75%の周囲相対湿度、−24℃の目標内部冷蔵温度120、三重ガラスの窓構造、1平方メートル当たり120ワットの窓での最大加熱電力124、および+1℃の加熱バッファに関して、(バッファを用いた)加熱器に関する電力レベルを74%にすべきであり(例えば1平方メートル当たり120ワットの総最大電力の74%)、加熱器のデューティサイクルを74%にすべきであり、または温度を少なくとも30.8℃にすべきであることを示すことがある。様々な他の入力(例えば加熱器の最大加熱能力および/または加熱バッファ値126)も、加熱器出力信号106を決定する際にルックアップテーブルによって考慮に入れることができる。いくつかの実施形態では、本明細書で論じるように、単一のルックアップテーブルを使用して、様々な入力に基づいて加熱器制御信号106を直接決定することができ、または複数のルックアップテーブルを使用して中間決定を行うこともできる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、コンピュータ可読メモリ118に記憶することができる1つまたは複数の式を利用することによって加熱器制御信号106を決定する。いくつかの実施形態では、単一の式を使用して、様々な入力から加熱器制御信号106を直接決定することができる。いくつかの実施形態では、本明細書で論じるように、複数の式を使用して中間決定を行うこともできる。いくつかの実施形態では、制御装置116は、加熱器制御信号106を決定するためにアルゴリズムを実行するように構成された回路を含むことができる。いくつかの実施形態では、制御装置116は、周囲温度、周囲湿度、目標内部温度120、窓構造的側面122、加熱器の特性124(例えば最大加熱電力)、および/または加熱器バッファ126など様々な入力を読み取ることができ、加熱電力値を決定することができる。加熱電力値を最大加熱電力124と比較して、総出力電力に対するパーセンテージまたは比率を得ることができ、これを加熱器制御信号106として出力することができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、本明細書で論じる様々な入力に基づいて加熱器制御信号106を決定するための1つまたは複数の式または同様のアルゴリズムを実装するように構成されたコンピュータハードウェア構成要素(例えば1つまたは複数の集積回路)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、複数の式または複数のルックアップテーブルを使用することによって加熱器制御信号106を決定することができる。例えば、制御装置116は、第1のルックアップテーブルまたは第1の式を使用して露点の値を決定することができる。制御装置116は、第2のルックアップテーブルまたは第2の式を使用して、ドア窓に関する推定の温度を決定することができる。さらに、制御装置は、例えばドア窓134a〜cの推定の温度が推定の露点よりも高くなり、したがって結露が生じるのを防止するように加熱器136a〜cを駆動させるように構成することができる第3のルックアップテーブルまたは第3の式を使用して、推定の露点および推定のドア窓温度に基づいて加熱器制御信号106を決定することができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、周囲温度および周囲湿度に基づいて周囲露点を計算または推定する。いくつかの実施形態では、周囲露点は、ドア窓134a〜cでの推定の露点とも仮定される。いくつかの実施形態では、制御装置116は、周囲温度および周囲湿度に基づいて、1つまたは複数のドア窓134a〜cでの推定の露点(周囲露点とは異なることがある)を決定することができ、第1のルックアップテーブルまたは第1の式は、周囲環境(例えば周囲湿度)と冷蔵ユニット132a〜c内部の環境(例えば内部冷蔵庫湿度)との予想される相違を見込むように、および/または冷蔵ユニット132a〜cの目標内部冷蔵温度120など1つまたは複数の追加の変数を見込むように構成することができる。例えば、周囲温度および周囲湿度を使用して、周囲の部屋内の露点を決定することができ、次いで、冷蔵庫132a〜cの目標内部温度または他の因子を使用して、冷蔵ユニット132a〜cのドア窓134a〜c上での露点を推定することができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116はまた、例えば第2のルックアップテーブルまたは式を使用してドア窓134a〜cの温度を推定する。例えば、周囲温度(例えば周囲温度センサ110によって測定される)、冷蔵ユニット132a〜cの目標内部冷蔵温度120、窓の構造122、加熱器特性124、および加熱器136a〜cに送信される1つまたは複数の現在または過去の信号の何らかの組合せを仮定して、第2のルックアップテーブルまたは第2の式を使用してドア窓134a〜cでの温度を推定することができる。いくつかの実施形態では、加熱器136a〜cに現在送信されている、または直前の加熱器制御信号決定に基づいて加熱器に送信された加熱器制御信号106を、ドア窓134a〜cの温度を推定する際に考慮に入れることができる(また、本明細書で開示する様々な他の実施形態では加熱器制御信号106を決定する際に考慮に入れることもできる)。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の過去の加熱器制御信号106を、コンピュータ可読メモリ118(例えば制御装置116によってアクセスされる加熱器制御信号履歴)に記憶することができ、少なくともいくつかの過去の加熱器制御信号を制御装置116によって使用して、ドア窓134a〜cの温度を推定する(また、本明細書で開示する様々な他の実施形態では加熱器制御信号106を決定する)ことができる。いくつかの実施形態では、制御装置は、現在または過去の加熱器制御信号106を考慮せず、制御装置116は、加熱器とは関係なく推定のドア窓温度(例えば、加熱器が使用されなかった場合にドア窓134a〜cが有するであろう推定の温度)を決定することができ、その推定の温度値を使用して加熱器制御信号106を決定することができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、露点(例えば周囲露点、またはドア窓134a〜cでの推定の露点)とドア窓134a〜cでの推定の温度とを比較して、(例えば第3のルックアップテーブルまたは第3の式を使用して)適切な加熱器制御信号106を決定することができる。例えば、ドア窓134a〜cの推定の温度が、ドア窓134a〜cでの推定の露点よりも低い場合、制御装置116は、ガラス134a〜cの推定の温度を露点以上にするために、ドア窓134a〜cに結合された加熱器136a〜cに対して調節を行うべきであると判断することがあり、制御装置116は、第3のルックアップテーブルまたは第3の式を使用して、加熱器136a〜cを調節するために適切な制御信号106を決定することができる。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の追加の入力(例えば本明細書で論じる加熱バッファ126)を、加熱器制御信号106を決定する際に第3の式または第3のルックアップテーブルによって考慮に入れることができる。例えば、加熱バッファ126は、推定の露点温度よりも(例えば数度)高くまたは低くすることについて、制御装置116がどのように推定のドア窓温度を設定することを試みるかを示すことができる。例えば、加熱バッファ126が低い値(例えば1°F)に設定されている場合、制御装置116は、推定の露点温度よりもわずかだけ(例えば1°F)高い推定ドア窓温度を維持することを試みるために加熱器136a〜cを調節するように構成することができる。別の例として、加熱バッファ126がより高い値(例えば4°F)に設定される場合、制御装置116は、より大きな量(例えば4°F)だけ推定の露点温度よりも高い温度に推定ドア窓温度を維持することを試みるために加熱器136a〜cの電力レベルを増加させることができる。
多くの変形形態が可能である。例えば、上で論じた3つの式またはルックアップテーブルはそれぞれ、追加の式またはルックアップテーブルに分けることができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御システムは、情報出力要素130を使用して推定の露点またはドア窓温度を(例えばディスプレイ上に、または記憶のためにデータベースに)出力することができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、露点を推定することなく、および/またはドア窓134a〜cの温度を推定することなく加熱器制御信号106を決定することができる。例えば、いくつかの実施形態では、本明細書で論じる入力(例えば、周囲湿度(例えば周囲湿度センサ114によって測定される)、周囲温度(例えば周囲温度センサ110によって測定される)、目標内部冷蔵温度120、窓構造情報122、および最大加熱能力など加熱器特性に関する情報124(例えばユーザによって入力される))を利用して加熱器制御信号106を決定するために、単一のルックアップテーブルまたは式を制御装置116によって使用することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御信号106を決定するために、追加の入力(例えば加熱器バッファ値126)を制御装置116によって使用することができる。いくつかの実施形態では、加熱器制御信号106を決定するために、システム102によって出力される現在の加熱器制御信号106および/またはいくつかの以前の加熱器制御信号106を使用することができるが、いくつかの実施形態では、現在または過去の加熱器制御信号106は、新たな加熱器制御信号106の決定を行う際に制御装置116によって考慮されない。本明細書で論じるように、いくつかの実施形態では、上述した様々な入力を省くこともできる。推定の露点を決定することなくおよび/または推定のドア窓温度を決定することなく(例えば、本明細書で論じる単一の式または単一のルックアップテーブルを使用して)加熱器制御信号106を決定することによって、より少数のおよび/またはより単純な計算を使用して、より少数のおよび/またはより単純な式またはルックアップテーブルを使用して、またはより単純な制御装置ハードウェア(例えば1つまたは複数の集積回路)を使用して加熱器制御信号106を決定することができる。加熱器制御システム102は、露点を推定することなくおよび/または窓ドア温度を推定することなく加熱器制御信号106が決定されるとき、より少ないメモリを使用すればよく、および/またはより複雑でない回路を使用すればよい。
加熱器信号106を決定するために、様々な異なる式およびルックアップテーブルを使用することができる。例えば、式またはルックアップテーブルは、(全ての他の変数が同じままであると仮定して)周囲温度読取値が比較的高いときには(例えば加熱器136a〜cによって)より少ない熱を加えることができ、周囲温度が比較的低いときには(例えば加熱器136a〜cによって)より多くの熱を加えるべきであることを示すように構成することができる。
式またはルックアップテーブルは、(全ての他の変数が同じままであると仮定して)周囲温度読取値が比較的低いときには(例えば加熱器136a〜cによって)より少ない熱を加えることができ、周囲温度が比較的高いときには(例えば加熱器136a〜cによって)より多くの熱を加えるべきであることを示すように構成することもできる。
式またはルックアップテーブルは、(全ての他の変数が同じままであると仮定して)冷蔵ユニット132a〜c内の目標温度が比較的高いときには(例えば加熱器136a〜cによって)より少ない熱を加えることができ、冷蔵ユニット132a〜c内の目標温度が比較的低いときには(例えば加熱器136a〜cによって)より多くの熱を加えるべきであることを示すように構成することもできる。
窓の構造的側面122に関して、式(またはルックアップテーブル)は、(全ての他の変数は一定であると仮定して)二重窓に加えられる熱の量を三重窓に加えられる熱の量よりも高くすべきであることおよびその量を示すように構成することができる。
別の例として、加熱器特性124(例えば加熱器の最大電力能力)に関して、式またはルックアップテーブルは、電力出力パーセンテージレベルが、(全ての他の変数が一定であると仮定して)高い電力出力能力を有する加熱器136a〜cに関してはより低く、低い電力出力能力を有する加熱器136a〜cに関してはより高いべきであることを示すことができる。したがって、例えば、100ワットの最大電力を有する加熱器114が40%で動作して結露を防止することが可能である場合、80ワットの最大電力を有する加熱器は、同じレベルの結露を実現するために50%で動作する必要があり得る。いくつかの実施形態では、制御装置116は、加熱器136a〜cと関連付けられる他の特性を受信することができ、それに従ってルックアップテーブルまたは式を利用することができる。例えば、ルックアップテーブルは、(他の全ての変数が一定であっても)異なる加熱器モデルに異なる加熱器制御信号が送信されるべきであることを示すことがある。
さらに別の例として、加熱バッファ値126に関して、式(またはルックアップテーブル)は、(全ての他の変数が一定であると仮定して)バッファ126が高い値に設定されるときには窓134a〜cに加えられるべき熱の量がより高いべきであり、バッファ126が低い値に設定されるときには熱の量がより低いべきであることを示すことができる。加熱バッファ値126は、例えば、(例えば加熱バッファ126を用いない場合に加えられることがある電力の量またはパーセンテージよりも高い)加熱器136a〜cに加えられる電力の追加の量またはパーセンテージを示すことができる。いくつかの実施形態では、(例えば加熱器制御信号106が出力される前の最終調節として)他の入力を考慮する式またはルックアップテーブルとは別に、加熱バッファ126を適用することができ、または加熱バッファ126の調節を式またはルックアップテーブルに組み込むことができる。
いくつかの実施形態では、ルックアップテーブルまたは式は、上記の入力(例えば、ガラス窓の構造的側面122、加熱バッファ値126、加熱器特性124、周囲温度、周囲湿度、および/または目標冷蔵庫内温度120)の様々な組合せを含む。したがって、制御装置116は、それが受信する入力の組合せを利用して、(例えば1つまたは複数の加熱器136a〜cに送信される)出力すべき適切な加熱器制御信号106を検索または式化することができ、それにより、1つまたは複数の加熱器132a〜cが、結露の生成を減少または防止するのに適切な熱の量をガラス窓134a〜cに加える。
いくつかの実施形態では、1つの加熱器制御システム102が、複数の冷蔵ユニット132a〜cに関して同じ加熱器制御信号106を加熱器136a〜cに送信することがある。例えば、同じ部屋または部屋内の同じ領域にある冷蔵庫に関して、加熱器136a〜cそれぞれを制御するために、同じ周囲温度信号および同じ周囲湿度信号を使用することができる。さらに、(例えばユーザ入力を介して受信される)他の入力(例えば、目標内部温度120、ガラス窓の構造的側面122、加熱器特性124、および/または加熱器バッファ127)は、各加熱器136a〜cを制御するために同じでよく、それにより、複数の冷蔵ユニット132a〜cにある加熱器136a〜cに対して同じ加熱器制御信号106が使用される。いくつかの実施形態によれば、ガラス窓112の表面上で表面温度センサが使用されない。したがって、いくつかの実施形態は、ドア窓134a〜cにある個別の表面温度センサを使用せずに複数の冷蔵ユニット132a〜cでの結露を制御することができる。
いくつかの実施形態では、制御装置116は、異なる冷蔵ユニット132a〜cに関する異なる加熱器136a〜cに異なる加熱器制御信号106を送信する。例えば、同じ部屋内の2つの冷蔵ユニット132a〜cが、異なる目標冷蔵温度120に関連付けられることがある(例えば、一方は、食品を冷凍するために構成された冷凍庫でよく、他方は、食品を冷凍せずに冷やしておくために構成された冷蔵庫でよい)。そのような場合には、加熱器制御システム102は、2つの冷蔵ユニット132a〜cにある加熱器136a〜cに異なる加熱器制御信号106を送信することができ、各加熱器制御信号106が各ユニットに関して調整される。
冷蔵庫132a〜cに関連付けられる入力(例えば冷蔵庫132a〜c外部の周囲環境)が変化する場合または時、加熱器制御システム102は、新たな加熱器制御信号106を出力することができ、変化した入力に従って1つまたは複数のドア窓134a〜c上での結露を適切に制御する。
いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、特定の頻度に従って、(変化していない場合でさえ)周囲環境を受信する。この頻度は、1時間に少なくとも約1回、30分に約1回、10分に約1回、1分に約1回、1秒に約1回、1秒に約10回、またはそれよりも多くてもよい。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102が周囲環境を受信するたびに、制御装置116が加熱器制御信号106を決定することができる。他の実施形態では、制御装置116は、周囲環境が変化したときにのみ、または周囲環境が特定の閾値を超えて変化したときにのみ加熱器制御信号106を決定する。いくつかの実施形態では、加熱器制御システム102は、制御装置116が加熱器制御信号106を決定するたびに加熱器制御信号106を加熱器136a〜cに出力する。他の実施形態では、加熱器制御システム102は、前の加熱器制御信号と比べて変化した場合にのみ、または特定の閾値を超えて変化した場合にのみ加熱器制御信号106を出力する。本発明のいくつかの実施形態によれば、周囲環境が変化するとき、1つまたは複数のドア窓134a〜cに加えられる熱の量は自動的に調節される。
ユーザが(例えば、目標内部温度120、窓構造122、加熱バッファ値126、および/または加熱器特性124に関して)変更また新規の値を入力するとき、制御装置116は、新規のまたは変更された入力に基づいて加熱器制御信号106を決定することができる。いくつかの実施形態では、加熱器136a〜cに送信すべき加熱器制御信号を決定するために以前の加熱器制御信号106を利用することもできる。
本明細書で述べる様々な例示的な論理ブロック、モジュール、およびプロセスは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれら両方の組合せとして実装することができる。ハードウェアとソフトウェアのこの相互交換性を明瞭に示すために、一般に、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、および状態をそれらの機能について上述してきた。しかし、様々なモジュールが個別に例示されているが、それらのモジュールは、根底にある同じ論理またはコードのいくつかまたは全てを共有することができる。あるいは、本明細書で述べる論理ブロック、モジュール、およびプロセスのいくつかは、モノリシックで実装されてもよい。
本明細書で述べる様々な例示的な論理ブロック、モジュール、およびプロセスは、コンピュータ、処理装置、デジタル信号処理装置(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書で述べる機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せなどの機械によって実装または実施することができる。処理装置は、マイクロプロセッサ、制御装置、マイクロコントローラ、状態機械、それらの組合せなどでよい。処理装置はまた、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサまたは処理装置コア、1つまたは複数のグラフィックスまたはストリーム処理装置、DSPに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装することもできる。
本明細書で述べるプロセスのブロックまたは状態は、ハードウェアとして、処理装置によって実行されるソフトウェアモジュールとして、またはそれら2つの組合せで直接具現化することができる。また、例えば、上述したプロセスはそれぞれ、コンピュータまたはコンピュータ処理装置など1つまたは複数の機械によって実行されるソフトウェアモジュールで具現化することができ、ソフトウェアモジュールによって完全に自動化することもできる。モジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、ファームウェアを記憶することが可能なメモリ、または当技術分野で知られている任意の他の形態のコンピュータ可読媒体など、コンピュータ可読記憶媒体に常駐することがある。例示的なコンピュータ可読記憶媒体は、処理装置に結合させることができ、それにより、処理装置は、コンピュータ可読記憶媒体からの情報の読取りおよび書込みを行うことができる。代替形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、処理装置と一体でよい。処理装置およびコンピュータ可読記憶媒体は、ASICに常駐することがある。
実施形態に応じて、本明細書で述べる任意のプロセスまたはアルゴリズムの特定の作用、イベント、または機能を異なる順序で実施することができ、追加、併合、または除外することができる。したがって、特定の実施形態では、上記の作用またはイベントの全てがプロセスの実施に必要なわけではない。さらに、特定の実施形態では、作用またはイベントは、順次にではなく、例えばマルチスレッド処理や割込み処理によって、または複数の処理装置もしくは処理装置コアによって同時に行うことができる。
本明細書で使用される条件を表す用語、例えば、とりわけ「できる」、「ことがある」、「してもよい」、「例えば」などは、特に明記しない限り、または使用される文脈で理解される限り、一般に、特定の実施形態が特定の特徴、要素、および/または状態を含むが、他の実施形態はそれらを含まないことを表すことを意図されている。したがって、そのような条件を表す用語は、1つまたは複数の実施形態に関して特徴、要素、および/または状態が必ず必要とされること、または1つまたは複数の実施形態が、作成者の入力またはプロンプトを伴ってまたは伴わずに、これらの特徴、要素、および/または状態が任意の特定の実施形態で包含または実施されるかどうかを決定するための論理を必ず含むことを示唆するものとは一般に意図されていない。
上に詳述した説明では、様々な実施形態に適用される新規の特徴を示し、述べ、指摘してきたが、本開示の精神から逸脱することなく、例示される論理ブロック、モジュール、およびプロセスの形態および詳細の様々な省略、置換、および変更を施すことができることを理解されよう。理解されるように、いくつかの特徴が他のものとは別個に使用または実施され得るので、本明細書で述べる本発明の特定の実施形態は、本明細書に記載される特徴および利益を全ては提供しない形態で具現化されてもよい。特定の実施形態を述べてきたが、これらの実施形態は例としてのみ提示されており、本開示の範囲を限定することは意図されていない。実際、本明細書で述べる新規の方法およびシステムは、様々な他の形態で具現化することができる。さらに、本開示の精神から逸脱することなく本明細書で述べる結露を制御するシステムおよび方法の様々な省略、置換、および変更を施すことができる。

Claims (49)

  1. 第1のドア窓を備える第1の冷蔵ユニットと、
    前記第1のドア窓に熱的に結合された第1の加熱器と、
    第2のドア窓を備える第2の冷蔵ユニットと、
    前記第2のドア窓に熱的に結合された第2の加熱器と、
    前記第1および第2の冷蔵ユニット外部の周囲温度を感知するように構成された周囲温度センサと、
    前記第1および第2の冷蔵ユニット外部の周囲湿度を感知するように構成された周囲湿度センサと、
    前記周囲温度センサ、前記周囲湿度センサ、前記第1の加熱器、および前記第2の加熱器と通信する制御装置と、
    を備え、前記制御装置は、
    前記周囲温度を示す周囲温度入力を受信し、
    前記周囲湿度を示す周囲湿度入力を受信し、
    前記第1の冷蔵ユニットおよび前記第2の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信し、
    前記第1のドア窓および前記第2のドア窓の構造的側面を示すドア窓構造入力を受信し、
    前記第1の加熱器および前記第2の加熱器に関連付けられる最大加熱電力を示す最大加熱電力入力を受信し、
    前記周囲温度入力、前記周囲湿度入力、前記目標冷蔵温度入力、前記ドア窓構造入力、および前記最大加熱電力入力に少なくとも一部基づいて前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を調節する
    ように構成された結露防止制御システム。
  2. 前記制御装置は、単一の周囲温度センサによって測定された前記周囲温度を示す前記周囲温度入力に少なくとも一部基づいて前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を調節するように構成された請求項1に記載のシステム。
  3. 前記制御装置は、単一の周囲湿度センサによって測定された前記周囲湿度を示す前記周囲湿度入力に少なくとも一部基づいて前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を調節するように構成された請求項1に記載のシステム。
  4. 前記制御装置は、加熱バッファ入力を受信するように構成され、前記制御装置は、前記加熱バッファ入力に少なくとも一部基づいて前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を調節するように構成された請求項1に記載のシステム。
  5. 前記制御装置は、前記第1および第2の冷蔵ユニットから受信されるフィードバック情報を用いずに前記加熱器制御信号を決定するように構成された請求項1に記載のシステム。
  6. さらに、ユーザから入力を受信するように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素を備え、前記制御装置は、前記目標冷蔵温度入力、前記ドア窓構造入力、および前記最大加熱電力入力を前記1つまたは複数のユーザ入力要素を介して受信するように構成された請求項1に記載のシステム。
  7. さらに、前記制御装置と通信し、前記目標冷蔵温度入力、前記ドア窓構造入力、および前記最大加熱電力入力を記憶するように構成されたコンピュータ可読メモリを備える請求項1に記載のシステム。
  8. さらに、コンピュータ可読メモリを備え、前記制御装置は、前記目標冷蔵温度入力、前記ドア窓構造入力、および前記最大加熱電力入力を前記コンピュータ可読メモリから受信するように構成された請求項1に記載のシステム。
  9. 1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲温度を感知するように構成された周囲温度センサと、
    前記1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲湿度を感知するように構成された周囲湿度センサと、
    前記周囲温度センサおよび前記周囲湿度センサと通信する制御装置と、
    を備え、前記制御装置は、
    前記周囲温度を示す周囲温度入力を受信し、
    前記周囲湿度を示す周囲湿度入力を受信し、
    前記1つまたは複数の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信し、
    前記周囲温度入力、前記周囲湿度入力、および前記目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいて、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された1つまたは複数の加熱器を調節するための加熱器制御信号を決定する
    ように構成された結露防止制御システム。
  10. 前記制御装置は、
    前記1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数のドア窓の構造的側面を示すドア窓構造入力を受信し、
    前記ドア窓構造入力に少なくとも一部基づいて前記加熱器制御信号を決定する
    ように構成された請求項9に記載のシステム。
  11. 前記ドア窓構造入力は、前記1つまたは複数のドア窓が二重窓であるか三重窓であるかを示す請求項10に記載のシステム。
  12. 前記制御装置は、
    前記1つまたは複数の加熱器に関連付けられる特性を示す加熱器特性入力を受信し、
    前記加熱器特性入力に少なくとも一部基づいて前記加熱器制御信号を決定する
    ように構成された請求項9に記載のシステム。
  13. 前記加熱器特性入力は、前記1つまたは複数の加熱器に関連付けられる最大加熱電力を示す請求項12に記載のシステム。
  14. 前記制御装置は、
    加熱バッファ入力を受信し、
    前記加熱バッファ入力に少なくとも一部基づいて前記加熱器制御信号を決定する
    ように構成された請求項9に記載のシステム。
  15. 前記制御装置は、前記1つまたは複数の加熱器に前記加熱器制御信号を直接出力するように構成された請求項9に記載のシステム。
  16. 前記制御装置は、前記1つまたは複数の加熱器に結合された電力分配器に前記加熱器制御信号を出力するように構成された請求項9に記載のシステム。
  17. 前記周囲湿度センサは相対湿度センサであり、周囲湿度入力は、前記1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の相対周囲湿度を示す請求項9に記載のシステム。
  18. 前記周囲湿度センサは絶対湿度センサであり、前記周囲湿度入力は、前記1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の絶対周囲湿度を示す請求項9に記載のシステム。
  19. さらに、ユーザから入力を受信するように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素を備え、前記制御装置は、前記目標冷蔵温度入力を前記1つまたは複数のユーザ入力要素を介して受信するように構成された請求項9に記載のシステム。
  20. さらに、前記制御装置と通信し、前記目標冷蔵温度入力を記憶するように構成されたコンピュータ可読メモリを備える請求項9に記載のシステム。
  21. さらに、コンピュータ可読メモリを備え、前記制御装置は、前記目標冷蔵温度入力を前記コンピュータ可読メモリから受信するように構成された請求項9に記載のシステム。
  22. 前記制御装置は、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットから受信されるフィードバック情報を用いずに前記加熱器制御信号を決定するように構成された請求項9に記載のシステム。
  23. 前記加熱器制御信号は、前記1つまたは複数の加熱器の電力レベルを調節するように構成された請求項9に記載のシステム。
  24. 前記加熱器制御信号は、前記1つまたは複数の加熱器の目標温度を調節するように構成された請求項9に記載のシステム。
  25. 前記加熱器制御信号は、前記1つまたは複数の加熱器に関連付けられるデューティサイクルを調節するように構成された請求項9に記載のシステム。
  26. 前記加熱器制御信号は、前記1つまたは複数の加熱器に伝送される電力のパルス幅変調に関連付けられる請求項9に記載のシステム。
  27. 前記制御装置は、前記周囲温度入力、前記周囲湿度入力、および前記目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいてルックアップテーブル内の値を識別するように構成され、前記加熱器制御信号は、前記識別された値に少なくとも一部に基づく請求項9に記載のシステム。
  28. 前記制御装置は、推定の露点を決定するように構成され、前記加熱器制御信号は、前記推定の露点に少なくとも一部基づく請求項9に記載のシステム。
  29. 前記制御装置は、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数の被制御表面の推定の表面温度を決定するように構成され、前記加熱器制御信号は、前記推定の露点および前記推定の表面温度に少なくとも一部基づく請求項28に記載のシステム。
  30. 前記1つまたは複数の被制御表面は、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数のドア窓を備える請求項29に記載のシステム。
  31. 前記制御装置は、単一の式またはルックアップテーブルを利用することによって加熱器制御信号を決定するように構成された請求項9に記載のシステム。
  32. さらに、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットを備える請求項9に記載のシステム。
  33. 1つまたは複数の冷蔵ユニットの1つまたは複数の被制御表面上での結露の生成を減少または防止する方法であって、
    1つまたは複数の計算デバイスを含むハードウェアを備える制御装置によって、前記1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲温度を示す周囲温度入力を受信するステップと、
    前記制御装置によって、前記1つまたは複数の冷蔵ユニット外部の周囲湿度を示す周囲湿度入力を受信するステップと、
    前記制御装置によって、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信するステップと、
    前記制御装置によって、前記周囲温度入力、前記周囲湿度入力、および前記目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいて、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットの前記1つまたは複数の被制御表面に結合された1つまたは複数の加熱器を調節するように構成された加熱器制御信号を決定するステップと、
    を含む方法。
  34. さらに、前記1つまたは複数の被制御表面の構造的側面を示す被制御表面構造入力を受信するステップを含み、前記加熱器制御信号は、前記被制御表面構造入力に少なくとも一部基づく請求項33に記載の方法。
  35. さらに、前記1つまたは複数の加熱器の最大加熱電力を示す最大加熱電力入力を受信するステップを含み、前記加熱器制御信号は、前記最大加熱電力入力に少なくとも一部基づく請求項33に記載の方法。
  36. さらに、加熱バッファ入力信号を受信するステップを含み、前記加熱器制御信号は、前記加熱バッファ入力信号に少なくとも一部基づく請求項33に記載の方法。
  37. さらに、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された前記1つまたは複数の加熱器に前記加熱器制御信号を出力するステップを含む請求項33に記載の方法。
  38. 前記加熱器制御信号は、前記1つまたは複数の加熱器の電力レベルを調節するように構成された請求項33に記載の方法。
  39. 前記加熱器制御信号は、前記1つまたは複数の加熱器に関連付けられるデューティサイクルを調節するように構成された請求項33に記載の方法。
  40. 加熱器制御信号を決定するステップは、前記周囲温度入力、前記周囲湿度入力、および前記目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいてルックアップテーブル内の値を識別するステップを含む請求項33に記載の方法。
  41. 命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、計算ハードウェアによって実行されるときに、
    周囲温度入力を受信するステップと、
    周囲湿度入力を受信するステップと、
    1つまたは複数の冷蔵ユニットに関連付けられる目標内部温度を示す目標冷蔵温度入力を受信するステップと、
    前記周囲温度入力、前記周囲湿度入力、および前記目標冷蔵温度入力に少なくとも一部基づいて、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された1つまたは複数の加熱器を調節するための加熱器制御信号を決定するステップと、
    を含む操作を前記計算ハードウェアに行わせる非一時的なコンピュータ可読媒体。
  42. 前記操作は、さらに、前記1つまたは複数の冷蔵ユニットに結合された前記1つまたは複数の加熱器に前記加熱器制御信号を出力するステップを含む請求項41に記載の非一時的な媒体。
  43. 周囲湿度を示す周囲湿度信号を受信するように構成された周囲湿度受信機と、
    周囲温度を示す周囲温度信号を受信するように構成された周囲温度受信機と、
    被制御表面に関連付けられる目標温度を示す目標表面温度入力を受信するように構成された1つまたは複数のユーザ入力要素と、
    前記周囲湿度、前記周囲温度、および前記目標表面温度入力に少なくとも一部基づいて、前記被制御表面に結合された加熱器を調節するための加熱器制御信号を決定するように構成された制御装置と、
    を備える加熱器制御システム。
  44. 前記湿度受信機は、相対周囲湿度を示す周囲相対湿度信号を受信するように構成された請求項43に記載のシステム。
  45. 前記湿度受信機は、相対絶対湿度を示す周囲絶対湿度信号を受信するように構成された請求項43に記載のシステム。
  46. さらに、前記被制御表面を含む冷蔵ユニットを備える請求項43に記載のシステム。
  47. 前記被制御表面は、透明な窓を備える請求項45に記載のシステム。
  48. さらに、前記周囲湿度信号を前記周囲湿度受信機に送信するように構成された周囲湿度センサを備える請求項43に記載のシステム。
  49. さらに、前記周囲温度信号を前記周囲温度受信機に送信するように構成された周囲温度センサを備える請求項43に記載のシステム。
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