JP2016512789A - 仕分け物を処理するための装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの引き渡し点(15)と仕分け先(18)との間で、仕分け判定基準に従い仕分け物(12)を処理する装置に関する。この装置は、引き渡し点(15)と仕分け先(18)との間に配置された仕分け施設(32)と、仕分け荷物(12)を搬送する一群の搬送手段(28)を備えている。各搬送手段(28)は、1つの仕分け先(18)毎に割り当てられた仕分け荷物(12)をそれぞれ収容するために設けられている。本発明によれば仕分け施設(32)は、一群の搬送手段(28)の各搬送手段(28)のための少なくとも1つの主搬送区間(56)と、少なくとも1つの仕分け先(18)に属し搬送手段(28)からの積み卸しのための少なくとも1つの積み卸し点(52)と、積み卸し点(52)に属し主搬送区間(56)から分岐した積み卸し区間(58)とを備えている。積み卸し区間(58)は、荷物が積載された搬送手段(28)が積み卸し区間(58)を走行すると、割り当てられた仕分け荷物(12)の積み卸しが積み卸し点(52)で行われるように構成されている。これにより製造、動作、保守にかかるコストが低減される。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の仕分け物を処理するための装置に関する。
仕分け物処理施設内における仕分け物の搬送は、特に公知の小包仕分け施設において、または空港施設においても、搬送トレイシステムによって行われる。後者の場合、個々の荷物は、それらが処理施設に取り込まれた後、搬送トレイに引き渡される。したがってコンベヤシステムは、画一的もしくは均一な搬送物を搬送するように設計されており、このことは障害を防止するうえで大きな利点になっている。搬送トレイは、定置型コンベヤシステムもしくはフロアに固定されたコンベヤシステムによって搬送され、このコンベヤシステムは、レール、軌道切替ポイント、合流点、上昇区間、高速区間等を備え、それらには固定的な駆動部材が組み込まれている。駆動部材として、被駆動ローラ、ベルト、リニアモータなどが用いられる。仕分け先において、搬送されてきた仕分け荷物を排出搬送ユニットへ送り出すために、特別な操作機構によって搬送トレイを傾けることができる。
さらに、循環型の収容器を用いたソリューションも知られており、それらの収容器は、いわゆる「クロスベルトカート cross-belt cart」として構成されている。それらのカートには駆動可能なベルトが装備されており、このベルトは、仕分け先において仕分け荷物を排出するために、搬送方向と交差する方向で駆動される。
さらに別の公知のソリューションは、旋回可能に形成されたウェビングベルト部材を配置することであり、それらの部材がU字形ダクトであると有利である。仕分け荷物は、あるウェビングストラップ部材から次のウェビングストラップ部材へと搬送されていく。仕分け先において、対応するウェビングベルト部材が旋回され、それによって仕分け荷物が排出を行う仕分けステーション例えばシュートに向かって送り出される。個々の荷物の送り出しは、もっぱら搬送方向に沿った仕分け装置の定格速度によって行われる。
本発明は、冒頭で述べた形式の仕分け物の処理装置において、製造、動作および保守にかかるコストを削減できるようにすることである。
本発明によればこの課題は、請求項1の特徴部分に記載された装置によって解決される。本発明によれば仕分け施設は、
・一群の搬送手段の各搬送手段のための、少なくとも1つの主搬送区間と、
・少なくとも1つの仕分け先に割り当てられており、搬送手段から荷物を積み卸すための、少なくとも1つの積み卸し点と、
・積み卸し点に割り当てられており、主搬送区間から分岐している積み卸し区間と
を備えている。積み卸し区間は、荷物が積載された搬送手段がこの積み卸し区間を走行すると、積み卸し点において割り当てられた仕分け物の積み卸しが行われるように構成されている。これにより、従来の傾動駆動部を備えた可傾式トレイ、クロスベルトカート、ウェビングベルト部材とは異なり、収容された仕分け物を積み卸すために特別に設計された搬送手段の操作機構を省略することができる。また、仕分け物の積み卸しがもっぱら搬送方向に対し垂直に行われる既述のソリューションに対し、積み卸し方向に関してフレキシビリティを高めることができる。荷物が積み込まれている搬送手段が積み卸し区間を走行すると、有利には搬送手段の仕分け物収容手段の強制的な積み卸しが行われ、この場合、その仕分け物収容手段を搬送手段の残りの部分に対し動かすように駆動する必要なく、積み卸しが行われる。例えば積み卸し区間を走行したときに、フロアに対し相対的な仕分け物収容手段の運動を、例えば傾動を、有利には積み卸し区間のガイドシステムの構造設計によって達成することができる。搬送手段のこのような積み卸しの可能性を、様々に設計された僅かな個数の構造モジュールによって構造的に簡単に提供することができる。つまり積み卸し点を形成するために、主搬送区間の分岐点に1つの軌道切替ポイントを設け、搬送手段の傾動プロセスのために特別に設計された積み卸し区間用の部分区間を設けるだけで十分である。このようにして、多数の積み卸し点を低コストで実現することができる。
ここで「仕分け物」とは例えば、特定の仕分け先を有する1つの荷物または1つの小包のことであり、あるいは同じ仕分け先に割り当てられて束ねられた複数の荷物または複数の小包のことである。
「仕分け先」という用語は有利には、空港施設、鉄道の駅の施設、港湾施設、または荷物処理機構が設けられており乗客を受け入れる類似の施設に設けられた場所であって、その場所において、荷物が少なくとも仕分け施設を通過して搬送された後、受け入れ側による受け入れのために処理されるような場所のことを指す。このような意味において受け入れ側とは、例えば車両、航空機または客船など、仕分けられた荷物を積み込むことのできる乗客輸送手段、とすることができる。受け入れ側を荷物引き渡し手段としてもよく、これは荷物を乗客に引き渡す役割を果たす手段である。また、例えば最初に挙げた事例において仕分け先を、「メークアップエリア」とも呼ばれる積み替えステーションとしてもよく、そこにおいて、仕分けられた荷物が手動で、および/または、少なくとも部分的に自動的に、搬送手段に積み込まれ、この搬送手段によって荷物が乗客輸送手段に運び込まれ、またはこの搬送手段がそのまま乗客輸送手段に積み込まれる。したがってここで挙げた積み替えステーションおよび相応の仕分け先は、有利には、積み込み先の乗員輸送手段に対応づけられている。さらに2番目に挙げた事例において仕分け先を、荷物が荷物引き渡し施設に到着する場所とすることができ、これは「手荷物受取所」とも呼ばれる。例えばこの場所において荷物は回転式コンベヤに積み替えられ、このコンベヤによって仕分け荷物が、乗客が立ち入ることのできるエリアへと搬送される。
上述の仕分け先のうちの1つに引き渡す前に荷物を格納しておく場合であれば、格納施設における1つの格納スペースを、上述の意味合いにおいて一時的な受取側とみなすことができる。この場合、先に挙げた種類の最終的な仕分け先の割り当てが行われていない場合もしくは不可能なケースであれば、格納スペースを、格納すべき荷物が割り当てられた一時的な仕分け先とみなしてもよい。
用語「引き渡し点」とは、有利には、上述の乗客受け入れ施設における場所のことを指し、その場所において、仕分けすべき荷物が荷物処理施設に到達する。例えば、引き渡し点を荷物預け入れカウンタに対応するものとすることができ、このカウンタにおいて乗客は仕分け荷物の預け入れを行う。別の実施形態によれば、引き渡し点を以下のような場所とすることができる。即ち、到着した乗客輸送手段の荷物が、その乗客輸送手段から積み卸された後、荷物処理施設のコンベヤシステムに積み込まれる場所、とすることができる。
また、引き渡し点と仕分け先との「間」で行われる処理とは、引き渡し点と少なくとも1つの仕分け先とを結ぶ少なくとも1つの搬送経路に沿って行われる処理のことであり、1つの仕分け物のための搬送経路の進み具合は、その仕分け物に割り当てられた仕分け先に依存する。この場合、仕分け先は、搬送経路の終点に相当する。引き渡し点と仕分け先との「間の」仕分け施設の配置は、この搬送経路に沿った仕分け物の流れに関連づけられている。
特に仕分け施設は、割り当てられた仕分け先に至る所定の搬送経路を用意するように構成されている。搬送経路によって、引き渡し点を仕分け先とダイレクトに結ぶこともできるし、または少なくとも2つの区間によって構成することもでき、この場合、一方の区間において引き渡し点が格納施設と結ばれ、他方の区間において格納施設が仕分け先と結ばれる。
1つの有利な実施形態によれば、仕分け施設は、一群の積み卸し点を備えており、この一群の積み卸し点は、主搬送区間の搬送方向で相前後して配置されており、一群の積み卸し点に一群の積み卸し区間が割り当てられており、一群の積み卸し区間は、相前後して配置された分岐点において、主搬送区間から分岐している。これによりコンタクトな構成でありながら、主搬送区間によって多数の仕分け先を提供することができる。
例えば積み卸し区間は、互いに平行に配向され、ついでそれらは合流して、積み卸された搬送手段のための1つの共通の空荷走行区間を形成している。これによって、積み卸された搬送手段の効率的な排出と、積み卸し区間の配置によるスペース節約とを実現することができる。
さらにこれに関連して、主搬送区間を直線状に構成し、積み卸し区間を主搬送区間に対し相対的に斜めに配向すれば、積み卸し区間と、積み卸された仕分け物を仕分け先へ排出する搬送部材との組み合わせによるスペース節約を実現することができる。ここで「斜めに」配向とは、主搬送区間と積み卸し区間とがそれぞれ鋭角を成す配向のことを意味する。
これに対し代替となる1つの実施形態によれば、積み卸し区間が主搬送区間に再びつながっており、このようにすることで、主搬送区間に対し横方向で必要とされる設置スペースを小さく抑えることができる。その理由は、主搬送区間に平行な空荷走行区間を省略できるからである。積み卸し区間を合流点において主搬送区間につなげるのが好適であり、その際に有利であるのは、積み卸し区間に分岐点と合流点が交互に現れるようにすることである。
さらに以下のことが提案される。即ち、積み卸し区間にそれぞれ1つの搬送部材が割り当てられており、この搬送部材は、積み卸し区間に沿って積み卸された仕分け物を、割り当てられた仕分け先に排出するために用いられ、積み卸し区間の下方に延在している。これによって、スペースをさらに節約できるようになる。
本発明のさらに別の実施形態によれば、主搬送区間は閉じたリング状の区間を備えている。
さらに以下のことが提案される。即ち、搬送手段はそれぞれ仕分け物収容手段と駆動手段とを備えており、この駆動手段は、搬送手段推進用にフロアに固定された駆動システムと連結されている。このようにすることで、広く普及している慣用の仕分け物収容手段例えば搬送トレイと、そのために設けられたコンベヤシステムを利用することができる。
ただし有利には以下のように構成するならば、仕分け施設の少なくとも一部のエリアで、定置型のコンベヤシステムの駆動部材を省略することができる。即ち、搬送手段は、それぞれ1つの駆動ユニットを含む搬送車両として形成されており、駆動ユニットは、仕分け施設の少なくとも一部のエリアで搬送車両を自律的に推進させるように構成するのである。さらに、積み込み、搬送および積み卸しの方向ならびに搬送速度について、様々なエリアでフレキシビリティを高めることができる。さらにこのようにフレキシビリティが高められることによって、有利にはスループットを最適化することができる。例えば、積み卸し区間における搬送車両の速度を、主搬送区間の定格速度とは異なるようにすることができる。
さらに例えば、自律的な推進運動のための一群の搬送車両を、仕分け施設において仕分け先と接する少なくとも一部のエリアに設けることができる。換言すれば、仕分け先に至る搬送経路区間上で、搬送車両を自律的に動かすことができる。1つの格別有利な実施形態によれば、引き渡し点または搬送車両に荷物を積み込むための積み込みステーションと仕分け先とを結ぶ搬送経路全体に沿って、搬送車両を自律的に動かすことができる。このようにすることによって、仕分け施設全体にわたって固定される駆動部材を設ける必要性がほとんどなくなる。搬送経路が格納施設を介して導かれている場合には、上述の区間に沿った搬送をそれぞれ異なる搬送車両によって行うことができる。
本発明の1つの有利な実施形態によれば、仕分け物を処理する装置は、一群の仕分け物収容手段を備えており、これらの仕分け物収容手段はそれぞれ、仕分け物のための収容面を成しており、一群の搬送車両における1つの搬送車両と着脱可能に連結されるように構成されている。このようにすれば、割り当てられた仕分け先までの仕分け物の搬送を、単一の仕分け物収容手段によって行うことができる。換言すれば、仕分け物をその処理中、仕分け先での積み卸しまで、同じ仕分け物収容手段に留めておくことができる。これを例えば符号化デバイスを用いて行うことができ、この符号化デバイスは、収容されている仕分け物もしくは収容すべき仕分け物のデータを用いて符号化される。これらのデータを、搬送経路を用意するために、もしくは仕分け物を追跡するために、有利には仕分け施設の読み取り装置によって読み取って評価することができる。1つのシンプルな実施形態によれば、仕分け物収容手段を搬送トレイとして形成することができる。仕分け物収容手段は有利には結合インタフェースを備えており、この結合インタフェースを介して、搬送車両の結合領域との着脱可能な連結を形成することができる。
さらに本発明の提案によれば、仕分け物処理装置が、搬送車両を案内するためにフロアに固定されたガイド機構を備えている。これによって、何らかの種類の動きのために設計された複雑な能動的操舵機構を、搬送車両に装備する必要がなくなる。この場合、ガイド機構に駆動部材はほとんど設けられず、例えばガイド機構に駆動部材はまったく設けられない。この場合、搬送車両の装備として、エネルギー節約型の駆動ユニットを用いることができる。1つの特別な実施形態において、搬送車両がそのエネルギー供給に関して自立形であるならば、僅かなエネルギー消費ゆえに小型サイズのエネルギー蓄積器を用いることができる。しかもこの実施形態によれば、例えばスタティックなガイド機構を介して行われるような持続的なエネルギー供給を省くことができる。
ガイド機構を、例えばまったく受動的なモジュール型の軌道部材によって形成することができ、それらの軌道部材は若干数のモジュールから選択される。それらのモジュールを、直線区間、水平曲線区間、垂直曲線区間、合流区間としても利用可能な軌道切替ポイント区間などとして、形成することができる。ガイド機構のトポロジーを、極めてフレキシブルに設計することができる。例えば若干数の軌道モジュールに基づき、直線状、U字状、メアンダ状、片側、両側などという具合に設計されたリニア型仕分け装置のトポロジーを提供することができ、および/またはリング型仕分け装置のトポロジーを提供することができる。直線区間および/または垂直曲線区間を接続することによって、仕分け装置を複数の平面で上下に配置できるようになる。
有利にはガイド機構は上述の分岐点を備えており、この分岐点のところで主搬送区間から積み卸し区間が分岐しており、これによって第1の搬送方向または少なくとも1つの第2の搬送方向への継続走行が可能となる。この場合、搬送車両はそれぞれ能動的な操舵機構を備えており、この機構により、第1の搬送方向もしくは第2の搬送方向での継続走行が行われる。このようにすれば、受動型のスタティックなガイド部材例えば受動型の軌道切替ポイントを、それらの分岐個所において用いることができる。ここで「能動的な」操舵機構とは、搬送車両の駆動部によって駆動可能な操舵機構のことである。
多数の搬送車両を制御するために、以下のことが提案される。即ちそれらの搬送車両は、推進運動を制御するための制御ユニットをそれぞれ備えており、さらにフロアに固定された交通案内システムが設けられていて、制御ユニットはこの交通案内システムとデータ交換するように接続されている。制御ユニットと交通案内システムとの通信を、搬送車両の送受信ユニットを介して行うことができ、この送受信ユニットは、交通案内システムと有利にはワイヤレスでデータリンクを確立するように構成されている。
これに対する代案として、またはこれに加えて、制御タスクの一部分を分散型で行うことができ、これによれば搬送車両は、推進運動を制御するための制御ユニットをそれぞれ備えており、車両側に設けられた制御ユニットどおしが互いにデータ通信を行うように構成されている。これは例えば、搬送車両の送信ユニットと受信ユニットとの間でワイヤレスデータ通信を確立することによって、実現することができる。
収容された仕分け物の積み卸しを、上述のように搬送手段をフロアに対し相対的に動かすことによって行わせることができる。このような運動は、積み卸し区間のガイド部材を所期のように構成することによって達成され、この場合、例えば積み卸し区間が、捩れる部分区間、または湾曲したおよび少なくとも部分的に垂直方向に配向された部分区間を備えるようにする。別の選択肢として、フロアに固定されたデフレクタ部材を積み卸し区間に割り当てることができ、これによって積み卸し中、搬送手段の水平方向の配向を維持したままにしておくことができる。
以下の実施例の説明には、本発明のさらに別の特徴および利点が示されている。次に、図面を参照しながら本発明の実施例について詳しく説明する。
仕分け施設および格納施設を備えた荷物処理装置を示す図 仕分け荷物を搬送するための搬送車両を示す図 上述の仕分け施設を積み卸しエリアにおいて詳細に示す図 図2の搬送車両を、積み卸し点の捩れ部分区間に沿って示す図 図2の搬送車両を、積み卸し点の湾曲部分区間に沿って示す図 図2の搬送車両を、積み卸し点においてデフレクタの設けられた部分区間に沿って示す図 図3の直線的なトポロジーの変形実施形態を示す図 1つの共通の主搬送区間によって用いられる2つの群の積み卸し点の配置構成を示す図 図8の配置構成の代替となる実施形態を示す図 1つの共通のリング状の主搬送区間によって用いられる2つの群の積み卸し点の配置構成を示す図 図10の配置構成の代替となる実施形態を、それぞれ異なる平面の搬送区間とともに示す図 2つの群の積み卸し点の配置構成を示す図であって、これらの群の対応する2つの積み卸し点が、1つの同じ仕分け先に割り当てられている様子を示す図 図3に示した2つの配置構成の組み合わせを、対応づけられた主搬送区間の間に設けられた移行区間とともに示す図 図8に示した2つの配置構成の組み合わせを、対応づけられた主搬送区間の間に設けられた移行区間とともに示す図 図10に示した配置構成の変形実施形態を、リングの各部分間に設けられた短絡区間とともに示す図 図15の配置構成の代替となる実施形態を、それぞれ異なる平面の搬送区間とともに示す図 図1に示した格納施設の上面図 図1に示した格納施設の側面図 図18に示した格納施設の変形実施形態を示す図 図19に示した格納施設の正面図 搬送手段の実施形態を示す図 図3に示したトポロジーの変形実施形態を示す図
図1には、空港の処理施設10を上から見た概略図が示されている。この施設は、仕分け荷物12を処理するために用いられ、例えば仕分け荷物12を収容し搬送区間14に沿って搬送するために用いられる。この場合、1つの仕分け荷物12は、搬送区間14の組み合わせに従い1つの搬送経路に沿って進み、この組み合わせは、仕分け荷物12に割り当てられた仕分け判定基準に従い形成される。
処理施設10は、空港の荷物処理装置13の一部分であり、さらにこの装置には、複数の引き渡しステーション16を備えた少なくとも1つの引き渡し点15と、複数の仕分け先18を備えている。ここで考察する実施例が前提とするのは、引き渡し点15は空港の荷物預け入れエリアまたは「チェックインエリア」に対応し、その際、引き渡しステーション16が、スタッフサービスによるカウンタまたは自動カウンタとして構成されていることである。引き渡し点15のところで、仕分け荷物12にそれぞれ識別手段が設けられ、この情報を利用して、少なくともフライトの行先、割り当てられた飛行機および仕分け荷物12の持ち主に関する情報が、光学的および/または電子的な形態で記憶される。識別手段を、バーコードが印刷された荷物用ラップアラウンドラベルとして、または送受信ユニットを備えた電子メモリ例えばRFIDタグとして、形成することができる。
仕分け先18は積み替えステーションに対応し、積み替えステーションにおいて、処理施設10により扱われた仕分け荷物12が、手動でまたは少なくとも部分的に自動化されて、搬送手段22の上または中に積み替えられる。搬送手段22は、収集された複数の仕分け荷物12を飛行機まで搬送する役割を果たす。搬送手段22を、トランスポートワゴンまたはコンテナ(例えばいわゆるULDなど規格化された積荷ユニット)として形成することができる。
図示されていない別の実施形態によれば、引き渡し点15を積み替えステーションとしてもよく、着陸した飛行機の仕分け荷物12が、このステーションにおいて上述の搬送手段22から処理施設10のコンベヤシステムに積み替えられる。この場合、仕分け先18を、空港の荷物受け渡しエリアまたは「荷物受取エリア」、例えば特定の荷物受け渡しベルトに対応するものとすることができ、あるいは仕分け荷物12がトランジット荷物であるならば、別の積み替えステーションに対応するものとすることができる。
図示されている実施例の場合、荷物処理施設は検査施設24を備えており、引き渡された仕分け荷物12がそこにおいて検査され、例えばレントゲン放射によってスキャンされる。
さらに処理施設10は積み込みステーション26を備えており、検査施設24により後続処理の許可された仕分け荷物12が、そこにおいて搬送手段28に積み込まれる。搬送手段28は、仕分け荷物12を個別に収容するために設けられたそれぞれ1つの収容面30を備えている。搬送手段28への積み込みを、手動でまたは少なくとも半自動的に、搬送手段28が動いていない状態で有利には搬送方向に対し垂直に、あるいは搬送手段28が動いている状態で有利には搬送方向に対し斜めにまたは上から、行うことができる。
別の選択肢となる実施形態によれば、搬送手段28への積み込みを引き渡し点15のエリアで、例えば引き渡しステーション16各々において、既に行うことができる。この場合、搬送手段28は、検査施設24を通って仕分け荷物12を搬送する役割を果たす。この実施形態の場合には、積み込みステーション26を省くことができる。
処理施設10は仕分け施設32を備えており、この施設は、搬送手段28に積み込まれた仕分け荷物12を、仕分け判定基準に従い仕分けする役割を果たす。仕分け施設32は、一方の側では積み込みステーション26に接しており、他方の側では仕分け先18に接している。識別手段に記憶されている情報に基づき、仕分け荷物12は仕分け先18の1つに割り当てられる。これを例えば、読み取りユニットを装備した積み込みステーション26において行うことができ、これによれば読み取られた情報に基づき、仕分け荷物12および/または搬送手段28に、仕分け先18の1つが割り当てられる。この場合、仕分け施設32の役割は、積み込みステーション26において搬送手段28に積み込まれた仕分け荷物12を、割り当てられた仕分け先18まで搬送することである。
搬送手段28は、積み込みステーション26から割り当てられた仕分け先18まで案内する搬送経路に従って進む。この搬送経路は、分岐点34もしくは合流点35を含む1つの区間網を成す搬送区間14の組み合わせである。搬送経路の組み合わせないしはコースは、仕分け先18を割り当てる際に事前に、例えば仕分け荷物12を搬送手段28に積み込む前および/または積み込むときに、算出することができる。これに対する代案として、またはこのことに加えて、搬送経路を搬送中に区間ごとに決定および/または変更することができる。
図1では見やすくするために、処理施設10は極めて単純化された小さい空港のトポロジーによって描かれている。様々な空港の構造に整合されたさらに別のトポロジーも、当然ながら可能である。
図2には、搬送手段28の正面図が描かれている。搬送手段28は、荷物収容手段36が配置された収容領域37と、結合領域38とを備えている。結合領域38は、収容領域37もしくは荷物収容手段36を支持する役割を果たしており、フロアに固定された搬送区間14のガイド機構40と連結されている。荷物収容手段36の上側が、搬送手段28の収容面30を成している。これは例えば搬送トレイとして形成されており、その底面を結合領域38から分離可能である。つまり荷物収容手段36を、搬送手段28の収容領域37から取り外して、引き続き処理することができ、したがってこの搬送手段28を、荷物が積み込まれたまたは積み込まれていない別の荷物収容手段36と連結させることができる。このため処理施設10は、搬送手段28の結合領域38に着脱可能に取り付けることができる一連の荷物収容手段36を有している。1つの特別な実施形態によれば、荷物収容手段36に、書き込み可能なメモリユニットを設けておくことができる。このメモリユニットの役割は、荷物収容手段36と、搬送される仕分け荷物12もしくはその識別データとの対応づけの形成に用いられる情報を記憶することである。
ここで考察している図2の実施形態によれば、搬送手段28は搬送車両として形成されている。これらの車両28はそれぞれ駆動ユニット41を備えており、このユニットは、搬送区間14に沿って搬送手段28を推進駆動させるために設けられている。駆動ユニット41によって、搬送手段28を仕分け施設32内で自律的に推進させることができる。フロアに固定されたガイド機構40は受動的に構成されており、つまり搬送区間14には、駆動手段28を推進させる役割を果たす駆動部材は設けられていない。具体例としてここに描かれている実施形態によれば、ガイドレールであるガイド機構40はガイド面42を形成しており、このガイド面42は、搬送手段28において駆動されるローラ体44と接触している。駆動ユニット41に電気エネルギーを供給するため、搬送手段28例えば結合領域38に、エネルギー蓄積器43が設けられている。有利には、搬送区間14を介したエネルギー調達は行われない。
搬送区間14もしくはガイド機構40は、直線区間、曲線区間、上昇区間、軌道切替ポイント区間、合流区間など受動的な走行レーン部材によって形成されており、これらの区間上を搬送手段28が移動していく。軌道切替ポイント区間により形成される分岐点34によって、第1の搬送方向または少なくとも1つの第2の搬送方向へさらに走行していくことができるようになり、有利にはこの分岐点34は受動的な軌道切替ポイントとして構成されている。この目的で、搬送手段28には、能動的なつまり駆動部によって操作可能な操舵機構46が設けられており、この機構を操作して搬送方向を選択する。例えば能動的な操舵機構46によって、ローラ体44の操舵を行うことができる。
駆動ユニット41と能動的な操舵機構46は、搬送手段28の制御ユニット48によりローカルで制御される。制御ユニット48の役割は例えば、搬送手段28の速度を制御すること、および分岐点34において能動的な操舵機構46を制御して搬送方向を選択することである。処理施設10はさらに、フロアに取り付けられた交通案内システム50を備えており(図1参照)、これは仕分け施設32内での搬送手段28の交通を制御するために用いられる。搬送手段28の制御ユニット48は、詳しくは描かれていない送受信ユニットを介して、交通案内システム50と接続されて、データがリンクされている。制御ユニット48は、搬送手段28のポジションおよび速度に関する情報を、交通案内システム50に送信することができ、交通案内システム50からは制御命令を受け取ることができる。
これに加え、搬送手段28どおしを互いに接続してデータをリンクさせることができ、このため車両側の制御ユニット48が互いにデータ通信するように構成されている。
図21に示されている択一的な実施形態によれば、搬送手段28はフロアに固定された駆動システムにより駆動されて推進される。この場合、搬送手段28は、搬送トレイとして形成された荷物収容手段36と駆動手段55とを備えており、この駆動手段は、フロアに取り付けられた駆動システムとの結合のために用いられる。ここで考察している実施例の場合、駆動手段55と、搬送区間14の駆動部材57とが共働して、リニアモータを形成している。例えば歯車の利用をベースとする駆動手段と駆動部材の別の実施形態も、同様に考えられる。搬送手段28の支持もしくはガイドは、この図に略示されている搬送区間14のガイド部材59と搬送手段28の対応する部材とによって行われる。
以下の説明は、図2および図21による搬送手段28の実施形態の両方に該当する。
図3には、仕分け施設32の一部分を、特に仕分け先18のエリアにおいて上方から見た概略図が示されている。上述のように、所定の仕分け先18に割り当てられた仕分け荷物12は、この仕分け先18において搬送手段22に積み替えられ、この搬送手段22は、特定の飛行機のために収集された複数の仕分け荷物12を収容する。仕分け先18ごとに、仕分け施設32のそれぞれ1つの積み卸し点52が設けられており、この積み卸し点52において、割り当てられたこの仕分け先18のための仕分け荷物12が、搬送手段28から積み卸される。
仕分け先18に届くように、仕分け荷物12は対応する積み卸し点52のところで、搬送手段28から積み卸される。さらに仕分け施設32には、仕分け先18のエリアに主搬送区間56が含まれており、搬送手段28はこの主搬送区間56を通ってから、積み卸し点52に到達する。主搬送区間56は、一群の複数の積み卸し点52もしくは仕分け先18のために用いられる。主搬送区間56は、有利にはこれら種々の仕分け先18のそれぞれ1つに割り当てられた仕分け荷物12を搬送する。さらに仕分け施設32は積み卸し区間58を有しており、これらの積み卸し区間58は、分岐点34においてそれぞれ主搬送区間56から分岐しており、それぞれ異なる積み卸し点52に対応づけられている。積み卸し区間58は、ある1つの積み卸し区間58を荷物の積み込まれた搬送手段28が走行すると、そこに割り当てられた仕分け荷物12の積み卸しが行われるように構成されている。つまり特定の仕分け荷物12は、ある積み卸し点52のところで、もしくは対応する仕分け先18に割り当てられた積み卸し区間58が分岐している分岐点34のところで、対応する搬送手段28の搬送方向を変更することにより、割り当てられた仕分け先18に到達する。主搬送区間56を離れた後、搬送手段28は積み卸し区間58に沿って走行し、その際、収容されていた仕分け荷物12が搬送手段28から強制的に積み卸される。
図4〜図6には、積み卸し区間58に関する様々な実施形態が示されている。これらの実施形態によれば、積み卸しプロセスにおいて収容領域37もしくは荷物収容手段36が結合領域38に対し相対的に動かずに保持されたままで、搬送手段28の積み卸しを行うことができる。
図4および図5に示されている実施形態によれば、収容面30がフロアに対し相対的に傾けられ、この場合、搬送手段28全体がフロアに対し相対的に傾斜させられる。これは積み卸し区間58を相応に構成することにより行われ、つまり例えばガイド機構40の一部分である部分区間を適切に構成することによって行われる。
図4に示されている実施例は、参照符号に文字"a"を追加することによって表されており、この実施例によれば、積み卸し区間58aは、搬送方向に捩れた少なくとも1つの部分区間60aを有している。このように捩れる部分区間60aにより、搬送方向即ち搬送手段28の走行方向が維持されたまま、搬送手段28が搬送方向に垂直な方向で傾斜するようになる。この場合、仕分け荷物12は、重力により収容面30から離れるように動かされる。仕分け荷物12は、例えばシュートとして形成されている搬送部材62に到達し、割り当てられた仕分け先18に向かって排出される。
文字"b"で表された図5による実施形態の場合、積み卸し区間58bは、搬送方向に湾曲した部分区間60bを有している。部分区間60bを走行することにより、搬送手段28の搬送方向もしくは走行方向が水平面から逸れていき、つまり搬送手段28の運動は、少なくとも垂直成分を含むことになる。部分区間60bを走行すると収容面30が傾いて、搬送方向の接線を成す方向で、仕分け荷物12が重力により収容面30から離れるように動かされ、排出用の搬送部材62に到達する。
図6に示されている実施形態によれば、直線状の部分区間60cしか含まない積み卸し区間58cを走行すると、搬送手段28の積み卸しが行われる。したがって収容面30は、フロアに対し相対的に水平に配向された状態に保たれている。この場合、積み卸し点52cは、積み卸し区間58cの側方に、フロアに固定されたデフレクタ部材64cを備えている。積み卸し区間58cを走行すると、仕分け荷物12はデフレクタ部材64cによって収容面30から排出されて、排出用の搬送部材62に到達する。
図3、図7〜図12および図22には、主搬送区間56と積み卸し区間58の配置に関して、それぞれ異なるトポロジーが示されている。
図3の場合、仕分け先18は、主搬送区間56の搬送方向で見て、直線に配向された主搬送区間56の一方の側のみに配置されている。仕分け先18は、主搬送区間56の搬送方向で見て、直線状に相前後して並置されている。したがって主搬送区間56には、分岐点34も直線状に相前後して並置されており、例えば規則的に相互に間隔をおいて配置されている。これらの分岐点34のところで、主搬送区間56からそれぞれ1つの積み卸し区間58が分岐しており、この区間は、主搬送区間56の搬送方向に対し相対的に斜めに配向されている。積み卸し区間58は、区間ごとにスペースを節約するように、1つの平面内で互いに平行に配置されている。
さらに仕分け施設32には空荷走行区間66も含まれており、この区間は主搬送区間56に属しており、主搬送区間56に平行に配向されている。搬送手段28が積み卸し区間58に沿って案内された後、搬送手段28はこの空荷走行区間66を走行する。つまり、主搬送区間56から分岐した積み卸し区間58のいずれも、空荷走行区間66に連通しており、もしくは合流点35のところで空荷走行区間66とつながっている。仕分け先18にはそれぞれ1つの搬送部材62が案内されており、この搬送部材62は、対応する積み卸し区間58および空荷走行区間66の下方に延在している。排出を行う搬送部材62は互いに平行に、かつ主搬送区間56の搬送方向に垂直に延在している。
図22には、主搬送区間56に対し相対的な積み卸し区間58の択一的な配置が示されている。この変形実施形態によれば、分岐点34において主搬送区間56から分岐した積み卸し区間58は、合流点35において再び主搬送区間56につながっている。したがってこの場合には空荷走行区間が省かれ、もしくは積み卸しされた搬送手段28は、引き続き主搬送区間56を介して搬送される。図示の実施形態によれば、積み卸し区間58は主搬送区間56の両側で、主搬送区間56から分岐している。分岐点34および合流点35は、主搬送区間56に配置され、しかも交互に出現しており、したがって積み卸し区間58は主搬送区間56の両側で、この区間に対し垂直方向で見ると、部分的にオーバラップしている。
図7〜図12には、さらに別のトポロジーが描かれている。ただし以下では、図3による実施形態とは異なる点についてのみ説明する。
図7に描かれている別の直線的なトポロジーによれば、主搬送区間56の搬送方向で見ると、仕分け先18およびそれに対応して設けられた積み卸し点52が、直線状の主搬送区間56の両側に配置されている。つまり積み卸し区間58は、主搬送区間56の両側で、即ち主搬送区間56の左側と右側から、分岐している。このため仕分け施設32は、同じ主搬送区間56に属する2つの空荷走行区間66を備えており、これらの空荷走行区間66は、両側で主搬送区間56に対し平行に延在している。この実施形態によれば、1つの主搬送区間56が、複数の積み卸し点52から成る2つの群に対応づけられており、これら複数の積み卸し点52から成る群どおしは互いに接し合っており、主搬送区間56はこれらの群に対し相対的にこれらの間で中央に配置されている。
図8には、複数の仕分け先18もしくは複数の積み卸し点52から成る、空間的に分離された2つの群による組み合わせが示されている。これらの群は、1つの共通する主搬送区間56によって用いられ、この場合、主搬送区間56により各群を利用するためのトポロジーは、図3に示した直線状のトポロジーに対応する。複数の積み卸し点52から成るこれらの群は、互いに平行に延在しており、互いに向かい合って配置されている。複数の積み卸し点52から成るこれら両方の群の間において、主搬送区間56の搬送方向が転換している。例えば搬送方向の転換は、主搬送区間56に設けられたU字型の部分区間68によって行われる。さらにこの場合も空荷走行区間66が設けられており、これは主搬送区間56に対し実質的に平行に延びている。
主搬送区間56と空荷走行区間66との相対的な配置で見ると、U字型の部分区間68に関して、図8に示されている実施形態における主搬送区間56は、U字型の部分区間68のエリアでは内側に配置されている。図9に示されている別のトポロジーが図8に示した実施形態と異なる点は、主搬送区間56が外側に配置されていることである。このためさらに別の相違点として挙げられるのは、図8の仕分け荷物12の積み卸しは、U字型のトポロジーで見ると、外側に向かう方向で行われるのに対し、図9による実施形態の仕分け荷物12は、内側に向かう方向で積み卸される、という点である。
図10に示されているトポロジーによれば、図8および図9の場合と同様に、複数の仕分け先18もしくは複数の積み卸し点52から成る2つの群が、1つの共通の主搬送区間56によって用いられる。このトポロジーはリングとして形成されており、この場合、複数の積み卸し点52から成る群が、リングの両側に配置されており、積み卸し点52の各群の間において、やはり主搬送区間56の搬送方向の転換が行われる。主搬送区間56は少なくとも2つの合流点35を有しており、仕分け施設32の別の区間からこれらの合流点35のところに、積載状態の搬送手段28が到来して、リング内に入ってくる。積載状態の搬送手段28はリングを離れ、リングから分岐している積み卸し区間58へと案内される。仕分け荷物12の積み卸しは、リングに対し相対的に、外側に向かう方向で行われる。
図11には、リング状のトポロジーを備えたさらに別の実施形態が示されている。この実施形態が図10による実施形態と異なる点は、2つのリング状の主搬送区間56.1および56.2(破線で示す)が、2つの異なる平面で上下に配置されていることである。
図12の場合、複数の仕分け先18から成る1つの同じ群に、少なくとも2つの異なる主搬送区間56.1,56.2が割り当てられている。これらの主搬送区間56.1,56.2は、互いに逆の搬送方向を有している。このように構成することによって、仕分け施設32のそれぞれ異なる区間から例えば逆方向で到来する搬送手段28が、この群の仕分け先18を利用することができる。第1および第2の主搬送区間56.1もしくは56.2における搬送手段28の積み卸しは、同じ方向で行われる。この場合、1つの仕分け先18には2つの積み卸し点52が割り当てられており、しかも各主搬送区間56ごとに1つの積み卸し点52が割り当てられている。つまり、1つの仕分け先18と、この仕分け先18に向けて排出を行う搬送部材62とに、それぞれ異なる主搬送区間56から分岐している2つの積み卸し区間58が割り当てられている。この場合、搬送部材62は、両方の積み卸し区間58の下方に延びている。
図13〜図16には、さらに別のトポロジーが示されている。図3および図7〜図12に示したトポロジーとの主な相違点は、主搬送区間56の搬送方向で見て、複数の仕分け先18もしくは複数の積み卸し点52から成る群の直前に設けられているエリアである。即ち、搬送手段28は、1つの群の積み卸し点52に到達する前に、そこに向かう主搬送区間56を離れることができ、それによってメイン搬送ライン中にフリーポイントが生じる。ここで考察している実施形態であれば、互いに空間的に分離された2つの群の積み卸し点52に、それぞれ1つの異なる主搬送区間56.1,56.2が割り当てられている。この場合、少なくとも1つの移行区間70.1が設けられており、この区間は主搬送区間56.1から分岐し、主搬送区間56.2と合流している。これにより搬送手段28は、主搬送区間56.1から主搬送区間56.2へ移動することができる。移行区間70.2を利用して、主搬送区間56.2から主搬送区間56.1へ移動することもできる。
さらに主搬送区間56もしくは移行区間70の中に、内部追い越し区間72も設けられており、これにより同じ主搬送区間56もしくは同じ移行区間70の中で、搬送手段28の追い越しが可能となる。
図14には、図8による2つの配置構成の組み合わせを表すトポロジーが示されている。上述のようにこの種の配置構成には、1つの共通の主搬送区間56により用いられる少なくとも2つの群の積み卸し点52が含まれている。したがって図14に示されている実施形態には、2つの主搬送区間56.1,56.2が設けられており、これらの区間は、2つの群の積み卸し点52の配置構成のうちそれぞれ一方を利用する。さらに、図13に関して既に説明した移行区間70.1,70.2が設けられており、これによって主搬送区間56.1と主搬送区間56.2との間の移行が可能となる。
図15には、図10に示したトポロジーの変形実施形態が示されている。図10に関して既に説明したように、2つの群の積み卸し点52は、1つの共通のリング状の主搬送区間56によって利用される。したがってこのリング状の主搬送区間56は、一方の群の積み卸し点52を利用する第1区間例えば直線区間56′と、反対側に配置された積み卸し点52を利用する第2区間例えば直線区間56″とを備えている。これら両方の区間56′,56″は、湾曲部分区間によって互いに連結されており、この区間で搬送方向の転換が行われる。
図10に示した実施形態との相違点は、連結区間74′が配置されていることであり、この区間は第1区間56′において主搬送区間56から分岐しており、第2区間56″において主搬送区間56に再び接続されている。第2連結区間74″を用いることで、逆方向の移動が可能となる。つまり、一方の群の終点に達する前に、この群の積み卸し点52から他方の群の積み卸し点52へ移動することができる。
図16には、図15に示したリング状のトポロジーによるさらに別の実施形態が示されている。この実施形態が図15による実施形態と異なる点は、2つのリング状の主搬送区間56.1および56.2が、2つの異なる平面で上下に配置されていることである。この実施形態は、図11に示したトポロジーに短縮区間74′,74″を配置した変形実施形態である。
さらに処理施設10は、図1に略示した格納施設76も備えている。格納施設76は、一群の搬送手段28により利用され、荷物が積載されたまたは積載されていない荷物収容手段36を、特定の格納期間にわたり収納するために用いられる。
格納施設76の具体例となる実施形態が、図17および図18に描かれている。図17には、格納施設76を上方から見た様子が略示されている。これは搬送区間14により用いられ、これには一群の格納スペース78が対応づけられている。格納スペース78は、搬送区間14の積み卸しセクション80と積み込みセクション82との間に、互いに平行に延在している。積み卸しセクション80において、荷物収容手段36が搬送手段28の結合領域38から分離されて、割り当てられた格納スペース78に届けられ、積み込みセクション82において、荷物収容手段36がこの区間に存在する搬送手段28の結合領域38と連結される。
図18には、搬送区間14の搬送方向に対し垂直な方向で見た側面図として、1つの結合スペース78が示されているが、この図からわかるように、格納スペース78は受動的な搬送部材として構成されている。即ち格納スペース78は、搬送区間14の積み卸しセクション80と積み込みセクション82との間で傾けられており、これによって荷物収容手段36が重力により、積み込みセクション82に面した格納スペース78の端部に移動する。この端部には、図示されていないが、切替可能なストッパが配置されている。ここで考察している実施形態の場合、受動的な搬送部材はローラとして構成されているが、別の実施形態において、滑走面として構成することも考えられる。
格納スペース78の長さによってその収容能力が定まり、これはただ1つの荷物収容手段36の格納から、少なくとも1つの同一の仕分けパラメータを有する仕分け荷物12を運搬する一群の荷物収容手段36の格納に至るまで、対応可能なようにサイズが選定されている。
図19および図20には、格納施設76の別の選択肢となる実施形態が示されている。これらは図17および図18に示した実施形態をベースとしているが、これらの実施形態によれば、この種の配置構成が上下に設置されている。この場合、積み卸しセクション80と積み込みセクション82とが交互に配置されることによって、搬送区間14が形成されており、図20からわかるように、この区間は螺旋状に構成されている。この実施形態によれば、格納施設76における比較的高い階にある特定の荷物収容手段36を、著しく簡単かつ効率的に個別に扱うことができる。つまりこの場合、対応する格納スペース78においてその前に置かれた荷物収容手段36が、搬送手段28により引き継がれて、それよりも低いところに位置する階の格納スペース78に再び収納される。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの引き渡し点(15)と複数の仕分け先(18)との間において、仕分け判定基準に従い仕分け物(12)を処理するための装置であって、
    前記処理するための装置は、前記引き渡し点(15)と前記複数の仕分け先(18)との間に配置された少なくとも1つの仕分け施設(32)と、仕分け物(12)を搬送するための一群の搬送手段(28)とを備え、
    前記各搬送手段(28)は、1つの仕分け先(18)毎に割り当てられた仕分け物(12)をそれぞれ収容するために設けられている、
    仕分け物(12)を処理するための装置において、
    前記仕分け施設(32)は、
    ・前記一群の搬送手段(28)の各搬送手段(28)のための、少なくとも1つの主搬送区間(56)と、
    ・少なくとも1つの仕分け先(18)に割り当てられており、前記搬送手段(28)から荷物を積み卸すための、少なくとも1つの積み卸し点(52)と、
    ・前記積み卸し点(52)に割り当てられており、前記主搬送区間(56)から分岐している積み卸し区間(58)と
    を備えており、
    前記積み卸し区間(58)は、荷物が積み込まれている搬送手段(28)が該積み卸し区間(58)を走行すると、割り当てられた前記仕分け物(12)の積み卸しが、前記積み卸し点(52)において行われるように構成されている
    ことを特徴とする、仕分け物(12)を処理するための装置。
  2. 前記仕分け施設(32)は、一群の積み卸し点(52)を備えており、該一群の積み卸し点(52)は、前記主搬送区間(56)の搬送方向で相前後して配置されており、
    前記一群の積み卸し点(52)に一群の積み卸し区間(58)が割り当てられており、該一群の積み卸し区間(58)は、相前後して配置された各分岐点(34)において前記主搬送区間(56)から分岐している、
    請求項1記載の装置。
  3. 前記各積み卸し区間(58)は、互いに平行に配向され、荷物を積み卸す搬送手段(28)のための1つの共通の空荷走行区間(66)に合流する、
    請求項2記載の装置。
  4. 前記主搬送区間(56)は直線状に形成されており、前記積み卸し区間(58)は、該主搬送区間(56)に対し相対的に傾斜して配向されている、
    請求項2または3記載の装置。
  5. 前記積み卸し区間(58)は、前記主搬送区間(56)に再び接続されている、
    請求項2記載の装置。
  6. 前記各積み卸し区間(58)にそれぞれ1つの搬送部材(62)が割り当てられており、
    前記搬送部材(62)は、前記積み卸し区間(58)に沿って積み卸された仕分け物(12)を、割り当てられた仕分け先(18)に排出するために用いられ、
    前記搬送部材(62)は、前記積み卸し区間(58)の下方に延在している、
    請求項2から5のいずれか1項記載の装置。
  7. 前記主搬送区間(56)は閉じたリング状の区間を有する、
    請求項2から6のいずれか1項記載の装置。
  8. 前記各搬送手段(28)は、それぞれ1つの仕分け物収容手段(36)と駆動手段(55)とを備えており、該駆動手段(55)は、前記搬送手段(28)を推進させるための、フロアに固定された駆動システムと連結されている、
    請求項1から7のいずれか1項記載の装置。
  9. 前記各搬送手段(28)は、それぞれ1つの駆動ユニット(41)を含む搬送車両として形成されており、前記駆動ユニット(41)は、前記仕分け施設(32)の少なくとも一部のエリアで前記搬送車両を自律的に推進させるように構成されている、
    請求項1から7のいずれか1項記載の装置。
  10. 一群の仕分け物収容手段(36)を備えており、該各仕分け物収容手段(36)はそれぞれ、仕分け物(12)のための収容面(30)を成しており、一群の前記搬送車両における各搬送車両と着脱可能に連結されるように構成されている、
    請求項9記載の装置。
  11. 前記搬送車両(28)を案内するために、フロアに固定されたガイド機構(40)が設けられている、
    請求項9または10記載の装置。
  12. 前記ガイド機構(40)は前記各分岐点(34)を備えており、該各分岐点(34)によって、第1の搬送方向または少なくとも第2の搬送方向への継続走行がそれぞれ可能となり、
    前記各搬送車両(28)は、能動的な操舵機構(46)をそれぞれ備えており、該操舵機構(46)により、前記第1もしくは第2の搬送方向への継続走行が行われる、
    請求項2および請求項9から11のいずれか1項記載の装置。
  13. 前記積み卸し区間(58a)は、捩れる部分区間(60a)を備えている、
    請求項1から12のいずれか1項記載の装置。
  14. 前記積み卸し区間(58b)は、曲げられたおよび少なくとも部分的に垂直に配向された部分区間(60b)を備えている、
    請求項1から13のいずれか1項記載の装置。
  15. 前記積み卸し区間(58c)に対し、フロアに固定されたデフレクタ部材(64c)が割り当てられている、
    請求項1から13のいずれか1項記載の装置。
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