JPH02265813A - 空港手荷物仕分けシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の荷物を仕分けするシステムに係り、特
に大空港旅客ターミナルにおける旅客の手荷物を、旅客
の行き先別に仕分けするのに好適な仕分はシステムに関
する。

〔従来の技術〕

現在、各空港において旅客が搭乗手続きをする場合、任
意のチエツクインデスクで搭乗手続きができるフリーチ
ヱノクイン方弐では、各旅客の手荷物は、第２図のよう
な仕分はシステムによって行き先別に仕分けされるよう
になっている。

第２図に示した仕分はシステムは、搬送装置であるベル
トコンベヤ１０がループに形成されている。並列に設け
た複数の手荷物搬入装置１２Ａ〜１２Ｄから搬入された
手荷物は、ベルトコンベヤ１０で矢印１８の方向に搬送
され、複数の選別装置２０Ａ〜２ＯＮにて仕分けられる
。

各手荷物搬入装置１２Ａ〜１２Ｄは、いわゆるチエツク
インアイランドとなっており、それぞれコンベヤ１４Ａ
〜１４Ｄとこれらのコンベヤ１４Ａ〜１４Ｄの両側に設
けた多数のチエツクインデスク１．６Ａ〜１６Ｄからな
っている。これらのチエ７クインデスク１６Ａ〜１６Ｄ
では、旅客が任意のチエツクインデスクにおいて搭乗手
続きができるようになっている。そして、各チエツクイ
ンデスク１６Ａ〜１６Ｄには、図示しないコンピュータ
の端末装置が備えられていて、係員が旅客の手荷物に荷
札を付し、その手荷物の番号や行き先（仕分は先）など
を端末装置から入力してコンベヤ１４Ａ〜１４Ｄに乗せ
たあと、搬入コンベヤＩ５Ａ〜１５Ｄによってベルトコ
ンベヤＩＯに搬入される。

選別袋！２０Ａ〜２ＯＮは、コンピュータによって制御
され、ベルトコンベヤ１０によって搬送されてきた手荷
物を、対面位置に設けであるコンベヤ２２Ａ〜２２Ｎに
送り出す。コンベヤ２２Ａ〜２２Ｎに送り出された手荷
物は、コンベヤ２２Ａ〜２２Ｎの先端部に設けた積込エ
リア２４Ａ〜２４Ｎに搬送され、運搬車に移されて所定
の飛行機まで運ばれ、積み込まれる。

〔発明が解決しようとする課題］ しかし、上記の如く構成しである従来の仕分はシステム
においては、空港の大型、複雑化に伴い、旅客の手荷物
取扱量が増大した場合、ベルトコンベヤ１０の搬送速度
が、手荷物を安全確実に搬送するための通常の許容搬送
速度約１．５ｍ／ｓを超えることがある。

すなわち、各チエツクインデスク１６Ａ〜１６Ｄにおい
ては、１分強に１個の手荷物を処理することが可能と見
られている。そして、各手荷物搬入装置１２Ａ〜１２Ｄ
のそれぞれが２０個のチエツクインデスクを備えている
とすると、飛行機の出発のランシュ時等においては、各
手荷物搬入袋ｆｆ１１２Ａ−１２Ｄのそれぞれから、１
時間当たり約１０００個の手荷物がベルトコンベヤ１０
に搬入される。とすれば、各手荷物搬入装置１２Ａ〜１
２Ｄにおける搬入コンベヤ１５Ａ〜１５Ｄの搬送速度を
０．５ｍ／ｓとすると、ベルトコンベヤ１０の搬送速度
は２、Ｏｍ　／　ｓとなり、通常の許容搬送速度約１．
５ｍ／ｓを超えることになる。

従って、手荷物は、ベルトコンベヤ１０の傾斜部やコー
ナ部において位置ずれを起こしたり、振り落とされる危
険がある。また、手荷物が振り落とされるのを防止する
ために、ベルトコンベヤＩＯに側板を設けると、手荷物
が側板に擦られて傷むこともある。そして、手荷物が位
置ずれを起こしたりベルトコンベヤ１０から振り落とさ
れるのを防ぐために、ベルトコンベヤ１ｏの搬送速度を
許容搬送速度以下にすると、手荷物の処理能力が不充分
となる。そこで、これらの事故を防止しつつ処理能力を
得るためには、手荷物を入れる箱を巡回させて搬送する
など、搬送方式を変更するか、または何らかの対策を施
す必要があり、取り扱いが面倒となったりシステムのコ
スｉ・を上昇させる。

一方、選別装置２０Ａ〜２ＯＮにおいても、ラッシュ時
には手荷物の処理が一時的に１つの選別装置に集中する
可能性がある。従って、これに対応するため、各選別装
置２０Ａ〜２ＯＮは、４０００個／ｈの高速な処理能力
を必要とし、大型、高価となる。

本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、複数の荷物搬入装置から搬送装置に搬入され
る荷物が、−時的に集中した場合においても対応するこ
とができる空港手荷物仕分はシステムを提供することを
目的としている。

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本発明に係る空７巷手荷
物仕分はシステムは、荷物を搬送する複数の搬送装置と
、この搬送装置に前記荷物を搬入する複数の荷物搬入装
置と、前記各搬送装置のそれぞれに設けられ、各搬送装
置が搬送してきた前記荷物を選り分ける選別装置と、前
記各搬送装置のｊハ別装置下流側に設けられ、前記選別
装置を通過した前記荷物を、相互に他方の前記搬送装置
に送る荷物回送部とを有することを特徴としている〔作
用〕 上記の如く構成した本発明は、搬送装置を複数併設し、
荷物の仕分は処理が非常に多量となるシステムでは、荷
物搬入装置の一部を他方の搬送装置に接続し、複数の搬
送装置によって荷物を搬送して仕分は処理を行う。

これにより、多量の荷物が一時的に集中したとしても、
各搬送装置の荷物搬送量を少なくすることができ、荷物
の集中に対応することができる。

そして、各搬送装置に設けた選別装置も、搬送装置の荷
物搬送量が少なくなるため、高速の選別処理を必要とし
ない安価な装置を使用することができ、コストの低減が
可能となる。

また、選別装置を通過した各搬送装置上の荷物は、荷物
回送部を介して他の搬送装置に回送さ瓢荷物が回送され
てきた搬送装置の選別装置によって選別されるため、選
別装置の数を増加させるこよなく、従来と同様に荷物の
仕分けをすることができる。

（実施例） 本発明に係る空港手荷物仕分はシステムの好ましい実施
例を、添付図面に従って詳説する。なお、前記従来技術
において説明した部分に対応する部分については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。

第１図は、本発明に係る空港手荷物仕分はシステムの実
施例を示す説明図である。

第１図において、手荷物搬入装置１２Ａ〜１２Ｄは、そ
れぞれがコンベヤ１４Ａ〜１４Ｄと多数（実施例では２
０個）のチエツクインデスクＩ６八〜１．６　Ｄからな
るチエツクインアイランドを形成している。そして、手
荷物搬入装置１２Ａ、１２Ｂは、搬入コンベヤ１５Ａ、
１５Ｂを介して第１の搬送装置であるベルトコンベヤＩ
ＯＡに接続してあり、また手荷物搬入装置１２Ｃ１１２
ＤＬＬ搬入コンベヤ１５Ｃ，１５Ｄを介して第２の搬送
装置であるベルトコンベヤＩＯＢに接続しである。

各ベルトコンベヤＩＯＡ、ＩＯＢは、ループを形成し、
−側に手荷物搬入装２１２Ａと１２Ｂおよび１２Ｃと１
２Ｄとが設けてあり、他側にブツシャ−またはプーラ−
などからなる選別装２３０Ａ〜３０Ｄ、３２Ａ〜３２Ｄ
が設けである。これらの選別装置３０Ａ〜３０Ｄ、３２
Ａ〜３２Ｄは、図示しないコンピュータによって制御さ
れ、ベルトコンベヤＩＯＡ、ＩＯＢが搬送してきた手荷
物を、対向部に配設しであるコンベヤ３４Ａ〜３４Ｄ、
３６Ａ〜３４Ｄに押し出す、そして、コンベヤ３４Ａ〜
３４Ｄ、３６Ａ〜３６Ｄの先端には、搬送されてきた手
荷物を運搬車に積み込む積込エリア３８Ａ〜３８Ｄ、４
０Ａ〜４ＱＤが設けである。

一方、ベルトコンベヤ１．ＯＡのコンベヤ３０Ｄの下流
側とベルトコンベヤＩＯＢの手荷物搬入装置１．２０の
上流側との間には、荷物回送部４２が設けてあり、選別
装置３０Ａ〜３０Ｄを通過してきた手荷物を、ベルトコ
ンベヤＩＯＢに回送することができるようになっている
。また、ベルトコンベヤＪＯＢの選別装置３２Ｄの下流
側とベルトコンベヤ１．ＯＡの手荷物搬入装置１２Ｂの
上流側との間には、荷物回送部４４が設けてあり、仕分
は装置３２Ａ〜３２Ｄを通過してきた手荷物をベルトコ
ンベヤＩＯＡに回送できるようになっている。

さらに、ベルトコンベヤＩＯＡ、ＩＯＢの選別装置３０
Ｄ、、３２Ｄ下流側には、ウェイティングサークル４６
に接続した待機用コンベヤ４８．５０が荷物回送部４２
．４４と分岐して設けである。

ウェイティングサークル４６は、予定の出発時刻より早
くチエツクインされた仕分は先が指定される以前の早期
手荷物を一時的に保管しておくものである。そして、ウ
ェイティングサークル４６と荷物回送部４４との間には
、返送コンベヤ５２が設けられ、ウェイティングサーク
ル４６内の手荷物のうち、出発時刻となった手荷物を返
送コンベヤ５２、荷物回送部４４を介してベルトコンベ
ヤ１０Ａに戻すことが出来るようになっている。

上記の如く構成した実施例においては、手荷物搬入装置
１２Ａ−１，２Ｄの各チエツクインデスク１６Ａ〜１６
Ｄにコンピュータの端末装置（図示せず）が備えられて
おり、旅客は行き先に関係な（、チエツクインデスク１
６Ａ〜１６Ｄの何れからでも搭乗手続きをすることがで
きるようになっている。

なお、前記実施例においては、選別装置３０Ａ〜３０Ｄ
、３２Ａ〜３２Ｄとしてブツシャを用いた場合について
説明したが、選別装置はベルトコンベヤＩＯＡ、ＩＯＢ
の一部が傾斜するものや、手荷物をコンベヤ３４Ａ〜３
４Ｄ、３６Ａ〜３６Ｄ側に引き寄せるもの等であっても
よい、また、搬送装置が二台のベルトコンベヤＩＯＡ、
ＩＯＢである場合について説明したが、ベルトコンベヤ
１０Ａ、ＩＯＢの数、手荷物搬入装置の数は実施例に限
定されない、さらに、前記実施例においては、空港にお
ける手荷物の仕分けについて説明したが、工場や倉庫等
にも適用することができる。

なお、第３図は、前記実施例の概念をベースにして、ベ
ルトコンベヤの全長を短くした実施例を示したものであ
る０図中の符号６０は、定形外の荷物の搬入部を示す。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明によれば、複数の搬送装
置を組み合わせることにより、搬送装置の搬送速度を許
容搬送速度以下にすることができ、大量の荷物の搬送に
対応することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る仕分はシステムの説明図
、第２図は従来の仕分はシステムの説明図、第３図はベ
ルトコンベヤの全長を短くした実施例を示す図である。 １０、ＩＯＡ、ＩＯＢ　・・−ベルトコンベヤ、１２Ａ
〜１２　Ｄ−・−手荷物搬入装置、１４Ａ〜１４Ｄ・・
−・・・コンベヤ、１５Ａ〜１５　Ｄ　−−−一−・−
搬入コンベヤ、１６Ａ〜１６Ｄ　−・〜・−チエツクイ
ンデスク、２０Ａ〜２ＯＮ、３０Ａ〜３０Ｄ、３０Ａ〜
３０　Ｄ−−一・・・選別装置、４２．４４　・・−・
−荷物回送颯代理人　弁理士　村　上　友　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）荷物を搬送する複数の搬送装置と、この搬送装置
   に前記荷物を搬入する複数の荷物搬入装置と、前記各搬
   送装置のそれぞれに設けられ、各搬送装置が搬送してき
   た前記荷物を選り分ける選別装置と、前記各搬送装置の
   選別装置下流側に設けられ、前記選別装置を通過した前
   記荷物を、相互に他方の前記搬送装置に送る荷物回送部
   とを有することを特徴とする空港手荷物仕分けシステム
   。