JP2016511367A - 溶接ピストンアセンブリ - Google Patents

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Abstract

ピストンアセンブリを形成するために使用され得る完成前のピストン部が開示されている。完成前のピストンは、ピストン軸を規定する下側部を備え、この下側部は、スカートを有しかつ冷却空洞の下側面を形成する。下側部は、下側の径方向内側接合面を規定する径方向内側ボウル面を有し得る。完成前のピストンアセンブリは、径方向内側接合部において径方向内側ボウル面と面する径方向外側ボウル面を有する上側部をさらに備え得る。上側部は、径方向内側の上側部接合面を規定する径方向内側壁部を有し得る。径方向内側壁部は、径方向内側ボウル面が径方向内側接合面の径方向最内側端部に面するところにおいて径方向内側ボウル面と非平行な角度を定める径方向内側対向面を規定し得る。【選択図】図1A

Description

本発明は、溶接ピストンアセンブリに関するものである。
内燃機関の製造者は、常にその製品の出力および燃料効率を向上させることを追求している。おおむね効率や出力を向上させるための一つの方法は、内燃エンジンの振動質量、例えばピストン、コネクティングロッド、およびその他のエンジンの可動部分の振動質量を低減させることである。エンジン出力は、また、エンジンの圧縮比を上げることにより向上され得る。エンジンの圧縮比を上げることは、また、動作中における燃焼室内の圧力および温度を概して上昇させる。
動作に関連して上昇した圧力および温度との組合せにおける重量の低減の結果として、エンジン、および特にエンジンのピストンは増大したストレスの下に置かれる。ピストンの冷却は、したがって、エンジンの耐用期間におけるそのような動作状態の増大したストレスに耐えるために非常に重要である。
ピストンの構成要素の動作温度を下げるために、ピストンの外周部の近くに冷却空洞が設けられ得る。例えばクランクケースオイルのような冷却液が、冷却空洞に案内されてもよいし、ピストンの往復運動により冷却空洞に分配されてもよく、そのことがピストンの動作温度を下げる。
同時に、冷却空洞は、ピストンアセンブリおよびピストンアセンブリの製造の全体的な複雑性を増大させ得る。例えば、冷却空洞は、冷却空洞を通って循環する冷却液(例えば、オイル)を一時的に貯留することにより、冷却空洞を通る冷却液の適切な循環を促進するために、例えば冷却空洞カバーのような追加的な構成要素を必要とし得る。しかしながら、例えばカバープレートのような追加的な構成要素は、また、複雑性を増す。加えて、冷却空洞は、高価であり得るか、および/または、例えば軽量のまたは低負荷用のピストンのようなより小さなピストンアプリケーションを形成するのが困難であり得る。
したがって、大量生産環境における製造のために実用的である一方、また、例えば冷却空洞を設けることにより十分な冷却を許容するピストンが必要である。
図1Aは、代表的なピストンアセンブリの斜視図である。 図1Bは、図1Aの代表的なピストンアセンブリの部分断面図である。 図1Cは、図1Aの代表的なピストンアセンブリの断面図であって、図1Bの断面から90°回転させたものである。 図2Aは、代表的なピストン上側部とピストン下側部の部分断面図である。 図2Bは、代表的なピストン上側部とピストン下側部の部分断面図であって、図1Bの断面から90°回転させたものである。 図3Aは、ピストン上側部および下側部の冷却空洞領域の拡大断面図である。 図3Bは、図3Aのピストン上側部および下側部の冷却空洞領域の拡大断面図であって、代表的な溶接プロセスの後のものである。 図4Aは、代表的な溶接プロセスの後における代表的なピストン上側部および下側部の断面図である。 図4Bは、代表的な溶接プロセスの後における代表的なピストン上側部および下側部の断面図であって、図4Aの断面から90°回転させたものである。 図5は、代表的な溶接プロセスの後における代表的なピストン上側部および下側部の断面図である。 図6は、代表的な例に係る、完成前のピストンの製造方法のためのプロセスフロー図である。
以下、図面を参照して、説明に役立つ実例を詳細に示す。図面は後述する代表的な例を表しているが、図面は必ずしも正確な縮尺ではなく、一定の特徴は、代表例の革新的な面のより良い例示や説明のために強調されている。さらに、後述する代表的な例は、網羅的なものを意図してはおらず、あるいは図面に示す構成および以下の詳細な説明で開示する構成に制限または限定するものではない。本発明の代表例を図面を参照して詳細に説明する。
本明細書における「代表的な例」や「例」または似たような語は、代表的な方法を伴う特定の特性、構造、または特徴が少なくとも1つの例に含まれていることを意味する。本明細書におけるさまざまな場所での「例において」というフレーズまたは似たタイプの言葉の出現は、必ずしも同じ例に言及しているわけではない。
本明細書には、ピストンアセンブリを形成するために使用され得る完成前のピストン部品のさまざまな代表的な例が示されている。完成前のピストンは、ピストン軸を規定する下側部を有し得、この下側部は、スカートを有しかつ冷却空洞の下側面を形成する。下側部は、下側の径方向内側接合面を規定する径方向内側ボウル面と、径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部とを有し得る。完成前のピストンアセンブリは、さらに、径方向内側接合部において径方向内側ボウル面と接触する径方向外側ボウル面を含む上側部を有し得る。上側部は、径方向内側の上側接合面を規定する径方向内側壁部と、上側の径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部とを有し得る。径方向内側壁部は、径方向内側ボウル面が径方向内側接合面の径方向最内側端部に接触するところにおいて径方向内側ボウル面に対して非平行な角度をなす径方向内側対向面を規定し得る。
代表的な方法は、完成前のピストンアセンブリを形成する方法を含み得る。代表的な方法は、ピストン軸を規定する下側部を提供することを含み得、下側部は、スカートを有しかつ冷却空洞の下面を形成し、下側部は、下側の径方向内側接合面を規定する径方向内側ボウル面を有し、下側部は、径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部を有している。方法は、さらに、下側部を上側部に対して接触させることを含み得、上側部は、径方向内側接合部において径方向内側ボウル面と接触する径方向外側ボウル面を有し、上側部は、上側の径方向内側接合面を定めるために放射状に延びる下面を規定する径方向内側壁部を有し、上側部は、上側の径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部を有している。方法は、さらに、径方向内側接合面を一体的に溶接することを含み得、上側部の径方向内側対向面は、径方向内側ボウル面が径方向内側接合面の径方向最内側端部に接触するところにおいて径方向内側ボウル面に対して非平行な角度をなす。
図1A、図1Bおよび図1Cを参照すると、代表的なピストンアセンブリ100が図示されている。ピストンアセンブリ100は、ピストン本体102と、本体102と接合された冷却空洞リング104とを有し得る。ピストン本体102および冷却空洞リング104は、燃焼ボウル122を規定するために協働し得る。本体102は、ピストンアセンブリ100を収容するエンジンボア(図示せず)に対してシールするように構成されたリングベルト部106を有し得る。例えば、リングベルト部106は、ピストンリング(図示せず)を収容する1つ以上の円周溝を規定し得、当該ピストンリングは、エンジンボア内におけるピストンアセンブリ100の往復運動の間、エンジンボア面に対してシールする。燃焼ボウル122の規定における冷却空洞リング104と本体102との協働は、後述するピストン100の他の特徴と同様に、ピストン100およびその構成要素、例えば冷却空洞リング104、および/または、ピストン本体102の大きさおよび形状に関して柔軟性を概して許容し得る。単なる一例として、ピストンアセンブリ100のより低いコンプレッションハイト、および/または、重心は、後述するように、関連する形成プロセスにおける冷却空洞リング104と本体102との間の径方向内側接合部の構成の結果として実現され得る。
ピストン本体102は、例えばボア内での往復運動においてピストンアセンブリ100を安定させるためにエンジンボア(図示せず)の表面と相互作用することにより、エンジンの動作中にピストンアセンブリ100を概して支持するスカート面103を有し得る。例えば、スカート面103は、ピストンアセンブリ100の外周部の少なくとも一部における環状の外形を概して規定し得る。外形は、エンジンボア面に対応し得、このエンジンボア面は概して円筒形であり得る。
本体102は、また、ピストンピンボス105を規定し得る。ピストンピンボス105は、ピストンピン(図示せず)を収容するように構成された開口部107により概して形成され得る。例えば、ピストンピンは、開口部を通ってピストンピンボス105に挿入され得、それによりピストン100をコネクティングロッド(図示せず)に概して固定する。
図1Bおよび図1Cを参照すると、本体102および冷却空洞リング104は、冷却空洞108を規定するために協働し得る。冷却空洞108は、ピストンクラウンの外周部周りに概して延びていて、動作中に冷却液、例えばエンジンオイルを循環させ得、それによりピストンの動作温度を下げる。加えて、冷却液の循環は、ピストン100、特にピストンアセンブリ100の上部、例えば燃焼ボウル122に隣接する部分のより安定したまたは一定の温度の維持を容易にし得る。
ピストン本体102およびリング104は、例えば溶接プロセスにおいて固定的に接合され得る。ピストン本体102とリング104とを固定的に接合することにより、ピストンアセンブリ100は一体型のまたは「一体鋳造の」アセンブリとして概して形成される。後述するように、本体102およびリング104の構成要素は、溶接プロセスにおいて径方向内側および外側の界面領域I,Oの両方に沿って接合され得る。したがって、ピストン本体102は、冷却空洞リング104と概して一体化され得、そのため、本体102とリング104とは別個の構成要素であるが、各々はクラウンへの固定後に他方に対して移動できない。
冷却空洞リング104は、クラウン102とスカート104とがピストンアセンブリ100の概して連続的な上側燃焼ボウル面122を形成するために協働するように、本体102に固定され得る。例えば、後述するように、本体102および冷却空洞リング104の対応する接合面は、ピストン本体102が燃焼ボウル122の径方向内側部分122aを規定する一方、冷却空洞リング104が燃焼ボウル122の径方向外側部分122bを規定するように、径方向内側の界面領域Iに沿って燃焼ボウル122内で接触し得る。径方向外側の界面領域Oは、リングベルト部106に沿って配置され得る。
ピストン本体102および冷却空洞リング104は、以下に限定されるものでないが、単なる例として、例えば摩擦溶接、ビーム溶接、レーザ溶接、はんだ付けのような溶接手法、または例えば接着のような非溶接手法を含む都合のよい任意の態様で互いに固定されまたは固定的に接合されてもよい。ある例では、ピストンクラウンおよびスカートは、溶接プロセス、例えば摩擦溶接において接合される。別の代表的な例では、ピストン本体102に相当する下側ピストン部、および、冷却空洞リング104に相当する上側ピストン部の各々の接合面は、単なる例として、摩擦溶接プロセスまたは接着プロセスにおいて接合され得、それによりピストン本体102と冷却空洞リング104とを一体的に固定する。
図2Aおよび図2Bを参照すると、ピストン100に関連する代表的な摩擦溶接プロセスが詳細に説明されている。ピストン100は、冷却空洞リング104に相当する上側ピストン部104’と、ピストン本体102に相当する下側ピストン部102’とから概して形成され得る。例えば、上側および下側ピストン部104’,102’は、ピストン100に対応して見られる特徴、例えば冷却空洞108に対応する上側および下側内側面111,113を概して有し得る。さらに、上側および下側ピストン部104’,102’は、例えば摩擦溶接プロセスによって互いに接合することに好適である一方、それらは、例えば、上記のピストンアセンブリ100において見られたリング溝、燃焼ボウル122等のピストン100の外側の表面または特徴をまだ完成させていない。
したがって、上側および下側ピストン部104’,102’は、後述するように、および図3A、図3B、図4A、図4Bおよび図5に最もよく見られるように、完成前のピストン要素100’を形成するために、例えば摩擦溶接プロセスにおいて概して一体的に接合され得る。完成前のピストン要素は、その後、例えば機械加工作業において、ピストン100に必要とされる仕上げられた表面細部、例えばリング溝および燃焼ボウル122の最終的な形状または輪郭を提供するために完成され得る。したがって、最終的なピストンアセンブリ100の全体形状が、完成前のピストン部100’により規定される初期形状と対比して、図4A、図4Bおよび図5において仮想線で図示されている。
図2Aおよび図2Bに最もよく見られるように、上側ピストン部104’の接合面114,116は、下側ピストン部102’の各々の接合面118,120に、好都合な任意の態様で、例えば単なる例として、摩擦溶接または接着のような溶接作業の方法により固定され得、それにより上側ピストン部104’と下側ピストン部102’とを一体的に固定する。代表的な摩擦溶接プロセスの後におけるピストン部102’,104’が、図3A、図3B、図4A、図4Bおよび図5にさらに詳しく図示されている。
上側部104’および下側部102’は、まず、互いに対して高速で回転され得、そして図3Aに示すように共に高圧下におかれる。そのような摩擦溶接プロセスは、図3B、図4Aおよび図4Bに最もよく見られるように、上側ピストン部104’と下側ピストン部102’との間に溶接カール124,126,128,130を形成し得る。すなわち、溶接カール124,126は、径方向内側の界面領域Iから、それぞれ、径方向内側および外側へ延びるように形成され得る。加えて、溶接カール128,130は、径方向外側の界面領域Oから、それぞれ径方向内側および外側に延びるように形成され得る。
図3B、図4A、図4Bおよび図5に最もよく見られるように、径方向内側の界面領域Iから径方向内側へ延びる溶接カール124は、ピストン上側部および下側部104’,102’の接合面118,120から径方向内側および上側へ延びる単一のカール124を概して形成し得る。一方、溶接カール126,128,130は、各々がそれぞれの上側および下側カール部を有している。すなわち、図3Bに最もよく見られるように、溶接カール128は上側カール128aおよび下側カール128bを含み、溶接カール130は上側カール130aおよび下側カール130bを含んでいる。典型的に、摩擦溶接プロセスの間、上側および下側カール、例えば上側カール128aおよび下側カール128bは、関連する接合面、例えば接合面114,116の材料から、等しい寸法および形状において概して形成し得る。概して同等の溶接カール部128a,128b,130a,130bは、一つには、関連する接合面114,116の概して等しい径方向幅、およびピストン軸(図3Bには示していない)に対して実質的に垂直な接合面114,116の配列に起因し得る。
一方、概して単一の上側に延びる溶接カール124は、一つには、それぞれ径方向内側の界面領域に沿った関連する接合面116,120の間における幅W,Wの違いに起因し得る。接合面116,120は、ピストン上側部104’およびピストン下側部102’の各々の対応する壁部材170,172により規定され得る。加えて、接合面114,118は、ピストン上側部104’およびピストン下側部102’の各々の対応する壁部材174,176により規定され得る。すなわち、接合面118,120から径方向外側に延びる溶接カール126は、溶接カール128,130と似た態様で2つの別個の上側および下側カール部126a,126bを形成し得る一方、溶接カール124は、関連する接合面118,120から上側および径方向内側に延びる単一のカールを概して有する。溶接カール124は、径方向内側に延びる接合面120によって上側へ流れるように強いられた接合面118,120からの溶接された材料の結果として、単一のカール部124aを形成し得る。すなわち、摩擦溶接プロセスにおいて接合面118,120からの材料が溶けるとき、溶接カール124を形成する材料は、径方向内側に延びる接合面120のために上側に流れるように強いられかつ下側にカールできない。よって、溶接カール124を形成する材料は、接合面118から上側へかつ径方向内側へ流れるように強いられて単一の溶接カール124を形成する。
別の代表的な例では、図3Aに最もよく見られるように、接合面120は、径方向内側の界面領域Iから径方向内側へ延びている。すなわち、接合面120は、上側部104の接合面118の径方向最内側端部から径方向内側へ延び得る。径方向内側へ延びる接合面120は、溶接継ぎ手からの材料流れを上側へ流れるように概して強制し得、径方向内側の界面領域Iから径方向内側へ延びる単一の溶接カール124をもたらす。さらに、接合面120は、図3Aおよび図3Bに最もよく見られるように、ピストン上側部104’の径方向内側壁部140によって規定される径方向内側面132に対して概して垂直に延び得る。
図5を参照すると、当該図は代表的なピストン100および完成前のピストンアセンブリ100’の上側部分の拡大図であって、浅いボウル構造が詳細に図示されている。上述したように、図5に示す外面形状は、仮想線で図示されたピストンアセンブリ100の最終的な構成を形成するために用いられる何らかの仕上げ作業、例えば機械加工に先立った完成前のピストンアセンブリ100’の輪郭を表している。径方向内側接合面118,120の不釣り合いな幅のために、すなわち界面領域Iから延びる径方向内側接合面120の結果として、簡潔に上述したように、径方向内側の界面領域Iから上側および径方向内側に概してカールする単一の溶接カール124が形成される。
さらに、図5に示すように、冷却空洞108は、ピストンアセンブリ100の最終的な構成の燃焼ボウル122に沿った径方向最外側箇所152を基準として径方向内側に概して延びている。換言すれば、冷却空洞108の径方向最内側箇所150は、ピストンアセンブリ100の燃焼ボウル122の径方向最外側箇所152から、径方向距離Dをもって径方向内側に配置されている。拡張された冷却空洞108は、それによりピストン100に向上された冷却を提供する。
箇所150,152の間における径方向内側の間隔Dは、少なくとも部分的に、図示された下側の冷却空洞面113の形状および径方向内側の界面領域Iの配置により容易にされ得る。すなわち、図5に示すように、下側部102’の冷却空洞面113の最上部領域154は、ピストン100の軸A−Aに対して第1角度αをもって軸方向下側に延びている。図5に示すように、最上部領域154は、完成前のピストン100’に関して角度αをもって接合面120から下側へ直接的に通じる直線状のまたは実質的に直線状の経路を規定し得る。冷却空洞面113は、ピストン軸A−Aに対して第2角度βに移行し得、頂点180において第2角度βに移行する。すなわち、冷却空洞面113の第2領域156は、完成前のピストン100’に関して角度βをもって頂点180から下方への直線的なまたは実質的に直線的な経路を規定し得る。頂点180は、例えば図5に示すように、完成前のピストン100’に関して、外側接合面114,118の軸方向位置にほぼ対応する軸方向高さを有し得る。角度βは、ピストン軸A−Aに関して第1角度αよりも大きくてもよい。ある代表的な例では、角度αは20°以下であり、一方、角度βは角度αよりも大きいが約45°以下である。
一方、ピストンのための従前の摩擦溶接方法では、ピストンを形成するために使用される上側および下側部の接合面に隣接する壁部材の表面は、典型的には、接合面に作用する概して非常に大きな力および接合面を最大限に支持する必要性のために、接合面の上下に実質的に平行な態様で延びる。しかしながら、接合部の上下に平行に延びる壁部は、また、上側ピストン部の全体的な高さを概して増大させ、ピストン全体のより大きなコンプレッションハイトをもたらす。加えて、ピストンにおける従前の摩擦溶接方法は、円筒形の部品を高速回転により接合することを許容するために構成要素が回転対称であることを概して必要としてきた。比較すると、接合面116,120の異なる幅W,Wは、それぞれが本明細書中で用いられ得るものであって、後述するように、引き続いて除去される単一の溶接カール124の形成をもたらす。
代表的な完成前のピストン部100’および関連するピストン100に再び言及すると、代表的な角度αおよびβは、径方向内側の界面領域Iの接合面116,120の十分な支持を概して提供することが見出される一方、冷却空洞108の増大した全体的な容積、およびまた、上側ピストン部104’のより低い全体的な高さを許容している。より低い全体的な高さは、接合面120が接合面116,120の間の界面領域Iから径方向内側に延びかつ従前のピストン溶接方法のようにはピストン軸に対して平行でないため、ピストン100の頂面160に対して軸方向においてより高く径方向内側接合面116,120を配置できることに概して起因し得る。さらに、径方向内側に延びる接合面120は、径方向内側の界面領域Iに対する支持を増大し、それにより、傾斜した表面154,156に起因する接合面116,120の間における力の作用の不均衡に起因し得るピストン上側部104’またはピストン下側部102’のいかなる変形をも抑制する。したがって、下側ピストン部102’の壁部材172は、径方向内側接合面116,120の間の接合部から離れて延びる非平行な表面を概して規定し得る。一方、径方向外側の界面領域Oにおいて接触する壁部材174,176は、各々が、接合面114,118の間の接合部に隣接するピストン軸に対して同様に平行な態様で概して延び得、実質的に等しい大きさであって概して対応するピストン部の溶接カールの鏡像である溶接カール128a,128b,130a,130bをもたらす。
別の代表的な例では、上側部104’の径方向内側対向面132は、下側部102’によって規定される径方向内側ボウル面122b’と非平行な角度をなし得、当該ボウル面は、燃焼ボウル面122を例えば機械加工において仕上げていないこととは別にして、燃焼ボウル面輪郭122に対応している。すなわち、径方向内側ボウル面122b’は、径方向内側接合面116の径方向最内側端部185に接触するように延びており、当該箇所において、径方向内側ボウル面122b’は上側部104’の径方向内側対向面132と非平行な角度をなしている。さらに、ある代表的な方法では、径方向内側ボウル面122b’は、上側部104’の径方向内側対向面132と直角をなすか、または、上側部104’の径方向内側対向面132と実質的に直角をなす。
ピストン上側部104’のより低い全体的な高さは、ピストンのコンプレッションハイトを低減し、ここで当該コンプレッションハイトは、(a)ピストンの頂面からピンボア軸(図5には示していない)までの距離と(b)ピストン径Dとの間の比率として定義される。さらに、ピストン上側部104’の低減された全体的な高さは、完成したピストン100の燃焼ボウル122のより低い高さHをもたらす。ある代表的な例では、燃焼ボウル122の高さHは、ピストンの上面160から燃焼ボウル122の最も低い箇所までを測定したものであって、ピストン径Dの15%以下である。したがって、接合面116,120に隣接する下側の冷却空洞面113の傾斜した構造、ならびに径方向内側に延びる接合面120は、従前の方法と比較して比較的浅い燃焼ボウル122を容易にし、一方でまた、ピストン100の低減された全体的なコンプレッションハイトを容易にする。
摩擦溶接プロセスが完了すると、溶接バリ、例えば溶接カール124,130が、引き続き、ピストンアセンブリ100の比較的滑らかな外面を形成するために、ピストン上側部104’およびピストン下側部102’の外面から除去され得る。例えば、溶接バリは、機械加工により除去され得る。したがって、燃焼ボウル面122は、冷却空洞リング104とピストン本体102との間の境界面を横切って実質的に滑らかであり得、例えば、そのため面122における分断、および/または、裂け目が最小限に抑えられる。さらに、リングベルト部106は、また、溶接カール130を除去してリング溝を形成するために機械加工されるかまたは加工され得る。そのような分断または裂け目を最小限に抑えることは、通常の長時間運転における界面領域I,Oに沿った本体102とリング104との間の境界面のひび割れまたは他の弛みを概して低減する。したがって、例えばピストンアセンブリ100を使用するエンジンの動作中に生じる消耗に起因する、燃焼ボウル面122、および/または、リングベルト部106におけるいかなる欠陥または故障も最小限に抑えられ得る。
冷却空洞108は、有利には、摩擦溶接プロセスの間にガスが逃げるのを許容する少なくとも1つの開口部(図示せず)を規定し得る。加えて、開口部は、動作中に冷却液、例えばオイルが冷却空洞を通って循環するのを許容し得る。
ピストン本体102および冷却空洞リング104は、好都合な任意の材料から構成されていてもよい。ある代表的な例では、本体102および冷却空洞リング104は、異なる材料で形成されている。別の例では、本体102および冷却空洞リング104は、同じ材料、例えば鋼で形成されている。したがって、構成要素に使用される材料は、一般的な必要条件と動作条件との各々に関連して、より密接に適合され得る。ピストン本体102は、単なる例として、冷却空洞リング104と異なった機械的特性、例えば降伏点、引っ張り強さ、または切欠き粘さを有していてもよい。都合のよい任意の材料または組合せが、本体102および冷却空洞リング104のために用いられ得る。単なる例として、本体102、および/または、冷却空洞リング104は、鋼材料、鋳鉄、アルミニウム材料、複合材、または粉末金属材料で形成されていてもよい。本体102、および/または、冷却空洞リング104は、また、同じ形成プロセスタイプで形成されてもよく、例えば、各々は、高速鍛造または冷間加工プロセスにおいて形成されてもよい。代わりに、冷却空洞リング104および本体102は、異なるプロセスで形成されてもよく、例えば、本体102は概して単一の鍛造部品である一方、冷却空洞リング104は鍛造されていてもよい。都合のよい任意の材料、および/または、成形の組合せが用いられてもよい。
図6を参照すると、完成前のピストンアセンブリ100’、および/または、ピストンアセンブリ100を製造するための代表的なプロセス600が図示されている。プロセス600は、概してブロック602で始まり、ここではピストン上側部が提供される。例えば、上述したように、ピストン上側部104’は、径方向内側および外側接合面116,114を有し得る。加えて、ピストン上側部104’は、例えば上側の冷却空洞面11と共に、ピストン上側部102’の周縁部周りに延びる冷却空洞108を少なくとも部分的に規定し得る。プロセス600は、その後ブロック604に進む。
ブロック604では、ピストン上側部の内側および外側接合面が、ピストン下側部の対応する内側および外側接合面と接触させられ得る。例えば、上述したように、径方向内側の界面領域Iが内側接合面116,120の間で形成され得、径方向外側の界面領域Oが上側部104’および下側部102’の外側接合面114,118の間で形成され得る。さらに、冷却空洞108は、径方向内側および外側の界面領域I,Oの間に配置され得、および、ピストン下側部102’によって規定される冷却空洞下側面113により部分的に規定され得る。加えて、下側部102’は、それぞれがピンボア107を規定する一対の対向して配置されたピンボス105を有し得る。プロセス600は、その後ブロック606に進む。
ブロック606では、径方向内側の界面領域の外形が作られ得る。例えば、上述したように、下側ピストン部102’の径方向内側接合面120は、径方向内側接合面116,120の間における径方向内側の界面領域I、および/または、接合部から径方向内側へ延び得る。上述したある代表的な例では、径方向内側接合面120は、接合面116,120の間における径方向内側の界面領域I、および/または、接合部から離れて延びる、ピストン上側部104’の径方向内側対向面132に対して実質的に直角をなす。代わりにまたは加えて、下側部102’によって規定される冷却空洞の表面は、接合部、すなわち接合面120から傾斜した態様で離れて延び得、それにより冷却空洞108の増大した容積を容易にし、冷却空洞108の少なくとも一部は、得られるピストン100の燃焼ボウル122の少なくとも一部の径方向内側へ延びている。さらに、ピストン100およびその構成要素の低減された全体的な高さが、また達成され得る。
ブロック608に進むと、上側および下側ピストン部104’,102’が、1つ以上の径方向内側および外側の界面領域に沿って一体的に固定され得る。例えば、上述したように、上側および下側ピストン部104’,102’は、クラウンおよびスカートの径方向内側、および/または、外側接合面に沿って、摩擦溶接、接着または他の好都合な任意の方法により一体的に固定され得る。摩擦溶接が用いられる場合には、上述したように、接合面114,116,118,120に隣接して溶接バリが形成され得る。ある代表的な例では、径方向内側接合面116,120から径方向内側へ延びる溶接バリは、径方向内側および軸方向上側へ延びる単一の溶接カール124を形成し得る。プロセス600は、その後ブロック610に進む。
ブロック610では、ピストン100の外面形状が形成され得る。例えば、上述したように、完成前のピストンアセンブリ100’は、燃焼ボウル122、および/または、リングベルト部106を形成するために機械加工され得る。さらに、完成前のピストンアセンブリ100’の外側面の機械加工は、完成前のピストンアセンブリ100’の外側面に配された溶接バリを除去し得る。
得られるピストン100の浅いボウル構造は、有利には、ピストン100のより小さな全体的な外形を許容し得る。コンプレッションハイト、ピストンの全体的な高さ、および頂面160に対する燃焼ボウル122の高さが低減され得る。さらに、より短いコンプレッションハイトは、ピストン100の大きさおよび重量を低減し、より小さなエンジンブロックおよびより小さな全体的な構成要素を許容し、エンジンブロック周辺の自動車パッケージングにおけるより高い自由度を許容する。コンプレッションハイトが最小限に抑えられるとより長いコネクティングロッドがまた用いられ得、エンジンの動作中におけるエンジンボアに対する横力を低減し、それによりピストン100とボアとの間の摩擦を低減し、そしてエンジン効率を向上させる。
本明細書に記載されたプロセス、システム、方法、発見的方法等に関しては、そのようなプロセス等のステップは一定の順序に従って起こるように記載されているが、そのようなプロセスは本明細書に記載された順序以外の順序でも実行され得る。さらに、一定のステップが同時に実行されてもよく、他のステップが追加されてもよく、あるいは本明細書に記載された一定のステップが省略されてもよい。換言すれば、本明細書におけるプロセスの説明は、一定の実施形態を例示するためのものであり、クレームされた発明を限定するものと解釈されてはならない。
したがって、上記の説明は、説明的なものであって限定的なものではないことを意図していることを理解されたい。提供された例以外の多くの実施形態およびアプリケーションが、上記の説明の中に存在するだろう。発明の範囲は、上記の説明を参照して決められるものではなく、その代わりに添付されたクレームを参照して決められるべきであり、そのようなクレームによって権利が与えられる均等物の全範囲に沿って決められるべきである。本明細書で述べた技術における将来的な開発が予想されまたは意図されるが、開示されたシステムおよび方法はそのような将来的な実施形態にも含まれる。要するに、本発明は、変更および変形が可能であって、下記のクレームによってのみ限定されることが理解されるべきである。
クレームで用いられる全ての用語は、本明細書における相容れない明白な指示がない限り、その最も広い妥当な構成、および、当業者によって理解されるその通常の意味を与えるように意図されている。特に、クレームにおける明確な相容れない限定がない限り、名詞は、単数および複数の両方を含む。

Claims (24)

  1. ピストンを作るための完成前アセンブリであって、
    縦軸を規定する下側部を備え、該下側部は、スカートを有しかつ冷却空洞の下面を形成し、
    上記下側部は、下側の径方向内側接合面を規定する径方向内側ボウル面を有し、
    上記径方向内側ボウル面は、上記径方向内側接合面の径方向最内側端部から上記アセンブリの中央部に向かって延び、
    上記下側部は、径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部を有し、
    上記径方向内側ボウル面と径方向内側接合部において接触する径方向外側ボウル面を有する上側部を備え、
    上記上側部は、上側の径方向内側接合面を規定するために放射状に延びる下面を規定する径方向内側壁部を有し、
    上記径方向内側壁部が、上記上側の径方向内側接合面から上側へ離れて延びる径方向内側対向面を規定し、
    上記上側部は、上側の径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部を有し、
    上記上側部の上記径方向内側対向面は、上記径方向内側ボウル面が上記上側部の上記径方向内側接合面の径方向最内側端部に接触するところにおいて、上記径方向内側ボウル面と非平行な角度をなしている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  2. 請求項1において、
    上記上側の径方向内側接合面が、該上側の径方向内側接合面に対応する第1の径方向幅を有する上側の径方向内側壁部により規定され、
    上記下側部の上記径方向内側ボウル面が、上記第1の径方向幅よりも大きい第2の径方向幅を規定している
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  3. 請求項1において、
    上記上側の径方向内側接合面が、該上側の径方向内側接合面に対応する第1の径方向幅を有する上側の径方向内側壁部により規定され、
    上記下側部の上記径方向内側ボウル面が、上記上側の径方向内側壁部から径方向内側へ離れて延びている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  4. 請求項1において、
    上記径方向内側接合面が、一体的に摩擦溶接されている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  5. 請求項1において、
    上記上側部の上記径方向外側接合面は、上記冷却空洞が実質的に閉塞されるように、上記下側部の上記径方向外側接合面と接合されている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  6. 請求項1において、
    上記下側部によって規定されかつ上記下側部の上記径方向内側接合面から延びる冷却空洞面が、上記ピストンの軸と第1の非平行角度をなしている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  7. 請求項6において、
    上記冷却空洞面が、上記下側部の上記径方向内側接合面よりも軸方向下側において、上記第1の非平行角度から第2の非平行角度へ移行する
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  8. 請求項7において、
    上記第2の非平行角度が、上記第1の非平行角度よりも大きい
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  9. 請求項8において、
    上記第1の非平行角度が、20°以下であり、
    上記第2の非平行角度が、45°以下である
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  10. 請求項1において、
    上記下側部の上記径方向内側接合面が、上記ピストンの軸に対して実質的に直角をなしている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  11. 請求項1において、
    上記下側部の上記径方向内側接合面が、上記上側部の上記径方向内側対向面に対して実質的に直角をなしている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  12. 請求項1において、
    上記2つの径方向内側接合面から生じる溶接された材料が、上記径方向内側接合面から径方向外側に延びる2つの溶接カールを形成している
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  13. 請求項1において、
    上記上側部および上記下側部が、それぞれ鋼材料で形成されている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  14. 請求項1において、
    上記上側部および上記下側部が、それぞれ同じ材料で形成されている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  15. 請求項1において、
    上記径方向内側接合面は、上記2つの径方向内側接合面から生じる溶接された材料が上記径方向内側接合面から径方向内側に延びる1つだけの溶接カールを形成するように、一体的に溶接されている
    ことを特徴とする完成前アセンブリ。
  16. 完成前アセンブリを接合するための方法であって、
    縦軸を規定する下側部を提供することを含み、該下側部は、スカートを有しかつ冷却空洞の下面を形成し、
    上記下側部は、下側の径方向内側接合面を規定する径方向内側ボウル面と、径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部とを有し、
    上記下側部を上側部に対して接触させることを含み、該上側部は、上記径方向内側ボウル面と径方向内側接合部において接触する径方向外側ボウル面を有し、
    上記上側部は、上側の径方向内側接合面を規定するために放射状に延びる下面を規定する径方向内側壁部を有し、
    上記径方向内側壁部が、上記上側の径方向内側接合面から上側へ離れて延びる径方向内側対向面を規定し、
    上記上側部は、上側の径方向外側接合面を規定する径方向外側壁部を有し、
    上記径方向内側接合面を一体的に溶接することを含み、
    上記上側部の上記径方向内側対向面は、上記径方向内側ボウル面が上記上側部の上記径方向内側接合面の径方向最内側端部に接触するところにおいて、上記径方向内側ボウル面と非平行な角度をなしている
    ことを特徴とする方法。
  17. 請求項16において、
    上記径方向内側接合面を一体的に溶接することが、上記径方向内側接合面を摩擦溶接することを含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項16において、
    上記下側部の上記径方向内側ボウル面を、上記上側部の径方向内側壁部から径方向内側に離れて延びるように作ることをさらに含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  19. 請求項16において、
    上記下側部によって規定される冷却空洞面を、ピストン軸と第1の非平行角度をなすために上記下側部の上記径方向内側接合面から延びるように作ることをさらに含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  20. 請求項19において、
    上記冷却空洞面を、上記下側部の上記径方向内側接合面よりも軸方向下側において、上記第1の非平行角度から第2の非平行角度へ移行するように作ることをさらに含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  21. 請求項20において、
    上記第2の非平行角度が、上記第1の非平行角度よりも大きい
    ことを特徴とする方法。
  22. 請求項16において、
    上記下側部の上記径方向内側接合面を、ピストン軸に対して実質的に直角をなすように作ることをさらに含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  23. 請求項16において、
    上記径方向内側接合面を一体的に溶接することが、上記径方向内側接合面から径方向内側に延びる1つだけの溶接カールを形成するように、上記2つの径方向内側接合面から溶接された材料を生じさせることを含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  24. 請求項16において、
    上記径方向内側および外側ボウル面を、ピストン燃焼ボウル面を規定するために機械加工することをさらに含み、
    上記ピストン燃焼ボウル面が、ピストンの頂面からの最大高さを規定し、
    上記最大高さのピストン径に対する比率が、15%以下である
    ことを特徴とする方法。
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