JP2016511227A - 血管の導管を保存するための溶液 - Google Patents

血管の導管を保存するための溶液 Download PDF

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Abstract

製剤を7以上のpHを有する第一溶液と7未満のpHを有する第二溶液とに分離することで、安定性保管寿命が改善した臓器及び組織の保存製剤を提供する。第一溶液は7.0以上のpHで保管されると安定性が改善する成分を含み、第二溶液は7.0未満のpHで保管されると安定性が改善する成分を含む。第一溶液は、水、平衡塩類溶液、糖、及びL−アルギニンを7.0以上のpHで含む。第二溶液は、水、アスコルビン酸、及び還元型グルタチオンを7.0未満のpHで、好ましくはpH6.9から約pH2.8で含む。使用中は、第一溶液及び第二溶液は混合され、組織または臓器の機能を保存するために生理的pHで使用され得る最終製剤を形成する。

Description

[関連出願]
本出願は、ともに2012年12月31日に出願した、先に出願された係属中の仮出願シリアル番号61/848,350及び61/848,349の利益及び優先権を主張し、これにより先願の開示内容は参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は組織及び臓器の機能を保存するための製剤に関し、とりわけ組織及び臓器の機能、特に移植前の血管の導管の機能を保存するための常温保管可能な製剤に関する。
患者に移植(implantation)または継代移植(transplantation)するための組織及び臓器は、肉体の外部の、組織及び臓器の機能を保存する液体製剤中に、移植まで保管される。組織及び臓器を保存する製剤が知られている。米国特許第7,981,596号に一つの興味深い製剤が開示されており、その全体が参照によって組み込まれる。米国特許第7,981,596号に開示された、組織及び臓器を保存する製剤は、グルタチオン、アスコルビン酸およびL−アルギニンを参照して、文献では一般にGALA製剤と呼ばれる。GALA製剤は、D−グルコースを1g/L、塩化カルシウム(無水)を0.14g/L、塩化カリウムを0.4g/L、リン酸カリウムを0.06g/L、塩化マグネシウム六水和物を0.1g/L、塩化マグネシウム七水和物を0.1g/L、塩化ナトリウムを8g/L、重炭酸ナトリウムを0.35g/L、及びリン酸ナトリウムを0.048g/L含む市販の整理食塩水であるハンクス平衡塩溶液(HBSS)に基づいている。前記特許文献に開示されている通り、アスコルビン酸(ビタミンC)、還元型グルタチオン、L−アルギニン、及びヘパリンがHBSSに加えられる。この溶液は、フリーラジカル捕捉剤、抗酸化剤、一酸化窒素(NO)基質、還元剤、エネルギー源(グルコース)、抗凝血剤、並びに電解質及び緩衝液の生理的濃度を提供する。
米国特許第7,981,596号
GALA製剤の保管寿命は製剤の様々な成分の不安定性に起因して制限される。GALA製剤の比較的短い保管寿命によってその有用性が制限され得る。従って、GALA製剤の成分の安定性を向上させ、それによって保管寿命を延長するためにGALA製剤を改良するニーズがある。
オリジナルの製剤よりも安定性が向上し、保管寿命が長い、GALA製剤への改良が本明細書で開示される。また改良された製剤を用いる方法も開示される。
本発明は、製剤を、少なくとも7のpHを有する第一溶液と7未満のpHを有する第二溶液とに分離することによって、組織保存製剤の、特にGALA製剤の安定性を改善することができるという認識を前提としている。第一溶液はpH7.0以上で保管した時に安定性が向上する成分を含み、第二溶液は7.0未満のpHで保管された時に安定性が向上する成分を含む。第一溶液は、水と、平衡塩類溶液と、D−グルコースなどの糖と、L−アルギニンとを含み、pHが少なくとも7.0であり、好ましくはpHがpH7.0〜約8.5の範囲である。第二溶液は、水と、アスコルビン酸などの抗酸化剤と、還元型グルタチオン等の還元剤とを含み、pHが7.0未満であり、好ましくはpH6.9〜約pH2.8の範囲である。使用時に、第一溶液及び第二溶液が一緒に混合されて組織または臓器の機能を保存するために約pH7.4の生理的pHで使用され得る最終製剤を形成する。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の様々な実施形態を描写し、上述の本発明の一般的な記載及び以下の実施形態の詳細な説明と共に、本発明の実施形態を説明するのに役立つ。
本発明の実施形態に従う多室袋の斜視図である。 本発明の実施形態に従う、第一容器及び第二容器を有するキットの斜視図である。
別に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は本発明が属する分野の当業者が一般に理解するのと同一の意味を有する。本明細書に開示された方法及び材料と同様または均等の全ての方法及び材料が本発明の実践または試験に使用され得るが、好ましい方法及び材料を記述した。本発明の目的について、以下のとおり用語を定義した。
本明細書において「臓器」は、心臓、静脈、動脈、肺、肝臓、膵臓、および腎臓を含むがこれらに限定はされない。臓器の一部もまた考慮される。
本明細書において「滅菌水」は、(a)注射用の滅菌水(米国薬局方)、(b)滅菌蒸留脱イオン水、及び(c)イリゲーション用の滅菌水、を含むがこれらに限定はされない。
本明細書において「抗酸化剤」は、酸化可能な基質生体分子を含む混合物または構造中に存在するときに、基質生体分子の酸化を遅らせるか防ぐ物質である。例えばアスコルビン酸は抗酸化剤である。
本明細書において「平衡塩類溶液」は、細胞または組織の深刻なダメージを防ぐために浸透圧的にバランスした水溶液と定義される。
本明細書において「生理溶液」は、通常の間質液と等張であることの効力によって正常細胞と相性がよい塩類水溶液と定義される。
本明細書において「移植片(graft)」は、欠陥を修復するために体の一部に継代移植または移植された組織と定義される。
本明細書において「心停止法(cardioplegia)」とは心臓の麻痺を含むがそれに限定はされない。
本明細書において「細胞還元剤」は、簡単に電子を失い、それによって他の物質を化学的に還元する物質と定義される。
本発明は最後に水と、平衡塩類溶液と、糖と、Lアルギニンと、アスコルビン酸と、還元型グルタチオン等の細胞還元剤と、を含むGALA溶液を形成する二部分組織保存キットを提供する。
GALA製剤の安定性は製剤を少なくとも7のpHを有する第一溶液と7未満のpHを有する第二溶液とに分離することによって改善することができる。第一溶液及び第二溶液は一緒に混合されて、組織または臓器の機能を保存するために約pH7.4の生理的pHで使用され得る最終等張GALA製剤を形成する。
第一溶液はpH7.0以上で保管した時に安定性が向上する成分を含む。第一溶液は、水と、平衡塩類溶液と、D−グルコース、フラクトース、またはマンノース等の糖と、L−アルギニンとを含む。平衡塩類溶液は以下から選択された塩を含む:塩化カルシウム二水和物、塩化カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化マグネシウム六水和物、硫酸マグネシウム七水和物、塩化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、二塩基性リン酸ナトリウム七水和物、およびそれらの組合せ。平衡塩類溶液は、第一溶液及び第二溶液が一緒に混合された時に等張液となるような濃度で提供される。例示的な実施形態では、平衡塩類溶液は、約0.14g/リットルの塩化カルシウム二水和物、約0.4g/リットルの塩化カリウム、0.06g/リットルのリン酸二水素カリウム、約0.1g/リットルの塩化マグネシウム六水和物、約0.1g/リットルの硫酸マグネシウム七水和物、約8g/リットルの塩化ナトリウム、約0.35g/リットルの重炭酸ナトリウム、及び約0.05g/リットルの二塩基性リン酸ナトリウム七水和物である。
第一溶液は、pHが少なくとも7.0であり、好ましくはpHがpH7.0〜約pH8.5の範囲であってよい。好ましい実施形態では、第一溶液は少なくともpH8.0のpHを有し、好ましくはpHは約pH8.0〜約pH8.5の範囲内である。
第二溶液は7.0未満のpHで保管された時に安定性が向上する成分を含む。第二溶液は、水と、アスコルビン酸などの抗酸化剤と、還元型グルタチオン等の細胞還元剤とからなる。第二溶液の成分は、第一溶液及び第二溶液が混合された時に等張最終製剤となるような相対濃度で提供される。例示的な実施形態では、第二溶液は50mlの水あたり約0.3106gの還元L−グルタチオンと、50mlの水あたり約0.09gのL−アスコルビン酸とを含む。第二溶液のpHは7未満であり、好ましくは約pH6.9から約pH2.7である。別の好ましい実施形態では、第二溶液のpHは約pH4未満であり、好ましくは約pH4から約pH2.7である。別の実施形態では、第二溶液のpHは約pH3.3から約pH2.7の範囲であり、好ましくは約pH3である。
例示的な実施形態では、第一溶液と第二溶液との体積比は約19:1である。好ましい実施形態では、950mlの第一溶液が50mlの第二溶液と混合され、組織または臓器の機能を保存するための最終製剤となる。
第一製剤または第二製剤は、任意で、組織または臓器の血管構造内の凝血を防ぐのを助けるのに十分な量の抗凝血剤を含むことができる。例示的な抗凝血剤はヘパリン及びヒルジンを含むが、他の抗凝血剤も使用され得る。例示的な実施形態は約50単位/リットルから約250単位/リットルの範囲の濃度でヘパリンを含む。
使用中、第一溶液及び第二溶液は一緒に混合されて最終製剤を形成し、組織または臓器の機能を保存するために約pH7.2から約pH7.6の間の範囲であり好ましくは約pH7.4の生理的pHで使用され得る。第一溶液と第二溶液との混合物が約pH7.2から約pH7.6の範囲内の生理的pHを有さない場合、塩基または酸によって混合物のpHを生理的pHへと調整することができる。
本発明の実施形態はキットで提供されてもよく、第一溶液及び第二溶液は別の区画または容器に提供されて、使用時に混合されて最終製剤とすることができる。
図1は、雄型部品16と雌型部品18とを含む取り外し可能なパーテーションによって第二区画14から分離された第一区画12を有する例示的な容器10を含むキットを描写する。第一溶液は第一区画12または第二区画14の何れか一方に保持され、第二溶液は第一区画12または第二区画14の他方に保持される。第一溶液及び第二溶液は取り外し可能なパーテーションを取り外すことで混合されてもよく、それによって第一区画及び第二区画は組織の機能を保存するための最終製剤を含む単一の区画を形成する。混合物は必要に応じて使用できる。
図2は第一容器22及び第二容器24を有する代替的なキットを描写する。第一溶液は第一容器22に提供され、第二溶液は第二容器24に提供される。使用中、第二溶液は第二容器24から第一容器22へと移され、第一溶液と第二溶液が混合されて組織または臓器の機能を保存するための最終製剤を形成する。任意で、キットは酸素吸収剤26などの保存剤と、保護用であって任意で第一容器22及び第二容器24の片方または両方を保管するためのポーチ28とを含んでよい。任意で、キットは一方の容器の中身を他方の容器へと移すためのシリンジ(図示せず)などの装置を含んでもよい。
図2に示された実施形態では、第一溶液は、事前に滅菌されたナルゲンボトル(Nalgene bottle)等の第一容器24に無菌的に充填され、それから事前に滅菌されたHDPEスクリューキャップでしっかりと閉じる。第一容器はボトルAとラベルされてよい。
第二溶液は、事前に滅菌されたホウケイ酸塩のタイプ1ガラスバイアルなどの第二容器26へと無菌的に充填され、事前に滅菌されたStelmi隔膜でしっかりと閉じ、剥がしシールで固定される。剥がしシールは、製造者の推奨される圧着設定のような有効な圧着工程を用いてボトルに圧着される。第二容器はボトルBとラベルされてよい。酸素の存在を減らすために混合工程及び充填工程中にボトルBはアルゴンガスで脱気される。その後ボトルBは、保管寿命中の酸素曝露を減らすために、アルゴンガスと酸素吸収剤28で充填されたマイラーポーチ(Mylar pouch)などのポーチ28内に配される。その後、ボトル及びポーチはラベルされる。
その後、第一溶液を含む第一容器22と、第二溶液を含む第二容器を含むポーチ28とがカードストックプレプリントボックスなどのパッケージ内に配される。添付文書もパッケージ内に配され、ボックスは配布のためにシールされ、ラベルされる。
キットの例示的な実施形態は約1リットルの最終製剤を製造し、約950ミリリットルの第一溶液と約50ミリリットルの第二溶液内である。キット内で提供される第一溶液及び第二溶液の混合物は、所望の生理的pHを有する混合物となることが期待されるが、任意で、キットは、リトマス紙などの、混合物のpHを測定するための装置と、pH調整剤のセット、即ち混合物のpHを調整して最終製剤が所望の生理的pHを有するようにするための塩基(例えばNaHCOの84%水溶液)及び酸(例えば4NのHCl)を含むことができる。
以下の表は第一溶液及び第二溶液の例示的な配合設計を提供する。
Figure 2016511227
第一溶液及び第二溶液の混合物から形成される最終製剤が等張である限り、他の塩を用いて活性イオンを提供することができる。
Figure 2016511227
本明細書に開示された製剤及び方法は特定の組織、臓器または細胞型についての使用に限定されない。例えば本発明の実施形態は、冠動脈バイパス術で使用される、採取された伏在静脈、上腹部動脈、胃大網動脈、および放射状動脈に使用され得る。また本発明の実施形態は、移植手術中に臓器及び組織を維持するのに使用され得る。本発明の実施形態は、心臓、肺、腎臓、脳、筋肉、移植片、皮膚、腸、骨、歯、付属器官、目、及びそれらの一部を含むが限定はされない臓器及び組織に使用され得る。本発明の実施形態は、インサイチュの組織または臓器の保存剤として使用され得る。本発明の実施形態は、患者から取り除かれていない組織または臓器を洗浄または浸すのにも使用され得る。例えば、本発明の実施形態は心停止法中の組織及び臓器を維持するのに使用され得る。本発明の実施形態は、手術または他の治療が得られるまで、組織または臓器の機能を保存するために組織または臓器を製剤中に浸す必要がある応急処置でも用いられ得る。この点について、本発明の実施形態は病院の設置及び「現場」(即ち救急車または一時的な救急医療機関)の両方で緊急医療関係者に利用可能であり得る。
[実施例1]
第一溶液及び第二溶液が準備され、製剤の安定性が評価された。
第一溶液はpH7以上で安定な成分を含む水溶液であった。第一溶液は最終体積が950ミリリットルであり、平衡塩類溶液と、1g/リットルのD−グルコースと、0.15g/リットルのL−アルギニンと、アルゴンガスで飽和された950ミリリットルの滅菌水とを含んだ。平衡塩類溶液は、約0.14g/リットルの塩化カルシウム二水和物、約0.4g/リットルの塩化カリウム、0.06g/リットルのリン酸二水素カリウム、約0.1g/リットルの塩化マグネシウム六水和物、約0.1g/リットルの硫酸マグネシウム七水和物、約8g/リットルの塩化ナトリウム、約0.35g/リットルの重炭酸ナトリウム、及び約0.05g/リットルの二塩基性リン酸ナトリウム七水和物を含む。第一溶液の最終pHはpH8.3±0.2であった。
第二溶液はpH7未満で安定な成分を含む水溶液であった。第二溶液は最終体積が50mlであり、0.3106gのL−グルタチオン(還元)と、0.09gのL−アスコルビン酸と、50mlの滅菌水を含んだ。第二溶液の最終pHはpH3.0±0.2であった。
第一溶液と第二溶液は一緒に混合され、84%のNaHCO水溶液または4NのHClでpH7.4に調整されて1リットルの最終製剤を形成した。
[実施例2]
実施例1の第二溶液及び最終製剤が分析されて、アスコルビン酸及び還元型グルタチオンの、室温で一定期間にわたる安定性を評価した。
第一溶液と第二溶液を一緒に混合して最終製剤を形成し、そのpHを約7.4に調整した。別体積の、pHが約3.0の第二溶液を、両方とも実施例1の手順に従って準備した。アスコルビン酸の安定性及び還元型グルタチオンの安定性は一定期間にわたって両方の溶液中で決定された。最終製剤及び第二溶液は、いずれも室温で保管された。
この研究のために開発され採用されたクロマトグラフィー法によって、再現性よく、成分とその分解生成物との相互干渉なく、アスコルビン酸とグルタチオンとが分離された。二つの成分は+veが選択されたイオン検出モードのエレクトロスプレー分光分析で検出された。さらにL−アスコルビン酸及びL−グルタチオンは190〜400nmの範囲を吸収するフォトダイオードアレイによっても検出された。成分ピークのそれぞれの積分されたクロマトグラフ強度で、分析された溶液中のモル量を測定した。各試料についてpH、伝導性、及び重量オスモル濃度もまた測定した。
GALAの安定性を示す特性は、40℃±2℃、75%RH±5%の相対湿度(RH)で評価された。温度及び相対湿度が均一かつ一定の適切な安定性チャンバを製品容器の保管用に使用した。チャンバの温度計とデジタル読出しは毎日記録した。提案された安定性研究のために受領した試料は試料受領(Sample Receipt)及び保管ログ(Storage Log)に記録され、かつ追跡され、研究の開始まで2〜8℃で維持された。第一溶液及び第二溶液の各代表バッチから最低21個の、装置の容器が安定性チャンバ内に配置され、40℃±2℃、75%RH±5%RHで維持された。このデータはゼロ時間点として記録された。第一溶液及び第二溶液のそれぞれの3つの容器が、0、5、9、15、30、50及び80日の間隔で試験のために安定性チャンバから取り出された。
約3.0のpHを有する第二溶液中のアスコルビン酸の分解速度は約3mg/日であり、一方で約7.4のpHを有する最終製剤中のアスコルビン酸の分解速度は15mg/日であった。約3.0のpHを有する第二溶液中の還元型グルタチオンの分解速度は約3mg/日であり、一方で約7.4のpHを有する最終製剤中の還元型グルタチオンの分解速度は約6mg/日であった。これらのデータはアスコルビン酸及び還元型グルタチオンの両方の安定性が、約3.0のpHを有する別の溶液中で保管されると、約7.4のpHを有する水溶液中で保管される場合と比較して著しく向上することを示している。
本発明は本発明の具体的な実施形態を記述することによって説明され、また実施形態は非常に詳細に記述されたが、添付の特許請求の範囲はそのような詳細に制限またはいかなる意味においても限定されることが意図されていない。本明細書中で議論された様々な特徴は単独で用いられても、組み合わされて用いられてもよい。追加的な利点及び変更が当業者には容易に明らかとなるだろう。従って本発明はそのより広い態様において、示され記述された具体的な詳細、代表的な器具及び方法、並びに例示的な実施例に限定されない。従って、一般的発明概念の範囲又は精神から逸脱せずに、そのような詳細から逸脱することができる。
10 容器
12 第一区画
14 第二区画
16 雄型部品
22 第一容器
24 第二容器
26 酸素吸収剤
28 ポーチ

Claims (20)

  1. 組織または臓器の機能を保存するためのキットであって:
    水、平衡塩類溶液、糖、及びL−アルギニンからなり、7.0以上のpHを有する第一溶液を含む第一容器と、
    水、還元型グルタチオン、及びアスコルビン酸からなり、4.0未満のpHを有する第二溶液を含む第二容器と、を備えるキット。
  2. 前記平衡塩類溶液が、塩化カルシウム二水和物、塩化カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化マグネシウム六水和物、硫酸マグネシウム七水和物、塩化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、二塩基性リン酸ナトリウム七水和物、およびそれらの組合せからなる群から選択される塩を含む、請求項1に記載のキット。
  3. 前記平衡塩類溶液は、約0.14g/リットルの塩化カルシウム二水和物、約0.4g/リットルの塩化カリウム、0.06g/リットルのリン酸二水素カリウム、約0.1g/リットルの塩化マグネシウム六水和物、約0.1g/リットルの硫酸マグネシウム七水和物、約8g/リットルの塩化ナトリウム、約0.35g/リットルの重炭酸ナトリウム、及び約0.05g/リットルの二塩基性リン酸ナトリウム七水和物を含む、請求項1に記載のキット。
  4. 前記第二溶液は、水50mlあたり約0.3106gの還元型L−グルタチオンと、水50mlあたり約0.09gのL−アスコルビン酸とを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のキット。
  5. 前記第一溶液と前記第二溶液との体積比が約19:1である、請求項1から4のいずれか一項に記載のキット。
  6. 前記第一溶液のpHが約pH8から約pH8.5の範囲内である、請求項1から5のいずれか一項に記載のキット。
  7. 前記第二溶液のpHが約pH2.7から約pH3.3の範囲内である、請求項1から6のいずれか一項に記載のキット。
  8. 前記第一溶液と前記第二溶液との混合物が、約pH7.2から約pH7.6の範囲内のpHを有する最終製剤を形成する、請求項1から7のいずれか一項に記載のキット。
  9. 前記キットが第一区画及び第二区画を備える単一の容器を含み、前記第一区画は前記第一溶液を含む第一容器であり、前記第二区画は前記第二溶液を含む第二容器であり、前記第一区画及び前記第二区画は、前記第一溶液及び前記第二溶液を混合して組織または臓器の機能を保存するための最終製剤を形成できるように、取り外され得るパーテーションで別の区画として維持される、請求項1に記載のキット。
  10. 組織または臓器の機能を保存するための製剤を準備する方法であって:
    水、平衡塩類溶液、糖、及びL−アルギニンを含み、7.0以上のpHを有する第一溶液を提供するステップと、
    水、還元型グルタチオン、及びアスコルビン酸からなり、4.0未満のpHを有する第二溶液を提供するステップと、
    前記第一溶液を前記第二溶液と混合して組織または機能の機能を保存するための完全な製剤を形成するステップとを含む方法。
  11. 前記平衡塩類溶液が、塩化カルシウム二水和物、塩化カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化マグネシウム六水和物、硫酸マグネシウム七水和物、塩化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、二塩基性リン酸ナトリウム七水和物、およびそれらの組合せからなる群から選択される塩を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記平衡塩類溶液は、約0.14g/リットルの塩化カルシウム二水和物、約0.4g/リットルの塩化カリウム、0.06g/リットルのリン酸二水素カリウム、約0.1g/リットルの塩化マグネシウム六水和物、約0.1g/リットルの硫酸マグネシウム七水和物、約8g/リットルの塩化ナトリウム、約0.35g/リットルの重炭酸ナトリウム、及び約0.05g/リットルの二塩基性リン酸ナトリウム七水和物を含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第二溶液は、水50mlあたり約0.3106gの還元型L−グルタチオンと、水50mlあたり約0.09gのL−アスコルビン酸とを含む、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第一溶液と前記第二溶液との体積比が約19:1である、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第一溶液のpHが約pH8から約pH8.5の範囲内である、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第二溶液のpHが約pH2.7から約pH3.3の範囲内である、請求項10から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第一溶液と前記第二溶液との混合物のpHが、約pH7.2から約pH7.6の範囲内である、請求項10から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. パーテーションによって別の区画として維持される第一区画及び第二区画を有する容器を提供するステップであって、前記第一区画が前記第一溶液を含み、前記第二区画が前記第二溶液を含むステップと、
    前記パーテーションを取り外して、前記第一溶液及び前記第二溶液を混合し、組織または臓器の機能を保存するための完全な製剤を形成することを可能にするステップとをさらに備える、請求項10から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第一溶液を含む第一容器を提供するステップと、
    前記第二溶液を含む第二容器を提供するステップと、
    前記第二容器の中身を前記第一容器の中身と混合して、組織または臓器の機能を保存するための完全な製剤を形成するステップとをさらに備える、請求項10から17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 組織または臓器の機能を保存する方法であって:
    水、平衡塩類溶液、糖、及びL−アルギニンを含み、7.0以上のpHを有する第一溶液を提供するステップと、
    水、還元型グルタチオン、及びアスコルビン酸を含み、4.0未満のpHを有する第二溶液を提供するステップと、
    前記第一溶液を前記第二溶液と混合して、組織または機能の機能を保存するための完全な製剤を形成するステップと、
    組織または臓器を前記完全な製剤と接触させるステップとを含む方法。
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