JP2016509454A - 近隣認識ネットワーク内で発見することおよび同期することのためのシステムおよび方法 - Google Patents

近隣認識ネットワーク内で発見することおよび同期することのためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

NAN中のメッセージ送信間隔の最適化のための方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が本明細書に記述される。1つの態様では、NANを形成するSTAのクラスタを発見するための方法が提供される。方法は、アクセスポイント(AP)でNANビーコンを生成することを含む。NANビーコンは、NANのためのタイミング情報を含む。1つまたは複数のメッセージがNAN内で送信されるとき、タイミング情報は、第1の時間間隔を示す。方法は、NANビーコンを送信することをさらに含む。【選択図】図3

Description

[0001]本出願は概して、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、近隣認識ネットワーク(NAN)内で発見することおよび同期することのためのシステム、方法、およびデバイスに関する。
[0002]多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、空間的に離れたいくつかのインタラクトしているデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであることができる、地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)と呼ばれる。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために用いられる物理媒体のタイプ(たとえば、有線対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期光ネットワーキング:Synchronous Optical Networking)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
[0003]ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的な接続性が必要であるときに、またはネットワークアーキテクチャが、固定されたものではなくアドホックなトポロジーで形成される場合に、好ましいことが多い。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用する非誘導伝搬モードでは、無形の物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、有利なことに、固定有線ネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速な現場配置とを容易にする。
[0004]ワイヤレスネットワーク中のデバイスは、互いの間で情報を送信および/または受信し得る。様々な通信を実行するために、デバイスはプロトコルに従って調整することが必要な場合があり得る。したがって、デバイスはその活動を調整するために情報を交換し得る。ワイヤレスネットワーク内で通信を送信することと、送ることとを調整するための改善されたシステム、方法、およびデバイスが所望される。
[0005]本明細書で議論されるシステム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品は、各々いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独でその望ましい属性に関与するとは限らない。以下の特許請求の範囲によって表される本発明の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴について以下で簡潔に議論される。この議論を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、本発明の特徴が媒体上にデバイスを導入するときに削減された電力消費を含むことがどのように有利であるかが理解されよう。
[0006]開示の1つの態様は、近隣認識ネットワークネットワーク(NAN)において通信する方法を提供する。方法は、アクセスポイント(AP)を介してNANビーコンを生成することを含み、NANビーコンは、NANのためのタイミング情報を含む。1つまたは複数のメッセージがNAN内で送信されることができるとき、タイミング情報は、第1のタイミング間隔を示す。方法は、NANビーコンを送信することをさらに含む。
[0007]1つの態様では、開示は、近隣認識ネットワーク(NAN)において通信するために装置を提供する。装置は、アクセスポイント(AP)を介してNANビーコンを生成するように構成されたプロセッサを含む。NANビーコンは、NANのためのタイミング情報を含む。1つまたは複数のメッセージがNAN内で送信されることができるとき、タイミング情報は、第1のタイミング間隔を示す。装置は、近隣認識ネットワーク上でNANビーコンを送信するように構成された送信機をさらに含む。
[0008]別の態様では、開示は、近隣認識ネットワーク(NAN)において通信するための装置を提供する。装置は、アクセスポイント(AP)を介してNANビーコンを生成するための手段を含む。NANビーコンは、NANのためのタイミング情報を含む。1つまたは複数のメッセージがNAN内で送信されることができるとき、タイミング情報は、第1のタイミング間隔を示す。装置は、近隣認識ネットワーク上でNANビーコンを送信するための手段をさらに含む。
[0009]別の態様では、開示は、実行されると、プロセッサに、近隣認識ネットワーク(NAN)において通信する方法を実行させる命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。方法は、アクセスポイント(AP)を介してNAN信号を生成することを含む。NANビーコンは、NANのためのタイミング情報を含む。1つまたは複数のメッセージがNAN内で送信されることができるとき、タイミング情報は、第1のタイミング間隔を示す。方法は、NANビーコンを送信することをさらに含む。
[0010]別の態様では、開示は、近隣認識ネットワークにおいて動作するときに、ワイヤレスデバイス中の電力を節約する方法を提供する。方法は、アクセスポイント(AP)から第1のメッセージを受信することを含み、第1のメッセージは、発見クエリウィンドウ情報を示す。1つまたは複数の発見クエリメッセージが近隣認識ネットワーク上で送信されるとき、発見クエリウィンドウ情報は、第1の時間間隔を含む。各発見クエリメッセージは、1つまたは複数のサービスを要求する。方法は、少なくとも第1の時間間隔の間に1つまたは複数の発見クエリメッセージを送信することと、第1の時間間隔の少なくとも一部の間スリープ状態に入ることと、第2の時間間隔の間に第2のメッセージを受信するためにスリープ状態から覚醒することとをさらに含む。第2のメッセージは、NAN内のノードによって提供され得る1つまたは複数のサービスを示す。
[0011]別の態様では、開示は、近隣認識ネットワークにおいて動作する場合、ワイヤレスデバイスにおける電力を節約する装置を提供する。装置は、アクセスポイント(AP)から第1のメッセージを受信するように構成された受信機を含み、第1のメッセージは、発見クエリウィンドウ情報を示す。1つまたは複数の発見クエリメッセージが近隣認識ネットワーク上で送信される場合、発見クエリウィンドウ情報は、第1の時間間隔を含む。各発見クエリメッセージは、1つまたは複数のサービスを要求する。装置は、ワイヤレスデバイスに、少なくとも第1の時間間隔の間に1つまたは複数の発見クエリメッセージを送信することと、第1の時間間隔の少なくとも一部の間スリープ状態に入ることと、第2の時間間隔の間に第2のメッセージを受信するためにスリープ状態から覚醒することとを行わせるように構成されるプロセッサをさらに含む。第2のメッセージは、NAN内のノードによって提供され得る1つまたは複数のサービスを示す。
[0012]別の態様では、近隣認識ネットワークにおいて動作する場合、ワイヤレスデバイスにおける電力を節約する装置を提供する。装置は、アクセスポイント(AP)から第1のメッセージを受信するための手段を含み、第1のメッセージは、発見クエリウィンドウ情報を示す。1つまたは複数の発見クエリメッセージが近隣認識ネットワーク上で送信されるとき、発見クエリウィンドウ情報は、第1の時間間隔を含む。各発見クエリメッセージは、1つまたは複数のサービスを要求する。装置は、ワイヤレスデバイスに、少なくとも第1の時間間隔の間に1つまたは複数の発見クエリメッセージを送信するための手段と、第1の時間間隔の少なくとも一部の間スリープ状態に入るための手段と、第2の時間間隔の間に第2のメッセージを受信するためにスリープ状態から覚醒するための手段とをさらに含む。第2のメッセージは、NAN内のノードによって提供され得る1つまたは複数のサービスを示す。
[0013]別の態様では、開示は、実行されると、プロセッサに、近隣認識ネットワークにおいて動作するとき、ワイヤレスデバイスにおける電力を節約する方法を実行させる命令を備えるコンピュータ読取可能記憶媒体を提供する。方法は、アクセスポイント(AP)から第1のメッセージを受信することを含み、第1のメッセージは、発見クエリウィンドウ情報を示す。1つまたは複数の発見クエリメッセージが近隣認識ネットワーク上で送信される場合、発見クエリウィンドウ情報は、第1の時間間隔を含む。各発見クエリメッセージは、1つまたは複数のサービスを要求する。方法は、ワイヤレスデバイスに、少なくとも第1の時間間隔の間に1つまたは複数の発見クエリメッセージを送信することと、第1の時間間隔の少なくとも一部の間スリープ状態に入ることと、第2の時間間隔の間に第2のメッセージを受信するためにスリープ状態から覚醒することとをさらに含む。第2のメッセージは、NAN内のノードによって提供され得る1つまたは複数のサービスを示す。
ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 ワイヤレス通信システムの別の例を示す図。 図1aまたは図1bのワイヤレス通信システム内で用いられ得るワイヤレスデバイスの機能ブロック図。 本開示の態様が用いられ得る通信システムの一例を示す図。 本発明の例示的な実装形態に従ってNANを発見するためにAPと通信する、STAのための例示的な発見ウィンドウ構造を示す図。 図4において説明される発見期間の間に1つまたは複数のSTAによる受信のためにAPによって送信されたNAN情報要素の例示的な属性を示す図。 発見クエリウィンドウの間にSTAによって送られたクエリに応じてSTAの代わりにAPによって送られることができる例示的な発見タイプ長さ値(TLV)を示す図。 発見クエリウィンドウと重複する発見クエリ応答ウィンドウを持つ図4に類似する例示的なウィンドウ構造を示す図。 発見クエリウィンドウに隣接する発見クエリ応答ウィンドウを持つ図7に類似する例示的なウィンドウ構造を示す図。 分離時間で生じる発見クエリ応答ウィンドウと発見クエリウィンドウを持つ図7に類似する例示的なウィンドウ構造を示す図。 APによって支援されるNANを発見するSTAのための方法のフローチャート。
[0025]「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」であるとして説明されるいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。添付の図面を参照して、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されることが可能であり、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、または本発明の任意の他の態様と組み合わされるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載した態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。加えて、本発明の範囲は、本明細書に記載される本発明の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実践される、そのような装置または方法を包含することが意図される。本明細書で開示される任意の態様が、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。
[0026]本明細書では特定の態様を説明するが、これらの態様の多くの変形形態および置換は本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点が説明されるが、本開示の範囲が特定の利益、使用法、または目的に限定されることは意図されない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であることが意図され、そのうちのいくつかが例として図面および好ましい態様の以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、限定的なものではなく本開示を説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびその等価物によって定義される。
[0027]ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。しかしながら、本明細書で説明する様々な態様は、ワイヤレスプロトコルなどの任意の通信規格に適用され得る。
[0028]いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(「AP」)および(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントが存在し得る。概して、APは、WLAN用のハブまたは基地局として機能し得、STAは、WLANのユーザとして機能する。たとえば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るためにWiFi(登録商標)(たとえば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用され得る。
[0029]アクセスポイント(「AP」)はまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、送受信基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、送受信機機能(「TF」)、無線ルータ、無線送受信機、または何らかの他の用語を備え、それらのいずれかとして実装され、またはそれらのいずれかとして知られ得る。
[0030]局「STA」はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備え、それらのいずれかとして実装され、またはそれらのいずれかとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスもしくはワイヤレスデバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、娯楽デバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスもしくはシステム、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスに組み込まれ得る。
[0031]上記で議論したように、ピアツーピアネットワークの1つまたは複数のノードは、ピアツーピアネットワークのノード間の通信のために1つまたは複数の可用性ウィンドウ(availability window)を調整するために発見および同期メッセージを送信し得る。ノードは、ピアツーピアネットワークに入り、ノードは、発見情報および同期情報のためのエアウェーブをスキャンする。ノード106は、同期メッセージを周期的に送信および/または受信するために、スリープ状態から繰り返し覚醒する。ノード106が、電力を節約するためにスリープ状態により長く留まり、ネットワーク上で同期メッセージを送信および/または受信するためにスリープ状態から覚醒しないことができれば有益であろう。加えて、ノード106による同期メッセージの送信および再送信は、ネットワークに、大量の不要なオーバーヘッドをもたらし得る
[0032]これらの同期および発見メッセージは、固定間隔で送信され得る。たとえば、これらの同期および発見メッセージは、5個、10個、20個、50個、または100個の可用性ウィンドウごとに一度送信され得る。しかしながら、あまりに短い間隔は、不要なネットワークオーバーヘッドをもたらし得、一方、あまりに長い間隔は、クロックドリフトによる同期誤差をもたらし得るため、固定間隔は、問題になり得る。したがって、不要なネットワークオーバーヘッドを最小限に抑えながら、同期誤差を最小限に抑えるために、同期メッセージ間の間隔を最適化することは有利であり得る。また、発見メッセージを交換するために近隣認識ネットワーク上のノードのために使用される間隔のタイミングおよび持続時間を最適化することは有利であり得る。これにより、コストがかかる再送信の必要をもたらす過剰な衝突を回避するために、発見クエリおよび発見クエリ応答のために十分な時間が確保されるようになり得る。
[0033]図1aは、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、802.11規格などのワイヤレス規格に従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STAと通信するAP104を含み得る。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム100は1つより多くのAPを含み得る。さらに、STAは、他のSTAと通信し得る。一例として、第1のSTA106aは、第2のSTA106bと通信し得る。別の例として、第1のSTA106aは、第3のSTA106cと通信し得るが、この通信リンクは図1aに示されない。
[0034]AP104とSTAとの間の、および第1のSTA106aなど、個々のSTAと、第2のSTA106bなど、別の個々のSTAとの間のワイヤレス通信システム100において送信するために、様々なプロセスおよび方法が使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、送られること、および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれ得る。代替として、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTAとの間で、および、第1のSTA106aなど、個々のSTAと、第2のSTA106bなど、別の個々のSTAとの間で送られ、受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムと呼ばれ得る。
[0035]通信リンクはSTA間で確立され得る。STA間のいくつかの可能な通信を図1aに示す。一例として、通信リンク112は、第1のSTA106aから第2のSTA106bへの送信を容易にし得る。別の通信リンク114は、第2のSTA106bから第1のSTA106aへの送信を容易にし得る。
[0036]AP104は、基地局として働き、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを提供し得る。AP104は、AP104に関連し、また通信のためにAP104を使用するSTAとともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれ得る。
[0037]ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有しないことがあり、むしろ、STA間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、STAのうちの1つまたは複数によって代替的に実行され得る。
[0038]図1bは、ピアツーピアネットワークとして機能し得るワイヤレス通信システム160の一例を示す。たとえば、図1bのワイヤレス通信システム160は、APの存在なしに、互いと通信し得るSTA106a〜106iを示す。したがって、STA106a〜iは、干渉を回避して、様々なタスクを達成するためのメッセージの送信と受信とを調整するために様々な形で通信するように構成され得る。1つの態様では、図1bに示すネットワークは、「近隣認識ネットワーク」(NAN)として構成され得る。1つの態様では、NANは、互いと極近傍に配置されたSTA間の通信のためのネットワークを指し得る。いくつかの場合では、NAN内で動作するSTA(たとえば、異なる外部ネットワーク接続を有する独立したLANの一部として異なる家庭または建造物の中のSTA)は、異なるネットワーク構造に属し得る。
[0039]いくつかの態様では、ピアツーピア通信ネットワーク160上でノード間の通信のために使用される通信プロトコルは、ネットワークノード間の通信が発生し得る時間期間をスケジュールし得る。STA106a〜106iの間で通信が行われるこれらの時間期間は、可用性ウィンドウとして知られ得る。可用性ウィンドウは、下でさらに議論されるように、発見間隔またはページング間隔を含み得る。
[0040]プロトコルはまた、ネットワークのノード間に何の通信も発生しない他の時間期間を定義し得る。いくつかの実施形態では、ピアツーピアネットワーク160が可用性ウィンドウ中にないとき、1つまたは複数のスリープ状態に入り得る。代替的に、いくつかの実施形態では、ピアツーピアネットワークが可用性ウィンドウ中にないとき、局106a〜iの一部はスリープ状態に入り得る。たとえば、いくつかの局は、ピアツーピアネットワークが可用性ウィンドウ中にないとき、スリープ状態に入るネットワーキングハードウェアを含み得、一方、STA中に含まれる他のハードウェア、たとえば、プロセッサ、電子ディスプレイなどは、ピアツーピアネットワークが可用性ウィンドウ中にないとき、スリープ状態に入らない。
[0041]ピアツーピア通信ネットワーク160は、1つのノードをルートノードとして割り当て得る。図1bでは、割り当てられたルートノードはSTA106eとして示される。ピアツーピアネットワーク160において、ルートノードは、そのピアツーピアネットワーク中の他のノードに同期信号を周期的に送信することを担う。ルートノード160eによって送信された同期信号は、その間にノード間の通信が発生する可用性ウィンドウを調整するために、他のノード106a〜dおよび106f〜iに関するタイミング基準を提供し得る。たとえば、同期メッセージ172a〜172dは、ルートノード106eによって送信され、ノード106b〜106cおよび106f〜106gによって受信され得る。同期メッセージ172は、STA106b〜cおよび106f〜106gにタイミングソースを提供し得る。同期メッセージ172は、将来の可用性ウィンドウをスケジュールするための更新を提供し得る。同期メッセージ172はまた、STA106b〜106cおよび106f〜106gがピアツーピアネットワーク160中に依然として存在することをそれらのSTAに通知するように機能し得る。
[0042]ピアツーピア通信ネットワーク160中のノードのいくつかは、ブランチ同期ノードとして機能し得る。ブランチ同期ノードは、ルートノードから受信された可用性ウィンドウスケジュールとマスタークロック情報の両方を再送信し得る。いくつかの実施形態では、ルートノードによって送信された同期メッセージは、可用性ウィンドウスケジュールとマスタークロック情報とを含み得る。これらの実施形態では、同期メッセージは、ブランチ同期ノードによって再送信され得る。図1bでは、STA106b〜106cおよび106f〜106gは、ピアツーピア通信ネットワーク160中のブランチ同期ノードとして機能するものとして示される。STA106b〜106cおよび106f〜106gは、ルートノード106eから同期メッセージ172a〜172dを受信し、再送信された同期メッセージ174a〜174dとしてその同期メッセージを再送信する。ルートノード106eからの同期メッセージ172を再送信することによって、ブランチ同期ノード106b〜106cおよび106f〜106gは、範囲を拡張し、ピアツーピアネットワーク160のロバストネスを改善し得る。
[0043]再送信された同期メッセージ174a〜174dは、ノード106a、106d、106h、および106iによって受信される。これらのノードはルートノード106eまたはブランチ同期ノード106b〜106cもしくは106f〜106gのいずれかから受信した同期メッセージを再送信しないという点で、これらのノードは「リーフ」ノードとして特徴づけられ得る。
[0044]同期メッセージ、または同期フレームは周期的に送信され得る。ただし、同期メッセージの周期的送信は、ノード106にとって問題になり得る。これらの問題は、ノード106が、同期メッセージを周期的に送信および/または受信するためにスリープ状態から繰り返し覚醒しなければならないことによって生じ得る。ノード106が、電力を節約するためにスリープ状態により長く留まり、ネットワーク上で同期メッセージを送信および/または受信するためにスリープ状態から覚醒しないことができれば有益であろう。
[0045]新しいワイヤレスデバイスがNANを含むロケーションに入ると、ワイヤレスデバイスは、NANに参加する前に、発見および同期情報のためのエアウェーブをスキャンする。NANに参加するのにSTAによって必要とされる情報がエアェーブをスキャンすることなくSTAにとって迅速にアクセス可能となれば有益であろう。
[0046]さらに、NAN内の同期メッセージの送信および再送信は、ネットワークに、大量の不要なオーバーヘッドをもたらし得る。参加しているSTAにこの情報を提供することができる集中デバイスがあれば有益であろう。
[0047]図2は、ワイヤレス通信システム100または160内で用いられ得るワイヤレスデバイス202において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104、またはSTAのうちの1つを備え得る。
[0048]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ得る。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に提供し得る。メモリ206の一部はさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ204は通常、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理演算と算術演算とを実行する。メモリ206内の命令は、本明細書で説明する方法を実施するように実行可能であり得る。
[0049]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサによって実装された処理システムを備える、またはその構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別のハードウェア構成要素、専用のハードウェア有限状態機械、または、情報の計算または他の操作を実行することができる任意の他の適切なエンティティの任意の組合せによって実装され得る。
[0050]処理システムはまた、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体を含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェアと呼ばれるか、ファームウェアと呼ばれるか、ミドルウェアと呼ばれるか、マイクロコードと呼ばれるか、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または別様に呼ばれるかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されるべきである。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の適切なコード形式の)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、処理システムに本明細書で説明する様々な機能を実行させる。
[0051]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔の位置との間のデータの送信と受信とを可能にするために、送信機210および/または受信機212を含み得る筐体208を含み得る。送信機210および受信機212は、送受信機214へと組み合わされ得る。アンテナ216は、筐体208に取り付けられ、送受信機214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202は、複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機、および/または複数のアンテナも含み得る(図示せず)。
[0052]送信機210は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットをワイヤレスに送信するように構成され得る。たとえば、送信機210は、プロセッサ204によって生成された異なるタイプのパケットを送信するように構成され得る。ワイヤレスデバイス202がAP104またはSTA106として実装または使用されるとき、プロセッサ204は、複数の異なるパケットタイプのパケットを処理するように構成され得る。たとえば、プロセッサ204は、パケットのタイプを決定し、それに応じて、パケットおよび/またはパケットのフィールドを処理するように構成され得る。ワイヤレスデバイス202がAP104として実装または使用されるとき、プロセッサ204はまた、複数のパケットタイプのうちの1つを選択および生成するように構成され得る。たとえば、特定の事例では、プロセッサ204は、発見メッセージを備える発見パケットを生成し、何のタイプのパケット情報を使用するべきかを決定するように構成され得る。
[0053]受信機212は、異なるパケットタイプを有するパケットをワイヤレスに受信するように構成され得る。いくつかの態様では、受信機212は、使用されたパケットのタイプを検出し、それに応じて、パケットを処理するように構成され得る。
[0054]ワイヤレスデバイス202は、送受信機214によって受信された信号のレベルを検出し、定量化しようとする際に使用され得る信号検出器218も含み得る。信号検出器218は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220も含み得る。DSP220は、送信のためのパケットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、パケットは物理レイヤデータユニット(PPDU)を備え得る。
[0055]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイス202はユーザインターフェース222をさらに備え得る。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝達する、および/またはユーザからの入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
[0056]ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素は、バスシステム226によって一緒に結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバスを含み得、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されるか、または互いに対する入力を受け付けるかもしくは提供し得る。
[0057]いくつかの別々の構成要素が図2に示されているが、それらの構成要素のうちの1つまたは複数は、組み合わされるか、または共通に実装され得る。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上で説明した機能を実装するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示す構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[0058]図1bに示すSTA106a〜iなどのデバイスは、たとえば、近隣認識ネットワークに関して使用され得る。たとえば、ネットワーク内の様々な局は、それらの局の各々がサポートするアプリケーションに関して、デバイス間(たとえば、ピアツーピア通信)ベースで互いと通信し得る。発見プロトコルは、安全な通信と低電力消費とを確実にしながら、STAが(たとえば、発見パケットを送ることによって)自らを通告すること、ならびに(たとえば、ページングまたは照会パケットを送ることによって)他のSTAによって提供されたサービスを発見することを可能にするために、NAN内で使用され得る。
[0059]近隣認識ネットワークまたはNANでは、STAまたはワイヤレスデバイス202など、ネットワーク中のあるデバイスは、ルートデバイスまたはノードとして指定され得る。いくつかの実施形態では、ルートデバイスは、ルータなどの専用デバイスではなく、ネットワーク中の他のデバイスのような通常のデバイスであり得る。NANでは、ルートノードは、同期メッセージ、または同期信号もしくはフレームをネットワーク中の他のノードに周期的に送信することを担い得る。ルートノードによって送信された同期メッセージは、ノード間で通信が行われる可用性ウィンドウを調整するために、他のノードにタイミング基準を提供し得る。同期メッセージはまた、今後の可用性ウィンドウに関するスケジュールに対する更新を提供し得る。同期メッセージはまた、STAが依然としてピアツーピアネットワーク内に存在することをSTAに通知するように機能し得る。
[0060]近隣認識ネットワーク(NAN)では、ネットワーク上のSTAは、可用性ウィンドウを決定するために、ルートSTAによって送信され、ブランチSTAによって再送信された同期メッセージを使用し得る。これらの可用性ウィンドウの間、NAN中のSTAは、ネットワーク上の他のSTAからメッセージを送信および/または受信するように構成され得る。他の時間には、NAN上のSTAまたはSTAの一部は、スリープ状態にあり得る。たとえば、ワイヤレスデバイス202など、NAN上のSTAは、ルートノードから受信された同期メッセージに少なくとも部分的に基づいて、スリープ状態に入り得る。いくつかの実施形態では、NAN上のSTAはスリープモードに入り得、ここで、STA全体ではなく、STAの1つまたは複数の要素がスリープモードに入り得る。たとえば、STA202はスリープモードに入り得、ここで、送信機210、受信機212、および/またはトランシーバ214は、NAN上で受信された同期メッセージに基づいて、スリープモードに入り得る。このスリープモードは、STA202が電力またはバッテリー寿命を節約することを可能にし得る。
[0061]図3は、本開示の態様が用いられ得るNAN320の一例を示す。ノードに発見および/または同期情報を提供するために、STA300、302、304のうちの1つのような、ネットワークのルートノード上で中継するよりはむしろ、AP104は、NANのSTAにこの発見および/または同期情報を提供する。このように、AP104は、NAN320上のSTAとメッセージ316を受信し、メッセージ318を送信するように構成される。たとえば、AP104は、STAに、ある間隔で発見および同期メッセージを送信するように構成することができる。
[0062]STA300、302、および304は、NAN320上のノードであり得る。NAN320上のノードとして、STA300、302、および304は、ネットワーク320上の他のSTAにメッセージ310、312、および314を送信し得る。これらのメッセージは、可用性ウィンドウの間に他のSTAに送信され得、その時間の間に、各STAは、ネットワーク320上の他のSTAからの送信を送信および/または受信するように構成される。たとえば、STA302は、両方のSTAのための可用性ウィンドウの間にSTA304にメッセージ312を送信し得、ここで、可用性ウィンドウは、AP104から受信された同期メッセージに一部基づく。
[0063]NAN320上のSTAが、ワイヤレスであり、充電の間に有限量の電力を有するので、STAが、NAN320のSTAの間で発見および同期メッセージを周期的に送信および/または受信するために、スリープ状態から繰り返し覚醒しなければ有益である。したがって、STA300、302、および304が、電力を節約するためにスリープ状態により長く留まり、ネットワーク上で発見および同期メッセージを送信および/または受信するためにスリープ状態から覚醒しないことができれば有益であろう。
[0064]ある実施形態では、AP104は、NAN320内で発見および/または同期メッセージを周期的に送信することによってNAN320を支援し得る。いくつかの実施形態では、同期メッセージは、ネットワーク320中のSTAのための利用可能性ウィンドウの頻度を示し得、同期メッセージの頻度および/または次の同期メッセージまでの間隔をさらに示し得る。このようにして、AP104は、ネットワーク320に同期およびある発見機能性を供給することによってNAN 320のためのアンカーとして働く。集中した同期および/または発見機能を提供するAP104とともに、NAN320中のSTAは、AP104によって提供される機能性を複製する必要はない。たとえば、NAN320中のSTAは、これらのNAN320を発見するために、他のSTAのためのビーコン中に発見情報を送る必要はない。さらに、NAN320中のSTAは、AP104と関連付けられる必要はない。AP104がスリープにならないので、AP104は、STA300、302、および304の状態とは無関係に、NAN320のための発見およびタイミングを調整することが可能である。このようにして、STA300、302、および304は、この発見機能のためのAP104に依拠し、電力を節約するためにスリープ状態により長く留まることができる。
[0065]ある実施形態では、複数のAP104は、あるロケーションに存在し得る。総数より少ないAP104は、ロケーション中のNAN320のための発見および/または同期機能性を提供するように構成され得る。ロケーションに入るSTAは、AP104のうちのどれが発見および/または同期機能性を含むかを決定することができる。例えば、AP104は、STAに通知するビーコンまたはプローブ応答中に信号を含むことによってこの機能性を通告することができる。ある実施形態では、AP104によって送信された信号は、以下で記述されるようにNAN情報要素(IE)の形をしている。このようにして、AP104オペレータは、NAN IEを持つ信号を送付するために、ロケーションで総数より少ないAPを構成することができる。
[0066]複数のAP104が存在するが、APのうちのいくつかがNAN発見および/または同期機能性を提供しないロケーションでは、これらのAP104は、STAに、NAN発見および/または同期機能性を含むAP104を単に識別することができる。例えば、AP104は、入っているSTAに、発見および/または同期機能性を含むAP104のビーコン送信時間および/またはNAN基本サービスセット識別子(BSSID)を提供することができる。
[0067]ある実装では、送信された発見クエリは、NAN BSSIDを含む。ある実装では、送信された発見クエリに対する応答は、NAN BSSIDを含む。NAN BSSIDは、クエリおよび/または応答メッセージの複数のアドレスフィールドのうちの1つ中で搬送されることができる。
[0068]ある実施形態では、AP104は、NAN320がNAN320のためにSTAになにも発見または同期情報を動作および提供しない場合に、チャネルを識別する。そのような配置は、WLANメッセージ内での干渉からNAN320内でのメッセージを保持するために有利であり得る。
[0069]ロケーション中の1つより多くのAP104がこの追加の機能性を提供するように構成される場合、STAは、基準に基づいてAP104のうちの1つを選択することができる。例えば、1つの実施形態では、STAは、最低のMACアドレスを有するAP104を選択する。一旦、STAがAP104のうちの1つを選択すると、STAは、以下で記述され得るように選択されたAP104からNAN320のための発見ウィンドウをピックアップすることになる。
[0070]図4は、本発明の例示的な実装形態による、NAN320を発見するためにAP104と通信するSTAのための例示的な発見ウィンドウ構造を示す。例示的な発見ウィンドウ構造400は、持続時間404の発見ウィンドウ(DW)402と、持続時間408の全体的な発見期間(DP)406の間隔とを含むことができる。いくつかの態様では、通信は、他のチャネルを介して同様に発生することができる。時間は、時間軸にわたってページの端から端まで水平方向に増加する。
[0071]ロケーションに入るSTAは、NAN320のための要求を送ることができる。ある実装では、STAは、要求を送らず、代替として、ビーコン410をリッスンする。同期および発見機能性を持つNAN320を支援するAP104は、要求に対する応答を周期的に送信する、またはAP104が入っているSTAからの要求を受信したかどうかに無関係にそのビーコン410を送信する。応答は、例えばプローブ応答またはビーコン410であることができる。ある実装では、AP104は、AP104がNAN320のための同期および発見機能性を提供すると通告するためにビーコンを周期的に送信する。
[0072]スリープモードまたは節電モードにおけるSTAは、STAがリッスンすることを可能にするためにビーコン410の始まりで通常動作または全出力モードに覚醒または戻ることができる。いくつかの態様では、STAが別のデバイスと通信することを予想するとき、またはアウェイクするようにSTAに命令する通知パケットを受信する結果として、他の時間には、STAは、アウェイクするか、または通常動作または全出力モードに戻ることができる。STAは、STAがビーコン410を受信することを確実にするために早めにアウェイクすることができる。ビーコンは、以下で説明する、要求に応答するNAN320を少なくとも識別する情報要素を含む。
[0073]DW402の間、STAは、発見パケットまたは発見フレームなど、ブロードキャストメッセージを介してサービスを通告することができる。AP104は、STAによって送信されたブロードキャストメッセージをリッスンすることができる。いくつかの態様では、DWの持続時間は、時間とともに変化することができる。他の態様では、DWの持続時間は、ある時間期間にわたって固定されたままであることができる。DW402の終結は、図4に示すように、第1の残りの時間期間によって後続のDWの開始から分離されることができる。
[0074]図4に示すように、持続期間408の全体間隔は、1つのDWの開始から後続のDWの開始までの時間期間を測定することができる。いくつかの実施形態では、持続時間408は、発見期間(DP)と呼ばれることがある。いくつかの態様では、全体間隔の持続期間は経時的に変化することができる。他の態様では、全体間隔の持続期間は、ある時間期間にわたって一定の状態に留まることができる。持続期間408の全体間隔の終結において、DW間隔と、残余間隔とを含めて、別の全体間隔が開始することができる。連続的な全体間隔は、無期限に続くか、または固定時間期間にわたって継続することができる。
[0075]STAが送信もしくはリッスンしていないとき、または送信またはリッスンすることが予想されないとき、STAはスリープまたは節電モードに入ることができる。例として、STAは、AP104にそのプローブまたは発見要求を送った後にスリープすることができる。プローブ要求は、サービスの特定クラスのための要求を含むことができる。ある実施形態では、STAは、任意の時間でそのプローブまたは発見要求を送ることができる。
[0076]AP104は、DW402の間にSTAから受信されたプローブ要求をアグリゲートすることができる。AP104は、DW402にアグリゲートされたプローブまたは発見クエリを送信する。NAN320内のSTAは、DP406の間に送信されたプローブまたは発見クエリに対する応答を送信する。以下で説明するように、送信されたプローブまたは発見クエリに対する応答を送信するために割り当てられる時間は、たとえば、アグリゲートされたプローブまたは発見要求を送信するために割り当てられる時間と重複するか、アグリゲートされたプローブまたは発見要求を送信するために割り当てられる時間に隣接するか、またはアグリゲートされたプローブまたは発見要求を送信するために割り当てられる時間の終端の後のある時間期間にあることができる。
[0077]DW402の始端および終端は、プローブまたは発見要求を送信することを望む各STAに数々の方法を介して既知であることができる。いくつかの態様では、各STAは、AP104によって送信されるビーコン410を待つことができる。ビーコン410は、DW402の始端および終端を特定することができる。
[0078]図5は、図3のNAN320内で用いられることができるNAN情報要素(IE)500の例示的な属性を示す。様々な実施形態では、たとえば、AP104(図3)のような、本明細書で説明する任意のデバイス、または別の互換デバイスは、NAN IE500の属性を送信することができる。たとえば、ビーコン410など、ワイヤレスNAN320中の1つまたは複数のメッセージは、NAN IE500の属性を含むことができる。
[0079]図5に示すように、NAN IE500の属性は、属性ID502と、長さフィールド504と、次の発見クエリウィンドウ(DQW)のタイムスタンプフィールド506と、次の発見クエリウィンドウ(DQW)のタイムスタンプフィールド508と、DQW持続時間フィールド510と、DRW持続時間フィールド512と、DQW期間フィールド514と、DRW期間フィールド516と、NAN BSSID518とを含む。NAN IE500の属性が、追加のフィールドを含むことができ、フィールドは並べ替えられ、削除され、および/またはリサイズされることができることを、当業者は諒解されよう。
[0080]図示の属性識別子フィールド502は、1オクテット長である。いくつかの実装形態では、属性識別子フィールド502は、2、5、または12オクテット長であり得る。いくつかの実装形態では、属性識別子フィールド502は、信号ごとにおよび/またはサービスプロバイダ間で長さが変化するなど、可変長であり得る。属性識別子フィールド502は、要素をNAN IE500の属性として識別する値を含むことができる。
[0081]長さフィールド504は、NAN IE500の属性の長さまたは後続のフィールドの全長を示すために使用されることができる。図5に示す長さフィールド504は、2オクテット長である。いくつかの実装形態では、長さフィールド504は、1、5、または12オクテット長であることができる。いくつかの実装形態では、長さフィールド504は、信号ごとにおよび/またはサービスプロバイダ間で長さが変化するなど、可変長であることができる。
[0082]次のDQWのタイムスタンプフィールド506は、次の発見クエリウィンドウの開始時間(たとえば、図4に関して上記で説明した次の発見期間406の始端)を示すことができる。様々な実施形態では、開始時間は、絶対タイムスタンプまたは相対タイムスタンプを使用して示されることができる。次のDQRのタイムスタンプフィールド508は、次の発見クエリ応答の開始時間(たとえば、図7〜図9に関して以下で説明する次の発見クエリ応答期間の始端)を示すことができる。様々な実施形態では、開始時間は、絶対タイムスタンプまたは相対タイムスタンプを使用して示されることができる。
[0083]DQW持続時間フィールド510は、DQWの持続時間(たとえば、図7〜図9に関して以下で説明するDQWの持続時間)を示すことができる。様々な実施形態では、DQW持続時間フィールド510は、DQWの持続時間をms、μs、時間単位(TU)、または別の単位で示すことができる。いくつかの実施形態では、時間単位は1024μsであることができる。図示のDQW持続時間フィールド510は、2オクテット長である。いくつかの実装形態では、DQW持続時間フィールド510は、4、6、または8オクテット長であることができる。
[0084]DRW持続時間フィールド512は、DRWの持続時間(たとえば、図7〜図9に関して以下で説明するDRWの持続時間)を示すことができる。様々な実施形態では、DRW持続時間フィールド512は、DRWの持続時間をms、μs、時間単位(TU)、または別の単位で示すことができる。いくつかの実施形態では、時間単位は、1024μsであることができる。図示のDRW持続時間フィールド512は、2オクテット長である。いくつかの実装形態では、DRW持続時間フィールド612は、4、6、または8オクテット長であることができる。
[0085]いくつかの実施形態では、DQW期間フィールド514は、(図7〜図9に関して以下で説明する)DQWの長さを示すことができる。様々な実施形態では、DQW期間フィールド514は、DQWの長さをms、μs、時間単位(TU)、または別の単位で示すことができる。いくつかの実施形態では、時間単位は、1024μsであることができる。図示のDQW期間フィールド514は2オクテット長と8オクテット長の間である。いくつかの実装形態では、DQW期間フィールド514は、2、4、6、または8オクテット長であることができる。
[0086]いくつかの実施形態では、DRW期間フィールド516は、(図7〜図9に関して以下で説明する)DRWの長さを示すことができる。様々な実施形態では、DRW期間フィールド516は、DRWの長さをms、μs、時間単位(TU)、または別の単位で示すことができる。いくつかの実施形態では、時間単位は、1024μsであることができる。図示のDRW期間フィールド516は、2オクテット長と8オクテット長の間である。いくつかの実装形態では、DRW期間フィールド516は、2、4、6、または8オクテット長であることができる。
[0087]NAN基本サービスセット識別子(BSSID)フィールド518は、AP104に、STAによって送信されたプローブまたは発見要求に応答するNAN320の(MACアドレスのような)NANデバイスのクラスタを示すことができる。別の実施形態では、各NANは、異なる(例えば、擬似乱数の)NAN BSSID518を有することができる。実施形態では、NAN BSSID518は、サービスアプリケーションに基づくことができる。例えば、アプリケーションAによって生成されたNANは、アプリケーションAの識別子に基づくBSSID518を有することができる。いくつかの実施形態では、NAN BSSID518は、標準化団体によって定義されることができる。いくつかの実施形態では、NAN BSSID518は、たとえば、デバイスロケーション、サーバに割り当てられたIDなどの他のコンテキスト情報および/またはデバイス特性に基づくことができる。1つの例では、NAN BSSID518は、NANの緯度ロケーションおよび経度ロケーションのハッシュを含むことができる。示されたNAN BSSID518は、6オクテット長である。いくつかの実装形態では、NAN BSSID510は、4、5、または8オクテット長であることができる。いくつかの実施形態では、AP104は、次のDQWまたはDRWのタイムスタンプ、DQWまたはDRW持続期間、および/またはDQWまたはDRW期間を含まない情報要素中でNAN BSSID518を示すことができる。
[0088]図6は、発見クエリウィンドウの間にSTAによって送られたクエリに応じてSTAの代わりにAPによって送られることができる例示的な発見タイプ長さ値(TLV)600を示す。様々な実施形態では、本明細書に記述された任意のデバイス、または他の互換デバイスは、たとえば、AP104(図3)のような発見TLV600を送信することができる。1つまたは複数のメッセージは、たとえば、発見フレームのような発見TLV600を含むことができる。
[0089]図示の実施形態では、発見TLV600は、サービス識別子602、長さフィールド604、サービス制御フィールド606、クエリデバイスフィールドのアドレス608、マッチングフィルタ長さフィールド610、マッチングフィルタフィールド612、範囲情報長さフィールド614、範囲制御フィールド616、範囲パラメータフィールド618、およびサービス特定情報コンテナ622を含む。発見TLV600が追加フィールドを含むことができ、フィールドが並べ替えられ、削除され、および/またはリサイズされることができる発見TLV600を、当業者は諒解されよう。たとえば、様々な実施形態では、発見TLV600は、サービス制御フィールド606、範囲情報長さフィールド614、範囲制御フィールド616、および/または範囲パラメータフィールド618を省略することができる。
[0090]示されるサービス識別子フィールド602は、6オクテット長である。いくつかの実装では、サービス識別子フィールド602は、2、5、または12オクテット長であることができる。いくつかの実装形態では、属性識別子フィールド602は、信号ごとにおよび/またはサービスプロバイダ間で長さが変化するなど、可変長であることができる。属性識別子フィールド602は、サービス、または発見フレームのアプリケーションを識別する値を含むことができる。例えば、サービス識別子602は、サービスに基づいてサービス名または他の値のハッシュを含むことができる。いくつかの実施形態では、事前定義されたトークン値(token value)は、予約されることができる。例えば、すべて0またはすべて1のサービス識別子は、NAN管理動作を示すことができる。
[0091]長さフィールド604は、発見TLV600の長さまたは後続のフィールドの長さを示すために使用されることができる。図6において示される長さフィールド604は、1オクテット長である。いくつかの実装では、長さフィールド602は、2、5、または12オクテット長であることができる。いくつかの実装では、長さフィールド602は、信号ごとにおよび/またはサービスプロバイダ間で長さが変化するなど、可変長であることができる。いくつかの実施形態では、0の長さ(または別の事前定義されたトークン値)は、(サービス制御フィールド606、範囲情報長さフィールド614、範囲制御フィールド616、および/または範囲パラメータフィールド618のような)1つまたは複数の他のフィールドが存在しないことを示すことができる。
[0092]サービス制御フィールド606は、適用可能なサービスの情報を含むことができる。図6において示されるサービス制御フィールド606は、1オクテット長である。いくつかの実装では、サービス制御フィールド606は、2、6、または8オクテット長である。いくつかの実装では、サービス制御フィールド606は、信号ごとにおよび/またはサービスプロバイダ間で長さが変化するなど、可変長であることができる。サービス制御フィールド606は、公表フラグ624、加入フラグ626、範囲制限フラグ628、マッチングフィルタフラグ630、サービス情報フラグ632、APフラグ634、および2つの予約ビットを含む。サービス制御フィールド606が、追加のフィールドを含むことができ、フィールドは並べ替えられ、削除され、および/またはリサイズされることができることを、当業者は諒解されよう。
[0093]クエリするデバイスフィールドのアドレス608は、AP104に、プローブまたは発見要求を送信するSTAの(MACアドレスのような)アドレスを含むことができる。マッチングフィルタ長さフィールド610は、マッチングフィルタフィールド612の長さを示すことができる。マッチングフィルタフィールド612は、受信した発見フレームをフィルタに掛けるために使用されることができるビット列を含むことができる。
[0094]範囲情報長さフィールド614は、範囲制御フィールド616の長さおよび/または範囲パラメータフィールド6187の長さを示すことができる。範囲制御フィールド616は、範囲パラメータ618に関する情報を含むことができる。図6において示される範囲制御フィールド616は、1オクテット長である。いくつかの実装では、範囲制御フィールド616は、2、6、または8オクテット長であることができる。いくつかの実装では、範囲制御フィールド616は、信号ごとにおよび/またはサービスプロバイダ間で長さが変化するなど、可変長であることができる。範囲制御フィールド616は、追加のフィールドを含むことができ、フィールドは並べ替えられ、削除され、および/またはリサイズされることができることを、当業者は諒解されよう。
[0095]範囲パラメータフィールド618は、たとえば、範囲アルゴリズム識別子、範囲データ、等のような範囲情報を示すために使用されることができる。図6において示される、範囲パラメータフィールド618は、可変長である。いくつかの実装では、範囲パラメータフィールド618は、1、5、または12オクテット長であることができる。
[0096]サービス特定情報長さフィールド620は、サービス特定情報フィールド622の長さを示すことができる。サービス特定情報コンテナフィールド622は、利用可能なサービスに関する1つまたは複数の追加のデータフィールドをカプセル化することができる。図6において示されるサービス特定情報コンテナフィールド622は、可変長である。いくつかの実装では、サービス特定情報コンテナフィールド622は、1、5、または12オクテット長であることができる。
[0097]いくつかの実施形態では、AP104は、フレーム600に加えて、または代わりに、情報要素の属性中に、サービス識別子、サービス制御、範囲制御、範囲情報、および/またはサービス特定情報を示すことができる。例えば、属性は、ベンダー特定IE中にあることができる。
[0098]図7は、発見クエリウィンドウ、および発見クエリ応答ウィンドウの一実施形態を示すタイミング図である。タイムライン702の一部分701は、下側のタイムライン703として展開される。タイムライン702は、一連のNANビーコン信号705を示す。展開タイムライン703上に示されるのは、発見ウィンドウ710および発見クエリ応答ウィンドウ715である。図示の実施形態では、発見クエリウィンドウ710は、完全に発見クエリ応答ウィンドウ715内にある。
[0099]図8は、発見クエリウィンドウ、および発見クエリ応答ウィンドウの一実施形態を示すタイミング図である。タイムライン802の一部分801は、下側のタイムライン803として展開される。タイムライン802は、一連のAPビーコン信号805を示す。展開タイムライン803上に示されるのは、発見ウィンドウ810および発見クエリ応答ウィンドウ815である。図8の図示の実施形態では、発見クエリウィンドウ810は、発見クエリ応答ウィンドウ815に重複しない。代わりに、発見クエリ応答ウィンドウ815は、発見クエリウィンドウ810の終端の直後にくる。
[0100]図9は、発見クエリウィンドウ、および発見クエリ応答ウィンドウの一実施形態を示すタイミング図である。タイムライン902の一部分は、下側のタイムライン903として展開される。タイムライン902は、一連のNANビーコン信号905を示している。展開タイムライン903上に示されているのは、発見クエリウィンドウ910および発見クエリ応答ウィンドウ915である。図9の図示の実施形態では、発見クエリウィンドウ910のタイミングは、発見クエリ応答ウィンドウ915のタイミングとは無関係である。
[0101]図10は、一部分のAPを使用してNANを発見するSTAのための方法のフローチャートである。この方法は、ワイヤレスデバイス202のようなデバイスであり得る、AP104によって実行され得る。
[0102]ブロック1012で、AP104は、NAN基本サービスセット識別子(BSSID)を備えるNANビーコンを生成する。NANビーコンは、近隣認識ネットワーク(NAN)を発見するために、および/またはNANのデバイスと、1つまたは複数の時間ウィンドウの間に通信することができるように内部クロックを同期するために、入っているSTAによって使用され得る。いくつかの態様では、NANビーコンは、図5において示されるようなNAN IE500を含む。NAN IE500は、以上で記述されたNAN BSSIDフィールド518を含むことができる。ビーコンは、NAN IE500のフィールドのうちの1つまたは複数を含む同期情報をさらに含むことができる。例えば、同期情報は、発見クエリウィンドウ情報を示すことができる。発見クエリメッセージが近隣認識ネットワーク上で送信可能な場合、発見クエリウィンドウ情報は、時間間隔を示す。各発見クエリメッセージは、1つまたは複数のサービスを要求する。いくつかの態様では、発見クエリウィンドウ情報は、発見クエリウィンドウの頻度または周期性をさらに示す。いくつかの態様では、発見クエリウィンドウ情報は、発見クエリウィンドウの持続期間をさらに示す。
[0103]いくつかの態様では、方法1000は、発見応答ウィンドウ情報を示す第2のメッセージを送信することをさらに含む。発見応答メッセージが近隣認識ネットワーク上で送信可能であるとき、発見応答ウィンドウ情報は、第2の時間間隔を含む。各発見応答メッセージは、発見クエリメッセージのうちの1つに応答し、発見応答メッセージを送信するノードによって提供され得る1つまたは複数のサービスを示す。いくつかの態様では、発見応答ウィンドウ情報は、発見応答間隔の周期性をさらに示す。いくつかの態様では、発見応答ウィンドウ情報は、発見応答間隔の持続時間をさらに示す。いくつかの態様では、第2のメッセージは、第1のメッセージである。ある実施形態では、第1の時間間隔は、第1のメッセージ中に含まれるNAN情報要素の属性中に示される。いくつかの態様では、第1の時間間隔はまた、非請求ブロードキャスト発見メッセージが送信され得るときを示す。いくつかの態様では、第1の時間間隔および第2の時間間隔は、重複する。いくつかの態様では、第1の時間間隔および第2の時間間隔は、重複しない。いくつかの態様では、第1の時間間隔および第2の時間間隔は、同等である。いくつかの態様では、第1の時間間隔および第2の時間間隔は、重複しない。次に、ブロック1004で、APは、BSSIDを含むNANビーコンを送信する。
[0104]ブロック1006で、AP104は、NANのための1つまたは複数のプローブまたは発見クエリを受信する。ある実施形態では、クエリは、サービスのクラスのための要求を含む。例示的なサービスのクラスは、音楽、周囲のサウンド、周囲の光、湿度、および非常警報器センサを含む。1つより多くのSTAによって送信される複数のクエリは、APによって受信され得る。プローブ要求は、発見ウィンドウの間に送信される。
[0105]ブロック1008で、AP104は、クエリをアグリゲートする。ブロック1010で、AP104は、発見ウィンドウの間にアグリゲートされたクエリを送信する。クエリの送信は、図7−9それぞれで図示されるようにプローブ要求の受信と時間において重複する、隣接する、または間隔をあけられ得る。ブロック1012で、NAN中のSTAのうちの1つまたは複数は、送信されたクエリに応答する。
[0106]本明細書における「第1の」、「第2の」などの名称を使用した要素への任意の言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利なワイヤレスデバイスとして使用され得る。したがって、第1の要素および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが用いられ得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段規定されない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を含み得る。
[0107]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはこれらの任意の組合せによって表され得る。
[0108]さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングまたは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)命令を組み込んだ様々な形態のプログラムもしくは設計コード、または両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよび全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を各特定のアプリケーションに関して様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0109]本明細書で開示された態様に関して、および図1〜図10に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装され得るか、またはそれらによって実行され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電気構成要素、光学構成要素、機械構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含んでよく、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に存在するコードまたは命令を実行し得る。論理ブロック、モジュール、および回路は、ネットワーク内またはデバイス内の様々な構成要素と通信するために、アンテナおよび/または送受信機を含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。モジュールの機能は、本明細書で教示された方法とは別の何らかの方法で実装され得る。(たとえば、添付の図の1つまたは複数に関して)本明細書で説明した機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応することがある。
[0110]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。本明細書に開示された方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールにおいて実施され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムを転送することを可能し得る任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ぶことができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し一方、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体およびコンピュータ可読媒体上のコードおよび命令の、1つまたは任意の組合せまたはセットとして存在し得る。
[0111]開示されたいかなるプロセス中のステップのいかなる特定の順序または階層も例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0112]本開示で説明した実装形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり得、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実装形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示された実装形態に限定されるものではなく、本明細書で開示される特許請求の範囲、原理および新規の特徴に一致する、最も広い範囲を与えられるべきである。「例示的」という単語は、本明細書ではもっぱら「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。本明細書に「例示的」と記載されたいかなる実装態様も、必ずしも他の実装態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
[0113]別個の実装形態に関して本明細書で説明したいくつかの特徴は、単一の実装形態において組合せで実装されることができる。逆に、単一の実装形態に関して説明した様々な特徴は、複数の実装形態において別々に、または任意の適切な部分組合せで実装されることができる。その上、特徴は、いくつかの組合せで動作するものとして上で説明され、初めにそのように請求されることさえあるが、請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、いくつかの場合ではその組合せから削除されることがあり、請求される組合せは、部分組合せ、または部分組合せの変形を対象とし得る。
[0114]同様に、動作は特定の順序で図面に示されているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が、示される特定の順序でもしくは順番に実行されることを、またはすべての図示の動作が実行されることを必要とするものとして理解されるべきでない。いくつかの状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利であり得る。その上、上記で説明した実装形態における様々なシステム構成要素の分離は、すべての実装形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきでなく、説明するプログラム構成要素およびシステムは、概して、単一のソフトウェア製品において互いに一体化されるか、または複数のソフトウェア製品にパッケージングされることができることを理解されたい。さらに、他の実装形態が以下の特許請求の範囲内に入る。いくつかの場合では、特許請求の範囲に記載の行為は、異なる順序で実行され、依然として望ましい結果を達成することができる。

Claims (30)

  1. 近隣認識ネットワーク(NAN)において通信する方法であって、
    NANビーコンを、アクセスポイント(AP)を介して生成することと、前記NANビーコンは、前記NANのためのタイミング情報を含み、前記タイミング情報は、1つまたは複数のメッセージが前記NAN内で送信されるときに第1の時間間隔を示す、
    前記NANビーコンを送信することと
    を備える、方法。
  2. 前記第1の時間間隔の間に発見クエリを受信することと、
    前記NANに前記発見クエリを送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の時間間隔の間に別の発見クエリを受信することと、
    前記受信されたクエリをアグリゲートすることと、
    前記アグリゲートされたクエリを送信することと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記発見クエリは、1つまたは複数のサービスのための要求をさらに含む、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記要求されたサービスのクラスは、周囲のサウンドである、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の時間間隔は、発見クエリウィンドウである、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記NANビーコンは、NAN基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記NANビーコンは、同期情報を備える、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信された発見クエリに対する応答は、第2の時間間隔の間に受信される、
    請求項2に記載の方法。
  10. 前記第2の時間間隔は、発見クエリ応答ウィンドウである、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の時間間隔は、前記第2の時間間隔と時間において重複する、
    請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1の時間間隔は、前記第2の時間間隔と時間において隣接する、
    請求項9に記載の方法。
  13. 近隣認識ネットワーク(NAN)において通信する装置であって、
    NANビーコンを、アクセスポイント(AP)を介して生成することを行うように構成されたプロセッサと、前記NANビーコンは、前記NANのためのタイミング情報を含み、前記タイミング情報は、1つまたは複数のメッセージが前記NAN内で送信されるときに第1の時間間隔を示す、
    前記NANビーコンを送信することを行うように構成された送信機と
    を備える、装置。
  14. 前記第1の時間間隔の間に発見クエリを受信することを行うように構成された受信機をさらに備え、前記送信機は、前記NANに前記発見クエリを送信することを行うようにさらに構成される、
    請求項13に記載の装置。
  15. 前記受信機は、前記第1の時間間隔の間に別の発見クエリを受信することを行うようにさらに構成され、前記プロセッサは、前記受信されたクエリをアグリゲートすることを行うようにさらに構成され、前記送信機は、前記アグリゲートされたクエリを送信することを行うようにさらに構成される、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記発見クエリは、1つまたは複数のサービスのための要求をさらに含む、
    請求項14に記載の装置。
  17. 前記要求されたサービスのクラスは、周囲のサウンドである、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の時間間隔は、発見クエリウィンドウである、
    請求項13に記載の装置。
  19. 前記NANビーコンは、NAN基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、
    請求項13に記載の装置。
  20. 前記NANビーコンは、同期情報を備える、
    請求項13に記載の装置。
  21. 前記送信された発見クエリに対する応答は、第2の時間間隔の間に受信される、
    請求項14に記載の装置。
  22. 前記第2の時間間隔は、発見クエリ応答ウィンドウである、
    請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1の時間間隔は、前記第2の時間間隔と時間において重複する、
    請求項21に記載の装置。
  24. 前記第1の時間間隔は、前記第2の時間間隔と時間において隣接する、
    請求項21に記載の装置。
  25. 前記第1の時間間隔は、前記第2の時間間隔から時間において間隔をあけられる、
    請求項21に記載の装置。
  26. 近隣認識ネットワーク(NAN)において通信する装置であって、
    NANビーコンを、アクセスポイント(AP)を介して生成するための手段と、前記NANビーコンは、前記NANのためのタイミング情報を含み、前記タイミング情報は、1つまたは複数のメッセージが前記NAN内で送信されるときに第1の時間間隔を示す、
    前記NANビーコンを送信するための手段と
    を備える、装置。
  27. 前記第1の時間間隔の間に発見クエリを受信するための手段をさらに備え、前記送信するための手段は、前記NANに前記発見クエリを送信するようにさらに構成される、
    請求項26に記載の装置。
  28. 前記受信するための手段は、別の発見クエリを受信するようにさらに構成され、前記処理するための手段は、前記受信されたクエリをアグリゲートするように構成され、前記送信するための手段は、前記アグリゲートされたクエリを送信するように構成される、
    請求項27に記載の装置。
  29. 実行すると、プロセッサに、近隣認識ネットワーク(NAN)において通信する方法を実行させる命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記方法は、
    NANビーコンを、アクセスポイント(AP)を介して生成することと、前記NANビーコンは、前記NANのためのタイミング情報を含み、前記タイミング情報は、1つまたは複数のメッセージが前記NAN内で送信されるときに第1の時間間隔を示す、
    前記NANビーコンを送信することと
    を備える、コンピュータ可読記憶媒体。
  30. 前記第1の時間間隔の間に発見クエリを受信することと、
    前記NANに前記発見クエリを送信することと
    をさらに備える、請求項29に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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