JP2016503852A - 衛生加工機器のためのピストンポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

膜(306;308)は:第1側および第2側を備えた主本体であって、主本体は弾性材料から形成された主本体と;主本体の第2側に設けられ、プラスチック材料から形成されたコーティングと;を具備している。膜手段も開示されており、膜手段は:第1膜および第2膜であって、少なくとも1つの膜が前述のように形成された膜である第1膜および第2膜と;両方の膜の間の空間(312)内に配置された指標液体と;を具備している。膜手段を具備したピストンポンプ手段(300)も、開示されている。

Description

本発明は、全体的に加工産業に関する。より具体的には、本発明は、食品加工、化粧品加工、または薬剤加工のような、衛生機器に適したピストンポンプ装置に関する。
今日、食品加工産業において均質化器を使用することは周知である。例えば酪農業において、重力分離に対して安定な脂肪乳剤を得るために、均質化器は脂肪球を小さく分割する。言い換えると、牛乳を均質化することによって、クリーム状の層が牛乳の上部に形成されることを回避することが可能である。食品を均質化することに関する他の理由は、脂肪の酸化への感度を減少させ、発酵乳製品をより食欲をそそる色とし、よりコクのある香りとし、口当たりを改良して、より良好な安定性とすることである。
一般的に、均質化器は2つの主部に分割されており、それらは、高圧を生じる高圧ポンプおよび製品が強制的に通過させられるギャップを設けた均質化デバイスである。今日、かなり頻繁に、高圧プンプは3つ〜5つのピストンを備えたピストンポンプである。ピストンが前後に移動した場合に、所望しない微生物が製品に拡散されないことを確実にするために、ピストンシールが使用されている。一般的なアプローチは、互いに離間して配置された少なくとも2つのピストンシールを備え、障壁がいわゆる衛生側に配置された製品と、いわゆる非衛生側に配置された、油圧オイルを使用するクランクケースおよびクランクシャフトのような、均質化器の非衛生部と、の間に形成されるようにしていることである。
例えば、非無菌状態の均質化器、すなわち熱処理ステーションの上流に配置された均質化器において、一般的なアプローチは、二重ピストンシールを備え、シールの間にピストンを潤滑するために水を設けることである。無菌状態の均質化器、すなわち熱処理ステーションの下流に配置された均質化器においては、高温の凝縮液と蒸気との混合物が、再感染防止のためにシールの間に供給され得る。
均質化器および均質化処理は、テトラパック社によって公開された「乳製品加工ハンドブック」にさらに記載されており、ここには参照によって統合されている。
ピストンが前後に移動する場合に、衛生側および非衛生側の分割を維持することは困難であるため、ある食品は、予防策として食品グレードのオイルのみを使用するように決められている。そうすることによって、健康問題の原因となる危険性を減少させるが、オイルが食品に取り込まれた場合、製品特性にはいずれにせよ悪影響となる。
前述の理由のために、今日では、健康問題および製品損失を回避するために、オイルが製品に到達しないことを確実にすることが、食品生産者から要求されている。
さらに、オイルが製品に到達する危険性を減少させることとは別に、技術的解決策が、設備投資の観点および追加性能への支出の両方からのコスト効果であることは、重要である。言い換えると、技術的解決策は合理的な食品投資コストを必要とし、技術的解決策が実行された場合、設備に関する必要性は低レベルを維持し、提供するサービスは顕著に運用コストを増大することなく可能であるべきである。
したがって、本発明は好適に、先に認識された先行技術の1つ以上の不備および欠点を単独でまたは結合して軽減する、緩和する、または排除すること、ならびに少なくとも前述の問題を解決することを目的としている。
第1態様によれば、第1側および第2側を備えた主本体を具備した膜であって、主本体は弾性材料から形成されており、主本体の第2側にはコーティングが施され、コーティングはプラスチック材料から形成された膜が提供されている。
第2側は、製品チャンバに面するように構成され得る。
弾性材料はゴムとし得る。
ゴムはエチレンプロピレンジエンモノマ(EPDM)とし得る。
プラスチック材料はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とし得る。
第2態様によれば、第1膜と、第2膜と、を具備した膜手段であって、第1膜および/または第2膜は、第1態様による膜である膜手段が提供されている。
膜手段は、第1膜と第2膜との間に配置された指標液体をさらに具備し得る。
膜手段は2つの個別の膜を具備し得るが、ユニットは膜リングによって接続された2つの膜も具備している。
指標液体は任意の液体、ゲル、または他の材料のように広く解釈されるべきであり、それらはピストンからの圧力を製品チャンバに伝達することが可能であり、油圧オイルまたは製品が指標液体と混合した場合に、1つ以上の特性を変化させる。
指標液体は塩水とし得る。塩分は2%とし得る。
膜手段は、膜内部空間が形成されるように、第1膜と第2膜とを互いに接続した膜リングを具備し、膜内部空間は、指標液体を保持するように構成され得る。
膜モジュールは、膜リング内にサンプリング開口を具備し得る。
膜手段は、指標液体の少なくとも1つの特性を記録するように構成されたセンサを具備し得る。
センサは、導電性を記録するように構成され得る。
センサは、膜内部空間内に配置され得る。
第3態様によれば、少なくとも1つの第1態様による膜を具備したピストンポンプ手段が提供されている。
第4態様によれば、第2態様による膜手段具備したピストンポンプ手段が提供されている。
第5態様によれば、第4態様または第5態様によるピストンポンプ手段を具備した均質化器が提供されている。
第6態様によれば、第4態様または第5態様によるピストンポンプ手段を具備した加工システムが提供されている。加工システムは、食品加工システムとし得る。
独立した概念を構成し得る第3態様のピストンポンプ手段は、油圧オイルチャンバから製品チャンバを分離した少なくとも1つの膜と、油圧オイルチャンバに接続された圧力逃がしバルブと、を具備し、外圧差が製品チャンバを介してピストンポンプ手段に到達した場合に、油圧オイルは油圧オイルチャンバから供給停止されることが可能であってよい。
外圧差は、ピストンポンプ手段がその一部である食品加工ライン内の他の場所で形成された突発的な圧力差であり得る。
圧力差は圧力上昇であり得る。
ピストンポンプ手段は、圧力逃がしバルブを介して油圧オイルチャンバに接続された油圧オイルタンクをさらに具備し得る。
油圧オイルタンクは入口バルブを介して油圧オイルチャンバに接続され、油圧オイルは油圧オイルタンクから油圧オイルチャンバに供給され得る。
第1膜および第2膜は、製品チャンバと油圧オイルチャンバとを分離するために設けられてもよく、指標液体は第1膜と第2膜との間に配置されてもよい。
指標液体は任意の液体、ゲル、または他の材料のように広く解釈されるべきであり、それらはピストンからの圧力を製品チャンバに伝達することが可能であり、油圧オイルまたは製品が指標液体と混合した場合に、1つ以上の特性を変化させる。
ピストンポンプ手段は、膜内部空間が形成されるように、第1膜と第2膜とを互いに接続した膜リングをさらに具備し、膜内部空間は指標液体を保持するように構成されている。
指標液体は、塩水のような導電性溶液とし得る。塩水の塩分は、2%とし得る。
第2膜は第1側および第2側を備えた主本体を具備してもよく、主本体は弾性材料から形成され、コーティングが主本体の第2側に施されてもよく、コーティングはプラスチック材料から形成されてもよい。
1つ以上の実施形態において、ピストンポンプ手段は、指標液体の少なくとも1つの特性を記録するように構成されたセンサを具備し得る。センサは、導電性を記録するように構成され得る。センサのための可能な位置は、1つ以上の実施形態において、膜内部空間内であり得る。
ピストンポンプ手段は均質化のために使用されてもよく、したがって均質化器はそのようなピストンポンプ手段を具備している。より一般的には、ピストンポンプ手段は加工システムの一部を形成していてもよい。
1つ以上の実施形態において、そのような加工システムはピストンポンプ手段の下流に配置されたスプレードライヤを具備してもよく、同様のまたは他の実施形態において、加工システムはセパレータを具備していてもよい。
追加の目的と同様に、本発明の前述の特徴および利点は、添付図を参照した、本発明の好適な実施形態の、以下の実例となる且つ非限定的な詳細な記載を通じて、より良好に理解されるだろう。
均質化器を概略的に示した図である。 図1の均質化器のいわゆるウェットエンドを概略的に示した図である。 均質化器に備わった膜内のウェットエンドを概略的に示した図である。 膜を複数の異なった視点から示した図である。 第1モードにおける膜を示した図である。 第2モードにおける膜を示した図である。 膜モジュールを示した図である。 膜モジュールを示した図である。 膜モジュールを示した図である。 導電性センサの例を示した図である。 導電性センサの例を示した図である。 導電性と複数の製品および油圧オイルの汚染レベルとの間の関係を現したグラフである。 サンプリングセンサシステムを概略的に示した図である。 サンプリングセンサシステムの構成例を示した図である。 サンプリングセンサシステムの構成例を示した図である。 サンプリングセンサシステムの構成例を示した図である。 圧力逃がしバルブが設けられた均質化器に備わった膜を備えた食品加工システムを概略的に示した図である。
図1は、全体的に均質化器100、より具体的にはテトラパック社よりテトラアレックス(登録商標)の名称で販売された均質化器を示している。全体的に、均質化器100は、2つの主部、高圧ポンプ、および均質化デバイスを具備している。高圧ポンプは高圧を生じ、均質化デバイスは1つまたは複数のギャップを提供し、そのギャップを通じて製品が流され、より小さい脂肪球が形成される効果を生じる。均質化のさらなる効果は、脂肪の酸化への感度を減少させ、発酵乳製品をより食欲をそそる色とし、よりコクのある香りとし、より良好な安定性とすることである。
本実施例においては、高圧ポンプは、ベルトトランスミッション102およびギアボックス103を介して、クランクケース104内に載置されたクランクシャフトに接続された主駆動モータ101によって駆動されたポストンポンプである。クランクシャフトを使用することにより、回転運動はポンプピストン105を前後に駆動する往復運動に変換される。今日では、3つ〜5つのポンプピストンを備えることが一般的である。
ポンプピストン105は、ポンプピストンによって生じた高圧に対抗するように形成されたポンプブロック106内に形成されたキャビティ内で稼働する。今日では、圧力は300kPa(3bar)から約10〜25MPa(100〜250bar)に増大されることが一般的であるが、より高い圧力が同様に使用されることが可能である。
ポンプブロック106内のキャビティを通じて、製品は第1均質化デバイス107に入り、その後、多くの場合には、第2均質化デバイス108に入る。前述の通り、製品を1つまたは複数のギャップに通すことで、製品の特性は変化されることが可能である。
ポンプピストン105の往復運動は、脈動を生じる。脈動を減少させるために、今日では、均質化器の入り口に入口緩衝器109を配置することが、一般的な習慣である。さらに、振動および騒音を減少させるために、出口に出口緩衝器110を配置することが、一般的な習慣である。
図2は、均質化器のいわゆるウェットエンドをより詳細に示している。この断面図に見られているように、ピストン105は前後に移動しており、高圧がポンプブロック106の製品チャンバ200内に形成されている。1つまたは複数のシール202は、ピストン105とピストン受容要素204との間の密接な嵌合を維持するために使用されている。1つまたは複数のシール202は、製品チャンバ200内の製品を、クランクケースおよび均質化器の他の非衛生部品から離間させてもいる。望まない微生物が製品内に到達しないようにすることを確実にするために、今日では、ピストンシール202と組み合わせて蒸気バリアのようなものが使用されることが、一般的なアプローチである。
図3において、均質化器に備わった膜のウェットエンド300が示されている。図1および図2に示された均質化器のように、均質化器にはピストン302、またはより正確には複数のポストンが設けられているが、それらのうちの1つのみがこの断面図に記載されている。さらに、ピストン302はポンプブロック304内に高圧を形成している。
図1および図2に示された均質化器とは異なって、ウェットエンド300には第1膜306および第2膜308が設けられている。第1膜306は、油圧オイルチャンバ310および膜内部空間312、すなわち第1膜306と第2膜308との間に形成された空間が別々に離されるように、配置されることが可能である。第2膜308は、膜内部空間312および製品チャンバ314が別々に離間されるように、配置されることが可能である。
さらに、高圧安全弁316が油圧オイルチャンバ310に接続されて、油圧オイルチャンバ内の圧力が、このバルブの開放によって下げられることが可能である。図示されていないが、高圧安全弁316が開放された場合、油圧オイルはタンク内に供給され得る。このタンクは、入口バルブを介して油圧オイルチャンバの入口にも接続されてもよく、油圧オイルは後のステージにおいて、油圧オイルチャンバ内に供給されることが可能である。この構成の好ましい効果は、高圧安全弁316を通じた油圧オイルが再使用可能なことである。例示的な構成は、図11に示されている。
油圧オイルを備える理由は、このオイルが、ピストン302によって形成された圧力を、第1膜306および第2膜308を介して製品チャンバ314に送達するためであるが、シールを潤滑して、シールの寿命を延ばすためにも使用されるためである。したがって、図2に示されたウェットエンドとは異なり、ピストンは間接的に製品チャンバ314内に圧力を生じさせている。
製品チャンバ314をピストン302、クランクシャフト、クランクケース、および非衛生側に配置された他の部品から離間した膜を備えることの利点は、明確に定義された境界が形成されることである。この効果は、望まない微生物が膜を通過して、製品チャンバ314内に入る危険性を顕著に低下させることである。同じ度合いの食品安全性は、例えば蒸気バリアを使用することで達成され得るが、膜による解決策は蒸気バリアを必要としない利点を備えている。したがって、この効果は、均質化器を稼働するための作動コストを顕著に削減している。環境的観点からも、蒸気の使用の削減は顕著に重要である。
均質化器に備わった膜を備えることの危険性は、膜が破損して、油圧オイルが製品チャンバ内に侵入することである。このことは、油圧オイルが使用されることに依存した、食品の安全上の問題となり得るが、製品の損失の結果となる高い可能性もある。この危険性を克服するために、膜内部空間312、すなわち第1膜306と第2膜308との間に形成された空間には、指標液体が存在していてもよい。指標液体の目的は、信頼性高く、素早く、且つコスト効果の高い方法において膜の断裂の検出を可能にすることである。
指標液体は塩水のような液体とすることが可能であるが、圧力を伝達し、且つ油圧オイルまたは製品と混合された場合に伝導性のような特性を変化させることが可能なゲル、または他の任意の材料とすることも可能である。
膜の断裂を検出する1つの方法は、塩水のような導電性溶液を指標液体として備えること、および指標液体の導電性を連続的に計測する導電性センサを備えることである。第1膜306が破損した場合、油圧オイルは膜内部空間312に侵入し、指標液体と混合して、結果的に導電率が変化するだろう。もちろん油圧オイルは、導電性溶液とは異なった導電率となるように選択されている。一方で、第2膜308が破損した場合、製品が膜内部空間312内に侵入し、導電性溶液と混合する。導電性溶液と異なった導電率を有する製品を提供することによって、導電率は変化するだろう。これにより、膜内部空間312内に導電性溶液を備えることによって、第1膜306および第2膜308の両方が破損した場合に、検出されることが可能である。
導電性溶液を使用することの代替案として、非導電性溶液が使用可能であり、または、非導電性溶液の使用が困難である場合、少なくとも低導電性溶液の使用が可能である。脱イオン水のような低導電性溶液を使用する場合、第1膜306または第2膜308が破損すると、導電性が増大する。もちろん、製品および油圧オイルの両方は、非導電性溶液よりも高い導電性を有する。
図3に例示された構成においては、サンプルチャネル318が設けられている。サンプルチャネル318を備えることによって、膜内部空間312からのサンプルが取り出され、膜内部空間312の外側に配置された導電性センサによって解析され得る。導電性センサを膜内部空間312内に配置しない理由の1つは、高圧である。しかしながら、高圧に耐える導電性センサを使用した場合、導電性センサは膜内部空間内に配置されてもよい。
導電性を測定する代わりに、またはその補完として、他のパラメータ、例えば濁度が使用されてもよい。例えば、油圧オイルおよび製品と異なった濁度を有する指標液体を使用することによって、膜の破損による漏れがある場合、濁度が変化する。この濁度の変化は、濁度センサによって検出可能である。
また別の例は、油圧オイルおよび製品の両方と異なった光伝達特性を有する指標液体を使用することである。減衰された光または反射光が測定可能な光放出デバイスと結合した光記録センサを伴って、いずれかの膜が破損し、油圧オイルまたは製品が膜内部空間に侵入したかどうかを検出することが可能である。
指標液体が2つの膜、第1膜306および第2膜308の間に保持され得る利点とは別に、2つの膜を備えることは有利であり、それは、両方の膜が同時に破損する危険性が非常に低く、したがって、油圧オイルが製品に侵入する危険性も低いためである。
図4は、図3に記載されたウェットエンド内の第1膜306または第2膜308として使用されることが可能な、膜400の複数の異なった斜視図を示している。
膜400が使い切られていない短時間後のみに、ピストンによって生じた力を受容するために、膜400には膜の外周404と中間セクション406との間に配置された隆起部402が設けられてもよく、この隆起部は、図5aに示された第1モードと、図5bに示された第2モードと、の間において、膜の材料を使い切ることなく、膜が可撓性となり得ることを確実にしている。さらに、隆起部を備えることの利点は、第1モードと第2モードとの間において、より大きい体積差となり得ることである。
中間セクション406は、例えば膜内に統合された金属部のような強化部408によって強化されており、これは、いわゆる「コイニング」、すなわちコイン形状に中間セクションの小さい部分が膜から破られるような膜の破損を回避するためである。
図5aにおいて、膜は第1モードにあり、力が膜にかかっておらず、製品チャンバ側(図5aおよび図5bの左側)および油圧オイルチャンバ側(図5aおよび図5bの右側)にも力はかかっていない。
図5bにおいて、膜は第2モードにあり、力が油圧オイルチャンバ側にかけられており、膜の中間セクションは製品チャンバ側に向かって押圧されている。
膜が適切に浄化されることを可能とするために、膜の製品チャンバ側には、食品残渣が容易に除去され得る特性が好適に設けられている。さらに、製品チャンバ側は、例えば苛性アルカリ溶液および酸のような、洗浄の場合に使用される化学薬品に対抗することが可能であるべきである。油圧オイルチャンバ側は、一方で、油圧オイルとともに良好に作動することに適した特性を、好適に備えているべきである。全体として、膜は弾性であり、ピストンによって生じた圧力は膜を使い切ることなく製品チャンバに伝達されることが可能であるべきである。さらに、膜は弾性的でもあり、膜は例えば10〜30cmの直径の小ささとすることが可能である。小さい膜は、ポンプブロックが小さく形成され得る効果を備え、したがって、例えばステンレス鋼のような材料の必要性を減少することになり、食品製造者のための投資コストに直接影響する。
図5aおよび図5bに戻って、例えばエラストマのようなゴム材料から形成された主本体502を具備した膜500が図示されている。特別な一実施例においては、エチレンプロピレンジエンモノマ(EPDM)製のエラストマが選択されているが、材料の選択は使用される油圧オイルに依存するので、他の材料が同様に選択され得る。エラストマのようなゴム材料を主本体に使用することは、膜のサイズを約10〜30cmに小型化するか、またはピストンから満足に圧力を伝達することが可能なように小さくすることが可能である。
製品チャンバ側が適切に浄化されることに寄与するために、コーティング504がこの側に設けられている。コーティング504はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から形成されてもよいが、食品加工に適切なおよびコートされることが可能な他のプラスチック材料が、同様に使用され得る。さらに、コーティングは、洗浄の際に使用される洗浄剤から、および研磨剤からも、弾性材料を保護することが可能である。
主本体502の弾性特性が損なわれないために、コーティング504は好適に薄く、例えば0.5mmである。しかしながら、異なった材料は異なった特性を備えているので、コーティングの厚さは異なった材料について異なり得る。
図5aおよび図5bは、主に例示の目的である。実際の機器において、第1モードと第2モードとの間の差異は、あまり顕著とはなり得ない。
図6aおよび図6bは、第1膜602、第2膜604、膜リング606、およびセンサ608を具備した膜モジュール600を、2つの異なった斜視の視点からの分解図において示している。図6cは、第1および第2膜が膜リング606に取り付けられた場合の膜モジュールを示している。図示されたように、両方の膜は図4、図5a、および図5bに示された種類のものであり得る。
このようにして第1膜602と第2膜604とを互いに接続することによって、閉鎖空間が形成され、ここでは膜内部空間として参照している。この閉鎖空間内において指標液体が保持されることが可能であり、それにより1つの膜モジュールを別の膜モジュールに容易に交換することが可能である。
前述のような導電性センサとなり得るセンサ608は、膜内部空間内に配置されることが可能である。図示されていないが、センサ接続要素が膜リングの外側に設けられ、センサ608によって収集されたデータが獲得され、例えば第1膜が破裂して油圧オイルが膜内部空間に侵入したことによって、指標液体の1つ以上の特性が変化したことを検出するために、データを解析するために構成された制御デバイスまたは同種のものに伝達されることが可能である。
図7aは、高圧に耐える導電性センサの例を示しており、そのセンサは膜内部空間内に配置可能である。
導電性センサ700は、図7bにさらに示されている。この例においては、本体702は、第1電極704および第2電極706を保持するために配置可能である。空間708内には、指標液体が配置可能であり、導電性が第1電極704および第2電極706を使用して測定可能である。
油圧オイル、製品、または時々定置洗浄(CIP)媒体と参照される洗浄剤が、指標液体内において検出され得るかどうか、したがって膜の破裂を検出するために、異なった試験が実施されている。
図8は、これらの試験の1つから、異なった製品、より具体的には牛乳、ジュース、油圧オイル(Klubersynth)、およびケチャップに関する結果を示したグラフであり、指標液体は塩水、より具体的には2%の塩を含んだ塩水である。μβ/ατιにおいて測定された導電性は、汚染のレベル、すなわち塩水内の製品またはオイルのパーセンテージで比較された。
グラフに見られているように、牛乳およびジュースは、導電性と汚染のレベルとの間に多かれ少なかれ線形の関係を示している。さらに、導電性の減少は明確であり、したがって、導電性センサによって検出することが可能であろう。
油圧オイル(本試験ではKlubersynth)も導電性の明確な低下を示しており、それは導電性センサによって油圧オイルを検出することも可能にしている。牛乳またはジュースの塩分よりも多くの塩分を含有したケチャップは、同様の導電性の低下を示しておらず、これにより、高級なセンサを使用した場合に可能であるとしても、導電性センサを使用して検出することがより困難であろう。代替的にまたは組み合わせて、指標液体内の製品の検出能力を改良するために、低塩分の指標液体が、製品と指標液体との間の導電性のより大きい差を導くために使用されてもよく、それにより、製品が指標液体と混合された場合の検出をより容易にしてもよい。同様のアプローチは、スポーツドリンクのような他の高塩分の製品に関して使用され得る。
膜内部空間内に配置されたセンサを備えることへの難問は、高圧である。今日の均質化器においては、圧力を300kPa(30bar)より10〜25MPa(100〜250bar)に増大することが一般的である。これが克服され得た場合でも、センサに追加のコストが加わり、したがって代替の測定方法に関心が向けられる。
図9は、図7aおよび図7bに示されたインラインセンサに代わって使用され得る、いわゆるサンプリングセンサシステム900を示している。さらに、指標液体の1つよりも多くの特性を測定する場合、インラインセンサを使用した1つの測定結果と、サンプリングセンサシステムによる別の測定結果と、を検出することが可能である。さらなるオプションは、連続的にデータを記録する第1センサとして膜内部空間内のセンサを使用し、予備センサシステムまたは追加の測定を実行するものとしてサンプリングセンサシステムを使用することである。
サンプリングセンサシステム900は、低圧サンプリングチャンバ904につながったチャネルが設けられた膜モジュール902を具備することが可能である。膜モジュール902内の高圧が維持され得ることを確実にするために、バルブ906がチャネルに設けられている。
低圧サンプリングチャンバ904内において、センサ908は、チャネルを介して膜モジュール902から供給された指標液体の1つ以上の特性を記録するために配置されることが可能である。したがって、センサ908は、センサ出力を解析するために、コンピュータのような制御デバイス910に接続されていてもよい。
図10a、図10b、および図10cは、サンプリングセンサシステム1000の構成例の異なった視点における図を示している。この例示的な構成において、ポンプブロック1002の上部には、バルブ1004、導管1006、および低圧サンプリングチャンバ1008が設けられている。さらに、アキュムレータ1010が指標液体の一部を吸い上げるために使用されることが可能であり、この特別な例においては、ゲルであるように選択されている。測定後、指標液体は再度膜内部空間に押し込まれる。
図11は、食品加工システム1100の一部の構成の例を概略的に示している。この例において、セパレータ1102はピストンポンプ手段1104の上流に配置され、スプレードライヤ1106は前述のピストンポンプ手段1104の下流に配置されている。随意的に、熱処理ステーション1108、脱気器1110、または設備の他の一部が、同様にシステムの一部であってよい。
ピストンポンプ手段1104には膜1112が設けられ、この膜は製品が油圧オイルチャンバ1114内に配置された油圧オイルから分離され続けるために設けられている。油圧オイルを備えることによって、1つまたは複数のピストン1116からの圧力は、前述の通り膜1112に伝達されることが可能である。
例えば、セパレータ1102が放出した場合、または閉塞がスプレードライヤ1106内に生じた場合のように、突然の圧力上昇がピストンポンプ手段1104の製品チャンバに生じた場合、この圧力上昇は膜1112を介して油圧オイルチャンバ1114に拡散される。圧力逃がしバルブ1118を開放することによって、圧力上昇は、油圧オイルチャンバ1114から容器1120に油圧オイルを放出することで減少される。このようにして、ライン圧力逃がしバルブが使用された場合、すなわち例えばピストンポンプ手段1104とスプレードライヤ1106との間のパイプに圧力逃がしバルブが配置されている場合、圧力上昇または圧力ピークは製品を損なうことなく排除され得る。
油圧オイルが容器1120に供給されるので、油圧オイルは油圧オイルチャンバ1114に再供給されてもよく、これにより油圧オイルは再使用されることが可能であり、もちろんこのことは経済および環境の両方の観点から有利である。
少ない製品損失の利点とは別に、前述の圧力逃がしバルブ1118を備えることは、食品加工プラント内の安全性も改善するだろう。例えばスプレードライヤ内のノズルの閉塞によって、油圧チャンバ内の圧力が設定されたしきい値よりも高くなるとすぐに、油圧オイルチャンバ内の圧力は減少され、それによりピストンは追加的に圧力を増加させない。
さらなる利点は、ピストンポンプ手段のギアボックスまたは他の部品の摩耗が、圧力逃がしバルブによって減少されることである。
時々、「膜」の代わりに「ダイヤフラム」との用語が使用される。本明細書においては、これらの2つの用語の間に差異はなく、それらは、本明細書において、弾性構造が2つの流体を区別して維持することを可能にするとして理解されるべきである。
本発明は、いくつかの実施形態を参照してこれまでに記載されてきた。しかしながら、前述に開示された以外の他の実施形態が、添付の特許請求の範囲によって定義されたような、本発明の範囲内において等しく実施可能であることは、当業者によって既に理解された。
100 ・・・均質化器
101 ・・・主駆動モータ
102 ・・・ベルトトランスミッション
103 ・・・ギアボックス
104 ・・・クランクケース
105 ・・・ポンプピストン
106、304、1002 ・・・ポンプブロック
107 ・・・第1均質化デバイス
108 ・・・第2均質化デバイス
200 ・・・製品チャンバ
202 ・・・シール
204 ・・・ピストン受容要素
300 ・・・ウェットエンド
302 ・・・ピストン
306、602 ・・・第1膜
308、604 ・・・第2膜
310 ・・・油圧オイルチャンバ
312 ・・・膜内部空間
314 ・・・製品チャンバ
316 ・・・高圧安全弁
318 ・・・サンプルチャネル
400、500 ・・・膜
402 ・・・隆起部
404 ・・・外周
406 ・・・中間セクション
502 ・・・主本体
504 ・・・コーティング
600、902 ・・・膜モジュール
606 ・・・膜リング
608 ・・・センサ
700 ・・・導電性センサ
702 ・・・本体
704 ・・・第1電極
706 ・・・第2電極
708 ・・・空間
900 ・・・サンプリングセンサシステム
904 ・・・低圧サンプリングチャンバ
906 ・・・チャネル
908 ・・・センサ
910 ・・・制御デバイス
1000 ・・・サンプリングセンサシステム
1004 ・・・バルブ
1006 ・・・導管
1008 ・・・低圧サンプリングチャンバ
1010 ・・・アキュムレータ
1100 ・・・食品加工システム
1102 ・・・セパレータ
1104 ・・・ピストンポンプ手段
1106 ・・・スプレードライヤ
1108 ・・・熱処理ステーション
1110 ・・・脱気器
1112 ・・・膜
1114 ・・・油圧オイルチャンバ
1118 ・・・圧力逃がしバルブ
1120 ・・・容器

Claims (16)

  1. 第1側および第2側を備えた主本体を具備した膜であって、
    前記主本体は弾性材料から形成されており、前記主本体の前記第2側にはコーティングが施され、
    該コーティングはプラスチック材料から形成されていることを特徴とする膜。
  2. 前記弾性材料はゴムであることを特徴とする請求項1に記載の膜。
  3. 前記ゴムはエチレンプロピレンジエンモノマ(EPDM)であることを特徴とする請求項2に記載の膜。
  4. 前記プラスチック材料はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜。
  5. 第1膜と、
    第2膜と、を具備した膜手段であって、
    前記第1膜および/または前記第2膜は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の膜であることを特徴とする膜手段。
  6. 前記第1膜と前記第2膜との間に配置された指標液体をさらに具備していることを特徴とする請求項5に記載の膜手段。
  7. 前記指標液体は塩水であることを特徴とする請求項6に記載の膜手段。
  8. 膜内部空間が形成されるように、前記第1膜と前記第2膜とを互いに接続した膜リングをさらに具備し、前記膜内部空間は前記指標液体を保持するように構成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の膜手段。
  9. 前記膜リング内にサンプリング開口をさらに具備していることを特徴とする請求項8に記載の膜手段。
  10. 前記指標液体の少なくとも1つの特性を記録するように構成されたセンサをさらに具備していることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の膜手段。
  11. 前記センサは、導電性を記録するように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の膜手段。
  12. 前記センサは、前記膜内部空間内に配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載の膜手段。
  13. 少なくとも1つの、請求項1〜4のいずれか一項に記載の膜を具備していることを特徴とするピストンポンプ手段。
  14. 請求項5〜12のいずれか一項に記載の膜手段を具備していることを特徴とするピストンポンプ手段。
  15. 請求項13または14に記載のピストンポンプ手段を具備していることを特徴とする均質化器。
  16. 請求項13または14に記載のピストンポンプ手段を具備していることを特徴とする加工システム。
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