JP2016500933A - キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法 - Google Patents

キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016500933A
JP2016500933A JP2015521165A JP2015521165A JP2016500933A JP 2016500933 A JP2016500933 A JP 2016500933A JP 2015521165 A JP2015521165 A JP 2015521165A JP 2015521165 A JP2015521165 A JP 2015521165A JP 2016500933 A JP2016500933 A JP 2016500933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
ack
tdd
fdd
pdsch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015521165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016500933A5 (ja
JP6271535B2 (ja
Inventor
ジャンペン イン
ジャンペン イン
山田 昇平
昇平 山田
ジョン ミカエル コワルスキー
ジョン ミカエル コワルスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JP2016500933A publication Critical patent/JP2016500933A/ja
Publication of JP2016500933A5 publication Critical patent/JP2016500933A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6271535B2 publication Critical patent/JP6271535B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • H04L5/0055Physical resource allocation for ACK/NACK
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1854Scheduling and prioritising arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1861Physical mapping arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

キャリアアグリゲーションを行うための端末装置(UE)が記載される。UEは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリに記憶された命令とを含む。UEは、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルをもつワイヤレス通信ネットワークにおける上りリンク制御情報(UCI)送信セルを確定する。UEは、また、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する。UEは、さらに、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する。加えて、UEは、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する。

Description

本開示は、一般に、通信システムに関する。より具体的には、本開示は、キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法に関する。
ワイヤレス通信デバイスは、消費者ニーズを満たし、可搬性と便利さとを改善するためにより小さくより強力になった。消費者は、ワイヤレス通信デバイスに依存するようになり、高信頼性のサービス、カバレッジエリアの拡大および機能性の向上を期待するようになった。ワイヤレス通信システムは、多数のワイヤレス通信デバイスに通信を提供し、それぞれのデバイスが基地局によるサービスを享受する。基地局は、ワイヤレス通信デバイスと通信するデバイスである。
ワイヤレス通信デバイスが進歩するにつれて、通信容量、速度、フレキシビリティおよび/または効率の向上が求められてきた。しかしながら、通信容量、速度、フレキシビリティおよび/または効率を向上させることがいくつかの問題を提起することがある。
例えば、ワイヤレス通信デバイスは、通信構造を用いて1つ以上のデバイスと通信する。しかしながら、用いられる通信構造は、限られたフレキシビリティおよび/または効率を提供するに過ぎない。この考察により示されるように、通信のフレキシビリティおよび/または効率を向上させるシステムおよび方法が有益であろう。
本発明の一実施形態は、キャリアアグリゲーションを行うための端末装置(UE:User Equipment)を開示し、UEは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリとを備え、メモリに記憶された命令は、セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK:Hybrid Automatic Repeat Request Acknowledgement/Negative Acknowledgement)送信タイミングを確定するように実行可能であり、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD:frequency division duplexing)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD:time division duplexing)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、第1セルのためのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、プライマリセルのためのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、前記メモリに記憶された前記命令は、さらにPDSCH HARQ−ACK情報をPDSCH HARQ−ACK送信タイミングに基づいて送信するように実行可能である。
本発明の別の実施形態は、キャリアアグリゲーションを行うための基地局装置(eNB:evolved Node B)を開示し、eNBは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリとを備え、メモリに記憶された命令は、セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定するように実行可能であり、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、第1セルのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、プライマリセルのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、前記メモリに記憶された前記命令は、さらにPDSCH HARQ−ACK情報をPDSCH HARQ−ACK送信に基づいて受信するように実行可能である。
本発明の別の実施形態は、端末装置(UE)によってキャリアアグリゲーションを行うための方法を開示し、方法は、セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定することを備え、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、第1セルのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、プライマリセルのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、前記方法は、さらにPDSCH HARQ−ACK送信タイミングに基づいてPDSCH HARQ−ACK情報を送信することを備える。
本発明の別の実施形態は、基地局装置(eNB)によってキャリアアグリゲーションを行うための方法を開示し、方法は、セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定することを備え、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、第1セルのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、プライマリセルのPDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、前記方法は、さらにPDSCH HARQ−ACK情報をPDSCH HARQ−ACK送信に基づいて受信することを備える。
キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法が実装された1つ以上の基地局装置(eNB)および1つ以上の端末装置(UE)の一構成を示すブロック図である。 UEによってキャリアアグリゲーションを行うための方法の一実装を示すフロー図である。 eNBによってキャリアアグリゲーションを行うための方法の一実装を示すフロー図である。 本明細書に開示されるシステムおよび方法に従って用いられる無線フレームの一例を示す図である。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によるいくつかの時分割多重(TDD)上り下りリンク(UL−DL)構成を示す図である。 UL−DL構成oneをもつTDDセルのアソシエーション・タイミングの具体的な実装を示す。 周波数分割多重(FDD)セルのアソシエーション・タイミングを示す。 UEによってキャリアアグリゲーションを行うための方法のより具体的な実装を示すフロー図である。 eNBによってキャリアアグリゲーションを行うための方法のより具体的な実装を示すフロー図である。 UEにおいて利用される様々なコンポーネントを示す。 eNBにおいて利用される様々なコンポーネントを示す。 キャリアアグリゲーションを行うためのシステムおよび方法が実装されたUEの一構成を示すブロック図である。 キャリアアグリゲーションを行うためのシステムおよび方法が実装されたシステムおよび方法が実装されたeNBの一構成を示すブロック図である。
キャリアアグリゲーションを行うためのUEが開示される。UEは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリとを含む。実行可能な命令は、メモリに記憶される。UEは、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおける上りリンク制御情報(UCI:uplink control information)送信セルを確定する。UEは、また、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する。UEは、さらに、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する。加えて、UEは、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する。
UEは、また、第1セルに関わるPDSCHスケジューリングを確定する。PDSCHスケジューリングは、クロスキャリアスケジューリングを含みうる。第1セルのスケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに基づく。第1セルに関わるPDSCHスケジューリングは、スケジューリング・セルの下りリンク割り当てサブフレームで生じる。スケジューリング・セルは、TDDセルであってもよい。UEは、第1セルに関わる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションも確定する。
第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、UCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含んでもよい。UCI送信セルがFDDであり、第1セルがTDDセルであってもよい。
第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定するステップは、第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含んでもよい。UCI送信セルがFDDであり、第1セルがTDDセルであってもよい。
加えて、UEは、プライマリセル(PCell:primary cell)を確定する。PCellがTDDセルであり、UCI送信セルが参照セルであってもよい。参照セルは、FDDセルであってもよい。
UEは、UCI送信のための第2のUCI送信セルも確定してよい。UCI送信セルと第2のUCI送信セルとは異なる多重を利用する。加えて、UEは、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する。FDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、UCI送信セルによって送信され、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、第2のUCI送信セルによって送信される。PDSCH HARQ−ACK情報は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)またはPUSCH上のうちの1つで送信される。
キャリアアグリゲーションを行うためのeNBも記載される。eNBは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリとを備える。実行可能な命令は、メモリに記憶される。eNBは、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定する。eNBは、また、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する。eNBは、さらに、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する。加えて、eNBは、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する。
UEによってキャリアアグリゲーションを行うための方法も記載される。方法は、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定するステップを含む。方法は、また、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択するステップを含む。方法は、さらに、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定するステップを含む。加えて、方法は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信するステップを含む。
eNBによってキャリアアグリゲーションを行うための方法も記載される。方法は、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定するステップを含む。方法は、また、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択するステップを含む。方法は、さらに、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定するステップを含む。加えて、方法は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで受信するステップを含む。
「3GPP」とも呼ばれる第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)は、第3および第4世代ワイヤレス通信システムに関する世界的に適用可能な技術仕様および技術レポートを定めることを目指した連携合意である。3GPPは、次世代モバイル・ネットワーク、システムおよびデバイスに関する仕様を定める。
3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)は、将来の要求に対処すべくユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイルフォンまたはデバイス規格を改善するためのプロジェクトに与えられた名称である。一態様において、UMTSは、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)および進化型ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)にサポートおよび仕様を提供するために修正された。
本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくともいくつかの態様は、3GPP LTE、LTEアドバンスト(LTE−A)および他の規格(例えば、3GPPリリース8、9、10および/または11)に関して記載される。しかしながら、本開示の範囲は、この点で限定されるべきではない。本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくともいくつかの態様は、他のタイプのワイヤレス通信システムに利用されてもよい。
ワイヤレス通信デバイスは、音声および/またはデータを基地局へ通信するために用いられる電子デバイスであり、次には基地局がデバイスのネットワーク(例えば、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、インターネットなど)と通信する。本明細書にシステムおよび方法を記載する際に、ワイヤレス通信デバイスは、代わりに、移動局、UE、アクセス端末、加入者局、移動端末、遠隔局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、モバイルデバイスなどと呼ばれることもある。ワイヤレス通信デバイスの例は、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、ラップトップコンピュータ、ネットブック、電子書籍リーダ、ワイヤレス・モデムなどを含む。3GPP仕様では、ワイヤレス通信デバイスは、典型的にUEと呼ばれる。しかしながら、本開示の範囲は、3GPP規格に限定されるべきではないので、より一般的な用語「ワイヤレス通信デバイス」を意味するために、本明細書では用語「UE」および「ワイヤレス通信デバイス」が同義で用いられる。
3GPP仕様では、基地局は、典型的にNode B、eNB、home enhancedまたはevolved Node B(HeNB)、あるいはいくつかの他の同様の用語で呼ばれる。本開示の範囲は、3GPP規格に限定されるべきではないので、より一般的な用語「基地局」を意味するために、本明細書では用語「基地局」、「Node B」、「eNB」および「HeNB」が同義で用いられる。さらにまた、用語「基地局」は、アクセスポイントを示すために用いられてもよい。アクセスポイントとは、ワイヤレス通信デバイスのためにネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、インターネットなど)へのアクセスを提供する電子デバイスである。用語「通信デバイス」は、ワイヤレス通信デバイスおよび/または基地局の両方を示すために用いられる。
本明細書では、「セル」は、インターナショナル・モバイル・テレコミュニケーションズ−アドバンスト(IMT−Advanced:International Mobile Telecommunications−Advanced)またはその拡張に用いるべく、UEとeNBとの間の通信のためのプロトコルが規格化によって指定され、または規制団体によって管理される通信チャネルの任意のセットを指し、そのすべてまたはそのサブセットが、eNBとUEとの間の通信に用いることが認可されたバンド(例えば、周波数バンド)として3GPPに採用されることに留意すべきである。「設定されたセル(configured cell)」は、UEが認識しており、情報を送信または受信することがeNBによって許可されたセルである。「設定されたセル(単数または複数)」は、在圏セル(単数または複数)であってもよい。UEは、すべての設定されたセル上でシステム情報を受信して必要な測定を行う。「アクティブ化されたセル(activated cell)」は、UEが送受信を行っている設定されたセルである。すなわち、アクティブ化されたセルは、UEが物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)をモニタする対象となるセルであり、下りリンク送信の場合には、UEがPDSCHを復号する対象となるセルである。「非アクティブ化されたセル(deactivated cell)」は、UEが送信PDCCHをモニタしていない設定されたセルである。留意すべきは、「セル」が異なる次元の観点から記載されることである。例えば、「セル」は、時間、空間(例えば、地理的)および周波数特性を有する。
本明細書に開示されるシステムおよび方法は、キャリアアグリゲーションを記載する。いくつかの構成において、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、ハイブリッド多重を用いたLTE拡張キャリアアグリゲーション(eCA)を記載する。例えば、PCellが周波数分割多重(FDD)を用いて設定され、セカンダリセル(SCell:secondary cell)が時分割多重(TDD)を用いて設定される場合に関して、アソシエーション・タイミングが記載される。加えて、PCellがTDDを用いて設定され、SCellがFDDを用いて設定される場合に関しても、アソシエーション・タイミングが記載される。
現在、FDDおよびTDDという2つのLTE多重システムがある。しかしながら、現在のアプローチの下で、FDDおよびTDDシステムは、CAのために一緒に機能することはできない。例えば、既知のアプローチ(例えば、LTEリリース10(以下、「リリース10」))および提案されたアプローチ(例えば、LTEリリース11(以下、「リリース11」))の下で、キャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)は、複数のFDDセルまたは複数のTDDセルのいずれかに許可されるが、両方のセル・タイプのハイブリッドに対しては許可されない。
キャリアアグリゲーションは、1つより多いキャリアの同時利用を指す。キャリアアグリゲーションでは、1つより多いキャリアがUEへアグリゲートされる。一例において、キャリアアグリゲーションは、UEが利用できる有効バンド幅を増加させるために用いられる。リリース10におけるTDD CAおよびリリース11におけるバンド内CAに対して、同じTDD上り下りリンク(UL−DL)構成を用いる必要がある。リリース11では、複数の異なるTDD UL−DL構成を用いたバンド間TDD CAがサポートされる。複数の異なるTDD UL−DL構成を用いたバンド間TDD CAは、CAの展開のためにTDDネットワークのフレキシビリティを提供する。そのうえ、トラフィックアダプテーションにより強化された干渉管理(eIMTA:enhanced interference management with traffic adaptation)が、ネットワーク・トラフィック負荷に基づくフレキシブルなTDD UL−DL再構成を可能にする。しかしながら、いずれの現在のアプローチにおいても、ハイブリッド多重ネットワーク(例えば、FDDおよびTDDセルの両方をもつネットワーク)でCAはサポートされない。留意すべきは、本明細書に用いられる用語「同時の」およびその変形は、2つ以上のイベントが時間的に重なり合うか、および/または時間的に互いに接近して生じることを示すことである。加えて、「同時の」およびその変形は、2つ以上のイベントが正確に同時刻に生じることを意味しても、しなくてもよい。
FDDセルは、スペクトルにおける切れ目なく連続したサブセットが、ULまたはDLのいずれかには専ら割り当てられるが、両方には割り当てられないスペクトル(例えば、無線通信周波数)を必要とする。従って、FDDは、対をなすキャリアを有しても、有さなくてもよい(例えば、ULよりDLキャリアを有してもよい)。しかしながら、TDDは、同じキャリア周波数上にULおよびDLリソースを割り当てる。それゆえに、TDDは、スペクトルの使用法により多くのフレキシビリティを提供する。ワイヤレスネットワーク・トラフィックの増加に伴い、かつスペクトル資源が非常に貴重になるにつれて、新たに割り当てられるスペクトルは、再分化される傾向にあり、より狭いバンド幅を有し、TDDおよび/またはスモールセルの展開により適する。そのうえ、TDDは、複数の異なるTDD UL−DL構成および動的なDL−UL再構成を用いたトラフィックアダプテーションを通じて、フレキシブルなチャンネル使用法を提供する。
本明細書に記載されるシステムおよび方法は、マクロセルおよびスモールセル(例えば、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなど)ヘテロジニアスネットワーク・シナリオによる、同じスケジューラ制御の下でのキャリアアグリゲーション(CA)を含む。LTEネットワーク展開のために大部分のキャリアがFDD−LTEを選択するが、多くのマーケットにおいてTDD−LTEがますます重要になっている。TDDの実装は、迅速なトラフィックアダプテーションによってスモールセルにフレキシビリティを提供する。
TDD CAおよびハイブリッド多重ネットワークに伴って、マクロセルおよびスモールセルは、異なる周波数バンドを用いる。周波数バンドは、通信チャネルが確立されたスペクトルの小区分である。例えば、典型的なCAの場合、マクロセルが低い方の周波数バンドを用い、スモールセルが高い方の周波数バンドを用いる。ハイブリッド多重ネットワークに関して、可能な組み合わせは、マクロセル上にFDD、およびスモールセル上にTDDを有することである。それゆえに、シームレス動作を可能にするために、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAには2対のアソシエーション・タイミング、すなわち、(1)物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)スケジューリングおよびPDSCH HARQ−ACKレポーティング、ならびに(2)物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKタイミングが重要である。
PDSCHスケジューリングおよびPUSCHスケジューリングは、対応するPDCCHフォーマットによって行われる。本明細書に開示されるシステムおよび方法は、提案されたリリース11および将来のLTE仕様に準拠するUEに用いることができる。例えば、PDSCHおよび/またはPUSCH送信をスケジュールするために、PDCCHもしくは拡張型PDCCH(ePDCCH)が用いられる。CAセルのPDSCH HARQ−ACKは、サポートされていれば、1つのセルもしくは複数のセルのPUCCHまたはPUSCH上でレポートされる。PUSCH HARQ−ACKは、物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ:automatic repeat request)インジケータ・チャンネル(PHICH)、PDCCHもしくはePDCCH上でシグナリングされる。提案されたリリース11および将来のLTE仕様に準拠するUEにおいて、PUSCH HARQ−ACKフィードバックには拡張型PDCCH(ePDCCH)および/または拡張型PHICH(ePHICH)も用いられる。
1つの実装では、PCellは、FDDを用いて設定されたマクロセルであり、SCellは、TDDを用いて設定されたスモールセル(例えば、ピコセル)である。ハイブリッド多重CAは、FDDを用いた少なくとも1つのセル(またはキャリア)およびTDDを用いた少なくとも1つのセル(またはキャリア)を含む。この実装(例えば、FDD PCellおよびTDD SCell)は、2つの場合、すなわち、セルフスケジューリングおよびクロスキャリアスケジューリングにさらに分類される。
ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCHスケジューリングは、次のように行われる。PDSCHセルフスケジューリングに関しては、セル上のPDSCH送信が、同じサブフレーム(例えば、同じ送信時間間隔(TTI:transmission time interval)における同じセル上の対応するPDCCH(もしくはePDCCH)によって、または下りリンク・セミパーシステント・スケジューリング(SPS:semi−persistent scheduling)リリースを指示する同じサブフレームにおける同じセル上のPDCCH(もしくはePDCCH)に対して指示される。セルフスケジューリングでは、すべてのPDSCH送信が同じセルのPDCCH(もしくはePDCCH)に対してスケジュールされるため、ハイブリッド多重ネットワークに同じ技術を用いることができる。言い換えれば、ハイブリッド多重ネットワークでは、PDSCH送信に関わるセルフスケジューリングが同じサブフレームにおける同じセル上の対応するPDCCH(もしくはePDCCH)によって行われる。
クロスキャリアスケジューリングを用いると、セル上のPDSCH送信は、別のセル上のPDCCH(もしくはePDCCH)によってスケジュールされる。ハイブリッド多重ネットワークに伴って、スケジューリング・セルがFDDセルであり、スケジュールされるセルがTDDセルであれば、PDSCH送信は、常に、FDDスケジューリング・セルによってクロスキャリアスケジュールできる。言い換えれば、クロスキャリアスケジューリングにおいて、PDSCHスケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに従う。
一方、ハイブリッド多重ネットワークに伴って、スケジューリング・セルがTDDセルであり、スケジュールされるセルがFDDセルであれば、PDSCH送信は、いくつかの制約条件を用いてクロスキャリアスケジュールされる。1つの実装では、スケジュールされるセル上のPDSCH送信は、スケジューリングTDDセル上にDLが割り当てられたサブフレームにおいてクロスキャリアスケジュールされる。それゆえに、クロスキャリアスケジューリングを用いると、スケジュールされるセルのPDSCHスケジューリングは、スケジュールリング・セルの下りリンク割り当てサブフレームにおいて生じる。
PUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKは、次のように行われる。PUSCHセルフスケジューリングのために、eNBは、下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)フォーマット0/4をもつPDCCH(もしくはePDCCH)および/または在圏セル上のPHICH(もしくはePHICH)送信を、UEを対象としたDLサブフレームにおいてスケジュールする。UEは、PDCCH(もしくはePDCCH)およびPHICH(もしくはePHICH)情報に基づいてサブフレームn+kでの対応するPUSCH送信を調整し、ここでFDDに対してkは4であり、kは、TDDセルのTDD UL−DL構成によって決定される。PUSCH HARQ−ACKレポートは、対応するアソシエーション・タイミングに従って、同じセル上のPHICH(もしくはePHICH)またはPDCCH(もしくはePDCCH)によりPUSCH送信と関連付けられる。セルフスケジューリングでは、PUSCHが同じセルのPDCCH(もしくはePDCCH)上にスケジュールされるため、同じ技術をハイブリッド多重ネットワークにおけるPUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKレポーティングに用いることができる。
クロスキャリアスケジューリングを用いると、PUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKレポーティングは、スケジューリング・セル・タイミングに従う。例えば、セル上のPUSCH送信は、別のセルからのULグラントまたはPHICH(もしくはePHICH)フィードバックによってスケジュールされる。ハイブリッド多重ネットワークに伴って、スケジューリング・セルがFDDセルであり、スケジュールされるセルがTDDセルであれば、PUSCH送信は、クロスキャリアスケジュールされる。
1つの実装では、スケジューリングFDDセルのすべてのサブフレームにULが割り当てられるため、スケジュールされるTDDセルは、常に、PUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKレポーティングにおけるFDDセル・タイミングを用いてクロスキャリアスケジュールされる。例えば、TDDセルをクロスキャリアスケジュールするために、FDDセルの一定の4ミリ秒(ms)のPUSCHスケジューリングおよびフィードバック・アソシエーション・タイミングが用いられる。
別の実装では、スケジューリングFDDセルによるクロスキャリアスケジューリングのために、TDDセルのPUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKレポーティング・タイミングが用いられる。このアプローチは、セルフスケジューリングおよびクロスキャリアスケジューリングの両方の場合に同じPUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKタイミングを保証する。
一方、スケジューリング・セルがTDDセルであり、スケジュールされるセルがFDDセルであるハイブリッド多重ネットワークを用いると、PUSCH送信は、いくつかの制約条件を用いてクロスキャリアスケジュールされる。スケジュールされるFDDセルは、PUSCHスケジューリングおよびHARQ−ACKレポーティングにおけるスケジューリングTDDセル・タイミングに従う。しかし、TDDスケジューリング・セルにDL割り当てをもつサブフレームは、スケジュールされるFDDセル上にPUSCH送信をスケジュールすることができない。例えば、FDDセルは、PUSCHスケジューリングおよびHARQ−ACKレポーティングに関わる8msの一定のターンアラウンド時間を有するが、すべてのTDD UL−DL構成は、少なくとも10msのターンアラウンド時間を有する。それゆえに、スケジューリング・セルがTDDセルであり、スケジュールされるセルがFDDであるとき、クロスキャリアスケジューリングを伴うハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPUSCHスケジューリングおよびHARQ−ACKレポーティングにFDDセル・タイミングを適用することはできない。
加えて、2つより多いセルをもつハイブリッド多重ネットワークのCAに対して、PUSCHクロスキャリアスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKレポーティングのための参照セルが用いられてもよい。例えば、PCellがTDDセルであれば、PUSCHクロスキャリアスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKレポーティングのための参照セルとしてFDDセルが設定されてもよい。
ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングは、次のようにスケジュールされる。FDDおよびTDDネットワークではPDSCH HARQ−ACKレポーティングが非常に異なる。FDDを用いると、サブフレームnにおけるPDSCH送信に対するHARQ−ACKは、サブフレームn+4におけるPUCCHまたはPUSCH送信でレポートされる。しかしながら、TDDを用いると、PDSCH HARQ−ACKは、UL割り当てをもつサブフレーム上でしかレポートされない。それゆえに、TDDでは、PDSCH HARQ−ACKレポーティングのためにULサブフレームが1つより多いDLサブフレームと関連付けられる。それに従って、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるマルチセルHARQ−ACKレポーティングが指定される。
ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングは、PDSCH HARQ−ACK情報を1つのセルのみにおけるPUCCH上でレポートすることを含む。例えば、PDSCH HARQ−ACK情報は、PCellのPUCCH上でレポートされる。リリース10およびリリース11では、FDD CAおよび複数の同じかまたは異なるTDD UL−DL構成を用いたTDD CAに関して、PUCCHは、PCell上でレポートされる。ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関しても、PUCCHをPCell上でレポートできる。
1つの実装では、PCellがFDDを用いて設定されていれば、すべてのTDDセルにFDD PDSCHアソシエーション・タイミングが適用される。例えば、TDDセルは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングの際に、FDDセルのタイミングに従う。FDDセル上のすべてのサブフレームでDLが利用できるため、TDDセル上のPDSCH HARQ−ACK情報は、常に、FDDセル(例えば、PCell)の対応するUL上でレポートされる。それゆえに、TDDセルは、ULおよびDLに対して別個の周波数キャリアではなく単一の周波数キャリア上で動作する、半二重FDDセルとして取り扱われる。言い換えれば、TDDセルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションは、FDDセルのPDSCHアソシエーション・タイミングに従う。
この実装は、TDDセルの数およびTDDセルのTDD UL−DL構成に関わらず適用される。そのうえ、この実装は、アソシエーション・タイミングを変更することなしにフレキシブルなTDD UL−DL再構成を提供する。それゆえに、この実装は、トラフィックアダプテーションにより強化された干渉管理(eIMTA)にさらに良好なサポートを提供する。
このアプローチは、複数の異なるUL−DL構成を利用するハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに簡単で一貫性のあるタイミングを提供する。そのうえ、PDSCH HARQ−ACKペイロードが小さくなり、すべてのULサブフレームにより均等に配分される。この実装を用いると、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAをFDDネットワークにおけるCAの特別の場合として取り扱うことができる。
スケジューリング・セルがFDDを用いて設定され、スケジュールされるセルがTDDを用いて設定されたクロスキャリアスケジューリングの場合には、この実装は、スケジューリング・セルのタイミングをスケジュールされるセルに適用することを可能にする。この実装は、セルフスケジューリングにも用いることができる。
PDSCH HARQ−ACKに加えて、FDDおよびTDDセルのチャンネル状態情報(CSI)レポートがPCellのみのPUCCH上でレポートされてもよい。CSIおよびPDSCH HARQ−ACKを含んだUCIが最小Cell_IDをもつ割り当てられたセルのPUSCH上でレポートされてもよい。
別の実装では、ハイブリッド多重ネットワークにおける各セルは、それ自体のタイミングに従う。ULサブフレームnにおいて、すべてのセルのPDSCH HARQ−ACKビットが各セル自体のアソシエーション・タイミングに基づいて生成される。すべてのセルのPDSCH HARQ−ACKビットは、次に、PCellにおけるPUCCH上で多重されて、レポートされる。サブフレームnにPUSCHがスケジュールされる場合、PDSCH HARQ−ACKビットは、最小Cell_IDをもつセルのPUSCH上で多重される。
PCellがFDDを用いて設定されていれば、TDD SCellは、それ自体のPDSCHアソシエーション・タイミングを維持する。例えば、PCellがFDDを用いて設定されている場合、すべてのサブフレームでULサブフレームが利用できる。それゆえに、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAの1つの実装では、それ自体のPDSCH HARQ−ACKタイミングに従うTDDセルは、常に、PDSCH HARQ−ACKをPCellにおけるUL上でレポートする。言い換えれば、TDD SCellに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定するとき、TDD SCellは、TDD SCellのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持する。
この実装は、たとえハイブリッド多重ネットワークが同じかまたは異なるTDD UL−DL構成をもつ複数のTDDセルを含んでも適用される。このアプローチは、複数の異なるULサブフレームに不均衡なPDSCH HARQ−ACKペイロードをもたらす。TDDセルにULが割り当てられたサブフレームにおいて、PUCCHまたはPUSCHレポーティングは、TDDセルにDLが割り当てられたサブフレームより多くのHARQ−ACKビットを運ぶ。
セルフスケジューリングを用いたPDSCH送信に対して、この実装は、各セルのPDSCH HARQ−ACKタイミングを維持する。PDSCH HARQ−ACKビットは、PCellにおけるPUCCH上で多重されて、レポートされる。クロスキャリアスケジューリングにもこの実装が適用できる。1つの場合には、クロスキャリアスケジューリングを用いたPDSCH送信のために、スケジューリング・セルのPDSCH HARQ−ACKタイミングが用いられる。別の場合には、クロスキャリアスケジューリングを用いたPDSCH送信のために、スケジュールされるセルのPDSCH HARQ−ACKタイミングが用いられる。
ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングのさらに別の実装では、PCellがTDDセルであれば、レポーティング・セルを用いることができる。マクロセルおよびスモールセル構成は、PCellがマクロセルであり、SCellがスモールセルであることを必ずしも意味しないことに留意すべきである。いくつかの場合には、PCellがスモールセルであり、SCellがマクロセルであってもよい。それゆえに、上記のシステムおよび方法は、PCellがFDDを用いて設定され、SCellがTDDを用いて設定された場合について主に考察されるが、別の実装では、PCellがTDDを用いて設定され、SCellがFDDを用いて設定されてもよい。
FDDタイミングは、TDDタイミングと比べて、簡単で一貫性がある。TDDタイミングは、より大きいセルの傘下に置かれるか、またはより大きいセルと結合されたエリアと空間的に関連するスモールセルのセットに現れる、異なるTDD UL−DL構成によって異なる。従って、UCI(例えば、PDSCH HARQ−ACKおよびCSI)をレポートするためにはFDDセル(より大きいセル)を用いる方がよいであろう。それゆえに、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに対して、たとえPCellがTDDセルであっても、(参照セルとも記される)PDSCH HARQ−ACKレポーティング・セルとしてFDDセルが設定される。言い換えれば、PDSCH HARQ−ACKレポーティングは、FDDを用いて設定されたSCell上で行われる。PDSCH HARQ−ACKレポーティング・セルまたは参照セルは、UCIレポーティング・セル(例えば、UCI送信セル)または参照セルであり、従って、UCIレポーティング・セル上ですべてのUCIがレポートされる。UCIは、HARQ−ACKおよびチャンネル状態情報(CSI)を含む。CSIは、チャネル品質インジケータ(CQI)および/またはランク指標(RI:rank indication)および/またはプレコーディングマトリックス識別子(PMI:precoding matrix indicator)および/またはプレコーディングタイプ識別子(PTI:precoding type indicator)などを含む。
別の実装では、PDSCH HARQ−ACKレポーティング・セルまたはUCIレポーティング・セルは、最小Cell_IDをもつFDDセルとして暗黙的に決定される。加えて、PDSCH HARQ−ACKレポーティング・セルまたはUCIレポーティング・セルは、物理(PHY:physical)層シグナリングによって(例えば、同期、ブロードキャスト信号、システム情報ブロック(SIB:system information block)1および/またはSIBメッセージで)設定されてもよい。そのうえ、PDSCH HARQ−ACKレポーティング・セルまたはUCIレポーティング・セルは、上位層シグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC:radio resource control)シグナリング)によって設定されてもよい。それゆえに、すべてのセルのPDSCH HARQ−ACKは、設定されたレポーティング・セルのPUCCHまたはPUSCH上でレポートされる。
ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングは、FDDセルとTDDセルでは別個で独立していてもよい。言い換えれば、セルは、多重ごとに独立したPUCCHおよび/またはPUSCHレポートを維持してもよい。
TDDおよびFDDシステムは、非常に異なるPDSCH HARQ−ACKアソシエーション・タイミングを有する。また、PDCCH(もしくはePDCCH)フォーマットおよびCSI評価ならびにレポートについてもかなり違いがある。それゆえに、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAの実装では、FDDセルおよびTDDセルが別個の独立したPDSCH HARQ−ACKレポーティングおよびCSIフィードバック・メカニズムを維持してもよい。例えば、すべてのFDDセルに関わるPCell(またはアンカーセル)として1つのFDDセルが設定され、すべてのTDDセルに関わるPCell(またはアンカーセル)として1つのTDDセルが設定される。FDDセルは、リリース10/11におけるようにCAを行い、TDDセルは、すべてのTDDセルが同じTDD UL−DL構成を有する場合にリリース10におけるようにCAを行い、あるいは、TDDセルは、TDDセルに異なるTDD UL−DL構成が用いられる場合にはリリース11におけるようにCAを行う。それゆえに、PCellがFDDを用いたマクロセルであり、SCellがTDDを用いたスモールセルであれば、スモールセルは、マクロセルとは別個の独立したPUCCHレポーティングを行うことができる。
ハイブリッド多重ネットワークにおいて、PCellは、FDDセルまたはTDDセルであってもよい。FDD PCellおよびTDD PCellがハイブリッド多重ネットワークにおけるCAを行うように設定されたPCellまたはSCellであってもよい。FDD PCellは、FDDアンカーセルとしても設定される。そのうえ、TDD PCellは、TDDアンカーセルとしても設定される。FDD PCell(もしくはFDDアンカーセル)またはTDD PCell(もしくはTDDアンカーセル)がPCellまたはセカンダリPCellであってもよい。
それゆえに、すべてのFDDセルではPDSCH HARQ−ACKをレポートするためにFDD PCell上のPUCCHが用いられ、すべてのTDDセルではPDSCH HARQ−ACK情報をレポートするためにTDD PCell上のPUCCHが用いられる。従って、ハイブリッド多重ネットワークを用いたCAでは、SCell上のPUCCHレポーティングがサポートされ、所与のSCellがアンカーセルまたはセカンダリセルPCellとして動作する。
UCI(例えば、PDSCH HARQ−ACK情報および/またはCSI)がFDDセルのみに関してレポートされるサブフレームでは、UCIは、FDD PCellのPUCCH上でレポートされる。UCI(例えば、PDSCH HARQ−ACK情報および/またはCSI)がTDDセルのみに関してレポートされるサブフレームでは、UCIは、TDD PCellのPUCCH上でレポートされる。
同じサブフレームにおいてFDDセルおよびTDDセル上の両方のPDSCH HARQ−ACKビットをレポートするために、2つの実装を用いることができる。1つの実装では、複数のPUCCHがFDD PCell(もしくはFDDアンカーセル)およびTDD PCell(もしくはTDDアンカーセル)上で同時にレポートされる。別の実装では、1つだけのPUCCHがレポートされ、FDDおよびTDDセルの両方のPDSCH HARQ−ACKビットがPCellのみのPUCCH上で多重されて、レポートされる。
FDDおよびTDDセルでは独立したレポーティングを用いて、PUSCH上でPDSCH HARQ−ACK情報またはCSIをレポートしてもよい。1つの実装では、すべてのFDDセルのPDSCH HARQ−ACK情報およびCSIは、最小Cell_IDをもつFDDセルの割り当てられたPUSCH上でレポートされる。すべてのTDDセルのPDSCH HARQ−ACK情報および/またはCSIも、最小Cell_IDをもつTDDセルの割り当てられたPUSCH上でレポートされる。別の実装では、FDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報および/またはCSIレポーティング、ならびにTDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報および/またはCSIレポーティングが異なるチャネル・フォーマットを用いる。例えば、FDDセルのPDSCH HARQ−ACK情報およびCSIがPUCCH上でレポートされ、TDDセルのPDSCH HARQ−ACK情報およびCSIがPUSCH上でレポートされ、逆もまた同様である。さらに別の実装では、すべてのFDDおよびTDDセルのPDSCH HARQ−ACK情報およびCSIが最小Cell_IDをもつセルの割り当てられたPUSCH上で一緒に多重されて、レポートされる。
留意すべきは、PCellがFDDまたはTDDのいずれに設定されても、FDDおよびTDDセルによる(PUCCHまたはPUSCH上の)独立したレポーティングを用いうることである。そのうえ、留意すべきは、FDDおよびTDDセルによる(PUCCHまたはPUSCH上の)独立したレポーティングがセルフスケジューリングおよびクロスキャリアスケジューリングの両方に適用されることである。
本明細書に開示されるシステムおよび方法は、以下の利益を提供する。FDDおよびTDDセルを含むハイブリッド多重ネットワークにおけるCAがシームレスに動作する。UEによってFDDおよびTDDの両方を用いるときに、リソース利用がフレキシブルである。HARQ−ACKレポーティング方法がTDDセルの動的なUL−DL再構成をサポートする。異なる多重方法を用いたキャリアにより、PUCCHまたはPUSCH上で独立した上りリンク制御情報(UCI)レポーティングが行われる。異なる多重方法を用いたキャリアに対するスタンドアロン動作がサポートされる。ハイブリッドCAシナリオでのTDDセル上のFDDセル・タイミングの使用がサポートされる。加えて、物理(PHY)層シグナリング、暗黙的なシグナリングおよび/または上位層シグナリングによるレポーティング・セル(または参照セル)の実装がサポートされる。
次に図面を参照して本明細書に開示されるシステムおよび方法の様々な例が記載される。図面中、同様の参照番号は、機能的に類似した要素を示す。本明細書において図面に一般的に記載され、説明されるシステムおよび方法は、多種多様に異なった実装に配置し、かつ設計することができるであろう。従って、図面に表現される、いくつかの実装の以下のさらに詳細な記載は、特許請求の範囲を限定するものではなく、システムおよび方法を単に代表するに過ぎない。
図1は、キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法が実装された1つ以上のeNB160および1つ以上のUE102の一構成を示すブロック図である。1つ以上のUE102は、1つ以上のアンテナ122a〜nを用いて1つ以上のeNB160と通信する。例えば、UE102は、1つ以上のアンテナ122a〜nを用いてeNB160へ電磁信号を送信し、かつeNB160から電磁信号を受信する。eNB160は、1つ以上のアンテナ180a〜nを用いてUE102と通信する。
UE102およびeNB160は、相互に通信するために1つ以上のチャネル119、121を用いる。例えば、UE102は、1つ以上の上りリンク・チャネル121を用いてeNB160へ情報またはデータを送信する。上りリンク・チャネル121の例は、PUCCHおよびPUSCHなどを含む。1つ以上のeNB160も、例として、1つ以上の下りリンク・チャネル119を用いて1つ以上のUE102へ情報またはデータを送信する。下りリンク・チャネル119の例は、PDCCH、PDSCHなどを含む。他の種類のチャネルが用いられてもよい。
1つ以上のUE102のそれぞれは、1つ以上のトランシーバ118、1つ以上の復調器114、1つ以上のデコーダ108、1つ以上のエンコーダ150、1つ以上の変調器154、データバッファ104およびUEオペレーション・モジュール124を含む。例えば、1つ以上の受信および/または送信経路がUE102に実装される。便宜上、UE102では単一のトランシーバ118、デコーダ108、復調器114、エンコーダ150および変調器154のみが示されるが、複数の並列要素(例えば、トランシーバ118、デコーダ108、復調器114、エンコーダ150および変調器154)が実装されてもよい。
トランシーバ118は、1つ以上の受信機120および1つ以上の送信機158を含む。1つ以上の受信機120は、1つ以上のアンテナ122a〜nを用いてeNB160から信号を受信する。例えば、受信機120は、1つ以上の受信信号116を作り出すために信号を受信してダウンコンバートする。1つ以上の受信信号116は、復調器114へ供給される。1つ以上の送信機158は、1つ以上のアンテナ122a〜nを用いてeNB160へ信号を送信する。例えば、1つ以上の送信機158は、1つ以上の変調信号156をアップコンバートして送信する。
復調器114は、1つ以上の復調信号112を作り出すために1つ以上の受信信号116を復調する。1つ以上の復調信号112は、デコーダ108へ供給される。UE102は、信号を復号するためにデコーダ108を用いる。デコーダ108は、1つ以上の復号信号106、110を作り出す。例えば、第1のUE複合信号106は、受信したペイロード・データを備え、このデータがデータバッファ104に記憶される。第2のUE復号信号110は、オーバーヘッド・データおよび/または制御データを備える。例えば、第2のUE復号信号110は、1つ以上のオペレーションを行うためにUEオペレーション・モジュール124によって用いられるデータを供給する。
本明細書では、用語「モジュール」は、特定の要素またはコンポーネントがハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装されることを意味する。しかしながら、本明細書に「モジュール」として示される任意の要素は、代わりにハードウェアで実装されてもよいことに留意すべきである。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、ハードウェア、ソフトウェアまたは両方の組み合わせで実装されてもよい。
一般に、UEオペレーション・モジュール124は、UE102が1つ以上のeNB160と通信することを可能にする。UEオペレーション・モジュール124は、UE UCI送信セル確定モジュール126、UE第1セル選択モジュール128、UE下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール130およびUE PDSCH HARQ−ACKモジュール132のうちの1つ以上を含む。
UE UCI送信セル確定モジュール126は、UE102とeNB160との間でUCI情報を送信するセルを確定する。UCIの例は、PDSCH HARQ−ACK情報およびCSIを含む。UCI送信セルは、FDDセルまたはTDDセルのいずれであってもよい。それゆえに、UE UCI送信セル確定モジュール126は、FDDまたはTDDセルのいずれかであるUCI送信セルを確定する。1つの実装では、UE UCI送信セル確定モジュール126は、どのセルがUCI送信セルであるかを選択する。別の実装では、UE UCI送信セル確定モジュール126は、どのセルをUCI送信に用いるべきかを(例えば、eNB160によって)命令する。例えば、UE102は、UCI送信のための1つ以上のセルを指示するインジケータをeNB160から受信する。それに従って、UE UCI送信セル確定モジュール126は、インジケータに基づいて(例えば、インジケータによって指示される)UCI送信のための1つ以上のセルを確定する。UCI送信セルは、UCIを送信するためのUE102とeNB160との間の通信チャネル119、121を含む。
1つの実装では、UE UCI送信セル確定モジュール126は、UCI送信セルがFDDセルであることを確定する。一例において、UE UCI送信セル確定モジュール126は、UCI送信セルがFDDを用いて設定されたPCellであることを確定する。この例では、UCIは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAセル(例えば、FDDセル(単数または複数)およびTDDセル(単数または複数))のすべてに関して1つのセル(例えば、PCell)上でのみ送信される。
別の実装では、UE UCI送信セル確定モジュール126は、UCI送信セルがFDDレポーティング・セルであることを確定する。例えば、PCellがTDDセルであり、UCI送信セルがFDDを用いて設定されたレポーティング・セルである。
さらに別の実装では、UE UCI送信セル確定モジュール126は、異なる多重を利用したUCI送信セルおよび第2のUCI送信セルを確定する。例えば、UE UCI送信セル確定モジュール126は、1つ以上のFDDセルのためのUCI送信セルを確定し、かつUE UCI送信セル確定モジュール126は、1つ以上のTDDセルのための別個の第2のUCI送信セルも確定する。この実装では、FDDセルのためのUCI送信セルは、FDDアンカーセルであり、TDDセルのための第2のUCI送信セルは、TDDアンカーセルである。
UE第1セル選択モジュール128は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのためのセルを選択する。1つの実装では、UE第1セル選択モジュール128は、CAを行う際にUCI送信セルが含まれるTDDセルを選択する。代わりに、UE第1セル選択モジュール128は、CAを行う際にUCI送信セルが含まれるFDDセルを選択する。いくつか実装において、UE第1セル選択モジュール128は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのためのセルを指示する(eNB160からの)インジケータに基づいて、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのためのセルを確定する。
UE下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール130は、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する。下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、UCI送信上りリンク・サブフレームに対応するタイミング(例えば、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション)を含む。いくつかの実装において、UE下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール130は、下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを指示する(eNB160からの)インジケータに基づいて下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する。
1つの実装では、UE下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール130は、第1セルに関わる下りリンク・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含むことを確定する。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDセルのアソシエーション・タイミングに従う。
別の実装では、UE下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール130は、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットが第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含むことを確定する。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、それ自体のPDSCHアソシエーション・タイミングを維持する。それゆえに、第1セルは、図5および図6に関連して以下に記載されるようにTDD UL−DL構成を用いる。
UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する。例えば、UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、PDSCH HARQ−ACK情報を下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットに対応するUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する。例として、UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットに基づいて、PDSCH HARQ−ACK情報をいつ送信すべきか、いつすべきでないかを送信機(単数または複数)158に通知する。
1つの実装では、UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、PDSCH HARQ−ACK情報を1つのセルのみのPUCCHまたはPUSCH上で送信する。例えば、UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、(第1セルを含む)すべてのセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報を、FDDセルであるUCI送信セルのPUCCH上で送信する。
別の実装では、UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、PDSCH HARQ−ACK情報を複数のセルへ送信する。例えば、FDDおよびTDDセルが別個のUCI送信セルを有するところでは、UE PDSCH HARQ−ACKモジュール132は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信上りリンク・サブフレームでFDDセルのためのUCI送信セルへ、およびTDDセルのための第2のUCI送信セルへ送信する。言い換えれば、FDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、UCI送信セルによって送信され、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、第2のUCI送信セルによって送信される。
UEオペレーション・モジュール124は、情報148を1つ以上の受信機120に提供する。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、再信号をいつ受信すべきかを受信機(単数または複数)120に通知する。
UEオペレーション・モジュール124は、情報138を復調器114に提供する。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、eNB160からの送信に予想される変調パターンを復調器114に通知する。
UEオペレーション・モジュール124は、情報136をデコーダ108に提供する。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、eNB160からの送信に予想される符号化法をデコーダ108に通知する。
UEオペレーション・モジュール124は、情報142をエンコーダ150に提供する。情報142は、符号化すべきデータおよび/または符号化のための命令を含む。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、送信データ146および/または他の情報142を符号化するようにエンコーダ150に命令する。他の情報142は、PDSCH HARQ−ACK情報を含む。
エンコーダ150は、送信データ146および/またはUEオペレーション・モジュール124によって提供された他の情報142を符号化する。例えば、データ146および/または他の情報142の符号化は、誤り検出および/または訂正符号化、送信のための空間、時間および/または周波数リソースへのデータのマッピング、多重化などを伴う。エンコーダ150は、符号化データ152を変調器154へ供給する。
UEオペレーション・モジュール124は、情報144を変調器154に提供する。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、eNB160への送信に用いられることになる変調型(例えば、コンステレーション・マッピング)を変調器154に通知する。変調器154は、1つ以上の変調信号156を1つ以上の送信機158へ供給するために符号化データ152を変調する。
UEオペレーション・モジュール124は、情報140を1つ以上の送信機158に提供する。この情報140は、1つ以上の送信機158に対する命令を含む。例えば、UEオペレーション・モジュール124は、信号をeNB160へいつ送信すべきかを1つ以上の送信機158に命令する。いくつかの構成において、これは、UE下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール130に基づく(例えば、UL−DL構成に基づく)。例として、1つ以上の送信機158は、ULサブフレームの間に送信する。1つ以上の送信機158は、1つ以上のeNB160へ変調信号(単数または複数)156をアップコンバートして送信する。
eNB160は、1つ以上のトランシーバ176、1つ以上の復調器172、1つ以上のデコーダ166、1つ以上のエンコーダ109、1つ以上の変調器113、データバッファ162およびeNBオペレーション・モジュール182を含む。例えば、1つ以上の受信および/または送信経路がeNB160で実装される。便宜上、eNB160では単一のトランシーバ176、デコーダ166、復調器172、エンコーダ109および変調器113のみが示されるが、複数の並列要素(例えば、トランシーバ176、デコーダ166、復調器172、エンコーダ109および変調器113)が実装されてもよい。
トランシーバ176は、1つ以上の受信機178および1つ以上の送信機117を含む。1つ以上の受信機178は、1つ以上のアンテナ180a〜nを用いてUE102から信号を受信する。例えば、受信機178は、1つ以上の受信信号174を作り出すために信号を受信してダウンコンバートする。1つ以上の受信信号174は、復調器172へ供給される。1つ以上の送信機117は、1つ以上のアンテナ180a〜nを用いてUE102へ信号を送信する。例えば、1つ以上の送信機117は、1つ以上の変調信号115をアップコンバートして送信する。
復調器172は、1つ以上の復調信号170を作り出すために1つ以上の受信信号174を復調する。1つ以上の復調信号170は、デコーダ166へ供給される。eNB160は、信号を復号するためにデコーダ166を用いる。デコーダ166は、1つ以上の復号信号164、168を作り出す。例えば、第1のeNB復号信号164は、データバッファ162に記憶される、受信したペイロード・データを備える。第2のeNB復号信号168は、オーバーヘッド・データおよび/または制御データを備える。例えば、第2のeNB復号信号168は、1つ以上のオペレーションを行うためにeNBオペレーション・モジュール182によって用いられるデータ(例えば、PDSCH HARQ−ACK情報)を供給する。
一般に、eNBオペレーション・モジュール182は、eNB160が1つ以上のUE102と通信することを可能にする。eNBオペレーション・モジュール182は、eNB UCI送信セル確定モジュール194、eNB第1セル選択モジュール196、eNB下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール198およびeNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107のうちの1つ以上を含む。
eNB UCI送信セル確定モジュール194は、UE102とeNB160との間でUCI情報を送信するセルを確定する。UCIの例は、PDSCH HARQ−ACKおよびCSIを含む。UCI送信セルは、FDDセルまたはTDDセルのいずれであってもよい。それゆえに、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、FDDまたはTDDセルのいずれかであるUCI送信セルを確定する。1つの実装では、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、どのセルがUCI送信セルであるかを選択する。別の実装では、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、どのセルがUCI送信セルであるかを(例えば、UE102に)命令する。例えば、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、UCI送信のための1つ以上のセルを指示するインジケータを生成して送信する。UCI送信セルは、UCIを送信するためのUE102とeNB160との間の通信チャネル119、121を含む。
1つの実装では、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、UCI送信セルがFDDセルであることを確定する。加えて、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、UCI送信セルがFDDを用いて設定されたPCellであることを確定する。この実装では、UCIは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAセル(例えば、FDDセルおよびTDDセル)のすべてに関して1つだけのセル(例えば、PCell)上でのみ受信される。
別の実装では、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、UCI送信セルがFDDレポーティング・セルであることを確定する。例えば、PCellは、TDDセルであり、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたレポーティング・セルである。
さらに別の実装では、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、異なる多重を利用したUCI送信セルおよび第2のUCI送信セルを確定する。例えば、eNB UCI送信セル確定モジュール194は、1つ以上のFDDセルのためのUCI送信セルを確定し、かつeNB UCI送信セル確定モジュール194は、1つ以上のTDDセルのための別個の第2のUCI送信セルも確定する。この実装では、FDDセルのためのUCI送信セルは、FDDアンカーセルであり、TDDセルのための第2のUCI送信セルは、TDDアンカーセルである。
eNB第1セル選択モジュール196は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのためのセルを選択する。1つの実装では、eNB第1セル選択モジュール196は、CAを行う際にUCI送信セルが含まれるTDDセルを選択する。代わりに、eNB第1セル選択モジュール196は、CAを行う際にUCI送信セルが含まれるFDDセルを選択してもよい。いくつかの実装において、eNB第1セル選択モジュール196は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのためのセルを指示する(UE102への)インジケータを生成して送信する。
eNB下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール198は、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する。下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、UCI送信上りリンク・サブフレームに対応するタイミング(例えば、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション)を含む。いくつかの実装において、eNB下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール198は、下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを指示する(UE102への)インジケータを生成して送信する。
1つの実装では、eNB下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール198は、第1セルに関わる下りリンク・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含むことを確定する。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDセルのアソシエーション・タイミングに従う。
別の実装では、eNB下りリンク・サブフレーム・アソシエーション確定モジュール198は、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットが第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含むことを確定する。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、それ自体のPDSCHアソシエーション・タイミングを維持する。それゆえに、第1セルは、図5および図6に関連して以下に記載されるようにTDD UL−DL構成を用いる。
eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する。例えば、eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、PDSCH HARQ−ACK情報を下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットに対応するUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する。例として、eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、PDSCH HARQ−ACK情報を下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットに基づいて、いつ受信すべきか、いつすべきでないかを受信機(単数または複数)178に通知する。
1つの実装では、eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、PDSCH HARQ−ACK情報を1つのセルのみのPUCCHまたはPUSCH上で受信する。例えば、eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、(第1セルを含む)すべてのセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルであるUCI送信セルのPUCCH上で受信する。
別の実装では、eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、PDSCH HARQ−ACK情報を複数のセル上で受信する。例えば、FDDおよびTDDセルが別個のUCI送信セルを有するところでは、eNB PDSCH HARQ−ACKモジュール107は、PDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのためのUCI送信セルおよび/またはTDDセルのための第2のUCI送信セルにおけるUCI送信上りリンク・サブフレームで同時に受信する。
eNBオペレーション・モジュール182は、情報190を1つ以上の受信機178に提供する。例えば、eNBオペレーション・モジュール182は、下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットに基づいて、PDSCH HARQ−ACK情報をいつ受信すべきか、いつすべきでないかを受信機(単数または複数)178に通知する。
eNBオペレーション・モジュール182は、情報188を復調器172に提供する。例えば、eNBオペレーション・モジュール182は、UE(単数または複数)102からの送信に予想される変調パターンを復調器172に通知する。
eNBオペレーション・モジュール182は、情報186をデコーダ166に提供する。例えば、eNBオペレーション・モジュール182は、UE(単数または複数)102からの送信に予想される符号化法をデコーダ166に通知する。
eNBオペレーション・モジュール182は、情報101をエンコーダ109に提供する。情報101は、符号化すべきデータおよび/または符号化のための命令を含む。例えば、eNBオペレーション・モジュール182は、送信データ105および/または他の情報101を符号化するようにエンコーダ109に命令する。
エンコーダ109は、eNBオペレーション・モジュール182によって供給された送信データ105および/または他の情報101を符号化する。例えば、データ105および/または他の情報101の符号化は、誤り検出および/または訂正符号化、送信のための空間、時間および/または周波数リソースへのデータのマッピング、多重化などを伴う。エンコーダ109は、符号化データ111を変調器113へ供給する。送信データ105は、UE102へ伝えられることになるネットワーク・データを含む。
eNBオペレーション・モジュール182は、情報103を変調器113に提供する。この情報103は、変調器113に対する命令を含む。例えば、eNBオペレーション・モジュール182は、UE(単数または複数)102への送信に用いるための変調型(例えば、コンステレーション・マッピング)を変調器113に通知する。変調器113は、1つ以上の変調信号115を1つ以上の送信機117へ供給するために符号化データ111を変調する。
eNBオペレーション・モジュール182は、情報192を1つ以上の送信機117に提供する。この情報192は、1つ以上の送信機117に対する命令を含む。例えば、eNBオペレーション・モジュール182は、信号をUE(単数または複数)102へいつ送信すべきか(または、いつすべきでないか)を1つ以上の送信機117に命令する。いくつかの実装において、これは、UL−DL構成に基づく。1つ以上の送信機117は、変調信号(単数または複数)115を1つ以上のUE102へアップコンバートして送信する。
留意すべきは、DLサブフレームがeNB160から1つ以上のUE102へ送信され、ULサブフレームが1つ以上のUE102からeNB160へ送信されることである。そのうえ、eNB160も1つ以上のUE102も標準スペシャルサブフレームでデータを送信する。
留意すべきは、eNB(単数または複数)160およびUE(単数または複数)102に含まれる要素またはその部分の1つ以上がハードウェアで実装されてもよいことである。例えば、これらの要素またはその部分の1つ以上は、チップ、回路素子またはハードウェア・コンポーネントなどとして実装されてもよい。本明細書に記載される機能または方法の1つ以上は、ハードウェアで実装されてもよく、および/またはハードウェアを用いて行われてもよいことにも留意すべきである。例えば、本明細書に記載される方法の1つ以上は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC:application−specific integrated circuit)、大規模集積回路(LSI:large−scale integrated circuit)または集積回路などで実装されてもよく、および/またはそれらを用いて実現されてもよい。
図2は、UE102によってキャリアアグリゲーションを行うための方法200の一実装を示すフロー図である。UE102は、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定する(ステップ202)。例えば、ワイヤレス通信ネットワークは、1つ以上のFDDセルおよび1つ以上のTDDセルを用いてキャリアアグリゲーションが行われるハイブリッド多重ネットワークである。加えて、1つの実装では、ワイヤレス通信ネットワークは、LTEネットワークである。UCIは、PDSCH HARQ−ACK情報およびCSIのうちの1つ以上を含む。UCI送信セルは、UCIを送信するためのUE102とeNB160との間の通信チャネル119、121を含む。UCI送信セルは、FDDセルまたはTDDセルのいずれであってもよい。それゆえに、UE102は、FDDまたはTDDセルのいずれかであるUCI送信セルを確定する(ステップ202)。いくつかの実装において、UE102は、UCI送信セルを指示する、eNB160から受信したインジケータに基づいてこの確定(ステップ202)を行う。
1つの実装では、UEは、UCI送信セルがFDDセルであることを確定する(ステップ202)。例えば、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたマクロセルであるPCellである。この実装では、UCIは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるセル(例えば、FDDセルおよびTDDセル)のすべてに関して1つのセル(例えば、PCell)上でのみレポートされる。UCIは、PCellのPUCCH上でレポートされる。あるいは、UCIは、最小Cell_IDをもつ割り当てられたセルのPUSCH上でレポートされてもよい。
別の実装では、UEは、UCI送信セルがFDDレポーティング・セルであることを確定する(ステップ202)。例えば、PCellは、TDDセルであるが、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたレポーティング・セルであることが確定される(ステップ202)。それゆえに、この実装では、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたSCellである。
さらに別の実装では、UE102は、FDDセルのためのUCI送信セルを確定し(ステップ202)、かつUE102は、TDDセルのための別個の第2のUCI送信セルも確定する(ステップ202)。例えば、FDDセルおよびTDDセルは、独立したUCIレポートを維持する。この実装では、UE102は、FDDアンカーセルがFDDセルのためのUCI送信セルであることを確定する(ステップ202)。FDDアンカーセルは、PCell、SCellまたはセカンダリPCellであってもよい。UE102は、TDDアンカーセルがTDDセルのための第2のUCI送信セルであることも確定する(ステップ202)。TDDアンカーセルは、PCell、SCellまたはセカンダリPCellであってもよい。
UE102は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する(ステップ204)。例えば、UE102は、キャリアアグリゲーションのための第1セルとしてFDDセルまたはTDDセルを選択する(ステップ204)。第1セルは、PCellまたはSCellであってもよい。加えて、第1セルは、UCI送信セルと同じセルであってもよく、または第1セルは、UCI送信セルと異なるセルであってもよい。いくつかの実装において、UE102は、eNB160から受信した、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを指示するインジケータに基づいてこの選択(ステップ204)を行う。
UE102は、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する(ステップ206)。下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、図5、図6および図7と関連して以下に記載されるように、少なくとも1つの対応するUCI送信上りリンク・サブフレームのためのタイミング(例えば、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション)を含む。いくつかの実装において、UE102は、下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを指示する、eNB160から受信したインジケータに基づいてこの確定(ステップ206)を行う。
1つの実装では、UE102は、第1セルに関わる下りリンク・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含むことを確定する(ステップ206)。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDセルのアソシエーション・タイミングに従う。言い換えれば、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングの際に、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDセルのアソシエーション・タイミングに従う。
別の実装では、UE102は、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットが第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含むことを確定する(ステップ206)。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、それ自体のPDSCHアソシエーション・タイミングを維持する。例として、第1セルは、図5および図6に関連して以下に記載されるようにTDD UL−DL構成を用いる。
この実装では、第1セルのPDSCH HARQ−ACKビットは、UCI送信セルにおけるPUCCHまたはPUSCH上で多重されて、レポートされる。代わりに、FDDセルおよびTDDセルは、それら自体のPDSCHアソシエーション・タイミングによる独立したレポーティング・メカニズムを維持してもよい。
UE102は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する(ステップ208)。例えば、UE102は、PDSCH HARQ−ACK情報を下りリンク・サブフレーム・アソシエーションの確定された(ステップ206)セットに対応するUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する(ステップ208)。
1つの実装では、UE102は、PDSCH HARQ−ACK情報を1つのセルのみのPUCCHまたはPUSCH上で送信する(ステップ208)。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDであり、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含む場合、UE102は、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で送信する(ステップ208)。FDDセル上のすべてのサブフレームでDLが利用できるため、TDDセル上のPDSCH HARQ−ACKは、常に、FDDセルの対応するUL上でレポートされる。
UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDであるが、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットが第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含む、別の実装では、UE102は、やはりPDSCH HARQ−ACK情報を1つのセルのみのPUCCHまたはPUSCH上で送信する(ステップ208)。この実装では、セルごとのPDSCH HARQ−ACK情報は、それ自体のソシエーション・タイミングに基づいて生成される。例えば、TDDセルは、図5に関連して記載されるようなTDD DL−UL構成に従い、FDDセルは、図7に関連して記載されるようなアソシエーション・タイミングを従う。それゆえに、第1セルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、第1セルのアソシエーション・タイミングに従って生成される。加えて、第1セルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、UE102によりUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで多重されて、送信される(ステップ208)。言い換えれば、UE102は、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で送信する(ステップ208)。
FDDセルがUCI送信セルを有し、TDDセルが第2のUCI送信セルを有する、さらに別の実装では、UE102は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信上りリンク・サブフレームで1つ以上のセルへ送信する(ステップ208)。例えば、上記のように、FDDセルおよびTDDセルは、独立したUCIレポートを維持する。この場合、FDDセルは、UCI送信セル(例えば、FDDアンカーセル)を含み、TDDセルは、第2のUCI送信セル(例えば、TDDアンカーセル)を含む。複数のPUCCHおよびPUSCHがFDDアンカーセルおよびTDDアンカーセル上で同時にレポートされる。UE102は、FDDセルおよびTDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルまたは第2のUCI送信セルに対応するUCI送信上りリンク・サブフレームで同時に送信する(ステップ:208)。代わりに、FDDセルおよびTDDセルの両方に関するPDSCH HARQ−ACK情報が1つのセル(例えば、PCell)のUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で多重されて、送信されてもよい(ステップ:208)。
図3は、eNB160によってキャリアアグリゲーションを行うための方法300の一実装を示すフロー図である。eNB160は、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定する(ステップ302)。例えば、ワイヤレス通信ネットワークは、1つ以上のFDDセルおよび1つ以上のTDDセルを用いてキャリアアグリゲーションが行われるハイブリッド多重ネットワークである。加えて、1つの実装では、ワイヤレス通信ネットワークは、LTEネットワークである。UCIは、PDSCH HARQ−ACK情報およびCSIのうちの1つ以上を含む。UCI送信セルは、UCIを送信するためのeNB160とUE102との間の通信チャネル119、121を含む。UCI送信セルは、FDDセルまたはTDDセルのいずれであってもよい。それゆえに、eNB160は、FDDまたはTDDセルのいずれかであるUCI送信セルを確定する(ステップ302)。いくつかの実装において、eNB160は、UCI送信セルを指示するこの確定(ステップ302)に基づいてインジケータを生成して送信する。
1つの実装では、UEは、UCI送信セルがFDDセルであることを確定する(ステップ302)。例えば、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたマクロセルであるPCellである。この実装では、UCIは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるセル(例えば、FDDセルおよびTDDセル)のすべてに関して1つのセル(例えば、PCell)上でのみレポートされる。UCIは、PCellのPUCCH上でレポートされる。代わりに、UCIは、最小Cell_IDをもつ割り当てられたセルのPUSCH上でレポートされてもよい。
別の実装では、UEは、UCI送信セルがFDDレポーティング・セルであることを確定する(ステップ302)。例えば、PCellは、TDDセルであるが、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたレポーティング・セルであることが確定される(ステップ302)。それゆえに、この実装では、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたSCellである。
さらに別の実装では、eNB160は、FDDセルのためのUCI送信セルを確定し(ステップ302)、eNB160は、TDDセルのための別個の第2のUCI送信セルも確定する(ステップ302)。例えば、FDDセルおよびTDDセルは、独立したUCIレポートを維持する。この実装では、eNB160は、FDDアンカーセルがFDDセルのためのUCI送信セルであることを確定する(ステップ302)。FDDアンカーセルは、PCell、SCellまたはセカンダリPCellであってもよい。eNB160は、TDDアンカーセルがTDDセルのための第2のUCI送信セルであることも確定する(ステップ302)。TDDアンカーセルは、PCell、SCellまたはセカンダリPCellであってもよい。
eNB160は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する(ステップ304)。例えば、eNB160は、キャリアアグリゲーションのための第1セルとしてFDDセルまたはTDDセルを選択する(ステップ304)。第1セルは、PCellまたはSCellであってもよい。いくつか実装において、eNB160は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを指示するこの選択(ステップ304)に基づいてインジケータを生成して送信する。
eNB160は、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する(ステップ306)。下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、図5、図6および図7と関連して以下に記載されるように、少なくとも1つの対応するUCI送信上りリンク・サブフレームのためのタイミング(例えば、アソシエーション・タイミング)を含む。いくつかの実装において、eNB160は、下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを指示するこの確定(ステップ306)に基づいてインジケータを生成して送信する。
1つの実装では、eNB160は、第1セルに関わる下りリンク・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含むことを確定する(ステップ306)。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDセルのアソシエーション・タイミングに従う。言い換えれば、ハイブリッド多重ネットワークにおけるCAに関わるPDSCH HARQ−ACKレポーティングの際に、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDセルのアソシエーション・タイミングに従う。
別の実装では、eNB160は、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットが第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含むことを確定する(ステップ306)。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、それ自体のPDSCHアソシエーション・タイミングを維持する。例として、第1セルは、図5および図6に関連して以下に記載されるようにTDD UL−DL構成を用いる。
この実装では、第1セルのPDSCH HARQ−ACKビットは、UCI送信セルにおけるPUCCHまたはPUSCH上で多重されて、報告される。代わりに、FDDセルおよびTDDセルは、それら自体のPDSCHアソシエーション・タイミングによる独立したレポーティング・メカニズムを維持してもよい。
eNB160は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する(ステップ308)。例えば、eNB160は、PDSCH HARQ−ACK情報を下りリンク・サブフレーム・アソシエーションの確定された(ステップ306)セットに対応するUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する(ステップ308)。
1つの実装では、eNB160は、PDSCH HARQ−ACK情報を1つのセルのみのPUCCHまたはPUSCH上で受信する(ステップ308)。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDであり、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含む場合、eNB160は、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で受信する(ステップ308)。FDDセル上のすべてのサブフレームでDLが利用できるため、TDDセル上のPDSCH HARQ−ACKは、常に、FDDセルの対応するUL上でレポートされる。
UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDであるが、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットが第1セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを維持することを含む、別の実装では、eNB160は、PDSCH HARQ−ACK情報をやはり1つのセルのみのPUCCHまたはPUSCH上で受信する(ステップ308)。この実装では、セルごとのPDSCH HARQ−ACK情報は、それ自体のソシエーション・タイミングに基づいて生成される。例えば、TDDセルは、図5に関連して記載されるようなTDD DL−UL構成に従い、FDDセルは、図7に関連して記載されるようなアソシエーション・タイミングに従う。それゆえに、第1セルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、第1セルのアソシエーション・タイミングに従って生成される。加えて、第1セルに関するPDSCH HARQ−ACK情報は、eNB160によりUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで多重されて、受信される(ステップ308)。言い換えれば、eNB160は、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で受信する(ステップ308)。
FDDセルがUCI送信セルを有し、TDDセルが第2のUCI送信セルを有する、さらに別の実装では、eNB160は、PDSCH HARQ−ACK情報を1つ以上のセルへのUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する(ステップ308)。例えば、上記のように、FDDセルおよびTDDセルは、独立したUCIレポートを維持する。この場合、FDDセルは、UCI送信セル(例えば、FDDアンカーセル)を含み、TDDセルは、第2のUCI送信セル(例えば、TDDアンカーセル)を含む。複数のPUCCHおよびPUSCHがFDDアンカーセルおよびTDDアンカーセル上で同時にレポートされる。eNB160は、FDDセルおよびTDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルまたは第2のUCI送信セルに対応するUCI送信上りリンク・サブフレームで同時に受信する(ステップ:308)。代わりに、FDDセルおよびTDDセルの両方に関するPDSCH HARQ−ACK情報が1つのセル(例えば、PCell)のUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で多重されて、受信されてもよい(ステップ:308)。
図4は、本明細書に開示されるシステムおよび方法に従って用いられる無線フレーム435の一例を示す図である。この無線フレーム435構造はTDD構造を示す。各無線フレーム435は、
=307200・T=10
msの長さを有し、ここでTは無線フレーム435の継続時間であり、Tは、
1/(15000×2048)
秒に等しい時間単位である。無線フレーム435は、
153600・Ts=5
msの長さをそれぞれが有する2つのハーフフレーム433を含む。各ハーフフレーム433は、
30720・Ts=1
msの長さをそれぞれが有する5つのサブフレーム423a〜e、423f〜jを含む。
(3GPP TS36.211における表4.2−2からの)下の表(1)にTDD UL−DL構成0〜6が示される。下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が5ミリ秒(ms)および10msの両方のUL−DL構成がサポートされる。特に、下の表(1)に示されるように、3GPP仕様では7つのUL−DL構成が指定される。表(1)では、「D」は下りリンク・サブフレームを示し、「S」はスペシャルサブフレームを示し、「U」はULサブフレームを示す。
Figure 2016500933
上の表(1)では、無線フレームにおけるサブフレームごとに、「D」は、サブフレームが下りリンク送信のために予約されていることを示し、「U」は、サブフレームが上りリンク送信のために予約されていることを示し、「S」は、3つのフィールド、すなわち、下りリンク・パイロット時間スロット(DwPTS:downlink pilot time slot)、ガード期間(GP:guard period)および上りリンク・パイロット時間スロット(UpPTS:uplink pilot time slot)をもつスペシャルサブフレームを示す。DwPTSおよびUpPTSの長さは、DwPTS、GPおよびUpPTSの全長が
30720・T=1
msに等しいことを前提として、(3GPP TS36.211の表4.2−1からの)表(2)に示される。表(2)では、便宜上、「サイクリックプレフィックス」は「CP:cyclic prefix」と略記され、「構成」は「Config:configuration」と略記される。
Figure 2016500933
下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が5msおよび10msの両方のUL−DL構成がサポートされる。下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が5msの場合、スペシャルサブフレームが両方のハーフフレームに存在する。下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が10msの場合には、スペシャルサブフレームが第1のハーフフレームのみに存在する。サブフレーム0および5ならびにDwPTSは、下りリンク送信のために予約される。UpPTSおよびスペシャルサブフレームのすぐ後に続くサブフレームは、上りリンク送信のために予約される。
本明細書に開示されるシステムおよび方法に従って、用いられるサブフレーム423のいくつかのタイプは、下りリンク・サブフレーム、上りリンク・サブフレームおよびスペシャルサブフレーム431を含む。図4に示される5ms周期を有する例では、無線フレーム435に2つの標準スペシャルサブフレーム431a〜bが含まれる。
第1のスペシャルサブフレーム431aは、下りリンク・パイロット時間スロット(DwPTS)425a、ガード期間(GP)427aおよび上りリンク・パイロット時間スロット(UpPTS)429aを含む。この例では、第1の標準スペシャルサブフレーム431aは、サブフレームone423bに含まれる。第2の標準スペシャルサブフレーム431bは、下りリンク・パイロット時間スロット(DwPTS)425b、ガード期間(GP)427bおよび上りリンク・パイロット時間スロット(UpPTS)429bを含む。この例では、第2の標準スペシャルサブフレーム431bは、サブフレームsix423gに含まれる。DwPTS425a〜bおよびUpPTS429a〜bの長さは、DwPTS425、GP427およびUpPTS429の各セットの全長が
30720・T=1
msに等しいことを前提として、(上の表(5)に示される)3GPP TS36.211の表4.2−1によって示される。
各サブフレームi423a〜j(この例では、iは、サブフレームzero423a(例えば0)からサブフレームnine423j(例えば9)に及ぶサブフレームを示す)は、各サブフレーム423における長さが
slot=15360・T=0.5
msの2つのスロット、2iおよび2i+1として定義される。例えば、サブフレームzero(例えば0)423aは、第1のスロットを含めて、2つのスロットを含む。
本明細書に開示されるシステムおよび方法に従って、下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が5msおよび10msの両方のUL−DL構成が用いられる。図4は、切り替えポイント周期が5msの無線フレーム435の一例を示す。下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が5msの場合、各ハーフフレーム433が標準スペシャルサブフレーム431a〜bを含む。下りリンクから上りリンクへの切り替えポイント周期が10msの場合には、スペシャルサブフレームが第1のハーフフレーム433のみに存在する。
サブフレームzero(例えば0)423aおよびサブフレームfive(例えば5)423fならびにDwPTS425a〜bは、下りリンク送信のために予約される。UpPTS429a〜bおよびスペシャルサブフレーム(単数または複数)431a〜bのすぐ後に続くサブフレーム(単数または複数)(例えば、サブフレームtwo423cおよびサブフレームseven423h)は、上りリンク送信のために予約される。留意すべきは、いくつかの実装において、UCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示するDLサブフレーム・アソシエーションのセットを確定するために、スペシャルサブフレーム431がDLサブフレームと見做されることである。
図5は、本明細書に記載されるシステムおよび方法に従って、いくつかのTDD UL−DL構成537a〜gを示す図である。特に、図5は、サブフレーム523aおよびサブフレーム番号539aをもつUL−DL構成zero537a(例えば、「UL−DL構成0」)、サブフレーム523bおよびサブフレーム番号539bをもつUL−DL構成one537b(例えば、「UL−DL構成1」)、サブフレーム523cおよびサブフレーム番号539cをもつUL−DL構成two537c(例えば、「UL−DL構成2」)、ならびにサブフレーム523dおよびサブフレーム番号539dをもつUL−DL構成three537d(例えば、「UL−DL構成3」)を示す。図5は、サブフレーム523eおよびサブフレーム番号539eをもつUL−DL構成four537e(例えば、「UL−DL構成4」)、サブフレーム523fおよびサブフレーム番号539fをもつUL−DL構成five537f(例えば、「UL−DL構成5」)、ならびにサブフレーム523gおよびサブフレーム番号539gをもつUL−DL構成six537g(例えば、「UL−DL構成6」)も示す。
図5は、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション541(例えば、PUCCHまたはPUSCH上のPDSCH HARQ−ACKフィードバック・アソシエーション)をさらに示す。PDSCH HARQ−ACKアソシエーション541は、PDSCH送信のためのサブフレーム(例えば、PDSCH送信が送られるか、および/または受信されるサブフレーム)に対応するHARQ−ACKレポーティング・サブフレームを示す。図5に示される無線フレームのいくつかは、便宜上、切り詰められていることに留意すべきである。
本明細書に開示されるシステムおよび方法は、図5に示されるUL−DL構成537a〜gのうちの1つ以上に適用される。例えば、図5に示されるUL−DL構成537a〜gのうちの1つに対応する1つ以上のPDSCH HARQ−ACKアソシエーション541がUE102とeNB160との間の通信に適用される。例えば、UL−DL構成537がPCellに確定される(例えば、割り当てられる、適用される)。この場合、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション541は、PCellに対応するHARQ−ACKフィードバック送信のためのPDSCH HARQ−ACKタイミング(例えば、HARQ−ACKレポーティング・サブフレーム)を指定する。SCell HARQ−ACKフィードバック送信に関しては、フィードバックパラメータに従って参照UL−DL構成に対応するPDSCH HARQ−ACKアソシエーション541が利用される。
PDSCH HARQ−ACKアソシエーション541は、PDSCHに対応するHARQ−ACK情報を受信するための特定の(PDSCH HARQ−ACK)タイミングを指定する。PDSCH HARQ−ACKアソシエーション541は、UE102がPDSCHに対応するHARQ−ACK情報をeNB160にレポートするレポーティング・サブフレームを指定する。レポーティング・サブフレームは、eNB160により送信されたPDSCHを含むサブフレームに基づいて確定される。
図6は、UL−DL構成one637をもつTDDセルのアソシエーション・タイミングの具体的な実装を示す。図6は、サブフレーム623およびサブフレーム番号639をもつUL−DL構成one637(例えば、「UL−DL構成1」)を示す。PDSCH HARQ−ACKアソシエーション641、PUSCHスケジューリング643およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645が示される。PDSCH HARQ−ACKアソシエーション641は、PDSCH送信のためのサブフレーム(例えば、PDSCH送信が送られるか、および/または受信されるサブフレーム)に対応するHARQ−ACKレポーティング・サブフレームを示す。1つの実装では、PDSCH HARQ−ACKレポーティングは、PUCCHまたはPUSCH上で生じる。PUSCH HARQ−ACKアソシエーション645は、PUSCH送信のためのサブフレーム(例えば、PUSCH送信が送られるか、および/または受信されるサブフレーム)に対応するHARQ−ACKレポーティング・サブフレームを示す。別の実装では、PUSCH HARQ−ACKレポーティングは、PHICHまたはPDCCH上で生じる。さらに別の実装では、PUSCHスケジューリング643は、別のセルからのULグラントまたはPHICH(もしくはePHICH)フィードバックによるスケジューリングを含む。
図5に関連して上述されたように、7つの異なるTDD UL−DL構成537a〜gがあり、すべてが異なるアソシエーション・タイミングをもつ。そのうえ、複数の異なるTDD UL−DL構成によるバンド間TDD CAを用いると、1つのTDDセルのアソシエーション・タイミングは、参照TDD UL−DL構成のタイミングに従う。そのうえ、複数の異なるTDD UL−DL構成によるTDD CAでは、PDSCH HARQ−ACKタイミングは、1つの参照TDD UL−DL構成に従い、PUSCHスケジューリングおよびHARQ−ACKタイミングは、別の参照TDD UL−DL構成に従う。これらの参照構成は、同じことも異なることもある。
図7は、FDDセルのアソシエーション・タイミングを示す。FDDセルは、対をなす下りリンク・サブフレーム747および上りリンク・サブフレーム749を含む。PDSCH HARQ−ACKアソシエーション741、PUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745が示される。PDSCH HARQ−ACKアソシエーション741は、PDSCH送信のためのサブフレーム(例えば、PDSCH送信が送られるか、および/または受信されるサブフレーム)に対応するHARQ−ACKレポーティング・サブフレームを示す。いくつかの実装において、PDSCH HARQ−ACKレポーティングは、PUCCHまたはPUSCH上で生じる。PUSCH HARQ−ACKアソシエーション745は、PUSCH送信のためのサブフレーム(例えば、PUSCH送信が送られるか、および/または受信されるサブフレーム)に対応するHARQ−ACKレポーティング・サブフレームを示す。いくつかの実装において、PUSCH HARQ−ACKレポーティングは、PHICHまたはPDCCH上で生じる。いくつかの実装において、PUSCHスケジューリング743は、別のセルからのULグラントまたはPHICH(もしくはePHICH)フィードバックによるスケジューリングを含む。
PDSCH HARQ−ACKアソシエーション741、PUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745に一定の4ms間隔が適用される。例えば、下りリンク・サブフレーム747および上りリンク・サブフレーム749は、それぞれが1msである。それゆえに、サブフレームm+4でのPDSCH HARQ−ACK送信は、サブフレームmでのPDSCH送信と関連付けられる。サブフレームnでのPUSCH送信は、サブフレームn−4でのPUSCHスケジューリング743と関連付けられる。そのうえ、サブフレームn+4でのPUSCH HARQ−ACK送信は、サブフレームnでのPUSCH送信と関連付けられる。例えば、FDDセルに関しては、PDSCHおよびPUSCHタイミングの両方に一定の4msが適用できる。
図8は、UE102によってアグリゲーションを行うための方法800のより具体的な実装を示すフロー図である。これは、例えば、図2に関連して上述されたように達成される。UE102は、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定する(ステップ802)。例えば、ワイヤレス通信ネットワークは、1つ以上のFDDセルおよび1つ以上のTDDセルを用いてキャリアアグリゲーションが行われるハイブリッド多重ネットワークである。UCI送信セルは、FDDセルまたはTDDセルのいずれであってもよい。
1つの実装では、UE102は、UCI送信セルがFDDセルまたはTDDセルであることを確定する(ステップ802)。これは、図2に関連して上述されたように達成される。例えば、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたマクロセルであるPCellである。この実装では、UCIは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるセル(例えば、FDDセルおよびTDDセル)のすべてに関して1つのセル(例えば、PCell)上でのみレポートされる。例として、UCIは、PCellのPUCCH上でレポートされる。
UE102は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する(ステップ804)。これは、例として、図2に関連して上述されるように達成される。例えば、UE102は、キャリアアグリゲーションのための第1セルとしてTDDセルを選択する(ステップ804)。
UE102は、第1セルに関わるPDSCHスケジューリングを確定する(ステップ806)。例えば、PDSCHセルフスケジューリングを用いると、第1セルに対するPDSCH送信は、同じサブフレーム(例えば、同じ送信時間間隔(TTI))における第1セル上の対応するPDCCH(またはePDCCH)によって、または下りリンク・セミパーシステント・スケジューリング(SPS)リリースを指示する同じサブフレームにおける第1セル上のPDCCH(またはePDCCH)に対して指示される。
クロスキャリアスケジューリングを用いると、第1セル上のPDSCH送信は、別のセル上のPDCCH(もしくはePDCCH)によってスケジュールされる。例えば、スケジューリング・セルがFDDセル(例えば、PCell)であり、第1セルがTDDセルであれば、PDSCHスケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに従う。一方、スケジューリング・セルがTDDセルであり、第1セルがFDDセルであれば、PDSCH送信は、例えば、スケジューリングTDDセル上にDLが割り当てられたサブフレームにおいてクロスキャリアスケジュールされる。
UE102は、第1セルに関わるPUSCHスケジューリング643、743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745を確定する(ステップ808)。例えば、PUSCHセルフスケジューリングのために、eNB160は、下りリンク制御情報(DCI)フォーマット0/4をもつPDCCH(もしくはePDCCH)および/または第1セル上のPHICH(もしくはePHICH)送信を、UE102を対象としたDLサブフレームにおいてスケジュールする。UE102は、PDCCH(もしくはePDCCH)およびPHICH(もしくはePHICH)情報に基づいてサブフレームn+kでの対応するPUSCH送信を調整し、ここでFDDに対してkは4であり、3GPP TS36.213における表8.3−1によれば、kは、TDDセルのTDD UL−DL構成によって(例えば、基づいて)決定される。PUSCH HARQ−ACKレポートは、対応するPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745に従って、第1セル上のPHICH(もしくはePHICH)またはPDCCH(もしくはePDCCH)によりPUSCH送信と関連付けられる。
クロスキャリアスケジューリングを用いると、第1セルに関わるPUSCHスケジューリング643、743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745は、スケジューリング・セル・タイミングに基づいて確定される(ステップ808)。例えば、セル上のPUSCH送信は、別のセル(例えば、スケジューリング・セル)からのULグラントまたはPHICH(もしくはePHICH)フィードバックによってスケジュールされる。ハイブリッド多重ネットワークに伴って、スケジューリング・セルがFDDセルであり、スケジュールされるセルがTDDセルであれば、PUSCH送信は、クロスキャリアスケジュールされる。
1つの実装では、スケジューリングFDDセルのすべてのサブフレームにULが割り当てられるため、スケジュールされるTDDセルは、常に、FDDセルのPUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745を用いてクロスキャリアスケジュールされる。例えば、TDDセルをクロスキャリアスケジュールするために、(図7に関連して示されるような)FDDセルの一定の4msのPUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745が用いられる。
一方、スケジューリング・セルがTDDセルであり、第1セル(例えば、スケジュールされるセル)がFDDセルであれば、第1セルは、PUSCHスケジューリング643およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645におけるスケジューリング・セル・タイミングに従う。しかし、TDDスケジューリング・セルにDL割り当てをもつサブフレームは、スケジュールされるFDDセル上にPUSCH送信をスケジュールするができない。例えば、第1セルがFDDセルであれば、第1セルは、PUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745に関わる8msの一定のターンアラウンド時間を有する。しかしながら、TDD UL−DL構成537a〜gは、少なくとも10msのターンアラウンド時間を有する。それゆえに、スケジューリング・セルがTDDセルであり、スケジュールされるセル(例えば、第1セル)がFDDセルであるとき、クロスキャリアスケジューリングに関わるPUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションにはFDDセル・タイミング(例えば、PUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745)を適用することができない。
加えて、第1セルは、クロスキャリアPUSCHスケジューリング643、743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745のための参照セルであってもよい。例えば、PCellがTDDセルであり、第1セルがFDDセルであれば、クロスキャリアPUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745のための参照セルとして第1セルが設定されてもよい。
UE102は、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する(ステップ810)。これは、例えば、図2に関連して上述されたように達成される。下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、少なくとも1つの対応するUCI送信上りリンク・サブフレームのためのタイミング(例えば、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション641、741)を含む。これは、図2に関連して上述されたように達成される。例えば、UE102は、第1セルに関わる下りリンク・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCH HARQ−ACKアソシエーション641、741を含むことを確定する(ステップ810)。UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDを用いて設定されたUCI送信セルのPDSCH HARQ−ACKアソシエーション741に従う。
UE102は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで送信する(ステップ812)。これは、例として、図2に関連して上述されたように達成される。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDであり、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含む場合、UE102は、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で送信する(ステップ812)。
図9は、eNB160によってキャリアアグリゲーションを行うための方法900のより具体的な実装を示すフロー図である。eNB160は、少なくとも1つのFDDセルおよび少なくとも1つのTDDセルをもつワイヤレス通信ネットワークにおけるUCI送信セルを確定する(ステップ902)。これは、例として、図3に関連して上述されたように達成される。例えば、ワイヤレス通信ネットワークは、1つ以上のFDDセルおよび1つ以上のTDDセルを用いてキャリアアグリゲーションが行われるハイブリッド多重ネットワークである。UCI送信セルは、FDDセルまたはTDDセルのいずれであってもよい。
1つの実装では、eNB160は、UCI送信セルがFDDセルまたはTDDセルであることを確定する(ステップ902)。これは、例として、図2に関連して上述されたように達成される。例えば、UCI送信セルは、FDDを用いて設定されたマクロセルであるPCellである。この実装では、UCIは、ハイブリッド多重ネットワークにおけるセル(例えば、FDDセルおよびTDDセル)のすべてに関して1つのセル(例えば、PCell)上でのみレポートされる。例として、UCIは、PCellのPUCCH上でレポートされる。
eNB160は、FDDおよびTDDキャリアアグリゲーションのための第1セルを選択する(ステップ904)。これは、例として、図3に関連して上述されたように達成される。例えば、eNB160は、キャリアアグリゲーションのための第1セルとしてTDDセルを選択する(ステップ904)。
eNB160は、第1セルに関わるPDSCHスケジューリングを確定する(ステップ906)。例えば、PDSCHセルフスケジューリングを用いると、第1セルに対するPDSCH送信は、第1セル上の同じサブフレーム(例えば、同じ送信時間間隔(TTI))に対応するPDCCH(またはePDCCH)によって、または下りリンク・セミパーシステント・スケジューリング(SPS)リリースを指示する第1セル上の同じサブフレームにおけるPDCCH(もしくはePDCCH)に対して指示される。
クロスキャリアスケジューリングを用いると、第1セル上のPDSCH送信は、別のセル上のPDCCH(もしくはePDCCH)によってスケジュールされる。例えば、スケジューリング・セルがFDDセルであり、スケジュールされるリングセルがTDDセルであれば、PDSCHスケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに従う。一方、スケジューリング・セルがTDDセルであり、スケジュールされるセルがFDDセルであれば、PDSCH送信は、例えば、スケジューリングTDDセル上にDLが割り当てられたサブフレームにおいてクロスキャリアスケジュールされる。
eNB160は、第1セルに関わるPUSCHスケジューリング643、743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745を確定する(ステップ908)。例えば、PUSCHセルフスケジューリングのために、eNB160は、下りリンク制御情報(DCI)フォーマット0/4をもつPDCCH(もしくはePDCCH)、および/または第1セル上のPHICH(もしくはePHICH)送信を、UE102を対象としたDLサブフレームにおいてスケジュールする。UE102は、PDCCH(もしくはePDCCH)およびPHICH(もしくはePHICH)情報に基づいてサブフレームn+kでの対応するPUSCH送信を調整し、ここでFDDに対してkは4であり、3GPP TS36.213における表8.3−1によれば、kは、TDDセルのTDD UL−DL構成により決定される。PUSCH HARQ−ACKレポートは、対応するPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745に従って、第1セル上のPHICH(もしくはePHICH)またはPDCCH(もしくはePDCCH)によりPUSCH送信と関連付けられる。
クロスキャリアスケジューリングを用いると、第1セルに関わるPUSCHスケジューリング643、743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションは、スケジューリング・セル・タイミングに基づいて確定される(ステップ908)。例えば、セル上のPUSCH送信は、別のセル(例えば、スケジューリング・セル)からのULグラントまたはPHICH(もしくはePHICH)フィードバックによってスケジュールされる。ハイブリッド多重ネットワークに伴って、スケジューリング・セルがFDDセルであり、スケジュールされるセルがTDDセルであれば、PUSCH送信は、クロスキャリアスケジュールされる。
1つの実装では、スケジューリングFDDセルのすべてのサブフレームにULが割り当てられるため、スケジュールされるTDDセルは、常に、FDDセルのPUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745を用いてクロスキャリアスケジュールされる。例えば、TDDセルをクロスキャリアスケジュールするために、(図7に関連して示されるような)FDDセルの一定の4msのPUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745が用いられる。
一方、スケジューリング・セルがTDDセルであり、第1セル(例えば、スケジュールされるセル)がFDDセルであれば、第1セルは、PUSCHスケジューリング643およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645におけるスケジューリング・セル・タイミングに従う。しかし、TDDスケジューリング・セルにDL割り当てをもつサブフレームは、スケジュールされるFDDセル上にPUSCH送信をスケジュールすることができない。例えば、第1セルがFDDセルであれば、第1セルは、PUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745に関わる8msの一定のターンアラウンド時間を有する。しかしながら、TDD UL−DL構成537a〜gは、少なくとも10msのターンアラウンド時間を有する。それゆえに、スケジューリング・セルがTDDセルであり、スケジュールされるセル(例えば、第1セル)がFDDセルであるとき、クロスキャリアスケジューリングに関わるPUSCHスケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションにはFDDセル・タイミング(例えば、PUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745)を適用することができない。
加えて、第1セルは、クロスキャリアPUSCHスケジューリング643、743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション645、745のための参照セルであってもよい。例えば、PCellがTDDセルであり、第1セルがFDDセルであれば、クロスキャリアPUSCHスケジューリング743およびPUSCH HARQ−ACKアソシエーション745のための参照セルとして第1セルが設定されてもよい。
eNB160は、UCI送信セルの少なくとも1つのUCI送信上りリンク・サブフレームを指示する、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットを確定する(ステップ910)。下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットは、少なくとも1つの対応するUCI送信上りリンク・サブフレームのためのタイミング(例えば、PDSCH HARQ−ACKアソシエーション641、741)を含む。これは、例として、図3に関連して上述されたように達成される。例えば、eNB160は、第1セルに関わる下りリンク・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCH HARQ−ACKアソシエーション641、741を含むことを確定する(ステップ910)。UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルであれば、第1セルは、FDDを用いて設定されたUCI送信セルのPDSCH HARQ−ACKアソシエーション741に従う。
eNB160は、PDSCH HARQ−ACK情報をUCI送信セルのUCI送信上りリンク・サブフレームで受信する(ステップ912)。これは、例として、図3に関連して上述されたように達成される。例えば、UCI送信セルがFDDセルであり、第1セルがTDDであり、第1セルに関わる下りリンク・サブフレーム・アソシエーションのセットがUCI送信セルのPDSCHアソシエーション・タイミングを含む場合、eNB160は、TDDセルに関するPDSCH HARQ−ACK情報をFDDセルのUL(例えば、PUCCHまたはPUSCH)で受信する(ステップ912)。
図10は、UE1002において利用される様々なコンポーネントを示す。図10に関連して記載されるUE1002は、図1に関連して記載されたUE102に従って実装される。UE1002は、UE1002のオペレーションを制御するプロセッサ1063を含む。プロセッサ1063は、中央処理装置(CPU:central processing unit)とも呼ばれる。メモリ1069は、リードオンリメモリ(ROM:read−only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、これら2つの組み合わせ、あるいは情報を記憶する任意のタイプのデバイスを含み、プロセッサ1063に命令1065aおよびデータ1067aを供給する。メモリ1069の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM:non−volatile random access memory)も含んでよい。命令1065bおよびデータ1067bは、プロセッサ1063にも存在する。プロセッサ1063に読み込まれた命令1065bおよび/またはデータ1067bは、プロセッサ1063による実行または処理のために読み込まれた、メモリ1069からの命令1065aおよび/またはデータ1067aも含んでよい。命令1065bは、上記の方法200および800の1つ以上を実装するためにプロセッサ1063によって実行される。
UE1002は、データの送受信を可能にするための1つ以上の送信機1058および1つ以上の受信機1020が入った筺体も含む。送信機(単数または複数)1058および受信機(単数または複数)1020は、1つ以上のトランシーバ1018に組み合わされてもよい。1つ以上のアンテナ1022a〜nは、筺体に取り付けられて、トランシーバ1018に電気的に結合される。
UE1002の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バスおよびステータス信号バスを含む、バスシステム1071によって結合される。しかしながら、明確さのために、図10では様々なバスがバスシステム1071として示される。UE1002は、信号処理用のデジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)1073も含んでよい。UE1002は、UE1002の機能へのユーザ・アクセスを提供する通信インターフェース1075も含んでよい。図10に示されるUE1002は、具体的なコンポーネントのリスティングではなく、機能ブロック図である。
図11は、eNB1160において利用される様々なコンポーネントを示す。図11に関連して記載されるeNB1160は、図1に関連して記載されたeNB160に従って実装される。eNB1160は、eNB1160のオペレーションを制御するプロセッサ1177を含む。プロセッサ1177は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれる。メモリ1183は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、これら2つの組み合わせ、あるいは情報を記憶する任意のタイプのデバイスを含み、プロセッサ1177に命令1179aおよびデータ1181aを供給する。メモリ1183の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含んでよい。命令1179bおよびデータ1181bは、プロセッサ1177にも存在する。プロセッサ1177に読み込まれた命令1179bおよび/またはデータ1181bは、プロセッサ1177による実行または処理のために読み込まれた、メモリ1183からの命令1179aおよび/または1181aも含む。命令1179bは、上記の方法300および900の1つ以上を実装するためにプロセッサ1177によって実行される。
eNB1160は、データの送受信を可能にするための1つ以上の送信機1117および1つ以上の受信機1178が入った筺体も含む。送信機(単数または複数)1117および受信機(単数または複数)1178は、1つ以上のトランシーバ1176に組み合わされてもよい。1つ以上のアンテナ1180a〜nは、筺体に取り付けられて、トランシーバ1176に電気的に結合される。
eNB1160の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バスおよびステータス信号バスを含む、バスシステム1185によって結合される。しかしながら、明確さのために、図11では様々なバスがバスシステム1185として示される。eNB1160は、信号処理用のデジタル信号プロセッサ(DSP)1187も含んでよい。eNB1160は、eNB1160の機能へのユーザ・アクセスを提供する通信インターフェース1189も含んでよい。図11に示されるeNB1160は、具体的なコンポーネントのリスティングではなく、機能ブロック図である。
図12は、キャリアアグリゲーションを行うためのシステムおよび方法が実装されたUE1202の一構成を示すブロック図である。UE1202は、送信手段1258、受信手段1220および制御手段1224を含む。送信手段1258、受信手段1220および制御手段1224は、上の図2、図8および図10に関連して記載された機能の1つ以上を行うように構成される。上の図10は、図12の具体的な装置構造の一例を示す。図2、図8および図10の機能の1つ以上を実現するために、他の様々な構造が実装されてもよい。例えば、DSPがソフトウェアによって実現されてもよい。
図13は、キャリアアグリゲーションを行うためのシステムおよび方法が実装されたeNB1360の一構成を示すブロック図である。eNB1360は、送信手段1317、受信手段1378および制御手段1382を含む。送信手段1317、受信手段1378および制御手段1382は、上の図3、図9および図11に関連して記載された機能の1つ以上を行うように構成される。上の図11は、図13の具体的な装置構造の一例を示す。図3、図9および図11の機能の1つ以上を実現するために、他の様々な構造が実装されてもよい。例えば、DSPがソフトウェアによって実現されてもよい。
用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスできる任意の利用可能な媒体を指す。用語「コンピュータ可読媒体」は、本明細書では、非一時的かつ有形のコンピュータおよび/またはプロセッサ可読媒体を示す。限定ではなく、例として、コンピュータ可読またはプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶もしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令の形態の所望のプログラムコードまたはデータ構造を載せるか、または記憶するために用いることができ、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を備える。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書では、コンパクトディスク(CD:compact disc)、レーザディスク(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタルバーサタイルディスク(DVD:digital versatile disc)、フロッピーディスク(floppy disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、一方でディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。
留意すべきは、本明細書に記載される方法の1つ以上がハードウェアで実装されてもよく、および/またはハードウェアを用いて行われてもよいことである。例えば、本明細書に記載される方法の1つ以上は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC)、大規模集積回路(LSI)または集積回路などで実装されてもよく、および/またはそれらを用いて実現されてもよい。
本明細書に開示されるそれぞれの方法は、記載される方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を備える。本方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく、相互に交換されてもよく、および/または単一のステップに組み合わされてもよい。言い換えれば、記載される方法の適切なオペレーションのためにステップまたは動作の特定の順序が必要とされない限り、特許請求の範囲から逸脱することなく、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用が修正されてもよい
当然のことながら、特許請求の範囲は、上に示された通りの構成および構成要素には限定されない。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載される配置、オペレーション、ならびにシステム、方法、および装置の詳細に様々な修正、変更および変形がなされてもよい。

Claims (16)

  1. キャリアアグリゲーションを行うための端末装置(UE)であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信を行うメモリと
    を備え、前記メモリに記憶された命令は、
    セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定するように実行可能であり、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、前記第1セルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、前記プライマリセルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、
    前記メモリに記憶された前記命令は、さらに
    PDSCH HARQ−ACK情報を前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングに基づいて送信するように実行可能である、
    前記UE。
  2. クロスキャリアスケジューリングがPDSCHに用いられる場合、前記第1セルの前記スケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに基づく、請求項1に記載のUE。
  3. 前記命令は、前記第1セルに関わる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションを確定するようにさらに実行可能である、請求項1に記載のUE。
  4. 前記PDSCH HARQ−ACK情報は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)または物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)上のうちの1つで送信される、請求項1に記載のUE。
  5. キャリアアグリゲーションを行うための基地局装置(eNB)であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信を行うメモリと
    を備え、前記メモリに記憶された命令は、
    セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定するように実行可能であり、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、前記第1セルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、前記プライマリセルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、
    前記メモリに記憶された前記命令は、さらに
    PDSCH HARQ−ACK情報を前記PDSCH HARQ−ACK送信に基づいて受信するように実行可能である、
    前記eNB。
  6. クロスキャリアスケジューリングがPDSCHに用いられる場合、前記第1セルの前記スケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに基づく、請求項5に記載のeNB。
  7. 前記命令は、前記第1セルに関わる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションを確定するようにさらに実行可能である、請求項5に記載のeNB。
  8. 前記PDSCH HARQ−ACK情報は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)または物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)上のうちの1つで受信される、請求項5に記載のeNB。
  9. 端末装置(UE)によってキャリアアグリゲーションを行うための方法であって、
    セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定することを備え、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルが時分割多重TDDセルである場合、前記第1セルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、前記プライマリセルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、
    前記方法は、さらに
    PDSCH HARQ−ACK情報を前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングに基づいて送信することを備える、前記方法。
  10. クロスキャリアスケジューリングがPDSCHに用いられる場合、前記第1セルの前記スケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに基づく、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1セルに関わる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションを確定することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記PDSCH HARQ−ACK情報は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)または物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)上のうちの1つで送信される、請求項9に記載の方法。
  13. 基地局装置(eNB)によってキャリアアグリゲーションを行うための方法であって、
    セルごとの物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)ハイブリッド自動再送要求/肯定応答(HARQ−ACK)送信タイミングを確定することを備え、少なくとも1つの周波数分割多重(FDD)セルおよび少なくとも1つの時分割多重(TDD)セルのキャリアアグリゲーションに関して、プライマリセルがFDDセルであり、第1セルがTDDセルである場合、前記第1セルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングは、前記プライマリセルのための前記PDSCH HARQ−ACK送信タイミングに従い、
    前記方法は、さらに
    PDSCH HARQ−ACK情報を前記PDSCH HARQ−ACK送信に基づいて受信することを備える、前記方法。
  14. クロスキャリアスケジューリングがPDSCHに用いられる場合、前記第1セルの前記スケジューリングは、スケジューリング・セル・タイミングに基づく、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1セルに関わる物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングおよびPUSCH HARQ−ACKアソシエーションを確定することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  16. 前記PDSCH HARQ−ACK情報は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)または物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)のうちの1つの上で受信される、請求項13に記載の方法。
JP2015521165A 2012-10-31 2013-10-21 キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法 Active JP6271535B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/665,558 2012-10-31
US13/665,558 US8811332B2 (en) 2012-10-31 2012-10-31 Systems and methods for carrier aggregation
PCT/JP2013/006214 WO2014068891A1 (en) 2012-10-31 2013-10-21 Systems and methods for carrier aggregation

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016500933A true JP2016500933A (ja) 2016-01-14
JP2016500933A5 JP2016500933A5 (ja) 2016-12-01
JP6271535B2 JP6271535B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=50547109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015521165A Active JP6271535B2 (ja) 2012-10-31 2013-10-21 キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法

Country Status (6)

Country Link
US (5) US8811332B2 (ja)
EP (1) EP2915393A4 (ja)
JP (1) JP6271535B2 (ja)
CN (1) CN104756575B (ja)
EA (1) EA029704B1 (ja)
WO (1) WO2014068891A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016519483A (ja) * 2013-03-28 2016-06-30 日本電気株式会社 通信システムにおけるharqタイミングの決定方法及び装置
JP2017076963A (ja) * 2016-10-06 2017-04-20 日本電気株式会社 通信システムにおけるharqタイミングの決定方法及び装置
JP2018139440A (ja) * 2018-05-09 2018-09-06 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue
JP2019126071A (ja) * 2019-03-04 2019-07-25 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue
JP2020099081A (ja) * 2020-02-12 2020-06-25 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8811332B2 (en) 2012-10-31 2014-08-19 Sharp Laboratories Of America, Inc. Systems and methods for carrier aggregation
US9407302B2 (en) 2012-12-03 2016-08-02 Intel Corporation Communication device, mobile terminal, method for requesting information and method for providing information
EP2938018B1 (en) 2012-12-18 2017-10-25 LG Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting ack/nack in wireless communication system
US9876620B2 (en) * 2013-01-10 2018-01-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Uplink control information transmissions/receptions in wireless networks
CN103973391A (zh) * 2013-01-24 2014-08-06 北京三星通信技术研究有限公司 一种汇报信道状态信息的方法及设备
KR102024132B1 (ko) * 2013-01-25 2019-09-24 삼성전자주식회사 셀 내의 캐리어 집적 시스템에서 제어 채널 전송 방법 및 장치
US20160020875A1 (en) 2013-03-08 2016-01-21 Lg Electronics Inc. Method for transmitting/receiving signals using multiple carriers in wireless communication system and device therefor
JP6155075B2 (ja) * 2013-04-05 2017-06-28 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、スモール基地局及び通信方法
ES2755179T3 (es) 2013-05-10 2020-04-21 Ericsson Telefon Ab L M Métodos y aparatos para señalización en sistemas dinámicos de dúplex por división del tiempo
WO2014205796A1 (en) * 2013-06-28 2014-12-31 Nokia Corporation Small cell configuration for interference mitigation
EP3024158A4 (en) * 2013-07-16 2017-06-14 Electronics and Telecommunications Research Institute Communication method in wireless communication system on basis of carrier aggregation
US10237020B2 (en) * 2013-07-19 2019-03-19 Sharp Kabushiki Kaisha Systems and methods for carrier aggregation
US9787458B2 (en) * 2013-09-16 2017-10-10 Nec Corporation Methods and apparatus relating to LTE FDD-TDD inter-system carrier aggregation in advanced wireless communication systems
US9386602B2 (en) * 2013-09-20 2016-07-05 Blackberry Limited Method and system for HARQ operation and scheduling in joint TDD and FDD carrier aggregation
US20150085720A1 (en) * 2013-09-26 2015-03-26 Qualcomm Incorporated Reduced delay harq process timeline for fdd-tdd carrier aggregation
KR20150035674A (ko) 2013-09-27 2015-04-07 주식회사 케이티 Tdd-fdd 조인트 오퍼레이션에서의 응답정보 전송채널 타이밍 설정 방법 및 그 장치
KR20150035673A (ko) * 2013-09-27 2015-04-07 주식회사 케이티 Tdd-fdd 조인트 오퍼레이션에서의 제어채널 타이밍 설정 방법 및 그 장치
CN110176979B (zh) * 2013-09-27 2020-10-27 中兴通讯股份有限公司 一种频谱聚合的数据发送方法及装置
KR102127320B1 (ko) 2013-09-27 2020-06-26 주식회사 아이티엘 상향링크 스케줄링 및 harq 타이밍 방법 및 장치
EP3057259B1 (en) * 2013-10-07 2019-12-04 LG Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting ack/nack by terminal in wireless communication system
CN105814827B (zh) 2013-10-30 2019-06-11 Lg 电子株式会社 从同时接入多小区的用户设备发送harq ack/nack的方法
US10153867B2 (en) 2014-01-30 2018-12-11 Qualcomm Incorporated Carrier aggregation with dynamic TDD DL/UL subframe configuration
US10368367B2 (en) * 2014-07-21 2019-07-30 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting uplink signal in wireless LAN system
GB2530511A (en) * 2014-09-24 2016-03-30 Vodafone Ip Licensing Ltd Inter-mode carrier aggregation
WO2016048112A2 (ko) * 2014-09-26 2016-03-31 엘지전자 주식회사 반송파 집성을 지원하는 무선 통신 시스템에서 단말의 신호 송수신 방법 및 이를 위한 장치
CN105792363B (zh) * 2014-12-26 2017-12-22 上海朗帛通信技术有限公司 一种增强的载波聚合中的调度方法和装置
US11818717B2 (en) * 2014-12-31 2023-11-14 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for uplink control signaling with massive Carrier Aggregation
WO2016114577A1 (en) * 2015-01-14 2016-07-21 Lg Electronics Inc. Method for transmitting multiplexed harq feedbacks in a carrier aggregation system and a device therefor
WO2016138662A1 (en) * 2015-03-05 2016-09-09 Qualcomm Incorporated Control signaling for flexible duplex in wireless communications
CN107567718B (zh) * 2015-03-06 2021-03-09 三星电子株式会社 在移动通信系统中由配置有多个载波的用户设备执行和报告测量的方法和装置
EP4171169A1 (en) * 2015-08-31 2023-04-26 Ntt Docomo, Inc. User terminal, radio base station and radio communication method
US10931425B2 (en) 2015-09-11 2021-02-23 Apple Inc. Transmission of uplink control information in wireless systems
US9756534B2 (en) * 2015-09-21 2017-09-05 Qualcomm Incorporated Management of inter-frequency measurements
EP3389329B1 (en) * 2015-12-31 2020-09-02 Huawei Technologies Co., Ltd. User equipment and base station
WO2017164621A1 (ko) 2016-03-22 2017-09-28 삼성전자 주식회사 이동 통신 시스템에서의 상향링크 제어 신호 전송 방법 및 장치
KR102458077B1 (ko) 2016-03-22 2022-10-25 삼성전자 주식회사 이동 통신 시스템에서의 상향링크 제어 신호 전송 방법 및 장치
WO2018076326A1 (zh) * 2016-10-31 2018-05-03 华为技术有限公司 用于上行载波聚合的通信方法和装置
US11109271B1 (en) 2017-06-20 2021-08-31 T-Mobile Innovations Llc Selection of primary carrier based on control channel load levels
WO2019081020A1 (en) * 2017-10-26 2019-05-02 Huawei Technologies Co., Ltd. CLIENT DEVICE, NETWORK ACCESS NODE, AND ASSOCIATED METHODS
US11451351B2 (en) * 2018-02-14 2022-09-20 Lg Electronics Inc. Method for transmitting and receiving downlink data channel and device therefor
CN110876201B (zh) * 2018-09-04 2022-10-11 上海华为技术有限公司 一种上行传输方法和装置
WO2021058992A1 (en) * 2019-09-24 2021-04-01 Orope France Sarl Methods and devices for downlink feedback indication processing
US11026212B1 (en) * 2019-10-09 2021-06-01 Sprint Spectrum L.P. Control of UE connectivity based on effective bandwidth of TDD carrier
US11877290B2 (en) * 2020-04-06 2024-01-16 Qualcomm Incorporated Parallel uplink control channels in uplink carrier aggregation
CN113824543A (zh) * 2021-09-07 2021-12-21 深圳金信诺高新技术股份有限公司 自适应调整pdcch聚合度的方法、基站及存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013163953A1 (zh) * 2012-05-04 2013-11-07 电信科学技术研究院 不同tdd上/下行配置载波聚合反馈方法、装置及系统

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8494572B2 (en) * 2008-06-24 2013-07-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for power control of first data transmission in random access procedure of FDMA communication system
WO2010102450A1 (zh) 2009-03-11 2010-09-16 华为技术有限公司 识别不同帧结构的方法、装置和系统
US20100254329A1 (en) * 2009-03-13 2010-10-07 Interdigital Patent Holdings, Inc. Uplink grant, downlink assignment and search space method and apparatus in carrier aggregation
US9559829B2 (en) 2009-11-04 2017-01-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Signaling for flexible carrier aggregation
US20120113831A1 (en) * 2010-04-30 2012-05-10 Interdigital Patent Holdings, Inc. Determination of Carriers and Multiplexing for Uplink Control Information Transmission
US20110268045A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Youn Hyoung Heo System and method for uplink control information transmission in carrier aggregation
US20110267948A1 (en) 2010-05-03 2011-11-03 Koc Ali T Techniques for communicating and managing congestion in a wireless network
US8509155B2 (en) * 2010-07-16 2013-08-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for multiplexing acknowledgement signals and sounding reference signals
JP5606836B2 (ja) 2010-08-31 2014-10-15 株式会社Nttドコモ 無線通信システム及び移動端末装置
KR101771550B1 (ko) * 2010-10-15 2017-08-29 주식회사 골드피크이노베이션즈 Ack/nack 신호 송수신 방법 및 장치
US20120106404A1 (en) 2010-11-01 2012-05-03 Qualcomm Incorporated Fdd and tdd carrier aggregation
WO2012060630A2 (en) * 2010-11-02 2012-05-10 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information in radio communication system
EP2637343B1 (en) * 2010-11-02 2020-03-11 LG Electronics Inc. Method and device for transmitting uplink control information in wireless communication system
WO2012064248A1 (en) 2010-11-12 2012-05-18 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Multi-standard radio network node configuration data handling for network operation
KR101875611B1 (ko) * 2010-11-22 2018-07-06 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 하향링크 전송에 대한 확인응답의 전송 방법 및 장치
KR101530800B1 (ko) 2011-02-10 2015-06-22 엘지전자 주식회사 무선통신 시스템에서 수신확인 전송 방법 및 장치
EP2490362B1 (en) * 2011-02-15 2018-04-04 LG Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting channel quality control information in wireless access system
WO2012122170A1 (en) * 2011-03-07 2012-09-13 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for sending uplink control information for multi-radio access technology operation
KR20120103400A (ko) * 2011-03-11 2012-09-19 삼성전자주식회사 통신시스템에서 하이브리드 자동재전송요구 지원 방법 및 장치
KR101541985B1 (ko) 2011-03-14 2015-08-04 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 ack/nack 전송 방법 및 장치
KR101915131B1 (ko) 2011-03-15 2018-11-05 엘지전자 주식회사 신호 송수신 방법 및 이를 위한 장치
EP2515463B1 (en) * 2011-04-19 2020-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting acknowledgement information in a tdd communication system
KR20140018977A (ko) * 2011-04-29 2014-02-13 인터디지탈 패튼 홀딩스, 인크 서브프레임 제한을 갖는 반송파들의 반송파 집성
KR101961807B1 (ko) * 2011-05-31 2019-07-18 삼성전자 주식회사 반송파 결합을 지원하는 tdd 통신 시스템에서 물리채널의 송수신 타이밍 및 자원 할당을 정의하는 방법 및 장치
US9363820B2 (en) * 2011-08-11 2016-06-07 Industrial Technology Research Institute Method of uplink control information transmission
JP5938099B2 (ja) * 2011-08-12 2016-06-22 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) マルチプルセル通信ネットワークにおける制御タイミングコンフィギュレーションの割当てのための基地局、ユーザ装置及びそれらにおける方法
CA2845036C (en) * 2011-08-12 2020-09-22 Interdigital Patent Holdings, Inc. Methods, apparatus and systems for power control and timing advance
US9215040B2 (en) * 2011-09-23 2015-12-15 Futurewei Technologies, Inc. Hybrid in-band/out-of-band relays
US9197379B2 (en) * 2011-10-03 2015-11-24 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and apparatus for modified PHICH
CN102546134B (zh) * 2011-12-29 2015-07-22 电信科学技术研究院 基于增强phich传输反馈信息的方法及装置
CN103188061B (zh) * 2011-12-31 2017-11-03 中兴通讯股份有限公司 混合自动重传请求应答信息的发送方法和装置
US9203559B2 (en) * 2012-01-27 2015-12-01 Blackberry Limited System and method for supporting inter-band carrier aggregation with different UL/DL TDD configurations
US8923255B2 (en) * 2012-03-16 2014-12-30 Blackberry Limited Uplink control channel resource collision avoidance in carrier aggregation systems
US8811332B2 (en) 2012-10-31 2014-08-19 Sharp Laboratories Of America, Inc. Systems and methods for carrier aggregation
US9706568B2 (en) * 2013-06-28 2017-07-11 Texas Instruments Incorporated Uplink control signaling for joint FDD and TDD carrier aggregation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013163953A1 (zh) * 2012-05-04 2013-11-07 电信科学技术研究院 不同tdd上/下行配置载波聚合反馈方法、装置及系统

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HUAWEI, HISILICON: "HARQ timing design for TDD inter-band CA with different UL-DL configurations", 3GPP TSG-RAN WG1 #68 R1-120017, JPN6017048566, 31 January 2012 (2012-01-31) *
NOKIA CORPORATION, NOKIA SIEMENTS NETWORKS: "New Wl: Further LTE Carrier Aggregation Enhancements", 3GPP TSG-RAN #58 RP-121810, JPN6017048567, 30 November 2012 (2012-11-30) *
SHARP: "PDSCH HARQ-ACK report with LTE TDD inter-band CA", 3GPP TSG-RAN WG1 #68 R1-120274, JPN6017048565, 10 February 2012 (2012-02-10) *

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016519483A (ja) * 2013-03-28 2016-06-30 日本電気株式会社 通信システムにおけるharqタイミングの決定方法及び装置
JP2017076963A (ja) * 2016-10-06 2017-04-20 日本電気株式会社 通信システムにおけるharqタイミングの決定方法及び装置
JP2018139440A (ja) * 2018-05-09 2018-09-06 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue
JP2019126071A (ja) * 2019-03-04 2019-07-25 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue
JP2020099081A (ja) * 2020-02-12 2020-06-25 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue
JP2021119680A (ja) * 2020-02-12 2021-08-12 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue
JP7184111B2 (ja) 2020-02-12 2022-12-06 日本電気株式会社 基地局による方法、基地局及びue

Also Published As

Publication number Publication date
EP2915393A1 (en) 2015-09-09
EA201590842A1 (ru) 2015-08-31
US20140119246A1 (en) 2014-05-01
US10880065B2 (en) 2020-12-29
CN104756575B (zh) 2018-07-24
US20190245670A1 (en) 2019-08-08
US20140334359A1 (en) 2014-11-13
US8811332B2 (en) 2014-08-19
US9480052B2 (en) 2016-10-25
EP2915393A4 (en) 2015-11-11
US20150334682A1 (en) 2015-11-19
US20170041116A1 (en) 2017-02-09
US9124401B2 (en) 2015-09-01
CN104756575A (zh) 2015-07-01
US10284350B2 (en) 2019-05-07
JP6271535B2 (ja) 2018-01-31
WO2014068891A1 (en) 2014-05-08
EA029704B1 (ru) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6271535B2 (ja) キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法
JP6200434B2 (ja) フィードバック情報を送受信するためのデバイス
US9882696B2 (en) Devices for sending and receiving feedback information
US10063350B2 (en) Devices for sending and receiving hybrid automatic repeat request information for carrier aggregation
US9749094B2 (en) Devices for sending and receiving feedback information
US9537616B2 (en) Systems and methods for subframe offset
JP6343336B2 (ja) キャリアアグリゲーションのためのシステムおよび方法
JP2017508343A (ja) キャリアアグリゲーションためのシステムおよび方法
JP2017511016A (ja) キャリアアグリゲーションのための拡張pucchレポーティング
WO2014141641A1 (en) Systems and methods for feedback reporting
WO2015008446A1 (en) Systems and methods for carrier aggregation

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161006

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6271535

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150