JP2016225298A - 保持ブロックおよびモジュール式プラグインサート - Google Patents

保持ブロックおよびモジュール式プラグインサート Download PDF

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Abstract

【課題】コンタクト部材を受容するチャンバの空間最小化を達成し、嵌合面を可能な限り小さく構成し、装着の単純化もを図る。
【解決手段】本発明はプラグ端部保護表面、ケーブル端部保護表面、ならびにこれらの保護表面を取り囲む外側輪郭を有する保持ブロック部材を備える保持ブロック(121)を有し、さらに自体の長手方向拡張により差込方向Sを規定する少なくとも1つのコンタクト部材を有する、モジュール式プラグインサート(109)に関する。コンタクト部材を受容するための少なくとも1つの、プラグ端部保護表面からケーブル端部保護表面まで延在し受容開口部が設けられ、保持ブロック部材の外側輪郭へと外に開いている。本発明による保持ブロックが利用され、コンタクト部材を、いずれの場合も差込方向Sを横断する方向に向けられた受容方向に沿っている。
【選択図】図8

Description

本発明は、プラグ端部保護表面、ケーブル端部保護表面、ならびにこれらの保護表面を取り囲む外側輪郭を有する保持ブロック部材を備える、モジュール式プラグインサート用の保持ブロックに関する。さらに、本発明は、プラグ端部保護表面、ケーブル端部保護表面、ならびにこれらの保護表面を取り囲む外側輪郭を有する保持ブロック部材を備える保持ブロックを有し、さらに自体の長手方向拡張により差込方向を規定する少なくとも1つのコンタクト部材を有する、モジュール式プラグインサートに関する。
保持ブロックおよびモジュール式プラグインサートが、先行技術から知られている。知られている解決法の場合、圧着コンタクトなどのコンタクト部材が、たとえば完全に嵌合したプラグの続く差込方向に沿って保持ブロック内へと導入され、たとえば掛止フック(latching hook)を用いて保持ブロック内に固定される。この場合、各圧着コンタクトは、それ自体の掛止フックを有し得る。モジュール式プラグインサートは、その中でケーブルがいずれの場合も掛止フックを用いて固止されるが、その後さらにプラグハウジングの中で固止されねばならず、この目的のために第2の係止が必要となる。この係止を、さらなる掛止フックによって、またはコンタクトのねじ込み係止もしくは押出被覆によって実行することができる。保持ブロックまたはプラグインサートにおいてそのような様式で実現されるケーブルの固止は、プラグの装着を困難にし、また個々のケーブルを固定するための要件により、嵌合面を可能な限り小さくなるように構築することが妨げられる。
本発明の目的は、コンタクト部材を受容するチャンバの空間最小化を達成し、このことにより、嵌合面を可能な限り小さく構成することである。装着の単純化も、本発明の目的である。
上述された種類の保持ブロックに関して、この目的は、コンタクト部材を受容するための少なくとも1つの受容開口部が提供され、この受容開口部が、プラグ端部保護表面からケーブル端部保護表面まで延在しかつ保持ブロック部材の外側輪郭へと外に開いているという形で、本発明により達成される。
上述された種類のモジュール式プラグインサートに関して、この目的は、本発明による保持ブロックが提供され、この場合、コンタクト部材を、少なくとも1つの受容開口部内へと、いずれの場合も差込方向を横断する方向に向けられた受容方向に沿って導入できる、という形で、本発明により達成される。
これらの解決法は、先行技術から知られるように、コンタクト部材を、保持ブロックまたはプラグインサート内に、続く差込方向においてまたはその反対方向において導入する必要がない、とう利点を有する。コンタクト部材の挿入が続く差込方向に対して横断方向に実行され、この結果、掛止フックを使用しないことが可能となり、装着がより容易になる。
本発明による解決法を、それら自体有利でありかつ所望に応じて互いと組み合わせることのできる、様々な構成によってさらに改善することができる。これらの構成およびこれらと関連付けられた利点について、以下で詳細に記載する。
1つの有利な構成では、本発明による保持ブロックの外側輪郭は、画定された幾何学的形態を有し得る。保持ブロックはこの場合、たとえば、円形または矩形とすることができる。さらに、保持ブロックの外側輪郭は、たとえば三角形またはn本の辺を有する多角形などの、任意の他の幾何学的な形をとることができる。
ケーブル端部保護表面を、プラグ端部保護表面と実質的に平行に配置することができる。
保持ブロックを、中実体または中空体として構成することができる。保持ブロックが中空体として構成される場合は、プラグ端部保護表面およびケーブル端部保護表面はそれぞれ、たとえばウエブを介して互いに接続可能なプレートを表す。この構成の場合、2つの保護表面は、任意の所望の形態のウエブを介してのみ互いに接続され、受容開口部は、2つの保護表面の各々の中に別個にあるが互いに対向して存在し得る。この場合、受容開口部の内側面は、2つのストリップ形状の表面を備える。
保持ブロックを、中実体として構成することができる。すなわち、受容開口部の内側面は、切れ目のない表面である。
中実体としての保持ブロックの構成の場合または中空体としての保持ブロックの構成の場合の両方において、受容開口部の内側面を、追加的に処理することができる。この場合、受容開口部の前記内側面に、機械的に処理された機能性被覆を設けること、またはたとえばゴム被覆を設けることができる。たとえば、摩擦軽減層または研磨摩耗を軽減する被覆は、機能性被覆と見なされ得る。受容開口部の内側面に、たとえば後から挿入されることになるコンタクト部材との摩擦を大きくする構造を設けることも考えられる。
保持ブロックは、外側輪郭全体にわたって所望に応じて分布させることのできる、いくつかの受容開口部を有し得る。受容開口部は、外側輪郭に沿って所望に応じて配置できるだけでなく、様々な深さおよび/または幅を有することもできる。受容開口部の配置、幅、および深さに関して、任意の所望の組み合わせが考えられる。受容開口部の位置、深さ、および幅のこの組み合わせの結果として、様々な基準に対応可能な非常に幅広い嵌合面を実現することができる。
保持ブロックのさらなる有利な構成では、プラグ端部保護表面および/またはケーブル端部保護表面から外に突出する、少なくとも1つの壁が設けられる。
この壁を、保持ブロックから押出成形することができるか、またはこの壁は、後から取り付けられる別個の部材を表すことができる。
1つの壁または複数の壁を、プラグ端部保護表面および/またはケーブル端部保護表面から離れる方向を向く、受容開口部の内壁の伸張部と見なすことができる。1つの壁または複数の壁は、保護表面から離れる方向を向く方向における受容開口部の広がりを大きくし、こうして後から挿入されることになるコンタクト部材に対して、より大きい受容および担持表面を提供することができる。
1つの壁または複数の壁は、単独の、いくつかの、または全ての受容開口部においてさらに存在し得る。この場合、壁を設けられた全ての受容開口部に関して壁の高さが同じであれば、または壁の端面が、関連付けられたコンタクト表面と平行に互いと面一であれば、有利である。
個々の受容開口部の壁を、互いから空間的に分離することができる。しかし、互いに隣り合って位置付けられた異なる受容開口部の壁が、互いに接触することも、または互いへと融合する、すなわち接触の箇所において材料接続を有することすら可能である。この壁の材料接続は、保持ブロックの安定性を高めるために、特に有利である。
1つの壁または複数の壁の端部は、壁にわたる平均の場合よりも小さい壁厚さを有し得る。1つの壁または複数の壁の端部は、続いて挿入されることになる部材の挿入を単純化する面取り部を、さらに有し得る。
1つの壁または複数の壁は、1つの受容開口部または複数の受容開口部の1つの内壁または複数の内壁の、ずれのない連続体を形成することができ、この場合、1つの受容開口部または複数の受容開口部の1つの内壁または複数の内壁は、保護表面同士の間の方向においてまたはその反対方向において、段部また縁部を有さない。
1つの壁または複数の壁を、1つの受容開口部または複数の受容開口部から離れるようにずらして構築することも可能である。この構成では、縁部または段部が、保護表面同士の間の方向においてまたはその反対方向において見出される。そのような段部は、後から挿入されることになる部材を前記段部上で支持できるという利点を有し得る。
保持ブロックの本発明によるさらなる構成では、少なくとも1つのさらなる保持ブロック部材が提供され、そのさらなる外側輪郭は、保持ブロック部材の外側輪郭と相補の関係にある。
保持ブロックを形成する保持ブロック部材は、単独で見た場合、複雑な外側輪郭を有し得るものの、この外側輪郭は、保持ブロック部材の相補的な設計によって、単純化された外側輪郭、たとえば保持ブロック全体の円形の外側輪郭を形成するように、単純化することができる。
様々な保持ブロック部材を、同じ材料からまたは様々な材料から製造することができる。様々な材料は、保持ブロック部材同士を相違させる役割を果たし得る。いくつかの保持ブロック部材を相違させることおよびこれらの装着の改善を目的として、これらは、たとえば色コード化および/または表面構造によるコード化によって実現可能なマークを、追加的に有し得る。
個々の保持ブロック部材が対称性を有することも可能であり、この結果、プラグ端部保護表面とケーブル端部保護表面を相違させる必要がなくなる。したがって、そのような保持ブロック部材の設置によって、この場合プラグ端部保護表面とケーブル端部保護表面が入れ替えられるが、機能が損なわれることがない。
さらなる保持ブロック部材が、保持ブロックの外側輪郭から保持ブロックの内面まで幅が狭くなっている、さらなる外側輪郭を有すれば有利である。このことにより、続く差込方向を横断する方向における、さらなる保持ブロック部材の挿入が可能になる。続く差込方向は、保持ブロック部材の保護表面に対して垂直である。
それでもなお、さらなる保持ブロック部材が、保持ブロックの外面から保持ブロックの内面まで広くなっているさらなる外側輪郭を有することも可能である。ただ1つのさらなる保持ブロック部材を用いて保持ブロックを形成するような様式で構成された、さらなる保持ブロック部材の場合、さらなる保持ブロック部材を保持ブロック部材内に、続く差込方向にまたはその反対方向に導入することが必要である。
保持ブロックが3つ以上の保持ブロック部材を備える場合、かつ1つのさらなる保持ブロック部材のみが保持ブロックの外面から内面までより広くなるさらなる外側輪郭を有する場合、続く差込方向を横断する方向における保持ブロック部材の挿入が、それでもやはり可能である。このことは、続く差込方向を横断する方向に最後に挿入されることになる保持ブロック部材が、外面から内面まで小さくなっている幅を有する保持ブロック部材であるという形で実現可能である。
2つ以上の保持ブロック部材を、2つ以上の保持ブロック部材の外側輪郭が、保持ブロックの組立後に連結受容開口部を形成するような様式で構成することができる。この場合、たとえば、2つの保持ブロック部材の外側輪郭が、保持ブロックを形成するための組立後に円形の受容開口部を形成する半円形の受容開口部を、いずれの場合も有することが可能である。
組み立てられた保持ブロックは、切れ目のないプラグ端部保護表面およびケーブル端部保護表面を有し得るが、組み立てられた保持ブロックは、材料の節減を理由として、たとえば保護表面に凹部も有し得る。凹部は、受容開口部を表すことなく、プラグ端部保護表面からケーブル端部保護表面まで延在し得る。
保持ブロックのさらなる有利な構成では、これは、プラグ端部のさらなる保護表面、ケーブル端部のさらなる保護表面、およびこれらのさらなる保護表面を取り囲むさらなる外側輪郭を備え、プラグ端部のさらなる保護表面からケーブル端部のさらなる保護表面まで延在しかつさらなる保持ブロック部材のさらなる外側輪郭へと外に開いている、コンタクト部材を受容するための少なくとも1つの受容開口部を有する、さらなる保持ブロック部材を備える。
ケーブル端部のさらなる保護表面を、プラグ端部のさらなる保護表面と実質的に平行に配置することができる。
そのような様式で構成された保持ブロック部材は、保持ブロックの外側輪郭から内面までの受容開口部の長さを過度に長くするよう選択する必要なく、受容開口部を保持ブロック全体にわたって所望に応じて分布させることができる、という利点を有する。
過度に大きくない受容開口部の長さの広がりは、保持ブロックの安定性を損なわない。受容開口部を、2つ以上の保持ブロック部材によって形成することができる。
外側輪郭において外に開いている受容開口部は、組み立てられた状態であっても外向きに向く開口部を、常に有する。ただし受容開口部を、いくつかの保持ブロック部材で少なくとも部分的に構成することもできる。いくつかの受容開口部は、保持ブロックの組み立てられた状態において完成する受容開口部を表し得る。いくつかの構成要素としての受容開口部から成る前記受容開口部は、保持ブロックの組み立てられた状態において、閉じた内壁を有することができ、ケーブル端部保護表面およびプラグ端部保護表面に向かって開かれ得る。
さらなる保持ブロック部材の受容開口部も、受容開口部の内壁において、保持ブロック部材の受容開口部と同様の処理を受けることができる。たとえば構造化、被覆、またはゴム被覆などの可能な表面処理を、同様に適用することができる。
受容開口部のそのような処理を、保持ブロック部材の外側輪郭の接触する部分にも適用することができる。こうしてたとえば、摩擦軽減層による接触する部分の処理により、保持ブロック部材内へのさらなる保持ブロック部材の挿入を容易にすることが可能である。
たとえば保持ブロック部材とさらなる保持ブロック部材との間の摩擦を大きくすることによって、両保持ブロック部材間で摩擦ロック接続を生成できること、および、これらを互いに対して固定できることが、さらに可能である。
本発明による保持ブロックの1つの有利な構成では、保持ブロック部材および少なくとも1つのさらなる保持ブロック部材が、ポジティブロックの様式で少なくとも部分的に互いに係合する。
そのようなポジティブロックにより、さらなる保持ブロック部材に対する保持ブロック部材の相対移動を防止することができる。この場合、保護表面に対して垂直に延びる方向においてまたはその反対方向において、保持ブロック部材の移動が防止されれば、とりわけ有利であり得る。
ポジティブロックを、関与する保持ブロック部材の外側輪郭の接触する部分において存在する溝または突出部を介して、実現することができる。溝および突出部を有利には、相補の関係となるように構成することができ、それらの形状をたとえば、矩形または半円形とすることができる。
ポジティブロックを、保持ブロック部材のプラグ端部保護表面とケーブル端部保護表面との間の距離が、さらなる保持ブロック部材の同じ保護表面同士の間の距離よりも大きいという形で形成することもできる。
この構成では、保持ブロック部材は、段部のないおよびずれのない様式で保護表面から続いており、かつ一方側または両側で開口部の上方に延在し、かつ間にさらなる保持ブロック部材が受容される、張り出し部を有する。
保護表面に対して垂直な方向において測定される張り出し部の内部距離を、さらなる保持ブロック部材の保護表面同士の間の距離以上とすることができる。
さらなる保持ブロック部材を、これのために設けられた保持ブロック部材の開口部内に挿入することができる。また、プラグ端部保護表面および/またはケーブル端部保護表面を有する保持ブロック部材の張り出し部は、さらなる保持ブロック部材のさらなる保護表面と少なくとも部分的に重なることができる。
組み立てられた状態では、さらなる保持ブロック部材はしたがって、保護表面に対して垂直な方向に沿ってまたはこれと反対方向に、移動させることができない。
ポジティブロックはさらに、保持ブロック部材に固止されかつさらなる保持ブロック部材の開口部内に押し込むことのできる、ピンを用いて実現することもできる。この場合、ピンを保持ブロック部材およびさらなる保持ブロック部材の両方に固止することができるか、または、このポジティブロックピンおよび対応する開口部が、各保持ブロック部材において交互に存在し得る。
保持ブロック部材の張り出し部を有する上記の実施形態を、たとえば、妨害物またはラッチ機構として構成することができる。保持ブロック部材の互いに対する保持または固定が、こうして保証される。
可能な妨害物によって実現される保持を、対応する力を作用させて容易に解放することができる。一方、掛止フックによって生成される掛止は、この掛止を外すことによってのみ解放することができる。
保持ブロック部材とさらなる保持ブロック部材との間のポジティブロックを、保持ブロックの外側輪郭において、すなわち、特にさらなる保持ブロック部材との保持ブロック部材の接触箇所において、ずれが生じないように、特に構成することができる。前記箇所におけるずれは、保持ブロック部材とさらなる保持ブロック部材との間のポジティブロックが、まだ完全には作り出されていないことを示すものとして機能し得る。
保持ブロックのさらなる有利な構成は、少なくとも1つの受容開口部の開口を封止する、少なくとも1つの固着スリーブ(securing sleeve)を有する。
固着スリーブを、1つの個片としてまたはいくつかの部品で構築される環体として、構成することができる。たとえば、保持ブロックの周囲に両側から設置される2部品の半環体を、この場合考えることができ、この半環体を、この半環体のそれぞれの接触箇所において接続することができる。
固着スリーブを、保持ブロックを完全には取り囲まないが、自体が及ぼすばね力のみによって保持ブロック上に摩擦係合の様式で接続される、クリップとすることもできる。
固着スリーブを、ケーブル端部保護表面およびプラグ端部保護表面の両方から、保持ブロック上に設置することができる。固着スリーブが、各一方側から保持ブロックを覆って敷設または設置可能な、2部品の環体を備えることも可能である。
固着スリーブは、プラグ端部とケーブル端部との間のあらゆる種類の流体および/またはほこりの行き来を防止する、少なくとも1つの封止部材を有し得る。封止部材を、固着スリーブ上におよび/または保持ブロック上に設けることができる。さらに封止部材は、たとえば、保持ブロックと固着スリーブとの間に位置付けられるOリングとすることができる。
固着スリーブが保持ブロックの外側輪郭に接触する領域を、所望に応じて構成することができる。少なくとも1つの受容開口部に加えて、固着スリーブは、保持ブロックの外側輪郭へと外に開いているさらなる受容開口部を封止することができる。
固着スリーブは、リング形状および矩形の両方または任意の形態となるように構成することができ、保護表面を有し得る。この保護表面は、特に、組み立てられた状態では、保持ブロックの保護表面と平行とすることができる。基部表面をさらに、切れ目のないものとするか、またはこれに開孔を設けることができる。
本発明による保持ブロックは有利には、少なくとも1つの固着スリーブが、保持ブロックの外側輪郭へと開いている受容開口部を封止するように構成され得る。
固着スリーブは、特に全周に関わる様式で、保持ブロックの外側輪郭へと外に開いている全ての受容開口部を封止することができる。前記封止を、表面全体にわたってまたは部分的に実行することができる。たとえば受容開口部の開口にわたって存在する薄いウエブは、たとえば受容開口部の開口の上方に突出しかつ受容開口部を完全には架橋しない自立型ウエブなどの、受容開口部の開口の封止部も表す。
2部品の固着スリーブの場合、受容開口部の保護を、たとえば4分の1ずつまたはこれにもかかわらず任意の他の所望の分割で、たとえば固着スリーブの第1の部品からまたは固着スリーブの第2の部品から交互に、実行することができる。
保持ブロックのさらなる有利な構成では、保持ブロック部材の外側輪郭およびさらなる保持ブロック部材のさらなる外側輪郭の接触する部分は、これらが保持ブロックの外側輪郭へと外に開いていない受容開口部を封止するような様式で構成される。
保持ブロックの外側輪郭は、保持ブロック部材がさらなる保持ブロック部材と1つにされるときにのみ生成され得る。
保持ブロックの外側輪郭へと外に開いていない受容開口部は、固着スリーブを用いて、困難を伴ってしか封止できない。このことは、固着スリーブの複雑な形態によって達成され得るが、保持ブロックの外側輪郭へと外に開いていない受容開口部の封止は好ましくは、保持ブロック部材の外側輪郭およびさらなる保持ブロック部材のさらなる外側輪郭の接触する部分を用いて実行される。
保持ブロックの外側輪郭へと外に開いていない受容開口部は、保持ブロック部材において、さらなる保持ブロック部材において、または両方において、存在し得る。受容開口部を、外側輪郭およびさらなる外側輪郭の接触する部分に沿って、交互に配置することもできる。そのような場合、そのような受容開口部に対向する他方の保持ブロック部材の構造化されていない内部表面は、受容開口部を封止する機能のみを有する。
ただし、保持ブロック部材が1つに接合されて保持ブロックを形成すると受容開口部の最終形状を形成し得る、保持ブロック部材において、単一の受容開口部の2つ以上の部分的に成形された部分を設けることも、さらに可能である。
保持ブロックの外側輪郭上に位置付けられていない受容開口部の構造は、後から受容開口部内に導入されることになる部材を、受容開口部を外側輪郭から中央領域まで延長する必要なく、前記保持ブロック内の中央に、すなわち保持ブロックの外側輪郭まで可能な限り大きい距離をとって、挿入できる、という利点を特に有する。そのような長い受容開口部を回避することにより、保持ブロックの安定性が高まる。
本発明による保持ブロックを有利には、固着スリーブが保持ブロックの外側輪郭をポジティブロックの様式で少なくとも部分的に取り囲むように構成することができる。
固着スリーブは、固着スリーブ上に設けられたポジティブロック部材が保持ブロックとのポジティブロックを形成することができるように、保持ブロックの外側輪郭に完全にまたは部分的に当接して具合よく収まることができる。そのようなポジティブロック部材の単純な構成は、たとえば、保持ブロックの保護表面と平行に配向される固着スリーブの、切れ目のない保護表面または部分的に破断された保護表面である。固着スリーブはそのようにして、保護表面とともに、たとえば、円形の断面を有する保持ブロックのための円筒形の受容部を形成することができる。
保持ブロックのさらなる有利な構成では、これは、保持ブロックを固着スリーブにロックおよび/または固定するための、妨害物(inhibitor)および/またはラッチ機構を有する。
可能な妨害物を、ビードおよび対応する好ましくは相補的な凹部の相互作用によって、実現することができる。この場合、ビードを、保持ブロック上にまたは固着スリーブ上に、位置付けることができる。対応する凹部は、妨害物の他方の部材上に位置付けられる。
妨害物により、再び容易に解放可能でありかつ保持ブロックおよび固着スリーブの互いに対する移動のみを妨害する、保持ブロックと固着スリーブとの間の容易な掛止が可能となる。
可能な掛止を、掛止フックおよび好ましくは相補的な掛止開口部によって実現することができる。掛止フックを、固着スリーブ、保持ブロック上の対応する掛止開口部に取り付けることができる。
掛止フックを、保持ブロックおよび固着スリーブ上の掛止開口部上に位置付けることも可能である。
掛止フックおよび掛止開口部の両方が、保持ブロック上におよび固着スリーブ上に存在することが、さらに可能である。そのような掛止めは、固着スリーブに対する保持ブロックの位置または場所の、より強い固定を表し得る。それでもなお、この固定は、対応する掛止開口部に対する掛止フックの掛止が解放されさえすれば、解放可能である。このことは、好ましくは掛止解放部材によって行われ得る。
本発明による保持ブロックの固着スリーブが、1つの構成において、保護表面のうちの少なくとも1つにおいて係合する少なくとも1つのロック機構を有すれば、有利であり得る。
この少なくとも1つのロック機構を、ピン形状となるように構成することができる。ロック機構を、保持ブロックの外側輪郭に当接して具合よく収まる固着スリーブの内側面上に、直接位置付けることができる。ロック機構が、固着スリーブの保護表面から外に突出することも可能である。
少なくとも1つのロック機構は好ましくは、受容開口部の開口内へと突出する。この場合、ロック機構を、これが受容開口部の開口を封止し、開口に対して遠位にある受容開口部の端部とともに、受容部の最終形状を形成するような形状とすることができる。
保持ブロックの組み立てられた状態において完全に閉じることのできる受容部をこうして、たとえば、断面が平凹状であるロック機構を使用することによって、開口から遠位にある受容開口部の端部において丸みを有する細長い受容開口部から、生成することができる。
ロック機構を、ロック機構の凸状の膨出部が、受容開口部の遠位の曲がりに対向して鏡面対称に位置付けられるように、配向することができる。そのようにして、全周にわたって封止される円形の受容開口部を、そのようなロック機構を使用することによって得ることができる。
固着スリーブの内面上にロック機構が位置付けられる場合、受容部の同じ最終形状を得ることができる。そのようなロック機構は、受容開口部の開口において受容開口部内に係合することができ、受容開口部を有する自立型ロック機構の上記の説明と類似の様式で、前記受容開口部の最終形状を形成することができる。
固着スリーブの環体に取り付けられたそのような外部ロック機構の区域を、一面が凸状で他面が凹状となるように構成することができる。このとき、凹状の側面もこの場合、受容開口部の遠位の曲がりの方を向く。この場合、凹状の側面は、固着スリーブの一部である。
特に外部に存在するロック機構を、材料接続されるように、すなわち固着スリーブの一部として、構成することができる。ロック機構は、保持ブロックの保護表面のうちの1つの中へと、ならびに両方の保護表面を通っての両方で、突出することができる。
保持ブロックおよび固着スリーブが1つに接合されるとき、ロック機構の第1の端部が、保持ブロックのプラグ端部保護表面またはケーブル端部保護表面において、最初に係合する。
ロック機構の第1の端部は、様々な構成を有し得る。ロック機構の第1の端部はこうして、たとえば、面取り部を有し得る。そのような面取り部は、続く前進において受容開口部内に挿入されたさらなる部材と保持ブロックを1つに接合するのを単純化し、固着スリーブおよび保持ブロックが1つに接合されるときに、前記さらなる部材をさらなる部材の最終の場所へと摺動させることができる。
ロック機構の可能な凹状の表面に沿って、ずれのない前進(offset-free progression)または縁部を有する前進(progression with an edge)を形成することができる。
受容開口部の内部表面に対して垂直に測定されるロック機構の幅は、ロック機構を受容する対応する受容開口部と同じ幅を有し得る。
ロック機構を受容開口部内に導入することにより、摩擦係合を表すものでもある一種の圧入嵌合を実現できるように、ロック機構の幅が、受容開口部とちょうど同じ幅または受容開口部よりも僅かに大きい幅を有することも可能である。この摩擦係合は、固着スリーブのおよび保持ブロックの、解放の容易な固定であり得る。
ロック機構は、受容開口部の丸みとちょうど同じように、封止部材を有することができ、この結果、後から受容開口部内に挿入されることになる部材が、プラグ端部とケーブル端部との間のどのような流体および/またはほこりの行き来も防止するような様式で封止される。
本発明によるモジュール式プラグインサートの第1の構成は、保持ブロックを有し、この場合、コンタクト部材を、少なくとも1つの受容開口部内へと、いずれの場合も差込方向を横断する方向に向けられた受容方向に沿って、導入できる。
ケーブル端部保護表面を、プラグ端部保護表面と実質的に平行に配置することができる。
コンタクト部材を、たとえば圧着コンタクトとして構成することができる。そのような圧着コンタクトは、容易な装着を可能にするが、より高い電流の線のために使用する場合は、導電性のスリーブで好ましくは置き換えることができる。
コンタクト部材は、電力ケーブルを終端することができる。この終端を、たとえば、スリーブがケーブル端部上に、ケーブル端部を受容するための空洞を有するという形で、実現することができる。この空洞内で、ケーブル端部を、締め付けまたははんだ付けによって、導電的な様式でスリーブに接続することができる。
コンタクト部材のプラグ端部は、空洞を有する、または中実の構成を有することもできる。いくつかのコンタクト部材が存在する場合、これらは、異なる形態および/またはプラグ端部の端部を有し得る。このようにして、コンタクト部材のサイズおよび/またはコンタクト部材のプラグ端部の端部の構成による、続く嵌合面のコード化を可能にすることが可能である。コンタクト部材は、保持ブロックのケーブル端部保護表面および/またはプラグ端部保護表面から、外に突出することができる。
存在する全てのコンタクト部材が、同じ長さだけ保護表面から外に突出することが可能である。それでもなお、いくつかのまたは単独のコンタクト部材が、その他のコンタクト部材よりも保護表面から外にさらに突出することも可能である。このことはたとえば、存在する他の線の電気的接触よりも前方で接地線の電気的接触を確立すべきである場合に、有利であり得る。保持ブロックの上記の壁と相互作用して、コンタクト部材のケーブル端部の端部は、保持ブロックのケーブル端部保護表面から外に、この方向に同様に突出する壁とこれらが面一となるような様式で、突出することができる。挿入されたコンタクト部材とともに、壁はこの場合、一方では前記コンタクト部材がケーブル端部まで突出する他のコンタクト部材との機械的および/または電気的接触を確立するのを防止するという、また他方では受容開口部において生じ得るコンタクト部材の傾きを最小化するという、機能を有する。
壁とプラグ端部まで突出するコンタクト部材との間の相互作用において、高電圧を印加されるこれらのコンタクト部材が互いから電気的に絶縁されれば、特に有利である。壁により、コンタクト部材および保持ブロックを壁で包囲するプラグ部材に関して、空気距離および発生するクリープ電流の沿面距離、ならびにしたがってクリープ抵抗を大きくすることができる。そのようにして、コンタクト部材を、固守すべき最低沿面距離に達しないということなく、互いまでの距離のより小さいところに配置することができる。コンタクト部材の互いまでのそのようなより小さい距離により、より小さい嵌合面を実現できる。コンタクト部材は好ましくは、対応する受容開口部の形状と相補の関係となるように構成される。
保持ブロックから外に突出するコンタクト部材の部分は、これから逸脱する形状を有し得る。この場合、プラグ端部まで突出するコンタクト部材の端部を、平坦なコンタクトとして構成することが可能である。受容開口部を通る受容部の領域におけるコンタクト部材が、矩形のまたは正方形の断面を有することも可能である。そのような断面形状であれば、それぞれの受容開口部内に挿入されたコンタクト部材が、それら自体の長手軸を中心に回転するのを防止する、という利点を有するであろう。
コンタクト部材は、表面処理および/または被覆を有し得る。この場合、たとえば、差し込みが頻繁である場合にコンタクトを研磨摩耗から保護するために、摩擦を軽減するがそれでもなお導電性である被覆を設けることができる。
保持ブロックのおよび受容開口部の、構造および場所に応じて、保持ブロックの外側輪郭へと外に開いている受容開口部は、常に、すなわち保持ブロックの組み立てられた状態および保持ブロックの組み立てられていない状態の両方において、コンタクト部材を装備していることができる。
保持ブロックの外側輪郭へと外に開いていない受容開口部は、保持ブロック部材の組み立てられていない状態においてのみ、受容開口部内に挿入することができる。
モジュール式プラグインサートのさらなる有利な構成では、少なくとも1つのコンタクト部材が、差込方向におけるまたはその反対方向における変位に抵抗して固着される様式で、保持ブロックの少なくとも1つの受容開口部内に保持される。この場合、コンタクト部材は好ましくは、プラグ端部保護表面およびケーブル端部保護表面に対して実質的に垂直に延在する。
差込方向におけるまたはその反対方向における変位に抵抗する確実な保持を、たとえば摩擦によって実現することができる。この場合、受容開口部の内部表面および/またはコンタクト部材の、ゴム被覆を使用することが可能である。
受容開口部の内壁および/またはコンタクト部材に、粗化された部分もしくは波形部を設ける、または、摩擦を大きくする構造を一般的に設けることも可能である。コンタクト部材が、受容開口部における上述の縁部/ずれおよび/または対応する受容開口部内に係合しているロック機構に当接して、静止していることも可能である。こうして、差込方向におけるまたはその反対方向における変位が防止される。
本発明によるモジュール式プラグインサートは好ましくは、少なくとも1つの保持ブロック部材と少なくとも部分的にポジティブロックさせることの可能な、少なくとも1つのコンタクト部材を有する。
コンタクト部材と少なくとも1つの保持ブロック部材との間のポジティブロックを、たとえば、コンタクト部材が中央周縁のそりを有する、すなわちコンタクト部材の中央領域において、コンタクト部材の端部におけるよりも大きい直径が測定され得るという形で、実現することができる。コンタクト部材のそのような構成を、たとえば、少なくとも1つの保持ブロック部材の、相補的な様式で構成された受容開口部内に受容することができる。
コンタクト部材が、側方にすなわちコンタクト部材の長手軸に対して垂直に突出しかつその後で屈曲する、ポジティブロック部材を有することが、さらに可能である。この場合ポジティブロック部材の端部は、これがコンタクト部材の長手軸と平行に延びるような様式で屈曲される。そのような構成を有するポジティブロック部材は、相補的な構成を有する相手側ポジティブロック部材内に係合することができる。この相手側ポジティブロック部材は、保持ブロック部材の受容開口部の内面上に位置付けられ、こうしてポジティブロックを形成する。
コンタクト部材または受容開口部の内面が、ピン形状のポジティブロック部材を有することも考えられる。このピン形状のポジティブロック部材は、ピン形状のポジティブロック部材が相補的な孔内に係合できるという形で、コンタクト部材と保持ブロック部材との間の接触閉鎖を生み出す。ピン形状のポジティブロック部材を、コンタクト部材のところおよび保持ブロック部材の受容開口部内の両方に、位置付けることができる。孔はこの場合、ポジティブロックに関与するそれぞれの他の部材上に位置付けられる。
本発明によるモジュール式プラグインサートのさらなる有利な構成では、ポジティブロックは、少なくとも1つのコンタクト部材の外側輪郭と少なくとも1つの受容開口部の内側輪郭との間に、少なくとも部分的に形成される。
この構成の場合、コンタクト部材は、連続的に一定の横断面または連続的に一定の横断面形状を有し得る。ただしこれらは、受容開口部を通るコンタクト部材の受容部の領域において、この形状またはこのサイズから逸脱することができる。
コンタクト部材は、コンタクト部材の中央長手軸から離れる方向へとコンタクト部材から外に突き出る、外側輪郭を有し得る。外側輪郭は好ましくは、コンタクト部材の周囲に切れ目なく延びることができ、この結果、ポジティブロックは、長手軸を中心にしたコンタクト部材の回転から、独立したものとなる。
保持ブロック部材の受容開口部の内側輪郭は、コンタクト部材の外側輪郭と相補の関係となるように構成された溝を有し得る。この溝は、受容開口部の開口の各内壁から、内壁の両側面上に、内壁の遠位の曲がりまで切れ目なく延在し得る。この場合、互いに向かって延びる両溝は、互いへと融合することができる。
丸形の断面を有するコンタクト部材が使用される場合、切れ目のない円周方向のビードが有利である。ただし、たとえば、断面が円形でない、たとえば断面が矩形であるコンタクト部材が使用され、コンタクト部材の前記断面が、保持ブロック部材の受容開口部の幅を上回る広がりを有する場合は、ポジティブロックを生成する少なくとも1つの部材を、コンタクト部材の外壁に設けることができる。この場合、この広がりに対して垂直に測定される広がりは、受容開口部の幅に対応する。
ポジティブロックを生み出すこの部材は、たとえば、受容開口部の相補的な溝内へと突き出ることのできるピンとすることができる。コンタクト部材の幾何学形状の結果として、これは、受容開口部内で回転不可能である。この結果、ポジティブロックを生成する少なくとも1つの部材は常に、コンタクト部材が保持ブロック部材の受容開口部内に導入されるとすぐに、保持ブロック部材とのポジティブロックを形成する。
コンタクト部材の、ポジティブロックを生成する部材の反対の側面も、ポジティブロックを生成する第2の部材を好ましくは有し得る。ポジティブロックを生成するいくつかの部材を、コンタクト部材の受容開口部の内壁に接触している、1つの側面または複数の側面に沿って取り付けることができる。ポジティブロックを生成するこれらの部材を、コンタクト部材の材料から形成すること、すなわち、材料ロックによってコンタクト部材に固止することができる。
ポジティブロックを生成する部材を、次いで好適な手段を用いて別個の部材としてコンタクト部材に取り付けることも可能である。取り付けをたとえば、はんだ付けまたは接着によって行うことができる。
本発明の主題について、付随する図面を参照して、明示的な構成に基づいて、以下でさらに詳細に説明する。ここでは、本発明の構成要素および特徴には参照符号が与えられ、この場合、同じ構成要素または同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号が与えられ、必要な場合は、区別のために追加の文字が付される。構成要素の特定の組み合わせが本発明の技術的側面にとって重要でない限りは、示される特徴を、所望に応じて組み合わせるおよび/または省略することができる。
保持ブロック部材の第1の構成を示す斜視図である。 保持ブロック部材の第2の構成を示す斜視図である。 さらなる保持ブロック部材を示す斜視図である。 固着スリーブを示す斜視図である。 保持ブロック部材の第2の構成およびコンタクト部材を示す斜視図である。 さらなる保持ブロック部材および2つのコンタクト部材を示す斜視図である。 保持ブロック部材の第1の構成およびさらなる保持ブロック部材、ならびに8つのコンタクト部材を示す斜視図である。 8つのコンタクト部材を有する組み立てられた保持ブロックおよび固着スリーブを示す斜視図である。 装着されたモジュール式プラグインサートを示す斜視図である。
図1は、第1の実施形態における保持ブロック部材1を示す。保持ブロック部材1は、ケーブル端部保護表面3およびプラグ端部保護表面5を備える。プラグ端部保護表面5は、ケーブル端部保護表面3と平行とすることができるが、図1では見えない。保持ブロック部材1は、外側輪郭7をさらに有する。図1に示す保持ブロック部材1の外側輪郭7は円形であり、この場合、外側輪郭7は、受容開口部9の開口15によって中断される。以下により詳細に記載する保持ブロック121の外側輪郭8を、図1にも示す。この外側輪郭8は、点線によって示される。z軸は、差込方向Sを特徴付ける。この場合、示される実施形態における差込方向Sおよびz軸は、いずれの場合も、プラグ端部保護表面5に対して垂直である。対向差込方向S’は、ケーブル端部保護表面3に対して垂直であり、例示の目的で追加的に示されている。
図1はさらに、受容開口部9の各々がいずれの場合も、1つの受容方向Aを有することを示す。この場合、示される保持ブロック部材1の場合では、全ての受容開口部9の受容方向Aが、互いとは異なる。ただし受容方向Aは、これらがz軸を横断する方向に存在するということが共通している。示される実施形態では、受容方向Aは、受容開口部9のそれぞれの内壁11と平行に存在し、また中心軸Mに対して垂直にも配向される。
中心軸Mは、外側輪郭8の中心点13を通って延びる。この場合、中心点13は、ケーブル端部保護表面3上およびプラグ端部保護表面5上の両方に位置付けられる。中心軸Mはさらに、差込方向S、対向差込方向S’、およびz軸に沿って延びる。
受容開口部9は、内壁11に加えて、開口(orifices)15および遠位屈曲部(distal bends)17を有する。図1に示す、保持ブロック部材1の構成の遠位屈曲部17は、半円形である。受容開口部9において互いに対向する内壁11は、互いと平行であり、互いからの距離19を有する。明晰さのために、図1では、内壁11のこの距離19を、3つの最も大きい受容開口部9に関してのみ示す。
内部受容開口部21は、前記内部受容開口部21の開口15が、外側輪郭8上に存在しないことを特徴とする。受容領域23は、その幅が内部受容開口部21の開口15から外側輪郭8に向かってずっと大きくなっており、内部受容開口部21に隣接している。
受容領域23は、2つの受容表面25によって区切られる。受容表面25は、互いに対して受容角度27を成し、内部受容開口部21の両内壁11は、それぞれ隣接する受容表面25とともに角度26を成す。
内壁11の距離19に加えて、受容開口部9を、受容深さ29および受容高さ31によって特徴付けることができる。
明晰さのために、受容深さ29および受容高さ31は、図1において左側に描かれた受容開口部9に対してのみ付されている。しかしこれらを、存在する全ての受容開口部9に適用することができる。
図1ではさらに、受容開口部9が、外側輪郭7において始まり内壁11に沿っておよび遠位屈曲部17に沿って延びる、溝33を有することが明らかである。この遠位屈曲部17において、それぞれの2つの内壁11に沿って互いに向かって先細となる両溝が、互いへと融合する。図1では、溝33は、全ての受容開口部9に関して見えている訳ではない。
さらに、内部受容開口部21は、溝33を有さずに、矩形の断面を有する隆起部35を有するので、例外である。隆起部35は、遠位屈曲部17に向かって面する内壁11の端部において始まり、隆起部35が互いに向かって先細となり遠位屈曲部17において互いへと融合するまで、遠位屈曲部17に従う。この機能的な違いについて、続く図の説明において詳細に検討する。
さらに、ケーブル端部保護表面3および外側輪郭7の両方を中断する掛止開口部37を、図1に示す。ここで示す掛止開口部37は、立方体形状の凹部を表す。この場合、ケーブル端部保護表面3の平面内での掛止開口部37の広がりは、z方向における掛止開口部の広がりよりも有意に大きい。
保持ブロック部材1の第2の構成を、図2に示す。保持ブロック部材1の図2に示す第2の構成は、両受容表面25にまたがる受容角度27、および、1つの受容表面25および内部受容開口部21のそれぞれの隣接する内壁11にまたがる角度26を有する。角度26および受容角度27は図1に示されており、明晰さのために、図2では再び示されてはいない。図1の保持ブロック部材1の第1の構成の特徴に加えて、この第2の構成は、いくつかのさらなる部材を有する。
ケーブル端部保護表面3はここでは、受容開口部9によってだけではなく、壁39によっても中断される。
壁39は、対向差込方向S’においてケーブル端部保護表面3から外に突出する。示される壁39を、示される実施形態では、4つの接触箇所43において互いへと融合する4つの壁部分41から成るものと見なすことができる。これらの接触箇所43は、壁を安定させ、さらに、空洞45を形成する。
壁部分41は、受容開口部9の内壁11の伸張部を実質的に表し、この受容開口部9には、対向差込方向S’において壁部分41が設けられる。
この場合、受容開口部9の受容高さ31は、壁高さ47によって高くなる。壁高さ47を、下向きに開いている受容開口部9を使用して、図2に示す。この壁高さ47は、全体としての保持ブロック部材1にわたって一定である。
壁部分41は、対応する受容開口部9の内壁11の距離19よりも大きい壁距離49を有する。このことを、図2において右に開いている受容開口部9を使用して示す。これらの異なる距離の機能的背景について、後の図においてより詳細に説明する。
外側輪郭7へと外に開いている受容開口部9に属する、壁部分41の壁保護表面51は、外側輪郭7の延長部を表さない。むしろ、外側輪郭7から離れて保持ブロック部材1の内側へと変位して配置される。
外側輪郭7および8ならびに壁保護表面51を、左に開かれた受容開口部9に関してのみ、図2に示す。ここでは外側輪郭8を、点線で表す。
さらに、図2の保持ブロック部材1の構成は、受容領域23を部分的に取り囲む受容表面25が、追加の案内部材53を有するという点で、図1の構成とは異なる。これらの案内部材53は、ケーブル端部保護表面3およびプラグ端部保護表面5に対してずれがなく、受容領域23の部分的な把持を表す。
受容領域23の、案内部材53によって取り囲まれる部分は、案内部材の内側で測定されるため受容高さ31よりも小さい、案内幅55を有する。
図2の保持ブロック部材1の構成と図1の構成との間のさらなる違いは、外側輪郭7の周縁に沿った広がりが大きく拡大されている、掛止開口部37である。
さらなる保持ブロック部材57を、図3に示す。さらなる保持ブロック部材57は、図1および図2の保持ブロック部材1と実質的に同じ構成要素を有する。図3に表されるさらなる保持ブロック部材57の構成は、2つの受容開口部9aを有し、その内壁11および遠位屈曲部17上に、切れ目のない溝33がそれぞれ延びる。
示されるさらなる保持ブロック部材57の内壁11も、互いと平行であり、また受容方向Aと平行である。示されるさらなる保持ブロック部材57はさらに、さらなるケーブル端部保護表面3aおよびさらなるプラグ端部保護表面5aを有する。ただしさらなるプラグ端部保護表面5aは、図3では見ることができない。さらなる保護表面3a、5aの両方は、例示の実施形態では互いと平行に配置され、示される受容方向Aの両方と平行でもある。
さらなるケーブル端部保護表面3aおよびさらなるプラグ端部保護表面5aは、屈曲した縁部表面59によって部分的に取り囲まれる。この場合、前記縁部表面59は、以下でより詳細に説明する図において、外側輪郭8の一部を表す。
さらなる保持ブロック部材57はさらに、さらなるケーブル端部保護表面3aおよび屈曲した縁部表面59を中断する掛止開口部37を有する。
さらなる保持ブロック部材57はさらに、いずれの場合も受容開口部9の開口15によって中断される、2つのさらなる受容表面61を有する。この結果、さらなる受容表面61は、2つの部分表面から構成されることになる。
さらなる保持ブロック部材57はさらに、屈曲した縁部表面59から遠位にある端部において互いと平行に延びる、2つの受容表面63を有する。縁部表面59から離れる方向を向く受容表面63の端部において、さらなる保持ブロック部材57が、遠位凹状屈曲部17へと融合する。この遠位凹状屈曲部17は、遠位屈曲部17に従いかつ同じ曲がりを有する、隆起部35aを有する。
さらなる受容表面61は、それぞれ隣接する受容表面63と角度26を成し、これは示される構成では、90°から180°の間である。明晰さのために、角度26は、図3において左に開かれた受容開口部9のところにのみ描かれている。
角度26を示すために、さらなる受容表面61と平行な、点線の基準線が描かれている。さらなる受容表面61の両方は、互いに角度27を成す。
固着スリーブ65を、図4に示す。固着スリーブ65は、環体67、および差込方向Sを向く、縁部71において環体67へと融合する保護表面69を、実質的に備える。
保護表面69および両縁部71の両方は、いずれの場合も、x−y軸と平行な、すなわちz軸に対して垂直な、平面にまたがる。
保護表面69は、直径75を有するいくつかの丸形の孔73を有する。直径75は、複数の孔73に関して異なっていてもよく、または特定の孔に関して同じ値を有してもよい。図4では、直径75は、例として、ある孔73に基づいて表される。
固着スリーブ65はさらに、対向差込方向S’に保護表面69から離れるように、またはz軸の反対方向に保護表面69から離れるように延在する、ロック機構77を有する。
この場合、ロック機構77は、自立型ロック機構79を表し得るか、または環体67に接続され得る。固着スリーブ65のロック機構77は、いずれの場合も孔73に割り当てられ、この場合、いずれの場合も割り当てられた孔73を向く湾曲した表面81は、割り当てられた孔73と同じ曲率を有する。ただし、湾曲した表面81は、割り当てられた孔73から離れるようにずらして配置される。
ロック機構77は、対向差込方向S’に向くロック機構77の端部において、面取り部83を追加的に有する。湾曲した表面81は、面取り部83の領域においてさらに延び、ここにおいてはもはや差込方向Sまたは対向差込方向S’と平行ではなく、むしろ関連付けられた孔73から離れるような傾斜を有する。
自立型ロック機構77は、それぞれの湾曲した表面81の反対側に、自立型受容表面(free-standing receiving surface)25aを有する。
対向差込方向S’に向く固着スリーブ65の縁部71は、可撓性掛止部材87を形成する凹部85を有する。対向差込方向S’に向く掛止部材87の自立型端部には、保護表面69および環体67によって形成された受容領域91の方向に向く掛止フック89が装備される。受容領域91は、固着スリーブ65のここで描かれる構成では、差込方向Sにおいて到達可能である。他方で受容領域91は、保護表面69によって区切られるため、対向差込方向S’においては到達可能ではない。
図5は、第2の構成の保持ブロック部材1およびコンタクト部材93を示す。コンタクト部材93は、円筒形の基体95およびビード97を備える。ビード97は、矩形の断面を有し、円筒形の基体の周囲で、切れ目なく周縁を取り巻くように構成される。
ビード97を、円筒形の基体95上に押し付けられる別個の環体によって実現することができるか、または、円筒形の基体95の成形された構成要素とすることができる。
円筒形の基体95は、対応する受容開口部9の内壁11の距離19以下である、外径99を有する。
円筒形の基体95は、差込方向Sまたは対向差込方向S’に沿って延在し、したがって、保持ブロック部材1のケーブル端部保護表面3およびプラグ端部保護表面5に対して垂直である。コンタクト部材93は、円筒形の基体95によって取り囲まれる空洞100を有する。
周縁ビード97は、ビード高さ101およびビード幅103を有する。この場合、ビード高さ101は溝深さ105に実質的に対応し、ビード幅103は溝幅107に実質的に対応する。
図5に示す左および右に開いている受容開口部9は、同一となるように構成されるので、溝深さ105および溝幅107は、左に開いている受容開口部9上に示されている。保持ブロック部材1のおよびコンタクト部材93の、図5に示す組み合わせは、装着前の位置111における、モジュール式プラグインサート109を示す。
コンタクト部材93は、関連付けられた受容開口部9と関連付けられる受容方向Aに沿って変位可能である。またこのコンタクト部材93は、周縁ビード97が受容開口部9の溝33内に係合し、遠位屈曲部17に達するまで溝33内を案内されるような様式で、前記受容方向Aに沿って受容開口部9内に挿入することができる。示されるコンタクト部材93を受容するための、図5で提供される受容開口部9の遠位屈曲部17または溝33は、いずれも見えないので、図5において左に開いている同一に構成された受容開口部に、対応する参照符号を与える。
さらなる保持ブロック部材57および2つのコンタクト部材93を、図6に示す。左側に描かれたコンタクト部材93は、依然として受容開口部9の外側に位置付けられており、右側に描かれたコンタクト部材93は、既に受容開口部9内に挿入されている。
対応する受容開口部9内へのコンタクト部材93の挿入は、受容方向Aに沿って行われたか、または行われる。この場合、コンタクト部材93の周縁ビード97は、相補的な様式で構成された、対応する受容開口部9の溝33内に係合する。
溝33はこうして、周縁ビード97のための案内部としての役割を果たす。また、この溝33は結果として、差込方向Sまたは対向差込方向S’に沿ったコンタクト部材の配向を変えることなく、受容方向Aに沿って移動する全体としてのコンタクト部材93のための案内部としての役割も果たす。
図5におけるように、図6に示すコンタクト部材93のビード幅103は、対応する受容開口部9の溝幅107に概ね対応する。ただし、図6のコンタクト部材93は、プラグ端部コンタクト部分115が、ケーブル端部コンタクト部分117の外径99から逸脱する外径99を有する、第2の構成で示されている。
プラグ端部コンタクト部分115は、周縁ビード97から差込方向Sにおいて延在する。一方、ケーブル端部コンタクト部分117は、対向差込方向S’において周縁ビード97から離れるように延在する。プラグ端部のビード高さ101はしたがって、溝深さ105に対応し、一方、ケーブル端部のビード高さ101は、溝深さ105を上回る。
それでもなお、外部ビード径113が、対応する受容開口部9の内壁11の距離19を上回るので、コンタクト部材93は、周縁ビード97によって溝33内に保持される。
図6に示す右側のコンタクト部材93は、受容開口部9内に、遠位屈曲部17まで完全に挿入されている。周縁ビード97と溝33との間のポジティブロックにより、差込方向Sまたは対向差込方向S’に沿ったコンタクト部材93の変位が防止される。しかし、このポジティブロックは、コンタクト部材93が、最初の受容方向Aと反対方向に受容開口部9から取り外し可能であることを防げない。
図7に、モジュール式プラグインサート109を、第2の装着前の位置119で示す。この第2の装着前の位置119では、様々な構成を有するコンタクト部材93を、保持ブロック部材1のおよびさらなる保持ブロック部材57の、それぞれの受容開口部9内に挿入することができる。
この第2の装着前の位置119では、保持ブロック部材1およびさらなる保持ブロック部材57は、1つに接合されて、保持ブロック121を形成する。このことは、さらなる保持ブロック部材57が、y軸と反対の方向に、保持ブロック部材1の受容領域23内へと移動される、という形で行われる。
さらなる保持ブロック部材57の外部表面63は、保持ブロック部材1の受容表面25を通過して、内部受容開口部21内へと案内される。この場合、さらなる保持ブロック部材57の前記外部表面63は、内部受容開口部21の内壁11同士の間で案内される。
保持ブロック部材1とちょうど同じように、さらなる保持ブロック部材57は、内部コンタクト部材123の溝(図7では見えない)内に係合する、隆起部35を有する。さらなる保持ブロック部材57はこうして、さらなる保持ブロック部材57の隆起部35および内部コンタクト部材123の溝33内でのその係合によって、y軸と反対の方向に沿って案内される。
さらに、保持ブロック部材1の受容領域23内へのさらなるコンタクト部材57の挿入中、保持ブロック部材1の案内部材53は、さらなる保持ブロック部材57のさらなるケーブル端部保護表面3aおよびさらなるプラグ端部保護表面5aの上に係合する。
y軸と反対の方向に沿ったさらなる保持ブロック部材57のさらなる移動の場合、さらなる保持ブロック部材57の外部表面63は、内部受容開口部21の内壁11に沿って、y軸と反対の方向に向くさらなる保持ブロック部材57の遠位屈曲部19が、内部コンタクト部材123に接触するまで、摺動する。
この状態に達すると、さらなる保持ブロック部材57のさらなる受容表面61は、保持ブロック部材1の受容表面25に当接して具合よく収まる。このことは、保持ブロック部材1の角度26がさらなる保持ブロック部材57の角度26に対応し、保持ブロック部材1のおよびさらなる保持ブロック部材57の受容角度27も同一である、という形で保証される。明晰さのために、これらの角度は、図7には示さない。
保持ブロック部材1の受容領域23内にさらなる保持ブロック部材57を挿入することにより、内部コンタクト部材123が、受容開口部9から外に出る移動に抵抗して固定される。図7に示すさらなるコンタクト部材93は、なおそのような固定を有さないが、上側コンタクト部材125は、保持ブロック部材1の受容表面25によって、対応する受容開口部9を離れることを防止される。
この第2の装着前の位置119では、存在する全てのコンタクト部材が、差込方向Sにおけるまたは対向差込方向S’における移動に抵抗して固着される。この固着は、いずれの場合も、対応して相補の関係となるように構成される、対応する受容開口部9の溝33内に係合する、それぞれのコンタクト部材93の周縁ビード97によって行われる。
内部コンタクト部材123および負荷コンタクト127は、いずれの場合も、ケーブル端部保護表面から対向差込方向S’において、対応する受容開口部9から外に突出する。前記コンタクト部材のケーブル端部コンタクト部分117はこの場合、対応する壁部分41によって、壁部分41がプラグ端部コンタクト部分115に接触することなく取り囲まれる。
壁部分41とケーブル端部コンタクト部分117との間の空洞を使用して、コンタクト部材93のケーブル端部コンタクト部分117を絶縁することができる(図示せず)。壁部分41はさらに、負荷コンタクト127と内部コンタクト部材との間の電気的絶縁部としての役割を果たす。
図7は、対向差込方向S’に向く負荷コンタクト127の端部が、壁39の保護表面69と面一である場合である、モジュール式プラグインサートの構成を示す。このことは、負荷コンタクト127のケーブル端部コンタクト部分117が、対向差込方向S’において壁39を越えて突出しないこと、および同じくこれらが差込方向Sにおいて壁39の中に沈み込まないことを意味する。
対照的に、内部コンタクト部材123は、対向差込方向S’において壁39の保護表面69を経由して突出する、ケーブル端部コンタクト部分117を有する。このことはたとえば、内部コンタクト部材123が接地接続としての役割を果たす場合に有利であり得る。この場合、接地線の接触閉鎖は好ましくは、それ以外の電流導線および電圧導線が電気的接触を確立する前に行われる。
完全に装着された保持ブロック121を有する、第3の装着前の位置129にあるモジュール式プラグインサート109を、図8に示す。この第3の装着前の位置129では、互いに向かって、固着スリーブ65は対向差込方向S’に移動され、モジュール式プラグインサート109は差込方向Sに移動される。
コンタクト部材93のプラグ端部コンタクト部分115は、固着スリーブ65の保護表面69にある孔73によって案内される。コンタクト部材93のプラグ端部コンタクト部分115はこうして、差込方向Sにおいて、保護表面69を通ってこれから離れるように突出する。
固着スリーブのおよびモジュール式プラグインサート109の、さらなる引き合わせの間、固着スリーブ65のロック機構77は、対向差込方向S’において、外側輪郭8へと開いている受容開口部9の開口15内に係合する。
自立型ロック機構79は、さらなる保持ブロック部材57の受容開口部9内に係合し、それらの自立型受容表面25aとともに、保持ブロック部材1の受容表面25に沿って対向差込方向S’に摺動する(図1または図2を参照)。
モジュール式プラグインサート109におけるコンタクト部材93はまだ最終位置131に固定されていないので、湾曲した表面81の面取り部がコンタクト部材93の周縁ビード97と接触する場合、ロック機構77の前記面取り部83が、コンタクト部材93を、それぞれの受容方向Aに沿って完全に受容開口部9内へと押し込むために使用される。
固着スリーブ65が、保持ブロック121のプラグ端部保護表面5と接触する場合、固着スリーブ65の掛止部材87が、保持ブロック121から離れるように屈曲し、固着スリーブ65の受容領域91内への保持ブロック121のさらなる押し込みを可能にする。
この場合、掛止部材の掛止フック89は、保持ブロック部材1の外側輪郭7の上をまたは保持ブロック121の外側輪郭8の上を、前記掛止フック89が保持ブロック121の掛止開口部37内に掛止されるまで摺動する。
掛止フック89が掛止開口部37と噛み合う場合、モジュール式プラグインサート109は、組み立てられた状態133に位置付けられる。この組み立てられた状態133では、差込方向Sおよび対向差込方向S’の両方におけるコンタクト部材93の移動、ならびにそれぞれの受容方向Aに沿ったまたはこれと反対方向の移動が、防止される。
図9は、モジュール式プラグインサート109を組み立てられた状態133で示す。プラグ端部コンタクト部分115は、差込方向Sにおいて固着スリーブ65から外に突出する。
コンタクト部材93のケーブル端部コンタクト部分117は、対向差込方向S’において保持ブロック121から外に突出する。この場合、負荷コンタクト127は、対向差込方向S’において壁39と面一で終端する。
対照的に、内部コンタクト部材123は、対向差込方向S’において壁39を越えて突出する。
固着スリーブ上に位置付けられた掛止部材87の掛止フック89は、保持ブロック121の掛止開口部37内に掛止され、こうしてポジティブロックを形成する。
1 保持ブロック部材
3 ケーブル端部保護表面
3a さらなるケーブル端部保護表面
5 プラグ端部保護表面
5a さらなるプラグ端部保護表面
7 保持ブロック部材の外側輪郭
7a さらなる外側輪郭
8 保持ブロックの外側輪郭
9 受容開口部
11 内壁
13 中心点
15 開口
17 遠位屈曲部
19 距離
21 内部受容開口部
23 受容領域
25 受容表面
25a 固着スリーブの受容表面
26 角度
27 受容角度
29 受容深さ
31 受容高さ
33 溝
35 隆起部
35a さらなる保持ブロック部材の隆起部
37 掛止開口部
39 壁
41 壁部分
43 接触箇所
45 空洞
47 壁高さ
49 壁距離
51 壁保護表面
53 案内部材
55 案内幅
57 さらなる保持ブロック部材
59 屈曲した縁部表面
61 さらなる受容表面
63 外部表面
65 固着スリーブ
67 環体
69 保護表面
71 縁部
73 孔
75 直径
77 ロック機構
79 自立型ロック機構
81 湾曲した表面
83 面取り部
85 凹部
87 掛止部材
89 掛止フック
91 受容領域
93 コンタクト部材
95 円筒形の基体
97 ビード
99 外径
100 空洞
101 ビード高さ
103 ビード幅
105 溝深さ
107 溝幅
109 モジュール式プラグインサート
111 装着前の位置
113 ビード径
115 プラグ端部コンタクト部分
117 ケーブル端部コンタクト部分
119 第2の装着前の位置
121 保持ブロック
123 内部コンタクト部材
125 上側コンタクト部材
127 負荷コンタクト
129 第3の装着前の位置
131 最終位置
133 組み立てられた状態
A 受容方向
M 中心軸
S 差込方向
S’ 対向差込方向
Z z軸

Claims (15)

  1. 保持ブロック部材(1)を備える、モジュール式プラグインサート(109)用の保持ブロック(121)であって、
    前記保持ブロック部材(1)は、プラグ端部保護表面(5)と、ケーブル端部保護表面(3)と、前記保護表面(3、5)を取り囲む外側輪郭(7)と、を有しており、
    前記保持ブロック(121)は、コンタクト部材(93)を受容するための少なくとも1つの受容開口部(9)を特徴としており、
    前記受容開口部(9)は、前記プラグ端部(5)から前記ケーブル端部保護表面(3)まで延在し、かつ、前記保持ブロック部材(1)の前記外側輪郭(7)へと外に開いている、保持ブロック(121)。
  2. 前記プラグ端部(5)および/または前記ケーブル端部保護表面(3)から外に突出する、少なくとも1つの壁(39)が設けられることを特徴とする、
    請求項1に記載の保持ブロック(121)。
  3. 少なくとも1つのさらなる保持ブロック部材(57)が設けられており、
    前記さらなる保持ブロック部材(57)のさらなる外側輪郭(7a)が、前記保持ブロック部材(1)の前記外側輪郭(7)と相補の関係にあることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の保持ブロック(121)。
  4. 前記さらなる保持ブロック部材(57)が、プラグ端部のさらなる保護表面(5a)、ケーブル端部のさらなる保護表面(3a)、および前記さらなる保護表面(3a、5a)を取り囲むさらなる外側輪郭(7a)を備えるとともに、
    前記さらなる保持ブロック部材(57)が、コンタクト部材(93)を受容するための少なくとも1つの受容開口部(9)を有しており、
    前記受容開口部(9)は、前記プラグ端部のさらなる保護表面(5a)から前記ケーブル端部のさらなる保護表面(3a)まで延在し、かつ、前記さらなる保持ブロック部材(57)の前記さらなる外側輪郭(7a)へと外に開いていることを特徴とする、
    請求項3に記載のモジュール式プラグインサート(109)用の保持ブロック(121)。
  5. 前記保持ブロック部材(1)および前記少なくとも1つのさらなる保持ブロック部材(57)が、ポジティブロックの様式で少なくとも部分的に互いに係合することを特徴とする、
    請求項3または4に記載の保持ブロック(121)。
  6. 少なくとも1つの受容開口部(9)の開口(15)を封止する少なくとも1つの固着スリーブ(65)を特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の保持ブロック(121)。
  7. 前記少なくとも1つの固着スリーブ(65)が、前記保持ブロック(121)の外側輪郭(8)へと外に開いている前記受容開口部(9)を封止することを特徴とする、
    請求項6に記載の保持ブロック(121)。
  8. 前記保持ブロック部材(1)のおよび前記さらなる保持ブロック部材(57)の前記外側輪郭(7、7a)の接触する部分が、前記保持ブロック(121)の前記外側輪郭(8)へと外に開いていない受容開口部(9)を封止することを特徴とする、
    請求項6または7に記載の保持ブロック(121)。
  9. 前記固着スリーブ(65)が、前記保持ブロック(121)の外側輪郭(8)をポジティブロックの様式で少なくとも部分的に取り囲むことを特徴とする、
    請求項6から8のいずれか一項に記載の保持ブロック(121)。
  10. 前記保持ブロック(121)を前記固着スリーブ(65)にロックおよび/または固定するための、妨害物および/またはラッチ機構が設けられることを特徴とする、
    請求項6から9のいずれか一項に記載の保持ブロック(121)。
  11. 前記固着スリーブ(65)が、前記保護表面(3、3a、5、5a)のうちの少なくとも1つにおいて係合する少なくとも1つのロック機構(77)を有することを特徴とする、
    請求項6から10のいずれか一項に記載の保持ブロック(121)。
  12. プラグ端部保護表面(5)、ケーブル端部保護表面(3)、ならびに前記保護表面(3、5)を取り囲む外側輪郭(8)を有する保持ブロック部材(1)を備える保持ブロック(121)を有し、さらに自体の長手方向拡張により差込方向(S)を規定する少なくとも1つのコンタクト部材(93)を有するモジュール式プラグインサート(109)であって、
    前記保持ブロック(121)が、請求項1から11のいずれか一項に記載の保持ブロック(121)であり、
    前記コンタクト部材(93)を、前記少なくとも1つの受容開口部(9)内へと、いずれの場合も差込方向(S)を横断する方向に向けられた受容方向(A)に沿って導入できる、モジュール式プラグインサート(109)。
  13. 前記少なくとも1つのコンタクト部材(93)が、前記保持ブロック(121)の前記少なくとも1つの受容開口部(9)内に保持され、前記差込方向(S)におけるまたはその反対方向における変位に抵抗して固着され、
    前記コンタクト部材(93)が好ましくは、前記プラグ端部保護表面(5)および前記ケーブル端部保護表面(3)に対して実質的に垂直に延在することを特徴とする、
    請求項12に記載のモジュール式プラグインサート(109)。
  14. 前記少なくとも1つのコンタクト部材(93)が、前記少なくとも1つの保持ブロック部材(1)と少なくとも部分的にポジティブロックさせることが可能であることを特徴とする、
    請求項12または13に記載のモジュール式プラグインサート(109)。
  15. 前記ポジティブロックが、前記少なくとも1つのコンタクト部材(93)の前記外側輪郭と前記少なくとも1つの受容開口部(9)の内側輪郭との間に、少なくとも部分的に存在することを特徴とする、
    請求項14に記載のモジュール式プラグインサート(109)。
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