JP2016224980A - 出力制御装置及びプログラム - Google Patents
出力制御装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016224980A JP2016224980A JP2016170453A JP2016170453A JP2016224980A JP 2016224980 A JP2016224980 A JP 2016224980A JP 2016170453 A JP2016170453 A JP 2016170453A JP 2016170453 A JP2016170453 A JP 2016170453A JP 2016224980 A JP2016224980 A JP 2016224980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disaster
- information
- display
- customer
- shelf label
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
そこで、様々な顧客の利便性を高め、それによって、商品の購入意欲を喚起して、商品の購入を促進することが要望されている。
図1は、本実施形態に係る電子棚札システム100の全体構成を示す。図1に示すように、電子棚札システム100は、複数の電子棚札1と、複数の中継器2と、店舗サーバ3と、火災報知装置5と、地震感知装置6とにより構成されている。本実施形態に係る電子棚札システム100は、スーパーマーケット,デパート等の店舗内に設置されるものであり、各電子棚札1は店舗内の商品陳列棚に各商品に対応づけて設置される。そして、電子棚札1は、買物のために店舗を訪れた顧客が所持している識別媒体としてのICカード4と近距離通信部により通信し、顧客のICカード4から顧客属性を読み取る。
本実施形態では、店舗サーバ3と複数の中継器2とが有線の通信ネットワークN1を介して接続され、複数の中継器2と複数の電子棚札1とが無線の通信ネットワークN2を介して接続されている。
通信ネットワークN1は、例えばLAN(Local Area Network;構内通信網)を想定しているが、インターネット等のWAN(Wide Area Network;広域通信網)等を含めてもよく、イントラネット(intranet)、電話回線、専用線、移動体通信網、通信衛星網、CATV(Cable Television)回線、インターネットプロバイダ等を含めてもよい。また、通信ネットワークN1のネットワーク形態は、有線ネットワークに限らず、無線ネットワークでもよく、有線ネットワークと無線ネットワークとを組み合わせたものでもよい。
なお、ICカード4は、電子棚札1が顧客属性を読み取るための識別媒体としての一例を示すものであり、RFIDチップやICチップを内蔵するものに限定されない。例えば、識別媒体としては、単なるポイントカードや会員カードの表面に顧客属性を示すバーコードやQRコード(登録商標)等の2次元コード等のデータコードを印刷したものでもよい。この場合、電子棚札1はデータコードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ,2次元コードスキャナ等のコード読取装置を備えるものとする。
また、顧客が所持する識別媒体としては、ICカード4に限定されず、携帯電話,PDA,携帯型ゲーム機等の携帯型電子機器であってもよく、これら携帯型電子機器には顧客属性を記憶したRFIDチップやICチップを内蔵し、電子棚札1が顧客属性を読み取ることができるように構成してもよい。
地震感知装置6は、地震の発生を感知する装置であり、地震が発生した場合、地震感知信号を店舗サーバ3に出力する。
なお、図1では、電子棚札システム100として、便宜上、店舗サーバ3に1台の火災報知装置5と1台の地震感知装置6が接続されている例を示したが、火災報知装置5や地震感知装置6の台数は、これに限定されるものではなく、火災報知装置5や地震感知装置6は店舗内の複数の場所に設置してもよく、火災報知装置5や地震感知装置6の台数は任意である。
また、電源部は電池に限らず、電灯線から供給されるようにしてもよく、あるいは店舗サーバ3から電源ラインを介して電源が供給されるようにしてもよい。
図3は、電子棚札1の外観を示す外観図である。図3に示すように、電子棚札1は、長方形のパネル状に構成された装置本体を有するもので、この装置本体の正面側には、表示部12と、近距離通信読取部16aとが設けられている。表示部12は、記憶部15に記憶された棚札情報を表示するものであり、本実施形態では、商品名、生産地、価格等の商品情報や、後述する店舗イベント情報、災害報知情報、避難経路情報を表示するように構成されている。近距離通信読取部16aは、顧客が所持するICカード4に記憶された顧客情報を読み取るためのものであり、近距離通信読取部16aの部分にICカード4を近づけることにより、近距離通信部16がICカード4のRFIDチップやICチップに記憶された顧客属性を読み取ることができるように構成されている。
なお、本実施形態では、棚札情報として商品名も表示部12に表示するようにしているが、これに限らず、商品名や生産地は表示部12に表示するのではなく、電子棚札1の表示部12近傍に商品名や生産地を印刷したシール等を貼付したり、電子棚札1の装置本体の空きスペースに商品名や生産地を印刷したりすることで、棚札表示を行うようにしてもよい。即ち、表示部12には棚札情報として価格だけを表示するようにしてもよい。
図4は、店舗サーバ3の主要構成を示すブロック図である。図4に示すように、店舗サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)30と、入力部31と、表示部32と、通信部33と、RAM(Random Access Memory)34と、記憶部35と、を備えており、各部がバス36を介して接続される。
ここで、商品情報は、例えば野菜等の商品を販売する段階で、商品の生産地、生産者、収穫日等を記録し、保管し、商品とその情報を追跡し、遡ることができるようにするための情報である。なお、商品情報は、図5(C)に示すような生産地、生産者、収穫日等を示す情報に限定されない。例えば、商品が食肉の場合は、牛や豚の個体番号を含むものでもよい。また、商品が魚介類の場合は、魚介類を水揚げした漁港名、漁船名、漁獲地等を含む情報でもよい。
また、商品情報として、商品特長をアピールするための宣伝メッセージを記憶するようにしてもよい。
なお、商品情報ファイル15bは、図5(C)に示す例では、日本語のテキスト情報により商品情報を記憶する例を示しているが、実際には、商品情報として図11に示す表示例を実現できるように、複数の言語で表現されたテキスト情報により商品情報が記憶されている。即ち、図5(C)に示す商品情報ファイル15bの同等の内容が、韓国語、英語、中国語等の複数の言語のテキスト情報により記憶されている。
また、図5(C)に示す商品情報ファイル15bの同等の内容が、複数の文字サイズ、例えば標準用文字サイズとして14ポイントのテキスト情報により記憶されていると共に、拡大用文字サイズとして36ポイントのテキスト情報により記憶されていると共に、縮小用文字サイズとして10ポイントのテキスト情報により記憶されている。
」が記憶され、火災(英語)の災害報知情報として「Fire!」が記憶されている。なお、災害報知情報のデータ形式としては、図5(D)に示すようなテキストデータに限定されず、画像データ、音声データ、PDF(Portable Document Format)データ、HTML(Hyper Text Markup Language)データ等を含めてもよく、複数のデータ形式を組み合わせて災害報知情報を構成してもよい。
なお、本実施形態では、商品情報として、商品名と、生産地と、生産者と、収穫日とを示したが、これに限らず、商品情報として、成分情報や原材料情報を記憶部15に記憶し、表示部12に表示するようにしてもよい。
」という情報が記憶され、英語で表現された避難経路情報として「There are stairs in the right direction. It is gone out if you go down the stairs.」という情報が記憶されている。なお、避難経路情報ファイル15dの記憶内容としては、避難経路情報を音声出力部11から音声出力するための音声情報と、避難経路情報を表示部12に表示出力するためのテキスト情報とを含む。なお、図5(E)に示す避難経路情報ファイル15dのレコード構造では、図面の記載内容を簡潔に示すために音声内容のみを表記しているが、この音声内容と同等のテキスト情報が記憶されているものである。
図6(A)は、記憶部35のファイル構成を示す図である。図6(A)に示すように、店舗サーバ3の記憶部35には、棚札情報データベース35aと、商品情報データベース35bと、店舗イベント情報データベース35cと、が記憶される。
図6(B)は、棚札情報データベース35aのレコード構造を示す図である。図6(B)に示すように、棚札情報データベース35aは、複数の棚札番号毎にレコードが夫々設けられ、棚札番号に対応づけて、棚札情報が記憶される。なお、棚札情報は、図5(B)に示したように、商品名と、価格とにより構成されている。
図6(C)は、商品情報データベース35bのレコード構造を示す図である。図6(C)に示すように、商品情報データベース35bは、複数のコード情報毎にレコードが夫々設けられ、コード情報に対応づけて、商品情報が記憶される。なお、商品情報は、図5(C)に示したように、商品名と、生産地と、生産者と、収穫日とにより構成されている。
図6(D)は、店舗イベント情報データベース35cのレコード構造を示す図である。図6(D)に示すように、店舗イベント情報データベース35cは、複数の顧客属性毎にレコードが夫々設けられ、顧客属性に対応づけて、店舗で開催されるイベントを紹介する店舗イベント情報が記憶される。例えば、顧客属性「高齢者」に対応づけて「高齢者のための体操教室」という店舗イベント情報が記憶され、顧客属性「女性」に対応づけて「女性のためのエステ商品キャンペーン」という店舗イベント情報が記憶され、顧客属性「外国人」に対応づけて「外国人のための日本料理教室」という店舗イベント情報が記憶されている。
さらに、本実施形態では、図6(D)に示すように1つの顧客属性に対応づけて、店舗イベント情報を記憶したが、これに限らず、複数の顧客属性の組み合わせに対応づけて店舗イベント情報を記憶するように構成してもよい。例えば、年齢属性「30歳台」と性別属性「女性」との組み合わせに対応づけて店舗イベント情報を記憶したり、国籍属性「韓国人」と性別属性「女性」との組み合わせに対応づけて店舗イベント情報を記憶したりしてもよい。
まず、図7を参照して、電子棚札1で実行される表示切換処理を説明する。この表示切換処理においては、電子棚札1に設けられた近距離通信読取部16aに顧客が自分のICカード4を近づけることに応じて、電子棚札1のCPU10が近距離通信部16により顧客のICカード4のRFIDチップやICチップに記憶された顧客属性を読み取り、読み取った顧客属性に応じて商品情報を切換表示すると共に、読み取った顧客属性に対応する店舗イベント情報を店舗サーバ3から受信し、店舗イベント情報を音声出力し、且つ、店舗イベント情報を表示部12に切換表示する。そして、ICカード4が近距離通信読取部16aから離されると、切換表示を終了し、元の表示状態に戻る。
まず、ステップS1において、「カード読取?」が可能か否か、即ち、図3に示すように、電子棚札1に設けられた近距離通信読取部16aに顧客が所持するICカード4が近づけられて、カード読取可能な状態になったか否かが判別される。このステップS1でICカード4が近づけられていないと判別されると(ステップS1;NO)、ステップS1が繰り返し実行される。そして、ステップS1でICカード4が近づけられたと判別されると(ステップS1;YES)、ステップS2に進む。
そして、ステップS3では、近距離通信部16によりICカード4から読み取った顧客属性をRAM14の所定のメモリ領域に格納して顧客属性を取得する。ステップS3の実行後はステップS4に進む。
次のステップS5では、商品情報ファイル15bから読み出され、RAM14の所定のメモリ領域に記憶された商品情報を表示部12に切換表示する。本実施形態においては、顧客属性とは、例えば顧客の年齢または年齢層、顧客の性別、顧客の国籍または顧客が使用する言語(日本語、韓国語、英語、中国語等)等を意味している。そして、本実施形態においては、ステップS3で取得された顧客属性に適合する商品情報を商品情報ファイル15bから読み出して、電子棚札1の表示部12に表示される商品情報を切換表示する。
ステップS5の実行後はステップS6に進む。
ステップS7では、ICカード4から読み取られた顧客属性を無線通信部13から中継器2に対して送信し、通信ネットワークN2,中継器2,及び通信ネットワークN1を介して顧客属性を店舗サーバ3に送信する。
ここで、店舗サーバ3は、図9のフローチャートを参照して後述するが、電子棚札1から送信された顧客属性に対応する店舗イベント情報が店舗イベント情報データベース35cから検索された場合は、電子棚札1に対して店舗イベント情報を送信するが、顧客属性に対応する店舗イベント情報が店舗イベント情報データベース35cに記憶されていない場合は、電子棚札1に対して該当なし信号を送信するように構成されている。従って、電子棚札1は、店舗サーバ3から送信される店舗イベント情報か、該当なし信号のいずれかを受信することになる。このステップS10で店舗イベント情報がなかった、即ち、該当なし信号を受信したと判断されると(ステップS10;NO)、ステップS13に進む。また、ステップS10で店舗イベント情報が有ったと判断されると(ステップS10;YES)、次のステップS11に進む。
(日本語訳:外国人のための日本料理教室 日時:11月20日 午後3時 場所:2階 多目的ホール)」という音声情報が音声出力部11から音声出力される。
ステップS11の実行後はステップS12に進む。
(日本語訳:外国人のための日本料理教室 日時:11月20日 午後3時 場所:2階 多目的ホール)」というテキスト情報が表示部12に切換表示される。
ステップS12の実行後はステップS13に進む。
このステップS14でカードの離間が完了していない、即ち、近距離通信部16によるICカード4の読取が不能になっていないと判断されると(ステップS14;NO)、ステップS11に戻り、ステップS11〜S14の処理が繰り返し実行される。即ち、ICカード4を近距離通信読取部16aに近づけた状態では、店舗イベント情報の音声出力と表示出力が継続して実行される。
そして、ステップS14でカードの離間が完了した、即ち、近距離通信部16によるICカード4の読取が不能になったと判断されると(ステップS14;YES)、ステップS15に進む。
まず、ステップS20において、「災害発生信号受信?」即ち、店舗サーバ3から送信された災害発生信号を無線通信部13が受信したか否かが判別される。このステップS20で災害発生信号が受信されていないと判別されると(ステップS20;NO)、ステップS20が繰り返し実行される。そして、ステップS20で災害発生信号が受信されたと判別されると(ステップS20;YES)、ステップS21に進む。
ここで、店舗サーバ3は、図10のフローチャートを参照して後述するが、火災,地震等の災害発生時には、火災報知装置5や地震感知装置6から出力される火災報知信号あるいは地震感知信号によって店舗サーバ3が災害発生を検出し、店舗内に設置されたすべての電子棚札1に対して火災発生信号あるいは地震発生信号を送信するように構成されている。ステップS21の実行後はステップS22に進む。
そして、ステップS28では、近距離通信部16によりICカード4から読み取った顧客属性をRAM14の所定のメモリ領域に格納して顧客属性を取得する。ステップS28の実行後はステップS29に進む。
次のステップS30では、災害報知情報ファイル15cから読み出され、RAM14の所定のメモリ領域に記憶された災害報知情報を表示部12に切換表示する。
即ち、ICカード4から読み取られた顧客属性が「日本語」または「日本人」であり、顧客が日本語を使用すると判別された場合は、図13(A)に示すように、日本語で表現された災害報知情報「火災発生!」を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
また、ICカード4から読み取られた顧客属性が「韓国語」または「韓国人」であり、顧客が韓国語を使用すると判別された場合は、図13(B)に示すように、韓国語のテキスト情報(ハングル)で表現された災害報知情報「
(日本語訳:火災発生!)」を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
さらに、ICカード4から読み取られた顧客属性が「英語」または「英国人(英語圏の国家)」であり、顧客が英語を使用すると判別された場合は、図13(C)に示すように、英語のテキスト情報で表現された災害報知情報「Fire!」を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
ステップS30の実行後はステップS31に進む。
例えば、顧客属性として、顧客の国籍あるいは使用言語を示す情報がICカード4から読み取られた場合は、顧客が使用する言語で表現された避難経路情報を電子棚札1の音声出力部11により音声出力する。
即ち、ICカード4から読み取られた顧客属性が「日本語」または「日本人」であり、顧客が日本語を使用すると判別された場合は、図13(A)に示すように、日本語音声で構成された避難経路情報「右方向に階段があります。階段を下りれば、外へ出られます。」を電子棚札1の音声出力部11により音声出力する。
また、ICカード4から読み取られた顧客属性が「韓国語」または「韓国人」であり、顧客が韓国語を使用すると判別された場合は、図13(B)に示すように、韓国語音声で構成された避難経路情報「
(日本語訳:右方向に階段があります。階段を下りれば、外へ出られます。)」を電子棚札1の音声出力部11により音声出力する。
さらに、ICカード4から読み取られた顧客属性が「英語」または「英国人(英語圏の国家)」であり、顧客が英語を使用すると判別された場合は、図13(C)に示すように、英語音声で構成された避難経路情報「There are stairs in the right direction. It is gone out if you go down the stairs.」を電子棚札1の音声出力部11により音声出力する。
ステップS32の実行後はステップS33に進む。
例えば、顧客属性として、顧客の国籍あるいは使用言語を示す情報がICカード4から読み取られた場合は、顧客が使用する言語で表現された避難経路情報を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
即ち、ICカード4から読み取られた顧客属性が「日本語」または「日本人」であり、顧客が日本語を使用すると判別された場合は、図14(A)に示すように、日本語のテキスト情報で表現された避難経路情報「右方向に階段があります。階段を下りれば、外へ出られます。」を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
また、ICカード4から読み取られた顧客属性が「韓国語」または「韓国人」であり、顧客が韓国語を使用すると判別された場合は、図14(B)に示すように、韓国語のテキスト情報(ハングル)で表現された避難経路情報「
(日本語訳:右方向に階段があります。階段を下りれば、外へ出られます。)」を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
さらに、ICカード4から読み取られた顧客属性が「英語」または「英国人(英語圏の国家)」であり、顧客が英語を使用すると判別された場合は、図14(C)に示すように、英語で表現された避難経路情報「There are stairs in the right direction. It is gone out if you go down the stairs.」を電子棚札1の表示部12に切換表示する。
ステップS33の実行後はステップS34に進む。
このステップS35でカードの離間が完了していない、即ち、近距離通信部16によるICカード4の読取が不能になっていないと判断されると(ステップS35;NO)、ステップS32に戻り、ステップS32〜S35の処理が繰り返し実行される。即ち、ICカード4を近距離通信読取部16aに近づけた状態では、避難経路情報の音声出力と表示出力とが継続して実行される。
そして、ステップS35でカードの離間が完了した、即ち、近距離通信部16によるICカード4の読取が不能になったと判断されると(ステップS35;YES)、ステップS36に進む。
まず、ステップS41において、「電子棚札接続?」即ち、通信ネットワークN2、中継器2及び通信ネットワークN1を介して電子棚札1が店舗サーバ3に接続したか否かが判別される。このステップS41で電子棚札1が接続していないと判別されると(ステップS41;NO)、ステップS41が繰り返し実行される。そして、ステップS41で電子棚札1が接続したと判別されると(ステップS41;YES)、ステップS42に進む。
また、顧客属性に対応する店舗イベント情報が店舗イベント情報データベース35cに記憶されておらず、ステップS44の処理において店舗イベント情報が検索されなかったと判断されるとステップ46に進み、ステップS46では、通信部33を制御し、顧客属性に対応する店舗イベント情報がないことを示す該当なし信号を通信ネットワークN1、中継器2及び通信ネットワークN2を介して電子棚札1に送信する。そして、このステップS46の実行後は、図9に示す店舗イベント情報配信処理を終了する。
まず、ステップS51において、「災害発生?」即ち、火災報知装置5あるいは地震感知装置6から火災報知信号あるいは地震感知信号が出力されたか否かが判別される。このステップS51で火災報知装置5あるいは地震感知装置6から火災報知信号あるいは地震感知信号が出力されていないと判別されると(ステップS51;NO)、ステップS51が繰り返し実行される。そして、ステップS51で災害発生、即ち、火災報知装置5あるいは地震感知装置6から火災報知信号あるいは地震感知信号が出力されたと判別されると(ステップS51;YES)、ステップS52に進む。
この場合、顧客が外国人の場合は、その外国人顧客が理解できる言語で災害報知情報が表示されると共に、その外国人顧客が理解できる言語で避難経路情報が音声出力されると共に、表示出力されるので、外国人顧客に対しても災害の発生を迅速に知らせると共に、店舗外への避難経路を確実に知らせることができ、外国人顧客を迅速に避難させることができる。
1 電子棚札
2 中継器
3 店舗サーバ
4 ICカード(識別媒体)
5 火災報知装置
6 地震感知装置
10、30 CPU
11 音声出力部
12、32 表示部
13 無線通信部
14、34 RAM
15、35 記憶部
16 近距離通信部
31 入力部
33 通信部
Claims (9)
- 各種情報の表示内容を表示するよう出力制御する出力制御装置であって、
災害発生の有無を判別する第1判別手段と、
前記第1判別手段で前記災害発生を判別した際は、その災害発生を示す複数の災害メッセージの内で予め決められた第1災害メッセージを選択し、その第1災害メッセージを前記表示内容として表示するよう制御する第1制御手段と、
前記第1判別手段で前記災害発生を判別した際は、更に前記表示内容の表示位置の近くでの特定ユーザの有無を判別する第2判別手段と、
前記第2判別手段で、前記災害発生時を判別し更に前記特定ユーザを判別した際は、前記複数の災害メッセージの内で前記特定ユーザ向けの第2災害メッセージを選択し、その第2災害メッセージを表示するよう制御する第2制御手段と、
を具備したことを特徴とする出力制御装置。 - 前記第1制御手段は、前記災害発生のその災害の種類を判別し、各災害の種類毎の第1災害メッセージの内で、その判別された災害の種類に応じた第1災害メッセージを選択する、
ことを特徴とする請求項1記載の出力制御装置。 - 前記第2制御手段は、前記特定ユーザのユーザ属性を判別し、各ユーザ属性毎の第2災害メッセージの内で、その判別されたユーザ属性に対応した第2災害メッセージを選択する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力制御装置。 - 前記ユーザ属性は、そのユーザの国籍又は言語の属性、あるいはそのユーザの年齢又は年齢層の属性、あるいはそのユーザの性別の属性、である、
ことを特徴とする請求項3記載の出力制御装置。 - 前記第2制御手段は、前記災害発生後にあって、前記第2判別手段により特定ユーザが判別されるまでは前記第1災害メッセージを表示し続け、前記特定ユーザを判別した段階で前記第2災害メッセージを表示制御する、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の出力制御装置。 - 前記第2制御手段は、前記第2災害メッセージの表示後において、前記特定ユーザが居なくなったか否かを判別し、その特定ユーザが居なくなったことを判別した際に、その第2災害メッセージの表示を終了し、元の表示内容に復帰するよう制御する、
ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の出力制御装置。 - 前記第2判別手段は、前記特定ユーザの有無の判別を、ユーザが所持する電子媒体に記憶されるユーザ情報が前記特定ユーザを示す情報か否かに基づいて判別する、
ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の出力制御装置。 - 前記第2制御手段は、前記第2災害メッセージを前記第1災害メッセージから切り換えて表示すべく制御する、
ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の出力制御装置。 - 各種情報の表示内容を表示するよう出力制御する出力制御装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
災害発生の有無を判別する第1判別手段、
前記第1判別手段で前記災害発生を判別した際は、その災害発生を示す複数の災害メッセージの内で予め決められた第1災害メッセージを選択し、その第1災害メッセージを前記表示内容として表示するよう制御する第1制御手段、
前記第1判別手段で前記災害発生を判別した際は、更に前記表示内容の表示位置の近くでの特定ユーザの有無を判別する第2判別手段、
前記第2判別手段で、前記災害発生時を判別し更に前記特定ユーザを判別した際は、前記複数の災害メッセージの内で前記特定ユーザ向けの第2災害メッセージを選択し、その第2災害メッセージを表示するよう制御する第2制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016170453A JP6350617B2 (ja) | 2016-09-01 | 2016-09-01 | 棚札制御装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016170453A JP6350617B2 (ja) | 2016-09-01 | 2016-09-01 | 棚札制御装置及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014204494A Division JP6075350B2 (ja) | 2014-10-03 | 2014-10-03 | 出力制御装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016224980A true JP2016224980A (ja) | 2016-12-28 |
JP6350617B2 JP6350617B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=57746691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016170453A Active JP6350617B2 (ja) | 2016-09-01 | 2016-09-01 | 棚札制御装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6350617B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106657391A (zh) * | 2017-01-24 | 2017-05-10 | 广东兴达顺科技有限公司 | 一种户外显示屏与机器人结合的信息推送系统及方法 |
JP2018151923A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社野村総合研究所 | 商品販売支援システム |
JP6464414B1 (ja) * | 2017-10-02 | 2019-02-06 | 株式会社リクルート | 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム |
WO2022202251A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 日本電気株式会社 | 情報報知装置、方法及び記録媒体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10289390A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Tec Corp | 情報表示装置 |
JP2000076351A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-03-14 | Fujitsu Ltd | 認識された顧客プロフィ―ルに応答して買い物表示装置を適応的に再構成するためのシステムと方法 |
JP2003337987A (ja) * | 2002-05-21 | 2003-11-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 防災無線システム |
WO2006117626A1 (en) * | 2005-04-29 | 2006-11-09 | Springboard Retail Networks Licensing Srl | Systems and methods for managing a hierarchical structure |
JP2007122288A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Sharp Corp | 電子棚札および商品情報提示システム |
-
2016
- 2016-09-01 JP JP2016170453A patent/JP6350617B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10289390A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Tec Corp | 情報表示装置 |
JP2000076351A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-03-14 | Fujitsu Ltd | 認識された顧客プロフィ―ルに応答して買い物表示装置を適応的に再構成するためのシステムと方法 |
JP2003337987A (ja) * | 2002-05-21 | 2003-11-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 防災無線システム |
WO2006117626A1 (en) * | 2005-04-29 | 2006-11-09 | Springboard Retail Networks Licensing Srl | Systems and methods for managing a hierarchical structure |
JP2007122288A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Sharp Corp | 電子棚札および商品情報提示システム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106657391A (zh) * | 2017-01-24 | 2017-05-10 | 广东兴达顺科技有限公司 | 一种户外显示屏与机器人结合的信息推送系统及方法 |
JP2018151923A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社野村総合研究所 | 商品販売支援システム |
JP6464414B1 (ja) * | 2017-10-02 | 2019-02-06 | 株式会社リクルート | 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム |
JP2019067189A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 株式会社リクルート | 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム |
WO2022202251A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 日本電気株式会社 | 情報報知装置、方法及び記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6350617B2 (ja) | 2018-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5176462B2 (ja) | 電子棚札及び電子棚札システム | |
JP5080903B2 (ja) | 電子棚札及び電子棚札システム | |
JP6350617B2 (ja) | 棚札制御装置及びプログラム | |
JP5071011B2 (ja) | 電子棚札、電子棚札システム及びプログラム | |
JP2014203251A (ja) | 商品情報提供システム、商品情報提供装置、商品情報提供方法、及び商品情報提供プログラム | |
JP2011093668A (ja) | 情報表示システムおよび管理装置 | |
JP5744944B2 (ja) | 販促情報表示システムおよび販促情報表示方法 | |
JP2009053742A (ja) | 電子棚札、電子棚札システム、および電子棚札表示用プログラム | |
JP2011013845A (ja) | Posレジスタ装置、posレジスタ装置での限定販売における必要人数の計算表示方法及びプログラム | |
JP6075350B2 (ja) | 出力制御装置及びプログラム | |
JP2017204211A (ja) | 端末装置、電子タグ、サーバ装置、表示システム及びプログラム | |
JP5633558B2 (ja) | 出力制御装置及びプログラム | |
JP2006293769A (ja) | 商品情報表示システム及び、サーバ、ショッピングカート、商品情報表示方法 | |
JP2013101647A (ja) | 表示装置、表示システム及びプログラム | |
JP2010198621A (ja) | 電子棚札及び電子棚札システム | |
JP5758865B2 (ja) | 情報表示装置、端末装置、情報表示システム及びプログラム | |
JP2009110134A (ja) | キャッシュレジスタシステム | |
US20170185249A1 (en) | Point-of-sale terminal including a touch panel screen having expanded areas for selecting objects when the objects are partially obscured | |
JP2014170409A (ja) | 商品情報処理装置及びプログラム | |
JPWO2014020793A1 (ja) | 情報処理装置、関連情報照会方法、及びプログラム | |
JP2006092384A (ja) | データ処理方法および装置 | |
JP2012226774A (ja) | 電子表示装置及びプログラム | |
WO2019135375A1 (ja) | 販売業務支援システム、販売業務支援方法、およびプログラム | |
JP2016021243A (ja) | サーバ | |
JP2007328127A (ja) | 広告情報提供システム、広告情報提供方法、広告情報提供プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6350617 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |