JP2016224859A - 運行情報記録用車載器 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運行開始前の不要な警報出力を回避すると共に、車両の通常の運行時には法令で義務づけられた運行データの確実な記録を可能にすること。
【解決手段】複数の動作モードとして運行情報の記録動作の有無が異なる運行モードと陸送モードとを有し、運行モードと陸送モードとを自動的に切り替える陸送モード切替部を備える。陸送モード切替部は自車両の現在位置が事前に登録したエリアの範囲内か否かに応じて(S14)、運行モードと陸送モードとを自動的に切り替える。また、自車両と車両外部との間で無線通信を行う通信部を備え、陸送モード切替部は、現在の動作モードと遠隔操作の指示とに応じて、運行モードと陸送モードとを切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載され、自車両の運行状態を表す運行情報を収集して記録する運行情報記録用車載器に関し、特に動作モードの切り替えのための技術に関する。
例えば、タクシー、バス、トラック等の業務用車両を用いて運送業務を行う運送業者においては、社内の各乗務員に対して安全運転を促し、事故を未然に防止することが重要な課題となっている。また、各乗務員の労務管理を適切に行い、労働基準法に違反して車両を運行することがないように管理しなければならない。
そこで、各乗務員が日常的に実際に安全運転を実施しているかどうかを、運送業者の社内等に配置される管理者が常時確認できるように、従来より、例えばデジタルタコグラフなどの運行情報記録用車載器が利用されている。
このデジタルタコグラフは、タクシー、バス、トラック等の車両毎に搭載され、一定時間(例えば0.5秒)毎に取得した速度やエンジン回転数等の情報をメモリーカードのような記憶装置に自動的に記録するものである。
したがって、その管理者はデジタルタコグラフが収集したデータを、例えば営業所に設置されたパーソナルコンピュータ内に搭載された分析プログラムを用いて、メモリーカードから読み出し、このデータを詳細に調べることにより、その車両の走行時間、走行距離、最高速度、平均速度、速度超過時間、速度超過回数や、エンジン回転数超過時間や回転数超過回数、急発進、急加速、急減速、アイドリング時間等を乗務員毎に把握することができ、この把握された結果に基づいて、乗務員毎に安全運転や経済的な運転を促すことが可能になる。
ところで、上記のような運行情報記録用車載器においては、動作モードとして、「運行モード」と「陸送モード」との2種類の切り替えができるように構成されている。
例えば、新たに製造した車両を工場やディーラーからユーザに届けるまでの間に、この車両を運転して移動する場合には、車両は通常の運行状態ではなく、運行状態の管理や労務管理の対象外であるので、当該車両に搭載されている運行情報記録用車載器はこの状態で運行データを記録する必要がない。また、ユーザに渡された車両を点検や整備のためにディーラーや工場まで自走状態で移動させる場合や、ユーザに渡された車両に故障が発生し、ディーラーや工場まで自走状態で移動させる場合にも、車両は通常の運行状態ではないので、運行情報記録用車載器はこの状態で運行データを記録する必要がない。このような特別な状況に対応するために、運行情報記録用車載器は「陸送モード」を有している。また、「陸送モード」以外の状態では、運行情報記録用車載器は運行データを収集して記録する必要があるので、「運行モード」を利用する。
例えば、特許文献1の車両運行情報収集装置においては、車両の陸送作業中には、車載器のデータカードが未装着であっても不要なブザー鳴動が停止するように「陸送モード」に切り替えることができる。具体的には、特別な設定カードから陸送であることを示す陸送モードフラグを読み出して、車載器の動作モードを「陸送モード」のオンオフを切り替える。
また、特許文献2の車両運行情報収集装置においては、煩雑な作業を伴わずに、動作モードを「陸送モード」から「運行モード」に切り替えるための技術を示している。具体的には、車載器に運行情報記憶媒体が装着されたことを検知すると、車載器はその動作モードを「陸送モード」から「運行モード」に自動的に切り替える。
特開2002−157621号公報 特開2008−129786号公報
しかしながら、特許文献1の技術を採用する場合には、運行開始の度に発生する動作モードの変更作業が繁雑になるのは避けられない。また、陸送作業の終了後に、作業者の操作ミスにより車載器の動作モードが「陸送モード」の状態のままでユーザに渡される可能性がある。その場合は、運行データを記録するための所定のカード(記録媒体)が未装着の状態でユーザ側の乗務員が車両の運行を開始したとしても、車載器が警報を出力しないため、カードが未装着であることに乗務員は気づきにくい。そして、法令で義務づけられた運行データの記録を行うことなしに車両が運行される可能性がある。
また、特許文献2の技術を採用する場合には、繁雑な作業を行う必要がなく、運行開始の直前に車載器の動作モードを「陸送モード」から「運行モード」に切り替えることができる。しかし、最初に運行情報記憶媒体が車載器に装着されない限り、「運行モード」に切り替わらないので、例えば乗務員が意図的に運行情報記憶媒体を車載器に装着しなかった場合には、いつまでも「陸送モード」が継続することになり、法令で義務づけられた運行データの記録を行うことなしに車両が運行される可能性がある。
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであり、車両の運行開始前の不要な警報出力を回避すると共に、車両の通常の運行時には法令で義務づけられた運行データの確実な記録を可能にする運行情報記録用車載器を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運行情報記録用車載器は、下記(1)〜(7)を特徴としている。
(1) 車両に搭載され、自車両の運行状態を表す運行情報を収集して記録する運行情報記録用車載器であって、
複数の動作モードとして、少なくとも前記運行情報の記録動作の有無が異なる運行モードと陸送モードとを有し、前記運行モードと前記陸送モードとを自動的に切り替える陸送モード切替部、を備え、
前記陸送モード切替部は、自車両の現在位置を検出し、現在位置が事前に登録したエリアの範囲内か否かに応じて、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替える、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、車両の現在位置に基づき、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替えることができる。例えば、車両の販売や整備を行うディーラーの所在地の近傍を前記エリアとして登録しておけば、車両がディーラーからユーザに渡される前に、運行情報記録用車載器の動作モードを前記陸送モードから前記運行モードに自動的に切り替えることが可能になる。
(2) 前記(1)において、
予め定めた状態で前記運行情報を正しく記録するために必要な情報を保持するパラメータ保持部、を更に備え、
前記陸送モード切替部は、前記陸送モードを選択している状態において、前記パラメータ保持部の初期設定が完了しているか否かを識別し、前記初期設定が完了している状態で、かつ現在位置が事前に登録したエリアの範囲外になったときに、前記陸送モードから前記運行モードに切り替える、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、車両が登録したエリアの範囲外に移動した場合であっても、前記パラメータ保持部の初期設定が完了してなければ前記陸送モードの状態を維持するので、車両がユーザに渡される前に不要な警報が出力されるのを回避できる。
(3) 前記(2)において、
前記パラメータ保持部は、前記エリアの範囲を表す情報を保持する領域を有し、
前記初期設定で、前記エリアの範囲を表す情報が前記パラメータ保持部に登録される、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、例えば当該車両を扱うディーラーや工場が変更された場合であっても、前記初期設定により前記エリアを適切な範囲に変更できる。
(4) 前記(1)において、
自車両と車両外部との間で無線通信を行う通信部、を更に備え、
前記陸送モード切替部は、前記通信部を介した遠隔操作のための所定のモード切替指示を受信した場合には、現在選択している動作モードと、受信した前記モード切替指示とに応じて、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替える、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、車両外部からの遠隔操作により、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替えることができる。したがって、車両の運行が開始される時に確実に前記運行モードに切り替えて運行データの記録を開始できる。また、車両に故障等が発生し、当該車両をディーラー等に移送する必要がある時に、前記陸送モードに切り替えれば不要な警報の出力を回避できる。
(5) 前記(4)において、
予め定めた状態で前記運行情報を正しく記録するために必要な情報を保持するパラメータ保持部、を更に備え、
前記陸送モード切替部は、前記陸送モードを選択している状態で、前記運行モードへの切り替えを指示する前記モード切替指示を受信した場合には、前記パラメータ保持部の初期設定が完了しているか否かを識別し、前記初期設定が完了している場合は、前記運行モードへ切り替え、前記初期設定が完了していない場合は、前記通信部を利用して所定の警報を出力する、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、前記初期設定が完了していない状態で前記運行モードへ切り替わるのを防止すると共に、警報の出力により異常な状態であることを車両外部の管理者に知らせることができる。
(6) 前記(4)において、
前記陸送モード切替部は、前記運行モードを選択している状態で、前記陸送モードへの切り替えを指示する前記モード切替指示を受信した場合には、前記陸送モードへ切り替える、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、前記運行モードから前記陸送モードへの切り替えを遠隔操作により行うことができる。したがって、例えば車両に故障等が発生し、当該車両をディーラー等に移送する必要がある時に、前記陸送モードに切り替えれば不要な警報の出力を回避できる。
(7) 前記(1)〜(6)のいずれかにおいて、
前記陸送モード切替部が現在選択している前記動作モードが、前記陸送モードおよび前記運行モードのいずれかを表示することが可能な表示部、を更に備える、
ことを特徴とする。
この運行情報記録用車載器によれば、前記表示部に前記動作モードが明示されるので、乗務員は車載器の現在の動作モードを確実に把握できる。
本発明の運行情報記録用車載器によれば、車両の運行開始前の不要な警報出力を回避すると共に、車両の通常の運行時には法令で義務づけられた運行データの確実な記録が可能になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態における運行情報記録用車載器の構成例を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態における運行情報記録用車載器が実行する動作モード移行判定処理(1)の内容を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態における運行情報記録用車載器が実行する動作モード移行判定処理(2)の内容を示すフローチャートである。 図4(A)および図4(B)は、本発明の実施形態における運行情報記録用車載器上の表示器の2種類の画面表示例を示す正面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<装置の構成>
本発明の実施形態における運行情報記録用車載器の構成例を図1に示す。すなわち、図1に示すデジタルタコグラフ10が、本発明の運行情報記録用車載器に相当する。
図1に示すデジタルタコグラフ10は、例えばタクシー、トラック、バスなどの業務用車両に搭載され、エンジン回転数オーバー、急発進・急加速、急減速等の運転状態を表す運転データを含む運行データを記録するものである。
また、図1のデジタルタコグラフ10は、CPU11、速度/エンジン回転数I/F12、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、GPS受信部15、CAN_I/F16、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、スピーカ20、RTC(時計IC)21、出庫/入庫ボタンSW入力部22、表示コントローラ23、通信部24、電源部25、メモリ26、LED表示部27、トレーニングボタンSW入力部30及び陸送ON/OFFボタンSW入力部31を有している。
CPU11は、マイクロコンピュータにより構成される制御部であり、プログラムに従ってデジタルタコグラフ10の全体を制御する。CPU11が実行するプログラムや制御に必要な定数等のデータはメモリ26上に保持されている。メモリ26は不揮発性であり、データの読み出しおよび書き込みが可能である。
また、メモリ26上には、定数のデータとして、2つの閾値テーブル26a、26bと、エリア情報テーブル26cとが備わっている。2つの閾値テーブル26a、26bには、速度やエンジン回転数等を表す値と比較され、運転を評価する基準となる閾値(設定値)が登録されている。
エリア情報テーブル26cは、特定のエリアの位置およびその範囲を表す情報を保持している。例えば、該当する車両を扱うディーラーや工場の所在地の近傍の領域を表す情報がエリア情報テーブル26cに登録される。具体的には、当該エリアを円形で近似する場合には、エリアの中心位置を表す緯度及び経度と、エリアの半径の大きさを表す情報を登録する。また、エリアを矩形で近似する場合には、矩形の4つの角の各々の位置を表す4点の緯度及び経度の情報を登録する。
閾値テーブル26a、26bおよびエリア情報テーブル26cについては、初期設定の操作により新たに作成したり内容を更新することができる。例えば、デジタルタコグラフ10を運行モードで動作させるために必要なデータやパラメータ(テーブル26a、26b、26cの内容に相当)が書き込まれた特別な設定カードをカードI/F18に差し込み、設定カード上のデータをメモリ26に転送することにより、初期設定、すなわち各種パラメータのプリセットを行うことができる。
記録部17は、データの読み出しおよび書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、運行データの記録および保持のために利用される。また、記録部17には、過去に走行した運転履歴のデータも履歴テーブル17aとして保持されている。この履歴テーブル17aには、場所、速度、エンジン回転数、及び燃費が登録されている。
カードI/F(インタフェース)18は、所定の規格に適合するメモリカードをCPU11に接続するためのインタフェースであり、メモリカードを着脱自在に保持するカードスロットを備えている。このカードI/F18には、業務用車両を運転する各乗務員が所持している所定のメモリカード55が装着される。このメモリカード55は、不揮発性のメモリを内蔵しており、各乗務員を特定するための番号などが登録された状態で使用される。
音声I/F19は、疑似音声信号を合成して出力するためのインタフェースであり、CPU11の制御により様々なメッセージに対応する音声信号を出力することができる。音声I/F19の出力にはスピーカ20が接続されている。
RTC(リアルタイムクロック)21は、所定のクロックパルスを常時計数することにより、現在時刻の情報を把握している。また、RTC21はタイマ機能も有している。CPU11は、RTC21を制御することにより、現在時刻の情報を取得したり、タイマを利用することができる。
出庫/入庫ボタンSW入力部22には、出庫/入庫ボタンのON/OFF信号が入力される。したがって、CPU11は、出庫/入庫ボタンSW入力部22を介して出庫/入庫ボタンのON/OFF状態を監視し、自車両が出庫/入庫のいずれの状態であるかを把握できる。
表示コントローラ23は、表示器28の表示内容を制御する。表示器28は、例えば図4(A)、図4(B)に示すように様々な情報をグラフィック表示することができる。CPU11は、表示コントローラ23を介して表示器28の表示内容を制御できる。
LED表示部27は、複数のLED(発光ダイオード)を内蔵し、CPU11の制御により各LEDを点灯、消灯、または点滅し、通信や動作の状態を表示することができる。トレーニングボタンSW入力部30は、乗務員によって操作され、トレーニングモードの切り替えに使用される。陸送ON/OFFボタンSW入力部31は、乗務員または作業者等により操作され、手動操作による陸送モードのオンオフ切り替えに使用される。
速度/エンジン回転I/F12には、車速センサやエンジン回転数センサからそれぞれ速度パルスや回転パルスが入力される。速度/エンジン回転数I/F12は、入力された信号をCPU11の処理に適した信号に変換する。
外部入力I/F13は、外部装置をCPU11に接続するためのインタフェースであり、図1に示すように外部入力I/F13には、乗務員の免許証から情報を読み取る免許証リーダ29が接続される。
センサ入力I/F14は、様々なセンサをCPU11に接続するためのインタフェースである。センサ入力I/F14の入力には、図1に示すようにエンジン温度を検知する温度センサ、燃料量を検知する燃料センサ、車両に加わる衝撃(G値)を感知するGセンサ、ウインカSW等の信号が入力される。
GPS受信部15は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星からの電波をGPSアンテナ15aで受信し、所定の計算処理を行って受信信号から車両の現在位置を表す緯度、経度の情報を取得する。
CAN_I/F16は、CAN(Controller Area Network)規格の通信ネットワークと接続するためのインタフェースである。CPU11は、車両上の通信ネットワークに接続されている様々な機器との間でCAN_I/F16を介して通信できる。実際には、速度、エンジン回転数、燃料量等の各種データの通信が行われる。
通信部24は、所定の無線通信インタフェースを内蔵しており、車両の外部との間で無線通信回線を利用してデータ通信を行うことができる。通信部24の具体的な機能については、デジタルタコグラフ10の利用環境に合わせて適宜変更される。例えば、車両と遠隔地のデータセンタなどとの間で通信を行う必要がある場合には、広域無線通信を行うための機能を通信部24に搭載し、移動体通信事業者などが提供する無線通信網との間で無線通信回線を確保する。
また、例えばタクシー会社や運送会社のような特定の企業が管理する特定の駐車場内のように、限られた比較的狭い範囲内でのみ無線通信する必要がある環境においては、狭域無線通信を行うための機能を通信部24に搭載する。そして、車両が特定の地域内に存在する時だけ、特定の通信システムとの間で無線通信回線を確保する。
電源部25は、車両のバッテリーなどから供給される電力に基づき、CPU11等が動作するために必要な安定した電圧(例えば+5[V])を生成し、イグニッションスイッチがオンの時にデジタルタコグラフ10の各回路に電力を供給する。
<装置の動作>
<概要の説明>
デジタルタコグラフ10は、業務用車両の通常の運行状態では、所定の運行カード(メモリカード55)をカードI/F18に装着するなどの所定の操作を行わないと、正規の手続きを乗員が行うように促すために、警報を出力することになる。しかし、例えば車両のディーラーが車両をユーザ(運送会社等)に届けるまでの間や、車両の故障の修理や点検のために車両をディーラーや工場まで自走して移動する際には、運行カードの装着ができず、かつその操作が不要であるにもかかわらず、警報が出力されてしまう。このような時に使用するために、「陸送モード」がデジタルタコグラフ10に備わっている。つまり、運行データの記録や警報の出力が不要な状況で「陸送モード」をオンにする。「陸送モード」がオフの時には通常の「運行モード」になる。
上記の「陸送モード」と「運行モード」との切り替えに関し、本実施形態のデジタルタコグラフ10は以下に示す(1)〜(4)の4種類の方法のいずれかで切り替えを行うことができる。
(1)陸送ON/OFFボタンSW入力部31に対する手動のボタン操作により「陸送モード」と「運行モード」とを切り替えることができる。
(2)「陸送モード」の状態で、カードI/F18に所定の運行カードが装着された場合には、CPU11が「運行モード」に自動的に切り替える。
(3)「陸送モード」の状態では、自車両の現在位置に応じてCPU11が「運行モード」へ自動的に切り替える。
(4)無線通信による車両外部からの遠隔操作に従い、「陸送モード」と「運行モード」とをCPU11が切り替える。
上記(3)を実現するために、CPU11は図2に示した動作モード移行判定処理(1)を実行する。また、上記(4)を実現するために、CPU11は図3に示した動作モード移行判定処理(2)を実行する。
<動作モード移行判定処理(1)>
図2に示した動作モード移行判定処理(1)について以下に説明する。
ステップS11では、CPU11は、デジタルタコグラフ10の現在の動作モードが「陸送モード」と「運行モード」とのいずれであるかを識別する。例えば、不揮発性のメモリ26上に割り当てたモード識別用フラグ(図示せず)の状態を参照することにより、この動作モードを識別する。「陸送モード」の場合は次にS12に進み、「運行モード」の場合はこの処理を終了する。
ステップS12では、CPU11はメモリ26の内容を参照することにより、前述の「初期設定」が完了しているか否か、つまりデジタルタコグラフ10の動作に必要なデータや各種パラメータの書き込みが完了しているか否かを識別する。「初期設定」が完了している場合は次のS13に進み、完了してなければこの処理を終了する。
ステップS13では、CPU11は、GPS受信部15を制御して現在の自車両の位置を表す緯度および経度の位置情報を取得する。
ステップS14では、CPU11は、エリア情報テーブル26cの内容により定まるエリアとS13で取得した現在位置とを比較して、現在位置がエリア内か否かを識別する。エリア内であればこの処理を終了し、エリア内でなければS15に進む。
ステップS15では、CPU11は、デジタルタコグラフ10の動作モードを「陸送モード」から「運行モード」に切り替える。これに伴い、前記モード識別用フラグの状態を変更する。また、現在の動作モードが「運行モード」であることを乗務員等に知らせるために、表示器28の表示内容を、図4(B)の画面28Bから図4(A)の画面28Aに切り替える。
<動作モード移行判定処理(2)>
図3に示した動作モード移行判定処理(2)について以下に説明する。なお、図3に示した処理においては、デジタルタコグラフ10が、通信部24及び所定の無線通信回線を経由して、外部の通信システムとの間で通信可能な状況を想定している。外部の通信システムとは、業務用車両を所有し管理する企業内の通信システムや、データセンタ内に配置された通信システムを意味する。そして、外部の通信システムが、デジタルタコグラフ10に対して遠隔操作のための指示を与えることができる。
ステップS21では、CPU11は、外部の通信システムから通信部24を経由して遠隔操作のためのモード切替指示が入力されたか否かを識別する。モード切替指示が入力された場合に次のS22に進む。
ステップS22では、CPU11は、前述のS11と同様に、デジタルタコグラフ10の現在の動作モードが「陸送モード」と「運行モード」とのいずれであるかを識別する。「陸送モード」の場合は次にS23に進み、「運行モード」の場合はS27に進む。
ステップS23では、CPU11は、S21で検出した外部からのモード切替指示が「運行モード」と「陸送モード」のいずれへの切り替え指示なのかを識別する。「運行モード」への切り替え指示を受信した場合はS24に進み、「陸送モード」への切り替え指示を受信した場合はこの処理を終了する。
ステップS24では、CPU11は、前述のS12と同様に、「初期設定」が完了しているか否か、つまりデジタルタコグラフ10の動作に必要なデータや各種パラメータの書き込みが完了しているか否かを識別する。「初期設定」が完了している場合は次のS25に進み、完了してなければS26に進む。
ステップS25では、CPU11は、デジタルタコグラフ10の動作モードを「陸送モード」から「運行モード」に切り替える。これに伴い、前記モード識別用フラグの状態を変更する。また、現在の動作モードが「運行モード」であることを乗務員等に知らせるために、表示器28の表示内容を、図4(B)の画面28Bから図4(A)の画面28Aに切り替える。
ステップS26では、「運行モード」に移行しなければならない状況であるにもかかわらず、前記「初期設定」が完了していないため移行できない異常な状況であるので、CPU11は、警報を出力する。この警報は、通信部24および無線通信回線を利用して、外部の通信システムに対して出力する。したがって、外部の通信システムを管理する管理者に対して自車両で異常が発生していることを知らせることができる。
ステップS27では、CPU11は、S21で検出した外部からのモード切替指示が「運行モード」と「陸送モード」のいずれへの切り替え指示なのかを識別する。「運行モード」への切り替え指示を受信した場合はこの処理を終了し、「陸送モード」への切り替え指示を受信した場合はS28に進む。
ステップS28では、CPU11は、デジタルタコグラフ10の動作モードを「運行モード」から「陸送モード」に切り替える。これに伴い、前記モード識別用フラグの状態を変更する。また、現在の動作モードが「陸送モード」であることを乗務員等に知らせるために、表示器28の表示内容を、図4(A)の画面28Aから図4(B)の画面28Bに切り替える。
<「運行モード」におけるデジタルタコグラフ10の動作>
乗務員が通常の状態で車両の運行を開始する場合には、乗務員は車両に乗り込んだ後、乗務員が所持している運行カード、すなわちメモリカード55をカードI/F18に装着し、更に乗務員の運転免許証を免許証リーダ29でデジタルタコグラフ10に読み取らせる。
この後で、デジタルタコグラフ10は、速度、エンジン回転数などの運行データの収集を開始し、収集した運行データを記録部17に自動的に記録する。また、デジタルタコグラフ10は、運行カードから読み取った乗務員の番号や免許証の情報と対応付けて、運行データを管理する。
一方、乗務員が正規の運行カードを装着することなく、または運転免許証を免許証リーダ29で読み取らせることなくこの車両の運行を開始しようとすると、デジタルタコグラフ10は運行データを記録することができないので、警報を出力する。
したがって、例えば車両に故障が発生し、この車両を作業者等がディーラーや工場まで自走状態で移動するために運転を行おうとすると、「運行モード」のままでは、運行データの記録が不要であるにもかかわらず、警報が出力されてしまう。したがって、「陸送モード」に切り替えることが望ましい。
<「陸送モード」におけるデジタルタコグラフ10の動作>
「陸送モード」においては、デジタルタコグラフ10は運行データを記録する必要がない。したがって、運行カードがカードI/F18に装着されることなく車両の運行が開始されたとしても、デジタルタコグラフ10は警報の出力を行わない。
<表示例>
デジタルタコグラフ10の表示器28の画面における2種類の画面表示例を図4(A)および図4(B)に示す。
デジタルタコグラフ10の動作モードが前述の「運行モード」の場合には、図4(A)に示す画面28Aが表示器28で表示される。この画面28Aには、エコマーク28zと、アクセル開度(「Pedal」と表記)バーメータ28yとが含まれている。また、画面28Aの左上部には、受信電波の強度を表すアンテナマーク、メールの到着を表するメールアイコンが表示され、画面右下部には、日時等の情報が表示される。
エコマーク28zの表示は、自車両が省燃費の状態で運行していることを意味している。アクセル開度バーメータ28yは、アクセル開度、すなわちアクセルペダルの踏み込み具合を、バーグラフの長さで表している。
デジタルタコグラフ10の動作モードが前述の「陸送モード」の場合には、図4(B)に示す画面28Bが表示器28で表示される。この画面28Bには、警告マーク28xおよび陸送モードメッセージ28wが含まれている。
警告マーク28xは、運転者に注意を促すための表示であり、三角形パターンで囲まれた感嘆符(!)の記号により構成されている。陸送モードメッセージ28wは、現在の動作モードが「陸送モード」であることを表す表示であり、「陸送モード」に対応する「Factory Mode」の文字列で構成されている。
<デジタルタコグラフ10の利点>
デジタルタコグラフ10は、図2に示した制御を実施することにより、事前に登録したエリアの範囲の外側に出る時に、「陸送モード」から「運行モード」に自動的に切り替えることができる。したがって、車両をディーラーからユーザに渡す前に、車両毎に作業者が乗り込んでモード切替の作業を行う必要がなく、作業効率が向上する。また、自動的に「運行モード」に切り替わるので、モード切替忘れが発生しにくい。また、車両がユーザに渡される時には確実に「運行モード」に切り替わるので、乗務員が運行カードを装着することなく運行を開始しようとすれば警報が出力されることになり、運行カードが未装着のまま車両の運行が開始されるのを回避できる。
デジタルタコグラフ10は、図3に示した制御を実施することにより、外部の通信システムからの遠隔操作の指示を受け付けて、動作モードを切り替えることができる。したがって、例えば車両に故障が発生し、乗務員以外の作業員が車両を自走状態でディーラーや工場まで運転するような場合に、遠隔操作で「陸送モード」に切り替えれば、運行カード未装着による警報の出力を停止できる。
なお、上述のデジタルタコグラフ10においては、運行データを記録部17に記録する場合を想定しているが、通信部24を備えているので、無線通信により車両外部の記憶装置に運行データを転送して記録することも可能である。例えば、無線通信回線やインターネットを経由して、所定のサービスを提供するデータセンタと接続し、データセンタの管理するサーバ上に運行データを蓄積することが可能である。
ここで、上述した本発明に係る運行情報記録用車載器の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に搭載され、自車両の運行状態を表す運行情報を収集して記録する運行情報記録用車載器であって、
複数の動作モードとして、少なくとも前記運行情報の記録動作の有無が異なる運行モードと陸送モードとを有し、前記運行モードと前記陸送モードとを自動的に切り替える陸送モード切替部(CPU11、S11〜S15、S21〜S28)、を備え、
前記陸送モード切替部は、自車両の現在位置を検出し、現在位置が事前に登録したエリアの範囲内か否かに応じて、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替える(S13〜S15)、
ことを特徴とする運行情報記録用車載器。
[2] 予め定めた状態で前記運行情報を正しく記録するために必要な情報を保持するパラメータ保持部(メモリ26)、を更に備え、
前記陸送モード切替部は、前記陸送モードを選択している状態において、前記パラメータ保持部の初期設定が完了しているか否かを識別し(S11、S12)、前記初期設定が完了している状態で、かつ現在位置が事前に登録したエリアの範囲外になったときに、前記陸送モードから前記運行モードに切り替える(S15)、
ことを特徴とする前記[1]に記載の運行情報記録用車載器。
[3] 前記パラメータ保持部は、前記エリアの範囲を表す情報を保持する領域(エリア情報テーブル26c)を有し、
前記初期設定で、前記エリアの範囲を表す情報が前記パラメータ保持部に登録される、
ことを特徴とする前記[2]に記載の運行情報記録用車載器。
[4] 自車両と車両外部との間で無線通信を行う通信部(24)、を更に備え、
前記陸送モード切替部は、前記通信部を介した遠隔操作のための所定のモード切替指示を受信した場合には、現在選択している動作モードと、受信した前記モード切替指示とに応じて、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替える(S21〜S28)、
ことを特徴とする前記[1]に記載の運行情報記録用車載器。
[5] 予め定めた状態で前記運行情報を正しく記録するために必要な情報を保持するパラメータ保持部(メモリ26)、を更に備え、
前記陸送モード切替部は、前記陸送モードを選択している状態で、前記運行モードへの切り替えを指示する前記モード切替指示を受信した場合には、前記パラメータ保持部の初期設定が完了しているか否かを識別し(S24)、前記初期設定が完了している場合は、前記運行モードへ切り替え(S25)、前記初期設定が完了していない場合は、前記通信部を利用して所定の警報を出力する(S26)、
ことを特徴とする前記[4]に記載の運行情報記録用車載器。
[6] 前記陸送モード切替部は、前記運行モードを選択している状態で、前記陸送モードへの切り替えを指示する前記モード切替指示を受信した場合には、前記陸送モードへ切り替える(S22、S27、S28)、
ことを特徴とする前記[4]に記載の運行情報記録用車載器。
[7] 前記陸送モード切替部が現在選択している前記動作モードが、前記陸送モードおよび前記運行モードのいずれかを表示することが可能な表示部(表示器28)、を更に備える、
ことを特徴とする前記[1]〜[6]のいずれかに記載の運行情報記録用車載器。
10 デジタルタコグラフ
11 CPU
12 速度/エンジン回転数I/F
13 外部入力I/F
14 センサ入力I/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
16 CAN_I/F
17 記録部
17a 履歴テーブル
18 カードI/F
19 音声I/F
20 スピーカ
21 RTC
22 出庫/入庫ボタンSW入力部
23 表示コントローラ
24 通信部
25 電源部
26 メモリ
26a,26b 閾値テーブル
26c エリア情報テーブル
27 LED表示部
28 表示器
28w 陸送モードメッセージ
28x 警告マーク
28y アクセル開度バーメータ
28z エコマーク
29 免許証リーダ
30 トレーニングボタンSW入力部
31 陸送ON/OFFボタンSW入力部
55 メモリカード

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、自車両の運行状態を表す運行情報を収集して記録する運行情報記録用車載器であって、
    複数の動作モードとして、少なくとも前記運行情報の記録動作の有無が異なる運行モードと陸送モードとを有し、前記運行モードと前記陸送モードとを自動的に切り替える陸送モード切替部、を備え、
    前記陸送モード切替部は、自車両の現在位置を検出し、現在位置が事前に登録したエリアの範囲内か否かに応じて、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替える、
    ことを特徴とする運行情報記録用車載器。
  2. 予め定めた状態で前記運行情報を正しく記録するために必要な情報を保持するパラメータ保持部、を更に備え、
    前記陸送モード切替部は、前記陸送モードを選択している状態において、前記パラメータ保持部の初期設定が完了しているか否かを識別し、前記初期設定が完了している状態で、かつ現在位置が事前に登録したエリアの範囲外になったときに、前記陸送モードから前記運行モードに切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運行情報記録用車載器。
  3. 前記パラメータ保持部は、前記エリアの範囲を表す情報を保持する領域を有し、
    前記初期設定で、前記エリアの範囲を表す情報が前記パラメータ保持部に登録される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の運行情報記録用車載器。
  4. 自車両と車両外部との間で無線通信を行う通信部、を更に備え、
    前記陸送モード切替部は、前記通信部を介した遠隔操作のための所定のモード切替指示を受信した場合には、現在選択している動作モードと、受信した前記モード切替指示とに応じて、前記運行モードと前記陸送モードとを切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運行情報記録用車載器。
  5. 予め定めた状態で前記運行情報を正しく記録するために必要な情報を保持するパラメータ保持部、を更に備え、
    前記陸送モード切替部は、前記陸送モードを選択している状態で、前記運行モードへの切り替えを指示する前記モード切替指示を受信した場合には、前記パラメータ保持部の初期設定が完了しているか否かを識別し、前記初期設定が完了している場合は、前記運行モードへ切り替え、前記初期設定が完了していない場合は、前記通信部を利用して所定の警報を出力する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の運行情報記録用車載器。
  6. 前記陸送モード切替部は、前記運行モードを選択している状態で、前記陸送モードへの切り替えを指示する前記モード切替指示を受信した場合には、前記陸送モードへ切り替える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の運行情報記録用車載器。
  7. 前記陸送モード切替部が現在選択している前記動作モードが、前記陸送モードおよび前記運行モードのいずれかを表示することが可能な表示部、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の運行情報記録用車載器。
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