JP2016224165A - 有機el表示モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】最終製品であるウェアラブルデバイスの製造過程において、有機EL表示装置又はタッチパネルの機能不良が発生するのを抑制することができる有機EL表示モジュールを提供する。
【解決手段】可撓性を有する有機EL表示装置11と、可撓性を有するタッチパネル12と、有機EL表示装置11とタッチパネル12とを接着する第一接着部14と、タッチパネル12に対する有機EL表示装置11とは反対側に配置されて、可撓性を有する湾曲した中間筐体13と、タッチパネル12と中間筐体13とを接着する第二接着部15と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、有機EL表示装置とタッチパネルとが一体化された有機EL表示モジュールに関する。
近年、電気機器端末の一種として、腕時計、眼鏡、衣服などのように身につけられるウェアラブルデバイスの開発が盛んに行われている。ウェアラブルデバイスは、主に、ウェアラブルデバイスの外観を成す筐体と、筐体に組み付けられる表示装置及びタッチパネルと、を備える。ウェアラブルデバイスは、体のラインに沿わせるために湾曲している。このため、表示装置としては、可撓性を有する有機樹脂フィルムを基材として用いたフィルム有機ELディスプレイパネル(以下「フィルムOLED」という。)が用いられる(例えば、特許文献1参照)。また、タッチパネルとしては、可撓性を有する有機樹脂フィルムを基材として用いたフィルムタッチパネル(以下「フィルムTP」という。)が用いられる。
実用新案登録第3193457号
ところで、最終製品であるウェアラブルデバイスを製造する最終製品製造会社では、ウェアラブルデバイスを構成する筐体、有機EL表示装置、タッチパネル等の中間部品を中間部品製造会社から取り寄せて、これらの中間部品を自社で組み付けている。
筐体に対するフィルムOLED及びフィルムTPの組み付けは、OCR(光学樹脂:Optically Clear Resin)やOCA(光学両面テープ:OpticallyClear Adhesive)を用いて、フィルムOLED及びフィルムTPを筐体に接着することにより行われる。しかしながら、この作業は難易度が高いため、当該作業工程での歩留まりが悪い。つまり、フィルムOLED及びフィルムTPの基材は薄く傷つきやすいため、フィルムOLED及びフィルムTPは、断線やショートなどによる機能不良を起こしやすい。また、フィルムOLED及びフィルムTPの基材は可撓性を有するため、フィルムOLED及びフィルムTPの取り扱いが難しく、IC(Integrated Circuit)とフレキシブルプリント基板(FlexiblePrinted Circuits)との接合部分が破損しやすい。また、最終製品であるウェアラブルデバイスの意匠が複雑であったり、筐体内に多数の電子部品が配置されていたりすると、OCRやOCAを設置する際の制約が多くなる。
最終製品製造会社の製造作業者は、必ずしも、有機EL表示装置及びタッチパネルの取り扱いに熟練した者ばかりではない。このため、最終製品であるウェアラブルデバイスの製造過程において、有機EL表示装置又はタッチパネルに機能不良が発生する可能性が高い。
しかも、ウェアラブルデバイスは高い防水性を求められるため、全体が樹脂モールドされる。このため、ウェアラブルデバイスの完成後にフィルムOLED及びフィルムTPの機能不良が発見された場合は、最終製品そのものが不良品となってしまう。この場合、当然ながら、組み込み前のフィルムOLED及びフィルムTPに不良が発見された場合に比べて、その損失額は極めて大きいものとなる。
そこで、本発明は、最終製品であるウェアラブルデバイスの製造過程において、有機EL表示装置又はタッチパネルの機能不良が発生するのを抑制することができる有機EL表示モジュールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、有機EL表示装置及びタッチパネルを一つのモジュールとして一体化しておくことで、上記課題を解決できるとの知見に至った。
すなわち、本発明に係る有機EL表示モジュールは、可撓性を有する有機EL表示装置と、可撓性を有するタッチパネルと、有機EL表示装置とタッチパネルとを接着する第一接着部と、タッチパネルに対する有機EL表示装置とは反対側に配置される湾曲した中間筐体と、タッチパネルと中間筐体とを接着する第二接着部と、を備える。
本発明に係る有機EL表示モジュールでは、有機EL表示装置及びタッチパネルが第一接着部及び第二接着部によって中間筐体に接着されることで、有機EL表示装置及びタッチパネルが一つのモジュールとして容易に一体化される。これにより、当該モジュールの取扱い性が向上するため、最終製品であるウェアラブルデバイスとして当該モジュールを組み付ける際に、有機EL表示装置又はタッチパネルの機能不良が発生するのを抑制することができる。しかも、有機EL表示装置及びタッチパネルが可撓性を有するとともに、中間筐体が湾曲しているため、湾曲させた意匠のウェアラブルデバイスに、容易に組み付けることができる。
中間筐体は、可撓性を有してもよい。中間筐体が可撓性を有することで、様々な形状のウェアラブルデバイスに対しても、容易に組み付けることができる。
有機EL表示装置及びタッチパネルは、中間筐体の凹曲面側に配置されてもよい。この有機EL表示モジュールでは、有機EL表示装置及びタッチパネルが中間筐体の凹曲面側に配置されるため、当該モジュールの取扱い性が更に向上するとともに、有機EL表示装置及びタッチパネルが傷つくのを更に抑制することができる。
中間筐体は、矩形板状に形成されており、中間筐体の長辺側の端部に、有機EL表示装置側に突出する第一凸部が形成されてもよい。この有機EL表示モジュールでは、中間筐体の長辺側の端部に第一凸部が形成されるため、有機EL表示装置及びタッチパネルを第一凸部に当接させることで、中間筐体に対して有機EL表示装置及びタッチパネルを高精度に位置決めすることができる。
中間筐体は、中間筐体の長辺が曲線となるように湾曲しており、第一凸部は、中間筐体の長辺に沿って延びてもよい。この有機EL表示モジュールでは、第一凸部が、曲線となる長辺に沿って延びているため、湾曲した中間筐体の形状保持性が向上する。
中間筐体の短辺側の端部に、有機EL表示装置側に突出する第二凸部が形成されており、第一凸部と第二凸部とが接続されてもよい。この有機EL表示モジュールでは、第一凸部と第二凸部とが接続されることで、中間筐体の角部が三軸方向に連結された構造となる。このため、中間筐体の形状保持性が更に向上する。
中間筐体は、矩形板状に形成されており、中間筐体の長辺側の端部に、位置決め用のマークが形成されてもよい。この有機EL表示モジュールでは、中間筐体の長辺側の端部に位置決め用のマークが形成されるため、当該マークを基準とすることで、中間筐体に対して有機EL表示装置及びタッチパネルを高精度に位置決めすることができる。
中間筐体は、透明シリコーン樹脂により形成されてもよい。この有機EL表示モジュールでは、中間筐体が透明シリコーン樹脂により形成されるため、中間筐体の形状を容易に変えることができる。これにより、最終製品であるウェアラブルデバイスの意匠が複雑であった場合などでも、容易に当該モジュールを組み付けることができる。しかも、中間筐体の耐衝撃性を向上させることができる。
第一接着部及び第二接着部のそれぞれは、透明な樹脂テープ及び透明な樹脂接着剤の少なくとも一方であってもよい。この有機EL表示モジュールでは、透明な樹脂テープ及び透明な樹脂接着剤の少なくとも一方により有機EL表示装置、タッチパネル及び中間筐体が接着されるため、有機EL表示装置の視認性を確保しつつ、これらを確実に接着することができる。
第一接着部及び第二接着部は、透明な樹脂接着剤であり、有機EL表示装置とタッチパネルとの間、及び、タッチパネルと中間筐体との間に、樹脂接着剤が充填されてもよい。この有機EL表示モジュールでは、透明な樹脂接着剤により有機EL表示装置、タッチパネル及び中間筐体が接着されるとともに、これらの間に樹脂接着剤が充填されるため、有機EL表示装置の視認性を確保しつつ、これらをより確実に接着することができる。
中間筐体の曲率半径は、8mm以上200mm以下であってもよい。この有機EL表示モジュールでは、中間筐体の曲率半径が8mm以上200mm以下であるため、人の体のラインに沿うように湾曲させた意匠のウェアラブルデバイスに、容易に組み付けることができる。
中間筐体の厚さは、0.05mm以上2mm以下であってもよい。この有機EL表示モジュールでは、中間筐体の厚さが0.05mm以上2mm以下であるため、最終製品であるウェアラブルデバイスが厚くなり過ぎるのを抑制しつつ、当該モジュールの剛性を保持することができる。
有機EL表示装置は、基材上に有機EL表示素子が形成されており、基材の厚さは、0.2mm以下であってもよい。この有機EL表示モジュールでは、有機EL表示装置の基材の厚さが0.2mm以下であるため、有機EL表示装置を容易に曲げることができる。
有機EL表示装置のタッチパネルとは反対側に配置される保護部を更に備えてもよい。この有機EL表示モジュールでは、有機EL表示装置のタッチパネルとは反対側に保護部が配置されるため、有機EL表示装置及びタッチパネルは、中間筐体と保護部とに挟み込まれる。これにより、有機EL表示装置及びタッチパネルが傷つけられるのを更に抑制することができる。
本発明によれば、最終製品であるウェアラブルデバイスの製造過程において、有機EL表示装置又はタッチパネルの機能不良が発生するのを抑制することができる。
第1実施形態の有機EL表示モジュールを組み付けたウェアラブルデバイスの斜視図である。 第1実施形態の有機EL表示モジュールの斜視図である。 図2に示すIII−III線における断面図である。 有機EL表示装置を示す図である。 タッチパネルを示す図である。 中間筐体を示す図である。 中間筐体を示す図である。 保護部を示す図である。 樹脂テープを用いた有機EL表示モジュールの製造方法を説明するための図である。 樹脂接着剤を用いた有機EL表示モジュールの製造方法を説明するための図である。 有機EL表示モジュールを筐体に組み付けた状態を示す斜視図である。 第2実施形態の有機EL表示モジュールの断面図である。 中間枠体の変形例を示す斜視図である。 中間枠体の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の有機EL表示モジュールを組み付けたウェアラブルデバイスの斜視図である。図1に示すように、ウェアラブルデバイス1は、使用者が身につけられるように、人の体のラインに沿った湾曲形状をしている。ウェアラブルデバイス1は、ウェアラブルデバイス1の外観を成す筐体2と、筐体2に組み込まれる有機EL表示モジュール10と、を備える。筐体2の裏面側には、有機EL表示モジュール10を挿入するための凹部が形成されており、筐体2の表面側には、有機EL表示モジュール10の表示を視認するための表示部2aが形成されている。そして、有機EL表示モジュール10は、筐体2の裏面側に形成された凹部に挿入されることで、ウェアラブルデバイス1(筐体2)に組み付けられる。なお、本実施形態では、ウェアラブルデバイス1が腕時計型であるものとして説明するが、ウェアラブルデバイスの形状などは、特に限定されるものではない。
図2は、第1実施形態の有機EL表示モジュールの斜視図である。図3は、図2に示すIII−III線における断面図である。図2及び図3に示すように、本実施形態の有機EL表示モジュール10は、有機EL表示装置11と、タッチパネル12と、中間筐体13と、第一接着部14と、第二接着部15と、保護部16と、第三接着部17と、を備える。
図4は、有機EL表示装置を示す図であり、図4(a)は斜視図、図4(b)は側面図を示す。図2〜図4に示すように、有機EL表示装置11は、情報を表示する表示装置である。有機EL表示装置11は、可撓性を有するとともに、湾曲した矩形フィルム状に形成される。ここで、有機EL表示装置11の対向する表面のうち、凸状に湾曲した面を凸曲面11aといい、凹状に湾曲した面を凹曲面11bという。
有機EL表示装置11は、第一基材11c上に有機EL表示素子11dが形成される。第一基材11cは、可撓性を有する樹脂フィルムである。第一基材11cの厚みは、0.01mm以上0.2mm以下であることが好ましく、0.02mm以上0.15mm以下mm以下であることが更に好ましい。有機EL表示素子11dは、有機化合物から成る発光ダイオードを発光層とした表示素子である。有機EL表示素子11dには、ウェアラブルデバイス1に内蔵されるCPUなどの制御装置(不図示)と接続されるフレキシブルプリント基板11eが接続される。なお、有機EL表示装置11としては、例えば、周知のフィルムOLEDを用いることができる。
図5は、タッチパネルを示す図であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は側面図を示す。図2、図3及び図5に示すように、タッチパネル12は、ウェアラブルデバイス1の使用者等による接触を検出する接触検出装置である。タッチパネル12は、有機EL表示装置11と同様に、可撓性を有するとともに、湾曲した矩形フィルム状に形成される。ここで、タッチパネル12の対向する表面のうち、凸状に湾曲した面を凸曲面12aといい、凹状に湾曲した面を凹曲面12bという。そして、タッチパネル12の凹曲面12bが、有機EL表示装置11の凸曲面11aに接着される。
タッチパネル12は、第二基材12c上にタッチセンサ12dが形成される。第二基材12cは、可撓性を有する樹脂フィルムである。第二基材12cの厚みは、0.01mm以上0.2mm以下であることが好ましく、0.02mm以上0.15mm以下であることが更に好ましい。タッチセンサ12dは、人の指などが接触したことを検出するセンサである。タッチセンサ12dには、ウェアラブルデバイス1に内蔵されるCPUなどの制御装置(不図示)と接続されるフレキシブルプリント基板12eが接続される。なお、タッチパネル12としては、例えば、周知のフィルムTPを用いることができる。
図6は、中間筐体を示す図であり、図6(a)は斜視図、図6(b)は側面図である。図7は、中間筐体を示す図であり、図7(a)は正面図、図7(b)は図7(a)のVII(b)−VII(b)線における断面図である。図2、図3、図6及び図7に示すように、中間筐体13は、有機EL表示モジュール10の筐体である。つまり、中間筐体13は、ウェアラブルデバイス1自体の筐体ではなく、ウェアラブルデバイス1の筐体2に組み込む有機EL表示モジュール10の筐体である。
中間筐体13は、湾曲した矩形板状に形成される。ここで、中間筐体13の対向する表面のうち、凸状に湾曲した面を凸曲面13aといい、凹状に湾曲した面を凹曲面13bという。中間筐体13は、対向する一対の長辺13cと、対向する一対の短辺13dと、を有する。中間筐体13は、一対の長辺13cが曲線となるように湾曲される。中間筐体13の曲率半径は、8mm以上200mm以下であることが好ましく、10mm以上100mm以下であることが更に好ましい。中間筐体13の厚さは、0.05mm以上2mm以下であることが好ましく、0.1mm以上1mm以下であることが更に好ましい。
中間筐体13は、樹脂部材であることが好ましく、更に可撓性を有することが好ましい。中間筐体13を形成する樹脂としては、例えば、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。この中でもポリカーボネートは、透過率等の光学特性がよく、加工性が高い一方で十分に硬く、熱可塑性樹脂であるため加熱成形することができ、価格も安いため、中間筐体13を形成する樹脂として好適である。また、中間筐体13における少なくとも筐体2の表示部2aに対向する部分は、透明であることが好ましい。つまり、当該部分は、可視光波長域で平均3%以上の透過率を有することが好ましい。
中間筐体13は、タッチパネル12に対する有機EL表示装置11とは反対側に配置される。つまり、有機EL表示装置11及びタッチパネル12は、中間筐体13の凹曲面13b側に配置される。そして、中間筐体13の凹曲面13bが、タッチパネル12の凸曲面12aに接着される。
中間筐体13の長辺13c側の端部には、第一凸部13eが形成される。第一凸部13eは、中間筐体13の凹曲面13bから、有機EL表示装置11及びタッチパネル12側に突出する。第一凸部13eは、長辺13cの全域にわたって、長辺13cに沿って延びている。第一凸部13eの突出高さは、特に限定されないが、タッチパネル12の厚みよりも大きく、有機EL表示装置11、タッチパネル12及び保護部16の全体の厚みよりも小さいことが好ましい。
図3に示すように、第一接着部14は、有機EL表示装置11とタッチパネル12とを接着する。第二接着部15は、タッチパネル12と中間筐体13とを接着する。
第一接着部14及び第二接着部15のそれぞれは、透明な樹脂テープ及び透明な樹脂接着剤の少なくとも一方が用いられる。つまり、第一接着部14及び第二接着部15として透明な樹脂テープを用いてもよい。また、第一接着部14及び第二接着部15として透明な樹脂接着剤を用いてもよい。また、第一接着部14として透明な樹脂テープを用い、第二接着部15として透明な樹脂接着剤を用いてもよい。また、第一接着部14として透明な樹脂接着剤を用い、第二接着部15として透明な樹脂テープを用いてもよい。
透明な樹脂テープとしては、OCA(光学両面テープ:Optically Clear Adhesive)を用いることができる。OCAは、フィルム状の粘着シートであり、粘着フィルムの両面に剥離層が設けられている。OCAにより有機EL表示装置11とタッチパネル12とを接着する際は、片方の剥離層を剥がして有機EL表示装置11及びタッチパネル12の何れか一方に貼り付け、別面の剥離層を剥がして有機EL表示装置11とタッチパネル12とを貼り合わせる。OCAによりタッチパネル12と中間筐体13とを接着する際も同様である。なお、一般的に、OCAは、すぐに実用的な接着力が得られ、貼り合わせる前と貼り合わせる後で性状の変化がない。
透明な樹脂接着剤としては、OCR(光学樹脂:Optically Clear Resin)を用いることができる。OCRは、液状又はゲル状の樹脂であって、熱、湿気、紫外線等で硬化させる接着剤である。OCRにより有機EL表示装置11とタッチパネル12とを接着する際は、有機EL表示装置11とタッチパネル12とにOCRを塗布し、有機EL表示装置11とタッチパネル12とを貼り合わせてOCRを展延させた後、OCRを硬化させる。OCRによりタッチパネル12と中間筐体13とを接着する際も同様である。なお、一般的に、OCRは、貼り合わせを失敗してしまった場合のリワークが比較的容易であり、貼り合わせ部材同士で生じる段差への接着剤追従性に優れている。また、OCRは、貼り合わせ部材が変わった場合の対応力が高く、膜厚やサイズの変更は貼り合わせ装置の膜厚設定や位置調整等で済む。
第一接着部14及び第二接着部15の接着成分としては、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ブタジエンやイソプレン等のゴム系樹脂、シクロオレフィン系樹脂などを用いることができる。第一接着部14及び第二接着部15の特性としては、光学的に均一で透明であり、剥離や発泡などの接着不良が発生せず、使用環境下で白濁や寸法変化等が発生しないことが好ましい。第一接着部14及び第二接着部15の透過率は、90%以上であることが好ましく、第一接着部14及び第二接着部15のヘイズは、1%以下であることが好ましい。第一接着部14及び第二接着部15の屈折率は、接触する界面に存在する物質により依存するが、有機EL表示装置11の第一基材11cである樹脂フィルムと同じくらいか、やや当該樹脂フィルムよりも高めの屈折率であることが好ましく、例えば、1.4〜1.6とすることができる。
図8は、保護部を示す図であり、図8(a)は斜視図、図8(b)は側面図を示す。図2、図3及び図8に示すように、保護部16は、有機EL表示装置11を保護する部材である。保護部16は、湾曲した矩形板状に形成される。ここで、保護部16の対向する表面のうち、凸状に湾曲した面を凸曲面16aといい、凹状に湾曲した面を凹曲面16bという。保護部16の曲率半径は、中間筐体13の曲率半径と同様とすることが好ましい。保護部16の厚さは、0.02mm以上0.2mm以下であることが好ましく、0.05mm以上0.1mm以下であることが更に好ましい。保護部16の素材としては、ステンレススチール、プラスチック類等を用いることができる。プラスチック類としては、例えば中間筐体13と同じ材料を用いることができる。
保護部16は、有機EL表示装置11のタッチパネル12とは反対側に配置される。そして、保護部16の凸曲面16aが、有機EL表示装置11の凹曲面11bに接着される。
第三接着部17は、有機EL表示装置11と保護部16とを接着する。第三接着部17としては、第一接着部14及び第二接着部15と同様に、樹脂テープ及び樹脂接着剤の少なくとも一方が用いられる。但し、有機EL表示装置11の保護部16側の面は、表示面ではないため、第一接着部14及び第二接着部15のような光学特性は要求されない。このため、第三接着部17は透明である必要はなく、第三接着部17の接着成分として、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂などの様々な樹脂を用いることができる。
次に、有機EL表示モジュール10の製造方法について説明する。
始めに、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17として樹脂テープを用いた場合の製造方法について説明する。
図9は、樹脂テープを用いた有機EL表示モジュールの製造方法を説明するための図である。図9に示すように、まず、中間筐体13の凹曲面13bに第二接着部15を貼り付け、第二接着部15にタッチパネル12の凸曲面12aを貼り付ける。すると、中間筐体13とタッチパネル12とが接着される。
次に、タッチパネル12の凹曲面12bに第一接着部14を貼り付け、第一接着部14に有機EL表示装置11の凸曲面11aを貼り付ける。すると、タッチパネル12と有機EL表示装置11とが接着される。
次に、有機EL表示装置11の凹曲面11bに第三接着部17を貼り付け、第三接着部17に保護部16の凸曲面16aを貼り付ける。すると、有機EL表示装置11と保護部16とが接着される。
これにより、有機EL表示モジュール10の製造が完了する。有機EL表示モジュール10は、中間筐体13、タッチパネル12、有機EL表示装置11及び保護部16が一体化されたモジュールである。つまり、中間筐体13、タッチパネル12、有機EL表示装置11及び保護部16は、この順に重ねられている。そして、中間筐体13とタッチパネル12との間に配置されている第二接着部15により、中間筐体13とタッチパネル12とが接着されている。また、タッチパネル12と有機EL表示装置11との間に配置されている第一接着部14により、タッチパネル12と有機EL表示装置11とが接着されている。また、有機EL表示装置11と保護部16との間に配置されている第三接着部17により、有機EL表示装置11と保護部16とが接着されている。
次に、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17として樹脂接着剤を用いた場合の製造方法について説明する。
図10は、樹脂接着剤を用いた有機EL表示モジュールの製造方法を説明するための図である。図10に示すように、まず、中間筐体13の凹曲面13bに第二接着部15を塗布する。そして、中間筐体13の凹曲面13bにタッチパネル12の凸曲面12aを押し付ける。すると、第二接着部15が展延されて、中間筐体13とタッチパネル12との間に第二接着部15が隙間なく充填される。
次に、タッチパネル12の凹曲面12bに第一接着部14を塗布する。そして、タッチパネル12の凹曲面12bに有機EL表示装置11の凸曲面11aを押し付ける。すると、第一接着部14が展延されて、タッチパネル12と有機EL表示装置11との間に第一接着部14が隙間なく充填される。
次に、有機EL表示装置11の凹曲面11bに第三接着部17を塗布する。そして、有機EL表示装置11の凹曲面11bに保護部16を押し付ける。すると、第三接着部17が展延されて、有機EL表示装置11と保護部16との間に第三接着部17が隙間なく充填される。
次に、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17に熱、湿気、紫外線等を付与することで、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17を硬化させる。
これにより、有機EL表示モジュール10の製造が完了する。完成した有機EL表示モジュール20は、中間筐体13、タッチパネル12、有機EL表示装置11及び保護部16が一体化されたモジュールである。つまり、中間筐体13、タッチパネル12、有機EL表示装置11及び保護部16がこの順に重ねられている。そして、中間筐体13とタッチパネル12との間に充填されている第二接着部15により、中間筐体13とタッチパネル12とが接着されている。また、タッチパネル12と有機EL表示装置11との間に充填されている第一接着部14により、タッチパネル12と有機EL表示装置11とが接着されている。また、有機EL表示装置11と保護部16との間に充填されている第三接着部17により、有機EL表示装置11と保護部16とが接着されている。
図11は、有機EL表示モジュールを筐体に組み付けた状態を示す斜視図である。図11に示すように、完成した有機EL表示モジュール10は、最終製品であるウェアラブルデバイスを製造する最終製品製造会社において、筐体2に組み付けられる。そして、有機EL表示モジュール10全体が樹脂モールドされることで、ウェアラブルデバイス1の製造が完了する。
このように、本実施形態に係る有機EL表示モジュール10では、有機EL表示装置11及びタッチパネル12が第一接着部14及び第二接着部15によって中間筐体13に接着されることで、有機EL表示装置11及びタッチパネル12が一つのモジュールとして容易に一体化される。これにより、有機EL表示モジュール10の取扱い性が向上するため、最終製品であるウェアラブルデバイス1として有機EL表示モジュール10を組み付ける際に、有機EL表示装置11又はタッチパネル12の機能不良が発生するのを抑制することができる。しかも、有機EL表示装置11及びタッチパネル12が可撓性を有するとともに、中間筐体13が湾曲しているため、湾曲させた意匠のウェアラブルデバイス1に、容易に組み付けることができる。
また、中間筐体13が可撓性を有することで、様々な形状のウェアラブルデバイス1に対しても、容易に組み付けることができる。
また、有機EL表示装置11及びタッチパネル12が中間筐体13の凹曲面側に配置されるため、有機EL表示モジュール10の取扱い性が更に向上するとともに、有機EL表示装置11及びタッチパネル12が傷つくのを更に抑制することができる。
また、中間筐体13の長辺13c側の端部に第一凸部13eが形成されるため、有機EL表示装置11及びタッチパネル12を第一凸部13eに当接させることで、中間筐体13に対して有機EL表示装置11及びタッチパネル12を高精度に位置決めすることができる。
また、第一凸部13eが、曲線となる長辺13cに沿って延びているため、湾曲した中間筐体13の形状保持性が向上する。
また、透明な樹脂テープ及び透明な樹脂接着剤により有機EL表示装置11、タッチパネル12及び中間筐体13が接着されるため、有機EL表示装置11の視認性を確保しつつ、これらを確実に接着することができる。
特に、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17として樹脂接着剤を用いた場合は、有機EL表示装置11、タッチパネル12及び中間筐体13の間に樹脂接着剤が充填されるため、これらをより確実に接着することができる。しかも、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17を展延する際は、第一凸部13eが堤防として機能することで、第一接着部14、第二接着部15及び第三接着部17が中間筐体13からはみ出すのを抑制することができる。
また、中間筐体13の曲率半径が8mm以上200mm以下であるため、人の体のラインに沿うように湾曲させた意匠のウェアラブルデバイス1に、容易に組み付けることができる。特に、指、手首、脚、足首などに取り付けて使用するウェアラブルデバイス1に好適に用いることができる。例えば、曲率半径が10mm程度のものは、指輪型のウェアラブルデバイス1、曲率半径が40mm程度のものは、腕に取り付けるウェアラブルデバイス1として、それぞれ利用することができる。
また、中間筐体13の厚さが0.05mm以上2mm以下であるため、最終製品であるウェアラブルデバイス1が厚くなり過ぎるのを抑制しつつ、有機EL表示モジュール10の剛性を保持することができる。
また、第一基材の厚さが0.2mm以下であるため、有機EL表示装置11を容易に曲げることができる。
また、有機EL表示装置11のタッチパネル12とは反対側に保護部16が配置されるため、有機EL表示装置11及びタッチパネル12は、中間筐体13と保護部16とに挟み込まれる。これにより、有機EL表示装置11及びタッチパネル12が傷つけられるのを更に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の有機EL表示モジュールについて説明する。第2実施形態の有機EL表示モジュールは、基本的に第1実施形態の有機EL表示モジュールと同様であるが、中間筐体及び保護部の素材と、第一接着部、第二接着部及び第三接着剤の接着手法と、が第1実施形態の有機EL表示モジュールと異なる。このため、以下では、第1実施形態の有機EL表示モジュールと異なる部分のみを説明し、第1実施形態の有機EL表示モジュールと同様の部分の説明を省略する。
図12は、第2実施形態の有機EL表示モジュールの断面図である。図12に示すように、第2実施形態の有機EL表示モジュール20は、有機EL表示装置11と、タッチパネル12と、中間筐体23と、第一接着部14と、第二接着部15と、保護部26と、第三接着部17と、を備える。
中間筐体23は、透明シリコーン樹脂により形成されることを除き、第1実施形態の中間筐体13と同様である。
保護部26は、PET等の樹脂基材にシリコーン樹脂を塗布した部材であることを除き、第1実施形態の保護部16と同様である。
次に、有機EL表示モジュール20の製造方法について説明する。
第1実施形態と同様に、第二接着部15により中間筐体23とタッチパネル12とを接着し、第一接着部14によりタッチパネル12と有機EL表示装置11とを接着し、第三接着部17により有機EL表示装置11と保護部26とを接着する。
ここで、中間筐体23を透明シリコーン樹脂により形成すると、第1実施形態で用いた樹脂テープ及び樹脂接着剤では、タッチパネル12と中間筐体23とを接着することが難しい。有機EL表示装置11と保護部26との接着も同様である。
このため、第2実施形態では、第二接着部15及び第三接着部17として、第1実施形態と同じ素材を用いて接着する方法、及び、第1実施形態と異なる素材を用いて接着する方法、の少なくとも一方を行う。
そこで、まず、第二接着部15及び第三接着部17として、第1実施形態と同じ素材を用いて接着する方法について説明する。
中間筐体23とタッチパネル12とが接着しやすくなるように、中間筐体23及びタッチパネル12の少なくとも一方の面を表面処理する。同様に、有機EL表示装置11と保護部26とが接着しやすくなるように、中間筐体23及びタッチパネル12の少なくとも一方の面を表面処理する。表面処理としては、例えば、シランカップリング剤を主成分とするプライマーの形成を行うことができる。
そして、これらの表面処理を行なった後、中間筐体23とタッチパネル12とを接着するとともに、有機EL表示装置11と保護部26とを接着する。
次に、第二接着部15及び第三接着部17として、第1実施形態と異なる素材を用いて接着する方法について説明する。
第二接着部15及び第三接着部17として樹脂接着剤を用いる場合、第二接着部15及び第三接着部17として、シリコーンとの接着性のより樹脂接着剤を用いる。この樹脂接着剤としては、例えば、接着付与材入りのシリコーン系透明接着剤を用いることができる。接着付与材としては、例えば、シランカップリング剤を用いることができる。
そして、このような樹脂接着剤を用いて、中間筐体23とタッチパネル12とを接着するとともに、有機EL表示装置11と保護部26とを接着する。
このように、本実施形態の有機EL表示モジュール20では、中間筐体23及び保護部26が透明シリコーン樹脂により形成されるため、中間筐体23及び保護部26の形状を容易に変えることができる。これにより、最終製品であるウェアラブルデバイス1の意匠が複雑であった場合などでも、容易に有機EL表示モジュール20を組み付けることができる。しかも、中間筐体23及び保護部26の耐衝撃性を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、中間筐体13に形成される第一凸部13eは、中間筐体の長辺13cの全域に形成されるものとして説明したが、図13(a)に示すように、第一凸部13eは、中間筐体の長辺13cの一部にのみ形成されてもよい。
また、上記実施形態では、中間筐体13に第一凸部13eのみが形成されるものとして説明したが、図13(b)に示すように、中間筐体の短辺13d側の端部に、有機EL表示装置11及びタッチパネル12側に突出する第二凸部13fが形成されるものとしてもよい。この場合、有機EL表示装置11のフレキシブルプリント基板11e及びタッチパネル12のフレキシブルプリント基板12eが配置される部分では、第二凸部13fが切り欠かれていることが好ましい。また、第一凸部13eと第二凸部13fとが接続されることが好ましい。第一凸部13eと第二凸部13fとが接続されることで、中間筐体13の角部が三軸方向に連結された構造となる。このため、中間筐体13の形状保持性が更に向上する。
また、上記実施形態では、中間筐体13に対する有機EL表示装置及びタッチパネルの位置決め用として、中間筐体13に第一凸部13eを形成したが、図14に示すように、中間筐体13を矩形板状に形成するとともに、中間筐体13の長辺13c側の端部に、位置決め用のマークMが形成されるものとしてもよい。マークMとしては、例えば、長辺13cと平行な線、長辺13cと平行に配列される複数の図形、などとすることができる。これにより、中間筐体13の長辺13c側の端部に位置決め用のマークMが形成されるため、当該マークMを基準とすることで、中間筐体13に対して有機EL表示装置11及びタッチパネル12を高精度に位置決めすることができる。
また、上記実施形態では、保護部16(26)を備えるものとして説明したが、必ずしも保護部16(26)を備えなくてもよい。例えば、有機EL表示モジュールをウェアラブルデバイスに組み付ける際に、有機EL表示装置11側から傷つく可能性が低い場合には、保護部16(26)を備えなくてもよい。この場合、コストを低減することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1では、中間筐体としてポリカーボネートを用いて有機EL表示モジュールを作製した。
まず、ポリカーボネートを用い、断面の曲率半径が40mmの円筒形の曲面を有する中間筐体を成型し、その長辺側の両端部に、長辺の全域にわたる第一凸部を設けた。この中間筐体を一時的に固定できる固定台に固定し、中間筐体に、樹脂テープ、タッチパネル、樹脂テープ、有機EL表示装置を貼り付けた。これらを貼り終えた後、オートクレームで加熱加圧硬化させ、一体化させた。その後、更に、樹脂接着剤を用いてステンレススチール薄板を有機EL表示装置に貼り付けた。
この時点で、フレキシブルプリント基板から通電することにより有機EL表示装置及びタッチパネルの動作を確認し、有機EL表示モジュールの検査を行った。そして、不良品を取り除き、良品の有機EL表示モジュールのみを最終製品製造会社に供給した。その結果、最終製品製造会社では、有機EL表示モジュールの組み付けを行ったところ、最終製品であるウェアラブルデバイスの不良率が従来に比べて低減した。
(実施例2)
実施例2では、中間筐体の曲率半径を8mmとし、樹脂テープの代わりに樹脂接着剤を用いたことを除き、実施例1と同様の条件で有機EL表示モジュールを作製した。その結果、最終製品製造会社では、実施例1と同様の効果が得られた。
比べて低減した。
(実施例3)
実施例3では、中間筐体として透明シリコーン樹脂を用いて有機EL表示モジュールを作製した。
まず、透明シリコーン樹脂を用いて実施例1と同形状の中間筐体を成型した。また、PET等の樹脂基材にシリコーン樹脂を塗布した部材で、テープ状の保護部を作成した。次に、前処理として、中間筐体及び保護部の表面に、シランカップリング剤を主成分とするプライマーの形成を行った。その後、実施例1と同様の条件で有機EL表示モジュールを作製した。その結果、実施例1と同様の効果が得られた。
(実施例4)
実施例4では、中間筐体として透明シリコーン樹脂を用いて有機EL表示モジュールを作製した。
まず、実施例3と同様の条件で、中間筐体及び保護部を作製した。その後、第二接着部及び第三接着部として接着付与材入りのシリコーン系透明接着剤を用いた他は、実施例1と同様の条件で有機EL表示モジュールを作製した。その結果、最終製品製造会社では、実施例1と同様の効果が得られた。
1…ウェアラブルデバイス、2…筐体、2a…表示部、10…有機EL表示モジュール、11…有機EL表示装置、11a…凸曲面、11b…凹曲面、11c…第一基材(基材)、11d…有機EL表示素子、11e…フレキシブルプリント基板、12…タッチパネル、12a…凸曲面、12b…凹曲面、12c…第二基材、12d…タッチセンサ、12e…フレキシブルプリント基板、13…中間筐体、13a…凸曲面、13b…凹曲面、13c…長辺、13d…短辺、13e…第一凸部、13f…第二凸部、14…第一接着部、15…第二接着部、16…保護部、16a…凸曲面、16b…凹曲面、17…第三接着部、20…有機EL表示モジュール、23…中間筐体、26…保護部。

Claims (14)

  1. 可撓性を有する有機EL表示装置と、
    可撓性を有するタッチパネルと、
    前記有機EL表示装置と前記タッチパネルとを接着する第一接着部と、
    前記タッチパネルに対する前記有機EL表示装置とは反対側に配置される湾曲した中間筐体と、
    前記タッチパネルと前記中間筐体とを接着する第二接着部と、を備える、
    有機EL表示モジュール。
  2. 前記中間筐体は、可撓性を有する、
    請求項1に記載の有機EL表示モジュール。
  3. 前記有機EL表示装置及び前記タッチパネルは、前記中間筐体の凹曲面側に配置される、
    請求項1又は2に記載の有機EL表示モジュール。
  4. 前記中間筐体は、矩形板状に形成されており、
    前記中間筐体の長辺側の端部に、前記有機EL表示装置側に突出する第一凸部が形成される、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  5. 前記中間筐体は、前記中間筐体の長辺が曲線となるように湾曲しており、
    前記第一凸部は、前記中間筐体の長辺に沿って延びている、
    請求項4に記載の有機EL表示モジュール。
  6. 前記中間筐体の短辺側の端部に、前記有機EL表示装置側に突出する第二凸部が形成されており、
    前記第一凸部と前記第二凸部とが接続される、
    請求項4又は5に記載の有機EL表示モジュール。
  7. 前記中間筐体は、矩形板状に形成されており、
    前記中間筐体の長辺側の端部に、位置決め用のマークが形成される、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  8. 前記中間筐体は、透明シリコーン樹脂により形成される、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  9. 前記第一接着部及び前記第二接着部のそれぞれは、透明な樹脂テープ及び透明な樹脂接着剤の少なくとも一方である、
    請求項1〜8の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  10. 前記第一接着部及び前記第二接着部は、透明な樹脂接着剤であり、
    前記有機EL表示装置と前記タッチパネルとの間、及び、前記タッチパネルと前記中間筐体との間に、前記樹脂接着剤が充填される、
    請求項1〜8の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  11. 前記中間筐体の曲率半径は、8mm以上200mm以下である、
    請求項1〜10の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  12. 前記中間筐体の厚さは、0.05mm以上2mm以下である、
    請求項1〜11の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  13. 前記有機EL表示装置は、基材上に有機EL表示素子が形成されており、
    前記基材の厚さは、0.2mm以下である、
    請求項1〜12の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
  14. 前記有機EL表示装置の前記タッチパネルとは反対側に配置される保護部を更に備える、
    請求項1〜13の何れか一項に記載の有機EL表示モジュール。
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