JP2016223671A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体内を効率よく冷却することができる。【解決手段】被加熱物を加熱する加熱室28と、吸気口21aを設けた底板21と、加熱室28と底板21との間には機械室20とを備え、機械室20には、自己発熱する部品と、周囲の温度上昇の影響を受ける部品と、吸気口21aより外気を吸引して前記部品に冷却風を吐出するファン装置15とを備え、ファン装置15には、ターボファン15a1と、吸引口21aと連通する吸気部15kと、ターボファン15a1の回転する空間15zと、空間15zから流路15Sを分岐する舌部15jと、前記自己発熱する部品を冷却するため舌部15jより分岐した流路15Sを経て冷却風39dを吐出する吐出口15cと、前記周囲の温度上昇の影響を受ける部品を冷却するため舌部15j側の側壁に冷却風39cを吐出する補助吐出口15hとを設けたケーシング15bと、ファンモータ15a3とを備えたものである。【選択図】図8

Description

本発明は内部の冷却を行う加熱調理器に関するものである。
特許文献1には、遠心ファンを設け、マグネトロン、インバータ基板に冷却風を導く吐出口を設け、マグネトロンやインバータ基板に個別に冷却風を流して冷却する加熱調理器が開示されている。
特開2014−152957号公報
特許文献1に示す加熱調理器に使用されている遠心ファンは、冷却の必要な部品に向けて、吐出口を設けるようにケーシングを構成して、効率よく部品を冷却するものである。反面、吐出口から外れると冷却風が流れない課題があった。
本発明の加熱調理器は、上記の課題を解決するためになされたもので、被加熱物を収納して加熱する加熱室と、本体の下方に位置して外気と連通する吸気口を設けた底板と、前記加熱室と前記底板との間に配置された機械室と、を備え、該機械室には、前記被加熱物の加熱時に自己発熱する部品と、周囲の温度上昇の影響を受けて温度上昇する部品と、前記吸気口より外気を吸引して前記部品に冷却風を吐出するファン装置と、を備え、該ファン装置は、ターボファンと、前記吸引口と連通する吸気部と、前記ターボファンの回転する空間と、該空間から流路を分岐する舌部と、前記自己発熱する部品を冷却するため前記舌部より分岐した流路を経て冷却風を吐出する吐出口と、前記周囲の温度上昇の影響を受ける部品を冷却するため前記舌部側の側壁に冷却風を吐出する補助吐出口とを設けたケーシングと、前記ターボファンを回転するファンモータと、で構成されるものである。
本発明によれば、本体内を効率よく冷却することができる。
一実施例の加熱調理器の正面斜視図。 一実施例の加熱調理器の外枠を外した後方斜視図。 図1のA−A断面図。 一実施例の加熱調理器の外枠を外した正面斜視図。 一実施例の加熱調理器の外枠を外した正面下方斜視図。 一実施例の加熱調理器の底板を外した底面図。 一実施例の加熱調理器の外枠と底板を外した正面下方斜視図。 一実施例の加熱調理器のファン装置の分解斜視図。 一実施例の加熱調理器のファン部の分解斜視図。 一実施例の加熱調理器のファン部の要部斜視図。 一実施例の加熱調理器のファン装置の下部を外した底面図。 一実施例の加熱調理器のファン装置の(a)背面図、(b)上面図。 一実施例の加熱調理器のファン装置の後方斜視図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1から図5は、本実施例の主要部分を示すもので、図1は加熱調理器本体を前面側から見た斜視図、図2は同本体の外枠を除いた状態で後方側から見た斜視図、図3は図1のA−A断面図、図4は、加熱調理器本体の外枠を外した正面斜視図、図5は同本体の外枠を外した正面下方斜視図である。
図において、加熱調理器の本体1は、加熱室28の中に加熱する被加熱物を入れ、マイクロ波やヒータの熱、過熱水蒸気を使用して食品を加熱調理する。
ドア2は、加熱室28の内部に食品を出し入れするために開閉するもので、ドア2を閉めることで加熱室28を密閉状態にし、食品を加熱する時に使用するマイクロ波の漏洩を防止し、ヒータの熱や過熱水蒸気を封じ込め、効率良く加熱することを可能とする。
取っ手9は、ドア2に取り付けられ、ドア2の開閉を容易にするもので、手で握りやすい形状になっている。
ガラス窓3は、調理中の食品の状態が確認できるようにドア2に取り付けられており、ヒータ等の発熱による高温に耐えるガラスを使用している。
入力手段71は、ドア2の前面下側の操作パネル4に設けられ、マイクロ波加熱やヒータ加熱等の加熱手段や加熱する時間等と加熱温度の入力するための操作部6と、操作部6から入力された内容や調理の進行状態を表示する表示部5とで構成されている。
外枠7は、加熱調理器の本体1の上面と左右側面を覆うキャビネットである。
水タンク42は、加熱水蒸気を作るのに必要な水を溜めておく容器であり、加熱調理器の本体1の前面下側に設けられたタンク受け42aに保持され、本体1の前面から着脱可能な構造とすることで給水および排水が容易にできるようになっている。
後板10は、前記したキャビネットの後面を形成するものであり、上部に外部排気ダクト18が取り付けられ、食品から排出した蒸気や本体1の内部の部品を冷却した後の冷却風(廃熱)39を外部排気ダクト18の外部排気口8から排出する。
機械室20は、加熱室底面28aと本体1の底板21との間の空間部に設けられ、底板21上には食品を加熱するための加熱手段であるマグネトロン33、マグネトロン33に接続された導波管47、制御手段である制御基板23、その他後述する各種部品、これらの各種部品を冷却する後述のファン装置15(図6)等が取り付けられている。
加熱室底面28aは、略中央部が凹状に窪んでおり、その中に回転アンテナ26が設置され、マグネトロン33より放射されるマイクロ波エネルギーが導波管47、回転アンテナ26の出力軸46aが貫通する開孔部47aを通して回転アンテナ26の下面に流入し、該回転アンテナ26で拡散されて加熱室28内に放射される。回転アンテナ26の出力軸46aは回転アンテナ駆動手段46に連結されている。
ファン装置15(図6)は、機械室20で加熱室28の下に取り付けられる。底板21の前方にはファン装置15の外気吸引のための吸気口21aを設けている。本体1の前方から空気を吸うことを目的として水タンク42の直ぐ後ろにあたる位置に配置している。このファン装置15によって発生する冷却風39は、機械室20内の自己発熱するマグネトロン33やマグネトロン33の駆動手段であるインバータ基板230(図6)、重量センサ25などを冷却する。また、加熱室28の外側と外枠7の間および前記したように熱風ケース11aと後板10の間を流れ、外枠7と後板10を冷却しながら外部排気ダクト18の外部排気口8より排出される。さらに、後述する熱風モータ13を冷却するためのダクト16aと、後述する赤外線ケース48内に収められた赤外線ユニット50を冷却するためのダクト16bが設けられ、赤外線ユニット50を冷却した冷却風39は、加熱室28内の排熱(水蒸気など)を廃棄する排気ダクト28eの反対側から排出された後外部排気ダクト18より外に排出される。ファン装置15について、詳細は後述する。
加熱室28の後部には、熱風ユニット11が取り付けられ、該熱風ユニット11内には加熱室28内の空気を効率良く循環させる熱風ファン32が取り付けられ、加熱室後部壁面28bには空気の通り道となる熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30が設けられている。
熱風ファン32は、熱風ケース11aの外側に取り付けられた熱風モータ13の駆動により回転し、熱風ヒータ14で循環する空気を加熱する。
また、熱風ユニット11は、加熱室奥壁面28bの後部側に熱風ケース11aを設け、加熱室奥壁面28bと熱風ケース11aとの間に熱風ファン32とその外周側に位置するように熱風ヒータ14を設け、熱風ケース11aの後側に熱風モータ13を取り付け、そのモータ軸を熱風ケース11aに設けた穴を通して熱風ファン32と連結している。
熱風モータ13は、加熱室28や熱風ヒータ14からの熱によって温度上昇するため、それを防ぐために、熱風モータカバー17によって囲い、略筒状に形成されてダクト16aを熱風ケース11aと後板10との間に位置し、ダクト16aの上端開口部を熱風モータカバー17の下面に接続し、下端開口部を
インバータ基板230を包みファン装置15の吐出口に接続したケース230a(図6参照)に接続し、ファン装置15からの冷却風39の一部を熱風モータカバー17内に取り入れるようにしている。
加熱室28の加熱室天面28cの裏側には、ヒータよりなるグリル加熱手段12が取り付けられている。グリル加熱手段12は、マイカ板にヒータ線を巻き付けて平面状に形成し、加熱室28の天面裏側に押し付けて固定し、加熱室28の天面を加熱して加熱室28内の食品を輻射熱によって焼くものである。
また、加熱室28の加熱室天面28cの奥側には後述する赤外線ユニット50が設けられ、赤外線ユニット50を冷却するために赤外線ケース48にて覆い、略筒状に形成されてダクト16bを熱風ケース11aと後板10との間に位置し、ダクト16bの上端開口部を赤外線ケース48の側面に接続し、下端開口部を熱風モータカバー17上面と接続し、ファン装置15からの冷却風39の一部を取り入れるようにしている。
また、加熱室底面28aには、複数個の重量センサ25、例えば前側左右に右側重量センサ25a、左側重量センサ25b、後側中央に奥側重量センサ25cが設けられ、その上にテーブルプレート24が載置されている。
テーブルプレート24は、食品を載置するためのもので、ヒータ加熱とマイクロ波加熱の両方に使用できるように耐熱性を有し、かつ、マイクロ波の透過性が良い材料で成形されている。半角
ボイラー43は、熱風ユニット11の熱風ケース11aの外側面に取り付けられ、飽和水蒸気を熱風ユニット11内に臨ませ、熱風ユニット11内に噴出した飽和水蒸気は熱風ヒータ14によって加熱され過熱水蒸気となる。
ポンプ手段87は、水タンク42の水をボイラー43まで汲み上げるもので、ポンプとポンプを駆動するモータで構成される。ボイラー43への給水量の調節はモータのON/OFFの比率で決定する。
図6、図7で機械室20に配置するファン装置15と他の部品について説明する。図6は、本体1の底板を外した底面図、図7は、本体1の外枠と底板を外した正面下方斜視図。機械室20の右側に制御基板23を配置し、制御基板23の側面を覆うケース23aを備える。ケース23aには、奥側重量センサ25cへ冷却風39gを導く分岐路23bを設けている。機械室20の左右方向の中央部にインバータ基板230を配置しケース230aに入っている。ケース230aはダクト16a(図2)と連通している。ファン装置15の後方中央部にはパン作り時に材料を撹拌する撹拌モータ53を備える。機械室20の左側にマグネトロン33を備える。
ファン装置15は、ファン部15aとケーシング15bにより構成される。左側流路15P、右側流路15Q、中央流路15Rの複数の流路15Sを備える。図6に示す矢印は冷却風の流れを示し、左側流路15Pには冷却風39a、39bが流れ、右側流路15Qには冷却風39e、39fが流れ、中央流路15Rには、冷却風39c、39dが流れる。
ファン装置15について詳細に説明する。図8はファン装置15の分解斜視図、図9は、ファン部15aの分解斜視図、図10は、ファン部15aの要部斜視図、図11は、ファン装置15の下部を外した底面図である。
ファン装置15は、ケーシング15bと、ケーシング15bの内部にターボファン15a1を備えるようにファン部15aを取り付ける。ケーシング15bは下部15b1と上部15b2で構成する。下部15b1は吸気部15kを備える。吸気部15kは、底板21の吸気口21aと連通して外気をファン装置15内に空気を取り入れ、バリヤ壁15wを底板21に密着させることで、機械室20の温度上昇した空気の再吸引を防止している。上部15b2にはファン部15aを取り付ける。ケーシング15bは樹脂成型品で、ターボファン15a1の回転する空間15zから流路15Sを分岐して形成している。各流路に流れる冷却風の流量は、中央流路15Rが最も流量が多く、続いて左側流路15P、右側流路15Qの順である。
また中央流路15Rの分岐点となる舌部15j側の側壁には後述する補助吐出口15hを備えている。
ファン部15aは、ターボファン15a1とファンモータ15a3とターボファン15a1より一回り大きなベース15a4を備えている。ターボファン15a1は、複数のファン翼15a6とファン翼15a6を挟んで設けたシュラウド15a7とハブ15a9を備え、ハブ15a9の中心部に軸孔15a10を備える。シュラウド15a7の中央は吸気孔15a8を備え、ターボファン15a1が回転して吸気孔15a8から空気が吸い上げられて、ハブ15a9で行き止まりとなるのでシュラウド15a7とハブ15a9に挟まれたファン翼15a6から外周方向へ風を流す。
ファンモータ15a3は、ここでは直流電源で動作するモータを採用しているため制御用基板15a2を備えている。ファンモータ15a3の軸15a11にはターボファン15a1の軸孔15a10に挿入される。またファンモータ15a3の固定は、基板15a2に防振材15a5を介してベース15a4に取り付けられる。防振材15a12が取付けられた基板15a2の一端をベース15a4の受け部15a12に挿入し、固定具15a15でベース15a4に固定する。ベース15a4には基板15a2に接続するリードセン(図示なし)などを挿入する穴部15a13を備える。防振材15a12を介する理由は、ファンモータ15a3が高速回転する際に発生する振動をベース15a4に伝わるのを防止して、発生する振動音を防ぐためである。そして、ファン部15aのベース15a4によってケーシング15bの上部15b2に設けた開口15xを塞ぐように取り付ける。
ファン部15aをケーシング15bから独立して設けることで、組み立て作業において、ターボファン15a1より小型のファンモータ15a3を先にベース15a4に固定した後、ターボファン15a1をファンモータ15a3の軸15a11に圧入する作業が行いやすくなる。もし、ベース15a4がケーシング15bの上部15b2と一体の場合、大きな上部15b2を取回してファンモータ15a3の固定、ターボファン15a1の軸15a11への圧入する作業を行う必要が有り、取り回しなどの作業が行い難い課題が発生する。また、上部15b2に設けた開口15xの大きさを、ターボファン15a1より大きく、ベース15a4より小さくすることで、ケーシング15bを組み立てた後にターボファン15a1を挿入して開口15xをベース15a4で塞ぐ構成とすることで、ケーシング15bを分解する事無く、ベース15b4を外す事でファンモータ15a3のメンテが容易に実施できる。
ファン装置15の吐出口について説明する。図12はファン装置15の背面図と上面図、図13はファン装置15の後方斜視図である。
ファン装置15はファン部15aの周囲に左側流路15P、右側流路15Q、中央流路15Rの複数の流路15Sを設けている。
ファン装置15の左側流路15Pには冷却風39aと冷却風39bが流れ、冷却風39bは本体1の後方向へ開口する吐出口15dから吐出してマグネトロン33を冷却し、冷却風39aは本体1の上方向へ開口する吐出口15fより吐出して左側重量センサ25bを冷却するものである。
また、右側流路15Qには冷却風39fと冷却風39eが流れ、冷却風39fは本体1の後方向へ開口する吐出口15eから吐出して制御基板23を冷却し、冷却風39eは本体1の上方向へ開口する吐出口15gより吐出して左側重量センサ25bを冷却するものである。
また、中央流路15Rには、冷却風39dと冷却風39cが流れ、冷却風39dは本体1の後方向へ開口する吐出口15cより吐出してインバータ基板230を冷却し、冷却風39cは舌部15j側の側壁に設けたスリット状の補助吐出口15hより吐出して撹拌モータ53を冷却するものである。
つまり複数の流路15Sには、加熱手段であるマグネトロン33、駆動手段であるインバータ基板230、制御手段である制御基板23を冷却し本体1の後方向へ開口するそれぞれの吐出口15d、15c、15eである第一吐出口15Tと、重量センサ25を冷却し本体1の上方向へ開口する吐出口15f、15gである第二吐出口15Uとを備えるものである。
以上説明したように、このファン装置15は、大量の冷却風を必要とする自己発熱する部品(インバータ基板230、マグネトロン33、電源基板23)を専用に冷却するための冷却風を吐出する第一吐出口15Tと、加熱室の温度の熱伝導による影響を受けやすい部品(重量センサ25)を専用に冷却するため冷却風を吐出する第二吐出口15Uを設け、さらに第一吐出口15Tと第二吐出口15Uのどちらからも冷却風の供給を受けられないため、部品周囲の空気の流れが滞ることで、周囲の温度上昇の影響を受けて自己発熱以上に温度上昇する部品(撹拌モータ53)を冷却するための第三吐出口15Yとして補助吐出口15hが設けられている。
この撹拌モータ53の冷却方法は、部品周囲の空気に流れを与えることで周囲の温度上昇による影響を容易に少なく出来るもので、撹拌モータ53の冷却のために空間15zから流路を分岐してケーシングに吐出口を設けて冷却する程の流量は必要ない。仮に、専用に吐出口を設けることでケーシングを構成するファン装置15が大きくなる欠点や、各部品を専用に冷却するための冷却風を吐出する吐出口数が多くなると各吐出口より吐出する冷却風の風量設計が難しくなる欠点が発生する。
そこで、各吐出口からの冷却風の吐出量(流量)を低減する事無く、空気の滞りを防ぐ程度の冷却風の流れを得るために、中央流路15Rを構成するケーシングの分岐部の舌部15j側の側壁に冷却風を吐出する補助吐出口15hを設けたものである。この位置に設けた補助吐出口15hから吐出する冷却風は、部品周囲の空気を流す程度の流量なので、後に第一吐出口15Tと第二吐出口15Uからの吐出する冷却風の流量に影響を与える事は無く、また冷却風の流量を多くするために補助吐出口15hの開口を大きくすることも容易である。
そして、上記した本実施例によれば、本体1の底板21の吸気口21aより温度の低い外気を吸引して、機械室20に取り付けられた各部品を効率よく冷却した後、熱風モータ13と赤外線ユニット50を効率よく冷却した後の排熱と、機械室20を冷却したあと加熱室28の外側側面と外枠7との間を冷却した後の排熱と、熱風ケース11aと後板10との間を冷却した後の排熱は、本体1の上方に設けた外部排気口8より廃棄されることで、温度の上昇した排熱を上方に排気する事で、排気によって本体1の下方や後方の空間に存在する空気の温度上昇を最小限に止める事が出来る。このように冷却風の流れを下方より上方に向かって流すことで、温度上昇した空気の上昇する特性と合わせることで、本体1内の冷却風の流れによどみなどを起こす事無く、効率よく冷却風を流すことができる。また底板21の手前側より吸引される外気の温度に影響を与えることは無く、本体1とその周囲に設ける隙間を小さくしても、本体1内を効率よく冷却することが可能となる。
1 本体
8 外部排気口
15 ファン装置
15a ファン部
15a1 ターボファン
15a2 基板
15a3 ファンモータ
15a4 ベース
15a6 ファン翼
15a7 シュラウド
15a9 ハブ
15b ケーシング
15b1 下部
15b2 上部
15k 吸気部
15S 流路
15T 第一吐出口
15U 第二吐出口
15Y 第三吐出口
21 底板
21a 吸気口
23 制御手段
25 重量センサ
28 加熱室
33 加熱手段
230 駆動手段

Claims (1)

  1. 被加熱物を収納して加熱する加熱室と、
    本体の下方に位置して外気と連通する吸気口を設けた底板と、
    前記加熱室と前記底板との間に配置された機械室と、を備え、
    該機械室には、
    前記被加熱物の加熱時に自己発熱する部品と、
    周囲の温度上昇の影響を受けて温度上昇する部品と、
    前記吸気口より外気を吸引して前記部品に冷却風を吐出するファン装置と、
    を備え、
    該ファン装置は、
    ターボファンと、
    前記吸引口と連通する吸気部と、前記ターボファンの回転する空間と、該空間から流路を分岐する舌部と、前記自己発熱する部品を冷却するため前記舌部より分岐した流路を経て冷却風を吐出する吐出口と、前記周囲の温度上昇の影響を受ける部品を冷却するため前記舌部側の側壁に冷却風を吐出する補助吐出口とを設けたケーシングと、
    前記ターボファンを回転するファンモータと、で構成されることを特徴とする加熱調理器。
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