JP2016222176A - 燃料電池車 - Google Patents

燃料電池車 Download PDF

Info

Publication number
JP2016222176A
JP2016222176A JP2015112384A JP2015112384A JP2016222176A JP 2016222176 A JP2016222176 A JP 2016222176A JP 2015112384 A JP2015112384 A JP 2015112384A JP 2015112384 A JP2015112384 A JP 2015112384A JP 2016222176 A JP2016222176 A JP 2016222176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
motor
holding plate
mount
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015112384A
Other languages
English (en)
Inventor
秀男 永長
Hideo Einaga
秀男 永長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015112384A priority Critical patent/JP2016222176A/ja
Publication of JP2016222176A publication Critical patent/JP2016222176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】モータ及び燃料電池の車体への搭載作業性を確保しつつ、モータの振動が燃料電池に伝達することを抑制した燃料電池車を提供する。【解決手段】走行用のモータ30と、モータに電力を供給する燃料電池51と、燃料電池を保持した保持板70と、車体の前方側に搭載されたサスペンションメンバ23,24と、サスペンションメンバにモータ及び保持板を取り付けるマウント機構M32と、を備え、マウント機構は、サスペンションメンバ及び保持板にそれぞれ固定された第1固定部B12、第2固定部B32と、モータを第1固定部に対して弾性的に支持する第1支持部と、保持板がモータから離れた状態で、第2固定部を第1固定部に対して弾性的に支持する第2支持部と、を含む、燃料電池車1。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池車に関する。
モータと燃料電池とを一体化して車体に搭載することにより、モータ及び燃料電池の車体への搭載作業性が向上した技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−130545号公報
しかしながらこのようにしてモータ及び燃料電池は一体化して車体に搭載すると、モータの回転による振動が燃料電池に伝わり、この振動が、例えば燃料電池の耐久性、排水性、又は燃料電池内での反応ガスの分配性に影響を与える可能性がある。
本発明は、モータ及び燃料電池の車体への搭載作業性を確保しつつ、モータの振動が燃料電池に伝達することを抑制した燃料電池車を提供するものである。
本発明は、走行用のモータと、前記モータに電力を供給する燃料電池と、前記燃料電池を保持した保持板と、車体の前方側に搭載されたサスペンションメンバと、前記サスペンションメンバに前記モータ及び保持板を取り付けるマウント機構と、を備え、前記マウント機構は、前記サスペンションメンバ及び保持板にそれぞれ固定された第1及び第2固定部と、前記モータを前記第1固定部に対して弾性的に支持する第1支持部と、前記保持板が前記モータから離れた状態で前記第2固定部を前記第1固定部に対して弾性的に支持する第2支持部と、を含む、燃料電池車を提供する。これにより燃料電池を保持した保持板は、モータから離れた状態で弾性的に支持されるため、モータの振動が燃料電池に伝達することを抑制される。また、モータと、燃料電池を保持した保持板とは、マウント機構を介してサスペンションメンバに取り付けられるため、モータと燃料電池とサスペンションメンバとを一体化して、車体に容易に搭載することができる。
前記マウント機構は、前記燃料電池よりも前記車体の前方側及び後方側にそれぞれ配置された第1及び第2マウント機構を含み、前記第1及び第2マウント機構のそれぞれは、前記第1及び第2固定部と、前記第1及び第2支持部と、を含む、構成であってもよい。これにより、燃料電池をより安定した状態で支持しつつモータから燃料電池への振動の伝達が抑制される。また、第1マウント機構は燃料電池の前方側に配置されるので、前方衝突時に燃料電池に加わる衝撃を抑制できる。
前記車体の前方側に搭載され、前記サスペンションメンバよりも上方に位置するサイドメンバと、前記サイドメンバに対して前記保持板を弾性的に支持する第3マウント機構と、を備えた、構成であってもよい。これにより保持板をサイドメンバに対して支持することにより、保持板の揺れを抑制して燃料電池をより安定して支持できる。
前記燃料電池の運転のために振動するように駆動し、前記燃料電池と前記保持板と前記マウント機構とから離れて前記モータに固定された補機を備えた、構成であってもよい。これにより、補機の振動が燃料電池に伝達することを抑制できる。
前記モータと前記マウント機構とから離れて前記保持板に保持された電子機器を備えた、構成であってもよい。これにより、モータの振動が電子機器に伝達することを抑制できる。
前記燃料電池の運転のために駆動し、前記燃料電池と前記保持板と前記マウント機構とから離れて前記モータに固定された補機と、前記モータと前記マウント機構とから離れて前記保持板に保持された電子機器と、を備え、前記燃料電池は、前記モータ、前記保持板、前記補機、及び前記電子機器に、鉛直方向に部分的に重なっている、構成であってもよい。これにより、モータ及び補機の振動が燃料電池及び電子機器に伝達することを抑制しつつ、狭いスペース内に効率的に燃料電池、モータ、保持板、補機、及び電子機器を配置できる。
前記保持板は、前記燃料電池よりも前記車体の前方側に突出し前記第1マウント機構が固定された前方側突出部を含む、構成であってもよい。これにより、前方衝突時に燃料電池に加わる衝撃を抑制できる。
本発明によれば、モータ及び燃料電池の車体への搭載作業性を確保しつつ、モータの振動が燃料電池に伝達することを抑制した燃料電池車を提供できる。
図1は、実施例1の燃料電池車の概略図である。 図2は、実施例1の燃料電池車の車体内のモータルームを上方から見た図である。 図3は、モータルームを前方から見た図である。 図4は、図3のA―A断面図である。 図5は、保持板の上面図である。 図6Aは、マウント機構の説明図である。 図6Bは、マウント機構の説明図である。 図6Cは、マウント機構の説明図である。 図7は、車体への取り付け前のユニットを示した図である。 図8は、実施例2の燃料電池車のモータルームを上方から見た図である。 図9は、実施例2の燃料電池車のモータルームを前方から見た図である。 図10は、図9のB−B断面図である。
以下、複数の実施例について説明する。
実施例1の燃料電池車1について説明する。図1は、実施例1の燃料電池車1の概略図である。尚、本明細書においては、車体2の前後方向は、車体2の車幅方向と直交する方向を意味する。図1に示すように、モータルーム3は、搭乗室4よりも車体2の前方側に位置する。モータルーム3内には、詳しくは後述するが、モータ30、燃料電池スタック(以下、燃料電池と称する)51が搭載されている。車体2の中央部には、燃料電池51に供給される反応ガスである水素を貯蔵したタンクTが搭載されている。搭乗室4よりも車体2の後方側には、モータ30に電力を供給可能でありモータ30からの回生電力により充電可能な二次電池151が搭載されている。
次に、モータルーム3内に搭載された部品について説明する。図2は、実施例1の燃料電池車1の車体2内のモータルーム3を上方から見た図である。図3は、モータルーム3を前方から見た図である。図4は、図3のA−A断面図である。図2、図4では、車体2の外形線を点線で簡略化して示しており、図3では省略してある。また、車輪W等について点線で示している。モータルーム3には、上述したようにモータ30、燃料電池51に加えて、フロントサスペンションメンバ(以下、サスペンションメンバと称する)10、一対のフロントサイドメンバ(以下、サイドメンバと称する)23、24、保持板70が配置されている。
サスペンションメンバ10は、金属製であり底面視で略矩形枠状に形成されている。サスペンションメンバ10は、車体2の下方側にあり、一対のサイドメンバ23、24に吊り下げられている。サスペンションメンバ10は、前方側の車輪Wに加わる衝撃を吸収する、不図示のショックアブソーバを支持している。サスペンションメンバ10は、車幅方向に延び車体2の前方側及び後方側にそれぞれ位置した前方クロス部12及び後方クロス部15と、前方クロス部12から後方側に延びて後方クロス部15に連続した一対のサイドレール部13、14とを含む。
前方クロス部12は、サイドメンバ23、24の前方側からそれぞれ下方に延びた柱部232、242に、不図示のインシュレータを介してボルト及びナット等により固定されている。柱部232、242は、図3、図4についてのみ示し、図2では省略してある。後方クロス部15は、サイドメンバ23、24の後方側の下部に、インシュレータを介してボルト及びナット等により固定されている。
一対のサイドメンバ23、24は、車体2の骨格を構成する骨格部材であり長手方向を車体2の前後方向として配置されている。サイドメンバ23、24は、車体2の左右に配置されている。図2〜図4では、サイドメンバ23、24は点線で示している。
モータ30は、燃料電池車1の走行用のモータであり、車幅方向に延びたドライブシャフトDSに連結された前方側の車輪Wを駆動する。モータ30内には、モータ30の動力をドライブシャフトDSに伝達するトランスアクスルが収納されている。モータ30は、燃料電池51からの電力の供給により駆動し、三相交流式であるがこれに限定されない。トランスアクスルは、減速機構及び差動機構を含む動力伝達機構である。マウント機構M32、M33、M35は、モータ30を弾性的に支持してサスペンションメンバ10に取り付けるためのものであり、詳しくは後述する。
燃料電池51は、反応ガスである水素及び酸素の供給を受けて発電する固体高分子形燃料電池であり、モータ30を駆動するための燃料電池の一例である。パワーコントロールユニット(以下、PCUと称する)55は、燃料電池51から供給された電力を直流から交流に変換してモータ30やエアコンプレッサ57に供給するものであり、具体的にはインバータである。
エアコンプレッサ57は、外気を取り込んで所定の圧力まで圧縮して燃料電池51に供給することにより、カソードガスである酸素を燃料電池51に供給する。従って、エアコンプレッサ57は、燃料電池51の運転のために駆動する。エアコンプレッサ57は、モータ30の右側の外壁に設けられた複数のボス部B7により固定されている。ボス部B7の数や位置はこれに限定されない。エアコンプレッサ57は、図4に示すように、アクチュエータ57m、ファンFを備えている。アクチュエータ57mは、燃料電池51又は二次電池151からの電力の供給を受けて、エアコンプレッサ57内のファンFを回転させてタンクTから水素を燃料電池51に供給する。エアコンプレッサ57と燃料電池51とをつなぐ反応ガスの供給通路については図示を省略してある。
保持板70は、金属製の略平板状であり、燃料電池51を保持した表面71と、モータ30に対向する裏面76とを有する。保持板70は、マウント機構M32、M35によりサスペンションメンバ10に取り付けられ、更にマウント機構M73、M74によりそれぞれサイドメンバ23、24に取り付けられている。また、図4に示すように、保持板70の裏面76とモータ30との間には一定の間隔が空けられている。即ち、保持板70は、保持板70及び燃料電池51がモータ30には接触せずに離れた状態で、マウント機構M32、M35により支持されている。マウント機構M32、M35は、サスペンションメンバ10にモータ30及び保持板70を取り付けるマウント機構の一例である。マウント機構M32、M35、M73、M74については詳しくは後述する。
カバーCVは、保持板70の表面71上に固定されて燃料電池51を覆っており、燃料電池51に雨水等が侵入することを防いでいる。カバーCVには、燃料電池51にカソードガス、アノードガス、冷却水を供給、排出するための管や、燃料電池51とPCU55とを電気的に接続するケーブル又はコネクタを通すための、複数の開口部が設けられている。尚、これらの開口部は、保持板70に設けられていてもよい。
PCU55は、カバーCVの上部に固定されおり、カバーCVを介して保持板70に間接的に保持されている。PCU55は、燃料電池51からの電力をモータ30に供給する。PCU55は、モータ30とマウント機構M32、M35とから離れて保持板70に保持された電子機器の一例である。尚、車体2には、燃料電池51の電力を昇圧してPCU55に送電するコンバータが搭載されていてもよい。
図5は、保持板70の上面図である。保持板70は、燃料電池51やカバーCVが固定される略矩形状の保持領域7rと、保持領域7rから車体2の前方側、左側、右側、後方側にそれぞれ突出した突出部72、73、74、75と、を含む。突出部72〜75は、それぞれマウント機構M32、M33、M74、M75により支持されている。保持板70は、長手方向が車幅方向となるように配置されている。また、保持板70の保持領域7rも、上方から見て長手方向が車幅方向となっている。これに応じて、燃料電池51も上方から見て、長手方向が車幅方向となるように略矩形状であり、保持板70からはみ出さないように保持されている。
上述したようにモータ30は、マウント機構M32、M33、M35によりサスペンションメンバ10に取り付けられている。マウント機構M32、M33、M35は、それぞれサスペンションメンバ10の前方クロス部12、サイドレール部13、後方クロス部15に固定されている。マウント機構M32、M35は、燃料電池51よりも車体2の前方側及び後方側にそれぞれ配置された第1及び第2マウント機構の一例である。
マウント機構M33は、図3に示すように、サイドレール部13にボルト及びナットにより固定されたブラケットB13と、ブラケットB13に保持されたインシュレータI13と、モータ30の左側の外壁から水平方向に左側に突出したブラケットB33と、を含む。インシュレータI13は、同心状に配置された金属製の外筒及び内筒と、外筒及び内筒間に配置されたゴム製であり筒状の弾性体と、を含む。外筒、内筒、弾性体は、軸方向が車体2の前後方向となるように配置されている。ブラケットB33は、互いに鉛直面に略平行な2つの突片を有している。ボルトBがこの2つの突片に設けられた孔を貫通しつつインシュレータI13の内筒に挿入された状態で、ナットによりブラケットB33とインシュレータI13とが固定されている。これにより、ブラケットB33は弾性体により弾性的に支持される。従って、モータ30の振動は弾性体により吸収され、モータ30の振動がサスペンションメンバ10に伝達することが抑制される。
マウント機構M73、M74も、マウント機構M33と略同様の構造を有している。具体的には、マウント機構M73は、サイドメンバ23に固定されたブラケットB23と、ブラケットB23に保持されたインシュレータI23と、インシュレータI23に弾性的に支持され保持板70の突出部73に固定されたブラケットB73と、を含む。同様に、マウント機構M74は、サイドメンバ24に固定されたブラケットB24と、ブラケットB24に保持されたインシュレータI24と、インシュレータI24に弾性的に支持され保持板70の突出部74に固定されたブラケットB74と、を含む。インシュレータI23、I24により、保持板70はサイドメンバ23、24に対して弾性的に支持される。これにより、サイドメンバ23、24から保持板70を介して燃料電池51やPCU55に振動が伝達することが抑制される。マウント機構M73、M74は、それぞれ、サイドメンバ23、24に対して保持板70を弾性的に支持して取り付ける第3マウント機構の一例である。
インシュレータI13、I23、I24は、略同様の構造を有しており、それぞれ外筒、内筒、弾性体を有しており、形状、大きさは同一であってもよいが、異なっていてもよい。インシュレータI13、I23、I24が同一の部品である場合には、製造コストを低減できる。インシュレータI13、I23、I24は、軸方向が車体2の前後方向となるように配置されている。ブラケットB23、B24は、略同様の構造を有し、形状、大きさが同じであってもよいし、異なっていてもよい。ブラケットB23、B24が同一の部品である場合には、製造コストを低減できる。ブラケットB73、B74は、略同様の構造を有し、形状、大きさが同じであってもよいし、異なっていてもよい。ブラケットB73、B74が同一の部品である場合には、製造コストを低減できる。
次に、マウント機構M32について説明する。マウント機構M32は、燃料電池51やモータ30よりも前方側に位置して前方クロス部12に固定され、モータ30及び保持板70を弾性的に支持している。図6A、6B、6Cは、マウント機構M32の説明図である。マウント機構M32は、前方クロス部12に固定されるブラケットB12と、ブラケットB12に保持された2つのインシュレータI62と、保持板70の突出部72に固定されるブラケットB72と、を含む。図6Aは、ブラケットB72の、車幅方向を含む鉛直断面図である。図6B、図6Cは、それぞれ、ブラケットB12の車幅方向を含む鉛直断面図、側面図である。
ブラケットB12は、前方クロス部12に固定される基部121と、基部121から略鉛直上方に互いに略平行に延び略車幅方向に並んだ2つの支持片123と、を含む。基部121には、ブラケットB12を前方クロス部12に固定するためのボルトがそれぞれ挿入される2つの孔122が、2つの支持片123を挟む位置に設けられている。ブラケットB12は、サスペンションメンバ10に固定された第1固定部の一例である。支持片123の間には、2つのインシュレータI62が略鉛直方向に並んで挟まれて保持されている。
インシュレータI62は、金属製の外筒63及び内筒65と、外筒63及び内筒65間に配置されたゴム製の弾性体64とを含む。外筒63、弾性体64、内筒65は、円筒状であり、同心状に配置され、車幅方向を軸方向とする。外筒63は、支持片123の間で溶接や接着又はボルト等により移動不能に固定されている。弾性体64は、外筒63の内側面に接着され、径方向に弾性変形可能である。内筒65は、弾性体64の内側面に接着されて弾性的に支持されている。2つの支持片123には、内筒65の端部を逃がすため略円形状の逃げ穴125がそれぞれ形成されている。即ち、内筒65は、支持片123には接触せずに弾性体64にのみ支持されている。弾性体64が径方向に弾性変形可能であり、外筒63に対する内筒65の径方向の相対移動を許容する。弾性体64は、外筒63の内側面に少なくとも一部が固定され、内筒65を弾性的に支持するものであれば、形状を問わない。2つのインシュレータI62は、軸方向が車幅方向と略平行にブラケットB12に保持されている。
図3、図4に示すように、モータ30の前方側の外壁からはブラケットB32が前方側に水平方向に突出している。ブラケットB32は、互いに略平行であり鉛直面に略平行な2つの突片323を含む。2つの突片323間の距離は、ブラケットB12の2つの支持片123を挟むことが可能な程度に設定されている。ブラケットB32の2つの突片323にはボルトBを挿入可能な孔324が設けられている。
2つの突片323が下側のインシュレータI62と対向して2つの支持片123を挟んだ状態で、孔324と下側のインシュレータI62の内筒65にボルトBが挿入される。次に、ボルトBにナットNを螺合させる。これにより、ブラケットB32とブラケットB12とが連結され、ブラケットB32は下側のインシュレータI62にボルトBを介して弾性的に支持される。よって、モータ30の一部が下側のインシュレータI62により弾性的に支持され、モータ30の振動がサスペンションメンバ10に伝達することが抑制される。下側のインシュレータI62は、モータ30をブラケットB12に対して弾性的に支持する第1支持部の一例である。
マウント機構M32による保持板70の弾性的な支持について説明する。ブラケットB72は、保持板70の突出部72の裏面76に固定される基部721と、基部721から略鉛直下方に互いに略平行に延び略車幅方向に並んだ2つの連結片723とを含む。ブラケットB72は、保持板70に固定された第2固定部の一例である。基部721には、ブラケットB72を突出部72に固定するためのボルトがそれぞれ挿入される2つの孔722が、2つの連結片723を挟む位置に設けられている。連結片723の長さは、支持片123よりも短い。2つの連結片723間の距離は、ブラケットB12の2つの支持片123を挟むことが可能な程度に設定されている。ブラケットB72の2つの連結片723にはボルトBが挿入可能な孔724が設けられている。
2つの連結片723が上側のインシュレータI62に対向して2つの支持片123を挟んだ状態で、孔724と上側のインシュレータI62の内筒65にボルトBが挿入される。次に、ボルトBにナットNを螺合させる。これにより、ブラケットB12とブラケットB72とが連結され、ブラケットB72は上側のインシュレータI62の内筒65にボルトBを介して弾性的に支持される。このようなブラケットB72に保持板70が固定されることにより、保持板70の一部が上側のインシュレータI62により弾性的に支持され、モータ30の振動が保持板70に伝達することが抑制される。上側のインシュレータI62は、保持板70がモータ30から離れた状態でブラケットB72をブラケットB12に対して弾性的に支持する第2支持部の一例である。
マウント機構M35について説明する。マウント機構M35は、燃料電池51やモータ30よりも後方側に位置して後方クロス部15に固定され、モータ30及び保持板70を弾性的に支持している。図4に示すように、マウント機構M35は、後方クロス部15に固定されるブラケットB15と、ブラケットB15に保持された2つのインシュレータI65と、保持板70の突出部75の裏面76に固定されるブラケットB75と、を含む。ブラケットB15、B75、インシュレータI65は、それぞれ前述したブラケットB12、B72、インシュレータI62と同様の構造である。モータ30の後方側の外壁からはブラケットB35が後方側に水平方向に突出している。ブラケットB35は、互いに略平行であり鉛直面に略平行な2つの突片を有している。ブラケットB35は、前述したブラケットB32と略同様の構造である。モータ30のブラケットB35は、下側のインシュレータI65により弾性的に支持されている。ブラケットB75は、上側のインシュレータI65により弾性的に支持されている。これにより、マウント機構M35によりモータ30及び保持板70が弾性的に支持され、モータ30の振動がマウント機構M35を介してサスペンションメンバ10や保持板70に伝達することが抑制される。マウント機構M35のブラケットB15、B75、下側のインシュレータI65、上側のインシュレータI65は、それぞれ、前述した第1固定部、第2固定部、第1支持部、第2支持部の一例である。
以上のように、マウント機構M32、M35により、保持板70は、保持板70、燃料電池51、及びPCU51がモータ30から接触せずに離れた状態で弾性的に支持されている。このため、保持板70に保持された燃料電池51、PCU55にモータ30の振動が伝達することが抑制されている。このため、燃料電池51に振動が伝達することによる、燃料電池51の耐久性や排水性、又は燃料電池51内での反応ガスの分配性への影響を抑制できる。また、複数の小型の電子部品を実装したプリント基板等を有するPCU55への振動の伝達も抑制され、PCU55への信頼性を確保できる。燃料電池51とPCU55との間の電気的接続の信頼性についても確保できる。また、マウント機構M32、M35により、路面に起因する走行中の車体2の振動が燃料電池51やPCU55へ伝達することも抑制できる。
ところでモータ30は、ドライブシャフトDSの回転により、ドライブシャフトDS周りに回転しようとする振動を受けやすい。本実施例では、このようなドライブシャフトDSの回転によって生じるモータ30の振動の方向を考慮して、ドライブシャフトDSを挟む位置にマウント機構M32、M35を設けて、モータ30及び保持板70を弾性的に支持している。これにより、モータ30から燃料電池51、PCU55への振動の伝達が効果的に抑制される。尚、マウント機構M32、M35は、略鉛直方向に長い形状であるが、サスペンションメンバ10の上方に位置するサイドメンバ23、24に干渉しないように、前方クロス部12及び後方クロス部15にそれぞれ固定されている。
保持板70は、上述したように、サスペンションメンバ10よりも高い位置にあるサイドメンバ23、24に、それぞれマウント機構M73、M74を介して弾性的に支持されて固定されている。従って、例えば路面に起因した車体2の振動により保持板70やマウント機構M32、M35に対して車幅方向に力が作用した場合であっても、マウント機構M73、M74により保持板70の車幅方向の揺れが抑制される。また、マウント機構M32、M35への負荷も抑制される。更にサイドメンバ23、24から保持板70への振動の伝達も抑制される。このように、振動が燃料電池51やPCU55に伝達することが抑制される。
上述したように電力供給によりエアコンプレッサ57のアクチュエータ57mとファンFとは回転し、これに伴いエアコンプレッサ57は振動する。しかしながら、前述したようにエアコンプレッサ57は、燃料電池51と保持板70とマウント機構M32、M35とからは離れて、モータ30の右側の外壁に固定されている。このため、エアコンプレッサ57の振動が燃料電池51やCPU55に伝達されることが抑制される。エアコンプレッサ57は、燃料電池51の運転のために振動するように駆動し、燃料電池51と保持板70とマウント機構M32、M35とから離れてモータ30に固定された補機の一例である。
尚、モータ30に固定する補機は、エアコンプレッサ57に限定されない。補機は、例えばカソードガス、アノードガス、又は冷却水を燃料電池51に循環させるポンプや、カソードガス又はアノードガスの流通経路上に配置されて開度を調整可能な電磁バルブ等であってもよい。これら補機は、燃料電池51の運転のために駆動するものであり、供給電力によって駆動するアクチュエータを備え、アクチュエータの駆動により振動するからである。このような補機を燃料電池51と保持板70とマウント機構M32、M35とからは離れてモータ30に固定することにより、補機の振動が燃料電池51やCPU55に伝達することを抑制できる。
保持板70の突出部72は、図2、図4、図5に示すように燃料電池51やPCU55よりも車体前方側に突出している。マウント機構M32も、図4に示すように、燃料電池51やPCU55よりも前方側にある。例えば燃料電池車1が前方衝突した場合、変形した車体2の一部や、燃料電池51やPCU55よりも前方側に配置されたラジエータ等の部品が、燃料電池51やPCU55よりも先に突出部72やマウント機構M32に衝突する。これにより、燃料電池51やPCU55に加わる衝撃を抑制できる。
また、保持板70の突出部73、74は、図5に示すようにそれぞれ燃料電池51やPCU55よりも左側及び右側に突出している。例えば燃料電池車1が側面衝突した場合、変形したサイドメンバ23又は24等が、燃料電池51やPCU55よりも先に突出部73又は74に衝突する。これにより、燃料電池51やPCU55に加わる衝撃を抑制できる。
また、サスペンションメンバ10とサイドメンバ23、24とは、柱部232、242のみならず、マウント機構M32、M35、M73、M74と保持板70とを介して連結されている。このため、前方衝突時には、サスペンションメンバ10、サイドメンバ23、24、マウント機構M32、M35、M73、M74、保持板70により、衝撃を分散して吸収できる。
また、図2に示すように、鉛直方向から見て、燃料電池51は、モータ30、保持板70、PCU55、エアコンプレッサ57に部分的に重なっている。このように、大型の燃料電池51を採用しつつ、狭いモータルーム3内のスペースにこれら複数の機器が配置されている。
燃料電池51は、PCU55に隣接し、保持板70を介してエアコンプレッサ57及びモータ30に隣接している。これら機器は、何れも燃料電池51に電気的に直接又は間接的に接続されている。このように互いに電気的に接続される複数の機器が一箇所に集約されているので、これら機器間の距離を短くして送電効率の低下を抑制できる。
マウント機構M32、M35のそれぞれは、モータ30及び保持板70の双方をサスペンションメンバ10に取り付けている。このため、モータ30及び保持板70をそれぞれサスペンションメンバ10に取り付けるための機構を個別に設けた場合と比較して、本実施例は部品点数が削減されている。また、燃料電池51、CPU55は保持板70に保持されて車体2に搭載されているため、これら機器を個別に車体2に搭載する場合と比較して部品点数が削減されている。これにより、コストの増大を抑制して、モータルーム3内のスペースを有効利用できる。
次に、車体2へのサスペンションメンバ10、モータ30、燃料電池51の搭載について説明する。まず、マウント機構M32、M33、M35を介して、エアコンプレッサ57が固定されたモータ30をサスペンションメンバ10に固定する。次に、燃料電池51、カバーCV、PCU55を保持した保持板70を、マウント機構M33、M35に取り付ける。このようにして、図7に示すように、サスペンションメンバ10、モータ30、燃料電池51、PCU55、保持板70を一体化してするユニットにする。図7は、車体2への取り付け前のユニットを示した図である。このユニットのサスペンションメンバ10を車体2の下方から、サイドメンバ23、24の柱部232、242に吊り下げる。このようにしてモータ30の車体2への組み付け後、モータ30にドライブシャフトDSを挿入し、マウント機構M73、M74を介して保持板70をサイドメンバ23、24に取り付ける。
このように、サスペンションメンバ10、モータ30、燃料電池51、PCU55を一体化して車体2に搭載できる。従って、例えばサスペンションメンバ10やモータ30とは別に、燃料電池51やPCU55を車体2に個別に搭載する場合と比較して、搭載作業性が向上している。
本実施例では燃料電池51、PCU55等は、車体2の狭いモータルーム3内に取り付ける前に保持板70に保持される。従って、車体2への搭載前に、燃料電池51とPCU55とを電気的に接続しておくこともできる。このため、このような電気的な接続を、狭いモータルーム3内ではなく広い空間で行うことができ、作業性が向上している。
また、エンジン自動車の場合と同様に、エンジンが取り付けられたサスペンションメンバの代わりに、モータ30及び燃料電池51が取り付けられたサスペンションメンバ10を車体2に搭載できる。このため、エンジン自動車を製造するための設備を、燃料電池車1の製造にも利用でき、製造コストを抑制できる。
また、前述したように、保持板70は、長手方向が車幅方向となる姿勢で搭載されている。ここで上述したように車体2では、モータルーム3内にモータ30が搭載され、モータ30は前方側の車輪Wを駆動させる。このような車体2は、エンジン自動車においてはフロントエンジン・フロントドライブの車両(FF車両)に相当する。一般的に、FF車両のエンジンルームは、エンジンの長手方向が車幅方向となる姿勢でエンジンを搭載できるように設計されている。このため、保持板70の長手方向が車幅方向となる姿勢で、既存のFF車両に搭載できる。このように、既存のエンジン自動車の車体を流用できるため、製造コストを抑制できる。尚、保持板70の形状は図5に示したものに限定されず、車体2の前後方向での最大長よりも車幅方向での最大長が長ければ、例えば長軸が車幅方向となる略楕円形状であってもよい。この場合であれば、FF車両への搭載は容易だからである。
尚、保持板70は、モータルーム3内に配置可能であれば、長手方向が車体2の前後方向となる略矩形状や略楕円形状、又は略正方形状や略円形状であってもよい。
上記実施例では、マウント機構M32、M35の双方がモータ30及び保持板70を弾性的に支持しているがこれに限定されない。例えば、マウント機構M32、M35の双方がモータ30を弾性的に支持するが、何れか一方のみが保持板70を弾性的に支持してもよい。この場合であっても、保持板70はマウント機構M32、M35の一方が弾性的に支持することにより、モータ30からの振動がマウント機構M32、M35の一方を介して燃料電池51へ伝達することが抑制される。
マウント機構M32に関して、モータ30をブラケットB12に対して弾性的に支持する支持部は、ブラケットB12に保持された前述のインシュレータI62には限定されない。このような支持部は、ブラケットB12とモータ30と間に設けられ両者を弾性的に支持するものであってもよい。同様に、保持板70に固定されたブラケットB72をブラケットB12に対して弾性的に支持する支持部は、ブラケットB72、B12間に設けられ両者を弾性的に支持するものであってもよい。マウント機構M35についても同様である。
マウント機構M73、M74の何れか一方のみが設けられていてもよい。即ち、保持板70は、マウント機構M32、M35と、マウント機構M73、M74の一方とにより、車体2に取り付けられていればよい。3点で保持板70の3辺に相当する、突出部72と、突出部75と、突出部73又は74とが固定されていれば、保持板70を安定して支持できるからである。
また、マウント機構M73、M74は設けられていなくてもよい。即ち、保持板70は、マウント機構M32、M35により、車体2に取り付けられていてもよい。この場合であっても、モータ30の振動が燃料電池51に伝達することが抑制されるからである。
マウント機構M73では、ブラケットM23に保持されたインシュレータI23により、サイドメンバ23に固定されたブラケットB23に対して保持板70に固定されたブラケットB73が弾性的に支持されている。しかしながら、保持板70を弾性的に支持してサイドメンバ23に固定するためのマウント機構M73は、このような構成に限定されない。例えば、ブラケットB23、B73の間に設けられ両者を弾性的に支持する支持部を採用してもよい。マウント機構M74に関しても同様である。
実施例2の燃料電池車1´について説明する。実施例1と同一構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。図8は、実施例2の燃料電池車1´のモータルーム3を上方から見た図である。図9は、実施例2の燃料電池車1´のモータルーム3を前方から見た図である。図10は、図9のB−B断面図である。図9、10においては、車体2の外形線や車輪Wについては省略してある。
図9、図10に示すように、保持板70´の裏面76側には、DC−DCコンバータ53(以下、コンバータと称する)、PCU55´が保持されている。コンバータ53、PCU55´は、共にモータ30、マウント機構M32´、M35´からは離れている。コンバータ53は、燃料電池51から入力された直流電圧を昇圧してPCU55´へ出力する。コンバータ53は、上述した電子機器の一例である。
マウント機構M32´、M35´は、コンバータ53、PCU55´がモータ30から離れて、実施例1の保持板70よりも高い位置で保持板70´を弾性的に支持している。マウント機構M32´は、ブラケットB12´、B72、2つのインシュレータI62を含む。ブラケットB12´は、実施例1のブラケットB12よりも鉛直上方に長く形成されている。ブラケットB12´は上側のインシュレータI62を、実施例1のブラケットB12の上側のインシュレータI62よりも高い位置で保持している。従って、実施例2のブラケットB72は、実施例1のブラケットB72よりも高い位置でブラケットB12´により支持されている。同様に、マウント機構M35´は、ブラケットB15´、B75、2つのインシュレータI65を含む。ブラケットB15´は、ブラケットB12´と同様の構造である。ブラケットB15´も、ブラケットB75は、実施例1のブラケットB75よりも高い位置でブラケットB15´に支持されている。
実施例2においても、インシュレータI62、I65をそれぞれ含むマウント機構M32´、M35´によりモータ30、保持板70´が弾性的に支持される。従って、モータ30からの燃料電池51、コンバータ53、PCU55´への振動の伝達が抑制される。
図9に示すように、保持板70´の左側の突出部73と保持領域7rとの間には、突出部73側から保持領域7r側にかけて上方に立ち上がった傾斜部73sが形成されている。同様に、左側の突出部74側から保持領域7r側にかけて上方に立ち上がった傾斜部74sが形成されている。従って、保持領域7rは、突出部73、74よりも高い位置にある。よって、突出部73、74がそれぞれサイドメンバ23、24に固定されることにより、保持板70´とモータ30との間の空間を確保できる。この空間内にコンバータ53、PCU55´が保持されている。このように、燃料電池51及び複数のコンバータ53、PCU55´を保持板70´に保持させて、これら機器間の距離を短くでき、送電効率の低下を抑制できる。
また、保持板70´のように、燃料電池51が保持される保持領域7rの高さと、サイドメンバ23、24にそれぞれ固定される突出部73、74の高さとは同じである必要はない。実施例2の場合、実施例1よりも燃料電池51の高さは高くなるが実施例1と同様に保持板70´はマウント機構M73、M74によりサイドメンバ23、24に固定されているため、保持板70´は安定して支持されている。
また、燃料電池51、CPU55´に加えてコンバータ53も保持板70´に保持されて車体2に搭載されている。このため、搭載用のマウント部品の点数を抑制できる。これにより、コストの増大を抑制して、モータルーム3内のスペースを有効利用できる。
尚、保持板70´とモータ30との間の空間を十分に確保できる場合には、保持板70´の裏面側に燃料電池51を支持するカバーを設けて裏面側で燃料電池51を保持し、表面側でコンバータ53やPCU55´を保持してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 燃料電池車
2 車体
3 モータルーム
10 サスペンションメンバ
23、24 サイドメンバ
30 モータ
51 燃料電池
55 パワーコントロールユニット(電子機器)
57 エアコンプレッサ(補機)
70 保持板
72 突出部(前方突出部)
M32、M35 マウント機構(第1及び第2マウント機構)
B12、B15 ブラケット(第1固定部)
B32、B35 ブラケット(第2固定部)
I62 インシュレータ(第1及び第2支持部)
I65 インシュレータ(第1及び第2支持部)
M73、M74 マウント機構(第3マウント機構)

Claims (7)

  1. 走行用のモータと、
    前記モータに電力を供給する燃料電池と、
    前記燃料電池を保持した保持板と、
    車体の前方側に搭載されたサスペンションメンバと、
    前記サスペンションメンバに前記モータ及び保持板を取り付けるマウント機構と、を備え、
    前記マウント機構は、前記サスペンションメンバ及び保持板にそれぞれ固定された第1及び第2固定部と、前記モータを前記第1固定部に対して弾性的に支持する第1支持部と、前記保持板が前記モータから離れた状態で前記第2固定部を前記第1固定部に対して弾性的に支持する第2支持部と、を含む、燃料電池車。
  2. 前記マウント機構は、前記燃料電池よりも前記車体の前方側及び後方側にそれぞれ配置された第1及び第2マウント機構を含み、
    前記第1及び第2マウント機構のそれぞれは、前記第1及び第2固定部と、前記第1及び第2支持部と、を含む、請求項1の燃料電池車。
  3. 前記車体の前方側に搭載され、前記サスペンションメンバよりも上方に位置するサイドメンバと、
    前記サイドメンバに対して前記保持板を弾性的に支持して取り付ける第3マウント機構と、を備えた、請求項1又は2の燃料電池車。
  4. 前記燃料電池の運転のために振動するように駆動し、前記燃料電池と前記保持板と前記マウント機構とから離れて前記モータに固定された補機を備えた、請求項1乃至3の何れかの燃料電池車。
  5. 前記モータと前記マウント機構とから離れて前記保持板に保持された電子機器を備えた、請求項1乃至4の何れかの燃料電池車。
  6. 前記燃料電池の運転のために駆動し、前記燃料電池と前記保持板と前記マウント機構とから離れて前記モータに固定された補機と、
    前記モータと前記マウント機構とから離れて前記保持板に保持された電子機器と、を備え、
    前記燃料電池は、前記モータ、前記保持板、前記補機、及び前記電子機器に、鉛直方向に部分的に重なっている、請求項1乃至3の何れかの燃料電池車。
  7. 前記保持板は、前記燃料電池よりも前記車体の前方側に突出し前記第1マウント機構が固定された前方側突出部を含む、請求項2の燃料電池車。
JP2015112384A 2015-06-02 2015-06-02 燃料電池車 Pending JP2016222176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015112384A JP2016222176A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 燃料電池車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015112384A JP2016222176A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 燃料電池車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016222176A true JP2016222176A (ja) 2016-12-28

Family

ID=57745295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015112384A Pending JP2016222176A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 燃料電池車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016222176A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017005742T5 (de) 2016-11-15 2019-08-14 Denso Corporation Luftströmungsumwälzstruktur für ein Fahrzeug
CN110481298A (zh) * 2018-05-15 2019-11-22 上海汽车集团股份有限公司 一种车辆前舱部件的安装结构
JP2020037313A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 トヨタ自動車株式会社 車両用パワーユニットルーム構造
JP2020111120A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
JP7402368B2 (ja) 2021-03-11 2023-12-20 本田技研工業株式会社 燃料電池駆動システムのマウント構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370544A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システムの車載構造
JP2012206582A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toyota Motor Corp 電気自動車
WO2013118602A1 (ja) * 2012-02-07 2013-08-15 本田技研工業株式会社 燃料電池車両

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370544A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システムの車載構造
JP2012206582A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toyota Motor Corp 電気自動車
WO2013118602A1 (ja) * 2012-02-07 2013-08-15 本田技研工業株式会社 燃料電池車両

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017005742T5 (de) 2016-11-15 2019-08-14 Denso Corporation Luftströmungsumwälzstruktur für ein Fahrzeug
CN110481298A (zh) * 2018-05-15 2019-11-22 上海汽车集团股份有限公司 一种车辆前舱部件的安装结构
JP2020037313A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 トヨタ自動車株式会社 車両用パワーユニットルーム構造
CN110920366A (zh) * 2018-09-03 2020-03-27 丰田自动车株式会社 车辆用动力单元室结构
JP7063203B2 (ja) 2018-09-03 2022-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両用パワーユニットルーム構造
US11524561B2 (en) 2018-09-03 2022-12-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle power unit room structure
JP2020111120A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
JP7115326B2 (ja) 2019-01-09 2022-08-09 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
JP7402368B2 (ja) 2021-03-11 2023-12-20 本田技研工業株式会社 燃料電池駆動システムのマウント構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10029552B2 (en) Rear-drive electric vehicle
JP6414021B2 (ja) 燃料電池の搭載構造
JP2016222176A (ja) 燃料電池車
US20160207386A1 (en) Electric vehicle, holding mechanism, and method of manufacturing electric vehicle
JP5152604B2 (ja) 車両の駆動装置
JP5252311B2 (ja) ハイブリッド車両の冷却装置
US9894812B2 (en) Inverter case
JP6850312B2 (ja) 車両
JP6120017B2 (ja) 燃料電池式産業車両の水素タンク固定構造
JP5924692B2 (ja) 車両の車軸の近傍に配設された電動パワートレーンおよびその電源モジュールを備える自動車車両
CN108735932B (zh) 车辆
US11376970B2 (en) Drive system of an electric vehicle
JP2013103585A (ja) パワーコントロールユニットの保護構造
JP2013103586A (ja) 電気自動車の電力制御ユニット支持構造
US9327613B2 (en) Arrangement structure of inverter in fuel cell vehicle
JP2009286287A (ja) 取り付け構造
JP2017168241A (ja) 燃料電池車両および燃料電池車両に対する動力モジュールの搭載方法
JP2006176105A (ja) 燃料電池自動車
JP2011235761A (ja) 車両用バッテリの冷却装置
CN102804946A (zh) 电子配件的容纳部件以及电力转换装置
JP5884745B2 (ja) 燃料電池車両および車載方法
KR20150067578A (ko) 차량용 구동장치의 마운팅 유닛
JP6493169B2 (ja) 電子機器
JP6722081B2 (ja) パワーコントロールユニットの固定冷却装置
JP2009091047A (ja) 燃料電池ユニットの支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181023