JP2016221019A - 掛け布団及び掛け布団の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用する羽毛の量を少なくして環境問題を改善できるとともに、羽毛布団に比べて使用上の違和感がない掛け布団を提供する。
【解決手段】表側地2と裏側地3との間に襠布4を介在して複数の室Rを区画し、これらの室Rに羽毛5を収納し、各々の室Rに羽毛5に囲われるように、少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材7が充填された袋体6を収納した。少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材7が充填された袋体6が室Rに収納されているので、内部が羽毛のみからなる掛け布団に比べて、羽毛5の使用量を少なくすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、掛け布団及び掛け布団の製造方法に関する。
掛け布団では、表側地と裏側地との間に襠布を介在して複数の室が区画され、これらの区画された室に詰物が収納されている。
この詰物としては、木綿、ポリエステル綿、羊毛等があるが、これらのうち、軽量性及び保温性の観点から、羽毛が利用されている。
羽毛は、水鳥の毛等からなるものであり、昨今入手しにくい材料である。羽毛は水鳥等の動物から採取するため、無制限に採取すると、乱獲となり、環境上の問題が生じる。
そこで、単純に、羽毛の使用量を減らすために、羽毛と、羽毛以外の繊維とを混合して各室に収納することが考えられるが、これでは、室に収納される詰物の種類毎に塊となり、羽毛布団とは異なる使用感となる。
羽毛が詰物として用いられる羽毛布団の従来例には、上生地及び下生地からなる第1袋体の内部に第一羽毛層と第二羽毛層とを収容し、第一袋体の内部の第1羽毛層と第二羽毛層との間に上生地及び下生地からなる第2袋体を収容し、第2袋体の内部に天然又は人工形成綿が収容された綿層を収容した掛け布団がある(特許文献1)。
他の羽毛布団の従来例として、仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数の区画室を形成し、これらの区画室に羽毛からなる充填材を充填し、襟元部及び足元部の中央部に広幅区画室を形成し、広幅区画室の内部に複数の羽毛からなる充填材が充填された充填材入り袋体を掛け布団周縁側に沿って取り付けた掛け布団がある(特許文献2)。
特開2014−217576号公報 特開2003−339500号公報
特許文献1の従来例では、第1羽毛層と第2羽毛層との間に綿層が配されているので、第1羽毛層、第2羽毛層及び綿層がそれぞれ蓄熱するとともに、綿と羽毛という異種材料が積層されている。そのため、掛け布団の内外の空気の出入りが抑制され、掛け布団の保温性を高めることができるとしても、前述の環境問題は十分に解決されるものではない。
しかも、特許文献1の従来例では、掛け布団の中央部において、足元から襟元近傍に渡って1枚の綿層が配置されており、左右の両側は、綿層が配置されない領域となる。綿と羽毛とでは硬さが異なるので、特許文献1の掛け布団では、使用時に、綿層が掛け布団の内部にあることがわかり、羽毛布団とは使用感が異なるものとなる。これでは、羽毛布団の高級感が損なわれることになる。
特許文献2の従来例では、襟元部及び足元部の中央部に形成された広幅区画室に、羽毛と袋体とが収納されている。この袋体には羽毛が収納されているため、特許文献2の従来例では、保温性を向上できるとしても、使用される羽毛の量は、全てが羽毛の掛け布団と変わらないので、前述の環境問題が何ら解決されるものではない。
本発明の目的は、使用する羽毛の量を少なくして環境問題を改善できるとともに、羽毛布団に比べて使用上の違和感がない掛け布団及び掛け布団の製造方法を提供することにある。
本発明の掛け布団は、表側地と裏側地との間に区画用部材を介在して複数の室が区画され、前記複数の室に羽毛が収納された掛け布団であって、前記複数の室に前記羽毛に囲われるように芯部材が収納され、前記芯部材には、少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材が設けられていることを特徴とする。
本発明では、掛け布団の内部には、少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材が設けられた芯部材が収納されているため、内部が羽毛のみからなる掛け布団に比べて、羽毛の使用量を少なくすることができる。そのため、羽毛の材料となる水鳥等の乱獲に伴う環境問題を改善することができる。
しかも、区画用部材で仕切られた各室にそれぞれ芯部材が収納されており、これらの芯部材は、各室において羽毛に囲われている。そのため、芯部材が掛け布団の所定箇所に片寄ることがない。その上、芯部材と裏側地との間に羽毛があるため、肌に接する裏側地の面は、羽毛のみの高級感を有することになる。そのため、芯部材が内部に収納されているものであっても、羽毛のみの詰物が収納された掛け布団と使用感が変わりない。
本発明の掛け布団では、前記充填材は機能繊維を有することが好ましい。
ここで、機能繊維とは、吸湿発熱繊維、吸放湿繊維、調湿繊維、抗菌繊維、防かび繊維、消臭繊維、制菌繊維、防汚繊維、静電除去繊維、UVカット繊維、光触媒抗菌防臭繊維、有機物分解繊維、保温繊維、その他の機能を有する高機能繊維をいう。本発明では、これらの繊維のうち1つあるいは複数の機能を有するものを選択し充填材として使用する。
この構成では、芯部材に設けられる充填材が機能繊維から構成されることで、芯部材の全面から所定の機能を発揮することになる。そのため、機能繊維が有する種々の機能を発揮しやすくなる。
本発明の掛け布団の製造方法は、表側地と裏側地との間に区画用部材を介在して区画された複数の室に少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材が設けられた芯部材を配置し、前記芯部材がそれぞれ配置された室にノズルで羽毛を充填することを特徴とする。
本発明では、予め芯部材が各室に収納された状態で羽毛を各室にノズルで充填することで、芯部材が羽毛で覆われることになる。そのため、前述の効果を奏することができる掛け布団を容易に製造することができる。
本発明の一実施形態にかかる掛け布団の一部を破断した正面図。 掛け布団の断面図。 掛け布団の一部を示す斜視図。 本実施形態の掛け布団の製造方法の一例を説明する図。 本実施形態の掛け布団の製造方法の異なる例を説明する図。 本実施形態の掛け布団の製造方法の変形例を説明する図。
[掛け布団の構造]
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2には本実施形態にかかる掛け布団の全体構成が示されている。
図1及び図2において、掛け布団1は、平面長方形の表側地2と、平面長方形状の裏側地3と、これらの表側地2と裏側地3との間に介在して複数の室Rを区画する区画用部材としての襠布4と、複数の室Rにそれぞれ収納された羽毛5及び袋体6とを備えている。
表側地2と裏側地3は、例えば、綿等、従来の羽毛布団として利用される繊維を例示できる。
表側地2と裏側地3とは、それぞれ平面長方形であり、かつ、その外周縁は、縫製されている。なお、本実施形態では、縫製に限定されるものではなく、接着や融着を用いてもよい。
襠布4は、表側地2の長辺方向と短辺方向とにそれぞれ平行に伸びており、これらの襠布4により、複数、図1では、短辺方向に4個、長辺方向に5個、合計20個の室Rが構成されている。
襠布4は、表側地2の長辺方向又は短辺方向に延びた帯状部材であり、その幅方向の一端部4Aが折り返されて表側地2の内側面に縫製され、他端部4Bが折り返されて裏側地3の内側面に縫製されている。
図3に示される通り、長辺方向に延びる襠布4と、短辺方向に延びる襠布4とが交差する部分は、一方の襠布4が貫通し他方の襠布4が分割される。分割された他方の襠布4の端部は折り返され、その折り返しされた折返部分4Cの表側地端部と裏側地端部とがそれぞれ一方の襠布4に縫製される。折返部分4Cの中央部は、矢印Pで示す方向にノズルN1(図4参照)が挿入される空間が形成される。
図1及び図2に戻り、室Rにそれぞれ収納される羽毛5は、内部の詰物が全て羽毛とされる掛け布団と同様の成分、例えば、ダウン95%フェザー5%(ジャーマンマザーホワイトグース)から構成される。
袋体6は、複数の室Rでそれぞれ羽毛5に囲われるように収納された芯部材である。つまり、袋体6と表側地2との間及び袋体6と裏側地3との間には、それぞれ羽毛5が配置されている。さらに、袋体6の平面形状は、室Rの平面形状より小さく、室Rの内縁と袋体6の外縁との間には羽毛5が配置されている(図1参照)。なお、袋体6の形状は、各室Rの大小によって変化するものであり、図で示される具体的な形状に限定されるものではない。図では、袋体6の平面形状が長方形とされているが、本実施形態では、これに限定されない。例えば、袋体6の平面形状を、正方形としてもよく、四角形以外の多角形、例えば、三角形、五角形、六角形等としてもよく、さらには、円形、楕円形としてもよい。さらに、袋体6の断面形状は、図2では、中央部が膨らんだ形状であるが、本実施形態では、断面形状が限定されるものではなく、例えば、中央部から端部にかけて厚さが均等な形状であってもよい。
袋体6の外皮を構成する生地は、ポリエステル、アクリル・綿、その他の材料から構成されている。なお、外皮を構成する生地を後述する機能繊維から構成してもよい。
袋体6には、充填材7が収納されている。
充填材7は、羽毛以外の機能繊維から構成される。
掛け布団1の全体の最大重量を3.0kgとし、平面形状が150cm×210cmの長方形状とする。このうち、詰め物(羽毛5及び袋体6)を2.0kgとし、側(表側地2、裏側地3及び襠布4)を1.0kgとする。
この場合、袋体6の最低量を200g、羽毛5の最大量を1,800gとし、袋体6の最大量を1,400gとし、羽毛5の最低量を600gとする。
掛け布団1の最低重量を1.0kgとする。このうち、詰め物(羽毛5及び袋体6)を0.7kgとし、側(表側地2、裏側地3及び襠布4)を0.3kg〜1.3Kgとする。
この場合、袋体6の最低量を100gとし、羽毛5の最大量を600gとし、袋体6の最大量を400gとし、羽毛5の最低量を300g(羽毛最低限界重量)とする。
以上の条件では、袋体6での機能繊維の使用量は、1mあたり、20g以上445g以下である。羽毛5の使用量は、1mあたり、96g以上572g以下である。
本実施形態における機能繊維とは、例えば、吸湿発熱繊維、吸放湿繊維、調湿繊維、抗菌繊維、防かび繊維、消臭繊維、制菌繊維、防汚繊維、静電除去繊維、UVカット繊維、光触媒抗菌防臭繊維、有機物分解繊維、保温繊維、その他の機能を有する高機能繊維であり、具体的には、表1に示す高機能繊維である。
これらの繊維のうち1種類の繊維、あるいは、複数種類の繊維を混合して用いる。例えば、羽毛のもつ臭いを消すために、消臭機能や防臭機能を有する繊維を用いる。また、羽毛布団のもつ高い保温性を維持するためには、保温性を有する繊維を用いる。
Figure 2016221019
図4及び図5に基づいて、掛け布団の製造方法を説明する。
図4(A)(B)には、掛け布団1の製造方法の一例が示されている。
図4(A)において、まず、表側地2及び裏側地3の一方、例えば、表側地2に襠布4の一端を縫製して複数の領域に区画し、区画した領域に予め充填材7が充填された袋体6を配置する。袋体6の領域への配置は、作業員による手作業でもよく、あるいは、搬送機械を用いた作業でもよい。
その後、図4(B)に示される通り、表側地2及び裏側地3の他方、例えば、裏側地3に襠布4の他端を縫製するとともに、表側地2と裏側地3との外周縁を縫製して袋体6が収納された室Rを形成する。なお、表側地2と裏側地3との外周縁を縫製する際に、後述するノズルN1を挿入するためのスペースを残しておく。
そして、ノズルN1をスペースから表側地2と裏側地3とに形成された室Rに挿入し、このノズルN1から室Rに羽毛5を充填する。
ノズルN1による羽毛5の充填は、1列毎に行う。さらに、各列において、図4(B)において上方の室R(ノズル差込部分から遠い室R)に先端が位置するようにノズルN1を差し込み、この室RにノズルN1から羽毛5を充填する。この室Rにおける羽毛5の充填が終了したら、ノズルN1を図4中の下方に移動させ、次の室Rに羽毛5を充填する。なお、羽毛5の充填の順番は前述のものに限定されない。
ノズルN1から羽毛5が充填された室Rでは、ノズルN1から吹き出される羽毛5により、袋体6が浮き上がり、羽毛5に囲われるようになる。
図5(A)(B)には、掛け布団1の製造方法の他の例が示されている。
図5(A)において、まず、表側地2及び裏側地3の一方、例えば、表側地2に襠布4の一端を縫製して複数の領域に区画し、表側地2及び裏側地3の他方、例えば、裏側地3に襠布4の他端を縫製するとともに、表側地2と裏側地3との外周縁を縫製する。
そして、複数の室RにそれぞれノズルN2を用いて袋体6を充填する。ノズルN2の基端側から送り込まれる空気により、充填材7が充填された袋体6は室Rに送り込まれる。なお、袋体6は、内部に収納された充填材7が繊維であるため、弾性変形可能であり、ノズルN2から室Rに送り込まれた状態では、元の形に戻ることになる。
全ての室Rに袋体6が収納されたら、図5(B)に示される通り、ノズルN1を室Rに挿入し、このノズルN1から室Rに羽毛5を充填する。
本実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)表側地2と裏側地3との間に襠布4を介在して複数の室Rを区画し、これらの室Rに羽毛5を収納し、各々の室Rに羽毛5に囲われるように、羽毛以外の繊維を含む充填材7が充填された袋体6を収納して掛け布団1を構成した。つまり、羽毛以外の繊維を含む充填材7が充填された袋体6が室Rに収納されているので、内部の詰物が羽毛のみからなる掛け布団に比べて、羽毛5の使用量を少なくすることができる。そのため、羽毛の材料となる水鳥等の乱獲に伴う環境問題を改善することができる。しかも、袋体6は、各々の室Rにおいて羽毛5に覆われているので、袋体6が掛け布団の所定箇所に片寄ることがなく、表側地2の表面や肌に接する裏側地3の面は、羽毛のみの掛け布団と同様の高級感を有することになる。
(2)袋体6に充填される充填材7が機能繊維から構成されることで、袋体6の全面から所定の機能を発揮することになる。つまり、座布団状の袋体6では、表側地2と裏側地3とにそれぞれ対向する面から機能繊維が持つ機能、例えば、防かび性、抗菌性等の機能を広い範囲で発揮する。
(3)掛け布団1を製造するために、予め袋体6が室Rに収納された状態で羽毛5をノズルN1で室Rに充填するので、袋体6が羽毛5で覆われることになり、掛け布団1を容易に製造することができる。
(4)図4で示される通り、表側地2及び裏側地3の他方に襠布4の他端を縫製する前に、袋体6を表側地2及び裏側地3の一方にセットすれば、袋体6を正確に所定位置に配置することができる。
(5)図5に示される通り、予め形成された複数の室RにそれぞれノズルN2を用いて袋体6を充填すれば、袋体6の室Rへの設置が効率的に行うことができる。そのため、掛け布団1の製造を迅速に行うことができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本発明では、掛け布団1を製造するにあたり、図6で示される手順を実施してもよい。
つまり、図6(A)に示される通り、表側地2及び裏側地3の一方に襠布4の一端を縫製して複数の領域に区画し、表側地2及び裏側地3の他方に襠布4の他端を縫製するとともに、表側地2と裏側地3との外周縁を縫製して袋体6が収納された室Rを形成する。そして、ノズルN1を室Rに挿入し、羽毛5を充填する。その後、図6(B)に示される通り、ノズルN2を室Rに挿入し、ノズルN2から袋体6を室Rに充填する。
また、前記実施形態では、袋体6の平面形状を長方形状としたが、本発明では、袋体6の平面形状を、正方形としてもよく、さらには、円形でも、楕円形でも、三角形以上の多角形としてもよい。 さらに、前記実施形態では、充填材7として羽毛以外の繊維を含める構成としたが、本発明では、充填材7が少なくとも羽毛とは異なる繊維を含める構成であればよいので、機能繊維の他、羽毛を含めることにしてもよい。
また、前記実施形態では、芯部材を袋体6としたが、本発明では、複数の室Rに羽毛に囲われるように収納される芯部材であれば、その具体的な構造は限定されるものではない。例えば、充填材としてシート状部材を用い、シート状部材をウレタンのような外皮で包むものとしてもよく、さらには、外皮を省略し、綿からなる充填材を羽毛5にからみつかせる構成としてもよい。ただし、前記実施形態のように、芯部材2を袋体6とすれば、室Rへの収納作業が容易となる効果がある。
さらに、区画用部材を襠布4としたが、キルティングとしてもよい。襠布4を用いるとしても、前記実施形態の構造に限定されるものではなない。例えば、複数のうち少なくとも一部の襠布をノズルが挿入可能な袋形状としてもよい。また、襠布の裏側地に接する端縁であって各室に相当する部分にそれぞれカーブを持たせる形状(通称、ソリッドフレームキルト)としてもよい。さらに、室Rの平面形状は、長方形や正方形に限定されるものではなく、他の形状、例えば、四角形以外の多角形としてもよい(通称、トータスキルト)。
さらに、本発明では、表側地2の長辺方向に沿った襠布4と短辺方向に沿った襠布4との間にノズルNを入れる孔を形成したもの(ノーマルステークキルト)や、襠布4の一部にノズルを挿通するための筒状部を形成するもの(ソリッドステークキルト)でもよい。
また、前記実施形態では、袋体6を複数の室Rにそれぞれ1つずつ収納されるものとしたが、本発明では、大きさを小さくして、複数個ずつ収納させるものでもよい。さらに、全ての袋体6において、機能繊維を同じにしてもよく、室R毎に相違させるものでもよい。
さらに、複数の室Rに配置される袋体6の数は、同じでもよく、相違させるものでもよい。
1…掛け布団、2…表側地、3…裏側地、4…襠布(区画用部材)5…羽毛、6…袋体(芯部材)、7…充填材、N1,N2…ノズル、R…室

Claims (3)

  1. 表側地と裏側地との間に区画用部材を介在して複数の室が区画され、前記複数の室に羽毛が収納された掛け布団であって、
    前記複数の室に前記羽毛に囲われるように芯部材が収納され、前記芯部材には、少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材が設けられている
    ことを特徴とする掛け布団。
  2. 請求項1に記載された掛け布団において、
    前記充填材は機能繊維を有する
    ことを特徴とする掛け布団。
  3. 表側地と裏側地との間に区画用部材を介在して区画された複数の室に少なくとも羽毛とは異なる繊維を含む充填材が設けられた芯部材を配置し、
    前記芯部材がそれぞれ配置された室にノズルで羽毛を充填する
    ことを特徴とする掛け布団の製造方法。

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