JP2016219369A - スイッチ装置および時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で、スイッチ部の不用意なスイッチ動作を防ぐことができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供する。【解決手段】 本体ケース7の外周に外装ケース8が設けられた腕時計ケース1と、本体ケース7にその出没方向に移動可能に設けられ、その移動によりスイッチ操作をする押圧操作部材10と、本体ケース7と外装ケース8との間にスライド可能に配置され、かつスライド動作によって押圧操作部材10を本体ケース7の出没方向に移動させるスライド操作部材11と、を備えている。従って、スライド操作部材11の一部を腕時計ケース1の外部に露出させた状態で、スライド操作部材11を本体ケース7と外装ケース8との間にスライド可能に配置することができる。このため、腕時計ケース1の外部に露出するスライド操作部材11の露出面積を最小限に小さくできるので、スライド操作部材11の不用意なスライド動作をしにくくすることができる。【選択図】 図3

Description

この発明は、腕時計や携帯情報端末機などの電子機器に用いられるスイッチ装置およびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計に用いられているスイッチ装置においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースに押圧操作部材を出没可能に設けると共に、腕時計ケースの外面にスライド操作部材をスライド可能に設け、このスライド操作部材をスライドさせて押圧操作部材を腕時計ケース内に押し込むことにより、押圧操作部材が腕時計ケース内のスイッチ部をスイッチ動作させるように構成されたものが知られている。
特開2004―170208号公報
この種のスイッチ装置は、スライド操作部材を腕時計ケースの外面にスライド可能に取り付けるために、予め、腕時計ケースの外面にスライド支持枠を複数の取付部材によってスライド可能に取り付け、このスライド支持枠にスライド操作部材を取り付け、このスライド操作部材に設けられた傾斜面が、スライド操作部材のスライドに伴って押圧操作部材を腕時計ケースの出没方向に移動させるように構成されている。
しかしながら、このようなスイッチ装置では、腕時計ケースの外面にスライド支持枠を複数の取付部材によってスライド可能に取り付け、このスライド支持枠にスライド操作部材を取り付ける必要があるため、部品点数が多く、構造が複雑になり、組立作業が面倒になるという問題がある。
また、このスイッチ装置では、腕時計ケースの外面にスライド操作部材の全体が露出しているため、スライド操作部材にものがぶつかり易く、不用意にスライド操作部材がスライドし易く、このスライド操作部材のスライドによって腕時計ケース内のスイッチ部が誤動作し易いという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で、スイッチ部の不用意なスイッチ動作を防ぐことができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、第1支持部の外側に第2支持部が設けられた支持部材と、前記第1支持部にその内外に向けて移動可能に設けられ、その移動によりスイッチ操作をする押圧操作部材と、前記第1支持部と前記第2支持部との間に前記押圧操作部材の移動方向と直交する方向にスライド可能に配置され、かつその一部が前記第2支持部から前記支持部材の外部に露出され、スライド動作によって前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド操作部材と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
この発明によれば、スライド操作部材の一部を第2支持部から支持部材の外部に露出させた状態で、スライド操作部材を第1支持部と第2支持部との間にスライド可能に配置することができる。このため、支持部材の外部に露出するスライド操作部材の露出面積を最小限に小さくすることができるので、スライド操作部材が不用意にスライド動作するのを抑制することができる。これにより、簡単な構造で、スイッチ部が不用意にスイッチ動作するのを良好に防ぐことができる。
この発明を腕時計に適用した一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計における3時側の側面を示した要部の拡大側面図である。 図2に示されたスイッチ装置のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図3に示されたスイッチ装置のB−B矢視における要部の拡大断面図である。 図3に示されたスイッチ装置のスライド操作釦をスライドさせてスイッチ部をスイッチ動作させた状態を示した要部の拡大断面図である。 図5に示されたスイッチ装置のC−C矢視における要部の拡大断面図である。 図3に示されたスイッチ装置の要部を示した拡大斜視図である。
以下、図1〜図7を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、時計バンド2が取り付けられている。また、この腕時計ケース1の3時側には、スイッチ装置3が設けられている。
この腕時計ケース1の内部には、図3〜図6に示すように、時計モジュール4が設けられている。この時計モジュール4は、図1〜図6に示すように、指針5を運針させて時刻を指示させる時計ムーブメント(図示せず)や、スイッチ部6などの時計機能に必要な各種の部品を備えている。
また、この腕時計ケース1は、図3〜図6に示すように、第1支持部である本体ケース7と第2支持部である外装ケース8とを有する支持部材である。本体ケース7は、金属や硬質の合成樹脂などの硬質の材料で形成されている。外装ケース8は、軟質の合成樹脂で形成され、本体ケース7の外周面にこれを覆って取り付けられるように構成されている。
ところで、スイッチ装置3は、図2〜図7に示すように、本体ケース7にその内部と外部とに向けて出没可能に設けられた押圧操作部材10と、本体ケース7と外装ケース8との間に押圧操作部材10の移動方向と直交する方向にスライド可能に配置されたスライド操作部材11と、を備えている。
押圧操作部材10は、図3〜図7に示すように、ほぼ丸棒状に形成され、本体ケース7に設けられた貫通孔12にその出没方向に移動可能に設けられている。すなわち、この押圧操作部材10は、その外端部13aが貫通孔12から本体ケース7の外部に突出し、内端部14aが本体ケース7の内部に突出し、この状態で外端部13aが押されると、内端部14aが時計モジュール4のスイッチ部6を押圧するように構成されている。
この場合、押圧操作部材10は、図3〜図7に示すように、その外部側が大径部13に形成されている。この大径部13の外端部13aは、半球状に形成されている。また、この大径部13の外周には、防水リング13bが設けられている。この防水リング13bは、大径部13の外周に取り付けられた状態で、貫通孔12の内周面に圧接して摺動することにより、大径部13の外周面と貫通孔12の内周面との間の防水を図るように構成されている。
また、この押圧操作部材10は、図3〜図7に示すように、その内部側が小径部14に形成されており、この小径部14の内端部14aには、環状の取付溝14bが形成されている。このため、本体ケース7の貫通孔12は、押圧操作部材10の大径部13が挿入する大径孔部12aと、押圧操作部材10の小径部14が挿入する小径孔部12bと、大径部13と小径部14との境界に設けられた段差部12cと、を有している。
これにより、押圧操作部材10の大径部13は、図3〜図7に示すように、本体ケース7の貫通孔12における大径孔部12aの軸方向の長さよりも少し長く形成されている。また、押圧操作部材10の小径部14は、本体ケース7の貫通孔12における小径孔部12bの軸方向の長さよりも長く形成され、その内端部14aが本体ケース7内に突出し、この突出した内端部14aの取付溝14bにEリングなどの抜止め部材15が取り付けられるように構成されている。
このため、押圧操作部材10は、図5および図6に示すように、その大径部13の外端部13aが押されて、大径部13が本体ケース7の貫通孔12の大径孔部12a内に没入した際に、大径部13の内端部が貫通孔12の段差部12cに当接し、かつ小径部14の内端部14aがスイッチ部6を押圧してスイッチ動作させるように構成されている。
また、この押圧操作部材10は、図3および図4に示すように、その小径部14の内端部14aがスイッチ部6のばね力によって押された際に、内端部14aの取付溝14bに取り付けられた抜止め部材15が本体ケース7の内周面に当接し、これにより大径部13が本体ケース7の貫通孔12から抜け出すことがなく、大径部13の外端部13aが本体ケース7の外部に押し出されるように構成されている。
この場合、スイッチ部6は、図3〜図6に示すように、板ばね部6aと接点部6bとを有し、板ばね部6aが接点部6bに接離可能に接触するように構成されている。すなわち、このスイッチ部6は、板ばね6aがそのばね力に抗して押圧操作部材10の内端部14aによって押圧された際に、図5および図6に示すように、板ばね部6aが接点部6bに弾接することにより、オン動作するように構成されている。
また、このスイッチ部6は、図3および図4に示すように、押圧操作部材10による押圧操作が解除された際に、板ばね部6aがそのばね力によって押圧操作部材10の内端部14aを押圧して押圧操作部材10を本体ケース7の外部に向けて押し出し、板ばね部6aが接点部6bから離れることにより、オフ動作するように構成されている。
一方、スライド操作部材11は、図2〜図7に示すように、押圧操作部材10の移動方向と直交する方向にスライドするスライド本体部16と、このスライド本体部16に設けられてスライド本体部16のスライド動作に応じて押圧操作部材10を本体ケース7の出没方向に移動させるスライド操作部17と、スライド本体部16に設けられて外装ケース8から腕時計ケース1の外部に露出するスライド操作釦18と、を備えている。
この場合、本体ケース7と外装ケース8との間には、図3〜図6に示すように、スライド操作部材11をスライド可能に収納するスライド収納部20が設けられている。このスライド収納部20は、スライド操作部材11のスライド本体部16の軸中心と押圧操作部材10の軸中心とを結ぶ直線上において、腕時計ケース1の円周方向(図3では左右方向)に沿って設けられている。
スライド本体部16は、図3〜図7に示すように、円柱状に形成され、その軸中心が押圧操作部材10の軸中心に対し腕時計ケース1の円周方向にずれた状態で、本体ケース7の外周面にその円周方向に沿ってスライド可能に配置されるように構成されている。スライド操作部17は、スライド本体部16の内端部に設けられたスライドガイド部17aと、このスライドガイド部17aの一辺部(図3では左端部)に設けられて押圧操作部材10の外端部13a側に向けて延出されたスライド傾斜部17bと、を備えている。
すなわち、スライド操作部17のスライドガイド部17aは、図3〜図6に示すように、四角形の平板状に形成され、その一辺部(図3では左端部)が押圧操作部材10に接離可能に接近するように構成されている。このスライドガイド部17aの内面(図3では下面)における四隅には、本体ケース7の外周面に接触して摺動する半球状のスライド突起部17cが設けられている。また、このスライドガイド部17aは、そのスライド方向に沿う両側部が本体ケース7の外面に設けられた一対のガイドレール7aによってガイドされるように構成されている。
また、スライド操作部17のスライド傾斜部17bは、図3〜図6に示すように、スライドガイド部17aの一辺部(図3では左端部)から押圧操作部材10の外端部13aに向けて斜め上方に向けて延出され、この延出されスライド傾斜部17bの内側面(図3では下側面)に押圧操作部材10の外端部13aが弾接した状態で摺動するように構成されている。
すなわち、このスライド傾斜部17bは、図5および図6に示すように、スライドガイド部17aが押圧操作部材10に接近した際に、押圧操作部材10の外端部13aが位置する箇所のスライド傾斜部17bの内側面が本体ケース7の外面に最も接近することにより、押圧操作部材10の外端部13aを最も押し込むように構成されている。
また、このスライド傾斜部17bは、図3および図4に示すように、スライドガイド部17aが押圧操作部材10から離れる際に、押圧操作部材10の外端部13aが位置する箇所のスライド傾斜部17bの内側面が本体ケース7の外面から徐々に離れることにより、押圧操作部材10の外端部13aがスイッチ部6のばね力によって徐々に押し出されるように構成されている。
一方、スライド操作釦18は、図2〜図7に示すように、スライド本体部16の外端部に設けられて、外装ケース8のスライド開口部19内にスライド可能に挿入されるように構成されている。このスライド開口部19は、その内部にスライド操作釦18が挿入された状態で、腕時計ケース1の円周方向(図2および図3では左右方向)に沿ってスライドするように構成されている。このスライド開口部19は、腕時計ケース1の円周方向に沿って長い長方形状に形成されている。
すなわち、このスライド開口部19は、図2〜図6に示すように、その腕時計ケース1の円周方向(図2では左右方向)における長さが、スライド操作釦18およびそのスライド長さの両方の長さとほぼ同じ長さで形成されている。この場合、スライド操作釦18は、腕時計ケース1の円周方向と直交する方向(図2では上下方向)のスライド開口部19の長さ(幅)とほぼ同じ長さの辺部を有する四角形の角柱状に形成されている。
また、このスライド操作釦18は、図2〜図6に示すように、その軸方向(図3では上下方向)における長さ(厚み)がスライド開口部19の深さ、つまりスライド開口部19が位置する箇所の外装ケース8の厚みよりも少し長く形成されている。これにより、スライド操作釦18は、その外端部が外装ケース8のスライド開口部19から腕時計ケース1の外部に少し突出した状態で、スライド開口部19内にその長手方向に沿って移動するように構成されている。
すなわち、このスライド操作釦18は、図2および図3に示すように、押圧操作部材10から離れた位置、つまりスライド開口部19の一端部側(図3では右端部側)に位置した際に、スライド操作部17のスライドガイド部17aを圧操作部材10から離して押圧操作部材10をスライド傾斜部17bの傾斜位置(図3ではスライド傾斜部17bの左側上部)に応じて本体ケース7の貫通孔12から外部に突出させるように構成されている。
また、このスライド操作釦18は、図2および図4に示すように、押圧操作部材10に接近する位置、つまりスライド開口部19の他端部側(図5では左端部側)に位置した際に、スライド操作部17のスライドガイド部17aを押圧操作部材10に接近させて、押圧操作部材10をスライド傾斜部17bの傾斜位置(図5ではスライド傾斜部17bの右側下部)に応じて本体ケース7の貫通孔12内に押し込むように構成されている。
この場合、スライド操作釦18の下面、つまりスライド本体部16の上端部には、図2〜図7に示すように、スライド操作釦18のスライドに応じてスライド開口部19を塞ぐ第1、第2の目隠し部21、22が設けられている。これら第1、第2の目隠し部21、22それぞれは、スライド開口部19よりも少し大きい長方形の平板状に形成されている。
すなわち、これら第1、第2の目隠し部21、22は、図2〜図7に示すように、腕時計ケース1の円周方向(図3では左右方向)の長さが、スライド操作釦18のスライド長さよりも長く、かつスライド開口部19の長手方向の長さよりも少し短い長さで、また腕時計ケース1の円周方向と直交する方向(図4における左右方向)の長さがスライド開口部19の長手方向と直交する方向の長さよりも少し長く形成されている。
この場合、第1、第2の目隠し部21、22の各上面における先端部には、図3、図5、および図7に示すように、スライド開口部19のスライド方向に沿う両側の縁部に位置する外装ケース8の下面に接触して摺動する複数のスライド突起21a、22aがそれぞれ設けられている。
これにより、第1の目隠し部21は、図2および図3に示すように、スライド操作釦18が押圧操作部材10から離れた位置、つまりスライド開口部19の一端部側(図3では右端部側)に位置した際に、そのスライド操作釦18の他端部側(図3では左側)に位置する箇所のスライド開口部19を塞ぐように構成されている。
また、第2の目隠し部22は、図2および図5に示すように、スライド操作釦18が押圧操作部材10に接近した位置、つまりスライド開口部19の端部側(図5では左端部側)に位置した際に、そのスライド操作釦18の一端部側(図5では右側)に位置する箇所のスライド開口部19を塞ぐように構成されている。
次に、このような腕時計におけるスイッチ装置3の作用について説明する。
このスイッチ装置3を腕時計ケース1に組み付ける場合には、まず、腕時計ケース1の本体ケース7に押圧操作部材10を取り付ける。このときには、予め、押圧操作部材10の大径部13に防水リング13bを取り付け、この押圧操作部材10を本体ケース7の貫通孔12にその外部側から挿入させる。
これにより、防水リング13bが貫通孔12の大径孔部12aの内周面に摺動可能に弾接した状態で、押圧操作部材10の内端部14aが本体ケース7内に突出される。この状態で、本体ケース7内に突出した押圧操作部材10の内端部14aに設けられた環状の取付溝14bに抜止め部材15を取り付ける。この後、本体ケース7内に時計モジュール4を組み込むと共に、本体ケース7の外周に外装ケース8をスライド操作部材11と共に取り付ける。
この場合、本体ケース7内に時計モジュール4を組み込む際には、押圧操作部材10を本体ケース7の外部に向けて押し出し、押圧操作部材10の内端部14aに取り付けられた抜止め部材15を本体ケース7の内周面に押し当てる。これにより、本体ケース7内に突出する押圧操作部材10の内端部14aの突出長さを最小限にする。
この状態で、本体ケース7内に時計モジュール4を組み込み、この時計モジュール4のスイッチ部6を押圧操作部材10の内端部14aに対応させる。これにより、スイッチ部6の板ばね部6aが押圧操作部材10の内端部14aに弾接し、この板ばね部6aのばね力によって押圧操作部材10が本体ケース7の外部に向けて押し出される。このときには、押圧操作部材10の内端部14aに取り付けられた抜止め部材15が本体ケース7の内周面に押し当てられた状態を維持する。
また、本体ケース7の外周に外装ケース8を取り付ける際には、まず、外装ケース8にスライド操作部材11を配置する。このときには、スライド操作部材11のスライド操作釦18を外装ケース8のスライド開口部19にその内側から挿入し、第1、第2の目隠し部21、22の各スライド突起21a、22aをスライド開口部19の縁部に位置する外装ケース8の内面に摺動可能に接触させる。
この状態で、外装ケース8を本体ケース7の外周に取り付ける。このときには、スライド操作部材11が本体ケース7と外装ケース8との間のスライド収納部20内に配置されると共に、スライド操作部17のスライド傾斜部17bが押圧操作部材10に対応し、この状態で外装ケース8が本体ケース7の外周に取り付けられる。これにより、スライド操作部材11が本体ケース7と外装ケース8との間にスライド可能に取り付けられると共に、スライド操作部17のスライドガイド部17aが一対のガイドレール7a間にスライド可能に配置される。
このときには、第1、第2の目隠し部21、22の各スライド突起21a、22aがスライド開口部19の縁部に位置する外装ケース8の内面に押し当てられた状態で、スライド操作部17のスライドガイド部17aのスライド突起部17cが、スライド収納部20に対応する本体ケース7の外面に摺動可能に当接する。また、このときには、スライド操作釦18が外装ケース8のスライド開口部19にスライド可能に挿入された状態で腕時計ケース1の外部に露出する。
次に、このスイッチ装置3を操作する場合について説明する。
通常状態では、図2〜図4に示すように、スライド操作釦18が押圧操作部材10から最も離れた位置、つまり外装ケース8のスライド開口部19の一端部(図3では右端部)に位置し、スライド操作部17のスライドガイド部17aが押圧操作部材10から最も離れた位置に配置され、かつスライド操作部17のスライド傾斜部17bの先端上部側、つまり本体ケース7の外面からスライド傾斜部17bの内側面が最も離れた箇所に押圧操作部材10の外端部13aが位置している。
この状態では、押圧操作部材10の内端部14aが腕時計ケース1内の時計モジュール4に組み込まれたスイッチ部6のばね力によって押され、押圧操作部材10の外端部13aが本体ケース7と外装ケース8との間のスライド収納部20内に最も長く押し出されている。このときには、スイッチ部6は、板ばね部6aが接点部6bから離れていることにより、オフ状態になっている。また、このときには、第1の目隠し部21がスライド操作釦18の他端部側(図3では左側)に位置する箇所のスライド開口部19を塞いでいる。
このような状態で、スイッチ部6をスイッチ動作させる際には、スライド操作釦18を外装ケース8のスライド開口部19に沿ってスライドさせる。すなわち、スライド操作釦18をスライド開口部19の一端部(図3では右端部)から他端部(図3では左端部)に向けてスライドさせる。すると、スライド操作釦18が押圧操作部材10に向けてスライドすることにより、スライド操作部17のスライドガイド部17aが一対のガイドレール7aによってガイドされながら押圧操作部材10の外端部13aに向けてスライドする。
このときには、スライドガイド部17aの下面に設けられたスライド突起部17cが本体ケース7の外面に接触して摺動すると共に、第1、第2の目隠し部21、22の各スライド突起21a、22aが外装ケース8の内面に接触して摺動するので、スライド操作部材11がスライド収納部20内を円滑にスライドする。
また、このときには、スライド操作部材11のスライドに伴って、スライド操作部17のスライド傾斜部17bがその傾斜位置に応じて押圧操作部材10の外端部13aをスイッチ部6の板ばね部6aのばね力に抗して本体ケース7内に向けて徐々に押し込む。すなわち、スライド操作部17のスライドガイド部17aが押圧操作部材10に接近するのに伴って、押圧操作部材10の外端部13aが位置するスライド操作部17のスライド傾斜部17bの箇所が、本体ケース7の外面に徐々に接近するので、押圧操作部材10の外端部13aが本体ケース7内に向けて徐々に押し込まれる。
そして、スライド操作釦18がスライド開口部19の他端部(図2では左端部)にスライドして、スライド操作部17のスライドガイド部17aが押圧操作部材10に最も接近すると、押圧操作部材10の外端部13aが位置するスライド操作部17のスライド傾斜部17bの箇所が、本体ケース7の外面に最も接近する。このため、押圧操作部材10の外端部13aは、スイッチ部6の板ばね部6aのばね力に抗して本体ケース7の貫通孔12内に最も押し込まれる。
このときには、押圧操作部材10の内端部14aが本体ケース7内に最も押し込まれ、この押し込まれた内端部14aがスイッチ部6の板ばね部6aを押圧してスイッチ部6の接点部6bに接触させる。これにより、スイッチ部6がスイッチ動作してオン状態になる。この状態では、第1の目隠し部21がスライド開口部19の他端部側(図5では左側)に位置する外装ケース8の内面に移動し、第2の目隠し部22がスライド操作釦18の一端部側(図5では右側)に位置する箇所のスライド開口部19を塞ぐ。
また、この状態で、スライド操作釦18に対するスライド操作が解除されると、スイッチ部6の板ばね部6aがそのばね力によって押圧操作部材10の内端部14aを本体ケース7の外部に向けて押し出す。このときには、押圧操作部材10の外端部13aがスライド操作部17のスライド傾斜部17bを押圧するため、押圧操作部材10の外端部13aの押圧力によってスライド傾斜部17bがその傾斜方向に沿って移動する。
このため、スライド操作部17は、スライド傾斜部17bの移動に伴ってスライド収納部20を押圧操作部材10の外端部13aから徐々に離れる方向にスライドする。そして、押圧操作部材10がスイッチ部6の板ばね部6aによって本体ケース7の貫通孔12から最も押し出されると、板ばね部6aが接点部6bから最も離れるので、スイッチ部6がオフ状態になる。
この状態では、押圧操作部材10の外端部13aによってスライド操作部17のスライド傾斜部17bがスライドガイド部17aを押圧操作部材10から最も離れた位置に移動させる。これにより、スライド操作釦18がスライド開口部19内をスライドしてスライド開口部19の一端部(図3では右端部)に位置し、初期位置に戻る。このときには、第2の目隠し部22がスライド開口部19の一端部側(図3では右側)に位置する外装ケース8の内面に移動し、第1の目隠し部21がスライド操作釦18の他端部側(図3では左側)に位置する箇所のスライド開口部19を塞ぐ。
このように、このスライド操作部材11は、スライド操作釦18に対するスライド操作が解除されると、スイッチ部6の板ばね部6aのばね力によって押圧操作部材10の内端部14aが本体ケース7の外部に向けて押し出されることにより、押圧操作部材10の外端部13aの突出長さに応じてスライド操作部17のスライド傾斜部17bがスライドして、スライド操作釦18がスライド開口部19内をスライドして自動的に初期位置に戻る。
このように、この腕時計のスイッチ装置3によれば、本体ケース7の外周に外装ケース8が設けられた腕時計ケース1と、本体ケース7にその出没方向に移動可能に設けられて、本体ケース7内のスイッチ部6を押圧操作する押圧操作部材10と、本体ケース7と外装ケース8との間に押圧操作部材10の移動方向と直交する方向にスライド可能に配置され、かつその一部が外装ケース8から外部に露出され、この状態でスライド動作によって押圧操作部材10を本体ケース7の出没方向に移動させるスライド操作部材11と、を備えていることにより、簡単な構造で、スイッチ部6の不用意なスイッチ動作を防ぐことができる。
すなわち、この腕時計のスイッチ装置3では、スイッチ部6を押圧操作する押圧操作部材10を、既存の押釦と同様に本体ケース7にその出没方向に移動可能に設けることができると共に、この押圧操作部材10をスライド操作によって本体ケース7の出没方向に移動させるためのスライド操作部材11を、本体ケース7と外装ケース8との間にスライド可能に配置させた構成であるから、部品点数が少なく、構造が簡単で、組立作業が容易にできる。
また、この腕時計のスイッチ装置3では、スライド操作部材11の一部であるスライド操作釦18を外装ケース8から腕時計ケース1の外部に露出させた状態で、スライド操作部材11を本体ケース7と外装ケース8との間にスライド可能に配置することができるので、腕時計ケース1の外部に露出するスライド操作部材11の露出面積を最小限に小さくすることができる。これにより、スライド操作部材11がものにぶつかりにくく、かつ不用意にスライドするのを防ぐことができるので、スイッチ部6が不用意にスイッチ動作するのを良好に防ぐことができる。
この場合、スライド操作部材11は、押圧操作部材10の移動方向と直交する方向にスライドするスライド本体部16と、このスライド本体部16に設けられてスライド本体部16のスライド動作に応じて押圧操作部材10を本体ケース7の出没方向に移動させるスライド操作部17と、スライド本体部16に設けられて外装ケース8から腕時計ケース1の外部に露出するスライド操作釦18と、を備えていることにより、スライド操作釦18を操作してスライド本体部16をスライドさせるだけで、スイッチ部6を確実にかつ良好にスイッチ動作させることができる。
すなわち、このスライド操作部材11は、スライド操作釦18をスライド操作すると、スライド本体部16がスライドし、このスライド本体部16のスライド動作に伴ってスライド操作部17がスライドして押圧操作部材10を押圧操作することができるので、この押圧操作部材10によって本体ケース7内に設けられたスイッチ部6を確実にかつ良好にスイッチ動作させることができる。
この場合、スライド操作部17は、スライドガイド部17aとスライド傾斜部17bとを有し、このスライド傾斜部17bがスライド本体部16のスライド動作に応じて押圧操作部材10を本体ケース7の出没方向に移動させる構成であるから、スライド本体部16のスライドに伴って、スライド傾斜部17bがその傾斜に応じて押圧操作部材10を本体ケース7の出没方向に確実にかつ良好に移動させることができる。
すなわち、このスライド操作部17は、スライド操作部17のスライドガイド部17aが押圧操作部材10に接近する際に、そのスライドガイド部17aの移動に伴って、押圧操作部材10の外端部13aが位置するスライド傾斜部17bの箇所を、本体ケース7の外面に対して徐々に接近させることができるので、このスライド傾斜部17bによって押圧操作部材10を本体ケース7内に向けて確実にかつ良好に押し込むことができる。
また、このスライド操作部17は、押圧操作部材10の外端部13aが本体ケース7の外部に向けて押し出される際に、押圧操作部材10の外端部13aの突出長に応じてスライド傾斜部17bがスライドガイド部17aを押圧操作部材10から離れる方向にスライドさせることができるので、スライド操作部材11を自動的に初期位置に戻すことができる。
この場合、スライド操作部17は、スライドガイド部17aの下面における四隅にスライド突起部17cが設けられていることにより、スライド操作部17のスライドガイド部17aが本体ケース7の外面に沿ってスライドする際に、スライド突起部17cを本体ケース7の外面に接触させて摺動させることができるので、スライド操作部17を円滑にかつ良好にスライドさせることができる。
また、このスイッチ装置3では、本体ケース7と外装ケース8との間に、スライド操作部材11をスライド可能に収納するスライド収納部20が設けられていることにより、スライド収納部20にスライド操作部材11をスライド可能に収納することができる。このため、スライド操作部材11を腕時計ケース1に容易にかつ良好に組み付けることができると共に、スライド操作部材11を腕時計ケース1に組み付けても、腕時計ケース1の外形が大きくならず、腕時計ケース1をコンパクトに構成することができる。
この場合、外装ケース8には、スライド操作部材11のスライド操作釦18がスライド可能に挿入されて腕時計ケース1の外部に露出するスライド開口部19が設けられていることにより、本体ケース7と外装ケース8との間に設けられたスライド収納部20内にスライド操作部材11をスライド可能に収納しても、スライド開口部19からスライド操作部材11のスライド操作釦18を腕時計ケース1の外部に露出させることができるので、このスライド操作釦18によってスライド操作部材11を良好にスライド動作させることができる。
すなわち、スライド操作釦18は、外装ケース8に設けられたスライド開口部19に挿入されて、スライド操作釦18の外端部のみが腕時計ケース1の外部に突出するだけであるから、スライド操作釦18がものにぶつかりにくくすることができ、かつスライド操作釦18を不用意にスライドしにくくすることができる。このため、押圧操作部材10がスライド操作部材11によって不用意に本体ケース7の出没方向に移動するのを抑制することができ、スイッチ部6が不用意にスイッチ動作するのを良好に防ぐことができる。
また、このスイッチ装置3では、スライド操作部材11がスライド操作釦18のスライドに応じてスライド開口部19を塞ぐ第1、第2の目隠し部21、22を備えていることにより、外装ケース8にスライド操作釦18がスライド可能に挿入するスライド開口部19を設けても、第1、第2の目隠し部21、22によってスライド開口部19を塞ぐことができるので、スライド開口部19から外装ケース8内のスライド収納部20内に埃などの塵挨が侵入するのを防ぐことができる。
すなわち、第1の目隠し部21は、スライド操作釦18が押圧操作部材10から離れてスライド開口部19の一端部(図3では右端部)に位置している状態のときに、そのスライド操作釦18の他端部側(図3では左側)に位置するスライド開口部19を塞ぐことができる。また、第2の目隠し部22は、スライド操作釦18が押圧操作部材10に接近してスライド開口部19の他端部(図5では左端部)に位置している状態のときに、そのスライド操作釦18の一端部側(図5では右側)に位置するスライド開口部19を塞ぐことができる。
この場合、第1、第2の目隠し部21、22の下面における各先端部には、スライド開口部19の縁部に位置する外装ケース8の内面に接触して摺動する複数のスライド突起21a、22aが設けられていることにより、スライド操作釦18のスライド動作に応じて、複数のスライド突起21a、22aを外装ケース8の内面に接触させて摺動させることができるので、第1、第2の目隠し部21、22を円滑にかつ良好にスライドさせることができる。
さらに、この腕時計では、腕時計ケース1が本体ケース7と外装ケース8とを有し、この腕時計ケース1の外形がほぼ円形状に形成され、その内部にスイッチ部6を有する時計モジュール4が組み込まれ、スライド操作部材11が腕時計ケース1の円周方向に沿ってスライドする構成であるから、腕時計ケース1の外周にスイッチ装置3を容易にかつ良好に設けることができる。
なお、上述した実施形態では、押圧操作部材10がスイッチ部6のばね力で押し出される際に、その押圧操作部材10によってスライド操作部17のスライド傾斜部17bがスライドして、スライド操作部17を初期位置に戻すように構成した場合について述べたが、この発明は、必ずしも押圧操作部材10によってスライド操作部17のスライド傾斜部17bがスライドする必要はない。
すなわち、この発明のスイッチ装置は、例えば、スライド操作部材11を初期位置に戻すばね部材などの付勢部材を備えた構成であっても良く、またスライド操作部材11がスイッチ部6のばね力でスライドせず、スライド操作釦18のスライド操作のみによってスライドするように構成しても良い。
また、上述した実施形態では、押圧操作部材10がスイッチ部6を押圧操作するように構成した場合について述べたが、この発明は、これに限らず、押圧操作部材をスイッチ部の一部として構成しても良い。例えば、スイッチ部を、一対の接点同士が互いに接離可能に接触する接点部と、この接点部を押圧操作する操作子とによって、マイクロスイッチなどのように構成し、このスイッチ部の操作子を押圧操作部材として兼用するように構成しても良い。
また、上述した実施形態では、腕時計ケース1の外周にその円周方向に沿って設けた場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば時計バンド2が取り付けられる箇所に対応する腕時計ケース1の上部側に設けた構成であっても良い。
さらに、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の指針式の時計に適用することができる。また、この発明は必ずしも時計である必要はなく、例えば携帯電話機や携帯情報端末機などの各種の電子機器に広く適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、第1支持部の外側に第2支持部が設けられた支持部材と、前記第1支持部にその内外に向けて移動可能に設けられ、その移動によりスイッチ操作をする押圧操作部材と、前記第1支持部と前記第2支持部との間に前記押圧操作部材の移動方向と直交する方向にスライド可能に配置され、かつその一部が前記第2支持部から前記支持部材の外部に露出され、スライド動作によって前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド操作部材と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、前記スライド操作部材は、前記押圧操作部材の移動方向と直交する方向にスライドするスライド本体部と、前記スライド本体部に設けられて前記スライド本体部のスライド動作に応じて前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド操作部と、前記スライド本体部に設けられて前記第2支持部から前記支持部材の外部に露出するスライド操作釦と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスイッチ装置において、前記スライド操作部は、前記第1支持部の外面に沿ってスライドするスライドガイド部と、このスライドガイド部のスライド動作に応じて前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド傾斜部と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記第1支持部と前記第2支持部との間には、前記スライド操作部材をスライド可能に収納するスライド収納部が設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記第2支持部には、前記スライド操作部材の前記スライド操作釦がスライド可能に挿入されて前記支持部材の外部に露出するスライド開口部が設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記スライド操作部材は、前記スライド操作釦のスライド動作に応じて前記スライド開口部を塞ぐ目隠し部を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の時計において、前記支持部材は、前記第1支持部である本体ケースと前記第2支持部である外装ケースとを有する時計ケースであり、前記本体ケースは、その外形がほぼ円形状に形成され、その内部に前記スイッチ部を有する時計モジュールが組み込まれており、前記スライド操作部材は、前記時計ケースの円周方向に沿ってスライドすることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
3 スイッチ装置
4 時計モジュール
6 スイッチ部
6a 板ばね部
6b 接点部
7 本体ケース
7a ガイドレール
8 外装ケース
10 押圧操作部材
11 スライド操作部材
12 貫通孔
13 大径部
13a 外端部
13b 防水リング
14 小径部
14a 内端部
15 抜止め部材
16 スライド本体部
17 スライド操作部
17a スライドガイド部
17b スライド傾斜部
17c スライド突起部
18 スライド操作釦
19 スライド開口部
20 スライド収納部
21、22 第1、第2の目隠し部
21a、22a スライド突起

Claims (8)

  1. 第1支持部の外側に第2支持部が設けられた支持部材と、
    前記第1支持部にその内外に向けて移動可能に設けられ、その移動によりスイッチ操作をする押圧操作部材と、
    前記第1支持部と前記第2支持部との間に前記押圧操作部材の移動方向と直交する方向にスライド可能に配置され、かつその一部が前記第2支持部から前記支持部材の外部に露出され、スライド動作によって前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド操作部材と、
    を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置において、前記スライド操作部材は、前記押圧操作部材の移動方向と直交する方向にスライドするスライド本体部と、前記スライド本体部に設けられて前記スライド本体部のスライド動作に応じて前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド操作部と、前記スライド本体部に設けられて前記第2支持部から前記支持部材の外部に露出するスライド操作釦と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項2に記載のスイッチ装置において、前記スライド操作部は、前記第1支持部の外面に沿ってスライドするスライドガイド部と、このスライドガイド部のスライド動作に応じて前記押圧操作部材を前記第1支持部の内外に向けて移動させるスライド傾斜部と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記第1支持部と前記第2支持部との間には、前記スライド操作部材をスライド可能に収納するスライド収納部が設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記第2支持部には、前記スライド操作部材の前記スライド操作釦がスライド可能に挿入されて前記支持部材の外部に露出するスライド開口部が設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記スライド操作部材は、前記スライド操作釦のスライド動作に応じて前記スライド開口部を塞ぐ目隠し部を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計。
  8. 請求項7に記載の時計において、前記支持部材は、前記第1支持部である本体ケースと前記第2支持部である外装ケースとを有する時計ケースであり、前記本体ケースは、その外形がほぼ円形状に形成され、その内部に前記スイッチ部を有する時計モジュールが組み込まれており、前記スライド操作部材は、前記時計ケースの円周方向に沿ってスライドすることを特徴とする時計。



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