JP2018073511A - キーユニットおよび電子機器 - Google Patents

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【課題】簡易な構造で小型化を図ることができるキーユニットを提供する。【解決手段】本発明の一態様に係るキーユニットは、筐体(2)の壁部(21)の外面(22)側に設けられるサイドキー(4)と、壁部(21)の内面(23)側に設けられるキー取付具(5)とを含み、サイドキー(4)とキー取付具(5)とは、壁部(21)の厚み方向に形成された係合用貫通孔(25)内において互いに係合している。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器の筐体に設けられるキーユニットおよび当該キーユニットを備えた電子機器に関する。
従来、電子機器の筐体内部に配置されたスイッチを操作するキーユニット(キー構造体)として、キートップを有するキー本体と、当該キー本体を筐体に取り付けるキー取付具とを具備したものが知られている。
図7は、特許文献1に記載された、従来のキーユニットの一例を示す斜視図である。図7に示すように、特許文献1には、筐体101の壁部102を面方向(壁部102の面内方向)に貫通する第2貫通孔103を通して、閂部材104をキートップ部105の案内部106に挿入することでキートップ部105を筐体101に取り付けるキーユニットが開示されている。
特開2015−12563号公報(2015年1月19日公開)
しかしながら、上述のような従来技術では、閂部材104をキートップ部105の案内部106に挿入するため、案内部106の厚み(奥行き)が大きくなる。そのため、案内部106を配置するスペースを確保するために、筐体101の壁部102の一部を筐体101の内側へ突出させる必要性がある。その結果、上述のような従来技術は、筐体101内部における部品配置が制限され、部品配置の自由度が低下するという課題がある。
本発明の一態様は、上記従来の課題に鑑みてなされてものであり、簡易な構造でキーユニットの小型化を図ることにより、電子機器の筐体内における部品配置を制限することなく、部品配置の自由度を向上させることを目的としたものである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るキーユニットは、電子機器の筐体の壁部に設けられ、前記筐体内部に配置されたスイッチを操作するキーユニットであって、前記壁部の外面側に設けられるキー本体と、前記壁部の内面側に設けられ、前記キー本体を前記壁部に取り付けるキー取付具とを含み、前記キー本体と前記キー取付具とは、前記壁部の厚み方向に形成された貫通孔内において互いに係合していることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、簡易な構造でキーユニットの小型化を図ることにより、電子機器の筐体内における部品配置を制限することなく、部品配置の自由度を向上させることができるという効果を奏する。
(a)は、実施形態1に係る携帯端末の外観を示す正面図であり、(b)は、(a)に示される携帯端末の外観を示す側面図である。 (a)は、図1の(b)に示される点線枠内を示す拡大図であり、(b)は、(a)に示されるサイドキーを含むキーユニットの分解図である。 図2の(a)に示される携帯端末のA−A’断面図である。 図2の(a)に示される携帯端末のB−B’断面図である。 実施形態2に係るキーユニットが備える本体側係合部および取付具側係合部を示す断面図である。 (a)は、実施形態3に係るキーユニットが備えるサイドキーを示す平面図であり、(b)は、上記キーユニットを示す分解図である。 従来のキーユニットの一例を示す斜視図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1〜図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、簡易な構造で小型化を図ることができる本発明の一態様に係るキーユニットを、携帯端末のサイドキーに適用した場合を例にして説明する。
本発明が適用される携帯端末としては、スマートフォン、タブレット端末、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、モバイルパソコン、モバイルツール、電子辞書、電卓、およびゲーム機等を挙示することができる。ただし、本発明の一態様に係るキーユニットは、携帯端末に限らず、その他の電子機器に適用することも可能である。
(携帯端末の構成)
図1の(a)は、本実施形態に係る携帯端末1の外観を示す正面図であり、図1の(b)は、図1の(a)に示される携帯端末1の外観を示す側面図である。図1の(a)および(b)に示すように、携帯端末1は、正面側に、タッチパネルを含むディスプレイ3を収容する扁平な略矩形形状の筐体2を備える。また、筐体2の外周側壁をなす壁部21には、携帯端末1の例えば電源キー等として機能するサイドキー4が設けられている。この筐体2の内部には、各種の電子部品を実装した回路基板、バッテリー、放熱シート等の各種部品が収納されている。
(キーユニットの説明)
図2の(a)は、図1の(b)に示される点線枠内を示す拡大図であり、図2の(b)は、図2の(a)に示されるサイドキー4を含むキーユニットを示す分解図である。なお、図2の(b)では、説明の便宜上、筐体2の壁部21を透視図として図示している。
図2の(a)および(b)に示すように、携帯端末1は、サイドキー(キー本体)4、キー取付具5、キー押し子6を含むキーユニットを備えている。キーユニットは、筐体2の壁部21の外面22に設けられたサイドキー4が押下されることにより、筐体2の内部に配置されたスイッチ7を操作するものである。
スイッチ7は、壁部21の内面23に対して略平行に配置された、FPC(Flexible Printed Circuits;フレキシブルプリント基板)等からなるサブ回路基板8に実装されている。また、スイッチ7は、PWB(Printed Wiring Board)に実装されるタクトスイッチであってもよい。
サイドキー4は、筐体2の壁部21の外面22側に、壁部21の厚み方向に移動可能に設けられる。サイドキー4は、キートップ部41、および本体側係合爪(本体側係合部)42を含んでいる。
キートップ部41は、平面視において略長方形形状を有する板状部材である。キートップ部41は、壁部21の外面22に形成された凹部24に収容される。凹部24は、キートップ部41が収容可能な略長方形形状を有している。
キートップ部41の表面43は、サイドキー4のキートップとして機能する。また、表面43とは反対側のキートップ部41の底面44には、その長手方向の両端部に、キー取付具5と係合可能な断面略L字型の本体側係合爪42がそれぞれ突設されている。2つの本体側係合爪42は、互いの向きが180度反転するように異方向を向いて配置されている。本体側係合爪42は、壁部21を厚み方向に貫通し、凹部24の底面で開口した2つの係合用貫通孔25内に挿入される。
キー取付具5は、壁部21の内面23側に設けられ、壁部21からサイドキー4が抜け落ちないように、サイドキー4を壁部21に取り付けるものである。キー取付具5は、壁部21の内面23側から係合用貫通孔25に埋め込まれるように挿設される。キー取付具5は、フランジ部51、円柱部52、防水リング53、および取付具側係合爪(取付具側係合部)54を含んでいる。
フランジ部51は、壁部21の内面23側からキー取付具5が係合用貫通孔25へ挿設される場合、係合用貫通孔25の周囲に位置する壁部21の内面23と当接する板状部材である。これにより、キー取付具5が位置決めされるとともに、壁部21の外面22方向へのキー取付具6の位置ずれが防止される。なお、フランジ部51の表面51aは、係合用貫通孔25の周囲に位置する壁部21の内面23に接着剤等によって接着されていてもよい。これにより、係合用貫通孔25からキー取付具5が抜け落ちることを防止することができる。なお、ビス等の留め具を使用して、壁部21の内面23にキー取付具5を固定してもよい。
円柱部52は、係合用貫通孔25に挿入される略円柱部材である。円柱部52の周面には、弾性材料からなる防水リング53が取り付けられている。この防水リング53が、係合用貫通孔25の内周面に密着することで、係合用貫通孔25における防水性を確保することができる。ただし、防水リング53は必須ではなく、省略することも可能である。
取付具側係合爪54は、円柱部52の先端部に取り付けられた、断面略L字型の爪部である。取付具側係合爪54は、サイドキー4の本体側係合爪42と係合可能な形状に構成されている。
キー押し子6は、ユーザによるサイドキー4の押下に伴って変形し、スイッチ7を押圧するものである。キー押し子6は、壁部21を厚み方向に貫通し、凹部24の底面で開口したスイッチ用貫通孔26内に、壁部21の内面23側から挿設される。スイッチ用貫通孔26は、凹部24の底面で開口した2つの係合用貫通孔25の間に形成されている。
キー押し子6は、押圧板61、円筒部62、および軸部63を含んでいる。押圧板61は、軸部63のスイッチ7側の端部に、スイッチ7と略平行に取り付けられた板状部材である。サイドキー4が押下された場合、押圧板61は軸部63に連動して移動し、スイッチ7を押圧する。押圧板61を用いることにより、スイッチ7の押圧をより確実に行うことが可能となる。
円筒部62は、弾性材料からなる略円筒部材である。円筒部62の外周面は、キー押し子6がスイッチ用貫通孔26へ挿入される際、スイッチ用貫通孔26の内周面に密着する。これにより、スイッチ用貫通孔26における防水性を確保することができる。
軸部63は、サイドキー4の押下に伴って、壁部21の厚み方向へ移動する略円柱部材である。軸部63のサイドキー4側の端部は、キートップ部41の底面44に当接している。そのため、軸部63は、ユーザによるサイドキー4の押下に伴って、サイドキー4とともにスイッチ7の方向へ移動する。これにより、軸部63のスイッチ7側の端部に取り付けられた押圧板61によって、スイッチ7が押圧される。
図3は、図2の(a)に示される携帯端末1のA−A’断面図である。図3に示すように、携帯端末1では、サイドキー4の断面略L字型の本体側係合爪42は、壁部21の外面22側から係合用貫通孔25へ挿入される。また、キー取付具5の断面略L字型の取付具側係合爪54は、壁部21の内面23側から係合用貫通孔25へ挿入される。そして、本体側係合爪42と取付具側係合爪54とは、係合用貫通孔25内において互いに係合する。
このように、携帯端末1では、サイドキー4の本体側係合爪42と、キー取付具5の取付具側係合爪54とを係合用貫通孔25内において互いに係合させている。そのため、キー取付具5によって、サイドキー4が壁部21の厚み方向に移動可能なように、サイドキー4を壁部21に簡単に取り付けることが可能となる。したがって、携帯端末1では、従来のように、キーユニットを配置するために、筐体2の壁部21の一部を筐体2の内側へ突出させる必要性がなく、また、壁部21を面方向(面内方向)に貫通する貫通孔を形成する必要性もない。したがって、簡易な構造でキーユニットの小型化を図ることにより、携帯端末1の筐体2内における部品配置を制限することなく、部品配置の自由度を向上させることができる。
また、携帯端末1では、キー取付具5は、壁部21の内面23側から係合用貫通孔25に挿設されている。具体的には、キー取付具5は、フランジ部51を除く部分が係合用貫通孔25内に位置するように配置されている。そのため、筐体2内におけるキー取付具5の配置スペースを小さくすることが可能となるため、携帯端末1の筐体2内における部品配置の自由度をより向上させることができる。
なお、キー取付具5全体が係合用貫通孔25内に配置されるように、係合用貫通孔25の形状を変更してもよい。例えば、フランジ部51の底面51bと壁部21の内面23とが同一面上に位置するように、係合用貫通孔25の形状を変更してもよい。これにより、筐体2内におけるキー取付具5の配置スペースをなくすことが可能となるため、携帯端末1の筐体2内における部品配置の自由度をさらに向上させることができる。
図4は、図2の(a)に示される携帯端末1のB−B’断面図である。図4に示すように、携帯端末1では、キー押し子6は、スイッチ用貫通孔26に挿設される。この際、キー押し子6の円筒部62の周面が、スイッチ用貫通孔26の内周面の周方向に形成された溝に密着する。これにより、スイッチ用貫通孔26における防水性を確保することができる。
また、キー押し子6の軸部63のサイドキー4側の端部はキートップ部41の底面44に当接し、軸部63のスイッチ7側の端部には押圧板61が取り付けられている。そのため、ユーザによるサイドキー4の押下に伴って、軸部63はサイドキー4と連動してスイッチ7の方向へ移動し、押圧板61がスイッチ7を押圧することにより、スイッチ7が操作される。
(携帯端末の効果)
このように、本実施形態に係る携帯端末1は、筐体2の壁部21に設けられ、筐体2内に配置されたスイッチ7を操作するキーユニットを備える。キーユニットは、壁部21の外面22側に設けられるサイドキー4と、壁部21の内面23側に設けられ、サイドキー4を壁部21に取り付けるキー取付具5とを含み、サイドキー4とキー取付具5とは、壁部21の厚み方向に貫通した係合用貫通孔25内において互いに係合している。
携帯端末1では、サイドキー4とキー取付具5とは、壁部21の厚み方向に貫通した係合用貫通孔25内において係合している。そのため、従来のように、キーユニットを配置するために、筐体の壁部の一部を内側へ突出させる必要性がなく、また、壁部21を面方向(面内方向)に貫通する貫通孔を形成する必要性もない。
したがって、本実施形態によれば、筐体2内の部品配置を制限することなく、部品配置の自由度を向上させることが可能な携帯端末1を実現することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上述の実施形態1では、断面略L字型の本体側係合爪42と断面略L字型の取付具側係合爪54とを用いて、サイドキー4とキー取付具5とを係合用貫通孔25内において係合させる構成について説明した。
しかしながら、本発明の一態様に係るスイッチユニットが備える本体側係合および取付側係合の形状は、上記構成に限定されない。本体側係合部および取付具側係合部は、サイドキー4とキー取付具5とを係合用貫通孔25内において係合可能な形状であればよい。
図5は、図3に示される本体側係合部および取付具側係合部の変形例を示す断面図である。図5に示すように、キー取付具5の取付具側係合部として、サイドキー4側に向かって逆テーパーした形状の断面略V字型の取付具側係合突起54aを形成してもよい。また、サイドキー4の本体側係合部として、断面V字型の取付具側係合突起54aが挿入可能な形状の本体側係合穴42aを、キートップ部41の底面44に形成してもよい。
上記形状の本体側係合穴42aおよび取付具側係合突起54aにおいて、例えば取付具側係合突起54aを弾性材料で構成することにより、例えばサイドキー4が過剰な力で筐体2の外面22方向へ引っ張られた場合であっても、本体側係合穴42aおよび取付具側係合突起54aが破損することなくサイドキー4が筐体2から外れる(抜け落ちる)ようにすることができる。したがって、キーユニットの破損を防ぐことができるとともに、外れたサイドキー4を筐体2へ再度取り付けることが可能となる。
なお、上記構成とは逆に、サイドキー4に断面略V字型の弾性材料からなる本体側係合爪を形成し、キー取付具5に当該取付具係合爪が挿入可能な取付具側係合穴を形成してもよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上述の実施形態1では、サイドキー4が壁部21の厚み方向に移動可能に設けられたプッシュ式のキーである構成について説明した。しかしながら、本発明の一態様に係るキーユニットは、プッシュ式のキーユニットに限られず、スライド式のキーユニットにも適用可能である。
図6の(a)は、本実施形態に係るキーユニットが備えるサイドキー4aを示す平面図であり、図6の(b)は、上記キーユニットを示す分解図である。なお、図6では、説明の便宜上、筐体2の側壁を透視図とするとともに、押し子を省略して図示している。
図6に示すように、本実施形態に係るキーユニットでは、サイドキー4aは、壁部21の面方向に沿ってスライド(移動)可能なように設けられている。このサイドキー4aは、例えば携帯端末1のホールドキー(HLDキー)等として好適に適用される。
本実施形態では、サイドキー4aが壁部21の長手方向である移動方向aにスライド可能になっている。そのため、サイドキー4aのキートップ部41を収容する凹部24aの移動方向aにおける幅が、実施形態1の凹部24に比べて大きく形成されている。
また、キー取付具5の取付具側係合爪54bのサイドキー4aが移動方向aにおける幅が、実施形態1の取付具側係合爪54に比べて大きく形成されている。これにより、サイドキー4aが移動方向aにスライドした場合であっても、サイドキー4の本体側係合爪42と、キー取付具5の取付具側係合爪54bの係合が外れないようにすることができる。
なお、本発明の一態様に係るキーユニットを、スライド式のキーユニットに適用する場合、サイドキー4aのスライド移動に伴ってスイッチ7を押圧する構造の押し子を採用してもよく、また、構造的にサイドキー4aのスライド移動をスムーズにするための構造物の追加、材料変更等を適宜行ってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るキーユニットは、電子機器(携帯端末1)の筐体の壁部に設けられ、前記筐体内に配置されたスイッチを操作するキーユニットであって、前記壁部の外面側に設けられるキー本体(サイドキー4)と、前記壁部の内面側に設けられ、前記キー本体を前記壁部に取り付けるキー取付具とを含み、前記キー本体と前記キー取付具とは、前記壁部の厚み方向に貫通した貫通孔(係合用貫通孔25)内において互いに係合していることを特徴としている。
上記の構成では、キー本体とキー取付具とは、壁部の厚み方向に貫通した貫通孔内において係合している。そのため、従来のように、キーユニットを配置するために、筐体の壁部の一部を筐体の内側へ突出させる必要性がなく、また、壁部を面方向(面内方向)に貫通する貫通孔を形成する必要性もない。
したがって、上記の構成によれば、簡易な構造でキーユニットの小型化を図ることにより、電子機器の筐体内における部品配置を制限することなく部品配置の自由度を向上させることが可能なキーユニットを実現することができる。
本発明の態様2に係るキーユニットでは、上記態様1において、前記キー取付具は、前記内面側から前記貫通孔に挿設されていてもよい。
上記の構成では、キー取付具が壁部の内面側から貫通孔に挿設されているため、筐体内におけるキー取付具の配置スペースを小さくすることが可能となる。したがって、上記の構成によれば、電子機器の筐体内における部品配置の自由度をさらに向上させることができる。
本発明の態様3に係るキーユニットでは、上記態様1または2において、前記キー本体は、前記外面側から前記貫通孔に挿入され、前記キー取付具と係合する本体側係合部を有し、前記キー取付具は、前記内面側から前記貫通孔に挿入され、前記本体側係合部と係合する取付具側係合部を有していてもよい。
上記の構成では、本体側係合部と取付具側係合部とを貫通孔内において互いに係合させることにより、キー取付具によってキー本体を壁部に簡単に取り付けることができる。したがって、上記の構成によれば、より簡易な構造でキーユニットを小型化することが可能となる。
本発明の態様4に係るキーユニットでは、上記態様3において、前記本体側係合部および前記取付具側係合部は、互いに係合可能な係合爪(本体側係合爪42、取付具側係合爪54)であってもよい。
上記の構成によれば、キー本体とキー取付具とを係合爪を用いて互いに係合させるため、キー本体およびキー取付具の係合構造を簡易化することができる。
本発明の態様5に係るキーユニットでは、上記態様3において、前記本体側係合部および前記取付具側係合部のうち、いずれか一方は弾性材料からなる係合突起(取付具側係合突起54a)であり、他方は前記係合突起を挿入可能な係合穴(本体側係合穴42a)であってもよい。
上記の構成では、キー本体とキー取付具とが、弾性材料からなる係合突起と当該係合突起を挿入可能な係合穴とによって係合される。そのため、例えばキー本体が過剰な力で筐体の外面方向へ引っ張られた場合であっても、本体側係合部および取付具側係合部が破損することなくキー本体が筐体から外れるようにすることができる。したがって、上記の構成によれば、キーユニットの破損を防ぐことができるとともに、外れたキー本体を筐体へ再度取り付けることが可能となる。
本発明の態様6に係る電子機器は、上記態様1から5までのキーユニットを備えることを特徴としている。
したがって、上記の構成によれば、簡易な構造でキーユニットの小型化を図ることにより、筐体内における部品配置を制限することなく部品配置の自由度を向上させることが可能な電子機器を実現することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 携帯端末(電子機器)
2 筐体
21 壁部
4 サイドキー(キー本体)
5 キー取付具
7 スイッチ
22 外面
23内面
25 係合用貫通孔(貫通孔)
42 本体側係合爪(本体側係合部)
42a 本体側係合穴(本体側係合部)
54 取付具側係合爪(取付具側係合部)
54a 取付具側係合突起(取付具側係合部)
54b 取付具側係合爪(取付具側係合部)

Claims (6)

  1. 電子機器の筐体の壁部に設けられ、前記筐体内に配置されたスイッチを操作するキーユニットであって、
    前記壁部の外面側に設けられるキー本体と、
    前記壁部の内面側に設けられ、前記キー本体を前記壁部に取り付けるキー取付具とを含み、
    前記キー本体と前記キー取付具とは、前記壁部の厚み方向に形成された貫通孔内において互いに係合していることを特徴とするキーユニット。
  2. 前記キー取付具は、前記内面側から前記貫通孔に挿設されていることを特徴とする請求項1に記載のキーユニット。
  3. 前記キー本体は、前記外面側から前記貫通孔に挿入され、前記キー取付具と係合する本体側係合部を有し、
    前記キー取付具は、前記内面側から前記貫通孔に挿入され、前記本体側係合部と係合する取付具側係合部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のキーユニット。
  4. 前記本体側係合部および前記取付具側係合部は、互いに係合可能な係合爪であることを特徴とする請求項3に記載のキーユニット。
  5. 前記本体側係合部および前記取付具側係合部のうち、いずれか一方は弾性材料からなる係合突起であり、他方は前記係合突起を挿入可能な係合穴であることを特徴とする請求項3に記載のキーユニット。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載のキーユニットを備えることを特徴とする電子機器。
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