JP2016218607A - 訪問サービス支援装置、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システム、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

訪問サービス支援装置、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システム、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】訪問員が、事業者の事業所に移動することなく、直接訪問先に向かって訪問サービスを行うことができる訪問サービス支援装置等を提供する。【解決手段】訪問サービス支援装置100は、訪問サービスを提供する日時、訪問先の位置を特定する情報およびユーザーのメッセージの送信先をユーザー端末200から取得し、日時および訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員が利用する訪問員端末300へ、訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成して、送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、訪問サービス支援装置、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システム、プログラムおよび記憶媒体に関する。
家事代行サービスや訪問介護サービス等の訪問サービスにおいて、訪問サービスを提供する事業者は、顧客から訪問サービスの依頼を受け、従業者等である訪問員にその訪問サービスの担当を依頼し、訪問員に訪問サービスを提供させる。訪問員は、事業者の事業所に出勤して、事業者から訪問サービスの担当の依頼を受け、訪問サービスを提供する訪問先に向かって訪問サービスを提供する。
しかしながら、訪問員の事業所への移動は、自宅から事業所までの距離が遠い訪問員にとっては、時間と労力を要し、短時間の勤務しかできない者は、訪問サービスを行うことができないという問題がある。また、事業者にとっては、訪問員の事業所と訪問先の間の移動にかかる時間が就業時間に含まれるため、事業者の人件費がかさむという問題がある。
また、訪問員は、訪問先に向かう場合、紙媒体に表示された地図を頼りに訪問先を目指す。
しかしながら、紙媒体に表示された地図だけでは、訪問サービス員が、道に迷う場合があり、容易に訪問先にたどり着くことができない場合がある。また、この場合、訪問サービス員の移動時間が増加するため、事業者の人件費も増加するという問題がある。
本発明は、訪問員が、事業者の事業所に移動することなく、直接訪問先に向かって訪問サービスを行うことができる訪問サービス支援装置等を提供することを目的とする。
本発明の訪問サービス支援装置は、訪問サービスを提供するユーザーが利用するユーザー端末およびユーザーからの依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末とネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援装置であって、訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先をユーザー端末から取得する情報取得部と、訪問サービスを提供する日時および訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するメッセージ生成部と、メッセージの送信先にメッセージを送信するメッセージ送信部と、を備えている。
また、本発明は、ユーザー端末自体を訪問サービス支援装置とすることができる。すなわち、訪問サービス支援装置は、訪問サービスを提供するユーザーから依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末とネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援装置であって、訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先を取得する情報取得部と、訪問サービスを提供する日時および訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するメッセージ生成部と、メッセージの送信先にメッセージを送信するメッセージ送信部と、を備えている。
訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報は、訪問先の地図画像および訪問先の画像の情報であることが好ましい。
訪問サービス支援装置は、収容空間を有する保管庫本体と、収容空間を開閉自在に閉じる開閉部と、閉じた開閉部を施開錠する施錠部と、を備える保管庫が訪問先の室外に取り付けられており、施錠部が暗証番号の入力により開錠し、メッセージ生成部が、メッセージに暗証番号を含めるものであってもよい。
訪問サービス支援装置は、さらに、情報を記憶する記憶装置と、訪問員の給与を算定する給与算定部と、訪問員への給与の支払いの有無を判別する給与フラグを更新するフラグ更新部と、を備え、情報取得部が、取得した情報に、給与に関する情報および未払いを意味する情報が付与された給与フラグを加えて記憶装置に記憶し、給与算定部が、記憶装置に記憶した情報のうち、給与フラグが未払いを意味している情報を抽出し、抽出した情報の訪問サービスに対する訪問員の給与を、給与に関する情報に基づいて算定し、フラグ更新部が、給与算定部による訪問員の給与の算定の後、給与フラグに支払い済みを意味する情報を付与して給与フラグの内容を更新し、記憶装置に記憶するものであってもよい。
訪問サービス支援装置は、さらに、情報を記憶する記憶装置と、訪問サービスに対する請求額を算定する請求算定部と、顧客への請求の有無を判別する請求フラグを更新するフラグ更新部と、を備え、情報取得部が、取得した情報に、請求に関する情報および未請求を意味する情報が付与された請求フラグを加えて記憶装置に記憶し、請求額算定部が、記憶装置に記憶した情報のうち、請求フラグが未請求を意味している情報を抽出し抽出した情報の訪問サービスに対する請求額を、請求に関する情報に基づいて算定し、フラグ更新部が、請求額算定部による顧客への請求額の算定の後、請求フラグに請求済みを意味する情報を付与して請求フラグの内容を更新し、記憶装置に記憶するものであってもよい。
プログラムは、コンピュータを上記の訪問サービス支援装置として機能させる。
記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能であって、上記プログラムが記憶されている。
訪問サービス支援方法は、訪問サービスを提供するユーザーが利用するユーザー端末およびユーザーからの依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末とネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援装置を用いる訪問サービス支援方法であって、訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先をユーザー端末から取得するステップと、訪問サービスを提供する日時および訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するステップと、メッセージの送信先にメッセージを送信するステップと、を備えている。
訪問サービス支援システムは、訪問サービス支援装置、訪問サービスを提供するユーザーが利用するユーザー端末およびユーザーからの依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末がネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援システムであって、訪問サービス支援装置は、訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先をユーザー端末から取得する情報取得部と、訪問サービスを提供する日時および訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するメッセージ生成部と、メッセージの送信先にメッセージを送信するメッセージ送信部と、を備え、ユーザー端末は、情報を入力する入力装置と、入力装置で入力した情報を訪問サービス支援装置に送信するユーザー端末情報提供部と、を備え、訪問員端末は、表示装置と、訪問サービス支援装置が送信したメッセージを表示装置に表示するメッセージ表示部と、を備えている。
本発明によると、顧客から依頼された訪問サービスに関するメッセージを訪問員の訪問員端末に伝達することにより、訪問員に訪問サービスの担当を依頼するので、訪問員はユーザーの事業所等に立ち寄ることなく、直接訪問先に向かって訪問サービスを提供することができる。これにより、事業者にとっては、訪問員が事業所に移動する時間に対する人件費を削減でき、訪問者にとっては、事業所に移動する手間や時間を省くことができる。
訪問サービス支援システムの構成を示す図である。 訪問サービス支援装置のハードウェアの構成を示す図である。 訪問サービス支援システムの機能的構成を示すブロック図である。 ユーザー情報を入力するための入力画面を示す図である。 ユーザーDBに登録されるユーザー情報を示す図である。 訪問員情報を入力するための入力画面を示す図である。 訪問員DBに登録される訪問員情報を示す図である。 顧客情報を入力するための入力画面であって、地図画像を表示している状態を示す図である。 保管庫を示す正面図である。 図9のX−X線断面図である。 プランDBに登録されるプラン情報を示す図である。 顧客情報を入力するための入力画面であって、訪問先の画像を表示している様子を示す図である。 顧客DBに登録される顧客情報を示す図である。 訪問サービス情報(案件情報および作業情報)を入力するための入力画面を示す図である。 案件DBに登録される案件情報を示す図である。 作業DBに登録される作業情報を示す図である。 訪問サービス情報(案件情報および作業情報)を入力するための入力画面であって、生成したメッセージを表示している状態を示す図である。 請求DBに登録される請求情報を示す図である。 請求書のドキュメントファイルを示す図である。 給与DBに登録される給与情報を示す図である。 給与明細書のドキュメントファイルを示す図である。 ユーザー端末のハードウェアの構成を示す図である。 訪問員端末のハードウェアの構成を示す図である。 管理者端末のハードウェアの構成を示す図である。 訪問サービス支援方法の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。訪問サービス支援システムは、図1に示すように、管理者が管理する訪問サービス支援装置100と、ユーザーが使用する端末であるユーザー端末200と、訪問員が使用する端末である訪問員端末300と、管理者が使用する端末である管理者端末400と、を備えている。訪問サービス支援装置100、ユーザー端末200、訪問員端末300および管理者端末400は、ネットワーク10を介して接続されている。また、訪問サービス支援システムは、本実施形態では、訪問サービス支援装置100、ユーザー端末200、訪問員端末300および管理者端末400がウェブメールサービスを提供するサーバ500にネットワーク10を介して接続している。
ネットワーク10は、インターネット、LANおよび移動体通信網等により構成されている。ネットワーク10は有線であってもよいし、無線であってもよい。
ユーザーは、例えば、訪問サービスを提供する事業者である。訪問員は、例えば、訪問サービスを提供する事業者の従業員である。管理者は、例えば、ユーザーに訪問サービス支援装置100等を提供する事業者である。顧客は、例えば、ユーザーに訪問サービスを依頼する者または法人である。
訪問サービス支援装置100は、ハードウェアの構成として、図2に示すように、CPU111(Central Processing Unit)と、RAM112(Random Access Memory)と、ROM113(Read Only Memory)と、記憶装置114と、通信装置115と、を備えている。これらの構成はバス119に接続されている。
CPU111は、各プログラムを実行する。RAM112は、CPU111の作業領域として使用される。ROM113は、プログラム等を記憶する。記憶装置114は、プログラムおよび情報(データ)等を記憶するものであり、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等のメモリまたはCD(Compact Disk)もしくはDVD(Digital Versatile Disc)等の記憶媒体用ドライブで構成されている。通信装置115は、ネットワーク10を介して他の端末と通信を行うための通信インターフェイスである。
訪問サービス支援装置100は、記憶装置114に、機能的構成として、図3に示すように、情報取得部130と、メッセージ生成部140と、メッセージ送信部142と、受付部144と、請求額算定部146と、請求書生成部148と、給与算定部150と、給与明細書生成部152と、データベース管理部154と、情報提供部156と、備えている。これらの機能的構成のうちメッセージ送信部142、請求書生成部148および給与明細書生成部152は、フラグ更新部を備えている。
なお、訪問サービス支援装置100の機能的構成は、機能的構成を複数結合してもよいし、一の機能的構成をさらに分割してもよい。
訪問サービス支援装置100は、CPU111が、RAM112を作業領域として、記憶装置114に記憶された上記機能的構成を実行するためのプログラムを実行することにより、各機能を実現する。
上記機能的構成を実行するためのプログラムは、ハードディスクドライブ、メモリ、CDまたはDVD等の記憶媒体に記録し、訪問サービス支援装置100にインストールしてもよいし、ネットワーク10を介して訪問サービス支援装置100にインストールしてもよい。
訪問サービス支援装置100は、記憶装置114に、データベースとして、図3に示すように、ユーザーDB(Data Base)160と、訪問員DB162と、プランDB164と、顧客DB166と、訪問サービスDB170と、請求DB176と、給与DB178と、を備えている。このうち訪問サービスDB170は、案件DB172と、作業DB174とにより構成されている。訪問員DB162、顧客DB166、プランDB164、訪問サービスDB170、請求DB176および給与DB178は、ユーザーごとに備えられている。これらのデータベースには、ユーザーを特定するため、後述するユーザーIDが付与されている。
なお、データベースは、データベースを複数結合したものであってもよいし、一のデータベースをさらに分割したものであってもよい。また、データベースは、訪問サービス支援装置100からアクセス可能な別の装置の記憶装置に記憶されていてもよい。
以下、訪問サービス支援装置100の各機能的構成について説明する。
情報取得部130は、新たに登録を行う各種情報をユーザー端末200から取得する。情報取得部130は、ユーザー情報取得部132と、訪問員情報取得部134と、顧客情報取得部136と、訪問サービス情報取得部138と、を備えている。
なお、以下の説明において、情報に関しては、情報取得部130等で取得した情報のことを情報いう場合と、取得した情報にさらに情報を追加してデータベースに登録した情報のことを情報と言う場合があるものとする。
ユーザー情報取得部132は、管理者端末400からユーザーに関する情報であるユーザー情報を取得する。本実施形態では、ユーザー情報取得部132は、管理者端末400からユーザー情報登録の指令を受けて、ユーザー情報の入力画面を表示するためのデータを管理者端末400に送信し、管理者が管理者端末400で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信したユーザー情報を取得する。図4に、ユーザー情報の入力画面を示す。なお、図4は複数あるユーザー情報の入力画面のうちの一部である。
ユーザー情報には、ユーザー名、ユーザーの会社名、ユーザーの会社の代表者名、住所、電話番号等、パスワード、金融機関の口座情報、請求の締め日、給与の締め日、メッセージ送信情報等が含まれる。メッセージ送信情報とは、訪問サービス支援装置100から訪問員の訪問員端末300にメッセージを伝達するために用いられる送信者側の情報であり、メッセージの伝達に電子メールを利用する場合には、電子メールに関する情報となる。本実施形態では、訪問サービス支援装置100から訪問員の訪問員端末300へのメッセージの伝達にウェブメールサービスを利用しており、メッセージ送信情報には、ウェブメールのユーザー名、メールパスワード、メールアドレス、送信サーバ名および送信ポート番号等の情報が含まれる。
上記のユーザー情報は、あらかじめユーザーから管理者に申請される。申請に対し、管理者は、ユーザー情報のユーザー名およびパスワードをユーザーに付与する。ユーザーは、訪問サービス支援装置100に利用する際、付与されたユーザー名とパスワードをユーザー端末200に入力して訪問サービス支援装置100に送信することにより訪問サービス支援装置100にログインする。
ユーザー情報取得部132は、ユーザー端末200から取得したユーザー情報にユーザーIDを加えてユーザーDB160に登録する。図5は、ユーザーDB160に登録される情報を示す。
ユーザーIDは、ユーザーを識別するための情報である。ユーザーIDには、ユーザー情報がユーザーDB160に登録された順番に対応する値が付与される。ユーザーIDは、訪問員DB162、顧客DB166、プランDB164、案件DB172、作業DB174、請求DB176および給与DB178にも付与されている。
なお、ユーザー情報取得部132は、ユーザー情報を管理者端末400から取得する代わりに、訪問サービス支援装置100にキーボードやマウス等の入力装置を備えて、訪問サービス支援装置100から取得するものであってもよい。
訪問員情報取得部134は、ユーザー端末200から訪問員に関する情報である訪問員情報を取得する。本実施形態では、訪問員情報取得部134は、ユーザー端末200から訪問員情報登録の指令を受けて、訪問員情報の入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信した訪問員情報を取得する。図6に、訪問員情報の入力画面を示す。なお、図6は複数ある訪問員情報の入力画面のうちの一部である。
訪問員情報には、例えば訪問員の氏名、生年月日、性別、年齢、住所、電話番号、メッセージの送信先および給与基礎情報が含まれる。
メッセージの送信先とは、訪問員の訪問員端末300にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先のことであり、訪問サービス支援装置100が訪問員端末300からアクセス可能なサーバ500にメッセージを送信する場合、サーバ500を特定する情報のことを意味する。本実施形態では、訪問サービス支援装置100から訪問員端末300へのメッセージの伝達には、ウェブメールサービスを利用するため、メッセージの送信先は訪問員端末300のウェブメールのメールアドレスとなる。訪問サービス支援装置100はウェブメールでメッセージをサーバ500に送信し、訪問員は訪問員端末300でサーバ500にアクセスし、ウェブメールのメッセージを閲覧する。
なお、訪問サービス支援装置100が訪問員の訪問員端末300に直接メッセージを送信する場合、メッセージの送信先とは、訪問員の訪問員端末300を特定する情報のことを意味する。例えば、訪問サービス支援装置100が訪問員端末300に電子メールでメッセージを送信する場合、メッセージの送信先は訪問員端末300の電子メールのメールアドレスとなる。
給与基礎情報とは、訪問員の給与の算定の基礎となる情報である。給与基礎情報には、訪問員の時給、交通費、健康保険料等の各種社会保険料、所得税や住民税等の税金に関する情報および金融機関に関する情報、が含まれる。金融機関に関する情報とは、訪問員の給与の振り込み先となる金融機関の口座等に関する情報のことである。
訪問員情報取得部134は、後述の受付部144がユーザー端末200から取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDに基づいてユーザーの訪問員DB162を特定し、ユーザー端末200から取得した訪問員情報に訪問員IDを加えて、ユーザーの訪問員DB162に登録する。図7は、訪問員DB162に登録される情報を示す。
訪問員DB162のユーザーIDは、訪問員情報取得部134が、訪問員DB162に訪問員情報を最初に登録する際に、受付部144が取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDを登録することにより付与される。
訪問員IDは、訪問員を識別するための情報である。訪問員IDには、訪問員情報が訪問員DB162に登録された順番に対応する値が付与される。
顧客情報取得部136は、ユーザー端末200から顧客に関する情報である顧客情報を取得する。本実施形態では、顧客情報取得部136は、ユーザー端末200から顧客情報登録の指令を受けて、顧客情報の入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信した顧客情報を取得する。図8に、顧客情報の入力画面を示す。なお、図8は複数ある顧客情報の入力画面のうちの一部である。
顧客情報には、例えば、顧客の氏名(法人名)、プラン名、訪問サービスを提供する訪問先(建物や場所)の位置を特定する情報、顧客の電話番号、メールアドレス、金融機関の口座情報およびクレジットカードの情報が含まれる。訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報には、訪問先の住所、緯度経度、地図画像情報、訪問先画像情報および関連場所画像情報が含まれる。
また、顧客情報には、暗証番号の入力により開錠される開閉部24を有する保管庫20が訪問先の室外に取り付けられている場合、その保管庫20の暗証番号が含められる。
保管庫20は、図9および図10に示すように、収容空間21を有する保管庫本体22と、収容空間21を開閉自在に閉じる開閉部24と、閉じた開閉部24を施開錠する施錠部25と、保管庫本体22に着脱自在に取り付けられるU字状の取付部28とを備えている。
施錠部25は、ダイヤルキーからなる入力部26を複数備えており、開閉部24を閉じた状態で、入力部26を操作して暗証番号を入力すると開閉部24が開錠し、暗証番号以外の数字を入力すると開閉部24が施錠される。
保管庫20は、例えば、訪問先の出入口のドアのドアノブ等に取付部28を掛け、取付部28に保管庫本体22を装着することにより訪問先の室外に取り付けられる。
訪問サービスを依頼した顧客は、訪問サービスの提供日時に外出等により訪問先に不在となる場合、あらかじめ保管庫20の収容空間21に訪問先の出入口の錠の鍵30を入れ、開閉部24を閉じて施錠部25により施錠することにより訪問先の出入口の鍵30を保管しておく。
顧客情報のうち、プラン名とは、サービス内容や提供時間が異なる訪問サービスのプランに付けられる名前である。顧客情報のプラン名には、プランDB164に登録されている複数のプランの中から顧客が選択するプランのプラン名が入力される。
プランDB164には、サービスの内容および提供時間が異なる複数のプランが登録されている。プランDB164には、図11に示すように、各プランの情報として、プランID、訪問サービスのプラン名、訪問サービスの提供時間およびその提供時間の訪問サービスに対する請求額などの情報が含まれている。
プランIDは、プランを識別するための情報である。プランIDには、プランDB164にプランが登録された順番に対応する値が付与される。
顧客情報取得手段で取得したプラン名およびプランDB164の情報は、訪問サービスに対する顧客への請求額の算定に用いられる。
顧客情報の訪問先の緯度経度は、行政区分の変更等により住所が変更されても、訪問先を特定するために取得される。
顧客情報の訪問先の地図画像情報、訪問先画像情報および関連場所画像情報は、訪問先を特定するための情報であり、訪問員が迷うことなく確実に訪問先に到着するために取得される。地図画像情報は、訪問先の地図画像の情報であり、本実施形態では、訪問先の地図画像を表示するウェブサイト181のURL182となっている。また、訪問先画像情報は、訪問先の画像(建物や施設の写真画像)の情報であり、本実施形態では、訪問先の画像を表示するウェブサイト181のURL184となっている。また、関連場所画像情報は、訪問先に関連するまたは訪問先の途中にある場所や建物等の画像(場所や建物等の写真画像)の情報であり、本実施形態では、訪問先に関連するまたは訪問先の途中にある場所や建物等の画像ファイルとなっている。
金融機関の口座情報およびクレジットカードの情報は、顧客から訪問サービスに対する請求の支払いを受けるために取得される情報である。
顧客情報のプラン名については、本実施形態では、顧客情報取得部136が、プランDB164に登録された各プランのプラン名を表示可能な入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に表示される各プランのプラン名の中から一のプランを選択することによりプラン名が入力されるようになっている。
顧客情報の緯度経度、地図画像情報および訪問先画像情報については、本実施形態では、顧客情報取得部136が、地図画像および訪問先の画像を閲覧可能であって、緯度経度の情報を表示可能なウェブサイト181を表示可能な入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーが図8に示すようなユーザー端末200に表示された入力画面のうち上記ウェブサイト181の地図画像から訪問先を特定し、その訪問先を特定した地図画像を表示しているURL182を地図画像情報として入力する。次いで、特定した訪問先の緯度経度183を表示させてその緯度経度の値を緯度経度の情報として入力し、さらに図12に示すように上記ウェブサイト181で訪問先の画像を表示させて、その訪問先の画像を表示しているURL184を訪問先画像情報として入力する。
顧客情報取得部136は、後述の受付部144がユーザー端末200から取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDに基づいてユーザーの顧客DB166を特定し、ユーザー端末200から取得した顧客情報に、顧客IDを加えるとともに、プランIDを関連付けてユーザーの顧客DB166に登録する。図13は、顧客DB166に登録される情報を示す。この登録の際、プラン名は対応するプランIDに置き換えられる。また、関連画像情報については、画像ファイルとともにこの画像ファイルのファイル名やパス等の画像ファイルを特定する情報が顧客DB166に登録される。
顧客DB166のユーザーIDは、顧客情報取得部136が、顧客DB166に顧客情報を最初に登録する際に、受付部144が取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDを登録することにより付与される。
顧客IDは、顧客を識別するための情報である。顧客IDには、顧客情報が顧客DB166に登録された順番に対応する値が付与される。
顧客DB166のプランIDには、取得したプラン名に対応するプランDB164のプラン情報のプランIDの値が付与される。
なお、地図画像情報および訪問先画像情報については、関連場所画像情報のように、それぞれ画像ファイルと、画像ファイルのファイル名やパス等の画像ファイルを特定する情報と、により構成されてもよい。この場合、顧客情報に緯度経度情報は含めなくてもよい。
また、関連場所画像情報は、訪問先に関連するまたは訪問先の途中にある場所や建物等の画像を表示するウェブサイトのURLであってもよい。
訪問サービス情報取得部138は、ユーザー端末200から、顧客から依頼された訪問サービスに関する情報である訪問サービス情報を取得する。訪問サービス情報には、案件に関する情報である案件情報と、作業に関する情報である作業情報と、が含まれている。
訪問サービス情報取得部138は、本実施形態では、ユーザー端末200から訪問サービス情報登録の指令を受けて、案件情報および作業情報の入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信した案件情報および作業情報を取得する。図14に、案件情報および作業情報の入力画面を示す。なお、図14は複数ある案件情報および作業情報の入力画面のうちの一部である。
案件情報には、訪問サービスに対する案件名、訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問員の人数、訪問サービスを依頼した顧客の氏名(法人名)、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報、請求基礎情報、オプション作業の請求額および訪問サービスの作業内容が含まれる。訪問サービスを提供する日時には、訪問サービスを提供する提供予定日ならびに訪問サービスの開始予定時刻および終了予定時刻が含まれる。
また、案件情報には、保管庫20が訪問先の室外に取り付けられている場合、その保管庫20の暗証番号が含められる。
案件情報のうち、顧客の氏名、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報および保管庫20の暗証番号は、顧客DB166に登録された情報と同じである。これらの情報は、本実施形態では、訪問サービス情報取得部138が、ユーザー端末200から取得した顧客の氏名に対応する顧客DB166の顧客情報からこれらの情報を取得してユーザー端末200に送信することにより、ユーザー端末200に自動的に入力される。
なお、これらの情報は、ユーザー端末200で直接入力することもできる。
案件情報の請求基礎情報は、訪問サービスに対する請求額の算定の基礎となる情報である。請求基礎情報には、訪問サービスの提供時間、その提供時間の訪問サービスに対する請求額、交通費および提供時間を超過した時間の訪問サービスに対する延長請求額および消費税率が含まれる。
請求基礎情報の提供時間および請求額については、本実施形態では、訪問サービス情報取得部138が、ユーザー端末200で入力された顧客の氏名に対応する顧客DB166の顧客情報からプランIDを抽出し、抽出したプランIDに対応するプランDB164のプラン情報から提供時間および請求額を抽出し、抽出した提供時間および請求額をユーザー端末200に送信することにより、ユーザー端末200で自動的に入力されるようにしている。なお、提供時間および請求額については、ユーザー端末200から直接入力することもできる。
案件情報のオプション作業の請求額は、訪問サービスのプランに含まれる作業以外のオプション作業を提供する場合のオプション作業に対する請求額であり、訪問員がオプション作業を提供する場合に入力される。
案件情報の訪問サービスの作業内容は、顧客より依頼された訪問サービスの具体的な作業内容であり、例えば、掃除、洗濯および買い物などが挙げられる。訪問サービスの作業内容は、本実施形態では、訪問サービス情報取得部138が、図14に示すような案件情報および作業情報の入力に加えて、掃除、洗濯および買い物などの訪問サービスの作業内容を表示して選択できる入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で表示された訪問サービスの作業内容から選択することにより、ユーザー端末200に入力される。
訪問サービス情報取得部138は、後述の受付部144がユーザー端末200から取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDに基づいてユーザーの案件DB172を特定し、ユーザー端末200から取得した案件情報に、請求フラグ、メッセージ送信フラグおよび案件IDを加え、さらにプランIDを関連付けてユーザーの案件DB172に登録する。図15は、案件DB172に登録される情報を示す。登録の際、顧客の氏名は対応する顧客IDに置き換えられる。また、案件DB172には、後述する請求額算定部146により、請求IDが各案件情報に関連付けられて登録される。
案件DB172のユーザーIDは、訪問サービス情報取得部138が、案件DB172に案件情報を最初に登録する際に、受付部144が取得して記憶したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDを登録することにより付与される。
案件DB172の請求フラグは、訪問サービスに対する顧客への請求の有無を判別するための情報である。請求フラグは、初期登録時には、未請求を意味する情報が付与される。また、請求フラグは、請求書生成部148が請求書を生成した後、請求書生成部148により請求済を意味する情報が付与され、案件DB172の案件情報の請求フラグの内容が更新される。
案件DB172のメッセージ送信フラグは、訪問サービスを担当する訪問員の訪問員端末300にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先にメッセージを送信したことの有無を判別するための情報である。メッセージ送信フラグは、初期登録時には、メッセージの未送信を意味する情報が付与される。また、メッセージ送信フラグは、メッセージ送信部142が、メッセージを送信した後、メッセージ送信部142によりメッセージ送信済みを意味する情報が付与され、案件DB172のメッセージ送信フラグの内容が更新される。
案件IDは、案件を識別するための情報である。案件IDには、案件情報が案件DB172に登録された順番に対応する値が付与される。
案件DB172の顧客IDおよびプランIDは、訪問サービス情報取得部138により、ユーザー端末200から取得した顧客の氏名に対応する顧客DB166の顧客情報から抽出される。
案件DB172の請求IDは、請求情報を識別するための情報である。案件DB172の請求IDは、請求額算定部146が、案件DB172の案件情報に基づいて顧客に対する請求額を算定し、算定した請求額を含む請求情報に請求IDを加えて請求DB176に登録する際、その請求DB176に登録した請求IDを請求額の算定の基礎とした案件DB172の案件情報に関連付けて登録することにより付与される。
案件DB172は、上記の個々の案件情報とは別に、メッセージ基礎情報を備えている。メッセージ基礎情報とは、訪問サービスを担当する訪問員の訪問員端末300に伝達するメッセージの基礎となる情報である。本実施形態では、訪問サービス支援装置100から訪問員端末300へのメッセージの伝達にウェブメールサービスを使用するので、メッセージ基礎情報には、メールのタイトルと、訪問員に訪問サービスを依頼する旨が記載された定型文とが含まれている。
作業情報には、訪問サービスを担当する訪問員の氏名、訪問員が実際に訪問サービスを提供した提供日、訪問員が実際に訪問サービスを開始した開始時刻および終了した終了時刻が含まれる。
作業情報のうち訪問サービスを担当する訪問員の氏名は、本実施形態では、訪問サービス情報取得部138が、訪問員DB162に登録された訪問員の氏名を表示可能な入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に表示される各訪問員の氏名から訪問員を選択することによりユーザー端末200に入力される。訪問サービスを担当する訪問員の氏名は、対応する案件情報において訪問員の人数が複数となっている場合には、その人数に応じて選択される。
作業情報の提供日、開始時刻および終了時刻は、本実施形態では、案件情報の提供予定日、開始予定時刻および終了予定時刻であるものとして、ユーザー端末200に自動的に入力される。ただし、作業情報の提供日、開始時刻または終了時刻が、それぞれ案件情報の予定日、開始予定時刻または終了予定時刻と異なる場合には、ユーザーが直接ユーザー端末200で提供日、開始時刻または終了時刻を入力する。
訪問サービス情報取得部138は、後述の受付部144がユーザー端末200から取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDに基づいてユーザーの作業DB174を特定し、取得した作業情報に、給与フラグおよび作業IDを加え、さらに案件IDと関連付けてユーザーの作業DB174に登録する。図16は、作業DB174に登録される情報を示す。登録の際、訪問員の氏名は対応する訪問員IDに置き換えられる。また、作業DB174には、後述する給与算定部150により、給与IDが各作業情報に関連付けられて登録される。
作業DB174のユーザーIDは、訪問サービス情報取得部138が、作業DB174に作業情報を最初に登録する際に、受付部144が取得して記憶したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDを登録することにより付与される。
作業DB174の給与フラグは、訪問サービスを担当した訪問員への給与の支払いの有無を判別するための情報である。作業DB174の給与フラグは、初期登録時には、未払いを意味する情報が付与される。作業DB174の給与フラグは、給与明細書生成部152が給与明細書を生成した後、給与明細書生成部152により支払済を意味する情報が付与され、作業DB174の作業情報の給与フラグの内容が更新される。
作業IDは、作業を識別するための情報である。作業IDには、作業情報が作業DB174に登録された順番に対応する値が付与される。
作業DB174の案件IDは、訪問サービス情報取得部138により、作業情報に対応する案件DB172の案件情報から抽出される。
作業DB174の訪問員IDは、訪問サービス情報取得部138により、ユーザー端末200から取得した訪問員の氏名に対応する訪問員DB162の訪問員情報から抽出される。
作業DB174の給与IDは、給与情報を識別するための情報である。作業DB174の給与IDは、給与算定部150が、作業DB174の作業情報に基づいて訪問員の給与を算定し、算定した給与等に給与IDを加えて給与DB178に登録する際、その給与DB178に登録した給与IDを給与の算定の基礎とした作業DB174の作業情報に関連付けて登録することにより付与される。
メッセージ生成部140は、ユーザー端末200からメッセージ生成の指令を受けて、訪問サービスを担当する訪問員の訪問員端末300に伝達するメッセージを生成する。訪問サービス支援装置100から訪問員端末300へのメッセージの伝達には上述のようにウェブメールサービスが用いられる。以下、メッセージの生成について具体的に説明する。
メッセージ生成部140は、対象とする訪問サービスに関する作業DB174の作業情報から訪問員の訪問員IDと案件IDを抽出する。次いで、メッセージ生成部140は、その訪問員IDに対応する訪問員DB162の訪問員情報から訪問員の氏名を抽出する。
また、メッセージ生成部140は、抽出した案件IDに対応する案件DB172の案件情報から訪問サービスの案件名、提供予定日、開始予定時刻、終了予定時刻、顧客の氏名、訪問先の住所、緯度経度、地図画像情報、訪問先画像情報、関連場所画像情報を抽出する。
また、メッセージ生成部140は、案件DB172からメールのタイトルおよび定型文を含むメッセージに関する情報を抽出する。
最後に、メッセージ生成部140は、上記抽出した情報に基づいて、ウェブメール用のメッセージを生成する。ウェブメール用のメッセージには、タイトル191とメッセージ本文192が含まれる。また、ウェブメールには、関連場所画像情報の画像ファイルのパス情報に基づいて、関連場所の画像ファイルが添付される。
メッセージ生成部140は、タイトル191とメッセージ本文192を表示するためのデータをユーザー端末200に送信する。このデータに基づいて、ユーザー端末200は、図17に示すように、タイトル191とメッセージ本文192を表示装置217に表示する。これにより、ユーザは、メッセージの内容を確認することができる。
メッセージ192の内容は特に限定されるものではないが、少なくとも訪問サービスを提供する日時および訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含むものが好ましい。
メッセージ送信部142は、ユーザー端末200からメッセージ送信の指令を受けて、メッセージ生成部140で生成したメッセージを、メッセージの送信先に送信する。
本実施形態では、メッセージ送信部142は、メッセージ生成部140でメッセージの生成の基礎とした案件DB172の案件情報の案件IDとこれに対応する作業DB174の訪問員IDに基づいて、訪問員DB162からその訪問サービスを担当する訪問員のウェブメールのメールアドレスを抽出する。次いで、メッセージ送信部142は、ウェブメールのメールアドレスを送信先として、メッセージ生成部140で生成したウェブメールをサーバ500に送信する。訪問員は、訪問員端末300からサーバ500にアクセスして訪問サービス支援装置100から送信されたウェブメールを閲覧する。
訪問サービス支援装置100から訪問員端末300へのメッセージの伝達にウェブメールサービスを用いると、訪問員が退職等の事情により事業者に所属しなくなっても、その訪問員のメールアカウントを削除すれば、その訪問員はサーバ500にアクセスできず、既往のメールを閲覧することができなくなるので、顧客や事業者等の情報の漏えいを防止することができる。
なお、メッセージ送信部142は、メッセージを電子メールにより直接訪問員端末300に送信するものであってもよい。
メッセージ送信部142は、メッセージの送信先にメッセージを送信した後、メッセージ生成の基礎とした案件DB172の案件情報のメッセージ送信フラグにメッセージ送信済みを意味する情報を付与し、案件DB172の案件情報のメッセージ送信フラグの内容を更新する。本実施形態では、メッセージ送信部142がメッセージ送信フラグを更新するフラグ更新部として機能する。
受付部144は、ユーザー端末200から訪問サービス支援装置100へのログインの可否を判断する。本実施形態では、受付部144は、ユーザー端末200からログイン要求の指令を受けて、ユーザー端末200に、ユーザー名とパスワードを入力させるための入力画面を表示するためのデータを送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信したユーザー名とパスワードを取得する。次いで、受付部144は、取得したユーザー名とパスワードがユーザーDB160に登録されているユーザー名とパスワードの組み合わせと一致するか否かの判定を行う。
ユーザー端末200から取得したユーザー名とパスワードが、ユーザーDB160に登録されているユーザー名とパスワードの組み合わせと一致する場合には、受付部144は、ユーザー端末200に対し訪問サービス支援装置100の各機能やデータベースの利用を許可する。また、受付部144は、ユーザーの各データベースを特定するため、ユーザー名をRAM112や記憶装置114に記憶する。
逆に、ユーザー端末200から取得したユーザー名とパスワードが、ユーザーDB160に登録されているユーザー名とパスワードの組み合わせと一致しない場合には、受付部144は、ユーザー端末200に対し、訪問サービス支援装置100の各機能やデータベースの利用を許可せず、ユーザー端末200に再度ユーザー名とパスワードの入力を要求する。
請求額算定部146は、ユーザー端末200から請求額算定の指令を受けて、請求フラグが未請求となっている案件DB172の案件情報に対応する請求に関する情報に基づいて、顧客ごとに、個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額およびその請求額の合計を算定する。請求に関する情報とは、請求基礎情報、開始時刻および終了時刻等の情報である。
本実施形態において、請求額算定部146は、案件DB172から請求フラグが未請求となっている案件情報を読み込む。次いで、請求額算定部146は、読み込んだ案件情報の顧客IDに基づいて、顧客ごとに、個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額を算定する。
個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額の算定については、まず、対象となる案件情報と案件IDが同じである作業DB174の作業情報から、開始時刻および終了時刻を読み込み、終了時刻と開始時刻の差を取ることにより訪問員の労働時間を算定する。次いで、算定した訪問員の労働時間とその案件情報の提供時間とを比較する。そして、算定した訪問員の労働時間が提供時間以下であれば、その案件情報の訪問サービスに対する請求額はその案件情報の請求基礎情報の請求額と交通費の和をとることにより算定される。算定した訪問員の労働時間が提供時間より長ければ、その案件情報の訪問サービスに対する請求額は、その案件情報の請求基礎情報の請求額と延長請求額と交通費の和をとることにより算定される。
請求額の合計は、顧客の個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額の総和を算定し、請求額の総和に案件情報の消費税率を乗じて消費税を算定し、請求額の総和と消費税との和をとることにより算定される。
請求額算定部146は、受付部144がユーザー端末200から取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDに基づいてユーザーの請求DB176を特定し、顧客ごとに、請求額の合計に、請求年月、請求額の支払期限および請求IDを加え、顧客IDと関連付けた請求情報をユーザーの請求DB176に登録する。図18は、請求DB176に登録される情報を示す。
また、請求額算定部146は、請求DB176に請求情報を登録した後、その請求情報の請求額の合計の算定の基礎とした案件DB172の案件情報に、その登録した請求情報の請求IDを関連付けて案件DB172に登録する。
請求DB176のユーザーIDは、請求額算定部146が、請求DB176に請求情報を最初に登録する際に、受付部144が取得して記憶したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDを登録することにより付与される。
請求年月および請求額の支払期限は、請求額算定部146がユーザー端末200から取得してもよいし、ユーザー情報取得部132が取得してユーザーDB160に登録し、ユーザーDB160から抽出してもよい。
請求IDは、請求情報を識別するための情報である。請求IDには、請求情報が請求DB176に登録された順番に対応する値が付与される。
請求DB176の顧客IDは、顧客ごとの請求額の合計の算定において、算定の基礎とした案件DB172の案件情報から抽出される。
請求書生成部148は、ユーザー端末200から指定された顧客の請求書生成の指令を受けて、請求額算定部146で算定したその顧客の個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額および請求額の合計と、対応する請求DB176の請求の情報に基づいて、図19に示す請求書のドキュメントファイルを生成し、ユーザー端末200に送信する。
請求書生成部148は、請求書のドキュメントファイルを生成した後、請求額の算定および請求書のドキュメントファイルの生成の基礎となった案件DB172の案件情報の請求フラグに請求済みを意味する情報を付与し、案件DB172の案件情報の請求フラグの内容を更新する。本実施形態では、請求書生成部148が請求フラグの内容を更新するフラグ更新部として機能する。
給与算定部150は、ユーザー端末200から給与算定の指令を受けて、給与フラグが未払いとなっている作業DB174の作業情報に対応する給与に関する情報に基づいて、訪問員ごとに、個々の作業情報の訪問サービスに対する給与およびその給与の合計を算定する。給与に関する情報とは、給与基礎情報、開始時刻および終了時刻等の情報である。
本実施形態では、給与算定部150は、作業DB174から給与フラグが未請求となっている作業情報を読み込む。次いで、給与算定部150は、読み込んだ作業情報の訪問員IDに基づいて、訪問員ごとに、個々の作業情報の訪問サービスに対する給与を算定する。
個々の作業情報の訪問サービスに対する給与の算定については、まず、作業情報の終了時刻と開始時刻の差を取ることにより訪問員の労働時間を算定する。また、作業情報の訪問員IDに対応する訪問員DB162の訪問員情報から給与基礎情報である時給、交通費、健康保険料等の各種社会保険料、所得税や住民税等の税金に関する情報を読み込む。次いで、時給と労働時間の積をとることにより個々の作業情報の訪問サービスに対する給与が算定される。
給与の合計は、訪問員ごとに個々の作業情報の訪問サービスに対する給与の総和を算定し、算定した給与の総和に、交通費を加え、健康保険料等の各種社会保険料や所得税や住民税等の税金を加味することにより算定される。
給与算定部150は、受付部144がユーザー端末200から取得したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDに基づいてユーザーの給与DB178を特定し、算定した訪問員ごとの給与の合計に、支給年月、実労働時間、交通費、各種社会保険料、税金および給与IDを加え、さらに訪問員IDを関連付けた給与情報をユーザーの給与DB178に登録する。図20は、請求DB176に登録される情報を示す。
また、給与算定部150は、給与DB178に給与情報を登録した後、その給与情報の給与の合計の算定の基礎とした作業DB174の作業情報に、その登録した給与情報の給与IDを関連付けて作業DB174に登録する。
給与DB178のユーザーIDは、給与算定部150が、給与DB178に給与情報を最初に登録する際に、受付部144が取得して記憶したユーザー名に対応するユーザーDB160のユーザー情報のユーザーIDを登録することにより付与される。
給与DB178の支給年月は、給与算定部150がユーザー端末200から取得してもよいし、ユーザー情報取得部132が取得してユーザーDB160に登録し、ユーザーDB160から抽出してもよい。
給与IDは、給与の情報を識別するための情報である。給与IDには、給与の情報が給与DB178に登録された順番に対応する値が付与される。
給与DB178の訪問員IDは、訪問員ごとの給与の合計を算定において、算定の基礎とした作業DB174の作業情報から抽出される。
給与明細書生成部152は、ユーザー端末200から指定された訪問員の給与明細書生成指令を受けて、給与DB178の給与情報に基づいて、図21に示す給与明細書のドキュメントファイルを生成し、ユーザー端末200に送信する。
給与明細書生成部152は、給与明細書のドキュメントファイルを生成した後、給与の算定および給与明細書のドキュメントファイルの生成の基礎とした作業DB174の作業情報の給与フラグに支払済みを意味する情報を付与し、作業DB174の作業情報の給与フラグの内容を更新する。本実施形態では、給与明細書生成部152が給与フラグの内容を更新するフラグ更新部として機能する。
データベース管理部154は、ユーザー端末200または管理者端末400からの指令または入力されたキーワード、各IDもしくは各フラグ等の条件に基づいて、ユーザーDB160、訪問員DB162、顧客DB166、案件DB172、作業DB174、請求DB176および給与DB178から、指令または条件に合致する情報を抽出する。データベース管理部154は、例えば、メッセージ送信フラグに基づいて、案件DB172からメッセージ未送信の案件情報を抽出したり、請求フラグに基づいて、案件DB172から未請求の案件情報を抽出したり、給与フラグに基づいて、作業DB174から給与が未払いの作業情報を抽出したりすることができる。これにより、メッセージの送信忘れ、未請求および給与の未払いを防止することができる。また、訪問員DB162または顧客DB166から、訪問員情報または顧客情報を抽出することにより、訪問員および顧客の情報を管理することができる。
なお、ユーザーDB160の情報は、管理者が管理するものであるため、ユーザーDB160は管理者端末400からのみアクセスできるようにすることが好ましい。
情報提供部156は、各データベースの情報、データベース管理部154でデータベースから抽出した情報などをユーザー端末200または管理者端末400に送信する。
上記の各情報取得部は、主に新たな情報を登録する場合に実行されるが、データベースに登録された既存の情報を編集することもできる。
上記の各情報取得部で取得した情報および各データベースに登録される情報は、一例であり、適宜情報を追加、削除または変更してもよい。
訪問サービス支援装置100が請求額の算定および給与の算定を行わない場合には、各情報取得部は、取得した情報を各データベースに登録しないものであってもよい。この場合、情報取得部130は、メッセージの生成とメッセージの送信に必要な情報をユーザー端末200から取得し、データベースからデータを抽出することなく、取得した情報に基づいて、メッセージ生成部140がメッセージを生成し、メッセージ送信部142がメッセージの送信を行う。
次にユーザー端末200について説明する。
ユーザー端末200は、ユーザーが利用する端末である。ユーザー端末200は、ハードウェアの構成として、図22に示すように、CPU211と、RAM212と、ROM213と、記憶装置214と、通信装置215と、入力装置216と、表示装置217と、出力装置218と、を備えている。これらの構成はバス219に接続されている。
CPU211、RAM212、ROM213、記憶装置214および通信装置215は、訪問サービス支援装置100のものと同じであるため、説明を省略する。入力装置216は、データの入力を行うものであり、キーボードやマウス等で構成されている。表示装置217は、データを表示するためのものであり、液晶ディスプレイ等で構成されている。出力装置218は、請求書、給与明細書およびデータを出力するためのものであり、プリンタ等で構成されている。
ユーザー端末200は、記憶装置214に、機能的構成として、図3に示すように、ユーザー端末情報取得部230と、ユーザー端末情報提供部232と、ユーザー端末出力部234と、を備えている。
ユーザー端末200は、CPU211が、記憶装置214に記憶された上記機能的構成を実行するためのプログラムを、RAM212を作業領域として実行することにより、各機能を実現する。
上記機能的構成を実行するためのプログラムのインストールについては、訪問サービス支援装置100と同様であるため、説明を省略する。
ユーザー端末情報取得部230は、ネットワーク10を介して、訪問サービス支援装置100からデータを取得し、取得したデータを表示装置217に表示する。取得するデータとしては、入力画面を表示するためのデータ、請求書または給与明細書のドキュメントファイル、訪問サービス支援装置100の各データベースの情報および訪問サービス支援装置100のデータベース管理部154によりデータベースから抽出された情報等が挙げられる。
ユーザー端末情報提供部232は、ユーザー端末200に入力した情報や、訪問サービス支援装置100の機能的構成を実行させる指令を訪問サービス支援装置100に送信する。
ユーザー端末出力部234は、請求書または給与明細書のドキュメントファイルを出力装置218で出力する。
次に、訪問員端末300について説明する。
訪問員端末300は、訪問員が利用する端末である。訪問員端末300は、ハードウェアの構成として、図23に示すように、CPU311と、RAM312と、ROM313と、記憶装置314と、通信装置315と、入力装置316と、表示装置317と、を備えている。各構成はバス319に接続されている。
訪問員端末300のCPU311、RAM312、ROM313、記憶装置314、通信装置315、入力装置316および表示装置317は、訪問サービス支援装置100およびユーザー端末200のものと同じであるため、説明を省略する。
訪問員端末300は、記憶装置314に、機能的構成として、図3に示すように、訪問サービス支援装置100がメッセージの送信先に送信したメッセージを表示装置317に表示するメッセージ表示部330を備えている。
訪問員端末300は、CPU311が、記憶装置314に記憶された上記機能的構成を実行するためのプログラムを、RAM312を作業領域として実行することにより、その機能を実現する。
上記機能的構成を実行するためのプログラムのインストールについては、訪問サービス支援装置100と同様であるため、説明を省略する。
メッセージ表示部330は、訪問サービス支援装置100がメッセージの送信先に送信したメッセージを、表示装置317に表示する。
本実施形態では、訪問サービス支援装置100から訪問員端末300へのメッセージの伝達にウェブメールサービスを用いるため、メッセージ表示部330はウェブサイトを閲覧できるブラウザを備えている。訪問員は、訪問員端末300でサーバ500にアクセスし、ブラウザでウェブメールのウェブサイトを表示して、ログインすることにより訪問サービス支援装置100から送信されたメールを閲覧する。
なお、訪問サービス支援装置100が訪問員端末300にメッセージを電子メールで送信する場合、メッセージ表示部330は、受信した電子メールを表示装置317に表示するものであってもよい。
訪問員端末300は、訪問サービス員が常時メッセージを閲覧することが可能な携帯電話、スマートフォン、または携帯型の端末が好ましい。
管理者端末400は、管理者が利用する端末である。管理者端末400は、ハードウェアの構成として、図24に示すように、CPU411と、RAM412と、ROM413と、記憶装置414と、通信装置415と、入力装置416と、表示装置417と、を備えている。各構成はバス419に接続されている。
管理者端末400のハードウェアの構成は、基本的に訪問者端末と同じであるため、説明を省略する。
管理者端末400は、記憶装置414に、機能的構成として、図3に示すように、管理者端末情報取得部430と、管理者端末情報提供部432と、を備えている。
管理者端末400は、CPU411が、記憶装置414に記憶された上記機能的構成を実行するためのプログラムを、RAM412を作業領域として実行することにより、各機能を実現する。
上記機能的構成を実行するためのプログラムのインストールについては、訪問サービス支援装置100と同様であるため、説明を省略する。
管理者端末情報取得部430は、ネットワーク10を介して、訪問サービス支援装置100からデータを取得し、取得したデータを表示装置417に表示する。取得するデータとしては、入力画面を表示するためのデータ、訪問サービス支援装置100の各データベースの情報および訪問サービス支援装置100のデータベース管理部154によりデータベースから抽出された情報等が挙げられる。
管理者端末情報提供部432は、入力画面に入力した情報や、訪問サービス支援装置100の機能的構成を実行させる指令を訪問サービス支援装置100に送信する。
なお、管理者端末400は、ユーザー端末200と同様に、訪問サービス支援装置100の各機能を実行することができる。
以下、訪問サービス支援装置100を用いた訪問サービス支援方法について説明する。図25は、訪問サービス支援方法の流れを示す。
ステップS01において、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200からログインする旨の指令を受けて、受付部144が、ユーザーIDとパスワードの入力画面を表示するためのデータをユーザー端末200に送信する。次いで、訪問サービス支援装置100の受付部144は、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に入力し、訪問サービス支援装置100に送信したユーザーIDとパスワードを取得し、取得したユーザーIDとパスワードがユーザーDB160に登録されているユーザー名とパスワードの組み合わせと一致するか否かの判定を行う。
ユーザー端末200から取得したユーザー名とパスワードが、ユーザーDB160に登録されているユーザー名とパスワードの組み合わせと一致する場合、受付部144は、ユーザー端末200に対し訪問サービス支援装置100の各機能の利用やデータベースの利用を許可する。また、受付部144は、ユーザーの各データベースを特定するため、ユーザー名をRAM112や記憶装置114に記憶する。
ユーザー端末200から取得したユーザー名とパスワードが、ユーザーDB160に登録されているユーザー名とパスワードの組み合わせと一致しない場合には、受付部144は、ユーザー端末200に対し、訪問サービス支援装置100の各機能やデータベースの利用を許可せず、ユーザー端末200に再度ユーザー名とパスワードの入力を要求する。
次に、ステップS02において、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から訪問員情報登録の指令を受けて、訪問員情報取得部134が訪問員情報の入力画面(図6参照)を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信した訪問員情報を取得する。
また、訪問員情報取得部134は、取得した訪問員情報に訪問員IDを加えて、ユーザーの訪問員DB162に登録する。
なお、訪問サービス支援装置100にユーザー端末200から訪問サービス情報登録の指令がない場合、ステップS02は省略される。
次に、ステップS03において、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から顧客情報登録の指令を受けて、顧客情報取得部136が顧客情報の入力画面(図8参照)を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信した顧客情報を取得する。
また、顧客情報取得部136は、取得した顧客情報に、顧客IDを加えるとともに、プランIDを関連付けてユーザーの顧客DB166に登録する。
なお、訪問サービス支援装置100にユーザー端末200から顧客情報登録の指令がない場合、ステップS03は省略される。
ステップS02とステップS03は、順番が逆であってもよい。
次に、ステップS04において、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から訪問サービス情報登録の指令を受けて、訪問サービス情報取得部138が案件情報および作業情報の入力画面(図14参照)を表示するためのデータをユーザー端末200に送信し、ユーザーがユーザー端末200で入力画面に基づいて入力し、訪問サービス支援装置100に送信した案件情報および作業情報を取得する。
また、訪問サービス情報取得部138は、取得した案件情報に、請求フラグ、メッセージ送信フラグおよび案件IDを加え、さらにプランIDを関連付けてユーザーの案件DB172に登録する。
また、訪問サービス情報取得部138は、取得した作業情報に、給与フラグおよび作業IDを加え、さらに案件IDと関連付けてユーザーの作業DB174に登録する。
なお、訪問サービス支援装置100に対し、ユーザーから訪問サービス情報登録の指令がない場合、ステップS04は省略される。この場合、案件DB172および作業DB174に登録された既存の情報に基づいて、以下のステップが実行される。
次に、ステップS05において、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200からメッセージ生成の指令を受けて、メッセージ生成部140が訪問サービスを担当する訪問員の訪問員端末300に伝達するメッセージを生成する。メッセージは、案件DB172および作業DB174に登録された情報ならびにこれらの情報に対応する訪問員DB162の訪問員情報に基づいて生成される。
次に、ステップS06において、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200からメッセージ送信の指令を受けて、メッセージ送信部142がメッセージ生成部140で生成したメッセージをメッセージの送信先に送信する。
メッセージ送信部142は、訪問員端末300に送信メールを送信した後、メッセージ生成の基礎とした案件DB172の案件情報のメッセージ送信部142フラグにメッセージ送信済みを意味する情報を付与し、案件DB172の案件情報のメッセージ送信フラグの内容を更新する。
訪問サービス支援装置100は、上記ステップに加えてまたは上記ステップとは別に、訪問サービスに対する顧客への請求額の算定および訪問サービスを担当した訪問員の給与の算定を行うことができる。
請求額の算定については、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から請求額算定の指令を受けて、請求額算定部146が、請求フラグが未請求となっている案件DB172の案件情報に対応する請求に関する情報に基づいて、顧客ごとに、個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額およびその請求額の合計を算定する。
請求額算定部146は、算定した顧客ごとの請求額の合計に、請求年月、請求額の支払期限および請求IDを加え、顧客IDと関連付けた請求情報をユーザーの請求DB176に登録する。
また、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から指定された顧客の請求書生成の指令を受けて、請求書生成部148が請求額算定部146で算定したその顧客の個々の案件情報の訪問サービスに対する請求額および請求額の合計と、対応する請求DB176の請求の情報に基づいて、図19に示す請求書のドキュメントファイルを生成し、ユーザー端末200に送信する。
請求書生成部148は、請求書のドキュメントファイルを生成した後、請求額の算定および請求書のドキュメントファイルの生成の基礎とした案件DB172の案件情報の請求フラグに請求済みを意味する情報を付与し、案件DB172の案件情報の請求フラグの内容を更新する。
給与の算定については、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から給与算定の指令を受けて、給与算定部150が、給与フラグが未払いとなっている作業DB174の作業情報に対応する給与に関する情報に基づいて、訪問員ごとに、個々の作業情報の訪問サービスに対する給与および給与の合計を算定する。
給与算定部150は、算定した訪問員ごとの給与の合計に、支給年月、実労働時間、交通費、各種社会保険料、税金および給与IDを加え、さらに訪問員IDを関連付けた給与情報をユーザーの給与DB178に登録する。
また、訪問サービス支援装置100は、ユーザー端末200から指定された訪問員の給与明細書生成の指令を受けて、給与明細書生成部152が給与DB178の給与情報に基づいて、図21に示す給与明細書のドキュメントファイルを生成し、ユーザー端末200に送信する。
給与明細書生成部152は、給与明細書のドキュメントファイルを生成した後、給与の算定および給与明細書のドキュメントファイルの生成の基礎とした作業DB174の作業情報の給与フラグに支払済みを意味する情報を付与し、作業DB174の作業情報の給与フラグの内容を更新する。
訪問サービス支援装置100、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システムによると、顧客から依頼された訪問サービスに関するメッセージを訪問員の訪問員端末300に伝達することにより、訪問員に訪問サービスの担当を依頼するので、訪問員はユーザーの事業所等に立ち寄ることなく、直接訪問先に向かって訪問サービスを提供することができる。これにより、事業者にとっては、訪問員が事業所に移動する時間に対する人件費を削減でき、訪問者にとっては、事業所に移動する手間や時間を省くことができる。
訪問サービス支援装置100、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システムによると、メッセージに地図画像情報および訪問先画像情報を含めることにより、訪問サービスを担当する訪問員は迷うことなく確実に訪問先にたどり着くことができる。
従来、訪問サービスを提供する訪問先に顧客が不在の場合、訪問員は室内に入ることができないので、訪問サービスを行うことができないという問題があった。
これに対し、本発明の訪問サービス支援装置100、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システムによると、保管庫20が訪問先の室外に取り付けられている場合に、メッセージ生成部140がメッセージに保管庫20の暗証番号を含める。これにより、訪問サービスの提供を依頼した顧客が、訪問サービスの提供日時に外出等により訪問先に不在となる場合であっても、あらかじめ保管庫20の収容空間21に訪問先の出入口の錠の鍵30を保管しておけば、訪問員が、訪問員端末300でメッセージを閲覧して保管庫20の暗証番号を取得し、暗証番号の入力により保管庫20から鍵30を取り出し、鍵30で訪問先の出入口の錠を開錠して室内に入ることができるので、訪問員は、顧客が訪問先で不在であっても、訪問サービスを提供することができる。
訪問サービス支援装置100、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システムによると、データベース管理部154が、ユーザー端末200からの指令、ユーザー端末200で入力されたキーワード、各IDまたは各フラグ等の条件に基づいて、訪問員DB162、顧客DB166、案件DB172、作業DB174、請求DB176および給与DB178から、条件に合致する情報を抽出し、抽出した情報を情報提供部156でユーザー端末200に送信するので、ユーザーは各データベースに登録された情報を容易かつ適正に管理することができる。
訪問サービス支援装置100、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システムによると、請求フラグの情報に基づいて、顧客に提供した訪問サービスのうち未請求である案件について、請求額を算定するので、顧客に提供した訪問サービスに対し、請求忘れを防止できる。
訪問サービス支援装置100、訪問サービス支援方法および訪問サービス支援システムによると、給与フラグの情報に基づいて、顧客に提供した訪問サービスのうち訪問員への給与が未払いである案件について、給与を算定するので、顧客に提供した訪問サービスに対する訪問員への給与の未払いを防止できる。
本発明は、上記実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変更することができる。
本発明はユーザー端末200自体が、訪問サービス支援装置100であってもよい。この場合は、情報取得部は、ユーザー端末200の入力装置等から情報を取得する。
10 ネットワーク
20 保管庫
21 収容空間
22 保管庫本体
24 開閉部
25 施錠部
26 入力部
28 取付部
30 鍵
100 訪問サービス支援装置
130 情報取得部
132 ユーザー情報取得部
134 訪問員情報取得部
136 顧客情報取得部
138 訪問サービス情報取得部
140 メッセージ生成部
142 メッセージ送信部(フラグ更新部)
144 受付部
146 請求額算定部
148 請求書生成部(フラグ更新部)
150 給与算定部
152 給与明細書生成部(フラグ更新部)
154 データベース管理部
156 情報提供部
160 ユーザーDB
162 訪問員DB
164 プランDB
166 顧客DB
170 訪問サービスDB
172 案件DB
174 作業DB
176 請求DB
178 給与DB
200 ユーザー端末
230 ユーザー端末情報取得部
232 ユーザー端末情報提供部
234 ユーザー端末出力部
300 訪問員端末
330 メッセージ表示部
400 管理者端末
430 管理者端末情報取得部
432 管理者端末情報提供部
500 サーバ

Claims (10)

  1. 訪問サービスを提供するユーザーが利用するユーザー端末およびユーザーからの依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末とネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援装置であって、
    訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の前記訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先を前記ユーザー端末から取得する情報取得部と、
    前記訪問サービスを提供する日時および前記訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    前記メッセージの送信先に前記メッセージを送信するメッセージ送信部と、
    を備えることを特徴とする訪問サービス支援装置。
  2. 訪問サービスを提供するユーザーから依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末とネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援装置であって、
    訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の前記訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先を取得する情報取得部と、
    前記訪問サービスを提供する日時および前記訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    前記メッセージの送信先に前記メッセージを送信するメッセージ送信部と、
    を備えることを特徴とする訪問サービス支援装置。
  3. 前記訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報が、訪問先の地図画像および訪問先の画像の情報であることを特徴とする請求項1または2記載の訪問サービス支援装置。
  4. 収容空間を有する保管庫本体と、収容空間を開閉自在に閉じる開閉部と、閉じた開閉部を施開錠する施錠部と、を備える保管庫が訪問先の室外に取り付けられており、
    施錠部が暗証番号の入力により開錠し、
    前記メッセージ生成部が前記メッセージに暗証番号を含めることを特徴とする請求項1、2または3記載の訪問サービス支援装置。
  5. 情報を記憶する記憶装置と、訪問員の給与を算定する給与算定部と、訪問員への給与の支払いの有無を判別する給与フラグを更新するフラグ更新部と、を備え、
    前記情報取得部が、取得した情報に、給与に関する情報および未払いを意味する情報が付与された前記給与フラグを加えて前記記憶装置に記憶し、
    前記給与算定部が、前記記憶装置に記憶した情報のうち、前記給与フラグが未払いを意味している情報を抽出し、前記抽出した情報の訪問サービスに対する訪問員の給与を、前記給与に関する情報に基づいて算定し、
    前記フラグ更新部が、前記給与算定部による訪問員の給与の算定の後、前記給与フラグに支払い済みを意味する情報を付与して前記給与フラグの内容を更新し、前記記憶装置に記憶することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の訪問サービス支援装置。
  6. 情報を記憶する記憶装置と、訪問サービスに対する請求額を算定する請求算定部と、顧客への請求の有無を判別する請求フラグを更新するフラグ更新部と、を備え、
    前記情報取得部が、取得した情報に、請求に関する情報および未請求を意味する情報が付与された前記請求フラグを加えて前記記憶装置に記憶し、
    前記請求額算定部が、前記記憶装置に記憶した情報のうち、前記請求フラグが未請求を意味している情報を抽出し、前記抽出した情報の訪問サービスに対する請求額を、前記請求に関する情報に基づいて算定し、
    前記フラグ更新部が、前記請求額算定部による顧客への請求額の算定の後、前記請求フラグに請求済みを意味する情報を付与して前記請求フラグの内容を更新し、前記記憶装置に記憶することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の訪問サービス支援装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載の訪問サービス支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 訪問サービスを提供するユーザーが利用するユーザー端末およびユーザーからの依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末とネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援装置を用いる訪問サービス支援方法であって、
    訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の前記訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先を前記ユーザー端末から取得するステップと、
    前記訪問サービスを提供する日時および前記訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するステップと、
    前記メッセージの送信先に前記メッセージを送信するステップと、
    を備えることを特徴とする訪問サービス支援方法。
  10. 訪問サービス支援装置、訪問サービスを提供するユーザーが利用するユーザー端末およびユーザーからの依頼を受けて訪問サービスを担当する訪問員が利用する訪問員端末がネットワークを通じて通信可能な訪問サービス支援システムであって、
    前記訪問サービス支援装置は、
    訪問サービスを提供する日時、訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報およびユーザーが訪問サービスの担当を依頼する訪問員の前記訪問員端末にメッセージを伝達するためのメッセージの送信先を前記ユーザー端末から取得する情報取得部と、
    前記訪問サービスを提供する日時および前記訪問サービスを提供する訪問先の位置を特定する情報を含めて訪問員に訪問サービスの担当を依頼するメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    前記メッセージの送信先に前記メッセージを送信するメッセージ送信部と、を備え、
    前記ユーザー端末は、
    情報を入力する入力装置と、入力装置で入力した情報を前記訪問サービス支援装置に送信するユーザー端末情報提供部と、を備え、
    前記訪問員端末は、
    表示装置と、前記訪問サービス支援装置が送信したメッセージを表示装置に表示するメッセージ表示部と、を備えることを特徴とする訪問サービス支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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