JP2016217759A - 情報取得システム、電子機器、情報取得方法及びプログラム - Google Patents

情報取得システム、電子機器、情報取得方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切に連携をとり、効率的に高度を取得することができる情報取得システムを提供する。【解決手段】複数の携帯電子機器1のうちの1の携帯電子機器1は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する。1の携帯電子機器1は、生成された気圧補正情報を複数の電子機器1のうちの他の携帯電子機器1に送信する。1の携帯電子機器1及び他の携帯電子機器1は、それぞれ、1の携帯電子機器で生成された気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報取得システム、電子機器、情報取得方法及びプログラムに関する。
従来より、GPSから取得する高度情報と、GPS以外から得られる高度情報により正確な高度情報を取得する技術が知られている。例えば、特許文献1には、GPSから取得する高度情報に、所定のタイミングで取得した気圧からの高度情報を用いてGPSから取得した高度情報を補正する技術が記載されている。
特開2013−221887号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、周囲に同様の機能を有する機器がある場合には、各機器それぞれでGPSの受信を行ったりすることは効率的でない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、適切に連携をとり、効率的に高度を取得することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報取得システムは、
複数の電子機器を備えた情報取得システムにおいて、
前記複数の電子機器のうちの1の電子機器は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、
前記1の電子機器は、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信し、
前記1の電子機器及び前記他の電子機器は、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、適切に連携をとり、効率的に高度を取得することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電子機器のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1の携帯電子機器の機能的構成のうち、高度取得処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図2の機能的構成を有する図1の携帯電子機器が実行する高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。 複数の携帯電子機器での運用時の通信管理における設定を示す図である。 第1の実施形態における複数の携帯電子機器での高度取得の運用時ついて説明するための図である。 第1の実施形態におけるGPS間欠受信を行う携帯電子機器が実行する高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。 第1の実施形態におけるGPS間欠受信を行った携帯電子機器以外の携帯電子機器が実行する高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の実施形態における複数の携帯電子機器1での高度取得の運用時ついて説明するための図である。 最終電子機器における高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。 最終電子機器以外の携帯電子機器1における高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[携帯電子機器単独での運用]
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電子機器のハードウェアの構成を示すブロック図である。
携帯電子機器1は、例えばスマートフォンとして構成される。
携帯電子機器1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、計時部16と、GPSモジュール17と、気圧計測モジュール18と、気圧高度変換モジュール19と、高度補正モジュール20と、入力部21と、出力部22と、記憶部23と、通信部24と、ドライブ25と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部23からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、計時部16、GPSモジュール17、気圧計測モジュール18、気圧高度変換モジュール19、高度補正モジュール20、入力部21、出力部22、記憶部23、通信部24及びドライブ25が接続されている。
計時部16は、CPU11の制御の下、計時動作を実行し、現在の時刻を計時する。
GPSモジュール17は、アンテナを含み複数のGPS(Global Positioning System)用衛星からのGPS信号を受信して、携帯電子機器1の位置情報を取得する。
気圧計測モジュール18は、携帯電子機器1がある環境下の気圧を検出し、検出した気圧を示す情報(気圧計測値)を出力する。
気圧高度変換モジュール19は、気圧計測モジュールで計測された計測気圧値を、気圧高度換算テーブル(本実施形態では、国際標準大気(ISO2533:1975))を参照して変換する。その結果、計測された気圧から高度が出力される。
高度補正モジュール20は、計測気圧値を気圧高度変換モジュールに入力して得られる高度から、気圧補正情報に記憶されている気圧補正情報(高度変化以外の高度誤差分である気圧補正値)を差し引くことにより、高度を補正する。
入力部21は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部22は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部23は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部24は、BLE(Bluetooth Low Energy)(商標)を用いた通信により、予めペアリングされた他の携帯電子機器1との間で、近距離無線通信が可能に構成される。
ドライブ25には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ25によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部23にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部23に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部23と同様に記憶することができる。
図2は、このような携帯電子機器1の機能的構成のうち、高度取得処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
高度取得処理とは、GPSから測位した測位情報と、気圧の計測情報と、気圧補正情報に基づいて、高度を取得する一連の処理をいう。
高度取得処理を実行する場合には、図2に示すように、CPU11において、駆動制御部51と、高度取得処理部52と、が機能する。
また、記憶部23の一領域には、設定情報記憶部71と、気圧高度変換テーブル記憶部72と、気圧補正情報記憶部73と、高度情報記憶部74と、が設定される。
設定情報記憶部71には、GPSの駆動タイミングであるGPS間欠受信時刻等が記憶される。
気圧高度変換テーブル記憶部72には、気圧を所定の基準(本実施形態では、国際標準大気(ISO2533:1975))で高度に変更するための気圧高度変換テーブルが記憶される。
気圧補正情報記憶部73には、気圧補正値からなる気圧補正情報が記憶される。
高度情報記憶部74には、取得された高度が記憶される。
駆動制御部51は、設定情報記憶部71に記憶された各種の設定時刻と計時部16から取得した現在時刻を比較して、所定のタイミングでGPSモジュール17を間欠動作させるように制御する。
高度取得処理部52は、高度の算出に係る処理を行う。
具体的には、高度取得処理部52は、駆動の結果、GPSモジュール17から出力されたGSP測位情報から、高度(以下、「測位高度」という。)を取得する。
また、高度取得処理部52は、気圧計測モジュール18で計測された計測気圧値を、気圧高度変換モジュール19において、気圧高度変換テーブル記憶部72に記憶される気圧高度換算テーブルを参照して変換した高度(以下、「気圧高度」という。)を取得する。
また、高度取得処理部52は、測位高度と、気圧高度との差分値(以下、「気圧補正値」という。)を算出し、気圧補正情報として気圧補正情報記憶部73に記憶する。
気圧は高度変化だけでなく天候の変化でも変化するため、正確な高度を取得するためには、計測気圧値から高度変化以外の原因による気圧変化分を差し引く必要がある。このため、本実施形態の携帯電子機器1では、高度変化以外の例えば天候等による気圧変化に基づく高度誤差分である気圧補正情報を用いて、正確な高度を取得する。
また、高度取得処理部52は、高度補正モジュール20によって、計測気圧値を気圧高度変換モジュール19に入力して得られる高度から、気圧補正情報記憶部73に記憶されている気圧補正情報(高度変化以外の高度誤差分である気圧補正値)を差し引くことにより、補正された正確な高度を取得する。その後、高度取得処理部52は、算出した高度を高度情報記憶部74に記憶させる。
なお、高度補正モジュール20での気圧補正情報の使用方法は、単純に気圧補正情報記憶部73に記憶されている最新の気圧補正情報を選択するのではなく、気圧補正情報記憶部73に記憶されている複数の気圧補正情報から、例えば最小自乗法により1次近似式としての予測式を作成し、この予測式から現在の気圧補正情報を予測し、この予測値により高度補正処理をすることにより、さらに正確な高度情報を取得するように構成することもできる。
また、気圧補正情報は高度誤差分としてではなく、気圧誤差分として算出することも可能である。すなわち、GSP測位情報から得られる高度情報を、気圧高度変換テーブル記憶部72に記憶される気圧高度換算テーブルを逆に参照することにより換算気圧値を算出し、これを計測気圧値と比較し、その差分値を気圧補正情報とする。その場合、高度補正モジュール20は計測気圧値から、気圧補正情報記憶部73の気圧補正値である気圧誤差分を差し引き、それを気圧高度変換モジュール19に入力して、正確な高度情報を取得するように構成することもできる。
図3は、図2の機能的構成を有する図1の携帯電子機器1が実行する高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。
高度取得処理は、ユーザによる入力部21への高度取得処理開始の操作により開始される。
ステップS11において、駆動制御部51は、設定情報記憶部71に記憶された各種の設定時刻と計時部16から取得した現在時刻を比較して、所定のタイミングでGPSモジュール17を間欠動作させるように制御する。
ステップS12において、高度取得処理部52は、駆動の結果、GPSモジュール17から出力されたGSP測位情報から、測位高度を取得する。
ステップS13において、高度取得処理部52は、気圧計測モジュール18で計測した計測気圧値を、気圧高度変換モジュール19において、気圧高度変換テーブル記憶部72に記憶される気圧高度換算テーブルを参照して変換した気圧高度を取得する。
ステップS14において、高度取得処理部52は、測位高度と、気圧高度との差分をとって、気圧補正値を算出し、気圧補正情報として気圧補正情報記憶部73に記憶させる。
ステップS15において、高度取得処理部52は、高度補正モジュール20によって、計測気圧値を気圧高度変換モジュール19に入力して得られる高度から、気圧補正情報記憶部73に記憶されている気圧補正情報(高度変化以外の高度誤差分である気圧補正値)を差し引くことにより、算出された正確な高度を取得する。そして、高度取得処理部52は、算出した高度を高度情報記憶部74に記憶させる。
その後、高度取得処理は終了する。
[携帯電子機器複数での運用]
上述したように装置単独での高度の取得が可能であるが、高度の精度向上や電力消費の低減を目的して、以下のようなシステム(高度取得システム)を構築して、各携帯電子機器1において高度を取得する。なお、以下においては、3つの携帯電子機器1A,1B,1Cにおいて高度を算出する場合の例を説明する。携帯電子機器1A,1B,1Cの間では、予めBLE通信によるペアリングされており、携帯電子機器1A,1B,1C間において1対1の近距離無線通信が可能な状態となっている。
<第1の実施形態>
本実施形態では、構築したシステム全体のGPS受信における電力消費を抑えるために、各携帯電子機器1A,1B,1Cでは、各自でGPS受信・気圧補正情報の生成を行わずに、1つの携帯電子機器1でGPS受信・気圧補正情報の生成を行って、生成した気圧補正情報を他の携帯電子機器1で利用するように構成する。また、1の携帯電子機器1だけでGPS受信を行うと、電力消費に偏りが出るために、システムを構成する各携帯電子機器1A,1B,1Cの持ち回りで(巡回的に)、GPS受信を行うように構成する。
まず、各携帯電子機器1では、ユーザの入力部21を介した操作により、通信管理のための機器IDと総機器数を設定する。
図4は、複数の携帯電子機器1での運用時の通信管理における設定を示す図である。図中、携帯電子機器1Aを機器Aと表示し、携帯電子機器1Bを機器Bと表示し、携帯電子機器1Cを機器Cと表示する。
具体的には、図4の例に示すように、携帯電子機器1A,1B,1Cは、それぞれ{機器ID=0、機器数=3},{機器ID=1、機器数=3},{機器ID=2、機器数=3}と設定される。
これにより、伝達元の電子機器の識別と電子機器数から伝達された携帯電子機器が伝達の最終電子機器であるかの判断を行うことができる。例えば、機器ID=0である機器Aが情報の伝達元である場合、機器ID=2である機器Cは機器ID=0と機器数=3から、自分が最終電子機器であると判断することができる。そして、携帯電子機器1Cは、電子機器ID=0である携帯電子機器1Aに受信した情報を伝達する。その後、携帯電子機器1Aは最終電子機器から同じ情報を受信することにより、電子機器間通信(相互通信)が問題ないと判断することができる。
本実施形態では、1対1のBLE通信において所定の携帯電子機器から発信された情報が全ての携帯電子機器に順次受け渡されて、最終電子機器から発信した情報を受信することにより、電子機器間での通信を完了する通信である。したがって、所定の携帯電子機器から発信された情報は、他の携帯電子機器において順次取得されることになる。
このように電子機器の設定がされると、以下に示すような運用が行われる。
図5は、第1の実施形態における複数の携帯電子機器1での高度取得の運用時ついて説明するための図である。図中、携帯電子機器1Aを機器Aと表示し、携帯電子機器1Bを機器Bと表示し、携帯電子機器1Cを機器Cと表示する。
まず、処理を開始する携帯電子機器(本実施形態において、携帯電子機器1A)における処理開始時刻と、間欠受信間隔(例えば、10分)を設定する。設定された処理開始時刻と、間欠受信間隔は、間欠受信情報として、相互通信により、携帯電子機器1A以外の他の携帯電子機器である携帯電子機器1Bと携帯電子機器1Cに伝達される。
そして、最終電子機器である携帯電子機器1Cから、携帯電子機器1Aが伝達した同じ情報を受信することにより、電子機器間通信(相互通信)が問題ないと判断して、GPS受信等の処理を開始する。
なお、計測開始時刻t0は、最初のGPS間欠受信情報の通信時間を考慮して決定する。このようにして、全携帯電子機器が計測開始時刻t0とGPS間欠受信タイミングTを共有すると、個々の携帯電子機器は自己のGPS間欠受信時刻と気圧補正情報通信時刻を設定できることになる。
即ち、個々の携帯電子機器は、以下のようなタイミングでGPS間欠受信時刻と気圧補正情報通信時刻を設定する。
気圧補正情報通信時刻は、全電子機器共通で、t=t0+n*T(n=0,1,2...)と設定される。
携帯電子機器1AのGPS間欠受信時刻は、ta=t0+n0*T(n0=0,3,6,9...)と設定される。
携帯電子機器1BのGPS間欠受信時刻は、tb=tp+n1*T(n1=1,4,7,10...)と設定される。
携帯電子機器1CのGPS間欠受信時刻は、tc=tp+n2*T(n1=2,5,8,11...)と設定される。
したがって、個々の携帯電子機器の間欠受信のタイミングは3*Tとなることになる。
全携帯電子機器においてGPS間欠受信時刻と気圧補正情報通信時刻が設定されることで、GPS間欠受信の運用が開始されると以下のような処理が実行される。
まず、時刻taにおいては、携帯電子機器1AがGPS間欠受信をし、取得した測位高度とその時の気圧高度とから気圧補正情報を算出し、携帯電子機器1Bに伝達し、さらに携帯電子機器1Bが携帯電子機器1Cに同じ情報を伝達し、携帯電子機器1A,1B,1Cは時刻taにおける気圧補正情報として記憶する。
次に、時刻tbにおいては、携帯電子機器1BがGPS間欠受信し、その時の気圧高度とから気圧補正情報を算出し、携帯電子機器1Cに伝達し、さらに携帯電子機器1Cが携帯電子機器1Aに同じ情報を伝達し、携帯電子機器1A,B,Cは時刻tbにおける気圧補正情報として記憶する。
次に、時刻tcにおいては、携帯電子機器1CがGPS間欠受信し、取得した測位高度とその時の気圧高度とから気圧補正情報を算出し、携帯電子機器1Aに伝達し、さらに携帯電子機器1Aが携帯電子機器1Bに同じ情報を伝達し、携帯電子機器1A,1B,1Cは時刻tcにおける気圧補正情報として記憶する。
このようにして、各携帯電子機器1A,1B,1Cでは、時間間隔Tごとの気圧補正情報として記憶されることになる。
そして、GPS非受信時は、気圧高度と時間間隔Tごとの気圧補正情報を用い、高度変化以外の気圧変化による高度誤差分を除去した正確な高度情報を得ることができる。
なお、設定したタイミングのGPS間欠受信で受信状況が悪く測位高度が得られなかった場合には、気圧補正情報記憶部73に記憶されている過去の気圧補正情報から1次予測式を作成し、予測式から得られる気圧補正予測値をその時の気圧補正情報として伝達する。
次に、第1の実施形態における複数の携帯電子機器1での機能的構成のうち、高度取得処理を実行するための機能的構成について説明する。なお、以下において、単独での運用と同じ機能的構成等についての説明は省略する。
本実施形態の高度取得処理は、高度の取得に際して、巡回的に1の携帯電子機器1で生成された高度補正情報を用いて、全ての携帯電子機器1で高度を取得する一連の処理である。
本実施形態の高度取得処理を実行する場合には、図2に示すように、CPU11において、駆動制御部51と、高度取得処理部52と、が機能し、さらに、相互通信設定部53と、通信制御部54が機能する。
また、記憶部23の一領域には、設定情報記憶部71と、気圧高度変換テーブル記憶部72と、気圧補正情報記憶部73と、高度情報記憶部74と、が設けられる。
各携帯電子機器1の設定情報記憶部71には、電子機器IDと、電子機器数と、設定されたGPS間欠受信時刻と、計測開始時刻と、気圧補正情報通信時刻が記憶される。
相互通信設定部53は、ユーザによる入力部21を介した設定操作により、電子機器IDと電子機器数とを設定する。また、相互通信設定部53は、ユーザによる入力部21を介した設定操作又は、他の携帯電子機器1からのデータ受信により、GPS間欠受信時刻と、GPS間欠受信時刻と計測開始時刻から気圧補正情報通信時刻と、を設定する。設定された電子機器ID、電子機器数、GPS間欠受信時刻、計測開始時刻、気圧補正情報通信時刻は、設定情報記憶部71に記憶される。
通信制御部54は、設定されたGPS間欠受信時刻と気圧補正情報通信時刻を他の携帯電子機器1に送信するように通信部24を制御する。
次に、第1の実施形態における携帯電子機器1で実行される高度取得処理の流れについて説明する。
高度取得処理の実行にあたり、設定電子機器(本実施形態においては、携帯電子機器1A)において、間欠受信間隔が設定され、GPS受信が行われ、計測が開始される。間欠受信時刻と計測開始時刻は、通信制御部54により、他の携帯電子機器1に送信するように通信部24が制御される。最終的に、携帯電子機器1A,1B,1Cの各設定情報記憶部71には、電子機器IDと、電子機器数と、設定されたGPS間欠受信時刻と、計測開始時刻と、気圧補正情報通信時刻とが記憶される。
GPS間欠受信を行う携帯電子機器1では、以下に示すような高度取得処理が実行される。図6は、GPS間欠受信を行う携帯電子機器1が実行する高度取得処理の流れを説明するフローチャートであり、図7は、GPS間欠受信を行った携帯電子機器1以外の携帯電子機器1が実行する高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。
なお、例えば、GPS間欠受信を行う携帯電子機器1が携帯電子機器1Aである場合には、図6の高度取得処理を実行し、携帯電子機器1Bと携帯電子機器1Cが気圧補正情報を受信する携帯電子機器1となって、図7の高度取得処理を実行する。
具体的には、GPS間欠受信を行う携帯電子機器1では、図6に示す高度取得処理が行われる。即ち、駆動のタイミングであるか否かを判定し(ステップS111)、駆動のタイミングである場合(ステップS111)には、GPSモジュールを駆動させて(ステップS112)、測位高度を取得し(ステップS113)、その後、気圧高度を取得して(ステップS114)、気圧補正情報を生成する(ステップS115)。生成した気圧補正情報は、自己の高度の取得(ステップS117)に用いる共に、他の携帯電子機器1へ送信して(ステップS116)、他の携帯電子機器1での高度の取得に供される。他の携帯電子機器1へ送信に際しては、自機の電子機器IDも合わせて送信する。
また、GPS間欠受信を行った携帯電子機器1から気圧補正情報を受信する携帯電子機器1では、図7に示すような高度取得処理が実行される。
即ち、伝達元の携帯電子機器1で生成された気圧補正情報に基づいて、自己の高度の取得に用い(ステップS132,S133)、他の携帯電子機器1に受信した気圧補正情報を送信する(ステップS131)。他の携帯電子機器1へ送信に際しては、自機の電子機器IDも合わせて送信し、電子機器ID及び電子機器数からして、最終電子機器である場合には、その旨を合わせて送信する。その結果、すべての携帯電子機器1において、気圧補正情報の受信及び高度の取得が行われることになる。
本実施形態では、GPS間欠受信が関係する携帯電子機器1において、1回のみ行われるために、複数の携帯電子機器1で構成するシステム全体でのGPS間欠受信に係る電力消費を抑えることができる。また、全ての携帯電子機器1で共通する気圧補正情報通信時刻にのみ通信部24におけるBLE通信を行うことで、気圧補正情報の取得に係る電力消費も抑えることができる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、全ての携帯電子機器1で、同じ所定の受信間隔でGPS間欠受信を行い、気圧補正情報を算出する。その中でGPS受信状況情報により最も信頼性が高いと判断できる気圧補正情報を最も気圧高度の補正に適した気圧補正情報(以下、「最適気圧補正情報」)として選択して、当該最適気圧補正情報で全ての携帯電子機器1における高度を取得するように構成する。
図8は、第2の実施形態における複数の携帯電子機器1での高度取得の運用時ついて説明するための図である。図中、携帯電子機器1Aを機器Aと表示し、携帯電子機器1Bを機器Bと表示し、携帯電子機器1Cを機器Cと表示する。
なお、電子機器の設定やGPS受信等の処理の開始前の設定については、第1の実施形態と同様である。
全電子機器が計測開始時刻t0とGPS間欠受信タイミングTを共有すると、個々の電子機器は自己のGPS間欠受信時刻と気圧補正情報通信時刻を設定できることになる。
気圧補正情報通信時刻は、全電子機器共通で、t=t0+n*T(n=0,1,2...)と設定される。
GPS間欠受信時刻も、全電子機器共通で、t=t0+n*T(n=0,1,2...)と設定される。
全携帯電子機器においてGPS間欠受信時刻と気圧補正情報通信時刻が設定されることで、GPS間欠受信の運用が開始されると以下のような処理が実行される。
携帯電子機器1A,B,CがGPS間欠受信をし、各々取得した測位高度とその時の気圧高度とから気圧補正情報を算出する。
その後、まず、携帯電子機器1Aから携帯電子機器1Bに対して携帯電子機器1Aの気圧補正情報とGPS受信状況を伝達し、次に携帯電子機器1Bから携帯電子機器1Cに対して携帯電子機器1A及び携帯電子機器1Bの気圧補正情報とGPS受信状況を伝達する。その結果、携帯電子機器1Cでは、全電子機器の気圧補正情報とGPS受信状況情報を取得することになる。
ここで、携帯電子機器1Cは3つの電子機器のGPS受信状況情報(本実施形態においては、例えば、GPS受信状況情報におけるDOP(Dilution of Precision:GPSの精度低下率))を比較することにより、最も信頼性の高いGPS測位情報を得られたと判断できる電子機器を選択し、その電子機器の気圧補正情報を最適気圧補正情報として、全ての携帯電子機器で気圧補正情報として用いる。
そして、携帯電子機器1Cは最適気圧補正情報を記憶するとともに、携帯電子機器1Aに対して最適気圧補正情報を伝達し、携帯電子機器1Aは携帯電子機器1Bに対して受信した最適気圧補正情報を伝達する。携帯電子機器1Aと携帯電子機器1Bは受信した最適気圧補正情報を記憶する。
さらに、GPS非受信時は気圧高度と時間間隔Tごとの最適気圧補正情報を用い、高度変化以外の気圧変化による高度誤差分を除去した高度情報を得ることができる。
次に、第1の実施形態における複数の携帯電子機器1での機能的構成のうち、高度取得処理を実行するための機能的構成について説明する。なお、以下において、単独での運用及び第1の実施形態と同じ機能的構成等についての説明は省略する。
本実施形態の高度取得処理は、GPSを間欠受信する携帯電子機器1を選択し、全ての携帯電子機器1で特定した携帯電子機器1の高度補正情報を用いて、高度を取得する一連の処理である。
本実施形態の高度取得処理を実行する場合には、図2に示すように、CPU11において、駆動制御部51と、高度取得処理部52と、相互通信設定部53と、通信制御部54とが機能し、さらに、GPS受信機器選択部55が機能する。
また、記憶部23の一領域には、設定情報記憶部71と、気圧高度変換テーブル記憶部72と、気圧補正情報記憶部73と、高度情報記憶部74と、が設けられる。
GPS受信機器選択部55は、全ての携帯電子機器1のGPS受信状況情報(本実施形態においては、例えば、GPS受信状況情報におけるDOP)を比較して、最も信頼性の高いGPS測位情報を得られたと判断できる携帯電子機器1を選択する。選択された携帯電子機器1で受信された測位情報に基づいて生成された気圧補正情報は、最適気圧補正情報として全ての携帯電子機器1での高度取得に用いられる。
次に、第2の実施形態の携帯電子機器1で実行される高度取得処理の流れについて説明する。
図9は、最終電子機器における高度取得処理の流れを説明するフローチャートであり、図10は、最終電子機器以外の携帯電子機器1における高度取得処理の流れを説明するフローチャートである。
具体的には、最終電子機器(伝達元の先頭電子機器が携帯電子機器1Aであった場合に、携帯電子機器1C)で実行されるGPS受信電子機器選択処理は、図9に示すように、最終電子機器において、他のGPS受信状況と、気圧補正情報を受信し、自機におけるGPS受信状況を取得し、気圧補正情報を生成して(ステップS211〜ステップS215)、全てのGPS受信状況と、気圧補正情報を取得し(ステップS216)、GPS受信機器選択部55においてGPS受信状況情報(本実施形態においては、例えば、GPS受信状況情報におけるDOP)を比較して、最も信頼性の高いGPS測位情報を得られたと判断できる携帯電子機器1を選択する(ステップS217)。その後、選択した携帯電子機器1の気圧補正情報を最適気圧補正情報として、他の携帯電子機器1に送信し(ステップS218)、最適気圧補正情報を用いて、高度を取得する(ステップS219)。
また、最終電子機器以外の携帯電子機器1(携帯電子機器1A,1B)で実行されるGPS受信電子機器選択処理は、図10に示すように、自機におけるGPS受信状況を取得し、気圧補正情報を生成して(ステップS231〜ステップS235)、GPS受信状況と気圧補正情報を巡回的に最終電子機器まで送信する(ステップS236)。最終電子機器で選択されたGPS受信電子機器の最適気圧補正情報を受信して(ステップS237)、受信した最適気圧補正情報を用いて高度を取得する(ステップS238)。
したがって、本実施形態においては、現状のGPSの受信状況が最も良好な携帯電子機器1の測位高度を用いた気圧補正情報を用いることができるために、現在において最も精度の高い高度を取得することができる。
<第3の実施形態>
本実施形態においては、まず、最初のGPSの間欠受信において、第2の実施形態における手法で高度を取得する。
第2の実施形態における手法によって、全ての携帯電子機器1におけるGPSの受信効率が把握しており、精度の高い気圧補正情報が取得可能な携帯電子機器1が特定されるために、当該特定された携帯電子機器1を、GPSの間欠受信を行う携帯電子機器1として運用し、第1の実施形態における手法で高度を取得する。
なお、第1の実施形態における手法で常に特定の携帯電子機器1によりGPSの間欠受信を行うと、特定の携帯電子機器1のみの電力を消費することになるため、選択的に受信効率の良い携帯電子機器1に切り替えたりするように構成することができる。また、受信の状況も時間と共に変化するために、所定の間隔で、第2の実施形態における手法に切り替えて、受信効率の良い携帯電子機器1を特定し直して、その後に、再度第1の実施形態における手法で高度を取得するように構成してもよい。
以上のように構成される高度情報取得システムSは、携帯電子機器1Aと、携帯電子機器1Bと、携帯電子機器1Cと、を含む。
複数の携帯電子機器1のうちの1の携帯電子機器1(携帯電子機器1A)は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する。
1の携帯電子機器1(携帯電子機器1A)は、生成された気圧補正情報を複数の電子機器1のうちの他の携帯電子機器1(携帯電子機器1B・携帯電子機器1C)に送信する。
1の携帯電子機器1(携帯電子機器1A)及び他の携帯電子機器1(携帯電子機器1B・携帯電子機器1C)は、それぞれ、1の携帯電子機器で生成された気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する。
これにより、また、高度情報取得システムSでは、1の携帯電子機器1でGPS測位を行うため、システム全体における電力消費を抑えることができるため、適切に連携をとり、効率的に高度を取得することができる。
また、高度情報取得システムSでは、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧情報に基づいて気圧補正情報を生成し、当該気圧補正情報に基づいて、複数の携帯電子機器1それぞれで対応した高度情報を取得する。
GPS測位と、気圧補正情報の生成を携帯電子機器1Aと、携帯電子機器1Bと、携帯電子機器1Cの全ての携帯電子機器1で行う。
生成された気圧補正情報のうち、最も好適な気圧補正情報を全ての電子機器で用いて、当該気圧補正情報に基づいて、それぞれの電子機器に対応した補正した高度情報を取得する。
これにより、高度情報取得システムSでは、最も好適な気圧補正情報を全ての電子機器で用いるために、高度の精度を高めることができるために、適切に連携をとり、効率的に高度を取得することができる。
高度情報取得システムSでは、GPS測位を間欠的に所定の間隔で行う。
これにより、高度情報取得システムSでは、より適切に連携がとられ、効率的に高度を取得することができる。
最初の間隔では、GPS測位と、気圧補正情報の生成を、携帯電子機器1Aと、携帯電子機器1Bと、携帯電子機器1Cの全ての電子機器で行う。
生成された気圧補正情報のうち、最も好適な気圧補正情報を携帯電子機器1Aと、携帯電子機器1Bと、携帯電子機器1C全ての電子機器で用いて、当該気圧補正情報に基づいて、それぞれの電子機器に対応した補正した高度情報を取得する。
その後の間隔では、最も好適な気圧補正情報を生成した電子機器の気圧補正情報を用いて、携帯電子機器1Aと、携帯電子機器1Bと、携帯電子機器1C全ての電子機器において補正した高度情報を取得する。
これにより、高度情報取得システムSでは、最も好適な気圧補正情報を全ての電子機器で用いるために、高度の精度を高めることができる上に、1の電子機器でGPS測位を行うため、システム全体における電力消費を抑えることができるため、より適切に連携がとられ、効率的に高度を取得することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、本発明が適用される携帯電子機器1は、スマートフォンを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、高度取得処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、デジタルカメラ、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が携帯電子機器1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部23に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
複数の電子機器を備えた情報取得システムにおいて、
前記複数の電子機器のうちの1の電子機器は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、
前記1の電子機器は、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信し、
前記1の電子機器及び前記他の電子機器は、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する、
ことを特徴とする情報取得システム。
[付記2]
GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、当該気圧補正情報に基づいて、複数の電子機器それぞれで対応した高度情報を取得する情報取得システムにおいて、
前記GPS測位と、前記気圧補正情報の生成を全ての電子機器で行い、
生成された前記気圧補正情報のうち、最も好適な1の気圧補正情報を全ての電子機器で用いて、当該気圧補正情報に基づいて、それぞれの電子機器に対応した高度情報を取得する、
ことを特徴とする情報取得システム。
[付記3]
前記GPS測位を間欠的に所定の間隔で行う、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報取得システム。
[付記4]
最初の間隔では、前記GPS測位と、前記気圧補正情報の生成を、全ての電子機器で行い、
生成された前記気圧補正情報のうち、最も好適な1の気圧補正情報を全ての電子機器で用いて、当該気圧補正情報に基づいて、それぞれの電子機器に対応した高度情報を取得し、
その後の間隔では、最も好適な1の気圧補正情報を生成した電子機器の前記気圧補正情報を用いて、全ての電子機器において高度情報を取得する、
ことを特徴とする付記3に記載の情報取得システム。
[付記5]
前記測位高度情報は、測位高度情報であり、
前記気圧補正情報は、前記測位高度情報である測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて生成される気圧補正情報であり、
前記高度情報は、前記気圧補正情報である気圧補正情報によって補正した高度情報である、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1つに記載の情報取得システム。
[付記6]
GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、
前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得し、
前記気圧補正情報に基づいて複数の電子機器のうちの他の電子機器に高度情報を取得させるために、前記気圧補正情報を前記他の電子機器に送信する、
ことを特徴とする電子機器。
[付記7]
複数の電子機器を備えた情報取得システムで実行される情報取得方法であって、
前記複数の電子機器のうちの1の電子機器において、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成ステップと、
前記1の電子機器において、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信する送信ステップと、
前記1の電子機器及び前記他の電子機器において、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得ステップと、
を含むことを特徴とする情報取得方法。
[付記8]
複数の電子機器を備えた情報取得システムを制御するコンピュータを、
前記複数の電子機器のうちの1の電子機器は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成機能と、
前記1の電子機器において、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信する送信機能と、
前記1の電子機器及び前記他の電子機器において、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
[付記9]
電子機器で実行される情報取得方法であって、
GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成ステップと、
前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得ステップと、
前記気圧補正情報に基づいて複数の電子機器のうちの他の電子機器に高度情報を取得させるために、前記気圧補正情報を前記他の電子機器に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする情報取得方法。
[付記10]
電子機器を制御するコンピュータを、
GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成機能と、
前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得機能と、
前記気圧補正情報に基づいて複数の電子機器のうちの他の電子機器に高度情報を取得させるために、前記気圧補正情報を前記他の電子機器に送信する送信機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・携帯電子機器,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・計時部,17・・・GPSモジュール,18・・・気圧計測モジュール,19・・・気圧高度変換モジュール,20・・・高度補正モジュール,21・・・入力部,22・・・出力部,23・・・記憶部,24・・・通信部,25・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・駆動制御部,52・・・高度取得処理部,53・・・相互通信設定部,54・・・通信制御部,55・・・GPS受信機器選択部,71・・・設定情報記憶部,72・・・気圧高度変換テーブル記憶部,73・・・気圧補正情報記憶部,74・・・高度補正情報記憶部

Claims (10)

  1. 複数の電子機器を備えた情報取得システムにおいて、
    前記複数の電子機器のうちの1の電子機器は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、
    前記1の電子機器は、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信し、
    前記1の電子機器及び前記他の電子機器は、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する、
    ことを特徴とする情報取得システム。
  2. GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、当該気圧補正情報に基づいて、複数の電子機器それぞれで対応した高度情報を取得する情報取得システムにおいて、
    前記GPS測位と、前記気圧補正情報の生成を全ての電子機器で行い、
    生成された前記気圧補正情報のうち、最も好適な1の気圧補正情報を全ての電子機器で用いて、当該気圧補正情報に基づいて、それぞれの電子機器に対応した高度情報を取得する、
    ことを特徴とする情報取得システム。
  3. 前記GPS測位を間欠的に所定の間隔で行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報取得システム。
  4. 最初の間隔では、前記GPS測位と、前記気圧補正情報の生成を、全ての電子機器で行い、
    生成された前記気圧補正情報のうち、最も好適な1の気圧補正情報を全ての電子機器で用いて、当該気圧補正情報に基づいて、それぞれの電子機器に対応した高度情報を取得し、
    その後の間隔では、最も好適な1の気圧補正情報を生成した電子機器の前記気圧補正情報を用いて、全ての電子機器において高度情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報取得システム。
  5. 前記測位高度情報は、測位高度情報であり、
    前記気圧補正情報は、前記測位高度情報である測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて生成される気圧補正情報であり、
    前記高度情報は、前記気圧補正情報である気圧補正情報によって補正した高度情報である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報取得システム。
  6. GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成し、
    前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得し、
    前記気圧補正情報に基づいて複数の電子機器のうちの他の電子機器に高度情報を取得させるために、前記気圧補正情報を前記他の電子機器に送信する、
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 複数の電子機器を備えた情報取得システムで実行される情報取得方法であって、
    前記複数の電子機器のうちの1の電子機器において、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成ステップと、
    前記1の電子機器において、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信する送信ステップと、
    前記1の電子機器及び前記他の電子機器において、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得ステップと、
    を含むことを特徴とする情報取得方法。
  8. 複数の電子機器を備えた情報取得システムを制御するコンピュータを、
    前記複数の電子機器のうちの1の電子機器は、GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成機能と、
    前記1の電子機器において、生成された前記気圧補正情報を前記複数の電子機器のうちの他の電子機器に送信する送信機能と、
    前記1の電子機器及び前記他の電子機器において、それぞれ、前記1の電子機器で生成された前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  9. 電子機器で実行される情報取得方法であって、
    GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成ステップと、
    前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得ステップと、
    前記気圧補正情報に基づいて複数の電子機器のうちの他の電子機器に高度情報を取得させるために、前記気圧補正情報を前記他の電子機器に送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報取得方法。
  10. 電子機器を制御するコンピュータを、
    GPS測位により取得した測位高度情報と、気圧計測により取得した気圧高度情報とに基づいて気圧補正情報を生成する生成機能と、
    前記気圧補正情報に基づいた高度情報を取得する取得機能と、
    前記気圧補正情報に基づいて複数の電子機器のうちの他の電子機器に高度情報を取得させるために、前記気圧補正情報を前記他の電子機器に送信する送信機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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