JP2015184048A - Gps測位システム、情報処理装置、gps測位方法、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することができること。【解決手段】GPS測位システムSの情報処理装置2において、走行情報作成部51は、ユーザからの指定により、GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する。通信制御部53は、複数の衛星の予定される軌道情報である予測エフェメリスを取得するように通信部21−2を制御する。衛星番号特定処理部52は、複数の衛星の軌道情報のうち、設定された予定地理情報及び予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報である使用予測エフェメリスを特定する。また、通信制御部53は、特定された使用軌道情報を出力するように通信部21−2を制御する。また、リスト端末1は、使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う。【選択図】図3
Description
本発明は、GPS測位システム、情報処理装置、GPS測位方法、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、GPS(Global Positioning System)を利用して位置を測定(以下、「測位」と呼ぶ)する測位処理装置が知られている。
GPSを利用して測位を行う場合、短時間のうちに位置を判別することが望まれているが、測位のためにGPS衛星の軌道に関する情報(以下、「エフェメリス」という。)をGPS衛星から受信するには一定の時間を要する。そのため、GPS衛星からエフェメリスを受信する手法の場合、位置の判別に要する時間を一定時間以下に短縮することが困難である。
GPSを利用して測位を行う場合、短時間のうちに位置を判別することが望まれているが、測位のためにGPS衛星の軌道に関する情報(以下、「エフェメリス」という。)をGPS衛星から受信するには一定の時間を要する。そのため、GPS衛星からエフェメリスを受信する手法の場合、位置の判別に要する時間を一定時間以下に短縮することが困難である。
そこで、位置の判別をより速やかに行う手法として、測位の際に都度取得せず、測位に先立って、予め取得する予測エフェメリスを用いる方法が利用されている。
このような予測エフェメリスを用いてGPSによる測位を行う技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
このような予測エフェメリスを用いてGPSによる測位を行う技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載される技術では、GPS衛星に対応して、所定の期間の予測エフェメリスを取得するため、データ量が膨大となり、取得に際しての通信時間の増大し、データの記憶容量を圧迫するという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様のGPS測位システムは、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う測位端末と、
を備えることを特徴とする。
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う測位端末と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るGPS測位システムを説明するための図である。
GPS測位システムは、所定の時間帯に所定の領域、GPSの測位を行い、現在位置をユーザに提示するシステムである。
GPS測位システムは、所定の時間帯に所定の領域、GPSの測位を行い、現在位置をユーザに提示するシステムである。
GPS測位システムは、具体的には、所定の日時にランニングコースをランニングし、走行位置や時間の走行情報をユーザが取得するような場合に用いる。
即ち、GPS測位システムでは、図1(a)に示すように、例えば、所定の時間帯([開始時間:〇月〇日〇時]〜[終了時間:〇月〇日〇時])に所定の領域(ランニングコースAの領域)を移動(ランニング)している場合に、GPSの測位を行い、現在位置をユーザにリスト端末1に表示したり、位置と時間を対応させたランニング情報をロギングしたりする。
即ち、GPS測位システムでは、図1(a)に示すように、例えば、所定の時間帯([開始時間:〇月〇日〇時]〜[終了時間:〇月〇日〇時])に所定の領域(ランニングコースAの領域)を移動(ランニング)している場合に、GPSの測位を行い、現在位置をユーザにリスト端末1に表示したり、位置と時間を対応させたランニング情報をロギングしたりする。
GPS測位システムでは、GPS測位を行うリスト端末1において、運用時(ランニング時)に、測位に用いることができない受信不可範囲にあるGPS衛星STの予測エフェメリスを取得しておかないように構成する。即ち、GPS測位システムでは、リスト端末1において、所定の時間帯と所定の領域下で受信可能なGPS衛星STの予測エフェメリスのみを記憶しておくように構成する。
このように構成することで、リスト端末1における記憶容量を削減できると共に、予測エフェメリスの取得に際してのデータの通信量を削減でき、通信時間を短縮することができる。
このように構成することで、リスト端末1における記憶容量を削減できると共に、予測エフェメリスの取得に際してのデータの通信量を削減でき、通信時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態に係るGPS測位システムSのシステム構成としては、図1(b)に示すように、リスト端末1と、サーバ3と、情報処理装置2と、を備える。
リスト端末1は、GPS測位を行う装置であり、ランニングを行う者の腕に装着される。リスト端末1は、情報処理装置2からランニング時に使用する予測エフェメリスを取得し、ランニング時には、取得した使用予測エフェメリスに基づいて、GPS測位を行う。そして、リスト端末1は、GPS測位の結果を対応する地図情報とともに表示したり、ロギングしたりする。
情報処理装置2は、サーバ3から指定した日時の予測エフェメリスを取得し、指定された走行する経路の情報と、走行を予定している日時とに基づいて、使用予測エフェメリスを特定して、取得した全予測エフェメリスを間引いて使用する予測エフェメリスのみをリスト端末1に送信する。したがって、リスト端末1では、使用する予測エフェメリスを取得すれば足り、通信量を低く抑えることができ、データの保持にかかる記憶容量も削減することができる。
サーバ3は、所定の期間(例えば、1ヶ月程度)の巡航している全てのGPS衛生の予測エフェメリスを記憶しており、インターネット等のネットワークを介して、情報処理装置2に指定された日時の予測エフェメリスを送信する。したがって、情報処理装置2は、膨大なデータの中から、特定の期間の予測エフェメリスを取得することになる。
GPS測位システムSでは、情報処理装置2により、膨大なデータの中から、特定の期間の予測エフェメリスを取得して、さらに、指定されたコースから割り出された経度と緯度からなる位置情報と、時間帯とで、使用予測エフェメリスを間引いて抽出する。抽出した使用予測エフェメリスは、リスト端末1に出力されて、GPS測位に供される。
したがって、GPS測位システムSでは、リスト端末1において、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することができる。
したがって、GPS測位システムSでは、リスト端末1において、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することができる。
図2は、本発明の一実施形態のGPS測位システムSに係るリスト端末1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
リスト端末1は、例えばスマートウォッチ等の時計装置として構成される。
リスト端末1は、例えばスマートウォッチ等の時計装置として構成される。
リスト端末1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、GPS部16と、センサ部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、GPS部16、センサ部17、入力部18、出力部19、記憶部20、通信部21及びドライブ22が接続されている。
GPS部16は、予測エフェメリスに基づいて測位し、アンテナを含み複数のGPS衛星からのGPS信号を受信して、リスト端末1の位置情報を取得する。
センサ部17は、XYZ軸方向のリスト端末1の移動やリスト端末1の振動を測定可能に構成される。センサ部17は、例えば、GPSを補完する加速度センサ、地磁気センサで構成される。
センサ部17は、XYZ軸方向のリスト端末1の移動やリスト端末1の振動を測定可能に構成される。センサ部17は、例えば、GPSを補完する加速度センサ、地磁気センサで構成される。
入力部18は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部19は、ディスプレイ、スピーカ、バイブレータ等で構成され、画像、アラーム音を含む音声、振動を出力する。アラーム音や振動に関しては、例えば、コースを外れた場合に、警告的に動作する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。通信部21は、例えば、近距離無線通信規格のBT(Bluetooth)(登録商標),BLE(Bluetooth Low Energy)(登録商標),シリアルバス規格のUSB(Universal Serial Bus)により構成される。
出力部19は、ディスプレイ、スピーカ、バイブレータ等で構成され、画像、アラーム音を含む音声、振動を出力する。アラーム音や振動に関しては、例えば、コースを外れた場合に、警告的に動作する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。通信部21は、例えば、近距離無線通信規格のBT(Bluetooth)(登録商標),BLE(Bluetooth Low Energy)(登録商標),シリアルバス規格のUSB(Universal Serial Bus)により構成される。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部20と同様に記憶することができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置2及びサーバ3のハードウェアの構成は、リスト端末1と、一部同一であり、重複した部分についての説明は省略する。本実施形態においては、情報処理装置2及びサーバ3のハードウェア構成は、同一である。即ち、情報処理装置2及びサーバ3は、リスト端末1とは、GPS部16及びセンサ部17を除く、CPU11乃至入出力インターフェース15と、入力部18乃至ドライブ22で、ハードウェア構成が同一となる。また、個別にリスト端末1、情報処理装置2及びサーバ3のハードウェア構成を説明する場合には、リスト端末1のときには、符号に「−1」を付し、情報処理装置2のときには、符号に「−2」を付し、サーバ3のときには、符号に「−3」を付すものとする。
なお、情報処理装置2は、スマートフォンやタブレット端末やPC(Personal Computer)で構成される。また、サーバ3は、ホストコンピュータであり、PCで構成される。
図3は、GPS測位システムSにおける情報処理装置2の機能的構成のうち、使用予測エフェメリス取得処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
使用予測エフェメリス取得処理とは、GPS測位システムSにおいて情報処理装置2で行われる処理であり、使用場所と使用時間時に捕捉可能な衛星番号を算出して、使用予測エフェメリスを取得するまでの一連の処理をいう。
使用予測エフェメリス取得処理とは、GPS測位システムSにおいて情報処理装置2で行われる処理であり、使用場所と使用時間時に捕捉可能な衛星番号を算出して、使用予測エフェメリスを取得するまでの一連の処理をいう。
使用予測エフェメリス取得処理を実行する場合には、図3に示すように、CPU11−2において、走行情報作成部51と、衛星番号特定処理部52と、通信制御部53と、使用予測エフェメリス生成部54と、が機能する。
また、記憶部20−2の一領域には、走行情報記憶部71と、巡航衛星情報記憶部72と、予測エフェメリス記憶部73と、送信管理情報記憶部74と、が設定される。
走行情報記憶部71には、ユーザによって指定された走行経路及び走行日時が対応付けられた走行情報が記憶される。
巡航衛星情報記憶部72には、各衛星の巡航スケジュールの情報(以下、「巡航衛星情報」という。)が記憶される。巡航衛星情報は、具体的には、巡航衛星テーブルにより構成される。
図4は、巡航衛星情報記憶部72に記憶される巡航衛星テーブルを示す図である。
巡航衛星テーブルは、図4に示すように、衛星番号と、所定の場所における時間帯別での捕捉の有無とが対応付けられたテーブルである。なお、図中、各衛星番号において色を付した時間帯は、当該時間帯に該当する衛星が捕捉可能であることを示している。
巡航衛星テーブルは、図4に示すように、衛星番号と、所定の場所における時間帯別での捕捉の有無とが対応付けられたテーブルである。なお、図中、各衛星番号において色を付した時間帯は、当該時間帯に該当する衛星が捕捉可能であることを示している。
図3に戻り、予測エフェメリス記憶部73には、サーバ3からダウンロードされた全ての衛星の予測エフェメリスが記憶される。
送信管理情報記憶部74には、リスト端末3への送信内容を示した情報(以下、「送信管理情報」という。)である。送信管理情報は、具体的には、送信管理テーブルにより構成される。
図5は、送信管理情報記憶部74に記憶される送信管理テーブルを示す図である。
送信管理テーブルは、図5に示すように、走行経路での衛星の捕捉可否を表す「地図での捕捉可否」と、時間帯とが対応付けられ、さらに、時間帯別のリスト端末1への捕捉可否の送信有無が対応付けられている。なお、図中、「地図での捕捉可否」において色を付した時間帯は、捕捉可能であることを示し、リスト端末1への送信可否においては、送信した旨を示している。なお、図5の例では、走行経路の設定に際し、指定した地図が3領域にまたがった場合を示し、衛星1における各地点での補足状況及び、予測エフェメリスの端末への送信の有無を示している。
送信管理テーブルは、図5に示すように、走行経路での衛星の捕捉可否を表す「地図での捕捉可否」と、時間帯とが対応付けられ、さらに、時間帯別のリスト端末1への捕捉可否の送信有無が対応付けられている。なお、図中、「地図での捕捉可否」において色を付した時間帯は、捕捉可能であることを示し、リスト端末1への送信可否においては、送信した旨を示している。なお、図5の例では、走行経路の設定に際し、指定した地図が3領域にまたがった場合を示し、衛星1における各地点での補足状況及び、予測エフェメリスの端末への送信の有無を示している。
図3に戻り、走行情報作成部51は、ユーザから走行経路及び走行日時の指定を受けて、走行情報を作成する。ユーザからの指定に際しては、例えば、地図を表示して入力部18−2を介して走行経路を指定することにより行われる。
衛星番号特定処理部52は、衛星番号特定処理を実行する。
「衛星番号特定処理」とは、走行情報に基づいて、所定の緯度・経度と時間帯において、捕捉可能な衛星の番号を特定する一連の処理である。
「衛星番号特定処理」とは、走行情報に基づいて、所定の緯度・経度と時間帯において、捕捉可能な衛星の番号を特定する一連の処理である。
具体的には、衛星番号特定処理部52は、走行情報から走行経路の中心点の緯度・経度と、指定された日時における走行経路を移動するのにかかる時間帯を算出する。
走行経路の中心点の緯度・経度を算出方法は、種々の算出方法が採用できるが、例えば、走行開始点(スタート地点)と走行終了点(ゴール地点)の2点から算出してもよいし、走行開始点(スタート地点)と走行終了点(ゴール地点)を直線で結んだときに、当該直線から外れる地点の緯度・経度を加味して算出したりしてもよい。少なくとも衛星が最も広い範囲で捕捉可能な代表的な緯度・経度を算出することができればよく、領域の大きさによっては、中央の地点で処理したが領域の大きさによっては、捕捉できる衛星の割り出し地点を増やしてもよい。
また走行経路を移動するのにかかる時間帯(所要時間)については、例えば記憶部20に記憶されたユーザの走行履歴から算出される、距離当たりの平均所要時間(ペース)に基づいて算出する。
走行経路の中心点の緯度・経度を算出方法は、種々の算出方法が採用できるが、例えば、走行開始点(スタート地点)と走行終了点(ゴール地点)の2点から算出してもよいし、走行開始点(スタート地点)と走行終了点(ゴール地点)を直線で結んだときに、当該直線から外れる地点の緯度・経度を加味して算出したりしてもよい。少なくとも衛星が最も広い範囲で捕捉可能な代表的な緯度・経度を算出することができればよく、領域の大きさによっては、中央の地点で処理したが領域の大きさによっては、捕捉できる衛星の割り出し地点を増やしてもよい。
また走行経路を移動するのにかかる時間帯(所要時間)については、例えば記憶部20に記憶されたユーザの走行履歴から算出される、距離当たりの平均所要時間(ペース)に基づいて算出する。
図6は、走行経路の形状別の走行経路の中心点を示す図である。なお、図中、「黒丸」は、スタート地点を示し、「白丸」はゴール地点を示し、「白四角」は走行経路の中心点を示し、破線は、リスト端末1に走行経路情報を送信する場合の送信範囲を示す。
走行経路は、図6(a)乃至(c)に示すように、様々な形状が想定される。
図6(a)の走行経路の例では、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ線から外れることなく経路が設定されている。
この場合、中心点は、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ経路上に設定されることになる。
また、図6(b)の走行経路の例では、スタート地点からゴール地点に向かう間、一部が迂回し、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ線から大きく外れる部分が存在するように経路が設定される。
この場合、中心点は、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ経路から外れて、迂回した最大の地点を考慮した位置に設定されることになる。
図6(c)の走行経路の例では、スタート地点とゴール地点とがほぼ同じ位置にあり、巡回的なものとなっており、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ線から大きく外れる部分が存在するように経路が設定される。
この場合、中心点は、巡回した経路の中心付近に設定されることになる。
即ち、種々の走行経路の形状に関わらず、中心点の緯度・経度で捕捉可能な衛星であれば、走行経路全域において捕捉可能だと仮定して、捕捉位置の考慮を、処理負担を少なくして設定することができる。
図6(a)の走行経路の例では、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ線から外れることなく経路が設定されている。
この場合、中心点は、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ経路上に設定されることになる。
また、図6(b)の走行経路の例では、スタート地点からゴール地点に向かう間、一部が迂回し、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ線から大きく外れる部分が存在するように経路が設定される。
この場合、中心点は、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ経路から外れて、迂回した最大の地点を考慮した位置に設定されることになる。
図6(c)の走行経路の例では、スタート地点とゴール地点とがほぼ同じ位置にあり、巡回的なものとなっており、スタート地点とゴール地点とを直線で結んだ線から大きく外れる部分が存在するように経路が設定される。
この場合、中心点は、巡回した経路の中心付近に設定されることになる。
即ち、種々の走行経路の形状に関わらず、中心点の緯度・経度で捕捉可能な衛星であれば、走行経路全域において捕捉可能だと仮定して、捕捉位置の考慮を、処理負担を少なくして設定することができる。
また、衛星番号特定処理部52は、巡航衛星情報記憶部72に記憶される巡航衛星情報を参照して、算出した中心点の緯度・経度から、所定の日時(時間帯)において捕捉可能な衛星番号を特定する。
具体的には、衛星番号特定処理部52は、図4に示す巡航衛星テーブルを参照して、所定の日時での所定の緯度・経度(走行経路の中心点の緯度・経度)において、捕捉可能な衛星を特定する。
具体的には、衛星番号特定処理部52は、図4に示す巡航衛星テーブルを参照して、所定の日時での所定の緯度・経度(走行経路の中心点の緯度・経度)において、捕捉可能な衛星を特定する。
また、衛星番号特定処理部52は、特定された衛星で、正確なGPS測位が可能か否かを判定し、正確なGPS測位が可能な数になるまで捕捉可能な衛星を特定する。
図3に戻り、通信制御部53は、サーバ3から全ての衛星の所定の日時(時間帯別)における予測エフェメリスをダウンロードするように通信部21を制御する。ダウンロードの結果、取得した予測エフェメリスは、予測エフェメリス記憶部73に記憶される。
また、通信制御部53は、使用予測エフェメリス生成部54によって生成された使用予測エフェメリスをリスト端末1に送信するように通信部21−2を制御する。この際、通信制御部53は、図6に示すようなリスト端末1でのユーザ閲覧用の走行経路を含む地図情報を併せてリスト端末1に送信するように通信部21−2を制御する。
さらに、通信制御部53は、図5に示すような送信の有無を送信管理情報記憶部74に記憶される送信管理情報に入力して、送信管理を行う。
さらに、通信制御部53は、図5に示すような送信の有無を送信管理情報記憶部74に記憶される送信管理情報に入力して、送信管理を行う。
使用予測エフェメリス生成部54は、予測エフェメリス記憶部73に記憶される予測エフェメリスから、該当しない予測エフェメリスを間引いて、使用予測エフェメリスを生成する。詳細には、使用予測エフェメリス生成部54は、取得した全ての衛星の所定の日時での予測エフェメリスから、指定した日時(時間帯)に該当する衛星番号に対応した予測エフェメリスを間引いて、使用予測エフェメリスを生成する。
図7は、図3の機能的構成を有する図2の情報処理装置2が実行する使用予測エフェメリス取得処理の流れを説明するフローチャートである。
使用予測エフェメリス取得処理は、ユーザによる入力部18−2への使用予測エフェメリス取得処理開始の操作により開始される。
使用予測エフェメリス取得処理は、ユーザによる入力部18−2への使用予測エフェメリス取得処理開始の操作により開始される。
ステップS11において、走行情報作成部51は、走行情報を作成する。即ち、走行情報作成部51は、ユーザから走行経路の緯度・経度及び走行日時の指定を受けて、走行情報を作成する。ユーザからの指定に際しては、例えば、地図を表示して入力部18−2を介して走行経路を指定することにより行われる。
ステップS12において、衛星番号特定処理部52は、衛星番号特定処理を実行する。衛星番号特定処理の実行の結果、測位に用いる衛星番号が特定される。
衛星番号特定処理の流れについては、後述する。
衛星番号特定処理の流れについては、後述する。
ステップS13において、通信制御部53は、予測エフェメリスのデータをサーバ3から取得するように通信部21−2を制御する。その結果、サーバ3から予測エフェメリスがダウンロードされる。
ステップS14において、使用予測エフェメリス生成部54は、該当しない予測エフェメリスのデータを間引いて、使用予測エフェメリスのデータを生成する。
ステップS15において、通信制御部53は、リスト端末1に生成した使用予測エフェメリスのデータを出力するように通信部21−2を制御する。その結果、リスト端末1では、使用予測エフェメリスのデータがダウンロードされる。
また、通信制御部53は、図6に示すようなリスト端末1でのユーザ閲覧用の走行経路を含む地図情報を併せてリスト端末1に送信するように通信部21−2を制御する。さらに、通信制御部53は、図5に示すような送信の有無を送信管理情報記憶部74に記憶される送信管理情報に入力して、送信管理を行う。
また、通信制御部53は、図6に示すようなリスト端末1でのユーザ閲覧用の走行経路を含む地図情報を併せてリスト端末1に送信するように通信部21−2を制御する。さらに、通信制御部53は、図5に示すような送信の有無を送信管理情報記憶部74に記憶される送信管理情報に入力して、送信管理を行う。
図8は、使用予測エフェメリス取得処理のうち、衛星番号特定処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS31において、衛星番号特定処理部52は、走行情報から中心点の緯度及び経度を算出する。即ち、衛星番号特定処理部52は、例えば、図6に示すようにスタート地点やゴール地点等の緯度・経度に基づいて、走行経路の中心の緯度及び経度を算出する。
ステップS32において、衛星番号特定処理部52は、図4に示すような衛星巡航テーブル(衛星巡航情報)を参照して、指定した日時での算出した緯度及び経度の条件で、捕捉が可能な衛星(以下、「補足可能衛星」という。)を特定する。
ステップS33において、衛星番号特定処理部52は、特定した補足可能衛星のみで、正確なGPS測位が行えるか否かを判定する。
正確なGPS測位が行えない場合には、ステップS33においてNOと判定されて、処理はステップS35に進む。
正確なGPS測位が行える場合には、ステップS33においてYESと判定されて、処理はステップS35に進む。
正確なGPS測位が行えない場合には、ステップS33においてNOと判定されて、処理はステップS35に進む。
正確なGPS測位が行える場合には、ステップS33においてYESと判定されて、処理はステップS35に進む。
ステップS34において、衛星番号特定処理部52は、測位に用いる衛星番号を特定する。
ステップS35において、衛星番号特定処理部52は、全ての衛星のチェックが終了したか否かを判定する。
全ての衛星のチェックが終了していない場合には、ステップS35においてNOと判定されて、処理はステップS32に戻る。
全ての衛星のチェックが終了した場合には、ステップS35においてYESと判定されて、衛星番号特定処理は終了する。
全ての衛星のチェックが終了していない場合には、ステップS35においてNOと判定されて、処理はステップS32に戻る。
全ての衛星のチェックが終了した場合には、ステップS35においてYESと判定されて、衛星番号特定処理は終了する。
以上のように構成されるGPS測位システムSは、情報処理装置2と、リスト端末1とを備える。
情報処理装置2は、通信部21−2と、通信制御部53と、衛星番号特定処理部52と、を備える。
走行情報作成部51は、ユーザからの指定により、GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する。
通信制御部53は、複数の衛星の予定される軌道情報である予測エフェメリスを取得するように通信部21−2を制御する。
衛星番号特定処理部52は、複数の衛星の軌道情報のうち、走行情報作成部51によって設定された予定地理情報及び予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報である使用予測エフェメリスを特定する。
また、通信制御部53は、衛星番号特定処理部52によって特定された使用軌道情報を出力するように通信部21−2を制御する。
また、リスト端末1は、情報処理装置2から出力された使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う。
これにより、GPS測位システムSにおいては、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することができる。
情報処理装置2は、通信部21−2と、通信制御部53と、衛星番号特定処理部52と、を備える。
走行情報作成部51は、ユーザからの指定により、GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する。
通信制御部53は、複数の衛星の予定される軌道情報である予測エフェメリスを取得するように通信部21−2を制御する。
衛星番号特定処理部52は、複数の衛星の軌道情報のうち、走行情報作成部51によって設定された予定地理情報及び予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報である使用予測エフェメリスを特定する。
また、通信制御部53は、衛星番号特定処理部52によって特定された使用軌道情報を出力するように通信部21−2を制御する。
また、リスト端末1は、情報処理装置2から出力された使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う。
これにより、GPS測位システムSにおいては、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得することができる。
走行情報作成部51は、ユーザが移動する予定の経路を予定地理情報として設定する。
これにより、GPS測位システムSにおいては、例えば、ランニングコースのような所定の領域を移動する経路に対しても適用可能となる。
これにより、GPS測位システムSにおいては、例えば、ランニングコースのような所定の領域を移動する経路に対しても適用可能となる。
また、情報処理装置2は、ユーザから走行経路及び走行日時の指定を受けて、設定される予定地理情報及び予定時間情報に基づいて、予定走行情報を作成する走行情報作成部51を更に備える。
衛星番号特定処理部52は、走行情報作成部51によって作成された予定走行情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する。
これにより、GPS測位システムSにおいては、例えば、ランニングの日時とランニングコースを予め設定しておけば、事前に使用予測エフェメリスを取得しておくことが可能となる。
衛星番号特定処理部52は、走行情報作成部51によって作成された予定走行情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する。
これにより、GPS測位システムSにおいては、例えば、ランニングの日時とランニングコースを予め設定しておけば、事前に使用予測エフェメリスを取得しておくことが可能となる。
走行情報作成部51は、ユーザの走行履歴に基づいて、ユーザから指定された走行経路を指定された走行日時において、走行した場合にかかる所要時間を算出する。
予定走行情報は、走行情報作成部51によって算出された所要時間を含む。
衛星番号特定処理部52は、ユーザから指定された走行経路及び走行日時と、走行情報作成部51によって算出された所要時間に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する。
これにより、GPS測位システムSにおいては、ユーザの走行履歴に基づいて、ユーザから指定された走行経路及び走行日時から算出された所要時間から、使用予測エフェメリスを取得することができる。なお、ユーザの走行履歴は、同一走行経路でのものであってもよいし、異なる走行経路であってもよい。また、走行履歴から所要時間を算出する場合には、単純に同一走行経路での所要時間を用いてもよいし、走行距離と走行の所要時間から走行速度を算出して、該当する走行経路での基準の走行速度として当てはめて、所要時間を算出するようにしてもよい。また、走行開始時間のみを指定させて、走行経路に基づいて、所定の走行速度を設定することで所要時間を算出することもできる。
予定走行情報は、走行情報作成部51によって算出された所要時間を含む。
衛星番号特定処理部52は、ユーザから指定された走行経路及び走行日時と、走行情報作成部51によって算出された所要時間に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する。
これにより、GPS測位システムSにおいては、ユーザの走行履歴に基づいて、ユーザから指定された走行経路及び走行日時から算出された所要時間から、使用予測エフェメリスを取得することができる。なお、ユーザの走行履歴は、同一走行経路でのものであってもよいし、異なる走行経路であってもよい。また、走行履歴から所要時間を算出する場合には、単純に同一走行経路での所要時間を用いてもよいし、走行距離と走行の所要時間から走行速度を算出して、該当する走行経路での基準の走行速度として当てはめて、所要時間を算出するようにしてもよい。また、走行開始時間のみを指定させて、走行経路に基づいて、所定の走行速度を設定することで所要時間を算出することもできる。
使用予測エフェメリス生成部54は、複数の衛星の軌道情報のうち、予定地理情報と合致しない軌道情報を間引くことによって、使用軌道情報を特定する。
これにより、GPS測位システムSにおいては、データ量を削減することができる。
これにより、GPS測位システムSにおいては、データ量を削減することができる。
また、情報処理装置2は、走行情報作成部51と、通信部21−2と、衛星番号特定処理部52と、通信制御部53と、を備える。
走行情報作成部51は、GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する。
通信部21−2は、複数の衛星の予定される軌道情報を取得する。
衛星番号特定処理部52は、複数の衛星の軌道情報のうち、設定手段によって設定された予定地理情報及び予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する。
通信制御部53は、衛星番号特定処理部52によって特定された使用軌道情報を出力するように通信部21−2を制御する。
これにより、情報処理装置2においては、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得して、例えば、リスト端末1等の外部機器に出力することができる。
走行情報作成部51は、GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する。
通信部21−2は、複数の衛星の予定される軌道情報を取得する。
衛星番号特定処理部52は、複数の衛星の軌道情報のうち、設定手段によって設定された予定地理情報及び予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する。
通信制御部53は、衛星番号特定処理部52によって特定された使用軌道情報を出力するように通信部21−2を制御する。
これにより、情報処理装置2においては、データ量を抑えながらも、確実に測位可能な予測エフェメリスを取得して、例えば、リスト端末1等の外部機器に出力することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、GPS測位システムSを、リスト端末1と、情報処理装置2と、サーバ3と、で構成したがこれに限られない。例えば、情報処理装置2での機能をサーバ3に持たせて、リスト端末1と、サーバ3で構成することができる。この場合、サーバ3では、予測エフェメリスの特定と、リスト端末1への出力を行う。
また、上述の実施形態では、コースの中心位置の緯度・経度を算出するようにしたが、コースの始点と終点の緯度経度を算出したり、コースの所定の間隔の緯度・経度を算出したりするようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、補足できる衛星を全てリスト端末1に送信する対象としたが、地平線付近(低仰角)の衛星は測位精度が落ちるため、いわゆる仰角マスクを行ってリスト端末1に送信しないようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、補足できる衛星を全てリスト端末1に送信する対象としたが、補足できる衛星数が規定以上であった場合、測位に優位な衛星に絞り込んでもよい。
また、上述の実施形態では、例:衛星が8個補足できる場合、仰角が高い上位6個の衛星に絞り込みって、絞り込んだもののみリスト端末1に送信してもよい。
また、上述の実施形態では、GPSに関して記載したがこれに限らず、グロナスなど他の衛星測位システムとしてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用されるリスト端末1は、スマートウォッチを例とし、情報処理装置2は、スマートフォン等を例とし、サーバ3はPCを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、使用予測エフェメリス取得処理を含むGPS測位機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
例えば、本発明は、使用予測エフェメリス取得処理を含むGPS測位機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がリスト端末1,情報処理装置2,サーバ3に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がリスト端末1,情報処理装置2,サーバ3に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う測位端末と、
を備えることを特徴とするGPS測位システム。
[付記2]
前記設定手段は、ユーザが移動する予定の経路を前記予定地理情報として設定する、
ことを特徴とする付記1に記載のGPS測位システム。
[付記3]
ユーザから走行経路及び走行日時の指定を受けて、設定される前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、予定走行情報を作成する予定走行情報作成手段を更に備え、
前記特定手段は、前記予定走行情報作成手段によって作成された予定走行情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定することを特徴とする付記2に記載のGPS測位システム。
[付記4]
前記ユーザの走行履歴に基づいて、前記ユーザから指定された走行経路を指定された走行日時において、走行した場合にかかる所要時間を算出する算出手段を更に備え、
前記予定走行情報は、前記算出手段によって算出された所要時間を含み、
前記特定手段は、
前記ユーザから指定された走行経路及び走行日時と、前記算出手段によって算出された所要時間に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定することを特徴とする付記3に記載のGPS測位システム。
[付記5]
前記特定手段は、複数の衛星の軌道情報のうち、前記予定地理情報と合致しない軌道情報を間引くことによって、前記使用軌道情報を特定する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載のGPS測位システム。
[付記6]
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[付記7]
測位情報を取得する情報処理装置と、当該情報処理装置によって取得された当該測位情報に基づいてGPS測位を行う測位端末と、を備えるGPS測位システムで実行されるGPS測位方法であって、
前記情報処理装置では、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定ステップと、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得ステップと、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定ステップによって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された前記使用軌道情報を測位情報として出力するように出力ステップを制御する出力制御ステップと、を含み、
前記測位端末では、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行うステップと、を含むこと、
を特徴とするGPS測位方法。
[付記8]
情報処理装置を制御するコンピュータを、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段、
、特定する特定手段と複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段、
として機能させ、
測位端末を制御するコンピュータを、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記9]
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定ステップと、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得ステップと、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定ステップによって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力ステップを制御する出力制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
[付記10]
コンピュータを、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段、
、特定する特定手段と複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記1]
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う測位端末と、
を備えることを特徴とするGPS測位システム。
[付記2]
前記設定手段は、ユーザが移動する予定の経路を前記予定地理情報として設定する、
ことを特徴とする付記1に記載のGPS測位システム。
[付記3]
ユーザから走行経路及び走行日時の指定を受けて、設定される前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、予定走行情報を作成する予定走行情報作成手段を更に備え、
前記特定手段は、前記予定走行情報作成手段によって作成された予定走行情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定することを特徴とする付記2に記載のGPS測位システム。
[付記4]
前記ユーザの走行履歴に基づいて、前記ユーザから指定された走行経路を指定された走行日時において、走行した場合にかかる所要時間を算出する算出手段を更に備え、
前記予定走行情報は、前記算出手段によって算出された所要時間を含み、
前記特定手段は、
前記ユーザから指定された走行経路及び走行日時と、前記算出手段によって算出された所要時間に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定することを特徴とする付記3に記載のGPS測位システム。
[付記5]
前記特定手段は、複数の衛星の軌道情報のうち、前記予定地理情報と合致しない軌道情報を間引くことによって、前記使用軌道情報を特定する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載のGPS測位システム。
[付記6]
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[付記7]
測位情報を取得する情報処理装置と、当該情報処理装置によって取得された当該測位情報に基づいてGPS測位を行う測位端末と、を備えるGPS測位システムで実行されるGPS測位方法であって、
前記情報処理装置では、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定ステップと、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得ステップと、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定ステップによって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された前記使用軌道情報を測位情報として出力するように出力ステップを制御する出力制御ステップと、を含み、
前記測位端末では、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行うステップと、を含むこと、
を特徴とするGPS測位方法。
[付記8]
情報処理装置を制御するコンピュータを、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段、
、特定する特定手段と複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段、
として機能させ、
測位端末を制御するコンピュータを、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記9]
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定ステップと、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得ステップと、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定ステップによって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力ステップを制御する出力制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
[付記10]
コンピュータを、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段、
、特定する特定手段と複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・リスト端末,2・・・情報処理装置2・・・サーバ,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・GPS部,17・・・センサ部,18・・・入力部,19・・・出力部,20・・・記憶部20・・・通信部21・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・走行情報作成部,52・・・衛星番号特定処理部52・・・通信制御部,54・・・使用予測エフェメリス生成部,71・・・走行情報記憶部,72・・・巡航衛星情報記憶部,73・・・予測エフェメリス記憶部,74・・・送信管理情報記憶部,S・・・GPS測位システム
Claims (10)
- GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う測位端末と、
を備えることを特徴とするGPS測位システム。 - 前記設定手段は、ユーザが移動する予定の経路を前記予定地理情報として設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のGPS測位システム。 - ユーザから走行経路及び走行日時の指定を受けて、設定される前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、予定走行情報を作成する予定走行情報作成手段を更に備え、
前記特定手段は、前記予定走行情報作成手段によって作成された前記予定走行情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定することを特徴とする請求項2に記載のGPS測位システム。 - 前記ユーザの走行履歴に基づいて、前記ユーザから指定された走行経路を指定された走行日時において、走行した場合にかかる所要時間を算出する算出手段を更に備え、
前記予定走行情報は、前記算出手段によって算出された所要時間を含み、
前記特定手段は、
前記ユーザから指定された走行経路及び走行日時と、前記算出手段によって算出された所要時間に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定することを特徴とする請求項3に記載のGPS測位システム。 - 前記特定手段は、複数の衛星の軌道情報のうち、前記予定地理情報と合致しない軌道情報を間引くことによって、前記使用軌道情報を特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のGPS測位システム。 - GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段と、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段と、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 測位情報を取得する情報処理装置と、当該情報処理装置によって取得された当該測位情報に基づいてGPS測位を行う測位端末と、を備えるGPS測位システムで実行されるGPS測位方法であって、
前記情報処理装置では、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定ステップと、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得ステップと、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定ステップによって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された前記使用軌道情報を測位情報として出力するように出力ステップを制御する出力制御ステップと、を含み、
前記測位端末では、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行うステップと、を含むこと、
を特徴とするGPS測位方法。 - 情報処理装置を制御するコンピュータを、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段、
、特定する特定手段と複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段、
として機能させ、
測位端末を制御するコンピュータを、
前記情報処理装置から出力された前記使用軌道情報に基づいて、GPS測位を行う手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定ステップと、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得ステップと、
複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定ステップによって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報と合致し、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力ステップを制御する出力制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
GPS測位を行う予定の地理的な予定地理情報と、前記予定地理情報に対応したGPS測位を行う予定の時間的な予定時間情報を設定する設定手段、
複数の衛星の予定される軌道情報を取得する取得手段、
、特定する特定手段と複数の衛星の軌道情報のうち、前記設定手段によって設定された前記予定地理情報及び前記予定時間情報に基づいて、GPS測位に使用できる使用軌道情報を特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された前記使用軌道情報を出力するように出力手段を制御する出力制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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---|---|---|---|
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2014
- 2014-03-20 JP JP2014058552A patent/JP2015184048A/ja active Pending
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