JP2016217539A - 遊星歯車機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアのガタツキによる振動、騒音及び回転ムラを抑制することができる遊星歯車機構及び画像形成装置を提供する。【解決手段】入力軸を介して駆動力を受けて回転する太陽歯車と、筒体の内面に内歯が設けられ太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、太陽歯車と内歯歯車と噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、遊星歯車の軸を支持し、周縁部が筒体の内面に当接して回転支持されて、遊星歯車の公転により入力軸を回転中心として回転する回転部材と、を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、遊星歯車機構及び画像形成装置に関する。
複数の遊星歯車と、遊星歯車に噛み合う内歯歯車と、内歯歯車と同軸上で配設され、遊星歯車に伝達する太陽歯車と、複数の遊星歯車を回動自在に支持するとともに、回動自在に浮動支持されたキャリアとを有し、内歯歯車または太陽歯車が回転不能に固定された遊星歯車機構において、キャリアの回転軸方向に棒状部材が貫通可能な穴部を設け、キャリアと対向する対向面部に、棒状部材を装着する装着部を有する遊星歯車機構が知られている(特許文献1)。
特開2013−213559号公報
本発明は、安価でキャリアのガタツキによる振動、騒音及び回転ムラを抑制することができる遊星歯車機構及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の遊星歯車機構は、
入力軸を介して駆動力を受けて回転する太陽歯車と、
筒体の内面に内歯が設けられ前記太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、
前記遊星歯車の軸を支持し、周縁部が前記筒体の内面に当接して回転支持されて、前記遊星歯車の公転により前記入力軸を回転中心として回転する回転部材と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の遊星歯車機構において、
前記回転部材は、第1円板部、前記第1円板部と相対する第2円板部、前記第2円板部から前記入力軸方向に突出した出力軸が一体として形成され、前記第1円板部及び前記第2円板部には、前記周縁部が開口して径方向に延びる溝部が形成され、前記遊星歯車の軸部を回転可能に支持する、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊星歯車機構において、
前記入力軸が前記回転部材の前記出力軸を貫通し、前記第2円板部に前記太陽歯車が一体に設けられた前記回転部材を有する前記遊星歯車機構を複数段支持する、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項4に記載の遊星歯車機構は、
駆動力を受けて回転する太陽歯車と、
筒体の内面に内歯が設けられ前記太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、
互いに相対して前記遊星歯車の軸を支持する円板部の周縁部が前記筒体の前記内歯の両側の内面に回転支持されて、前記遊星歯車の公転により回転する回転部材と、
前記内歯歯車が回転不能に内部に収容されるケース体と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の遊星歯車機構において、
前記回転部材は、第1円板部、前記第1円板部と相対する第2円板部、前記第2円板部から駆動伝達方向に突出し駆動力を出力する出力要素が一体として形成されている、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の遊星歯車機構において、
前記出力要素は、前記回転部材の駆動力を被駆動体に伝達する歯車式伝達機構、接触式継手機構、非接触継手機構のいずれかの入力要素である、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の遊星歯車機構において、
前記ケース体は、前記出力要素が前記ケース体の外部に向かって露出するようにその内部を貫通する膨出部を有し、前記膨出部の外面に前記ケース体を取り付ける被取り付け体と締結される雄ネジが形成されている、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の遊星歯車機構において、
前記回転部材の前記第1円板部及び前記第2円板部はそれぞれ異なる径方向の長さを有し、駆動伝達方向から見たときに、前記第1円板部の前記周縁部は前記内歯と重なるように形成されている、
ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車機構において、
前記内歯歯車は、隣り合う内歯歯車間で互いに嵌り合う凸部及び凹部を有する、
ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の遊星歯車機構において、
前記入力軸、前記太陽歯車、前記内歯歯車、前記遊星歯車、及び前記回転部材が合成樹脂により形成されている、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項11に記載の画像形成装置は、
回転体と、
前記回転体を駆動する駆動源と、
前記駆動源の回転速度を減速して、前記回転体へ伝達する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の遊星歯車機構と、を含む、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回転部材の周縁部が内歯歯車中空部の内面に回転支持されていない構成に比して、キャリアのガタツキによる振動、騒音及び回転ムラを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、一体として形成された回転部材で遊星歯車を回転支持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、入力軸が貫通していない構成に比して、複数段で構成される遊星歯車機の同軸度のバラツキを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、安価で回転ムラを抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、組立て誤差を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、複数の駆動伝達機構を選択することができる。
請求項7に記載の発明によれば、被取り付け体へ容易に取り付けることができる。
請求項8に記載の発明によれば、回転部材の回転軸方向の揺動を抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、内歯歯車の位相ずれを防止しながら組み立てることができる。
請求項10に記載の発明によれば、金属に比して、軽量化することができる。
請求項11に記載の発明によれば、振動、騒音及び回転ムラを抑制することができる。
画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。 第1実施形態に係る遊星歯車機構の一例を示す分解斜視図である。 (a)は遊星歯車機構の一例を示す一部断面斜視図、(b)は縦断面図である。 (a)はキャリアの第1円板部側に視点をおいた斜視図、(b)は出力軸側に視点をおいた斜視図、(c)は太陽歯車が一体に設けられたキャリアの出力軸側に視点をおいた斜視図である。 内歯歯車の斜視図である。 遊星歯車のキャリアへの組み付けを示す斜視図である。 遊星歯車を回転支持したキャリアが組み付けられた内歯歯車の斜視図である。 実施例1に係る複数段からなる遊星歯車機構の分解斜視図である。 実施例2に係るギヤードモータの一部断面斜視図である。 (a)は実施例3に係る外歯減速機構の斜視図、(b)は正面図である。 第2実施形態に係る遊星歯車機構の縦断面図である。 第2実施形態に係る内歯歯車の斜視図である。 キャリアの出力軸の出力要素の形態を示す斜視図である。 (a)は第2実施形態に係る遊星歯車機構の一例を示す斜視図、(b)はケース体の一例を示す斜視図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
「第1実施形態」
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置1は、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像ユニット40、転写ユニット50、定着装置60、を備えて構成されている。画像形成装置1の上面(Z方向)には、画像が記録された用紙が排出・収容される排出トレイ1aが形成されている。
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、露光ヘッドLHの点灯を制御する露光制御部13、電源装置14等を有する。電源装置14は、後述する帯電ローラ32、現像ローラ42、一次転写ローラ52、給電ローラ54等に電圧を印加するとともに、露光ヘッドLH、給紙装置20、定着装置60及び備えられた各センサ等に電力を供給する。
コントローラ部12は、外部の情報送信装置(例えばパーソナルコンピュータ等)から入力された印刷情報を潜像形成用の画像情報に変換して予め設定されたタイミングで、駆動信号を露光ヘッドLHに出力する。本実施形態の露光ヘッドLHは、複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)が主走査方向に沿って線状に配列されたLEDヘッドにより構成されている。
画像形成装置1の底部には、給紙装置20が設けられている。給紙装置20は、用紙積載板21を備え、用紙積載板21の上面には多数の記録媒体としての用紙Pが積載される。用紙積載板21に積載され、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電ローラ32、露光ヘッドLH、現像ユニット40、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。帯電ローラ32には、帯電ローラ32の表面をクリーニングするクリーニングローラ33が対向、接触して配置されている。
現像ユニット40は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42と、この現像ローラ42の背面側斜め下方には現像剤を現像ローラ42側へ撹拌搬送する一対のオーガ44、45が配設されている。現像ローラ42には、現像剤の層厚を規制する層規制部材46が近接配置されている。
現像ユニット40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により帯電され、露光ヘッドLHから出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写ユニット50は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット30にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52を備えている。さらに、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)する転写手段の一例としての二次転写ローラ53、二次転写ローラ53に二次転写バイアスを給電する給電部材の一例としての給電ローラ54とから構成されている。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、画像形成装置制御部11により制御される電源装置14等から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ローラ53が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部Tに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20から用紙Pが二次転写部Tに供給される。そして、給電ローラ54には、画像形成装置制御部11により制御される電源装置14等から所定の転写電圧が印加され、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃現像剤収容部に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により再帯電される。尚、クリーニングブレード34で除去しきれず帯電ローラ32に付着した残留物は、帯電ローラ32に接触して回転するクリーニングローラ33表面に捕捉され、蓄積される。
定着装置60は、定着ユニット600、搬送ローラ対68、排出ローラ対69を備えて構成されている。定着ユニット600は、加熱モジュール61と加圧モジュール62を有し、加熱モジュール61と加圧モジュール62の圧接領域によって定着ニップ部N(定着領域)が形成される。
転写ユニット50においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送される。定着装置60に搬送された用紙Pは、一対の加熱モジュール61と加圧モジュール62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
(2)遊星歯車機構
図2は遊星歯車機構100の一例を示す分解斜視図、図3(a)は遊星歯車機構100の一例を示す一部断面斜視図、(b)は縦断面図、図4(a)はキャリア150の第1円板部151側に視点をおいた斜視図、(b)は出力軸153側に視点をおいた斜視図、(c)は太陽歯車120Aが一体に設けられた回転部材の出力軸側に視点をおいた斜視図、図5は内歯歯車130の斜視図、図6は遊星歯車140のキャリア150への組み付けを示す斜視図、図7は遊星歯車140を回転支持したキャリア150が組み付けられた内歯歯車130の斜視図である。
以下、図面を参照しながら遊星歯車機構100の構成と動作について説明する。
(2.1)遊星歯車機構の全体構成
図2には、本実施形態に係る遊星歯車機構を3段構成とした例が示されているが、本実施形態に係る遊星歯車機構は必要とされる減速比に応じて重ね合わせて構成することができる。
図3(a)、(b)に示すように、遊星歯車機構100は、入力軸110、入力軸110から駆動力を受けて回転する太陽歯車120、太陽歯車120と同軸上に配置された内歯歯車130、太陽歯車120と内歯歯車130と噛み合い自転しながら公転する複数の遊星歯車140、遊星歯車140の軸部141を支持し、遊星歯車140の公転により入力軸110を回転中心として回転する回転部材としてのキャリア150、から構成されている。
(2.2)入力軸
入力軸110は、一端が駆動源としてのモータM(不図示)に接続され、モータMの駆動力を太陽歯車120に伝達する。本実施形態においては、軸上に形成されたD面111に太陽歯車120の軸孔に形成されたD面121が嵌挿されて駆動力を伝達する。
入力軸110は、他端側が複数段重ね合わされた遊星歯車機構100のキャリア150の出力軸153の中心孔153aを貫通してキャリア150を回転自在に支持している。
(2.3)キャリア
図4(a)、(b)に示すように、回転部材の一例としてのキャリア150は、第1円板部151、第1円板部151と相対する第2円板部152、第2円板部152から入力軸方向に突出した出力軸153が一体として形成されている。
第1円板部151及び第2円板部152には、それぞれの周縁部151a、152aが開口して径方向に伸びる溝部154、155が形成されている。溝部154、155は、底部が円形に形成され遊星歯車140の軸部141を回転支持するとともに、嵌入された軸部141を位置決めするスナップフィット構造とされている(図6参照)。
第1円板部151は、第2円板部152に比して、大径のフランジ形状であり、周縁部151aが後述する内歯歯車130の中空部の内面132に回転支持されて遊星歯車140の公転に伴い入力軸110を回転中心として回転する。
第2円板部152は、内歯歯車130の内歯133の歯先円よりも小径とされ、遊星歯車140が組み込まれた状態で、入力軸110に挿通されて遊星歯車140が内歯歯車130の中空部の内面132に形成された内歯133に噛合する(図7参照)。
第2円板部152の外面には入力軸110の軸線方向に突出した出力軸153が一体として形成されている。
また、複数段重ね合わせて構成される場合には、図3(c)に示すように駆動伝達方向最下流(最終段)以外のキャリア150は、出力軸として太陽歯車120Aが第2円板部152に一体として設けられている。
(2.4)内歯歯車
図5に示すように、内歯歯車130は、全体が中空部を有する円筒状の筒体131と、筒体131の内面132の中央部に形成された内歯133からなる。
内歯133が形成された内面132の両側は円筒形状で、一端側にはキャリア150の第1円板部151の周縁部151aが当接して、キャリア150を外側から回転支持している。
筒体131には、入力軸110の軸線方向に突出した凸部131aと、凸部131aと嵌り合う凹部131bが形成され、複数段重ね合わせて構成される場合、凸部131aと凹部131bが嵌り合って遊星歯車機構100が同軸的に重ね合わされる。
(2.5)材質
遊星歯車機構100のそれぞれの入力軸110、太陽歯車120、内歯歯車130、遊星歯車140、キャリア150は合成樹脂材料を用いた成形品で構成される。合成樹脂材料としては、POM(ポリアセタール)、PA(ポリアミド)、PC(ポリカーボネイト)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCP(液晶ポリマー)又はこれらの合成樹脂にガラス繊維又は炭素繊維を添加した強化合成樹脂が挙げられる。
(2.6)キャリアの支持構造
このように構成される遊星歯車機構100は、キャリア150が、第2円板部152の外面に入力軸110の軸線方向に突出して形成された出力軸153が貫通する入力軸110に回転支持され、第1円板部151の周縁部151aが内歯歯車130の内面132の両側の一端側に当接して回転支持されている。
その結果、太陽歯車120と内歯歯車130に噛合し自転しながら公転する複数の遊星歯車140を回転支持するキャリア150は、遊星歯車140を挟んで両持ち支持され、キャリア150のガタツキによる振動、騒音及び回転ムラが抑制される。
入力軸110は、キャリア150の出力軸153の中心孔153aを貫通して複数段重ね合わされたキャリア150を回転支持して各キャリア150が同軸的に位置決めされる。
そのために、重ね合わされるそれぞれの遊星歯車機構100の同軸度のバラツキを抑制することができる構成となっている。
(2.7)動作
モータMの駆動で入力軸110が回転して、入力軸110に嵌挿された太陽歯車120が回転駆動される。そして、太陽歯車120が回転駆動を行うと、3つの遊星歯車140の各々が、自身の軸部141を回転中心として自転する。また、3つの遊星歯車140の各々は、内歯歯車130の内歯133と噛み合っているために、入力軸110を中心として公転する。
そして、3つの遊星歯車140の公転が開始されると、遊星歯車140の軸部141も入力軸110を中心として公転し、遊星歯車140を支持するキャリア150は、太陽歯車120の回転に対し減速回転を開始する。キャリア150の減速回転が開始されると、キャリア150に一体に形成された出力軸143の減速回転が開始される。
遊星歯車機構100が、図3に示すように複数段重ね合わせて構成されている場合(図3の例では3段)には、キャリア150の第2円板部152の外面に設けられ減速回転する太陽歯車120Aが2段目の遊星歯車機構100の入力となる。
そして、2段目の遊星歯車機構では、2段目の内歯歯車130と2段目の太陽歯車120Aとに噛み合う2段目の遊星歯車140が、2段目のキャリア150により支持されて、自転しながら2段目の太陽歯車120Aの外周を公転する。そして、公転する遊星歯車140の軸部141を支持する2段目のキャリア150が減速回転する。
減速回転する2段目のキャリア150の第2円板部152の外面には太陽歯車120Aが設けられており、3段目の内歯歯車130と3段目の太陽歯車120Aとに噛み合う3段目の遊星歯車140が、3段目のキャリア150により支持されて、自転しながら3段目の太陽歯車120Aの外周を公転する。公転する遊星歯車140の軸部141を支持する3段目のキャリア150の第2円板部152の外面には入力軸110が貫通する出力軸153が設けられ、出力軸153には3段に減速された回転が伝達される。
(3)遊星歯車機構を用いた駆動伝達装置
遊星歯車機構100は、太陽歯車120の回転、遊星歯車140の公転(キャリア150の回転)、内歯歯車130の回転のいずれかを固定、一つを入力、一つを出力に接続して使用される。
「実施例1」
図8は複数段の遊星歯車機構100を用いた駆動伝達装置200の分解斜視図である。
駆動伝達装置200は、全体を貫通する入力軸110、入力軸110に挿通された太陽歯車120、遊星歯車140を回転支持するキャリア150、遊星歯車140が噛合し入力軸110の軸線方向に突出した凸部131aと、凸部131aと嵌り合う凹部131bが形成された内歯歯車130からなる遊星歯車機構100が3段重ね合わされた多段遊星歯車機構である。
3段が重ね合わされた遊星歯車機構100は、内歯歯車130の筒体131がケース体210に仕切り板211を介して収容され、駆動力の入力側はカバー体212で支持される。3段目のキャリア150の出力軸153は収容されたケース体101の一端から突出して被駆動部(不図示)に接続される。
このように構成される駆動伝達装置200は、ケース体210が固定された状態で入力軸110の一端から入力される回転駆動力が出力軸153から被駆動部に減速されて伝達される。
「実施例2」
図9は本実施例に係るギヤードモータ300の一部断面斜視図である。
ギヤードモータ300は、駆動源としてのモータ310と、モータ310の出力軸311と嵌り合ってモータ310の回転駆動力を受ける入力軸110、入力軸110に挿通された太陽歯車120、遊星歯車140を回転支持するキャリア150、遊星歯車140が噛合し入力軸110の軸線方向に突出した凸部131aと、凸部131aと嵌り合う凹部131bが形成された内歯歯車130からなる遊星歯車機構100が3段重ね合わされてケース体320に一体として収容された減速機付きモータである。
ギヤードモータ300は、モータ310の回転駆動力が出力軸311から入力軸110に伝達され、遊星歯車機構100の出力軸153から減速されて出力される。ギヤードモータ300は、重ね合わされた遊星歯車機構100がケース体320に一体として収容されて全体が小型化された駆動伝達装置として利用できる。
「実施例3」
図10(a)は本実施例に係る外歯減速機構400の斜視図、(b)は正面図である。
外歯減速機構400は、遊星歯車機構100を構成する内歯歯車130が外面に外歯134を有し、外歯134に噛合する被駆動体に減速回転を伝達する。
外歯減速機構400は、入力軸110の一端から入力される回転駆動力は遊星歯車機構100で減速され、キャリア150の出力軸153が固定された状態で内歯歯車130が回転し、内歯歯車130の減速回転ともに内歯歯車130の外面に設けられた外歯134に噛合する歯車135に伝達される。
「第2実施形態」
図11は本実施形態に係る遊星歯車機構の縦断面図、図12は本実施形態に係る内歯歯車の斜視図、図13はキャリアの出力軸の出力要素の形態を示す斜視図、図14(a)は本実施形態に係る遊星歯車機構の一例を示す斜視図、(b)はケース体の一例を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら遊星歯車機構100Aの構成と動作について説明するが、第1実施形態に係る遊星歯車機構100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
(1)遊星歯車機構
(1.1)遊星歯車機構の全体構成
図11には、本実施形態に係る遊星歯車機構を3段構成とした例が示されているが、本実施形態に係る遊星歯車機構は必要とされる減速比に応じて重ね合わせて構成することができる。
図11(図において、遊星歯車140Aは図の下側に断面視で示している)に示すように、遊星歯車機構100Aは、ケース体110A、駆動源(不図示)から駆動力を受けて回転する太陽歯車120、太陽歯車120と同軸上に配置された内歯歯車130A、太陽歯車120と内歯歯車130Aと噛み合い自転しながら公転する複数の遊星歯車140A、遊星歯車140Aの回転軸141Aを支持し、遊星歯車140Aの公転により回転する回転部材としてのキャリア150A、から構成されている。
(1.2)内歯歯車
図12(a)、(b)に示すように、内歯歯車130Aは、全体が中空部を有する円筒状の筒体131Aと、筒体131Aの内面132Aの中央部に形成された内歯133Aからなる。
内歯133Aが形成された内面132Aの両側は円筒形状で、内歯133Aの歯先円よりも突出しない大径の第1内面132Aaと、内歯133Aの歯先円よりも突出した小径の第2内面132Abからなり、後述するキャリア150Aの第1円板部151Aの周縁部151Aa、152Aaが当接して、キャリア150Aを外側から回転支持している。
(1.3)キャリア
キャリア150Aは、第1円板部151A、第1円板部151Aと相対する第2円板部152A、第2円板部152Aから駆動伝達方向に露出した出力要素としての出力軸153Aが一体として形成されている。
第1円板部151Aは、第2円板部152Aに比して、大径のフランジ形状であり、周縁部151Aaが内歯歯車130Aの中空部の第1内面132Aaに当接して回転支持される。第2円板部152Aは、内歯歯車130Aの内歯133Aの歯先円よりも小径とされ、遊星歯車140Aが組み込まれた状態で、周縁部152Aaが内歯歯車130Aの中空部の第2内面132Abに当接して回転支持される(図11 参照)。
その結果、キャリア150Aは、その回転中心に支持軸を必要とすることなく内歯歯車130Aの内歯133Aに噛合して自転しながら公転する遊星歯車140Aとともに内歯歯車130Aの第1内面132Aa、第2内面132Abで支持されながら回転する。
そのために、キャリア150Aが互いに駆動伝達方向に離隔した内歯歯車130Aの第1内面132Aaと第2内面132Abの2点で回転支持され、支持軸や軸受け等の他の回転支持構造を必要とせず、簡素な構成で回転ムラを抑制することができる。
第2円板部152の外面には駆動伝達方向に露出した駆動力を出力する出力軸153Aが一体として形成されている。そのために、キャリアと出力軸が別部品で構成された遊星歯車機構に比して、構成要素を削減して組立て誤差を抑制するとともに簡素で安価な遊星歯車機構100Aを提供することができる。
尚、複数段重ね合わせて構成される場合には、駆動伝達方向最下流(最終段)に配置されるキャリア150A以外は、出力軸として太陽歯車120Aが第2円板部152Aに一体として設けられている。
出力軸153Aは、図13に示すように、キャリア150Aの駆動力を被駆動体に伝達する駆動伝達機構の入力要素として形成されている。駆動伝達機構としては、一例として、歯車式伝達機構、接触式継手機構及び非接触継手機構が挙げられる。
駆動伝達機構が歯車式伝達機構である場合には、出力軸153Aには歯車153Aaが形成されている(図13(a) 参照)。
駆動伝達機構が接触式継手機構である場合には、出力軸153Aにはカップリング153Abが形成されている(図13(b) 参照)。
駆動伝達機構が非接触式継手機構である場合には、出力軸153Aには磁気カップリング153Acが形成されている(図13(c) 参照)。
そのために、複数の駆動伝達機構を選択することができる。
ケース体110Aは、図14(a)に示すように、内歯歯車130Aを内部に回転不能に収容し、被取り付け体への取り付け面110Aaとなる一端側には、キャリア150Aの出力軸153Aがケース体110Aの外部に向かって露出するように内部を貫通する膨出部111Aが形成されている。図14(b)に示すように、膨出部111Aの外面にはケース体110Aを取り付ける被取り付け体に形成された雌ネジと締結される雄ネジ111Aaが形成されている。
その結果、ケース体110Aを被取り付け体への取り付ける場合に、取り付け面110Aaに締結のための締結部を設けることなく、雄ネジ111Aaを被取り付け体に直接締結できるために、取り付け面110Aaの範囲内で膨出部111Aを大きくして膨出部111Aから外部に露出する種々の出力要素を設けることができる。
1・・・画像形成装置
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像ユ
ニット
50・・・転写ユニット
60・・・定着装置
100、100A、200・・・遊星歯車機構
110・・・入力軸
110A・・・ケース体
120、120A・・・太陽歯車
130、130A・・・内歯歯車
131、131A・・・筒体
132、132Aa、132Ab・・・内面(筒体)
133、133A・・・内歯
134・・・外歯
140、140A・・・遊星歯車
141・・・軸部
141A・・・回転軸
150、150A・・・キャリア
151、151A・・・第1円板部
152、152A・・・第2円板部
153、153A・・・出力軸
300・・・ギヤードモータ
400・・・外歯減速機構

Claims (11)

  1. 入力軸を介して駆動力を受けて回転する太陽歯車と、
    筒体の内面に内歯が設けられ前記太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、
    前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、
    前記遊星歯車の軸を支持し、周縁部が前記筒体の内面に当接して回転支持されて、前記遊星歯車の公転により前記入力軸を回転中心として回転する回転部材と、を備えた、
    ことを特徴とする遊星歯車機構。
  2. 前記回転部材は、第1円板部、前記第1円板部と相対する第2円板部、前記第2円板部から前記入力軸方向に突出した出力軸が一体として形成され、前記第1円板部及び前記第2円板部には、前記周縁部が開口して径方向に延びる溝部が形成され、前記遊星歯車の軸部を回転可能に支持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車機構。
  3. 前記入力軸が前記回転部材の前記出力軸を貫通し、前記第2円板部に前記太陽歯車が一体に設けられた前記回転部材を有する前記遊星歯車機構を複数段支持する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊星歯車機構。
  4. 駆動力を受けて回転する太陽歯車と、
    筒体の内面に内歯が設けられ前記太陽歯車と同軸上に配置された内歯歯車と、
    前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合い自転しながら公転する遊星歯車と、
    互いに相対して前記遊星歯車の軸を支持する円板部の周縁部が前記筒体の前記内歯の両側の内面に当接して回転支持されて、前記遊星歯車の公転により回転する回転部材と、
    前記内歯歯車が回転不能に内部に収容されるケース体と、を備えた、
    ことを特徴とする遊星歯車機構。
  5. 前記回転部材は、第1円板部、前記第1円板部と相対する第2円板部、前記第2円板部から駆動伝達方向に突出し駆動力を出力する出力要素が一体として形成されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊星歯車機構。
  6. 前記出力要素は、前記回転部材の駆動力を被駆動体に伝達する歯車式伝達機構、接触式継手機構、非接触継手機構のいずれかの入力要素である、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の遊星歯車機構。
  7. 前記ケース体は、前記出力要素が前記ケース体の外部に向かって露出するようにその内部を貫通する膨出部を有し、前記膨出部の外面に前記ケース体を取り付ける被取り付け体と締結される雄ネジが形成されている、
    ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の遊星歯車機構。
  8. 前記回転部材の前記第1円板部及び前記第2円板部はそれぞれ異なる径方向の長さを有し、駆動伝達方向から見たときに、前記第1円板部の前記周縁部は前記内歯と重なるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の遊星歯車装置。
  9. 前記内歯歯車は、隣り合う内歯歯車間で互いに嵌り合う凸部及び凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊星歯車装置。
  10. 前記入力軸、前記太陽歯車、前記内歯歯車、前記遊星歯車、及び前記回転部材が合成樹脂により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の遊星歯車機構。
  11. 回転体と、
    前記回転体を駆動する駆動源と、
    前記駆動源の回転速度を減速して、前記回転体へ伝達する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の遊星歯車機構と、を含む、
    ことを特徴とする画像形成装置。

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