JP2016216514A - デオドラント剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐汗性に優れ、防臭効果の持続性に優れるデオドラント剤の提供。【解決手段】(A)シリコーン皮膜形成剤と、(B)固形油分と、(C)デオドラント成分とを含有し、(D)水を実質的に含有せず、前記A成分がトリメチルシロキシケイ酸、ポリアルキルシルセスキオキサン及びアクリル・シリコーン樹脂から選ばれる少なくとも1種であり、前記A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量と前記A成分の含有量との比(前記A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量/前記A成分の含有量)が1以下であるデオドラント剤の提供。【選択図】なし

Description

本発明は、防臭効果の持続性に優れるデオドラント剤に関する。更に詳しくは、製剤の耐汗性に優れ、防臭効果の持続性に優れるデオドラント剤に関する。
デオドラント剤とは、体臭を防ぐことを目的とした組成物である。
体臭は、人体から分泌される汗や皮脂と体表の微生物の働きにより生じることが知られている。
したがって、体臭を防ぐための方法としては、例えば、殺菌剤や抗菌剤を用いることによって体表の微生物を抑える方法、金属酸化物などの制汗剤を用いることにより汗の分泌を抑える方法、植物抽出物などの酸化防止剤を用いることによって皮脂の酸化を抑える方法、酸化亜鉛などの塩基性物質を用いることによって体臭の原因となる低級脂肪酸を錯形成させて体臭を抑える方法、香料を用いることにより発生した体臭をマスキングする方法などが知られている(非特許文献1を参照)。
しかしながら、前記防臭効果を持続させる試みをもってしても、用いられる成分は体表から分泌される汗により流れ落ちてしまう。したがって、特に汗の分泌が促される夏場では、防臭効果の持続に関して十分に満足のいくものではない。
「新化粧品学」、南山堂、2001年、p.510−515
本発明が解決しようとする課題は、製剤の耐汗性に優れ、防臭効果の持続性に優れるデオドラント剤の提供である。
本発明は、
〔1〕シリコーン皮膜形成剤と、固形油分と、デオドラント成分と、水とを含有し、前記水の含有量が0.001〜25質量%であるデオドラント剤、
〔2〕シリコーン皮膜形成剤と、固形油分と、デオドラント成分とを含有し、水を実質的に含有しないデオドラント剤、
〔3〕上記シリコーン皮膜形成剤が、トリメチルシロキシケイ酸を含む上記〔1〕又は〔2〕に記載のデオドラント剤、
に関する。
本発明のデオドラント剤は、製剤の耐汗性に優れるという効果を有し、デオドラント効果を発揮する成分が汗により流れ落ちることを低減できるため、防臭効果の持続性に優れるという効果を奏する。加えて、洗浄剤による洗い落ちに優れるという効果を奏する。
本発明のデオドラント剤は、(A)シリコーン皮膜形成剤と、(B)固形油分と、(C)デオドラント成分と、(D)水とを含有し、前記水の含有量が0〜25質量%である。
以下、本発明のデオドラント剤に含まれる成分について、詳細に説明する。
本発明のデオドラント剤は、A成分を必須成分として含有する。A成分は、シリコーンの架橋体や高分子の官能基にシリコーン骨格を有する化合物のことである。A成分は、特に限定されないが、例えば、トリメチルシロキシケイ酸、ポリアルキルシルセスキオキサン、アクリル・シリコーン樹脂などを用いることができる。A成分は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
トリメチルシロキシケイ酸は、シリコーンの架橋体であり、MQレジンとも称される。トリメチルシロキシケイ酸は、種々の皮膜硬度を有するトリメチルシロキシケイ酸を用いることができる。本発明で用いるトリメチルシロキシケイ酸の皮膜硬度は特に限定されず、任意の皮膜硬度を有するトリメチルシロキシケイ酸を1種のみ用いてもよく、皮膜硬度の異なるトリメチルシロキシケイ酸を2種以上併用してもよい。また、トリメチルシロキシケイ酸は、種々の官能基により修飾された変性トリメチルシロキシケイ酸を用いることができる。変性トリメチルシロキシケイ酸は、特に限定されないが、例えば、フェニル変性トリメチルシロキシケイ酸、フルオロ変性トリメチルシロキシケイ酸などを用いることができる。変性トリメチルシロキシケイ酸は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、トリメチルシロキシケイ酸と変性トリメチルシロキシケイ酸とを併用してもよい。
トリメチルシロキシケイ酸は、市販品を用いることができる。用いる市販品は、他の成分との混合原料の形態であってもよい。トリメチルシロキシケイ酸の市販品は、例えば、SR1000、SS4230、SS4230(何れも商品名、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、BY11‐018、DC593(何れも商品名、東レ・ダウコーニング社製)、KF‐7312J、KF‐7312K、KF‐7312T、X‐21‐5249、X−21‐5250、KF‐9021、X−21‐5595、X−21‐5616(何れも商品名、信越シリコーン社製)などを挙げることができる。変性トリメチルシロキシケイ酸の市販品は、例えば、SilShine 151、XS66‐B8226、XS‐66‐C1191、XS66‐B8636(何れも商品名、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)などを挙げることができる。
ポリアルキルシルセスキオキサンは、アルキル変性したシリコーンの分岐架橋体のことである。ポリアルキルシルセスキオキサンは、特に限定されないが、例えば、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリプロピルシルセスキオキサンなどを用いることができる。ポリアルキルシルセスキオキサンは、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリアルキルシルセスキオキサンは、市販品を用いることができる。用いる市販品は、他の成分との混合原料の形態であってもよい。ポリアルキルシルセスキオキサンの市販品は、例えば、SilForm Flexible resin、SilForm Flexible fluid(何れも商品名、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、670 Fluid(商品名、東レ・ダウコーニング社製)などを挙げることができる
アクリル・シリコーン樹脂は、アクリル樹脂の官能基にシリコーンが修飾された高分子のことである。アクリル・シリコーン樹脂は、特に限定されないが、例えば、アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアミド/アモジメチコン)コポリマーAMP、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマーなどを用いることができる。アクリル・シリコーン樹脂は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
アクリル・シリコーン樹脂は、市販品を用いることができる。用いる市販品は、他の成分との混合原料の形態であってもよい。アクリル・シリコーン樹脂の市販品は、例えば、FA 4001 CM Silicone Acrylate、FA 4002 ID Silicone Acrylate、SETSIL 314(何れも商品名、東レ・ダウコーニング社製)、KP‐541、KP‐543、KP‐545、KP‐549、KP‐550、KP‐575、KP‐561P、KP‐562P(何れも商品名、信越シリコーン社製)などを挙げることができる。
A成分は、洗浄剤による洗い落ちに一層優れたデオドラント剤を得る観点から、トリメチルシロキシケイ酸を含むことが好ましい。
A成分の含有量は、特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜変更することができる。耐汗性に一層優れ、防臭効果の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、A成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上である。また、洗浄剤による洗い落ちに一層優れたデオドラント剤を得る観点から、A成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下である。これらの観点から、A成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.01〜25質量%であり、より好ましくは0.05〜20質量%である。
A成分は、任意成分である親水性皮膜形成剤と併用することができる。A成分と親水性皮膜形成剤とを併用する場合、防臭効果の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、親水性皮膜形成剤の含有量とA成分の含有量との比(親水性皮膜形成剤の含有量/A成分の含有量)は、好ましくは1以下であり、より好ましくは0.75以下であり、本発明のデオドラント剤に親水性皮膜形成剤を実質的に含有しないことが更に好ましい。したがって、任意成分である親水性皮膜形成剤の含有量とA成分の含有量との比は、好ましくは0〜1であり、より好ましくは0〜0.75であり、本発明のデオドラント剤に親水性皮膜形成剤を実質的に含有しないことが更に好ましい。A成分の含有量に対して親水性皮膜形成剤の含有量が多い場合、形成される皮膜が親水性皮膜形成剤の影響を大きく受け、耐汗性が低下し、本発明の効果を奏しないことがある。
A成分は、任意成分であるA成分以外の非親水性皮膜形成剤と併用することができる。A成分とA成分以外の非親水性皮膜形成剤とを併用する場合、洗浄剤による洗い落ちに一層優れたデオドラント剤を得る観点から、A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量とA成分の含有量との比(A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量/A成分の含有量)は、好ましくは1以下であり、より好ましくは0.75以下であり、本発明のデオドラント剤にA成分以外の非親水性皮膜形成剤を実質的に含有しないことが更に好ましい。したがって、任意成分であるA成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量とA成分の含有量との比は、好ましくは0〜1であり、より好ましくは0〜0.75であり、本発明のデオドラント剤にA成分以外の非親水性皮膜形成剤を実質的に含有しないことが更に好ましい。A成分の含有量に対して、A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量が多い場合、形成される皮膜がA成分以外の非親水性皮膜形成剤の影響を大きく受け、洗浄剤による洗い落ちが低下し、本発明の効果を奏しないことがある。
本発明のデオドラント剤は、B成分を必須成分として含有する。B成分は、25℃においてペースト状又は固形状の油性成分のことである。B成分は、例えば、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、シア脂、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、水添パーム油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ラノリン、セラック、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、変性シリコーンワックスなどを用いることができる。B成分は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
B成分の含有量は、特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜変更することができる。耐汗性に一層優れ、防臭効果の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、B成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上である。また、洗浄剤による洗い落ちに一層優れたデオドラント剤を得る観点から、B成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは40質量%以下であり、より好ましくは30質量%以下である。これらの観点から、B成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.01〜40質量%であり、より好ましくは0.05〜30質量%である。
本発明のデオドラント剤は、C成分を必須成分として含有する。C成分は、製剤に含有することにより、製剤に防臭効果を付与できる成分のことである。C成分は、特に限定されないが、例えば、殺菌剤、制汗剤、抗酸化剤、塩基性物質、防臭効果を有する植物抽出物などを用いることができる。C成分は、1成分のみを用いてもよく、2成分以上を併用してもよい。
殺菌剤は、特に限定されないが、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、フェノール、トリクロロカルバニリド、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、サリチル酸、ソルビン酸、塩化リゾチームなどを用いることができる。殺菌剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
制汗剤は、特に限定されないが、例えば、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛、ジルコニウム塩、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインアルミニウム塩、タンニン酸などを用いることができる。制汗剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
酸化防止剤は、特に限定されないが、例えば、カロチノイド、アスコルビン酸及びその塩、ステアリン酸アスコルビル、トコフェノール、酢酸トコフェノール、フェルラ酸、チオタウリン、ヒポタウリン、亜硫酸塩、エリソルビン酸及びその塩、クロロゲン酸、エピカテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、アピゲニン、カンフェロール、ミリセチン、ケルセチンなどを用いることができる。酸化防止剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
塩基性物は、特に限定されないが、例えば、酸化亜鉛、酸化マグネシウムなどを用いることができる。塩基性物質は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
植物抽出物は、防臭効果を有する植物抽出物であれば特に限定されず、例えば、オウゴンエキス、オウレンエキス、オオバクエキス、カワラヨモギエキス、キダチアロエエキス、クララ根エキス、クマザサ葉エキス、紅茶エキス、セージ葉エキス、サンショウエキス、ショウガ根エキス、ショウブ根エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウハッカ葉エキス、センキュウエキス、ドクダミエキス、ニンニクエキス、ハマメリスエキス、モモ果実エキス、モモ葉エキス、ユーカリ葉エキス、ラッカセイ種皮エキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、レイシエキス、ワレモコウエキスなどを用いることができる。植物抽出物は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
C成分は、防臭効果に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、殺菌剤又は制汗剤の何れか1種を含むことが好ましく、殺菌剤及び制汗剤を含むことがより好ましい。
殺菌剤は、制菌効果に一層優れたデオドラント剤を得る観点、並びに皮膚への刺激が一層低減されたデオドラント剤を得る観点から、25℃において固体である殺菌剤を含むことが好ましく、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、塩化リゾチームから選ばれる少なくとも1種を含むことがより好ましい。
殺菌剤は、市販品を用いることができる。用いる市販品は、他の成分との混合原料の形態であってもよい。殺菌剤の市販品は、例えば、イソプロピルメチルフェノール:イソプロピルメチルフェノール(商品名、大阪化成社製)、トリクロサン:イルガサン DP 300(商品名、BASF社製)、塩化リゾチーム:塩化リゾチーム(商品名、キューピー社製)などを挙げることができる。
殺菌剤の含有量は特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜変更することができる。制菌効果に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、殺菌剤の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.001質量%以上であり、より好ましくは0.005質量%以上である。また、殺菌剤による皮膚への刺激が一層低減されたデオドラント剤を得る観点から、殺菌剤の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは1質量%以下であり、より好ましくは0.5質量%以下である。これらの観点から、殺菌剤の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.001〜1質量%であり、より好ましくは0.005〜0.5質量%である。
制汗剤は、制汗効果に一層優れたデオドラント剤を得る観点、並びに皮膚への刺激が一層低減されたデオドラント剤を得る観点から、25℃において固体である制汗剤を含むことが好ましく、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛から選ばれる少なくとも1種を含むことがより好ましい。
制汗剤は、市販品を用いることができる。用いる市販品は、他の成分との混合原料の形態であってもよい。制汗剤の市販品は、例えば、クロルヒドロキシアルミニウム:ALヒドロキシクロライド47(商品名、マツモト交商社製)、マイクロドライ3115(商品名、Summit Research Labs社製)、PAC#1000(商品名、多木化学社製)、硫酸アルミニウムカリウム:カリミョウバン(商品名、大明化学工業社製)、パラフェノールスルホン酸亜鉛:スルホ石炭酸亜鉛(商品名、マツモトファインケミカル社製)などを挙げることができる。
制汗剤の含有量は特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜変更することができる。制汗効果に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、制汗剤の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上である。また、制汗剤による皮膚への刺激が一層低減されたデオドラント剤を得る観点から、制汗剤の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは30質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下である。これらの観点から、制汗剤の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.001〜30質量%であり、より好ましくは0.01〜20質量%である。
本発明のデオドラント剤は、D成分として、例えば、精製水、蒸留水、イオン交換水、温泉水、深層水などを用いることができる。
D成分の含有量は、耐汗性に一層優れ、防臭効果の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、D成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下であり、本発明のデオドラント剤にD成分を実質的に含有しないことがさらに好ましい。したがって、D成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0〜25質量%であり、より好ましくは0〜20質量%であり、本発明のデオドラント剤にD成分を実質的に含有しないことが更に好ましい。
本発明のデオドラント剤は、(E)紛体を用いることができる。E成分は、特に限定されないが、例えば、無機粉体、有機粉体、合成高分子粉体などを用いることができる。無機粉体としては、例えば、タルク、カオリン、セリサイト、マイカ、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ゼオライト、アパタイトなどを用いることができる。有機粉体としては、例えば、セルロース末、シルク末、トウモロコシデンプンなどを用いることができる。合成高分子粉体としては、例えば、ポリエチレン末、ナイロン末、ポリアクリル酸アルキル、架橋ポリスチレン、メチルシロキサン網状重合体、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体、シリコーンエラストマーなどを用いることができる。また、E成分は、疎水化処理又は親水化処理などの表面処理を行った改質粉体を用いることもできる。改質粉体としては、例えば、シリル化シリカ、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウムなどを用いることができる。E成分は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のデオドラント剤にE成分を含有した場合、E成分を皮膚や衣類に定着させ、E成分の剥がれ落ちやE成分が汗により流れ落ちることを低減できるため、さらさら感、及びソフトフォーカス効果の持続性を向上することができる。
E成分は、さらさら感に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、セリサイト、タルク、無水ケイ酸、ポリエチレン末、ポリアクリル酸アルキル、メチルシロキサン網状重合体、網状型シリコーンブロック共重合体、シリコーンエラストマー、シリル化シリカ、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウムから選ばれる少なくとも1種を含むことが好ましく、タルク、無水ケイ酸、シリル化シリカ、メチルシロキサン網状重合体、網状型シリコーンブロック共重合体、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウムから選ばれる少なくとも1種を含むことがより好ましい。
E成分は、市販品を用いることができる。用いる市販品は、他の成分との混合原料の形態であってもよい。E成分の市販品は、例えば、セリサイト:セリサイト DN(商品名、大日本化成株式会社製)、タルク:クラウンタルク PP(商品名、松村産業社製)、無水ケイ酸:サンスフェア H−121(商品名、AGCエスアイテック社製)、ポリアクリル酸メチル:マツモトマイクロスフェアーM(商品名、マツモト油脂製薬社製)、メチルシロキサン網状重合体:TOSPEARL 120A、TOSPEARL 150KA、TOSPEARL 1110A、TOSPEARL AQ(何れも商品名、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、KMP−590(商品名、信越シリコーン社製)、網状型シリコーンブロック共重合体:KSP−100、KSP−300(何れも商品名、信越シリコーン社製)、シリコーンエラストマー:トレフィルE−506S、トレフィルE−508(商品名、東レ・ダウコーニング社製)、シリル化シリカ:サンスフェア H−121−ET(商品名、AGCエスアイテック社製)、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム:ドライフロー PC(商品名、アクゾノーベル社製)などを挙げることができる。
E成分の含有量は特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜変更することができる。さらさら感、及びソフトフォーカス効果に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、E成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%以上である。また、E成分による肌の白浮きが一層低減されたデオドラント剤を得る観点から、E成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは40質量%以下であり、より好ましくは30質量%以下である。これらの観点から、E成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.01〜40質量%であり、より好ましくは0.1〜30質量%である。
本発明のデオドラント剤には、(F)清涼化剤を用いることができる。F成分は、特に限定されないが、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテル、乳酸メンチル、ハッカ油、ペパーミント油、カンファー、イシリンなどを用いることができる。F成分は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のデオドラント剤にF成分を含有した場合、F成分を皮膚や衣類に定着させ、清涼感の持続性を向上することができる。
F成分は、清涼感の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、25℃において固体であるF成分を含むことが好ましく、l−メントールを含むことがより好ましい。
F成分の含有量は特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜変更することができる。清涼感の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、F成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.001質量%以上であり、より好ましくは0.01質量%以上である。また、F成分による皮膚への刺激が一層低減されたデオドラント剤を得る観点から、F成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは3質量%以下であり、より好ましくは1質量%以下である。これらの観点から、F成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0.001〜3質量%であり、より好ましくは0.01〜1質量%である。
本発明のデオドラント剤は、任意成分として(G)界面活性剤を用いることができる。G成分としては、例えば、アルキルグリセリルエ−テル、ポリオキシアルキレンアルキルエ−テル、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、グリコ−ル脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリルエ−テル脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、シリコ−ン界面活性剤などのノニオン界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アシルN‐メチルタウリン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N‐アシルアミノ酸塩などのアニオン界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムなどのカチオン界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤を用いることができる。G成分は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のデオドラント剤がG成分を多量に含有する場合、塗布後、汗により再乳化が起こり、耐汗性が低下し、本発明の効果を奏しないことがある。特にG成分がシリコーン界面活性剤を含む場合、A成分との親和性に優れ、再乳化が生じ易い。
シリコーン界面活性剤は、例えば、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、ポリエチレングリコールポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルポリエチレングリコールポリジメチルシロキシエチルジメチコンなどのポリエーテル変性シリコーンオイル、ポリグリセリルジシロキサンジメチコン、ポリグリセリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルポリグリセリルポリジメチルシロキシエチルジメチコンなどのポリグリセリン変性シリコーンオイルを用いることができる。
G成分を本発明のデオドラント剤に用いる場合、塗布後の再乳化を抑制し、耐汗性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、G成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは8質量%以下であり、より好ましくは4質量%以下である。したがって、任意成分であるG成分の含有量は、デオドラント剤全量に対して、好ましくは0〜8質量%であり、より好ましくは0〜4質量%である。
本発明のデオドラント剤は、上記した成分の他に、通常化粧品に用いられる成分を目的に応じて適宜配合することができる。用いられる成分は特に限定されず、例えば、白濁化剤、抗炎症剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、色素などを用いることができる。
本発明の明細書において、特定の成分を「実質的に含有しない」とは、特定の成分を積極的に本発明のデオドラント剤に含有しないことを意味する。具体的には、特定の成分の含有量が、本発明のデオドラント剤100質量%中、0.001質量%未満、更には0.0001質量%未満であることをいい、全く含有しないことが最も好ましい。
本発明のデオドラント剤の製造方法は特に限定されず、種々の方法で製造可能である。例えば、各成分を加熱溶解して混合撹拌し、冷却することによりデオドラントスティックやデオドラントクリームとして本発明のデオドラント剤を得ることができる。
本発明のデオドラント剤は、製剤の耐汗性に優れ、C成分が汗により流れ落ちることを低減できるため、防臭効果の持続性に優れるという効果を奏する。また、耐汗性に優れるにもかかわらず、洗浄剤を用いれば容易に洗い落すことができ、洗浄性に優れるという効果を奏する。加えて、本発明のデオドラント剤にE成分を含有する場合、E成分の剥がれ落ちやE成分が汗により流れ落ちることを低減できるため、さらさら感、及びソフトフォーカス効果の持続性に優れるという効果を奏する。更には、本発明のデオドラント剤にF成分を含有する場合、F成分が汗により流れ落ちることを低減できるため、清涼感の持続性に優れるという効果を奏する。
本発明のデオドラント剤は、これらの効果を奏することから、皮膚に好適に用いることができる。また、本発明のデオドラント剤は、スティック状やクリーム状として用いることができ、デオドラントスティック、デオドラントクリームに好適に用いることができる。本発明のデオドラント剤は、耐汗性に一層優れ、防臭効果の持続性に一層優れたデオドラント剤を得る観点から、デオドラントスティックとして用いることがより好ましい。
デオドラント剤は、保湿化粧料とは異なり、洗浄により適宜除去することが望ましい。デオドラント剤が洗浄により洗い落ちない場合、形成された皮膜による皮膚の閉塞や、制汗剤や殺菌剤が皮膚に残留及び蓄積するので、皮膚刺激などの好ましくない問題が生じることがある。また、形成された洗い落ちない皮膜は皮膚の洗浄を阻害するため、かえって皮膚の微生物の繁殖を幇助してしまうことがある。本発明のデオドラント剤は、防臭効果の持続性に優れるという効果を奏することに加えて、洗浄剤による洗い落ちに優れるという効果も奏しており、デオドラント剤として非常に好適である。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。尚、配合量は、特記しない限り「質量%」を表す。
(試料の調製1)
表1に示す組成に従い各成分を配合して、実施例及び比較例の各デオドラントスティックを調製した。得られた各デオドラントスティックを用いて、下記の評価項目について、評価を行った。
(評価項目1:「防臭効果の持続性」の評価)
被験者10名により、得られた各デオドラントスティックについて下記試験方法に従い、評価を行った。
<試験方法>
被験者の腋下を蒸しタオルにて拭き、次いで得られた各デオドラントスティックを腋下で3回往復させることにより塗布した。3分後、被験者の腋下の臭いについて、専門評価パネル5名が初期評価を行った。初期評価後、水を100mLの飲み、温度:30℃、相対湿度:65%の恒温恒湿室内で踏み台昇降運動(高さ20cm)を30分間行うことにより、発汗を促した。その後、室温(20℃〜25℃)下で6時間過ごした後、被験者の腋下の臭いについて、専門評価パネル5名が評価を行った(6時間後の評価)。
「防臭効果の持続性」は、腋下の臭いの強さについて初期と6時間後との差異が小さい場合を「良好」として評価した。下記評価基準による点数から算出された平均点から、下記判定基準に従って、判定を行った。
<評価基準>
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
<判定基準>
○○:平均4.0点以上
○:平均3.0点以上4.0点未満
△:平均2.0点以上3.0点未満
×:平均2.0点未満
(評価項目2: 「洗浄剤による洗い落ちの良さ」)
専門評価パネルにより、実施例及び比較例の各デオドラントスティックの「洗浄剤による洗い落ちの良さ」について、下記試験方法により評価を行った。
<試験方法>
得られた各デオドラントスティックを専門評価パネルの手の甲に0.2gずつ2回に分けて合計1gを塗布した。10分後、石けんを用いて洗い流し、「洗浄剤による洗い落ちの良さ」について評価を行った。
「洗浄剤による洗い落ちの良さ」は、洗い流した後の肌にごわつきやつっぱり感などの残存感がなく、かつ、肌と水とのなじみに優れるほど高得点として、以下の5段階の評価基準に従って評価した。結果は、専門評価パネルの平均点を算出し、下記判定基準に従って判定を行った。結果を表1に併記する。
<評価基準>
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
<判定基準>
○○:平均4.0点以上
○ :平均3.0点以上4.0点未満
△ :平均2.0点以上3.0点未満
× :平均2.0点未満
Figure 2016216514
本発明のデオドラント剤である実施例1〜6は、防臭効果の持続性、洗浄剤による洗い落ちの良さに優れることがわかる。一方、比較例1〜3に記載のA成分を含有しないデオドラント剤は、防臭効果の持続性、洗浄剤による洗い落ちの良さに優れないことがわかる。
(試料の調製2)
表2に示す組成に従い各成分を配合して、実施例及び比較例の各デオドラントスティックを調製した。得られた各デオドラントスティックを用いて、評価項目1〜2、及び下記の評価項目3〜4について、評価を行った。
(評価項目3: 「肌のさらさら感の持続性」、「ソフトフォーカス効果の持続性」の評価)
被験者10名により、得られた各デオドラント剤について下記試験方法に従い、評価を行った。
<試験方法>
評価項目1の試験に併せて、「肌のさらさら感」、及び「ソフトフォーカス効果」について評価を行った。初期の腋下の臭いの評価時に、ソフトフォーカス効果については、専門評価パネル5名により初期評価を行い、肌のさらさら感については、被験者自身が初期評価を行った。また、6時間後の腋下の臭いの評価時に、ソフトフォーカス効果については、専門評価パネル5名により6時間後の評価を行い、肌のさらさら感については、被験者自身が6時間後の評価を行った。結果を表2に併記する。
「肌のさらさら感の持続性」は、肌のべたつき感が低く、肌の滑り感がよく、初期と6時間後との差異が小さい場合を「良好」として評価した。「ソフトフォーカス効果の持続性」は、肌が美しく見え、初期と6時間後との差異が小さい場合を「良好」として評価した。下記評価基準による点数から算出された平均点から、下記判定基準に従って、判定を行った。
<評価基準>
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
<判定基準>
○○:平均4.0点以上
○:平均3.0点以上4.0点未満
△:平均2.0点以上3.0点未満
×:平均2.0点未満
(評価項目4: 「清涼感の持続性」の評価)
被験者10名により、得られた各デオドラントスティックについて下記試験方法に従い、評価を行った。
<試験方法>
評価項目1の試験に併せて、「清涼感の持続性」について評価を行った。初期の腋下の臭いの評価時に、清涼感について被験者自身が初期評価を行った。また、30分間の踏み台昇降運動終了直後に、運動終了後の清涼感について被験者自身が評価を行った。結果を表2に併記する。
「清涼感の持続性」は、清涼感の強さについて初期と運動終了後との差異が小さい場合を「良好」として評価した。下記評価基準による点数から算出された平均点から、下記判定基準に従って、判定を行った。
<評価基準>
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
<判定基準>
○○:平均4.0点以上
○:平均3.0点以上4.0点未満
△:平均2.0点以上3.0点未満
×:平均2.0点未満
Figure 2016216514
本発明のデオドラント剤である実施例7〜9は、防臭効果の持続性、洗浄剤による洗い落ちの良さ、肌のさらさら感の持続性、ソフトフォーカス効果の持続性、並びに清涼感の持続性に優れることがわかる。
(試料の調製3)
表3に示す組成に従い各成分を配合して、実施例10〜11のデオドラントクリームを調製した。得られたデオドラントクリームを用いて、評価項目1〜4について、評価を行った。結果を表3に併記する。
Figure 2016216514
本発明のデオドラント剤である実施例10〜11は、防臭効果の持続性、洗浄剤による洗い落ちの良さ、肌のさらさら感の持続性、ソフトフォーカス効果の持続性、並びに清涼感の持続性に優れることがわかる。

Claims (1)

  1. (A)シリコーン皮膜形成剤と、(B)固形油分と、(C)デオドラント成分とを含有し、(D)水を実質的に含有せず、前記A成分がトリメチルシロキシケイ酸、ポリアルキルシルセスキオキサン及びアクリル・シリコーン樹脂から選ばれる少なくとも1種であり、前記A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量と前記A成分の含有量との比(前記A成分以外の非親水性皮膜形成剤の含有量/前記A成分の含有量)が1以下であるデオドラント剤。
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