JP2016216192A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016216192A
JP2016216192A JP2015102885A JP2015102885A JP2016216192A JP 2016216192 A JP2016216192 A JP 2016216192A JP 2015102885 A JP2015102885 A JP 2015102885A JP 2015102885 A JP2015102885 A JP 2015102885A JP 2016216192 A JP2016216192 A JP 2016216192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
unit
paper feed
pickup roller
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015102885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6775918B2 (ja
Inventor
慎之介 岩舘
Shinnosuke Iwadate
慎之介 岩舘
照人 甲斐
Teruhito Kai
照人 甲斐
西原 寛人
Hiroto Nishihara
寛人 西原
嘉洋 志村
Yoshihiro Shimura
嘉洋 志村
圭太 高橋
Keita Takahashi
圭太 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015102885A priority Critical patent/JP6775918B2/ja
Priority to US15/138,607 priority patent/US9815646B2/en
Publication of JP2016216192A publication Critical patent/JP2016216192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6775918B2 publication Critical patent/JP6775918B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ファーストコピーアウトタイムを短縮すること。【解決手段】給紙ピックアップローラ113が給紙トレイ111に積載された用紙Pに当接している第一の状態と、給紙ピックアップローラ113が給紙トレイ111に積載された用紙Pから離間している第二の状態を変更する昇降モータ163と、給紙トレイ111に積載された用紙Pのサイズを確定させる操作部330と、画像形成の実行が予測される操作があると判断され、且つ、操作部330により用紙Pのサイズが確定されている場合には、画像形成の開始の指示がなくても給紙ピックアップローラ113が第二の状態から第一の状態に変更されるように昇降モータ163を制御する(S4114 N、S4116 N、S4118)CPU301と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、手差しトレイの操作性向上のための制御に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、給紙カセットや手差しトレイ上に載置された用紙を給紙して、画像形成を行う構成を備えている。中でも、手差しトレイは、給紙カセットでは対応していない坪量の厚紙や、コート紙等に画像形成を行う場合に広く使用されている。例えば、特許文献1では、手差しトレイ上の用紙を給紙する給紙ピックアップローラの駆動源と、給紙された用紙の搬送方向の下流側に配置された給紙ローラの駆動源を同一とする駆動伝達機構が開示されている。特許文献1では、このような構成で、給紙ピックアップローラが給紙を行う度に、給紙ピックアップローラの支持アームが上下方向に揺動することで、手差しトレイ上の最上位の用紙を1枚ずつ給紙する構成を提案している。
一方、従来から、コピーキーが押下されて1枚目の用紙が出力されるまでのファーストコピーアウトタイム(以降、FCOTとする)を短縮することが望まれている。前述した手差しトレイから用紙が給紙される場合にも、FCOTが短縮されることが望ましい。
特開平07−097079号公報
しかし、従来の画像形成装置は、手差しトレイから用紙を1枚給紙する度に給紙ピックアップローラを上下させる構成であり、給紙動作を行わないとき(非給紙動作時)は、初期位置として上限位置に待機している。このため、給紙ピックアップローラが初期位置から用紙上へ下降するまでの時間と、用紙上で給紙ピックアップローラの振動が収まるまで待ってローラが回転するまでの時間の分だけ給紙が遅延してしまう。そのため、遅延した時間分、FCOTが低下してしまうという課題がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、ファーストコピーアウトタイムを短縮することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)画像形成手段と、記録材が積載される積載部と、前記積載部に積載された記録材を搬送路に給紙する給紙手段と、前記給紙手段が前記積載部に積載された記録材に当接している第一の状態と、前記給紙手段が前記積載部に積載された記録材から離間している第二の状態を変更する変更手段と、前記積載部に積載された記録材のサイズを確定させる確定手段と、前記画像形成手段による画像形成の実行が予測される操作の有無を判断する判断手段と、前記判断手段により前記操作があると判断され、且つ、前記確定手段により記録材のサイズが確定されている場合には、画像形成の開始の指示がなくても前記給紙手段が前記第二の状態から前記第一の状態に変更されるように前記変更手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、ファーストコピーアウトタイムを短縮することができる。
実施の形態の画像形成装置の断面図 実施の形態の画像形成装置のブロック図 実施の形態の給紙トレイ近傍の断面図及び上面図 実施の形態の操作部の模式図 実施の形態の給紙ピックアップローラの昇降動作を説明する図 実施の形態の給紙トレイへの用紙セットの検知処理と給紙ピックアップローラの下降制御処理を示すフローチャート 実施の形態の電源オン時の制御処理を示すフローチャート 実施の形態のプリント準備動作実行時の制御処理を示すフローチャート 実施の形態のプリントジョブ実行時の制御処理を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳しく説明する。
[実施の形態]
<画像形成システムの概略構成>
図1は、実施の形態の画像形成装置の断面図、図2は、本実施の形態の画像形成装置のブロック図である。図1、図2を用いて、基本的な構成を説明する。
[画像形成装置の概略構成]
図2の制御部300は、図1の画像形成装置のシステム制御を行っており、CPU301、ROM302、RAM303とタイマ291を有している。CPU301は画像形成装置のシステム制御を行うCPUである。CPU301には、制御プログラムが書き込まれたROM302と、制御に用いる変数や図1のイメージセンサ233によって読み取られた画像データを保存するRAM303が、アドレスバスとデータバスにより接続されている。また、時間を計測することが可能なタイマ291がCPU301に接続されており、CPU301はタイマ291のタイムカウント値の設定やタイマ計測値の取得を行う。CPU301は、原稿給送装置制御部480を介して、原稿搬送ローラ112の駆動や、原稿有無センサ151による原稿有無検知などを行う。またCPU301は、イメージリーダ制御部280を介して、原稿圧板の開閉動作の検知や原稿圧板ガラス板55上の原稿画像、原稿給送装置制御部480によって給送された原稿画像をイメージセンサ233により読み取る。イメージセンサ233は、読み取った原稿画像の情報を、アナログ画像信号としてCPU301に出力する。CPU301は、イメージセンサ233から入力されたアナログ画像信号を、画像信号制御部281に転送する。尚、原稿圧板ガラス板55、原稿台152、原稿有無センサ151、原稿搬送ローラ112、イメージセンサ233は、原稿画像を読み取る読取部を構成している。
画像信号制御部281は、コピー動作時は、イメージセンサ233からのアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換した後に各種処理を施し、各種処理を施したデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部285に出力する。ここで、コピー動作は、原稿をイメージセンサ233により読み取って、読み取ったデータに基づきプリント動作を行う動作である。また、画像信号制御部281は、外部からの指示によるプリント動作時には、まず、コンピュータ283から外部I/F282を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施す。そして、画像信号制御部281は、各種処理を施したデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部285に出力する。
プリンタ制御部285は、CPU301からの指示に基づいて、画像形成部271へ画像形成を指示する。画像形成部271は、入力されたビデオ信号に基づき画像形成ユニット120を駆動する。また、プリンタ制御部285は、CPU301からの指示に基づいて、紙搬送部270へ記録材である用紙の給紙、搬送制御、及び後述する図1の給紙ピックアップローラ113の昇降動作を行う。具体的には、プリンタ制御部285は、用紙有無センサ115によって、図1の積載部である給紙トレイ111上の用紙の有無を検知する。プリンタ制御部285は、用紙有無センサ115によって給紙トレイ111上に用紙があることを検知し、後述する条件を満たした場合には、昇降モータ163(図5参照)を駆動源として、給紙手段である給紙ピックアップローラ113の下降動作を行う。その後、紙搬送モータ164(図3参照)を駆動源として、給紙ピックアップローラ113や給紙ローラ114の回転駆動が行われ、用紙が搬送路に給紙される。操作部330は、画像形成を行うカラーモード等の動作モードの選択や、画像形成装置の状態表示、コピースタート等の指示を行うために用いられる。また、CPU301が給紙トレイ111に用紙が載置されたことを検知すると、操作部330には、用紙サイズ選択画面が表示される。操作部330の用紙サイズ選択画面を用いて選択されたモードの設定値は、CPU301に送信され、CPU301は受信したモードの設定値をRAM303に格納する。
図1に示す画像形成装置には、給紙トレイ111の他に、給紙カセット153、154が給紙部として設けられている。
[画像形成装置の基本画像形成動作]
次に図1及び図2を用いて、基本的な画像形成動作について説明する。CPU301は、用紙有無センサ115によって給紙トレイ111へ用紙が載置されたことを検知すると、操作部330に用紙サイズ選択画面を表示させる。ユーザによって用紙サイズが選択、確定され、且つ、後述するように、用紙の給紙が予測される操作がある場合には、CPU301は、次のような制御を行う。即ち、CPU301は、給紙ピックアップローラ113の下降動作によって、給紙ピックアップローラ113の位置を、「給紙ピックアップローラ当接位置」に移動させる。ここで、「給紙ピックアップローラ当接位置」とは、給紙ピックアップローラ113が、給紙トレイ111上に載置された用紙に当接して用紙を給紙することが可能な位置をいう。給紙ピックアップローラ113は、給紙トレイ111に積載された用紙に当接した第一の状態となる。
一方で、CPU301は、操作部330等から入力されたカラーモードや置数等のプリント設定指示や、原稿給送装置制御部480やイメージリーダ制御部280を介して原稿圧板の開閉や原稿載置を検知すると、プリント準備動作を行う。即ち、プリント準備動作は、CPU301が、プリントのモード設定指示(操作部の操作)や原稿圧板の開閉、原稿載置、給紙トレイ111への用紙載置等のプリント実行に必要な操作がプリント開始指示前になされることを検知することにより行われる動作である。これらのプリント開始指示前になされる操作は、プリントが実行されると予測される操作である。なお、プリント実行には給紙が伴うので、上記の操作は給紙が予測される操作とも言うこともできる。このため、CPU301は、判断手段として機能する。CPU301は、プリント準備動作では、定着器170の温度制御を開始する。またCPU301は、給紙トレイ111上に用紙が載置されていて、その用紙サイズが確定しており、且つ、給紙ピックアップローラ113の位置が「給紙ピックアップローラ当接位置」にない場合は、給紙ピックアップローラ113を「給紙ピックアップローラ当接位置」へ移動させる。給紙ピックアップローラ113の昇降動作、及びプリント準備動作の詳細に関しては後述する。
次に、CPU301は、操作部330等からプリント動作開始の指示を受信すると、原稿給送装置制御部480を介して原稿の画像の読み取り動作を開始する。CPU301は、原稿搬送ローラ112を駆動し、原稿台152から原稿用紙をプラテンガラス上に搬送すると共に、プラテンガラスへ不図示のランプの光で照射を行う。原稿からの反射光は、ミラーを介してイメージセンサ233に導かれるように構成されており、イメージセンサ233により読み取られた原稿の画像データは、画像信号制御部281へ出力される。原稿読取は、原稿圧板ガラス板55上の原稿読取が完了するまで、又は原稿有無センサ151によって検知された最終原稿の画像の読み取りが完了するまで継続される。
一方で、CPU301は、画像形成部271を介して画像形成ユニット120を制御し、RAM303へ保存された画像データの画像形成動作を開始する。画像形成ユニット120は、詳細には、イエロー用の画像形成ユニット120y、マゼンタ用の画像形成ユニット120m、シアン用の画像形成ユニット120c、ブラック用の画像形成ユニット120kである。以降、色を表す添え字y、m、c、kは、必要な場合を除き省略する。画像形成ユニット120は、感光ドラム101、現像器104、帯電ローラ102、感光ドラムクリーナー107などによって構成されている。画像形成ユニット120では、図中矢印方向(時計回り方向)に回転する感光ドラム101表面が帯電ローラ102によって帯電された後、レーザースキャナユニット103から照射されたレーザ光により、感光ドラム101上に潜像が形成される。そして、感光ドラム101上に形成された潜像は、現像器104内のトナーにより感光ドラム101上で現像される。その後、感光ドラム101上に現像されたトナー像は、一次転写電圧が印加された一次転写ローラ105によって、図中矢印方向(反時計回り方向)に回転する中間転写ベルト130へ順次重畳して転写され、フルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト130へ転写されたフルカラーのトナー像は、中間転写ベルト130の回転によって二次転写部118へ移動される。
また、CPU301は、二次転写部118にトナー像が到着するタイミングに間に合うように、紙搬送部270を介して不図示の搬送モータを駆動させる。給紙ピックアップローラ113や給紙ローラ114、レジストレーションローラ116、排紙ローラ139は、駆動源である搬送モータによって駆動される。これにより、給紙ピックアップローラ113が回転駆動し、給紙トレイ111から用紙が1枚ずつ給紙搬送される。以上のようにして、二次転写部118において二次転写電圧が印加されることで、搬送されてきた用紙に中間転写ベルト130上のトナー像が転写される。
二次転写部118においてトナー像が転写された用紙は、定着器170へ搬送される。定着器170では、用紙上の未定着のトナー像が加熱、加圧されることにより用紙に定着される。その後、CPU301は、紙搬送部270によって制御された排紙ローラ139により、用紙を排紙トレイ132に排紙する。CPU301は、プリント動作が完了した後、後述する省電力要求に応じて、次の動作を行う。即ち、CPU301は、給紙ピックアップローラ113を、給紙トレイ111上の用紙と接している「給紙ピックアップローラ当接位置」から、用紙の上方へ退避する「給紙ピックアップローラ離間位置」へ移動させる。給紙ピックアップローラ113は、給紙トレイ111に積載された用紙から離間した第二の状態となる。以降、「給紙ピックアップローラ当接位置」を単に当接位置、「給紙ピックアップローラ離間位置」を単に離間位置とする。
また、CPU301は、プリンタ制御部285を介した紙搬送部270や画像形成部271への電源からの電力の供給又は供給停止の切り替えを行うことができる。尚、紙搬送部270には、センサ類や駆動源類が接続されている。更に、CPU301は、タイマ291に設定した所定時間(設定時間という)が経過した後に、電源からの電力供給を停止する自動省電力制御(以下、オートスリープ)も行うことができる。このように、本実施の形態の画像形成装置は、画像形成を行う通常の消費電力のモードと、画像形成を行っているときよりも消費電力を低減させた省電力のモードとで、動作することができる。尚、上述した画像形成動作及び電力制御は一例であり、本発明は上述した構成に限定されるものではない。
<給紙ピックアップローラ昇降動作の説明>
次に、本実施の形態の給紙ピックアップローラ113の昇降機構について説明する。
[給紙トレイ111の説明]
まず、図3を用いて本実施の形態の給紙トレイ111上の用紙検知構成について説明する。図3(a)は、給紙トレイ111近傍の断面図である。給紙トレイ111の給紙ローラ114が設置されている側の端部には、用紙有無フラグ411が配置されている。用紙有無フラグ411は、例えば、本実施の形態では、用紙Pの搬送方向に直交する方向の中央部に配置されている。用紙有無センサ115は、例えば、光学式のセンサである。図3(a)に示すように、給紙トレイ111上に用紙Pが載置されると、用紙有無フラグ411は、用紙Pの搬送方向における先端部によって押され、用紙有無フラグ411が用紙有無センサ115を遮光する。このとき、例えば、用紙有無センサ115は、ON信号を出力する。
一方、給紙トレイ111上に用紙Pがない場合には、用紙有無フラグ411は、用紙有無センサ115を遮光しない。このとき、例えば、用紙有無センサ115は、OFF信号を出力する。このような構成により、CPU301が給紙トレイ111上の用紙の有無を検知することが可能なように構成されている。CPU301は、給紙トレイ111に用紙Pが載置されると、操作部330へ用紙サイズ選択画面を表示する。操作部330の表示に関しては後述する。また、給紙ピックアップローラ113が用紙Pに当接した状態で、紙搬送モータ164を駆動させる。これにより、給紙ピックアップローラ113及び給紙ローラ114がそれぞれ図の矢印方向に回転し、用紙Pは図3(a)に示す白抜き矢印方向Cへ給紙搬送される。CPU301は、図2の紙搬送部270を介して、用紙有無センサ115、紙搬送モータ164の制御を行う。
図3(b)は、給紙トレイ111を上方からみた投影図であり、搬送方向に直交する幅方向の中央位置を破線で示している。図3(b)に示す通り、給紙トレイ111上には、矢印方向に給紙トレイ111と平行移動可能に構成された、サイド規制板421が配置されている。サイド規制板421は、用紙Pを奥(図3(b)の上側)と手前(図3(b)の下側)から挟み込む。これにより、サイド規制板421は、給紙トレイ111上に載置された用紙Pの傾きを搬送方向と合わせ、且つ用紙Pの幅方向中央位置を、図1の画像形成ユニット120の幅方向における給紙トレイの中央位置に合わせる構成になっている。以上のような構成によって、給紙トレイ111から給紙された用紙Pに対して、正しい位置に画像形成が行われる。また、サイド規制板421の位置は不図示の位置センサによって検知することが可能に構成されている。CPU301は、サイド規制板421の位置から用紙Pのサイズを確定させるための情報を検知し、検知した情報に基づいて、操作部330に表示される用紙サイズ選択画面の表示内容が変更される。尚、CPU301は、サイド規制板421の位置に基づいて、用紙Pのサイズを確定させるための情報として用紙Pの搬送方向に直交する方向の長さ(用紙Pの幅でもある)を検知する。CPU301は、給紙トレイ111に積載された用紙Pのサイズを確定させるための情報を検知する検知手段としても機能する。操作部330の表示に関しては後述する。
[操作部330の説明]
[用紙のサイズ確定]
図4(a)は、本実施の形態の操作部330の正面図である。操作部330には、コピー動作を開始するためのスタートキー306、コピー動作を中断するためのストップキー307、置数設定等を行うテンキー313等が配置されている。また、操作部330の左側にはタッチパネルが形成された表示部311が配置されており、画面上には、ソフトウェア的なキーであるソフトキーを作成することが可能となっている。また、CPU301は、置数設定等を行うテンキー313等への操作に応じて、プリント準備動作の制御を実施する。また、操作部330には、画像形成装置を通常のモードから省電力のモードへ移行させるための省電力ボタン340も配置されている。
図4(b)、図4(c)は、給紙トレイ111に用紙Pが載置されたときに、表示部311に表示される用紙サイズ選択画面である。上述したように、CPU301は、検知したサイド規制板421の位置(用紙Pの幅の情報)に基づいて、表示部311の表示内容を決定している。CPU301は、用紙Pのサイズを確定させるための情報に基づいて、給紙トレイ111に積載された用紙Pのサイズの候補を表示部311に表示させる。表示部311には、用紙サイズを表すA4ボタン321、A4Rボタン322、A3ボタン323、OKボタン325が表示されている。ボタン321〜323のいずれかが選択された状態で、OKボタン325が押下されることで、用紙サイズが確定されて、選択された用紙サイズがRAM303に格納される。A4ボタン321、A4Rボタン322、A3ボタン323、OKボタン325は、表示部311に表示された用紙サイズの候補の中から用紙Pのサイズを決定するために押下される押下部として機能する。これらのボタンが押下されて表示部311に表示された候補の中から用紙Pのサイズが決定されたことに応じて、給紙トレイ111に積載された用紙Pのサイズが確定される。このため、操作部330は、用紙のサイズを確定させる確定手段として機能する。
図4(b)は、前述したサイド規制板421の位置に基づいて、給紙トレイ111上に載置された用紙サイズがA4又はA3であるとCPU301が検知した場合に、表示部311に表示される画面である。この場合、図4(b)に示すように、A4ボタン321とA3ボタン323を選択することが可能な状態となっており、A4Rボタン322は操作の対象から除外されてグレーアウト表示され、選択することが不可能な状態となっている。一方、図4(c)は、前述したサイド規制板421の位置に基づいて、給紙トレイ111上に載置された用紙サイズがA4RであるとCPU301が検知した場合に、表示部311に表示される画面である。この場合、図4(c)に示すように、A4Rボタン322を選択することが可能な状態となっており、A4ボタン321、A3ボタン323は操作の対象から除外されてグレーアウト表示され、選択することが不可能な状態となっている。
表示部311の用紙サイズ選択画面を用いて用紙サイズが確定された後、CPU301が用紙有無センサ115の検知結果に基づき用紙Pがないと判断した場合には、用紙サイズは不確定となる。そして、RAM303には、用紙サイズが不確定である旨の情報が格納される。このような状況は、例えば、用紙サイズが確定した後に、給紙トレイ111から用紙Pが抜き取られた場合等に該当する。その後、用紙Pが給紙トレイ111に載置されたときには、再度、用紙サイズ選択画面が表示部311に表示される。本実施の形態の画像形成装置では、用紙サイズが確定されるまでは、プリント動作を開始することはできない。
[給紙ピックアップローラ昇降の説明]
図5は、本実施の形態の給紙ピックアップローラ113の昇降動作を説明する図である。図5(a)は、手差し給紙部の給紙ピックアップローラ113と、給紙ピックアップローラ113を支える給紙アーム160を上方からみた投影図である。給紙ピックアップローラ113は、給紙ピックアップローラ軸161を介して給紙アーム160によって支持されている。給紙アーム軸162は、給紙アーム160に固定されており、昇降モータ163の駆動が、不図示のカムを介して伝達されるように構成されている。
次に、図5(b)を用いて、給紙ピックアップローラ113の昇降動作について説明する。図5(b)は、手差し給紙部の断面図であり、給紙ピックアップローラ113の当接位置を実線で、離間位置を破線でそれぞれ示している。昇降モータ163が所定方向に回転すると、昇降モータ163の駆動が不図示のカムを介して給紙アーム軸162に伝達される。これにより、給紙アーム160及び給紙ピックアップローラ113は、一定角度範囲で当接位置と離間位置の間を往復する。昇降モータ163は給紙アーム160及び給紙ピックアップローラ113の位置を変更する変更手段として機能する。CPU301は、給紙ピックアップローラ113が用紙に当接した第一の状態と、給紙ピックアップローラ113が用紙から離間した第二の状態を変更されるように昇降モータ163を制御する制御手段として機能する。詳細には、給紙アーム軸162は、給紙アーム160に固定されており、給紙アーム軸162を支点にした回転動作により、給紙アーム160は昇降動作を行う。給紙アーム160の昇降動作に連動して、給紙ピックアップローラ113が矢印D1のように昇降する。給紙ピックアップローラ113のホームポジションセンサ(以下、HPセンサとする)167は、例えば、光学式のセンサである。HPセンサ167は、給紙ピックアップローラ113が給紙トレイ111に対して予め決められた可動範囲の内、最も離れている上述した離間位置(初期位置でもある)にある場合に、給紙アーム160によって遮光されるように構成されている。
図5(c)は給紙ピックアップローラ113の昇降に関するタイミングチャートである。詳細には、図5(c)の(i)は、昇降モータ163の駆動状態を示しており、昇降モータ163が駆動されているときをハイレベル(ON)で示し、駆動されていないときをローレベル(OFF)で示している。図5(c)の(ii)は、給紙ピックアップローラ113の位置を示し、上述した離間位置と当接位置を示している。図5(c)の(iii)は、HPセンサ167の状態を示しており、HPセンサ167が遮光されているとき(ON)をハイレベルで示し、遮光されていないとき(OFF)をローレベルで示している。いずれも横軸は時間tである。
例えば、画像形成の実行が予測される操作があり、且つ、用紙サイズが確定されている場合に、給紙ピックアップローラ113が離間位置にあれば(HPセンサ167がオン)、CPU301は、タイミングT1で昇降モータ163の駆動を開始する。昇降モータ163の駆動が開始されると、給紙ピックアップローラ113は離間位置から下降を開始し、HPセンサ167は遮光された状態から遮光されていない状態に遷移する。タイミングT1から所定時間Taが経過したタイミングT2で、CPU301は、給紙ピックアップローラ113が給紙トレイ111に対して最も近づく当接位置まで下降したと判断する。CPU301は、昇降モータ163の駆動を停止し、給紙ピックアップローラ113の位置を当接位置に保持する。尚、給紙ピックアップローラ113が当接位置まで下降したと判断した場合、CPU301は、RAM303にその情報を記憶しておく。ここで、本実施の形態では、CPU301は、昇降モータ163の駆動を開始してから所定時間Taが経過したことで、給紙ピックアップローラ113が当接位置に移動したと判断している。しかし、例えば、給紙ピックアップローラ113が当接位置に移動したことを検知するセンサを備える構成としてもよい。
CPU301は、プリント動作開始指示を受信する前に、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させて当接位置に保持した状態で、プリント動作開始指示の受信を待機する。これにより、プリント動作開始指示を受信してから給紙ピックアップローラ113を離間位置から当接位置に移動させる場合に比べて、所定時間Ta(=500ms)分だけ、ファーストコピーアウトタイム(以下、FCOT)が短縮される。ここで、FCOTとは、コピー動作の開始のためのスタートキー306が押下されてから、1枚目の用紙Pが排紙されるまでの時間である。所定時間Taは、給紙ピックアップローラ113を離間位置から当接位置に移動させるために要する時間であり、予め測定等によって決定された値がROM302に記憶されている。尚、所定時間Taは、CPU301が昇降モータ163の駆動を開始又は停止する信号を出力してから、実際に給紙ピックアップローラ113の昇降動作が開始又は停止されるまでのばらつき等を考慮して決定されている。
次に、CPU301は、プリント動作における最後の用紙の給紙が完了したタイミングT3で、再度、昇降モータ163の駆動を開始することで、給紙ピックアップローラ113は、当接位置から上昇を開始する。CPU301は、HPセンサ167が遮光されたことを検知したタイミングT4で、給紙ピックアップローラ113が離間位置まで上昇したと判断する。そして、CPU301は、昇降モータ163の駆動を停止し、給紙ピックアップローラ113の位置を離間位置に保持する。ただし、上述した昇降モータ163と給紙ピックアップローラ113及びHPセンサ167の構成や昇降制御の条件は一例であり、本発明は上述した構成に限定されるものではない。尚、本実施の形態では、給紙ピックアップローラ113と用紙Pを当接、離間させるために、給紙ピックアップローラ113を昇降する構成としたが、給紙ピックアップローラ113の位置を固定させて、給紙トレイ111側を昇降させる構成としてもよい。この場合、給紙トレイ111側を昇降させるモータ等が変更手段として機能する。
[給紙ピックアップローラの昇降動作]
本実施の形態の特徴として、給紙トレイ111上の用紙サイズが確定しており、且つ、画像形成の実行が予測される操作がある場合に、プリント動作開始指示前に給紙ピックアップローラ113を当接位置に予め移動しておく点がある。これにより、プリント動作を開始するとすぐに用紙を給紙することが可能となる。このため、プリント動作開始指示を受信してから給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させる構成に比べて、給紙ピックアップローラ113と用紙を当接するために要する時間分だけ、FCOTを短縮することが可能である。
これまで述べてきたように、給紙トレイ111上に用紙をセットすると、CPU301は、まず用紙有無センサ115により用紙有りを検知し、次に操作部330に表示される用紙サイズ選択画面で用紙サイズを選択させて、用紙サイズを確定する。以下、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動する条件の一つが、「用紙サイズが確定していること」である理由について説明する。
給紙ピックアップローラ113が当接位置にある場合、給紙ピックアップローラ113は、給紙トレイ111上の用紙を給紙するために、ある程度給紙トレイ111側に加圧している。このような状態で、ユーザが給紙トレイ111上にある用紙を給紙トレイ111から引き抜いて新たな用紙を載置しようとする場合、用紙を引き抜くことはできるが、給紙トレイ111と給紙ピックアップローラ113の間に用紙束を挿入することは困難である。このため、画像形成装置の状態や給紙トレイ111上の用紙によらず、給紙ピックアップローラ113が当接位置にある状態では、ユーザビリティが低下する。
また、ユーザが給紙トレイ111に用紙をセットしてすぐのタイミングで、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させた場合も、ユーザがサイド規制板421を移動させて用紙位置を合わせることができなくなってしまう。このため、CPU301が用紙有無センサ115により用紙有りを検知して、用紙サイズが確定する前に給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させた場合でも、ユーザビリティが低下する。
図3、図4を使って述べたように、CPU301は、サイド規制板421の位置に基づいて用紙Pのサイズ(用紙Pの幅)を検知しており、検知したサイズに基づいて、操作部330へ表示する用紙サイズ選択画面の表示内容を限定している。このため、ユーザが操作部330により用紙サイズを確定させる段階では、すでにサイド規制板421の位置を正しく設定している可能性が高い。これにより、用紙サイズが確定した後は、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させても、ユーザビリティを低下させずにFCOTを短縮することが可能である。
尚、本実施の形態の用紙サイズの確定方法は一例であり、本実施の形態のようにサイド規制板421を用いる構成に限定されない。例えば、サイド規制板421を用いていない構成で、撮像装置等で給紙トレイ111上の用紙を撮像して用紙サイズを検知するような構成がある。このような構成の画像形成装置では、用紙が給紙トレイ111上に斜めにセットされても、用紙上の所定の位置にトナー像が転写されるように用紙のセット角度等に合わせて画像形成が行われる。このような構成においても、所定の方法で検知したサイズで用紙のサイズが確定しているとしてよい。
[給紙ピックアップローラの制御処理(用紙セット検知時)]
RAM303に格納されている用紙サイズに関する情報が「サイズ不確定」から後述する「選択サイズ」に変更された場合に、給紙ピックアップローラ113の下降制御を行う場合の例を、フローチャートを用いて説明する。図6は、CPU301が、給紙トレイ111に用紙がセットされたことを検知した際の制御処理を示すフローチャートである。まず、図6(a)から説明する。CPU301は、RAM303に格納されている用紙サイズに関する情報が「サイズ不確定」を示す情報である場合に、用紙有無センサ115が用紙有りを検知すると、給紙トレイ111に用紙が載置されたと判断する。そして、給紙トレイ111に用紙が載置されたと判断したCPU301は、図6(a)のステップ(以下、Sとする)1112以下の処理を実行する。以降、用紙サイズに関する情報を、単に用紙サイズ情報とし、「サイズ不確定」を示す情報を、単に「サイズ不確定」とする。
S1112でCPU301は、ユーザへ用紙サイズの選択を促すために、例えば図4(b)、図4(c)のような用紙サイズ選択画面を操作部330に表示させる。S1114でCPU301は、操作部330に用紙サイズ選択画面を表示させた状態で、用紙有無センサ115が用紙を検知しているか否かを判断する。S1114でCPU301は、用紙有無センサ115が用紙を検知していない(用紙無し)と判断した場合、S1115でRAM303に格納される用紙サイズ情報を「サイズ不確定」として処理を終了する。
一方、S1114でCPU301は、用紙有無センサ115が用紙を検知している(用紙有り)と判断した場合、言い換えれば、操作部330に用紙サイズ選択画面を表示させた後も用紙有りの状態が維持されている場合、S1116の処理に進む。S1116でCPU301は、操作部330の用紙サイズ選択画面のOKボタン325が押下されたか否かを判断する。S1116でCPU301は、OKボタン325が押下されていないと判断した場合、S1114の処理に戻る。S1116でCPU301は、OKボタン325が押下されたと判断した場合、給紙トレイ111上の用紙サイズが確定したと判断し、S1118の処理に進む。
S1118でCPU301は、操作部330の用紙サイズ選択画面で、例えばA4ボタン321が選択されていれば「A4サイズ」といったように、操作部330で選択されている用紙サイズ(選択サイズ)を用紙サイズ情報としてRAM303に格納する。S1122でCPU301は、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させるため、後述する給紙ピックアップローラ下降制御処理を実施する。
[給紙ピックアップローラ下降処理]
図6(b)は、図6(a)のS1122の給紙ピックアップローラ下降処理を示すフローチャートである。CPU301は、用紙サイズが確定すると、プリント開始指示がされていなくても給紙ピックアップローラ113を当接位置へ移動させる下降制御を実施する。尚、プリント開始指示は、操作部330のスタートキー306が押下されて送信される場合や、ネットワークを介してコンピュータ283等の外部機器から送信される場合等がある。S2112でCPU301は、図5を使って説明したように、昇降モータ163を時間Taだけ駆動させる、給紙ピックアップローラ下降制御を実行する。S2114でCPU301は、給紙ピックアップローラ113が当接位置にある状態で長時間放置されることを防止するために、タイマ291に例えば30秒といった所定時間の経過を判断するためのタイマセットを行う。給紙ピックアップローラ113が用紙と当接した状態で長時間放置されると、給紙トレイ111に積載された用紙束の最上位に位置する用紙に、給紙ピックアップローラ113の痕が残ってしまうおそれがある。このため、CPU301は、給紙ピックアップローラ113が用紙に当接した状態で所定時間が経過した場合は、プリント開始指示が入力されていなくても、給紙ピックアップローラ113を離間位置へ移動させる。S2114の処理は、この判断を行うために、所定時間をタイマ291にセットするための処理である。
S2116でCPU301は、用紙有無センサ115により用紙を検知したか否かを判断する。S2116の処理は、給紙ピックアップローラ113が下降してタイマ291がタイムアップする前に、ユーザが用紙を引き抜いた場合に対応するための処理である。ユーザが用紙を引き抜いた場合には、ユーザが、再度、用紙を載置できるように、給紙ピックアップローラ113を上昇させる制御を実施する必要があるためである。S2116でCPU301は、用紙有無センサ115により用紙を検知していない(用紙無し)と判断した場合、S2128の処理に進む。S2128でCPU301は、RAM303に格納される用紙サイズ情報を「サイズ不確定」としてRAM303に格納する。S2126でCPU301は、給紙ピックアップローラ113を離間位置へ移動させる給紙ピックアップローラ113の上昇制御を実施する。これにより、再度、ユーザが用紙を給紙トレイ111に載置することが可能な状態とする。具体的には、図5を使って説明したように、CPU301は、HPセンサ167がオフからオンに立ち上がるエッジを検知するまで、昇降モータ163を駆動する。
S2116でCPU301は、用紙有無センサ115により用紙を検知している(用紙有り)と判断した場合、S2118でタイマ291を参照することにより所定時間が経過したか(タイマ291がタイムアップしたか)否かの判断を行う。S2118でCPU301は、タイマ291がタイムアップしたと判断した場合、S2126の処理に進む。S2118でCPU301は、タイマ291がタイムアップしていないと判断した場合、S2122の処理に進む。S2122でCPU301は、プリント動作開始指示によりジョブが投入されたか(プリント開始指示を受信したか)否かを判断し、ジョブが投入されていないと判断した場合、S2116の処理に戻る。S2122でCPU301は、プリントジョブが投入されたと判断した場合、S2114でスタートさせたタイマを停止させて、給紙ピックアップローラ113の下降処理を終了する。
[給紙ピックアップローラの制御処理(電源オン時等)]
図7は、本実施の形態の画像形成装置の電源がオンした際、又は省電力モードから通常モードへ復帰した際の制御処理を示すフローチャートである。尚、通常の電力状態で画像形成装置を稼働させるモードを通常電力モード、通常電力モードよりも低い電力状態で画像形成装置を稼働させるモードを省電力モードという。例えば、操作部330の省電力ボタン340を押下することにより、省電力モードへ移行したり、省電力モードからの復帰を行ったりすることができる。S3122でCPU301は、用紙有無センサ115により用紙を検知しているか否かを判断する。S3122でCPU301は、用紙有無センサ115により用紙を検知していない(用紙無し)と判断した場合、S3130の処理に進む。S3130でCPU301は、RAM303に格納される用紙サイズ情報を「サイズ不確定」として処理を終了する。
S3122でCPU301は、用紙有無センサ115により用紙を検知した(用紙有り)と判断した場合、S3124の処理に進む。S3124でCPU301は、RAM303に格納されている用紙サイズ情報を読み出し、読み出した用紙サイズ情報が「サイズ不確定」か否かを判断する。ここで、RAM303に格納されている用紙サイズ情報は、電源がオンされる前、又は省電力モードに移行する前の用紙サイズ情報である。
S3124でCPU301は、用紙サイズ情報が「サイズ不確定」であると判断した場合、S3126の処理に進む。CPU301は、給紙トレイ111の用紙サイズの確定をユーザに促すため、図6(a)で説明した給紙トレイ111の用紙セットの検知処理を実施する。S3124でCPU301は、RAM303に格納された用紙サイズ情報が「サイズ不確定」ではないと判断した場合、S3125の処理に進む。S3125でCPU301は、サイド規制板421の位置に基づいて検知した給紙トレイ111上にセットされている用紙サイズ(図7には用紙サイズ検知値と記載)と、RAM303に格納されている用紙サイズ情報が等しいか(一致するか)否かを判断する。
S3125でCPU301は、給紙トレイ111上にセットされている用紙サイズとRAM303に格納されている用紙サイズ情報が等しいと判断した場合、S3128の処理に進む。この場合、最後に電源がオフされる前から、又は省電力モードに移行する前から確定されていたサイズと同じサイズの用紙が給紙トレイ111上に載置されている可能性が高い。このため、そのまま用紙のサイズを確定させて、S3128でCPU301は、図6(b)で説明した給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させる給紙ピックアップローラ113の下降制御を実施する。
S3125でCPU301は、給紙トレイ111上にセットされている用紙サイズとRAM303に格納されている用紙サイズ情報が等しくないと判断した場合、S3130の処理に進む。この場合、電源がオフされている間、又は、省電力モード中に、給紙トレイ111上の用紙が引き抜かれて別のサイズの用紙が載置された可能性がある。S3130でCPU301は、RAM303に格納される用紙サイズ情報を「サイズ不確定」として、S3126の処理に進む。
以上の制御により、省電力モードから復帰した後にすぐプリント開始要求がなされる場合でも、FCOTの短縮を図りつつ、適切にサイズ選択画面を表示することが可能となる。
[プリント準備動作]
以下に、本実施の形態の特徴的な制御について説明する。ここでは、上述した図6、図7の給紙ピックアップローラ113の下降制御の後、給紙ピックアップローラ113の上昇制御が行われ、給紙ピックアップローラ113が離間位置に移動した後の処理について説明する。本実施の形態の特徴として、後述するプリント準備動作制御において、給紙トレイ111上の用紙サイズが確定しており、且つ、画像形成の実行が予測される操作がある場合には、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動しておく点がある。これにより、例えば図6で説明した、給紙ピックアップローラ113の当接位置で所定時間が経過した後に、一旦、給紙ピックアップローラ113を離間位置へ移動させた場合でも、次のようにすることができる。即ち、プリント開始指示に先立って給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させておくことができる。このような構成とすることで、プリント開始指示が入力された場合にすぐに用紙を給紙することが可能であるため、給紙ピックアップローラ113を用紙に当接させるために必要な時間分だけ、FCOTを短縮することが可能である。また、本実施の形態では、用紙サイズが確定している場合でも、画像形成の実行が予測される操作がない場合には、給紙ピックアップローラ113の下降制御は行われない。このため、給紙ピックアップローラ113を不必要に用紙へ当接させることがない。
ここで、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動する条件の一つが「画像形成の実行が予測される操作がある」ことである理由について説明する。本実施の形態の画像形成装置では、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させて、給紙ピックアップローラ113が用紙に当接した状態でプリント開始指示を受信しないまま所定時間が経過した場合、次のように制御している。即ち、給紙ピックアップローラ113を離間位置に退避させておく。これは、画像形成の実行(給紙の実行)が予測されない場合に、給紙ピックアップローラ113が当接した状態を維持する必要がないことと、紙種によっては、給紙ピックアップローラ113のローラ痕が残るおそれがあることを理由としている。
このような場合、例えば、用紙サイズが確定したことのみを条件として、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させることとすると、次のような課題が生じる。給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させて所定時間が経過すると、上述したように、給紙ピックアップローラ113を離間位置に退避させる。しかし、用紙サイズが確定している状態は継続しているため、再度、給紙ピックアップローラ113を当接位置へ移動させることとなる。このように、給紙ピックアップローラ113の当接位置への移動と退避位置への移動が繰り返されてしまうおそれがある。このため、本実施の形態では、給紙ピックアップローラ113の不必要な移動が発生しないように、「画像形成の実行が予測される操作があること」と「用紙サイズが確定していること」の2つを、給紙ピックアップローラ113の当接位置への移動の条件としている。
[プリント準備動作の給紙ピックアップローラの制御処理]
図8は、プリント準備動作の制御処理を示すフローチャートである。CPU301は、原稿圧板ガラス板55の開閉があった場合や原稿が載置されたことや給紙トレイ111に用紙が載置されたことを検知した場合、画像形成の実行が予測される操作があったものとして、以下のプリント準備動作を実行する。なお、CPU301は、原稿給送装置制御部480やイメージリーダ制御部280を介して原稿圧板ガラス板55の開閉があったことや原稿が載置されたことを検知する。
S4114でCPU301は、RAM303に格納されている用紙サイズ情報を読み出し、「サイズ不確定」か否かを判断する。S4114でCPU301は、用紙サイズ情報が「サイズ不確定」であると判断した場合、処理を終了する。この場合、図6を使って説明したように、CPU301は、給紙トレイ111に用紙がセットされたか否かを監視し、用紙がセットされたことを検知した場合に図6(a)の処理を実行する。そして、CPU301は、画像形成の実行が予測される操作があり、且つ、給紙トレイ111上の用紙サイズが確定している場合に、給紙ピックアップローラ113の下降制御を実施する。
S4114でCPU301は、用紙サイズ情報が「サイズ不確定」ではないと判断した場合、S4116で給紙ピックアップローラ113の位置が当接位置か否かを判断する。S4116でCPU301は、給紙ピックアップローラ113が当接位置にあると判断した場合、S4117の処理に進む。S4117でCPU301は、図6(b)のS2114で説明した処理と同様に、タイマ291に所定時間をセットする。S4117の処理は、プリント準備動作が実行されることで、プリントが開始される可能性が高いと判断できるため、給紙ピックアップローラ113が当接位置にある状態を維持するためである。一方で、所定時間が経過した場合には、プリントが開始される可能性が低くなったと判断できるため、給紙ピックアップローラ113を上昇させる制御を実施する。
S4200でCPU301は、タイマ291を参照することにより所定時間が経過したか(タイマ291がタイムアップしたか)否かの判断を行う。S4200でCPU301は、タイマ291がタイムアップしたと判断した場合、S4202の処理に進む。S4202でCPU301は、給紙ピックアップローラ113を離間位置へ移動させる給紙ピックアップローラ113の上昇制御を実施し、処理を終了する。具体的には、図5を使って説明したように、CPU301は、HPセンサ167がオフからオンに立ち上がるエッジを検知するまで、昇降モータ163を駆動する。これにより、用紙に給紙ピックアップローラ113のローラ痕が残ること等を防止することができる。この場合、用紙サイズが確定している状態で、次に画像形成の実行が予測される操作があると判断された場合に、図8の処理が実行されることとなる。
S4200でCPU301は、タイマ291がタイムアップしていないと判断した場合、S4201の処理に進む。S4201でCPU301は、プリント動作開始指示によりジョブが投入されたか(プリント開始指示を受信したか)否かを判断し、ジョブが投入されていないと判断した場合、S4200の処理に戻る。S4201でCPU301は、プリントジョブが投入されたと判断した場合、S4117でスタートしたタイマを停止させ、処理を終了する。
S4116でCPU301は、給紙ピックアップローラ113が当接位置にないと判断した場合、S4118の処理に進む。S4118でCPU301は、給紙トレイ111の用紙サイズが確定しており、且つ、画像形成の実行が予測される操作がある場合と同様に、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動する図6(b)の給紙ピックアップローラ113の下降制御を実行して、制御を終了する。
なお、給紙ピックアップローラ113が当接位置にある状態で、給紙カセット153或いは154が選択された場合、給紙ピックアップローラ上昇制御が実行される。
[プリントジョブ時の制御処理]
図9は、給紙トレイ111に積載された用紙を使用するプリントジョブが開始されたときの制御処理を示すフローチャートである。CPU301は、プリント動作開始指示を受信すると、S5114以下の処理を実行する。S5114でCPU301は、給紙ピックアップローラ113が当接位置にあるか否かを判断する。S5114でCPU301は、給紙ピックアップローラ113が当接位置にないと判断した場合、S5116の処理に進む。S5116でCPU301は、画像形成の実行が予測される操作があり、且つ、給紙トレイ111の用紙サイズが確定している場合と同様に、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させる制御を実行する。これまで述べてきたように、給紙ピックアップローラ113は、図8で説明したプリント準備動作のタイミングで、当接位置に移動している。このため、通常はS5116の処理は実行されない。S5116の処理は、例えばプリント準備動作後の所定時間経過後にプリントジョブが開始された場合等に実行される。
尚、CPU301は、給紙ピックアップローラ113を当接位置に移動させるまでは、給紙を開始しない。一方、給紙ピックアップローラ113が当接位置にある状態であれば、給紙ピックアップローラ113の移動時間を待つことなく、給紙トレイ111上の用紙の給紙を開始する。S5114でCPU301は、給紙ピックアップローラ113が当接位置にあると判断した場合、S5117の処理に進む。S5117でCPU301は、プリントジョブが完了したか否かを判断する。S5117でCPU301は、プリントジョブが完了していないと判断した場合、S5117の処理を繰り返す。S5117でCPU301は、プリントジョブが完了したと判断した場合、S5118で給紙ピックアップローラ113を離間位置へ移動させる上昇制御を実施し、制御を終了する。
以上説明したように、画像形成の実行が予測される操作があり、且つ、給紙トレイ111上の用紙サイズが確定している場合に、プリント開始の指示前であっても給紙ピックアップローラ113と用紙が当接するよう制御される。これにより、給紙ピックアップローラ113と用紙が当接しており、プリント開始の指示が入力されるとすぐに給紙することが可能であるため、給紙ピックアップローラ113が用紙に当接されるために要する時間分だけ、FCOTが短縮される。また、用紙サイズが確定している状態であっても、画像形成の実行が予測される操作がない場合には、給紙ピックアップローラ113の当接位置への下降制御を実施することがないため、給紙ピックアップローラ113を不必要に用紙へ当接させることがない。以上、本実施の形態によれば、ファーストコピーアウトタイムを短縮することができる。
111 給紙トレイ
113 給紙ピックアップローラ
163 昇降モータ
301 CPU
330 操作部

Claims (9)

  1. 画像形成手段と、
    記録材が積載される積載部と、
    前記積載部に積載された記録材を搬送路に給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段が前記積載部に積載された記録材に当接している第一の状態と、前記給紙手段が前記積載部に積載された記録材から離間している第二の状態を変更する変更手段と、
    前記積載部に積載された記録材のサイズを確定させる確定手段と、
    前記画像形成手段による画像形成の実行が予測される操作の有無を判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記操作があると判断され、且つ、前記確定手段により記録材のサイズが確定されている場合には、画像形成の開始の指示がなくても前記給紙手段が前記第二の状態から前記第一の状態に変更されるように前記変更手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記変更手段は、前記第一の状態と前記第二の状態の間で、前記給紙手段を昇降させる駆動手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更手段は、前記給紙手段が前記第一の状態又は前記第二の状態となるように、前記積載部を昇降させる駆動手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記変更手段により前記給紙手段が前記第二の状態から前記第一の状態に変更された後、画像形成の開始の指示がなく所定時間が経過した場合には、前記給紙手段が前記第一の状態から前記第二の状態に変更されるよう前記変更手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 原稿画像を読み取る読取部を備え、
    前記判断手段は、前記読取部に原稿が載置されたことを検知すると、画像形成の実行が予測される操作があると判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成の動作モードを設定するために操作する操作手段を備え、
    前記判断手段は、前記操作手段による操作がされると、画像形成の実行が予測される操作があると判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記判断手段は、前記積載部に記録材が載置されると、画像形成の実行が予測される操作があると判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記積載部に積載された記録材のサイズを確定させるための情報を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された情報に基づいて、前記積載部に積載された記録材のサイズの候補を表示させる表示部と、
    前記表示部に表示された前記候補の中から記録材のサイズを決定するために押下される押下部と、
    を備え、
    前記確定手段は、前記押下部が押下されて前記表示部に表示された前記候補の中から記録材のサイズが決定されたことに応じて、前記積載部に積載された記録材のサイズを確定させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記積載部は、手差し給紙を行うための積載部であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2015102885A 2015-05-20 2015-05-20 画像形成装置 Active JP6775918B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015102885A JP6775918B2 (ja) 2015-05-20 2015-05-20 画像形成装置
US15/138,607 US9815646B2 (en) 2015-05-20 2016-04-26 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015102885A JP6775918B2 (ja) 2015-05-20 2015-05-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016216192A true JP2016216192A (ja) 2016-12-22
JP6775918B2 JP6775918B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=57579737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015102885A Active JP6775918B2 (ja) 2015-05-20 2015-05-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6775918B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06115715A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Canon Inc 複写装置
US5689759A (en) * 1992-08-25 1997-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Copying apparatus and sheet size detecting device adapted for use therein
JPH11189344A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Ricoh Co Ltd 手差し給紙装置
US20040156662A1 (en) * 2003-02-06 2004-08-12 Shuhji Fujii Image forming apparatus
JP2008050144A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Kyocera Mita Corp シート材搬送装置及び画像形成装置
JP2009179445A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US20120187622A1 (en) * 2011-01-26 2012-07-26 Ricoh Company, Ltd. Sheet positioning device, sheet stacker, image forming apparatus, and image scanner

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5689759A (en) * 1992-08-25 1997-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Copying apparatus and sheet size detecting device adapted for use therein
JPH06115715A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Canon Inc 複写装置
JPH11189344A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Ricoh Co Ltd 手差し給紙装置
US20040156662A1 (en) * 2003-02-06 2004-08-12 Shuhji Fujii Image forming apparatus
JP2004238160A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Sharp Corp シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置
JP2008050144A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Kyocera Mita Corp シート材搬送装置及び画像形成装置
JP2009179445A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US20120187622A1 (en) * 2011-01-26 2012-07-26 Ricoh Company, Ltd. Sheet positioning device, sheet stacker, image forming apparatus, and image scanner
JP2012153478A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Ricoh Co Ltd シート位置合わせ装置、シート載置装置、画像形成装置、及び画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6775918B2 (ja) 2020-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6645698B2 (ja) 画像形成装置
JP6669381B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及び給紙装置
US9815646B2 (en) Image forming apparatus
US20140153937A1 (en) Printing system, printing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
US10663904B2 (en) Image forming apparatus
JP6366338B2 (ja) シート積載装置、画像形成システム及び装置
JP5942678B2 (ja) 複写機
JP2009286606A (ja) 画像形成装置
JP6529322B2 (ja) 用紙給送装置及び画像形成装置
JP5022608B2 (ja) 画像形成装置
US20140133894A1 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus having same
JP5552849B2 (ja) 画像形成装置及び制御プログラム
JP6632217B2 (ja) 画像形成装置
JP2007233372A (ja) 像形成装置及び前記装置における残留シート検出方法
JP6579797B2 (ja) 画像形成装置
JP6775918B2 (ja) 画像形成装置
US11150586B2 (en) Image forming system
JP2006251060A (ja) 画像形成装置
JP2017222504A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2017058408A (ja) 画像形成装置
JP6771872B2 (ja) 画像形成装置
JP7400277B2 (ja) 送出装置、画像形成装置、制御装置及び制御プログラム
JP7196466B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2023074866A (ja) 画像形成システム
JP2016160037A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20171201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200601

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201007

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6775918

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151