JP2016214905A - 歯科上部構造物ならびにその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】移植の安定性ならびにその成功を最適化するため、患者の審美性、音声、咬合を担保しつつ、位置決めの自由度をより高めた歯科インプラントを提供する。【解決手段】ネジ部材が挿入されるネジ溝1、ならびに、歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に固定する際にネジ部材の頭部にサポートを提供する前記ネジ部材シート3、を備えた、歯科上部構造物ならびにその製造方法が提供される。当該歯科上部構造物には、少なくともその一部が一致しない、前記ネジ溝1の中心軸および前記第二開口4の中心軸が設けられている。その製造方法、ネジ部材ならびにスクリュードライバーも提供される。【選択図】図1
Description
本発明は、一般に歯科上部構造物ならびに当該歯科上部構造物の製造方法の分野に関する。本発明は、より具体的に述べると、オッセオインテグレーテッド・歯科インプラント(osseointegrated dental implant)に接続される歯科上部構造物に関する。この種類の上部構造物は、スウェーデン特許番号SE506850に開示されている。
歯科インプラントシステムは、現在の口腔状態にかかわらず、患者に通常の機能、快適性、審美性、話す能力ならびに健康状態を回復させることを目標としている。これらのインプラントシステムは、患者の顎骨への挿入を介しての生体適合チタン製の歯科インプラント等の歯科インプラントの移植に基づくものである。この点において、生体適合チタンの使用は、1950年の始めからスウェーデンで始まり、それ以来、さらなる改良が加えられて世界中に広まった。1980年代において、多数のインプラントシステムが世界市場に参入した。インプラントに歯科上部構造物を取り付ける方法は、当業者に既知のものである。いくつかの方法は、ネジ部材の使用を前提とするものである。これらのネジ部材は、直接またはスペーサーを介し、上部構造物をインプラントに取り付けることを可能にする。
ある期間、歯のない患者の口にインプラントが移植されると、骨の劣化が原因で問題が生じる。ある期間、患者に歯がない場合、自然な歯またはインプラントによる負担がかからない顎の骨は、溶解し、時間経過とともに吸収されてしまい、歯科インプラントの正確な固定をするための骨材料の不足を生じさせてしまう。最適な移植のための十分な骨を見つけるため、インプラントの全身軸が口から突出するよう、当該インプラントを傾斜させなければならなかった。まっすぐなネジ溝において、ネジ部材により上部構造物を前記インプラントに固定するためには、前記ネジ溝の開口を前記上部構造物の見える表面(visual surface)に位置させる必要がある。また、インプラントを最適な位置に配置したとしても、現在の歯の状況が原因で、患者の審美性、音声、咬合に関し、歯科上部構造体を最適な位置に配置できない結果となる場合もある。
したがって、歯科分野において、移植の安定性ならびにその成功を最適化するため、患者の審美性、音声、咬合を担保しつつ、歯科インプラントの位置決めの自由度をより高めるニーズがある。
また、上述の歯の状況においては、ネジ溝の開口が患者の口の外側から見えないよう、歯科上部構造物を最適な方法で前記インプラントに取り付けることを可能にするとともに、歯の状況、すなわち、顎骨の構造に応じてインプラントを最適に位置決めして使用することを可能とするニーズがある。
この目的を達成するために本技術分野で既知の手段は、角度が付いたスペーサー、ならびに、ネジ部材に基づかない接着剤または他の技術によってインプラントに取り付けられた歯科上部構造物を使用することを含んでいる。かかる角度が付いたスペーサーは、多くの問題を有しており、前記上部構造物にかなりの高さを追加することにより、複数の部品の調整は、間違いなく複数のエラーの原因となっており、複数の部品ならびに複数の製造ステップの結果、不必要に高価となり、いくつかの角を有するとともにそれが露出されているため、細菌による攻撃を受けるリスクが高まり、前記角度が付いたスペーサーの上に構造物が取り付けられ、前記ネジのフォローアップのドラフト(follow-up draft)が可能でないので、歯科ブリッジの取り付けにおけるネジ留めが弱くなってしまう、という特徴を有している。このことは、インプラントに対する上部構造物の取り付けをより複雑にしてしまう。米国特許番号6、848、908は、第一の通路ならびに第二の通路を含む、このような角度付きのスペーサー部品を含む構成を開示している。第一の通路は、インプラント内で前記スペーサーを固定するよう動作可能であり、第二の通路は、前記スペーサー上に上部構造物を固定するよう動作可能である。ネジ部材を用いずにインプラントに取り付けられる上部構造物は、強度が低く、取り外しが困難で、さらに今日の市販されているインプラントシステムとの互換性の問題が生じてしまう。
さらに、米国特許番号5、947、733は、スペーサー部品のネジ部(132、232、332)とかみ合うネジ部材を通じて、歯科インプラントに接続することを意図する第一の開口と、歯科上部構造物に接続することを意図する第二の開口を接続する、非連続な穴を有するスペーサー部品を開示している。したがって、このシステムには、少なくとも、患者の口が外から見えないように、ネジ溝の開口をガイドする問題を解決するスペーサー部品が必要である。
したがって、選ばれた上部構造物に更に高さを追加することなしに、選ばれた角度で上部構造物をインプラントに脱着する方法について、特にニーズがある。
このように、角度が付いたスペーサー部品なしでインプラントに固定される新しい上部構造物、あるいは、接着剤のみ、または、ネジ部材に基づかない接着剤または他の技術によってインプラントに取り付けられる、上部構造物のニーズがある。上記利点を有しつつ、歯科上部構造物を、より簡易、迅速かつ安価に製造する方法にもニーズがある。さらに、元の位置以外(患者の口の外)での組み立てを簡易にし、元の位置(患者の口の中)への適用の可能性を提供することにニーズがある。
したがって、改良された上部構造物ならびにその製造方法は、有益であり、改良された上部構造物ならびにその製造方法であって、インプラントに角度付きのスペーサーを使用せず、あるいは、ネジ溝の開口を歯科上部構造物の表面に位置させる必要がなく、接着剤によって上部構造物をインプラントに固定することを可能とするものは特に有益である。
したがって、本発明は、上述の一以上の欠点を、軽減し、緩和し、取り除くよう努め、言及される種類の改良された上部構造物ならびにその製造方法を提供する。この目的のため、この種類の上部構造物は、ネジ溝の中心軸の少なくとも一部とネジ部材シートの中心軸が一致しないことを特徴とし、その製造方法は、前記上部構造物の第一の点であって、インプラントまたはスペーサー部品に面することを意図する点から第一の穴を開け、前記上部構造物上の第二の点であって、前記上部構造物を前記スペーサー部品またはインプラントに取り付けるためのネジ溝の開口を提供することを意図する第二の点から第二の穴を開けることを特徴とする。
本発明の有益な特徴は、従属請求項において定義される。
本発明により可能となる、これらおよび他の側面、特徴、ならびに効果は、添付図面を参照することにより述べられる本発明の実施形態の説明から明らかであり、それによって明確にされる。
図1は、本発明による上部構造物の一実施形態の断面を示している。
図2は、一実施形態を示す図である。
図3は、一実施形態を示す図である。
図4は、一実施形態を示す図である。
図5は、一実施形態を示す図である。
図6は、一実施形態を示す図である。
以下の説明は、上部構造物、ならびに、前記上部構造物の製造方法にも適用可能な本発明の実施形態に焦点を当てるものである。
図1によると、本発明は、それを通じてネジ溝1にネジ部材が挿入される第一の開口2を有するネジ溝1、ならびに、第二の開口4を有しており、当該第二の開口4を介して歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に固定する際にネジ部材の頭部にサポートを提供するネジ部材シート3と、を備えた本体を有する上部構造物であって、これにより、前記第一ならびに第二開口間で連通を得、前記ネジ溝1の中心軸の少なくとも一部が、前記第二の開口4の中心軸と異なるもの、ならびに、その製造方法を開示する。したがって、前記ネジ溝1の開口2は、前記ネジ溝1の開口が患者の口の外から見えない位置において、前記が歯科インプラントあるいはスペーサー部品5に着脱可能となるよう位置してもよい。
前記上部構造物の製造方法のある実施形態において、上部構造物は、まず熟練した職人に既知の方法で作られ、次に、上述のような連通が提供される。かかる方法は、たとえば、スウェーデン特許番号509、437に開示されているが、熟練した職人に知られた他の製造方法も本発明の範囲内である。
先行技術に基づく製造方法とは対照的に、本発明のある実施形態において、上部構造物は、当該歯科上部構造物が、本体ならびに複数のスペーサー部品を得るとともに、当該本体ならびに当該複数のスペーサー部品が統合されるよう、一の一体構造のブランク(one single-piece blank)から得られた(milled)、統合された複数のスペーサー部品を用いて製造される。この文脈において、統合されたという文言は、本体ならびに複数のスペーサー部品を備える歯科上部構造物が、前記上部構造物と前記複数のスペーサー部品間での干渉が生じないような、一体構造の材料から構成されることを意味している。この上部構造物において、複数のスペーサー部品の寸法は、前記リプレースメント構造を受けようとする患者の特定の歯の状況に基づいて変更可能である。上部構造物が適用されると、複数のスペーサー部品は複数の歯科インプラントと協働して、骨組織内に挿入され直接埋め込まれる(osseointegrated)。上部構造物と歯肉組織間の完璧なフィット、すなわち、ギャップがない状態を得るため、顎骨、上部構造物についての長さおよび角度、ならびに、顎骨の複数のスペーサー部品は、それぞれのスペーサーの位置において各スペーサーごとにそれぞれ異なる。
ある実施形態における前記上部構造物の材料は、チタン、酸化ジルコニウム、チタンとジルコニウムの合金、ならびに、他の生体親和性材料、あるいは、その組み合わせを備えたグループから選択するようにしてもよい。
上述のいずれの実施形態に基づく上部構造物が得られた場合でも、ネジ溝の中心軸の少なくとも一部が、ネジ部材シートの開口の中心軸と異なる上部構造物が提供される。ある実施形態において、図2によると、この構成は、歯科上部構造物側にあって、そこにネジ溝の開口が配置される第一の点22から第一のまっすぐな穴21を開け、インプラントまたはスペーサー部品に面することを意図する、前記歯科上部構造物側の第二の点24から第二のまっすぐな穴23を開けることにより得られる。もちろん、第一の穴21を開ける前に第二の穴23を開けることも可能であり、これも本発明の範囲内である。前記第一の穴ならびに第二の穴は、それらが前記歯科上部構造物の内部で交差するよう開けられる。その後、前記第一の穴21ならびに第二の穴23を掘った後、図3のように、第三の穴31を開けるようにしてもよい。この第三の穴をネジ溝としてもよい。この第三の穴は、前記第一の穴21ならびに第二の穴23をガイドとして用いて開けてもよい。前記歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に取り付けるため、当該第三の穴は、それを通じてネジ部材が通過する穴を開けることができるよう十分な直径の切削面を有する、ドリルビットを用いて開けるようにしてもよい。前記第三の穴31、すなわちネジ溝1、を前記第二の点24の近くに開けるが、貫通しないようにすることが好ましい。前記第三の穴31の直径は、前記第二の穴23の直径より大きいので、前記ネジ溝内に肩部32が形成される。かかる肩部は、前記歯科上部構造物に一体化されるとともに、ネジ溝1の底にネジ部材の頭部のためのシート3が形成される。したがって、ネジ溝に挿入されたネジ部材のネジ部分は、その後、前記歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に取り付けるため、前記穴、すなわち第二の穴23を通じて貫通する。前記第二の穴23の直径は、ネジ部材のネジ部分の直径と一致することが好ましく、これにより、上部構造物をインプラント又はスペーサー部品5に固定するため、ネジ部材は前記穴を貫通することができる。したがって、それを通じてネジ溝1にネジ部材が挿入される第一の開口2を有するネジ溝1、ならびに、第二の開口4を有しており、当該第二の開口4を介して歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に固定する際にネジ部材の頭部にサポートを提供するネジ部材シート3と、を備えた本体を有する歯科上部構造物を得ることができる。これによって、第一の開口2と第二の開口4との間で連通が得られる。前記ネジ溝1の少なくとも一部の中心軸ならびに前記第二の開口4の中心軸であって、一致しないものを設けることにより、前記第二の開口4の位置、すなわち、それを通じてネジ部材が挿入されるものの位置を、上部構造物の配列を最適化する位置に導くことができる。これにより、たとえば、前記第一の開口2を、患者の口の外から見ることができない、上部構造物の表面上等の美的に好ましい位置(aesthetically pleasing position)に位置させることができる。図1によると、ネジ溝1の一部の中心軸の方向のみを、ネジ部材シート3の第二の開口4の中心軸の方向と異なるようにすることも可能であり、これも本発明の範囲内である。
本発明のある実施形態において、前記第一の開口2の中心軸ならびに前記第二の開口4の中心軸は一致しない。
ある実施形態において、第一の穴21ならびに第二の穴23は、従来のツイストドリルにより形成される。これにより、かかる第一の穴ならびに第二の穴23は、上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に取り付けるために用いられるネジ部材のネジ部分が貫通するのに適した直径で開けられる。歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラントに取り付けるため、それを介してネジ部材が貫通する穴を形成するために十分な直径の切削面を有するドリルビットを用いて前記第二の穴23を開けることも可能である。図4によると、前記第一の穴に至るまで、前記第三の穴を開けることも可能である。その後、ネジ部材の頭部のための独立したシート41を続いて挿入し、前記上部構造物に取り付けてもよい。これは、溶接あるいは接着剤等による既知の取り付け技術によって行うことができる。前記歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に取り付けるため、それを通じてネジ部材が貫通する直径を有する穴を1つだけ開けることも可能である。この穴は、前記第一の点22から前記第二の点24に至るまで延びるようにしても、あるいは、前記第二の点24の近くまで延びるようにしてもよい。かかる1つの穴が、前記第一の点22から前記第二の点24まで延びている場合、独立したシート41は、ネジ部材のネジ部分と一致し、ネジ部材の頭部が挿入され、溶接あるいは接着剤等による既知の取り付け技術によって上部構造物に取り付けられるための孔42を備える。かかる1つの穴が、前記第一の点22から前記第二の点24に至るまで延びていない場合、前記第一の点24、すなわち、歯科インプラントまたはスペーサー部品5に面することを意図する点、からネジ部材のネジ部分と一致する穴を開けるようにしてもよく、これにより、上述の教示から、ネジ部材シート3ならびに第二の開口4が形成される。前記1つの穴の少なくとも一部の中心軸ならびに前記穴の中心軸を設けることにより、適切なネジ部材のネジ部であって一致しないものを一致させるため、ネジ部材のネジ部分、あるいは、前記穴を一致させ、前記1つの穴の開口の位置、すなわち、それを介してネジ部材が挿入されるものの位置を、上部構造物の配列を最適化する位置に導くことができる。
独立したシート41の一例は、たとえば、上部構造物のネジ溝1の内径に相当する外径、ならびに、ネジ部材のネジ部分に相当する内径を有する環状のものであって、上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に固定する場合に用いられることを意図するものであってもよい。
本発明のさらに別の実施形態において、上部構造物は、インプラントまたはスペーサー部品上の突起を受け入れるのに適した凹部等の歯科インプラントシートまたはスペーサー部品シートを有して提供される。シーティング効果(seating effect)が得られる限り、突起を有する上部構造物ならびに凹部を備えた歯科インプラントまたはスペーサー部品を提供することも、もちろん可能である。この歯科インプラントシートまたはスペーサー部品シートは、歯科インプラントまたはスペーサー部品上で前記上部構造物を簡単に組み立てることができるという効果を提供する。
本発明の一実施形態においては、それを通じてネジ部材が通過することができる穴、すなわち、ネジ溝を開けるのに十分な直径の切削面を有するドリルビットが用いられており、前記第三の穴を開けるため用いられたかかるドリルビットは、アーチ型、半球形、あるいは、球状の切削面等の先が細くなる切削面(declining cutting surface)を有してもよい。したがって、ネジ溝の底部は、アーチ型、半球形等の先細形状を有してもよい。このように、当該底部は、図5による、アーチ型、半球形、あるいは、球状の傾斜付きの頭部51等ならびにネジ部52を有する、ネジ部材にフィットする。これによって、ネジ部材の頭部51の直径は、使用中、ネジ部材のシートの肩部に乗るよう、ネジ部材の頭部51の直径から表面53に沿ってネジ部材のネジ部分52の直径近くまでアーチ状に減少する。アーチ型、半球形、あるいは、球状等の傾斜付きの頭部を有するネジ部材は、本発明によるネジ溝1に従うことになる。ネジ部材のアーチ型、半球形、あるいは、球状等の頭部は、こうして、ネジ溝の開口2、すなわち、前記第一の点22から、前記ネジ溝1の底部のシート3にネジ部材を導くためのガイドとして機能する。このシートは、前記上部構造物をスペーサー部品またはインプラント5に取り付けるため、それを通じてネジ部材のネジ部分が貫通する前記第二の穴23をも備える。半球状、あるいは、球状の頭部51を有するネジ部材は、より高い固定強度ならびにセルフセンタリング特性(self-centering properties)をも提供する。ネジ部材シート3の肩部に乗る表面53は、半球状または球状等に湾曲しているので、ネジ部材とネジ部材シート3の肩部32間でより大きな接触面を得ることができる。これによって、歯科インプラント5に対する上部構造物の固定から得られる固定強度は、ネジ部材の肩部に乗る表面が湾曲していない場合よりも大きい。ネジ部材は、スクリュードライバー等の駆動手段を受け入れる凹部を有して提供される。この凹部は、切り込み線(score)、あるいはスリットであってもよい。当該凹部は、星形あるいは、三、四、五、六角等の多辺を有する凹部等のスクリュードライバーに相当する、他の形状を有してもよい。かかる凹部を、スクリュードライバーあるいは他の駆動手段上に嵌め合わされる雄部品に相当する他のいずれかの形状で設けることは、もちろん、本発明の範囲にある。このように、ネジ部分ならびにスクリュードライバー等の駆動手段を受け入れるための凹部を有するネジの頭部であって、使用中にネジ部材シートの肩部に乗っかる表面を有し、かかる表面が、ネジ部分方向に傾斜したものを備えたネジ部材について説明がなされた。
円錐等の他の先細および/又は傾斜した形状の切削面を有するドリルビットを用いて第三の穴を開けることも本発明の範囲内にある。
図6aによると、ネジ部材は、回転可能ハンドル部61、ならびに、当該ハンドル部分61に結合する遠心端63および前記回転可能ハンドル部61から伝達された回転よって前記ネジ部材を駆動するための先端65に結合する近接端64を有する、弾力性のあるおよび/又は折り曲げ可能なシャフト部分62を備える、スクリュードライバーを用いて固定してもよい。上述のネジ溝内にネジ部材を固定するためのかかるスクリュードライバーは、弾力性のあるおよび/又は折り曲げ可能なシャフト部分62を備えてもよい。この弾力性のあるシャフト部分62は、ある実施形態において、シャフトの曲がりならびにネジ部材に対する角度に関係なく、高トルク容量を与える対にされたワイヤ(twinned wires)66を備えるようにしてもよい。図6bによると、かかる弾力性シャフト部分62は、前記遠心端63と前記近接端64との間において当該シャフト部分62が形成されるよう、複数の層において対になる複数のワイヤ66を有してもよい。1つの方向において層の一部を対にするとともに、層の他の部分が他の方向において対になるよう、前記複数の層を対にしてもよい。図6bによると、前記スクリュードライバーは、対になったワイヤーの層を有しているので、当該スクリュードライバーは、2つの方向において、前記弾力性のあるシャフトの両回転方向におけるトルク容量を有して設けられる。ある実施形態において、対になった層の数は等しくなくてもよく、これにより、スクリュードライバーに固定トルク容量を与える方向において等しい数の層が対にされるとともに、スクリュードライバーに固定を外すトルク容量を与える方向において等しくない数の層が対にされる。たとえば、10から20など2から30の範囲内で層の数を選ぶようにしてもよいが、この範囲は、単に指標を示すことを意図したものであり、限定的なものではない。もちろん、意図する効果を得ることができるよう、特定の範囲外の多数の対になった層を有するスクリュードライバーを作ることも可能である。かかるスクリュードライバーのトルク容量は、少なくとも30から35ニュートンセンチメートル(Ncm)であってもよい。
図6cによると、ある実施形態において、スクリュードライバーは、弾力性のあるおよび/又は折り曲げ可能な芯部を有して設けられ、前記芯部において、その上に複数のワイヤーが対になっている。この弾力性のあるおよび/又は折り曲げ可能なシャフトは、たとえば、通常のプラスチック又はゴムで製造してもよく、ネジ溝内で撓みおよび/又は曲がることが可能であることによって所望の特徴を達成する。
ある実施形態において、前記回転可能ハンドル部61とスクリュードライバーの弾力性および/又は折り曲げ可能なシャフト部分62は、分離可能である。この実施形態においては、まず、前記弾力性および/又は折り曲げ可能なシャフト部分62をネジ溝1内に挿入し、その後、前記回転可能ハンドル部61が当該弾力性および/又は折り曲げ可能なシャフト部分62を取り付けられ、固定される。これにより、ネジ溝の中心軸と前記第二開口の中心軸がかなり異なっている場合であっても、ネジ溝1内のネジ部材に簡単にアクセスすることができる。
本発明のある実施形態のエレメントならびにコンポーネントは、いずれの適切な方法により物理的、機能的、ならびに論理的に実行するようにしてもよい。実際に、前記機能は、1つのユニット、複数のユニット、あるいは、他の機能ユニットの一部によって実行してもよい。このように、本発明は、単一のユニットにより実行しても、あるいは、異なるユニットおよびプロセッサーの間で物理的かつ機能的に分配するようにしてもよい。
上では、特定の実施形態に基づいて本発明に関する説明がなされているが、ここで述べた特定の形式に限定されることを意図するものではない。本発明は、添付されている特許請求の範囲によって定義されるべきであり、上記実施形態以外の他の実施形態、例えば、上述のものとは異なる適用領域も同様に添付の特許請求の範囲の範囲内に入る。
特許請求の範囲における、“備え/備える”という文言は、他のエレメントあるいはステップの存在を排除するものではない。また、独立して示してはいるが、複数の手段、エレメント、あるいは、方法のステップを実行するようにしてもよい。さらに、それぞれの特徴を、異なる特許請求の範囲に含めるようにしても、これらを有利になるよう組み合わせるようにしてもよく、異なる特許請求の範囲に含めることは、特徴の組合せが実行可能ではなく、および/または、有利であることを意味するものではない。また、単数の記述は、複数の可能性を除外するものでない“a”、“an”“第一”、“第二”等の文言は、複数であることを除外する意図ではない。特許請求の範囲における参照符号は、例を明確化するためだけに与えられており、どのような形であれ、特許請求の範囲を限定するものと解釈するべきでない。
Claims (12)
- それを通じてネジ溝(1)にネジ部材が挿入される第一の開口(2)を有するネジ溝(1)、ならびに、第二の開口(4)を有しており、当該第二の開口(4)を介して歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント(5)に固定する際に前記ネジ部材の頭部にサポートを提供するネジ部材シート(3)と、を備え、これにより、前記第一(2)と第二の開口(4)との間で連通を得る歯科上部構造物であって、
前記ネジ溝(1)の中心軸の少なくとも一部と前記第二の開口(4)の中心軸とが一致しないこと、
を特徴とする歯科上部構造物。 - 請求項1に基づく歯科上部構造物において、前記ネジ部材シート(3)は、前記歯科上部構造物に一体化されること、
を特徴とする歯科上部構造物。 - 請求項1または請求項2に基づく歯科上部構造物において、前記ネジ部材シート(3)の肩部(32)は、先が細くなる形状を有すること、
を特徴とする歯科上部構造物。 - 請求項1に基づく歯科上部構造物において、前記ネジ部材シート(3)の肩部(32)は、アーチ型あるいは半球形状を有すること、
を特徴とする歯科上部構造物。 - 請求項1から請求項4に基づく歯科上部構造物において、前記歯科上部構造物は、チタン、酸化ジルコニウム、チタンとジルコニウムの合金から選択された素材によって製造されること、
を特徴とする歯科上部構造物。 - ネジ溝(1)を通じてネジ部材が挿入される第一の開口(2)を有するネジ溝(1)、ならびに、第二の開口(4)を有しており、歯科上部構造物をスペーサー部品またはインプラント(5)に固定する際に前記ネジ部材の頭部にサポートを提供するネジ部材シート(3)と、を備え、これにより、前記第一の開口(2)と第二の開口(4)との間で連通を得る歯科上部構造物、を製造する方法であって、 前記ネジ溝(1)の中心軸の少なくとも一部と、前記第二開口(4)の中心軸がとが一致しないよう前記連通穴を開けること、
を特徴とする方法。 - 請求項6に基づく方法において、前記穴開けは、前記連通穴を形成するため、第一のまっすぐな穴(21)ならびに第二のまっすぐな穴(23)が前記上部構造物内で交差するよう、第一の点(22)から前記第一のまっすぐな穴(21)を開け、第二の点(24)から前記第二のまっすぐな穴(23)を開けること、
を特徴とする方法。 - 請求項7に基づく方法において、前記第一の穴(21)ならびに前記第二の穴(23)の穴開けは、ツイストドリル(twist drill)によって行われ、これにより、ネジ部材のネジ部分を構成するのに適した直径が得られること、
を特徴とする方法。 - 請求項7に基づく方法において、前記穴開けは、前記第一の穴(21)ならびに前記第二の穴(23)をガイドとして用い、第三の穴(31)を開け、当該第三の穴(31)は、前記歯科上部構造物を前記スペーサー部品または前記インプラント(5)に取り付けるため、それを通じて前記ネジ部材が通過することができる前記ネジ穴(1)を形成するために十分な直径の切削面を有するドリルビットを用いることにより開けられること、
を特徴とする方法。 - ネジ部分(52)ならびに駆動手段を受け入れるための凹部を有するネジ頭部(51)を備えたネジ部材であって、前記ネジ頭部(51)は、使用中にネジ部材シートの肩部を支える表面(53)を備え、
前記表面(53)は、前記ネジ部分(52)方向に傾斜すること、
を特徴とするネジ部材。 - 回転可能ハンドル部(61)、ならびに、前記ハンドル部分(61)に結合する遠心端(63)および前記回転可能ハンドル部(61)から伝達された回転によってネジ部材を駆動するための先端(65)に結合する近接端(64)を有する弾力性のあるシャフト部分(62)を備えたスクリュードライバーであって、
前記弾力性のあるシャフト部分(62)は、複数のワイヤ(66)を備えており、当該ワイヤ(66)は、前記弾力性シャフト部分(62)が、前記遠心端(63)と前記近接端(64)との間に形成されるよう、複数の層において対にされること、
を特徴とするスクリュードライバー。 - 請求項11に基づくスクリュードライバーにおいて、前記複数の層の一部は、1つの方向において対にされ、前記複数の層の他の部分は、他の方向において対にされること、
を特徴とするスクリュードライバー。
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