JP2016214315A - コーヒーメーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の好みに応じた香味のコーヒーを抽出できるコーヒーメーカを提供する。【解決手段】コーヒー粉PからコーヒーCを抽出する抽出部3と、抽出部3に湯水16を供給する給湯部1と、抽出したコーヒーCを貯留する容器4と、抽出部3からコーヒーCを容器4へ供給するドリッパ弁32と、少なくともコーヒーCの抽出濃度の指示を受け付ける操作部6と、コーヒーCの抽出操作を制御する制御部Mとを有し、制御部Mは、操作部6が受け付けたコーヒーCの抽出濃度の指示に応じて抽出操作としてドリッパ弁32を開閉するよう構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、コーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出部と、抽出部に湯水を供給する給湯部と、抽出したコーヒーを貯留する容器を載置する載置部と、抽出部にコーヒーを抽出部から容器へ供給するドリッパ弁と、少なくともコーヒーの抽出濃度の指示を受け付ける操作部と、コーヒーの抽出操作を制御する制御部とを有するコーヒーメーカに関する。
従来、使用者の好みに合わせた香味のコーヒー、たとえば好みの濃さのコーヒーを抽出するために、ドリッパの抽出口に設けた弁の開口面積を広狭調整することにより、コーヒーを抽出するための湯水の通過する時間を調整するコーヒーメーカが知られている(特許文献1)。
また、コーヒーの濃度を使用者の好みに合わせて調整するために、コーヒーを湯水で抽出する工程で、コーヒー粉に供給する湯水の温度を、湯水を加熱する時に湯水の流量を変更することで湯水の温度を上下させ、湯水の温度の違いで濃度を調整する方法を用いるコーヒーメーカが知られている(特許文献2)。
特許第3155530号公報 特開2004−313238号公報
従来の方法は、実質的に抽出する速度が変化してしまうもので、その抽出する速度の変化に伴う種々の問題点を有していた。たとえば抽出に用いる湯水の温度を高くするために、湯水の流量を低下させて給湯時間を長くすると、給湯に用いるヒータの熱量が過剰になってヒータが過熱し、またヒータの周辺部材が熱損する恐れがあった。さらに、抽出操作の時間が長くなり使用者を待たせてしまうことがあった。
つまり、抽出操作の時間を変化させることなく、正常運転を確保しながら使用者の希望に応じた濃度のコーヒーの抽出操作が行えるものでは無かった。
本発明は、上記実情に鑑み、抽出操作の時間を変化させることなく、使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できるコーヒーメーカを提供することを目的とする。
本発明に係るコーヒーメーカの特徴構成は、コーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出部と、前記抽出部に湯水を供給する給湯部と、抽出した前記コーヒーを貯留する容器と、前記抽出部から前記コーヒーを前記容器へ供給するドリッパ弁と、少なくとも前記コーヒーの抽出濃度の指示を受け付ける操作部と、前記コーヒーの抽出操作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記操作部が受け付けた指示に応じて前記抽出操作として前記ドリッパ弁を開閉する点にある。
この特徴構成によれば、操作部が受け付けた使用者の希望するコーヒーの抽出濃度の指示に応じて、制御部が抽出操作としてドリッパ弁を開閉するので、抽出部でコーヒー粉と湯水の接触の状態を調整できる。この接触の状態の調整によって、濃度を変化させることができる。また接触の状態を調整する際、抽出部に湯水を供給する速度を変化させる必要が無いから、抽出操作の時間を変化させることなく使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。
本発明に係るコーヒーメーカの更なる特徴構成は、前記制御部は前記抽出操作として、前記給湯部から前記湯水を前記抽出部に溜めた後に、前記ドリッパ弁を開く点にある。
この構成によれば、抽出部に湯水を供給して抽出部に湯水を溜めてから、所定時間の経過後に、ドリッパ弁を開くので、所定時間の調整によって抽出部に滞留する湯水の量を変化させることができる。このように、抽出部に滞留する湯水の量を変化させることによりコーヒー粉が抽出部内で流動する範囲の大小を変化させることができる。具体的には、抽出部に多くの湯水を滞留させるとコーヒー粉は抽出部内の広い範囲を流動し、少ない湯水を滞留させると抽出部内の狭い範囲を流動することになる。
そして、ドリッパ弁を開いて抽出部に滞留した湯水が容器へ供給されると、多くの湯水を滞留させて流動した範囲が広い時には、コーヒー粉は抽出部の広い範囲に分布し、引き続いて供給される湯水とコーヒー粉との接触の状態である湯水とコーヒー粉との接触量は小さくなるから、濃度の薄いコーヒーを抽出することができる。少ない湯水を滞留させて流動した範囲が狭い時には、コーヒー粉は抽出部の狭い範囲に分布し、引き続いて供給される湯水とコーヒー粉との接触の状態である湯水とコーヒー粉との接触量は大きくなるから、濃いコーヒーを抽出することができる。つまり、ドリッパ弁を開閉する所定時間を調整して使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。
本発明に係るコーヒーメーカの更なる特徴構成は、前記操作部は、前記抽出濃度の濃度設定として、第一の設定濃度と、前記第一の設定濃度より薄い第二の設定濃度との少なくとも2段階の設定を受け付け可能であり、前記制御部は、前記第一の設定濃度を受け付けた場合、前記抽出部に前記湯水を溜めてから前記第一の時間の経過後に前記ドリッパ弁を開かせ、前記第二の設定濃度を受け付けた場合、前記抽出部に前記湯水を溜めてから、前記第一の時間より長い第二の時間の経過後に前記ドリッパ弁を開かせる点にある。
この構成によれば、指示された濃度設定が第一の濃度設定よりも薄い時に、第一の時間より長い第二の時間の経過後に前記ドリッパ弁を開くことで抽出部に滞留する湯水の量を多くして使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。
本発明に係るコーヒーメーカの更なる特徴構成は、前記抽出部は、谷部を有する略漏斗状に形成されており、前記給湯部は、前記湯水を前記谷部に向けて供給する点にある。
この構成によれば、抽出部が谷部を有するおおよそ漏斗状であり、その谷部に向けて湯水を供給するので湯水の供給状態が一定となり、自動的に開閉されるドリッパ弁の開閉動作のみで使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。
コーヒーメーカの概念図 コーヒーメーカの要部縦断面図 コーヒーメーカの抽出操作を示す図
本実施形態に係るコーヒーメーカの実施形態であるコーヒーメーカEについて、その概要を、図面1〜3を参照して説明する。図1は、コーヒーメーカEの構成を示す概念図である。図2は、コーヒーメーカEの具体的な構成例であり、付属サーバ40がコーヒーメーカEに取り付けられた状態での要部縦断面図であって、ドリッパ弁32および載置部5の中心を通る縦断面図である。
コーヒーメーカEは、給湯部1とミル部2と抽出部3と容器4と載置部5と操作部6と筐体7(支持部)と制御部Mとを有する。コーヒーメーカEの下方向の端部には、平板上の載置部5が形成され、載置部5の後方・左側および右側に接して支持部としての筐体7が立設されている。筐体7は、前面7aと背面7bと上面7cと底面7eとに囲まれた箱状の部材であり、ミル部2および抽出部3を載置部5の上方にて支持している。
そしてこのコーヒーメーカEは、コーヒー粉PからコーヒーCを抽出する抽出部3と、抽出部3に湯水16を供給する給湯部1と、抽出したコーヒーCを貯留する容器4と、容器4を載置する載置部5と、抽出部3からコーヒーCを容器4へ供給するドリッパ弁32と、少なくともコーヒーCの抽出濃度の指示を受け付ける操作部6と、コーヒーCの抽出操作を制御する制御部Mとを有し、制御部Mは、操作部6が受け付けたコーヒーCの抽出濃度の指示に応じて抽出操作としてドリッパ弁32を開閉するよう構成されている。
またコーヒーメーカEの制御部Mは抽出操作として、給湯部1から湯水16を抽出部3に溜めた後に、ドリッパ弁32を開くよう構成されている。
操作部6は、使用者からのコーヒーC抽出開始の指示の入力と、コーヒー豆Lの粉砕操作の開始の指示の入力と、コーヒーCの香味(風味、濃さ、など)に関する好みの入力とを受け付ける。この操作部6は、コーヒーCの抽出濃度の濃度設定として、第一の設定濃度「濃い」と、第一の設定濃度より薄い第二の設定濃度「普通」との少なくとも2段階の設定を受け付け可能である。制御部Mは、第一の設定濃度を受け付けた場合、抽出部3に湯水16を溜めてから第一の時間の経過後に前記ドリッパ弁32を開かせ、第二の設定濃度を受け付けた場合、前記抽出部に前記湯水を溜めてから、第一の時間より長い第二の時間の経過後に前記ドリッパ弁を開かせるよう設定されている。つまり操作部6は、好みの入力としては、本例では、濃さについて、「普通」と「濃い」とを入力できる。
そして操作部6での入力を基に、制御部Mが、コーヒーメーカEの抽出操作を制御する。
なお、ドリッパ弁32は駆動部8で駆動するよう構成されている。
以下、コーヒーメーカEについてその構造の詳細を説明する。
図2に示すように、載置部5の上側に、筐体7に支持されて抽出部3が配置され、抽出部3の上側に、筐体7に支持されてミル部2が配置されている。筐体7には操作部6が配置され、筐体7の内部に給湯部1と制御部Mが配置されている。筐体7の内部にタンク10が配置されている。そしてコーヒーCの抽出時には、容器4が載置部5の上側に載せ置かれて、抽出部3の下側に配置される。図2では、容器4としてコーヒーメーカEの付属品である付属サーバ40が示されている。
給湯部1は、タンク10と湯水供給パイプ11とヒータ12とノズル13と給湯弁17とを備え、制御部Mにより制御されている。湯水供給パイプ11は筐体7の内部でタンク10の下部に接続され、筐体7の下部でU字状に湾曲し、筐体7の最上部まで延びている。そして湯水供給パイプ11は再び筐体7の下部まで延びてU字状に湾曲してから、再び筐体7の最上部まで延び、ノズル13に接続されている。給湯弁17は、タンク10とヒータ12との間の湯水供給パイプ11に設けられている。ヒータ12および給湯弁17の動作は、制御部Mが制御する。
上述した湯水供給パイプ11の湾曲部は重ねて配置され、湾曲部を覆ってヒータ12が配置されている。
制御部Mは給湯弁17を開き、湯水供給パイプ11に水を供給した後、ヒータ12に通電を開始する。するとヒータ12は通電によって発熱し、湯水供給パイプ11の内部の水を加熱する。加熱による湯水供給パイプ11内の水(湯水16)の圧力上昇により、湯水16がノズル13へと送られて、ミル部2の内部を通って抽出部3へ供給される。タンク10および湯水供給パイプ11の内部の水が無くなると、ヒータ12の温度が上昇する。その温度上昇を制御部Mが検知すると、制御部Mがヒータ12への通電を停止する。
ミル部2は、ミルケース20とミル刃21とモータ22を備えている。ミルケース20は、上部の入口20aから下部の出口20bまで連通する通路20cを有する。通路20cの途中に、モータ22で回転駆動されるミル刃21が配置されている。
筐体7の上部のフタ14は回転軸C1を軸にして上側に回動でき、露出した入口20aからコーヒー豆Lが投入される。コーヒーCの抽出に先立って、投入されたコーヒー豆Lは、回転するミル刃21で粉砕されて粉末状のコーヒー粉Pになり、出口20bを通って抽出部3へ供給される。コーヒーCの抽出時には、ノズル13から供給された湯水16が入口20aから通路20cへ流れ、出口20bから抽出部3の谷部39に向けて供給される。
抽出部3は、ホルダ30とドリッパ31とドリッパ弁32とレバー33とモータ34とカム35とリブ36を備えている。ホルダ30に谷部39を有する略漏斗状の形状をしたドリッパ31が載置される。略漏斗状とは、その上方が広く、下方にいくほど縮形する形状である。また、谷部39は、ドリッパ31において略中央部において最も深い位置をいう。そしてドリッパ31には、コーヒーCを濾過する濾材であるペーパーフィルタ37を取り付けることができる。ホルダ30は、筐体7において、上下方向に延在される、図示略のピンにより、水平方向について回動可能な状態で筐体7に支持されている。ホルダ30を回動させて右方向に開いた状態で、ドリッパ31の着脱およびドリッパ31へのペーパーフィルタ37の装着を行い、左方向に回動させて閉じた状態でコーヒーCの抽出を行う。ドリッパ31は、ドリッパ31の上方開口部を閉塞する蓋38に谷部39に向けて設けられた入口31aと、ドリッパ31の下部に抽出したコーヒーCを容器4へ供給する供給路として設けられた抽出口31bと、ドリッパ31と蓋38とに囲まれた抽出空間31cとを有する。ミル部2で粉砕されてなるコーヒー粉Pが入口31aから抽出空間31cに供給される。その後、給湯部1から供給された湯水16が入口31aから抽出空間31cを経て谷部39に向けて供給され、コーヒー粉PからコーヒーCが抽出される。つまりコーヒーメーカEの抽出部3のドリッパ31は、谷部39を有する略漏斗状に形成されており、入口31aを経て、湯水16を谷部39に向けて供給するよう構成されている。
ドリッパ弁32の構造と機能についてさらに説明を加える。ドリッパ弁32はコーヒーCをドリッパ31から容器4へ直接に導いて供給する。ドリッパ弁32は、ドリッパ31の中央下端側に設けられている。そしてドリッパ弁32は、ドリッパ31の下方からドリッパ弁32に突起して設けられた栓体32cを抽出口31bに挿入して設けられる。この栓体32cには水密性を向上させるためのパッキンとして、Oリング32bが設けられる。
ドリッパ弁32が上動して押し上げられた状態でOリング32bが抽出口31bからかい離して抽出口31bを開く。そしてドリッパ弁32と抽出口31bとの間の隙間からコーヒーCが流出し、流出したコーヒーCは、抽出部3の下側に配置された付属サーバ40に収容される。また、ドリッパ弁32が下動した時に栓体32cが抽出口31bを閉じるので、コーヒーCは抽出口31bから流出しない。
駆動部8によるドリッパ弁32の駆動について詳細を説明する。駆動部8は、ドリッパ弁32を閉弁方向に付勢してドリッパ弁32を下動して閉じるバネ32a(付勢部)と、ドリッパ弁32を付勢力に抗して押動して上動させて開くレバー33(支持片)と、レバー33の動力源となるモータ34とを有している。
レバー33は、揺動可能にレバー33を軸支する軸支部C3で支持され、ドリッパ弁32を押動して押し上げる端部から軸支部C3に対して他端側の端部を、モータ34がカム35で押動して押し下げた時にドリッパ弁32を開弁方向に押し上げるよう構成されている。
レバー33の駆動方法についてさらに説明を加える。レバー33の軸支部C3は、ドリッパ弁32以外のいずれかの箇所に回動可能に支持されていればよいのであるが、本例では、抽出部3のホルダ30に設けている。
カム35は、筐体7に固定されたモータ34の回転軸に固定されており、モータ34の回転に伴って回転する。カム35は、レバー33から離れる離間状態と、レバー33の他端側の端部を押し下げる押下状態の2つの状態をとる。
ドリッパ弁32とレバー33とモータ34とカム35との関係を補足する。
モータ34は、制御部Mの指示を受けて動作する。そして、モータ34の回転に伴うカム35の回転動作によってレバー33の他端を押し下げてドリッパ弁32を開く。
このように、制御部Mの指示を受けて動作するモータ34で回転するカム35で、レバー33を経由してドリッパ弁32を開閉することで、ドリッパ弁32を任意に開閉できるようになる。
リブ36は、ドリッパ31の中央下方に突出したリブ状に構成される。リブ36は、ドリッパ弁32よりも下方に突出して構成される。そしてドリッパ弁32を挟んでそれぞれ対向する状態で、コーヒーメーカEのX方向視から見た正面から奥側に向けて互いに平行に位置するよう一対に設けられている。このリブ36は、容器4と係合するものであるので、容器4の説明と共にリブ36の詳細を述べる。
容器4としては、図2に示される付属サーバ40や、図示しないが、汎用のコーヒカップやマグカップなど、様々な形態のものを用いることができる。
付属サーバ40について補足する。付属サーバ40は、金属製の断熱二重構造の容器であって、抽出部3から供給されるコーヒーCを受け取る栓部材40b(供給弁)と、レバー40aと注ぎ口40cとを有する。栓部材40bは、バネ(図示せず)で上方向に付勢されている。そして、栓部材40bが押し下げられたとき栓部材40bは開き、抽出部3から付属サーバ40にコーヒーCの供給が可能になるよう構成されている。そして抽出部3にはリブ36が設けられ、付属サーバ40を載置部5に載置したときに、栓部材40bを押圧するリブ36を、ドリッパ31の中央下方に有している。
付属サーバ40をコーヒーメーカEに装着しない状態では、栓部材40bは閉じている。そして付属サーバ40をコーヒーメーカEに装着、すなわち付属サーバ40を載置部5の上側に載せ置いた状態では、ドリッパ31の下側に形成されたリブ36が栓部材40bを押し下げて、栓部材40bが開く。その状態でモータ34の作動によりドリッパ31のドリッパ弁32が上方向に移動すると、抽出口31bからドリッパ弁32の表面に沿ってコーヒーCが流出して下方向に落下する。そして落下したコーヒーCが、付属サーバ40の内部に収容される。このようにすることで、付属サーバ40を、載置部5に設置すると、リブ36が栓部材40bを押圧するので、付属サーバ40の栓部材40bが自動で、かつドリッパ弁32とは独立して開き、抽出部3からのコーヒーCの供給が可能になる。
以下、本実施形態に係るコーヒーメーカEによるコーヒーCの抽出操作の例を説明する。
コーヒーCの抽出に先だって、タンク10に抽出に必要な量の水(湯水16)を投入しておく。また、ミル部2に抽出に必要な量のコーヒー豆Lを投入しておく。また、ドリッパ31には、ペーパーフィルタ37を設置する。載置部5には、容器4を載置する。
そして、操作部6で、コーヒー豆Lの粉砕操作の開始の指示を入力すると、粉砕されたコーヒー粉Pがペーパーフィルタ37に投入される。
そして、操作部6で、香味に関する好みを入力した後、抽出開始の指示を入力すると、制御部Mは操作部6から入力された指示を受け取り、その指示に応じて制御部Mは抽出操作の制御を開始する。以下に説明するコーヒーメーカEのコーヒーCの抽出操作は、特に断りなき場合、制御部Mが制御する。
まず、制御部Mは、抽出開始の指示を操作部6から受け取ると、ドリッパ弁32が開いている場合は、まずドリッパ弁32を閉じる。そしてドリッパ弁32を閉じた状態を維持する。つまり、図3の(a)の状態になる。
抽出工程は以下のように行う。すなわち、ドリッパ弁32を閉じたまま、給湯部1から抽出するための湯水16の供給を開始する。このとき湯水16の供給速度は一定である。湯水16は谷部39に向けて供給する。抽出工程では、湯水16は連続的に供給し続ける。この抽出工程の初期段階に、コーヒー粉Pは適切に蒸らされる。そして、必要な量の湯水の供給が終わると、供給を停止する。本例では、タンク10にあらかじめ必要な量の水(湯水16)を投入しているので、タンク10の水(湯水16)がなくなると、供給が停止する。ここにおいて、濃度設定に応じて、湯水16の供給を開始してからコーヒーCの濃さを調節するための濃度調整時間として、抽出部3に湯水16を溜めてから所定の時間(調整時間t1)、ドリッパ弁32を閉じた状態で維持し、調整時間t1を経過した後ドリッパ弁32を開き、その後抽出工程が終了するまでドリッパ弁32を開いた状態で維持する。その後、ドリッパ弁32を押し上げて開くと、コーヒーCが容器4へ供給される。つまり、調整時間t1は、抽出工程で湯水16の供給を開始してからドリッパ弁32を開くまでの時間であり、濃度設定に応じて定められる時間である。
本例では、調整時間t1は以下のように制御される。濃度設定として「濃い」を選択すると、調整時間t1として、第一の時間として調整時間t1Sを選択する。濃度設定として「普通」を指示すると、調整時間t1として、調整時間t1Sより長い第二の時間として調整時間t1Lを選択する。なお、調整時間t1は、制御部Mの内部の記憶部(図示せず)に記憶されており、操作部6での入力に応じて制御部Mはその内部の記憶部から対応するt1(本例ではt1Sないしはt1L)を読み出す。
調整時間t1の具体的な値について補足する。たとえば調整時間t1Sは30〜50秒程度とする。典型的には40秒程度とする。また、調整時間t1Lは40〜60秒程度とする。典型的には50秒程度とする。調整時間t1Lは、調整時間t1Sよりも5〜20秒程度長くするとよい。典型的には10秒程度長くするとよい。
調整時間t1とコーヒーCの濃度の関係について補足する。
第一の設定濃度「濃い」に応じて調整時間t1が調整時間t1Sに設定されると、ドリッパ弁32を開くまでに少ない湯水16が図3の(d)のようにドリッパ31に滞留するので、コーヒー粉Pはドリッパ31に設置したペーパーフィルタ37上の狭い範囲で流動する。そしてドリッパ弁32を開いたときに、コーヒー粉Pが図3の(e)のようにペーパーフィルタ37上に狭い範囲に厚く堆積するので、谷部39に堆積するコーヒー粉Pの堆積高さh2は高くなり、ドリッパ弁32を開いた後に引き続き供給され続ける湯水16とコーヒー粉Pとの接触量は多くなる。なお通常、コーヒー粉Pがペーパーフィルタ37上に狭い範囲に厚く堆積していても、ドリッパ31内に滞留していた湯水16(コーヒーC)がペーパーフィルタ37を通過する速度は、湯水16を供給する速度よりも早い。
ここで、接触量について補足する。接触量とは、湯水16とコーヒー粉PからコーヒーCを抽出可能な状態で接触する時間や接触する面積である。
第二の設定濃度「普通」に応じて調整時間t1が調整時間t1Sより長い調整時間t1Lに設定されると、ドリッパ弁32を開くまでに相対的に多くの湯水16が図3の(b)のようにドリッパ31に滞留するので、コーヒー粉Pはドリッパ31に設置したペーパーフィルタ37上の広い範囲で流動する。そしてドリッパ弁32を開いたときに、コーヒー粉Pが図3の(c)のようにペーパーフィルタ37上に広い範囲に薄く堆積するので、谷部39に堆積するコーヒー粉Pの堆積高さh1は低くなり、ドリッパ弁32を開いた後に引き続き供給され続ける湯水16とコーヒー粉Pとの接触の状態である接触量は相対的に低くなる。なお、コーヒー粉Pがペーパーフィルタ37上に広い範囲に薄く堆積しているので、ドリッパ31内に滞留していた湯水16(コーヒーC)は、速やかにペーパーフィルタ37を通過し、さらに速やかにドリッパ弁32を通過して、容器4へ供給される。つまり、調整時間t1を長くしても短くしても、コーヒーCがフィルタ37やドリッパ弁32を通過する速度が十分早いので、抽出操作の抽出工程に要する時間はほぼ変わらない。
このように、濃度設定に応じて調整時間t1の長さを調整することで、湯水16の供給速度を変更せずに湯水16とコーヒー粉Pとの接触量を変更し、コーヒーCの濃さを調節できる。つまり、この調整時間t1は、長くすると、さっぱりとして、酸味が強く苦味が弱い、普通の濃さのコーヒーCを抽出することができる。調整時間t1は、短くすると、まったりとして甘みとコクと苦味が強い、濃いコーヒーCを抽出することができる。つまり、使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。
このコーヒーCの濃さは、上記のような方法で、1.0〜1.9Brix(%)程度の範囲で調整できる。濃いコーヒーCは、概ね1.3〜1.9Brix(%)となるよう抽出される。薄いコーヒーCは概ね1.0〜1.7Brix(%)となるよう抽出される。濃いコーヒーCと薄いコーヒーCは、0.2〜0.6Brix(%)程度の濃度差となるよう抽出操作が制御されると、使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できるので好ましい。なお、Brix(%)は、濃度計により溶液中の固形分濃度を表す表示値であり、Brix(%)については、値が高いほど濃度が濃いコーヒーCである。
なお、抽出工程では湯水16を谷部39に向けて供給するので、湯水16は谷部39に堆積するコーヒー粉Pのみとしか接触しないから、コーヒー粉Pは抽出が終了するまで図3の(c)ないし(e)の堆積状態を維持する。つまり、湯水16を谷部39に向けて供給することでコーヒー粉Pの堆積状態に対して湯水16の供給状態と、コーヒー粉Pと湯水16の接触量が一定となり、自動的に開閉されるドリッパ弁32の開閉動作のみで使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。そして、湯水16の供給速度を遅くする必要が無くなるので、抽出中にコーヒーCが冷めてしまうことも避けられる。
〔別実施形態〕
本発明は、前述した実施の形態に限定されるわけでなく、その他種々の変更が可能である。変更の例として、以下に本発明の別実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上述の実施形態では制御部Mは、抽出開始の指示を操作部6から受け取ると、抽出工程を行うこととし、抽出工程の初期段階にコーヒー粉Pが蒸らされるようにしたが、抽出工程の前に、別途、蒸らし工程を設けてもよい。この場合、制御部Mは、抽出開始の指示を操作部6から受け取ると、ドリッパ弁32が開いている場合は、まずドリッパ弁32を閉じる。そしてドリッパ弁32を閉じた状態を維持する。つまり、図3の(a)の状態になる。次に、制御部Mは、抽出操作に先立ち、コーヒー粉Pを蒸らすために、蒸らし工程を開始する。蒸らし工程は以下のように行う。ドリッパ弁32を閉じたまま、給湯部1から蒸らしに必要な湯水16をドリッパ31に供給し、その後、蒸らしとして蒸らし時間tmの間、動作を停止する。このとき、ドリッパ弁32を閉じているので、供給された湯水16をドリッパ31の抽出空間31cに確実に留めおくことができ、コーヒー粉Pを十分に蒸らすことができる。
蒸らし時間tmは、以下のように制御される。操作部6で、「マイルド」を選択すると、蒸らし時間tmとして、蒸らし時間tmSを選択する。操作部6で、「リッチ」を選択すると、蒸らし時間tmとして、蒸らし時間tmSよりも相対的に長めの蒸らし時間tmLを選択する。なお、この蒸らし時間tmは、制御部Mの内部の記憶部(図示せず)に記憶されており、操作部6での入力に応じて制御部Mはその内部の記憶部から対応する蒸らし時間tmを読み出す。このように、蒸らし時間tmSあっさりしたマイルドな風味のコーヒーCを抽出することができる。つまり、使用者の好みに応じた香味のコーヒーを抽出できる。また、相対的に長めの蒸らし時間tmLを選択すると、とコクがあり濃い味の、リッチな風味のコーヒーCを抽出することができる。
制御部Mは、蒸らし工程として蒸らし時間tmが経過して蒸らし工程が終了すると、ドリッパ弁32を一旦開いてから再び閉じ、再び図3の(a)の状態になる。その後、上述の実施形態の抽出工程と同様の操作を行う。
(2)上述の実施形態では、抽出工程では、湯水16の供給を開始してからコーヒーCの濃さを調節するための濃度調整時間として、調整時間t1の間、ドリッパ弁32を閉じた状態で維持し、調整時間t1を経過した後ドリッパ弁32を開き、その後抽出工程が終了するまでドリッパ弁32を開いた状態で維持するとしたが、第二の濃度調整時間を設けてもよい。つまり、抽出工程中にドリッパ弁32を開いてから再び閉じ、第二の濃度調整時間として調整時間t2を定め、調整時間t2を経過した後、再びドリッパ弁32開き、抽出工程の最後までドリッパ弁32を開いた状態で維持する。そして同様に、さらに第n(nは3以上の整数)の濃度調整時間tnを設けてもよい。このようにすることで、より細やかに使用者の好みに応じた濃度のコーヒーを抽出できる。また、調整時間t1を長く取ると、調整時間t1の間に抽出部3の湯水16が冷却されて温度が低下するのであるが、濃度調整時間tnを設けると、各々のtnあたりの時間を短くできる。そのため冷却されることなく抽出工程の抽出温度を抽出するにおいて適度に高くすることができ、抽出温度に依存する香味を調整できるので、使用者の好みに応じた香味のコーヒーを抽出できる。
(3)上述の実施形態では、コーヒーCの風味や濃さについて、それぞれ2段階が調整できる例を示したが、それぞれ3段階以上の調整が可能に構成してもよい。この場合、風味や濃さの各々の段階に対して、蒸らし時間tmや調整時間t1を一対一に対応させる。このようにすることで、より細やかに使用者の好みに応じた香味のコーヒーを抽出できる。
(4)上述の実施形態では、蒸らし操作を行う例を示したが、蒸らし操作は必ずしも行う必要は無い。
本発明は、コーヒーの濃度を調整できるコーヒーメーカに好適に利用可能である。
1 :給湯部
16 :湯水
3 :抽出部
32 :ドリッパ弁
39 :谷部
4 :容器
5 :載置部
6 :操作部
7 :筐体(支持部)
C3 :回転軸(軸支部)
E :コーヒーメーカ
M :制御部
t1S :調整時間(第一の時間)
t1L :調整時間(第二の時間)

Claims (4)

  1. コーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出部と、前記抽出部に湯水を供給する給湯部と、抽出した前記コーヒーを貯留する容器と、前記抽出部から前記コーヒーを前記容器へ供給するドリッパ弁と、少なくとも前記コーヒーの抽出濃度の指示を受け付ける操作部と、前記コーヒーの抽出操作を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記操作部が受け付けた指示に応じて前記抽出操作として前記ドリッパ弁を開閉するコーヒーメーカ。
  2. 前記制御部は前記抽出操作として、前記給湯部から前記湯水を前記抽出部に溜めた後に、前記ドリッパ弁を開く請求項1に記載のコーヒーメーカ。
  3. 前記操作部は、前記抽出濃度の濃度設定として、第一の設定濃度と、前記第一の設定濃度より薄い第二の設定濃度との少なくとも2段階の設定を受け付け可能であり、
    前記制御部は、前記第一の設定濃度を受け付けた場合、前記抽出部に前記湯水を溜めてから第一の時間の経過後に前記ドリッパ弁を開かせ、前記第二の設定濃度を受け付けた場合、前記抽出部に前記湯水を溜めてから、前記第一の時間より長い第二の時間の経過後に前記ドリッパ弁を開かせる請求項2に記載のコーヒーメーカ。
  4. 前記抽出部は、谷部を有する略漏斗状に形成されており、
    前記給湯部は、前記湯水を前記谷部に向けて供給する請求項2又は3に記載のコーヒーメーカ。
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