JPH0297355A - コーヒー淹れ器 - Google Patents

コーヒー淹れ器

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JPH0297355A
JPH0297355A JP1109115A JP10911589A JPH0297355A JP H0297355 A JPH0297355 A JP H0297355A JP 1109115 A JP1109115 A JP 1109115A JP 10911589 A JP10911589 A JP 10911589A JP H0297355 A JPH0297355 A JP H0297355A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はコーヒーを淹れる方法と用具に関し、特にコー
ヒー粉を膨潤させながら行う前抽出と膨潤後の本抽出に
よるコーヒー抽出方法とこの方法を実施するのに適した
コーヒー淹れ器に関する。
「従来の技術」 コーヒーを入れる器具として、四部の底に穴を有する容
器内に濾紙を設置し、その中にコーヒーの粉を容れ熱湯
を注ぎながら滴らず(ペーパードリップ)方式のものが
、従来広く用いられている。
この用具では、一般にまずコーヒーの粉が湿る程度の量
の少量の熱湯を注いでしばらくコーヒーの粉を蒸らし、
次いで熱湯を少しづつ、又は−気に注いでドリップする
という入れ方が行われている。
また、電熱式のいわゆるコーヒーメーカーはいずれもド
リップ式であり(特開昭61−131715 、特開昭
62−32920、特開昭62−102919等)、パ
イプ状のヒーターで加熱した湯の蒸気圧により熱湯をコ
ーヒー粉に連続的に注いでドリップするものである。
ところで、コーヒーを美味しく入れるためには、コーヒ
ーの味を悪くするコーヒー豆自身のアクの味を出さない
ようにコーヒーを入れることが大切であり、コーヒーを
入れるとき泡を立てるようにするのもアクを泡と共に除
くためである。
しかしながら、」1記のような従来のコーヒー入れ用具
では、注がれた熱湯はコーヒー粉から成分を抽出しつつ
、継続的に濾過され容器底部の穴がら流出してしまうの
で泡の発生が充分でなく、また、せっかく発生した泡も
消えたり、続いて注がれる熱湯で洗い流されたりしてア
クの除去が不充分となってしまう。更に熱湯を少しづつ
連続的に注ぐ方式では、コーヒー粉は次々に新湯と接触
して抽出されるので、コーヒーの美味しい成分たるコー
ヒー成分(コーヒー粉中の多量主成分であり、以後[コ
ーヒー成分Jと称する。他方、アク等コーヒーの味を悪
くする少量成分を以後「雑成分Jと称する。)以外のア
ク等の味の悪い雑成分まで抽出してしまう結果となる欠
点があった。また、従来のペーパードリップ式では熱湯
の注ぎ方(連続的に又は−気に)に関係なく熱湯が常に
淹れ落ちるので、底の方にあるコーヒー粉のアクは泡と
共に浮上る間も無くコーヒー液と共に淹れ落ちてしまう
。また、コーヒー粉が細挽きで粒子が細か過ぎると詰ま
って流出に時間がかがり過ぎ、反対に粗挽きでは充分抽
出できないまま湯が流出してしまうので、コーヒーの味
に影響を及ばずコーヒー粉の粒子の大きさが一定に制限
されるという欠点もあった。以上のような欠点は金属製
の網目スクリーンや篭等他の濾過手段を用いたものにも
認められる。また、コーヒー豆の焙煎も、熱湯を流下し
ながら継続的に抽出するのに容易なようにそれに適した
焙煎をせざるを得す、場合によっては焦がし過ぎになる
こともあり、そのコーヒー豆に適した焙煎度や飲む人の
嗜好に合った焙煎度の選択が制限されていた。他方、ネ
ル袋の布袋を用いるネルドリップ式は味の良いコーヒー
が入れられるが、そのためには技術を要し、ネル袋の手
入れや後始末が1雑であるし、1〜2杯分の少量のコー
ヒーを入れるのにも適していない。
また、淹れ出ない定量の熱湯内で抽出するとしても、従
来のサイフオン式や煮出しのような方法では、熱湯の沸
騰によりコーヒー粉が盛んに運動し、泡が消えやすく、
雑成分まで抽出され、操作や後片付けも面倒であった。
他方、主に紅茶を淹れるのに適した器具として特公昭5
5−30850では、逆円錐形のカップ状ドリッパ−の
底に「斜めに穿孔された流出孔」に離脱可能に挿入する
先端が管状の棒状栓体を、ドリッパ−傾斜壁面に設けら
れた棒状栓体の径より浅い溝内に濾紙と接触するように
傾斜して配置したものが提案されているが、この発明は
上記の如く主に紅茶を淹れるのに適したものであるため
、始めに流出孔に栓を挿入して濾紙を装着した後は、栓
を操作するのは抽出の完了時に栓を引抜くだけであり、
抽出の途中で栓を引抜いたり差込んだりの操作をする場
合の操作性は考慮されていない。この点は、ドリッパ−
壁面の浅い溝内に円筒状のパイプを配し、液をこのパイ
プ内を通じて流出させることを特徴とする実開昭53−
34588も同様である。
そして、上記の発明を、本発明のように抽出の前に濾紙
を湯で濡らし器具に湯を溜めて温めた後流出させたり、
コーヒー粉を膨潤させながら抽出した前抽出液の一部を
途中で流出させ、次いで本抽出を行い再度抽出液を流出
させる本発明のコーヒー抽出方法に用いようとして、湯
や前抽出液の一部を流出させるために棒状の栓を引抜い
たり差込んだりしようとすると、濡れて弱っている濾紙
が栓と接触しているので擦られて捩れたり痛んだりして
爾後の本抽出に支障を来たす欠点がある。
また栓を引抜いた後の空間に濾紙が水圧で押されて出て
きて、次いで栓を差込もうとする時に栓の先が濾紙に引
掛かって、破ったり、流出孔に差込めなくなったりする
障害がある。更に問題なのは、引抜いたり差込んだりが
傾斜した状!ぶで行われるため、栓が操作し難く、特に
栓を差込むとき力が斜め下に加わり水平方向の分力が働
くためドリッパ−がカップやサーバーの」二で安定が悪
く、ずれたり落下したりする。
また、液を円筒状のパイプ内を通して流出させる他の実
開昭56−1524は、ドリッパ−の傾斜した壁に、断
面が精密に真円の円筒状部を形成し、該円筒状部内に前
記パイプを密に嵌挿して回動さぜ、円筒状部の壁の穴と
パイプの壁の穴を一致させて、液体を流出させるもので
あるが、パイプが円筒状部内に回動自由に、しかも水が
漏れないように密着して嵌挿されなければならず、製造
上も、実用上も困難があった。そして、この発明もコー
ヒーを淹れるのは湯を連続的に滴下するドリップ方式に
よることを前提としているものであった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明者は上記のドリップ方式やサイフオン弐等の欠点
に鑑み、泡を充分にたてアク等の雑成分により味を低下
させることのない、抽出時間を自由に調節でき、コーヒ
ー粉の粒度や焙り方を制限しない、操作・後片付けが簡
単で誰でも容易に美味しいコーヒーを淹れることのでき
るコーヒー抽出方法を、従来の熱湯を注ぎつつ同時にコ
ーヒー液を滴らずというドリップ式等とは異なり、溜っ
ている淹れない熱湯でコーヒー粉を膨潤させながら行う
前抽出と膨潤後の本抽出による抽出方法により実現し、
本発明に至った。更にこのような方法に適した器具とし
て、或いは上記の抽出方法が制御手段により自動的に実
施されるようにしたり、或いは濾過手段設置部との関係
で特定の位置に流出孔部を設け、且、その構造を該流出
孔を開閉する棒状栓が操作容易な形態であるような特定
の構成により、コーヒー粉を充分に膨潤させることがで
き且つ抽出時間を任意に調節できるようにし、更にその
ような特定の構造の器具に適したコーヒー濾紙の形状を
工夫することにより実現し、本発明に至った。
r問題点を解決するための手段」 すなわち、11本発明における方法の発明は少なくとも
コーヒー粉全体が浸る量の熱湯を加え、溜った状態でコ
ーヒー粉を膨潤させながら前抽出を行い、次いで熱湯を
加えて溜った状態で本抽出を行うことを特徴とするコー
ヒー抽出方法である。
2、また、本発明は前抽出により抽出したコーヒー液の
一部を少なくともコーヒー粉全体が浸る量残して分離し
た後、次いで熱湯を加えて本抽出を行う1.のコーヒー
抽出方法である。
3、本発明における物の発明は抽出部に給湯する給湯手
段と、抽出部底部の流出孔を開閉する自動弁と、抽出部
への給湯時および給湯後の一定の時間のあいだ自動弁を
閉鎖する制御手段を備えるコーヒー淹れ器である。
4 更に、本発明は流出孔の弁を閉鎖した状態で、濾過
手段内のコーヒー粉に所定量の前抽出用熱湯を注ぎ、一
定時間後、再び抽出部に所定量の本抽出用熱湯を注ぎ、
一定時間後弁を開くよう構成した制御手段を備える3、
のコーヒー淹れ器である。
5、また、本発明は前抽出用熱湯を注ぎ、一定時間後弁
を開閉し前抽出液の一部を流出した後、本抽出用熱湯を
注ぐように構成した制御手段を備える4、のコーヒー液
れ器である 6 また、栓体と磁力反応体を備える軸体が、回転自由
に支持されており、磁力反応体が電磁石により動かされ
ることにより栓体が開閉運動することを特徴とする電磁
弁である。
7、また、重りを兼ねる磁力反応体の位置が、軸体の支
持点を挟んで栓体の反対側で、がっ支持点からの距離が
栓体における距離より長い6.の電磁弁である。
8、本発明における更なる物の発明は濾過手段が設置さ
れる抽出四部と、濾過手段の設置位置外部又は外縁部に
位置する流出孔と、略直立せる棒状栓を備えることを特
徴とするコーヒー淹れ器である。
9、また、本発明は濾過手段の設置部と流出孔部の間が
壁で仕切られている8、のコーヒー淹れ器である。
10  まな、本発明は流出孔部が抽出凹部の細長い底
の一方の端側に略直立せる壁で形成されている8、又は
9.のコーヒー淹れ器である。
11、また、本発明は取手が、流出孔部の壁に、抽出凹
部の細長い底の長手方向に設置されている10、のコー
ヒー淹れ器である。
12、また、本発明は抽出凹部の細長い底がT字型に分
校しており、分枝した底の端部に流出孔が位置している
8゜または9.のコーヒー淹れ器である。
13゜また、畳んだ状態で略扇形状のコーヒー濾紙にお
いて、使用時の開いた状態で側部の壁の一部が直立する
ことを特徴とするコーヒー濾紙である。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明にかかるコーヒー抽出方法を本発明のコーヒー淹
れ器を用いて沸れる場合を例にして第1図・第2図およ
び棒状栓のガイド部以外は同様の第3図に示す態様によ
り説明する。なお本発明にかかるコーヒー抽出方法を実
施する器具・装置として本発明にかかるコーヒー淹れ器
が好適に用いられるが、これらに限定されない。
容器1をコーヒーサーバーまたはコーヒーカップ上に設
置し、容器1の底部3の流出孔4に棒状栓5を差込んで
塞ぎ、四部2に濾紙を設置し、熱湯を注いで濾紙を濡ら
すと共にコーヒー淹れ器全体を温めた後、棒状栓5を少
し持上げ、湯をコーヒーサーバーまたはコーヒーカップ
中に流出させ、再び該栓5を差込んで流出孔4を塞ぐ。
棒状栓5を抜いたり挿したりする時は取手8を押えて操
作すれば安定する。コーヒーサーバーまたはコーヒーカ
ップが温まったら湯を捨てる。次いで、好ましくはコー
ヒー粉を入れる前に少量の熱湯(例えば1杯分の場合、
濾紙の底に約盃−杯分が溜る程度)を濾紙の窪みに注い
で溜め、その上からコーヒー粉を入れ、次いで少なくと
もコーヒー粉全体が浸る量の熱湯を最大限泡が立つよう
に粉の」二から注ぎ、コーヒー粉が膨潤するまで前抽出
を行う。
コーヒー粉を入れる前の少量の熱湯の溜まりは次いで熱
湯を注ぐ時の泡立ちと粉の濡れを良くし、またコーヒー
粉の濾紙への付着を防止する。かくはんは通常泡の状態
を悪くし味に影響するので好ましくは用いないが、器具
・装置が大型のときは泡を乱したり消したりしない緩や
かなかくはん手段を用いてもよい。コーヒー粉を先に入
れ、少量の熱湯を濾紙の外側から注いで浸透させ、次い
で粉の」二から熱湯を注いでも良い。コーヒー粉を膨潤
させ前抽出してから続く本抽出を行うと「雑成分Jを出
さない「コーヒー成分」の選択的抽出がうまくいきやす
い利点がある。前抽出の段階では未膨潤のコーヒー粉が
膨潤しながら抽出されるので「コーヒー成分」の粉の内
側からの浸出は容易でないが、熱湯の量が少ないので熱
湯が粉の表面から抽出される「コーヒー成分Jで飽和(
又は高濃度化)されやすく「雑成分」が抽出されにくい
前抽出の熱湯の量は、例えば「飲用湯量の20〜50%
]−コーヒー粉に吸収される量」以下であるが、粉の嵩
だかさや粒度、粉の量等により変化し、要するにコーヒ
ー粉全体が浸ることと好ましくは泡が出来るだけ、更に
好ましくは最大限発生する条件を満たず量で、通常コー
ヒー粉全体が浸る量より多い量であることが多く当業者
であれば熱湯を注ぎながら容易に調節・決定が可能であ
る。コーヒー粉全体が浸り良く泡がたっている状態とし
ては、表層において泡とコーヒー粉の一部が一緒になっ
て脹れ上がっている状態も含まれる。続く本抽出の段階
ではコーヒー粉は充分に膨潤しているので粉の内側から
も「コーヒー成分」が浸出しやすく熱湯が「コーヒー成
分」で飽和(又は高濃度化)されやすくなり「雑成分」
が抽出されにくい。
本発明にかかるコーヒー抽出方法では熱湯がコ−ヒー粉
上に注がれるとき、流出孔4が棒状栓5で塞がれており
、好ましくはコーヒー粉は少量の熱湯のにに浮かんでお
り、注がれた熱湯が流出せずに溜るので極めて泡立ちが
良く、シかも発生した泡は消えに<<、且つ濾紙がコー
ヒー粉で詰まりにくい。コーヒー粉が膨潤したら前抽出
を終わりにしく例えば、1〜数杯分を滝れる場合前抽出
用熱湯を注ぎ終わってから1〜3分程度の後)、好まし
くは温度の維持や抽出の効率から棒状栓5を少し持上げ
、凹部2の壁と濾紙の間の「抽出部Aの濾紙の外の空間
」や「流出孔部Bの空間Jに溜っていたコーヒー液と「
濾紙の中」のコーヒー液の一部をコーヒーサーバーまた
はコーヒーカップ中に流出させ再び該栓5を差込んで流
出孔4を塞ぎ、次いで直ちに所望量の熱湯を濾紙の中に
(または外から)注いで、所望時間(例えば、1〜数杯
分を淹れる場合本抽出用熱湯を注ぎ終わってから1〜3
分程度)、本抽出を行う。この場合も熱湯が注がれると
き、流出孔4が棒状栓5で塞がれており、注がれた熱湯
が流出せずに溜るので前抽出時に発生した泡は消えにく
く維持される。
なお、前抽出のコーヒー液の一部を流出させる時、濾紙
の中のコーヒー液を流出させずぎると泡が消えやすくな
るので、流出させ過ぎないように早めに栓5を塞ぎ少な
くともコーヒー粉全体が浸る量残ずと良く、次に本抽出
の熱湯を加えるとき泡の維持に支障のない範囲で粉の特
徴や器具・装置の規模等により適宜調節される。なお、
コーヒー粉全体が浸る量を残すといっても、コーヒー液
の一部の流出によって低下した液面より上の濾紙の表面
に一部のコーヒー粉が保水力によって湯を含みながら付
着している場合もあるが、要するに次に本抽出用熱湯が
注がれるまでコーヒー粉がほぼ浸り泡が維持できるよう
に調節・操作すればよい。
栓5を塞いだ後にも濾紙の中のコーヒー液の一部は、「
抽出部Aの濾紙の外の空間」や「流出孔部Bの空間」に
水面が平衡するまで緩やかに漏出し続ける。そして、上
記の[抽出部Aの濾紙の外の空間」や「流出孔部Bの空
間」はコーヒーを入れる操作」二、余裕やM衝効果とし
て利用することもできるのでこれ等の空間の容積を適宜
増減して構成するとよい。また、コーヒー粉が膨潤して
から濾過するので濾紙が詰まりにくく濾過しやすい。
本抽出が終わったら棒状栓5を持」二げコーヒー液をコ
ーヒーサーバーまたはコーヒーカップ中に流出させる。
本抽出の時も前抽出の場合と同様性がれた熱湯は流出せ
ず溜っているので、前抽出で発生した泡は消えにくい。
また、溜っている湯で抽出するので、抽出溶媒である湯
の中にはコーヒー粉中の多量成分である美味しい「コー
ヒー成分」が初期に既に相当1溶は込んで濃くなってお
り抽出力が適度に制限され、従来の新湯を注いで滴らし
また新湯を注ぐことによりコーヒー粉が連続的に新湯で
抽出されるドリップ式のように[雑成分Jを溶かし出し
てしまってコーヒーの味を損なうということがなく、コ
ーヒー粉中の量の多い「コーヒー成分」が選択的に抽出
され美味しいコーヒーを淹れることができる。
また、従来のドリップ式では注がれた熱湯が常に濾紙の
繊維の隙間等濾過手段の隙間を通って淹れ出るため、コ
ーヒーの細かい粉が熱湯の淹れと水圧によって濾過手段
の隙間に運ばれそこで膨潤して濾紙等の隙間を詰まらせ
てしまうので、細引きのコーヒー粉は使いにくかった。
逆に粗引きのコーヒー粉では、充分に抽出されないうち
に熱湯が滴り落ちてしまいやはり使いにくかった。
これに対し、本発明によれば溜っている静止した熱湯で
コーヒー粉を膨潤させて抽出した後、濾紙等の濾過手段
で濾過するので、濾紙が詰まることは少なく、極細引き
のコーヒー粉も用いることができる。また、必要なだけ
棒状の栓5で流出孔4を塞いで抽出時間を調節できるの
で、粗引きのコーヒー粉も充分に抽出でき、味が良いと
される租引きコーヒー粉をネル袋を用いて滝れる方式で
淹れたものに優るとも劣らない味の良いコーヒーを容易
に且つ簡便に淹れることができる。
また、コーヒー豆の焙煎も、従来は熱湯を流下しながら
継続的に抽出するのに容易なように焦がし過ぎになるこ
とがあり、そのコーヒー豆に適した焙煎度や飲む人の嗜
好に合った焙煎度の選択が制限されていたが、本発明の
方法によれば、=1−ヒー豆の焙煎度も制限されないの
でより味の良いコーヒーを淹れることができる。
本抽出の湯量は必要により任意に増減ずればよい。例え
ば−杯分のコーヒーを入れる場合、コーヒー豆の焙り方
、コーヒー粉の性質 品質などにより前抽出と本抽出の
合計湯量が丁度−杯分になるような湯量で抽出を行うと
雑成分まで抽出されて味が良くないような場合は抽出の
湯量を少なくして、後で湯を足せばよい。また、操作性
や泡の維持の点からは前抽出の表面と本抽出の表面を一
致させることが好ましい。
本発明の方法は、例えば電磁弁等の自動弁を用いてマイ
コン(制御回路)等の制御手段により上記のコーヒーを
淹れる工程の少なくともコーヒー粉を入れた後の工程を
プログラムし、調節もできるようにして自動化すること
もできる。
この場合、本発明にかかる自動コーヒー淹れ器は、例え
ば特開昭62−32920、特開昭62−82920、
特開昭62−102719等に開示されているようなコ
ーヒーミルを備えた又は備えないいわゆるコーヒーメー
カーに、第9図、第10図に示すように抽出部21の流
出孔22に電磁弁23を設置する(自動弁は電気的にコ
ントロールできるものであれば限定されない)。そして
熱湯の注ぎ口31を必要に応じ濾過手段32内へのもの
と濾過手段32外へのもの(図示されていない)の両方
に設ける。濾過手段32内への注ぎ口31は、好ましく
は湯が広範囲に注がれる構造、または複数、例えば2〜
4個である。コーヒー粉の」−から熱湯を注ぐとき=1
−ヒー粉全体に熱湯がかかるため、また泡が立ちやすい
ようにするためである。但し本抽出時の給湯は泡の維持
との関係から1個の注ぎ口がら給湯するほうが良い場合
もある。流出孔22の電磁弁23を閉じた状態でヒータ
ー34への通電により湯沸し部33で湯を沸かしく濾過
手段32外への注ぎ口を設けた場合は、少量の熱湯を先
に濾過手段32外へ注いで濾過手段32内へ浸透させた
後)、濾過手段32内のコーヒー粉上に一定量の熱湯を
泡立ちに適した勢い(落差や圧力により)で注ぎ、(コ
ーヒーミル35が付いているコーヒーメーカーの場合は
濾過手段32内へ少量の熱湯を注いだ後、コーヒーミル
35を動かしコーヒー粉を濾過手段32内へ入れ、次い
でコーヒー粉上に一定量の熱湯を注いでも良い)、一定
時間後、好ましくは電磁弁23を一定時間開いて前抽出
液の一部を流出さぜな後閉じ、再び抽出部21に一定量
の本抽出用熱湯を注ぎ、一定時間接電磁弁23を開くと
いうようなプログラムで、熱湯量や電磁弁の開閉時間を
コーヒー粉の量や性質に応じて使用者がダイヤル等で調
節設定できるプログラムを施す。
第10図は抽出部21の流出孔22を開閉する電磁弁2
3と湯沸しヒーター34を制御する回路の模式部分図で
ある。電磁弁23は流出孔22に下から当接して塞ぐ好
ましくは弾力・耐熱性を有する半球状突起24の栓体を
一方の端に有し、他方の端に磁石に引付けられる性質を
有する磁力反応体、例えば鉄製の(必要により磁石の)
重り25を有する軸体26、この軸体を途中で回転自由
(但しこの回転は支持点を中心に軸体の端が往復する運
動であり、軸体の自転ではない。)に支える支持体27
及び重りの下に位置する電磁石28a、重りの」−に位
置する電磁石28bから構成されており、非通電時の自
然状態では必要により重り25の重力により半球状突起
24が流出孔22を塞いでいる。なお、軸体26の支持
体27による回転自由な支持は、例えば軸体26から直
角に突出した回転軸が支持体27の穴に嵌挿した構造で
ある。流出孔22の閉鎖時に軸体26の半球状突起24
が付いている方の部分が少なくとも水平が先にいくに従
って低くなるようにすることにより軸体の重りの付いて
いる方に液が伝わって淹れることを防止できる。このた
めには軸体26を途中で曲げると磁石の位置との関係等
で都合がよい場合がある。また軸体26の途中に鍔状等
の淹れ止め29を設置してもよい。この電磁弁では軸体
の支持部位から電磁石側を長くしてテコの原理を利用す
ることもできる。また、電磁石28aを省略したり、逆
に非通電時の自然状態では流出孔が開いている構造とし
て電磁石28bを省略することもできる。
また、流出孔の構造を傘状に下に開くものとじて半円球
状突起による開閉の操作性を計ることもできる。従来の
電磁弁は大型、複雑、衛生維持困難等の問題があったが
、この電磁弁は衛生的で簡便、小型化可能等のため家庭
用コーヒーメーカーのような小型で飲食物を扱う器具用
の自動弁に適している。
制御回路41からの通電リレー42aへの指示に電源4
4からの通電により電磁弁23の下側の電磁石28aが
磁力を発し電磁弁23の重り25を引下げる力が加わり
流出孔22がより強く塞がれる。そして、制御回路41
からの通電リレー43への指示によりヒーター34によ
り湯が沸かされて熱湯が抽出部21に注がれる。少なく
ともコーヒー粉全体が浸る量の前抽出用熱湯が抽出部に
注がれて溜ったらヒーター34への通電がとまる。一定
時間後、(好ましくは通電リレー42aへの指示により
電磁石28aへの通電が切られ、同時に通電リレー42
bへの指示により電磁弁23の上側の電磁石28bが磁
力を発し電磁弁23の重り25を引上げ、軸体26が支
持体27を中心に回転し、軸体26の他端の半球状突起
24が下がり流出孔22が開け、前抽出液の一部が、少
なくともコーヒー粉全体が浸る量残して流出する時間の
経過後、再び電磁石28aにのみ通電して流出孔22を
塞ぎ)、次いでヒーター34へ再び通電が指示され所定
量の熱湯が注がれる。本抽出用熱湯が抽出部に注がれて
溜ったらヒーター34への通電がとまる。
一定時間後、通電リレー42aへの指示により電磁石2
8aへの通電が切られ、同時に通電リレー42bへの指
示により電磁石28bへ通電され流出孔22が開かれ抽
出液が流出する。ヒーターへの通電時間や前抽出液の一
部を流出させる時間などのコーヒー粉の量に対応するも
ののコンl−ロールは使用時に設定するように構成する
ことができる。
コーヒーミルが付いているコーヒーメーカーであれば、
特開昭62−102719の如くコーヒーミルのモータ
ー36に淹れる電流をカレントトランスで検知して、制
御手段によりコーヒー粉の量を測定し、モーター36や
ヒーター34、電磁弁23の電磁石28a、281〕に
送る電流をコントロールする等の方法によって給湯時期
や湯量、電磁弁の開閉時期、時間等を制御することもで
きる。第11図はそのような回路図の1例であり、45
はミルスイッチ、46はカレンl−1−ランス、47は
リレー、48はリレー47により動作させられる切換ス
イッチ、41は制御回路、41aは制御回路の中の時計
回路、4 + 11は制御回路の中の時限制御回路、4
9はスイッチである。
コーヒーミルのモーターに淹れる電流値をカレントl・
ランス46により検出し、制御回路41に入力し、当初
設定された電流以下になったときに、コーヒー豆の粉砕
終了を検出し、リレー41を動作させ、切換スイッチ4
8をモーター回路がら給湯回路に切替えるとともに、電
磁弁回路の通電リレーを動作させる。制御回路41内の
時計回路4+aは、モーター回路に通電された時間を計
測し、その時間によりコーヒー豆の量を推定する。そし
て、計測された時間に一定割合で比例した給湯回路の前
抽出の給湯時間とその後の休止時間、本抽出の給湯時間
、及び電磁弁回路開開時期と時間とが制御回路41によ
り演算され、時限制御回路41bはそれに基づいて通電
リレー42a 、42b 、+13の動作を制御する。
なお、」−記の例では給湯手段は、水タンクの底から逆
止弁を介し導かれたパイプの一部33をヒーターで加熱
し蒸気圧で熱湯を噴出させるコーヒーメーカーに一般的
な方法を利用しているが、本発明では第12図に示す湯
沸しボット等のような湯沸し容器51内で沸かず手段を
用いて湯を供給することもできる。湯沸し容器等を用い
る場合は、パイプで湯を沸かす場合の噴出する湯温度が
従来90℃程度(特開昭62−32920第10図参照
)であるのに比し、簡単な構造で容易に昇温でき、]、
 O0℃の熱湯を給湯できる。また、熱湯を一気に注ぐ
こともでき、抽出温度を十分に高くすることができる。
この場合給湯口52にも、前記流出孔22に設けたと同
様に電磁弁23−を設け、湯沸し内の水温を感熱端子5
3等で検出し、前抽出用熱湯を給湯するために電磁弁2
3−を開く時期、コーヒー粉の量によって開く時間(従
って、湯量)や前抽出液の一部の流出、本抽出用熱湯の
給湯、本抽出液の流出のために電磁弁23.23−を開
く時期、時間等を前記例のヒーターや電磁弁等の制御に
塗じ常法により必要な変更を加えて制御回路を構成する
ことができる。 抽出中の保温の為に抽出部21に、間
に空気層を挟んだ二重壁構造や魔法瓶のような保温構造
を用いたり、電流により発熱するニクロム線やセラミッ
クヒータ−のような発熱性のもの、加熱後放熱する熱保
持体等を用いることもできる。
コーヒー抽出方法の説明に際し前記した手で操作する本
発明にかかるコーヒー淹れ器(コーヒー抽出器又はコー
ヒーエクストラクター)は、例えば一部透視斜視図の第
1図、鍔を省略した平面図の第2図、一部透視正面図の
第3図(但し、本図は栓5のガイド部6のみ異なってい
る。)に示す如く、濾過手段9を設置する凹部2、凹部
2の濾過手段設置位置外部に在る流出孔4を有する容器
]と該流出孔を開閉する略直立せる栓5の組合せから構
成されている。容器1には必要に応じ、底部に該容器を
コーヒーサーバーやコーヒーカップ上に設置するための
鍔7や側部に取手8が付いている。
流出孔を塞ぐ栓5は、流出孔4を塞ぎ、所定時間抽出後
、開けてコーヒー液を流出させて、抽出時間をコントロ
ールする機能をはなずものであり操作の容易さ、安定性
等から略直立している。従って流出孔の構造も栓5が直
立し得るような構造である必要がある。流出孔を塞ぐ栓
5は操作性や故障の無さ、洗浄しやすく衛生的等から棒
状(その他これに類するものも含まれる。)が好ましい
第1図に示す如く棒状の栓5の上端を指で摘まんで栓5
の先端を流出孔4に差込んだり、抜いたりすることによ
り流出孔4の開閉を容易に行うことができる。従って、
棒の長さは流出孔4に差込んだ状態で容器1の上部の縁
より上に出るだけの長さを有することが好ましい。棒の
材料は例えば木、竹、プラスチック等であるが特に限定
されない。
流出孔4は孔の」二部の内径より下部の内径が小さい逆
円錐台形とし、栓5の先端もこの孔に嵌合する形状とす
れば、栓4を差込んだり、抜いたりすることによる流出
孔5の開閉が更に容易になり、かつ密閉しやすくなる。
流出孔4の径は、本発明のコーヒー淹れ器は既に抽出の
時間が経過してがら流出させるのであるから、栓5を持
上げた時にコーヒー液が速やかに流出できるような大き
さを有することが好ましく容器の規模により適宜法めれ
ばよい。
栓5を流出孔4から抜いてコーヒー液を流出させたり、
再び差込んで塞いだりする場合のためには、第1図に示
すように栓5の先端が完全に流出孔4から抜けないよう
に、栓5の先端の孔との嵌合部より更に先端に細いガイ
ド部6を設け、嵌合部を孔4から抜いてもガイド部6が
孔4内に残るようにすればよい。更に第3図のように、
ガイド部6の先を弾力性を有する金属線のような線材で
形成した孔4の内径より少し大きい最大径を有する輪状
や弧状のものとすれば棒状の栓5は流出孔4から簡単に
外れてしまうことがなく、しかも少し力を入れて栓5を
引上げればガイド部6の輪状や弧状部分が撓んで容易に
栓5が流出孔4から抜けて、容器1と栓5を分離するこ
とができる。しかし、コーヒー液の流出はガイド部がな
いほうが速やかである。
なお、流出孔の位置は、第1図、第2図、第3図に示す
ようにコーヒー濾紙設置位置外に設けると、流出孔を塞
ぐ栓5の操作がしやすく、且つ流出孔4が濾紙で塞がれ
るという障害を生じない。
なお、第1図、第2図、第3図に示す例は、流出孔の位
置がコーヒー濾紙設置位置外に設けられていると共に、
更にコーヒー濾紙等濾過手段設置の抽出部Aと流出孔部
Bが分離している例である。
抽出部Aと流出孔部Bの間に壁11を設は壁の下部に穴
12を開けて両者を連絡する構造となっている。
抽出部Aと流出孔部Bを分離することにより流出孔を塞
ぐ栓5の操作は一層じやすくなる。第6図、第7図に示
す例は、抽出部Aと流出孔部Bの間に壁はないが、流出
孔部Bが抽出部の四部2から突出している例である。
流出孔の位置は、流出孔を塞ぐ栓5の操作のしやすさ、
流出孔4が濾紙で塞がれるという障害を生じない等の点
から、より好ましくは上記例の如く凹部2の濾過手段設
置位置の外部であるが、第4図、第5図の平面図に示す
例は四部2の濾過手段設置位置の外縁部に設けた実施態
様である。但し、これらの平面図では第2図同様、鍔は
省略されている。第4図の例では、容器1の凹部2が底
3に向かって低下するに従って四部2の横断面が狭くな
っており、底3は狭い横長の長方形のような形状をして
おり、その一端に流出孔4がある。
この態様では濾過手段として四部2に比しより小さいも
のを用いるとよい。第5図の例では、」二記第4図の例
の形状の容器の横長の底がその長方形の中央で直角に分
校し、その端部に流出孔4がある。底が分校した部分の
側壁は、凹部の底に向がって傾斜する壁の途中から垂直
に底に向がって低下している。
第1.2.3図の例のような壁の一部が垂直をなしてい
る凹部に適した濾過手段としては、濾紙を二重に折畳ん
で底部と一方の側部をギザギザの書跡状にチャックして
封じた略扇形状の一般的なコーヒードリッパ−用濾紙の
、畳んだ状態の底辺に対する一方の側辺の角度を他方の
側辺の角度より小さくしたものを用いればよい。すなわ
ち、凹部内に適切に設置できるように、使用時の角度(
例えば60〜70度)に濾紙を開いた時、第3図に示さ
れているごとく、濾紙の一方の側部の壁Wが垂直を保つ
ことのできる角度である。例えば第8図に示すように両
方の側辺Sが底辺すに対する角度θが120〜130度
の一般的なコーヒー濾紙の一方の側辺S゛の角度θ−を
 110〜120度とする。
但し、これらの角度は四部の壁の傾斜、細長い底部の長
さの四部2の上縁部の径に対する比率等の形状に依存し
ているので適宜設定すればよい。本発明の前記のような
コーヒー淹れ器に上記のような濾紙を用い、前記の本発
明の方法でコーヒーを淹れた場合、適切に操作するとコ
ーヒー抽出液が全部流出した後、コーヒー粉の粕は濾紙
の底だけでなく、濾紙の内側の壁の表面に一定の厚さを
有する層を形成して残存する。
なお、本発明では濾紙以外にも通常用いられる金属製、
プラスチック製のスクリーンや多孔質体等のフィルター
による濾過手段を利用することもできる。
凹部の底部3を第3図の一部透視正面図に点線で示す如
く流出孔4に向がって低下させることによりコーヒー液
が流出しやすくなる。四部の底部3や四部の内壁に稜や
溝等の凹凸を設けることも水切れや濾過効率を良くする
本発明においては抽出中の保温の為に凹部2を覆う蓋を
用いてもよい。また、容器1に、間に空気層を挟んだ二
重壁構造や魔法瓶のような保温構造を用いたり、電流に
より発熱するニクロム線やセラミックヒータ−のような
発熱性のもの、加熱後放熱する熱保持体等を用いること
もできる。
「発明の効果」 以上から明らかななごとく、本発明によれば、泡を充分
にたてアク等の雑成分により味を低下させることなく、
抽出時間を任意に調節でき、豆の焙煎度が制限されず、
極細引きがら粗引きまで任意の粒度のコーヒー粉が使え
、操作 後片付けが簡単でしかも誰でも容易に味の良い
コーヒーを入れることのできるコーヒー抽出方法および
コーし一部れ用具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるコーヒー淹れ用具の実施例を示
す斜視図、第2図は四部及び取手部の平面図、第3図は
正面図であり、第4図は他の実施例を示ず凹部及び取手
部の平面図であり、第5図は更に他の実施例を示ず凹部
及び取手部の平面図であり、第6図、第7図は他の実施
例の斜視図、平面図、第8図はコーヒー濾紙の平面図で
ある。 第9図は本発明の自動コーヒー淹れ用具の実施例を示す
縦断面図、第10図は電磁弁の回路模式図、第11図は
他の実施例の回路図、第12図は給湯部・抽出部の部分
模式図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともコーヒー粉全体が浸る量の熱湯を加え
    、溜った状態でコーヒー粉を膨潤させながら前抽出を行
    い、次いで熱湯を加えて溜った状態で本抽出を行うこと
    を特徴とするコーヒー抽出方法。
  2. (2)前抽出により抽出したコーヒー液の一部を少なく
    ともコーヒー粉全体が浸る量残して分離した後、次いで
    熱湯を加えて本抽出を行う請求項1記載のコーヒー抽出
    方法。
  3. (3)抽出部に給湯する給湯手段と、抽出部底部の流出
    孔を開閉する自動弁と、抽出部への給湯時および給湯後
    の一定の時間のあいだ自動弁を閉鎖する制御手段を備え
    るコーヒー淹れ器。
  4. (4)栓体と磁力反応体を備える軸体が、回転自由に支
    持されており、磁力反応体が電磁石により動かされるこ
    とにより栓体が開閉運動することを特徴とする電磁弁。
  5. (5)濾過手段が設置される抽出凹部と、濾過手段の設
    置位置外部又は外縁部に位置する流出孔と、略直立せる
    棒状栓を備えることを特徴とするコーヒー淹れ器。
  6. (6)畳んだ状態で略扇形状のコーヒー濾紙において、
    使用時の開いた状態で側部の壁の一部が直立することを
    特徴とするコーヒー濾紙。
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JP2016214315A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 象印マホービン株式会社 コーヒーメーカ
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