JP2016214189A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トラクタ1は、リアアクスルケース8に固定されるブラケット40と、ロアリンク32を回動可能に支持する支持するロアリンク軸52と、ブラケット40に固定され、ロアリンク軸52を支持するロアリンク支持プレート51と、チェックチェン33を回動可能に支持するチェックチェン軸62と、ブラケット40に固定され、チェックチェン軸62を支持するチェックチェン支持プレート61と、を備える。
【選択図】図8
Description
特許文献1に記載の作業車両において、ミッションケース8には、ロアリンク29L・29Rを支持するロアリンク支持部材(ロアリンクステー)が設けられ、リアアクスルケース22L・22Rには、チェックチェン30L・30Rを支持するチェックチェン支持部材38L'38R'が設けられている。
リアアクスルケースに固定されるブラケットと、
ロアリンクを回動可能に支持するロアリンク軸と、
前記ブラッケットに固定され、前記ロアリンク軸を支持するロアリンク支持部材と、
チェックチェンを回動可能に支持するチェックチェン軸と、
前記ブラッケットに固定され、前記チェックチェン軸を支持するチェックチェン支持部材と、
を備える。
ミッションケースに固定されるサポート部材を備え、
前記ロアリンク軸が、前記ロアリンク支持部材と、前記サポート部材とで両持ち支持される。
そして、前車軸ケース5の左右両側面より、一対の前車軸6・6が、左右両側に向かって各々延出して軸支されるとともに、これらの前車軸6・6の延出端部において、前車輪3・3が各々同軸上に貫設される。
また、各々のリアアクスルケース8・8には、後車軸9・9が同軸上、且つ回転可能に支持される。
そして、これらの後車軸9・9を介して、一対のクローラ装置4・4は、ミッションケース23の左右両側面に連結される。
このように、トラクタ1には、走行機体2の後部に位置するミッションケース23において、左右各方向に延出する一対のリアアクスルケース8・8や、リアアクスルケース8・8の延出方向側に各々配置される一対のクローラ装置4・4などが備えられる。
また、キャビン12下方の左右両側には、オペレータの乗降用のステップ15・15が各々配設されるとともに、キャビン12の底面より下方には、エンジン10への燃料供給用の燃料タンク16が配設される。
また、ミッションケース23の前面下部には、前方に向かって突出する出力軸7aが軸支され、当該出力軸7aより、前車輪動力伝達軸17を介して、前車軸ケース5と駆動伝達可能に連結される。
こうして、前車輪3およびクローラ装置4が各々正転・逆転方向に駆動回転されることにより、トラクタ1は、前進・後退走行を行う構成となっている。
ここで、油圧式昇降機構30は、トップリンク31および左右一対のロアリンク32・32からなる3点リンク機構によって構成される。ロアリンク32・32の中途部には、チェックチェン33・33が連結されている。チェックチェン33・33は、ロアリンク32・32の支持、ロアリンク32・32の振れ止め等を行う。
なお、走行機体2の左側に設けられるクローラ装置7について説明する。
クローラ装置7は、駆動輪体71を備え、当該駆動輪体71は、後車軸9の延出端部において、同軸上、且つ着脱可能に貫設される。
また、クローラ装置7は、トラックフレーム72を備え、当該トラックフレーム72は、リアアクスルケース8の下方において、前後方向に延出して配置される。
そして、これらの前側リンクアーム73Aおよび後側リンクアーム73Bは、トラックフレーム72とともに、四節リンク構造を構築するように構成されている。
こうして、トラックフレーム72は、リンク構造体73によって、リアアクスルケース8より前後揺動可能に連結される。
一方、トラックフレーム72の後端部には、二股状支持部72Bが後下方に向かって延設され、当該二股状支持部72Bの延出端部において、後側従動輪体75が回転可能に支持される。
このような構成において、後車軸9を介して、駆動輪体71を適宜速度で正転・逆転させて、走行クローラ76を正転・逆転方向に駆動回転させることにより、トラクタ1が前進・後退走行するようになっている。
ここで、各転動輪77は、軸心方向を左右方向としつつ、回転可能に支持される。また、各クローラガイド体78は、走行クローラ76の左右方向への外れ防止などを目的として設けられるものであり、トラックフレーム72に固設される。
これにより、走行クローラ76における、地上との接地領域は、これらの複数の転動輪77・77・77およびクローラガイド体78・78によって、安定的に着地支持されることとなる。
サポートプレート53及びリアアクスルケース8は、ミッションケース23の側面にそれぞれ固定される。サポートプレート53は、リアアクスルケース8の後方に配置されている。サポートプレート53の下部は、ミッションケース23よりも下方で前方へ出っ張って、この出っ張り部分が対向部53aを形成する。
ロアリンク軸52は、ロアリンク32の孔32cに挿通されている(図6参照)。ロアリンク32の一端32aは、ロアリンク支持プレート51と、サポートプレート53の対向部53aと、の間に配置された状態で、ロアリンク軸52を挿通される。このとき、ロアリンク軸52は、車幅方向Wに挿通される。これにより、ロアリンク32は、その一端32aを中心にしてロアリンク軸52の軸回りに回動可能に支持される。
ミッションケース23の後上部には、回動軸36が設けられている。回動軸36は、軸受37により回動可能に支持されている。回動軸36には、回動軸36と一体回転する回動部材38が固定されている。回動部材38には、シリンダ35の他端が回動可能に取り付けられている。回動部材38とロアリンク32は、連結ロッド39で連結されている。連結ロッド39の一端は、回動部材38に回動可能に取り付けられている。連結ロッド39の他端は、ロアリンク32の中途部に回動可能に取り付けられている。
シリンダ35が伸長することで回動部材38が回動軸36を中心にして上方へ回動し、ロアリンク32がロアリンク軸52を中心にして上方へ回動する。シリンダ35が収縮することで回動部材38が回動軸36を中心にして下方へ回動し、ロアリンク32がロアリンク軸52を中心にして下方へ回動する。
リアアクスルケース8に固定されるブラケット40と、
ロアリンク32を回動可能に支持する支持するロアリンク軸52と、
ブラケット40に固定され、ロアリンク軸52を支持するロアリンク支持プレート51と、
チェックチェン33を回動可能に支持するチェックチェン軸62と、
ブラケット40に固定され、チェックチェン軸62を支持するチェックチェン支持プレート61と、
を備える。
また、ロアリンク支持プレート51とチェックチェン支持プレート61とを、同一のブラケット40に固定するので、ロアリンク支持プレート51とチェックチェン支持プレート61とを、異なる部材に固定する場合に比べて、ロアリンク32とチェックチェン33との間に生じる振動差を抑制でき、ロアリンク32とチェックチェン33との剛性を高めることが可能となる。
ミッションケース23に固定されるサポートプレート53を備え、
ロアリンク軸52が、ロアリンク支持プレート51と、サポートプレート53とで両持ち支持される。
しかし、上記のようにロアリンク軸52を、ロアリンク支持プレート51とサポートプレート53とで両持ち支持する方が、ロアリンク軸52とチェックチェン軸62との間のスペース(車幅方向Wの距離)Xをより確保できる(図8参照)。これは、サポートプレート53をミッションケース23に固定することで、サポートプレート53を、リアアクスルケース8の形状の影響を受けないようにしながら、走行機体2の車幅方向W中央により近づけて配置することができるからである。これにより、ロアリンク32のレイアウトの自由度が向上する点で有利である。また、ロアリンク軸52を、ロアリンク支持プレート51とサポートプレート53とで両持ち支持する方か、本実施形態のように外装シリンダ35を用いた場合でも、ロアリンク軸52とチェックチェン軸62との間のスペースを広くできるので、ロアリンク32に対するチェックチェン33の傾斜角度を大きくすることができ、チェックチェン33によるロアリンク32の支持強度を向上させることができる点で有利である。
8 リアアクスルケース
32 ロアリンク
33 チェックチェン
40 ブラケット
51 ロアリンク支持プレート(ロアリンク支持部材)
52 ロアリンク軸
53 サポートプレート(サポート部材)
61 チェックチェン支持プレート(チェックチェン支持部材)
62 チェックチェン軸
Claims (2)
- リアアクスルケースに固定されるブラケットと、
ロアリンクを回動可能に支持するロアリンク軸と、
前記ブラッケットに固定され、前記ロアリンク軸を支持するロアリンク支持部材と、
チェックチェンを回動可能に支持するチェックチェン軸と、
前記ブラッケットに固定され、前記チェックチェン軸を支持するチェックチェン支持部材と、
を備えることを特徴とする、
作業車両。 - ミッションケースに固定されるサポート部材を備え、
前記ロアリンク軸が、前記ロアリンク支持部材と、前記サポート部材とで両持ち支持されることを特徴とする、
請求項1に記載の作業車両。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105386A JP6794097B2 (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | トラクタ |
PCT/JP2016/059186 WO2016189944A1 (ja) | 2015-05-25 | 2016-03-23 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105386A JP6794097B2 (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | トラクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP6794097B2 JP6794097B2 (ja) | 2020-12-02 |
Family
ID=57577449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015105386A Active JP6794097B2 (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | トラクタ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6794097B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021145154A1 (ja) * | 2020-01-14 | 2021-07-22 | 株式会社クボタ | クローラ走行装置、及び当該クローラ走行装置を備えた作業機 |
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-
2015
- 2015-05-25 JP JP2015105386A patent/JP6794097B2/ja active Active
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