JP2016214059A - ステータコア成形装置およびステータコア成形方法 - Google Patents

ステータコア成形装置およびステータコア成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】帯状シートのヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径のばらつきを抑制することができるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を提供する。
【解決手段】ステータコア成形装置30の圧延量制御部43は、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を軸方向へ移動させて、ヨーク部24の圧延量を制御する。圧延前板厚が大きくなる場合には、従動ローラ39が軸方向の一方へ移動させられて、くさび状隙間47が大きくされる。また、圧延前板厚が小さくなる場合には、従動ローラ39が軸方向の他方へ移動させられて、くさび状隙間47が小さくされる。これにより、ヨーク部24の圧延量のばらつきが抑えられ、巻き径のばらつきを抑制することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形装置およびステータコア成形方法に関する。
断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形する方法が知られている。この成形方法では、帯状シートは、長手方向の延び量が幅方向の一端から他端にかけて大きくなるようヨーク部が一対のローラにより圧延されて、ヨーク部がエッジワイズ方向へ曲げられた後、螺旋状に巻かれつつ積層される。例えば特許文献1には、ヨーク部の厚みを幅方向で徐々に厚くし、厚肉部が曲げ後に外側となるようヨーク部を圧延して、圧延後のシートの厚みを均一にする技術が記載されている。
特開2004−358490号公報
ところで、一対のローラで圧延する前のヨーク部は、形状のばらつきが大きい。例えば、ヨーク部の板厚は、コイル状に巻かれた長尺の金属帯板を帯状シートの素材として使用することに起因して、ばらつきが大きくなる。また、ヨーク部の幅は、ステータコアの外壁に溝や突起を設けるためにヨーク部に長手方向の一定間隔で凹部や凸部を形成することに起因して、大きく変化する。ステータコアの外壁の溝や突起は、例えば回転電機のケースへの組み付け易さ等を考慮して設けられる。そのため、ヨーク部の圧延量は長手方向において大きく変化する。
したがって、ヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径が積層方向においてばらつくという問題がある。巻き径が積層方向においてばらつくと、ステータコアの外径が所定寸法内に収まらず、回転電機のケースに組み付けられなくなるおそれがある。また、巻き径のばらつきは、ステータコアの内面および外面に段差を生じさせ、回転電機の磁気回路にギャップが生まれて磁気特性が低下する要因となるとともに、ステータコアの固定力が低下し振動および異音が発生する要因となる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、帯状シートのヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径のばらつきを抑制することができるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を提供することである。
本発明によるステータコア成形装置には第1発明〜第4発明がある。
第1発明〜第4発明は、駆動ローラ(37)と、回転駆動部(38)と、従動ローラ(39)と、押圧部(40)と、巻き取り部(41)と、圧延量制御部(43、78、60、80、85、90、95、97)と、を備える。回転駆動部は、駆動ローラを回転駆動する。従動ローラは、駆動ローラとの間にくさび状隙間を形成し、ヨーク部がくさび状隙間を通るとき、ヨーク部を従動ローラとの間に挟んで圧延してエッジワイズ方向へ曲げる。押圧部は、従動ローラを駆動ローラ側に押圧する。巻き取り部は、エッジワイズ方向へ曲げられたヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する。圧延量制御部は、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、くさび状隙間の大きさを変える。
ここで、駆動ローラおよび従動ローラによる圧延前のヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前のヨーク部の幅を圧延前幅とする。
第1発明では、圧延量制御部(43、78)は、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を小さくする。
第2発明では、圧延量制御部(60、80)は、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて、くさび状隙間を小さくする。
第3発明では、圧延量制御部(85、90、95)は、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて、くさび状隙間を小さくし、圧延前幅が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前幅が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を小さくする。
第4発明では、圧延量制御部(97)は、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて、くさび状隙間を小さくする。
本発明によるステータコア成形方法には第5発明〜第8発明がある。
第5発明〜第8発明は、曲げ工程と、巻き取り工程とを含む。曲げ工程では、駆動ローラと従動ローラとの間に形成されたくさび状隙間にヨーク部が通されつつ、従動ローラが駆動ローラ側に押圧されてヨーク部が圧延されて、ヨーク部がエッジワイズ方向へ曲げられる。巻き取り工程では、エッジワイズ方向へ曲げられたヨーク部が螺旋状に巻かれつつ積層される。
第5発明の曲げ工程では、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を小さくする。
第6発明の曲げ工程では、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて、くさび状隙間を小さくする。
第7発明の曲げ工程では、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて、くさび状隙間を小さくし、圧延前幅が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前幅が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて、くさび状隙間を小さくする。
第8発明の曲げ工程では、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて、くさび状隙間を大きくし、圧延前板厚および圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、従動ローラおよび駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて、くさび状隙間を小さくする。
上述のステータコア成形装置およびステータコア成形方法によれば、ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されて、圧延量のばらつきが抑えられる。したがって、本発明によれば、帯状シートのヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径のばらつきを抑制することができる。
本発明の第1実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法により作られたステータコアを示す図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のステータコアの基となる帯状シートを示す図である。 図1のステータコアを成形するステータコア成形装置およびそれを含む製造ラインを示す図である。 図4のステータコア成形装置を矢印V方向から見た図である。 図4のステータコア成形装置を矢印VI方向から見た図である。 図6の従動ローラが駆動ローラに対して軸方向の一方および他方へ相対移動する様子を示す模式図である。 本発明の第2実施形態によるステータコア成形装置およびそれを含む製造ラインを示す図である。 本発明の第3実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を説明する図である。 図9の駆動ローラに対して接近または離間するように従動ローラの回転軸心の角度が変わる様子を示す模式図である。 本発明の第4実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法により作られたステータコアを示す図である。 図11のステータコアの基となる帯状シートを示す図である。 図11のステータコアを成形するステータコア成形装置およびそれを含む製造ラインを示す図である。 図13のステータコア成形装置を矢印XIV方向から見た図である。 本発明の第5実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を説明する図である。 本発明の第6実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を説明する図である。 図16の従動ローラが駆動ローラに対してヨーク部の板厚方向の一方および他方へ相対移動する様子を示す模式図である。 本発明の第7実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を説明する図である。 本発明の第8実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を説明する図である。 本発明の第9実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法を説明する図である。 図20の従動ローラおよび駆動ローラを矢印XXI方向から見たときの図であって、従動ローラが駆動ローラの径方向に対して交差する方向へ相対移動する様子を示す模式図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法により作られたステータコアを図1および図2に示す。ステータコア13は、巻線12とともにモータ10の固定子11を構成しており、ヨーク14および複数のティース15を形成している。ヨーク14は、円筒状であり、ケース16の内側に圧入により固定されている。ティース15は、ヨーク14から径方向内側に突き出している。各ティース15間のスロットには巻線12が設けられている。
ステータコア13は、図3に示す帯状シート23のヨーク部24がエッジワイズ方向へ曲げられた後に螺旋状に巻かれつつ積層されて作られている。帯状シート23は、断面形状が矩形である直線状のヨーク部24、および、ヨーク部24の幅方向へ突き出す複数のティース部27を有する。ヨーク部24は、ステータコア13のヨーク14に対応する部分であり、ティース部27は、ステータコア13のティース15に対応する部分である。
以下、ステータコア13の製造装置および製造方法について説明する。ステータコア13は、図4に示す製造ラインにおいて製造される。この製造ラインは、巻き出し装置31と、プレス機32と、バッファー装置33と、ステータコア成形装置30とから構成されている。
巻き出し装置31は、ステータコア13の素材となる「板材」としての金属帯板20を、コイル状に巻かれた状態から巻き出してプレス機32に供給する。
プレス機32は、下金型34と、下金型34に対して接近および離間するように往復移動可能な上金型35と、金属帯板20を下金型34と上金型35との間に間欠的に搬送する搬送部36とを備える。上金型35および下金型34は、互いに接近するように相対移動するとき金属帯板20から帯状シート23を打ち抜く。
バッファー装置33は、プレス機32から間欠的に供給される帯状シート23を収容しつつ、収容した帯状シート23をステータコア成形装置30に連続的に供給する。
図4〜図6に示すように、ステータコア成形装置30は、駆動ローラ37と、回転駆動部38と、従動ローラ39と、押圧部40と、巻き取り部41と、板厚測定部42と、圧延量制御部43とを有する。
駆動ローラ37は、円筒面を有するフラットローラである。駆動ローラ37は、回転軸心AX1まわりに回転可能である。
回転駆動部38は、モータ44と、モータ44の回転を減速して駆動ローラ37に伝達する減速機45とを有し、駆動ローラ37を回転駆動する。
従動ローラ39は、テーパ面46を有するテーパローラであり、回転軸心AX2まわりに回転可能である。駆動ローラ37は、駆動ローラ37との間にくさび状隙間47を形成している。くさび状隙間47は、当該くさび状隙間47の一方から他方にかけて、すなわち、くさび状隙間47内を通る帯状シート23のヨーク部24の一端部25から他端部26にかけて徐々に小さくなっている。従動ローラ39は、軸受けホルダ48と共に、駆動ローラ37に接近および離間する方向へ移動可能であるとともに、軸方向へ移動可能である。従動ローラ39は、ヨーク部24がくさび状隙間47を通るとき、ヨーク部24を従動ローラ39との間に挟んで圧延してエッジワイズ方向へ曲げる。
押圧部40は、例えばエアシリンダ等から構成され、軸受けホルダ48を介して従動ローラ39を駆動ローラ37側に押圧する。本実施形態では、押圧部40は、従動ローラ39を所定の押圧力で駆動ローラ37側に押圧する。
巻き取り部41は、エッジワイズ方向へ曲げられた後のヨーク部24の曲率中心とほぼ一致する軸心まわりに回転可能な巻き取りドラム49と、巻き取りドラム49を回転駆動するモータ50とを有する。巻き取り部41は、エッジワイズ方向へ曲げられたヨーク部24を螺旋状に巻きつつ積層する。
巻き取り部41により積層されてなる筒状の積層体29は、軸方向長さが所定値になると帯状シート23から切り離され、後の仕上げ工程を経てステータコア13となる。
板厚測定部42は、バッファー装置33と駆動ローラ37との間に設けられ、帯状シート23のヨーク部24の板厚を測定する。
圧延量制御部43は、軸受けホルダ48および従動ローラ39を軸方向へ移動させるリニアアクチュエータ51と、制御ユニット52とを備える。リニアアクチュエータ51は、モータ53を有し、モータ53の回転運動を例えばボールねじ等を用いて直線運動に変換して出力する。制御ユニット52は、ヨーク部24の圧延前の板厚(以下、圧延前板厚)と従動ローラ39の軸方向位置との予め記憶された関係から、板厚測定部42の測定結果に基づき、従動ローラ39の軸方向位置を演算する。制御ユニット52は、演算結果に基づきリニアアクチュエータ51を作動させて従動ローラ39を軸方向へ移動させる。
圧延量制御部43は、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を軸方向へ移動させて、ヨーク部24の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部43は、圧延前板厚が大きくなる場合には、図7に一点鎖線で示すように従動ローラ39を軸方向の一方へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。このとき、従動ローラ39は、軸方向の中間部から見て大径側に移動する。また、圧延量制御部43は、圧延前板厚が小さくなる場合には、図7に破線で示すように従動ローラ39を軸方向の他方へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。このとき、従動ローラ39は、軸方向の中間部から見て小径側に移動する。
このように構成されたステータコア成形装置30が実施するステータコア成形方法は、曲げ工程と巻き取り工程とを含む。
曲げ工程では、駆動ローラ37と従動ローラ39との間に形成されたくさび状隙間47にヨーク部24が通されつつ、従動ローラ39が駆動ローラ37側に押圧されてヨーク部24が圧延され、ヨーク部24がエッジワイズ方向へ曲げられる。そして、曲げ工程では、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合には従動ローラ39が軸方向の一方へ移動させられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前板厚が小さくなる場合には従動ローラ39が軸方向の他方へ移動させられて、くさび状隙間47が小さくされる。
巻き取り工程では、エッジワイズ方向へ曲げられたヨーク部24が螺旋状に巻かれつつ積層される。
(効果)
以上説明したように、第1実施形態によるステータコア成形装置30は圧延量制御部43を備える。圧延量制御部43は、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を軸方向へ移動させて、ヨーク部24の圧延量を制御する。
また、第1実施形態によるステータコア成形方法は曲げ工程を含む。曲げ工程では、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39が軸方向へ移動させられて、ヨーク部24の圧延量が制御される。
したがって、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制され、圧延量のばらつきが抑えられる。そのため、帯状シート23のヨーク部24をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径のばらつきを抑制することができる。
また、従動ローラ39をヨーク部24の板厚方向へ移動させるよりも、従動ローラ39を軸方向へ移動させる方が、くさび状隙間47の大きさの微調整が可能である。
また、第1実施形態では、圧延量制御部43は、モータ53を用いて従動ローラ39を軸方向へ移動させる。
したがって、従動ローラ39の軸方向位置をヨーク部24の板厚に応じて柔軟に変更することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態のように、プレス加工後に帯状シート23のヨーク部24の板厚を測定する場合、ヨーク部24の縁にあるバリ等に起因して、板厚の正確な測定が難しい。
これに対して、本発明の第2実施形態では、図8に示すように、板厚測定部42は、プレス機32が金属帯板20から帯状シート23を打ち抜く前に、金属帯板20のうちヨーク部24に対応する部分の板厚を測定する。そして、圧延量制御部43は、板厚測定部42の測定した板厚に基づき従動ローラ39を移動させる。
また、第2実施形態によるステータコア成形方法の曲げ工程では、帯状シート23を打ち抜く前の金属帯板20のうち、ヨーク部24に対応する部分の板厚に基づき、従動ローラ39が移動させられる。
したがって、正確な板厚に基づき従動ローラ39が移動させられるため、圧延量のばらつきを一層抑制できる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態では、図9に示すように、圧延量制御部60は、従動ローラ39が駆動ローラ37に対して接近および離間するように軸受けホルダ48を回転させるロータリーアクチュエータ61と、制御ユニット62とを備える。ロータリーアクチュエータ61は、モータ63を有し、モータ63の回転運動を出力する。制御ユニット62は、ヨーク部24の圧延前板厚と従動ローラ39の回転軸心AX2の角度との予め記憶された関係から、板厚測定部42の測定結果に基づき、従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を演算する。また、制御ユニット62は、演算結果に基づきロータリーアクチュエータ61を作動させて従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変える。
圧延量制御部60は、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えて、ヨーク部24の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部60は、圧延前板厚が大きくなる場合には、図10に一点鎖線で示すように従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えて、くさび状隙間47を大きくする。このとき、従動ローラ39は、駆動ローラ37から離間する側に移動する。また、圧延量制御部60は、圧延前板厚が小さくなる場合には、図10に破線示すように従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えて、くさび状隙間47を小さくする。このとき、従動ローラ39は、駆動ローラ37に接近する側に移動する。
また、第3実施形態によるステータコア成形方法の曲げ工程では、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合には従動ローラ39の回転軸心AX2の角度が変えられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前板厚が小さくなる場合には従動ローラ39の回転軸心AX2の角度が変えられて、くさび状隙間47が小さくされる。
以上説明したように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変える第3実施形態であっても、第1実施形態と同様に、圧延量のばらつきを抑制できる。また、従動ローラ39が駆動ローラ37に対して接近および離間するよう従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えることによって、くさび状隙間47の間隔をダイレクトに調整可能である。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態によるステータコア成形装置およびステータコア成形方法により作られたステータコアを図11に示す。ステータコア70のヨーク71の外壁には、軸方向へ延びる溝72が形成されている。溝72は、ケース16の内壁に形成された突起73に嵌合している。このような溝72を設けるために、図12に示すように帯状シート74のヨーク部75には、長手方向の一定間隔で切欠き76が形成される。ヨーク部75の幅は、切欠き76のある箇所で小さくなる。
第4実施形態では、図13に示すように、バッファー装置33と駆動ローラ37との間に幅測定部77が設けられる。幅測定部77は、帯状シート74のヨーク部75の幅を測定する。
そして、図14に示すように、圧延量制御部78は、リニアアクチュエータ51と、制御ユニット79とを備える。制御ユニット79は、ヨーク部24の圧延前板厚と従動ローラ39の軸方向位置との予め記憶された関係、および、ヨーク部24の圧延前の幅(以下、圧延前幅)と従動ローラ39の軸方向位置との予め記憶された関係から、板厚測定部42および幅測定部77の測定結果に基づき、従動ローラ39の軸方向位置を演算する。また、制御ユニット79は、演算結果に基づきリニアアクチュエータ51を作動させて従動ローラ39を軸方向へ移動させる。
圧延量制御部78は、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部75の圧延前板厚および圧延前幅に応じて従動ローラ39を軸方向へ移動させて、ヨーク部75の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部78は、圧延前板厚が大きくなる場合および圧延前幅が大きくなる場合には、図7に一点鎖線で示すように従動ローラ39を軸方向の一方へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部78は、圧延前板厚が小さくなる場合および圧延前幅が小さくなる場合には、図7に破線で示すように従動ローラ39を軸方向の他方へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。
また、第4実施形態によるステータコア成形方法の曲げ工程では、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合および圧延前幅が大きくなる場合には従動ローラ39が軸方向へ移動させられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前板厚が小さくなる場合および圧延前幅が小さくなる場合には従動ローラ39が軸方向へ移動させられて、くさび状隙間47が小さくされる。
以上説明したように、ヨーク部75に切欠き76が形成される場合であっても、圧延前幅に応じて従動ローラ39が軸方向へ移動させられることにより、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されて、圧延量のばらつきが抑えられる。そのため、帯状シート74のヨーク部75をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径のばらつきを抑制することができる。
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態では、図15に示すように、圧延量制御部80は、ロータリーアクチュエータ61と、制御ユニット81とを備える。制御ユニット81は、ヨーク部24の圧延前板厚と従動ローラ39の回転軸心AX2の角度との予め記憶された関係、および、ヨーク部24の圧延前幅と従動ローラ39の回転軸心AX2の角度との予め記憶された関係から、板厚測定部42および幅測定部77の測定結果に基づき、従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を演算する。また、制御ユニット81は、演算結果に基づきロータリーアクチュエータ61を作動させて従動ローラ39の角度を変える。
圧延量制御部80は、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部75の圧延前板厚および圧延前幅に応じて従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えて、ヨーク部75の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部80は、圧延前板厚が大きくなる場合および圧延前幅が大きくなる場合には、図10に一点鎖線で示すように従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部78は、圧延前板厚が小さくなる場合および圧延前幅が小さくなる場合には、図10に破線で示すように従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変えて、くさび状隙間47を小さくする。
また、第5実施形態によるステータコア成形方法の曲げ工程では、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合および圧延前幅が大きくなる場合には従動ローラ39の回転軸心AX2の角度が変えられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前板厚が小さくなる場合および圧延前幅が小さくなる場合には従動ローラ39の回転軸心AX2の角度が変えられて、くさび状隙間47が小さくされる。
以上説明したように、ヨーク部24の圧延前板厚および圧延前幅に応じて従動ローラ39の回転軸心AX2の角度を変える第5実施形態であっても、第4実施形態と同様に、圧延量のばらつきを抑制できる。
[第6実施形態]
本発明の第6実施形態では、図16に示すように、圧延量制御部85は、リニアアクチュエータ51と、軸受けホルダ48をヨーク部75の板厚方向へ移動させるリニアアクチュエータ86と、制御ユニット87とを備える。リニアアクチュエータ86は、モータ88を有し、モータ88の回転運動を例えばボールねじ等を用いて直線運動に変換して出力する。
制御ユニット87は、ヨーク部24の圧延前板厚と従動ローラ39の板厚方向位置との予め記憶された関係から板厚測定部42の測定結果に基づき、従動ローラ39の板厚方向位置を演算するとともに、ヨーク部24の圧延前幅と従動ローラ39の軸方向位置との予め記憶された関係から幅測定部77の測定結果に基づき、従動ローラ39の軸方向位置を演算する。また、制御ユニット87は、演算結果に基づきリニアアクチュエータ86を作動させて従動ローラ39を板厚方向へ移動させるとともに、リニアアクチュエータ51を作動させて従動ローラ39を軸方向へ移動させる。
圧延量制御部85は、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部75の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を板厚方向へ移動させるとともに、ヨーク部75の圧延前幅に応じて従動ローラ39を軸方向へ移動させて、ヨーク部75の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部85は、圧延前板厚が大きくなる場合には、図17に一点鎖線で示すように従動ローラ39を板厚方向の一方(すなわち、駆動ローラ37から離間する側)へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部85は、圧延前板厚が小さくなる場合には、図17に破線で示すように従動ローラ39を板厚方向の他方(すなわち、駆動ローラ37に接近する側)へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。また、圧延量制御部85は、圧延前幅が大きくなる場合には、図7に一点鎖線で示すように従動ローラ39を軸方向の一方へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部85は、圧延前幅が小さくなる場合には、図7に破線で示すように従動ローラ39を軸方向の他方へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。
また、第6実施形態によるステータコア成形方法の曲げ工程では、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合には従動ローラ39が板厚方向の一方へ移動させられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前板厚が小さくなる場合には従動ローラ39が板厚方向の他方へ移動させられて、くさび状隙間47が小さくされる。また、曲げ工程では、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前幅が大きくなる場合には従動ローラ39が軸方向の一方へ移動させられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前幅が小さくなる場合には従動ローラ39が軸方向の他方へ移動させられて、くさび状隙間47が小さくされる。
以上説明したように、第6実施形態では、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制され、圧延量のばらつきが抑えられる。そのため、第4、第5実施形態と同様に、帯状シート74のヨーク部75をエッジワイズ方向へ曲げた後に螺旋状に巻くときの巻き径のばらつきを抑制することができる。
さらに第6実施形態では、ヨーク部75の板厚方向の変化に対しては従動ローラ39がヨーク部75の板厚方向へ移動させられ、ヨーク部75の幅方向の変化に対しては従動ローラ39がヨーク部75の幅方向へ移動させられる。そのため、制御ユニット87による従動ローラ39の位置の演算を単純化することができる。また、従動ローラ39をヨーク部24の板厚方向へ移動させることによって、くさび状隙間47の間隔をダイレクトに調整可能である。
[第7実施形態]
本発明の第7実施形態では、図18に示すように、圧延量制御部90は、リニアアクチュエータ86と、制御ユニット91と、カム92とを備える。制御ユニット91は、ヨーク部24の圧延前板厚と従動ローラ39の板厚方向位置との予め記憶された関係から板厚測定部42の測定結果に基づき、従動ローラ39の板厚方向位置を演算する。また、制御ユニット91は、演算結果に基づきリニアアクチュエータ86を作動させて従動ローラ39を板厚方向へ移動させる。
カム92は、駆動ローラ37の回転に同期して回転する。また、カム92は、周方向の一部に突起93を有する。突起93は、ヨーク部75のうち、切欠き76に対応する箇所が圧延されるとき、その圧延箇所の面圧の変化が抑制されるよう従動ローラ39を軸方向へ移動させる。
圧延量制御部90は、ヨーク部75の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部75の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を板厚方向へ移動させるとともに、ヨーク部75の圧延前幅に応じて従動ローラ39を軸方向へ移動させて、ヨーク部75の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部90は、圧延前板厚が大きくなる場合には、図17に一点鎖線で示すように従動ローラ39を板厚方向の一方(すなわち、駆動ローラ37から離間する側)へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部90は、圧延前板厚が小さくなる場合には、図17に破線で示すように従動ローラ39を板厚方向の他方(すなわち、駆動ローラ37に接近する側)へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。また、圧延量制御部90は、圧延箇所が切欠き76のある箇所から他の箇所へ移る場合には、従動ローラ39を軸方向の一方へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部90は、圧延箇所が他の箇所から切欠き76のある箇所へ移る場合には、従動ローラ39を軸方向の他方へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。
以上説明したように、ヨーク部75の圧延前板厚に応じてリニアアクチュエータ86により従動ローラ39を板厚方向へ移動させるとともに、ヨーク部75の圧延前幅に応じてカム92により従動ローラ39を軸方向へ移動させる第7実施形態であっても、第6実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第8実施形態]
本発明の第8実施形態では、図19に示すように、圧延量制御部95は、リニアアクチュエータ86と、制御ユニット91と、「付勢手段」としてのばね96とを備える。ばね96は、従動ローラ39を軸方向へ付勢している。そして、ばね96は、ヨーク部75のうち、切欠き76に対応する箇所が圧延されるとき、その圧延箇所の面圧が高まろうとすることに同期して従動ローラ39を軸方向へ移動させて、圧延箇所の面圧の変化を抑制する。具体的には、圧延量制御部95は、圧延前板厚が大きくなる場合には、図Jに示すように従動ローラ39を板厚方向の一方(すなわち、駆動ローラ37から離間する側)へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部95は、圧延前板厚が小さくなる場合には、図Jに示すように従動ローラ39を板厚方向の他方(すなわち、駆動ローラ37に接近する側)へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。また、圧延量制御部95は、圧延箇所が切欠き76のある箇所から他の箇所へ移る場合には、図Zに示すように従動ローラ39を軸方向の一方へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。また、圧延量制御部95は、圧延箇所が他の箇所から切欠き76のある箇所へ移る場合には、図Zに示すように従動ローラ39を軸方向の他方へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。
以上説明したように、ヨーク部75の圧延前板厚に応じてリニアアクチュエータ86により従動ローラ39を板厚方向へ移動させるとともに、ヨーク部75の圧延前幅に応じてばね96により従動ローラ39を軸方向へ移動させる第8実施形態であっても、第7実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第9実施形態]
本発明の第9実施形態では、図20および図21に示すように、圧延量制御部97は、従動ローラ39が駆動ローラ37の径方向に対して交差する方向(以下、所定方向)へ移動するように軸受けホルダ48を移動させるリニアアクチュエータ98と、制御ユニット99とを備える。制御ユニット99は、ヨーク部24の圧延前板厚と従動ローラ39の移動位置との予め記憶された関係から、板厚測定部42の測定結果に基づき、従動ローラ39の移動位置を演算する。また、制御ユニット99は、演算結果に基づきリニアアクチュエータ98を作動させて従動ローラ39を所定方向へ移動させる。
圧延量制御部60は、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を所定方向へ移動させて、ヨーク部24の圧延量を制御する。具体的には、圧延量制御部97は、圧延前板厚が大きくなる場合には、図21に一点鎖線で示すように従動ローラ39を所定方向の一方へ移動させて、くさび状隙間47を大きくする。このとき、従動ローラ39は、駆動ローラ37から離間する側に移動する。また、圧延量制御部97は、圧延前板厚が小さくなる場合には、図21に破線示すように従動ローラ39を所定方向の他方へ移動させて、くさび状隙間47を小さくする。このとき、従動ローラ39は、駆動ローラ37に接近する側に移動する。
また、第9実施形態によるステータコア成形方法の曲げ工程では、ヨーク部24の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、圧延前板厚が大きくなる場合には従動ローラ39が所定方向へ移動させられて、くさび状隙間47が大きくされ、圧延前板厚が小さくなる場合には従動ローラ39が所定方向へ移動させられて、くさび状隙間47が小さくされる。
以上説明したように、ヨーク部24の圧延前板厚に応じて従動ローラ39を駆動ローラ37の径方向に対して交差する方向へ移動させる第9実施形態であっても、第1実施形態と同様に、圧延量のばらつきを抑制できる。
[他の実施形態]
第1〜第9実施形態では、従動ローラを移動させて、くさび状隙間の大きさを変えていた。これに対して、本発明の他の実施形態では、駆動ロータを移動させるか、または、従動ローラおよび駆動ロータの両方を移動させて、くさび状隙間の大きさを変えてもよい。
本発明の他の実施形態では、駆動ローラおよび従動ローラは共にテーパローラであってもよい。また、本発明の他の実施形態では、駆動ローラおよび従動ローラは共にフラットローラであってもよい。要するに、くさび状隙間が2つのローラ間に形成されていればよい。
本発明の他の実施形態では、押圧部は、エアシリンダ以外のシリンダから構成されてもよいし、例えばモータ等を動力源とする他のアクチュエータから構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、回転駆動部は、減速機を備えていなくてもよい。また、減速機は、例えば歯車減速機等の他の公知の減速機であってもよい。
本発明の他の実施形態では、製造ラインにおいて、プレス加工とステータ成形加工とが連続して行われなくてもよい。すなわち、プレス機32とステータコア成形装置30とが別々の場所に設置され、プレス機32により加工された帯状シート23がステータコア成形装置30まで搬送された後に成形されてもよい。
本発明の他の実施形態では、リニアアクチュエータは、モータおよびボールねじ等からなるものでなくてもよい。要するに、従動ローラを直線状に移動可能なものであればよい。リニアアクチュエータは、例えば、モータと、モータの回転運動を直線運動に変換するラックおよびピニオンとから構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、第8実施形態のばね96に代えて、例えばシリンダ等の他の付勢手段を設けてもよい。
本発明の他の実施形態では、ステータコアは発電機に用いられてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10・・・モータ(回転電機) 13・・・ステータコア
23・・・帯状シート 24・・・ヨーク部
27・・・ティース部 37・・・駆動ローラ
38・・・回転駆動部 39・・・従動ローラ
40・・・押圧部 41・・・巻き取り部
43、78、60、80、85、90、95・・・圧延量制御部
47・・・くさび状隙間

Claims (13)

  1. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部(24)、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部(27)を有する帯状シート(23)から、回転電機(10)のステータコア(13)を成形するステータコア成形装置であって、
    駆動ローラ(37)と、
    前記駆動ローラを回転駆動する回転駆動部(38)と、
    前記駆動ローラとの間にくさび状隙間(47)を形成し、前記ヨーク部が前記くさび状隙間を通るとき、前記ヨーク部を前記従動ローラとの間に挟んで圧延してエッジワイズ方向へ曲げる従動ローラ(39)と、
    前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧する押圧部(40)と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り部(41)と、
    前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように前記くさび状隙間の大きさを変える圧延量制御部(43、78)と、
    を備え、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記圧延量制御部は、
    前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を大きくし、
    前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形装置。
  2. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形装置であって、
    駆動ローラと、
    前記駆動ローラを回転駆動する回転駆動部と、
    前記駆動ローラとの間にくさび状隙間を形成し、前記ヨーク部が前記くさび状隙間を通るとき、前記ヨーク部を前記従動ローラとの間に挟んで圧延してエッジワイズ方向へ曲げる従動ローラと、
    前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧する押圧部と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り部と、
    前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように前記くさび状隙間の大きさを変える圧延量制御部(60、80)と、
    を備え、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記圧延量制御部は、
    前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて前記くさび状隙間を大きくし、
    前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形装置。
  3. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形装置であって、
    駆動ローラと、
    前記駆動ローラを回転駆動する回転駆動部と、
    前記駆動ローラとの間にくさび状隙間を形成し、前記ヨーク部が前記くさび状隙間を通るとき、前記ヨーク部を前記従動ローラとの間に挟んで圧延してエッジワイズ方向へ曲げる従動ローラと、
    前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧する押圧部と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り部と、
    前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように前記くさび状隙間の大きさを変える圧延量制御部(85、90、95)と、
    を備え、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記圧延量制御部は、
    前記圧延前板厚が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて前記くさび状隙間を大きくし、
    前記圧延前板厚が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて前記くさび状隙間を小さくし、
    前記圧延前幅が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を大きくし、
    前記圧延前幅が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形装置。
  4. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形装置であって、
    駆動ローラと、
    前記駆動ローラを回転駆動する回転駆動部と、
    前記駆動ローラとの間にくさび状隙間を形成し、前記ヨーク部が前記くさび状隙間を通るとき、前記ヨーク部を前記従動ローラとの間に挟んで圧延してエッジワイズ方向へ曲げる従動ローラと、
    前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧する押圧部と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り部と、
    前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように前記くさび状隙間の大きさを変える圧延量制御部(97)と、
    を備え、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記圧延量制御部は、
    前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて前記くさび状隙間を大きくし、
    前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形装置。
  5. 前記圧延量制御部(43、78、60、80、85)は、モータ(53、63、88)を用いて前記従動ローラを移動させる請求項1〜4のいずれか一項に記載のステータコア成形装置。
  6. 前記圧延量制御部(90)は、カム(92)を用いて前記従動ローラを軸方向へ移動させる請求項1または3に記載のステータコア成形装置。
  7. 前記圧延量制御部(95)は、付勢手段(96)を用いて前記従動ローラを軸方向へ移動させる請求項1または3に記載のステータコア成形装置。
  8. 前記圧延量制御部は、前記帯状シートを打ち抜く前の板材(20)のうち、前記ヨーク部に対応する部分の板厚に基づき、前記従動ローラを移動させる請求項1〜7のいずれか一項に記載のステータコア成形装置。
  9. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形方法であって、
    駆動ローラと従動ローラとの間に形成されたくさび状隙間に前記ヨーク部を通しつつ、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧して前記ヨーク部を圧延して、前記ヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げる曲げ工程と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り工程と、
    を含み、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記曲げ工程では、前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を大きくし、前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形方法。
  10. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形方法であって、
    駆動ローラと従動ローラとの間に形成されたくさび状隙間に前記ヨーク部を通しつつ、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧して前記ヨーク部を圧延して、前記ヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げる曲げ工程と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り工程と、
    を含み、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記曲げ工程では、前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて前記くさび状隙間を大きくし、前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方の回転軸心の角度を変えて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形方法。
  11. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形方法であって、
    駆動ローラと従動ローラとの間に形成されたくさび状隙間に前記ヨーク部を通しつつ、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧して前記ヨーク部を圧延して、前記ヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げる曲げ工程と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り工程と、
    を含み、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記曲げ工程では、前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、前記圧延前板厚が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて前記くさび状隙間を大きくし、前記圧延前板厚が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を板厚方向へ移動させて前記くさび状隙間を小さくし、前記圧延前幅が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を大きくし、前記圧延前幅が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方または両方を軸方向へ移動させて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形方法。
  12. 断面形状が矩形である直線状のヨーク部、および、前記ヨーク部から当該ヨーク部の幅方向へ突き出す複数のティース部を有する帯状シートから、回転電機のステータコアを成形するステータコア成形方法であって、
    駆動ローラと従動ローラとの間に形成されたくさび状隙間に前記ヨーク部を通しつつ、前記従動ローラを前記駆動ローラ側に押圧して前記ヨーク部を圧延して、前記ヨーク部をエッジワイズ方向へ曲げる曲げ工程と、
    エッジワイズ方向へ曲げられた前記ヨーク部を螺旋状に巻きつつ積層する巻き取り工程と、
    を含み、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラによる圧延前の前記ヨーク部の板厚を圧延前板厚とし、圧延前の前記ヨーク部の幅を圧延前幅とすると、
    前記曲げ工程では、前記ヨーク部の圧延箇所の面圧の変化が抑制されるように、前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が大きくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて前記くさび状隙間を大きくし、前記圧延前板厚および前記圧延前幅の一方または両方が小さくなる場合には、前記従動ローラおよび前記駆動ローラの一方の径方向に対して交差する方向へ他方を移動させて前記くさび状隙間を小さくするステータコア成形方法。
  13. 前記曲げ工程では、前記帯状シートを打ち抜く前の板材のうち、前記ヨーク部に対応する部分の板厚に基づき、前記従動ローラが移動させられる請求項8〜12のいずれか一項に記載のステータコア成形方法。
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