JP2016213728A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】集約原稿を分割印刷するときにユーザが意図した用紙サイズで簡単に出力することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、元原稿における複数ページ分の画像が1ページに集約された集約原稿の画像データに基づいて、元原稿におけるページ毎に出力用紙に印刷する印刷部13を備えたものであって、集約原稿の1ページに集約された元原稿におけるページ数を設定する設定処理部10aと、設定されたページ数で集約原稿の画像データを分割する分割処理部10bと、分割された画像データを出力用紙のサイズ及び向きに合わせて拡大し又は拡大及び回転する変形処理部10cと、を備え、変形処理部10cから出力された画像データに基づいて印刷部13で印刷する。
【選択図】図1

Description

本発明は、集約印刷された原稿を元の原稿におけるページ毎に印刷する画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置として、コピー機能やファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを備える複写機や複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)などが普及している。
また、複数ページからなる原稿データを1枚の用紙(シート)上にまとめて印刷する機能(以下、集約印刷機能)が知られている。この集約印刷機能は、ユーザが画像形成装置に対して出力用紙サイズ及び1枚の出力用紙に対して集約を行うページ数を設定することで実行可能となる。また、集約印刷機能は、印刷に要する用紙やトナーを節約したい場合や、情報を簡潔にまとめる場合に有用な機能である。
集約印刷とは反対に、元の原稿(以下、元原稿)における複数ページ分をまとめて1枚の出力用紙に出力されている原稿(以下、集約原稿)から、元原稿における複数ページそれぞれの画像に戻してそれぞれ異なる出力用紙に印刷を実行する分割印刷機能がある。この分割印刷機能を実行すると、元原稿における各ページは、集約された時に縮小されたサイズすなわち集約原稿内でのサイズと同じ用紙サイズで出力される。例えば、元原稿における2ページが集約されたA3サイズの集約原稿1枚を分割印刷すると、元原稿における各ページがA4サイズの用紙に1ページとして出力され、A4サイズの用紙が2枚出力されることになる。
分割印刷機能に関し、特許文献1には、集約原稿に基づいて元原稿におけるページ毎に異なる用紙に印刷する際に、他のページと比べて小さく集約されたページについては正立修正した上で拡大して印刷する画像形成装置が開示されている。
特開2009−206645号公報
しかし、特許文献1の画像形成装置では、元原稿の用紙サイズではなく集約原稿における各ページのサイズと同じ用紙サイズで出力され、また、拡大印刷しないページについては正立修正がされない。つまり、特許文献1の画像形成装置では、集約原稿における元原稿の各ページのサイズとは異なるサイズで出力を行う場合、例えば集約原稿と同じ用紙サイズに出力する場合は、一度、集約原稿内における各ページのサイズと同じ用紙サイズで分割印刷を実行し、その後出力された用紙を入力として、拡大率を望む値に変更した状態で通常印刷を実行する必要があり、手間を要することになる。また、正立修正が必要なときもある。
そのためにユーザが求める出力形態で印刷物を得るためには時間と手間を要する。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、集約原稿を分割印刷するときにユーザが意図した用紙サイズで簡単に出力することが可能な画像形成装置を提供することをその目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、元の原稿における複数ページ分の画像が1ページに集約された集約原稿の画像データに基づいて、前記元の原稿におけるページ毎に出力用紙に印刷する印刷部を備えた画像形成装置であって、前記集約原稿の1ページに集約された前記元の原稿におけるページ数を設定する設定処理部と、設定された前記ページ数で前記集約原稿の画像データを分割する分割処理部と、分割された前記画像データを前記出力用紙のサイズ及び向きに合わせて変倍し又は変倍及び回転する変形処理部と、を備え、該変形処理部から出力された画像データに基づいて前記印刷部で印刷を行うことを特徴としたものである。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記設定処理部が、ユーザ入力に基づいて前記ページ数を設定することを特徴としたものである。
本発明の第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記設定処理部が、前記集約原稿における特定色の濃度分布に基づいて前記ページ数を設定することを特徴としたものである。
本発明の第4の技術手段は、第1〜3のいずれか1の技術手段において、前記変形処理部が、集約された前記ページ数が2以上の自然数の自乗であった場合、変形のみ行うことを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、第1〜4のいずれか1の技術手段において、前記出力用紙のサイズが、ユーザ入力可能であることを特徴としたものである。
本発明の第6の技術手段は、第1〜4のいずれか1の技術手段において、前記出力用紙のサイズが、前記集約原稿の用紙サイズと等しいことを特徴としたものである。
本発明の第7の技術手段は、第1〜6のいずれか1の技術手段において、前記印刷部が、ユーザ入力に基づいて片面印刷または両面印刷を行うことを特徴としたものである。
本発明によれば、集約印刷されている原稿を分割印刷するときにユーザが意図した用紙サイズで簡単に出力することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一構成例を示すブロック図である。 図1の画像形成装置におけるユーザインターフェース(UI)画像の一例を示す図である。 図1の画像形成装置における画像形成処理の一例を説明するためのフロー図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の画像形成装置の好適な実施形態について説明する。なお、以下の発明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像データを用紙に印刷して出力する印刷部を備えた装置であり、単機能のプリンタ装置、ファクシミリ装置、単機能の複写機、複合機(MFP)などの装置が挙げられる。ここで、MFPは、例えばスキャナからの原稿読取機能、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ(FAX)機能などの複数種類の機能をもつ機器である。MFPとしては、一般的なものと同様にコピー機能やプリント機能等の画像形成機能を有するものとする。なお、上記原稿読取機能には、読み取った画像データをMFP内部の記憶装置や外部記憶媒体に保存する保存機能や上記画像データを電子メール(Email)に添付して送信するEmail送信機能(インターネットFAX機能)などが付加される。以下、本発明の様々な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の一構成例を示すブロック図、図2は、図1の画像形成装置におけるUI画像の一例を示す図、図3は、図1の画像形成装置における画像形成処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図1の画像形成装置1は、その全体を制御する制御部10を備えると共に、画像入力部11、操作部12、及び印刷部13を備える。この例では、制御部10に、印刷対象画像データに画像処理を施す画像処理部が含まれるものとして説明する。この画像処理には、画像入力部11から入力される画像データが印刷部13で印刷可能な形式でない場合にその形式に変換する処理も含まれる。
制御部10は、例えば、プログラム保存領域に画像形成装置1の全体を制御するための制御プログラムを格納し、その制御プログラムを動作させることで各種制御を行う。例えば制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、及び上記制御プログラムや各種設定内容を記憶した記憶装置などの制御デバイスで構成することができ、集積回路(Integrated Circuit:IC)/ICチップセットとして搭載することもできる。この記憶装置としては、フラッシュROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、HDD(Hard Disk Drive)等が挙げられ、画像を保存するためのHDD等の記憶部(図示せず)を利用することもできる。また、画像処理部は制御部10と分離させ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などとして搭載することもできる。制御部10が有する設定処理部10a、分割処理部10b、変形処理部10cについては後述する。
画像入力部11は、画像データを入力する部位であり、原稿読取部11a、通信部11b、外部メモリ接続部11cを有し、複数の入手経路から画像データを入力できる構成である。画像入力部11は、この例と異なり原稿読取部11a、通信部11b及び外部メモリ接続部11cのいずれか1または2を有する構成とすることもできる。
原稿読取部11aは、読取対象となる原稿(用紙)を載置する原稿台の下面に設けられ、原稿台に載置された用紙上の原稿画像を光学的に読み取り、上記画像処理部に渡すための部位であり、スキャナ部とも呼ばれる。また、画像形成装置1には、原稿台の上にADF(Auto Document Feeder)を設けることもできる。ADFは、原稿を自動搬送するための装置であり、自動搬送された原稿の画像が原稿読取部11aで読み取られることになる。無論、ADFに別途原稿読取部11aを設けておいてもよい。
通信部11bは、外部のPCやサーバ装置などと通信するための有線のネットワークインターフェースである。なお、サーバ装置としては、FTP(File Transfer Protocol)やそれから派生したプロトコルを用いたサーバ装置などが挙げられる。また、通信部11bとしては、例えば携帯電話機(スマートフォンと呼ばれるものを含む)と近距離無線通信を行う無線通信部を採用することもできる。画像形成装置1は、このような通信部11bを設けることで、PCや携帯電話機から印刷ジョブを受信することや、サーバ装置にアクセスして印刷対象のファイルを取得することなどが可能になる。
外部メモリ接続部11cは、画像形成装置1にUniversal Serial Bus(USB:登録商標、以下同様)メモリやSD(登録商標)カード等の外部メモリを接続するための接続インターフェースである。画像形成装置1は、外部メモリ接続部を設けることで外部メモリに格納されたファイル(電子データ)を印刷のために取得することが可能になる。
操作部12は、ユーザからの操作入力を受け付けるための部位で、図1ではキー操作部12a及びタッチパネル部12bを有する例を挙げる。ユーザは、操作部12から、画像形成装置1を使用する際に設定値等を入力したり、処理を実行させたりすることが可能となっている。
キー操作部12aは、ユーザ操作を受け付けるためのハードウェアキーであり、例えば電源キー、節電キー、及びホーム画面への移行キーなどが挙げられるが、これに限らず、例えば図2のUI画像20中のソフトウェアキー群の代わりとして、コピー開始のためのスタートキーや数字を入力するための数字キー群など他のキーを設けてもよい。
タッチパネル部12bは、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等の表示部と、ユーザによるその表示部の表示領域上でのタッチ操作を検出するタッチセンサ部とで構成される。タッチセンサ部として設けるセンサとしては、例えば静電容量方式のセンサや抵抗膜方式のセンサなどが挙げられる。この表示部には、例えば図2のUI画像20のようなUI画像が表示され、表示されたUI画像に対してタッチセンサ部でタッチが検出された場合、そのタッチ位置に対応するUI画像内の画像が示す処理が実行されると共に、必要に応じてUI画像の遷移がなされる。無論、タッチパネル部12bは単なる表示部(表示パネル)であってもよく、その場合、操作入力はキー操作部12aからのみ受け付ければよい。
印刷部(画像形成部)13は、印刷対象となる画像データを用紙(印刷用紙)に印刷して出力する部位であり、通常、上記画像処理部で画像処理が施された後の画像データを入力し、その画像データが示す画像を用紙に印刷する。印刷部13での印字方式としては、電子写真方式、インクジェット方式などが挙げられるがこれに限らない。この画像データとしては、原稿読取部で読み取られた原稿画像データ、通信部や外部メモリ接続部を介して受信した画像データ、或いは画像形成装置1内の記憶部に記憶された画像データなどが挙げられる。その他、画像形成装置1には、印刷部13から印刷された用紙(出力物)を排出し載置するための排紙トレイ等の出力部なども設けられる。
以上のような各部から構成される画像形成装置1は、印刷の際に、集約原稿の集約ページ数を指定するユーザ操作を、すなわち集約原稿1ページの中の元原稿におけるページ数を指定するユーザ操作を、操作部12を介して受け付けることが可能になっている。
例えば、UI画像20には、集約ページ数設定ボタン21が選択可能に設けられている。この集約ページ数設定ボタン21がユーザによって選択されると、例えば、集約ページ数を入力するための入力欄と数字ボタン(或いは表示された数字を上下させるボタン)などを含むポップアップ画像が表示されるようにしておけばよい。これにより、ユーザはこのポップアップ画像から集約ページ数を入力することができる。なお、UI画像20では集約ページ数設定ボタン21に「2ページ」と表記しているように、ここには現在設定されている集約ページ数を表示させておくことが好ましい。
このように画像形成装置1では、操作部12を介したユーザ入力に基づいて集約ページ数の設定処理を行う。この設定処理は制御部10の設定処理部10aが行う。
さらに、画像形成装置1の制御部10は、画像入力部11を介して入力された集約原稿の画像データを、操作部12で指定された集約ページ数で分割する分割処理部10bと、分割した画像データを出力用紙のサイズ及び向きに合わせて変倍し又は変倍及び回転する変形処理部10cとを有する。そして、画像形成装置1では、変形処理部10cにより変形処理後の画像データに基づいて印刷部13が出力用紙へ印刷させる。
上述のような画像形成装置1における印刷処理の一例について、原稿読取部11aによって集約原稿を読み取り且つ集約原稿に集約された各ページを集約原稿1枚と同じ用紙サイズの出力用紙に拡大して出力する例を挙げ、図3に沿って説明する。
まず、制御部10は、UI画像20の表示中に集約ページ数設定ボタン21が選択され、集約ページ数設定ボタン21の押下により集約ページ数が入力されたか否かを設定処理部10aにて判定する(ステップS1)。ステップS1でYESとなった段階で制御部10は、入力された集約ページ数が「2」、「4」、「6」、「9」、「16」の所定のページ数であるか否か設定処理部10aにて判定する(ステップS2)。所定のページ数でない場合(NOの場合)、集約ページ数に誤りがある旨を示すエラーメッセージをタッチパネル部12bに表示させ、処理をステップS1に戻し、集約ページ数を再入力させる。一方、ステップS2において、入力された集約ページ数が所定のページ数であった場合(YESの場合)、制御部10は、入力ページ数を集約ページ数として設定した上で、操作部12で原稿読込開始指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS4)。原稿読込開始指示は、例えば集約原稿を載置した状態でUI画像20の白黒/カラー印刷をスタートさせるための白黒/カラースタートボタン23/24のいずれかが押下されることで受け付ける。
ステップS4でYESとなった段階で、画像入力部11の原稿読取部が集約原稿を1枚ずつ読み取って画像データを生成し(ステップS5)、集約原稿の読み込みが完了した時点で、制御部10は集約原稿の用紙サイズの値を取得する(ステップS6)。次いで、制御部10は、読み取られた画像データすなわちスキャンデータを、ユーザ入力に従って設定処理部10aにより設定された集約ページ数Aで分割する(ステップS7)。なお、その分割パターンは集約ページ数に応じて予め定められている。
次に、制御部10は、分割された画像データの各ページの用紙サイズすなわち元原稿の各ページの集約原稿内での用紙サイズの値Cを取得する(ステップS8)。この処理は、例えば、取得した集約原稿の用紙サイズの値Bと設定された集約ページ数Aとに基づいて行われる。
その後、制御部10は、集約ページ数Aが自然数の自乗であるか否かすなわち「4」または「9」であるか判定する(ステップS9)。
「4」または「9」でない場合(NOの場合)、制御部10は、各分割データを90度回転してから(ステップS10)、処理をステップS11へ進めるが、「4」または「9」である場合(YESの場合)、そのまま処理をステップS11へ進める。
ステップS11において、制御部10は、拡大率を√(B/C)倍すなわち√(集約原稿の用紙サイズの値B/元原稿の各ページの集約原稿内での用紙サイズC)倍として、各分割データの各辺を拡大する(ステップS11)。なお、拡大率は√A倍すなわち√(集約ページ数A)倍としてもよい。そして、制御部10は、印刷部13に、拡大された各分割データに基づいて、元原稿の各ページの画像を集約原稿の用紙サイズの出力用紙に印刷させる(ステップS12)。
以上のように処理することで、集約原稿を分割印刷するときに集約原稿と同じ用紙サイズの出力用紙に簡単に出力することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の画像形成装置では、操作部12を介したユーザ入力に基づいて集約ページ数の設定処理を行っていたが、第2の実施形態の画像形成装置では、集約原稿における黒色等の特定色の画素を抽出し、該抽出した画素の出現頻度に基づいて集約ページ数の設定処理を行ってもよい。
具体的には、例えば、まず、黒色の画素の出現頻度の分布を集約原稿の縦方向及び横方向について算出する。そして、黒色画素出現頻度が少ない部分すなわち白色部分が所定幅以上であればそこにページ区切りがあるものと判定し、集約原稿の縦方向及び横方向それぞれについて上記ページ区切りの数の判定を行う。そしてページ区切りの数に基づいて集約ページ数を判定することができる。例えば、縦方向のページ区切りの数が1であり横方向のページ区切りの数が0であれば集約ページ数は「2」と判定でき、また、縦方向及び横方向の両方のページ区切りの数が1であれば集約ページ数は「4」と判定できる。
このように集約ページ数を判定することで、集約原稿を分割印刷するときの利便性を高めることができる。
(第3の実施形態)
以上の例では、出力用紙のサイズは集約原稿の用紙サイズと同じであったが、第3の実施形態の画像形成装置では、操作部を介してユーザ入力された用紙サイズの出力用紙に印刷する。具体的には、本実施形態の画像形成装置の操作部は、出力用紙の用紙サイズを指定するユーザ操作を受け付け可能になっており、このような指定操作は図3の例で言うと例えばステップS1の前等において図2のUI画像20の用紙設定ボタン25などから実行されるようにしておけばよい。
そして、制御部は、ユーザ入力により指定された用紙サイズの情報と元原稿の各ページの集約原稿内での用紙サイズとに応じて、元原稿の各ページの変倍率を変更することで、集約原稿を分割印刷するときにユーザが所望する用紙サイズの出力用紙に簡単に出力することができる。例えば、ユーザ入力により指定された用紙サイズをD、元原稿の各ページの集約原稿内での用紙サイズをCとしたときに、変倍率は√(D/C)倍とすることにより所望の用紙サイズの出力用紙に出力することができる。
(第4の実施形態)
以上の例では片面印刷を行うことを前提に説明したが、本実施形態の画像形成装置では両面印刷にも対応するものである。具体的には、本実施形態の画像形成装置の操作部は、両面印刷/片面印刷のいずれを実行するかを指定するユーザ操作を受け付け可能になっており、このような指定操作は図3の例で言うとステップS12より手前に例えばUI画像20の両面コピー設定ボタン22などから実行しておけばよい。
そして、制御部は、印刷部により印刷を行う際、指定に従って両面印刷/片面印刷のいずれかを実行する。
本発明の画像形成装置は、元原稿における複数ページ分の画像が1ページに集約された集約原稿の画像データに基づいて、元原稿におけるページ毎に出力用紙に印刷する印刷部を備えたものであって、集約原稿の1ページに集約された元原稿におけるページ数を設定する設定処理部と、設定されたページ数で集約原稿の画像データを分割する分割処理部と、分割された画像データを出力用紙のサイズ及び向きに合わせて変倍し又は変倍及び回転する変形処理部と、を備え、変形処理部から出力された画像データに基づいて印刷部で印刷する。これにより、集約原稿を分割印刷するときに、集約原稿中のページサイズとは異なるユーザが意図した用紙サイズで簡単に出力することができる。
設定処理部は、ユーザ入力に基づいてページ数判定することができる。
また、設定処理部は、集約原稿における特定色の濃度分布に基づいてページ数を判定することにより、利便性を高めることができる。
変形処理部は、集約されたページ数が2以上の自然数の自乗であった場合、変形のみ行うとよい。回転不要だからである。
出力用紙のサイズは、ユーザ入力可能することもできる。これにより、ユーザが所望する用紙サイズの出力を得ることできるからである。また、出力用紙のサイズは集約原稿の用紙サイズと等しくてもよい。
印刷部は、ユーザ入力に基づいて片面印刷または両面印刷を行うことができる。
1…画像形成装置、10…制御部、10a…設定処理部、10b…分割処理部、10c…変形処理部、11…画像入力部、11a…原稿読取部、11b…通信部、11c…外部メモリ接続部、12…操作部、12a…キー操作部、12b…タッチパネル部、13…印刷部、20…UI画像、21…集約ページ数設定ボタン、22…両面コピー設定ボタン、23…白黒スタートボタン、24…カラースタートボタン、25…用紙設定ボタン。

Claims (7)

  1. 元の原稿における複数ページ分の画像が1ページに集約された集約原稿の画像データに基づいて、前記元の原稿におけるページ毎に出力用紙に印刷する印刷部を備えた画像形成装置であって、
    前記集約原稿の1ページに集約された前記元の原稿におけるページ数を設定する設定処理部と、
    設定された前記ページ数で前記集約原稿の画像データを分割する分割処理部と、
    分割された前記画像データを前記出力用紙のサイズ及び向きに合わせて変倍し又は変倍及び回転する変形処理部と、を備え、
    該変形処理部から出力された画像データに基づいて前記印刷部で印刷を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定処理部は、ユーザ入力に基づいて前記ページ数を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定処理部は、前記集約原稿における特定色の濃度分布に基づいて前記ページ数を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記変形処理部は、集約された前記ページ数が2以上の自然数の自乗であった場合、変形のみ行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記出力用紙のサイズは、ユーザ入力可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記出力用紙のサイズは、前記集約原稿の用紙サイズと等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷部は、ユーザ入力に基づいて片面印刷または両面印刷を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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