JP2016213017A - 光源の駆動回路およびその制御回路、光源の駆動方法、照明装置、電子機器 - Google Patents

光源の駆動回路およびその制御回路、光源の駆動方法、照明装置、電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016213017A
JP2016213017A JP2015094313A JP2015094313A JP2016213017A JP 2016213017 A JP2016213017 A JP 2016213017A JP 2015094313 A JP2015094313 A JP 2015094313A JP 2015094313 A JP2015094313 A JP 2015094313A JP 2016213017 A JP2016213017 A JP 2016213017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duty ratio
ratio data
input
control circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015094313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6578126B2 (ja
Inventor
毅 野澤
Takeshi Nozawa
毅 野澤
真吾 春田
Shingo Haruta
真吾 春田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2015094313A priority Critical patent/JP6578126B2/ja
Priority to US15/139,663 priority patent/US9750113B2/en
Publication of JP2016213017A publication Critical patent/JP2016213017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6578126B2 publication Critical patent/JP6578126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/18Controlling the light source by remote control via data-bus transmission
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/3406Control of illumination source

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Abstract

【課題】PWM調光におけるちらつきを低減する。
【解決手段】PWM入力端子は、光源の目標光量に応じた入力デューティ比DINを有するパルス幅変調(PWM)された入力調光パルスSPWMINを受ける。調光コントローラ340は、入力調光パルスSPWMINの周期Tおよびパルス幅TONをデジタル値に変換し、入力デューティ比DINと同一または異なる出力デューティ比DOUTを有する出力調光パルスSPWMOUTに再変換し、出力調光パルスSPWMOUTに応じて、駆動電流ILEDのオン、オフを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源の駆動回路に関する。
液晶のバックライトや照明器具として、LED(発光ダイオード)などの半導体光源の普及が進んでいる。図1は、LEDの駆動回路の回路図である。駆動回路(LEDドライバ90R)は、定電流コンバータ100Rと制御回路300Rを備える。定電流コンバータ100Rは、入力ライン104に図示しない電源から入力電圧VINを受け、それを昇圧することにより、出力ライン106に接続される負荷であるLED光源502に出力電圧VOUTを供給するとともに、LED光源502に流れる電流(負荷電流あるいは駆動電流という)ILEDを目標値IREFに安定化させる。たとえばLED光源502は発光ダイオード(LED)ストリングである。
定電流コンバータ100Rは、たとえばBoostコンバータであり、平滑キャパシタC1、整流ダイオードD1、スイッチングトランジスタM1、インダクタL1、検出抵抗RCSを備える。
LED光源502の光量(輝度)を変化させる方法として、アナログ調光とPWM(Pulse Width Modulation)調光が知られている。図2は、アナログ調光およびPWM調光を説明する波形図である。
アナログ調光は、駆動電流ILEDの振幅(電流量)を変化させる。アナログ調光に関連して、エラーアンプ304、デューティコントローラ306が設けられる。LED光源502に流れる電流ILEDは、検出抵抗RCSに流れ、検出抵抗RCSに、電流ILEDに比例した電圧降下を発生させる。電圧降下は、検出電圧VCSとして制御回路300Rの電流検出(CS)端子に入力される。制御回路300Rのアナログ調光(ADIM)端子には、外部のホストプロセッサ400から、負荷電流ILEDの目標値IREFを示すアナログ調光電圧VADIMが入力される。制御回路300Rは、検出電圧VCSがアナログ調光電圧VADIMと一致するようにデューティ比が調節される駆動パルスSDRVを生成し、スイッチングトランジスタM1を駆動する。
エラーアンプ304は、検出電圧VCSとアナログ調光電圧VADIMの誤差を増幅し、誤差に応じたフィードバック信号VFBを生成する。たとえばエラーアンプ304は、トランスコンダクタンスアンプ(gmアンプ)と、その出力に接続される位相補償用の抵抗RFBおよびキャパシタCFBを含む。デューティコントローラ306は、いわゆるパルス変調器であり、フィードバック信号VFBに応じたデューティ比を有する駆動パルスSDRVを生成する。ドライバ308は、駆動信号SDRVに応じてスイッチングトランジスタM1をスイッチングする。
この定電流コンバータ100Rでは以下の関係式が成り立つようにフィードバックがかかる。
LED×RCS=VADIM
したがって負荷電流ILEDは、アナログ調光電圧VADIMに比例する目標電流量IREFに安定化される。
続いてPWM調光を説明する。PWM調光では、LED光源502の発光時間を変化させることで、実効的な光量を変化させる。PWMIN端子には、ホストプロセッサ400からの調光パルスSPWMINが入力される。調光パルスSPWMINは、LED光源502の目標光量に応じたデューティ比を有する。ドライバ330は、調光パルスSPWMINに応じてPWM調光用スイッチM2をスイッチングする。
特開2003−153529号公報 特開2004−47538号公報
ホストプロセッサ400が生成する調光パルスSPWMINにはジッタが重畳される。図2に示すように、ジッタにより、調光パルスSPWMINのポジティブエッジ/ネガティブエッジのタイミングがランダムあるいは周期的に時間軸上で変動し、デューティ比(パルス幅)の誤差となる。デューティ比が大きく、したがってLED光源502の輝度が高いときにはジッタの影響は無視できる。ところがデューティ比が小さく、したがってLED光源502の輝度が低いときには、ジッタに起因する輝度変動つまりちらつきが、人間に知覚される。特に人間の目は対数の感度を有するため、低輝度となるほど、わずかな輝度変動が認識されやすくなる。
なおこの問題を解決するためには、調光パルスSPWMINを生成するホストプロセッサ400のクロック精度を高める必要があるが、コストが高くなるという問題が生ずる。ここではちらつきの要因としてジッタを例としたが、他の要因、たとえばノイズによってもちらつきは生じうる。この課題を本発明の分野における共通の一般知識の範囲として捉えてはならず、さらに言えば本発明者が独自に認識したものである。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、PWM調光におけるちらつきの低減にある。
本発明のある態様は、光源に駆動電流を供給する駆動回路の制御回路に関する。制御回路は、光源に駆動電流を供給する駆動回路の制御回路であって、光源の目標光量に応じた入力デューティ比を有するパルス幅変調(PWM)された入力調光パルスを受けるPWM入力端子と、入力調光パルスの周期およびパルス幅をデジタル値に変換し、入力デューティ比と同一または異なる出力デューティ比を有する出力調光パルスに再変換し、出力調光パルスに応じて、駆動電流のオン、オフを制御する調光コントローラと、を備える。
この態様によると、外部からの入力調光パルスを、一旦、周期およびパルス幅をデジタル値に変換し、必要に応じて出力デューティ比を補正することで、PWM調光のデューティ比の変動を抑制でき、ちらつきを低減できる。
ある態様において調光コントローラは、入力調光パルスの周期およびパルス幅を測定し、周期を示す周期データとパルス幅を示す入力デューティ比データを生成する測定部と、入力デューティ比データにもとづいて、出力デューティ比データを生成する補正部と、周期データおよび出力デューティ比データにもとづいて出力調光パルスを生成する再変換部と、を備えてもよい。
パルス幅は、ハイレベルの区間であってもよいし、ローレベルの区間であってもよい。
ある態様において出力デューティ比データは、(i)過去の出力デューティ比データおよび(ii)入力デューティ比データの中から一方が選択されてもよい。
入力デューティ比の変化が、ジッタやノイズに起因する可能性が高い場合には、出力デューティ比データを過去の出力デューティ比データとすることで、現在の入力デューティ比データが無視され、したがって出力デューティ比データの変動を抑制できる。
ある態様において補正部は、過去の出力デューティ比データを基準デューティ比データとして保持するメモリを含み、入力デューティ比データと基準デューティ比データとの比較結果にもとづいて出力デューティ比データを生成してもよい。
これにより、入力デューティ比データの変化が、意図的な制御に起因したものであるのか、ジッタやノイズなどの影響によるものであるかを判定できる。
補正部は、(i)基準デューティ比データに対して所定の条件を満たす入力デューティ比データの発生回数が、所定回数より小さい間、出力デューティ比データを維持し、(ii)発生回数が所定回数を超えると、入力デューティ比データを新たな出力デューティ比データとし、メモリを、入力デューティ比データにより更新してもよい。
ある態様において、所定の条件は、入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより小さいことであることであってもよい。あるいは所定の条件は、入力デューティ比データが基準デューティ比データより所定値以上、小さいことであってもよい。
補正部は、(iii)入力デューティ比データが基準デューティ比データより大きいとき、入力デューティ比データを新たな出力デューティ比データとしてもよい。
補正部は、(iii-1)入力デューティ比データが基準デューティ比データより大きく、かつ基準デューティ比データと入力デューティ比データの差分が第1しきい値より大きいとき、入力デューティ比データを新たな出力デューティ比データとし、(iii-2)入力デューティ比データが基準デューティ比データより大きく、かつ差分が第1しきい値より小さいとき、出力デューティ比データを維持してもよい。
第1しきい値により、ジッタやノイズに対する感度を調節できる。
ある態様において、所定の条件は、入力デューティ比データが基準デューティ比データより大きいことであってもよい。あるいは所定の条件は、入力デューティ比データが基準デューティ比データより所定値以上、大きいことであってもよい。
補正部は、(iii)入力デューティ比データが基準デューティ比データより小さいとき、入力デューティ比データを新たな出力デューティ比データとしてもよい。
補正部は、(iii-1)入力デューティ比データが基準デューティ比データより小さく、かつ基準デューティ比データと入力デューティ比データの差分が第1しきい値より大きいとき、入力デューティ比データを新たな出力デューティ比データとし、(iii-2)入力デューティ比データが基準デューティ比データより小さく、かつ差分が第1しきい値より小さいとき、出力デューティ比データを維持してもよい。
第1しきい値により、ジッタやノイズに対する感度を調節できる。
ある態様において制御回路は、所定回数を設定する第1データを格納する第1レジスタをさらに備えてもよい。これにより、制御回路が使用されるプラットフォームごとに、最適な数値を設定できる。
制御回路は、第1しきい値を設定する第2データを格納する第2レジスタをさらに備えてもよい。これにより、制御回路が使用されるプラットフォームごとに、最適な数値を設定できる。
デューティ比がある程度大きく、したがって光源が明るく発光するときには、PWM調光のデューティ比の変動は、ちらつきとして認識されにくい。そこで調光コントローラは、入力調光パルスのデューティ比が所定の第2しきい値より大きいときに、補正を行わなくてもよい。
制御回路は、第2しきい値を設定する第3データを格納する第3レジスタをさらに備えてもよい。これにより、制御回路が使用されるプラットフォームごとに、最適な数値を設定できる。
駆動回路は、定電流コンバータを含んでもよい。制御回路は、定電流コンバータを制御するフィードバックコントローラをさらに備えてもよい。
ある態様において制御回路はひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、光源の駆動回路に関する。駆動回路は、定電流コンバータと、上述のいずれかの制御回路と、を備える。
本発明の別の態様は、照明装置に関する。照明装置は、直列に接続された複数のLED(発光ダイオード)を含むLED光源と、商用交流電圧を平滑整流する整流回路と、整流回路により平滑整流された直流電圧を入力電圧として受け、LED光源を負荷とする定電流コンバータと、上述のいずれかの制御回路と、を備えてもよい。
本発明の別の態様は電子機器に関する。電子機器は、液晶パネルと、液晶パネルを裏面から照射するバックライトである上述の照明装置と、を備えてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、ちらつきを低減できる。
LEDの駆動回路の回路図である。 アナログ調光およびPWM調光を説明する波形図である。 実施の形態に係る光源の駆動回路のブロック図である。 図4(a)、(b)は、制御回路の動作波形図である。 調光コントローラを示すブロック図である。 デューティ比の補正処理のフローチャートである。 改良された補正処理のフローチャートである。 図6あるいは図7の補正処理を実行可能な補正部のブロック図である。 第1構成例に係る定電流コンバータの回路図である。 第2構成例に係る定電流コンバータの回路図である。 第2変形例に係る補正処理のフローチャートである。 LEDドライバを用いた照明装置のブロック図である。 図13(a)〜(c)は、照明装置の具体例を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、実施の形態に係る光源の駆動回路のブロック図である。駆動回路(以下、LEDドライバと称する)90は、主として、LED光源502に駆動電流ILEDを供給する定電流コンバータ100と、制御回路300を備える。
LED光源502は、直列に接続された複数の発光素子(LED)を含むLEDストリングであってもよい。定電流コンバータ100は、LED光源502に対して、目標輝度に応じた目標電流IREFに安定化された駆動電流ILEDを供給する。
定電流コンバータ100は、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、昇降圧コンバータ、フライバックコンバータ、フォワードコンバータなどで構成することができ、その構成は特に限定されない。
定電流コンバータ100は、入力ライン104の入力電圧VINを昇圧、あるいは降圧し、LED光源502の両端間に、出力電圧VOUTを発生させる。
制御回路300は、ひとつの半導体基板に一体集積化された機能IC(Integrated Circuit)であり、定電流コンバータ100をフィードバック制御するとともに、駆動電流ILEDのオン、オフをスイッチングし、PWM調光を行う。
制御回路300は、出力(OUT)端子、PWM入力端子(PWMIN)、PWM出力端子(PWMOUT)を有する。OUT端子は、定電流コンバータ100のスイッチングトランジスタM1と接続される。
制御回路300は、主として、フィードバックコントローラ302と調光コントローラ340を備える。フィードバックコントローラ302は、LED光源502に供給される駆動電流ILEDが一定となるようにデューティ比が調節される駆動パルスSDRVを生成し、駆動パルスSDRVに応じてスイッチングトランジスタM1をスイッチングする。
フィードバックコントローラ302の制御方式は特に限定されず、電圧モード、ピーク電流モード、平均電流モード、ヒステリシス(Bang-Bang)制御など公知の別の方式を用いることができる。またフィードバックコントローラ302の構成も限定されず、制御方式に応じた構成とすればよい。
PWMIN端子には、ホストプロセッサ400から、LED光源502の目標光量に応じた入力デューティ比DINを有する入力調光パルスSPWMINが入力される。調光コントローラ340は、入力調光パルスSPWMINに応じて、駆動電流ILEDのオン、オフを制御し、LED光源502を高速に点消灯させる。
調光コントローラ340は、入力調光パルスSPWMINの周期Tおよびパルス幅TONをデジタル値に変換し、入力デューティ比DINと同一または異なる出力デューティ比DOUTを有する出力調光パルスSPWMOUTに再変換する。
調光コントローラ340は、出力調光パルスSPWMOUTに応じて、PWM調光用スイッチM2を制御してもよい。なおPWM調光用スイッチM2は必ずしも必須ではなく、いわゆる降圧タイプのLEDドライバでは、スイッチングトランジスタM1を、PWM調光用スイッチM2として機能させる場合もある。
以上が制御回路200の構成である。続いてその動作を説明する。図4(a)、(b)は、制御回路200の動作波形図である。図4(a)は、入力調光パルスSPWMINにジッタやノイズが含まれないときの動作である。この場合、出力調光パルスSPWMOUTのパルス幅(デューティ比)は、入力調光パルスSPWMINのそれと等しい。
図4(b)は、入力調光パルスSPWMINにジッタやノイズが含まれるときの動作である。この場合、出力調光パルスSPWMOUTのパルス幅(デューティ比)は、入力調光パルスSPWMINのそれとは無関係の値TON0となる。つまり出力デューティ比DOUTが補正されている。値TON0は、過去に測定されたパルス幅を用いることができ、多くのケースでそれが好ましい。
以上が制御回路200の動作である。この制御回路200によれば、外部からの入力調光パルスSPWMINを、一旦、周期Tおよびパルス幅TONをデジタル値に変換し、必要に応じて出力デューティ比DOUT(パルス幅)を補正することで、PWM調光のデューティ比の変動を抑制でき、ちらつきを低減できる。
本発明は、図3のブロック図や回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな装置、回路に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や回路動作の理解を容易、明確化するために、より具体的な構成例を説明する。
図5は、調光コントローラ340を示すブロック図である。調光コントローラ340は、測定部342、補正部348、再変換部350およびドライバ330を備える。
測定部342は、入力調光パルスSPWMINの周期Tおよびパルス幅TONを測定し、周期Tを示す周期データS1とパルス幅TONを示す入力デューティ比データS2を生成する。
デューティ比検出器344は、オシレータ351が生成する十分に高速なクロックCKを用いて、入力調光パルスSPWMINのパルス幅TON、言い換えればデューティ比を測定するデジタルカウンタで構成してもよい。この場合、入力デューティ比データS2はカウント値であり、S2=TON/TCKとなる。TCKはクロックの周期である。
同様に周期検出器346は、クロックCKを用いて入力調光パルスSPWMINの周期Tを測定するデジタルカウンタで構成してもよい。周期データS1はカウント値であり、S1=T/TCKとなる。
デューティ比検出器344、周期検出器346は、同一のカウンタを共有してもよい。
補正部348は、入力デューティ比データS2にもとづいて、出力調光パルスSPWMOUTのパルス幅TON’(デューティ比DOUT)を指示する出力デューティ比データS3を生成する。
再変換部350は、周期データS1および出力デューティ比データS3にもとづいて、出力調光パルスSPWMOUTを生成する。出力調光パルスSPWMOUTは、周期データS1が示す周期Tを有し、かつ出力デューティ比データS3が示すパルス幅TON’を有する。再変換部350は、デジタルカウンタで構成してもよい。再変換部350は、出力デューティ比データS3が示すカウント数、クロックCKをカウントする期間、出力調光パルスSPWMOUTを第1レベル(たとえばハイレベル)とする。それに続き、(S1−S2)のカウント数、クロックCKをカウントする期間、出力調光パルスSPWMOUTを第2レベル(たとえばローレベル)とする。
なお測定部342、再変換部350の構成は特に限定されず、別の構成としてもよい。以上が調光コントローラ340の構成例である。
続いて、補正部348による処理を説明する。
補正部348は、(i)過去の出力デューティ比データ(基準デューティ比データという)S4または(ii)入力デューティ比データS2のいずれかを選択し、出力デューティ比データS3として出力することができる。基準デューティ比データS4は、図4のパルス幅TON0に相当し、その値を基準デューティ比DREFと称する。
入力デューティ比DINの変化が、ジッタやノイズに起因する可能性が高い場合には、現在の入力デューティ比データS2を無視し、基準デューティ比データS4を出力デューティ比データS3として選択する。これにより、過去の出力デューティ比が維持され、したがって出力デューティ比データD3からジッタやノイズの影響を除去できる。
補正部348は、基準デューティ比データS4の値DERFを保持するメモリを含んでもよい。補正部348は、現在の入力デューティ比データS2の値DINと基準デューティ比データS4の値DREFとの比較結果にもとづいて、出力デューティ比データS3の値DOUTを決定する。
補正部348は、(i)基準デューティ比データS4の値DREFに対して所定の条件を満たす値DINを有する入力デューティ比データS2の発生回数が、所定回数Bより小さい間、出力デューティ比データS3の値DOUTを維持する。そして(ii)発生回数が所定回数Bを超えると、入力デューティ比データS2の値DINを、新たな出力デューティ比データS3の値DOUTとする。またメモリの値DREFを入力デューティ比データS2の値DINに更新する。
本実施の形態において、所定の条件は、入力デューティ比データS2の値DINが基準デューティ比データS4の値DREFより小さいことである。
IN<DREF
デューティ比がある程度大きく、したがって光源が明るく発光するときには、PWM調光のデューティ比の変動は、ちらつきとして認識されにくい。そこでこのような状況では、補正を行う必要がない。そこで調光コントローラ340は、入力調光パルスSPWMINのデューティ比DINが所定のしきい値Aより大きいときには、補正を行わないこととしてもよい。
図6は、デューティ比の補正処理のフローチャートである。図6には、入力調光パルスSPWMINの1サイクルの処理が示される。はじめに入力調光パルスSPWMINのパルス幅TONが測定され、入力デューティ比データS2の値DINが更新される。続いて、値DINとしきい値Aの大小関係が比較され(S102)、値DINの方が大きい場合(S102のN)、現在の入力デューティ比データS2の値DINが、新たな出力デューティ比データS3の値DOUTとなる(S106)。
値DINの方が小さい場合(S102のY)、現在の入力デューティ比データS2の値DINがメモリに格納される基準デューティ比データS4の値DREFと比較され、所定の条件(DIN<DREF)を満たすか否かが判定される(S104)。そして、所定の条件を満たさない場合(DIN>DREF、S104のN)、現在の入力デューティ比データS2の値DINが、新たな出力デューティ比データS3の値DOUTとなる(S106)。
ステップS104において、所定の条件(DIN<DREF)を満たすとき(S104のY)、その発生回数を示すデータth_countがインクリメントされる(S108)。そして、発生回数th_countが、しきい値Bより小さい間(S110のN)、出力デューティ比データS3の値DOUTは更新されず、したがって過去の値が維持される。
発生数th_countが、しきい値Bを超えると、(S110のY)、出力デューティ比データS3の値DOUTが、入力デューティ比データS2の値DINとなる(S112)。そして、メモリの基準デューティ比データS4の値DREFが、入力デューティ比データS2の値DINで更新され、発生回数th_countがリセットされる(S114)。
この処理によれば、現在の出力デューティ比DOUTより小さい入力デューティ比DINが発生した場合に、その回数が所定回数Bを超えると、ジッタやノイズではなく、制御により、デューティ比が低下したものと推定することができる。
ジッタやノイズによるちらつきは、特にデューティ比が小さい領域で顕著である。そこで、入力デューティ比DINがそれまでより小さくなる場合に、回数をカウントすることで、ちらつきを好適に抑制できる。
図7は、改良された補正処理のフローチャートである。この補正処理は、ステップS120をさらに備える。
図7では、所定の条件を満たさない場合(DIN>DREF)の処理が異なる。値DINと値DREFの比較の結果、値DINの方が大きい場合(S104のN)、ステップS120に移行する。そしてそれらの差分(増加幅)DIN−DREFが第1しきい値UP_THより大きい場合(S120のY)、ステップS112に移行し、入力デューティ比データS2の値DINが、出力デューティ比データD3の値DOUTとされる。
差分(増加幅)DIN−DREFが第1しきい値UP_THより小さい場合(S120のN)、出力デューティ比データS3の値DOUTは更新されず、したがって過去の値が維持される。
図8は、図6あるいは図7の補正処理を実行可能な補正部348のブロック図である。補正部348は、メモリ352、セレクタ354、補正制御部356を備える。メモリ352は、基準デューティ比データS4の値DREFを保持する。セレクタ354は、入力デューティ比データS2の値DINと、基準デューティ比データS4の値DREFの一方を選択し、出力デューティ比データS3の値DOUTとする。
補正制御部356は、メモリ352およびセレクタ354を制御する。比較器358は、DINとDREFの大小関係の比較(S102,S104,S120)を行う。ステートマシン360は、比較器358の比較結果にもとづいて、セレクタ354を制御し、またメモリ352への書き込みを制御する。
第1レジスタ362は、所定回数Bを設定する第1データを格納する。第2レジスタ364は、第1しきい値UP_THを設定する第2データを格納する。第3レジスタ366は、第2しきい値Aを設定する第3データを格納する。
レジスタにより、各種パラメータを設定可能とすることで、制御回路200が使用されるプラットフォームごとに、最適な数値を設定できる。
図9は、第1構成例に係る定電流コンバータ100aの回路図である。定電流コンバータ100aは、昇圧コンバータ(Boostコンバータ)であり、インダクタL1、スイッチングトランジスタM1、整流ダイオードD1、平滑キャパシタC1を含む。整流ダイオードD1は、同期整流トランジスタであってもよい。
PWM調光用スイッチM2および検出抵抗RCSは、駆動電流ILEDの経路上に設けられる。制御回路300の電流検出(CS)端子には、検出抵抗RCSの電圧降下が入力される。フィードバックコントローラ302は、エラーアンプ304、デューティコントローラ306、ドライバ308を備える。エラーアンプ304は、検出電圧VCSと、アナログ調光電圧VADIMの誤差を増幅し、フィードバック信号VFBを生成する。エラーアンプ304は、トランスコンダクタンスアンプと、位相補償用のキャパシタCFBおよび抵抗RFBを含んでもよい。デューティコントローラ306は、フィードバック信号VFBに応じたデューティ比の駆動パルスSDRVを生成する。ドライバ308は、駆動パルスSDRVにもとづいてスイッチングトランジスタM1をスイッチングする。
検出抵抗RCSに代えて、定電流源を設けてもよい。この場合、フィードバックコントローラ302は、定電流源の両端間の電圧が、所定の基準電圧VREFと一致するように、スイッチングトランジスタM1をスイッチングする。PWM調光用スイッチM2は、定電流源に組み込まれてもよい。
図10は、第2構成例に係る定電流コンバータ100bの回路図である。定電流コンバータ100bは、入力ライン104の入力電圧VINを降圧し、降圧された出力電圧VOUTを出力ライン106から出力する降圧コンバータ(Buckコンバータ)である。LED光源502の一端(アノード)は入力ライン104と接続され、その他端(カソード)は出力ライン106と接続される。LED光源502の両端間には、駆動電圧VIN−VOUTが供給される。
LED光源502は、定電流駆動すべきデバイスであり、たとえば直列に接続された複数の発光素子(LED)を含むLEDストリングであってもよい。定電流コンバータ100は、LED光源502に流れる駆動電流ILEDを、目標輝度に応じた目標電流IREFに安定化する。
出力回路102は、平滑キャパシタC1、入力キャパシタC2、整流ダイオードD1、スイッチングトランジスタM1、インダクタL1、検出抵抗RCSを備える。平滑キャパシタC1の一端は入力ライン104と接続され、その他端は出力ライン106と接続される。
インダクタL1の一端は出力ライン106と接続され、その他端はスイッチングトランジスタM1のドレインと接続される。検出抵抗RCSは、スイッチングトランジスタM1がオンの期間に、スイッチングトランジスタM1およびインダクタL1に流れる電流(インダクタ電流)Iの経路上に配置される。整流ダイオードD1のカソードは入力ライン104と接続され、そのアノードは、インダクタL1とスイッチングトランジスタM1の接続点N1(ドレイン)と接続される。
制御回路200は、ひとつの半導体基板に一体集積化された機能IC(Integrated Circuit)であり、出力(OUT)端子、電流検出(CS)端子、ゼロクロス検出(ZT)端子、接地(GND)端子、パルス調光入力(PWMIN)端子、アナログ調光(ADIM)端子を有する。GND端子は接地される。OUT端子は、スイッチングトランジスタM1のゲートと接続され、CS端子には、検出抵抗RCSの電圧降下に応じた検出電圧VCSが入力される。スイッチングトランジスタM1は、制御回路200に内蔵されてもよい。ADIM端子には、図示しないホストプロセッサ400から、インダクタ電流Iひいては駆動電流ILEDの目標量IREFを指示するアナログ調光電圧VADIMが入力される。
制御回路200は、フィードバックコントローラ202および調光コントローラ340を備える。フィードバックコントローラ202は、パルス変調器201、ドライバ208を含む。パルス変調器201は、検出電圧VCSに応じた電流検出信号Iが、アナログ調光電圧VADIMに応じた電流設定信号IREFに近づくように、デューティ比が調節される駆動パルスSDRVを生成する。ドライバ208は、駆動パルスSDRVに応じて定電流コンバータ100aのスイッチングトランジスタM1を駆動する。
PWMIN端子には、入力デューティ比DINを有する入力調光パルスSPWMINが入力される。調光コントローラ340は、入力調光パルスSPWMINを受け、出力調光パルスSPWMOUTを生成する。調光コントローラ340については上述した通りである。
この定電流コンバータ100bでは、スイッチングトランジスタM1が、PWM調光用のスイッチとして機能する。ドライバ208は、出力調光パルスSPWMOUTがオンレベル(たとえばハイレベル)の期間、スイッチングトランジスタM1をスイッチングし、オフレベル(ローレベル)の期間、スイッチングを停止する。出力調光パルスSPWMOUTは、パルス変調器201に入力されてもよい。この場合、パルス変調器201は、出力調光パルスSPWMOUTがオフレベルの区間、駆動パルスSDRVをローレベルに固定すればよい。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例を説明する。
(第1変形例)
実施の形態では、図6あるいは図7に示す補正部348の補正処理に関して、所定条件をDIN<DREFとして定めたが、本発明はそれには限定されない。所定値Dを規定し、ステップS104で判定される所定条件を
IN<DREF−D
としてもよい。
この場合、所定値Dに応じてジッタ・ノイズに対する感度を調節できる。
(第2変形例)
図11は、第2変形例に係る補正処理のフローチャートである。ステップS104の所定条件は、
IN>DREF+D
であり、第1変形例とは大小関係が反対であり、入力デューティ比データS2の値DINが基準デューティ比データS4の値DREFより所定値E以上、大きいことが条件となる。
またステップS120においては、(iii-1)入力デューティ比データS2の値DINが基準デューティ比データS4の値DREFより小さく、かつ基準デューティ比データS4の値DREFと入力デューティ比データS2の値DINの差分DREF−DINが第1しきい値DN_THより大きいとき(S120のY)、入力デューティ比データS2を新たな出力デューティ比データS3
とし、(iii-2)差分DREF−DINが第1しきい値DN_THより小さいとき(S120のN)、出力デューティ比データが維持される。
(第3変形例)
あるいは、図11のフローチャートのステップS104で判定する所定の条件を、以下のように簡略化してもよい。
IN>DREF
(第4変形例)
実施の形態では、LED光源502がLEDストリングである場合を説明したが、負荷の種類は特に限定されず、本発明は、光源に限らず、そのほかの定電流駆動すべきさまざまな負荷に適用できる。
(第5変形例)
本実施の形態において、ロジック回路のハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
(用途)
最後に、定電流コンバータ100の用途を説明する。図12は、LEDドライバ90を用いた照明装置500のブロック図である。照明装置500は、LED光源502である発光部、LEDドライバ90に加えて、整流回路504、平滑コンデンサ506、マイコン508を備える。整流回路504および平滑コンデンサ506は、商用交流電圧VACを整流平滑化し、直流電圧VDCに変換する。マイコン508は、LED光源502の輝度を指示する制御信号SDIMを生成する。LEDドライバ90は、直流電圧VDCを入力電圧VINとして受け、制御信号SDIMに応じた駆動電流ILEDをLED光源502に供給する。制御信号SDIMは、上述のアナログ調光電圧VADIMおよび調光パルスSPWMINを含む。
図13(a)〜(c)は、照明装置500の具体例を示す図である。図13(a)〜(c)にはすべての構成要素が示されているわけではなく、一部は省略されている。図13(a)の照明装置500aは、直管型LED照明である。LED光源502であるLEDストリングを構成する複数のLED素子は、基板510上にレイアウトされる。基板510には、整流回路504や制御回路200、定電流コンバータ100の出力回路102などが実装される。出力回路102は、インダクタL1やスイッチングトランジスタM1、整流ダイオードD1、平滑キャパシタC1、等を含む。
図13(b)の照明装置500bは、電球型LED照明である。LED光源502であるLEDモジュールは、基板510上に実装される。制御回路200や整流回路504は、照明装置500bの筐体の内部に実装される。
図13(c)の照明装置500cは、液晶ディスプレイ装置600に内蔵されるバックライトである。照明装置500cは、液晶パネル602の背面を照射する。
あるいは照明装置500は、シーリングライトに利用することも可能である。このように、図12の照明装置500はさまざまな用途に利用可能である。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められることはいうまでもない。
90…LEDドライバ、100…定電流コンバータ、102…出力回路、104…入力ライン、106…出力ライン、C1…平滑キャパシタ、D1…整流ダイオード、M1…スイッチングトランジスタ、L1…インダクタ、M2…PWM調光用スイッチ、RCS…検出抵抗、200…制御回路、201…パルス変調器、202…フィードバックコントローラ、208…ドライバ、S1…周期データ、S2…入力デューティ比データ、S3,S4…基準デューティ比データ、300…制御回路、302…フィードバックコントローラ、304…エラーアンプ、306…デューティコントローラ、308,330…ドライバ、340…調光コントローラ、342…測定部、344…デューティ比検出器、346…周期検出器、348…補正部、350…再変換部、352…メモリ、354…セレクタ、356…補正制御部、358…比較器、360…ステートマシン、362…第1レジスタ、364…第2レジスタ、366…第3レジスタ、400…ホストプロセッサ、500…照明装置、502…LED光源、504…整流回路、506…平滑コンデンサ、508…マイコン、510…基板。

Claims (24)

  1. 光源に駆動電流を供給する駆動回路の制御回路であって、
    前記光源の目標光量に応じた入力デューティ比を有するパルス幅変調(PWM)された入力調光パルスを受けるPWM入力端子と、
    前記入力調光パルスの周期およびパルス幅をデジタル値に変換し、前記入力デューティ比と同一または異なる出力デューティ比を有する出力調光パルスに再変換し、前記出力調光パルスに応じて、前記駆動電流のオン、オフを制御する調光コントローラと、
    を備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記調光コントローラは、
    前記入力調光パルスの周期およびパルス幅を測定し、前記周期を示す周期データと前記パルス幅を示す入力デューティ比データを生成する測定部と、
    前記入力デューティ比データにもとづいて、出力デューティ比データを生成する補正部と、
    前記周期データおよび前記出力デューティ比データにもとづいて前記出力調光パルスを生成する再変換部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記出力デューティ比データは、(i)過去の出力デューティ比データおよび(ii)前記入力デューティ比データの中から一方が選択されることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 前記補正部は、前記過去の出力デューティ比データを基準デューティ比データとして保持するメモリを含み、前記入力デューティ比データと前記基準デューティ比データとの比較結果にもとづいて前記出力デューティ比データを生成することを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  5. 前記補正部は、(i)前記基準デューティ比データに対して所定の条件を満たす前記入力デューティ比データの発生回数が、所定回数より小さい間、前記出力デューティ比データを維持し、(ii)前記発生回数が前記所定回数を超えると、前記入力デューティ比データを新たな前記出力デューティ比データとし、前記メモリを、前記入力デューティ比データにより更新することを特徴とする請求項4に記載の制御回路。
  6. 前記所定の条件は、前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより小さいことであることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  7. 前記所定の条件は、前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより所定値以上、小さいことであることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  8. 前記補正部は、(iii)前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより大きいとき、前記入力デューティ比データを新たな前記出力デューティ比データとすることを特徴とする請求項6または7に記載の制御回路。
  9. 前記補正部は、(iii-1)前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより大きく、かつ前記基準デューティ比データと前記入力デューティ比データの差分が第1しきい値より大きいとき、前記入力デューティ比データを新たな前記出力デューティ比データとし、(iii-2)前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより大きく、かつ前記差分が前記第1しきい値より小さいとき、前記出力デューティ比データを維持することを特徴とする請求項6または7に記載の制御回路。
  10. 前記所定の条件は、前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより大きいことであることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  11. 前記所定の条件は、前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより所定値以上、大きいことであることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  12. 前記補正部は、(iii)前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより小さいとき、前記入力デューティ比データを新たな前記出力デューティ比データとすることを特徴とする請求項10または11に記載の制御回路。
  13. 前記補正部は、(iii-1)前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより小さく、かつ前記基準デューティ比データと前記入力デューティ比データの差分が第1しきい値より大きいとき、前記入力デューティ比データを新たな前記出力デューティ比データとし、(iii-2)前記入力デューティ比データが前記基準デューティ比データより小さく、かつ前記差分が前記第1しきい値より小さいとき、前記出力デューティ比データを維持することを特徴とする請求項10または11に記載の制御回路。
  14. 前記所定回数を設定する第1データを格納する第1レジスタをさらに備えることを特徴とする請求項5から13のいずれかに記載の制御回路。
  15. 前記第1しきい値を設定する第2データを格納する第2レジスタをさらに備えることを特徴とする請求項9または13に記載の制御回路。
  16. 前記調光コントローラは、前記入力調光パルスのデューティ比が所定の第2しきい値より大きいときに、補正を行わないことを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の制御回路。
  17. 前記第2しきい値を設定する第3データを格納する第3レジスタをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の制御回路。
  18. 前記駆動回路は、定電流コンバータを含み、
    前記制御回路は、前記定電流コンバータを制御するフィードバックコントローラをさらに備えることを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の制御回路。
  19. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から18のいずれかに記載の制御回路。
  20. 定電流コンバータと、
    請求項1から19のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とする光源の駆動回路。
  21. 直列に接続された複数のLED(発光ダイオード)を含むLED光源と、
    商用交流電圧を平滑整流する整流回路と、
    前記整流回路により平滑整流された直流電圧を入力電圧として受け、前記LED光源を負荷とする定電流コンバータと、
    請求項1から19のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
  22. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルを裏面から照射するバックライトである請求項21に記載の照明装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  23. 光源の駆動方法であって、
    入力デューティ比を有する入力調光パルスの周期およびパルス幅をデジタル値に変換するステップと、
    前記入力デューティ比と同一または異なる出力デューティ比を有する出力調光パルスに再変換するステップと、
    前記出力調光パルスに応じて前記光源に流れる駆動電流または定電流コンバータのインダクタに流れるインダクタ電流の経路上に設けられたPWM調光用スイッチをスイッチングするステップと、
    を備えることを特徴とする駆動方法。
  24. 前記出力調光パルスに再変換するステップは、
    前記入力調光パルスの周期およびパルス幅を測定し、前記周期を示す周期データと前記パルス幅を示す入力デューティ比データを生成するステップと、
    前記入力デューティ比データにもとづいて出力デューティ比データを生成するステップと、
    前記周期データおよび前記出力デューティ比データにもとづいて前記出力調光パルスを生成するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項23に記載の駆動方法。
JP2015094313A 2015-05-01 2015-05-01 光源の駆動回路およびその制御回路、照明装置、電子機器 Active JP6578126B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015094313A JP6578126B2 (ja) 2015-05-01 2015-05-01 光源の駆動回路およびその制御回路、照明装置、電子機器
US15/139,663 US9750113B2 (en) 2015-05-01 2016-04-27 Driving circuit of light source and control circuit thereof, driving method of light source, lighting apparatus, and electronic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015094313A JP6578126B2 (ja) 2015-05-01 2015-05-01 光源の駆動回路およびその制御回路、照明装置、電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016213017A true JP2016213017A (ja) 2016-12-15
JP6578126B2 JP6578126B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=57205453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015094313A Active JP6578126B2 (ja) 2015-05-01 2015-05-01 光源の駆動回路およびその制御回路、照明装置、電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9750113B2 (ja)
JP (1) JP6578126B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019098138A1 (ja) * 2017-11-14 2019-05-23 株式会社小糸製作所 車両用灯具およびその点灯回路、電流ドライバ回路
JP2019103289A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 シーシーエス株式会社 電源装置及びこれを備えた光照射システム
JP2021141651A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 三菱電機株式会社 電源装置及び半導体光源点灯装置
WO2021234899A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 リコー電子デバイス株式会社 照明システム
WO2022091973A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 株式会社小糸製作所 車両用灯具および点灯回路

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6594690B2 (ja) * 2015-07-22 2019-10-23 ローム株式会社 電流ドライバ、led駆動回路、照明装置、電子機器
US10241537B2 (en) * 2017-06-14 2019-03-26 Apple Inc. Digital on-chip duty cycle monitoring device
US10201052B1 (en) * 2017-09-22 2019-02-05 Linear Technology Holding, LLC LED dimming
US10123384B1 (en) 2017-09-22 2018-11-06 Linear Technology Holding, LLC LED dimming
US10136488B1 (en) 2017-10-05 2018-11-20 Linear Technology Holding, LLC LED dimming
CN213662005U (zh) * 2020-09-29 2021-07-09 漳州立达信光电子科技有限公司 多路驱动电路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038775A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Richtek Technology Corp Ledコントローラ、ledの制御回路及び制御方法
JP2013161591A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp 光源点灯装置及び照明装置
JP2013233033A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Rohm Co Ltd バックライト用ledストリングの駆動回路および駆動方法、ならびにそれを用いたバックライト装置および電子機器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3534400B2 (ja) 2001-11-14 2004-06-07 株式会社東芝 スイッチング電源回路
JP4135417B2 (ja) 2002-07-09 2008-08-20 三菱電機株式会社 レーザ電源装置及びレーザ装置
US8344638B2 (en) * 2008-07-29 2013-01-01 Point Somee Limited Liability Company Apparatus, system and method for cascaded power conversion
US8482218B2 (en) * 2010-01-31 2013-07-09 Microsemi Corporation Dimming input suitable for multiple dimming signal types
JP5613577B2 (ja) * 2011-01-26 2014-10-22 ローム株式会社 発光ダイオードの駆動回路およびそれを用いた発光装置、電子機器
US20130147369A1 (en) * 2011-12-13 2013-06-13 Gemmy Industries Corporation Led light string and led module with an integrated signal controller thereof

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038775A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Richtek Technology Corp Ledコントローラ、ledの制御回路及び制御方法
JP2013161591A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp 光源点灯装置及び照明装置
JP2013233033A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Rohm Co Ltd バックライト用ledストリングの駆動回路および駆動方法、ならびにそれを用いたバックライト装置および電子機器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019098138A1 (ja) * 2017-11-14 2019-05-23 株式会社小糸製作所 車両用灯具およびその点灯回路、電流ドライバ回路
US11477871B2 (en) 2017-11-14 2022-10-18 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lighting circuit of automotive lamp
US11558943B2 (en) 2017-11-14 2023-01-17 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lighting circuit of automotive lamp
US11653434B2 (en) 2017-11-14 2023-05-16 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lighting circuit of automotive lamp
JP2019103289A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 シーシーエス株式会社 電源装置及びこれを備えた光照射システム
JP2021141651A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 三菱電機株式会社 電源装置及び半導体光源点灯装置
JP7273749B2 (ja) 2020-03-03 2023-05-15 三菱電機株式会社 電源装置及び半導体光源点灯装置
WO2021234899A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 リコー電子デバイス株式会社 照明システム
WO2022091973A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 株式会社小糸製作所 車両用灯具および点灯回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20160323954A1 (en) 2016-11-03
US9750113B2 (en) 2017-08-29
JP6578126B2 (ja) 2019-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6578126B2 (ja) 光源の駆動回路およびその制御回路、照明装置、電子機器
US9101008B2 (en) Light emitter driving device and lighting appliance therewith
US9119254B2 (en) Light emitting device power supply circuit with dimming function and control circuit thereof
TWI508626B (zh) A light-emitting element driving circuit, a light-emitting device and an electronic device using the same
JP6185233B2 (ja) 発光装置の制御回路、それを用いた発光装置および電子機器
JP6391429B2 (ja) スイッチングコンバータおよびその制御回路、制御方法、それを用いた照明装置、電子機器
KR101792259B1 (ko) 위상 시프트 컨트롤러, 위상 시프트의 방법, 및 그것들을 이용한 발광장치, 전자기기
KR101771718B1 (ko) 발광 다이오드의 전류 구동 회로 및 이를 이용한 발광 장치, 전자 기기, 발광 다이오드의 구동 모드의 설정 방법
US10467967B2 (en) Driving circuit of LED for liquid crystal backlight, control circuit thereof, and electronic device
US9781804B2 (en) Light regulating apparatus with feed forward compensation and light regulating method thereof
US20190098717A1 (en) Ballast system, luminaire, lighting control system, lighting control method and non-transitory computer readable medium
JP5340719B2 (ja) 発光素子の制御回路、それを用いた発光装置、ならびに液晶ディスプレイ装置
CN107636946B (zh) 开关转换器及其控制电路、使用它的照明装置、电子设备
JP6189591B2 (ja) 発光装置の制御回路、それを用いた発光装置および電子機器、発光装置の制御方法
JP2015076923A (ja) スイッチングコンバータおよびその制御回路、制御方法、それを用いた照明装置、電子機器
US9307606B2 (en) Light emitting device driver circuit and control circuit and control method thereof
WO2018198594A1 (ja) Ledドライバ、並びに、これを用いるled駆動回路装置および電子機器
JP2015076922A (ja) スイッチングコンバータおよびその制御回路、制御方法、それを用いた照明装置、電子機器
JP2011249124A (ja) 過電流防止式電源装置及びそれを用いた照明器具
KR20140057925A (ko) 전원전압 변화 시의 광량 보상 기능을 갖는 엘이디 조명 구동회로
JP5405357B2 (ja) 半導体照明調光装置および集積回路
JP2019103289A (ja) 電源装置及びこれを備えた光照射システム
CN112654108B (zh) 调光控制电路、控制芯片、电源转换装置以及调光方法
JP5788762B2 (ja) 発光素子の駆動回路およびそれを用いた発光装置、ディスプレイ装置
KR101854693B1 (ko) 백라이트 유닛

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6578126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250