JP2016212083A - 細胞電位測定電極アセンブリおよびそれを用いて細胞の電位変化を測定する方法 - Google Patents

細胞電位測定電極アセンブリおよびそれを用いて細胞の電位変化を測定する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】細胞電位測定電極アセンブリには、低インピーダンスが求められる。
【解決手段】本発明は、細胞電位測定電極アセンブリであって、絶縁基板、前記絶縁基板内に配置された導電性パターン、細胞適合性を有する絶縁性ファイバ、および測定電極を具備している。前記絶縁性ファイバは、前記絶縁基板上に配置されている。前記測定電極は表面および裏面を有している。前記測定電極の裏面は、前記導電性パターン上に接している。前記絶縁性ファイバは、前記測定電極の表面には配置されていない。この細胞電位測定電極アセンブリを用いて細胞の電位変化を測定する方法もまた、本発明の趣旨に包含される。
【選択図】図3D

Description

本発明は、細胞電位測定電極アセンブリおよびそれを用いて細胞の電位変化を測定する方法に関する。
特許文献1は、低インピーダンス細胞電位測定電極アセンブリを開示している。図17は、特許文献1に開示された細胞電位測定電極アセンブリを示す。この低インピーダンス細胞電位測定電極アセンブリは、典型的には、絶縁基板上に複数のマイクロ電極を有し、このマイクロ電極を含む領域を囲む壁を有する。このデバイスは、観察される試料の電気生理学的活動をマイクロ電極を用いて測定する一方で、マイクロ電極の領域内でそれらの細胞または組織を培養することが可能である。特許文献1では、個別の基準電極を用いて、システム全体のインピーダンスを低下させ、これにより、測定データ中にしばしば固有のノイズを低減する。最適には、マイクロ電極は、測定される試料の周囲の雰囲気を制御するのに用いられる物理的壁により囲まれる。
特許文献2は、化学種を感知するための化学センサー、システム、及び方法を開示している。図18は、特許文献2に含まれる図1の写しである。図18に示されるように、特許文献2に開示された化学センサー82は、ファイバーマット84、基板86、電極88、絶縁表面90、絶縁体92、およびウェーハ94を具備する。図19は、特許文献2に含まれる図3Dの写しである。図19に示されるように、基板94(すなわち、ウェーハ94)上にコンポジットナノファイバーセンシング材料99aが積層されている。印刷された電極88が、コンポジットナノファイバーセンシング材料99a上に形成されている。
米国特許第6132683号明細書 米国特許第8052932号明細書
Xinhua Zong et al., "Electrospun fine-textured scaffolds for heart tissue constructs", Biomaterials 26 (2005) 5330-5338 Yuliya Orlova et al., "Electrospun nanofibers as a tool for architecture control in engineered cardiac tissue", Biomaterials 32 (2011) 5615-5624
特許文献1に開示されているように、細胞電位測定電極アセンブリには、低インピーダンスが求められる。
本発明は、細胞電位測定電極アセンブリであって、
絶縁基板、
前記絶縁基板内に配置された導電性パターン、
細胞適合性を有する絶縁性ファイバ、および
測定電極
を具備し、ここで、
前記絶縁性ファイバは、前記絶縁基板上に配置されており、
前記測定電極は表面および裏面を有しており、
前記測定電極の裏面は、前記導電性パターン上に接しており、かつ
前記絶縁性ファイバは、前記測定電極の表面には配置されていない。
この細胞電位測定電極アセンブリを用いて細胞の電位変化を測定する方法もまた、本発明の趣旨に包含される。
本発明による細胞電位測定電極アセンブリは、低いインピーダンスを有する。本発明による細胞電位測定電極アセンブリは、心筋細胞の電位変化測定に適している。
図1は、実施形態による細胞電位測定電極アセンブリ100の概略図を示す。 図2は、細胞電位測定電極アセンブリ100の平面図を示す。 図3Aは、細胞電位測定電極アセンブリ100に含まれる1つの測定電極110の概略図を示す。 図3Bは、図3Aに含まれる線3B−3Bに沿って切り取った断面図を示す。 図3Cは、細胞180が配置された細胞電位測定電極アセンブリ100の概略図を示す。 図3Dは、細胞180が配置された細胞電位測定電極アセンブリ100の概略図を示す。 図4Aは、比較例による細胞電位測定電極アセンブリ100に含まれる1つの測定電極110の概略図を示す。 図4Bは、図4Aに含まれる線4B−4Bに沿って切り取った断面図を示す。 図5は、市販されている細胞電位測定電極アセンブリ900の概略図を示す。 図6は、細胞電位測定電極アセンブリ900の平面図を示す。 図7Aは、細胞電位測定電極アセンブリ900に含まれる1つの測定電極110の概略図を示す。 図7Bは、図7Aに含まれる線7B−7Bに沿って切り取った断面図を示す。 図8Aは、細胞電位測定電極アセンブリ100の製造方法に含まれる1つの工程の概略図を示す。 図8Bは、図8Aに含まれる線8B−8Bに沿って切り取った断面図を示す。 図9Aは、図8Aに続き、細胞電位測定電極アセンブリ100の製造方法に含まれる1つの工程の概略図を示す。 図9Bは、図9Aに含まれる線9B−9Bに沿って切り取った断面図を示す。 図10Aは、細胞電位測定電極アセンブリ100の使用方法に含まれる1つの工程の断面図を示す。 図11は、図10に続き、細胞電位測定電極アセンブリ100の使用方法に含まれる1つの工程の断面図を示す。 図12は、図11に続き、細胞電位測定電極アセンブリ100の使用方法に含まれる1つの工程の断面図を示す。 図13は、図12に示される工程に代わる1つの工程の断面図を示す。 図14は、実施例1、比較例1、および参考例1による細胞電位測定電極アセンブリ900のインピーダンス測定結果を示す。 図15は、実施例2における測定結果を示すグラフである。 図16は、比較例2における測定結果を示すグラフである。 図17は、特許文献1に開示された細胞電位測定電極アセンブリを示す。 図18は、特許文献2に含まれる図1の写しである。 図19は、特許文献2に含まれる図3Dの写しである。
以下、本発明の実施形態が図面を参照しながら説明される。
(細胞電位測定電極アセンブリ100)
図1は、本実施形態による細胞電位測定電極アセンブリ100の概略図を示す。図1に示されるように、細胞電位測定電極アセンブリ100は、円筒部材6のような第1囲いを有している。円筒部材6の内部に複数の測定電極110が配置されている。
図2は、細胞電位測定電極アセンブリ100の平面図を示す。図2に示されるように、細胞電位測定電極アセンブリ100は、円筒部材6の外部に複数の電極7および複数の導電性パターン12を有する。各電極7は1本の導電性パターン12の一端に接続されている。これらの電極7のうち、一部の電極7は基準電極10として機能する。残りの電極7に接続された各導電性パターン12の他端が、円筒部材6の内部で測定電極110に接続されている。図1では、電極7、基準電極10、および導電性パターン12は省略されている。図2では、測定電極110が省略されている。
図3Aは、細胞電位測定電極アセンブリ100に含まれる1つの測定電極110の概略図を示す。図3Bは、図3Aに含まれる線3B−3Bに沿って切り取った断面図を示す。図3Aおよび図3Bに示されるように、細胞電位測定電極アセンブリ100は、絶縁基板120、導電性パターン12、絶縁性ファイバ150、および測定電極110を具備している。
(絶縁基板120)
絶縁基板120は、第1基板122および第2基板124を具備し得る。第1基板122および第2基板124の両方とも、絶縁性である。第2基板124は、第1基板122上に積層されている。図3Aおよび図3Bでは、絶縁基板120は、第1基板122および第2基板124から構成されている。
(導電性パターン12)
導電性パターン12の材料は限定されない。一例として、導電性パターン12の材料はインジウム錫酸化物である。
図3Aおよび図3Bに示されるように、以下、絶縁基板120が、第1基板122および第2基板124を具備する場合が詳細に説明される。第1基板122は表面および裏面を有する。同様に、第2基板124も表面および裏面を有する。第2基板124の裏面は、第1基板122の表面に密着している。導電性パターン12は、第1基板122の表面に形成されている。絶縁性ファイバ150は、第2基板124の表面に配置されている。
第2基板124は、貫通孔20を有している。測定電極110の一部分は貫通孔20の内部に埋め込まれている。測定電極110の他の部分は、貫通孔20から上方向に突出している。言い換えれば、測定電極110の他の部分は、第2基板124の表面から突出している。測定電極110は、貫通孔20の底面で導電性パターン12に電気的に接続されている。言い換えれば、測定電極110が除去された場合、導電性パターン12の一部が貫通孔20の底面に露出する。図3Bから明らかであるように、第2基板124上に細胞が配置された場合、細胞は導電性パターン12に電気的に接続されない。細胞は、測定電極110にのみ電気的に接続される。これは、第2基板124は絶縁性であるためである。第1基板122もまた、絶縁性であることが望ましい。
(絶縁性ファイバ150)
絶縁性ファイバ150は、絶縁基板120上に配置されている。複数の絶縁性ファイバ150が、絶縁基板120上に配置されていることが望ましい。絶縁基板120は、第1基板122および第2基板124を具備する場合、絶縁性ファイバ150は、第2基板124の表面上に配置されていることが望ましい。
絶縁性ファイバ150は、細胞適合性を有する。細胞電位の測定時には、細胞は絶縁性ファイバ150に接するように測定電極110上に配置される。細胞が、細胞適合性を有する絶縁性ファイバ150上に配置されると、細胞は、絶縁性ファイバ150の長手方向に沿って組織化される。非特許文献1および非特許文献2を参照せよ。
具体的には、本実施形態では、図3Cに示されるように、細胞180が、このような絶縁性ファイバ150を具備する細胞電位測定電極アセンブリ100上に配置されると、細胞180は絶縁性ファイバ150上に吸着し、そして絶縁性ファイバ150の長手方向に沿って伸びるように広がる。図3Dを参照せよ。
本実施形態において好適に用いられる細胞の例は、心筋細胞である。心筋細胞が拍動することは周知である。絶縁性ファイバ150上に配置された心筋細胞は、絶縁性ファイバ150の長手方向に沿って拍動する。しかし、絶縁性ファイバ150が存在しない場合、絶縁基板上に配置された心筋細胞の拍動の活動性は低下する。従って、絶縁性ファイバ150が存在しない場合と比較して、絶縁性ファイバ150が用いられた場合には、心筋細胞の電位変化が適切に測定される。なぜなら、絶縁性ファイバ150上に配置された心筋細胞が絶縁性ファイバ150の長手方向に沿って拍動しながら、心筋細胞の電位変化が測定されるからである。
絶縁性ファイバ150は、絶縁基板120に固定されていないことが望ましい。絶縁基板120に固定されている絶縁性ファイバ150は、心筋細胞の拍動に対する抵抗となり得る。言い換えれば、固定された絶縁性ファイバ150は、心筋細胞の拍動の活動性を低下させ得る。心筋細胞の拍動の活動性が低下することを防止するために、絶縁性ファイバ150は絶縁基板120に固定されていないことが望ましい。
ファイバ150は絶縁性である必要がある。導電性のファイバは、細胞の電位変化の測定に悪影響を与える。従って、カーボンナノチューブは本実施形態による細胞電位測定電極アセンブリ100のために用いられてはならない。その理由は以下のとおりである。後述されるように、本実施形態による細胞電位測定電極アセンブリ100上には複数の細胞が配置される。このように配置された複数の細胞のうち、測定電極110の近傍に位置する細胞の電位変化が測定される。しかし、万一、ファイバ150が導電性である場合、複数の細胞が電気的に接続されるため、測定電極110の近傍に位置する細胞の電位変化が測定されなくなる。
細胞適合性を有する絶縁性ファイバ150の材料の例は、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリメチルグルタルイミド、またはポリ乳酸である。
図3Aおよび図3Bに示されるように、絶縁性ファイバ150は、絶縁基板120(例えば、第2基板124)上だけでなく、導電性パターン12上にも配置され得る。言い換えれば、1本の絶縁性ファイバ150の一部が絶縁基板120(例えば、第2基板124)上に配置され、かつ当該1本の絶縁性ファイバ150の他の部分が導電性パターン12上に配置され得る。
上記の場合、絶縁性ファイバ150は、導電性パターン12だけでなく、測定電極110にも接し得る。
図3Aおよび図3Bに示されるように、本実施形態による細胞電位測定電極アセンブリ110は、複数の絶縁性ファイバ150を具備し得る。図3Aおよび図3Bでは、6本の絶縁性ファイバ150が描写されている。中央に位置する2本の絶縁性ファイバ150は、第2基板124上だけでなく、導電性パターン12上にも配置されている。残り4本の絶縁性ファイバ150は、第2基板124に配置されている。
図1および図2に示されるように、本実施形態による細胞電位測定電極アセンブリ110は、複数の導電性パターン12および複数の測定電極110を具備し得る。この場合、複数の絶縁性ファイバ150が用いられる。
複数の絶縁性ファイバ150が用いられる場合、図3Aに示されるように、各ファイバは直線状であり、かつ複数の絶縁性ファイバ150は、一方向に沿って配置されていることが望ましい。なぜなら、細胞として心筋細胞が用いられる場合には、心筋細胞は一方向に沿って配置されている複数の絶縁性ファイバ150の長手方向に沿って拍動するからである。
(測定電極110)
測定電極110は、層または平板の形状を有することが望ましい。図3Bに示されるように、測定電極110は、表面110fおよび裏面110bを有する。裏面110bは、導電性パターン12に接している。従って、測定電極110は、裏面110bを介して、導電性パターン12に電気的に接続されている。表面110fは、露出している。
本発明においては、絶縁性ファイバ150は、測定電極110の表面110fに配置されてはならない。万一、図4Aおよび図4Bに示されるように、絶縁性ファイバ150が測定電極110の表面110fに配置された場合、後述される比較例1において実証されているように、細胞電位測定電極アセンブリは、高いインピーダンスを有する。その結果、後述される比較例2において実証されているように、細胞電位の測定において大きなノイズが発生する。
測定電極110は、白金電極であることが望ましい。白金電極は、白金黒から形成され得る。
(使用方法)
次に、細胞電位測定電極アセンブリ100を用いて細胞の電位変化を測定する方法が説明される。
図2に示されるように、細胞電位測定電極アセンブリ100は基準電極10を具備していることが望ましい。図10の断面図に示されるように、測定電極110は細胞電位測定電極アセンブリ100の中心付近に配置されており、かつ基準電極10は細胞電位測定電極アセンブリ100の中心から遠くに配置されていることが望ましい。測定電極110を基準電極10から区画するために、絶縁リング62のような絶縁性の第2囲いが細胞電位測定電極アセンブリ100上に配置されることが望ましい。細胞電位測定電極アセンブリ100のユーザは、このような細胞電位測定電極アセンブリ100を用意する。言い換えれば、ユーザは、細胞電位測定電極アセンブリ100を入手する。
図11に示されるように、測定電極110および絶縁性ファイバ150に接するように、絶縁基板120上に複数の細胞180が配置される。細胞180は絶縁基板120上に配置された後、細胞180は静置されることが望ましい。このようにして、細胞180は絶縁性ファイバ150を表面に具備する絶縁基板120上で成熟する。
次に、図12に示されるように、細胞180に接する培養液182が絶縁基板120上に供給される。具体的には、円筒部材6および絶縁基板120により規定されるチャンバーに培養液182が供給される。最後に、基準電極10および測定電極110の間の電位差が細胞180の電位変化として測定される。
細胞電位測定電極アセンブリ100が基準電極10を具備していない場合には、図13に示されるように、チャンバーに培養液182が供給された後、基準電極11が培養液182に当接される。図13では、基準電極11の一部が培養液182に浸漬されている。しかし、基準電極11の全部が培養液182に浸漬され得る。このように、基準電極11の少なくとも一部が、培養液182に浸漬される。
次に、図12に示される場合と同様に、基準電極10および測定電極110の間の電位差が細胞180の電位変化として測定される。
(製造方法)
細胞電位測定電極アセンブリを製造する方法の一例が、以下、説明される。図8Bに示されるような絶縁基板120上に、細胞適合性を有する絶縁性ファイバ150を図9Bに示されるように配置させる。この絶縁基板120は、内部に導電性パターン12を具備している。絶縁基板120は、孔20を具備している。孔20の底面には導電性パターン12の一部が露出している。次いで、孔20に露出している導電性パターン12の一部を金属でめっきする。このようにして、図3Bに示される細胞電位測定電極アセンブリ100が製造される。
(実施例)
本発明が、以下の実施例を参照しながら、さらに詳細に説明される。
(実施例1)
まず、図5に示されるような細胞電位測定電極アセンブリ900(アルファメッドサイエンティフック株式会社から入手、商品名:MED−P545A)が購入された。この細胞電位測定電極アセンブリ900は、円筒部材6の内部に64個(すなわち、8列×8行)の測定電極190を具備していた。この細胞電位測定電極アセンブリ900の詳細については、特許文献1を参照せよ。特許文献1は、本明細書に参考として援用される。円筒部材6は、チャンバーを規定する。
図6は、細胞電位測定電極アセンブリ900の平面図を示す。図6に示されるように、細胞電位測定電極アセンブリ900は、円筒部材6の外部に68本の電極7および導電性パターン12を有していた。各電極7は1本の導電性パターン12の一端に接続されていた。これらの電極7のうち、4本の電極7は基準電極10であった。残り60本の電極7に接続された各導電性パターン12の他端が円筒部材6の内部で測定電極190に接続されていた。図5では、電極7、基準電極10、および導電性パターン12は省略されている。図6では、測定電極190が省略されている。
図7Aは、細胞電位測定電極アセンブリ900に含まれる1つの測定電極110の概略図を示す。図7Bは、図7Aに含まれる線7B−7Bに沿って切り取った断面図を示す。図7Aおよび図7Bに示されるように、細胞電位測定電極アセンブリ900は、ガラスから形成されている第1基板122、絶縁体から形成された第2基板124、インジウムスズ酸化物から形成されている導電性パターン12、および白金黒から形成されている測定電極190を具備していた。
次に、およそ2ミリリットルの容積を有する水が、円筒部材6の内部に供給された。綿棒を用いて測定電極190を除去した。このようにして、図8Aおよび図8Bに示されるように、第2基板124に形成されている貫通孔20の底面に、インジウムスズ酸化物から形成されている導電性パターン12の一部が露出した。続いて、細胞電位測定電極アセンブリは自然乾燥された。
細胞電位測定電極アセンブリは、プラズマ処理装置(HARRICK PLASMA社製、商品名「PDC−32G」)を用いて、RFパワーが18Wの条件下で、2分間、プラズマ表面処理に供された。
その一方で、ポリメチルグルタルイミドから形成されたナノファイバーが、エレクトロスピニング法により表面に形成されたアルミニウムテープ(日立マクセル株式会社より入手、商品名:SLIONTEC)が用意された。ナノファイバーは、50%の表面被覆率(surface coverage)を有していた。
次に、ナノファイバーがアルミニウムテープおよび導電性パターン12の間に挟まれるように、ナノファイバーを有するアルミニウムテープが細胞電位測定電極アセンブリの表面上に配置された。ナノファイバーを有するアルミニウムテープは、第2基板124の表面および貫通孔20の底面で露出している導電性パターン12の部分の表面に押しつけられた。次いで、アルミニウムテープが剥がされた。このようにして、図9Aおよび図9Bに示されるように、第2基板124の表面および貫通孔20の底面で露出している導電性パターン12の部分の表面にナノファイバー150が転写された。
最後に、貫通孔20の底面で露出している導電性パターン12の部分が白金黒を用いてメッキされた。具体的には、メッキ溶液を用いて、20mA/cm2の電流密度で2分間、当該部分がメッキされた。メッキ時には、導電性パターン12はカソードとして用いられた。メッキ溶液は、以下の表1に示される組成を有していた。このようなメッキ処理を介して貫通孔20の底面で露出している導電性パターン12の部分の表面に測定電極110が形成された。
Figure 2016212083
このようにして、図3Aおよび図3Bに示されるように、実施例1による細胞電位測定電極アセンブリ100が得られた。
次に、インピーダンス測定装置(株式会社エヌエフ回路設計ブロック製、商品名:ZM2371)を用いて、10〜100kHzの周波数および1ボルトの電圧を有する正弦波が実施例1による細胞電位測定電極アセンブリに印加されながら、実施例1による細胞電位測定電極アセンブリのインピーダンスが測定された。
(比較例1)
比較例1では、白金黒から形成された測定電極190を除去することなく細胞電位測定電極アセンブリ900がプラズマ表面処理に供されたこと、および導電性パターン12がメッキされなかったこと以外は、実施例1と同様の実験が行われた。
言い換えれば、比較例1では、白金黒から形成された測定電極190を具備する細胞電位測定電極アセンブリ900が、プラズマ処理装置を用いて、RFパワーが18Wの条件下で、2分間、プラズマ表面処理に供された。次いで、ナノファイバーを有するアルミニウムテープが細胞電位測定電極アセンブリの表面上に押しつけられた。アルミニウムテープが剥がされ、ナノファイバー150を第2基板124の表面および測定電極190の表面にナノファイバーが転写された。このようにして、比較例1による細胞電位測定電極アセンブリが得られた。
(参考例1)
参考例1では、アルファメッドサイエンティフック株式会社から購入された細胞電位測定電極アセンブリ900がそのまま、インピーダンス測定のために用いられた。言い換えれば、参考例1では、白金黒から形成された測定電極190は除去されなかった。細胞電位測定電極アセンブリ900はプラズマ処理に供されなかった。ナノファイバーも細胞電位測定電極アセンブリ900に転写されなかった。
図14は、実施例1、比較例1、および参考例1による細胞電位測定電極アセンブリのインピーダンスの測定結果を示す。
図14から理解されるように、実施例1による細胞電位測定電極アセンブリ100は、比較例1による細胞電位測定電極アセンブリよりも低いインピーダンスを有する。参考例1による細胞電位測定電極アセンブリ900は、最も低いインピーダンスを有するが、細胞成熟に必要とされるナノファイバーを有していないことに留意せよ。
(実施例2)
実施例2では、実施例1による細胞電位測定電極アセンブリ100を用いて、心筋細胞の電位変化が測定された。具体的には、ヒト由来iPS分化心筋細胞(iPSアカデミアジャパン株式会社より入手、商品名:iCell Cardiomycytes)が用いられた。iCell Cardiomycytesに添付されている説明書に記載されたプロトコルに従って、ヒト由来iPS分化心筋細胞を含有する培養液が調製された。
次いで、図12に示されるように、実施例1による細胞電位測定電極アセンブリ100上に、培養液182が供給された。細胞電位測定電極アセンブリ100上でのiPS分化心筋細胞180の濃度は、1.5×104細胞/mm2であった。実施例2では、図10〜図12に示されるように、絶縁リング62が用いられた。
細胞電位測定装置(アルファメッドサイエンティフック株式会社より入手、商品名:「MED−64」)を用いて、基準電極10および測定電極110の間の電位差が測定された。このようにして、細胞180の電位変化が測定された。
図15は、実施例2における測定結果を示すグラフである。
(比較例2)
比較例2では、実施例1による細胞電位測定電極アセンブリ100に代えて比較例1による細胞電位測定電極アセンブリが用いられたこと以外は、実施例2と同様の実験が行われた。図16は、比較例2における測定結果を示すグラフである。
図15および図16から明らかなように、実施例2においては測定ノイズは10マイクロボルト程度の低い値であったが、比較例2においては測定ノイズは60マイクロボルト程度の高い値であった。このように、絶縁性ファイバ150が測定電極110の表面110fに配置された場合、大きなノイズが発生する。従って、絶縁性ファイバ150は測定電極110の裏面110bに配置されることが小さなノイズのために必要とされる。
本発明は、創薬スクリーニングのために用いられ得る。
100 細胞電位測定電極アセンブリ
110 測定電極
110a 表面
110b 裏面
6 円筒部材
7 電極
10 基準電極
11 基準電極
12 導電性パターン
20 貫通孔

120 絶縁基板
122 第1基板
124 第2基板
150 絶縁性ファイバ
180 細胞

62 絶縁リング

82 化学センサー
84 ファイバーマット
86 基板
88 電極
90 絶縁表面
92 絶縁体
94ウェーハ
99a コンポジットナノファイバーセンシング材料

900 細胞電位測定電極アセンブリ
190 測定電極

Claims (35)

  1. 以下を具備する細胞電位測定電極アセンブリ:
    絶縁基板、
    前記絶縁基板内に配置された導電性パターン、
    細胞適合性を有する絶縁性ファイバ、および
    測定電極
    を具備し、ここで、
    前記絶縁性ファイバは、前記絶縁基板上に配置されており、
    前記測定電極は表面および裏面を有しており、
    前記測定電極の裏面は、前記導電性パターン上に接しており、かつ
    前記絶縁性ファイバは、前記測定電極の表面には配置されていない。
  2. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁基板の厚み方向に沿った断面において、前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターン上に配置されている。
  3. 請求項2に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターンおよび前記測定電極の両方に接している。
  4. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    複数の前記絶縁性ファイバを具備している。
  5. 請求項4に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    複数の前記導電性パターンおよび複数の前記測定電極を具備している。
  6. 請求項4に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    複数の前記絶縁性ファイバは、直線状であって、かつ
    前記複数の絶縁性ファイバは、一方向に沿って配置されている。
  7. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁基板は第1基板および前記第1基板上に積層された第2基板を具備し、
    前記導電性パターンは前記第1基板上に形成されており、
    前記第2基板は貫通孔を具備しており、
    前記貫通孔の内部に前記測定電極の一部分が埋め込まれており、
    前記測定電極は、前記貫通孔の底面で前記導電性パターンに電気的に接続されており、かつ
    前記絶縁性ファイバは前記第2基板上に配置されている。
  8. 請求項7に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁基板の厚み方向に沿った断面において、前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターン上に配置されている。
  9. 請求項8に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターンおよび前記測定電極の両方に接している。
  10. 請求項7に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    複数の前記絶縁性ファイバを具備している。
  11. 請求項10に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    複数の前記導電性パターンおよび複数の前記測定電極を具備している。
  12. 請求項10に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    複数の前記絶縁性ファイバは、直線状であって、
    前記複数の絶縁性ファイバは、一方向に沿って配置されている。
  13. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記測定電極が、白金から形成されている。
  14. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁性ファイバが前記絶縁基板上で固定されていない。
  15. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記絶縁性ファイバが、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリメチルグルタルイミド、およびポリ乳酸からなる群から選択される高分子から形成される。
  16. 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリであって、
    前記細胞が心筋細胞である。
  17. 細胞の電位変化を測定する方法であって、以下の工程を具備する:

    (a) 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリを用意する工程、
    ここで、前記細胞電位測定電極アセンブリは、さらに基準電極を表面に具備しており、

    (b) 前記測定電極および前記絶縁性ファイバに接するように、前記絶縁基板上に複数の細胞を配置する工程、

    (c) 前記基準電極、前記測定電極、および前記細胞に接するように培養液を前記絶縁基板上に供給する工程、および

    (d) 前記基準電極および前記測定電極の間の電位差を前記細胞の電位変化として測定する工程。
  18. 請求項17に記載の方法であって、さらに以下の工程を具備する:
    工程(b)および工程(d)の間に、前記複数の細胞を静置する工程。
  19. 請求項17に記載の方法であって、
    前記複数の細胞が心筋細胞である。
  20. 請求項17に記載の方法であって、
    前記絶縁基板の厚み方向に沿った断面において、前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターン上に配置されている。
  21. 請求項20に記載の方法であって、
    前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターンおよび前記測定電極の両方に接している。
  22. 請求項17に記載の方法であって、
    複数の前記絶縁性ファイバを具備している。
  23. 請求項22に記載の方法であって、
    複数の前記導電性パターンおよび複数の前記測定電極を具備している。
  24. 請求項22に記載の方法であって、
    複数の前記絶縁性ファイバは、直線状であって、
    前記複数の絶縁性ファイバは、一方向に沿って配置されている。
  25. 請求項17に記載の方法であって、
    前記絶縁基板は第1基板および前記第1基板上に積層された第2基板を具備し、
    前記導電性パターンは前記第1基板上に形成されており、
    前記第2基板は貫通孔を有しており、
    前記貫通孔の内部に前記測定電極の一部分が埋め込まれており、
    前記測定電極は、前記貫通孔の底面で前記導電性パターンに電気的に接続されており、かつ
    前記絶縁性ファイバは前記第2基板上に配置されている。
  26. 請求項25に記載の方法であって、
    前記絶縁基板の厚み方向に沿った断面において、前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターン上に配置されている。
  27. 請求項26に記載の方法であって、
    前記絶縁性ファイバは、前記導電性パターンおよび前記測定電極の両方に接している。
  28. 請求項25に記載の方法であって、
    複数の前記絶縁性ファイバを具備している。
  29. 請求項28に記載の方法であって、
    複数の前記導電性パターンおよび複数の前記測定電極を具備している。
  30. 請求項28に記載の方法であって、
    複数の前記絶縁性ファイバは、直線状であって、
    前記複数の絶縁性ファイバは、一方向に沿って配置されている。
  31. 請求項17に記載の方法であって、
    前記測定電極が、白金から形成されている。
  32. 請求項17に記載の方法であって、
    前記絶縁性ファイバが前記絶縁基板上で固定されていない。
  33. 細胞の電位変化を測定する方法であって、以下の工程を具備する:

    (a) 請求項1に記載の細胞電位測定電極アセンブリを用意する工程、

    (b) 前記測定電極および前記絶縁性ファイバに接するように、前記絶縁基板上に複数の細胞を配置する工程、

    (c) 前記測定電極、および前記細胞に接するように培養液を前記絶縁基板上に供給する工程、および

    (d) 基準電極および前記測定電極の間の電位差を前記細胞の電位変化として測定する工程、ここで、
    前記方法は、前記工程(c)および前記工程(d)の間に、前記基準電極を前記培養液に接する工程をさらに具備する。
  34. 細胞電位測定電極アセンブリを製造する方法であって、以下の工程を具備する:
    (a) 絶縁基板上に、細胞適合性を有する絶縁性ファイバを配置させる工程、
    ここで、
    前記絶縁基板は、内部に導電性パターンを具備しており、
    前記絶縁基板は、孔を具備しており、かつ
    前記孔の底面に前記導電性パターンの一部が露出しており、および
    (b) 前記孔に露出している前記導電性パターンの一部を金属でめっきする工程。
  35. 請求項34に記載の方法であって、
    前記金属が白金である。
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