JP2016212036A - クランプ式センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】検出精度を向上させる。
【解決手段】第1センサ部3と第2センサ部4とを備え、第1センサ部3は、支軸5a,5bによって本体部2に軸支された基端部A1を中心として回動可能に構成された一対の第1クランプアーム11a,11bを備え、第1クランプアーム11a,11bで電線200を取り囲むようにクランプした状態において各先端部先端部B1同士が係合して環状体Rを構成すると共にクランプした状態において電流を検出し、第2センサ部4は、支軸5a,5bによって本体部2に軸支された基端部A2を中心として回動可能に構成された一対の第2クランプアーム21a,21bを備え、第2クランプアーム21a,21bが平面視状態における環状体Rの内側でかつ第1クランプアーム11a,11bからそれぞれ離間した位置で電線200を挟み込んでクランプすると共にクランプした状態において電圧を検出する。
【選択図】図10

Description

本発明は、検出対象に流れる電流および検出対象の電圧を検出するクランプ式センサに関するものである。
この種のクランプ式センサとして、出願人は、クランプ部およびセンサ本体部を備えて測定対象電線を流れる電流および測定対象電線の電圧を検出可能に構成されたクランプ式センサを下記の特許文献に開示している。この場合、クランプ部は、測定対象電線を流れる電流を検出するための環状の磁路を形成する磁気コアと、磁気コアに巻回された検出コイルと、測定対象電線の電圧を検出するための検出電極とを備えると共に、測定対象電線をクランプ可能に構成されている。
具体的には、クランプ部は、磁気コア、検出コイルおよび検出電極が配設されると共に一端部がセンサ本体部に固定された固定センサアームと、磁気コアおよび検出コイルが配設されると共に一端部がセンサ本体部に回動自在に取り付けられた可動センサアームと、固定センサアームおよび可動センサアームの間に配設されて一端部が可動センサアームの一端部と共にセンサ本体部に回動自在に取り付けられると共に固定センサアームと相俟って測定対象電線をクランプして検出電極の近傍に測定対象電線を押さえ付ける押さえアームとを備えている。この場合、可動センサアームの一端部には、可動センサアームとは逆方向に延出する第1操作レバーが配設され、押さえアームの一端部には、押さえアームとは逆方向に延出する第2操作レバーが配設されている。
また、第2操作レバーは、第1操作レバーを覆った状態で配設され、第1操作レバーは、センサ本体部に配設されたバネによってセンサ本体部の開口部から突出する方向に付勢されている。これにより、出願人が開示しているクランプ式センサでは、第1操作レバーを付勢しているバネの付勢力によって可動センサアームが固定センサアームの側に回動するように常時付勢されている。さらに、第2操作レバーは、第1操作レバーとの間に配設されたバネによって第1操作レバーから離反する方向に付勢されている。これにより、出願人が開示しているクランプ式センサでは、第1操作レバーに対して第2操作レバーを付勢しているバネの付勢力によって押さえアームが固定センサアームの側に回動するように常時付勢されている。
このクランプ式センサを用いて測定対象電線を流れる電流および測定対象電線の電圧を測定する際には、まず、クランプ部によって測定対象電線をクランプする。具体的には、一例として、第2操作レバーに指を掛けるようにしてセンサ本体部を握ることで可動センサアームをセンサ本体部に対して回動させ、可動センサアームの先端部(他端部)と固定センサアームの先端部(他端部)とを相互に離間させる(クランプ部を開く)。この際には、両操作レバーの間に配設されているバネの付勢力によって第2操作レバーが第1操作レバーから離反する方向に回動させられる結果、押さえアームがセンサ本体部に対して回動させられてその先端部が固定センサアームの内周面から離間させられる。これにより、測定対象電線をクランプ可能な状態となる。
次いで、測定対象電線を可動センサアームおよび押さえアームと固定センサアームとの間に導入し、第2操作レバーに掛けていた指を離す。これにより、センサ本体部と第1操作レバーとの間に配設されているバネの付勢力によって可動センサアームが固定センサアームの側に回動させられ、両センサアームの先端部同士(他端部同士)が接触した状態になると共に、両操作レバーの間に配設されているバネの付勢力によって押さえアームが固定センサアームの側に回動させられ、固定センサアームにおける検出電極の近傍に測定対象電線が押し付けられた状態となる。これにより、測定対象電線のクランプが完了する。この後、クランプ式センサが接続されている測定装置本体(本体ユニット)の操作部を操作して測定処理を実行させることにより、測定対象電線を流れている電流、および測定対象電線の電圧が測定される。
特開2009−41925号公報(第4−13頁、第1−9図)
ところが、上記のクランプ式センサには、改善すべき以下の課題がある。すなわち、上記のクランプ式センサでは、測定対象電線を流れる電流や測定対象電線の電圧を検出する際に、固定センサアームおよび可動センサアームの間に配設されている押さえアームによって固定センサアームにおける検出電極の近傍に測定対象電線を押し付けた状態とする構成が採用されている。この場合、検出電極によって検出される電圧は、測定対象電線以外の他の導体(測定場所において、測定対象電線の周囲に存在する導体)の影響を受けて変動し易いため、測定対象電線を他の導体からできるだけ離間させた状態で測定対象電線をクランプするのが好ましく、このためには、固定センサアームおよび可動センサアームで構成される環状体の内側(磁気コアおよび検出コイルによって形成される環状の磁路の内側)で測定対象電線をクランプするのが好ましい。しかしながら、上記のクランプ式センサでは、上記したように、固定センサアームに検出電極が配設され、固定センサアームにおける検出電極の近傍に押さえアームによって測定対象電線を押し付けた状態で電圧を測定する構成のため、測定対象以外の他の導体の影響を受け、これによって測定精度の向上が困難となるおそれがあり、この点の改善が望まれている。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、検出精度を向上し得るクランプ式センサを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のクランプ式センサは、検出対象に流れる電流を検出する第1センサ部と、前記検出対象の電圧を検出する第2センサ部とを備えたクランプ式センサであって、前記第1センサ部は、本体部に配設された一対の第1クランプアームを備え、当該各第1クランプアームの少なくとも一方が第1支軸によって当該本体部に軸支された基端部を中心として回動可能に構成されて、当該各第1クランプアームで前記検出対象を取り囲むようにクランプした状態において各先端部同士が係合して環状体を構成すると共に当該クランプした状態において前記電流を検出し、前記第2センサ部は、前記本体部に配設された一対の第2クランプアームを備え、当該各第2クランプアームの少なくとも一方が第2支軸によって当該本体部に軸支された基端部を中心として回動可能に構成されて、当該各第2クランプアームが平面視状態における前記環状体の内側でかつ前記各第1クランプアームからそれぞれ離間した位置で前記検出対象を挟み込んでクランプすると共に当該クランプした状態において前記電圧を検出する。
また、請求項2記載のクランプ式センサは、請求項1記載のクランプ式センサにおいて、前記各第2クランプアームの双方が回動可能に構成されている。
また、請求項3記載のクランプ式センサは、請求項2記載のクランプ式センサにおいて、前記各第2クランプアームは、前記第1クランプアームの前記先端部側が位置する前記環状体の頂部および当該環状体の中心部を通る直線を対称線として前記平面視状態において線対称となる回動軌跡で回動するように構成されている。
また、請求項4記載のクランプ式センサは、請求項1から3のいずれかに記載のクランプ式センサにおいて、前記各第1クランプアームの双方が回動可能に構成されている。
また、請求項5記載のクランプ式センサは、請求項1から4のいずれかに記載のクランプ式センサにおいて、前記回動可能な第1クランプアームおよび第2クランプアームは、当該第1クランプアームおよび第2クランプアームのいずれか一方に対する回動操作に連動して当該第1クランプアームおよび第2クランプアームの双方が回動するように構成されている。
請求項1記載のクランプ式センサによれば、第2支軸によって本体部に軸支された基端部を中心として回動可能に各第2クランプアームの少なくとも一方を構成すると共に、一対の第1クランプアームによって構成される環状体を平面視した状態における環状体の内側でかつ各第1クランプアームから離間した位置で検出対象を挟み込むように各第2クランプアームを構成したことにより、検出対象以外の他の導体がクランプ式センサの周囲に存在しているとしても、第1クランプアームとして機能する固定センサアームに検出対象を押し付けて電圧を測定する従来の構成と比較して、第2クランプアームに配設されている電圧検出用の検出電極を周囲に存在する導体から離間させることができる。このため、このクランプ式センサによれば、電圧を検出する際の検出対象以外の導体の影響を少なく抑えることができる結果、検出精度を十分に向上させることができる。
また、請求項2記載のクランプ式センサによれば、各第2クランプアームの双方を回動可能に構成したことにより、検出対象をクランプする際に各第2クランプアームの各先端部同士を大きく離間させることができるため、検出対象を容易にクランプすることができる結果、クランプの作業効率を十分に向上させることができる。
また、請求項3記載のクランプ式センサによれば、環状体の頂部および環状体の中心部を通る直線を対称線として平面視状態において線対称となる回動軌跡で回動するように各第2クランプアームを構成したことにより、直線上、つまり平面視状態における環状体の中央部(左右の中央部)において各第2クランプアームによって検出対象をクランプすることができる結果、電流の検出精度を十分に向上させることができる。
また、請求項4記載のクランプ式センサによれば、各第1クランプアームの双方を回動可能に構成したことにより、検出対象をクランプする際に各第1クランプアームの各先端部同士を大きく離間させることができるため、検出対象を容易にクランプすることができる結果、クランプの作業効率を十分に向上させることができる。
また、請求項5記載のクランプ式センサによれば、第1クランプアームおよび第2クランプアームのいずれか一方に対する回動操作に連動して第1クランプアームおよび第2クランプアームの双方が回動するように構成したことにより、操作性を十分に向上させることができる。
クランプ式センサ1の正面図である。 クランプ式センサ1の斜視図である。 本体部2を分解した状態の斜視図である。 第1クランプアーム11aおよび第2クランプアーム21aの分解斜視図である。 第1クランプアーム11bおよび第2クランプアーム21bの分解斜視図である。 クランプ式センサ1の動作を説明する第1の説明図である。 クランプ式センサ1の動作を説明する第2の説明図である。 クランプ式センサ1の動作を説明する第3の説明図である。 クランプ式センサ1の動作を説明する第4の説明図である。 クランプ式センサ1の動作を説明する第5の説明図である。
以下、クランプ式センサの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、クランプ式センサの一例としての図1に示すクランプ式センサ1の構成について説明する。クランプ式センサ1は、検出対象(例えば、図8〜図10に示す電線200)に流れる電流、および検出対象の電圧を非接触で検出するクランプ式のセンサであって、図1,2に示すように、本体部2、第1センサ部3、第2センサ部4、支軸5a,5b(図3参照)、バネ6aa,6ab(図4,5参照)、およびバネ6ba,6bb(図4,5参照)を備えて構成されている。
本体部2は、図3に示すように、嵌合可能なケース2a,2bを備えて構成され、ケース2a,2bの嵌合状態において第1センサ部3の基端部3a側、および第2センサ部4の基端部4a側を収容する。また、図2に示すように、本体部2には、ケース2a,2bの嵌合状態において、第1センサ部3の先端部3b側、および第2センサ部4の先端部4b側を突出させる開口部Oaが形成されている。また、本体部2には、ケース2a,2bの嵌合状態において、第1センサ部3のレバーC1,C1および第2センサ部4のレバーC2,C2を突出させる開口部Ob,Ocが形成されている。
第1センサ部3は、図1〜3に示すように,一対の第1クランプアーム11a,11b(以下、区別しないときには「第1クランプアーム11」ともいう)、および検出コイル12a,12b(図4,5参照)を備えて構成され、検出対象をクランプして検出対象に流れる電流を検出する。
第1クランプアーム11aは、図4に示すように、互いに嵌合可能な一対の半体H1aa,H1abを備え、平面視弧状に形成された基端部A1から先端部B1までの間の内部空間に検出コイル12aを収容すると共に、基端部A1の内部空間にバネ6aaを収容することが可能に構成されている。この場合、バネ6aaは、一例としてねじりコイルバネで構成されて、第1クランプアーム11aの先端部B1が第1クランプアーム11bの先端部B1(図1参照)に近接する回動方向(同図における右回りの回動方向)に第1クランプアーム11aを付勢する。
また、図3,4に示すように、第1クランプアーム11aの基端部A1には、第1クランプアーム11aを回動操作する際に用いるレバーC1が設けられている。また、図4に示すように、レバーC1には、バネ6baの一端部を嵌合させる嵌合部D1が設けられている。この場合、バネ6baは、一例としてコイルバネで構成されて、第1クランプアーム11aのレバーC1と第2クランプアーム21aのレバーC2(図3,4参照)とが互いに離反する向きにレバーC1,C2を付勢する。さらに、第1クランプアーム11aの基端部A1には、図3,4に示すように、支軸5a(図3参照)を挿通させる挿通孔E1が形成されている。
第1クランプアーム11bは、図5に示すように、互いに嵌合可能な一対の半体H1ba,H1bbを備え、平面視弧状に形成された基端部A1から先端部B1までの間の内部空間に検出コイル12bを収容すると共に、基端部A1の内部空間にバネ6abを収容することが可能に構成されている。この場合、バネ6abは、バネ6aaと同様のねじりコイルバネで構成されて、第1クランプアーム11bの先端部B1が第1クランプアーム11aの先端部B1(図1参照)に近接する回動方向(同図における左回りの回動方向)に第1クランプアーム11bを付勢する。
また、図3,5に示すように、第1クランプアーム11bの基端部A1には、第1クランプアーム11bを回動操作する際に用いるレバーC1が設けられている。また、図5に示すように、レバーC1には、バネ6bbの一端部を嵌合させる嵌合部D1が設けられている。この場合、バネ6bbは、バネ6baと同様のコイルバネで構成されて、第1クランプアーム11bのレバーC1と第2クランプアーム21bのレバーC2(図3,5参照)とが互いに離反する向きにレバーC1,C2を付勢する。さらに、第1クランプアーム11bの基端部A1には、図3,5に示すように、支軸5b(図3参照)を挿通させる挿通孔E1が形成されている。
このクランプ式センサ1では、図6に示すように、第1クランプアーム11aの基端部A1が第1支軸としての支軸5aによって本体部2に軸支され、この基端部A1(軸支された部位)を中心として第1クランプアーム11aが回動するように構成されている。また、第1クランプアーム11bの基端部A1が第1支軸としての支軸5bによって本体部2に軸支され、この基端部A1(軸支された部位)を中心として第1クランプアーム11bが回動するように構成されている。つまり、このクランプ式センサ1では、第1クランプアーム11a,11bの双方が回動可能に構成されている。なお、図6〜図10では、本体部2のケース2b(図3参照)を取り外した状態で図示している。
また、このクランプ式センサ1では、図9,10に示すように、各第1クランプアーム11a,11bにおける各々の先端部B1,B1同士が係合したときに各第1クランプアーム11a,11bが環状体Rを構成し、検出対象をこの環状体Rで取り囲んだ状態(検出対象をクランプした状態)において第1センサ部3が検出対象に流れる電流を検出する。
第2センサ部4は、図1〜3に示すように,一対の第2クランプアーム21a,21b(以下、区別しないときには「第2クランプアーム21」ともいう)、および検出電極22(図4参照)を備えて構成され、検出対象をクランプして検出対象の電圧を検出する。
第2クランプアーム21aは、図4に示すように、一対の半体H2aa,H2abを備えて構成されている。また、半体H2aa,H2abは、図3,4に示すように、第1クランプアーム11aの基端部A1およびレバーC1を挟んだ状態で互いに嵌合させることが可能に構成されている。また、第2クランプアーム21aは、図4に示すように、平面視弧状に形成された基端部A2から先端部B2までの間の内部空間に検出電極22を収容することが可能に構成されている。また、図3,4に示すように、第2クランプアーム21aの基端部A2には、第2クランプアーム21aを回動操作する際に用いるレバーC2が設けられている。また、図4に示すように、レバーC2には、バネ6baの他端部を嵌合させる嵌合部D2が設けられている。さらに、第2クランプアーム21aの基端部A2には、図3,4に示すように、支軸5a(図3参照)を挿通させる挿通孔E2が形成されている。
第2クランプアーム21bは、図5に示すように、互いに嵌合可能な一対の半体H2ba,H2bbを備えて構成されている。また、半体H2ba,H2bbは、図3,5に示すように、第1クランプアーム11bの基端部A1およびレバーC1を挟んだ状態で互いに嵌合させることが可能に構成されている。また、第2クランプアーム21bは、図5に示すように、基端部A2から先端部B2までの間が平面視弧状に形成されている。また、図3,5に示すように、第2クランプアーム21bの基端部A2には、第2クランプアーム21bを回動操作する際に用いるレバーC2が設けられている。また、図5に示すように、レバーC2には、バネ6bbの他端部を嵌合させる嵌合部D2が設けられている。さらに、第2クランプアーム21bの基端部A2には、図3,5に示すように、支軸5b(図3参照)を挿通させる挿通孔E2が形成されている。
このクランプ式センサ1では、図6に示すように、第2クランプアーム21aの基端部A2が第2支軸としての支軸5aによって本体部2に軸支され、この基端部A2(軸支された部位)を中心として第2クランプアーム21aが回動するように構成されている。また、第2クランプアーム21bの基端部A2が第2支軸としての支軸5bによって本体部2に軸支され、この基端部A2(軸支された部位)を中心として第2クランプアーム21bが回動するように構成されている。つまり、このクランプ式センサ1では、第2クランプアーム21a,21bの双方が回動可能に構成されている。
また、このクランプ式センサ1では、図6,7,10に示すように、第1センサ部3の各第1クランプアーム11の各先端部B1側が位置する環状体Rの頂部Raおよび環状体Rの中心部Rbを通る直線Lを対称線として平面視状態において線対称となる回動軌跡で各第2クランプアーム21が回動する。このため、このクランプ式センサ1では、図10に示すように、直線L上において、各第2クランプアーム21によって検出対象(同図に示す電線200)がクランプされる。
また、このクランプ式センサ1では、図10に示すように、第2センサ部4が、第1センサ部3の第1クランプアーム11によって構成される環状体Rの平面視状態における内側で、かつ各第1クランプアーム11から離間した位置で各第2クランプアーム21の各内周部Fで検出対象(同図に示す電線200)を挟み込んでクランプするように構成され、この状態において検出対象の電圧を検出する。
次に、クランプ式センサ1の使用方法について、図面を参照して説明する。
このクランプ式センサ1は、検出対象に流れている電流、および検出対象の電圧を測定し、その測定値から検出対象を介して供給されている電力の測定を行う際に用いられる。例えば、図8に示す電線200を検出対象として電力を測定する際には、図外のケーブルを介して、クランプ式センサ1を図外の測定装置に接続し、次いで、測定装置を作動させる。
この場合、初期状態(レバーC1,C2を操作していない状態)では、図6に示すように、バネ6aa,6ab(図4,5参照)の付勢力により、第1センサ部3の各第1クランプアーム11の各先端部B1同士が当接して各第1クランプアーム11によって環状体Rが構成されている。また、バネ6ba,6bb(図4,5参照)の付勢力により、第2センサ部4の各第2クランプアーム21の各レバーC2が各第1クランプアーム11のレバーC1から離反する向きに付勢されているため、図6に示すように、各第2クランプアーム21の各先端部B2同士が当接している。
続いて、図7に示すように、各第2クランプアーム21の各レバーC2を、バネ6ba,6bbの付勢力に抗して本体部2の中心部側に押し込む(回動操作を行う)。この際に、同図に示すように、各第2クランプアーム21が、支軸5a,5bによって軸支されている基端部A2を中心として回動し、各先端部B2同士が離間する。
次いで、各レバーC2を、さらに押し込むことにより、図8に示すように、各レバーC2の外周壁Ca2が各第1クランプアーム11の各レバーC1の外周壁Ca1に当接して、各レバーC1が各レバーC2と共に押し込まれる。この際に、バネ6ba,6bbの付勢力、およびバネ6aa,6abの付勢力に抗して各レバーC1,C2をさらに押し込むことにより、各第2クランプアーム21がさらに回動すると共に、各第1クランプアーム11が、支軸5a,5bによって軸支されている基端部A1を中心として回動し、各先端部B1同士が離間する。
次いで、図8に示すように、各第1クランプアーム11の各先端部B1の間の隙間、および各第2クランプアーム21の各先端部B2の間の隙間に電線200を通して、各第1クランプアーム11および各第2クランプアーム21の内側に電線200を位置させ、続いて、各レバーC1(レバーC1,C2)に対して加えている力(押し込み力を)を緩める。この際に、バネ6aa,6abの付勢力により、図9に示すように、各第1クランプアーム11が各基端部A1を中心として回動して、各先端部B1同士が当接し、各第1クランプアーム11によって環状体Rが構成される。また、各第2クランプアーム21も、各先端部B2同士が近接する向きに各基端部A2を中心として回動する。
次いで、各レバーC1に対して加えている力をさらに緩める。この際に、バネ6ba,6bbの付勢力により、図10に示すように、各第2クランプアーム21が、各先端部B2同士が近接する向きにさらに回動し、続いて各第2クランプアーム21の内周部Fによって電線200が挟み込まれてクランプされる。
この場合、このクランプ式センサ1では、図10に示すように、各第2クランプアーム21が、平面視状態における環状体Rの内側でかつ各第1クランプアーム11から離間した位置で電線200を挟み込んでクランプするように構成されている。このため、このクランプ式センサ1では、電線200以外の他の導体がクランプ式センサ1の周囲に存在しているとしても、第1クランプアーム11として機能する固定センサアームに電線200を押し付けて電圧を測定する従来の構成と比較して、各第2クランプアーム21(第2クランプアーム21aに配設されている検出電極22)が周囲に存在する導体から離間する分、その導体の影響を少なく抑えることが可能となっている。
また、このクランプ式センサ1では、環状体Rの頂部Raおよび中心部Rbを通る直線Lを対称線として平面視状態において線対称となる回動軌跡で各第2クランプアーム21が回動する。このため、このクランプ式センサ1では、図10に示すように、直線L上、つまり平面視状態における環状体Rの中央部(同図における左右の中央部)において各第2クランプアーム21によって検出対象がクランプされる。この場合、このクランプ式センサ1では、検出対象が環状体Rの中央部に位置するほど、電流の検出精度が向上することが発明者らの実験結果から明らかとなっている。このため、平面視状態における環状体Rの中央部において各第2クランプアーム21が検出対象をクランプするこのクランプ式センサ1では、電流の検出精度を十分に向上させることが可能となっている。
一方、第1センサ部3は、各第1クランプアーム11によって構成される環状体Rで電線200を取り囲んでクランプした状態において、電線200に流れる電流を検出して検出信号を出力する。また、第2センサ部4は、各第2クランプアーム21の各内周部Fで電線200を挟み込んでクランプした状態において、電線200の電圧を検出して検出信号を出力する。次いで、測定装置が第1センサ部3および第2センサ部4からそれぞれ出力された電流の検出信号および電圧の検出信号をケーブルを介して入力し、各検出信号に基づいて電線200によって供給されている電力を測定する。
続いて、測定を終了して、クランプ式センサ1による電線200のクランプを解除するときには、各第2クランプアーム21の各レバーC2を押し込んで、各第2クランプアーム21を回動させて各先端部B2同士を離間させると共に、各第1クランプアーム11を回動させて各先端部B1同士を離間させる。次いで、各第2クランプアーム21の各先端部B2の間の隙間、および各第1クランプアーム11の各先端部B1の間の隙間に電線200を通して、各第1クランプアーム11および各第2クランプアーム21の外側に電線200を位置させる。続いて、各レバーC1に対して加えている力を緩めて、クランプ式センサ1を初期状態に復帰させる。
このように、このクランプ式センサ1によれば、支軸5a,5bによって本体部2に軸支された基端部A2を中心として回動可能に各第2クランプアーム21を構成すると共に、平面視状態における環状体Rの内側でかつ各第1クランプアーム11から離間した位置で検出対象を挟み込むように各第2クランプアーム21を構成したことにより、検出対象以外の他の導体がクランプ式センサ1の周囲に存在しているとしても、第1クランプアーム11として機能する固定センサアームに検出対象を押し付けて電圧を測定する従来の構成と比較して、第2クランプアーム21に配設されている検出電極22を周囲に存在する導体から離間させることができる。このため、このクランプ式センサ1によれば、電圧を検出する際の検出対象以外の導体の影響を少なく抑えることができる結果、検出精度を十分に向上させることができる。
また、このクランプ式センサ1によれば、各第2クランプアーム21の双方を回動可能に構成したことにより、検出対象をクランプする際に先端部B2同士を大きく離間させることができるため、検出対象を容易にクランプすることができる結果、クランプの作業効率を十分に向上させることができる。
また、このクランプ式センサ1によれば、環状体Rの頂部Raおよび環状体Rの中心部Rbを通る直線Lを対称線として平面視状態において線対称となる回動軌跡で回動するように各第2クランプアーム21を構成したことにより、直線L上、つまり平面視状態における環状体Rの中央部(左右の中央部)において各第2クランプアーム21によって検出対象をクランプすることができる結果、電流の検出精度を十分に向上させることができる。
また、このクランプ式センサ1によれば、各第1クランプアーム11の双方を回動可能に構成したことにより、検出対象をクランプする際に先端部B1同士を大きく離間させることができるため、検出対象を容易にクランプすることができる結果、クランプの作業効率を十分に向上させることができる。
また、このクランプ式センサ1によれば、第2クランプアーム21に対する回動操作(第2クランプアーム21のレバーC2を押し込む操作)に連動して第2クランプアーム21および第1クランプアーム11の双方が回動するように構成したことにより、操作性を十分に向上させることができる。
なお、クランプ式センサの構成は上記の構成に限定されない。例えば、各第1クランプアーム11の双方を回動可能に構成した例について上記したが、いずれか一方の第1クランプアーム11を固定する構成(いずれか一方の第1クランプアーム11が回動しない構成)を採用することもできる。また、各第2クランプアーム21の双方を回動可能に構成した例について上記したが、いずれか一方の第2クランプアーム21を固定する構成(いずれか一方の第2クランプアーム21が回動しない構成)を採用することもできる。
また、各第2クランプアーム21の一方(第2クランプアーム21a)にのみ検出電極22を配設した例について上記したが、各第2クランプアーム21の双方に検出電極22を配設する構成を採用することもできる。
また、環状体Rの頂部Raおよび環状体Rの中心部Rbを通る直線Lを対称線として線対称となる回動軌跡で回動するように各第2クランプアーム21を構成した例について上記したが、直線Lに対して非対称の回動軌跡で各第2クランプアーム21が回動する構成を採用することもできる。
また、第2クランプアーム21に対する回動操作に連動して第2クランプアーム21および第1クランプアーム11の双方が回動するように構成した例について上記したが、第1クランプアーム11に対する回動操作に連動して第1クランプアーム11および第2クランプアーム21の双方が回動する構成を採用することができる。また、第1クランプアーム11を回動させる回動操作と第2クランプアーム21を回動させる回動操作とを個別に行う構成を採用することもできる。
また、第1クランプアーム11aおよび第2クランプアーム21aの双方を支軸5aで軸支し、第1クランプアーム11bおよび第2クランプアーム21bの双方を支軸5bでする例について上記したが、第1クランプアーム11aおよび第2クランプアーム21aを異なる2つの支軸(第1支軸および第2支軸)で別々に軸支し、第1クランプアーム11bおよび第2クランプアーム21bを異なる2つの支軸(第1支軸および第2支軸)で別々に軸支する構成を採用することもできる。また、第1クランプアーム11a,11bおよび第2クランプアーム21a,21bの全てを第1支軸および第2支軸として機能する1本の支軸で軸支する構成を採用することもできる。
1 クランプ式センサ
2 本体部
3 第1センサ部
4 第2センサ部
5a,5b 支軸
11a,11b 第1クランプアーム
21a,21b 第2クランプアーム
200 電線
A1,A2 基端部
B1,B2 先端部
C1,C2 レバー
L 直線
F 内周部
R 環状体
Ra 頂部
Rb 中心部

Claims (5)

  1. 検出対象に流れる電流を検出する第1センサ部と、前記検出対象の電圧を検出する第2センサ部とを備えたクランプ式センサであって、
    前記第1センサ部は、本体部に配設された一対の第1クランプアームを備え、当該各第1クランプアームの少なくとも一方が第1支軸によって当該本体部に軸支された基端部を中心として回動可能に構成されて、当該各第1クランプアームで前記検出対象を取り囲むようにクランプした状態において各先端部同士が係合して環状体を構成すると共に当該クランプした状態において前記電流を検出し、
    前記第2センサ部は、前記本体部に配設された一対の第2クランプアームを備え、当該各第2クランプアームの少なくとも一方が第2支軸によって当該本体部に軸支された基端部を中心として回動可能に構成されて、当該各第2クランプアームが平面視状態における前記環状体の内側でかつ前記各第1クランプアームからそれぞれ離間した位置で前記検出対象を挟み込んでクランプすると共に当該クランプした状態において前記電圧を検出するクランプ式センサ。
  2. 前記各第2クランプアームの双方が回動可能に構成されている請求項1記載のクランプ式センサ。
  3. 前記各第2クランプアームは、前記第1クランプアームの前記先端部側が位置する前記環状体の頂部および当該環状体の中心部を通る直線を対称線として前記平面視状態において線対称となる回動軌跡で回動するように構成されている請求項2記載のクランプ式センサ。
  4. 前記各第1クランプアームの双方が回動可能に構成されている請求項1から3のいずれかに記載のクランプ式センサ。
  5. 前記回動可能な第1クランプアームおよび第2クランプアームは、当該第1クランプアームおよび第2クランプアームのいずれか一方に対する回動操作に連動して当該第1クランプアームおよび第2クランプアームの双方が回動するように構成されている請求項1から4のいずれかに記載のクランプ式センサ。
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