JP2016210592A - 塵芥収集車 - Google Patents
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Abstract
Description
なお「塵芥収集車」とは、箱状空間内の積載物を車体後方に排出する排出装置を備えた特殊車両の一般名称に過ぎず、箱状空間に収容されるものは塵芥に限定されるものではない。
図28は、特許文献1に添付された塵芥収集車の図面を転載したものである。塵芥収集車200は、特許文献1の様に、トラックの荷台部分に塵芥収集箱201が設けられている。従来技術においては、塵芥収集箱201は溶接構造で一体的に作られた箱であり、後端側が開放されている。そして塵芥収集箱201の後端の開口部分に塵芥投入箱202が取り付けられている。
塵芥投入箱202は、図28の様に、塵芥収集箱201の開口部分を開閉可能に取り付けられており、塵芥投入箱202が閉じられると、塵芥収集箱201が略密閉状態となる。
排出板205は、常時は塵芥収集箱201内の前端(運転席側)にある。そしてシリンダー206を伸ばすことにより、排出板205が塵芥収集箱201の後端の開口側に移動し、塵芥収集箱201内のゴミ等を外に押し出す。
なお本発明の塵芥収集車は、収集する物をゴミに限定するものではないが、説明を容易にするため、以下の説明は、ゴミを収集するものとして説明する。またゴミの性状を区別するために、「生ゴミ」と「粗大ゴミ」という表現を使用する。
「生ゴミ」は、個々の物品の大きさが小さく、且つ剛性が極めて低い物品であり、「粗大ゴミ」は、個別の物品の大きさが大きく、且つ剛性が高い物品である。
その一方で、特許文献1に開示された様な生ゴミ用の塵芥収集車200と、「粗大ゴミ」用の収集車を個別に備えることとすると購入費用が嵩み、且つ車両の置き場所にも窮する。
特に、人口が少なく予算規模が小さい地方公共団体では、生ゴミ用の塵芥収集車200と、「粗大ゴミ」用の収集車を個別に備えるのは困難である。
特に本発明は、収集作業中に機材が移動して作業者に当たることを防止することができる塵芥収集車の開発を課題とするものである。
本発明の塵芥収集車は、荷台部とカバー部材によって塵芥収集箱201に相当する構造が作られている。
そして本発明の塵芥収集車では、二つのカバー片は車体の前後方向に移動可能であって箱状空間の側面の一部又は全部を開放する開放状態とすることができる。そのため子供机や椅子等の粗大ゴミを車両の側面から直接投入することができ、粗大ゴミを効率的に収集することができる。
もちろん本発明の塵芥収集車を使用して生ゴミを収集することもできる。
本発明の塵芥収集車では、箱状空間内の積載物を車体後方に排出する排出装置が備えられているから、箱状空間内の生ゴミや、粗大ゴミを効率良く排出することができる。
また本発明では、複数のカバー片の断面積には大小があり、後端カバー片の断面積は中央カバー片の断面積よりも大きい。即ち本発明では、カバー片の断面積は、後端側にあるものほど大きく作られている。そのため本発明の塵芥収集車では、箱状空間内の積載物を排出する際に、積載物が引っ掛かりにくく、円滑に排出することができる。
即ちゴミを排出する際、ゴミは前側から後側に向かって移動する。そのため、ゴミの進行方向の断面積が小さいと、ゴミが圧縮されたり、引っ掛かることが予想される。そこで本発明では、後端カバー片の断面積を中央カバー片の断面積よりも大きくし、ゴミの進行方向に向かって断面積が大きくなる様に配慮した。
また本発明では、ゴミを投入する作業中に、カバー片が移動することを防止する機能を備えている。
即ち本発明の塵芥収集車では、ゴミを投入する際には、箱状空間の側面を開放する開放状態とするが、例えば坂道で塵芥収集車を停止し、開放状態とした場合、重力によってカバー片が坂道の傾斜に沿って下り、開放部分を閉じてしまったり、作業者がカバー片に挟まれてしまう事態が予想される。
特に中央カバー片が、後端カバー片を追い越して後端側に移動することとなれば、後端カバー片の内側から中央カバー片が飛び出してくるため、作業者は不意を突かれ、中央カバー片が体に当たって怪我をする懸念がある。
そのためゴミ等を投入する作業時には、カバー片が移動しない様に固定しておく必要があるが、開放状態においては後端カバー片の内側に中央カバー片が収容された位置関係となり、中央カバー片を固定することが困難である。
そこで本発明では、中央カバー片に外側に張り出す係止部を設け、係止部を後端カバーの一部と当接させて中央カバーが後端カバーよりも大きく後方に行くことを阻止することとした。
本発明によると、収集作業中に中央カバーが後端カバーを大きく追い越して後方に移動することがなく、安全性が高い。
係止部の位置は、中央カバー片の前後方向の中心よりも前方寄りの位置であることが望ましい。
ここで本発明の塵芥収集車では、開放状態においては、前端カバー片の外側を中央カバー片が覆い、さらに中央カバー片の外側を後端カバー片が覆う状態となる。即ち本発明では、中央カバー片の断面積は、前端カバー片の断面積よりも大きい。そのため、仮に箱状空間内に既にゴミが収容されていても、移動する中央カバー片は、前端カバー片の外側を移動することとなる。即ち、荷台に固定している前端カバー片は、一番内側にあるため、他の中央カバー片と後端カバー片が前端カバー片と重なる際、前端カバー片の外側を移動する。
そのため本発明の塵芥収集車では、中央カバー片を移動する際に、中央カバー片が中のゴミと擦れる機会が比較的少なく、中央カバー片を容易に移動することができる。
後端カバー片についても同様であり、箱状空間を開放状態にすべく後端カバー片を移動する際に中のゴミと擦れる機会が比較的少なく、後端カバー片を容易に移動することができる。
本実施形態の塵芥収集車1は、図1の様にトラック本体2に塵芥収集箱3が搭載されたものである。
トラック本体2は公知のものであり、前方に運転席5がある。
本実施形態の塵芥収集車1は、公知のそれと同様に車体の前方側の領域に運転席5があり、その後方側に積載領域6があり、積載領域6には前記した塵芥収集箱3によって床面と側面と天面が覆われ積載物を内蔵させるための箱状空間7が形成されている。
荷台部8は、塵芥収集箱3の床部と側面の下側を形成するものである。言い換えれば荷台部8は、箱状空間7の床部と側面の一部を覆う部材である。
またカバー部材10は、塵芥収集箱3の天井壁と側面の上側を形成するものである。言い換えればカバー部材10は、箱状空間7の天井壁と側面の一部を覆う部材である。
また塵芥収集箱3の中には、排出装置11が配されている。
荷台部8は、公知のトラックの荷台と同様の構造であり、床板12と、左右の側壁板13が一体的に設けれたものであり、その断面形状は「凹」形を呈している。
左右の側壁板13は、床板12に対して一体的に溶接されており、床板12に対して相対移動や姿勢変更をすることはできない。
左右の側壁板13の外側面には、前後方向に距離をおいて孔部材25,26が設けられている。
車両の前側に設けられた孔部材25は、貫通孔が設けられた板であり、車体の前後方向には前寄りであって、高さ方向にはガイド溝22,23よりもやや下の位置に水平に設けられている。従って貫通孔の軸線は垂直方向に向く。
孔部材25の車体の前後方向の位置は、カバー部材が開放状態のあるとき、後記する下げ落とし部材71の真下となる位置である。
孔部材26の近傍には非接触型の近接スイッチ27が設けられている。近接スイッチ27は、後記する下げ落とし部材71が、孔部材26と係合しているか否かを検知するものである。
近接スイッチ27は、下げ落とし部材71によって後端カバー片32が固定されたことを検知する固定検知手段であり、カバー部材10が閉鎖状態であることを検知する閉鎖状態検知手段でもある。
なお近接スイッチ27に代わって、接触式(機械式)のリミットスイッチや光電スイッチ等の公知の検知装置を採用することができる。
孔部材26の前後方向の位置は、カバー部材が閉鎖状態にあるとき、後記する下げ落とし部材71の真下となる位置である。
即ち荷台部8の後端側には、下開き扉17と、一対の観音開き扉15,16が設けられている。
下開き扉17は、荷台部8の全幅に相当する長さを有し、その幅は、側壁板13の高さの約3分の1である。
下開き扉17は、長辺側の一つが図示しないヒンジによって荷台部8の床板12の後端に接続されている。そのため下開き扉17は、トラック本体2の軸線に対して垂直であり、且つ水平の仮想軸を揺動軸として揺動し、図3,4の様な荷台部8の後端側の下部を封鎖する姿勢と、図5,6の様な荷台部8の後端側の下部を開放する姿勢とをとることができる。
また下開き扉17が、図3,4の様な封鎖姿勢を維持する様に固定する固定具20を有している。
観音開き扉15,16は、荷台部8の側壁板13の後端にヒンジ18によって接続されている。そのため観音開き扉15,16は、荷台部8の後端にあって垂直の仮想軸を揺動軸として揺動する。
観音開き扉15,16は、図3,4の様に荷台部8の後端側を封鎖する姿勢と、図5,6の様な荷台部8の後端側を開放する姿勢とをとることができる。
また観音開き扉15,16が、図3,4の様な封鎖姿勢を維持する様に固定する固定具21を有している。
また下開き扉17と観音開き扉15,16を共に閉鎖状態とすることにより、図3,4の様に荷台部8の後端側を全面的に閉鎖状態とすることができる。
排出装置11を駆動する油圧回路130は、前記した押圧シリンダー24の他に、油圧ポンプ131と、電磁弁132とを備えている。また油圧回路130にはリリーフ弁133が設けられている。
本実施形態では、油圧ポンプ131は、エンジン135によって駆動される。
電磁弁132は、公知の3位置4方電磁弁であり、第一位置136は作動油を順方向に流し、第二位置137は作動油の流れを停止し、第三位置138は作動油を逆方向に流す。
電磁弁132の二つの排出側ポートは、押圧シリンダー2に接続されている。
油圧ポンプ131と電磁弁132の間にはリリーフ弁133が介在されている。
本実施形態では、油圧ポンプ131をエンジン135で駆動し、電磁弁132を第一位置とすることによって押圧シリンダー2が伸長し、排出板28が車両の後方に向かって移動する。
逆に電磁弁132を第三位置とすることによって押圧シリンダー2が収縮し、排出板28が車両の前方に向かって移動する。
電磁弁132を第二位置とすることによって押圧シリンダー2が停止し、排出板28が停止する。
右ソレノイドSOLRに通電することによって電磁弁132が第三位置となり、押圧シリンダー2が収縮し、排出板28が車両の前方に向かって移動する。
いずれもソレノイドにも通電しない場合には、電磁弁132は第二位置なり、押圧シリンダー2が停止し、排出板28がその場で停止する。
左ソレノイド側通電回路151の停止スイッチBS2と、右ソレノイドSOLR側通電回路152の停止スイッチBS4は連動する。
左ソレノイド側通電回路151では、順方向起動スイッチBS1と第一リレーRAが直列に接続され、さらに第一リレーRAのリレー第一接点RAS1によって自己保持回路が形成されている。
また第一リレーRAには、停止スイッチBS2も直列接続されている。停止スイッチBS2は、B接点であり、通常は通電状態であり、作業者が操作すると回路が遮断されるスイッチである。
また左ソレノイドSOLLは、第一リレーRAとは並列に接続されている。左ソレノイドSOLLには、前記した近接スイッチ27に連動する接点27aと、第一リレーRAのリレー第二接点RAS2が直列接続されている。
また作業者が停止スイッチBS2を操作すると、第一リレーRAの自己保持が解消し、押圧シリンダー2は停止する。
作業者が逆方向起動スイッチBS3を操作すると、第二リレーRBが自己保持されてリレー第二接点RBS2が通電状態となるから、近接スイッチ27が通電状態であるならば右ソレノイドSOLRに通電され、電磁弁132が第三位置となり、押圧シリンダー2が収縮し、排出板28が車両の前方に向かって移動する。
また作業者が停止スイッチBS4を操作すると、第二リレーRBの自己保持が解消し、押圧シリンダー2は停止する。
同様に落とし部材71によって後端カバー片32が固定されたことを近接スイッチ27が検知していない場合は、右ソレノイドSOLRに至る給電回路も不通となり、右ソレノイドSOLLにも通電されない。
そのため落とし部材71によって後端カバー片32が固定されたことを近接スイッチ27が検知していない場合は、いずれもソレノイドSOLL,SOLRにも通電されず、電磁弁132は第二位置なり、押圧シリンダー2が停止し、排出板28がその場で停止する。
また、起動スイッチは自己保持でなくてもよい。この場合、例えば起動スイッチを「シリンダ伸長」,「停止」,「収縮」の3位置に切り換え可能で、「停止」位置に自動復帰するトグルスイッチとする。「伸長」または「収縮」に押し続けている間のみ、シリンダが伸縮する。
前端カバー片30、中央カバー片31、後端カバー片32には共通する構成と特有の構成がある。最初に前端カバー片30、中央カバー片31、後端カバー片32に共通する構成を説明する。
即ちカバー片30,31,32は、いずれも天井壁35a,b,cと、天井壁35a,b,cの両端から垂下する左右の側壁36a,b,c,37a,b,cを有している。
そのためカバー片30,31,32は、天井壁35a,b,cと、左右の側壁36a,b,c,37a,b,cで三面が覆われた形状をしている。
より具体的には、カバー片30,31,32の天井壁35a,b,cは、いずれも中央部分の高さが高く、且つ平坦である。またカバー片30,31,32の天井壁35a,b,cの周部は、中央部分に比べて高さが低く、平坦である。
そのためカバー片30,31,32の天井壁35a,b,cは、中央部分に高天井部38があり、周部に低天井部40,41がある。両者の間は、図16の様に傾斜壁42となっている。
張出部43及び凹溝部68はいずれも短冊状の垂直壁であり、水平方向にのびている。張出部43と凹溝部68との境界部分は、傾斜壁49a,b,cとなっている。
そして中央カバー片31と後端カバー片32には、下裾部47の内側に、図7、図8の様にコロ34が設けられている。
コロ34は、図8の円内の様に、水平軸を中心として自由回転する上下支持コロ34aと、垂直軸を中心として自由回転する横ブレ防止コロ34bが組み合わされたものである。
前端カバー片30にはコロは無い。
カバー片30,31,32は、断面形状に大小があり、後側に取り付けられるカバー片30,31,32ほど、その断面積が大きい。断面積は、カバー片の高さと、左の側壁36a,b,cの外側から右の側壁37a,b,cの外側までの水平距離によって決定する。
即ち中央カバー片31は、前側に隣接する前端カバー片30よりも高さ及び幅が共に大きい。そのため中央カバー片31は、前端カバー片30の外側をすっぽりと覆うことができる。
同様に後端カバー片32は、前側に隣接する中央カバー片31よりも高さ及び幅が共に大きい。そのため後端カバー片32は、中央カバー片31の外側をすっぽりと覆うことができる。
即ち図7の様に、前端カバー片30の高天井部38aの幅は、中央カバー片31の高天井部38bの幅よりも小さい。また中央カバー片31の高天井部38bの幅は、後端カバー片32の高天井部38cの幅よりもさらに小さい。
そのため各カバー片30,31,32の天井壁35a,b,cの傾斜壁42の位置はずれており、前端カバー片30の傾斜壁42aの位置は他の各カバー片31,32よりも内側にあり、後端カバー片32の傾斜壁42cの位置は他の各カバー片30,31よりも外側にある。中央カバー片31の傾斜壁42bの位置は他の各カバー片30,32の傾斜壁42a,cの中間にある。
また中央カバー片31の天井壁35bの外側と、後端カバー片32の天井壁35cの内側にも平行四辺形の空間46が形成される。
本実施形態では、外側係合片50及び内側係合片51は、図7,8,12,15の様に、いずれも「L」型鋼を短く切ったものであり、断面形状が「L」型である。即ち係合片50,51は二つの傾斜壁52a,bを有する部材であり、二つの傾斜壁52a,bは、直角に交わる。
内側係合片51は各カバー片31,32の前端であって天井壁35b,cの内側に取り付けられている。即ち内側係合片51の各カバー片31,32の前後方向の取り付け位置は各カバー片30,31の前端である。また外側係合片51の取り付け姿勢は、天井壁35b,cの内側に垂下した状態である。
また各係合片50,51はいずれも二つの傾斜壁52a,bが後端側に向かって開く方向に取り付けられている。
以下、各カバー片30,31,32について個別に説明する。
外側係合片50aの幅方向の取り付け位置は、低天井部40a,41aであって、高天井部38a寄りの位置である。即ち外側係合片50aの二つの傾斜壁52a,bは、前記した平行四辺形の空間45に対応する位置にあって下側から上に向かって立設し、トラック本体2の軸線に対して45度に傾斜する。
即ち図8の様に、中央カバー片31の前端であって天井壁35bの内側に内側係合片51aが設けられている。内側係合片51aの向きは、二つの傾斜壁52a,bが後端側に向かって開き、前側に収束する方向であり、各傾斜壁52a,bは、トラック本体2の軸線に対して同じ角度(45度)に傾斜する姿勢である。内側係合片51aの二つの傾斜壁52a,bは天井壁35aに対しては垂直姿勢である。
内側係合片51aの幅方向の取り付け位置は、高天井部38bであって、低天井部40b,41b寄りの位置である。即ち内側係合片51aの二つの傾斜壁52a,bは、前記した平行四辺形の空間45に対応する位置にあって、上側から下に向かって立設し、トラック本体2の軸線に対して45度に傾斜する。
内側係合片51bの幅方向の取り付け位置は、高天井部38cであって、低天井部40c,41c寄りの位置である。即ち各傾斜壁52a,bは、前記した平行四辺形の空間46に対応する位置に、上側から下に向かって立設し、トラック本体2の軸線に対して45度に傾斜する。
そのため、各カバー片30,31,32の位置関係が閉鎖状態あるとき、各カバー片30,31,32の側壁36a,b,cの重なり部分であって、凹溝部68cの傾斜壁48a,b,cの部分に内外面が囲まれた空間53,55が形成される。
外側係合片56は、図18の様にナイフ状の平べったく長細い突起である。外側係合片56は、図7,10の様に自由端側を前方に向け、幅方向をやや上下に傾斜した姿勢で水平方向に取り付けられている。
内側係合片57は、貫通孔である。内側係合片57は、例えば短く切られた溝型鋼の端辺をカバー片31,32の内壁に溶接したものである。
前端カバー片30に注目すると、図7の様に、前端カバー片30の後端側であって側壁36aの傾斜壁48aに外側係合片56aが設けられている。
外側係合片56のナイフ状の部位は、傾斜壁48aの内面から少しの隙間を開けて設置され、図7,10の様に先端は前方に向いている。
また中央カバー片31の後端側であって側壁36bの傾斜壁48bにナイフ状の外側係合片56bが設けられている。
外側係合片56bのナイフ状の部位は、傾斜壁48bの内面から少しの隙間を開けて設置され、図7,10の様に先端は前方に向いている。
中央カバー片31に注目すると、図7,19,20,21の様に、把手部材60が設けられている。把手部材60は、図19,20,21の様に、縦棒部61と、中間支持棒(支持部)62を有し、中央カバー片31の側面から外側に向かって張り出した部材である。
また中間支持棒(支持部)62は、把手部63の中央と、中央カバー片31とを繋ぐ位置にある。中間支持棒62の一端は、中央カバー片31に溶接されていて中央カバー片31に対して垂直姿勢に突出している。また中間支持棒62の他端は、縦棒部61に接続されている。
把手部材60の中央カバー片31の側面からの張り出し量は、後端カバー片32の半幅(カバー片の幅方向の中心線から一方の幅方向端部までの長さ カバー片の全幅の半分)と中央カバー片31の半幅の差よりも大きい。即ち、把手部材60の中央カバー片31の側面からの張り出し量は、車両左舷、右舷のうちの一方において、中央カバー片31の端面から後端カバー片32の端面までの間隔より大きい。従って把手部材60は後端カバー片32と中央カバー片31との隙間には入らない。
後蓋部材65は、図7の様に長方形の板であり、上辺が後端カバー片32の開口の上辺にヒンジ66を介して接続されている。
そのため後蓋部材65は、上辺を中心として揺動し、図5,6,9の様にはね上げ姿勢とすることによって後端カバー片32の後端を開放することができる。また図1,2の様後蓋部材65を閉じると、後端カバー片32の後端が閉鎖される。
後蓋部材65と後端カバー片32との間には、衝撃吸収用のシリンダー67が取り付けられている。
錠部材70は、図19,20の様な形状であり、固定部材73に錠部係合片75と、解除部材93が設けられたものである。
固定部材73は、図19,20の様に一端が開放された「U」字状の固定溝81を有している。
そして錠部材70の受入れ溝76を後方に押すと、図示しないバネに抗して錠部係合片75が、ピン77を中心として揺動する。そしてその際に、錠部係合片75の一部が、解除部材93の揺動阻止部80を押し下げて乗り越える。そして錠部係合片75の一部が、バネ力によって再度突出した揺動阻止部80と係合し、図20の様に錠部係合片75の受入れ溝76が下向きとなった姿勢で停止する。その結果、固定溝81と受入れ溝76によって環状に囲まれた空間が形成される。
この状態で、解除部材93の操作部94を押し下げると、錠部係合片75と揺動阻止部80との係合関係が解消し、錠部係合片75は受入れ溝76が前側寄りに開口する姿勢に戻る。
下げ落とし部材71は、落とし棒82と、ガイド筒83、バネ85及び上蓋86によって構成されている。
落とし棒82は、直線移動するピンであり、先端が丸められている。落とし棒82の中間部には操作部87が設けられている。操作部87は、落とし棒82の本体部分の側面から垂直に突出した横棒部88を有し、その先端に大径部90が設けられたものである。
下げ落とし部材71は、ガイド筒83の中に落とし棒82が直線移動可能に挿入され、ガイド筒83の上端の開口が上蓋86で封鎖されていると共に、落とし棒82と上蓋86との間にバネ85が配置されたものである。
また落とし棒82の横棒部88は、ガイド筒83のスリット91の部分にあり、大径部90はスリット91を経てガイド筒83の外側にある。
また逆に、落とし棒82をガイド筒83内に引き入れることもできる。
さらに、落とし棒82を回して横棒部88を係止部95に係合させることにより、落とし棒82が退入した姿勢を保つことができる。なお本実施形態では、落とし棒82と上蓋86との間にバネ85が配置され、落とし棒82はバネ85によって突出方向に押圧されているから、落とし棒82は、突出した姿勢で安定する。
前記した様にカバー部材10は、前端カバー片30と中央カバー片31と後端カバー片32によって構成されている。
3個のカバー部材10の内、前端カバー片30は、荷台部8の最も前側(運転席5側)に取り付けられている。前端カバー片30は溶接やボルト等の公知の締結手段によって荷台部8に一体的に固定されており、動かすことはできない。
ただし荷台部8のガイド溝22,23には、図示しないストッパが設けられており、後端カバー片32は、図1に示す荷台部8の最後端の位置よりも後方に移動することはできない。また中央カバー片31は図1に示す荷台部8の中央部分を覆う位置よりも後方には移動することはできない。
閉鎖状態においては、各カバー片30,31,32は、前から前端カバー片30、中央カバー片31、後端カバー片32の順に並び、箱状空間7の側面が隙間無く覆われている。
ここで、本実施形態では、各カバー片30,31,32は後方にある物ほど断面積が大きく、且つ閉鎖状態においては、各カバー片30,31,32の端部同士が重なっている。
また中央カバー片31の後端と後端カバー片32の前端が重なり、中央カバー片31の後端の外側を後端カバー片32が覆う。
そして本実施形態では、閉鎖状態においては、前端カバー片30の外側係合片50aと中央カバー片31の内側係合片51aが係合している。
即ち前端カバー片30の外側係合片50aと中央カバー片31の内側係合片51aは、共に90度に開く二つの傾斜壁52a,bを有している。また当該傾斜壁52a,bは共に同じ方向に開いている。
そのため外側係合片50aと内側係合片51aを重ねると、一方の外側面に他方の内側面が接し、両者は緩く係合する。
本実施形態では、後方に位置する中央カバー片31に設けられた内側係合片51aは、前方に位置する前端カバー片30に設けられた外側係合片50aよりも前方にある。そして前端カバー片30に設けられた外側係合片50a (傾斜壁52a,52b)の前面(凸側面)に、中央カバー片31に設けられた内側係合片51a (傾斜壁52a,52b)の後面(凹側面)が接している。
この外側係合片50aと内側係合片51aとが接している面が、カバー片30,31,32の車体に対して横方向の移動成分を負担する接触面である。
この外側係合片50bと内側係合片51bとが接している面が、カバー片30,31,32の車体に対して横方向の移動成分を負担する接触面である。
一対の傾斜壁52a,52bは平面視で車両の前後方向軸線に対して傾斜している。即ち一対の傾斜壁が接している面である接触面は、平面視で傾斜している。
前記した様に、閉鎖状態においては、前端カバー片30の後端と中央カバー片31の前端が重なるが、前端カバー片30の当該部分の傾斜壁48aにはナイフ状の外側係合片56aが設けられている。
また中央カバー片31の傾斜壁48bの内側には貫通孔状の内側係合片57aが設けられている。
そして閉鎖状態においては、前端カバー片30のナイフ状の外側係合片56aが、中央カバー片31の内側係合片57aの貫通孔に入り込んでおり、外側係合片56aと内側係合片57aが係合状態となっている。
閉鎖状態で、中のゴミが当たってカバー片31,32がゆれた時、内側係合片57bの貫通孔の内面と、外側係合片56bの貫通孔に入り込んでいる部分の外周面とが接する。この外側係合片56bと内側係合片57bとが接する面が、カバー片31,32の車体に対して横方向の移動成分を負担する接触面である。
本実施形態の塵芥収集車1では、カバー片30,31,32に外側係合片50a,b、と内側係合片51a,b及び、外側係合片56a,bと内側係合片57a,bが設けられており、隣接するカバー片30,31,32が完全に離脱してしまうことはない。
そして閉鎖状態においては、両端のカバー片30,32が固定されるから、必然的に中央のカバー片31の位置が決まる。
前記した様に、本実施形態では、後端カバー片32に下げ落とし部材71が設けられており、下げ落とし部材71によって後端カバー片32が荷台部8後端部の位置に固定される。
後端カバー片32が後端部にあるとき、下げ落とし部材71の位置が荷台部8に設けられた孔部材26の位置と一致する。
そのため下げ落とし部材71の落とし棒82を直線移動させて先端を突出させ、落とし棒82を孔部材26と係合させることができる。
その結果、後端カバー片32の位置が固定される。
本実施形態では、後端カバー片32を固定する動作は、落とし棒82を操作するだけで済み、孔部材26を操作する必要はない。従って簡単な操作で後端カバー片32を固定することができる。
両者の間に挟まれた中央カバー片31の前後方向の位置は、図示しないストッパと、各カバー片の外側係合片50a,bと内側係合片51a,bの係合及び各カバー片の外側係合片56a,bと内側係合片57a,bの係合によって固定される。
即ち後方に位置する後端カバー片32の側壁36c,37cに設けられた内側係合片57bは、前方に位置する中央カバー片31の側壁36b,37bに設けられた外側係合片56bよりも前方にある。そのため中央カバー片31は、外側係合片56bと内側係合片57bの係合によっても後端カバー片32から抜けることはできない。
そのため、中央カバー片31は後端カバー片32に設けられた内側係合片51bに阻まれて前方に移動することができず、閉鎖状態においては、結果的に中央の位置よりも前方へは移動することができない。
即ち後方に位置する中央カバー片31の側壁36b,37b設けられた内側係合片57aは、前方に位置する前端カバー片30の側壁36a,37aに設けられた外側係合片56aよりも前方にある。そのため中央カバー片31は、外側係合片56a,bと内側係合片57a,bの係合によっても前端カバー片30から抜けることはできない。
そのため前端カバー片30と後端カバー片32に挟まれた中央カバー片31は、前方にも後方にも移動することができず、中央の位置に留まる。
即ち、天井壁35a,b,cに設けられた外側係合片50と、内側係合片51は、傾斜面で接し当該傾斜面は、各カバー片31,32の横方向の移動成分を負担することができる。
また側壁に設けられた外側係合片56と、内側係合片57は、ナイフ状の外側係合片56が内側係合片57の貫通孔に入り込むものであるから、外側係合片56の側面と、貫通孔の内面は各カバー片31,32の横方向の移動成分を負担することができる。
そのため外側係合片50と、内側係合片51の係合関係と、側壁に設けられた外側係合片56と内側係合片57の係合関係によって、各カバー片30,31,32の横方向の揺れや歪みが抑制される。
天上壁の係合部材は、カバー片側壁の上部が外側に変形し、上部の変形に追従して下部が変形することで、レールから外れることを防止する。側壁の係合部材は、側壁が中央から下端部にかけて外側に変形してレールから外れることを防止する。
開放状態の際の塵芥収集車1の形態は、図6、図9(b)、図10(a)の様であり、中央カバー片31と後端カバー片32が共に前端側に移動し、閉鎖状態の際に中央カバー片31及び後端カバー片32が存在した領域が開放されている。
開放状態の際には、荷台部8の前端に前端カバー片30があり、その外側に中央カバー片31が被さり、さらにその外側を後端カバー片32が覆っている。
即ち前記した様に、前端カバー片30は、荷台部8の最も前側(運転席5側)に溶接やボルト等によって一体的に固定されており、そもそも荷台部8の前端から動かすことはできない。
後端カバー片32については、荷台部8の側面に設けられた孔部材25に、下げ落とし部材71の落とし棒82を挿入することにより、前端に固定される。
即ち、把手部材60は、前記した様に中央カバー片31の前端部分にあり、外側に向かって張り出している。把手部材60は、後端カバー片32よりもさらに外側に張り出しており、後端カバー片32と中央カバー片31との隙間には入らない。
そのため中央カバー片31の把手部材60は、後端カバー片32の前端と衝突し、中央カバー片31が後方への移動することを阻止し、中央カバー片31は荷台部8の前端の位置に留まる。
前記した様に後端カバー片32は、荷台部8の側面に設けられた孔部材25に、下げ落とし部材71の落とし棒82を挿入することにより、前端に固定されるから、中央カバー片31についても荷台部8の前端に固定されることとなる。
開放状態から閉鎖状態に移行する際には、最初に後端カバー片32が前端側から後方に移動し得る状態にする。即ち開放状態においては、下げ落とし部材71の落とし棒82が荷台部8の側面に設けられた孔部材25に挿入されていて後端カバー片32が前側に固定されているから、後端カバー片32を後方に移動するために、下げ落とし部材71と孔部材25との係合関係を解消させる。具体的には、落とし棒82を引き上げて孔部材25から抜き出す。続いて落とし棒82を回して横棒部88を係止部95に係合させ、落とし棒82が引き上げられた状態として落とし棒82を固定する。
ここで前記した様に、中央カバー片31の把手部材60の中間支持棒62に後端カバー片32に設けられた錠部材70が係合しており、中央カバー片31の外側の大部分を後端カバー片32が覆った状態で、中央カバー片31と後端カバー片32が連結されている。そのため後端カバー片32を後方に移動させると、後端カバー片32に連結された中央カバ片31についても後方に移動する。言い換えると、外側を覆っている後端カバー片32が、内側に収容されている中央カバー片31よりも先に移動することはない。要するに、中央カバー片31は後端カバー片32との相対距離を維持しつつ後方に移動する。これにより、中央カバー片31の進行方向側(後方)の端部を後端カバー片32が覆うことが抑制される。従って、中央カバー片31を移動する際に、仮に中央カバー片31の進行方向側の端部にゴミが引っ掛かっても、ゴミを取り除くのに後端カバー片32が邪魔ならず、ゴミの取り除き作業が容易である。
開放状態にあるときは、中央カバー片31の内側係合片51aの前後方向の位置は、前端カバー片30の前端側であり、中央カバー片31の内側係合片51aは何とも係合していない。
中央カバー片31の側壁36b,37bについても同様であり、図10(a)の様に中央カバー片31の前端であって側壁36b,37bの内側に内側係合片57aが設けられている。
開放状態にあるときは、中央カバー片31の内側係合片57aの前後方向の位置は、前端カバー片30の前端側であり、中央カバー片31の内側係合片57aは何とも係合していない。
そのため中央カバー片31を後方に押すと、中央カバー片31は障害なく後方に移動する。
そして後端カバー片32の移動に伴って中央カバー片31が後方に移動し、これに伴って中央カバー片31の内側係合片57aも後方に移動する。
そして後端カバー片32の移動に伴って中央カバー片31の内側係合片51aも後方に移動すると、内側係合片51aは、前側から前端カバー片30の外側係合片50aに接近し、遂には中央カバー片31の内側係合片51aが前端カバー片30の外側係合片50aに当接し、係合する。
その結果、中央カバー片31は、それ以上後方に移動できない状態となる。また中央カバー片31は、図示しないストッパーとも当接するので、この点からも中央カバー片31はそれ以上後方に移動できない。
その結果、中央カバー片31は、それ以上後方に移動できない状態となる。
続いて作業者は、把手部材60と錠部材70との係合を解除する。具体的には、錠部材70の解除部材93の操作部94を押し下げて錠部係合片75と揺動阻止部80との係合関係が解消し、錠部係合片75は受入れ溝76が前側寄りに開口する姿勢に戻す。
この操作によって後端カバー片32と中央カバー片31との連結が解消する。
中間開放状態にあるときは、後端カバー片32の内側係合片51bの前後方向の位置は、後端カバー片32の前端側であり、後端カバー片32の内側係合片51bは何とも係合していない。
後端カバー片32の側壁36c,37cについても同様であり、中間開放状態にあるときは、後端カバー片32の内側係合片57bの前後方向の位置は、後端カバー片32の前端側であり、後端カバー片32の内側係合片57bは何とも係合していない。
従って後端カバー片32を後方に押すと、後端カバー片32は障害なく後方に移動する。そして後端カバー片32の移動に伴って内側係合片57bも後方に移動する。
そして後端カバー片32の移動に伴って後端カバー片32の内側係合片51bも後方に移動すると、内側係合片51bは、前側から中央カバー片31の外側係合片50bに接近し、遂には後端カバー片32の内側係合片51bが中央カバー片31の外側係合片50bに当接し、係合する。
その結果、後端カバー片32は、それ以上後方に移動できない状態となる。また後端カバー片32は、図示しないストッパーとも当接するので、この点からも後端カバー片32はそれ以上後方に移動できない。
後端カバー片32が荷台部8の後端に至った段階で、下げ落とし部材71の落とし棒82を直線移動させて先端を突出させ、落とし棒82を孔部材26と係合させて後端カバー片32を荷台部8の後端に固定する。
その際に、前記した様に、カバー片30,31,32の天井壁35a,b,cに設けられた内側係合片51a,bが、外側係合片50a,bに前方から接近して係合する。
即ち外側係合片50a,bは固定位置にあり、内側係合片51a,bが前方から外側係合片50a,bに接近する。
カバー片30,31,32の左右の側壁36a,b,c,37a,b,cに設けられた外側係合片56と内側係合片57の係合過程は、天井壁35a,b,cに設けられた内側係合片51a,bと外側係合片50a,bとの係合過程と同様である。
外側係合片56a,bは開放状態から閉鎖状態に移行する際に固定側となる前端カバー片30と中央カバー片31に取り付けられている。
一方、内側係合片57は貫通孔であり、開放状態から閉鎖状態に移行する際に移動側となる中央カバー片31と後端カバー片32に取り付けられている。
前記した様に、開放状態から閉鎖状態に移行する際には、前端カバー片30の外側に中央カバー片31が被さり、さらにその外側を後端カバー片32が覆っている状態から、中央カバー片31と後端カバー片32を共に後方に移動させる。
ここで後端カバー片32の天井壁35cと、中央カバー片31の天井壁35bに注目すると、移動すべき後端カバー片32の内側係合片51bは、隣接する中央カバー片31の外側係合片50bの前側にあり、後端カバー片32の進行方向に先行している。そのため後端カバー片32を前方に移動させると、図12の様に後端カバー片32の内側係合片51bは中央カバー片31の外側係合片50bから離れる方向に移動し、後端カバー片32の移動の妨げにはならない。
この際の、中央カバー片31の把手部材60と、錠部材70の関係に注目すると、後端カバー片32が移動中においては、図19の様であり、把手部材60と錠部材70とは離れている。
ここで、錠部材70の姿勢は図19の様であり、錠部係合片75は受入れ溝76が前側寄りに開口する姿勢となっている。
その結果、図20の様に、錠部係合片75の一部が、解除部材93の揺動阻止部80を押し下げて乗り越え、錠部係合片75の一部が、バネ力によって再度突出した揺動阻止部80と係合し、錠部係合片75の受入れ溝76が下向きとなった姿勢で停止する。
即ち中央カバー片31の把手部材60の中間支持棒62に後端カバー片32に設けられた錠部材70が係合し、中央カバー片31が後端カバー片32に連結される。
またこのとき、中央カバー片31の把手部材60は、後端カバー片32の端面と当接する。そのため後端カバー片32をさらに前方に移動すると、その後は中央カバー片31が後端カバー片32と一体的に移動する。
そして遂には、後端カバー片32と中央カバー片31が前端位置に至る。その後に、荷台部8の側面に設けられた孔部材25に、後端カバー片32の下げ落とし部材71の落とし棒82を挿入し、後端カバー片32を前端に固定する。
本実施形態の塵芥収集車1は、後側に取り付けられるカバー片30,31,32ほど、断面積が大きいから、塵芥収集箱3は図14に模式的に表示した様に、前側から後ろ側に向かうにつれて順次断面積が大きくなっている。
本実施形態の塵芥収集車1は、塵芥収集箱3内に排出板28があり、塵芥収集箱3の後端を開放した状態で排出板28を押圧シリンダー24で後方に移動させることによってゴミを排出する。
そして図14(b)、図27の様に、排出板28を後方に移動して内部のゴミを後方の排出開口150から排出する。
より具体的には、ゴミを後方の排出開口150から排出する作業の際には、排出板28のいずれの部分も排出開口150の前方に留まり、排出開口150の外には飛び出さない。
本実施形態の塵芥収集車1では、排出板28を後方に移動して箱状空間7内のゴミを箱状空間7の後端から排出する際における排出板28の移動範囲の後端は排出開口150よりも前方である。本実施形態に則すれば、排出板28は、通常の作業時においては、後端カバー片32の後端よりも前方まで移動可能であり、閉鎖状態における後端カバー片32の後端よりも後ろには至らない。言い換えれば、排出板28は、閉鎖状態におけるカバー部材10の後端よりも後ろには至らない。
即ち図14の様に、排出板28でゴミを押すと、元々前端カバー片30で覆われていた領域Fのゴミが後方に移動して、中央カバー片31で覆われた領域Cに押しやられる。ここで、移動後の領域Cの内部の高さは、元の領域Fの高さよりも高い。また移動後の領域Cの内部の幅は、元の領域Fの幅よりも広い。そのためゴミは、狭い場所から広さに余裕のある場所に押し出され、移動が円滑である。
元々中央カバー片31で覆われていた領域Cのゴミが後方に移動して、後端カバー片32で覆われた領域Rに押しやられる場合も同様であり、ゴミは、狭い場所から広さに余裕のある場所に押し出され、移動が円滑である。
塵芥収集車1の箱状空間7を閉鎖状態から開放状態に姿勢変更する場合は、図13(a)の様に後端部にある後端カバー片32の固定を解除して前方に押す。
本実施形態では、移動当初は、図13(b)の様に、後端カバー片32だけが前方に移動する。
そのため後端カバー片32を前方に移動させると、移動側の後端カバー片32は、固定側の中央カバー31の外側を移動し、ゴミとの接触機会が比較的少ない。そのため後端カバー片32を移動させやすい。
仮に本実施形態の塵芥収集車1が、前側(運転席5側)が下になる坂道で停車し、箱状空間7を開放状態にしてゴミの収集作業を行う場合を想定すると、各カバー片30,31,32はそもそも荷台部8の前端に寄った位置にあり、坂の傾斜方向に沿った位置で停止している。
そのため収集作業中に各カバー片30,31,32が閉じ方向に移動することはなく、安全性は確保されている。
しかしながら、本実施形態では、前端カバー片30は、溶接等によって荷台部8に一体的に結合されており、閉じ方向に移動することはない。
さらに下げ落とし部材71は、落とし棒82をバネ85で下方に付勢させることにより、落とし棒82が突出した姿勢を維持させることができるから、意思に反して落とし棒82が孔部材25から抜けてしまう危険は小さい。
そのため前側が上になる坂道で停車し、箱状空間7を開放状態にしたとしても、後端カバー部材32が意に反して閉じ方向に移動することはない。
前記した様に、後端カバー片32は、下げ落とし部材71によって一定の位置に固定されているから、中央カバー片31の大部分は、後端カバー片32の内側にあり、中央カバー片31だけが意思に反して後端側に滑り落ちてくることはない。
そのため本実施形態の塵芥収集車1は、収集作業中に、作業者の意思に反して各カバー片30,31,32が閉じ方向に移動することはなく、安全である。
即ち本実施形態の塵芥収集車1では、閉鎖状態とする際に、後端カバー片32を後端の位置で固定するために、後端カバー片32に下げ落とし部材71を設け、当該下げ落とし部材71を荷台部8の孔部材26と係合させる構成を採用している。
そして孔部材26の近傍には近接スイッチ27が設けられている。近接スイッチ27によって、下げ落とし部材71が、孔部材26と係合しているか否かを検知することができる。また近接スイッチ27は、カバー部材10が閉鎖状態であることを検知する閉鎖状態検知手段兼ね、近接スイッチ27によってカバー部材10が閉鎖状態であるか否かを検知することができる。
近接スイッチ27は、前記した図26の様に電磁弁132のソレノイドSOLL,SOLRへの通電回路150に組み込まれている。近接スイッチ27はソレノイドSOLL,SOLRに対する電流の供給を遮断することができるものであり、押圧シリンダー24に対する作動油の供給を停止する機能を持っている。
そして本実施形態では、下げ落とし部材71が、孔部材26と係合していることを検知した場合に限って、リレーが導通状態となり、作業者が順方向起動スイッチBS1等を手動でを押すことによって排出装置11が駆動する。
また箱状空間7が開放状態である状態でゴミを排出すべく排出装置11を起動させてしまうと、ゴミが車両の側面に溢れてしまうこととなる。そのため箱状空間7を開放状態にしてゴミを排出すべく排出装置11を起動させることは避けるべきである。これに対して本実施形態の塵芥収集車1では、箱状空間7が開放状態であれば、排出装置11か駆動しないから、作業者が誤ってゴミを排出しようとしても排出装置11は起動しない。このため、排出板28を前方に移動する際に、カバー片30.31,32と排出板28の間に手等を挟むことを防止することができる。そのため本実施形態の塵芥収集車1は、安全性が高く、且つゴミを排出する際にゴミを周囲に落とす懸念も少ない。
ベルトコンベア等の搬送装置には、排出板28に相当する部材が無いので、カバー片30.31,32と排出板28の間に手等を挟むことはない。
しかしながら本発明はこの構成に限定されるものではなく、近接スイッチに代わってリミットスイッチを使用してもよい。
また近接スイッチ27やリミットスイッチ等によって油圧回路中の電磁弁やモータ弁を動作させる回路を断続するものであってもよい。即ち、図示しない油圧ポンプとシリンダー206の間に電磁弁やモータ弁があり、固定手段によってカバー片が固定されたことを近接スイッチ27が検知したことを条件として電磁弁やモータ弁が開く。逆に固定手段によってカバー片が固定されたことを近接スイッチ27が検知していなければ、作業者が排出装置11を動作させる手動スイッチをオン状態としても電磁弁等は開かず排出装置11は動作しない。
本実施形態では、把手部材60を係止部として機能させたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、把手とは別に係止部を設け、当該係止部を後端カバー片32に当接させてもよい。
把手部材(係止部)60の取り付け位置は、中央カバー片31と、後端カバー片32の重なり合う領域を広くして、箱状空間7の側面を大きく開放することによってゴミを投入し易くする目的から、中央カバー片31の前端に設けることが望ましいが、やや後方であってもよい。把手部材(係止部)60の位置は、中央カバー片31の前後方向の中心よりも前方寄りの位置であればよい。
また、後端カバー片32は閉鎖状態のまま、中央カバー片31のみを前方移動することで、箱状空間の側面の前後方向中央付近を開放し、ゴミを投入する構成が考えられる。この場合、把手部材(係止部)60の取り付け位置は、中央カバー片31の前後方向中心よりも後方であってもよい。
後端カバー片と中央カバー片とを結合する位置関係については、前記したように中央カバー片を閉じる際に、中央カバー片後端にゴミが引っ掛かった時取り除き易い位置関係が好ましい。すなわち、後端カバー片の後端が、中央カバー片の後端よりも前方に位置する位置関係にあるとき、両カバー片を結合すればよい。この場合、中央カバー片後端を後端カバー片が覆わないため、ゴミを取り除き易い。
前記した錠部材70は、中間支持棒62を衝突させることによって自動的に係合状態となる点で推奨される。
同様の機能を発揮するものとして図29の様なカラビナ状の錠部材100や、図30の様なラッチ状の錠部材110が考えられる。
カラビナ状の錠部材100は、リング本体部101と、揺動片102を有している。揺動片102は、リング本体部101に対して揺動可能であり、且つ図29(a)の様にリング本体部101の欠落部103を内側から押さえる方向に付勢されている。
後端カバー片32を後方に移動させると、図29(d)の様に中間支持棒62が揺動片102の内側と当たるが、揺動片102は開かない。
出没片111には摘まみ(解除手段)113があり、摘まみ113を操作して出没片111を没入させることができる。
逆に閉塞された空間から中間支持棒62が出ようとして出没片111を押しても、出没片111の内側は垂直面であるから下方向の力は発生せず、出没片111は下がらない。
2 トラック本体
3 塵芥収集箱
5 運転席
6 積載領域
7 箱状空間
8 荷台部
10 カバー部材
11 排出装置
25 孔部材
26 係合片
27 近接スイッチ
30 前端カバー片
31 中央カバー片
32 後端カバー片
35a,b,c 天井壁
36a,b,c 側壁
37a,b,c 側壁
38 高天井部
40,41 低天井部
43 張出部
50 外側係合片
51 内側係合片
45,46 空間
56 外側係合片
57 内側係合片
60 把手部材(係止部)
61 縦棒部
62 中間支持棒(支持部)(係合部)
68 凹溝部
70 錠部材
71 下げ落とし部材
75 係合片
82 落とし棒
83 ガイド筒
91 スリット
93 解除部材
100,110 錠部材
Claims (6)
- 車体の前方側の領域に運転席があり、その後方側に積載領域があり、前記積載領域には積載物を収容するための箱状空間があり、前記箱状空間内の積載物を車体後方に排出する排出装置を有する塵芥収集車において、
前記箱状空間は、少なくとも床部を形成する荷台部と、荷台部を覆うカバー部材で覆われ、前記カバー部材は複数のカバー片によって構成されていて少なくとも積載領域の後端に設置される後端カバー片と、これに隣接して設置される中央カバー片を有し、
前記二つのカバー片は車体の前後方向に移動可能であってカバー部材によって箱状空間の側面を全面的に覆う閉鎖状態と、箱状空間の側面の一部または全部を開放する開放状態とを構成することが可能であり、
前記後端カバー片の断面積は中央カバー片の断面積よりも大きく、カバー片を移動して箱状空間の側面を開放した開放状態の際には中央カバー片の一部又は全部の外側を後端カバー片が覆う状態となり、
中央カバー片に外側に張り出す係止部があり、前記係止部が後端カバー片の一部と当接し、中央カバー片が一定量を越えて後端カバー片よりも後方に移動することを阻止することを特徴とする塵芥収集車。 - カバー部材は、後端カバー片と中央カバー片とを一時的に結合する結合手段を有し、開放状態の際に前記結合手段によって、二つのカバー片を結合可能であることを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
- 開放状態の際に前記結合手段によって二つのカバー片を結合し、中央カバー片の一部又は全部の外側を後端カバー片が覆う状態を維持して二つのカバー片を前後方向に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の塵芥収集車。
- 前記結合手段は、係合部及び当該係合部と係合する錠部を有し、当該係合部は中央カバー片に取り付けられており、当該錠部は後端カバー片に取り付けられており、
錠部は錠部側係合片と解除手段とを有し、前記係合部を前記錠部と衝突させると、その際の力によって前記錠部側係合片が移動して前記係合部を保持し、前記解除手段を操作することにより、前記係合部を開放可能な状態となることを特徴とする請求項2又は3に記載の塵芥収集車。 - 前記係止部は、カバー片の側面にあってカバー片の側壁に対して間隔を開けて縦方向に延びる把手部と、当該把手部とカバー片の側壁を繋ぐ支持部を有し、当該支持部が前記結合手段の係合部として機能することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の塵芥収集車。
- 積載領域であってその前側の位置に前端カバー片があり、当該前端カバー片は荷台部に移動不能に固定され、前記開放状態においては、前記中央カバー片と後端カバー片が前側に寄っていて前端カバー片の外側を中央カバー片が覆い、さらに中央カバー片の外側を後端カバー片が覆う状態であって箱状空間の後端側の領域が開放され、
前記閉鎖状態においては、前端カバー片が前側にあり、その後ろに中央カバー片があり、さらにその後ろに後端カバー片があって隣接するカバー片の端部近傍同士が重なり、前記3個のカバー片によって箱状空間の側面が隙間無く覆われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の塵芥収集車。
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