JP2016208975A - トイレ用敷材及びトイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用後に悪臭が発生しにくいトイレ用敷材、及びそれが敷設されたトイレを提供する。【解決手段】トイレ用敷材3は、粒状体30からなる。粒状体30は、溶融スラグの粉砕物を主材料としている。トイレ用敷材3は、本体部10から抜き差しすることができる、引出部14に収容されている吸収性シート20の上に直接配設され、容器10には蓋部50を備えるトイレ1である。【選択図】図1

Description

本発明は、粒状のトイレ用敷材、及びそれが敷設されたトイレに関する。
従来のトイレ用敷材としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載のトイレ用敷材は、複数の低吸水性の粒状体からなり、動物用のトイレに敷設されている。このトイレは仕切部材(簀子)により上下に区画されており、仕切部材の上部空間に複数の粒状体が敷設されている。仕切部材の下部空間には、吸水性シートが配設されている。かかる構成のトイレにおいて、動物の尿は、粒状体どうしの間、及び仕切部材を通過した後、吸水性シートに吸収される。
特開2003−180182号公報
上述の粒状体は、低いながらも吸水性を有している。粒状体に吸収された尿は、当該粒状体の内部に残留し、悪臭発生の原因となる。それゆえ、使用後の粒状体からの悪臭を防止する上では、粒状体の吸水性を極力低くした方が有利である。
この点、特許文献1に記載されたトイレ用敷材において、粒状体は、木材等の植物由来の材料を主材料としている。かかる植物由来の材料は、それ自体が高い吸水性を有するものである。このように高い吸水性を有する材料を用いた場合、粒状体の吸水性を低くするにも限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、使用後に悪臭が発生しにくいトイレ用敷材、及びそれが敷設されたトイレを提供することを目的とする。
本発明によるトイレ用敷材は、粒状体からなるトイレ用敷材であって、上記粒状体は、溶融スラグの粉砕物を主材料とすることを特徴とする。
このトイレ用敷材においては、粒状体の主材料として、溶融スラグの粉砕物が用いられている。溶融スラグは、吸水性が極めて低い材料である。このため、溶融スラグを主材料として用いることにより、粒状体の吸水性を充分に低くすることができる。
本発明によれば、使用後に悪臭が発生しにくいトイレ用敷材、及びそれが敷設されたトイレが実現される。
本発明によるトイレの第1実施形態を示す端面図である。 図1のトイレの本体部を示す端面図である。 図1のトイレの本体部を示す正面図である。 図1のトイレの引出部を示す斜視図である。 本発明によるトイレ用敷材の一実施形態を示す正面図である。 図5のVI−VI線に沿った端面図である。 図1のトイレの開閉部の構造を説明するための端面図である。 図1のトイレの使用時の状態を示す端面図である。 図1のトイレの効果を説明するための端面図である。 本発明によるトイレの第2実施形態を示す端面図である。 図10のトイレの本体部を示す背面図である。 図10のトイレの板状部材を示す平面図である。 図10のトイレの使用時の状態を示す端面図である。 本発明によるトイレの第3実施形態を示す斜視図である。 図14のトイレにおける本体容器70を示す平面図である。 図15のXVI−XVI線に沿った端面図である。 図15のXVII−XVII線に沿った端面図である。 図15のXVIII−XVIII線に沿った端面図である。 使用時の本体容器70を示す端面図である。 本体容器70の横に尿溜容器80が設置された状態を示す端面図である。 本体容器70に尿溜容器80を着脱可能に固定するための構造の一例を説明するための図である。 本体容器70に尿溜容器80を着脱可能に固定するための構造の一例を説明するための図である。 使用時の尿溜容器80を示す端面図である。 収容袋92を示す正面図である。 凹部の一変形例を説明するための図である。 粒状体の一変形例を説明するための図である。 粒状体の他の変形例を説明するための図である。 本体容器70の一変形例を説明するための図である。 図28の遮蔽部材94の構造を説明するための図である。 図28の遮蔽部材96の構造を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるトイレの第1実施形態を示す端面図である。トイレ1は、動物又は人用のトイレであって、トイレ用敷材3、容器10、及び吸水性シート20を備えている。容器10は、底面部10a及び側面部10bを有している。本実施形態において容器10は、略直方体状をしている。この容器10は、本体部12及び引出部14を有している。
図2及び図3は、それぞれ本体部12を示す端面図及び正面図である。本体部12は、底面部10a及び側面部10bを有する箱状の部分である。本体部12の側面部10bには、開口部16(第1の開口部)が形成されている。開口部16は、底面部10aの近傍に位置し、矩形状をしている。開口部16の左右方向の長さは、本体部12の内側の横幅に略等しい。また、開口部16の上下方向の長さd1(図3参照)は、15mm以下であることが好ましい。本体部12の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂を用いることができる。
図4は、引出部14を示す斜視図である。引出部14は、開口部16を通じて本体部12に対して抜き挿しすることが可能である。引出部14は、底板14a、前板14b、先板14c、及び一対の側板14dを有している。底板14aの大きさは、本体部12の底面部10aの大きさに略等しい。前板14bは、開口部16と略同一の形状及び大きさをしている。前板14bには、把手18が取り付けられている。引出部14の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂を用いることができる。
図1に戻って、容器10内には、吸水性シート20が配設されている。この吸水性シート20は、尿を吸収するためのシートである。吸水性シート20は、引出部14に収容された状態で容器10内に配設されている。このとき、吸水性シート20は、両面テープ等によって底板14aに固定されていてもよい。引出部14の前板14bの上端の高さは、図1に示すように、引出部14に収容された吸水性シート20の上面の高さに略等しいことが好ましい。
容器10内には、更にトイレ用敷材3が配設されている。トイレ用敷材3は、吸水性シート20上に直接配設されている。このトイレ用敷材3は、複数の粒状体30からなる。各粒状体30は、水分を全く吸収しないか、殆ど吸収しない性質を有する。各粒状体30の吸水率は、3%未満であることが好ましく、1%未満であることがより好ましい。吸水率は、次のようにして測定される。まず、粒状体30の重量M1を測定する。次に、35±2℃に保った水中に粒状体30を入れる。10秒後、粒状体30を水から取り出す。粒状体30の表面に付着した水分を拭き取った後、当該粒状体30の重量M2を測定する。そして、M1及びM2の値から吸水率を求める。すなわち、(M2−M1)/M1×100を計算することにより、粒状体30の吸水率を求めることができる。
各粒状体30は、溶融スラグの粉砕物を主材料としている。ここで、主材料とは、各粒状体30を構成する材料のうち、当該粒状体30に占める重量割合が最大のものをいう。各粒状体30に占める溶融スラグの重量割合は、60%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましい。粒状体30は、例えば、溶融スラグの粉砕物を主材料とする構成材料(当該粒状体30を構成する材料)を造粒することにより得られる。
溶融スラグは、廃棄物等ないしその焼却灰を高温(例えば1300℃以上)で溶融した後に冷却固化したものである。本実施形態において溶融スラグは、紙類に由来するものである。すなわち、この溶融スラグは、紙類の廃棄物ないしその焼却灰を高温で溶融した後に冷却固化したものである。紙類は、パルプを主体とする材料である。紙類としては、例えば、通常の紙の他にも、製紙スラッジ、パルプスラッジ等が挙げられる。
溶融スラグの粉砕物は、スクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものであることが好ましい。すなわち、溶融スラグの粉砕物は、3mm以下の粒度を有することが好ましい。溶融スラグの粉砕物の全てがスクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものであってもよいし、当該粉砕物の一部のみがスクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものであってもよい。後者の場合、溶融スラグの粉砕物は、例えば、スクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものと、スクリーンの目開きが3mm超5mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものとからなっていてもよい。あるいは、溶融スラグの粉砕物は、スクリーンの目開きが2mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものと、スクリーンの目開きが2mm超3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものと、スクリーンの目開きが3mm超5mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものとからなっていてもよい。
各粒状体30は、接着剤を含有している。接着剤は、非水溶性であることが好ましい。各粒状体30の内部には、脱臭剤、消臭剤、芳香剤(香料)、抗菌剤等が含有されていてもよい。また、各粒状体30の内部には、染料又は顔料が含有されていてもよい。なお、粒状体30の「内部」とは、当該粒状体30の外に露出していない部分をいい、後述する凹部31はこれに含まれない。
図5は、粒状体30を示す正面図である。また、図6は、図5のVI−VI線に沿った端面図である。粒状体30の表面には、凹部31が形成されている。本実施形態においては、粒状体30の表面に、複数の凹部31が形成されている。複数の凹部31は、粒状体30の表面上に規則的に配列されている。凹部31は、粒状体30の表面の略全体にわたって点在している。各凹部31の深さは、1mm以上10mm以下であることが好ましい。また、粒状体30の表面における凹部31の径は、1mm以上3mm以下であることが好ましい。なお、図1においては、凹部31の図示を省略している。
凹部31内には、機能性物質(図示せず)が保持されている。機能性物質は、容器10内の空気又は尿に所定の作用を及ぼす物質である。機能性物質としては、例えば、脱臭剤、消臭剤、芳香剤、抗菌剤等が挙げられる。機能性物質は、液体状であってもよいし、固体状であってもよい。かかる機能性物質は、例えば凹部31内に注入することにより、当該凹部31内に供給することができる。
本実施形態において粒状体30は、球形である。すなわち、粒状体30は、表面に凹部31を有する球形をしている。粒状体30の直径は、例えば3mm以上30mm以下である。
トイレ1は、開閉部40及び蓋部50を更に備えている。開閉部40は、引出部14が本体部12に挿入されているときは、開口部16を開放する(図1参照)。これに対し、引出部14が本体部12から引き抜かれた後は、図7に示すように、開口部16を閉塞する。すなわち、開閉部40は、引出部14が本体部12に挿入されていないときは略鉛直な状態にあるのに対し、引出部14が本体部12に挿入されるときは引出部14に押し上げられて略水平の状態になる。本実施形態において開閉部40は、開口部16の上辺を軸として回動可能な板状部材(第1の板状部材)からなる。かかる開閉部40は、例えば蝶番を介して、開口部16の上辺に取り付けられている。開閉部40の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂を用いることができる。
蓋部50は、容器10を上方から覆う部分である。蓋部50は、開閉可能に設けられている。トイレ1は、図8に示すように、蓋部50が開けられた状態で使用される。蓋部50が閉じられた状態では、容器10内は密閉される。蓋部50の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂を用いることができる。
本実施形態の効果を説明する。トイレ用敷材3においては、粒状体30の主材料として、溶融スラグの粉砕物が用いられている。溶融スラグは、吸水性が極めて低い材料である。このため、溶融スラグを主材料として用いることにより、粒状体30の吸水性を充分に低くすることができる。したがって、使用後に悪臭が発生しにくいトイレ用敷材3、及びそれが敷設されたトイレ1が実現されている。
上述のように、溶融スラグは、吸水性が極めて低い材料である。それゆえ、粒状体30に占める溶融スラグの重量割合を大きくした方が、粒状体30の吸水性を低くするのに有利である。かかる観点から、粒状体30に占める溶融スラグの重量割合は、60%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましい。
溶融スラグは、紙類に由来している。紙類は吸水性を有する材料であるが、溶融スラグ化することにより、その吸水性を著しく低くすることができる。このため、元々吸水性を有する材料であっても、粒状体30の主材料として好適に用いることが可能となる。ただし、溶融スラグが紙類に由来するものであることは、必須でない。溶融スラグは、紙類以外の物質に由来するものであってもよい。
溶融スラグを微細に粉砕した方が、粉砕物を高密度に凝集させやすくなる。すなわち、粉砕物どうしの間に隙間が生じにくくなる。かかる隙間は、粒状体30の内部に尿が浸入する経路となり得る。それゆえ、溶融スラグを微細に粉砕することは、粒状体30の内部に尿が浸入しにくくするのに有利である。かかる観点から、溶融スラグの粉砕物は、全て、スクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものであることが好ましい。
溶融スラグの粉砕物が、スクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたもの(第1の粉砕物)と、スクリーンの目開きが3mm超5mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたもの(第2の粉砕物)とからなる場合、第2の粉砕物どうしの隙間に、比較的小さい粒度を有する第1の粉砕物が入り込むことになる。これにより、溶融スラグの粉砕物が第2の粉砕物のみからなる場合に比して、当該粉砕物を高密度に凝集させやすくなる。
溶融スラグの粉砕物が、スクリーンの目開きが2mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたもの(第1の粉砕物)と、スクリーンの目開きが2mm超3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたもの(第2の粉砕物)と、スクリーンの目開きが3mm超5mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたもの(第3の粉砕物)とからなる場合、第3の粉砕物どうしの隙間に、第2の粉砕物が入り込むことになる。また、第2の粉砕物どうしの隙間や、第2の粉砕物と第3の粉砕物との間の隙間に、第1の粉砕物が入り込むことになる。これにより、溶融スラグの粉砕物が第3の粉砕物のみからなる場合、あるいは第2及び第3の粉砕物のみからなる場合に比して、当該粉砕物を高密度に凝集させやすくなる。
粒状体30は、接着剤を含有している。接着剤がバインダーとして機能することにより、溶融スラグの粉砕物等を粒状に成形しやすくなる。特に接着剤が非水溶性である場合、尿を受けても粒状体30が崩壊しにくくなる。ただし、粒状体30が接着剤を含有することは、必須でない。粒状体30は、接着剤を含有していなくてもよい。
粒状体30が脱臭剤又は消臭剤を含有する場合、粒状体30の内部に尿が浸入した場合であっても、当該尿に起因する悪臭を除去することができる。また、粒状体30が芳香剤を含有する場合、粒状体30の内部に尿が浸入した場合であっても、当該尿に起因する悪臭をマスキングすることができる。
粒状体30が抗菌剤を含有する場合、粒状体30の内部に尿が浸入した場合であっても、当該尿に起因する雑菌の繁殖を抑えることができる。また、粒状体30が染料又は顔料を含有する場合、溶融スラグの色とは異なる色に粒状体30を着色し、それにより粒状体30の美観を高めることができる。
さらに、粒状体30の表面には、凹部31が形成されている。この凹部31内に各種の機能性物質を保持させることにより、所望の機能を有する粒状体30を容易に得ることができる。実際、本実施形態において凹部31内には、機能性物質が保持されている。機能性物質が脱臭剤又は消臭剤である場合、粒状体30に尿が付着した場合であっても、当該尿に起因する悪臭を除去することができる。機能性物質が芳香剤である場合、粒状体30に尿が付着した場合であっても、当該尿に起因する悪臭をマスキングすることができる。また、機能性物質が抗菌剤である場合、粒状体30に尿が付着した場合であっても、当該尿に起因する雑菌の繁殖を抑えることができる。
凹部31の深さが大きい方が、凹部31内に多量の機能性物質を保持させることができる。その一方で、深さが大きすぎると、粒状体30の機械的強度が低下してしまう。かかる観点から、凹部31の深さは、1mm以上10mm以下であることが好ましい。
凹部31の入口の径、すなわち粒状体30の表面における凹部31の径を小さくすることにより、機能性物質が凹部31の外に漏れにくくなる。凹部31の径が小さい場合、表面張力により液体状の機能性物質が凹部31の内部に留まりやすくなるからである。その一方で、径が小さすぎると、凹部31内に機能性物質を入れるのが困難になってしまう。かかる観点から、粒状体30の入口の径は、1mm以上3mm以下であることが好ましい。
粒状体30の表面には、複数の凹部31が形成されている。これにより、個々の凹部31を小さくしても、粒状体30全体として多量の機能性物質を保持することができる。
複数の凹部31は、粒状体30の表面上に規則的に配列されている。この場合、凹部31の配列が不規則である場合に比して、粒状体30の成形が容易になるとともに、粒状体30の美観を高めることができる。ただし、複数の凹部31が規則的に配列されることは、必須でない。複数の凹部31は、不規則的に配列されていてもよい。
凹部31は、粒状体30の表面の略全体にわたって点在している。これにより、粒状体30がどの方向から尿を浴びても、機能性物質の作用を充分に発揮させることができる。
粒状体30は、球形である。この場合、吸水性シート20上に複数の粒状体30を高密度に敷設することができる。これにより、尿を吸収した吸水性シート20から悪臭が発生した場合であっても、その悪臭を粒状体30によって遮断し、容器10の上方に悪臭が漂うのを抑制することができる。
トイレ1の使用時、トイレ用敷材3上に排泄された尿は、隣り合う粒状体30どうしの隙間を縫うように下方へと流れて、吸水性シート20に達する。吸水性シート20に達した尿は、吸水性シート20によって吸収される。このとき、粒状体30の内部には、尿が全く浸入しないか、殆ど浸入しない。それゆえ、粒状体30は、尿を受けても崩壊しない。
これに対し、従来の粒状体は、尿を受けた際に、その一部又は全体が崩壊することがある。崩壊した粒状体が吸水性シートに付着すると、吸水性シートが汚れ、その吸水能力の低下につながってしまう。そのため、粒状体及び吸水性シートが配設される従来のトイレにおいては、仕切部材を設けて、粒状体と吸水性シートとを隔離する必要があった。しかしながら、このように仕切部材を設けることは、トイレの構造を複雑化させる要因となる。
この点、トイレ1においては、粒状体30が崩壊しないため、粒状体30と吸水性シート20とを隔離しなくても、吸水性シート20の吸水能力の低下を防ぐことができる。実際、粒状体30は、吸水性シート20上に直接配設されている。このため、トイレ1においては、使用時に粒状体30と吸水性シート20とを隔離する仕切部材を設ける必要がない。したがって、粒状体30及び吸水性シート20の双方が配設されるにもかかわらず、仕切部材が不要なトイレ1が実現されている。
トイレ1には、開口部16を通じて本体部12に対して抜き挿しすることが可能な引出部14が設けられている。これにより、使用済みの吸水性シート20を新しいものと容易に交換することができる。
引出部14の前板14bは、開口部16と略同一の形状及び大きさをしている。これにより、開口部16の全体が前板14bによって塞がれるため、開口部16を通じて尿が容器10の外に漏れるのを防ぐことができる。
引出部14の前板14bの上端の高さが引出部14に収容された吸水性シート20の上面の高さに略等しい場合、引出部14を本体部12から引き抜く際、吸水性シート20の上面と開口部16との間に隙間が生じない。このため、開口部16を通じて粒状体30が容器10の外に出たり、吸水性シート20の上面と開口部16との間に挟まったりするのを防ぐことができる。
開口部16の長さd1(図3参照)を小さくすることにより、粒状体30が容器10の外に出にくくなる。かかる観点から、長さd1は、15mm以下であることが好ましい。
トイレ1には、開閉部40が設けられている。これにより、引出部14が本体部12から引き抜かれた後、開口部16が閉塞されるため、粒状体30が容器10の外に出るのを防ぐことができる。
開閉部40は、開口部16の上辺を軸として回動可能な板状部材からなる。これにより、引出部14が本体部12に挿入されているときは開口部16を開放し、引出部14が本体部12から引き抜かれた後は開口部16を閉塞する開閉部40を、簡易な構造で実現することができる。
容器10を上方から覆う蓋部50が設けられている。トイレ1を使用しないときに蓋部50を閉じておくことにより、容器10内で悪臭が発生した場合であっても、その悪臭が容器10の外に漏れるのを防ぐことができる。また、吸水性シート20を交換する際、図9に示すように蓋部50を閉じてから容器10を逆さまにすることにより、粒状体30を吸水性シート20から隔離し、引出部14の抜き挿しを円滑に行うことができる。
(第2実施形態)
図10は、本発明によるトイレの第2実施形態を示す端面図である。トイレ2は、動物又は人用のトイレであって、トイレ用敷材3、容器10、及び吸水性シート20に加えて、板状部材60(第2の板状部材)を備えている。トイレ用敷材3及び吸水性シート20の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
図11は、本実施形態の本体部12を示す背面図である。本体部12の側面部10bには、開口部17(第2の開口部)が形成されている。開口部17は、開口部16とは反対側に設けられている。開口部17の左右方向の長さは、本体部12の内側の横幅に略等しい。また、開口部17の下辺の高さは、開口部16の上辺の高さに略等しい。開口部17にも、開閉部40と同様の機能を有する開閉部(図示せず)が設けられている。本体部12のその他の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
図12は、板状部材60を示す平面図である。板状部材60には、複数の孔62が形成されている。本実施形態において板状部材60は、金網であり、その網目が孔62を構成している。孔62は、トイレ用敷材3(粒状体30)を通過させない大きさをしている。板状部材60は、後述するように吸水性シート20とトイレ用敷材3との間に介在したときに、本体部12の底面部10aの略全体を覆う大きさをしている。板状部材60の厚みは、5mm以下であることが好ましい。
この板状部材60は、開口部17を通じて本体部12に対して抜き挿しすることが可能である。トイレ2は、図13に示すように、板状部材60が本体部12から引き抜かれた状態で使用される。トイレ2を使用しないときは、必要に応じて板状部材60が本体部12に挿入される。このとき、板状部材60は、吸水性シート20及びトイレ用敷材3が容器10内に配設されたままの状態で、吸水性シート20とトイレ用敷材3との間に挿入される。それにより、吸水性シート20とトイレ用敷材3との間に板状部材60が介在した状態(図10参照)となる。
本実施形態の効果を説明する。トイレ2においては、板状部材60が設けられている。吸水性シート20の交換に先立って板状部材60を本体部12に挿入しておくことにより、トイレ用敷材3を吸水性シート20から隔離し、引出部14の抜き挿しを円滑に行うことができる。
本体部12の側面部10bには、開口部17が形成されている。これにより、容器10内に吸水性シート20及びトイレ用敷材3が配設されたままの状態でも、これらの間に板状部材60を容易に挿入することができる。
板状部材60には、孔62が形成されている。これにより、引出部14を本体部12から引き抜いた後、板状部材60上に粒状体30が載置された状態で、粒状体30の上から水を流すことができる。このため、容器10内に収容したまま粒状体30の洗浄を容易に行うことができる。
板状部材60の厚みを小さくすることにより、板状部材60を吸水性シート20とトイレ用敷材3との間に挿入しやすくなる。かかる観点から、板状部材60の厚みは、5mm以下であることが好ましい。
板状部材60は、金網である。金網は、薄くしても充分な剛性を確保することができるため、吸水性シート20とトイレ用敷材3との間に挿入しやすい板状部材60を実現するのに適している。本実施形態のその他の効果は、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図14は、本発明によるトイレの第3実施形態を示す斜視図である。トイレ7は、動物又は人用のトイレであって、本体容器70(容器)、及び尿溜容器80を備えている。本体容器70は、箱状をしており、底面部72及び側面部74を有している。側面部74には、開口部76(第3の開口部)が設けられている。本体容器70は、尿が排泄される便器として機能する。本体容器70の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂を用いることができる。
図15は、本体容器70を示す平面図である。同図からわかるように、底面部72は、平面視で略矩形状をしている。これに伴い、本体容器70には、4つの側面部74が設けられている。本体容器70の外形は、略直方体状をしている。
図16、図17及び図18は、それぞれ、図15のXVI−XVI線、XVII−XVII線及びXVIII−XVIII線に沿った端面図である。これらの図からわかるように、底面部72は、本体容器70に排泄された尿が開口部76まで流れるように傾斜している。底面部72は、開口部76の底面に連続している。本実施形態においては、底面部72の全体が傾斜している。底面部72は、連続する複数の平面72a,72b,72cからなる。平面72aは、平面72cに向かって下方に傾斜している。平面72bも、平面72cに向かって下方に傾斜している。また、平面72cは、開口部76に向かって下方に傾斜している。
図14に戻って、開口部76は、4つの側面部74のうちの1つに設けられている。開口部76は、横長の形状をしている。開口部76の縦の長さ(側面部74の上下方向についての長さ)は、例えば、3mm以上10mm以下である。開口部76の横の長さ(開口部76が設けられた側面部74の左右方向についての長さ)は、例えば、30mm以上100mm以下である。図15に示すように、開口部76の横の長さw1は、開口部76が設けられた側面部74の横幅(内寸)w2よりも小さい。開口部76の横の長さw1は、側面部74の横幅w2の3分の1以下であることが好ましい。
本体容器70が載置される床面を基準としたとき、開口部76の下端の高さh1(図14参照)は、30mm以上であることが好ましい。高さh1は、側面部74の下端から開口部76の下端までの距離に等しい。本実施形態において開口部76は、側面部74の端部に位置している。すなわち、開口部76が設けられた側面部74と隣り合う側面部74の内面と同一平面上に、開口部76の側端の一方が存在している。また、図17からわかるように、開口部76の底面は、本体容器70の外側に向かって下方に傾斜している。換言すると、開口部76の底面は、側面部74の内面から外面に向かって下方に傾斜している。開口部76は、本体容器70内に排泄された尿を本体容器70の外に排出する部分である。この開口部76は、尿を通過させるが、後述する粒状体30は通過させない。
図19は、使用時の本体容器70を示す端面図である。同図は、図17と同様の端面を示している。図19に示すように、トイレ7の使用時、本体容器70内には、トイレ用敷材3が敷設される。トイレ用敷材3の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
図14に戻って、トイレ7には、尿溜容器80が設置される。尿溜容器80は、開口部76を通過した尿を溜める容器である。尿溜容器80は、箱状をしており、底面部82及び側面部84を有している。底面部82は、平面視で略矩形状をしている。これに伴い、尿溜容器80には、4つの側面部84が設けられている。尿溜容器80の外形は、本体容器70の外形と同様、略直方体状をしている。ただし、尿溜容器80の体積は、本体容器70の体積よりも小さい。また、底面部82は、底面部72と異なり、傾斜していない。
側面部84には、開口部86が設けられている。開口部86は、開口部76から排出された尿を尿溜容器80内に流入させるように設けられている。開口部86は、4つの側面部84のうちの1つに設けられている。開口部86は、開口部76と略同一の形状及び大きさをしている。厳密には、側面部74の外面における開口部76の形状及び大きさと、側面部84の外面における開口部86の形状及び大きさとが略一致する。さらに、尿溜容器80は、底面部82及び側面部84で囲まれた空間を上方から覆う蓋部88を有している。蓋部88は、開閉可能に設けられている。トイレ7の使用時、蓋部88は閉じられる。蓋部88が閉じられた状態では、尿溜容器80内は、開口部86を除いて密閉される。尿溜容器80の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂を用いることができる。
図20は、本体容器70の横に尿溜容器80が設置された状態を示す端面図である。同図に示すように、トイレ7の使用時、尿溜容器80は、開口部76が設けられた側面部74に対して略隙間なく接した状態で設置される。このとき、尿溜容器80の開口部86は、本体容器70の開口部76に重なる。本実施形態において開口部76と開口部86とは、互いに完全に重なり合う。すなわち、開口部76の全体が開口部86に重なるとともに、開口部86の全体も開口部76に重なる。側面部84の上端は、開口部76の上端よりも高い位置にある。開口部86の底面は、尿溜容器80の内側に向かって下方に傾斜している。換言すると、開口部86の底面は、側面部84の外面から内面に向かって下方に傾斜している。また、尿溜容器80には、把手89が設けられている。具体的には、把手89は、開口部86が設けられた側面部84と対向する側面部84に設けられている。
尿溜容器80は、本体容器70に対して着脱可能に固定されている。ここで、着脱可能とは、本体容器70及び尿溜容器80を損傷することなく、本体容器70に対する尿溜容器80の取付け及び取外しを容易に行えるということである。
かかる構成は、例えば図21に示すように、側面部74に突条74aを設けるとともに、側面部84に溝84aを設けることにより実現することができる。同図は、側面部74及び側面部84を上から見た図である。突条74aは、側面部74における側面部84に対向する部分に設けられている。突条74aは、側面部74から遠ざかるにつれて幅が広くなるテーパ状の断面形状を有しており、側面部74の上下方向(図21において紙面に垂直な方向)に延在している。他方、溝84aは、側面部84における側面部74に対向する部分に設けられている。溝84aは、側面部84の内部に近づくにつれて幅が広くなるテーパ状の断面形状を有しており、側面部84の上下方向に延在している。溝84aの断面は、突条74aの断面と略同一の形状及び大きさを有している。
本体容器70に対して尿溜容器80を上下方向にスライドさせて、図22に示すように突条74aと溝84aとを嵌合させることにより、本体容器70に尿溜容器80を取り付けて固定することができる。また、本体容器70に対して尿溜容器80を上下方向にスライドさせて、突条74aと溝84aとの嵌合を解くことにより、本体容器70から尿溜容器80を取り外すことができる。
図23は、使用時の尿溜容器80を示す端面図である。同図に示すように、トイレ7の使用時、尿溜容器80内には、尿を吸収する吸水材90が配設される。吸水材90は、例えば、植物性材料の粉砕物と吸水性ポリマーとの混合物(粉体)からなる。その場合、植物性材料としては、例えば、茶類(茶葉、茶殻等)、又はコーヒー類(コーヒー豆、インスタントコーヒー、コーヒー滓等)を用いることができる。植物性材料としては、各種植物の枝、葉(例えば笹の葉)又は花を用いてもよい。なお、吸水材90は、吸水性ポリマーのみからなっていてもよい。また、吸水材90としては、粒状のトイレ用敷材(例えば上記粉体を造粒したもの)、又はシート状のトイレ用敷材(吸水性シート)を用いてもよい。
尿溜容器80には、収容袋92が設けられている。収容袋92は、吸水材90を収容する袋であり、尿溜容器80内に設置される。収容袋92は、底面部82の上面及び側面部84の内面の略全体を覆っている。収容袋92は、側面部84の上端で折り返されている。この折り返された部分が側面部84と蓋部88とで挟まれることにより、収容袋92が尿溜容器80に固定されている。
図24は、収容袋92を示す正面図である。収容袋92には、穴部93が設けられている。穴部93は、尿を通過させる一方で、吸水材90は通過させない。本実施形態においては、収容袋92の少なくとも一部分(開口部86に重なる領域を含む部分)が網状をしており、当該部分の網目が穴部93を構成している。図24においては、収容袋92の全体が網状をしている例を示している。収容袋92の材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等を用いることができる。
トイレ7の効果を説明する。本体容器70の側面部74に開口部76が設けられている。そして、本体容器70の底面部72は、尿が開口部76まで流れるように傾斜している。このため、本体容器70内に排泄された尿は、粒状体30どうしの間を通過した後、底面部72上を流れて、開口部76に達する。開口部76に達した尿は、開口部76を通過して、本体容器70の外に排出される。これにより、尿が本体容器70に残留しないため、尿から発生した臭気が本体容器70の上部からトイレ7の外に漏れるのを防ぐことができる。したがって、本体容器70の上部からの臭気漏れを防ぐことのできるトイレ7が実現されている。
底面部72は、全体が傾斜している。これにより、排泄された尿が底面部72上のどの位置に落ちても、当該尿を開口部76まで確実に導くことができる。
開口部76は、横長の形状をしている。すなわち、開口部76は、横の長さが大きく、縦の長さが小さい。尿のような液体は、横に広がる性質を有する。それゆえ、開口部76の横の長さを大きくすることは、多量の尿を迅速に通過させるのに適している。これにより、多量の尿が排泄された場合であっても、当該尿を開口部76を通じてスムーズに本体容器70の外に排出することができる。他方、開口部76の縦の長さを小さくすることは、当該開口部76を粒状体30が通過するのを防ぐ上で有利である。
開口部76の横の長さは、開口部76が設けられた側面部74の横幅よりも小さい。すなわち、開口部76は、側面部74の左右方向について、側面部74の一部分にのみ設けられている。これにより、側面部74の全体にわたって開口部76を設けた場合に比して、本体容器70の外に排出された尿から発生した臭気が開口部76を通じて本体容器70内に流れ込むのを抑制しやすくなる。かかる観点から、開口部76の横の長さは、側面部74の横幅の3分の1以下であることが好ましい。
開口部76の底面は、本体容器70の外側に向かって下方に傾斜している。これにより、本体容器70内に排泄された尿を開口部76を通じて本体容器70の外に、よりスムーズに排出することができる。
トイレ7には、尿溜容器80が設けられている。これにより、開口部76を通じて本体容器70の外に排出された尿を容易に処理することができる。
尿溜容器80は、開口部76が設けられた側面部74に略隙間なく接した状態で設置される。これにより、本体容器70と尿溜容器80との間に尿を移送するための手段を設けることなく、開口部76から排出された尿を尿溜容器80内に直接導くことができる。
側面部84には、開口部86が設けられている。これにより、簡易な構成で、開口部76から排出された尿を尿溜容器80内に導くことができる。すなわち、開口部76から排出された尿は、開口部76と連続する開口部86を通じて、尿溜容器80内に流入することになる。また、側面部84から尿を尿溜容器80内に取り込めるようになるため、側面部84の高さを大きくすることができる。側面部84の高さを大きくすることは、尿溜容器80の容積を大きくし、より多量の尿を溜められるようになる点で有利である。
開口部86の底面は、尿溜容器80の内側に向かって下方に傾斜している。これにより、開口部76から排出された尿を開口部86を通じて尿溜容器80内に、よりスムーズに流入させることができる。
側面部84の上端は、尿溜容器80がトイレ7に設置された状態で、開口部76の上端よりも高い位置にある。これにより、尿溜容器80内に溜った尿から発生した臭気が開口部76を通じて本体容器70内に流れ込むのを抑制することができる。
尿溜容器80は、底面部82及び側面部84で囲まれた空間を上方から覆う蓋部88を有している。これにより、尿溜容器80内に溜った尿から発生した臭気が、尿溜容器80の上部から外に漏れるのを防ぐことができる。
尿溜容器80は、本体容器70に対して着脱可能である。これにより、尿溜容器80に溜った尿の処分や、本体容器70及び尿溜容器80の清掃が容易になる。すなわち、本体容器70から尿溜容器80を取り外すことにより、尿の処分や清掃を行いやすくなる。
尿溜容器80には、把手89が設けられている。これにより、本体容器70に対する尿溜容器80の着脱が容易になる。
尿溜容器80に溜った尿が開口部86を通じて尿溜容器80の外に漏れるのを防ぐには、開口部76(及び開口部86)の位置が高い方が有利である。かかる観点から、開口部76の下端の高さh1(図1参照)は、30mm以上であることが好ましい。
トイレ7の使用時、尿溜容器80内には、尿を吸収する吸水材90が配設される。これにより、かかる吸水材90が設けられていない場合に比して、尿が尿溜容器80の外に漏れにくくなる。
吸水材90が植物性材料の粉砕物と吸水性ポリマーとの混合物からなる場合、植物性材料の消臭効果により尿の悪臭を緩和することができる。また、吸水性ポリマーの吸水力により、多量の尿を吸収することができる。
植物性材料として茶類又はコーヒー類を用いた場合、特に優れた消臭効果を得ることができる。また、茶殻やコーヒー滓のような廃棄物を用いた場合、廃棄物を有効活用することができる。
尿溜容器80には、収容袋92が設けられている。これにより、尿を吸収した吸水材90をまとめて収容袋92ごと尿溜容器80から取り出すことができる。したがって、尿溜容器80に溜った尿の処分が一層容易になる。
収容袋92には、吸水材90を通過させずに尿を通過させる穴部93が設けられている。これにより、吸水材90が収容袋92の外にこぼれるのを防ぎつつ、開口部86を通過した尿を収容袋92内に導くことができる。
収容袋92の少なくとも一部分が網状をしており、当該部分の網目が穴部93を構成している。これにより、簡易な構成で、穴部93を有する収容袋92を実現することができる。本実施形態のその他の効果は、第1実施形態と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、図25に示すように、粒状体30の表面における凹部31の径d2は、当該凹部31の最大径d3よりも小さくてもよい。このように凹部31の内部が膨らんだ形状とすることにより、凹部31の入口の径(径d2)を大きくしなくても、凹部31内に多量の機能性物質を保持させることができる。
また、上記実施形態において、複数の粒状体30は、図26に示すように、相異なる大きさの粒状体32(第1の粒状体)及び粒状体34(第2の粒状体)を含んでいてもよい。粒状体32は第1の直径を有し、粒状体34は第1の直径よりも小さい第2の直径を有している。第1の直径は、30mm以下であることが好ましい。また、第2の直径は、3mm以上であることが好ましい。
この場合、粒状体32どうしの隙間に粒状体34が入り込むことにより、粒状体30が粒状体32のみからなる場合に比して、粒状体30を高密度に敷設することができる。このように粒状体30を高密度に敷設することにより、粒状体30上に動物が乗ったときの沈み込みを小さく抑えることができる。これにより、足場が安定するため、排泄する際に動物の足腰にかかる負担が軽減される。
さらに、複数の粒状体30は、図27に示すように、粒状体32及び粒状体34に加えて、粒状体36(第3の粒状体)を含んでいてもよい。粒状体36は、第3の直径を有する。第3の直径は、第1の直径よりも小さくかつ第2の直径よりも大きい。この場合、粒状体32間の隙間や、粒状体32と粒状体34との間の隙間に、粒状体36が入り込むことになる。このため、粒状体30を一層高密度に敷設することができる。
上記実施形態においては、粒状体30の表面に複数の凹部31が形成された場合を例示した。しかし、粒状体30の表面には、凹部31が1つだけ形成されていてもよい。また、粒状体30の表面に凹部31を形成することは、必須でない。粒状体30の表面には、凹部31が形成されていなくてもよい。
上記実施形態においては、粒状体30が球形である場合を例示した。しかし、粒状体30の形状は、粒状である限り、球以外の形状(例えば、円柱、楕円体、立方体、正四面体等)であってもよい。
上記実施形態においては、容器10内に吸水性シート20が配設された場合を例示した。しかし、吸水性シート20を設けることは、必須でない。容器10内には、トイレ用敷材3のみが配設されてもよい。
上記実施形態においては、容器10内に仕切部材が設けられていない場合を例示した。しかし、容器10内には、仕切部材を設けてもよい。その場合、容器10の内部空間は仕切部材によって上下に区画され、トイレ用敷材3は、仕切部材の上部空間に敷設される。本体容器70についても同様である。
上記実施形態において、本体容器70には、図28〜図30に示すように、尿からの臭気の上昇を遮断する遮蔽部材94,96が設けられていてもよい。図29及び図30は、図28の本体容器70を示す平面図である。ただし、図30においては、遮蔽部材94の図示を省略している。各遮蔽部材94,96は、板状をしており、側面部74の内面から本体容器70の内側に張り出している。各遮蔽部材94,96は、本体容器70の内側に向かって下方に傾斜している。また、各遮蔽部材94,96の一部は、下方に屈曲している。詳細には、各遮蔽部材94,96の先端付近の部分が鉛直方向下向きに屈曲している。遮蔽部材96は、側面部74の上下方向について、遮蔽部材94と底面部72との間に位置している。遮蔽部材94は、図29からわかるように、平面視で、側面部74の内面の全体にわたって設けられている。すなわち、遮蔽部材94は、環状に設けられている。それゆえ、遮蔽部材94で囲まれた部分に開口が生じるが、この開口は、粒状体30の通過を妨げないように充分な大きさを有している。他方、遮蔽部材96は、図30からわかるように、平面視で、側面部74の内面の一部分(開口部76が設けられた領域を含む部分)にのみ設けられている。
かかる遮蔽部材94,96を設けることにより、本体容器70内で尿の臭気の上昇が起こった場合であっても、それを遮断し、本体容器70の上部からの臭気漏れを抑制することができる。しかも、遮蔽部材94,96が本体容器70の内側に向かって下方に傾斜しているため、各遮蔽部材94,96の下面と側面部74の内面との間の空間に、臭気を閉じ込めることができる。これにより、臭気の遮断効果を高めることができる。さらに、遮蔽部材94,96の一部は、下方に屈曲している。このため、遮蔽部材94,96によって捕捉された臭気が遮蔽部材94,96の外に逃げにくくなる。これにより、臭気の遮断効果を一層高めることができる。また、開口部76の入口付近は、上方が遮蔽部材96によって覆われている。これにより、本体容器70の外に排出された尿からの臭気が開口部76を通じて本体容器70内に流れ込んできた場合であっても、当該臭気の上昇を効果的に遮断することができる。かかる遮蔽部材を容器10に設けてもよいことは、言うまでもない。
1 トイレ
2 トイレ
3 トイレ用敷材
7 トイレ
10 容器
10a 底面部
10b 側面部
12 本体部
14 引出部
14a 底板
14b 前板
14c 先板
14d 側板
16 開口部(第1の開口部)
17 開口部(第2の開口部)
18 把手
20 吸水性シート
30 粒状体
31 凹部
32 粒状体(第1の粒状体)
34 粒状体(第2の粒状体)
36 粒状体(第3の粒状体)
40 開閉部
50 蓋部
60 板状部材(第2の板状部材)
62 孔
70 本体容器
72 底面部
72a,72b,72c 平面
74 側面部
74a 突条
76 開口部(第3の開口部)
80 尿溜容器
82 底面部
84 側面部
84a 溝
86 開口部
88 蓋部
89 把手
90 吸水材
92 収容袋
93 穴部
94 遮蔽部材
96 遮蔽部材

Claims (38)

  1. 粒状体からなるトイレ用敷材であって、
    前記粒状体は、溶融スラグの粉砕物を主材料とすることを特徴とするトイレ用敷材。
  2. 請求項1に記載のトイレ用敷材において、
    前記溶融スラグは、紙類に由来するものであるトイレ用敷材。
  3. 請求項1又は2に記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体は、非水溶性の接着剤を含有しているトイレ用敷材。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体は、脱臭剤又は消臭剤を含有しているトイレ用敷材。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体は、香料を含有しているトイレ用敷材。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体は、抗菌剤を含有しているトイレ用敷材。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体は、染料又は顔料を含有しているトイレ用敷材。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記溶融スラグの粉砕物は、全て、スクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものであるトイレ用敷材。
  9. 請求項1乃至7の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記溶融スラグの粉砕物は、スクリーンの目開きが3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものと、スクリーンの目開きが3mm超5mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものとからなるトイレ用敷材。
  10. 請求項1乃至7の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記溶融スラグの粉砕物は、スクリーンの目開きが2mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものと、スクリーンの目開きが2mm超3mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものと、スクリーンの目開きが3mm超5mm以下である粉砕機を用いて粉砕されたものとからなるトイレ用敷材。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体の表面には、凹部が形成されているトイレ用敷材。
  12. 請求項11に記載のトイレ用敷材において、
    前記凹部内には、機能性物質が保持されているトイレ用敷材。
  13. 請求項11又は12に記載のトイレ用敷材において、
    前記凹部の深さは、1mm以上10mm以下であるトイレ用敷材。
  14. 請求項11乃至13の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体の前記表面における前記凹部の径は、1mm以上3mm以下であるトイレ用敷材。
  15. 請求項11乃至14の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体の前記表面における前記凹部の径は、当該凹部の最大径よりも小さいトイレ用敷材。
  16. 請求項11乃至15の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体の前記表面には、複数の前記凹部が形成されているトイレ用敷材。
  17. 請求項16に記載のトイレ用敷材において、
    前記複数の凹部は、前記粒状体の前記表面上に規則的に配列されているトイレ用敷材。
  18. 請求項16又は17に記載のトイレ用敷材において、
    前記複数の凹部は、前記粒状体の前記表面の略全体にわたって点在しているトイレ用敷材。
  19. 請求項1乃至18の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記粒状体に占める前記溶融スラグの粉砕物の重量割合は、60%以上であるトイレ用敷材。
  20. 請求項19に記載のトイレ用敷材において、
    前記重量割合は、80%以上であるトイレ用敷材。
  21. 請求項1乃至20の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    当該トイレ用敷材は、複数の前記粒状体からなり、
    前記複数の粒状体は、第1の直径を有する第1の粒状体と、前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の粒状体とを含むトイレ用敷材。
  22. 請求項21に記載のトイレ用敷材において、
    前記第1の直径は、30mm以下であるトイレ用敷材。
  23. 請求項21又は22に記載のトイレ用敷材において、
    前記第2の直径は、3mm以上であるトイレ用敷材。
  24. 請求項21乃至23の何れかに記載のトイレ用敷材において、
    前記複数の粒状体は、前記第1の直径よりも小さくかつ前記第2の直径よりも大きい第3の直径を有する第3の粒状体を含むトイレ用敷材。
  25. 底面部及び側面部を有し、尿が排泄される容器と、
    前記容器内に配設された、請求項1乃至24の何れかに記載のトイレ用敷材と、
    を備えることを特徴とするトイレ。
  26. 請求項25に記載のトイレにおいて、
    前記容器内に配設された吸水性シートを備え、
    前記トイレ用敷材は、前記吸水性シート上に直接配設されているトイレ。
  27. 請求項26に記載のトイレにおいて、
    前記容器は、前記底面部及び前記側面部を有する本体部と、前記吸水性シートが収容される引出部とを有しており、
    前記本体部の前記側面部には、第1の開口部が形成されており、
    前記引出部は、前記第1の開口部を通じて前記本体部に対して抜き挿しすることが可能であるトイレ。
  28. 請求項27に記載のトイレにおいて、
    前記引出部の前板の上端の高さは、当該引出部に収容された前記吸水性シートの上面の高さに略等しいトイレ。
  29. 請求項27又は28に記載のトイレにおいて、
    前記引出部が前記本体部に挿入されているときは前記第1の開口部を開放し、前記引出部が前記本体部から引き抜かれた後は前記第1の開口部を閉塞する開閉部を備えるトイレ。
  30. 請求項27乃至29の何れかに記載のトイレにおいて、
    前記吸水性シート及び前記トイレ用敷材が前記容器内に配設されたままの状態で、当該吸水性シートと当該トイレ用敷材との間に挿入される板状部材を備えるトイレ。
  31. 請求項30に記載のトイレにおいて、
    前記本体部の前記側面部には、第2の開口部が形成されており、
    前記板状部材は、前記第2の開口部を通じて前記本体部に対して抜き挿しすることが可能であるトイレ。
  32. 請求項25に記載のトイレにおいて、
    前記側面部には、前記尿を通過させる第3の開口部が設けられており、
    前記底面部は、前記容器に排泄された前記尿が前記第3の開口部まで流れるように傾斜しているトイレ。
  33. 請求項32に記載のトイレにおいて、
    前記底面部は、全体が傾斜しているトイレ。
  34. 請求項32又は33に記載のトイレにおいて、
    前記第3の開口部の底面は、前記容器の外側に向かって下方に傾斜しているトイレ。
  35. 請求項25乃至34の何れかに記載のトイレにおいて、
    前記側面部の内面から前記容器の内側に張り出すように設けられ、前記尿からの臭気の上昇を遮断する遮蔽部材を備えるトイレ。
  36. 請求項35に記載のトイレにおいて、
    前記遮蔽部材は、前記容器の内側に向かって下方に傾斜しているトイレ。
  37. 請求項35又は36に記載のトイレにおいて、
    前記遮蔽部材の一部は、下方に屈曲しているトイレ。
  38. 請求項25乃至37の何れかに記載のトイレにおいて、
    前記容器を上方から覆う蓋部を備えるトイレ。
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