JP2016208875A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】従来からコンバインが保有する取付機能やガード機能は確保したまま、部品点数の削減と製造コストの低減を可能としたコンバインを提供すること。
【解決手段】穀粒貯留部に貯留した穀粒を、穀粒搬出部により機外へ搬出可能とするとともに、穀粒搬出部は、上下方向に延伸させて形成して、穀粒貯留部に下端部を連通連結した縦搬出体と、前後方向に延伸させて形成して、縦搬出体の上端部に後端部を連通連結し、かつ、後端部を支点として旋回自在かつ昇降自在となした横搬出体と、横搬出体の前端部から略直角に下方へ向けて延設した放出体と、を具備するコンバインであって、横搬出体の前端面部には、レバー支持体を介して、横搬出体の旋回操作と昇降操作をするための操作レバーを取り付け、レバー支持体は、横搬出体の前端面部から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部を形成し、レバー支持体の内部には、放出体から放出される穀粒の放出状況を、開口部を通して撮影するカメラを配設した。
【選択図】図8
【解決手段】穀粒貯留部に貯留した穀粒を、穀粒搬出部により機外へ搬出可能とするとともに、穀粒搬出部は、上下方向に延伸させて形成して、穀粒貯留部に下端部を連通連結した縦搬出体と、前後方向に延伸させて形成して、縦搬出体の上端部に後端部を連通連結し、かつ、後端部を支点として旋回自在かつ昇降自在となした横搬出体と、横搬出体の前端部から略直角に下方へ向けて延設した放出体と、を具備するコンバインであって、横搬出体の前端面部には、レバー支持体を介して、横搬出体の旋回操作と昇降操作をするための操作レバーを取り付け、レバー支持体は、横搬出体の前端面部から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部を形成し、レバー支持体の内部には、放出体から放出される穀粒の放出状況を、開口部を通して撮影するカメラを配設した。
【選択図】図8
Description
本発明は、コンバイン、詳しくは、穀粒搬出部が具備する横搬出体の先端面部に、穀粒搬出状況を撮影するカメラを取り付けたコンバインに関する。
従来、コンバインの一形態として特許文献1に開示されたものがある。すなわち、特許文献1には、運転部の後方に配設した穀粒貯留部に貯留した穀粒を、穀粒搬出部により機外へ搬出可能とし、穀粒搬出部が、上下方向に延伸させて形成して穀粒貯留部の後方に立設するとともに、その縦方向の軸線廻りに回転可能とした縦搬出体と、縦搬出体の上端部に、前後方向に延伸させて形成して後端部を連通連結するとともに、その軸線と水平に直交する横方向の軸線廻りに揺動可能とした横搬出体と、を具備するコンバインが開示されている。そして、運転部は、機体の右側前部に配設されて、主に、運転部の左側方において穀粒搬出部が具備する横搬出体が左右方向に回転されるとともに、上下方向に揺動されて、運搬車の荷台等に穀粒を搬出可能としている。横搬出体の前端面部には、取付具を介してリモート操作具を着脱自在に取り付けており、このリモート操作具は、穀粒搬出作動を入り切りするとともに、横搬出体の上下作動及び縦搬出体を旋回中心とする旋回作動を操作可能としている。また、横搬出体の左側面前端部には、穀粒搬出状況を撮影するカメラを取り付けており、このカメラは、運搬車の荷台等内の搬出位置を撮影して、この撮影データを運転部に配設したモニタに送信することで、運転部に着座したオペレータがモニタを通して撮影データを視認可能としている。
ところが、横搬出体の左側面前端部にカメラを取り付けている前記コンバインでは、運搬車の荷台等に横搬出体の前端部を近接配置させて、この荷台等に穀粒を搬出する際には、荷台等にカメラを衝突させる虞があるため、カメラの周囲に、カメラを保護するガードを配設している。
このように、前記コンバインでは、横搬出体の前端面部にリモート操作具を着脱自在に取り付けるための取付具や、カメラを保護するガードを設ける必要性があるため、従来からコンバインが保有するこれらの取付機能やガード機能は確保したまま、コンバインの部品点数の削減と製造コストの低減が望まれていた。
そこで、本発明は、従来からコンバインが保有する取付機能やガード機能は確保したまま、部品点数の削減と製造コストの低減を可能としたコンバインを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
穀粒貯留部に貯留した穀粒を、穀粒搬出部により機外へ搬出可能とするとともに、
穀粒搬出部は、上下方向に延伸させて形成して、穀粒貯留部に下端部を連通連結した縦搬出体と、前後方向に延伸させて形成して、縦搬出体の上端部に後端部を連通連結し、かつ、後端部を支点として旋回自在かつ昇降自在となした横搬出体と、横搬出体の前端部から略直角に下方へ向けて延設した放出体と、を具備するコンバインであって、
横搬出体の前端面部には、レバー支持体を介して、横搬出体の旋回操作と昇降操作をするための操作レバーを取り付け、
レバー支持体は、横搬出体の前端面部から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部を形成し、
レバー支持体の内部には、放出体から放出される穀粒の放出状況を、開口部を通して撮影するカメラを配設したコンバインである。
穀粒貯留部に貯留した穀粒を、穀粒搬出部により機外へ搬出可能とするとともに、
穀粒搬出部は、上下方向に延伸させて形成して、穀粒貯留部に下端部を連通連結した縦搬出体と、前後方向に延伸させて形成して、縦搬出体の上端部に後端部を連通連結し、かつ、後端部を支点として旋回自在かつ昇降自在となした横搬出体と、横搬出体の前端部から略直角に下方へ向けて延設した放出体と、を具備するコンバインであって、
横搬出体の前端面部には、レバー支持体を介して、横搬出体の旋回操作と昇降操作をするための操作レバーを取り付け、
レバー支持体は、横搬出体の前端面部から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部を形成し、
レバー支持体の内部には、放出体から放出される穀粒の放出状況を、開口部を通して撮影するカメラを配設したコンバインである。
請求項1記載の発明では、横搬出体の前端面部に、レバー支持体を介して、横搬出体の旋回操作と昇降操作をするための操作レバーを取り付けているため、適宜、操作レバーを操作することで、横搬出体の前端部の位置、つまり、放出体の放出位置を、所望の位置に微調整しながら配置することができる。レバー支持体は、横搬出体の前端面部から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部を形成し、レバー支持体の内部には、放出体から放出される穀粒の放出状況を、開口部を通して撮影するカメラを配設しているため、レバー支持体によりカメラを雨水や他物との干渉等から保護することができる。このように、レバー支持体により、操作レバーの取付機能やカメラのガード機能を確保したまま、部品点数の削減と製造コストの低減を実現させることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、
操作レバーは、横搬出体を旋回ないしは昇降させる駆動部と電気的に接続した切替スイッチ部と、切替スイッチ部に基端部を連動連結して、切替スイッチ部を切替操作する棒状のレバー片と、を具備し、
レバー支持体の内部には、操作レバーの切替スイッチ部を配設するとともに、レバー支持体の膨出頂部に切替スイッチ部を取り付け、
切替スイッチ部に基端部を連動連結した操作レバーのレバー片は、膨出頂部から前方へ向けて突出させ、
レバー支持体の内部に配設したカメラは、切替スイッチ部の下方に配置するとともに、開口部を通して下部を下方へ向けて突出させたコンバインである。
操作レバーは、横搬出体を旋回ないしは昇降させる駆動部と電気的に接続した切替スイッチ部と、切替スイッチ部に基端部を連動連結して、切替スイッチ部を切替操作する棒状のレバー片と、を具備し、
レバー支持体の内部には、操作レバーの切替スイッチ部を配設するとともに、レバー支持体の膨出頂部に切替スイッチ部を取り付け、
切替スイッチ部に基端部を連動連結した操作レバーのレバー片は、膨出頂部から前方へ向けて突出させ、
レバー支持体の内部に配設したカメラは、切替スイッチ部の下方に配置するとともに、開口部を通して下部を下方へ向けて突出させたコンバインである。
請求項2記載の発明では、棒状のレバー片を、レバー支持体の膨出頂部から前方へ向けて突出させているため、刈取部を上昇ないしは横搬出体を下降させた際に、レバー片が刈取部と衝突等して破損等されるのを回避することができる。そして、前方へ向けて突出しているレバー片は、その直前方から楽に操作できることはもとより、その側方からも楽に操作することができる。前方へ膨出するキャップ状に形成したレバー支持体の下面部に開口部を形成して、開口部を通してカメラの下部を下方へ向けて突出させているため、カメラにより開口部を通して穀粒搬出状況を堅実に撮影することができる。そして、開口部は、レバー支持体の下面部に形成しているため、電装品である切替スイッチ部やカメラを収容しているレバー支持体内に、開口部を通して雨水等が侵入するのを防止することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明であって、
カメラの下部には、その前面側を被覆して保護する保護体を取り付けたコンバインである。
カメラの下部には、その前面側を被覆して保護する保護体を取り付けたコンバインである。
請求項3記載の発明では、開口部を通して下方へ向けて突出するカメラの下部に、その前面側を被覆して保護する保護体を取り付けているため、前方からの飛散物や他物がカメラの下部の前面側に保護体を介して衝突したとしても、保護体によりカメラの下部の前面側を堅実に保護することができる。
本発明によれば、従来からコンバインが保有する取付機能やガード機能は確保したまま、部品点数の削減と製造コストの低減を可能としたコンバインを提供することができる。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1及び図2に示すAは、刈り取った圃場の作物(例えば、大豆)の全量(着莢部)を機体内に掻き込んで、脱穀・選別・穀粒貯留し、適宜、機外に搬出可能とした収穫機としての普通型コンバイン(以下、単に「コンバイン」と略称する。)である。以下では、まず、[コンバイン全体の構成の概略的な説明]をし、その後に、本実施形態の特徴的な構成についての説明である[穀粒搬出部の構成についての説明]をし、さらにその後に、[穀粒搬出部の構成についてのより具体的な説明]をする。
[コンバイン全体の構成の概略的な説明]
コンバインAは、図1及び図2に示すように、自走可能な走行機体1の前端部に、刈取部2を昇降自在に取り付けている。
コンバインAは、図1及び図2に示すように、自走可能な走行機体1の前端部に、刈取部2を昇降自在に取り付けている。
走行機体1は、左右一対の走行部10,10間に機体フレーム11を架設している。そして、機体フレーム11上の左側部には、刈り取られた穀稈の着莢部を脱穀する脱穀部12と、脱穀された穀粒を選別する選別部13を上下段に配設し、これらの後方に稈屑等を機外である圃場へ排出する排塵口部14を後方へ向けて開口させている。また、機体フレーム11上の右側部には、前部に運転操作を行う運転部15を配設し、その後方に選別部13で選別された穀粒(清粒)を貯留する穀粒貯留部16を配設して、最後部に穀粒貯留部16に貯留された穀粒を機外に搬出する穀粒搬出部17を設けている。運転部15の後部の下方には、エンジンE等を有する動力源としての原動機部18を配設している。
刈取部2は、前後方向に軸線を向けた四角形筒状のフィーダハウス19と、フィーダハウス19の前端開口部に連通連設した横長バケット状の穀物ヘッダー20と、穀物ヘッダー20の前下端縁部に配設したバリカン状の刈刃装置21と、穀物ヘッダー20の前左右側部から前方へ延出させて形成した左右一対の分草体22,22と、穀物ヘッダー20の前上方に配設した掻込リール23とを備えている。
フィーダハウス19の後端部は、脱穀部12の前部に左右方向の軸線を向けた図示しない刈取入力軸(フィーダハウスコンベヤ軸)を枢支し、フィーダハウス19の下面部と機体フレーム11の前端部との間に昇降用シリンダ24を介設して、昇降用シリンダ24を伸縮作動させることにより、刈取入力軸を昇降支点として、刈取部2を昇降可能としている。
また、フィーダハウス19内には、供給コンベア(図示せず)を配設し、穀物ヘッダー20内には、掻込オーガ26(プラットホームオーガ)を左右方向の軸線廻りに回転可能に軸架している。掻込リール23は、穀物ヘッダー20に基端部が枢支された左右一対のリール支持アーム23a,23aの先端部間に、左右方向の軸線廻りに回転可能に軸架されて、穀稈の着莢部に回転しながら連続的に掻込オーガ26側へ掻込作用するようにしている。上記した各部の作動部は、各連動機構を介してエンジンEに連動連結して、適宜作動するように構成している。
このように構成したコンバインAでは、圃場において、刈取部2を所望の地上高(収穫作物である穀稈の刈取高さ、例えば、大豆の最下着莢高さ)となるまで上昇させ、その状態で走行機体1を走行させる。そうすることで、収穫作物を分草体22,22により分草して、分草した穀稈の着莢部を掻込リール23により掻き込みながら刈刃装置21により穀稈の着莢部を刈り取る。所望の刈取位置で刈り取られた穀稈の着莢部は、掻込オーガ26により穀物ヘッダー20内に掻込まれるとともに、供給コンベアによりフィーダハウス19内を通して脱穀部12に供給される。脱穀部12に供給された穀稈の着莢部は脱穀部12により脱穀処理されるとともに、脱穀部12で脱穀処理された穀粒は選別部13により選別処理される。選別部13で選別処理された穀粒(清粒)は穀粒貯留部16に貯留される。穀粒貯留部16に貯留されている穀粒は、適宜、穀粒搬出部17により機外に搬出される。そして、脱穀部12で穀粒と分離処理された稈屑等は、排塵口部14から機外である圃場へ排出される。
[穀粒搬出部の構成についての説明]
次に、本実施形態の特徴的な構成である穀粒搬出部17の構成について、図3〜図8を参照しながら説明する。すなわち、穀粒搬出部17は、縦搬出体30と横搬出体40と放出体50とを具備している。
次に、本実施形態の特徴的な構成である穀粒搬出部17の構成について、図3〜図8を参照しながら説明する。すなわち、穀粒搬出部17は、縦搬出体30と横搬出体40と放出体50とを具備している。
縦搬出体30は、上下方向に延伸させて前後に扁平な四角形筒状に形成した上下延伸片31と、上下延伸片31の上端部から後方へ延出させて左右に扁平な箱型に形成した後方延出片32とから形成している。上下延伸片31は、穀粒貯留部16の後方に立設している。
横搬出体40は、前後方向に延伸させて四角形筒状に形成して、縦搬出体30の後方延出片32に後端部41を連通連結し、かつ、後端部41を支点として旋回自在かつ昇降自在となしている。
すなわち、横搬出体40は、機体フレーム11上の右側後部に立設した旋回支柱43の上端部に、後端部41を上下揺動自在に枢支している。旋回支柱43は、上部44をその軸線廻りに回転自在となすとともに、旋回駆動機構部45を介して正・逆回転可能となしている。旋回支柱43の上部44と横搬出体40の後部との間には、昇降シリンダ46を介設している。
このように構成した横搬出体40は、上下方向に延伸する縦搬出体30の軸線上に枢支した後端部41を中心にして、旋回駆動機構部45の旋回作動により水平面上にて旋回可能となし、かつ、後端部41の枢支部を支点にして、前端部側を昇降シリンダ46の伸縮作動により前部側を昇降可能としている。
放出体50は、横搬出体40の前端部42から略直角に下方へ向けて延設して、下端が開口された四角形筒状に形成している。51は下端開口部である。
穀粒貯留部16に貯留した穀粒は、穀粒貯留部16の底部に前後方向に延伸させて配設した底部搬出部である底部コンベア(図示せず)→縦搬出体30(上下延伸片31→後方延出片32)→横搬出体40(後端部41→前端部42)→放出体50の下端開口部51から機外へ搬出される。この際、放出体50の下端開口部51は、横搬出体40が運搬車の荷台等の上において、適宜、旋回・昇降されることで、所望の位置に指向・配置される。したがって、運搬車の荷台等の所望の位置において、放出体50の下端開口部51から穀粒を放出させることができる。
横搬出体40の前端面部には、図7に示すように、平坦な前端壁47を閉塞状に設けるとともに、放出体50の前面壁52と略面一となしている。前端壁47には、レバー支持体60を介して、横搬出体40の旋回操作と昇降操作をするための操作レバー70を取り付けている。
レバー支持体60は、横搬出体の前端面部を閉塞している前端壁47から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部61を形成している。レバー支持体60の内部には、放出体50の下端開口部51から放出される穀粒の放出状況を、開口部61を通して撮影するカメラ(モニタカメラ)80を配設している。カメラ80が撮影した穀粒の放出状況は、影像データ(情報)として運転部15に設けた表示装置としてのモニタ(モニタ画面)82(図1参照)に送信されて、モニタ82に映像となって表示されることで、その映像を運転部15に着座しているオペレータが視認できるようにしている。
操作レバー70は、横搬出体40を旋回ないしは昇降させる後述の駆動部と後述のコントローラCを介して電気的に接続した切替スイッチ部71と、切替スイッチ部71に基端部を連動連結して、切替スイッチ部71を切替操作する棒状のレバー片72と、を具備している。
レバー支持体60の内部には、操作レバー70の切替スイッチ部71を配設するとともに、レバー支持体60の膨出頂部62に切替スイッチ部71を取り付けている。切替スイッチ部71に基端部を連動連結した操作レバー70のレバー片72は、膨出頂部62から前方へ向けて突出させている。レバー支持体60の内部に配設したカメラ80は、切替スイッチ部71の下方に配置するとともに、開口部61を通して下部(レンズ部)81を下方へ向けて突出させている。カメラ80の前面壁には、四角形板状に形成した保護体91を取り付けて、下方へ突出している下部81の前面側を、保護体91により被覆して保護している。図6に示す92は、カメラ80の下部81に設けた対物レンズである。図8に示す93は、カメラ80を後述するコントローラCに接続する電線である。94は、レバー支持体60の左側下部に設けて、電線93を挿通する電線挿通孔である。95は、横搬出体40の左側壁に設けて、電線挿通孔94を通してレバー支持体60内から外方へ配線された電線93を、被覆して案内する電線被覆案内体である。
このように構成した穀粒搬出部17では、横搬出体40の前端面部を閉塞する前端壁47に、レバー支持体60を介して、横搬出体40の旋回操作と昇降操作をするための操作レバー70を取り付けているため、適宜、操作レバー70を操作することで、横搬出体40の前端部の位置、つまり、放出体50の放出位置を、所望の位置に微調整することができる。レバー支持体60は、横搬出体40の前端面部を閉塞している前端壁47から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部61を形成し、レバー支持体60の内部には、放出体50から放出される穀粒の放出状況を、開口部61を通して撮影するカメラ80を配設しているため、レバー支持体60によりカメラ80を雨水や他物との干渉等から保護することができる。このように、レバー支持体60により、操作レバー70の取付機能やカメラ80のガード機能を確保したまま、部品点数の削減と製造コストの低減を実現させることができる。
棒状のレバー片72は、レバー支持体60の膨出頂部62から前方へ向けて突出させているため、刈取部2を上昇ないしは横搬出体40を下降させた際に、レバー片72が刈取部2と衝突等して破損等されるのを回避することができる。そして、前方へ向けて突出しているレバー片72は、その直前方から楽に操作できることはもとより、その側方からも楽に操作することができる。前方へ膨出するキャップ状に形成したレバー支持体60の下面部には、開口部61を形成して、開口部61を通してカメラ80の下部81を下方へ向けて突出させているため、カメラ80により開口部61を通して穀粒搬出状況を堅実に撮影することができる。そして、開口部61は、レバー支持体60の下面部に形成しているため、電装品である切替スイッチ部71やカメラ80を収容しているレバー支持体60内に、開口部61を通して雨水等が侵入するのを防止することができる。
開口部61を通して下方へ向けて突出するカメラ80の下部81には、その前面側を被覆して保護する保護体91を取り付けているため、前方からの飛散物や他物がカメラ80の下部81の前面側に保護体91を介して衝突したとしても、保護体91によりカメラ80の下部81の前面側を堅実に保護することができる。
[穀粒搬出部の構成についてのより具体的な説明]
次に、前記した穀粒搬出部17の構成について、図3〜図9を参照しながら、より具体的に説明する。すなわち、横搬出体40は、図3に示すように、その内部に横搬出コンベア100を装備している。横搬出コンベア100は、前端部42に緊張機構105を介して従動軸110を横架する一方、後端部41に駆動軸115を横架し、両軸110,115間にプーリ101,116を介して搬出ベルト120を巻回して構成している。駆動軸115には、電動式クラッチ127を具備するコンベア駆動機構部125を連動連結して、コンベア駆動機構部125により駆動軸115を回転駆動させるようにしている。
次に、前記した穀粒搬出部17の構成について、図3〜図9を参照しながら、より具体的に説明する。すなわち、横搬出体40は、図3に示すように、その内部に横搬出コンベア100を装備している。横搬出コンベア100は、前端部42に緊張機構105を介して従動軸110を横架する一方、後端部41に駆動軸115を横架し、両軸110,115間にプーリ101,116を介して搬出ベルト120を巻回して構成している。駆動軸115には、電動式クラッチ127を具備するコンベア駆動機構部125を連動連結して、コンベア駆動機構部125により駆動軸115を回転駆動させるようにしている。
横搬出体40の後端部41には、その上面部に漏斗状の受継体122を連通連設している。そして、受継体122を通して、縦搬出体30の後方延出片32から横搬出体40の後端部41に搬出される穀粒(例えば、大豆)を、受け継ぎ可能としている。搬出ベルト120は、受継体122を介して受け継がれた穀粒(例えば、大豆)を、後端部から前端部へ向けて損傷等させることなく搬送移動可能としている。129は、横搬出体40に昇降シリンダ46の前端部を取り付けるための取付ブラケットである。
横搬出体40の前端部42において、その前端壁47と天井壁48とから形成される隅部には、図7に示すように、前上方に凸状に湾曲させて円弧状に形成した案内片49を設けている。そして、横搬出体40の前端部42まで搬出された穀粒(例えば、大豆)は、案内片49を介して放出体50側に略直角に方向を変えて案内・移送されることで、放出体50の下端開口部51から円滑に放出されるようにしている。
レバー支持体60は、図4〜図8に示すように、台形板状に形成した上面形成片130と下面形成片132と左側面形成片134と右側面形成片136と、の側縁部同士を相互に接続して、前方へ向けて漸次縮幅状の四角錐台筒状に形成し、これらの形成片の前端縁部に縦長長方形板状に形成した前面形成片138を張設して、四角錐台箱型形状に形成している。そして、本実施形態では、前面形成片138が膨出頂部62を形成している。
上面形成片130は、上端縁部131を水平な横長四角形板状に形成している。下面形成片132は、下端縁部から横長四角形板状に形成した下部連結片133を垂下している。左・右側面形成片134,136は、後端縁部135,135を垂直平面状かつ縦長帯状に形成している。そして、上端縁部131と後端縁部135,135は、横搬出体40と放出体50上部の前端面部に向けて前方から外嵌するとともに、下部連結片133は、放出体50の上部の前端面に当接するようにしている。
横搬出体40の前端壁の上部には、連結ブラケット142を前方へ向けて突設しており、連結ブラケット142は、上端縁部131を下方から面接触状態に受けて、図示しないボルト挿通孔を介して連結ボルト140により連結するようにしている。連結ブラケット142の下面には、連結ボルト140が螺着するナット144を固定している。放出体50の前壁の上部には、下部連結片133を固定するための固定ボルト146を前方へ向けて突出させて、図示しないボルト挿通孔を介して固定ボルト146に下部連結片133を固定ナット148により固定するようにしている。
前面形成片138の上部には、操作レバー70を取り付けている。前面形成片138の下部には、コンベア駆動機構部125が具備する電動式クラッチ127を介して、横搬出コンベア100を駆動・停止させるON・OFFスイッチ160を設けている。ON・OFFスイッチ160は、スイッチ本体162と、スイッチ本体162に連動連結したスイッチ操作片164とから構成している。そして、ON・OFFスイッチ160は、スイッチ操作片164の上部を押圧してON操作すると、電動式クラッチ127が接続作動される一方、スイッチ操作片164の下部を押圧してOFF操作すると、コンベア駆動機構部125の電動式クラッチ127が切断作動されるようにしている。
前面形成片138には、上部窓孔166と下部窓孔168を開口させている。前面形成片138の内面の上部には、切替スイッチ部71を後方へ向けて突設するとともに、切替スイッチ部71に基端部を連動連結したレバー片72を、上部窓孔166中を通して前方へ突出させて、上下左右の方向へ傾倒操作自在としている。そして、レバー片72を上方(下方)へ傾倒操作すると、それに連動して昇降シリンダ46により横搬出体40の前端部が上昇(下降)作動される。また、レバー片72を左側方(右側方)へ傾倒操作すると、それに連動して旋回駆動機構部45により横搬出体40の前端部が左側方(右側方)へ旋回作動される。つまり、レバー片72の傾倒操作時間に比例して、横搬出体40の前端部が昇降ないしは旋回作動される。したがって、横搬出体40の前端部の位置を所望の位置に微調整できる。
前面形成片138の内面の下部には、スイッチ本体162を後方へ向けて突設するとともに、スイッチ本体162連動連結したスイッチ操作片164を、下部窓孔168中を通して前方へ突設している。スイッチ操作片164は、その上部を押圧するとスイッチ本体162がON(電気的に接続)の状態となる一方、その下部を押圧するとスイッチ本体162がOFF(電気的に切断)の状態となるようにしている。
カメラ80は、放出体50の前面壁52の上部に取り付けた台座83に、取付体84を介して取り付けている。取付体84は、取付基板85と、左右一対の取付板片86,86と、から形成している。取付基板85は、横長長方形板状に形成して、台座83に取付ボルト96により着脱自在に取り付け可能としている。左右一対の取付板片86,86は、取付基板85の左右側部から前方へ張り出し状に突設して、それらの側面がカメラ80の左右側面に面接触するように配置している。各取付板片86,86の上部には、左右方向に軸線を向けてカメラ80の左右側部を枢支する枢支部87,87を設けている。各取付板片86,86の下部には、各枢支部87,87を中心とする円弧状の長孔88,88を形成して、各長孔88,88中にカメラ80の側壁から側方へ突設した調整ピン89,89を挿通して、調整ピン89,89に調整ナット90,90を螺着している。
カメラ80の前壁には、この前壁よりもやや大きめの四角形板状に形成した保護体91を取り付けている。保護体91は、剛性を有する素材で成形して、飛散物等からカメラ80を保護可能としている。下面形成片132には、四角形状の開口部61を形成しており、開口部61は、保護体91を取り付けたカメラ80の下部81を挿通可能、かつ、カメラ80の下部81を前後方向に首振り可能な大きさに形成している。
このように構成することで、調整ナット90,90を緩めて、枢支部87,87を中心にカメラ80を前後方向に首振り自在となし、同状態にて、カメラ80の下部81に設けた対物レンズ92の指向方向を調整して、その後に、調整ナット90,90を締め付けることで、対物レンズ92の指向位置(撮影対象に対面する方向に向けた位置)を固定可能としている。つまり、穀粒の放出状況を堅実に撮影可能な指向位置に対物レンズ92を固定することができる。
本実施形態に係るコンバインAは、図9に示すコントローラCを装備しており、コントローラCは、内部バスにより相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等を備えたコンピュータ装置である。CPUは、タイマを内蔵しており、ROMに格納された制御プログラムをRAMに読み込み、この制御プログラムにしたがって、液晶表示のモニタ82や、油圧式の昇降シリンダ46への油路を切替える電磁弁46aや、旋回駆動機構部45に設けた電動式の旋回駆動モータ45aや、横搬出コンベア100を駆動するコンベア駆動機構部125が具備する電動式クラッチ127等の駆動制御を実行する。コントローラCの入力側には、入力インターフェースを介して、デジタル方式のカメラ80と、操作レバー70の切替スイッチ部71と、ON・OFFスイッチ160のスイッチ本体162と、を電気的に接続している。コントローラCの出力側には、出力インターフェースを介して、液晶表示のモニタ82と、電動式の昇降シリンダ46への油路を切替える電磁弁46aと、旋回駆動機構部45に設けた電動式の旋回駆動モータ45aと、コンベア駆動機構部125の電動式クラッチ127と、を電気的に接続している。
カメラ80からコントローラCに撮像情報が入力されると、撮像情報を取得したコントローラCが制御情報を生成するとともに、生成した制御情報をモニタ82に出力する。そして、モニタ82が制御情報を取得すると、モニタ82は、カメラ80が撮影した穀粒の放出状況の映像を液晶表示する。したがって、運転部15に着座したオペレータは、モニタ82の液晶表示を見ることで、モニタ82を介した穀粒の放出状況を視認することができる。
A コンバイン
60 レバー支持体
70 操作レバー
80 カメラ
82 モニタ
91 保護体
60 レバー支持体
70 操作レバー
80 カメラ
82 モニタ
91 保護体
Claims (3)
- 穀粒貯留部に貯留した穀粒を、穀粒搬出部により機外へ搬出可能とするとともに、
穀粒搬出部は、上下方向に延伸させて形成して、穀粒貯留部に下端部を連通連結した縦搬出体と、前後方向に延伸させて形成して、縦搬出体の上端部に後端部を連通連結し、かつ、後端部を支点として旋回自在かつ昇降自在となした横搬出体と、横搬出体の前端部から略直角に下方へ向けて延設した放出体と、を具備するコンバインであって、
横搬出体の前端面部には、レバー支持体を介して、横搬出体の旋回操作と昇降操作をするための操作レバーを取り付け、
レバー支持体は、横搬出体の前端面部から前方へ膨出するキャップ状に形成するとともに、下面部に開口部を形成し、
レバー支持体の内部には、放出体から放出される穀粒の放出状況を、開口部を通して撮影するカメラを配設したコンバイン。 - 操作レバーは、横搬出体を旋回ないしは昇降させる駆動部と電気的に接続した切替スイッチ部と、切替スイッチ部に基端部を連動連結して、切替スイッチ部を切替操作する棒状のレバー片と、を具備し、
レバー支持体の内部には、操作レバーの切替スイッチ部を配設するとともに、レバー支持体の膨出頂部に切替スイッチ部を取り付け、
切替スイッチ部に基端部を連動連結した操作レバーのレバー片は、膨出頂部から前方へ向けて突出させ、
レバー支持体の内部に配設したカメラは、切替スイッチ部の下方に配置するとともに、開口部を通して下部を下方へ向けて突出させた請求項1記載のコンバイン。 - カメラの下部には、その前面側を被覆して保護する保護体を取り付けた請求項2記載のコンバイン。
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- 2015-04-30 JP JP2015093259A patent/JP2016208875A/ja active Pending
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