JP2016208610A - 電力制御装置およびそれを備えた機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、安定して動作させることができる電力制御装置およびそれを備えた機器を提供する。【解決手段】使用検知手段111からの信号によりCPU22が、待機電力モードから通常電力モードへの切替指示を行う切替信号をB電源109に出力した際、負荷電流に応じて負荷通電遮断用素子24へ通電する遅延時間が自動調整される構成により、B電源109が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に安定した状態になってから、2次側負荷23へ通電する動作を行うよう電力制御装置を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、機器を使用していないときの待機時消費電力を低減させた電力制御装置およびそれを備えた機器に関するものである。
近年のエネルギー事情および電力事情から、機器における省エネルギーの重要性が年々高くなっている。特に、機器を使用していないときの待機時消費電力(以下、「待機電力」と記す)を、限りなくゼロに近づけることが要望されている。
従来、この種の電力制御装置として、例えば機器であるトイレ装置を使用していないときの電源部で消費する電力を低減して、待機電力を削減する電力制御装置を備えたトイレ装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のトイレ装置の電力制御装置は、人体検出部と、機能部と、制御部と、第一電源部と、第二電源部と、電力制御素子と、を備えている。人体検出部は、トイレ内の人体の有無を検出する。機能部は、トイレ内の環境を整備する。制御部は、人体検出部と機能部を駆動する。第一電源部は、人体検出部と制御部に直流電源を供給する。第二電源部は、商用電源を直流電源に変換して機能部に直流電源を供給する。電力制御素子は、第二電源部の前段に位置し、商用電源から第二電源部への通電を制御する。
そして、トイレ装置の電力制御装置の制御部は、人体検出部の検知結果に応じて電力制御素子を駆動し、第二電源部への商用電源の供給を制御する。これにより、トイレ内に使用者が存在しない場合、トイレ装置は消費電力の小さい電源部のみ動作させて、トイレ装置が使用されていない状態での待機電力を小さくする。また、トイレ装置を使用する場合、使用者の操作意思によることなくトイレ内にトイレ使用者がいるだけで自動的に全ての機能を動作可能な状態にする。その結果、使い勝手の良いトイレ装置を実現している。
つまり、従来のトイレ装置の電力制御装置の構成は、機器であるトイレ装置が使用されていない場合、制御部は電力制御素子をオフして、商用電源から第二電源部への通電をオフしている。これにより、商用電源から電源部自身が消費する電力を、第一電源部が消費する電力だけにしている。
特開2002−146878号公報
しかしながら、前記従来の構成では、第一電源部が消費する待機電力として、0.5W程度の消費が必要である。
すなわち、従来のトイレ装置の電力制御装置の構成は、機器が使用されていない場合、大きな電力負荷である機能部などへ電力を供給する第二電源部(A電源)をオフする。そして、操作部の操作信号や人体検出部の検知信号および各種温度検出部の温度検出信号を処理する。つまり、各種ヒータやモータおよびLEDなどの各負荷の駆動を指示する小さな電力負荷のマイコンなどへ電力を供給する第一電源部(B電源)だけ、オン状態とする構成である。これにより、待機状態時に、マイクロコンピュータ(以下、「CPU」と記
す)が通常動作より低い消費電力となる低速動作をさせて低消費電力モードを実現しているが、第一電源部が消費する待機電力として、0.5W程度の消費が必要である。
そこで、機器が使用されていない場合に、CPUが、電源に通常電力モードから待機電力モードへ切り替える信号を出し、電源内の電源制御素子(電源制御IC)が前記電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行うことで、待機電力をさらに微小な低電力にする構成を考えるに至った。しかし、この構成において、微小な低消費電力である待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、前記電源制御ICによって前記電源を、間欠駆動停止を繰り返す制御から連続駆動する制御に移行するが、これと同時に電源の2次側負荷へ通電する動作が行われると、通電される負荷電流によって、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUがリセットされる不具合を生じる課題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、機器を使用していないときの待機電力を微小にできるとともに、微小な低消費電力である待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、安定して動作させることができる電力制御装置およびそれを備えた機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電力制御装置は、
機器の使用を検知する使用検知手段と、
前記使用検知手段からの信号により待機電力モードと通常電力モードの切換指示を出力するCPUと、少なくとも前記CPUに電力を供給する電源と、前記電源からの電力を蓄えるコンデンサと、前記電源の2次側負荷に流れる電流を検知する電流検知手段と、を備え、前記CPUは、前記待機電力モードへの切換指示により、前記電源の2次側負荷への通電を負荷通電遮断用素子により遮断するとともに、前記CPU自体を待機電力モードに移行し、電源制御ICが前記電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、
前記使用検知手段からの信号により前記CPUが、前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を前記電源に出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて前記負荷通電遮断用素子へ通電するとともに、前記電流検知手段の検知電流によって前記遅延時間が自動調整される構成であることを特徴とするものである。
これによって、使用検知手段からの信号によりCPUが通常電力モードから待機電力モードへ移行させる条件になると、CPUは、待機電力モードへの切替指示により、電源の2次側負荷への通電を負荷通電遮断用素子により遮断するとともに、CPU自体を待機電力モードに移行し、電源制御ICが電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、待機電力を微小にできる。
そして、使用検知手段からの信号により、待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、CPUが、待機電力モードから通常電力モードへの切換指示を行う切替信号を電源制御ICに出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて負荷通電遮断用素子へ通電することによって、電源が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に安定した状態になってから、電源の2次側の負荷へ通電する動作が行われるため、通電される負荷電流によって、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUがリセットされることがなく、安定して動作させることができる。
このように、機器を使用していないときの待機電力を微小にできるとともに、微小な低消費電力である待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、安定して動作させることができる電力制御装置およびそれを備えた機器を提供することができる。
本発明の電力制御装置およびそれを備えた機器は、機器を使用していないときの待機電力を微小にできるとともに、微小な低消費電力である待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、安定して動作させることができる電力制御装置およびそれを備えた機器を提供することができる。
本発明の実施の形態における電力制御装置およびそれを備えた機器である衛生洗浄装置の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態における衛生洗浄装置の制御系のブロック図 本発明の実施の形態におけるリモートコントローラの外観を示す斜視図 本発明の実施の形態におけるリモートコントローラのフロントパネルを開放した状態の正面図 図3に示す5−5線断面図 本発明の実施の形態における電力制御装置を例示するブロック図 本発明の実施の形態における電力制御装置の要部を示すブロック図 図7のブロック図における待機電力モードから通常電力モードに切り替わる動作を例示するタイミングチャート図 図7のブロック図における待機電力モードから通常電力モードに切り替わる動作を例示するタイミングチャート図 図7のブロック図における待機電力モードから通常電力モードに切り替わる動作を例示するタイミングチャート図
第1の発明は、機器の使用を検知する使用検知手段と、前記使用検知手段からの信号により待機電力モードと通常電力モードの切替指示を出力するCPUと、少なくとも前記CPUに電力を供給する電源と前記電源からの電力を蓄えるコンデンサと、前記電源の2次側負荷に流れる電流を検知する電流検知手段と、を備え、前記CPUは、前記待機電力モードへの切換指示により、前記電源の2次側負荷への通電を負荷通電遮断用素子により遮断するとともに、前記CPU自体を待機電力モードに移行し、電源制御ICが前記電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、前記使用検知手段からの信号により前記CPUが、前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を前記電源に出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて前記負荷通電遮断用素子へ通電するとともに、前記電流検知手段の検知電流によって前記遅延時間が自動調整される構成であることを特徴とするものである。
これによって、使用検知手段からの信号によりCPUが通常電力モードから待機電力モードへ移行させる条件になると、CPUは、待機電力モードへの切換指示により、電源の2次側負荷への通電を負荷通電遮断用素子により遮断するとともに、CPU自体を待機電力モードに移行し、電源制御ICが電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、待機電力を微小にできる。
そして、使用検知手段からの信号により、待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、CPUが、待機電力モードから通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を電源制御ICに出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて負荷通電遮断用素子へ通電するとともに、前記電流検知手段の検知電流によって前記遅延時間が自動調整されることによって、電源が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に安定した状態になってから、2次側負荷へ通電する動作が行われるため、通電される負荷電流によって、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUがリセットされることがなく、安定して動作させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の遅延時間の初期値は、前記電源が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に、前記コンデンサに電力が蓄えられて安定した状態になる長い遅延時間が設定されており、前記CPUが、初回の前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を前記電源に出力した後、前記予め設定された遅延時間だけ遅らせて前記負荷通電遮断用素子へ通電された際の前記電流検知手段の検知電流に応じて、次回以降の前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替時の前記遅延時間が、初期値よりも短い遅延時間に自動調整される構成であってもよい。
これにより、電力制御装置を備えた使用機器において、電源の2次側負荷が大きい機器あるいは小さい機器と異なっていても、初回の試運転時から、通電される負荷電流によって電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUがリセットされることがなく、安定して動作させることができる。そして、2回目以降の待機電力モードから前記通常電力モードへの切替時の遅延時間は、その機器に適した遅延時間に短縮され安定して動作させることができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の遅延時間の自動調整は、前記負荷通電遮断用素子へ通電された直後の突入電流が経過した後の前記電流検知手段の検知電流によって行う構成であってもよい。
これにより、遅延時間の自動調整を行うための電流検知手段の検知電流は、一瞬発生する突入電流に影響されず精度良く電流検知でき、適確な遅延時間の自動調整をすることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明のCPUは、CPUリセットに至らない上限値が設定されており、前記電流検知手段の検知電流が前記上限値に達すると前記負荷通電遮断用素子への通電を一時遮断する構成であってもよい。
これにより、たとえ電源の2次側負荷に流れる負荷電流が大きくなる事態が発生しても、通電される負荷電流によって、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUがリセットされることがなく、安定して動作させることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明の電力制御装置を備えた機器は、通電される負荷電流によって、待機電力モードから通常電力モードへの切替時に負荷通電遮断用素子へ通電する遅延時間が自動調整されることにより、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUリセットに至ることがなく、安定して動作させることができる。
以下、本発明の実施の形態における電力制御装置およびそれを備えた機器について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
以下に、本実施の形態の電力制御装置およびそれを備えた機器について、トイレ装置などの衛生洗浄装置を例に、図を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における電力制御装置およびそれを備えた機器である衛生洗浄装置の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の衛生洗浄装置100は、少なくとも本体200と、便蓋210と、便座220と、リモートコントローラ400などから構成される。そして、本体200、便蓋210、便座220は、一体で構成され、便器110の上面に設置される。
なお、図1に示す衛生洗浄装置100においては、本体200の設置側を後方、便座220の設置側を前方とし、前方に向かって右側を右側、前方に向かって左側を左側として各構成要素の配置を説明する。
本体200は、便蓋210および便座220が、便座便蓋回動機構215を介して開閉可能に取り付けられている。便座便蓋回動機構215は、例えば直流モータと複数のギアなどで構成され、便蓋210と便座220を個別または同時に開閉する。そして、便蓋210を開放した場合、図1に示すように、便蓋210は、衛生洗浄装置100の最後部に位置するように起立する。一方、便蓋210を閉成すると便座220の上面を隠蔽する。
また、便座220は便座ヒータ221を内蔵し、便座ヒータ221は便座220の着座面が快適な温度になるように、例えば40度程度に加熱する。
また、本体200の内部には、洗浄水供給機構(図示せず)、熱交換器(図示せず)、洗浄ノズル231などで構成された人体の局部を洗浄する洗浄機構230と、洗浄後の局部を乾燥する乾燥装置(図示せず)と、本体制御部240などが内蔵されている。洗浄ノズル231は、本体200の下部中央に設置されている。
洗浄機構230は、本体200の内部に設置された洗浄水供給機構(図示せず)と、洗浄水を加熱する熱交換器(図示せず)と、洗浄水の流量を調整する流量調節機構(図示せず)などから構成され、洗浄ノズル231に接続されている。そして、水道配管から供給される洗浄水を熱交換器で加熱し、加熱した温水を洗浄ノズル231に供給し、洗浄ノズル231から使用者の局部に向けて噴出する。これにより、使用者の局部を、温水で洗浄する。
洗浄ノズル231は、お尻を洗浄するお尻洗浄ノズル部と、女性の局部を洗浄するビデノズル部を備えている。さらに、洗浄ノズル231は、本体200内に収容した収納位置と本体200から突出して洗浄動作を行う洗浄位置との間を進退移動するノズル駆動機構(図示せず)を備えている。
また、本体200の前面コーナ部には、例えば反射型の赤外線センサなどからなる着座検知センサ250が設置されている。そして、着座検知センサ250が、赤外線を発光し、人体で反射された赤外線を受光することにより、便座220上に使用者が存在することを検出する。
また、本体200の右側には、本体200と一体に突出して形成された袖部260が設けられている。袖部260の上面には、本体操作部261と、リモートコントローラ400から送信される赤外線信号を受信する本体受信部である赤外線受信部262が配置されている。本体操作部261には、電源スイッチ261aと、使用頻度の高いお尻洗浄機能を操作するお尻洗浄スイッチ261bが配置されている。
また、図1に示すように、リモートコントローラ400は、本体200とは別体で構成されて、便座220上に着座した使用者が操作しやすい位置、例えばトイレルームの壁面などの場所に取り付けられる。リモートコントローラ400には、トイレルームに入出した使用者を検知する人体検知センサ300と、衛生洗浄装置100の各機能の操作と設定
を行う複数のスイッチ機能と、表示機能などが配置されている。
以下に、本実施の形態の衛生洗浄装置100の動作について、簡単に説明する。
まず、トイレルームに使用者が存在しない場合、衛生洗浄装置100は、便座ヒータ221への通電を停止、もしくは20℃程度の待機温度になるように通電して便座220を保温している。
このとき、トイレルームに使用者が入室すると、人体検知センサ300からの人体検知信号を受け、便座ヒータ221に通電を行う。なお、便座ヒータは、800W程度の非常に高出力のヒータから構成されている。そこで、使用者がトイレルームに入室してから便座220に着座するまでの、例えば6秒から10秒程度の間に、便座220の着座面を、例えば40℃程度の設定温度まで昇温する。
そして、便座220が設定温度に達した後、便座ヒータ221への通電を50W程度の低ワットに下げて設定温度を保つ。
その後、使用者がトイレルーム内から出ると、便座ヒータ221への通電を停止、もしくは20℃程度の待機温度となるように通電する。これにより、トイレルームに使用者がいないときの、衛生洗浄装置100の消費電力を、大幅に削減している。
なお、本実施の形態の衛生洗浄装置100において、上記で説明した洗浄ノズル231などからなる洗浄機構230と乾燥装置は必須の構成要素ではないので、これらの構成要素を備えていない衛生洗浄装置100の構成でもよい。
(衛生洗浄装置の動作および作用)
以下に、本実施の形態の衛生洗浄装置の動作および作用について、図1を参照しながら、図2を用いて説明する。
図2は、同実施の形態における衛生洗浄装置の制御系のブロック図である。
図1と図2に示すように、まず、リモートコントローラ400の人体検知センサ300が人体を検出すると、人体検知信号をリモートコントローラ400の赤外線送信部436から送信する。送信された人体検知信号は、本体200の本体受信部(赤外線受信部)262で受信された後、本体制御部240に送信(伝達)される。伝達された人体検知信号に基づいて、本体制御部240は、便座便蓋回動機構215を駆動して便蓋210を開放する。そして、便座220の着座面が10秒以内に40℃程度になるように、便座220の便座ヒータ221への通電を開始して昇温する。
つぎに、使用者が、便座220に着座すると、本体200の着座検知センサ250により使用者の着座を検出する。そして、本体制御部240が着座信号を受信すると、本体200のお尻洗浄スイッチ261bおよびリモートコントローラ400の洗浄機能の使用者の操作が可能となる。
つぎに、使用者が用便を終了すると、使用者が設定する、お尻洗浄スイッチ261bおよびリモートコントローラ400の洗浄条件に基づいて、洗浄機構230により局部の洗浄を行う。そして、洗浄が終了すると、使用者は便座220から立ち上がってトイレルームから退出する。これにより、リモートコントローラ400の人体検知センサ300からの人体検知信号の送信を停止する。
つぎに、人体検知が終了してから所定時間経過後(例えば、5分後)、本体制御部240は、便座便蓋回動機構215を駆動して便蓋210を自動的に閉塞する。そして、便座ヒータ221への通電を停止する。その後、再び使用者がトイレルームに入室して、トイレ装置を使用するまで、本体制御部240は待機電力を大幅に低下する待機電力モードに移行する。
(リモートコントローラの構成)
以下に、本実施の形態の衛生洗浄装置のリモートコントローラの構成について、図2を参照しながら、図3から図5を用いて説明する。
図3は、同実施の形態におけるリモートコントローラの外観を示す斜視図である。図4は、同実施の形態におけるリモートコントローラのフロントパネルを開放した状態を示す正面図である。図5は、図3に示す5−5線断面図である。
図3に示すように、リモートコントローラ400は、全体形状が薄い直方体で形成されている。そして、リモートコントローラ400は、例えば樹脂材料で成形された箱状のリモコン本体401と、リモコン本体401の前面を覆うフロントパネル402で構成されている。フロントパネル402は、リモコン本体401の前面下端部で開閉自在に枢支されている。具体的には、リモコン本体401の上端近傍の左右に設けた磁石401aと、フロントパネルの磁石401aに対応する位置に設けたステンレス製の受板402cにより、磁力を介して、フロントパネル402の閉塞状態を維持している。
なお、通常、リモートコントローラ400は、図3に示すようにフロントパネル402を閉塞した状態で使用される。しかし、リモートコントローラ400の設定および、通常あまり使用しない操作を行う場合は、図4に示すようにフロントパネル402を開放して使用される。
図2と図4に示すように、リモートコントローラ400を開放したリモコン本体401の前面の上部には、衛生洗浄装置100の使用時に多く使用する操作スイッチ410および人体検知センサ300が配置されている。一方、リモコン本体401の前面の下部には、衛生洗浄装置100の機能の設定を行う設定スイッチ420と、通常あまり使用しない操作スイッチ410が配置されている。また、リモコン本体401の前面の中央部には、非接触による操作で使用する2個の照度センサ440と非接触による操作と同様な操作が可能な操作スイッチ410が配設されている。なお、上記操作スイッチ410や設定スイッチ420は、スイッチの操作部に直接接触して操作する接触スイッチであるタクトスイッチにより構成されている。
また、図3に示すように、リモートコントローラ400のフロントパネル402を閉塞した状態で、通常、使用する操作スイッチ410として、フロントパネル402には、ビデ洗浄スイッチ411と、お尻洗浄スイッチ412と、乾燥スイッチ413と、停止スイッチ414と、便座開スイッチ415と、便座閉スイッチ416が配置されている。ビデ洗浄スイッチ411は、女性の局部洗浄を開始するスイッチである。お尻洗浄スイッチ412は、お尻の洗浄を開始するスイッチである。乾燥スイッチ413は、洗浄後の臀部の乾燥を開始するスイッチである。停止スイッチ414は、ビデ洗浄スイッチ411とお尻洗浄スイッチ412と乾燥スイッチ413で開始した動作を停止させるスイッチである。便座開スイッチ415は、便座220を起立させるスイッチである。便座閉スイッチ416は、便座220を倒置するスイッチである。なお、便座開スイッチ415と便座閉スイッチ416は同一垂線上に、所定の間隔をあけて配設されている。
また、図4に示すように、フロントパネル402を開放した状態でのみ使用可能な操作
スイッチ410として、リモコン本体401には、例えばリズムスイッチ417と、ワイドスイッチ418、ムーブスイッチ419などが配置されている。リズムスイッチ417は、お尻洗浄の洗浄水を強弱に変化させるスイッチである。ワイドスイッチ418は、お尻洗浄時の洗浄水の噴出範囲を拡大、縮小するスイッチである。ムーブスイッチ419は、洗浄中の洗浄位置を前後に繰り返して移動させるスイッチである。
さらに、図4に示すように、リモコン本体401には、強度表示灯431と、温水温度表示灯432と、便座温度表示灯433と、電池表示灯434が配設されている。強度表示灯431は、強度スイッチ421の近傍に設けられ、洗浄水の強弱のレベルを表示する。温水温度表示灯432は、温水温度スイッチ423の近傍に設けられ、設定された温水温度のレベルを表示する。便座温度表示灯433は、便座温度スイッチ424の近傍に設けられ、設定された便座温度のレベルを表示する。電池表示灯434は、電池の消耗状態を表示する。
また、図4に示すように、リモコン本体401には、第一照度センサ441と、第二照度センサ442と、センサ検知表示灯435が配設されている。第一照度センサ441は、便座開スイッチ415の下方に近接して設けられている。第二照度センサ442は、便座閉スイッチ416の下方に近接して設けられている。
そして、センサ検知表示灯435は、便座開スイッチ415と便座閉スイッチ416の略中間(中間を含む)の位置に配設されている。なお、センサ検知表示灯435は、トイレルームが暗すぎて、第一照度センサ441および第二照度センサ442が照度の変化を十分に検知できない場合に、点滅表示する。一方、センサ検知表示灯435は、ジェスチャ操作を検出したときに、点灯表示をする。なお、ジェスチャ操作とは、使用者が、例えば第一照度センサ441および第二照度センサ442からなる2個の照度センサ440に亘って近接して手を動かすジェスチャにより、所定の操作を行うことを意味する。
つまり、非接触スイッチから構成される第一照度センサ441と第二照度センサ442に近接して、使用者が手を移動させるジェスチャを行う。これにより、照度の変化を検出して、移動の方向を判定し、移動方向に対応して、例えば便座220を起倒するジェスチャ操作が行われる。具体的には、例えば使用者が下から上に手を移動させることにより、第二照度センサ442から第一照度センサ441の順に照度変化を検出した場合、便座220を起立させる。一方、例えば使用者が上から下に手を移動させることにより、第一照度センサ441から第二照度センサ442の順に照度変化を検出した場合、便座220を倒置させる。これにより、照度不足の場合でも、ジェスチャ操作を介して、非接触で便座220の開閉操作ができる。
また、図3と図4に示すように、リモコン本体401の上面コーナ部には、例えば発光素子として赤外線発光ダイオードを備える赤外線送信部436が配置されている。赤外線送信部436は、リモートコントローラ400の操作情報および設定情報を本体200の袖部260に設置された赤外線受信部262に送信する。
また、図2および図5に示すように、リモートコントローラ400のフロントパネル402は、略平板状(平板状を含む)の樹脂製のパネル枠402aと、裏蓋402bと、複数の操作ボタン403とから構成されている。操作ボタン403は、リモコン本体401に設置した操作スイッチ410をフロントパネル402の表面から操作するボタンである。つまり、操作ボタン403は、フロントパネル402を閉塞した状態で、ビデ洗浄スイッチ411と、お尻洗浄スイッチ412と、乾燥スイッチ413と、停止スイッチ414と、便座開スイッチ415と、便座閉スイッチ416を操作するために、それらの位置に対応して設置されている。
また、リモートコントローラ400のフロントパネル402には、第一照度センサ441と第二照度センサ442と強度表示灯431と電池表示灯434に対応する部分に透明な樹脂材料で形成された透過部404が配設されている。これにより、フロントパネル402の表面から強度表示灯431と電池表示灯434を視認できる。さらに、透過部404を介して、第一照度センサ441と第二照度センサ442は照度変化を検出できるため、フロントパネル402を閉塞した状態でジェスチャ操作が可能となる。
なお、本実施の形態では、ジェスチャ操作により、第一照度センサ441と第二照度センサ442の照度変化を検知して便蓋210や便座220の起倒動作を実施する。そのため、使用者が設定条件を変更する場合に、フロントパネル402の開閉動作の途中に発生する陰影による照度変化をジェスチャ操作として誤検知する可能性がある。そこで、図2に示すように、フロントパネル402の開閉状態を検知する開閉検知センサ437を設けている。これにより、フロントパネル402の開閉動作中は第一照度センサ441と第二照度センサ442の照度変化を検知しても便座220の起倒動作を実施しないようにしている。
(リモートコントローラの制御系の構成)
以下に、本実施の形態の衛生洗浄装置のリモートコントローラの制御系の構成について、図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、リモートコントローラ400は、情報入力部として人体検知センサ300と、開閉検知センサ437と、操作スイッチ410と、設定スイッチ420と、照度センサ440を備えている。また、出力部として、本体200に制御情報を赤外線で送信する赤外線送信部436と、制御情報を表示する表示灯430を備えている。さらに、リモートコントローラ400の駆動源として電池450を備えている。
また、リモートコントローラ400のリモコン制御部500は、図示しないが、さらにセンサ検出部と、スイッチ操作検出部と、ジェスチャ検出部とを備えている。センサ検出部は、センサの検知信号を検出する。スイッチ操作検出部は、操作スイッチ410と設定スイッチ420のスイッチ操作を検出する。ジェスチャ検出部は、第一照度センサ441と第二照度センサ442で構成する照度センサ440からのジェスチャ操作信号をデジタル信号化して検出する。これにより、各種の操作情報を処理する。
なお、上述したように、ジェスチャ検出部は、照度センサ440の検出電圧をA/Dコンバータを介してデジタル信号化してデジタル処理を行う。しかし、ジェスチャ検出部は、消費電力が大きくリモートコントローラ400の電源である電池450の消耗に大きく影響する。そこで、本実施の形態においては、人体検知センサ300が人体を検知している間のみ、ジェスチャ検出部を駆動する構成としている。これにより、人体を検出していない間は、ジェスチャ検出部を休止させ、電池450の消耗を抑制している。
また、リモートコントローラ400は、ジェスチャ操作の検出を行うために、照度センサ440を駆動するセンサ駆動部と、照度センサ440の感度を調整する感度調整部と、をさらに備えている。感度調整部は、リモートコントローラ400が設置されている場所の明るさの変化に応じて、ジェスチャ操作を検出する基準となる基準電圧と、ジェスチャ操作を検出する検出閾値を調整する。このとき、リモートコントローラ400の設置場所が暗すぎて基準電圧の調整範囲を超える場合、図3や図4に示すセンサ検知表示灯435を点滅表示して、使用者にジェスチャ操作ができないことを報知する。
また、リモートコントローラ400のリモコン制御部500は、図示しない電池450
の残量を検出する電池検査部と、制御情報を表示する表示灯430を駆動する表示灯駆動部と、計時情報を提供するタイマを備えている。さらに、リモコン制御部500の情報処理機能として、主にマイコンで構成される情報処理部を備えている。
以上により、本実施の形態の衛生洗浄装置のリモートコントローラの制御系が構成されている。
つまり、図2に示すように、上記構成を有するリモートコントローラ400は、操作部である操作スイッチ410と、設定スイッチ420と、第一照度センサ441と、第二照度センサ442から各種の操作情報が入力される。そして、入力された操作情報に基づいて、どのような操作がされたかを、リモコン制御部500の情報処理部で判定し、表示灯駆動部を介して所定の表示灯430を点灯させ、使用者に認識させる。
さらに、リモートコントローラ400のリモコン制御部500は、赤外線送信部436から本体200の赤外線受信部262に制御信号を送信する。これにより、本体制御部240は、送信された制御信号に基づいて、衛生洗浄装置100の各種機能の制御を行う。
(電力制御装置の構成)
以下に、本実施の形態の衛生洗浄装置の電力制御装置の構成について、図1から図5を参照しながら、図6を用いて説明する。
図6は、同実施の形態における電力制御装置を例示するブロック図である。
図6に示すように、本実施の形態の電力制御装置は、少なくともA電源104と、B電源109とから構成されている。A電源104は、A電源入力部102と、A電源制御素子を構成する、例えばA電源制御IC25を有するA電源出力部103とから構成されている。そして、A電源104は、衛生洗浄装置100の機能部である洗浄機構230や便座ヒータ221および熱交換器ヒータ、脱臭ファン、乾燥ファンなどの、本体制御部240によって制御される出力側負荷105に電力を供給する。
一方、B電源109は、B電源入力部106と、B電源出力部107と、B電源モード切換制御部108とから構成されている。そして、B電源109は、制御部を構成する、例えばCPU22と、2次側負荷23に電力を供給する。CPU22は、使用検知手段111からの信号に基づいて、待機電力モードと通常電力モードの切換指示を出力する。なお、2次側負荷23は、便座温度を検知する便座サーミスタや、熱交換器への入水温度を検知する入水サーミスタや、熱交換器からの出湯温度を検知する出湯サーミスタおよび便座220や熱交換器の温度過昇防止回路などである。さらに、CPU22は、リレー26を介して、商用電源とA電源104との接続および遮断を制御する。
なお、上述の(衛生洗浄装置の動作および作用)で説明したリモートコントローラ400および本体受信部(赤外線受信部)262が、図6に示す使用検知手段111に相当し、使用検知手段111からの使用検知信号がCPU22に送信される。
また、使用検知手段111としては、使用者がリモートコントローラ400の操作スイッチ410を操作して、リモートコントローラ400から本体受信部(赤外線受信部)262に送信する構成も含まれる。
さらに、使用検知手段111としては、使用者が手動で便蓋210や便座220を開いたときも、機器が使用される信号として便座便蓋回動機構215からの信号をCPU22へ送信する構成も含まれる。
さらにまた、本体操作部261のお尻洗浄スイッチ261bが操作された場合のように、本体操作部261から機器が使用される信号としてCPU22へ送信される構成も使用検知手段111に含まれる。
また、図6に示すように、B電源109は、B電源入力部106に設けた1次巻線112と、B電源出力部107に設けた2次巻線113と、B電源制御素子を構成する、例えばB電源制御IC21を備えたB電源モード切換制御部108に設けた補助2次巻線114から構成されるトランス115を備えている。
以上により、本実施の形態の衛生洗浄装置100の電力制御装置が構成されている。
このとき、使用検知手段111からの使用検知信号(機器を使用されていないことを示す信号)がCPU22に送信されると、CPU22は待機電力モードへの切換指示によりA電源104への商用電力の供給を遮断する。同時に、CPU22自体が低速モードである待機電力モードに移行する。さらに、トランス115の2次巻線113の電流低下による補助2次巻線114の電流低下により、B電源モード切換制御部108のB電源制御IC21がB電源109の間欠駆動停止を繰り返す待機電力モードとなる。これにより、待機電力を限りなくゼロに近づけることができる。その結果、待機電力を大幅に低減できる電力制御装置およびそれを備えた機器を実現できる。
(電力制御装置の動作および作用)
以下に、本実施の形態の電力制御装置の動作および作用について、図6を参照しながら説明する。
まず、上述の(衛生洗浄装置の動作および作用)で待機電力モードを説明したように、使用検知手段111からCPU22へ送信される信号が待機電力モードに移行させる条件になると、CPU22は、図6に示す負荷通電遮断用素子24により、2次側負荷23を遮断する。同時に、CPU22自らも高速モードから低速モードに移行する。これにより、トランス115の2次巻線113側の電力負荷がさらに小さくなる。
つまり、使用検知手段111からの機器を使用されていない使用検知信号をCPU22が受信すると、CPU22は負荷通電遮断用素子24により、2次側負荷23を遮断する。同時に、CPU22自らも高速モードから低速モードに移行する。これにより、図6に示すように、トランス115の2次巻線113に流れる電流がIaからIbに減少し、待機電力が減少する。さらに、2次側負荷23に応じて、トランス115の補助2次巻線114に流れる電流もIcからIdに変化する。
例えば、図6において、B電源制御IC21のFB端子にかかる電圧VFBの、通常動作時(トランス115の2次巻線113に流れる電流がIaの場合)における電圧VFB1は、VFB1=(R2+R3)×Ic/(R1+R2+R3)となる。
一方、CPU22が2次側負荷を遮断すると、トランス115の2次巻線113に流れる電流がIaからIbに減少する待機電力モード動作に移行する。このとき、待機電力モード動作時のB電源制御IC21のFB端子にかかる電圧VFB2は、VFB2=(R2+R3)×Id/(R1+R2+R3)となる。
そして、B電源制御IC21のFB端子にかかる電圧VFB2が、所定の電圧Vrefよりも低下すると、B電源制御IC21自体が待機電力モードとなるように作用する。
すなわち、CPU22が2次側負荷23を遮断し、CPU22自体を低速モードとし、かつB電源モード切換制御部108によりB電源制御IC21自体が待機電力モードになると、B電源制御IC21が間欠駆動停止を繰り返す待機電力モードに移行する。なお、本実施の形態では、B電源制御IC21は、待機電力モード時において、例えば1ms駆動、24ms停止の間欠駆動停止の動作を繰り返す状態になる。
なお、B電源制御IC21のFB端子にかかる電圧VFB2が、所定の電圧Vrefよりも低下すると、B電源制御IC21自体が待機電力モードとなるように、補助2次巻線114の出力電流Id、抵抗R1、R2、R3を適切に設定してあることはいうまでもない。
以上で説明したように、本実施の形態の電力制御装置は、使用検知手段111からの信号により通常電力モードから待機電力モードへ移行させる条件になると、まず、CPU22はA電源104への商用電力供給を遮断するとともに、B電源109の2次側負荷23を遮断する。
同時に、CPU22自体が低速モードである待機電力モードに移行する。そして、トランス115の2次巻線113の電流低下によるトランス115の補助2次巻線114の電流低下により、B電源モード切換制御部108のB電源制御IC21が、B電源の間欠駆動停止を繰り返す待機電力モードとなる。
これにより、A電源104への商用電力の供給が遮断されて、待機電力モード時において、A電源104およびA電源の出力側負荷105での電力消費がなくなる。
また、B電源109の2次側負荷23が遮断され、B電源109が間欠駆動停止を繰り返す待機電力モードになることにより、機器(衛生洗浄装置)を使用していないときの待機電力は、約0.004ワット程度と限りなくゼロに近い値まで低減する。その結果、待機電力を大幅に低減できる電力制御装置およびそれを備えた機器(衛生洗浄装置)を実現できる。
なお、本実施の形態において、仮にB電源モード切換制御部108がない構成の場合、電力制御装置は、以下のように動作する。
まず、電力制御装置は、使用検知手段111からの信号により通常電力モードから待機電力モードへ移行させる条件になると、CPU22はA電源104への商用電力供給を遮断する。同時に、B電源109の2次側負荷23を遮断する。そして、CPU22自体が低速モードである待機電力モードに移行する。これにより、待機電力を約0.7ワット程度に小さくできる。
しかし、B電源モード切換制御部108がない構成の場合、本実施の形態の電力制御装置の待機電力に対して、約175倍の桁違いの待機電力となる。つまり、本実施の形態の電力制御装置のように、B電源モード切換制御部108を備えることにより、待機電力を大幅に低減する効果が大きいことがわかる。
(待機電力モードから通常電力モードへの切替制御)
以下に、本実施の形態の衛生洗浄装置の待機電力モードから通常電力モードへの切替制御について説明する。
まず、図6で示した使用検知手段111の、特にリモートコントローラ400から本体受信部である赤外線受信部262にリモコン信号が送信される。
本実施の形態の衛生洗浄装置は、上述したように、トイレルームに出入りする人を検知する人体検知センサ300を搭載したリモートコントローラ400を備えている。そして、人を検知、もしくはリモートコントローラ400に配置されている操作スイッチ410を操作されると、赤外線送信部436から赤外線信号が送信される。送信された赤外線信号は、本体200の本体受信部(赤外線受信部)で受信され、さらに受信された信号が本体200内のCPU22に入力される。
このとき、電力制御装置が、待機電力を低減する待機電力モードになっている場合、人体検知センサ300が、人を検知、もしくは人によってリモートコントローラ400の操作スイッチ410が操作されたことを検出したとき、電力制御装置を待機電力モードから通常電力モードに切り替える。
以下に、電力制御装置を待機電力モードから通常電力モードに切り替える動作について、図6のブロック図の要部を見やすくした図7のブロック図を用いて説明する。
図7に示すように、CPU22から、B電源109に待機電力モードから通常電力モードに切り替える信号が入力されると、B電源109は一旦、B電源内の電源制御IC21によってB電源109は、間欠駆動から連続駆動に切り替える。
B電源109が待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、CPU22からB電源109に、待機電力モードから通常電力モードに切り替える信号が入力されると同時に、負荷通電遮断用素子24が通電されると、コンデンサ701の電力を早く消費するため、B電源109の出力が低下して、いわゆるCPUリセットなどによりCPU22が正常に動作できなくなる。
本実施の形態においては、図7、図8に示したように、機器の使用を検知する使用検知手段111と、使用検知手段111からの信号により待機電力モードと通常電力モードの切替指示を出力するCPU22と、少なくともCPU22に電力を供給するB電源109とB電源109からの電力を蓄えるコンデンサ701と、B電源109の2次側負荷23に流れる電流を検知する電流検知手段28と、を備え、CPU22は、待機電力モードへの切換指示により、B電源109の2次側負荷23への通電を負荷通電遮断用素子24により遮断するとともに、CPU22自体を待機電力モードに移行し、電源制御IC21がB電源109の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、使用検知手段111からの信号によりCPU22が、待機電力モードから通常電力モードへの切替指示を行う切替信号をB電源109に出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて負荷通電遮断用素子24へ通電するとともに、電流検知手段28の検知電流によって遅延時間が自動調整される構成である。
これによって、使用検知手段111からの信号によりCPU22が通常電力モードから待機電力モードへ移行させる条件になると、CPU22は、待機電力モードへの切換指示により、B電源109の2次側負荷23への通電を負荷通電遮断用素子24により遮断するとともに、CPU22自体を待機電力モードに移行し、電源制御IC21が電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、待機電力を微小にできる。
そして、使用検知手段111からの信号により、待機電力モードから通常電力モードに切り替わる際、CPU22が、待機電力モードから通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を電源制御IC21に出力した後、予め設定された遅延時間Ta1(例えば1秒)だけ遅らせて負荷通電遮断用素子24へ通電することによって、B電源109が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に安定した状態になってから、2次側負
荷23へ通電する動作が行われるため、通電される負荷電流によって、B電源109の出力電圧が低下して、B電源109から供給されているCPU22の電圧が低下してCPU22がリセットされることがなく、安定して動作させることができる。
図8は、図7のブロック図における待機電力モードから通常電力モードに切り替わる動作を例示するタイミングチャート図である。待機電力モードから通常電力モードに切り替える際、CPU22からB電源109に切替信号が入力されると同時に、予め設定された遅延時間Ta1後、負荷通電遮断用素子24を通電させる。これは、コンデンサ701に電力が蓄えられていない状態で、2次側負荷23に電流が流れて、B電源109の出力電圧が低下してしまうのを防ぐためである。
図8、図9のように、遅延時間の初期値(図8のTa1)は、B電源109が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に、コンデンサ701に電力が蓄えられて安定した状態になる長い遅延時間(図8のTa1)が設定されており、CPU22が、初回の待機電力モードから通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を前記電源に出力した後、前記予め設定された遅延時間だけ遅らせて負荷通電遮断用素子24へ通電された際の電流検知手段28の検知電流に応じて、次回以降の待機電力モードから前記通常電力モードへの切替時の遅延時間(図9のTa2)が、初期値(図8のTa1)よりも短い遅延時間に自動調整される。
これにより、本実施の形態の電力制御装置を備えた使用機器において、電源の2次側負荷が大きい機器あるいは小さい機器と異なっていても、初回の試運転時から、通電される負荷電流によって電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPU22がリセットされることがなく、安定して動作させることができる。そして、2回目以降の待機電力モードから通常電力モードへの切替時の遅延時間は、その機器に適した遅延時間Ta2(例えば0.3秒)に短縮でき安定して動作させることができる。
また、図8、図9のタイミングチャートに示すように、遅延時間の自動調整は、負荷通電遮断用素子24へ通電された時点T2直後の突入電流が経過した後の時点T3以降の電流検知手段の検知電流によって行う構成にしてある。
これにより、たとえば図8のTa1から図9のTa2のように遅延時間の自動調整を行うための電流検知手段28の検知電流は、一瞬発生する突入電流に影響されず精度良く電流検知でき、適確な遅延時間の自動調整ができる。
また、上記した図8、図9および特にこれから説明する図10のタイミングチャートに示してあるように、CPU22は、CPUリセットに至らない上限値が設定されている。そして、図10のように、電流検知手段28の検知電流が上限値に達する(図10のT5時点)と負荷通電遮断用素子24への通電を一時遮断する構成にしてある。
これにより、たとえ電源の2次側負荷に流れる負荷電流が大きくなる事態が発生しても、通電される負荷電流によって、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPU22がリセットされることが防止される。このようにして、機器を安定して動作させることができる。
ちなみに、図8、図9のようにT3時点からB電源109の出力電圧が定常状態に至るまでの時点T4まで、電流検知手段28に流れる電流が、CPUリセットに至る電流以下に設定された前記の上限値を超えなければ、通常電力モードで継続される。
また、図10のようにT5時点で一時遮断された場合でも、B電源109の出力電圧が定常状態に至るT6時点で負荷通電遮断用素子24への通電が再開され、この通電再開後に電流検知手段28に流れる電流が上限値より小さければ、通常電力モードで継続される。
この図10のように、待機電力モードから通常電力モードに切り替わる動作の際、電流検知手段28に流れる検知電流が上限値以上流れて一時遮断された場合は、次回の待機電力モードから通常電力モードに切り替わる動作の際は、遅延時間はTa3(例えば0.1秒)よりも長い遅延時間に自動調整され、機器を安定して動作させることができる。
本電力制御装置を使用する機器によって、負荷が異なり、負荷電流が異なる場合がある。
したがって、通電タイミングを遅らす遅延時間を一定にすると、負荷電流が大きい機種の場合には、遅延時間が不十分でB電源109の出力電圧が低下し、CPUリセットに至って機器を安定して動作できない。
また、負荷電流が小さい機種の場合には、遅延時間が長いと待機電力モードから通常電力モードに切り替える時間が長くなる。そのため、使用検知手段111からの信号によりCPU22が、待機電力モードから通常電力モードへの切替指示を行う切替信号をB電源109に出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて負荷通電遮断用素子24へ通電するとともに、電流検知手段28の検知電流によって遅延時間が自動調整される構成により、負荷電流に応じて負荷通電遮断用素子24へ通電する遅延時間が自動調整され、待機電力モードから通常電力モードに適切に安定して切り替えることができる。
このように、電源の2次側負荷の異なる機器に応じて待機電力モードから通常電力モードへの切替時に負荷通電遮断用素子24へ通電する遅延時間が自動調整されることにより、使用機器において電源の2次側負荷が、大きい機器あるいは小さい機器と異なっていても、通電される負荷電流によって、電源の出力電圧が低下して、電源から供給されているCPUの電圧が低下してCPUがリセットされることがなく、安定して動作させることができる。
本発明は、機器を使用していないときの待機電力の大幅な低減が要望される電力制御装置を備える、人体検知センサやリモートコントローラが搭載された機器などの技術分野に適用できる。
21 B電源制御IC
22 CPU
23 2次側負荷
24 負荷通電遮断用素子
25 A電源制御IC
26 リレー
27 サブCPU
28 電流検知手段
100 衛生洗浄装置
102 A電源入力部
103 A電源出力部
104 A電源
105 出力側負荷(機能部)
106 B電源入力部
107 B電源出力部
108 B電源モード切換制御部
109 B電源
110 便器
111 使用検知手段
112 1次巻線
113 2次巻線
114 補助2次巻線
115 トランス
200 本体
210 便蓋
215 便座便蓋回動機構
220 便座
221 便座ヒータ
230 洗浄機構
231 洗浄ノズル
240 本体制御部
250 着座検知センサ
260 袖部
261 本体操作部
261a 電源スイッチ
261b お尻洗浄スイッチ
262 本体受信部(赤外線受信部)
300 人体検知センサ
400 リモートコントローラ(操作リモコン)
401 リモコン本体
401a 磁石
402 フロントパネル(外郭)
402c 受板
403 操作ボタン
410 操作スイッチ
411 ビデ洗浄スイッチ
412 お尻洗浄スイッチ
413 乾燥スイッチ
415 便座開スイッチ
416 便座閉スイッチ
417 リズムスイッチ
418 ワイドスイッチ
419 ムーブスイッチ
420 設定スイッチ
421 強度スイッチ
423 温水温度スイッチ
424 便座温度スイッチ
430 表示灯
431 強度表示灯
432 温水温度表示灯
433 便座温度表示灯
434 電池表示灯
435 センサ検知表示灯
436 赤外線送信部
440 照度センサ
441 第一照度センサ
442 第二照度センサ
450 電池
500 リモコン制御部
701 コンデンサ

Claims (5)

  1. 機器の使用を検知する使用検知手段と、
    前記使用検知手段からの信号により待機電力モードと通常電力モードの切替指示を出力するCPUと、
    少なくとも前記CPUに電力を供給する電源と、
    前記電源からの電力を蓄えるコンデンサと、
    前記電源の2次側負荷に流れる電流を検知する電流検知手段と、を備え、
    前記CPUは、前記待機電力モードへの切換指示により、前記電源の2次側負荷への通電を負荷通電遮断用素子により遮断するとともに、前記CPU自体を待機電力モードに移行し、電源制御ICが前記電源の間欠駆動停止を繰り返す制御を行い、
    前記使用検知手段からの信号により前記CPUが、前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を前記電源に出力した後、予め設定された遅延時間だけ遅らせて前記負荷通電遮断用素子へ通電するとともに、前記電流検知手段の検知電流によって前記遅延時間が自動調整されることを特徴とする電力制御装置。
  2. 前記遅延時間の初期値は、前記電源が間欠駆動停止を繰り返す状態から連続通電状態になった後に、前記コンデンサに電力が蓄えられて安定した状態になる長い遅延時間が設定されており、
    前記CPUが、初回の前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替指示を行う切替信号を前記電源に出力した後、前記予め設定された遅延時間だけ遅らせて前記負荷通電遮断用素子へ通電された際の前記電流検知手段の検知電流に応じて、次回以降の前記待機電力モードから前記通常電力モードへの切替時の前記遅延時間が、初期値よりも短い遅延時間に自動調整される請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記遅延時間の自動調整は、前記負荷通電遮断用素子へ通電された直後の突入電流が経過した後の前記電流検知手段の検知電流によって行う請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 前記CPUは、CPUリセットに至らない上限値が設定されており、前記電流検知手段の検知電流が前記上限値に達すると前記負荷通電遮断用素子への通電を一時遮断する請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力制御装置を備えた機器。
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