JP2016208587A - 充放電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝導ノイズまたは放射ノイズの低減に寄与できる充放電装置を得ること。
【解決手段】交流入出力線を接続する交流入出力端子台22と、直流入出力線を接続する直流入出力端子台32と、を有し、交流電源側のアース端子76とバッテリ90側のアース端子86との間の抵抗値が10mΩ未満となるように各アース端子同士を電気的に接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリを充放電し、バッテリと交流電源との間で双方向に電力供給が可能な充放電装置に関する。
バッテリと交流電源との間で双方向に電力供給を行う装置ではないが、下記特許文献1に記載の電源装置は、交流を直流に変換する交直変換器と、交直変換器の直流出力に含まれるリプルを低減するフィルタと、交直変換器の入力側に設けられた第1の接地コンデンサと、フィルタの出力側に設けられた第2の接地コンデンサとを具備する構成において、第1の接地コンデンサの接地点と、第2の接地コンデンサの接地点とを第1の接地導体に接続し、第1の接地導体を1点接地することが開示されている。また、この特許文献1では、第1の接地導体を1点接地することにより、コモンモードによる電流リプルが負荷側に与える影響を低減できると説明されている。
特開2006−129591号公報
しかしながら、上記特許文献1では、交流側アースと直流側アースに関する構造的な配置が不明であり、具体的な構成については何も触れられていない。また、第1の接地導体を1点接地しても接地導体が細かったり、長かったりするとノイズ低減効果が十分得られない、という問題点が認められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、交流側アースと直流側アースに関する構造的な配置を開示して、伝導ノイズまたは放射ノイズの低減に寄与できる充放電装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る充放電装置は、装置外部からの交流入出力線を接続する交流入出力端子台と、装置外部からの直流入出力線を接続する直流入出力端子台と、を有し、交流電源側のアース端子とバッテリ側のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように各アース端子同士が電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリと交流電源との間で双方向の電力授受を行う充放電装置において、伝導ノイズまたは放射ノイズの低減に寄与できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る充放電装置の構成を示すブロック図 図1に示した直流直流変換器の構成を示す回路図 充放電装置における交流入出力端共用アースプレート、直流入出力端共用アースプレートおよび接続アースバーの搭載位置および接続構成を示す斜視図 充放電装置における交流側ノイズフィルタ基板および直流側ノイズフィルタ基板の搭載位置および接続構成を示す斜視図 直流入出力端子側に配置される直流ノイズフィルタの構成を示す回路図 交流入出力端子側に配置される交流ノイズフィルタの構成を示す回路図 実施の形態3に係る充放電装置として共用アースプレートを有する構成を示す回路図 共用アースプレートの配置例を示す斜視図 共用アースプレートの他の配置例を示す斜視図 共用アースプレートの構成例を交流入出力端子台および直流入出力端子台との関係で示す図 共用アースプレートの他の構成例を交流入出力端子台および直流入出力端子台との関係で示す図 交流側ノイズフィルタ基板および直流側ノイズフィルタ基板と共用アースプレートとの接続関係を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る充放電装置を図面に基づいて説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
以下、図1から図6までの図面を参照して、実施の形態1に係る充放電装置10の構成について詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係る充放電装置10の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示した直流直流変換器30の構成を示す回路図である。図3は、充放電装置10における交流入出力端共用アースプレート70、直流入出力端共用アースプレート80および接続アースバー82の搭載位置および接続構成を示す斜視図である。図4は、充放電装置10における交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44の搭載位置および接続構成を示す斜視図である。図5は、直流入出力端子P,N側に配置される直流ノイズフィルタ50の構成を示す回路図である。図6は、交流入出力端子U,O,V側に配置される交流ノイズフィルタ40の構成を示す回路図である。
実施の形態1に係る充放電装置10は、交流電源と、自立運転時の電力供給源であるバッテリ90との間で双方向の電力授受を行う充放電装置である。なお、双方向の電力授受を行う充放電装置を説明する場合、交流電源側は「一次側」、バッテリ側は「二次側」と称されることが多い。以下の説明では、この表記を併用する。
充放電装置10は、図1に示すように、交流入出力端子U,O,Vを有し、交流電源電圧が印加される交流入出力端子台22と、交流入出力端子台22に接続される交流入出力端子U,O,V側のノイズを低減する交流ノイズフィルタ40と、交流ノイズフィルタ40の二次側に設けられる交流直流変換器20、交流直流変換器20の二次側に設けられる直流直流変換器30と、直流直流変換器30の二次側に設けられる直流入出力端子P,N側のノイズを低減する直流ノイズフィルタ50と、直流ノイズフィルタ50の二次側に設けられ、直流入出力端子P,Nを有し、バッテリ電圧が印加される直流入出力端子台32と、を備えて構成される。
充放電装置10は、双方向の電力授受を行う装置であるが故、交流入出力端子U,O,Vおよび直流入出力端子P,Nは、共に入力端子にも出力端子にもなり得る。電力変換装置、電源装置などの電気機器では、一般的に、他の外部機器にノイズの影響を与えないため、雑音端子電圧、雑音端子電力などの雑音指標によって伝導ノイズを規制している。実施の形態1に係る充放電装置50においても例外ではなく、交流入出力端子U,O,V側および直流入出力端子P,N側の双方においてノイズを抑制する必要があり、交流ノイズフィルタ40および直流ノイズフィルタ50を設けている。
交流直流変換器20は、一次側である交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換する。あるいは、二次側から供給される直流電力を交流電力に変換する。すなわち、交流直流変換器20は、一次側から供給される交流電力と二次側から供給される直流電力とを相互に変換する双方向の交流直流変換器である。
直流直流変換器30は、一次側から印加される直流電圧を内部で交流電圧に変換した後に、再度直流電圧に変換して二次側に出力する。あるいは、二次側から印加される直流電圧を交流電圧に変換した後に、再度直流電圧に変換して一次側に出力する。すなわち、直流直流変換器30は、一次側に印加される第1の直流電圧と二次側に印加される第2の直流電圧とを相互に変換する双方向の直流直流変換器である。なお、第1の直流電圧と第2の直流電圧とは、異なる値であっても同じ値であってもよい。
直流直流変換器30の二次側には、直流直流変換器30の端子間電圧を安定させるためのコンデンサ35が接続されている。コンデンサ35は、必要に応じて第1のコンデンサと呼称する。
直流直流変換器30の一次側、すなわち直流直流変換器30と交流直流変換器20との間には、これら直流直流変換器30および交流直流変換器20の端子間電圧を安定させるためのコンデンサ25が接続されている。コンデンサ25は、必要に応じて第2のコンデンサと呼称する。
直流直流変換器30は、一次側から印加される第1の直流電圧をバッテリ90の充電に適した第2の直流電圧に変換してバッテリ90を充電する。また、直流直流変換器30は、バッテリ90によって印加される第2の直流電圧を第1の直流電圧に変換する際に、交流直流変換器20に供給する第1の直流電圧の電圧値を制御することでバッテリ90から供給される放電電力を制御する。
直流直流変換器30の詳細構成は図2に示す通りであり、磁気結合する巻線134a,134bを有する絶縁用のトランス134を挟んで左右対称な構成となっている。直流直流変換器30では、半導体素子132a,132b,132c,132dがフルブリッジ接続され、リアクトル133を介して巻線134aに接続される電力変換回路131と、半導体素子138a,138b,138c,138dがフルブリッジ接続され、リアクトル137を介して巻線134bに接続される電力変換回路136とが構成されている。電力変換回路131は、一次側から印加される直流電圧を交流電圧に変換して巻線134aに印加する直流交流変換回路であり、電力変換回路136は、二次側から印加される直流電圧を交流電圧に変換して巻線134bに印加する直流交流変換回路である。このように構成された直流直流変換器30は、一次側からの印加電圧と二次側からの印加電圧とを自在に昇降圧が可能で、且つ、絶縁された電圧変換器もしくは電力変換として動作する。また、図は省略するが双方向AC/DC変換器(インバータ/コンバータ)は一般的な単相の4つの半導体素子を132a〜132dおよび138a〜138dと同様にフルブリッジで構成した回路から成るものである。
図3には、交流入出力端子台22、直流入出力端子台32、交流入出力端共用アースプレート70、直流入出力端共用アースプレート80および接続アースバー82の充放電装置10における配置例が示されている。交流入出力端共用アースプレート70と直流入出力端共用アースプレート80は、プレート面が対抗するように上下に配置されている。交流入出力端共用アースプレート70と直流入出力端共用アースプレート80とは図1にも示すように、接続アースバー82によって接続される。
また、交流入出力端子台22には、装置外部からの交流入出力線24が接続され、直流入出力端子台32には、バッテリ90からの直流入出力線34が接続されている。さらに、交流入出力端共用アースプレート70には交流電源側からのアース接続線74が接続され、直流入出力端共用アースプレート80にはバッテリ90側からのアース接続線85が接続されている。このため、図3の構成では、交流入出力端子台22を交流入出力端共用アースプレート70に隣接して配置し、直流入出力端子台32も直流入出力端共用アースプレート80に隣接して配置している。その結果、交流入出力端子台22と直流入出力端子台32も、プレート面が対抗するように上下に配置される。
図1に示すように、交流入出力端共用アースプレート70には交流電源側からのアース接続線74が接続されるアース端子76が設けられ、直流入出力端共用アースプレート80にはバッテリ90側からのアース接続線85が接続されるアース端子86が設けられている。
実施の形態1では、交流電源側のアース端子76とバッテリ90側のアース端子86との間の抵抗値が接触抵抗を含めて、好ましくは10mΩ未満、より好ましくは5mΩ未満となるように電気的に接続する。両アース端子間の抵抗値は、接続アースバー82の長さを可能な限り短くし、断面積などを適切に設定し、また、接続アースバー82の材質すなわち接続アースバー82の抵抗率などを適切に選定すると共に、接触抵抗が小さくなるように接続アースバー82を締結することにより、5mΩ未満または10mΩ未満とすることができる。また、両アース端子間の抵抗値を5mΩ未満または10mΩ未満とすることにより、両アース端子間のインダクタンスも充分に小さくすることができる。
図4には、図3の構成要素に加え、交流ノイズフィルタ40を搭載する交流側ノイズフィルタ基板42と、直流ノイズフィルタ50を搭載する直流側ノイズフィルタ基板44とを示している。図4構成においても、抵抗値を小さくするため、交流側ノイズフィルタ基板42を交流入出力端子台22および交流入出力端共用アースプレート70に隣接して配置し、交流側ノイズフィルタ基板42と交流入出力端共用アースプレート70とをアース接続線46で接続する。直流側ノイズフィルタ基板44も直流入出力端子台32および直流入出力端共用アースプレート80に隣接して配置し、直流側ノイズフィルタ基板44と直流入出力端共用アースプレート80とをアース接続線48で接続する。その結果、交流側ノイズフィルタ基板42と直流側ノイズフィルタ基板44も、基板面が対抗するように上下に配置される。
図1に示すように、交流入出力端共用アースプレート70には交流ノイズフィルタ40からのアース接続線46が接続されるアース端子78が設けられ、直流入出力端共用アースプレート80には直流ノイズフィルタ50からのアース接続線48が接続されるアース端子88が設けられている。
実施の形態1では、交流入出力端共用アースプレート70におけるアース端子(すなわち、交流ノイズフィルタ40側のアース端子)78と、直流入出力端共用アースプレート80におけるアース端子(すなわち、直流ノイズフィルタ50側のアース端子)88との間の抵抗値が接触抵抗を含めて、好ましくは10mΩ未満、より好ましくは5mΩ未満となるように電気的に接続する。両アース端子間の抵抗値は、接続アースバー82の長さを可能な限り短くし、断面積などを適切に設定し、また、接続アースバー82の材質すなわち接続アースバー82の抵抗率などを適切に選定すると共に、接触抵抗が小さくなるように接続アースバー82を締結することにより、5mΩ未満または10mΩ未満とすることができる。また、両アース端子間の抵抗値を5mΩ未満または10mΩ未満とすることにより、両基板間のインダクタンスも充分に小さくすることができる。
なお、図4では、交流入出力端子台22、直流入出力端子台32、交流入出力端共用アースプレート70、直流入出力端共用アースプレート80、交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44のそれぞれを、充放電装置10を収容する筐体の下部側に配置する例を示したが、この構成に限定されるものではなく、筐体の上部側に配置してもよい。また、図4では、交流入出力端子台22、交流入出力端共用アースプレート70および交流側ノイズフィルタ基板42を筐体の上部側に配置し、直流入出力端子台32、直流入出力端共用アースプレート80および直流側ノイズフィルタ基板44を下部側に配置しているが、これらの上下関係を逆にして配置してもよいし、左右対称形に配置してもよい。
直流ノイズフィルタ50の一例は図5に示す通りであり、図4に示した直流側ノイズフィルタ基板44上に構成される。直流ノイズフィルタ50は、XコンデンサとYコンデンサとを組み合わせた3つのフィルタ回路52,53,55が、2つのチョークトランス51,54を介して接続される2段のノイズフィルタを構成している。ここで、Xコンデンサは、ライン間に接続されるコンデンサであり、ノーマルモードノイズを減衰させることに効果的である。Yコンデンサは、ラインアース間に接続されるコンデンサであり、コモンモードノイズを減衰させることに効果的である。フィルタ回路52,53,55において、Yコンデンサから引き出されるアース線は直流側ノイズフィルタ基板44上で電気的に接続され、アース接続線48として直流側ノイズフィルタ基板44から引き出される。
このとき、直流入出力端共用アースプレート80において、バッテリ90側のアース端子86と直流ノイズフィルタ50側のアース端子88との間の抵抗値が接触抵抗を含めて、好ましくは10mΩ未満、より好ましくは5mΩ未満となるように、アース端子86およびアース端子88を可能な限り近づけて配置する。この構成により、アース端子86とアース端子88との間のインダクタンスも小さくすることができる。
また、交流ノイズフィルタ40の一例は図6に示す通りであり、図4に示した交流側ノイズフィルタ基板42上に構成される。交流ノイズフィルタ40は、XコンデンサとYコンデンサとを組み合わせた3つのフィルタ回路62,63,65が、2つのチョークトランス61,64を介して接続される2段のノイズフィルタを構成している。XコンデンサおよびYコンデンサを設ける意図は、直流ノイズフィルタ50の場合と同様である。なお、フィルタ回路66は、単相3線式のU、O、Vの各ラインとアースとの間にYコンデンサを構成するため、コンデンサの接続はスター結線(Y結線)で接続されている。フィルタ回路62,63,65,66において、Yコンデンサから引き出されるアース線は交流側ノイズフィルタ基板42上で電気的に接続され、アース接続線46として交流側ノイズフィルタ基板42から引き出される。
このとき、交流入出力端共用アースプレート70において、交流電源側のアース端子76と交流ノイズフィルタ40側のアース端子78との間の抵抗値が接触抵抗を含めて、好ましくは10mΩ未満、より好ましくは5mΩ未満となるように、アース端子76およびアース端子78を可能な限り近づけて配置する。この構成により、アース端子76とアース端子78との間のインダクタンスも小さくすることができる。
以上説明したように、実施の形態1に係る充放電装置によれば、装置外部からの交流入出力線を接続する交流入出力端子台と、装置外部からの直流入出力線を接続する直流入出力端子台と、を有し、交流入出力端子側(交流電源側)のアース端子と直流入出力端子側(バッテリ側)のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように構成した。この構成により、交流入出力端子側のアース端子と直流入出力端子側のアース端子との間のインピーダンスが小さくなるので、交流入出力端子側および直流入出力端子側の各アース端子における雑音端子電圧および雑音端子電力を小さくすることができ、交流入出力端子側と直流入出力端子側との間の伝導ノイズを低減することが可能となる。
また、実施の形態1に係る充放電装置によれば、交流ノイズフィルタのアース端子と、交流入出力端子側のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように構成した。この構成により、交流ノイズフィルタのアース端子と交流入出力端子側のアース端子との間のインピーダンスが小さくなるので、交流ノイズフィルタ側および交流入出力端子側の各アース端子における雑音端子電圧および雑音端子電力を小さくすることができ、交流入出力端子側における伝導ノイズを低減することが可能となる。
また、実施の形態1に係る充放電装置によれば、直流ノイズフィルタのアース端子と、直流入出力端子側のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように構成した。この構成により、直流ノイズフィルタのアース端子と直流入出力端子側のアース端子との間のインピーダンスが小さくなるので、直流ノイズフィルタ側および直流入出力端子側の各アース端子における雑音端子電圧および雑音端子電力を小さくすることができ、直流入出力端子側における伝導ノイズを低減することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、図4に示すように、交流側ノイズフィルタ基板42の基板面と直流側ノイズフィルタ基板44の基板面とを対抗して配置する構成について例示したが、実施の形態2では、さらに交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44に搭載する回路部品との関係で配置を特定する。
回路部品を基板に搭載する場合、基板の一面側のみに部品が搭載されている場合には、部品の非搭載面同士を向かい合わせて配置すれば、基板間の距離をより近づけて配置することが可能となる。そこで、実施の形態2では、交流側ノイズフィルタ基板42およびと直流側ノイズフィルタ基板44において、部品の非搭載面同士を向かい合わせて配置する。例えば、図4の構成であれば、交流側ノイズフィルタ基板42では部品の非搭載面を下部側に向け、直流側ノイズフィルタ基板44では部品の非搭載面を上部側に向ける。このように配置することで、交流側ノイズフィルタ基板42と直流側ノイズフィルタ基板44とをより近づけて配置することができ、図1および図4に示した接続アースバー82の長さをより短くすることが可能となる。
また、搭載スペースの関係で、基板の両面に部品を搭載せざるを得ない場合には、交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44において、部品面の高さが低い面同士が向かい合うように配置するようにする。なお、図5に示す直流ノイズフィルタ50および図6に示す交流ノイズフィルタ40を構成する回路部品を例にとると、チョークトランスは比較的に背が高い部品が多く、逆にYコンデンサは背が低い部品が多い。また、Xコンデンサは、両者の中間であることが多い。このため、基板の両面に部品を搭載せざるを得ない場合には、一面側にYコンデンサを配置し、もう一面側にチョークトランスおよびXコンデンサを配置し、Yコンデンサの搭載面を向かい合わせて配置するようにすれば、効果的である。
以上説明したように、実施の形態2に係る充放電装置によれば、交流ノイズフィルタを搭載する搭載基板と直流ノイズフィルタを搭載する基板とを配置する際に、部品の非搭載面同士を向かい合わせて配置するか、もしくは、部品面の高さが低い面同士を向かい合わせて配置したので、接続アースバーの長さを短くすることができる。その結果、交流入出力端子側のアース端子と直流入出力端子側のアース端子との間のインピーダンスが小さくなるので、交流入出力端子側および直流入出力端子側の各アース端子における雑音端子電圧および雑音端子電力を小さくすることができ、交流入出力端子側と直流入出力端子側との間の伝導ノイズを低減することが可能となる。
実施の形態3.
実施の形態1では、交流入出力端共用アースプレート70と直流入出力端共用アースプレート80とを別のプレートで設け、それらを接続アースバー82で接続する構成について示したが、交流入出力端共用アースプレート70および直流入出力端共用アースプレート80は同一の導電性プレートで構成したものであってもよい。ここでは、同一の導電性プレートを「共用アースプレート」と呼称する。
図7は、実施の形態3に係る充放電装置として共用アースプレート84を有する構成を示す回路図である。図8は、共用アースプレート84の配置例を示す斜視図である。図9は、共用アースプレート84の他の配置例を示す斜視図である。図10は、共用アースプレート84の構成例を交流入出力端子台22および直流入出力端子台32との関係で示す図である。図11は、共用アースプレート84の他の構成例を交流入出力端子台22および直流入出力端子台32との関係で示す図である。図12は、交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44と共用アースプレート84との接続関係を示す図である。
図7に示すように、共用アースプレート84には、交流電源側からのアース接続線74が接続されるアース端子76と、バッテリ90側からのアース接続線85が接続されるアース端子86と、交流ノイズフィルタ40からのアース接続線46が接続されるアース端子78と、直流ノイズフィルタ50からのアース接続線48が接続されるアース端子88とが設けられている。すなわち、これらのアース端子76,78,86,88は、共用アースプレート84上で電気的に接続されている。
共用アースプレート84は、図8に示すように充放電装置10を収容する筐体の上部側においてプレート面が水平となるように配置してもよいし、図9に示すようにプレート面が垂直となるように配置してもよい。なお、図8および図9では、筐体の上部側に配置する例を示したが、充放電装置の下部側に配置してもよいことは言うまでもない。
また、図10および図11に示すように、図8または図9のように配置した共用アースプレート84の近くに交流入出力端子台22および直流入出力端子台32を配置する。なお、図10および図11において、実施の形態1に係る図1または図4に示す部位と同一または同等の部位については、同一符号を付して示している。
図10に示すように、交流入出力端子側のアース接続線74と直流入出力端子側のアース接続線85とを同一の導電性プレートである共用アースプレート84上で電気的に接続することで、交流電源側のアース端子76とバッテリ90側のアース端子86との間の抵抗値をより小さくすることができる。実施の形態1の構成において、好ましい10mΩ未満の抵抗値またはより好ましい5mΩ未満の抵抗値を実現できるので、実施の形態3の構成であれば、5mΩ未満の抵抗値を実現することは容易であり、設計上のマージンを得ることができる。また、両アース端子間の抵抗値を小さくできるので、両アース端子間のインダクタンスも小さくすることができる。
なお、図11のように、交流入出力端子台22への接続ケーブルの挿入方向と、直流入出力端子台32への接続ケーブルの挿入方向とが逆方向の場合には、共用アースプレート84を横長の形状とし、共用アースプレート84における長手方向の両端にアース端子76,86を設ければ、接続ケーブルの引き回しが容易となる。
図12には、交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44のそれぞれと共用アースプレート84との接続関係を示している。図12においても、実施の形態1に係る図1または図4に示す部位と同一または同等の部位については、同一符号を付して示している。
図12に示すように、アース接続線74およびアース接続線85の挿入側ではない側にアース端子78,88を設け、交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44からそれぞれ引き出されたアース接続線46,48とアース端子78,88とを接続するようにすれば、接続ケーブルの引き回しが容易となり、かつ、交流側ノイズフィルタ基板42および直流側ノイズフィルタ基板44との接続も容易となる。
以上説明したように、実施の形態3に係る充放電装置によれば、交流入出力端子側のアース端子と直流入出力端子側のアース端子とを同一の導電性プレート上に構成したので、実施の形態1で示した交流入出力端および直流入出力端における各共用アースプレート間の距離を近づけることが可能となり、両共用アースプレート間を接続する接続アースバーを実効的に短くすることができる。この構成により、交流入出力端子側のアース端子と直流入出力端子側のアース端子との間のインピーダンスが小さくなるので、交流入出力端子側および直流入出力端子側の各アース端子における雑音端子電圧および雑音端子電力を小さくすることができ、交流入出力端子側と直流入出力端子側との間の伝導ノイズを低減することが可能となる。また、実施の形態1の構成に比べて、インピーダンスの更なる低減が可能となる。
実施の形態4.
実施の形態1から3では、伝導ノイズの低減に効果がある構成について例示したが、実施の形態4では、放射ノイズの低減に効果がある構成について説明する。
図3、図4、図8および図9に示す充放電装置10では、充放電装置10を収容する筐体は6面で構成されている。実施の形態4では、これら6面のうちの少なくとも1面以上を交流入出力端共用アースプレート70および直流入出力端共用アースプレート80のそれぞれと電気的に接続する。なお、6面の全てが交流入出力端共用アースプレート70および直流入出力端共用アースプレート80のそれぞれと電気的に接続されるとなおよい。
交流入出力端共用アースプレート70および直流入出力端共用アースプレート80のそれぞれと、筐体との接続は、導電性の板金を導電性のねじ、ワッシャーなどで接続するのが好ましいが、電線を用いてもよい。電線を用いる場合には、電線の線長が可能な限り短くなるようにした上で、導電性のねじ、ワッシャーなどで接続する。
以上説明したように、実施の形態4に係る充放電装置によれば、交流入出力端子側のアース端子と直流入出力端子側のアース端子の双方を、充放電装置を収容する筐体の少なくとも1面に電気的に接続したので、充放電装置を収容する筐体がアース電位と同電位になり、放射ノイズが低減できるという効果が得られる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 充放電装置、20 交流直流変換器、22 交流入出力端子台、24 交流入出力線、25,35 コンデンサ、30 直流直流変換器、32 直流入出力端子台、34 直流入出力線、40 交流ノイズフィルタ、42 交流側ノイズフィルタ基板、44 直流側ノイズフィルタ基板、46,48,74,85 アース接続線、50 直流ノイズフィルタ、51,54,61,64 チョークトランス、52,53,55,62,63,65,66 フィルタ回路、70 交流入出力端共用アースプレート、76,78,86,88 アース端子、80 直流入出力端共用アースプレート、82 接続アースバー、84 共用アースプレート、90 バッテリ、131,136 電力変換回路、132a,132b,132c,132d,138a,138b,138c,138d 半導体素子、133,137 リアクトル、134 トランス、134a,134b 巻線。

Claims (8)

  1. バッテリと交流電源との間で双方向の電力授受を行う充放電装置であって、
    前記充放電装置の外部からの交流入出力線を接続する交流入出力端子台と、
    前記充放電装置の外部からの直流入出力線を接続する直流入出力端子台と、
    を有し、
    交流入出力端子側のアース端子と直流入出力端子側のアース端子とが電気的に接続されている充放電装置。
  2. 前記交流入出力端子側のアース端子と前記直流入出力端子側のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように各アース端子同士が電気的に接続されている請求項1に記載の充放電装置。
  3. 前記交流入出力端子側のアース端子と前記直流入出力端子側のアース端子とが同一の導電性プレート上に設けられている請求項1または2に記載の充放電装置。
  4. 前記交流入出力端子側のノイズを低減する交流ノイズフィルタが設けられ、
    前記交流ノイズフィルタのアース端子と、前記交流入出力端子側のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように各アース端子同士が電気的に接続されている請求項1から3の何れか1項に記載の充放電装置。
  5. 前記直流入出力端子側のノイズを低減する直流ノイズフィルタが設けられ、
    前記直流ノイズフィルタのアース端子と、前記直流入出力端子側のアース端子との間の抵抗値が10mΩ未満となるように各アース端子同士が電気的に接続されている請求項1から4の何れか1項に記載の充放電装置。
  6. 前記交流ノイズフィルタを搭載する搭載基板と、前記直流ノイズフィルタを搭載する基板とを配置する際に、部品の非搭載面同士を向かい合わせて配置した請求項4または5に記載の充放電装置。
  7. 前記交流ノイズフィルタを搭載する搭載基板と、前記直流ノイズフィルタを搭載する基板とを配置する際に、部品面の高さが低い面同士を向かい合わせて配置した請求項4または5に記載の充放電装置。
  8. 前記交流入出力端子側のアース端子と前記直流入出力端子側のアース端子の双方が前記充放電装置を収容する筐体の少なくとも1面に電気的に接続されている請求項1から7の何れか1項に記載の充放電装置。
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