JP2016208354A - 光通信システム、及び、光通信方法 - Google Patents

光通信システム、及び、光通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016208354A
JP2016208354A JP2015089429A JP2015089429A JP2016208354A JP 2016208354 A JP2016208354 A JP 2016208354A JP 2015089429 A JP2015089429 A JP 2015089429A JP 2015089429 A JP2015089429 A JP 2015089429A JP 2016208354 A JP2016208354 A JP 2016208354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
communication
optical
optical communication
side device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015089429A
Other languages
English (en)
Inventor
泰彦 青木
Yasuhiko Aoki
泰彦 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2015089429A priority Critical patent/JP2016208354A/ja
Priority to EP16160109.1A priority patent/EP3086488A1/en
Priority to US15/080,830 priority patent/US9755733B2/en
Publication of JP2016208354A publication Critical patent/JP2016208354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/03Arrangements for fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/03Arrangements for fault recovery
    • H04B10/038Arrangements for fault recovery using bypasses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2575Radio-over-fibre, e.g. radio frequency signal modulated onto an optical carrier
    • H04B10/25752Optical arrangements for wireless networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2575Radio-over-fibre, e.g. radio frequency signal modulated onto an optical carrier
    • H04B10/25752Optical arrangements for wireless networks
    • H04B10/25753Distribution optical network, e.g. between a base station and a plurality of remote units
    • H04B10/25755Ring network topology
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0067Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0079Operation or maintenance aspects
    • H04Q2011/0081Fault tolerance; Redundancy; Recovery; Reconfigurability

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】光通信にて伝送される信号を処理する機能部の数を低減できる。【解決手段】光通信システムは、光通信を行なう通信網に接続された第1及び第2の網側装置20,30と、第1及び第2の端側装置40,50と、を備える。第1及び第2の端側装置40,50は、第1及び第2の網側装置20,30と第1及び第2の通信ケーブルC11,C22を経由して接続されることにより第1及び第2の網側装置20,30とそれぞれ光通信を行なう。光通信システムは、第1の網側装置20を、通信網と、第2の網側装置30と、第3の通信ケーブルC21と、を経由して第1の端側装置40と接続することにより第1の網側装置20と第1の端側装置40との間で光通信を行なう。第3の通信ケーブルC21は、第2の網側装置30及び第1の端側装置40を接続する。【選択図】図2

Description

本発明は、光通信システム、及び、光通信方法に関する。
複数の網側装置と複数の端側装置とを備える光通信システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。複数の網側装置は、複数のBBU(Baseband Unit)を含む。複数の端側装置は、複数のRRH(Remote Radio Head)を含む。複数の網側装置は、光波長多重通信を行なう通信網に接続される。複数の端側装置は、複数の網側装置と複数の通信ケーブルを経由して接続されることにより、当該複数の網側装置とそれぞれ光通信を行なう。
特開2014−090346号公報
ところで、通信ケーブルに障害が発生することがある。例えば、障害は、通信ケーブルの断線である。そこで、第1の端側装置と第1の網側装置とを第1の通信ケーブルにより接続するとともに、第1の端側装置と第2の網側装置とを第2の通信ケーブルにより接続することにより、通信路を冗長化することが考えられる。
この場合、第1の網側装置が、第1の通信ケーブルを経由した光通信にて伝送される信号を処理する機能部を備えるとともに、第2の網側装置が、第2の通信ケーブルを経由した光通信にて伝送される信号を処理する機能部を備える。従って、この場合、冗長化される通信路が多くなるほど、光通信にて伝送される信号を処理する機能部も多くなる。
一つの側面として、本発明の目的の一つは、光通信にて伝送される信号を処理する機能部の数を低減することにある。
一つの側面では、光通信システムは、光通信を行なう通信網に接続された第1及び第2の網側装置と、第1及び第2の端側装置と、を備える。上記第1及び第2の端側装置は、上記第1及び第2の網側装置と第1及び第2の通信ケーブルを経由して接続されることにより当該第1及び第2の網側装置とそれぞれ光通信を行なう。
上記光通信システムは、上記第1の網側装置を、上記通信網と、上記第2の網側装置と、第3の通信ケーブルと、を経由して当該第1の端側装置と接続することにより当該第1の網側装置と当該第1の端側装置との間で光通信を行なう。上記第3の通信ケーブルは、上記第2の網側装置及び上記第1の端側装置を接続する。
光通信にて伝送される信号を処理する機能部の数を低減できる。
第1実施形態の無線通信システムの構成の一例を表すブロック図である。 図1の網側装置の構成の一例を表すブロック図である。 図2の送受信部の構成の一例を表すブロック図である。 図1の端側装置の構成の一例を表すブロック図である。 図1の制御装置の構成の一例を表すブロック図である。 図1の制御装置が記憶する負荷情報の一例を表すテーブルである。 図1の制御装置が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 第1実施形態の第1変形例の制御装置が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 第1実施形態の第2変形例の制御装置が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 第1実施形態の第2変形例の制御装置が記憶する負荷情報の一例を表すテーブルである。 第1実施形態の第3変形例の制御装置が記憶する負荷情報の一例を表すテーブルである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。ただし、以下に説明される実施形態は例示である。従って、以下に明示しない種々の変形や技術が実施形態に適用されることは排除されない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一の符号を付した部分は、変更又は変形が明示されない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
<第1実施形態>
(構成)
例えば、図1に表されるように、第1実施形態の無線通信システム1は、制御装置10と、M組の網側装置20、網側装置30、端側装置40及び端側装置50と、N個の無線端末61,62,…と、を備える。Mは、1以上の整数を表す。Nは、2以上の整数を表す。無線端末61,62,…のそれぞれは、例えば、携帯電話機、又は、スマートフォン等である。
無線通信システム1は、所定の無線通信方式に従って通信を行なう。本例では、無線通信方式は、LTE方式である。LTEは、Long Term Evolutionの略記である。なお、無線通信方式は、LTE方式と異なる方式(例えば、LTE−Advanced等の方式)であってもよい。
以下、1つの組を構成する、網側装置20、網側装置30、端側装置40及び端側装置50を中心として説明するが、他の組を構成する、網側装置20、網側装置30、端側装置40及び端側装置50についても同様に説明される。
網側装置20及び30は、光通信を行なう通信網NWに接続される。本例では、通信網NWにおいて行なわれる光通信は、光波長多重通信である。本例では、網側装置20及び30のそれぞれは、通信網NWにおけるノードを構成する。本例では、通信網NWは、リング型のネットワークトポロジを有する。なお、通信網NWは、リング型のネットワークトポロジと異なるネットワークトポロジを有してもよい。
網側装置20は、端側装置40及び50と、光通信ケーブルC11及びC12を介してそれぞれ接続されている。網側装置30は、端側装置40及び50と、光通信ケーブルC21及びC22を介してそれぞれ接続されている。光通信ケーブルC11、C12、C21及びC22のそれぞれは、光ファイバを含む。
なお、網側装置20は、第1の網側装置の一例である。網側装置30は、第2の網側装置の一例である。端側装置40は、第1の端側装置の一例である。端側装置50は、第2の端側装置の一例である。光通信ケーブルC11は、第1の通信ケーブルの一例である。光通信ケーブルC22は、第2の通信ケーブルの一例である。光通信ケーブルC21は、第3の通信ケーブルの一例である。光通信ケーブルC12は、第4の通信ケーブルの一例である。
網側装置20及び30のそれぞれは、端側装置40又は50と、所定の光通信方式に従って光通信を行なう。本例では、光通信方式は、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した方式である。なお、光通信方式は、CPRIに準拠した方式と異なる方式であってもよい。
網側装置20及び30のそれぞれは、通信網NWに接続された他の装置(例えば、他の網側装置)からデータ(例えば、IPパケット)を受信する。IPは、Internet Protocolの略記である。網側装置20及び30のそれぞれは、受信したデータに対して送信BB(Baseband)信号処理を実行し、処理後のBB信号を端側装置40又は50へ送信する。本例では、送信BB信号処理は、データに対する変調を含む。
網側装置20及び30のそれぞれは、BB信号を端側装置40又は50から受信する。網側装置20及び30のそれぞれは、受信したBB信号に対して受信BB信号処理を実行し、処理後のデータを通信網NWに接続された他の装置(例えば、他の網側装置)へ送信する。本例では、受信BB信号処理は、BB信号に対する復調を含む。
端側装置40及び50のそれぞれは、網側装置20又は30からBB信号を受信し、受信したBB信号を無線信号に変換し、変換後の無線信号を無線端末61,62,…へ無線により送信する。
端側装置40及び50のそれぞれは、無線端末61,62,…から無線信号を無線により受信し、受信した無線信号をBB信号に変換し、変換後のBB信号を網側装置20又は30へ送信する。
このようにして、本例では、網側装置20及び30と、端側装置40及び50と、は、複数の基地局装置を構成する。基地局装置は、eNB(Evolved Node B)、又は、NB(Node B)と表されてもよい。
各基地局装置は、セルを形成する。なお、各基地局装置は、複数のセルを形成してもよい。セルは、無線エリアの一例である。無線エリアは、カバレッジ・エリア、又は、通信エリアと表されてもよい。例えば、セルは、マクロセル、マイクロセル、ナノセル、ピコセル、フェムトセル、ホームセル、スモールセル、又は、セクタセル等である。
各基地局装置は、当該基地局装置が形成するセル内に位置する無線端末61,62,…と無線により通信する。
制御装置10は、網側装置20及び30のそれぞれと通信可能に接続されている。本例では、制御装置10は、通信網NWと異なる通信ケーブルを介して、網側装置20及び30のそれぞれと通信可能に接続されている。なお、制御装置10は、通信網NWを介して網側装置20及び30のそれぞれと通信可能に接続されていてもよい。
本例では、網側装置20及び30と、端側装置40及び50と、は、光通信システムを構成する。本例では、光通信システムは、WDM−PONを構成する。WDM−PONは、Wavelength Division Multiplexed Passive Optical Networkの略記である。
次に、網側装置20及び30の構成について説明を加える。
例えば、図2に表されるように、網側装置20は、ROADM部21と、2つの送受信部22−1及び22−2と、切替器24と、を備える。更に、網側装置30は、ROADM部31と、送受信部32−1と、を備える。ROADMは、Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexerの略記である。
本例では、無線通信システム1は、通信網NWにおいて時計回り方向に光信号を伝送する光通信ケーブルC31と、通信網NWにおいて反時計回り方向に光信号を伝送する光通信ケーブルC32と、を備える。光通信ケーブルC31及びC32のそれぞれは、光ファイバを含む。
本例では、光通信ケーブルC31及びC32により伝送される光信号は、波長多重光信号である。波長多重光信号は、波長が異なる複数の光信号が多重された光信号である。
ROADM部21は、光挿入部211及び214と、光分岐部212及び213と、光カプラ215と、を備える。
光挿入部211は、送受信部22−1から入力された、第1の波長群に含まれる波長の光信号を、光通信ケーブルC31により伝送される光信号に挿入する。第1の波長群は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、送受信部22−1のBBUと、端側装置40のRRHと、の間の光通信に割り当てられた波長を含む。BBU及びRRHについては後述する。光信号の挿入は、光信号の付加と表されてもよい。
光分岐部212は、光通信ケーブルC32により伝送される光信号から、第2の波長群に含まれる波長の光信号を分岐し、分岐した光信号を送受信部22−1へ出力する。第2の波長群は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、送受信部22−1のBBUと、端側装置40のRRHと、の間の光通信に割り当てられた波長を含む。第2の波長群に含まれる波長は、第1の波長群に含まれる波長と異なる。
送受信部22−1は、光分岐部212から入力された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すデータに対して送信BB信号処理を実行する。送受信部22−1は、処理後のBB信号である電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光通信ケーブルC11を介して端側装置40へ送信する。光信号の送信は、光信号の出力と表されてもよい。また、光信号の受信は、光信号の入力と表されてもよい。
送受信部22−1は、光通信ケーブルC11を介して端側装置40から光信号を受信し、受信した光信号を電気信号に変換する。更に、送受信部22−1は、変換後の電気信号であるBB信号に対して受信BB信号処理を実行し、処理後のデータを表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光挿入部211へ出力する。
光挿入部214は、送受信部22−2から入力された、第3の波長群に含まれる波長の光信号を、光通信ケーブルC32により伝送される光信号に挿入する。第3の波長群は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、送受信部22−2のBBUと、端側装置40又は50のRRHと、の間の光通信に割り当てられた波長を含む。第3の波長群に含まれる波長は、第1及び第2の波長群に含まれる波長と異なる。
後述するように、送受信部22−2のBBUと、端側装置40又は50のRRHと、の間の光通信への波長の割り当ては、制御装置10により行なわれる。
なお、送受信部22−2のBBUと、端側装置40又は50のRRHと、の間の光通信に波長が割り当てられなかった場合、光挿入部214は、光信号の挿入を行なわない。
光分岐部213は、光通信ケーブルC31により伝送される光信号から、第4の波長群に含まれる波長の光信号を分岐し、分岐した光信号を送受信部22−2へ出力する。第4の波長群は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、送受信部22−2のBBUと、端側装置40又は50のRRHと、の間の光通信に割り当てられた波長を含む。第4の波長群に含まれる波長は、第1乃至第3の波長群に含まれる波長と異なる。
なお、送受信部22−2のBBUと、端側装置40又は50のRRHと、の間の光通信に波長が割り当てられなかった場合、光分岐部213は、光信号の分岐を行なわない。
ROADM部31は、光挿入部311と、光分岐部312と、光カプラ313と、を備える。
光挿入部311は、送受信部32−1から入力された、第5の波長群に含まれる波長の光信号を、光通信ケーブルC31により伝送される光信号に挿入する。第5の波長群は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、送受信部32−1のBBUと、端側装置50のRRHと、の間の光通信に割り当てられた波長を含む。第5の波長群に含まれる波長は、第1乃至第4の波長群に含まれる波長と異なる。
光分岐部312は、光通信ケーブルC32により伝送される光信号から、第6の波長群に含まれる波長の光信号を分岐し、分岐した光信号を送受信部32−1へ出力する。第6の波長群は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、送受信部32−1のBBUと、端側装置50のRRHと、の間の光通信に割り当てられた波長を含む。第6の波長群に含まれる波長は、第1乃至第5の波長群に含まれる波長と異なる。
送受信部32−1は、光分岐部312から入力された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すデータに対して送信BB信号処理を実行する。送受信部32−1は、処理後のBB信号である電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光通信ケーブルC22を介して端側装置50へ送信する。
送受信部32−1は、光通信ケーブルC22を介して端側装置50から光信号を受信し、受信した光信号を電気信号に変換する。更に、送受信部32−1は、変換後の電気信号であるBB信号に対して受信BB信号処理を実行し、処理後のデータを表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光挿入部311へ出力する。
更に、光挿入部311は、端側装置40から送信され、且つ、光通信ケーブルC21及び光カプラ313を経由して入力された、第3の波長群に含まれる波長の光信号を、光通信ケーブルC31により伝送される光信号に挿入する。加えて、光分岐部312は、光通信ケーブルC32により伝送される光信号から、第4の波長群に含まれる波長の光信号を分岐し、分岐した光信号を光カプラ313及び光通信ケーブルC21を経由して端側装置40へ送信する。
切替器24は、第1の状態と第2の状態と第3の状態との間で状態が切り替わる。第1の状態は、送受信部22−2を切替器24及び光通信ケーブルC12を経由して端側装置50と接続する状態である。第2の状態は、送受信部22−2を切替器24を経由して光カプラ215と接続する状態である。第3の状態は、送受信部22−2を端側装置50及び光カプラ215のいずれにも接続しない状態である。
(第1の状態)
切替器24が第1の状態である場合について説明を加える。
この場合、送受信部22−2は、光分岐部213から入力された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すデータに対して送信BB信号処理を実行する。送受信部22−2は、処理後のBB信号である電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を切替器24及び光通信ケーブルC12を経由して端側装置50へ送信する。
送受信部22−2は、光通信ケーブルC12及び切替器24を経由して端側装置50から光信号を受信し、受信した光信号を電気信号に変換する。更に、送受信部22−2は、変換後の電気信号であるBB信号に対して受信BB信号処理を実行し、処理後のデータを表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光挿入部214へ出力する。
(第2の状態)
切替器24が第2の状態である場合について説明を加える。
この場合、送受信部22−2は、光分岐部213から入力された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すデータに対して送信BB信号処理を実行する。送受信部22−2は、処理後のBB信号である電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を切替器24及び光カプラ215を経由して光挿入部214へ出力する。光挿入部214は、送受信部22−2から、切替器24及び光カプラ215を経由して入力された、第4の波長群に含まれる波長の光信号を、光通信ケーブルC32により伝送される光信号に挿入する。
光分岐部213は、光通信ケーブルC31により伝送される光信号から、第3の波長群に含まれる波長の光信号を分岐し、分岐した光信号を光カプラ215及び切替器24を経由して送受信部22−2へ出力する。送受信部22−2は、光分岐部213から、光カプラ215及び切替器24を経由して入力された光信号を電気信号に変換する。更に、送受信部22−2は、変換後の電気信号であるBB信号に対して受信BB信号処理を実行し、処理後のデータを表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光挿入部214へ出力する。
(第3の状態)
切替器24が第3の状態である場合、光信号は、送受信部22−2から出力されない。
このように、本例では、送受信部22−2は、網側装置20とともに組を構成する他の網側装置30と、当該組を構成する端側装置40と、を接続する光通信ケーブルC21を経由して、端側装置40と接続可能に構成される。
なお、組を構成する網側装置の数は、3個以上であってもよい。また、組を構成する端側装置の数は、3個以上であってもよい。また、組を構成する網側装置の数は、組を構成する端側装置の数と異なっていてもよい。この場合も、本例と同様に、送受信部22−2は、網側装置20とともに組を構成する他の網側装置のそれぞれに対して、当該網側装置と、当該組を構成する端側装置と、を接続する光通信ケーブルを経由して、当該端側装置と接続可能に構成されてよい。
また、組を構成する網側装置の数は、組毎に異なっていてもよい。また、組を構成する端側装置の数は、組毎に異なっていてもよい。
本例では、網側装置20は、光通信ケーブルC31における、ROADM部21の前段及び後段にて、光通信ケーブルC31により伝送される光信号を増幅する増幅器A1を備える。同様に、網側装置30は、光通信ケーブルC31における、ROADM部31の前段及び後段にて、光通信ケーブルC31により伝送される光信号を増幅する増幅器A1を備える。
また、本例では、網側装置20は、光通信ケーブルC32における、ROADM部21の前段及び後段にて、光通信ケーブルC32により伝送される光信号を増幅する増幅器A2を備える。同様に、網側装置30は、光通信ケーブルC32における、ROADM部31の前段及び後段にて、光通信ケーブルC32により伝送される光信号を増幅する増幅器A2を備える。
次に、送受信部22−1と、各制御部と、について説明を加える。
例えば、図3に表されるように、送受信部22−1は、網内送受信部221と、イーサネットスイッチ部223と、モニタ部224と、BB処理部226と、端側送受信部228と、光カプラ230と、障害検出部231と、を備える。
更に、例えば、図3に表されるように、網側装置20は、網内通信制御部222と、スイッチ制御部225と、BBU制御部227と、端側通信制御部229と、通信部232と、を備える。
送受信部22−1は、ダウンリンク信号を処理する機能部と、アップリンク信号を処理する機能部と、の組をP組有する。Pは、1以上の整数を表す。本例では、Pは、3を表す。ダウンリンク信号は、通信網NWから無線端末61,62,…へ送信される信号である。アップリンク信号は、無線端末61,62,…から通信網NWへ送信される信号である。なお、送受信部22−1が備える上記機能部の組の数は、1、2、又は、4以上であってもよい。
網内送受信部221は、P個の網内送信機221aと、P個の網内受信機221bと、を備える。網内送信機221aは、イーサネットスイッチ部223から入力された電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光挿入部211へ出力する。網内受信機221bは、光分岐部212により分岐された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号をイーサネットスイッチ部223へ出力する。
本例では、P個の網内送信機221aが出力する光信号の波長は、第1の波長群に含まれるP個の波長をそれぞれ有する。
本例では、P個の網内受信機221bに入力される光信号の波長は、第2の波長群に含まれるP個の波長をそれぞれ有する。
網内通信制御部222には、制御装置10から受信された制御信号が、通信部232を経由して入力される。網内通信制御部222は、入力された制御信号に基づいて、ROADM部21及び網内送受信部221において用いられる光信号の波長を制御する。また、網内通信制御部222は、ROADM部21及び網内送受信部221において用いられる光信号の波長に関する情報を管理する。
イーサネットスイッチ部223は、イーサネット(「イーサネット」は登録商標)方式に従って、後述するRxBBU226aから入力された信号の出力先を、P個の網内送信機221aの中から選択し、選択した出力先へ当該入力された信号を出力する。同様に、イーサネットスイッチ部223は、イーサネット方式に従って、網内受信機221bから入力された信号の出力先を、後述するP個のTxBBU226bの中から選択し、選択した出力先へ当該入力された信号を出力する。
モニタ部224は、RxBBU226a及びTxBBU226bのそれぞれに対して、単位時間あたりに入力又は出力された情報の量(換言すると、トラフィック量)を検出する。トラフィック量の検出は、トラフィック量の監視と表されてもよい。トラフィック量は、通信速度と表されてもよい。
スイッチ制御部225には、制御装置10から受信された制御信号が、通信部232を経由して入力される。スイッチ制御部225は、入力された制御信号に基づいて、イーサネットスイッチ部223における信号の出力先を制御する。また、スイッチ制御部225は、モニタ部224により検出されたトラフィック量に関する情報を管理する。スイッチ制御部225は、トラフィック量に関する情報を、通信部232を経由して制御装置10へ送信する。
BB処理部226は、P個のRxBBU226aと、P個のTxBBU226bと、を備える。RxBBUは、Reception Baseband Unitの略記である。TxBBUは、Transmission Baseband Unitの略記である。
RxBBU226aは、端側送受信部228から入力されたBB信号に対して、受信BB信号処理を実行し、処理後のデータをイーサネットスイッチ部223へ出力する。
TxBBU226bは、イーサネットスイッチ部223から入力されたデータに対して、送信BB信号処理を実行し、処理後のBB信号を端側送受信部228へ出力する。
BBU制御部227には、制御装置10から受信された制御信号が、通信部232を経由して入力される。BBU制御部227は、入力された制御信号に基づいて、RxBBU226a及びTxBBU226bと、後述するRRHと、の接続を制御する。
また、BBU制御部227は、端側装置40との間で送受信される制御信号を処理することにより、後述するユーザ数に関する情報を取得し、取得した情報を管理する。本例では、制御信号は、光通信ケーブルC11により伝送される。なお、制御信号は、光通信ケーブルC11と異なる通信ケーブルにより伝送されてもよい。BBU制御部227は、ユーザ数に関する情報を、通信部232を経由して制御装置10へ送信する。
RxBBU226a及びTxBBU226bの組は、BBUと表されてよい。また、BBUは、REC(Radio Equipment Controller)と表されてもよい。
端側送受信部228は、P個の端側受信機228aと、分波器228bと、光カプラ228cと、P個の端側送信機228dと、合波器228eと、を備える。
分波器228bは、光通信ケーブルC11、後述する光カプラ230、及び、光カプラ228cを経由して、端側装置40から受信された光信号を、第1の波長群に含まれるP個の波長の光信号に分岐し(換言すると、分波し)、分岐後の光信号を、P個の端側受信機228aへそれぞれ出力する。端側受信機228aは、分波器228bから入力された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号をRxBBU226aへ出力する。
端側送信機228dは、TxBBU226bから入力された電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を合波器228eへ出力する。本例では、P個の端側送信機228dが出力する光信号の波長は、第2の波長群に含まれるP個の波長をそれぞれ有する。合波器228eは、P個の端側送信機228dから入力された光信号を合波し、合波後の光信号を、光カプラ228c、後述する光カプラ230、及び、光通信ケーブルC11を経由して端側装置40へ送信する。
光カプラ230は、光通信ケーブルC11を経由して端側装置40から受信された光信号を分岐し、分岐後の光信号を障害検出部231へ出力する。障害検出部231は、光カプラ230から入力された光信号に基づいて、光通信ケーブルC11を経由した光通信における障害の発生を検出する。
本例では、障害検出部231は、光カプラ230から入力された光信号の強度が所定の閾値よりも小さい場合、光通信ケーブルC11において障害が発生したことを検出する。一方、障害検出部231は、光カプラ230から入力された光信号の強度が上記閾値以上である場合、光通信ケーブルC11において障害が発生していないことを検出する(換言すると、障害の発生を検出しない)。
端側通信制御部229には、制御装置10から受信された制御信号が、通信部232を経由して入力される。端側通信制御部229は、入力された制御信号に基づいて、端側送受信部228において用いられる光信号の波長を制御する。また、端側通信制御部229は、端側送受信部228において用いられる光信号の波長に関する情報を管理する。更に、端側通信制御部229は、障害検出部231により検出された障害の発生に関する情報を管理する。
送受信部22−2及び32−1のそれぞれも、送受信部22−1と同様の構成を有する。
次に、端側装置40について説明を加える。
例えば、図4に表されるように、端側装置40は、合波分波器410と、P個の光カプラ420と、無線送受信部430と、P個のアンテナ450と、モニタ部460と、RRH制御部470と、を備える。無線送受信部430は、P個の無線送信機431と、P個の無線受信機432と、を備える。
合波分波器410は、網側装置20からの光信号を、光通信ケーブルC11を経由して受信する。また、合波分波器410は、網側装置30からの光信号を、光通信ケーブルC21を経由して受信する。
合波分波器410は、網側装置20から光信号が受信された場合、当該光信号を、第2の波長群に含まれるP個の波長の光信号に分岐する。また、合波分波器410は、網側装置30から光信号が受信された場合、当該光信号を、第4の波長群に含まれるP個の波長の光信号に分岐する。
合波分波器410は、分岐後の光信号を、光カプラ420を経由して、P個の無線送信機431へそれぞれ出力する。
無線送信機431は、合波分波器410から光カプラ420を経由して入力された光信号を電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すBB信号を無線信号に変換し、変換後の無線信号を、アンテナ450を介して無線端末61,62,…へ無線により送信する。
無線受信機432は、無線端末61,62,…からの無線信号を、アンテナ450を介して無線により受信し、受信した無線信号を表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を光カプラ420を経由して合波分波器410へ出力する。
合波分波器410は、P個の無線受信機432から光カプラ420を経由して入力された光信号を合波する。合波分波器410は、合波後の光信号を光通信ケーブルC11を経由して網側装置20へ送信する。また、合波分波器410は、合波後の光信号を光通信ケーブルC21を経由して網側装置30へ送信する。
合波分波器410が、合波後の光信号を光通信ケーブルC11を経由して網側装置20へ送信する場合、P個の無線受信機432が出力する光信号の波長は、第1の波長群に含まれるP個の波長をそれぞれ有する。また、合波分波器410が、合波後の光信号を光通信ケーブルC21を経由して網側装置30へ送信する場合、P個の無線受信機432が出力する光信号の波長は、第3の波長群に含まれるP個の波長をそれぞれ有する。
無線送信機431、無線受信機432、及び、アンテナ450の組は、RRHと表されてよい。また、RRHは、RE(Radio Equipment)と表されてもよい。
モニタ部460は、無線送信機431及び無線受信機432の組のそれぞれに対して、当該組を用いて形成されるセルに位置する無線端末61,62,…の数(換言すると、ユーザ数、又は、端末数)を検出する。ユーザ数の検出は、ユーザ数の監視と表されてもよい。
RRH制御部470は、網側装置20又は網側装置30から制御信号を受信し、受信した制御信号に基づいて、無線送受信部430において用いられる光信号の波長を制御する。また、RRH制御部470は、無線送受信部430において用いられる光信号の波長に関する情報を管理する。また、RRH制御部470は、モニタ部460により検出されたユーザ数に関する情報を管理する。RRH制御部470は、ユーザ数に関する情報を、網側装置20又は網側装置30へ送信する。
次に、制御装置10について説明を加える。
例えば、図5に表されるように、制御装置10は、通信部101と、網側装置制御部102と、負荷情報記憶部103と、リソース割当部104と、を備える。
上述したように、網側装置20は、通信部232を備える。また、網側装置30は、網側装置20と同様に、通信部332を備える。
通信部101は、通信部232及び通信部332のそれぞれとの間で制御信号を送受信する。
網側装置制御部102は、網側装置20及び網側装置30から受信された制御信号に基づいて負荷情報を生成し、生成した負荷情報を負荷情報記憶部103に記憶させる。負荷情報記憶部103は、RRHを識別するRRH識別情報と、RRHの位置と、RRHの負荷情報と、を関連付けて記憶する。RRH識別情報は、RRHIDと表されてもよい。本例では、負荷情報記憶部103は、RRHIDとRRHの位置とを関連付けて予め記憶する。
例えば、負荷情報記憶部103は、図6に表されるように、RRHIDと位置と平均トラフィック量を表す情報とを関連付けて記憶する。平均トラフィック量は、負荷の一例である。平均トラフィック量を表す情報は、負荷情報の一例である。本例では、平均トラフィック量は、トラフィック量を、0時から24時までの期間に亘って平均した値である。なお、平均トラフィック量は、トラフィック量を、複数の日に亘って平均した値であってもよい。
リソース割当部104は、網側装置20及び30と、端側装置40及び50と、の間の通信路を特定する情報を予め保持する。
本例では、リソース割当部104は、網側装置20と端側装置40との間の、光通信ケーブルC11を経由する第1の通信路を特定する情報を保持する。更に、リソース割当部104は、網側装置30と端側装置50との間の、光通信ケーブルC22を経由する第2の通信路を特定する情報を保持する。
更に、リソース割当部104は、網側装置20と端側装置40との間の、通信網NW、網側装置30、及び、光通信ケーブルC21を経由する第3の通信路を特定する情報を保持する。更に、リソース割当部104は、網側装置20と端側装置50との間の、光通信ケーブルC12を経由する第4の通信路を特定する情報を保持する。
本例では、第1及び第2の通信路は、現用の通信路として用いられる。従って、第1の通信路を用いた光通信には、2P(本例では、6)個の波長が予め割り当てられる。本例では、第1の通信路を用いた光通信に割り当てられた波長は、第1及び第2の波長群を構成する。更に、第2の通信路を用いた光通信にも、2P(本例では、6)個の波長が予め割り当てられる。本例では、第2の通信路を用いた光通信に割り当てられた波長は、第5及び第6の波長群を構成する。
本例では、第3及び第4の通信路は、予備の通信路として用いられる。
リソース割当部104は、網側装置制御部102に記憶されている負荷情報に基づいて、現用の通信路において障害が発生した場合に、予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHを選択する。
リソース割当部104は、選択したRRHのそれぞれに対して、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、現用の通信路を用いた光通信に割り当てられた波長と異なる、2つの波長を割り当てる。換言すると、現用の通信路を用いた光通信に割り当てられた波長は、BBUとRRHとの間の光通信に用いられている波長である。
なお、リソース割当部104の機能の説明は、後述する無線通信システム1の動作の説明によって補われる。
網側装置制御部102は、リソース割当部104により保持される、各通信路を特定する情報と、リソース割当部104により選択されたRRHと、リソース割当部104により割り当てられた波長と、に基づいて、制御信号を生成する。
本例では、生成される制御信号は、選択されたRRHのRRHIDと、選択されたRRHに対する予備の通信路を特定する情報と、選択されたRRHに対する予備の通信路を用いた光通信に割り当てられた波長を特定する情報と、を含む。
網側装置制御部102は、生成した制御信号を通信部101を経由して、網側装置20及び30のそれぞれへ送信する。
網側装置20及び30は、通信部232及び332によって制御装置10からの制御信号をそれぞれ受信する。網側装置20は、受信した制御信号に従って、ROADM部21、送受信部22−1、送受信部22−2、及び、切替器24を制御する。網側装置30は、受信した制御信号に従って、ROADM部31及び送受信部32−1を制御する。
網側装置20は、現用の通信路における障害の発生が検出された場合、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信に波長が割り当てられているか否かを判定する。
障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信に波長が割り当てられている場合、網側装置20は、切替器24の状態を第3の状態から第1の状態又は第2の状態に切り替える。一方、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信に波長が割り当てられていない場合、網側装置20は、切替器24の状態を第3の状態に維持する。
本例では、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路が第3の通信路である場合、網側装置20は、切替器24の状態を第2の状態に切り替える。また、本例では、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路が第4の通信路である場合、網側装置20は、切替器24の状態を第1の状態に切り替える。
これにより、現用の通信路における障害の発生が検出された場合、予備の通信路を用いた光通信が行なわれる。
(動作)
無線通信システム1の動作について説明する。
先ず、無線通信システム1は、現用の通信路を用いた光通信を行なうことにより動作する。これにより、制御装置10は、トラフィック量及びユーザ数に関する情報を含む制御信号を、網側装置20及び30のそれぞれから受信する。
そして、本例では、制御装置10は、所定の時間が経過した後、波長を割り当てる候補のRRHのそれぞれに対して、トラフィック量を当該時間に亘って平均した平均トラフィック量を表す情報を負荷情報として生成する。更に、制御装置10は、生成した負荷情報と、RRHIDと、RRHの位置と、を関連付けて記憶する。負荷情報の生成は、負荷の取得の一例である。
なお、制御装置10は、負荷として、平均トラフィック量に代えて、平均ユーザ数を用いてもよい。平均ユーザ数は、ユーザ数を上記時間に亘って平均した値である。また、制御装置10は、負荷として、平均トラフィック量に加えて、平均ユーザ数を用いてもよい。例えば、制御装置10は、負荷として、平均トラフィック量が大きくなるほど大きくなり、且つ、平均ユーザ数が大きくなるほど大きくなるパラメータを用いてよい。
その後、制御装置10は、例えば、図7に表される処理を実行する。以下、図7に表される処理について説明を加える。
制御装置10は、未使用波長数に基づいてグループ数を決定する(図7のステップS101)。未使用波長数は、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、現用の通信路を用いた光通信に割り当てられた波長(換言すると、BBUとRRHとの間の光通信に用いられている波長)と異なる波長(換言すると、未使用の波長)の数である。グループ数は、後述するように、RRHが分類されるグループの数である。
本例では、制御装置10は、未使用波長数を2により除した商をグループ数として決定する。なお、制御装置10は、未使用波長数を2により除した商よりも小さい値をグループ数として決定してもよい。
次いで、制御装置10は、負荷が大きいグループ数のRRHの位置をグループの基準位置としてそれぞれ選択する(図7のステップS102)。本例では、制御装置10は、負荷が大きい方から順にグループ数のRRHを抽出し、抽出したグループ数のRRHの位置を、グループ数のグループの基準位置としてそれぞれ選択する。グループの基準位置は、当該グループに関連付けられた位置の一例である。
次いで、制御装置10は、選択した基準位置のそれぞれから、所定の距離R内に位置するRRHを当該基準位置のグループに分類する(図7のステップS103)。そして、制御装置10は、波長を割り当てる候補のRRHのすべてが、いずれかのグループに分類されたか否かを判定する(図7のステップS104)。本例では、波長を割り当てる候補のRRHは、端側装置40及び50が備えるRRHである。
波長を割り当てる候補のRRHの少なくとも1つが、いずれのグループにも分類されていない場合、制御装置10は、「No」と判定し、上記距離Rに所定の変化量Lを加算する(図7のステップS105)。変化量Lは、正の値を有する。次いで、制御装置10は、図7のステップS103へ戻り、波長を割り当てる候補のRRHのすべてが、いずれかのグループに分類されるまで、ステップS103からステップS105までの処理を繰り返し実行する。
波長を割り当てる候補のRRHのすべてが、いずれかのグループに分類された場合、制御装置10は、図7のステップS104にて「Yes」と判定する。そして、制御装置10は、グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに分類されたRRHのうちの負荷が最大のRRHを、現用の通信路において障害が発生した場合に、予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHとして選択する。
更に、制御装置10は、選択したRRHのそれぞれに対して、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、未使用の2つの波長を割り当てる(図7のステップS106)。選択されたRRHに割り当てられる2つの波長は、RRH毎に異なる。
選択されたRRHへの波長の割り当ては、当該RRHとBBUとの間の現用の通信路において障害が発生した場合に行なわれる、当該RRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信への波長の割り当てと表されてよい。
そして、制御装置10は、図7に表される処理を終了する。
その後、制御装置10は、各通信路を特定する情報と、現用の通信路において障害が発生した場合に、予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHとして選択したRRHと、当該RRHに割り当てた波長と、に基づいて、制御信号を生成する。そして、制御装置10は、生成した制御信号を、網側装置20及び30のそれぞれへ送信する。
網側装置20及び30のそれぞれは、制御装置10から制御信号を受信する。網側装置20は、受信した制御信号に従って、ROADM部21、送受信部22−1、送受信部22−2、及び、切替器24を制御する。網側装置30は、受信した制御信号に従って、ROADM部31及び送受信部32−1を制御する。
その後、網側装置20及び網側装置30のそれぞれは、現用の通信路における障害の発生を監視する。網側装置20は、現用の通信路における障害の発生が検出された場合、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信に波長が割り当てられているか否かを判定する。
障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信に波長が割り当てられている場合、網側装置20は、切替器24の状態を第3の状態から第1の状態又は第2の状態に切り替える。
本例では、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路が第3の通信路である場合、網側装置20は、切替器24の状態を第2の状態に切り替える。また、本例では、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路が第4の通信路である場合、網側装置20は、切替器24の状態を第1の状態に切り替える。
これにより、現用の通信路における障害の発生が検出された場合、予備の通信路を用いた光通信が行なわれる。
一方、障害の発生が検出された現用の通信路を用いた光通信を行なっていたRRHとBBUとの間の予備の通信路を用いた光通信に波長が割り当てられていない場合、網側装置20は、切替器24の状態を第3の状態に維持する。この場合、予備の通信路を用いた光通信は行なわれない。
以上、説明したように、第1実施形態の光通信システムは、網側装置20を、通信網NWと、網側装置30と、光通信ケーブルC21と、を経由して端側装置40と接続することにより網側装置20と端側装置40との間で光通信を行なう。
これによれば、光通信ケーブルC21を経由した光通信にて伝送される信号を網側装置30が処理することなく、網側装置20が当該信号を処理することによって当該光通信を行なうことができる。従って、光通信ケーブルC21を経由した光通信にて伝送される信号を処理する機能部を網側装置30が備えなくてよいので、光通信にて伝送される信号を処理する機能部の数を低減できる。
また、例えば、光通信ケーブルC11を経由した、網側装置20と端側装置40との間の光通信に障害が発生した場合、網側装置20と端側装置40との間で、光通信ケーブルC11に代えて、光通信ケーブルC21を経由した光通信を行なうことができる。
更に、第1実施形態の光通信システムは、第1の状態と第2の状態との間で状態が切り替わる切替器24を備える。第1の状態は、網側装置20及び端側装置50を接続する光通信ケーブルC12を経由して、網側装置20を端側装置50と接続する状態である。第2の状態は、通信網NWと網側装置30と光通信ケーブルC21とを経由して、網側装置20を端側装置40と接続する状態である。
これによれば、例えば、光通信ケーブルC22を経由した、網側装置30と端側装置50との間の光通信に障害が発生した場合、網側装置20と端側装置50との間で光通信ケーブルC12を経由した光通信を行なうことができる。
更に、第1実施形態の光通信システムは、通信網NWと網側装置30と光通信ケーブルC21とを経由する、網側装置20と端側装置40との間の光通信に、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、未使用の波長を割り当てる。
これによれば、光通信ケーブルC21を経由した光通信に割り当てられる波長に対する、網側装置20、通信網NW、及び、網側装置30における通信路を、他の光通信が行なわれている状態において予め設定できる。従って、光通信ケーブルC11を経由した光通信から、光通信ケーブルC21を経由した光通信へ、通信路を迅速に切り替えることができる。
更に、第1実施形態の光通信システムにおいて、複数のRRHは、所定のグループ数のグループに分類される。加えて、光通信システムは、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、未使用の波長を、グループ数のグループに対して、各グループに分類されたRRHから選択されたRRHとBBUとの間の光通信にそれぞれ割り当てる。
これによれば、グループ毎に選択されたRRHとBBUとの間の、予備の通信路を用いた光通信に、通信網NWにおける光波長多重通信にて未使用の波長が割り当てられる。従って、複数のRRHを適切に分類することにより、光通信システムは、障害が発生した場合であっても、予備の通信路を用いることにより、無線による通信を行なう無線端末61,62,…とRRHを経由して適切に通信を行なうことができる。
更に、第1実施形態の光通信システムは、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、未使用の波長の数に応じてグループ数を決定する。
これによれば、グループ毎に少なくとも1つの波長を、RRHとBBUとの間の、予備の通信路を用いた光通信に割り当てることができる。
更に、第1実施形態の光通信システムは、グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに関連付けられた位置からの距離が所定の閾値以下であるRRHを当該グループに分類する。
これによれば、位置の範囲に応じてRRHを分類できる。これにより、障害が発生した場合に、光通信システムが予備の通信路を用いて無線端末61,62,…と通信を行なうことができる確率を高められる。
更に、第1実施形態の光通信システムにおいて、RRHの選択は、グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに分類されたRRHのそれぞれの負荷に基づいて行なわれる。
これによれば、RRHの負荷に基づいて、通信網NWにおける光波長多重通信にて未使用の波長が割り当てられるとともに予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHが選択される。これにより、例えば、負荷が相対的に大きいRRHとBBUとの間の、予備の通信路を用いた光通信に、通信網NWにおける光波長多重通信にて未使用の波長が割り当てられる。従って、障害が発生した場合に、光通信システムが予備の通信路を用いて無線端末61,62,…と通信を行なうことができる確率を高められる。
<第1実施形態の第1変形例>
次に、第1実施形態の第1変形例の無線通信システムについて説明する。第1実施形態の第1変形例の無線通信システムは、第1実施形態の無線通信システムに対して、各グループの負荷の重心を含むセルを形成するRRHを、予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHとして選択する点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第1実施形態の第1変形例の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
本例では、制御装置10は、図7に表される処理に代えて、図8に表される処理を実行する。図8に表される処理は、図7に表される処理のステップS106が、ステップS107及びステップS108に置換された処理である。
制御装置10は、図8のステップS104にて「Yes」と判定すると、グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループの負荷の重心(換言すると、負荷重心)を決定する(図8のステップS107)。本例では、負荷重心は、当該グループに分類されたRRHの負荷を重みとして用いて、当該グループに分類されたRRHの位置を加重平均することにより得られた位置である。
次いで、制御装置10は、グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに分類されたRRHのうちの、負荷重心を含むセルを形成するRRHを、現用の通信路において障害が発生した場合に予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHとして選択する。
更に、制御装置10は、選択したRRHのそれぞれに対して、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、未使用の2つの波長を割り当てる(図8のステップS108)。選択されたRRHに割り当てられる2つの波長は、RRH毎に異なる。
そして、制御装置10は、図8に表される処理を終了する。
従って、第1実施形態の第1変形例の光通信システムによれば、第1実施形態の光通信システムと同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、第1実施形態の第1変形例の光通信システムによれば、現用の通信路において障害が発生した場合に予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHを、負荷重心に基づいて適切に選択できる。従って、障害が発生した場合に、光通信システムが予備の通信路を用いて無線端末61,62,…と通信を行なうことができる確率を高められる。
<第1実施形態の第2変形例>
次に、第1実施形態の第2変形例の無線通信システムについて説明する。第1実施形態の第2変形例の無線通信システムは、第1実施形態の無線通信システムに対して、所定の周期が経過する毎に、予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHを選択し直す点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第1実施形態の第2変形例の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
本例では、制御装置10は、図7に表される処理に代えて、図9に表される処理を実行する。図9に表される処理は、図7に表される処理のステップS106の後に、ステップS109及びステップS110が追加された処理である。
本例では、制御装置10は、所定の更新周期(本例では、10分)が経過する毎に、波長を割り当てる候補のRRHのそれぞれに対して、トラフィック量を当該更新周期に亘って平均した平均トラフィック量を表す情報を負荷情報として生成する。更に、制御装置10は、例えば、図10に表されるように、生成した負荷情報と、RRHIDと、RRHの位置と、を関連付けて記憶する。
制御装置10は、図9のステップS106の処理を実行すると、上記更新周期が経過するまで待機する(図9のステップS109の「No」ルート)。そして、上記更新周期が経過すると、制御装置10は、「Yes」と判定する。次いで、制御装置10は、グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに分類されたRRHのうちの最新の負荷が最大のRRHを、現用の通信路において障害が発生した場合に、予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHとして選択する。
更に、制御装置10は、選択したRRHのそれぞれに対して、通信網NWにおける光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、未使用の2つの波長を割り当てる(図9のステップS110)。選択されたRRHに割り当てられる2つの波長は、RRH毎に異なる。
そして、制御装置10は、図9のステップS109へ戻り、ステップS109からステップS110までの処理を繰り返し実行する。
従って、第1実施形態の第2変形例の光通信システムによれば、第1実施形態の光通信システムと同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、第1実施形態の第2変形例の光通信システムによれば、現用の通信路において障害が発生した場合に予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHを、最新の負荷に基づいて適切に選択できる。従って、障害が発生した場合に、光通信システムが予備の通信路を用いて無線端末61,62,…と通信を行なうことができる確率を高められる。
なお、制御装置10は、負荷が最大のRRHを選択することに代えて、負荷重心を含むセルを形成するRRHを選択してもよい。
<第1実施形態の第3変形例>
次に、第1実施形態の第3変形例の無線通信システムについて説明する。第1実施形態の第3変形例の無線通信システムは、第1実施形態の無線通信システムに対して、時間帯毎の負荷に基づいてRRHを選択する点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第1実施形態の第3変形例の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
本例では、制御装置10は、複数の時間帯のそれぞれに対して、RRH毎に、トラフィック量を当該時間帯に亘って平均した平均トラフィック量を表す情報を負荷情報として生成する。本例では、複数の時間帯は、0時から6時までの時間帯と、6時から12時までの時間帯と、12時から18時までの時間帯と、18時から24時までの時間帯と、からなる。制御装置10は、例えば、図11に表されるように、複数の時間帯のそれぞれに対して生成した負荷情報と、RRHIDと、RRHの位置と、を関連付けて記憶する。
本例では、制御装置10は、現用の通信路において障害が発生した場合に予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHを、現時点を含む時間帯に対する負荷情報に基づいて選択する。
従って、第1実施形態の第3変形例の光通信システムによれば、第1実施形態の光通信システムと同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、第1実施形態の第3変形例の光通信システムによれば、現用の通信路において障害が発生した場合に予備の通信路を用いた光通信を行なうRRHを、時間帯毎の負荷に基づいて適切に選択できる。従って、障害が発生した場合に、光通信システムが予備の通信路を用いて無線端末61,62,…と通信を行なうことができる確率を高められる。
1 無線通信システム
10 制御装置
101 通信部
102 網側装置制御部
103 負荷情報記憶部
104 リソース割当部
C11,C12,C21,C22,C31,C32 光通信ケーブル
20 網側装置
21 ROADM部
211,214 光挿入部
212,213 光分岐部
215 光カプラ
22−1,22−2 送受信部
221 網内送受信部
221a 網内送信機
221b 網内受信機
222 網内通信制御部
223 イーサネットスイッチ部
224 モニタ部
225 スイッチ制御部
226 BB処理部
226a RxBBU
226b TxBBU
227 BBU制御部
228 端側送受信部
228a 端側受信機
228b 分波器
228c 光カプラ
228d 端側送信機
228e 合波器
229 端側通信制御部
230 光カプラ
231 障害検出部
232 通信部
24 切替器
30 網側装置
31 ROADM部
311 光挿入部
312 光分岐部
313 光カプラ
32−1 送受信部
332 通信部
40 端側装置
410 合波分波器
420 光カプラ
430 無線送受信部
431 無線送信機
432 無線受信機
450 アンテナ
460 モニタ部
470 RRH制御部
50 端側装置
61,62,… 無線端末
A1,A2 増幅器
NW 通信網

Claims (14)

  1. 光通信を行なう通信網に接続された第1及び第2の網側装置と、
    前記第1及び第2の網側装置と第1及び第2の通信ケーブルを経由して接続されることにより当該第1及び第2の網側装置とそれぞれ光通信を行なう第1及び第2の端側装置と、を備え、
    前記第1の網側装置を、前記通信網と、前記第2の網側装置と、当該第2の網側装置及び前記第1の端側装置を接続する第3の通信ケーブルと、を経由して当該第1の端側装置と接続することにより当該第1の網側装置と当該第1の端側装置との間で光通信を行なう、光通信システム。
  2. 請求項1に記載の光通信システムであって、
    前記第1の網側装置及び前記第2の端側装置を接続する第4の通信ケーブルを経由して、当該第1の網側装置を当該第2の端側装置と接続する第1の状態と、前記通信網と前記第2の網側装置と前記第3の通信ケーブルとを経由して、当該第1の網側装置を前記第1の端側装置と接続する第2の状態と、の間で状態が切り替わる切替器を備える、光通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光通信システムであって、
    前記通信網において行なわれる前記光通信は、光波長多重通信であり、
    前記通信網と前記第2の網側装置と前記第3の通信ケーブルとを経由する、前記第1の網側装置と前記第1の端側装置との間の前記光通信には、前記通信網における前記光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、網側装置と端側装置との間の光通信に用いられている波長と異なる波長が割り当てられる、光通信システム。
  4. 請求項3に記載の光通信システムであって、
    前記第1及び第2の網側装置を含む複数の網側装置と、前記第1及び第2の端側装置を含む複数の端側装置と、を備え、
    前記複数の網側装置は、複数のBBU(Baseband Unit)を含み、
    前記複数の端側装置は、複数のRRH(Remote Radio Head)を含み、
    前記複数のRRHは、所定のグループ数のグループに分類され、
    前記通信網における前記光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、BBUとRRHとの間の光通信に用いられている波長と異なる波長を、前記グループ数のグループに対して、各グループに分類されたRRHから選択されたRRHとBBUとの間の光通信にそれぞれ割り当てる、光通信システム。
  5. 請求項4に記載の光通信システムであって、
    前記通信網における前記光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、BBUとRRHとの間の光通信に用いられている波長と異なる波長の数に応じて、前記グループ数を決定する、光通信システム。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の光通信システムであって、
    前記グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに関連付けられた位置からの距離が所定の閾値以下であるRRHを当該グループに分類する、光通信システム。
  7. 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の光通信システムであって、
    前記RRHの前記選択は、前記グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに分類されたRRHのそれぞれの負荷に基づいて行なわれる、光通信システム。
  8. 光通信を行なう通信網に接続された第1及び第2の網側装置と、
    前記第1及び第2の網側装置と第1及び第2の通信ケーブルを経由して接続されることにより当該第1及び第2の網側装置とそれぞれ光通信を行なう第1及び第2の端側装置と、を備える光通信システムに適用され、
    前記第1の網側装置を、前記通信網と、前記第2の網側装置と、当該第2の網側装置及び前記第1の端側装置を接続する第3の通信ケーブルと、を経由して当該第1の端側装置と接続することにより当該第1の網側装置と当該第1の端側装置との間で光通信を行なう、光通信方法。
  9. 請求項8に記載の光通信方法であって、
    前記第1の網側装置及び前記第2の端側装置を接続する第4の通信ケーブルを経由して、当該第1の網側装置を当該第2の端側装置と接続する第1の状態と、前記通信網と前記第2の網側装置と前記第3の通信ケーブルとを経由して、当該第1の網側装置を前記第1の端側装置と接続する第2の状態と、の間で切替器の状態を切り替える、光通信方法。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の光通信方法であって、
    前記通信網において行なわれる前記光通信は、光波長多重通信であり、
    前記通信網と前記第2の網側装置と前記第3の通信ケーブルとを経由する、前記第1の網側装置と前記第1の端側装置との間の前記光通信は、前記通信網における前記光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、他の光通信に用いられる波長と異なる波長を用いて行なわれる、光通信方法。
  11. 請求項10に記載の光通信方法であって、
    前記光通信システムは、前記第1及び第2の網側装置を含む複数の網側装置と、前記第1及び第2の端側装置を含む複数の端側装置と、を備え、
    前記複数の網側装置は、複数のBBU(Baseband Unit)を含み、
    前記複数の端側装置は、複数のRRH(Remote Radio Head)を含み、
    前記複数のRRHは、所定のグループ数のグループに分類され、
    前記通信網における前記光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、BBUとRRHとの間の光通信に用いられている波長と異なる波長を、前記グループ数のグループに対して、各グループに分類されたRRHから選択されたRRHとBBUとの間の光通信にそれぞれ割り当てる、光通信方法。
  12. 請求項11に記載の光通信方法であって、
    前記通信網における前記光波長多重通信にて使用可能な波長のうちの、BBUとRRHとの間の光通信に用いられている波長と異なる波長の数に応じて、前記グループ数を決定する、光通信方法。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の光通信方法であって、
    前記グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに関連付けられた位置からの距離が所定の閾値以下であるRRHを当該グループに分類する、光通信方法。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の光通信方法であって、
    前記RRHの前記選択は、前記グループ数のグループのそれぞれに対して、当該グループに分類されたRRHのそれぞれの負荷に基づいて行なわれる、光通信方法。
JP2015089429A 2015-04-24 2015-04-24 光通信システム、及び、光通信方法 Pending JP2016208354A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015089429A JP2016208354A (ja) 2015-04-24 2015-04-24 光通信システム、及び、光通信方法
EP16160109.1A EP3086488A1 (en) 2015-04-24 2016-03-14 Optical communication system and optical communication method
US15/080,830 US9755733B2 (en) 2015-04-24 2016-03-25 Optical communication system and optical communication method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015089429A JP2016208354A (ja) 2015-04-24 2015-04-24 光通信システム、及び、光通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016208354A true JP2016208354A (ja) 2016-12-08

Family

ID=55527884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015089429A Pending JP2016208354A (ja) 2015-04-24 2015-04-24 光通信システム、及び、光通信方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9755733B2 (ja)
EP (1) EP3086488A1 (ja)
JP (1) JP2016208354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079643A (ko) * 2016-12-23 2019-07-05 차이나 모바일 커뮤니케이션 컴퍼니 리미티드 리서치 인스티튜트 프론트홀 전송 네트워크, 데이터 전송 방법 및 장치, 컴퓨터 저장 매체
JP2020028033A (ja) * 2018-08-13 2020-02-20 富士通株式会社 伝送装置、光終端装置、伝送システム、及び伝送方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112055271A (zh) * 2019-06-06 2020-12-08 中国移动通信有限公司研究院 一种无线接入网的控制方法、网络设备及系统
JP7151896B2 (ja) * 2019-06-17 2022-10-12 日本電信電話株式会社 伝送路設計装置、伝送網トポロジ設計方法、および伝送路設計プログラム
CN112437361A (zh) * 2020-11-27 2021-03-02 江苏欣诺成信息科技有限公司 一种光纤组网控制系统

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5884017A (en) * 1995-12-29 1999-03-16 Mci Communications Corporation Method and system for optical restoration tributary switching in a fiber network
US20060210274A1 (en) * 2001-02-06 2006-09-21 Eyal Lichtman Apparatus For and Method of MAC Based Transmission in WDM Optical Ring Networks
EP1453234A3 (en) * 2003-02-27 2006-05-17 ECI Telecom Ltd. An optical communication system and method
US8023825B2 (en) * 2006-04-04 2011-09-20 Cisco Technology, Inc. Optical switching architectures for nodes in WDM mesh and ring networks
US7706688B2 (en) * 2006-07-17 2010-04-27 University Of Ottawa Wavelength reconfigurable optical network
KR100833504B1 (ko) * 2006-12-05 2008-05-29 한국전자통신연구원 단일 스프리터를 이용한 pon 부분 이중 보호 스위칭장치 및 방법
CN101399614B (zh) * 2007-09-26 2012-10-03 华为技术有限公司 一种长距离无源光网络的保护方法、系统和设备
JP5233569B2 (ja) * 2008-10-15 2013-07-10 富士通株式会社 クロスコネクト方法及びクロスコネクト装置
CN102984604A (zh) * 2011-09-02 2013-03-20 中兴通讯股份有限公司 数据交互系统及方法
JP5980654B2 (ja) 2012-10-31 2016-08-31 日本電信電話株式会社 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079643A (ko) * 2016-12-23 2019-07-05 차이나 모바일 커뮤니케이션 컴퍼니 리미티드 리서치 인스티튜트 프론트홀 전송 네트워크, 데이터 전송 방법 및 장치, 컴퓨터 저장 매체
JP2020500484A (ja) * 2016-12-23 2020-01-09 中国移動通信有限公司研究院China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute フロントホール伝送ネットワーク、データ伝送方法及び装置、コンピュータ記憶媒体
US10972941B2 (en) 2016-12-23 2021-04-06 China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute Front-haul transport network, data transmission method, apparatus and computer storage medium
KR102296176B1 (ko) * 2016-12-23 2021-09-01 차이나 모바일 커뮤니케이션 컴퍼니 리미티드 리서치 인스티튜트 프론트홀 전송 네트워크, 데이터 전송 방법 및 장치, 컴퓨터 저장 매체
JP2020028033A (ja) * 2018-08-13 2020-02-20 富士通株式会社 伝送装置、光終端装置、伝送システム、及び伝送方法
JP7079912B2 (ja) 2018-08-13 2022-06-03 富士通株式会社 伝送装置、光終端装置、伝送システム、及び伝送方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9755733B2 (en) 2017-09-05
US20160315695A1 (en) 2016-10-27
EP3086488A1 (en) 2016-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101076961B (zh) 通信方法,尤其是用于移动无线电网络的通信方法
US9184842B2 (en) Apparatus for communicating a plurality of antenna signals at different optical wavelengths
US9755733B2 (en) Optical communication system and optical communication method
US9692514B2 (en) Network node and a method therein enabling a first unit to connect or to be connected ad-hoc to a second unit
US10110310B2 (en) Transmission system and transmission method
CN101938734A (zh) 切换控制方法、装置和通信系统
JP5894094B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム、olt部、及びonu部
CN105009483A (zh) 光网络系统和光通信方法
JP2014110574A (ja) 光無線アクセスシステム
WO2011129102A1 (ja) 通信システム、メインユニット、無線アクセスユニット及び通信方法
JP2017175532A (ja) 光通信システム、送信局及び光通信方法
US8897225B2 (en) Apparatus and method for controlling communication path between multiple digital units and multiple radio frequency units in wireless communication system
US10085077B2 (en) Optical switch for radio access network
JP6413484B2 (ja) 局側終端装置、光アクセスネットワーク及び通信方法
KR101472575B1 (ko) 셀 재구성에 따른 무선 망 제공 시스템 및 방법
JP2014160967A (ja) 無線アクセス網における冗長化システム及び方法
JP6052899B2 (ja) 光アクセスシステム
KR101502149B1 (ko) 데이터 전송 제어 시스템 및 방법
KR20180055082A (ko) 유무선 통합망에서 차세대 기지국 시스템 및 그 운용 방법
JP6752754B2 (ja) 無線ネットワークシステムおよび通信方法
US20190044617A1 (en) Transmission system and method of a frame transmission
JP6633489B2 (ja) 端局装置及び光中継伝送方法
KR20160078148A (ko) 통신 시스템, 무선 단말 및 통신 방법
KR101880737B1 (ko) 무선통신시스템에서 복수의 디지털 장치와 복수의 알에프 장치간 통신 경로 제어 장치 및 그 방법
CN103607740A (zh) 切换控制方法、装置和通信系统