JP2016207778A - はんだ付け装置及びはんだ付け方法 - Google Patents

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Munekazu Katagiri
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Abstract

【課題】はんだプリフォームを用いずに、はんだ量を制御する。【解決手段】既定の引出し量及び供給角度で糸はんだ21を供給する糸はんだ供給部2と、非接触で局所的な加熱を行う光ビームトーチ3と、光ビームトーチ3の加熱位置を移動させる移動部4と、糸はんだ供給部2及び移動部4を制御する制御部5とを備え、制御部5は、プリント基板100上の電極パッド1001とチップ部品101の電極1011との間に糸はんだ21を供給する供給制御部51と、光ビームトーチ3の加熱位置を糸はんだ21の切断位置に移動させて切断する切断制御部52と、光ビームトーチ3の加熱位置を電極パッド1001上に移動させて糸はんだ21を溶融する溶融制御部53とを有する。【選択図】図1

Description

この発明は、チップ部品が配置された基板上の電極パッドと当該チップ部品の電極とをはんだ付けするはんだ付け装置及びはんだ付け方法に関するものである。
従来から、小型のプリント基板において、LEDのように位置精度が求められるチップ部品又は熱に弱いチップ部品等は、後付けではんだ付けが行われることがある。この後付けのはんだ付けでは、プリント基板上の電極パッドとチップ部品側面の電極との間に糸はんだを供給し、はんだごてを用いて糸はんだの溶融を行っている。
特開2001−246460号公報
ここで、小型のプリント基板では、チップ部品も小型化し、実装密度が高くなっているため、はんだ付けにおけるはんだ量の管理は非常に重要になっている。しかしながら、はんだごてによるはんだ付けでは、はんだ付け後にはんだごてを離す際に、電極パッドに残るはんだと、はんだごてに残るはんだとで引っ張り合うため、電極パッドに残るはんだ量が安定しないという課題があった。また、はんだごてによるはんだ付けでは、溶けたはんだがはんだごて側に溜まりやすく、電極パッドに流れていかず、未はんだになるという課題もあった。
一方、はんだ材として予め整形したはんだプリフォームを使用し、光ビームを用いて非接触ではんだプリフォームを加熱する方法も知られている。なお、光ビームによる非接触の加熱としては、例えば特許文献1等に開示された技術が知られている。これにより、はんだ量の制御が可能となる。しかしながら、このはんだプリフォームは入手性が悪く、また、はんだ量を容易に変更することができないという課題があった。また、はんだプリフォームは小さく、柔らかく、細かいため、取扱いが困難である等の課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、はんだプリフォームを用いずに、はんだ量の制御が可能なはんだ付け装置及びはんだ付け方法を提供することを目的としている。
この発明に係るはんだ付け装置は、既定の引出し量及び供給角度で糸はんだを供給する糸はんだ供給部と、非接触で局所的な加熱を行う加熱部と、加熱部の加熱位置を移動させる移動部と、糸はんだ供給部及び移動部を制御する制御部とを備え、制御部は、チップ部品が配置された基板上の電極パッドと当該チップ部品の電極との間に、糸はんだ供給部により糸はんだを供給する供給制御部と、加熱部の加熱位置を糸はんだ供給部により供給された糸はんだの切断位置に移動させ、当該糸はんだを切断する切断制御部と、切断制御部による制御後、加熱部の加熱位置を電極パッド上に移動させ、当該電極パッド上の糸はんだを溶融する溶融制御部とを有するものである。
また、この発明に係るはんだ付け方法は、既定の引出し量及び供給角度で糸はんだを供給する糸はんだ供給部と、非接触で局所的な加熱を行う加熱部と、加熱部の加熱位置を移動させる移動部と、糸はんだ供給部及び移動部を制御する制御部とを備えたはんだ付け装置によるはんだ付け方法であって、制御部は、供給制御部が、チップ部品が配置された基板上の電極パッドと当該チップ部品の電極との間に、糸はんだ供給部により糸はんだを供給する供給制御ステップと、切断制御部が、加熱部の加熱位置を糸はんだ供給部により供給された糸はんだの切断位置に移動させ、当該糸はんだを切断する切断制御ステップと、溶融制御部が、切断制御部による制御後、加熱部の加熱位置を電極パッド上に移動させ、当該電極パッド上の糸はんだを溶融する加熱制御ステップとを有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、はんだプリフォームを用いずに、はんだ量の制御が可能となる。
この発明の実施の形態1に係るはんだ付け装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るはんだ付け装置の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るはんだ付け装置による糸はんだの供給と、糸はんだの切断を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るはんだ付け装置による電極パッド上の糸はんだの加熱を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るはんだ付け装置によるはんだ付け後の状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るはんだ付け装置の構成例を示す図である。
はんだ付け装置は、チップ部品101が配置されたプリント基板(基板)100上の電極パッド1001と当該チップ部品101の電極1011とをはんだ付けするものである。なお図では、プリント基板100上の右側の電極パッド1001とチップ部品101の右側の電極1011は既にはんだ付けされており、左側の電極パッド1001と電極1011とをはんだ付けする場合を示している。このはんだ付け装置は、図1に示すように、載置台1、糸はんだ供給部2、光ビームトーチ(加熱部)3、移動部4及び制御部5から構成されている。
載置台1は、所定位置にプリント基板100(基板)が載置されるものである。このプリント基板100上には、後付けのはんだ付けが行われるチップ部品101が配置される。
糸はんだ供給部2は、既定の引出し量及び供給角度で糸はんだ21を供給するものである。
光ビームトーチ3は、光ビームを出力して、非接触で局所的な加熱を行うものである。この光ビームトーチ3では、光ビームの焦点位置で加熱を行う。
移動部4は、光ビームトーチ3の加熱位置を移動させるものである。この移動部4は、例えば、光ビームトーチ3を高さ方向に移動可能なアクチュエータから構成される。
制御部5は、糸はんだ供給部2及び移動部4を制御するものである。この制御部5は、供給制御部51、切断制御部52及び溶融制御部53を有している。なお、制御部5は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
供給制御部51は、チップ部品101が配置されたプリント基板100上の電極パッド1001と当該チップ部品101の電極1011との間に、糸はんだ供給部2により糸はんだ21を供給するものである。
切断制御部52は、移動部4を制御して、光ビームトーチ3の加熱位置を糸はんだ供給部2により供給された糸はんだ21の切断位置に移動させ、当該糸はんだ21を切断するものである。
溶融制御部53は、切断制御部52による制御後、移動部4を制御して、光ビームトーチ3の加熱位置を電極パッド1001上の位置に移動させ、当該電極パッド1001上の糸はんだ21を溶融するものである。
次に、上記のように構成されたはんだ付け装置の動作例について説明する。なお図3,4では、制御部5の図示を省略している。また、載置台1にはプリント基板100が載置され、そのプリント基板100上には後付けのはんだ付け対象であるチップ部品101が配置される。
はんだ付け装置の動作例では、図2に示すように、まず、供給制御部51は、プリント基板100上の電極パッド1001とチップ部品101の電極1011との間に、糸はんだ供給部2により糸はんだ21を供給する(ステップST1、供給制御ステップ)。この際、図3に示すように、糸はんだ供給部2は、既定の引出し量及び供給角度で、斜め上から糸はんだ21を供給する。
次いで、切断制御部52は、移動部4を制御して、光ビームトーチ3の加熱位置を糸はんだ供給部2により供給された糸はんだ21の切断位置に移動させ、当該糸はんだ21を切断する(ステップST2、切断制御ステップ)。ここで、図3に示す破線の最も絞られた部分が光ビームトーチ3の加熱位置である。この光ビームトーチ3の加熱位置を、糸はんだ21の切断位置(図3の符号A)に合わせることで、この切断位置で糸はんだ21を加熱して切断することができる。そして、切断された糸はんだ21は電極パッド1001上に落ちる。このように、糸はんだ供給部2による糸はんだ21の引出し量及び供給角度を予め設定し、光ビームトーチ3の光ビームの焦点位置を一定とすることで、容易にはんだ量の制御が可能となる。
次いで、溶融制御部53は、図4に示すように、移動部4を制御して、光ビームトーチ3の加熱位置を電極パッド1001上の位置に移動させ、当該電極パッド1001上の糸はんだ21を溶融する(ステップST3、加熱制御ステップ)。これにより、電極パッド1001と電極1011とのはんだ付けを行うことができる。この際、非接触の加熱によりはんだ付けを行うことで、はんだごてを用いた場合のようなはんだ量のばらつき及び未はんだの発生を防止することができ、安定したはんだ付けを行うことができる。
その後、移動部4を介して光ビームトーチ3を元の位置に戻す(ステップST4)。以上の工程により、プリント基板100上の電極パッド1001とチップ部品101の電極パッド1001とのはんだ付けが完了する(図5参照)。
なお、糸はんだ21の切断位置を変更することで、容易にはんだ量を変更することが可能となる。
以上のように、この実施の形態1によれば、プリント基板100上の電極パッド1001とチップ部品101の電極1011との間に、糸はんだ供給部2により糸はんだ21を既定の引出し量及び供給角度で供給し、光ビームトーチ3の加熱位置を糸はんだ供給部2により供給された糸はんだ21の切断位置に移動させて糸はんだ21を切断し、その後、光ビームトーチ3の加熱位置を電極パッド1001上の位置に移動させて電極パッド1001上の糸はんだ21を溶融するように構成したので、はんだプリフォームを用いずに、はんだ量の制御が可能となる。
また、1台の光ビームトーチ3を用いて、糸はんだ21の切断と、切断した糸はんだ21の溶融による電極パッド1001と電極1011とのはんだ付けを行うことができるため、両工程を別々の機構で行う必要がなく、装置を簡素化することができる。
なお上記では、加熱部として、局所的な光ビームを出力する光ビームトーチ3を用いた場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、加熱部は局所的に加熱可能な構成であればよく、例えば局所的な熱風又はレーザ等を出力する構成を用いてもよく、同様の効果を得ることができる。
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 載置台
2 糸はんだ供給部
3 光ビームトーチ(加熱部)
4 移動部
5 制御部
21 糸はんだ
51 供給制御部
52 切断制御部
53 溶融制御部
100 プリント基板(基板)
101 チップ部品
1001 電極パッド
1011 電極

Claims (3)

  1. 既定の引出し量及び供給角度で糸はんだを供給する糸はんだ供給部と、
    非接触で局所的な加熱を行う加熱部と、
    前記加熱部の加熱位置を移動させる移動部と、
    前記糸はんだ供給部及び前記移動部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    チップ部品が配置された基板上の電極パッドと当該チップ部品の電極との間に、前記糸はんだ供給部により糸はんだを供給する供給制御部と、
    前記加熱部の加熱位置を前記糸はんだ供給部により供給された糸はんだの切断位置に移動させ、当該糸はんだを切断する切断制御部と、
    前記切断制御部による制御後、前記加熱部の加熱位置を前記電極パッド上に移動させ、当該電極パッド上の糸はんだを溶融する溶融制御部とを有する
    ことを特徴とするはんだ付け装置。
  2. 前記加熱部は、光ビームを出力する光ビームトーチである
    ことを特徴とする請求項1記載のはんだ付け装置。
  3. 既定の引出し量及び供給角度で糸はんだを供給する糸はんだ供給部と、
    非接触で局所的な加熱を行う加熱部と、
    前記加熱部の加熱位置を移動させる移動部と、
    前記糸はんだ供給部及び前記移動部を制御する制御部とを備えたはんだ付け装置によるはんだ付け方法であって、
    前記制御部は、
    供給制御部が、チップ部品が配置された基板上の電極パッドと当該チップ部品の電極との間に、前記糸はんだ供給部により糸はんだを供給する供給制御ステップと、
    切断制御部が、前記加熱部の加熱位置を前記糸はんだ供給部により供給された糸はんだの切断位置に移動させ、当該糸はんだを切断する切断制御ステップと、
    溶融制御部が、前記切断制御部による制御後、前記加熱部の加熱位置を前記電極パッド上に移動させ、当該電極パッド上の糸はんだを溶融する加熱制御ステップとを有する
    ことを特徴とするはんだ付け方法。
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CN106975817A (zh) * 2017-05-03 2017-07-25 慈溪智江机械科技有限公司 一种电路板焊锡机

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