JP2016207744A - 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 - Google Patents

基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】酸性薬液で基板を液処理する場合であっても、基板の表面へのパーティクルの付着を防止する。
【解決手段】基板液処理方法は、シリコンウエハ等の基板(W)に酸性薬液を供給することと、基板の表面に酸性薬液(例えば酸性薬液自体、あるいはリンス液と混合された酸性薬液)が存在するときに、この酸性薬液を含む液に陰イオンを例えば陰イオン含有ガスの形態で供給することと、を備える。陰イオンにより液のpHが上昇し、パーティクルのゼータ電位が低下し、パーティクルが基板に付着し難くなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板液処理装置で用いられる処理液中に含まれうるパーティクルのゼータ電位を制御することにより基板へのパーティクルの付着を抑制する技術に関する。
半導体装置の製造工程には、半導体ウエハ等の基板に薬液等の処理液を供給してエッチングもしくは洗浄を行う液処理工程が含まれる。液処理時には、基板に供給される処理液中に不可避的に含まれうるパーティクルが基板に付着すること、あるいは基板から一旦離脱して処理液中を漂うパーティクルが基板に再付着することを可能な限り防止することが望まれる。処理液のpHに依存して変化する基板表面およびパーティクル表面のゼータ電位の関係が、基板表面へのパーティクルの付着傾向に大きな影響を及ぼす。例えば、パーティクル除去を主目的として用いられるSC−1洗浄液のpHは約10.5であり、このとき、シリコンウエハ(基板)の表面電位は負である。シリコンウエハとパーティクルとの間に静電反発力が作用し、パーティクルのシリコンウエハ表面への付着が防止される。
一般的には、シリコンウエハ表面のゼータ電位は絶対値は変動するものの液のpHに関わらず負である。一方、パーティクルとして問題となる多くの物質は、低pHでのゼータ電位は正であり、高pHでのゼータ電位が負であって、pHの増大に伴いゼータ電位は概ね単調減少する傾向にある。従って、低pHすなわち酸性の薬液でシリコンウエハを処理する場合、シリコンウエハとパーティクルとの間には静電吸引力が作用し、シリコンウエハ表面にパーティクルが付着しやすい傾向となる。
シリコンウエハ表面へのパーティクル付着を抑制するため、酸性薬液供給時あるいは供給後に、酸性薬液よりもpHが高い液、例えば純水あるいはアルカリ性薬液を供給することによりゼータ電位を制御することが知られている(例えば特許文献1、2などを参照)。しかし、純水を供給した場合、純水供給後しばらくの間は、残留する酸性薬液の影響によりシリコンウエハ上の液は酸性であり、パーティクル付着抑制効果は十分ではない。一方、アルカリ性薬液を供給した場合は、酸性薬液中に含まれる処理に有益な陰イオンの作用を損なうことがあり、また、有害な反応生成物が生じるおそれがある。
特開2013−123001号公報 特開2015−041753号公報
本発明は、酸性薬液で基板を液処理する場合であっても、基板の表面へのパーティクルの付着を防止することができる技術を提供するものである。
本発明の一実施形態によれば、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部により保持された前記基板に少なくとも酸性薬液を供給する処理液供給部と、前記基板が前記酸性薬液を含む液に触れているときに、前記酸性薬液を含む前記液に陰イオンを供給する陰イオン供給部と、を備え、前記陰イオン供給部は、陰イオン生成部と、前記陰イオン生成部により生成された陰イオン中に含まれうる陽イオンを除去する陽イオン除去部と、を有している、基板液処理装置が提供される。
本発明の他の実施形態によれば、基板に酸性薬液を供給することと、前記基板が前記酸性薬液を含む液に触れているときに、前記酸性薬液を含む前記液に陰イオンを供給することと、を備えた基板液処理方法が提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、基板液処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板液処理装置を制御して上記基板液処理方法を実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。
上記本発明の実施形態によれば、酸性薬液を含む液に陰イオンを供給することにより、処理効果を損なうことなく、基板表面へのパーティクルの付着を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。 図1に示す処理ユニットの概略構成を示す図である。 図2に示す処理流体供給部および処理流体供給源の概略構成を示す図である。 ゼータ電位のpH値依存性を示すグラフである。 変形実施形態に係る陰イオン含有ガス供給源の概略構成を示す図である。 変形実施形態に係るガスノズルを示す図である。 ノズルから吐出される前の酸性薬液に陰イオン含有ガスを溶解する変形実施形態について説明する概略図である。 二流体ノズルを用いて酸性薬液に陰イオン含有ガスを溶解する変形実施形態について説明する概略図である。 バッチ式の処理ユニットを用いた実施形態を示す概略図である。
以下に添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウエハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の概略構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
次に、図3を参照して処理流体供給部40および処理流体供給源70の具体的構成について説明する。
処理流体供給部40は、ウエハWに向けて薬液(この例ではDHF(希フッ酸))を吐出する薬液ノズル41と、ウエハWに向けてリンス液(この例ではDIW(純水))を吐出するリンス液ノズル42と、ウエハWに向けて乾燥補助用の溶剤(この例ではIPA(イソプロピルアルコール))を吐出する溶剤ノズル43と、ウエハWに向けて陰イオン含有ガスを吐出するガスノズル45とを含む。
処理流体供給源70は、流量調整機器71b(開閉弁、流量調整弁等)が介設された薬液ライン71aを介して薬液ノズル41に薬液を供給する薬液供給源71と、流量調整機器72bが介設されたリンス液ライン72aを介してリンス液ノズル42にリンス液を供給するリンス液供給源72と、流量調整機器73bが介設された溶剤ライン73aを介して溶剤ノズル43に溶剤を供給する溶剤供給源73と、流量調整機器75bが介設されたガスライン75aを介してガスノズル45に陰イオン含有ガスを供給するガス供給源75を含む。各供給源71〜73は、例えば、対応する処理流体(処理液)を貯留するタンク(図示せず)から構成することができ、このようなタンクからは例えばポンプ(図示せず)により処理液を送り出すことができる。
単一のノズルに薬液ノズル41およびリンス液ノズル42の両方の役割を持たせてもよい。この場合、例えば、薬液ライン71aにリンス液ライン72aを合流させて、流量調整機器71b,72b(特に開閉弁)の切り替えを行うことにより前記単一のノズルに供給される処理液を切り替えることができる。
陰イオン含有ガス供給源75は、陰イオン含有ガスライン75aの少なくとも上流端部を成すダクト751と、ダクト751に上流側から順に設けられたファン752、ULPAフィルタ等のフィルタ753と、コロナ放電発生部754、陽イオン除去部758とを有している。
ファン752を動作させることにより原料ガスとして例えばクリーンルーム内の空気がダクト751内に引き込まれ、下流側に向かってダクト751(ガスライン75a)内を流れてゆく。空気はフィルタ753を通過し、そこで空気中に含まれるパーティクルが除去される。次いで、空気はコロナ放電発生部754を通過する。コロナ放電発生部754は、電源756に接続された放電電極755を有する。コロナ放電が生じている領域を空気が通過すると、空気中に含まれるガスがイオン化される。具体的には例えば空気中に含まれる水蒸気、二酸化炭素ガス等に由来するHイオン、OHイオン、CO イオン等が生成される。生成されたこれらのイオンは空気とともに下流側に流れる。
陽イオン除去部758は、空気流路を囲むとともに空気流路内に露出する表面が負に帯電した部材により構成されている。陽イオン除去部758により空気中の陽イオン特にHイオンが引き寄せられ空気中から除去される。陽イオン除去部758を通過した後にガスノズル45に送られる空気中に含まれるイオンのほとんどはOHイオン、CO イオン等の陰イオンであり、陽イオンは殆ど含まれない。陽イオン除去部758を構成する部材の表面を負に帯電させるには、例えば、表面と反対側の面(裏面)に沿ってガス若しくは液体を流せばよい。そうすることにより、流体摩擦により裏面が正に帯電し、表面が負に帯電する。具体的には、例えば、筒状のイオンの通路の周縁部(図3でマイナスの記号が記入されている部分)に螺旋状に管を配置し、この管の内部にガス若しくは液体を流せばよい。これに代えて、負電極のみ持つイオナイザーで強制的に負電荷をチャージさせることによっても、陽イオン除去部758を構成する部材の表面を負に帯電させることができる。
次に、処理ユニット16の動作について説明する。
<薬液洗浄工程>
基板保持機構30がウエハWを水平に保持し、ウエハWを鉛直軸線周りに回転させる。薬液ノズル41が、回転するウエハWの中心部に薬液ここではDHFを供給する。DHFは遠心力により広がり、ウエハWの表面の全域がウエハ外方に向けてウエハW表面上を流れるDHFの液膜に覆われた状態となる。DHFにより、ウエハWの表面に付着していたシリコン酸化物等が除去される。
薬液ノズル41から吐出されるDHFのpHは例えば3〜4程度である。薬液ノズル41からのDHFの吐出と同時(同時に限らず、例えばDHF吐出開始のやや後であってもよい)に、ガスノズル45から陰イオン含有ガスがウエハWに向け吹き付けられる。ガスノズル45は、例えば図3に概略的に示されるように、薬液ノズル41から吐出される薬液のウエハWへの着液地点であるウエハW中心部と概ね同じ位置に向けて陰イオン含有ガスを吹き付ける。
吹き付けられた陰イオン含有ガスに含まれるOHイオン、CO イオン等の陰イオンは、DHF中に溶け込む。DHF中に含まれるHイオンは、これらの陰イオンと結合し、これにより、DHF中のHイオン濃度が低下し、DHFのpHが高くなる。これにより、ウエハWとパーティクルとのゼータ電位の関係が変化し、ウエハW上にあるDHF中に含まれるパーティクルがウエハWに付着し難くなる(この作用の詳細については後述する)。
<リンス工程>
その後、ウエハWを引き続き回転させ、かつ、ガスノズル45からの陰イオン含有ガスの吐出を継続させた状態で、薬液ノズル41からのDHFの吐出を停止する。これとほぼ同時に、リンス液ノズル42からウエハWの中心部にリンス液ここではDIWを供給する。DIWは遠心力により広がり、ウエハWの表面の全域がウエハ外方に向けてウエハW表面上を流れるDIWの液膜に覆われた状態となる。DIWにより、ウエハWの表面に残留していたDHFおよび反応生成物が除去される。
<溶剤置換工程>
その後、ウエハWを引き続き回転させた状態で、リンス液ノズル42からのDIWの吐出を停止する。これとほぼ同時に、溶剤ノズル43からウエハWの中心部に乾燥補助溶剤ここではIPAを供給する。これにより、ウエハWの表面に残留していたDIWがIPAで置換される。IPAはDIWより揮発性が高いため乾燥しやすく、DIWより表面張力が低いためパターン倒壊を生じさせ難い。
<振り切り乾燥工程>
その後、ウエハWを引き続き回転させた状態で(好ましくは回線数を増大させ)、溶剤ノズル43からのDIWの吐出を停止する。これによりウエハWが乾燥する。以上により、ウエハWへの一連の処理が終了する。
次に、陰イオン含有ガスを吹き付けることによる効果について説明する。
図4のゼータ電位のpH値依存性を示すグラフ(特開平8−195369より引用)に示すように、シリコンウエハ(ウエハW)のゼータ電位は、その周囲に存在する液のpHに関わらず負(マイナス)である。一方、周囲の液のpHの上昇に伴いPSL粒子(試験用のパーティクル標準粒子であるポリスチレンラテックス粒子)のゼータ電位は単調減少する傾向にある。PSL粒子の等電点は図4に示すように約pH5.7であり、酸性薬液(DHF)のpHが5.7を超えると、PSL粒子のゼータ電位は負に転じる。つまり、陰イオン含有ガスに含まれるOHイオン、CO イオン等の陰イオンを酸性薬液中に溶け込ますことによって酸性薬液のpHを約5.7以上に上昇させると、ウエハWとPSL粒子との間には静電反発力が働くようになる。このことは酸性薬液中にあるPSL粒子、およびPSL粒子と同様のゼータ電位pH依存性を呈するパーティクル(配管および配管機器由来のフッ素樹脂系パーティクルなど)が、約pH5.7以上でウエハWに付着し難くなることを意味する。
なお、酸性薬液のpHが約5.7未満の場合には、pHが約5.7に近づくに従ってPSL粒子のゼータ電位はゼロに近づいてゆく一方、ウエハWの負のゼータ電位の絶対値はゆるやかに増大してゆくだけである。このため、ウエハWとPSL粒子との間に静電吸引力は、酸性薬液のpHが約5.7に近づくに従って小さくなり、PSL粒子のウエハWへの付着傾向は減少する。このため、酸性薬液のpHが約5.7未満の範囲でもpHを増大させることには意味あると言える。
上記の説明はシリコンウエハとPSL粒子との関係で行ったが、半導体装置の製造に関連して生じうるSi,SiOなどからなるパーティクルのゼータ電位も、図4のグラフに示したように、PSL粒子と類似したpH依存性を有する。このため、上記実施形態に係るpH調整を行うことにより、Si,SiO等(これらには限定されない)のパーティクルの付着防止に関しても同様の効果が期待できる。
本実施形態では、陰イオンだけを供給しているため、酸性の薬液(ここではDHF)がもともと持っている洗浄作用を損なわずに、薬液のpHのみを変位させることができる。例えば、DHFではHF イオンが塩酸ではClイオンが薬液の洗浄作用(あるいはエッチング作用)に寄与し、陽イオンであるHイオンは洗浄作用(あるいはエッチング作用)に寄与していない。従って、OHイオン、CO イオン等の陰イオンが添加されることにより液中のHイオンが減少したとしても、薬液の洗浄作用(あるいはエッチング作用)が低下することはない。つまり、本実施形態によれば、酸性の薬液中にもともと含まれている薬液の洗浄作用(あるいはエッチング作用)に寄与する陰イオンを減少させることなく、ウエハWとパーティクルとの間のゼータ電位の関係だけを変化させることができる。
アルカリ薬液を添加することによっても、酸性薬液のpHを高くすることができ、これによってもウエハWとパーティクルとの間のゼータ電位の関係を変化させることができる。しかしながら、アルカリ薬液として例えばアンモニア水を添加したとすると、アンモニア水中に含まれる陽イオンNH4が上述した洗浄作用(あるいはエッチング作用)に寄与する陰イオンと結合してしまう。すると、液中の陰イオンの濃度が低下し、洗浄作用(あるいはエッチング作用)が低下してしまう。また、酸性薬液とアルカリ薬液との反応により反応生成物が生じウエハWに付着する可能性もある。本実施形態では、このような問題は生じない。
なお、リンス工程の初期においては、供給されたDIWとウエハ表面に残存しているDHFとが混合されるため、ウエハWの表面上にある液は(pHはDHFの3〜4程度よりは高くなるものの)酸性である。従って、リンス工程において、付着を防止したいパーティクルの等電点(PSL粒子の場合約pH5.7)よりも低いpHの液がウエハWの表面に存在するときに、陰イオン含有ガスをウエハWの表面に供給することはパーティクル付着防止の観点から有効である。リンス工程が進行して、ウエハ表面にある液のpHが付着を防止したいパーティクルの等電点よりも高くなった後は、陰イオン含有ガスの供給を停止してもよい。なお、リンス処理条件次第では、DIWをウエハWに供給するときに、DIWが空気中の二酸化炭素ガス(CO)を吸収して酸性となる可能性もある。この場合には、リンス処理工程中の間ずっと、陰イオン含有ガスを供給してもよい。
陰イオン含有ガス供給源75は、図5に示すように構成することもできる。図5に示す変形実施形態に係る陰イオン含有ガス供給源75’は蒸気発生器759を有し、この蒸気発生器759がDIWを加熱することにより生成された水蒸気(HO(g))が、陰イオン含有ガスの原料ガスとしてダクト751に供給される。ダクト751の上流端には、不活性ガス例えばArガス(Nガスでもよい)からなるキャリアガスが、キャリアガス供給源760から供給され、蒸気発生器759から供給された水蒸気がキャリアガスに乗って下流側に流れる。コロナ放電発生部754が発生したコロナ放電により、水蒸気からHイオンと、OHイオンが生成される。Hイオンは、陽イオン除去部758により除去されるので、陽イオン除去部758より下流側にはイオンとしてはOHイオンだけが流れる。
図5に示す変形実施形態によれば、コロナ放電発生部754に供給されるガスは原料ガスとしての水蒸気とキャリアガスとしての不活性ガス(Arガス)であるため、生じるイオンは実質的にHイオンとOHイオンのみとなる。そして、陽イオン除去部758を通過した後のガスに含まれるイオンは実質的にOHイオンのみとなる。実質的にOHイオンを添加することにより、酸性薬液中の洗浄作用(あるいはエッチング作用)に寄与する陰イオン(HF イオン、Clイオン等)に悪影響を及ぼすことなく、酸性薬液のpHを上昇させることができる。図3の実施形態のように、空気を原料ガスとした場合には、空気中の成分ガス(例えば二酸化炭素)由来の陰イオン(CO イオン)が、酸性薬液の洗浄作用に(あるいはエッチング作用)悪影響を及ぼすこともありうる(影響の度合いは酸性薬液の種類および処理条件等に依存するものと考えられる)。これに対して、イオンの原料を水蒸気に限定することにより、そのような可能性は排除される。
ガスノズル45を、図6に示すような形態としてもよい。図6に示すガスノズル45’は、ウエハWの半径と概ね同じ長さのスリット状のガス吐出口を有する。このガスノズル45’を使用するときには、スリット状のガス吐出口の一端がウエハWの中心部の真上に位置し、ガス吐出口の一端がウエハWの周縁部の真上に位置するように、かつ、ガス吐出口の長手方向が平面視でウエハWの半径方向とほぼ一致するように、ガスノズル45’を配置する。これにより、回転するウエハWの表面全域にOH等の陰イオン含有ガスを吹き付けることができる。なお、イオンは空気中を飛行している間に徐々に消失してゆくため、ガスノズル45’の吐出口は、ウエハWにできるだけ近接させることが好ましい。ノズル45’に、スリット状のガス吐出口の代わりに、半径方向に並んだ複数のガス吐出口を設けてもよい。
ガスノズル45から陰イオン含有ガスをウエハW表面上の酸性薬液に吹き付けることに代えて、陰イオン含有ガスをウエハWに供給する前の酸性薬液に溶け込ませてもよい。この場合、図7に概略的に示すように、薬液供給ライン71aにガス溶解モジュール77を設けて、陰イオン含有ガス供給源75から供給された陰イオン含有ガスを酸性薬液に溶け込ませる。ガス溶解モジュール77としては、例えば、当該技術分野において帯電防止用の炭酸水(CO溶解水)を用いるために用いられている、中空糸膜モジュールを利用したものを用いることができる。図示は省略するが、リンス液ライン72aにも同様にガス溶解モジュール77を設け、リンス工程の少なくとも初期に陰イオンを含有するリンス液をウエハWに供給してもよい。
図8に概略的に示すように、薬液ノズル41を二流体ノズル41’として構成して、この二流体ノズル41’から薬液(DHF)を吐出するときに薬液流に陰イオン含有ガス流Gを合流させ、薬液をミスト状に噴射してもよい。この場合、陰イオン含有ガスは薬液への合流時およびその直後に薬液中に溶け込む。図示は省略するが、リンス液ノズル42も同様に二流体ノズルとして構成し、この二流体ノズル41’からリンス液を吐出するときにリンス液流に陰イオン含有ガス流を合流させ、リンス液をミスト状に噴射してもよい。
処理ユニット16は枚葉式の処理ユニットに限定されず、バッチ式の処理ユニットであってもよい。図9に概略的に示すように、バッチ式の処理ユニット16’は、処理液を貯留する処理液槽24を有する。処理液槽24には、基板保持機構30’の保持部であるウエハボート30’により複数のウエハWが直立姿勢で水平方向(図8の紙面垂直方法)に間隔を空けて保持される。処理液槽24底部に設けられたノズル41”から、薬液およびリンス液のいずれか一方が液で満たされた処理液槽24内に吐出される。ノズル41”から処理液槽24内に吐出される処理液にガス溶解モジュール77で予め陰イオン含有ガスを溶解させておくことができる。これにより、前述した各実施形態と同様に、酸性の液中に存在するパーティクルがウエハWに付着し難くすることができる。
上記基板処理システム1により処理される被処理基板は、シリコンウエハWに限らず、先に説明したゼータ電位の関係に基づき陰イオン添加によりパーティクル付着の抑制が可能である限りにおいて任意であり、例えばシリコンウエハWの表面にレジスト膜、メタル膜、酸化膜などが成膜されたウエハであってもよい。
W 基板(シリコンウエハ)
30 基板保持部(基板保持機構)
40 処理液供給部
41 薬液ノズル
41’ 二流体ノズル
42 リンス液ノズル
45 ガスノズル
71a 薬液供給ライン
72a リンス液供給ライン
75 陰イオン供給部(陰イオン含有ガス供給源)
752 原料ガスの流れを形成する手段(ファン)
755 放電電極
758 負帯電部材(陽イオン除去部)
77 ガス溶解モジュール

Claims (23)

  1. 基板を酸性薬液にて液処理する処理部と、
    前記基板の表面に前記酸性薬液が存在するときに、前記処理部の基板に陰イオンを供給する陰イオン供給部と、
    を備えた基板液処理装置。
  2. 前記処理液供給部は、前記基板保持部により保持された前記基板に向けて前記酸性薬液を吐出する薬液ノズルと、前記薬液ノズルに前記酸性薬液を供給する薬液供給ラインと、を有し、
    前記陰イオン供給部は、前記酸性薬液に前記陰イオンを供給する、請求項1記載の基板液処理装置。
  3. 前記陰イオン供給部は、陰イオン含有ガスを前記酸性薬液に供給する、請求項2記載の基板液処理装置。
  4. 前記陰イオン供給部は、前記基板の表面に向けて陰イオン含有ガスを吐出するガスノズルを含み、前記ガスノズルは、前記薬液ノズルから前記基板上に供給された後の前記酸性薬液に対して前記陰イオン含有ガスを吹き付ける、請求項3記載の基板液処理装置。
  5. 前記薬液ノズルは二流体ノズルとして形成され、前記二流体ノズルに前記陰イオン供給部から前記陰イオン含有ガスが供給され、前記陰イオン含有ガスとの合流により前記酸性薬液がミスト化される、請求項3記載の基板液処理装置。
  6. 前記薬液供給ラインにガス溶解モジュールが設けられ、前記陰イオン供給部は前記ガス溶解モジュールに前記陰イオン含有ガスを供給し、前記ガス溶解モジュールにて陰イオンが溶解された前記酸性薬液が、前記処理液ノズルから前記基板に向けて吐出される、請求項3記載の基板液処理装置。
  7. 前記処理液供給部は、前記基板に供給された前記酸性薬液を前記基板から除去するためのリンス液を供給するためのリンス液ノズルを有し、
    前記陰イオン供給部は、前記リンス液が前記基板に供給された後、前記リンス液の前記基板への供給前に前記基板に供給された前記酸性薬液と前記リンス液とが混合された液が前記基板に触れているときに、陰イオン含有ガスを前記リンス液に供給する、請求項1記載の基板液処理装置。
  8. 前記陰イオン供給部は、前記基板の表面に向けて陰イオン含有ガスを吐出するガスノズルを含み、前記ガスノズルは、前記リンス液ノズルから前記基板上に供給された後の前記リンス液に対して前記陰イオン含有ガスを吹き付ける、請求項7記載の基板液処理装置。
  9. 前記リンス液ノズルは二流体ノズルとして形成され、前記二流体ノズルに前記陰イオン供給部から前記陰イオン含有ガスが供給され、前記陰イオン含有ガスとの合流により前記リンス液がミスト化される、請求項7記載の基板液処理装置。
  10. 前記リンス液供給ラインにガス溶解モジュールが設けられ、前記陰イオン供給部は前記ガス溶解モジュールに前記陰イオン含有ガスを供給し、前記ガス溶解モジュールにて陰イオンが溶解された前記リンス液が、前記リンス液ノズルから前記基板に向けて吐出される、請求項7記載の基板液処理装置。
  11. 前記陰イオン供給部は、
    原料ガスの流れを形成する手段と、
    原料ガスの流れの中にコロナ放電を発生させて前記原料ガスから陰イオンを生成する放電電極と、
    前記放電電極よりも下流側に設けられ、前記コロナ放電により前記原料ガスから前記陰イオンとともに生じうる陽イオンを除去する負帯電部材と、
    を有している、請求項1から10のうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。
  12. 基板に酸性薬液を供給することと、
    前記基板の表面に前記酸性薬液が存在するときに、前記酸性薬液が存在する基板に陰イオンを供給することと、
    を備えた基板液処理方法。
  13. 前記酸性薬液に前記陰イオンを供給する、請求項12記載の基板液処理方法。
  14. 陰イオン含有ガスを前記酸性薬液に供給する、請求項13記載の基板液処理方法。
  15. 前記酸性薬液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記基板に供給された後に前記基板に上にある前記酸性薬液に向けてノズルから前記陰イオン含有ガスを吐出することにより行う、請求項14記載の基板液処理方法。
  16. 前記酸性薬液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記酸性薬液をノズルから前記基板に吐出する前に予め前記陰イオン含有ガスを溶解させることにより行う、請求項14記載の基板液処理方法。
  17. 前記酸性薬液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、二流体ノズルにより前記酸性薬液と前記陰イオン含有ガスとを混合することにより行う、請求項14記載の基板液処理方法。
  18. 前記基板にリンス液を供給することをさらに備え、
    前記酸性薬液を含む前記液に陰イオンを供給することは、前記酸性薬液を前記基板に供給した後に前記リンス液を供給したときに生成される前記酸性薬液を含む前記リンス液が前記基板に触れているときに行う、請求項12記載の基板液処理方法。
  19. 陰イオン含有ガスを前記リンス液に供給する、請求項13記載の基板液処理方法。
  20. 前記リンス液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記基板に供給された後に前記基板に上にある前記酸性薬液を含むリンス液に向けてノズルから前記陰イオン含有ガスを吐出することにより行う、請求項19記載の基板液処理方法。
  21. 前記リンス液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記リンス液をノズルから前記基板に吐出する前に予め前記陰イオン含有ガスを溶解させることにより行う、請求項19記載の基板液処理方法。
  22. 前記リンス液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、二流体ノズルにより前記リンス液と前記陰イオン含有ガスとを混合することにより行う、請求項19記載の基板液処理方法。
  23. 基板液処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板液処理装置を制御して請求項12から22のうちのいずれか一項に記載の基板液処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体。
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