JP6430322B2 - 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 - Google Patents
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Description
基板保持機構30がウエハWを水平に保持し、ウエハWを鉛直軸線周りに回転させる。薬液ノズル41が、回転するウエハWの中心部に薬液ここではDHFを供給する。DHFは遠心力により広がり、ウエハWの表面の全域がウエハ外方に向けてウエハW表面上を流れるDHFの液膜に覆われた状態となる。DHFにより、ウエハWの表面に付着していたシリコン酸化物等が除去される。
その後、ウエハWを引き続き回転させ、かつ、ガスノズル45からの陰イオン含有ガスの吐出を継続させた状態で、薬液ノズル41からのDHFの吐出を停止する。これとほぼ同時に、リンス液ノズル42からウエハWの中心部にリンス液ここではDIWを供給する。DIWは遠心力により広がり、ウエハWの表面の全域がウエハ外方に向けてウエハW表面上を流れるDIWの液膜に覆われた状態となる。DIWにより、ウエハWの表面に残留していたDHFおよび反応生成物が除去される。
その後、ウエハWを引き続き回転させた状態で、リンス液ノズル42からのDIWの吐出を停止する。これとほぼ同時に、溶剤ノズル43からウエハWの中心部に乾燥補助溶剤ここではIPAを供給する。これにより、ウエハWの表面に残留していたDIWがIPAで置換される。IPAはDIWより揮発性が高いため乾燥しやすく、DIWより表面張力が低いためパターン倒壊を生じさせ難い。
その後、ウエハWを引き続き回転させた状態で(好ましくは回線数を増大させ)、溶剤ノズル43からのDIWの吐出を停止する。これによりウエハWが乾燥する。以上により、ウエハWへの一連の処理が終了する。
30 基板保持部(基板保持機構)
40 処理液供給部
41 薬液ノズル
41’ 二流体ノズル
42 リンス液ノズル
45 ガスノズル
71a 薬液供給ライン
72a リンス液供給ライン
75 陰イオン供給部(陰イオン含有ガス供給源)
752 原料ガスの流れを形成する手段(ファン)
755 放電電極
758 負帯電部材(陽イオン除去部)
77 ガス溶解モジュール
Claims (19)
- 基板を保持する基板保持部と、
前記基板保持部により保持された前記基板に酸性薬液を供給する薬液ノズルと、前記薬液ノズルに前記酸性薬液を供給する薬液供給ラインと、を有する処理液供給部と、
陰イオン含有ガスを前記酸性薬液に供給する陰イオン供給部と、
を備え、
前記陰イオン含有ガス中の陰イオンが溶解した前記酸性薬液により前記基板が処理される、基板液処理装置。 - 前記陰イオン供給部は、前記基板の表面に向けて陰イオン含有ガスを吐出するガスノズルを含み、前記ガスノズルは、前記薬液ノズルから前記基板上に供給された後の前記酸性薬液に対して前記陰イオン含有ガスを吹き付ける、請求項1記載の基板液処理装置。
- 前記薬液ノズルは二流体ノズルとして形成され、前記二流体ノズルに前記陰イオン供給部から前記陰イオン含有ガスが供給され、前記陰イオン含有ガスとの合流により前記酸性薬液がミスト化される、請求項1記載の基板液処理装置。
- 前記薬液供給ラインにガス溶解モジュールが設けられ、前記陰イオン供給部は前記ガス溶解モジュールに前記陰イオン含有ガスを供給し、前記ガス溶解モジュールにて陰イオンが溶解された前記酸性薬液が、前記薬液ノズルから前記基板に向けて吐出される、請求項1記載の基板液処理装置。
- 前記処理液供給部は、前記基板に供給された前記酸性薬液を前記基板から除去するためのリンス液を供給するためのリンス液ノズルを有し、
前記陰イオン供給部は、前記リンス液が前記基板に供給された後、前記リンス液の前記基板への供給前に前記基板に供給された前記酸性薬液と前記リンス液とが混合された液が前記基板に触れているときに、前記陰イオン含有ガスを前記リンス液に供給する、請求項1記載の基板液処理装置。 - 前記陰イオン供給部は、前記基板の表面に向けて前記陰イオン含有ガスを吐出するガスノズルを含み、前記ガスノズルは、前記リンス液ノズルから前記基板上に供給された後の前記リンス液に対して前記陰イオン含有ガスを吹き付ける、請求項5記載の基板液処理装置。
- 前記リンス液ノズルは二流体ノズルとして形成され、前記二流体ノズルに前記陰イオン供給部から前記陰イオン含有ガスが供給され、前記陰イオン含有ガスとの合流により前記リンス液がミスト化される、請求項5記載の基板液処理装置。
- 前記リンス液ノズルに前記リンス液を供給するリンス液供給ラインにガス溶解モジュールが設けられ、前記陰イオン供給部は前記ガス溶解モジュールに前記陰イオン含有ガスを供給し、前記ガス溶解モジュールにて陰イオンが溶解された前記リンス液が、前記リンス液ノズルから前記基板に向けて吐出される、請求項5記載の基板液処理装置。
- 前記陰イオン供給部は、
原料ガスの流れを形成する手段と、
前記原料ガスの流れの中にコロナ放電を発生させて前記原料ガスから陰イオンを生成する放電電極と、
前記放電電極よりも下流側に設けられ、前記コロナ放電により前記原料ガスから前記陰イオンとともに生じうる陽イオンを除去する負帯電部材と、
を有している、請求項1から8のうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。 - 基板に酸性薬液を供給することと、
前記酸性薬液に陰イオン含有ガスを供給することと、
を備え、
前記陰イオン含有ガス中の陰イオンが溶解した前記酸性薬液により前記基板を処理する、基板液処理方法。 - 前記酸性薬液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記基板に供給された後に前記基板に上にある前記酸性薬液に向けてノズルから前記陰イオン含有ガスを吐出することにより行う、請求項10記載の基板液処理方法。
- 前記酸性薬液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記酸性薬液をノズルから前記基板に吐出する前に予め前記陰イオン含有ガスを溶解させることにより行う、請求項10記載の基板液処理方法。
- 前記酸性薬液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、二流体ノズルにより前記酸性薬液と前記陰イオン含有ガスとを混合することにより行う、請求項10記載の基板液処理方法。
- 前記基板にリンス液を供給することをさらに備え、
前記酸性薬液に陰イオンを供給することは、前記酸性薬液を前記基板に供給した後に前記リンス液を供給したときに生成される前記酸性薬液を含む前記リンス液が前記基板に触れているときに行う、請求項10記載の基板液処理方法。 - 陰イオン含有ガスを前記リンス液に供給する、請求項14記載の基板液処理方法。
- 前記リンス液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記基板に供給された後に前記基板に上にある前記酸性薬液を含むリンス液に向けてノズルから前記陰イオン含有ガスを吐出することにより行う、請求項15記載の基板液処理方法。
- 前記リンス液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、前記リンス液をノズルから前記基板に吐出する前に予め前記陰イオン含有ガスを溶解させることにより行う、請求項15記載の基板液処理方法。
- 前記リンス液に前記陰イオン含有ガスを供給することを、二流体ノズルにより前記リンス液と前記陰イオン含有ガスとを混合することにより行う、請求項15記載の基板液処理方法。
- 基板液処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板液処理装置を制御して請求項10から18のうちのいずれか一項に記載の基板液処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体。
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JP2015085108A JP6430322B2 (ja) | 2015-04-17 | 2015-04-17 | 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 |
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