JP2016206381A5 - 内視鏡用ガイドチューブ装置 - Google Patents

Description

本発明は、内視鏡用ガイドチューブ装置に関し、特に、配管内を検査するのに好適な内視鏡用ガイドチューブ装置に関する。

そこで、本発明は、配管の分岐部分において内視鏡の挿入部の先端部を所望の分岐方向に進行させることができる内視鏡用ガイドチューブ装置を提供することを目的とする。

本発明の一態様の内視鏡用ガイドチューブ装置は、中空円筒部材と、前記中空円筒部材の先端側に設けられた第１のコイルガイド部と、前記第１のコイルガイド部の先端であって、前記第１のコイルガイド部の中心軸からずれた位置に設けられた凸部と、を有し、前記第１のコイルガイド部は、前記中空円筒部材よりも曲げ剛性が低く、前記中空円筒部材及び前記第１のコイルガイド部の回動とともに、前記中空円筒部材及び前記第１のコイルガイド部を押し込む方向に前記凸部が押圧されることにより、前記第１のコイルガイド部は第１の方向又は前記第１の方向とは逆方向である第２の方向に曲がる。

本発明の一態様の内視鏡用ガイドチューブ装置は、中空円筒部材と、前記中空円筒部材の先端側に設けられた第１のコイルガイド部と、前記第１のコイルガイド部の先端であって、前記第１のコイルガイド部の中心軸からずれた位置に設けられた凸部と、を有し、前記第１のコイルガイド部は、コイルであり、前記第１のコイルガイド部は、前記中空円筒部材よりも曲げ剛性が低い。

本発明によれば、配管の分岐部分において内視鏡の挿入部の先端部を所望の分岐方向に進行させることができる内視鏡用ガイドチューブ装置を提供することができる。

Claims (16)

1. 中空円筒部材と、
   前記中空円筒部材の先端側に設けられた第１のコイルガイド部と、
   前記第１のコイルガイド部の先端であって、前記第１のコイルガイド部の中心軸からずれた位置に設けられた凸部と、
   を有し、
   前記第１のコイルガイド部は、前記中空円筒部材よりも曲げ剛性が低く、前記中空円筒部材及び前記第１のコイルガイド部の回動とともに、前記中空円筒部材及び前記第１のコイルガイド部を押し込む方向に前記凸部が押圧されることにより、前記第１のコイルガイド部は第１の方向又は前記第１の方向とは逆方向である第２の方向に曲がることを特徴とする内視鏡用ガイドチューブ装置。
2. 中空円筒部材と、
   前記中空円筒部材の先端側に設けられた第１のコイルガイド部と、
   前記第１のコイルガイド部の先端であって、前記第１のコイルガイド部の中心軸からずれた位置に設けられた凸部と、
   を有し、
   前記第１のコイルガイド部は、コイルであり、
   前記第１のコイルガイド部は、前記中空円筒部材よりも曲げ剛性が低いことを特徴とする内視鏡用ガイドチューブ装置。
3. 前記中空円筒部材の基端部に設けられた操作部と、を有し、
   前記操作部は、前記第１のコイルガイド部の前記中心軸回りの回動方向を、第１の回動方向又は前記第１の回動方向とは逆方向である第２の回動方向に選択的に切り換える回動方向切換機構を有することを特徴とする請求項１又は２に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
4. 前記中空円筒部材は、密巻きコイルを有し、
   前記第１のコイルガイド部は、疎巻きコイルを有することを特徴とする請求項１に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
5. 前記凸部は、前記第１のコイルガイド部の先端側に向けて突出するように曲げて形成された前記第１のコイルガイド部の先端部であることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
6. 前記凸部は、カットされた面を有する前記第１のコイルガイド部の先端部であることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
7. 前記凸部は、前記第１のコイルガイド部の先端側に向けて、前記中心軸に対する螺旋の傾きが大きくなるように形成された前記第１のコイルガイド部の先端部であることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
8. 前記第１のコイルガイド部の先端に設けられた口金を有し、
   前記凸部は、前記口金に設けられ、前記先端側に向けて突出した凸部であることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
9. 前記第１のコイルガイド部の側面に配置されたワイヤを有し、
   前記凸部は、前記ワイヤの先端部であることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
10. 前記中空円筒部材と前記第１のコイルガイド部を覆う第２のコイルガイド部を有することを特徴とする請求項１から９のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
11. 前記中空円筒部材と前記第１のコイルガイド部を覆う第２のコイルガイド部を有し、
    前記第２のコイルガイド部は、前記中空円筒部材と前記第１のコイルガイド部の前記中心軸回りに回動可能であることを特徴とする請求項３に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
12. 前記第２のコイルガイド部は、前記中空円筒部材と前記第１のコイルガイド部の回動に連動して、前記第１の回動方向及び前記第２の回動方向に回動可能であることを特徴とする請求項１１に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
13. 前記第２のコイルガイド部は、前記中空円筒部材と前記第１のコイルガイド部の回動に連動する場合と連動しない場合を切り換え可能であることを特徴とする請求項１２に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
14. 前記第１のコイルガイド部は、前記中空円筒部材に対して着脱可能であることを特徴とする請求項１から１３のいずれか１つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
15. 前記回動方向切換機構は、操作部材を有し、
    前記操作部材の操作に応じて、前記中空円筒部材及び前記第１のコイルガイド部の前記第１の回動方向と前記第２の回動方向の切換が行われることを特徴とする請求項３に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
16. 前記回動方向切換機構は、モータを有し、
    前記モータの回転により、前記中空円筒部材及び前記第１のコイルガイド部の前記第１の回動方向と前記第２の回動方向の切換が行われることを特徴とする請求項３に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。