JP2016203393A - 液体噴射ヘッド、情報処理装置、及び電圧補正テーブル生成方法 - Google Patents

液体噴射ヘッド、情報処理装置、及び電圧補正テーブル生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実際に温度を変化させて測定することなく、温度の変化があっても、基準吐出速度を得るための駆動パルスの電圧値を求める。【解決手段】液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドの駆動パルスの電圧値の温度変化を示す電圧補正テーブルを生成する電圧補正テーブル生成方法であって、温度の変化に対する液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を求め、液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定し、粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における粘度変化情報の粘度の値が、測定した基準吐出速度となる電圧値に重なるように粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の粘度変化情報を電圧補正テーブルとする、ことを特徴とする電圧補正テーブル生成方法。【選択図】図5

Description

本発明は、液体噴射ヘッド、情報処理装置、及び電圧補正テーブル生成方法に関する。
被記録媒体に液体を吐出する装置として、ノズルから被記録媒体に向かって液滴を吐出する液体吐出記録装置が知られている。液体吐出記録装置には、例えば、液体を一滴あたり数〜数十ピコリットル程度の液滴として吐出する液体吐出ヘッドを備えたものがある。吐出される液体として様々なインクが用いられるが、このようなインクは、温度によって粘度が変化する。そのため、温度の変化があっても、一定の吐出速度で液滴を吐出するためには、ノズルを駆動する駆動パルスの電圧値を温度によって変化させる必要があり、温度に対する電圧の変化を予め記憶した電圧補正テーブルを備えた液体吐出記録装置などが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−190189号公報
特許文献1に示されるような電圧補正テーブルを生成するためには、吐出特性評価試験を行う必要がある。吐出特性評価試験では、例えば、図17に示す試験システム200のように、液体噴射ヘッドやインクを囲む箱において小型の温度調節機を用いたり、環境試験室内で温度調節を行ったりすることにより、低温から高温まで、液体噴射ヘッドの周辺温度やインク温度を変化させる。このように温度を変化させつつ、ストロボ測定器207を用いて、電圧供給線203から印加する電圧を変化させて基準吐出速度が得られる電圧値を測定することが行われる。この試験により、複数の温度における電圧値を測定して多次の近似をすることで、図18に示すような、温度に対する電圧値の変化を示した変化特性を得ることができる。そして、この変化特性から、温度が変化した場合であっても、一定の基準吐出速度が得られるような電圧値を導き出す電圧補正テーブルが生成される。
しかしながら、当該試験では、温度調節機によって温度を変化させながら、温度ごとの吐出速度を測定するため1色当り5〜6時間という長時間の評価時間が必要であるという問題がある。
また、液体噴射ヘッドの周辺温度及びインク温度を変化させるために、環境試験室内での測定を行う場合には、環境試験室内の温度変化は、10[℃]〜40[℃]の範囲で変化するため測定者に対する身体的負担が大きいという問題がある。
また、低温時又は高温時には、温度調節機、もしくは環境試験室内の送風の影響で、ノズルが乾燥してしまい、吐出速度の低下が発生し、正確な変化を測定することが困難であるという問題もある。
また、温度を変化させて測定するための設備である環境試験室や温度調節機をそろえるためのコスト負担の問題もある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、実際に温度を変化させて測定することなく、基準吐出速度を得るための駆動パルスの電圧値の温度変化を求めることを可能とする液体噴射ヘッド、情報処理装置、及び電圧補正テーブル生成方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドであって、前記液滴が噴射によって吐出される際の吐出速度を定める電圧値の駆動パルスを印加する印加部と、前記液滴を吐出するノズルを有し、前記印加部による前記ノズルごとへの前記駆動パルスの印加により駆動素子を駆動し、前記駆動パルスに応じた前記吐出速度で前記液滴を前記ノズルから吐出するヘッドチップと、温度の変化に対する前記液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を記憶する粘度変化情報記憶部と、前記液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定する電圧測定部と、粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、前記電圧測定部が前記基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における前記粘度変化情報の粘度の値が、前記電圧測定部が測定した前記基準吐出速度となる電圧値に重なるように前記粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の前記粘度変化情報を電圧補正テーブルとする電圧補正テーブル生成部と、を備えることを特徴とする液体噴射ヘッドである。
また、本発明の一態様は、液滴が噴射によって吐出される際の吐出速度を定める電圧値の駆動パルスを印加する印加部と、前記液滴を吐出するノズルを有し、前記印加部による前記ノズルごとへの前記駆動パルスの印加により駆動素子を駆動し、前記駆動パルスに応じた前記吐出速度で前記液滴を前記ノズルから吐出するヘッドチップとを備え、液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドの前記駆動パルスの電圧値の温度変化を示す電圧補正テーブルを生成する情報処理装置であって、温度の変化に対する前記液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を記憶する粘度変化情報記憶部と、前記液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定する電圧測定部と、粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、前記電圧測定部が前記基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における前記粘度変化情報の粘度の値が、前記電圧測定部が測定した前記基準吐出速度となる電圧値に重なるように前記粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の前記粘度変化情報を電圧補正テーブルとする電圧補正テーブル生成部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、液滴が噴射によって吐出される際の吐出速度を定める電圧値の駆動パルスを印加する印加部と、前記液滴を吐出するノズルを有し、前記印加部による前記ノズルごとへの前記駆動パルスの印加により駆動素子を駆動し、前記駆動パルスに応じた前記吐出速度で前記液滴を前記ノズルから吐出するヘッドチップとを備え、液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドの前記駆動パルスの電圧値の温度変化を示す電圧補正テーブルを生成する電圧補正テーブル生成方法であって、温度の変化に対する前記液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を求め、前記液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定し、粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、前記基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における前記粘度変化情報の粘度の値が、測定した前記基準吐出速度となる電圧値に重なるように前記粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の前記粘度変化情報を電圧補正テーブルとする、ことを特徴とする電圧補正テーブル生成方法である。
この発明によれば、温度と対象インクの粘度情報を得ることにより、実際にヘッドとインクの温度を変化させて吐出速度と電圧との関係性を測定することなく、基準吐出速度を得るための駆動パルスの電圧値の温度に対する変化を求めることが可能となる。
本発明の実施形態による液体噴射ヘッド及び液体噴射記録装置の概略構成を示す斜視図である。 同実施形態による液体噴射ヘッドの一部の構成を示す斜視図である。 同実施形態による液体噴射ヘッドのヘッドチップを拡大して示す斜視図である。 同実施形態によるヘッドチップを分解して示す斜視図である。 同実施形態による液体噴射ヘッドの内部構成を示すブロック図である。 同実施形態による温度に対するインクの粘度変化を示す表(その1)である。 同実施形態による温度に対するインクの粘度変化を示す表(その2)である。 同実施形態による温度に対する電圧値の変化等を示す表(その1)である。 同実施形態による温度に対する電圧値の変化等を示す表(その2)である。 同実施形態による温度ごとの粘度の平均値と電圧の平均値と差分とを示す表である。 同実施形態による温度に対する粘度、電圧値、及び差分の変化を示すグラフである。 同実施形態による温度に対する電圧の相対値の変化等の一例を示す表である。 同実施形態による温度ごとの粘度の平均値と、相対値で表された電圧の平均値と、差分とを示す表である。 同実施形態による温度に対する粘度、相対値で表された電圧、及びその差分の変化を示すグラフである。 同実施形態による電圧補正テーブル生成方法を示すフローチャートである。 同実施形態による電圧補正テーブル生成方法による処理の流れを示す表である。 ストロボ測定器による温度ごとの電圧値の変化特性を取得する試験システムの構成を示す図である。 環境試験室内で取得された温度ごとの電圧値の変化特性を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による液体噴射ヘッド4、及び液体噴射記録装置1の概略構成を示す斜視図である。液体噴射記録装置1は、紙等の被記録媒体Sを搬送する一対の搬送機構2,3と、被記録媒体Sに液体を噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4に液体を供給する液体供給手段5と、液体噴射ヘッド4を被記録媒体Sの搬送方向(主走査方向)と略直交する方向(副走査方向)に走査させる走査手段6とを備えている。また、図示していないが、液体噴射記録装置1には、搬送機構2,3、液体噴射ヘッド4、液体供給手段5、および走査手段6などに電気的に接続されて相互に信号を送受信する本体制御部Cが設けられている。以下、副走査方向をX方向、主走査方向をY方向、そしてX方向およびY方向にともに直交する方向をZ方向として説明する。
一対の搬送機構2,3は、それぞれ副走査方向に延びて設けられたグリッドローラ20,30と、グリッドローラ20,30のそれぞれに平行に延びるピンチローラ21,31と、詳細は図示しないがグリッドローラ20,30を軸回りに回転動作させるモータ等の駆動機構とを備えている。
液体供給手段5は、液体が収容された液体収容体50と、液体収容体50と液体噴射ヘッド4とを接続する液体供給管51とを備えている。液体収容体50は、複数備えられており、具体的には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の液体が収容された液体収容体50Y,50M,50C,50Bが並べて設けられている。液体収容体50Y,50M,50C,50Bのそれぞれには図示しないポンプモーターMが設けられており、液体を液体供給管51を通じて液体噴射ヘッド4へ押圧移動できる。液体供給管51は、液体噴射ヘッド4(キャリッジユニット62)の動作に対応可能な可撓性を有するフレキシブルホースからなる。なお、以下の説明において、液体の一例として、液体をインクとして、液滴をインク滴としても記載するが、インクに限定されるものではない。
走査手段6は、副走査方向に延びて設けられた一対のガイドレール60,61と、一対のガイドレール60,61に沿って摺動可能なキャリッジユニット62と、キャリッジユニット62を副走査方向に移動させる駆動機構63と、を備えている。駆動機構63は、一対のガイドレール60,61の間に配置された一対のプーリ64,65と、一対のプーリ64,65間に巻回された無端ベルト66と、一方のプーリ64を回転駆動させる駆動モータ67とを備えている。
一対のプーリ64,65は、一対のガイドレール60,61の両端部間にそれぞれ配置されており、副走査方向に間隔をあけて配置されている。無端ベルト66は一対のガイドレール60,61間に配設されており、この無端ベルトにはキャリッジユニット62が連結されている。キャリッジユニット62の基端部62aには複数の液体噴射ヘッド4が搭載されており、具体的には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の液体に個別に対応する液体噴射ヘッド4Y,4M,4C,4Bが副走査方向に並んで搭載されている。
液体噴射記録装置1のキャリッジユニット62には、液体噴射ヘッド4が、長手方向(Y方向)を主走査方向に一致させ、短手方向(X方向)を副走査方向に一致させて搭載されている。またキャリッジユニット62には、複数の液体噴射ヘッド4がX方向に並んで搭載されている。そして、被記録媒体SをY方向に搬送し、キャリッジユニット62をX方向に移動させつつ、液体噴射ヘッド4からインク滴を噴射することで、被記録媒体Sに記録を行うようになっている。
図2は、液体噴射ヘッド4を示す斜視図である。液体噴射ヘッド4の駆動方式としては、ピエゾ方式、サーマル方式、静電方式などの任意の方式を採用することができる。以下では、一例として、圧電素子を駆動素子として採用する場合について説明する。本実施形態の液体噴射ヘッドは、液体を被記録媒体S(図1参照)に向かって液滴Dとして噴射するものである。図2に示すように、液体噴射ヘッド4は、取付基板40と、ヘッドチップ41と、流路基板42と、ベースプレート44と、回路基板45とを備えている。なお、取付基板40およびベースプレート44は別体でもよいし、一体成形されていてもよい。また、取付基板40は、液体噴射ヘッド4をキャリッジユニット62に着脱可能に取り付けるための図示しない取付機構を有している。
流路基板42は、ヘッドチップ41の一面側に取り付けられている。流路基板42の内部にはインクを流通させるための図示しない流通路が形成されており、流路基板42の上面には前記流通路に連通する流入口42aが形成されている。この流入口42aには、インクの圧力変動を吸収する圧力調整部(不図示)が連結される。
ベースプレート44は、取付基板40の上面に略垂直に立設されており、その表面には回路基板45が取り付けられている。回路基板45には、ヘッドチップ41の動作を制御する制御部45aが形成されている。回路基板45とヘッドチップ41との間は、フレキシブル基板46によって電気的に接続されている。
図3は、ヘッドチップを示す斜視図である。また、図4は、ヘッドチップ41を分解して示す斜視図である。図3および図4に示すように、ヘッドチップ41には、インクが収容されたインク室10が形成されたインク室プレート16と、電圧を印加することにより変形可能な圧電素子で区切られ並列に配置された複数の溝15bが形成されたアクチュエータープレート15と、被記録媒体Sに向けて液滴Dを構成するための微小液滴SDを吐出するノズル13が形成されたノズルプレート14と、ノズルプレート14を支持するためのノズルキャップ8と、が備えられている。また、ヘッドチップ41は、被記録媒体Sの記録面とノズルプレート14とが平行に配置されるように、ノズルプレート14を下方に向けて取付基板40(図2参照)に取り付けられている。
また、ヘッドチップ41は、いわゆる独立チャネルタイプのヘッドチップであって、スリット形成壁9によって、液体が供給される溝と、液体が供給されない溝とが構成され、導電性の液体であっても短絡事故を生ずることなく、液滴Dを吐出することができる。なお、アクチュエータープレート15には、溝15bのそれぞれの側壁15aに沿ってフレキシブル基板46に接続された電極15cが設けられている。
図5は、本実施形態による液体噴射ヘッド4の内部構成を示すブロック図である。液体噴射ヘッド4は、ヘッドチップ41と、制御部45aと、印加部73と、温度検出器75と、A/D(Analog to Digital)変換器76と、電圧制御部77と、情報処理装置100とを備える。液体噴射ヘッド4において、温度検出器75は、例えば、サーミスタを備え、サーミスタから得られる液体噴射ヘッド4周辺、すなわちインクが噴射される環境の温度の値をアナログ信号として出力する。A/D変換器76は、温度検出器75が検出したアナログ信号で示された温度の値をデジタル信号に変換して出力する。印加部73は、噴射制御部70から与えられるタイミングで、波形駆動ノズル選択部72によって選択された波形から駆動パルスを生成し、噴射制御部70を通じて電圧制御部77から供給される電力の電圧値でヘッドチップ41に駆動パルスを印加する。ヘッドチップ41は、印加部73が印加する駆動パルスにしたがって、駆動対象のノズル13の電極15cに電圧を加え、アクチュエータープレート15の圧電素子を変形させ、溝15bに負圧を生じさせて溝15bにインクを導く。駆動パルスの立下りで、圧電素子が元の形状に戻り、戻る際の圧力により、当該ノズル13からインク滴が吐出される。電圧制御部77は、例えば、レギュレータであって、電源等に接続されており、情報処理装置100からの要求を受け、要求によって定められる電圧値の電力を制御部45aに供給する。
制御部45aは、噴射制御部70と、波形記憶部71と、波形駆動ノズル選択部72とを備える。噴射制御部70は、噴射を開始するタイミングで、波形駆動ノズル選択部72と、印加部73とに対して噴射開始を要求する信号を出力する。また、噴射制御部70は、電圧制御部77から供給される電力を印加部73に供給する。波形記憶部71は、ノズル13ごとに、予め定められるパルス幅の波形の情報を記憶する。波形駆動ノズル選択部72は、印刷するパターンにしたがって定められる各ノズル13に対する噴射要求が、噴射制御部70から与えられると、駆動対象のノズル13の波形を波形記憶部71から選択して読み出し、読み出した波形の情報を印加部73に対して出力する。
情報処理装置100は、粘度変化情報記憶部101と、電圧測定部102と、電圧補正テーブル生成部103と、電圧補正テーブル記憶部104と、要求受付部105とを備える。粘度変化情報記憶部101は、予め測定される温度の変化に対するインクの粘度の変化を示す粘度変化情報を予め記憶する。粘度変化情報は、例えば、5点以上の基準とする温度におけるインクの粘度を測定し、4次以上の多次近似を行うことにより求められる。電圧測定部102は、ストロボ測定により、予め定められる基準吐出速度、例えば、5[m/sec]の吐出速度となる電圧値を測定する。また、電圧測定部102は、測定した際に温度検出器75が検出する温度の値をA/D変換器76を通じて取得する。
電圧補正テーブル生成部103は、粘度変化情報記憶部101から粘度変化情報を読み出して、例えば、横軸をセルシウス度([deg.C]又は[℃]と表記)で表した温度、縦軸を[mPas]で表した粘度とする座標系に粘度変化情報を表す。また、電圧補正テーブル生成部103は、電圧測定部102が測定した電圧値と、電圧測定部102が温度検出器75から取得した温度とを、横軸をセルシウス度で表した温度、縦軸を[V]で表した電圧値とする座標系に点として表す。また、電圧補正テーブル生成部103は、2つの座標系を重ね合わせて、当該温度と電圧値で特定される点と、粘度変化情報とが重なるように、粘度変化情報を座標系上でシフトする。また、電圧補正テーブル生成部103は、シフト後の粘度変化情報の縦軸を電圧値[V]に読み替えて、温度の変化に対する電圧値の変化を示す電圧補正テーブルを生成して電圧補正テーブル記憶部104に書き込む。要求受付部105は、外部から印刷の要求を受けた場合、温度検出器75が検出する温度をA/D変換器76を通じて取得し、当該温度に対応する電圧値を電圧補正テーブル記憶部104の電圧補正テーブルに基づいて選択し、選択した電圧値を電圧制御部77に出力する。
(インクの温度と、粘度及び電圧値との関係)
図6及び図7は、A社からI社によって提供されている異なる種類のインクについて、色彩及び温度ごとの粘度を示した表である。横軸は、温度を示しており、5[℃]、10[℃]、20[℃]、25[℃]、30[℃]、40[℃]、50[℃]の7つの温度を基準温度としている。粘度の単位は、[mPas]である。
ここでの粘度はコーンプレート型回転粘度計にて測定した値であり、粘度が測定レンジ範囲内であるかぎり細管式、落球式のような他の測定方式の粘度計でも構わない。
図8及び図9は、当該インクについて、基準吐出速度として吐出速度が5[m/sec]となる、各温度での電圧値を示した表であり、全てのインクの全ての色彩について、25[℃]において20Vを印加した場合に、吐出速度が5[m/sec]となるように予め調整されている。電圧の単位は、[V]である。また、図8及び図9の最後の列には、同じインクの同じ色彩ごとに粘度の値と電圧値との相関を示す相関係数が示されている。
図8及び図9に示すように、粘度の単位を[mPas]、電圧の単位を[V]とした場合、全てにおいて0.99以上の非常に高い相関係数が示されており、温度に対する粘度の変化と、温度に対する電圧の変化とには、高い相関があり、温度に対する粘度の変化を確認することで、温度に対する電圧の変化を知ることが可能であることが分かる。
図10は、図6及び図7、並びに図8及び図9に示した、57種類のインクの基準温度ごとの粘度の平均値と、電圧の平均値と、粘度の平均値から電圧の平均値を減算した差分を示す表である。図10から分かるように、粘度と電圧の相関係数が高いことから、その差分もほぼ一定であり、「−10」程度の値となっている。図11は、図10の表の数値を座標系に表したグラフである。横軸は、単位をセルシウス度とする温度であり、横軸は、単位を[mPas]で表した粘度、及び単位を[V]で表した電圧値である。当該グラフから分かるように、温度と粘度の変化の関係と、温度と電圧の変化の関係は非常に類似しており、その差分は、ほぼ一定であることが分かる。
図12は、図8に示した温度と電圧の変化の関係のA社のインクについて、電圧の値を相対値に変換した場合を示す表である。他社のインクについても電圧の値を相対値に変換して、57のインク全てについて相対値で示した電圧の平均値を算出すると、図13の表に示す値となる。差分は、粘度の平均値から電圧の平均値を減算した値を示す。図14は、図13の表の数値を表したグラフであり、図11に示すグラフと比較すると、温度と電圧のグラフが下方にシフトしており、下方にシフトしたことにより差分は、「10」程度の正の値となっているが、当該差分も、図11と同じくほぼ一定の値となっている。このグラフにおいても温度と粘度の変化の関係と、温度と電圧の変化の関係は非常に類似していることがわかる。温度と粘度の変化の関係が分かり、さらに、いずれか1つの温度で、基準吐出速度となる電圧値が分かれば、他の温度においては、実際に測定することなく、温度と粘度の変化の関係から、基準吐出速度となる電圧値を演算により求めることができる。
(電圧補正テーブル生成方法)
図15は、本実施形態による、電圧補正テーブルを生成する方法を示すフローチャートである。粘度変化情報記憶部101には、図10の粘度に示す情報、すなわち、少なくとも5点以上の温度における粘度が測定され、4次以上の多次近似を行って生成された粘度変化情報が予め記憶されている。電圧測定部102は、ストロボ測定器により基準吐出速度となる電圧値を測定し、その際、温度検出器75によって測定された温度をA/D変換器76を通じて取得する。電圧測定部102は、取得した温度と電圧の情報を電圧補正テーブル生成部103に出力する(ステップS1)。ここでは、一例として、電圧測定部102は、22.0[V]の電圧を測定し、25[℃]の温度を温度検出器75から取得したとする。電圧補正テーブル生成部103は、粘度変化情報記憶部101から粘度変化情報を読み出し、読み出した粘度変化情報に基づいて電圧測定部102が出力した温度の値を含む5点以上の温度における粘度を求める(ステップS2)。図16の表の粘度の値は、電圧補正テーブル生成部103が、粘度変化情報に基づいて求めた値である。
電圧補正テーブル生成部103は、電圧測定部102が出力した電圧値から、当該電圧値と同一の温度における粘度の値を減算して差分を算出する(ステップS3)。図16の例では、電圧測定部102が出力した電圧値は22.0[V]である。また、電圧測定部102が、電圧値22.0[V]を測定した際に温度検出器75から取得した温度は25[℃]であり、25[℃]において粘度変化情報から求められた粘度は、9.6[mPa]である。したがって、電圧補正テーブル生成部103は、22.0から9.6を減算して12.4を差分として算出する。電圧補正テーブル生成部103は、算出した差分を、粘度変化情報に基づいて求めた他の温度における粘度の値に加算する。図16の例では、5[℃]、10[℃]、20[℃]、30[℃]、40[℃]、50[℃]における粘度の値に加算する(ステップS4)。図16の例では、5[℃]、10[℃]、20[℃]、30[℃]、40[℃]、50[℃]の電圧の行における数値が、当該加算によって算出されることになる。この演算により、粘度変化情報がシフトされ、電圧測定部102が測定した温度と電圧の座標位置に粘度変化情報が重なることになる。電圧補正テーブル生成部103は、シフトにより得られた温度と電圧の変化を示す情報に対して多次の近似を行い、任意の温度において基準吐出速度が得られる電圧値を示す電圧補正テーブルを生成する(ステップS5)。電圧補正テーブル生成部103は、生成した電圧補正テーブルを電圧補正テーブル記憶部104に書き込む(ステップS6)。
電圧補正テーブルの利用手法としては、例えば、実際に印刷が行われる際に、プリンタの制御部などの外部から接続される機能部から要求受付部105に対して印刷の要求があると、要求受付部105が、温度検出器75を通じて温度を取得する。要求受付部105は、取得した温度に対する電圧値を電圧補正テーブル記憶部104に記憶されている電圧補正テーブルに基づいて求め、求めた電圧値を電圧制御部77に出力して、電圧制御部77に当該電圧値の電力を噴射制御部70に対して供給させるようにするという手法がある。
また、他の利用手法としては、制御部45aの噴射制御部70に電圧値を記憶させる記憶領域を設け、液体噴射ヘッド4を出荷する際に、想定される利用環境の温度値を要求受付部105に入力する。要求受付部105が、入力された温度値に対する電圧値を電圧補正テーブル記憶部104に記憶されている電圧補正テーブルに基づいて求め、求めた電圧値を噴射制御部70の記憶領域に書き込む。そして、液体噴射ヘッド4が出荷され、例えば、プリンタの制御部と接続され、印刷が要求された場合、噴射制御部70が、内部の記憶領域から電圧値を読み出してプリンタ制御部の電圧制御部に出力し、当該電圧制御部に当該電圧値の電力を噴射制御部70に対して供給させるようにするといった利用形態もある。
上記の実施形態では、温度の変化に対するインクの粘度の変化の関係を粘度変化情報として予め求めておく。温度の変化に対するインクの粘度の変化と、温度の変化に対する基準吐出速度を得るための電圧の変化とが非常に類似の変化特性を示すことを利用して、電圧測定部102に、ある温度において基準吐出速度が得られる電圧値を測定により求めさせる。電圧補正テーブル生成部103は、当該温度及び測定した電圧値と、粘度変化情報とに基づいて、温度変化があっても基準吐出速度となる電圧値を求めることができる電圧補正テーブルを生成する。これにより、実際に、液体噴射ヘッド4を環境試験室内に配置して、環境試験室の温度を温度調節機によって変化させて、基準吐出速度となる電圧値を測定することなく、基準吐出速度を得るための駆動パルスの電圧値の温度変化を求めることができる電圧補正テーブルを生成することができる。
本実施形態においても、温度の変化に対するインクの粘度を予め測定する粘度測定を行う必要はあるが、当該測定は、吐出速度の測定を伴わないことから、電圧値の測定を行う試験のような長時間の評価時間を必要とせず、一例としては、1色あたり15分程度の評価時間となり、約96%の作業時間の短縮を図ることが可能となる。また、当該測定では、インクの温度を変化させるだけであり、測定者に身体的な負担を負わせることもない。また、当該測定では、インクの温度を変化させるだけであって、液体噴射ヘッド4の温度を変化させる必要がないため、ノズル13が乾燥するといった障害が発生することもないことから、正確な変化特性を得ることができる。また、当該測定では、環境試験室や環境試験室内の温度の調節を行う温度調節機を必要としないことから、設備に関するコストを抑えることができる。また、本実施形態においても、ある1つの温度において基準吐出速度となる電圧値を測定する際にストロボ測定器を用いて吐出速度を測定する必要があるが、1つの温度についてだけの吐出速度の測定であるため、長時間ストロボ測定器を占有してしまうこともなく、複数の液体噴射ヘッド4に対して並行して電圧補正テーブルの生成を行うことが可能となる。
なお、上記の実施形態の構成では、液体噴射ヘッド4が、情報処理装置100と電圧制御部77を備える構成としているが、本発明の実施の形態は、当該実施の形態には限られない。前述したように、噴射制御部70の内部に電圧値を記憶させる記憶領域を設け、想定される利用環境の温度値に対する電圧値を電圧補正テーブルに基づいて取得し、取得した電圧値を当該記憶領域に書き込む。そして、製品としての出荷は、情報処理装置100と電圧制御部77を除いた液体噴射ヘッド4として出荷する形態であってもよい。この場合、電圧補正テーブルを生成する情報処理装置100は、複数の液体噴射ヘッド4に対して繰り返し用いることが可能である。情報処理装置100は、各液体噴射ヘッド4に対して適切な電圧補正テーブルを生成し、各々の液体噴射ヘッド4の想定される利用環境の温度に応じた電圧値を求め、求めた電圧値を噴射制御部70の記憶領域に書き込むことになる。
また、上記の実施形態の構成では、電圧補正テーブルを生成する際に、図15のステップS2において粘度変化情報から複数の温度における粘度の値を求めておく。そして、ステップS4において、各温度における粘度の値に、ステップS3で算出した差分を加算し、多次の近似を行うことで電圧補正テーブルを生成しているが、本発明の実施の形態は、当該実施の形態に限られず、粘度変化情報の変化特性を粘度又は電圧を示す縦軸方向にシフトする演算であれば、どのような演算手法を適用してもよい。
上述した実施形態における情報処理装置100をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
4 液体噴射ヘッド
13 ノズル
41 ヘッドチップ
45a 制御部
70 噴射制御部
71 波形記憶部
72 波形駆動ノズル選択部
73 印加部
75 温度検出器
76 A/D変換器
77 電圧制御部
100 情報処理装置
101 粘度変化情報記憶部
102 電圧測定部
103 電圧補正テーブル生成部
104 電圧補正テーブル記憶部
105 要求受付部

Claims (3)

  1. 液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドであって、
    前記液滴が噴射によって吐出される際の吐出速度を定める電圧値の駆動パルスを印加する印加部と、
    前記液滴を吐出するノズルを有し、前記印加部による前記ノズルごとへの前記駆動パルスの印加により駆動素子を駆動し、前記駆動パルスに応じた前記吐出速度で前記液滴を前記ノズルから吐出するヘッドチップと、
    温度の変化に対する前記液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を記憶する粘度変化情報記憶部と、
    前記液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定する電圧測定部と、
    粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、前記電圧測定部が前記基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における前記粘度変化情報の粘度の値が、前記電圧測定部が測定した前記基準吐出速度となる電圧値に重なるように前記粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の前記粘度変化情報を電圧補正テーブルとする電圧補正テーブル生成部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 液滴が噴射によって吐出される際の吐出速度を定める電圧値の駆動パルスを印加する印加部と、前記液滴を吐出するノズルを有し、前記印加部による前記ノズルごとへの前記駆動パルスの印加により駆動素子を駆動し、前記駆動パルスに応じた前記吐出速度で前記液滴を前記ノズルから吐出するヘッドチップとを備え、液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドの前記駆動パルスの電圧値の温度変化を示す電圧補正テーブルを生成する情報処理装置であって、
    温度の変化に対する前記液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を記憶する粘度変化情報記憶部と、
    前記液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定する電圧測定部と、
    粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、前記電圧測定部が前記基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における前記粘度変化情報の粘度の値が、前記電圧測定部が測定した前記基準吐出速度となる電圧値に重なるように前記粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の前記粘度変化情報を電圧補正テーブルとする電圧補正テーブル生成部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 液滴が噴射によって吐出される際の吐出速度を定める電圧値の駆動パルスを印加する印加部と、前記液滴を吐出するノズルを有し、前記印加部による前記ノズルごとへの前記駆動パルスの印加により駆動素子を駆動し、前記駆動パルスに応じた前記吐出速度で前記液滴を前記ノズルから吐出するヘッドチップとを備え、液体を、被記録媒体に着弾する液滴として噴射する液体噴射ヘッドの前記駆動パルスの電圧値の温度変化を示す電圧補正テーブルを生成する電圧補正テーブル生成方法であって、
    温度の変化に対する前記液体の粘度の変化を示す粘度変化情報を求め、
    前記液滴の吐出速度が予め定められる基準吐出速度となる電圧値を測定し、
    粘度の単位と電圧値の単位の各々を予め定められる単位で表した場合、前記基準吐出速度となる電圧値を測定した際の温度における前記粘度変化情報の粘度の値が、測定した前記基準吐出速度となる電圧値に重なるように前記粘度変化情報の粘度の値を増減させ、増減後の前記粘度変化情報を電圧補正テーブルとする、
    ことを特徴とする電圧補正テーブル生成方法。
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