JP2016203015A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に係り、詳しくは、可変表示を行い、可変表示の表示結果として予め定められた特定表示結果が導出されたときに、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
特許文献1に記載された技術では、遊技の興趣を高めることが困難になる。
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、遊技の興趣を向上させる遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、可変表示を行い、可変表示の表示結果としてあらかじめ定められた特定表示結果(例えば大当り図柄となる特別図柄や大当り組合せの演出図柄など)が導出されたときに、遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段(例えばステップS60の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56など)と、前記有利状態に制御されるか否かを画像表示により予告する複数の予告演出のうち可変表示中に実行する少なくとも1以上の予告演出を決定する予告演出決定手段(例えばステップS507Aの処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100の演出制御用CPU101など)と、前記予告演出決定手段によって決定された予告演出の表示態様を、通常表示態様とするか、前記通常表示態様よりも前記有利状態に制御される可能性が高いことを示すとともに予告演出の一部または全部に共通のモチーフ態様を出現させる特殊表示態様とするかを決定する予告態様決定手段と、前記予告態様決定手段が決定した表示態様で、前記予告演出決定手段によって決定された予告演出を実行する予告演出実行手段(例えばステップS850の処理を実行する演出制御用CPU101など)と、前記決定手段によって前記有利状態に制御しないことに決定されている可変表示中において、出現させる前記共通のモチーフ態様の数を所定数未満に制限する制限手段と、前記特定表示結果が導出される可変表示において、前記特定表示結果以外の表示結果を一旦仮停止表示させるハズレ演出(例えば図33(h)参照)を行った後、該一旦仮停止表示させた可変表示を再開し前記特定表示結果を最終的に導出させる特別可変表示演出(例えば救済演出など)を実行させる特別可変表示演出実行手段(例えばS855の処理を実行する演出制御用CPU101など)とを備え、前記制限手段は、可変表示中に出現させる前記共通のモチーフ態様の数をあらかじめ定められた優先順位に従って前記所定数未満に制限し、前記優先順位は、実行確率が高い予告演出ほど制限対象となりやすいように定められる。
このような構成によれば、遊技の興趣を向上させることができる。
このような構成によれば、遊技の興趣を向上させることができる。
(1)あるいは、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄や演出図柄など)の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段(例えば第1および第2特別図柄表示器8a、8bや演出表示装置9など)に予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄となる特別図柄や大当り組合せの演出図柄など)が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定表示結果を導出して前記特定遊技状態に制御するか否かを、識別情報の表示結果が導出される以前に決定する事前決定手段(例えばステップS60の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56など)と、前記特定表示結果が導出される可能性を予告する予告演出を実行するか否かを決定する予告演出決定手段(例えばステップS507Aの処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100の演出制御用CPU101など)と、前記予告演出決定手段の決定結果に基づいて前記予告演出を実行する予告演出実行手段(例えばステップS850の処理を実行する演出制御用CPU101など)と、前記特定表示結果が導出される可変表示において、前記特定表示結果以外の表示結果を一旦仮停止表示させるハズレ演出(例えば図33(h)参照)を行った後、該一旦仮停止表示させた可変表示を再開し前記特定表示結果を最終的に導出させる特別可変表示演出(例えば救済演出など)を実行させる特別可変表示演出実行手段(例えばS855の処理を実行する演出制御用CPU101など)とを備え、前記予告演出実行手段は、識別情報の可変表示状態がリーチ状態となった後に、第1予告演出(例えばカットイン予告など)と、該第1予告演出とは異なる第2予告演出(例えば可動部材予告など)とを実行可能であり、前記予告演出決定手段は、前記特定表示結果が導出されない可変表示が行われるとき(例えば図17に示す変動パターンがスーパーリーチはずれのときなど)に、前記第1予告演出を実行するか否かと、前記第2予告演出を実行するか否かとを、それぞれ通常割合で決定(例えばカットイン予告と可動部材予告をはずれ用の設定テーブルで決定)し、前記特別可変表示演出が実行されずに前記特定表示結果が導出される可変表示が行われるとき(例えば図17に示す変動パターンが救済演出なし大当りのときなど)に、前記第1予告演出を実行するか否かと、前記第2予告演出を実行するか否かとを、それぞれ特定割合で決定(例えばカットイン予告と可動部材予告を大当り用の設定テーブルで決定)し、前記特別可変表示演出が実行されて前記特定表示結果が導出される可変表示が行われるとき(例えば図17に示す変動パターンが救済演出あり大当りのときなど)に、前記第1予告演出を実行するか否かを前記特定割合と略同一の割合で決定(例えばカットイン予告を大当り用の設定テーブルで決定)する一方、前記第2予告演出を実行するか否かを前記通常割合と略同一の割合で決定(例えば可動部材予告をはずれ用の設定テーブルで決定)してもよい。
このような構成によれば、救済演出となる特別可変表示演出が実行される期待感と意外性を適切に高めて、遊技の興趣を向上させることができる。
(2)上記(1)の遊技機において、前記第2予告演出が実行されたときに、前記第1予告演出が実行されたときと比べて前記特定表示結果が導出される割合が高くなるように、前記第1予告演出を実行するか否かと、前記第2予告演出を実行するか否かとを決定する(例えば図20、図21参照)ように構成されてもよい。
このような構成においては、特定表示結果が導出される割合が高い第2予告演出が実行されなくても特別可変表示演出の実行を期待させることで、遊技者の落胆を防止して遊技の興趣を向上させることができる。
このような構成によれば、救済演出となる特別可変表示演出が実行される期待感と意外性を適切に高めて、遊技の興趣を向上させることができる。
(2)上記(1)の遊技機において、前記第2予告演出が実行されたときに、前記第1予告演出が実行されたときと比べて前記特定表示結果が導出される割合が高くなるように、前記第1予告演出を実行するか否かと、前記第2予告演出を実行するか否かとを決定する(例えば図20、図21参照)ように構成されてもよい。
このような構成においては、特定表示結果が導出される割合が高い第2予告演出が実行されなくても特別可変表示演出の実行を期待させることで、遊技者の落胆を防止して遊技の興趣を向上させることができる。
Claims (1)
- 可変表示を行い、可変表示の表示結果としてあらかじめ定められた特定表示結果が導出されたときに、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段と、
前記有利状態に制御されるか否かを画像表示により予告する複数の予告演出のうち可変表示中に実行する少なくとも1以上の予告演出を決定する予告演出決定手段と、
前記予告演出決定手段によって決定された予告演出の表示態様を、通常表示態様とするか、前記通常表示態様よりも前記有利状態に制御される可能性が高いことを示すとともに予告演出の一部または全部に共通のモチーフ態様を出現させる特殊表示態様とするかを決定する予告態様決定手段と、
前記予告態様決定手段が決定した表示態様で、前記予告演出決定手段によって決定された予告演出を実行する予告演出実行手段と、
前記決定手段によって前記有利状態に制御しないことに決定されている可変表示中において、出現させる前記共通のモチーフ態様の数を所定数未満に制限する制限手段と、
前記特定表示結果が導出される可変表示において、前記特定表示結果以外の表示結果を一旦仮停止表示させるハズレ演出を行った後、該一旦仮停止表示させた可変表示を再開し前記特定表示結果を最終的に導出させる特別可変表示演出を実行させる特別可変表示演出実行手段とを備え、
前記制限手段は、可変表示中に出現させる前記共通のモチーフ態様の数をあらかじめ定められた優先順位に従って前記所定数未満に制限し、
前記優先順位は、実行確率が高い予告演出ほど制限対象となりやすいように定められる、
ことを特徴とする遊技機。
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