JP2016202290A - 貼付剤包装体、及び貼付剤の保存方法 - Google Patents

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Akihiro Masuda
章宏 増田
隆欣 伊藤
Takayoshi Ito
隆欣 伊藤
隆一郎 河合
Ryuichiro Kawai
隆一郎 河合
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健一 新見
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Daiki Sato
大揮 佐藤
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Abstract

【課題】酸化による変色や薬効の低下を防止し、貼付剤を長期間保存する方法を提供する。【解決手段】酸素吸収性多層容器と、前記容器内に収容された貼付剤と、を備える貼付剤包装体であって、前記酸素吸収性容器が、熱可塑性樹脂を含有する酸素透過層、熱可塑性樹脂及び酸素吸収性物質を含む酸素吸収性樹脂組成物を含有する酸素吸収層、並びにガスバリア性物質を含有するガスバリア層を少なくともこの順に備える酸素吸収性多層体を全部又は一部に使用したものであり、前記酸素吸収性物質が、(A)鉄、コバルト、ニッケル、および銅からなる群より選択される少なくとも1種の遷移金属と、(B)アルミニウムと、を含む合金を、アルカリの水溶液処理に供して、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属を含んでなり、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属の、BET法により測定される比表面積が、少なくとも10m2/gである、貼付剤包装体。【選択図】なし

Description

本発明は、貼付剤包装体、及び貼付剤の保存方法に関する。
貼付剤は貼付けしている期間に薬剤の血中濃度を一定に保持できること、副作用が発現した場合に直ちに投与を中断できること、嚥下の困難な高齢者や小児にも投与が容易であること、等の利点があり、注射剤や経口投与薬に変わる新しい薬物投与法として注目されている。貼付剤は、親水性で水分を多量に含むパップ剤と、水を含まない親油性の貼付製剤であるプラスター剤やテープ剤に分類される。従来、貼付剤はサリチル酸メチル、サリチル酸グリコール等のサリチル酸誘導体およびケトプロフェン、インドメタシン、ロキソプロフェン、フェルビナク、ジクロフェナク等の有効成分を含有し、局所の消炎鎮痛を目的として使用されてきた。さらに近年、局所ではなく全身作用を目的とした貼付剤が増加しており、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、レストレスレッグス症候群等に対する薬剤として使用されている。
従来、貼付剤はアルミ箔積層フィルム等のガスおよび水蒸気バリア性フィルムで気密包装され、吸湿または乾燥を防止した形態にて保管されることが多い。しかし、該包装形態では吸湿または乾燥を防止することは可能であるが、包装袋内に残存する酸素や、薬剤、膏体、支持体等に含まれる若干の酸素によって貼付剤中の薬効成分等が酸化され、製剤の変色や薬効の低下が生じるという問題がある。このため、包装容器の中に脱酸素剤を同封した貼付剤の保存方法(特許文献1)や包装容器の一部に脱酸素フィルムを使用して、貼付剤を保存する方法(特許文献2)が報告されている。
しかしながら、従来の脱酸素剤および脱酸素フィルムは、使用時に水もしくは水分を供給するものがないと実用的な酸素吸収性能を得ることができないという問題点があった。すなわち、従来の脱酸素剤および脱酸素フィルムは、水分を多量に含むパップ剤などに適用する場合は、実用的な酸素吸収性能を得ることができるものであったが、プラスター剤やテープ剤等の水分の含有量の少ない製剤については適用することは困難であった。
このため、これらの用途においては、酸素吸収の際に水分を必要としない酸素吸収剤が求められていた。このような要求に応えうる酸素吸収剤としては、例えば、(a)酸素欠陥を利用した酸化セリウムを主剤とした脱酸素剤(特許文献3)、(b)酸素欠陥を有した酸化チタンを主剤とした脱酸素剤(特許文献4)、(c)水素還元を行った金属を主剤とした脱酸素剤(特許文献5)、(d)有機物の自動酸化を利用した脱酸素剤などが報告されている。
特開平07−033681号公報 特願平10−258231号公報 特許第4001614号明細書 特許第4248986号明細書 特開昭62−277148号公報
しかしながら、このうち、上記の(a)および(b)については、これらの脱酸素剤の原料となる金属はレアメタルであるため、希少で高価である。また海外からの輸入に頼らざるを得ず、情勢によっては仕入れが変動し安定した生産量が望めなくなる場合もある。このため、コストと安定供給の観点から必ずしも満足しうるものとは言えなかった。また、上記の(c)については、大がかりな水素還元設備を付帯する必要があるため、簡便な手法ではなく、大気中での取り扱い性が良いとも言えない。さらに上記の(d)は主剤として有機物の酸化反応を利用しているため、酸素吸収後に発生する副生物が薬効成分と反応して薬効成分が失われる可能性があった。
このため、プラスター剤やテープ剤等の水分の含有量の少ない製剤を保存する為に、水分が無いか殆ど無い雰囲気下であっても雰囲気中の酸素を吸収する能力をもつ酸素吸収剤組成物であって、原料が比較的安価で安定しており、副生物の問題も殆ど無く、水素還元を行う場合のような大規模な装置を付帯する必要のないものが、依然として望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、袋内の酸素や、薬剤、膏体、支持体等に含まれる酸素を除去して、貼付剤中の薬効成分や膏体の酸化を抑制し、変色や薬効の低下がない貼付剤包装体及び貼付剤の保存方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決する方法を検討した結果、熱可塑性樹脂を含有する酸素透過層、熱可塑性樹脂及び酸素吸収性物質を含む酸素吸収性樹脂組成物を含有する酸素吸収層、並びにガスバリア性物質を含有するガスバリア層を少なくともこの順に備える酸素吸収性多層体を全部又は一部に使用した酸素吸収性容器を用いて、薬効成分を含む貼付剤を保存することで、貼付剤中の薬剤および膏体の酸化を抑制し、変色や薬効の低下をも抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
(1) 酸素吸収性多層容器と、前記容器内に収容された貼付剤と、を備える貼付剤包装体であって、
前記酸素吸収性容器が、熱可塑性樹脂を含有する酸素透過層、熱可塑性樹脂及び酸素吸収性物質を含む酸素吸収性樹脂組成物を含有する酸素吸収層、並びにガスバリア性物質を含有するガスバリア層を少なくともこの順に備える酸素吸収性多層体を全部又は一部に使用したものであり、
前記酸素吸収性物質が、(A)鉄、コバルト、ニッケル、および銅からなる群より選択される少なくとも1種の遷移金属と、(B)アルミニウムと、を含む合金を、アルカリの水溶液処理に供して、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属を含んでなり、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属の、BET法により測定される比表面積が、少なくとも10m/gである、貼付剤包装体。
(2) 上記(1)に記載の貼付剤包装体を用いた、貼付剤の保存方法。
本発明によれば、容器内の酸素や薬剤、膏体もしくは支持体等に含まれる酸素を除去して、貼付剤中の薬剤および膏体の酸化を抑制し、変色や薬効の低下がなく、衛生的で取り扱い性のよい貼付剤の保存方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、単に「本実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨の範囲内で適宜に変形して実施できる。
<酸素吸収性多層容器>
本実施形態の酸素吸収性多層容器は、熱可塑性樹脂を含有する酸素透過層、熱可塑性樹脂及び酸素吸収性物質を含む酸素吸収性樹脂組成物を含有する酸素吸収層、並びにガスバリア性物質を含有するガスバリア層を少なくともこの順に備える酸素吸収性多層体を包装容器の全体又は一部に含むものである。本実施形態の酸素吸収性多層容器は、容器内の酸素や薬剤、膏体もしくは支持体等に含まれる酸素を吸収して、容器外から容器壁面を透過する或いは侵入する酸素がわずかでもある場合にはこの透過或いは侵入した酸素をも吸収して、薬効成分を含む貼付剤の酸素による変質等を防止することができる。
本実施形態の酸素吸収性多層容器の形状は特に限定されず、薬効成分を含む貼付剤に応じて適宜設定することができる。例えば、上記のフィルム状或いはシート状の酸素吸収性多層体を製袋することで、三方シール平袋、スタンディングパウチ、ガセット包装袋、ピロー包装袋、主室と副室とからなり主室と副室との間に易剥離壁を設けた多室パウチ、シュリンクフィルム包装等とすることができる。
<酸素透過層>
酸素透過層に用いられる樹脂としては、何ら限定されず、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン類;ポリスチレンおよびこれらの変性物等のポリスチレン類;EVA、EMMA、EAA等の各種エチレン類共重合体;エラストマー類等が挙げられる。これらの樹脂は単独でまたは適宜ブレンドして用いられる。
<酸素吸収層>
酸素吸収層は、熱可塑性樹脂及び酸素吸収性物質を含む酸素吸収性樹脂組成物を含有する。酸素吸収性物質は、(A)鉄、コバルト、ニッケル、および銅からなる群より選択される少なくとも1種の遷移金属と、(B)アルミニウムとを含む合金を、アルカリ水溶液に接触させて、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属を含んでなり、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属の、BET法により測定される比表面積が、少なくとも10m/g以上の金属粉である。酸素吸収層に用いられる熱可塑性樹脂は、前記酸素透過層に用いられる熱可塑性樹脂と同種の樹脂を用いることが出来る。
<ガスバリア層>
ガスバリア層に用いるガスバリア性物質としては、アルミ箔等の金属箔;アルミ等の金属、又は酸化アルミ、酸化珪素等の金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム;MXD6等のナイロン、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルムが挙げられる。これらは、ガスバリア性が損なわれない限り必要に応じて延伸したり、他樹脂と積層して複合化してもよい。ガスバリア層の酸素透過度は50cc/(m・atm・day)以下が好ましく、25cc/(m・atm・day)以下がより好ましい。
<貼付剤>
本実施形態で保存されるの貼付剤は、何ら限定されず公知の貼付剤を用いることが出来る。例えば、有効成分の薬剤および精油成分を膏体基材に混和して、不織布などの支持体に展延し、膏体表面をポリオレフィン系のプラスチックフィルムで被覆した物が挙げられる。局所作用型貼付剤と全身作用型貼付剤を含む。全身作用型貼付剤は経皮吸収型製剤とも呼ばれる。
<薬効成分>
貼付剤の薬効成分としては局所刺激作用を持つdl−カンフル、ハッカ油、ボルネオール、ユーカリ油、あるいはl−メントールや、経皮吸収されて局所的な消炎鎮痛作用を現すサリチル酸メチル、サリチル酸グリコール等のサリチル酸誘導体、ケトプロフェン等が挙げられるが、これらに限定されない。これらを含む製剤は冷感タイプとして急性炎症期の疾患に広く使用されている。また温感点を刺激するものとしてトウガラシエキスまたはノニル酸ワニリルアミドがあり、これらを含む製剤は通例、温感タイプとして慢性疾患あるいは腫脹寛解後の炎症性疾患に使用される。さらに、末梢循環促進作用を期待して、酢酸dl−α−トコフェロールを配合したものや消炎の目的でサリチル酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリチン酸アンモニウムを配合したものがある。また局所麻酔でロートエキス、収れんでオウバク末などを配合した製剤もある。さらに過活動膀胱治療を目的としたオキシブチニン塩酸塩、パーキンソン病治療を目的にしたロピニロールおよびロチゴチン、アルツハイマー型認知症の治療を目的としたリバスチグミン、高血圧治療を目的としたビソプロロールがあり、これらは全身作用型貼付剤として使用される。
本発明を実施例に沿ってさらに詳しく説明する。なお、本発明は実施例に必ずしも限定されない。
[実施例1]
Al(アルミニウム)粉とFe(鉄)粉をそれぞれ50質量%の割合で混合し、窒素中で高周波誘導溶解炉を用いて溶解して、Al−Fe合金を得た。得たAl−Fe合金はジョークラッシャー、ロールクラッシャー及びボールミルを用いて粉砕し、粉砕物を目開き200メッシュ(0.075mm)の網を用いて分級し、200メッシュ以下のAl−Fe合金を得た。得られたAl−Fe合金粉650gを、55℃の30質量%水酸化ナトリウム水溶液中で1時間30分攪拌混合した後、混合溶液を静置し、上層液を取り除いた。残った沈殿物をpHが10以下になるまで蒸留水で洗浄し、Al−Fe多孔質金属粉を得た。多孔質金属粉は、酸素に接触させることを回避すべく、水溶液中での反応により得た。
得られた多孔質金属粉を、200Pa以下、120℃で水分量1質量%以下まで真空乾燥してAl−Fe多孔質金属粉乾燥物(以下、「金属粉1」と表記する)を得た。
金属粉1の比表面積を自動比表面積測定装置(株式会社島津製作所製「ジェミニVII2390」)を使用して測定した結果、金属粉1の比表面積は37.0m/gであった。
金属粉1と直鎖低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製、MFR10.5g/10min(JIS K7210に準拠して測定)、以下、「LLDPE」と表記する。)とを、LLDPE:金属粉1=80:20(質量比)となるように二軸押出機にて溶融混練して「酸素吸収性樹脂組成物1」を得た。
得られた酸素吸収性樹脂組成物1を酸素吸収層とし、酸素吸収層を挟むようにLLDPEからなる層を配置した2種3層フィルム(幅:400mm、厚さ:LLDPE層20μm/酸素吸収層45μm/LLDPE層20μm)を作成した。この2種3層フィルムのLLDPE層面を30m/分でコロナ放電処理し、フィルムロールを作製した。作製した2種3層フィルムにコロナ処理面側にウレタン系ドライラミネート用接着剤(東洋モートン株式会社製)を用いて、PET(東洋紡株式会社製、片面コロナ処理済、12μm)/接着剤(3μm)/アルミ箔(9μm)/接着剤(3μm)/ナイロン(東洋紡株式会社製、両面コロナ処理済、15μm)/接着剤(3μm)/LLDPE(20μm)/酸素吸収層(40μm)/酸素透過層(20μm)の酸素吸収多層フィルムを得た。
前記酸素吸収性多層フィルムの酸素透過層を内側にして包装袋(10cm×10cm)を作成し、貼付剤(商品名:パテックスうすぴたシップ(登録商標)、第一三共ヘルスケア株式会社製)を充填して、袋内空気量10ccとなるように密封した。この密封体を23℃、50RH%で保存し、7日後の酸素濃度を測定したところ、0.1vol%以下であった。また、この密封体を23℃、50RH%で3ヶ月保存した後に開封したところ、貼付剤の変色は認められず、さらに患部に貼付しても薬効の低下はなく、良好に保存されていた。
本発明によれば、酸素吸収性多層フィルムを用いて、包装袋内の酸素および薬剤と膏体の混和物に混入した酸素を効率よく除去することにより、酸化による貼付剤膏体中の薬品および精油成分等の有効成分の酸化を防止することができる貼付剤包装体及び貼付剤の保存方法が提供される。これにより、貼付剤の変色や薬効の低下が防止され、長期に渡って貼付剤を良好に保存することが可能となる。本発明の貼付剤包装体は、酸化による貼付剤の変色や薬効の低下を防止し、しかも衛生的で取り扱い性がよいという特長を有する。

Claims (2)

  1. 酸素吸収性多層容器と、前記容器内に収容された貼付剤と、を備える貼付剤包装体であって、
    前記酸素吸収性容器が、熱可塑性樹脂を含有する酸素透過層、熱可塑性樹脂及び酸素吸収性物質を含む酸素吸収性樹脂組成物を含有する酸素吸収層、並びにガスバリア性物質を含有するガスバリア層を少なくともこの順に備える酸素吸収性多層体を全部又は一部に使用したものであり、
    前記酸素吸収性物質が、(A)鉄、コバルト、ニッケル、および銅からなる群より選択される少なくとも1種の遷移金属と、(B)アルミニウムと、を含む合金を、アルカリの水溶液処理に供して、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属を含んでなり、前記成分(B)の少なくとも一部を溶出除去して得られる金属の、BET法により測定される比表面積が、少なくとも10m/gである、貼付剤包装体。
  2. 請求項1に記載の貼付剤包装体を用いた、貼付剤の保存方法。
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