JP2016202050A - 光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法 - Google Patents

光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016202050A
JP2016202050A JP2015086193A JP2015086193A JP2016202050A JP 2016202050 A JP2016202050 A JP 2016202050A JP 2015086193 A JP2015086193 A JP 2015086193A JP 2015086193 A JP2015086193 A JP 2015086193A JP 2016202050 A JP2016202050 A JP 2016202050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
plant
source unit
spectrum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015086193A
Other languages
English (en)
Inventor
英幸 三須
Hideyuki Misu
英幸 三須
龍資 中井
Ryusuke Nakai
龍資 中井
将人 馬場
Masato Baba
将人 馬場
英司 後藤
Eiji Goto
英司 後藤
晶子 彦坂
Shoko Hikosaka
晶子 彦坂
靖弘 石神
Yasuhiro Ishigami
靖弘 石神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiba University NUC
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Chiba University NUC
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chiba University NUC, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Chiba University NUC
Priority to JP2015086193A priority Critical patent/JP2016202050A/ja
Publication of JP2016202050A publication Critical patent/JP2016202050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

【課題】植物の障害の発生やこの障害の悪化を抑制することができる光源ユニットの提供を目的とする。【解決手段】本発明の光源ユニットは、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する主光源と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する補助光源とを備える。400nm以上700nm以下の波長域における光スペクトルのピーク数としては、2以下が好ましい。上記主光源がLEDであるとよい。上記主光源及び補助光源の照射する合成光の600nm以上700nm以下の波長域における光強度に対する280nm以上500nm以下の波長域における光強度の比としては、7/10以上13/10以下が好ましい。当該光源ユニットは、果菜類の育苗用であるとよい。【選択図】図1

Description

本発明は、光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法に関する。
栽培環境を人為的に整えて植物を栽培する栽培システムが広く採用されている。このような栽培システムは、例えば植物に供給する水分や植物に照射する光の量や時期等を調整することでこの植物を適切に生長させることができる。
このような栽培システムで用いられる光源としては、一般的には蛍光灯又は発光ダイオード(LED)が採用されている。特に今日では、省電力化、小型化、長寿命化等を促進可能なLEDが普及している。また、このようなLEDを用いた栽培システムとしては、例えば「植物栽培システム」(特開2013−223435号公報)が発案されている。
この公報所載の栽培システムは、例えばトマト等の果菜類の育苗期から果実の収穫時までの栽培に用いられる。この栽培システムは、複数のLEDを植物に照射すると共に各LEDの発光比率を調整することで、トマトに含まれる成分(13−オキソ−9,11−オクタデカジエン酸)の含有量を増加することができるとされている。
特開2013−223435号公報
一方、このような栽培システムによって植物を栽培すると、植物に障害が発生することがある。また、植物に障害が発生すると、植物の生長が阻害され、この植物が枯死するケースも見られる。
このような植物の障害は、光源としてLEDを用いる場合に多く発生している。このような植物の障害について、本発明者らが鋭意検討したところ、LEDの光は太陽光と比較して波長400nm以上700nm以下の光の割合が大きく、かつ波長280nm以上400nm未満の光の割合が小さいことに起因していることが分かった。
このような特定の波長の光の割合と植物の障害との因果関係については定かではないが、波長280nm以上400nm未満の波長の光が少ないと、波長400nm以上700nm以下の光強度が高い場合であってもフォトトロピン青色光受容体が弱光条件下と同様の働きを行うことに起因していると考えられる。つまり、波長280nm以上400nm未満の波長の光が少ないと、波長400nm以上700nm以下の光強度が高いにもかかわらず葉緑体が光によく当たるように移動するため、植物の光の吸収量に対する活性酸素除去能が不足して、細胞内で活性酸素が増加し過ぎるためであると考えられる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、植物の障害の発生やこの障害の悪化を抑制することができる光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る植物の生理障害抑制用光源ユニットは、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する主光源と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する補助光源とを備える。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る栽培モジュールは、種苗を植える土壌又は培土が充填される育苗容器と、上記種苗に水分を供給する給水機構と、当該光源ユニットとを備える。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る植物の栽培方法は、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光とを照射する工程を備える。
本発明の光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法は、植物の障害の発生やこの障害の悪化を抑制することができる。
No.1の光源ユニット及びNo.2の光源ユニットの分光光量子束を示すグラフである。 No.1の光源ユニットを用いて栽培したトマトの播種日から15日後の葉の状態を示す写真である。 No.2の光源を用いて栽培したトマトの播種日から15日後の葉の状態を示す写真である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る植物の生理障害抑制用光源ユニットは、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する主光源と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する補助光源とを備える。
当該光源ユニットは、補助光源が280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射するので、フォトトロピン青色光受容体がこの光を感知することで葉緑体が光線と平行な細胞面に集まり易い。これにより、当該光源ユニットは、葉緑体に光を当たり難くすることで、植物の光の利用効率を抑えることができると考えられる。一方、当該光源ユニットは、主光源が400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射するので、この主光源から照射される光を植物の光合成に効果的に供給することができると考えられる。その結果、当該光源ユニットは、主光源から照射される光を植物の光合成に効果的に供給しつつも、植物の光の利用効率を抑えることで活性酸素除去能が不足するのを防止することができると考えられる。従って、当該光源ユニットは、植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
400nm以上700nm以下の波長域における光スペクトルのピーク数としては、2以下が好ましい。このように、上記波長域における光スペクトルのピーク数を上記範囲内とすることによって、植物による光の吸収量をさらに向上することができる。
上記主光源がLEDであるとよい。このように、上記主光源がLEDであることによって、植物が吸収し易い波長の光を効果的に照射することができる。また、LEDは指向性が強いと共に発熱量が小さいので、例えば植物に近接させることでこの植物への照射効率を向上することができる。
上記主光源及び補助光源の照射する合成光の600nm以上700nm以下の波長域における光強度に対する280nm以上500nm以下の波長域における光強度の比としては、7/10以上13/10以下が好ましい。このように、上記主光源及び補助光源の照射する合成光の上記波長域における光強度の比を上記範囲とすることによって、植物の活性酸素除去能及び光吸収量の適正化をさらに促進することができる。
当該光源ユニットは、果菜類の育苗用であるとよい。このように、当該光源ユニットは果菜類の育苗用であることによって、比較的障害の発生し易い果菜類の育苗中の障害を容易に抑えることができる。
本発明の他の一態様に係る栽培モジュールは、種苗を植える土壌又は培土が充填される育苗容器と、上記種苗に水分を供給する給水機構と、当該光源ユニットとを備える。
当該栽培モジュールは、当該光源ユニットを備えるので、植物の活性酸素除去能及び光吸収量の適正化を図ることで植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
また、本発明の他の一態様に係る植物の栽培方法は、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光とを照射する工程を備える。
当該栽培方法は、上記照射工程を備えるので、植物の活性酸素除去能及び光吸収量の適正化を図ることで植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
上記照射工程を果菜類の育苗期間に行うとよい。このように、上記照射工程を果菜類の育苗期間に行うことによって、比較的障害の発生し易い果菜類の育苗中の障害を容易に抑えることができる。
上記照射工程を行う期間としては、15日以上が好ましい。このように、上記照射工程を上記期間行うことによって、果菜類の育苗中の障害の発生や悪化を容易に抑えられる。
なお、本明細書中において、「光強度」とは、光合成有効光量子束密度(PPFD)のことを意味する。また、「光強度」とは、葉の表面で測定される値をいう。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の一実施形態に係る栽培モジュールを説明する。
<栽培モジュール>
当該栽培モジュールは、種苗を植える土壌又は培土が充填される育苗容器と、上記種苗に水分を供給する給水機構と、複数の光源ユニットとを主として備える。
当該栽培モジュールは、植物の育苗に用いられる。当該栽培モジュールによって栽培可能な植物としては、特に限定されるものではなく、例えばトマト、ピーマン、ナス、イチゴ、トウガラシ、カボチャ、キュウリ、スイカ、メロン、インゲン豆、枝豆、エンドウ豆、そら豆等の果菜類、ダイコン、カブ、ゴボウ、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ショウガ、レンコン、ラディッシュ、タマネギ、ニンニク等の根菜類、ホウレンソウ、ハクサイ、キャベツ、レタス等の葉菜類、イネ(米)、コムギ(小麦)、トウモロコシ、オオムギ、ライムギ等のイネ科植物、ミョウガ、カリフラワー、ブロッコリー等の花菜類などが挙げられる。中でも、当該栽培モジュールによって栽培される植物としては、育苗中の障害を容易に抑えることができる点から果菜類が好ましく、この果菜類の中でも、比較的育苗期間が長く障害が発生し易いトマトがより好ましい。
上記育苗容器の種類としては、特に限定されるものではなく、例えば公知の育苗ポットが挙げられる。上記育苗容器に充填される上記土壌としては、天然土壌が挙げられる。また、上記育苗容器に充填される上記培土としては、例えばロックウール、ピートモスを主成分とする育苗培土、ピートモス、ヤシガラ、パーライト、イソライト、砂等が挙げられる。中でも、上記育苗容器に充填される土壌又は培土としては、自由水の保持量が大きく、肥料成分が吸着し難いロックウールが好ましい。
上記給水機構は、上記育苗容器に充填される土壌又は培土に水分をミスト状にして噴霧可能な噴霧装置として構成されている。このように水分をミスト状にして噴霧する方式としては、高圧気体を使用した霧吹きタイプや、超音波ミスト等が挙げられる。また、上記給水機構は、上記水分に加え、窒素成分、リン成分、カリウム、カルシウム、マンガン、マグネシウム、ホウ素成分等を含む液肥を供給してもよい。なお、上記給水機構は、必ずしもこのような噴霧装置である必要はなく、上記育苗容器の下方に設けられる貯留槽及びこの貯留槽に水分を供給する供給装置を含む構成とされてもよい。上記給水機構は、このような貯留槽及び供給装置を含む構成とされる場合、この貯留槽に水分を貯留し、植物の根をこの水分中に浸しておくことによって植物に水分を供給することができる。また、上記給水機構は、上記貯留槽及びこの貯留槽に一端が浸漬される帯状の吸水マットを含む構成とされてもよい。上記給水機構は、このような貯留槽及び吸水マットを含む構成とされる場合、上記貯留槽に貯留される水分を上記給水マットを介して植物の根に供給することができる。
(光源ユニット)
上記光源ユニットは、植物の栽培に用いられ、植物の生理障害を抑制する。上記光源ユニットは、主光源と、補助光源とを有する。上記光源ユニットにおいて、上記主光源及び補助光源は公知の連結具等によって連結して一体的に構成されてもよく、また各々別体として設けられてもよい。また、上記主光源及び補助光源が別体として設けられる場合、この主光源及び補助光源は、各々別の場所に配置され、各々の配置場所から同一の植物に光を照射してもよい。
上記主光源は、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する。上記主光源が照射する光のスペクトルのピークが存在する波長の下限としては、500nmが好ましく、550nmがより好ましい。上記波長が上記範囲内であることによって、上記主光源から照射される光の植物による吸収量を高めることができる。
上記主光源の種類としては、特に限定されるものではなく、例えばLED、蛍光灯、無機又は有機EL(Electro−Luminescence)素子、白熱灯、ハロゲンランプや、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプ等のHIDランプ(High Intensity Discharge lamp)などが挙げられる。また、上記主光源は、これらのランプのうち1種のみを用いて構成されてもよく、2種以上を組み合わせて構成されてもよい。中でも、上記主光源の種類としては、植物が吸収し易い波長の光を効果的に照射することができるLEDが好ましい。また、LEDは指向性が強いと共に発熱量が小さいので、例えば植物に近接させることによってこの植物への照射効率を向上することができる。さらに、LEDの中でも、植物が吸収しやすい600nm以上700nm以下の波長成分を有すると共に、植物の光の利用効率を調整することができる280nm以上400nm未満の波長成分も有する白色LEDが特に好ましい。なお、上記主光源が例えばLEDである場合であっても、1種のLEDによって上記主光源が構成される必要はなく、複数種のLEDによって上記主光源が構成されてもよい。
上記補助光源は、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する。上記補助光源の照射する光としては、紫外線が好ましい。このように、上記補助光源が紫外線を照射することによって、植物の活性酸素除去能を効果的に向上することができる。これにより、上記主光源の照射する光による植物の光ストレスを軽減し、植物の障害の悪化をさらに抑制することができる。また、育苗期に紫外線を照射する場合、上記効果に加え徒長を抑え、葉を厚くして、紫色色素アントシアニンの生成を促進することができる。また、上記紫外線の中でも、UV−A(波長320nm以上400nm以下)が特に好ましい。上記補助光源がUV−Aを照射することによって、植物の光の利用効率を容易かつ確実に抑えることができる。
上記補助光源の種類としては、特に限定されるものではなく、例えばブラックライト、青色LED、高圧水銀ランプ等が挙げられる。また、上記補助光源は、これらのランプのうち1種のみを用いて構成されてもよく、2種以上を組み合わせて構成されてもよい。中でも、上記補助光源の種類としては、上記UV−Aを適度に照射することができるブラックライトが好ましい。なお、上記補助光源が例えばブラックライトである場合であっても、1種のブラックライトによって上記補助光源が構成される必要はなく、複数種のブラックライトによって上記補助光源が構成されてもよい。
上記補助光源が照射する光の紫外線強度の下限としては、300mW/mが好ましく、330mW/mがより好ましい。一方、上記補助光源が照射する光の紫外線強度の上限としては、400mW/mが好ましく、370mW/mがより好ましい。上記補助光源が照射する光の紫外線強度が上記下限に満たないと、植物の光の利用効率を的確に抑えることができないおそれがある。逆に、上記補助光源が照射する紫外線強度が上記上限を超えると、植物の光の利用効率が過度に抑えられ、植物の生長を十分に促進できないおそれがある。
上記光源ユニットの400nm以上700nm以下の波長域における光スペクトルのピーク数としては、2以下が好ましく、2がより好ましい。上記光源ユニットの上記波長域における光スペクトルのピーク数が上記上限を超えると、植物による光の吸収量を十分に高められないおそれがある。なお、上記光源ユニットの400nm以上700nm以下の波長域における光スペクトルのピークは、植物が光を吸収し易い600nm以上700nm以下の波長域に存在するのが好ましい。
上記光源ユニットの280nm以上400nm未満の波長域における光スペクトルのピーク数としては、1以上3以下が好ましく、1がより好ましい。上記光源ユニットの上記波長域における光スペクトルのピーク数が上記範囲内であることによって、上記補助光源が照射する光により植物の光の利用効率を効果的に抑えることができる。
上記主光源及び補助光源の照射する合成光の光強度の下限としては、170μmol・m−2−1が好ましく、190μmol・m−2−1がより好ましく、210μmol・m−2−1がさらに好ましい。一方、上記主光源及び補助光源の照射する合成光の光強度の上限としては、2000μmol・m−2−1が好ましく、1500μmol・m−2−1がより好ましく、1000μmol・m−2−1がさらに好ましい。上記主光源及び補助光源の照射する合成光の光強度が上記下限に満たないと、植物が十分に生長しないおそれがある。逆に、上記主光源及び補助光源の照射する合成光の光強度が上記上限を超えると、植物に障害が発生するおそれが高くなる。なお、上記光強度は、光の照射中に変動してもよい。
上記主光源及び補助光源の照射する合成光の600nm以上700nm以下の波長域における光強度に対する280nm以上500nm以下の波長域における光強度の比の下限としては、7/10が好ましく、18/25がより好ましい。一方、上記光強度の比の上限としては、13/10が好ましく、6/5がより好ましい。上記光強度の比が上記下限に満たないと、植物の光の利用効率を的確に抑えることができないおそれがある。逆に、上記光強度の比が上記上限を超えると、植物の光の利用効率が過度に抑えられ、植物の生長を十分に促進できないおそれがある。
上記主光源及び補助光源の照射する合成光の400nm以上700nm以下の波長域における光スペクトルのピーク波長における最大光強度に対する上記主光源及び補助光源の照射する合成光の280nm以上400nm未満の波長域における光スペクトルのピーク波長における最小光強度の比の下限としては、1/100が好ましく、1/50がより好ましく、1/40がさらに好ましい。一方、上記比の上限としては、1/10が好ましく、1/20がより好ましく、1/25がさらに好ましい。上記比が上記下限に満たないと、植物の光の利用効率を的確に抑えることができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、植物の光の利用効率が過度に抑えられ、植物の生長を十分に促進できないおそれがある。なお、「最大光強度」とは、複数のピークが存在する場合、複数のピークにおける最も高い光強度をいう。また、「最小光強度」とは、複数のピークが存在する場合、複数のピークにおける最も低い光強度をいう。
<栽培方法>
次に、当該栽培モジュールを用いた植物の栽培方法について説明する。当該栽培方法は、植物に光を照射する照射工程を備える。
(照射工程)
上記照射工程では、400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルの光と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光とを照射する。上記照射工程は、植物の育苗期間に行われる。当該栽培方法によって栽培される植物としては、特に限定されるものではなく、例えば上述の果菜類、根菜類、葉菜類、イネ科植物、花菜類等が挙げられる。中でも、当該栽培方法によって栽培される植物としては、果菜類が好ましく、果菜類の中でも特に比較的育苗期間が長いトマトがより好ましい。当該栽培方法は、上記照射工程を果菜類の育苗期間に行うことによって、比較的障害の発生し易い果菜類の育苗中の障害を容易に抑えることができる。
上記照射工程は、上記光源ユニットを用いて行われる。具体的には、上記照射工程は、上記主光源が400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルの光を照射し、上記補助光源が280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射することで行われる。
上記照射工程を行う日数の下限としては、15日が好ましく、20日がより好ましい。一方、上記照射工程を行う日数の上限としては、特に限定されるものではなく、播種日から育苗期間の終了までとすることができる。上記照射工程を上記日数の間行うことによって、果菜類の育苗中の障害の発生やこの障害の悪化を容易に抑えることができる。なお、上記照射工程は、播種日から上記日数に至るまで連日行われるのが好ましい。
上記照射工程の1日当たりの照射時間の下限としては、10時間が好ましく、12時間がより好ましく、15時間がさらに好ましい。一方、上記照射工程の1日当たりの照射時間の上限としては、20時間が好ましく、18時間がより好ましく、17時間がさらに好ましい。上記照射時間が上記下限に満たないと、植物が十分に生長しないおそれがある。逆に、上記照射時間が上記上限を超えると、光阻害が発生するおそれが高くなる。なお、上記照射工程を行っていない間は、植物に対して実質的に一切の光を照射しない暗黒状態とするのが好ましい。
<照射工程による植物の障害抑制機能>
以下、上記照射工程を行うことによって植物の障害の発生及びこの障害の悪化を抑制する仕組みについて説明する。まず、一例として一般的な白色LEDの各波長域における光強度を表1に示す。
このようにLEDは、280nm以上500nm未満の波長域における光強度が51.7μmol・m−2−1と低い一方、600nm以上700nm未満の波長域における光強度が74.8μmol・m−2−1と高い。そのため、このLEDは、600nm以上700nm未満の波長域における光強度(74.8μmol・m−2−1)に対する280nm以上500nm未満の波長域における光強度(51.7μmol・m−2−1)の比が0.691であり、7/10未満と小さい。
そのため、このLEDを植物に照射した場合、280nm以上500nm未満の波長域における光強度が低いため、フォトトロピン青色光受容体が弱光条件下と同様の働きを行う。その結果、葉緑体が光によく当たるように移動し、光の利用効率が向上すると考えられる。一方、このLEDは、600nm以上700nm未満の波長域における光強度が高いため、植物に吸収される光が多くなると考えられる。そのため、光の吸収量に対する活性酸素除去能が不足して、障害が発生し、また発生した場合にさらに悪化するおそれが高くなると考えられる。また、このような障害発生及び悪化のおそれは育苗期間が長いほど高くなり、特に育苗期間が15日を超える場合に顕著となり易い。
これに対し、当該栽培方法によると、上記補助光源によって280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射するので、フォトトロピン青色光受容体がこの光を感知することで葉緑体が光線と平行な細胞面に集まり易い。これにより、当該栽培方法は、葉緑体に光を当たり難くすることで、植物の光の利用効率を抑えることができると考えられる。一方、当該栽培方法では、上記主光源によって400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射するので、この主光源から照射される光を植物の光合成に効果的に供給することができると考えられる。その結果、当該栽培方法は、上記主光源から照射される光を植物の光合成に効果的に供給しつつも、植物の光の利用効率を抑えることで活性酸素除去能が不足するのを防止することができると考えられる。従って、当該栽培方法は、植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
<利点>
当該光源ユニットは、植物が光合成に利用し易い上記波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する主光源と、植物による光の利用効率を抑えることができる上記波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する補助光源とを備えるので、上述のように植物の活性酸素除去能及び光吸収量の適正化を図ることで植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
当該栽培モジュールは、当該光源ユニットを備えるので、上述のように植物の活性酸素除去能及び光吸収量の適正化を図ることで植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
当該栽培方法は、上記照射工程を備えるので、上述のように植物の活性酸素除去能及び光吸収量の適正化を図ることで植物の障害の発生や障害が発生した場合の悪化を抑制しつつ、この植物を十分に生長させることができる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、当該光源ユニット及び栽培モジュールは、必ずしも育苗用である必要はなく、育苗期間から果実等の収穫時までのいずれの期間に用いられてもよい。また、当該栽培方法は、上記照射工程を育苗期間に限って行う必要はなく、例えば苗の定植後から果実等の収穫時までの期間に行ってもよく、播種日から果実等の収穫時まで連続して又は断続的に行ってもよい。
当該栽培方法は、上記照射工程を備える限り、必ずしも上記栽培モジュールを用いる必要はない。例えば、当該栽培方法は、上記栽培モジュールのうち、上記光源ユニットのみを用いて行ってもよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[No.1]
主光源としてパナソニック株式会社製の白色の直管型LEDランプ「LDL40S・N/19/25」を有し、さらに補助光源として三共電気株式会社製のブラックライトブルー蛍光ランプ「FL20SBLB」を有するNo.1の光源ユニットを用意した。
上記光源ユニットによって、トマト(品種名「りんか409」)に播種日から15日間光を照射した。このトマトの栽培条件を表2に示す。また、上記光源ユニットが照射する光のスペクトルを図1に示す。
[No.2]
主光源として上記「LDL40S・N/19/25」を備え、補助光源を備えないNo.2の光源ユニットを用意した。
補助光源の紫外線強度を除く栽培条件を表2と同様として、上記光源ユニットによって、トマト(品種名「りんか409」)に播種日から15日間光を照射した。上記光源ユニットが照射する光のスペクトルを図1に示す。
(光強度の比)
No.1の光源ユニットの照射する合成光の600nm以上700nm以下の波長域における光強度に対する280nm以上500nm以下の波長域における光強度の比は、0.724であった。一方、No.2の光源ユニットの照射する合成光の600nm以上700nm以下の波長域における光強度に対する280nm以上500nm以下の波長域における光強度の比は、0.691であった。
[栽培結果]
No.1及びNo.2光源ユニットのいずれを用いた場合にも、播種日から12日後に葉に障害が確認された。しかしながら、播種日から15日後の状態を比較すると、No.1の光源ユニットを用いた場合には図2に示すように障害の悪化が抑制されたのに対し、No.2の光源ユニットを用いた場合には図3に示すように障害がさらに悪化した。このことから、No.1の光源ユニットの補助光源から照射される光によってトマトの光の利用効率が抑えられることで、トマトの活性酸素除去能が不足するのが防止され、その結果トマトの障害の悪化が防止されたと考えられる。
以上のように、本発明の光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法は、植物の障害の発生やこの障害の悪化を抑制することができ、例えば果菜類の育苗期に用いられるのに適している。

Claims (9)

  1. 400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する主光源と、
    280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光を照射する補助光源と
    を備える植物の生理障害抑制用光源ユニット。
  2. 400nm以上700nm以下の波長域における光スペクトルのピーク数が2以下である請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 上記主光源がLEDである請求項1又は請求項2に記載の光源ユニット。
  4. 上記主光源及び補助光源の照射する合成光の600nm以上700nm以下の波長域における光強度に対する280nm以上500nm以下の波長域における光強度の比が、7/10以上13/10以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の光源ユニット。
  5. 果菜類の育苗用である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  6. 種苗を植える土壌又は培土が充填される育苗容器と、上記種苗に水分を供給する給水機構と、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光源ユニットとを備える栽培モジュール。
  7. 400nm以上700nm以下の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光と、280nm以上400nm未満の波長域に少なくとも1つのピークが存在するスペクトルを有する光とを照射する工程を備える植物の栽培方法。
  8. 上記照射工程を果菜類の育苗期間に行う請求項7に記載の栽培方法。
  9. 上記照射工程を15日以上行う請求項8に記載の栽培方法。
JP2015086193A 2015-04-20 2015-04-20 光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法 Pending JP2016202050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015086193A JP2016202050A (ja) 2015-04-20 2015-04-20 光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015086193A JP2016202050A (ja) 2015-04-20 2015-04-20 光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016202050A true JP2016202050A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57486036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015086193A Pending JP2016202050A (ja) 2015-04-20 2015-04-20 光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016202050A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018163629A1 (ja) * 2017-03-07 2018-09-13 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 苗栽培装置及び苗栽培方法
WO2018199307A1 (ja) * 2017-04-28 2018-11-01 公立大学法人大阪府立大学 植物中のフェノール性化合物の増量方法
JP2018186802A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 公立大学法人大阪府立大学 植物中のフェノール性化合物の増量方法
JPWO2017208906A1 (ja) * 2016-06-02 2019-05-16 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 なす科の苗栽培装置及び栽培方法
WO2019211956A1 (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 株式会社 芝川製作所 植物栽培用のled照明装置及びそのled照明方法
WO2020013011A1 (ja) 2018-07-13 2020-01-16 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 ナス科植物の苗の栽培装置及び栽培方法
JP2020145975A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 タキイ種苗株式会社 植物における水疱症の抑制方法、植物の生産方法及び植物における水疱症の抑制装置
WO2021096274A1 (ko) * 2019-11-13 2021-05-20 서울바이오시스주식회사 식물 재배용 광원 및 식물 재배 방법
WO2022071129A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 Mirai株式会社 栽培環境制御装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000316380A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Koito Ind Ltd 植物育成装置
JP2004283170A (ja) * 2003-03-06 2004-10-14 Naoto Inoue 育苗方法
JP2007089430A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Shimane Pref Gov 植物のポリフェノール増収方法及び増収装置
JP2011097900A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Sharp Corp 植物育成用光源装置及び植物育成装置
JP2013111073A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp レタス栽培システムおよび方法
WO2014098735A1 (en) * 2012-12-20 2014-06-26 Heliospectra Ab Method and illumination system for plant recovery from stress
JP2016007185A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 広島県 トマト育苗方法、育苗装置及び植物工場

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000316380A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Koito Ind Ltd 植物育成装置
JP2004283170A (ja) * 2003-03-06 2004-10-14 Naoto Inoue 育苗方法
JP2007089430A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Shimane Pref Gov 植物のポリフェノール増収方法及び増収装置
JP2011097900A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Sharp Corp 植物育成用光源装置及び植物育成装置
JP2013111073A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp レタス栽培システムおよび方法
WO2014098735A1 (en) * 2012-12-20 2014-06-26 Heliospectra Ab Method and illumination system for plant recovery from stress
JP2016007185A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 広島県 トマト育苗方法、育苗装置及び植物工場

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7129906B2 (ja) 2016-06-02 2022-09-02 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 苗栽培方法
JP7238947B2 (ja) 2016-06-02 2023-03-14 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 なす科の苗栽培装置及び栽培方法
JP2022022299A (ja) * 2016-06-02 2022-02-03 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 なす科の苗栽培装置及び栽培方法
JPWO2017208906A1 (ja) * 2016-06-02 2019-05-16 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 なす科の苗栽培装置及び栽培方法
JPWO2018163629A1 (ja) * 2017-03-07 2020-01-09 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 苗栽培装置及び苗栽培方法
CN110381729A (zh) * 2017-03-07 2019-10-25 三菱化学农业梦想株式会社 苗栽培装置以及苗栽培方法
WO2018163629A1 (ja) * 2017-03-07 2018-09-13 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 苗栽培装置及び苗栽培方法
JP7382229B2 (ja) 2017-03-07 2023-11-16 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 栽培方法
CN115053723A (zh) * 2017-03-07 2022-09-16 三菱化学水解决方案株式会社 育苗装置以及育苗方法
JP2018186802A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 公立大学法人大阪府立大学 植物中のフェノール性化合物の増量方法
WO2018199307A1 (ja) * 2017-04-28 2018-11-01 公立大学法人大阪府立大学 植物中のフェノール性化合物の増量方法
WO2019211956A1 (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 株式会社 芝川製作所 植物栽培用のled照明装置及びそのled照明方法
WO2020013011A1 (ja) 2018-07-13 2020-01-16 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 ナス科植物の苗の栽培装置及び栽培方法
JP2020145975A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 タキイ種苗株式会社 植物における水疱症の抑制方法、植物の生産方法及び植物における水疱症の抑制装置
JP7137739B2 (ja) 2019-03-14 2022-09-15 タキイ種苗株式会社 植物における水疱症の抑制方法、植物の生産方法及び植物における水疱症の抑制装置
WO2021096274A1 (ko) * 2019-11-13 2021-05-20 서울바이오시스주식회사 식물 재배용 광원 및 식물 재배 방법
JP2022057363A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 Mirai株式会社 栽培環境制御装置
WO2022071129A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 Mirai株式会社 栽培環境制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016202050A (ja) 光源ユニット、栽培モジュール及び栽培方法
RU2593905C2 (ru) Способ культивирования растений и оборудование для культивирования растений
Orsini et al. Sustainable use of resources in plant factories with artificial lighting (PFALs)
CA3125499C (en) Light source for indoor plant cultivation
Lu et al. Effects of supplemental lighting with light-emitting diodes (LEDs) on tomato yield and quality of single-truss tomato plants grown at high planting density
US20120247013A1 (en) Plant-growing device with light emitting diode
JP2020528757A (ja) 一定の光強度のための調光方法
JP2018121589A (ja) 人工光による植物苗の栽培方法
WO2017164266A1 (ja) 育苗方法
WO2015163217A1 (ja) 植物栽培方法
US20200000043A1 (en) Under canopy electromagnetic radiation device
WO2022102328A1 (ja) トマト植物体、トマト果実及びトマト植物体の栽培方法
JP2012161313A (ja) 葉菜類の生産方法
JP2018121590A (ja) 人工光による育苗方法
JP4928143B2 (ja) 花きの栽培方法,植物の栽培方法,花き栽培用照明装置および植物栽培用照明装置
Klamkowski et al. Influence of supplementary lighting on growth and photosynthetic activity of tomato transplants
JP2011109934A (ja) 植物栽培方法
JP2019041694A (ja) 植物栽培装置および植物栽培方法
JP2013215122A (ja) 植物保存方法
Treder et al. The effects of LEDs on growth and morphogenesis of vegetable seedlings cultivated in growth chambers
JP6244574B2 (ja) 連続光障害を発生する植物に対する植物栽培方法及び植物栽培装置
JPWO2017209187A1 (ja) 人工光を利用したホウレンソウ栽培法
KR101397193B1 (ko) 엘이디 광원을 이용한 접목묘 활착용 육묘 장치
JP5666217B2 (ja) リーフレタスの栽培方法及び栽培施設
Hao et al. Inter-lighting in mini-cucumbers: interactions with overhead lighting and plant density

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190513

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191113