JP4928143B2 - 花きの栽培方法,植物の栽培方法,花き栽培用照明装置および植物栽培用照明装置 - Google Patents

花きの栽培方法,植物の栽培方法,花き栽培用照明装置および植物栽培用照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、スイートピー,ラン,キク,トルコギキョウなどの花きの栽培や、花きのみならず野菜,果樹などの各種植物の栽培に用いて好適の技術に関する。
花き類のうち特にスイートピーは、その特性上日照を好む植物であることが知られている。スイートピーの切花栽培においては、曇雨天が連続し日照が不足する場合や、植物体が土壌水分過多や落蕾(落らい;花蕾の落下)などにより茎葉が繁茂した場合には、生理的に落蕾し切花が得られなくなる。
なお、下記非特許文献1には、スイートピーの落らいと日射量との相関について開示され、下記非特許文献2には、光強度がスイートピーの生育開花に及ぼす影響について開示され、下記非特許文献3には、人工光における光強度がスイートピーの落らいに及ぼす影響について開示されている。
スイートピーの切花栽培において安定した切花が得られるようにするために、下記非特許文献2や下記非特許文献3には、高圧ナトリウム灯および白色蛍光灯を利用した事例が開示されている。これらの事例では、自然光(日照)を用いず全て人工光を用いており、高圧ナトリウム灯等による人工光を、スイートピーの上方(スイートピーの生長方向/頭上)から照射している。
並河治他「スイートピーの落らい防止試験(第1報) 落らいの原因と経過について」神奈川園試研報第22号:109〜115(1974) 井上知昭他「矮性スイートピー品種の開花の早晩性、施肥量ならびに光強度が生育開花に及ぼす影響」園学雑69別2,2000年[花き]第468頁 井上知昭他「人工光における光強度がスイートピーの落らいに及ぼす影響」園学雑71別2,2002年[花き]第423頁
しかしながら、高圧ナトリウム灯等の照明装置を用いて自然光(日照)に代わる十分な光を発生させると、スイートピーの生育に悪影響を与える高熱が発生するほか、電力の消費量が極めて大きくなる。また、照明装置が植物体の上方に配置されるため、照明装置を自然光(日照)と併用しようとすると、照明装置の非照射時にはその照明装置が自然光(日照)を遮ることになり逆に落蕾を発生させるおそれがある。さらに、高圧ナトリウム灯等の照明装置は高価であるため、その照明装置を広く普及させることが困難である。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく簡易な構成による効率の良い人工光の照射によって、スイートピー等の花きについての落蕾の発生を確実に抑制し、安定した切花生産を実現することを目的とする。また、本発明は、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく簡易な構成による効率の良い人工光の照射によって、花きの花芽抑制/花芽形成促進による開花調節や、花き,野菜,果樹などを含む植物についての光合成/生長の促進を行なえるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の花きの栽培方法(請求項1)は、花きの上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記花きの茎の生長方向へ誘引しながら栽培する方法であって、長手方向に複数の発光ダイオードを配置して帯状または紐状に構成された照明装置を、該照明装置の長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記花きの花蕾直下の略横方向に配置し、前記花きの花蕾直下の茎葉に対し、前記花きの茎の生長方向と交わる方向から、前記複数の発光ダイオードを用いて人工光を照射することを特徴としており、その際、前記花きを自然光の当たる環境下で栽培するとともに、前記自然光に加えて前記人工光を照射してもよく(請求項2)、さらに、自然光の当たらない夜間には前記人工光のみを照射してもよい(請求項3)。
また、本発明の植物の栽培方法(請求項4)は、植物の上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記植物の生長方向へ誘引しながら栽培する方法であって、長手方向に複数の発光ダイオードを配置して帯状または紐状に構成された照明装置を、該照明装置の長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記植物の生長点直下の略横方向に配置し、前記植物の生長点直下の茎葉に対し、前記植物の生長方向と交わる方向から、前記複数の発光ダイオードを用いて人工光を照射することを特徴としており、その際、前記植物を自然光の当たる環境下で栽培するとともに、前記自然光に加えて前記人工光を照射してもよく(請求項5)、さらに、自然光の当たらない夜間には前記人工光のみを照射してもよい(請求項6)。
一方、本発明の花き栽培用照明装置(請求項7)は、花きの上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記花きの茎の生長方向へ誘引しながら栽培する際に用いられる照明装置であって、長手方向に配置され帯状または紐状に構成された複数の発光ダイオードを有し、
前記複数の発光ダイオードを、該複数の発光ダイオードの長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記花きの花蕾直下の略横方向に配置し、前記複数の発光ダイオードが、前記花きの花蕾直下の茎葉に対し、前記花きの茎の生長方向と交わる方向から、人工光を照射することを特徴としている。
また、本発明の植物栽培用照明装置(請求項8)は、植物の上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記植物の生長方向へ誘引しながら栽培する際に用いられる照明装置であって、長手方向に配置され帯状または紐状に構成された複数の発光ダイオードを有し、前記複数の発光ダイオードを、該複数の発光ダイオードの長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記植物の生長点直下の略横方向に配置し、前記複数の発光ダイオードが、前記植物の生長点直下の茎葉に対し、前記植物の生長方向と交わる方向から、人工光を照射することを特徴としている。
上述した本発明の花きの栽培方法および花き栽培用照明装置によれば、花きの花蕾直下の茎葉に対し、花きの茎の生長方向と交わる方向から、発光ダイオードを用いて人工光を照射することにより、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード)によって、スイートピー等の花きについての落蕾の発生を確実に抑制し、安定した切花生産を実現することができる。
また、上述した本発明の植物の栽培方法および植物栽培用照明装置によれば、植物の生長点直下の茎葉に対し、植物の生長方向と交わる方向から、発光ダイオードを用いて人工光を照射することにより、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード)によって、花きの花芽抑制/花芽形成促進による開花調節や、花き,野菜,果樹などを含む植物についての光合成/生長の促進を行なうことができる。
このとき、発光ダイオードが、花蕾直下/生長点直下で生長方向と交わる方向(花き/植物の頭上を避けた花き/植物の側方面)から照射を行なうべく、花き/植物の側方向に設置されることになるので、自然光と発光ダイオードによる人工光とを併用して花き/植物の栽培を行なう際に、昼間等に発光ダイオード(照明装置)が上方からの自然光(日照)を遮ることがなくなる。
特に、スイートピーの栽培に本発明を適用する場合、発光ダイオードの特性によりスイートピーの栽培に適した波長域の照射が発熱を伴わずに効率よく行なうことができる。そのため、曇雨天が連続し日照が不足する場合や、植物体が土壌水分過多や落蕾などにより茎葉が繁茂した場合でも、生理的な落蕾の発生が減少し、安定した切花生産を行なうことができる。
また、キクやトルコギキョウの栽培に本発明を適用する場合、発光ダイオードの特性によりキクやトルコギキョウの栽培に適した波長域の照射が発熱を伴わずに効率よく行なえるほか、自然光の当たらない夜間には発光ダイオードによる人工光のみを生長点直下の茎葉に対し照射することで、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード)によって、極めて容易に開花促進/抑制を行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔1〕第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態としての花きの栽培方法(花き栽培用照明装置)を説明するための模式図であり、この図1に示す第1実施形態では、例えばスイートピーのような花き/植物(以下、植物体という場合がある)1Aに本発明の栽培方法(花き栽培用照明装置3A)を適用した場合について説明する。一般に、スイートピー等の蔓性植物を栽培する際には、図1に示すように、誘引ネット(もしくは紐,棒状の支柱など)2Aが鉛直方向に展張されており、この誘引ネット2Aに沿って植物体1Aが下方から上方へ誘引されながら生長するようになっている。
第1実施形態の照明装置3Aは、パネル上において、複数の発光ダイオード〔LED(Light Emitting Diode)発光体〕3aを、上下方向に幅を有する帯状にそなえて構成されている。具体的には、照明装置3Aにおいて、発光ダイオード3aが、上下方向(鉛直方向,幅方向)に複数個列状に配置されるとともに、このような列状の発光ダイオード3aが、水平方向(長手方向)に多数列そなえられている。なお、発光ダイオード3aは、帯状の照明装置3Aの両面にそなえてもよい。
そして、各発光ダイオード3aは、図示略の電源から電力供給を受けることにより、上述のような植物体1Aの花蕾1a近傍(直下)の茎葉1bに対し、植物体1Aの茎1cの生長方向(鉛直上方向;図1中の上方向)と交わる方向(本実施形態では略直交する方向;水平方向)から、人工光を照射するように配置されている。
つまり、発光ダイオード3aを有する照明装置3Aは、花蕾1aの近傍で茎1cの生長方向と交わる方向(植物体1Aの頭上を避けた植物体1Aの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Aの側方向において花蕾1a近傍の茎葉1bに近接して設置されている。第1実施形態では、植物体1Aは、自然光(太陽光/日照)の当たる環境下で栽培され、その自然光(太陽光/日照)に加えて照明装置3A(発光ダイオード3a)による前記人工光を照射される。この照明装置3Aは、例えば、植物体1Aや誘引ネット2Aに近接して立設された複数の支柱(図示略)に取り付けられ、上述のような照射を行なえる位置に固定されている。また、自然光の当たらない夜間には、必要に応じて、照明装置3Aを用い、発光ダイオード3aによる人工光を花蕾1a近傍の茎葉1bに対し照射することが可能である。
なお、花蕾1aの近傍の茎葉1bにおける光合成産物が花蕾1aに分配されることが例えば『札埜高志他「スイートピーの開花期における光合成産物の分配」園学雑 (J. Japan. Soc. Hort. Sci.) 70(1):102-107 2001』に開示されている。本実施形態では、このように花蕾1a近傍の茎葉1bにおける光合成産物が花蕾1aに分配されることに着目し、花蕾1aの近傍の茎葉1bに対し発光ダイオード3aによる人工光を照射することで、花蕾1aに配分される光合成産物の量を多くして花蕾1aの生長を促進することによって、花蕾1aの落下を抑制しようとするものである。花蕾1aに限らず、植物の生長点近傍の茎葉における光合成産物が生長点に分配され、後述する第2〜第5実施形態のいずれにおいても、その点に着目して、植物の生長点近傍の茎葉に対する人工光の照射を行なっている。
ところで、発光ダイオード3aは、一般に、従来の照明器具(例えば高圧ナトリウム灯や白熱灯など)に対して、
(1)電力消費量が少なく且つ効率がよい
(2)発熱がほとんど無い
(3)発光ダイオード3aの単体が小さいため、光源としての発光機器(照明装置3A)はその形状を自由に変化させることできる
(4)発光ダイオード3aはそれぞれの種類によって光の波長域が狭く(スペクトル幅が小さく)、その組み合わせによって自由に目的の波長域を得ることができるので、植物体1A(ここではスイートピー)の栽培に適した波長域を容易に設定して照射を行なうことができる、
などの特徴(特性)や効果を有している。第1実施形態のみならず後述する第2〜第5実施形態においても、このような発光ダイオード3aの特徴や効果を利用している。
LEDの特性をまとめると、スペクトル幅の小さな単色光/低電圧で駆動可能/コンパクト/発熱が少ないという特性があり、第1〜第5実施形態では、このようなLEDの特性を用いて、植物に必要な波長の光を組み合わせて照射を行なうことにより、小さなエネルギで効率よく特定の植物生理機能や形態形成を促すことが可能になるとともに、植物の要部(第1実施形態では花蕾1aの近傍の茎葉1b)に対する近接照射を容易に行なうことが可能である。
上述したように、本発明の第1実施形態としての花きの栽培方法では、花き栽培用照明装置3Aを用い、植物体1Aの花蕾1a近傍の茎葉1bに対し、茎1cの生長方向と交わる方向(略横方向)から、発光ダイオード3aを用いて人工光を照射することにより、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード3a)によって、スイートピー等の花き1Aについての落蕾の発生を確実に抑制し、安定した切花生産を実現することができる。
このとき、発光ダイオード3aが、花蕾1a近傍で生長方向と交わる方向(花き1Aの頭上を避けた花き1Aの側方面)から照射を行なうべく、花き1Aの側方向に設置されることになるので、自然光(太陽光/日照)と発光ダイオード3aによる人工光とを併用して花き1Aの栽培を行なう際に、昼間等に発光ダイオード3a(照明装置3A)が上方からの自然光を遮ることがなく、自然光と人工光との両方を効率よく用いて落蕾の発生をより確実に抑制することができる。また、その際、複数の発光ダイオード3aを帯状に配置した照明装置3Aが、鉛直面内に展張された誘引ネット2Aに沿ってそなえられているので、その照明装置3Aが誘引ネット2Aを妨げたり誘引ネット2Aと干渉したりすることもない。
特に、花き1Aがスイートピーである場合、発光ダイオード3aの特性によりスイートピーの栽培に適した波長域(スペクトル幅)の照射が発熱を伴わずに効率よく行なうことができる。そのため、曇雨天が連続し日照が不足する場合や、植物体1Aが土壌水分過多や落蕾などにより茎葉が繁茂した場合でも、生理的な落蕾の発生が減少し、安定した切花生産を行なうことができる。
ここで、スイートピーの所定箇所に対し、本実施形態の照明装置3A(発光ダイオード3a)によって照射を行なった場合(LED照射区)と、行なわなかった場合(無処理)とについて、試験を行なった結果を下記表1に示す。この表1に示すように、無処理の場合、スイートピー(植物体1A)1株当たり平均9本の切花が得られたが、そのうち6本で落蕾が生じていたため、出荷可能な切花は1株当たり平均3本であった。これに対し、LED照射を行なった場合、スイートピー(植物体1A)1株当たり平均8本の切花が得られ、そのうち1本で落蕾が生じていただけで、出荷可能な切花は1株当たり平均7本であった。つまり、本実施形態の手法による照射を行なった場合、落蕾が減少し、安定した切花生産を行なえることが明らかになった。
Figure 0004928143
〔2〕第2実施形態の説明
図2は本発明の第2実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図であり、この図2に示す第2実施形態では、例えばキク,トルコギキョウのような花き/植物(以下、植物体という)1Bに本発明の栽培方法(植物栽培用照明装置3B)を適用した場合について説明する。一般に、キク,トルコギキョウ等の植物を栽培する際には、図2に示すように、誘引ネット2Bが水平面内に展張されており、この誘引ネット2Bにより植物体1Bの上部(生長点1dの近傍)が支持されて誘引されながら生長するようになっている。
第2実施形態の照明装置3Bも、上述した照明装置3Aと同様、パネル上において、複数の発光ダイオード(LED発光体)3aを、上下方向に幅を有する帯状にそなえて構成されている。具体的には、照明装置3Bにおいても、発光ダイオード3aが、上下方向(鉛直方向,幅方向)に複数個列状に配置されるとともに、このような列状の発光ダイオード3aが、水平方向(長手方向)に多数列そなえられている。なお、発光ダイオード3aは、帯状の照明装置3Bの両面にそなえてもよい。
そして、照明装置3Bにおける各発光ダイオード3aは、図示略の電源から電力供給を受けることにより、上述のような植物体1Bの生長点1d近傍(直下)の茎葉1eに対し、植物体1Bの茎1fの生長方向(鉛直上方向;図2中の上方向)と交わる方向(本実施形態では略直交する方向;水平方向)から、人工光を照射するように配置されている。
つまり、発光ダイオード3aを有する照明装置3Bは、生長点1dの近傍で茎1fの生長方向と交わる方向(植物体1Bの頭上を避けた植物体1Bの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Bの側方向において生長点1d近傍の茎葉1eに近接して設置されている。第2実施形態でも、第1実施形態と同様、植物体1Bは、自然光(太陽光/日照)の当たる環境下で栽培され、その自然光(太陽光/日照)に加えて照明装置3B(発光ダイオード3a)による前記人工光を照射される。この照明装置3Bは、例えば、植物体1Bや誘引ネット2Bに近接して立設された複数の支柱(図示略)に取り付けられ、上述のような照射を行なえる位置に固定されている。また、自然光の当たらない夜間には、必要に応じて、照明装置3Bを用い、発光ダイオード3aによる人工光を生長点1d近傍の茎葉1eに対し照射することが可能である。
上述のような照明装置3Bを用いた、本発明の第2実施形態としての花きの栽培方法によれば、植物体1Bの生長点1d近傍の茎葉1eに対し、茎1fの生長方向と交わる方向(略横方向)から、発光ダイオード3aを用いて人工光を照射することにより、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード3a)によって、植物体(花き)1Bの花芽抑制/花芽形成促進による開花調節や光合成/生長の促進を行なうことができる。
このとき、発光ダイオード3aが、生長点1d近傍で生長方向と交わる方向(植物体1Bの頭上を避けた植物体1Bの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Bの側方向に設置されることになるので、自然光(太陽光/日照)と発光ダイオード3aによる人工光とを併用して植物体1Bの栽培を行なう際に、昼間等に発光ダイオード3a(照明装置3B)が上方からの自然光を遮ることがなく、自然光と人工光との両方を効率よく用いて開花調節や光合成/生長の促進を行なうことができる。また、その際、複数の発光ダイオード3aを帯状に配置した照明装置3Bが、水平面内に展張された誘引ネット2Bに沿ってそなえられているので、その照明装置3Bが誘引ネット2Bを妨げたり誘引ネット2Bと干渉したりすることもない。
特に、植物(花き)1Bがキクやトルコギキョウである場合、スイートピーの場合と同様に発光ダイオード3aの特性によりキクやトルコギキョウの栽培に適した波長域(スペクトル幅)の照射が発熱を伴わずに効率よく行なうことができるほか、自然光の当たらない夜間には、発光ダイオード3aによる人工光のみを生長点1d近傍の茎葉1eに対し照射することで、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード3a)によって、極めて容易に、キクやトルコギキョウの開花促進/抑制を行なうことができる。
〔3〕第3実施形態の説明
図3は本発明の第3実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図であり、この図3に示す第3実施形態では、例えばトマト,ナス,ピーマン,メロンのような果菜類(以下、植物体という)1Cに本発明の栽培方法(植物栽培用照明装置3C)を適用した場合について説明する。一般に、トマト,ナス,ピーマン,メロン等の果菜類を栽培する際には、図3に示すように、誘引紐2Cが鉛直方向に展張されており、この誘引紐2Cに沿って植物体1Cが下方から上方へ誘引されながら生長するようになっている。
第3実施形態の照明装置3Cも、上述した照明装置3A,3Bと同様、パネル上において、複数の発光ダイオード(LED発光体)3aを、上下方向に幅を有する帯状にそなえて構成されている。具体的には、照明装置3Cにおいても、発光ダイオード3aが、上下方向(鉛直方向,幅方向)に複数個列状に配置されるとともに、このような列状の発光ダイオード3aが、水平方向(長手方向)に多数列そなえられている。なお、発光ダイオード3aは、帯状の照明装置3Cの両面にそなえてもよい。
そして、照明装置3Cにおける各発光ダイオード3aは、上述した第2実施形態と同様、図示略の電源から電力供給を受けることにより、上述のような植物体1Cの生長点1d近傍(直下)の茎葉1eに対し、植物体1Cの主枝1fの生長方向(鉛直上方向;図3中の上方向)と交わる方向(本実施形態では略直交する方向;水平方向)から、人工光を照射するように配置されている。
つまり、発光ダイオード3aを有する照明装置3Cは、生長点1dの近傍で主枝1fの生長方向と交わる方向(植物体1Cの頭上を避けた植物体1Cの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Cの側方向において生長点1d近傍の茎葉1eに近接して設置されている。第3実施形態でも、第1,第2実施形態と同様、植物体1Cは、自然光(太陽光/日照)の当たる環境下で栽培され、その自然光(太陽光/日照)に加えて照明装置3C(発光ダイオード3a)による前記人工光を照射される。この照明装置3Cは、例えば、植物体1Cや誘引紐2Cに近接して立設された複数の支柱(図示略)に取り付けられ、上述のような照射を行なえる位置に固定されている。また、自然光の当たらない夜間には、必要に応じて、照明装置3Cを用い、発光ダイオード3aによる人工光を生長点1d近傍の茎葉1eに対し照射することが可能である。
上述のような照明装置3Cを用いた、本発明の第3実施形態としての植物の栽培方法によれば、植物体1Cの生長点1d近傍の茎葉1eに対し、主枝1fの生長方向と交わる方向(略横方向)から、発光ダイオード3aを用いて人工光を照射することにより、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード3a)によって、植物体1Cについての光合成/生長の促進を行なうことができる。
このとき、発光ダイオード3aが、生長点1d近傍で生長方向と交わる方向(植物体1Cの頭上を避けた植物体1Cの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Cの側方向に設置されることになるので、自然光(太陽光/日照)と発光ダイオード3aによる人工光とを併用して植物体1Cの栽培を行なう際に、昼間等に発光ダイオード3a(照明装置3C)が上方からの自然光を遮ることがなく、自然光と人工光との両方を効率よく用いて光合成/生長の促進を行なうことができる。また、その際、複数の発光ダイオード3aを帯状に配置した照明装置3Cが、鉛直方向に展張された誘引紐2Cと直交する方向に沿ってそなえられているので、その照明装置3Cが誘引紐2Cを妨げたり誘引紐2Cと干渉したりすることもない。
また、第1,第2実施形態と同様に発光ダイオード3aの特性により植物体1Cの栽培に適した波長域(スペクトル幅)の照射が発熱を伴わずに効率よく行なうことができるほか、自然光の当たらない夜間には発光ダイオード3aによる人工光のみを生長点1d近傍の茎葉1eに対し照射することで、電力消費量が大きく高価な照明装置を用いることなく、簡易な構成による効率の良い人工光の照射(発光ダイオード3a)によって、極めて容易に植物体1Cの開花促進/抑制を行なうことができる。
〔4〕第4実施形態の説明
図4は本発明の第4実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図であり、この図4に示す第4実施形態では、例えば柑橘類,マンゴーのような植物(以下、植物体という)1Dに本発明の栽培方法(植物栽培用照明装置3D)を適用した場合について説明する。
第4実施形態の照明装置3Dも、上述した照明装置3A〜3Cと同様、パネル上において、複数の発光ダイオード(LED発光体)3aを、上下方向に幅を有する帯状にそなえて構成されている。具体的には、照明装置3Dにおいても、発光ダイオード3aが、上下方向(鉛直方向,幅方向)に複数個列状に配置されるとともに、このような列状の発光ダイオード3aが、水平方向(長手方向)に多数列そなえられている。なお、発光ダイオード3aは、帯状の照明装置3Dの両面にそなえてもよい。
そして、照明装置3Dにおける各発光ダイオード3aは、上述した第2,第3実施形態と同様、図示略の電源から電力供給を受けることにより、上述のような植物体1Dの生長点1d近傍(直下)の茎葉1eに対し、植物体1Dの主枝1fの生長方向(略鉛直方向;図4中の上方向)と交わる方向(本実施形態では略直交する方向;水平方向)から、人工光を照射するように配置されている。
つまり、発光ダイオード3aを有する照明装置3Dは、生長点1dの近傍で主枝1fの生長方向と交わる方向(植物体1Dの頭上を避けた植物体1Dの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Dの側方向において生長点1d近傍の茎葉1eに近接して設置されている。第4実施形態でも、第1〜第3実施形態と同様、植物体1Dは、自然光(太陽光/日照)の当たる環境下で栽培され、その自然光(太陽光/日照)に加えて照明装置3D(発光ダイオード3a)による前記人工光を照射される。この照明装置3Dは、例えば、植物体1Cに近接して立設された複数の支柱(図示略)に取り付けられ、上述のような照射を行なえる位置に固定されている。また、自然光の当たらない夜間には、必要に応じて、照明装置3Dを用い、発光ダイオード3aによる人工光を生長点1d近傍の茎葉1eに対し照射することが可能である。
上述のような照明装置3Dを用いた、本発明の第4実施形態としての植物の栽培方法によれば、上述した第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
〔5〕第5実施形態の説明
図5は本発明の第5実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図であり、この図5に示す第5実施形態では、例えばナシ,ブドウのような植物(以下、植物体という)1Eに本発明の栽培方法(植物栽培用照明装置3E)を適用した場合について説明する。一般に、ナシ,ブドウ等の植物(果樹)を栽培する際には、図5に示すように、誘引棚2Eが水辺面内に展張されており、この誘引棚2Eによって、植物体1Eが、下方から上方へさらには水平面内に誘引されながら生長するようになっている。
第5実施形態の照明装置3Eも、上述した照明装置3A〜3Dと同様、パネル上において、複数の発光ダイオード(LED発光体)3aを、上下方向に幅を有する帯状にそなえて構成されている。具体的には、照明装置3Eにおいても、発光ダイオード3aが、上下方向(鉛直方向,幅方向)に複数個列状に配置されるとともに、このような列状の発光ダイオード3aが、水平方向(長手方向)に多数列そなえられている。なお、発光ダイオード3aは、帯状の照明装置3Eの両面にそなえてもよい。
そして、照明装置3Eにおける各発光ダイオード3aは、上述した第2,第3実施形態と同様、図示略の電源から電力供給を受けることにより、上述のような植物体1Eの生長点1d近傍(直下)の茎葉1eに対し、植物体1Eの主枝1fの生長方向(図5中の略水平方向)と交わる方向(本実施形態では水平方向)から、人工光を照射するように配置されている。
つまり、発光ダイオード3aを有する照明装置3Eは、生長点1dの近傍で主枝1fの生長方向と交わる方向(植物体1Eの頭上を避けた植物体1Eの側方面)から照射を行なうべく、植物体1Eの側方向において生長点1d近傍の茎葉1eに近接して設置されている。第5実施形態でも、第1〜第4実施形態と同様、植物体1Eは、自然光(太陽光/日照)の当たる環境下で栽培され、その自然光(太陽光/日照)に加えて照明装置3E(発光ダイオード3a)による前記人工光を照射される。この照明装置3Eは、例えば、植物体1Eに近接して立設された複数の支柱(図示略)、あるいは、誘引棚2Eに取り付けられ、上述のような照射を行なえる位置に固定されている。また、自然光の当たらない夜間には、必要に応じて、照明装置3Eを用い、発光ダイオード3aによる人工光を生長点1d近傍の茎葉1eに対し照射することが可能である。
上述のような照明装置3Eを用いた、本発明の第5実施形態としての植物の栽培方法によれば、上述した第3,第4実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
〔6〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した第1〜第5実施形態の照明装置3A〜3Eでは、パネル上において、複数の発光ダイオード3aを、上下方向に幅を有する帯状にそなえているが、照明装置3A〜3Eが、側方からの自然光(太陽光/日照)をできるだけ遮らないようにするためには、発光ダイオード3aによる照射効果を低下させることなく上記パネルの幅(照射幅/上下方向の幅)をできるだけ狭くし、発光ダイオード3aの照射角度が広くなるように構成することが望ましい。照射角度が広く十分な照射効果をあげることの可能な発光ダイオード3aであれば、帯状(パネル状)の部材ではなく、棒状もしくは紐状(ロープ状)の部材にその発光ダイオード3aを一列に設けることにより、その棒状/紐状の照明装置を構成することも可能である。このような棒状/紐状の照明装置を用いれば、第2実施形態で上述したようなキク,トルコギキョウなど誘引ネット2Bを水平に展帳した一般の草花類の栽培に広く応用することができる。
また、発光ダイオード3aが花蕾1aや生長点1dの近傍(直下)における茎葉1b,1eに対し確実に人工光を照射できるように、花蕾1aや生長点1dの位置(つまりは照射対象の花き1Aや植物1B〜1Eの生長度合い)に応じて、発光ダイオード3aの位置を自動的にもしくは手動で移動したり発光ダイオード3aの照射角度を自動的にもしくは手動で調整したりする機能/機構をそなえてもよい。
以上のように、本発明によれば、発光ダイオードを用いることにより、スイートピー等の花きについての落蕾の発生を確実に抑制し、安定した切花生産を実現できるほか、花きの花芽抑制/花芽形成促進による開花調節や、花き,野菜,果樹などを含む植物についての光合成/生長の促進を行なえる。
従って、本発明は、スイートピー,ラン,キク,トルコギキョウなどの花きの栽培や、花きのみならず野菜,果樹などの各種植物の栽培に用いて好適であり、その有用性は極めて高いものと考えられる。
本発明の第1実施形態としての花きの栽培方法(花き栽培用照明装置)を説明するための模式図である。 本発明の第2実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図である。 本発明の第3実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図である。 本発明の第4実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図である。 本発明の第5実施形態としての植物の栽培方法(植物栽培用照明装置)を説明するための模式図である。
符号の説明
1A 植物体(花き/植物;例えばスイートピー)
1B 植物体(花き/植物;例えばキク,トルコギキョウ)
1C 植物体(植物;例えばトマト,ナス,ピーマン,メロンなどの果菜類)
1D 植物体(植物;例えば柑橘類,マンゴー)
1E 植物体(植物;例えばナシ,ブドウ)
1a 花蕾
1b 花蕾近傍の茎葉
1c 茎
1d 生長点
1e 生長点近傍の茎葉
1f 茎(主枝)
2A,2B 誘引ネット
2C 誘引紐
2E 誘引棚
3A,3B,3C,3D,3E 照明装置(花き/植物栽培用照明装置)
3a 発光ダイオード(LED発光体)

Claims (8)

  1. 花きの上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記花きの茎の生長方向へ誘引しながら栽培する方法であって、
    長手方向に複数の発光ダイオードを配置して帯状または紐状に構成された照明装置を、該照明装置の長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記花きの花蕾直下の略横方向に配置し、
    前記花きの花蕾直下の茎葉に対し、前記花きの茎の生長方向と交わる方向から、前記複数の発光ダイオードを用いて人工光を照射することを特徴とする、花きの栽培方法。
  2. 前記花きを自然光の当たる環境下で栽培するとともに、前記自然光に加えて前記人工光を照射することを特徴とする、請求項1記載の花きの栽培方法。
  3. 自然光の当たらない夜間には前記人工光のみを照射することを特徴とする、請求項2記載の花きの栽培方法。
  4. 植物の上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記植物の生長方向へ誘引しながら栽培する方法であって、
    長手方向に複数の発光ダイオードを配置して帯状または紐状に構成された照明装置を、該照明装置の長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記植物の生長点直下の略横方向に配置し、
    前記植物の生長点直下の茎葉に対し、前記植物の生長方向と交わる方向から、前記複数の発光ダイオードを用いて人工光を照射することを特徴とする、植物の栽培方法。
  5. 前記植物を自然光の当たる環境下で栽培するとともに、前記自然光に加えて前記人工光を照射することを特徴とする、請求項4記載の植物の栽培方法。
  6. 自然光の当たらない夜間には前記人工光のみを照射することを特徴とする、請求項5記載の植物の栽培方法。
  7. 花きの上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記花きの茎の生長方向へ誘引しながら栽培する際に用いられる照明装置であって、
    長手方向に配置され帯状または紐状に構成された複数の発光ダイオードを有し、
    前記複数の発光ダイオードを、該複数の発光ダイオードの長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記花きの花蕾直下の略横方向に配置し、
    前記複数の発光ダイオードが、前記花きの花蕾直下の茎葉に対し、前記花きの茎の生長方向と交わる方向から、人工光を照射することを特徴とする、花き栽培用照明装置。
  8. 植物の上部を、水平面内に展張された誘引部材によって支持して前記植物の生長方向へ誘引しながら栽培する際に用いられる照明装置であって、
    長手方向に配置され帯状または紐状に構成された複数の発光ダイオードを有し、
    前記複数の発光ダイオードを、該複数の発光ダイオードの長手方向が水平方向となるように、前記水平面内に展張された前記誘引部材に沿って設置することによって、各発光ダイオードを前記植物の生長点直下の略横方向に配置し、
    前記複数の発光ダイオードが、前記植物の生長点直下の茎葉に対し、前記植物の生長方向と交わる方向から、人工光を照射することを特徴とする、植物栽培用照明装置。
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